JP2000345238A - 自動車用懸架ばねの製造方法 - Google Patents
自動車用懸架ばねの製造方法Info
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- C21D9/00—Heat treatment, e.g. annealing, hardening, quenching or tempering, adapted for particular articles; Furnaces therefor
- C21D9/02—Heat treatment, e.g. annealing, hardening, quenching or tempering, adapted for particular articles; Furnaces therefor for springs
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- C21—METALLURGY OF IRON
- C21D—MODIFYING THE PHYSICAL STRUCTURE OF FERROUS METALS; GENERAL DEVICES FOR HEAT TREATMENT OF FERROUS OR NON-FERROUS METALS OR ALLOYS; MAKING METAL MALLEABLE, e.g. BY DECARBURISATION OR TEMPERING
- C21D7/00—Modifying the physical properties of iron or steel by deformation
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- C21D7/04—Modifying the physical properties of iron or steel by deformation by cold working of the surface
- C21D7/06—Modifying the physical properties of iron or steel by deformation by cold working of the surface by shot-peening or the like
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- C21—METALLURGY OF IRON
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Abstract
(57)【要約】
【解決手段】 自動車用懸架ばねの製造方法は、引張強
度1910〜2020N/mm2、線径8〜17mmの
線材を冷間でコイルにする冷間コイリング工程と、この
冷間コイリング工程にて成形したコイルに歪取り焼鈍す
る歪取り工程と、常温より高温の状態で前記コイルに所
定荷重を加えて圧縮保持するホットセッチング工程と、
このコイルに多段のショットピーニングを行うショット
ピーニング工程とからなる。 【効果】 ホットセッチング工程及び多段としたショッ
トピーニング工程とを組合わせて、コイル表面から深い
位置及びコイル表面近くの位置に、より高い残留圧縮応
力を与えて、高疲労強度を有する懸架ばねを製造するこ
とができる。
度1910〜2020N/mm2、線径8〜17mmの
線材を冷間でコイルにする冷間コイリング工程と、この
冷間コイリング工程にて成形したコイルに歪取り焼鈍す
る歪取り工程と、常温より高温の状態で前記コイルに所
定荷重を加えて圧縮保持するホットセッチング工程と、
このコイルに多段のショットピーニングを行うショット
ピーニング工程とからなる。 【効果】 ホットセッチング工程及び多段としたショッ
トピーニング工程とを組合わせて、コイル表面から深い
位置及びコイル表面近くの位置に、より高い残留圧縮応
力を与えて、高疲労強度を有する懸架ばねを製造するこ
とができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は高疲労強度を有する
自動車用懸架ばねの製造方法に関する。
自動車用懸架ばねの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】コイルばねの製造方法としては、例え
ば、特公平6−29632号公報「識別塗装を施した
コイルばねとその塗料及び塗装方法」、特開平8−4
1533号公報「コイルばねの製造方法」に記載された
ものが知られている。
ば、特公平6−29632号公報「識別塗装を施した
コイルばねとその塗料及び塗装方法」、特開平8−4
1533号公報「コイルばねの製造方法」に記載された
ものが知られている。
【0003】上記技術,におけるコイルばねの製造
工程を以下に説明する。図4(a),(b)は従来のコ
イルばねの製造工程を説明するフローであり、(a)は
技術、(b)は技術のものである。なお、図中のS
T×××はステップ番号を表す。(a)において、技術
では、 ST100‥冷間コイリング工程でコイル素線を所定径
のコイルに成形する。 ST101‥第1低温焼鈍工程でコイルの低温焼鈍処理
を行う。 ST102‥端面研削工程でコイル端面を研削する。
工程を以下に説明する。図4(a),(b)は従来のコ
イルばねの製造工程を説明するフローであり、(a)は
技術、(b)は技術のものである。なお、図中のS
T×××はステップ番号を表す。(a)において、技術
では、 ST100‥冷間コイリング工程でコイル素線を所定径
のコイルに成形する。 ST101‥第1低温焼鈍工程でコイルの低温焼鈍処理
を行う。 ST102‥端面研削工程でコイル端面を研削する。
【0004】ST103‥ショットピーニング工程でコ
イルに残留圧縮応力を与える。 ST104‥識別塗料塗布工程でコイルに塗料を塗布す
る。 ST105‥第2低温焼鈍工程でコイルの低温焼鈍処理
を行う。 ST106‥ホットセッティング工程でコイルを250
℃の温度下で、15秒間、所定の力を負荷する。
イルに残留圧縮応力を与える。 ST104‥識別塗料塗布工程でコイルに塗料を塗布す
る。 ST105‥第2低温焼鈍工程でコイルの低温焼鈍処理
を行う。 ST106‥ホットセッティング工程でコイルを250
℃の温度下で、15秒間、所定の力を負荷する。
【0005】(b)において、技術では、 ST110‥オイルテンパー線を高温焼戻しして焼鈍し
線とする。 ST111‥焼鈍し線を冷間でコイリングする。 ST112‥コイルばねの焼き入れ、焼戻しを行う。 ST113‥コイルばねの座面を研削する。
線とする。 ST111‥焼鈍し線を冷間でコイリングする。 ST112‥コイルばねの焼き入れ、焼戻しを行う。 ST113‥コイルばねの座面を研削する。
【0006】ST114‥アンモニアガス雰囲気下でコ
イルばねにガス窒化処理を施す。 ST115‥コイルばねに2段ショットピーニングを施
す。 ST116‥2段ショットピーニングを構成する第1シ
ョットピーニングを行う。(粒径0.6〜1.0mmで
表面硬度がビッカース650〜850のカットワイヤを
投射速度70〜100m/sでインペラー投射)
イルばねにガス窒化処理を施す。 ST115‥コイルばねに2段ショットピーニングを施
す。 ST116‥2段ショットピーニングを構成する第1シ
ョットピーニングを行う。(粒径0.6〜1.0mmで
表面硬度がビッカース650〜850のカットワイヤを
投射速度70〜100m/sでインペラー投射)
【0007】ST117‥2段ショットピーニングを構
成する第2ショットピーニングを行う。(粒径0.15
〜0.3mmで表面硬度がビッカース700〜900の
カットワイヤ又は鋼球をエアー圧0.3〜0.7MPa
でエアー投射) ST118‥低温焼鈍を実施し、コイルばねの内部ひず
みを除去する。
成する第2ショットピーニングを行う。(粒径0.15
〜0.3mmで表面硬度がビッカース700〜900の
カットワイヤ又は鋼球をエアー圧0.3〜0.7MPa
でエアー投射) ST118‥低温焼鈍を実施し、コイルばねの内部ひず
みを除去する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記技術におけるシ
ョットピーニングでコイルの残留圧縮応力を大きく高め
る場合には、ショットの粒径を大きくしたり、ショット
の表面硬度を高めたり、投射速度を大きくするが、コイ
ルの表面粗さが大きくなり、かえって応力が集中しやす
くなって疲労強度の低下を招く。
ョットピーニングでコイルの残留圧縮応力を大きく高め
る場合には、ショットの粒径を大きくしたり、ショット
の表面硬度を高めたり、投射速度を大きくするが、コイ
ルの表面粗さが大きくなり、かえって応力が集中しやす
くなって疲労強度の低下を招く。
【0009】また、上記技術の製造工程では、2段シ
ョットピーニングを行っているが、この工程だけではコ
イルの表面から深い位置まで残留圧縮応力を与えること
は難しく、疲労強度を十分に高めることができない。そ
こで、本発明の目的は、耐久限度(τm)687±58
8MPaの高疲労強度を有するばねを製造できる自動車
用懸架ばねの製造方法を提供することにある。
ョットピーニングを行っているが、この工程だけではコ
イルの表面から深い位置まで残留圧縮応力を与えること
は難しく、疲労強度を十分に高めることができない。そ
こで、本発明の目的は、耐久限度(τm)687±58
8MPaの高疲労強度を有するばねを製造できる自動車
用懸架ばねの製造方法を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1は、引張強度1910〜2020N/m
m 2、線径8〜17mmの線材を冷間でコイルにする冷
間コイリング工程と、この冷間コイリング工程にて成形
したコイルに歪取り焼鈍する歪取り工程と、常温より高
温の状態でコイルに所定荷重を加えて圧縮保持するホッ
トセッチング工程と、このコイルに多段のショットピー
ニングを行うショットピーニング工程とからなる。
に請求項1は、引張強度1910〜2020N/m
m 2、線径8〜17mmの線材を冷間でコイルにする冷
間コイリング工程と、この冷間コイリング工程にて成形
したコイルに歪取り焼鈍する歪取り工程と、常温より高
温の状態でコイルに所定荷重を加えて圧縮保持するホッ
トセッチング工程と、このコイルに多段のショットピー
ニングを行うショットピーニング工程とからなる。
【0011】ホットセッチング工程と、多段としたショ
ットピーニング工程とを組合わせ、ホットセッチング工
程でコイル表面から深い位置に残留圧縮応力を与え、更
に、多段のショットピーニング工程でコイル表面近くの
位置に、より高い残留圧縮応力を与えて、高疲労強度を
有する懸架ばねを製造する。
ットピーニング工程とを組合わせ、ホットセッチング工
程でコイル表面から深い位置に残留圧縮応力を与え、更
に、多段のショットピーニング工程でコイル表面近くの
位置に、より高い残留圧縮応力を与えて、高疲労強度を
有する懸架ばねを製造する。
【0012】請求項2は、ホットセッチング工程を、コ
イルの使用最大荷重の少なくとも10%増しの荷重で圧
縮するものとした。コイルの使用最大荷重の10%増し
を下回ると、コイル表面から深い位置に残留圧縮応力を
十分に与えることができない。
イルの使用最大荷重の少なくとも10%増しの荷重で圧
縮するものとした。コイルの使用最大荷重の10%増し
を下回ると、コイル表面から深い位置に残留圧縮応力を
十分に与えることができない。
【0013】請求項3は、多段のショットピーニング
を、1段目の条件として、投射材に、表面のビッカース
硬度が550〜650で、粒径が0.6〜1.0mmの
鋼球又はカットワイヤを用い、それの投射速度を60〜
90m/sとし、2段目の条件として、投射材に、表面
のビッカース硬度が600〜800で、粒径が0.15
〜0.3mmの鋼球又はカットワイヤを用い、それの投
射速度を60〜90m/sとする多段ショットの条件を
少なくとも含むようにした。
を、1段目の条件として、投射材に、表面のビッカース
硬度が550〜650で、粒径が0.6〜1.0mmの
鋼球又はカットワイヤを用い、それの投射速度を60〜
90m/sとし、2段目の条件として、投射材に、表面
のビッカース硬度が600〜800で、粒径が0.15
〜0.3mmの鋼球又はカットワイヤを用い、それの投
射速度を60〜90m/sとする多段ショットの条件を
少なくとも含むようにした。
【0014】多段のショットピーニングの1段目でコイ
ル表面近くの比較的深い位置に残留圧縮応力を与え、2
段目で1段目よりもコイル表面に近い位置に残留圧縮応
力を与え、しかも、1段目より2段目の投射材の粒径を
小さくすることで、コイルの表面粗さが大きくなるのを
抑え、疲労強度の低下を防ぐ。
ル表面近くの比較的深い位置に残留圧縮応力を与え、2
段目で1段目よりもコイル表面に近い位置に残留圧縮応
力を与え、しかも、1段目より2段目の投射材の粒径を
小さくすることで、コイルの表面粗さが大きくなるのを
抑え、疲労強度の低下を防ぐ。
【0015】請求項4は、多段のショットピーニングの
1段目におけるショットピーニングの開始から終了まで
の投射材の単位面積当たりの投射量の下限値を180k
g/m2とし、2段目における投射量の下限値を100
kg/m2とした。1段目の投射量が180kg/m2を
下回る場合は、懸架ばねの表面より比較的深い位置に発
生する残留圧縮応力が小さくなり、2段目の投射量が1
00kg/m2を下回る場合は、懸架ばねの表面近くの
位置に発生する残留応力が小さくなって、懸架ばねの疲
労強度が低下し、所定の耐久条件を満足しない。
1段目におけるショットピーニングの開始から終了まで
の投射材の単位面積当たりの投射量の下限値を180k
g/m2とし、2段目における投射量の下限値を100
kg/m2とした。1段目の投射量が180kg/m2を
下回る場合は、懸架ばねの表面より比較的深い位置に発
生する残留圧縮応力が小さくなり、2段目の投射量が1
00kg/m2を下回る場合は、懸架ばねの表面近くの
位置に発生する残留応力が小さくなって、懸架ばねの疲
労強度が低下し、所定の耐久条件を満足しない。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を添付図に基
づいて以下に説明する。図1は本発明に係る自動車用懸
架ばねの製造工程を説明するフローであり、図中のST
××はステップ番号を表わす。自動車用懸架ばねは、例
えば、高周波焼入線又はJIS G 3560で規定す
るオイルテンパー線(引張強度1910〜2020N/
mm2、線径8〜17mm)により製造するものであ
る。
づいて以下に説明する。図1は本発明に係る自動車用懸
架ばねの製造工程を説明するフローであり、図中のST
××はステップ番号を表わす。自動車用懸架ばねは、例
えば、高周波焼入線又はJIS G 3560で規定す
るオイルテンパー線(引張強度1910〜2020N/
mm2、線径8〜17mm)により製造するものであ
る。
【0017】ST01‥上記した線材を冷間コイリング
工程でコイルにする。 ST02‥ST01でコイル内部に生じた歪みを除去す
るために、温度350〜450℃、15〜30分で歪取
り焼鈍する。(歪取り工程) ST03‥ST02での余熱を利用して200〜350
℃の温度下で、懸架ばねの使用最大荷重の少なくとも1
0%増しの荷重をコイルに加えて1〜2秒間程度圧縮保
持する。(ホットセッチング工程) ST04‥コイルの座面を研削する。この工程はコイル
によって省いても差し支えない。
工程でコイルにする。 ST02‥ST01でコイル内部に生じた歪みを除去す
るために、温度350〜450℃、15〜30分で歪取
り焼鈍する。(歪取り工程) ST03‥ST02での余熱を利用して200〜350
℃の温度下で、懸架ばねの使用最大荷重の少なくとも1
0%増しの荷重をコイルに加えて1〜2秒間程度圧縮保
持する。(ホットセッチング工程) ST04‥コイルの座面を研削する。この工程はコイル
によって省いても差し支えない。
【0018】ST05‥以下の条件で多段のショットピ
ーニングを構成する1段目ショットピーニングを行う。 1.投射材 表面硬度:550〜650HV(ビッカース硬度。以下
同様。) 粒径 :0.6〜1.0mm 種類 :鋼球又はカットワイヤ 2.投射方法 インペラ式(遠心投射式) 3.投射速度 60〜90m/s 4.投射量(ショットピーニングの開始から終了までに
投射する単位面積当たりの投射材の最小投射量) 180kg/m2
ーニングを構成する1段目ショットピーニングを行う。 1.投射材 表面硬度:550〜650HV(ビッカース硬度。以下
同様。) 粒径 :0.6〜1.0mm 種類 :鋼球又はカットワイヤ 2.投射方法 インペラ式(遠心投射式) 3.投射速度 60〜90m/s 4.投射量(ショットピーニングの開始から終了までに
投射する単位面積当たりの投射材の最小投射量) 180kg/m2
【0019】ST06‥以下の条件で多段のショットピ
ーニングを構成する2段目ショットピーニングを行う。 1.投射材 表面硬度:600〜800HV 粒径 :0.15〜0.3mm 種類 :鋼球又はカットワイヤ 2.投射方法 インペラ式(遠心投射式) 3.投射速度 60〜90m/s 4.投射量(ショットピーニングの開始から終了までに
投射する単位面積当たりの投射材の最小投射量) 100kg/m2 ST07‥コイルに塗装する。この工程はコイルによっ
て省いても差し支えない。 以上の工程により、自動車用懸架ばねの製造が完了す
る。
ーニングを構成する2段目ショットピーニングを行う。 1.投射材 表面硬度:600〜800HV 粒径 :0.15〜0.3mm 種類 :鋼球又はカットワイヤ 2.投射方法 インペラ式(遠心投射式) 3.投射速度 60〜90m/s 4.投射量(ショットピーニングの開始から終了までに
投射する単位面積当たりの投射材の最小投射量) 100kg/m2 ST07‥コイルに塗装する。この工程はコイルによっ
て省いても差し支えない。 以上の工程により、自動車用懸架ばねの製造が完了す
る。
【0020】このように、冷間コイリング工程を採用す
ることにより、熱間コイリングを施す場合の加熱用設備
が不要になり、設備投資の削減を図ることができる。ま
た、ST03のホットセッチング工程では、前工程の余
熱を利用するので、別に加熱する必要がないため、製造
コストを減らすことができる。
ることにより、熱間コイリングを施す場合の加熱用設備
が不要になり、設備投資の削減を図ることができる。ま
た、ST03のホットセッチング工程では、前工程の余
熱を利用するので、別に加熱する必要がないため、製造
コストを減らすことができる。
【0021】次に線材の引張強度による疲労耐久テスト
の結果を表1で説明する。
の結果を表1で説明する。
【0022】
【表1】
【0023】表1は線材の引張強度による疲労耐久テス
トの結果を実施例1〜実施例3及び比較例1、比較例2
で説明するものである。疲労耐久テストは、懸架ばねに
所定の繰返し荷重を加えて応力振幅を与え、懸架ばねが
折損する繰返し数(耐久回数)が基準の繰返し数以上の
場合に「○」(OK)とし、懸架ばねが折損する繰返し
数が基準の繰返し数未満の場合に「×」(NG)とする
ものである。この耐久テスト結果は、「○」が耐久回数
30×104回以上、「×」が耐久回数30×104回未
満である。
トの結果を実施例1〜実施例3及び比較例1、比較例2
で説明するものである。疲労耐久テストは、懸架ばねに
所定の繰返し荷重を加えて応力振幅を与え、懸架ばねが
折損する繰返し数(耐久回数)が基準の繰返し数以上の
場合に「○」(OK)とし、懸架ばねが折損する繰返し
数が基準の繰返し数未満の場合に「×」(NG)とする
ものである。この耐久テスト結果は、「○」が耐久回数
30×104回以上、「×」が耐久回数30×104回未
満である。
【0024】テスト用試料の仕様、ショットピーニング
工程の条件は以下のようになる。 ・仕様 線径:11.6mm ばね定数:38,4N/mm 総巻数:8.9 外径:100mm 自由長:340mm
工程の条件は以下のようになる。 ・仕様 線径:11.6mm ばね定数:38,4N/mm 総巻数:8.9 外径:100mm 自由長:340mm
【0025】・1段目ショットピーニング条件 投射材 表面硬度:580HV 粒径:0.8mm 種類:カットワイヤ 投射速度 80m/s
【0026】・2段目ショットピーニング条件 投射材 表面硬度:700HV 粒径:0.2mm 種類:鋼球 投射速度 80m/s なお、他の工程については、図1の条件を満たすものと
する。
する。
【0027】実施例1:引張強度1910N/mm2、
表面硬度550HV 冷間コイリング時の折損率が0%であり、耐久テスト結
果が○であるから、判定は○(OK)とした。 実施例2:引張強度1960N/mm2、表面硬度56
0HV 冷間コイリング時の折損率が0%であり、耐久テスト結
果が○であるから、判定は○(OK)とした。 実施例3:引張強度2020N/mm2、表面硬度58
0HV 冷間コイリング時の折損率が0%であり、耐久テスト結
果が○であるから、判定は○(OK)とした。
表面硬度550HV 冷間コイリング時の折損率が0%であり、耐久テスト結
果が○であるから、判定は○(OK)とした。 実施例2:引張強度1960N/mm2、表面硬度56
0HV 冷間コイリング時の折損率が0%であり、耐久テスト結
果が○であるから、判定は○(OK)とした。 実施例3:引張強度2020N/mm2、表面硬度58
0HV 冷間コイリング時の折損率が0%であり、耐久テスト結
果が○であるから、判定は○(OK)とした。
【0028】比較例1:引張強度1900N/mm2 冷間コイリング時の折損率は0%であるが、耐久テスト
結果が×であるため、判定は×(NG)とする。 比較例2:引張強度2100N/mm2、表面硬度62
0HV 冷間コイリング時の折損率は1.2%であるが、耐久テ
スト結果が○であるため、判定は×(NG)とする。 以上の実施例1〜実施例3の判定より、本発明の自動車
用懸架ばねを製造するための線材の引張強度を1910
〜2020N/mm2とする。
結果が×であるため、判定は×(NG)とする。 比較例2:引張強度2100N/mm2、表面硬度62
0HV 冷間コイリング時の折損率は1.2%であるが、耐久テ
スト結果が○であるため、判定は×(NG)とする。 以上の実施例1〜実施例3の判定より、本発明の自動車
用懸架ばねを製造するための線材の引張強度を1910
〜2020N/mm2とする。
【0029】この時の実施例1〜実施例3及び比較例
1、比較例2でそれぞれ複数個の試料を用い、且つ応力
振幅をそれぞれ異ならせて耐久テストを行うことによ
り、応力振幅と耐久回数とから引張強度1910〜20
20N/mm2の線材で製造した懸架ばねの耐久限度と
して、687(平均応力)±588(応力振幅)MPa
という結果が得られた。
1、比較例2でそれぞれ複数個の試料を用い、且つ応力
振幅をそれぞれ異ならせて耐久テストを行うことによ
り、応力振幅と耐久回数とから引張強度1910〜20
20N/mm2の線材で製造した懸架ばねの耐久限度と
して、687(平均応力)±588(応力振幅)MPa
という結果が得られた。
【0030】また、上記表1に示した表面硬度は引張強
度1910〜2020N/mm2の範囲では、550〜
580HVであり、これに使用するショットピーニング
の投射材の表面硬度は、被投射物であるコイルの表面硬
度に対して大き過ぎると破損し、小さいと充分に残留圧
縮応力が与えられないので、下限を550HVとし、上
限を、余裕を加味して、引張強度2100N/mm2の
ものの表面硬度620HVとほぼ同等の650HVとす
る。
度1910〜2020N/mm2の範囲では、550〜
580HVであり、これに使用するショットピーニング
の投射材の表面硬度は、被投射物であるコイルの表面硬
度に対して大き過ぎると破損し、小さいと充分に残留圧
縮応力が与えられないので、下限を550HVとし、上
限を、余裕を加味して、引張強度2100N/mm2の
ものの表面硬度620HVとほぼ同等の650HVとす
る。
【0031】次にホットセッチングの効果を説明する。
図2は本発明に係るホットセッチングの効果を説明する
グラフであり、縦軸は懸架ばねの残留応力(便宜上、縦
軸の上側をマイナス側、下側をプラス側とし、上側を圧
縮応力、下側を引張応力とした。)、横軸は懸架ばね表
面からの深さを表す。なお、このグラフは、1960N
/mm2の線材より製造した懸架ばねの残留応力を示
す。ホットセッチングの条件は以下の通りである。 セッチング温度:230℃ セッチング荷重:懸架ばねの使用最大荷重の10%増し
の荷重 セッチング時間:2秒
図2は本発明に係るホットセッチングの効果を説明する
グラフであり、縦軸は懸架ばねの残留応力(便宜上、縦
軸の上側をマイナス側、下側をプラス側とし、上側を圧
縮応力、下側を引張応力とした。)、横軸は懸架ばね表
面からの深さを表す。なお、このグラフは、1960N
/mm2の線材より製造した懸架ばねの残留応力を示
す。ホットセッチングの条件は以下の通りである。 セッチング温度:230℃ セッチング荷重:懸架ばねの使用最大荷重の10%増し
の荷重 セッチング時間:2秒
【0032】図において、試料としては、以下に示す工
程違いの〜である。なお、各工程の内容について
は、図1で説明したものである。 冷間コイリング工程のみ実施。 冷間コイリング工程→歪取り工程(歪取り焼鈍)を順
次実施。 冷間コイリング工程→歪取り工程(歪取り焼鈍)→常
温セッチング工程(常温でのセッチング工程)を順次実
施。
程違いの〜である。なお、各工程の内容について
は、図1で説明したものである。 冷間コイリング工程のみ実施。 冷間コイリング工程→歪取り工程(歪取り焼鈍)を順
次実施。 冷間コイリング工程→歪取り工程(歪取り焼鈍)→常
温セッチング工程(常温でのセッチング工程)を順次実
施。
【0033】冷間コイリング工程→歪取り工程(歪取
り焼鈍)→常温セッチング工程→1・2段目のショット
ピーニング工程を順次実施。 冷間コイリング工程→歪取り工程(歪取り焼鈍)→ホ
ットセッチング工程を順次実施。 冷間コイリング工程→歪取り工程(歪取り焼鈍)→ホ
ットセッチング工程→1・2段目のショットピーニング
工程を順次実施。
り焼鈍)→常温セッチング工程→1・2段目のショット
ピーニング工程を順次実施。 冷間コイリング工程→歪取り工程(歪取り焼鈍)→ホ
ットセッチング工程を順次実施。 冷間コイリング工程→歪取り工程(歪取り焼鈍)→ホ
ットセッチング工程→1・2段目のショットピーニング
工程を順次実施。
【0034】の工程では、コイルに引張側の残留応力
が発生し、の工程及びの常温セッチングを行った工
程においても、小さな引張側の残留応力が発生する。
の工程に1・2段目のショットピーニング工程を加えた
の工程では、コイルの表面近くの位置に圧縮側の残留
応力が発生するが、表面から深い位置の圧縮側の残留応
力は小さく、深さが0.2mm近傍より深い位置では引
張側の残留圧縮応力が発生する。
が発生し、の工程及びの常温セッチングを行った工
程においても、小さな引張側の残留応力が発生する。
の工程に1・2段目のショットピーニング工程を加えた
の工程では、コイルの表面近くの位置に圧縮側の残留
応力が発生するが、表面から深い位置の圧縮側の残留応
力は小さく、深さが0.2mm近傍より深い位置では引
張側の残留圧縮応力が発生する。
【0035】のホットセッチングを含む工程では、コ
イル表面から深い位置まで残留応力が圧縮側となり、こ
のの工程に1・2段目のショットピーニング工程を加
えたの工程(本発明の請求項1の工程)では、コイル
の表面近くの位置から深い位置まで圧縮側の残留応力が
発生する。
イル表面から深い位置まで残留応力が圧縮側となり、こ
のの工程に1・2段目のショットピーニング工程を加
えたの工程(本発明の請求項1の工程)では、コイル
の表面近くの位置から深い位置まで圧縮側の残留応力が
発生する。
【0036】ここで、上記したのホットセッチングを
実施した工程と、のホットセッチングを実施しなかっ
た工程とを比較すると、の工程では、の工程に対し
て懸架ばね表面からの深さが大きな位置、特に懸架ばね
表面からの深さが0.2mmを越える範囲までも残留圧
縮応力が発生している。このように、ホットセッチング
は、懸架ばねのへたりを防止する他に懸架ばねの表面か
ら深い位置まで残留圧縮応力を与え、懸架ばねの疲労強
度を向上させることができる。
実施した工程と、のホットセッチングを実施しなかっ
た工程とを比較すると、の工程では、の工程に対し
て懸架ばね表面からの深さが大きな位置、特に懸架ばね
表面からの深さが0.2mmを越える範囲までも残留圧
縮応力が発生している。このように、ホットセッチング
は、懸架ばねのへたりを防止する他に懸架ばねの表面か
ら深い位置まで残留圧縮応力を与え、懸架ばねの疲労強
度を向上させることができる。
【0037】次にホットセッチングと常温セッチングと
の耐久テスト結果を表2で比較する。
の耐久テスト結果を表2で比較する。
【0038】
【表2】
【0039】表2はホットセッチングと常温セッチング
との耐久テスト結果を実施例4〜実施例9、比較例3〜
比較例8で比較するものである。この時の1段目ショッ
トピーニングの条件は、粒径0.6mmのカットワイヤ
で、投射速度60m/sとし、投射材の投射量を470
kg/m2としたものであり、2段目ショットピーニン
グの条件は、粒径0.15mmの鋼球で、投射速度60
m/sとし、投射材の投射量を240kg/m2とした
ものである。なお、他の工程については、図1で示した
条件を満足するものである。この耐久テスト結果は、
「○」が耐久回数30×104回以上、「×」が耐久回
数30×104回未満である。
との耐久テスト結果を実施例4〜実施例9、比較例3〜
比較例8で比較するものである。この時の1段目ショッ
トピーニングの条件は、粒径0.6mmのカットワイヤ
で、投射速度60m/sとし、投射材の投射量を470
kg/m2としたものであり、2段目ショットピーニン
グの条件は、粒径0.15mmの鋼球で、投射速度60
m/sとし、投射材の投射量を240kg/m2とした
ものである。なお、他の工程については、図1で示した
条件を満足するものである。この耐久テスト結果は、
「○」が耐久回数30×104回以上、「×」が耐久回
数30×104回未満である。
【0040】実施例4:引張強度1910N/mm2、
ホットセッチング、セッチング荷重は使用最大荷重の1
0%増し。耐久テスト結果は○である。 実施例5:引張強度1960N/mm2、ホットセッチ
ング、セッチング荷重は使用最大荷重の10%増し。耐
久テスト結果は○である。 実施例6:引張強度2020N/mm2、ホットセッチ
ング、セッチング荷重は使用最大荷重の10%増し。耐
久テスト結果は○である。
ホットセッチング、セッチング荷重は使用最大荷重の1
0%増し。耐久テスト結果は○である。 実施例5:引張強度1960N/mm2、ホットセッチ
ング、セッチング荷重は使用最大荷重の10%増し。耐
久テスト結果は○である。 実施例6:引張強度2020N/mm2、ホットセッチ
ング、セッチング荷重は使用最大荷重の10%増し。耐
久テスト結果は○である。
【0041】上記した実施例4〜実施例6では、引張強
度1910〜2020N/mm2の範囲で耐久テスト結
果が○であり、上記引張強度範囲内のもので懸架ばねを
製造する場合に皆同一条件でホットセッチングが行える
ので生産性は○である。従って、実施例4〜実施例6の
判定は、それぞれ○(OK)である。
度1910〜2020N/mm2の範囲で耐久テスト結
果が○であり、上記引張強度範囲内のもので懸架ばねを
製造する場合に皆同一条件でホットセッチングが行える
ので生産性は○である。従って、実施例4〜実施例6の
判定は、それぞれ○(OK)である。
【0042】実施例7:引張強度1910N/mm2、
ホットセッチング、セッチング荷重は使用最大荷重の3
0%増し。耐久テスト結果は○である。 実施例8:引張強度1960N/mm2、ホットセッチ
ング、セッチング荷重は使用最大荷重の30%増し。耐
久テスト結果は○である。 実施例9:引張強度2020N/mm2、ホットセッチ
ング、セッチング荷重は使用最大荷重の30%増し。耐
久テスト結果は○である。
ホットセッチング、セッチング荷重は使用最大荷重の3
0%増し。耐久テスト結果は○である。 実施例8:引張強度1960N/mm2、ホットセッチ
ング、セッチング荷重は使用最大荷重の30%増し。耐
久テスト結果は○である。 実施例9:引張強度2020N/mm2、ホットセッチ
ング、セッチング荷重は使用最大荷重の30%増し。耐
久テスト結果は○である。
【0043】上記した実施例7〜実施例9では、引張強
度1910〜2020N/mm2の範囲で耐久テスト結
果が○であり、上記引張強度範囲内のもので懸架ばねを
製造する場合に皆同一条件でホットセッチングが行える
ので生産性は○である。従って、実施例7〜実施例9の
判定は、それぞれ○(OK)である。
度1910〜2020N/mm2の範囲で耐久テスト結
果が○であり、上記引張強度範囲内のもので懸架ばねを
製造する場合に皆同一条件でホットセッチングが行える
ので生産性は○である。従って、実施例7〜実施例9の
判定は、それぞれ○(OK)である。
【0044】比較例3:引張強度1910N/mm2、
常温セッチング、セッチング荷重は使用最大荷重の10
%増し。耐久テスト結果は×である。 比較例4:引張強度1960N/mm2、常温セッチン
グ、セッチング荷重は使用最大荷重の10%増し。耐久
テスト結果は×である。 比較例5:引張強度2020N/mm2、常温セッチン
グ、セッチング荷重は使用最大荷重の10%増し。耐久
テスト結果は○である。
常温セッチング、セッチング荷重は使用最大荷重の10
%増し。耐久テスト結果は×である。 比較例4:引張強度1960N/mm2、常温セッチン
グ、セッチング荷重は使用最大荷重の10%増し。耐久
テスト結果は×である。 比較例5:引張強度2020N/mm2、常温セッチン
グ、セッチング荷重は使用最大荷重の10%増し。耐久
テスト結果は○である。
【0045】上記した比較例3〜比較例5では、引張強
度2020N/mm2の線材から製造した懸架ばねの耐
久テスト結果だけが○であり、製造する場合に他の引張
強度1910N/mm2のもの及び引張強度1960N
/mm2のものを引張強度2020N/mm2のものと異
なる条件でセッチングすることになるため、生産性は×
である。従って、比較例3〜比較例5の判定は、それぞ
れ×(NG)である。
度2020N/mm2の線材から製造した懸架ばねの耐
久テスト結果だけが○であり、製造する場合に他の引張
強度1910N/mm2のもの及び引張強度1960N
/mm2のものを引張強度2020N/mm2のものと異
なる条件でセッチングすることになるため、生産性は×
である。従って、比較例3〜比較例5の判定は、それぞ
れ×(NG)である。
【0046】比較例6:引張強度1910N/mm2、
ホットセッチング、セッチング荷重は使用最大荷重の5
%増し。耐久テスト結果は×である。 比較例7:引張強度1960N/mm2、ホットセッチ
ング、セッチング荷重は使用最大荷重の5%増し。耐久
テスト結果は×である。 比較例8:引張強度2020N/mm2、ホットセッチ
ング、セッチング荷重は使用最大荷重の5%増し。耐久
テスト結果は○である。
ホットセッチング、セッチング荷重は使用最大荷重の5
%増し。耐久テスト結果は×である。 比較例7:引張強度1960N/mm2、ホットセッチ
ング、セッチング荷重は使用最大荷重の5%増し。耐久
テスト結果は×である。 比較例8:引張強度2020N/mm2、ホットセッチ
ング、セッチング荷重は使用最大荷重の5%増し。耐久
テスト結果は○である。
【0047】上記した比較例6〜比較例8では、引張強
度2020N/mm2の線材から製造した懸架ばねの耐
久テスト結果だけが○であり、製造する場合に他の引張
強度1910N/mm2のもの及び引張強度1960N
/mm2のものを引張強度2020N/mm2のものと異
なる条件でセッチングすることになるため、生産性は×
である。従って、比較例6〜比較例8の判定は、それぞ
れ×(NG)である。以上の判定から、ホットセッチン
グ工程のセッチング荷重(圧縮荷重)を、懸架ばねの使
用最大荷重の少なくとも10%増しとし、更に好ましく
は懸架ばねの使用最大荷重の10%増し〜30%増しの
範囲とする。
度2020N/mm2の線材から製造した懸架ばねの耐
久テスト結果だけが○であり、製造する場合に他の引張
強度1910N/mm2のもの及び引張強度1960N
/mm2のものを引張強度2020N/mm2のものと異
なる条件でセッチングすることになるため、生産性は×
である。従って、比較例6〜比較例8の判定は、それぞ
れ×(NG)である。以上の判定から、ホットセッチン
グ工程のセッチング荷重(圧縮荷重)を、懸架ばねの使
用最大荷重の少なくとも10%増しとし、更に好ましく
は懸架ばねの使用最大荷重の10%増し〜30%増しの
範囲とする。
【0048】次に1段目・2段目ショットピーニングの
投射材の投射量による耐久テスト結果を表3で説明す
る。
投射材の投射量による耐久テスト結果を表3で説明す
る。
【0049】
【表3】
【0050】表3は1段目・2段目ショットピーニング
の投射材の投射量による耐久テスト結果を実施例10〜
実施例21、比較例9〜比較例14で説明するものであ
る。この時の1段目ショットピーニングの条件は、粒径
0.8mmのカットワイヤで、投射速度80m/sとし
たものであり、2段目ショットピーニングの条件は、粒
径0.2mmの鋼球で、投射速度80m/sとしたもの
である。なお、他の工程については、図1で示した条件
を満足するものである。
の投射材の投射量による耐久テスト結果を実施例10〜
実施例21、比較例9〜比較例14で説明するものであ
る。この時の1段目ショットピーニングの条件は、粒径
0.8mmのカットワイヤで、投射速度80m/sとし
たものであり、2段目ショットピーニングの条件は、粒
径0.2mmの鋼球で、投射速度80m/sとしたもの
である。なお、他の工程については、図1で示した条件
を満足するものである。
【0051】実施例10:引張強度1910N/m
m2、1段目投射量470kg/m2、2段目投射量24
0kg/m2。耐久テスト結果は○である。 実施例11:引張強度1960N/mm2、1段目投射
量470kg/m2、2段目投射量240kg/m2。耐
久テスト結果は○である。 実施例12:引張強度2020N/mm2、1段目投射
量470kg/m2、2段目投射量240kg/m2。耐
久テスト結果は○である。
m2、1段目投射量470kg/m2、2段目投射量24
0kg/m2。耐久テスト結果は○である。 実施例11:引張強度1960N/mm2、1段目投射
量470kg/m2、2段目投射量240kg/m2。耐
久テスト結果は○である。 実施例12:引張強度2020N/mm2、1段目投射
量470kg/m2、2段目投射量240kg/m2。耐
久テスト結果は○である。
【0052】実施例13:引張強度1910N/m
m2、1段目投射量200kg/m2、2段目投射量24
0kg/m2。耐久テスト結果は○である。 実施例14:引張強度1960N/mm2、1段目投射
量200kg/m2、2段目投射量240kg/m2。耐
久テスト結果は○である。 実施例15:引張強度2020N/mm2、1段目投射
量200kg/m2、2段目投射量240kg/m2。耐
久テスト結果は○である。
m2、1段目投射量200kg/m2、2段目投射量24
0kg/m2。耐久テスト結果は○である。 実施例14:引張強度1960N/mm2、1段目投射
量200kg/m2、2段目投射量240kg/m2。耐
久テスト結果は○である。 実施例15:引張強度2020N/mm2、1段目投射
量200kg/m2、2段目投射量240kg/m2。耐
久テスト結果は○である。
【0053】比較例9:引張強度1910N/mm2、
1段目投射量165kg/m2、2段目投射量240k
g/m2。耐久テスト結果は×である。 比較例10:引張強度1960N/mm2、1段目投射
量165kg/m2、2段目投射量240kg/m2。耐
久テスト結果は×である。 比較例11:引張強度2020N/mm2、1段目投射
量165kg/m2、2段目投射量240kg/m2。耐
久テスト結果は○である。
1段目投射量165kg/m2、2段目投射量240k
g/m2。耐久テスト結果は×である。 比較例10:引張強度1960N/mm2、1段目投射
量165kg/m2、2段目投射量240kg/m2。耐
久テスト結果は×である。 比較例11:引張強度2020N/mm2、1段目投射
量165kg/m2、2段目投射量240kg/m2。耐
久テスト結果は○である。
【0054】実施例16:引張強度1910N/m
m2、1段目投射量200kg/m2、2段目投射量12
0kg/m2。耐久テスト結果は○である。 実施例17:引張強度1960N/mm2、1段目投射
量200kg/m2、2段目投射量120kg/m2。耐
久テスト結果は○である。 実施例18:引張強度2020N/mm2、1段目投射
量200kg/m2、2段目投射量120kg/m2。耐
久テスト結果は○である。
m2、1段目投射量200kg/m2、2段目投射量12
0kg/m2。耐久テスト結果は○である。 実施例17:引張強度1960N/mm2、1段目投射
量200kg/m2、2段目投射量120kg/m2。耐
久テスト結果は○である。 実施例18:引張強度2020N/mm2、1段目投射
量200kg/m2、2段目投射量120kg/m2。耐
久テスト結果は○である。
【0055】比較例12:引張強度1910N/m
m2、1段目投射量200kg/m2、2段目投射量80
kg/m2。耐久テスト結果は×である。 比較例13:引張強度1960N/mm2、1段目投射
量200kg/m2、2段目投射量80kg/m2。耐久
テスト結果は×である。 比較例14:引張強度2020N/mm2、1段目投射
量200kg/m2、2段目投射量80kg/m2。耐久
テスト結果は×である。
m2、1段目投射量200kg/m2、2段目投射量80
kg/m2。耐久テスト結果は×である。 比較例13:引張強度1960N/mm2、1段目投射
量200kg/m2、2段目投射量80kg/m2。耐久
テスト結果は×である。 比較例14:引張強度2020N/mm2、1段目投射
量200kg/m2、2段目投射量80kg/m2。耐久
テスト結果は×である。
【0056】実施例19:引張強度1910N/m
m2、1段目投射量180kg/m2、2段目投射量10
0kg/m2。耐久テスト結果は○である。 実施例20:引張強度1960N/mm2、1段目投射
量180kg/m2、2段目投射量100kg/m2。耐
久テスト結果は○である。 実施例21:引張強度2020N/mm2、1段目投射
量180kg/m2、2段目投射量100kg/m2。耐
久テスト結果は○である。
m2、1段目投射量180kg/m2、2段目投射量10
0kg/m2。耐久テスト結果は○である。 実施例20:引張強度1960N/mm2、1段目投射
量180kg/m2、2段目投射量100kg/m2。耐
久テスト結果は○である。 実施例21:引張強度2020N/mm2、1段目投射
量180kg/m2、2段目投射量100kg/m2。耐
久テスト結果は○である。
【0057】従って、実施例10〜実施例21の判定は
○(OK)、比較例9、比較例10及び比較例12〜比
較例14の判定は×(NG)である。比較例11につい
ては、引張強度2020N/mm2の線材から製造した
懸架ばねの耐久テスト結果だけが○であり、製造する場
合に他の引張強度1910N/mm2のもの及び引張強
度1960N/mm2のものを引張強度2020N/m
m2のものと異なる条件でショットピーニング等を行う
ことになり、生産性は悪くなるため、判定は△である。
○(OK)、比較例9、比較例10及び比較例12〜比
較例14の判定は×(NG)である。比較例11につい
ては、引張強度2020N/mm2の線材から製造した
懸架ばねの耐久テスト結果だけが○であり、製造する場
合に他の引張強度1910N/mm2のもの及び引張強
度1960N/mm2のものを引張強度2020N/m
m2のものと異なる条件でショットピーニング等を行う
ことになり、生産性は悪くなるため、判定は△である。
【0058】以上の判定から、1段目ショットピーニン
グの投射材の投射量の下限値を180kg/m2、2段
目ショットピーニングの投射材の投射量の下限値を10
0kg/m2とする。
グの投射材の投射量の下限値を180kg/m2、2段
目ショットピーニングの投射材の投射量の下限値を10
0kg/m2とする。
【0059】次に1段目・2段目ショットピーニングの
投射材の投射量による懸架ばねの残留応力を説明する。
図3は本発明に係るショットピーニングの投射材の投射
量による懸架ばねの残留応力を説明するグラフであり、
縦軸は懸架ばねの残留応力(圧縮応力であり、便宜上、
縦軸の上方ほどマイナスの値が大きくなるようにし
た。)、横軸は懸架ばね表面からの深さを表す。なお、
このグラフは、1910N/mm2の線材より製造した
懸架ばねの残留応力を示す。試料としては、投射量が
(1)1段目420kg/m2、2段目240kg/
m2、(2)1段目200kg/m2、2段目120kg
/m2、(3)1段目180kg/m2、2段目100k
g/m2、(4)1段目165kg/m2、2段目240
kg/m2、(5)1段目200kg/m2、2段目80
kg/m2である。
投射材の投射量による懸架ばねの残留応力を説明する。
図3は本発明に係るショットピーニングの投射材の投射
量による懸架ばねの残留応力を説明するグラフであり、
縦軸は懸架ばねの残留応力(圧縮応力であり、便宜上、
縦軸の上方ほどマイナスの値が大きくなるようにし
た。)、横軸は懸架ばね表面からの深さを表す。なお、
このグラフは、1910N/mm2の線材より製造した
懸架ばねの残留応力を示す。試料としては、投射量が
(1)1段目420kg/m2、2段目240kg/
m2、(2)1段目200kg/m2、2段目120kg
/m2、(3)1段目180kg/m2、2段目100k
g/m2、(4)1段目165kg/m2、2段目240
kg/m2、(5)1段目200kg/m2、2段目80
kg/m2である。
【0060】(2)の試料に対して、1段目及び2段目
を増した(1)は、耐久テスト結果がOKであるが、
(2),(3)よりも全体的に残留応力が大きくなる傾
向にあり、また、(2)に対して投射量を増やしても耐
久性に差がなく、ショット粒が無駄になり、ショット機
が大型になるので、好適とは言えない。
を増した(1)は、耐久テスト結果がOKであるが、
(2),(3)よりも全体的に残留応力が大きくなる傾
向にあり、また、(2)に対して投射量を増やしても耐
久性に差がなく、ショット粒が無駄になり、ショット機
が大型になるので、好適とは言えない。
【0061】(2),(3)の試料に対して、1段目の
投射量を減らした(4)の試料では、懸架ばねの表面か
ら深い位置、即ち略0.1mmを越える位置に発生する
残留応力が小さく、表3にも示したように耐久テストは
NGとなる。また、(2)の試料に対して、2段目の投
射量を減らした(5)の試料では、懸架ばねの表面近く
の位置、即ち略0.05mmを下回る位置に発生する残
留応力が小さく、表3にも示したように耐久テストはN
Gとなる。
投射量を減らした(4)の試料では、懸架ばねの表面か
ら深い位置、即ち略0.1mmを越える位置に発生する
残留応力が小さく、表3にも示したように耐久テストは
NGとなる。また、(2)の試料に対して、2段目の投
射量を減らした(5)の試料では、懸架ばねの表面近く
の位置、即ち略0.05mmを下回る位置に発生する残
留応力が小さく、表3にも示したように耐久テストはN
Gとなる。
【0062】従って、ショットピーニングにおける投射
材の投射量の最も好適な条件としては、(2)及び
(3)の試料より、1段目180〜200kg/m2、
2段目100〜120kg/m2の範囲である。
材の投射量の最も好適な条件としては、(2)及び
(3)の試料より、1段目180〜200kg/m2、
2段目100〜120kg/m2の範囲である。
【0063】尚、本発明の自動車用懸架ばねを製造する
線材は、オイルテンパー線又は高周波焼入線としたが、
これに限るものではなく、要は1910〜2020N/
mm 2の引張強度を有するものであればよい。
線材は、オイルテンパー線又は高周波焼入線としたが、
これに限るものではなく、要は1910〜2020N/
mm 2の引張強度を有するものであればよい。
【0064】また、本発明の多段のショットピーニング
は、耐久限度に応じて段数を増やしてもよく、例えば、
1段目の前に1・2段目とは違う条件のショットピーニ
ングを行って3段としてもよく、1段目の前と2段目の
後に1・2段目とは違う条件のショットピーニングをそ
れぞれ行って4段としてもよい。
は、耐久限度に応じて段数を増やしてもよく、例えば、
1段目の前に1・2段目とは違う条件のショットピーニ
ングを行って3段としてもよく、1段目の前と2段目の
後に1・2段目とは違う条件のショットピーニングをそ
れぞれ行って4段としてもよい。
【0065】
【発明の効果】本発明は上記構成により次の効果を発揮
する。請求項1の自動車用懸架ばねの製造方法は、引張
強度1910〜2020N/mm2、線径8〜17mm
の線材による冷間コイリング工程と、歪取り工程と、ホ
ットセッチング工程と、多段からなるショットピーニン
グ工程とから構成したので、ホットセッチング工程及び
多段のショットピーニング工程とを組合わせて、ホット
セッチング工程でコイル表面から深い位置に残留圧縮応
力を与え、更に、多段のショットピーニングでコイル表
面近くの位置に、より高い残留圧縮応力を与えて、高疲
労強度を有する懸架ばねを製造することができる。
する。請求項1の自動車用懸架ばねの製造方法は、引張
強度1910〜2020N/mm2、線径8〜17mm
の線材による冷間コイリング工程と、歪取り工程と、ホ
ットセッチング工程と、多段からなるショットピーニン
グ工程とから構成したので、ホットセッチング工程及び
多段のショットピーニング工程とを組合わせて、ホット
セッチング工程でコイル表面から深い位置に残留圧縮応
力を与え、更に、多段のショットピーニングでコイル表
面近くの位置に、より高い残留圧縮応力を与えて、高疲
労強度を有する懸架ばねを製造することができる。
【0066】請求項2の自動車用懸架ばねの製造方法
は、ホットセッチング工程を、コイルの使用最大荷重の
少なくとも10%増しの荷重で圧縮するものとしたの
で、コイル表面から深い位置に残留圧縮応力を十分に与
えることができる。
は、ホットセッチング工程を、コイルの使用最大荷重の
少なくとも10%増しの荷重で圧縮するものとしたの
で、コイル表面から深い位置に残留圧縮応力を十分に与
えることができる。
【0067】請求項3の自動車用懸架ばねの製造方法
は、多段のショットピーニングを、1段目の条件とし
て、投射材に、表面のビッカース硬度が550〜650
で、粒径が0.6〜1.0mmの鋼球又はカットワイヤ
を用い、それの投射速度を60〜90m/sとし、2段
目の条件として、投射材に、表面のビッカース硬度が6
00〜800で、粒径が0.15〜0.3mmの鋼球又
はカットワイヤを用い、それの投射速度を60〜90m
/sとする多段ショットの条件を少なくとも含むように
したので、多段のショットピーニングの1段目でコイル
表面近くの比較的深い位置に残留圧縮応力を与え、2段
目で1段目よりもコイル表面に近い位置に残留圧縮応力
を与えてコイルの疲労強度をより高めることができる。
更に、1段目より2段目の投射材の粒径を小さくするこ
とで、コイルの表面粗さが大きくなるのを抑えることが
でき、コイルの疲労強度の低下を防ぐことができる。
は、多段のショットピーニングを、1段目の条件とし
て、投射材に、表面のビッカース硬度が550〜650
で、粒径が0.6〜1.0mmの鋼球又はカットワイヤ
を用い、それの投射速度を60〜90m/sとし、2段
目の条件として、投射材に、表面のビッカース硬度が6
00〜800で、粒径が0.15〜0.3mmの鋼球又
はカットワイヤを用い、それの投射速度を60〜90m
/sとする多段ショットの条件を少なくとも含むように
したので、多段のショットピーニングの1段目でコイル
表面近くの比較的深い位置に残留圧縮応力を与え、2段
目で1段目よりもコイル表面に近い位置に残留圧縮応力
を与えてコイルの疲労強度をより高めることができる。
更に、1段目より2段目の投射材の粒径を小さくするこ
とで、コイルの表面粗さが大きくなるのを抑えることが
でき、コイルの疲労強度の低下を防ぐことができる。
【0068】請求項4の自動車用懸架ばねの製造方法
は、多段のショットピーニングの1段目における投射材
の投射量の下限値を180kg/m2とし、2段目にお
ける投射量の下限値を100kg/m2としたので、懸
架ばねの表面に近い位置から表面近くの比較的深い位置
まで十分に残留圧縮応力を発生させることができ、懸架
ばねの疲労強度を高めることができる。
は、多段のショットピーニングの1段目における投射材
の投射量の下限値を180kg/m2とし、2段目にお
ける投射量の下限値を100kg/m2としたので、懸
架ばねの表面に近い位置から表面近くの比較的深い位置
まで十分に残留圧縮応力を発生させることができ、懸架
ばねの疲労強度を高めることができる。
【図1】本発明に係る自動車用懸架ばねの製造工程を説
明するフロー
明するフロー
【図2】本発明に係るホットセッチングの効果を説明す
るグラフ
るグラフ
【図3】本発明に係るショットピーニングの投射材の投
射量による懸架ばねの残留応力を説明するグラフ
射量による懸架ばねの残留応力を説明するグラフ
【図4】従来のコイルばねの製造工程を説明するフロー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B24C 11/00 B24C 11/00 Z F16F 1/02 F16F 1/02 B // C21D 9/02 C21D 9/02 A (72)発明者 一木 一夫 埼玉県行田市藤原町1丁目14番地1 株式 会社ショーワ埼玉本社工場内 (72)発明者 多田隈 直樹 埼玉県行田市藤原町1丁目14番地1 株式 会社ショーワ埼玉本社工場内 (72)発明者 種植 隆浩 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 (72)発明者 秋山 浩 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内
Claims (4)
- 【請求項1】 引張強度1910〜2020N/m
m2、線径8〜17mmの線材を冷間でコイルにする冷
間コイリング工程と、この冷間コイリング工程にて成形
したコイルに歪取り焼鈍する歪取り工程と、常温より高
温の状態で前記コイルに所定荷重を加えて圧縮保持する
ホットセッチング工程と、このコイルに多段のショット
ピーニングを行うショットピーニング工程とからなる自
動車用懸架ばねの製造方法。 - 【請求項2】 前記ホットセッチング工程は、前記コイ
ルの使用最大荷重の少なくとも10%増しの荷重で圧縮
することを特徴とする請求項1記載の自動車用懸架ばね
の製造方法。 - 【請求項3】 前記多段のショットピーニングは、1段
目の条件として、投射材に、表面のビッカース硬度が5
50〜650で、粒径が0.6〜1.0mmの鋼球又は
カットワイヤを用い、それの投射速度を60〜90m/
sとし、2段目の条件として、投射材に、表面のビッカ
ース硬度が600〜800で、粒径が0.15〜0.3
mmの鋼球又はカットワイヤを用い、それの投射速度を
60〜90m/sとする前記多段ショットの条件を少な
くとも含むことを特徴とする請求項1又は請求項2記載
の自動車用懸架ばねの製造方法。 - 【請求項4】 前記多段のショットピーニングの1段目
は、ショットピーニングの開始から終了までの投射材の
単位面積当たりの投射量の下限値を180kg/m2と
し、2段目は、前記投射量の下限値を100kg/m2
としたことを特徴とする請求項1、請求項2又は請求項
3記載の自動車用懸架ばねの製造方法。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000076275A JP2000345238A (ja) | 1999-03-31 | 2000-03-17 | 自動車用懸架ばねの製造方法 |
| US09/538,325 US6346157B1 (en) | 1999-03-31 | 2000-03-30 | Manufacturing method of suspension spring for car |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11-93773 | 1999-03-31 | ||
| JP9377399 | 1999-03-31 | ||
| JP2000076275A JP2000345238A (ja) | 1999-03-31 | 2000-03-17 | 自動車用懸架ばねの製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000345238A true JP2000345238A (ja) | 2000-12-12 |
Family
ID=26435063
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000076275A Pending JP2000345238A (ja) | 1999-03-31 | 2000-03-17 | 自動車用懸架ばねの製造方法 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6346157B1 (ja) |
| JP (1) | JP2000345238A (ja) |
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| WO2010146907A1 (ja) | 2009-06-17 | 2010-12-23 | 日本発條株式会社 | コイルばねの製造方法 |
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| US6811149B1 (en) | 2003-10-27 | 2004-11-02 | Daniel E. Johnson | Fatigue and damage tolerant coil spring |
| US7946009B2 (en) * | 2007-04-17 | 2011-05-24 | Mssc Us | Peening method for vehicle suspension spring |
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-
2000
- 2000-03-17 JP JP2000076275A patent/JP2000345238A/ja active Pending
- 2000-03-30 US US09/538,325 patent/US6346157B1/en not_active Expired - Lifetime
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