JP2000347194A - 液晶表示素子用スペーサ及び液晶表示素子 - Google Patents
液晶表示素子用スペーサ及び液晶表示素子Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 液晶の配向を乱す等の液晶に悪影響を与える
ことなく、高品位な表示性能を有する液晶表示素子が得
られる液晶表示素子用スペーサ、及び、上記液晶表示素
子用スペーサを用いた液晶表示素子を提供する。 【解決手段】 液晶表示素子に用いられる液晶表示素子
用スペーサであって、前記液晶表示素子用スペーサをカ
ラムに充填して固定相に用い、溶解度パラメータが11
〜12.5(cal/cm3 )である液体と水との1:
1混合液を移動相に用いた系で、下記構造式(B)で表
される液晶分子を流入させた際、下記式(1)で表され
る値Nが100以上である条件下において、下記構造式
(A)で表される液晶分子の溶出容量が3mL以上であ
る液晶表示素子用スペーサ。 N=16(V/W)2 (1) V:下記構造式(B)で表される液晶分子の溶出容量
(mL) W:下記構造式(B)で表される液晶分子のピーク幅
(分)
ことなく、高品位な表示性能を有する液晶表示素子が得
られる液晶表示素子用スペーサ、及び、上記液晶表示素
子用スペーサを用いた液晶表示素子を提供する。 【解決手段】 液晶表示素子に用いられる液晶表示素子
用スペーサであって、前記液晶表示素子用スペーサをカ
ラムに充填して固定相に用い、溶解度パラメータが11
〜12.5(cal/cm3 )である液体と水との1:
1混合液を移動相に用いた系で、下記構造式(B)で表
される液晶分子を流入させた際、下記式(1)で表され
る値Nが100以上である条件下において、下記構造式
(A)で表される液晶分子の溶出容量が3mL以上であ
る液晶表示素子用スペーサ。 N=16(V/W)2 (1) V:下記構造式(B)で表される液晶分子の溶出容量
(mL) W:下記構造式(B)で表される液晶分子のピーク幅
(分)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶表示素子用ス
ペーサ、及び、上記液晶表示素子用スペーサを用いた液
晶表示素子に関する。
ペーサ、及び、上記液晶表示素子用スペーサを用いた液
晶表示素子に関する。
【0002】
【従来の技術】液晶表示素子は、一般に、配向膜及び透
明電極等を形成した基板を、スペーサを介して所定の間
隔に対向配置し、周辺をシール材によりシールした後、
その間隙に液晶を注入し、注入口を封止することにより
製造される。
明電極等を形成した基板を、スペーサを介して所定の間
隔に対向配置し、周辺をシール材によりシールした後、
その間隙に液晶を注入し、注入口を封止することにより
製造される。
【0003】この液晶表示素子において、スペーサは2
枚の基板の間隔を一定に保つために用いられているが、
このスペーサは、液晶中において化学的に安定するこ
と、液晶の配向を乱さないこと、移動しないこと等が要
求される。
枚の基板の間隔を一定に保つために用いられているが、
このスペーサは、液晶中において化学的に安定するこ
と、液晶の配向を乱さないこと、移動しないこと等が要
求される。
【0004】ところで、従来、この種の液晶表示素子に
於いて、液晶とスペーサとの界面で液晶分子の配向が変
則的になる場合がある。このような異常配向が生じる
と、液晶表示素子を点灯、作動させたときに、バックラ
イトからの光が透過するいわゆる光抜けという現象が生
じる。このため、液晶表示素子のコントラストが低下
し、表示品位を損なうおそれがあることが知られてい
る。
於いて、液晶とスペーサとの界面で液晶分子の配向が変
則的になる場合がある。このような異常配向が生じる
と、液晶表示素子を点灯、作動させたときに、バックラ
イトからの光が透過するいわゆる光抜けという現象が生
じる。このため、液晶表示素子のコントラストが低下
し、表示品位を損なうおそれがあることが知られてい
る。
【0005】また、このような異常配向に起因する光抜
けは、特に、液晶画面に強い衝撃を与えたときに発生し
やすく、一旦光り抜けが発生すると、通常の条件では、
その後に光り抜けが消えることはないため、大きな問題
となる。
けは、特に、液晶画面に強い衝撃を与えたときに発生し
やすく、一旦光り抜けが発生すると、通常の条件では、
その後に光り抜けが消えることはないため、大きな問題
となる。
【0006】このような異常配向をなくすためのいくつ
かの方法が提案されており、例えば、特開平9−113
915号公報には、液晶の異常配向をなくすために、微
粒子の表面をアルキル基を有する化合物で処理すること
により、表面にアルキル基を有する層を形成したスペー
サが開示されている。
かの方法が提案されており、例えば、特開平9−113
915号公報には、液晶の異常配向をなくすために、微
粒子の表面をアルキル基を有する化合物で処理すること
により、表面にアルキル基を有する層を形成したスペー
サが開示されている。
【0007】しかしながら、このような表面にアルキル
基を有する層を形成したスペーサであっても、液晶表示
素子により強い衝撃を与えると、スペーサ周囲から光り
抜けが発生する場合がある。そして、画素内に存在する
多くのスペーサに光抜けが生じると、液晶表示素子のコ
ントラストは著しく低下し、表示品質を損なうこととな
る。
基を有する層を形成したスペーサであっても、液晶表示
素子により強い衝撃を与えると、スペーサ周囲から光り
抜けが発生する場合がある。そして、画素内に存在する
多くのスペーサに光抜けが生じると、液晶表示素子のコ
ントラストは著しく低下し、表示品質を損なうこととな
る。
【0008】このような光抜けは、液晶表示素子が衝撃
を受けるとスペーサ表面と液晶とが激しく振動し、その
結果、液晶とスペーサとの界面において、液晶分子がス
ペーサ表面の親水性部分に吸着し、液晶の配向が正常時
とは異なることにより発生すると考えられる。そのた
め、液晶表示素子が衝撃を受けても、スペーサ周囲の液
晶が異常配向を示さない液晶表示素子用スペーサが必要
とされている。
を受けるとスペーサ表面と液晶とが激しく振動し、その
結果、液晶とスペーサとの界面において、液晶分子がス
ペーサ表面の親水性部分に吸着し、液晶の配向が正常時
とは異なることにより発生すると考えられる。そのた
め、液晶表示素子が衝撃を受けても、スペーサ周囲の液
晶が異常配向を示さない液晶表示素子用スペーサが必要
とされている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記現状に
鑑み、液晶の配向を乱す等の液晶に悪影響を与えること
なく、高品位な表示性能を有する液晶表示素子が得られ
る液晶表示素子用スペーサ、及び、上記液晶表示素子用
スペーサを用いた液晶表示素子を提供することを目的と
する。
鑑み、液晶の配向を乱す等の液晶に悪影響を与えること
なく、高品位な表示性能を有する液晶表示素子が得られ
る液晶表示素子用スペーサ、及び、上記液晶表示素子用
スペーサを用いた液晶表示素子を提供することを目的と
する。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、液晶表示素子
に用いられる液晶表示素子用スペーサであって、前記液
晶表示素子用スペーサをカラムに充填して固定相に用
い、溶解度パラメータが11〜12.5(cal/cm
3 )である液体と水との1:1混合液を移動相に用いた
系で、下記構造式(B)で表される液晶分子を流入させ
た際、下記式(1)で表される値Nが100以上である
条件下において、下記構造式(A)で表される液晶分子
の溶出容量が3mL以上である液晶表示素子用スペーサ
である。 N=16(V/W)2 (1) V:下記構造式(B)で表される液晶分子の溶出容量
(mL) W:下記構造式(B)で表される液晶分子のピーク幅
(分)
に用いられる液晶表示素子用スペーサであって、前記液
晶表示素子用スペーサをカラムに充填して固定相に用
い、溶解度パラメータが11〜12.5(cal/cm
3 )である液体と水との1:1混合液を移動相に用いた
系で、下記構造式(B)で表される液晶分子を流入させ
た際、下記式(1)で表される値Nが100以上である
条件下において、下記構造式(A)で表される液晶分子
の溶出容量が3mL以上である液晶表示素子用スペーサ
である。 N=16(V/W)2 (1) V:下記構造式(B)で表される液晶分子の溶出容量
(mL) W:下記構造式(B)で表される液晶分子のピーク幅
(分)
【0011】
【化3】
【0012】
【化4】
【0013】なお、本明細書において、上記溶出容量と
は、液晶分子を流入させた後、液晶分子を溶出させるの
に必要な、移動相に用いた液体の量である。以下に本発
明を詳述する。
は、液晶分子を流入させた後、液晶分子を溶出させるの
に必要な、移動相に用いた液体の量である。以下に本発
明を詳述する。
【0014】本発明の液晶表示素子用スペーサにおいて
は、上記液晶表示素子用スペーサをカラムに充填して固
定相に用い、溶解度パラメータが11〜12.5(ca
l/cm3 )である液体と水の1:1混合液を移動相に
用いた系に、上記構造式(B)で表される液晶分子(以
下、液晶分子Bともいう)を流入させた際、上記式
(1)で表される値Nが100以上である条件下におい
て、上記構造式(A)で表される液晶分子(以下、液晶
分子Aともいう)の溶出容量が3mL以上となる。
は、上記液晶表示素子用スペーサをカラムに充填して固
定相に用い、溶解度パラメータが11〜12.5(ca
l/cm3 )である液体と水の1:1混合液を移動相に
用いた系に、上記構造式(B)で表される液晶分子(以
下、液晶分子Bともいう)を流入させた際、上記式
(1)で表される値Nが100以上である条件下におい
て、上記構造式(A)で表される液晶分子(以下、液晶
分子Aともいう)の溶出容量が3mL以上となる。
【0015】本発明の液晶表示素子用スペーサでは、液
晶表示素子用スペーサと液晶分子との疎水的相互作用が
強いために、液晶分子との相互作用が充分強くなること
が考えられる。
晶表示素子用スペーサと液晶分子との疎水的相互作用が
強いために、液晶分子との相互作用が充分強くなること
が考えられる。
【0016】そのため、液晶表示素子に本発明の液晶表
示素子用スペーサを使用した場合には、液晶表示素子が
衝撃を受けても、液晶の配向状態は変則的にならず、配
向異常に起因して液晶表示素子に光り抜け等の悪影響が
生じることはない。
示素子用スペーサを使用した場合には、液晶表示素子が
衝撃を受けても、液晶の配向状態は変則的にならず、配
向異常に起因して液晶表示素子に光り抜け等の悪影響が
生じることはない。
【0017】本発明では、上述の条件下において、液晶
分子Aの溶出容量が3mL以上である。上記液晶分子A
の溶出容量が、3mL未満であると、液晶表示素子用ス
ペーサを用いてなる液晶表示素子の衝撃に対する異常配
向防止性能が充分とならないことがある。
分子Aの溶出容量が3mL以上である。上記液晶分子A
の溶出容量が、3mL未満であると、液晶表示素子用ス
ペーサを用いてなる液晶表示素子の衝撃に対する異常配
向防止性能が充分とならないことがある。
【0018】上記の水と1:1の割合で混合して移動相
に用いる液体としては、溶解度パラメータが11〜1
2.5(cal/cm3 )のものであれば特に限定され
ず、例えば、n−プロパノール、アセトニトリル等が挙
げられる。これらは、単独で用いてもよいし、2種以上
併用してもよい。
に用いる液体としては、溶解度パラメータが11〜1
2.5(cal/cm3 )のものであれば特に限定され
ず、例えば、n−プロパノール、アセトニトリル等が挙
げられる。これらは、単独で用いてもよいし、2種以上
併用してもよい。
【0019】上記の移動相に用いる液体の溶解度パラメ
ータが11(cal/cm3 )未満であると、液晶表示
素子用スペーサと液晶分子との疎水的相互作用が小さく
なり、測定が困難になる。一方、溶解度パラメータが1
2.5(cal/cm3 )を超えると、移動相中での液
晶表示素子用スペーサの分散性が充分でなくなる。な
お、上記溶解度パラメータとは、(ΔEV /V)1/2 で
定義される量である。ここでΔEV は液体のモル蒸発エ
ネルギー、Vはモル体積である。
ータが11(cal/cm3 )未満であると、液晶表示
素子用スペーサと液晶分子との疎水的相互作用が小さく
なり、測定が困難になる。一方、溶解度パラメータが1
2.5(cal/cm3 )を超えると、移動相中での液
晶表示素子用スペーサの分散性が充分でなくなる。な
お、上記溶解度パラメータとは、(ΔEV /V)1/2 で
定義される量である。ここでΔEV は液体のモル蒸発エ
ネルギー、Vはモル体積である。
【0020】本発明の液晶表示素子用スペーサとして
は、上記溶解度パラメータが11〜12.5(cal/
cm3 )である液体が、n−プロピルアルコールである
場合に、上記構造式(A)で表される液晶分子の溶出容
量が、6mL以上であるものが好ましい。
は、上記溶解度パラメータが11〜12.5(cal/
cm3 )である液体が、n−プロピルアルコールである
場合に、上記構造式(A)で表される液晶分子の溶出容
量が、6mL以上であるものが好ましい。
【0021】上記した性質を有する液晶表示素子用スペ
ーサとしては、例えば、表面に液晶と疎水的相互作用を
示す官能基が導入されたもの等が挙げられる。上記液晶
と疎水的相互作用を示す官能基としては特に限定され
ず、例えば、ラウリル基、メチル基、エチル基、セチル
基、ステアリル基、ブチル基、ヘキシル基、イソブチル
基、オクチル基、ベヘニル基等のアルキル基等が挙げら
れる。
ーサとしては、例えば、表面に液晶と疎水的相互作用を
示す官能基が導入されたもの等が挙げられる。上記液晶
と疎水的相互作用を示す官能基としては特に限定され
ず、例えば、ラウリル基、メチル基、エチル基、セチル
基、ステアリル基、ブチル基、ヘキシル基、イソブチル
基、オクチル基、ベヘニル基等のアルキル基等が挙げら
れる。
【0022】上記官能基を液晶表示素子用スペーサの表
面に導入する方法としては、例えば、還元性基を有する
スペーサ表面に上記官能基を有する重合性単量体を含浸
した後、セリウム塩、過硫酸塩等の酸化剤を反応させる
ことにより上記スペーサの表面にラジカルを発生させ、
上記ラジカルを起点としてスペーサ表面にグラフト重合
層を形成する方法等が挙げられる。
面に導入する方法としては、例えば、還元性基を有する
スペーサ表面に上記官能基を有する重合性単量体を含浸
した後、セリウム塩、過硫酸塩等の酸化剤を反応させる
ことにより上記スペーサの表面にラジカルを発生させ、
上記ラジカルを起点としてスペーサ表面にグラフト重合
層を形成する方法等が挙げられる。
【0023】上記官能基を有する重合性単量体としては
特に限定されず、例えば、ラウリル(メタ)アクリレー
ト、メチル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アク
リレート、ステアリル(メタ)アクリレート、セチル
(メタ)アクリレート、ブチル(メタ)アクリレート、
ヘキシル(メタ)アクリレート、イソブチル(メタ)ア
クリレート、オクチル(メタ)アクリレート、ベヘニル
(メタ)アクリレート等が挙げられる。これらの官能基
を有する重合性単量体は、単独で用いてもよく、2種以
上併用してもよい。
特に限定されず、例えば、ラウリル(メタ)アクリレー
ト、メチル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アク
リレート、ステアリル(メタ)アクリレート、セチル
(メタ)アクリレート、ブチル(メタ)アクリレート、
ヘキシル(メタ)アクリレート、イソブチル(メタ)ア
クリレート、オクチル(メタ)アクリレート、ベヘニル
(メタ)アクリレート等が挙げられる。これらの官能基
を有する重合性単量体は、単独で用いてもよく、2種以
上併用してもよい。
【0024】また、スペーサ表面に反応性基を有する重
合性単量体を導入した後、上記官能基を有する化合物を
反応させる方法等も挙げられる。上記反応性基を有する
重合性単量体としては特に限定されず、例えば、カルボ
キシル基、水酸基、アミノ基、アミド基、エポキシ基、
スルホン基、メルカプト基、イソシアネート基等の反応
性基を有する重合性単量体;加水分解、付加、縮合、開
環等の手段により上記したような反応性基を生成するビ
ニル系単量体等が挙げられる。具体的には、例えば、
(メタ)アクリル酸、2−ヒドロキシエチル(メタ)ア
クリレート、2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレ
ート、グリシジル(メタ)アクリレート、(メタ)アク
リルアミド、ジメチルアミノプロピル(メタ)アクリレ
ート等が挙げられる。これらの反応性基を有する重合性
単量体は、単独で用いてもよく、2種以上併用してもよ
い。
合性単量体を導入した後、上記官能基を有する化合物を
反応させる方法等も挙げられる。上記反応性基を有する
重合性単量体としては特に限定されず、例えば、カルボ
キシル基、水酸基、アミノ基、アミド基、エポキシ基、
スルホン基、メルカプト基、イソシアネート基等の反応
性基を有する重合性単量体;加水分解、付加、縮合、開
環等の手段により上記したような反応性基を生成するビ
ニル系単量体等が挙げられる。具体的には、例えば、
(メタ)アクリル酸、2−ヒドロキシエチル(メタ)ア
クリレート、2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレ
ート、グリシジル(メタ)アクリレート、(メタ)アク
リルアミド、ジメチルアミノプロピル(メタ)アクリレ
ート等が挙げられる。これらの反応性基を有する重合性
単量体は、単独で用いてもよく、2種以上併用してもよ
い。
【0025】上記官能基を有する化合物としては特に限
定されず、例えば、カルボン酸類、そのハロゲン化物や
塩;アルコール類;スルホン酸類、そのハロゲン化物や
塩;アミン類等が挙げられる。これらの官能基を有する
化合物は、単独で用いてもよく、2種以上併用してもよ
い。このような方法を用いることにより、液晶と疎水的
相互作用を示す官能基をスペーサ表面に導入することが
できる。
定されず、例えば、カルボン酸類、そのハロゲン化物や
塩;アルコール類;スルホン酸類、そのハロゲン化物や
塩;アミン類等が挙げられる。これらの官能基を有する
化合物は、単独で用いてもよく、2種以上併用してもよ
い。このような方法を用いることにより、液晶と疎水的
相互作用を示す官能基をスペーサ表面に導入することが
できる。
【0026】上記液晶表示素子用スペーサの材質として
は特に限定されず、例えば、エポキシ樹脂、フェノール
樹脂、メラミン樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、ジビニ
ルベンゼンポリエステル樹脂、ジビニルベンゼン/スチ
レン共重合体樹脂、ジビニルベンゼン/アクリルエステ
ル樹脂、ジアクリルフタレート樹脂等の有機物;ケイ酸
ガラス、ホウケイ酸ガラス、鉛ガラス、ソーダ石灰ガラ
ス、アルミナ、アルミナシリケートガラス等の無機物等
が挙げられる。
は特に限定されず、例えば、エポキシ樹脂、フェノール
樹脂、メラミン樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、ジビニ
ルベンゼンポリエステル樹脂、ジビニルベンゼン/スチ
レン共重合体樹脂、ジビニルベンゼン/アクリルエステ
ル樹脂、ジアクリルフタレート樹脂等の有機物;ケイ酸
ガラス、ホウケイ酸ガラス、鉛ガラス、ソーダ石灰ガラ
ス、アルミナ、アルミナシリケートガラス等の無機物等
が挙げられる。
【0027】上記液晶表示素子用スペーサの形状として
は特に限定されず、例えば、真球状、楕円球状、円柱状
等が挙げられる。上記液晶表示素子用スペーサの粒径
は、形状が真球状の場合には、0.1〜100μmが好
ましく、1〜30μmがより好ましい。
は特に限定されず、例えば、真球状、楕円球状、円柱状
等が挙げられる。上記液晶表示素子用スペーサの粒径
は、形状が真球状の場合には、0.1〜100μmが好
ましく、1〜30μmがより好ましい。
【0028】また、形状が楕円球状の場合には、短直径
が0.1〜100μmが好ましく、1〜100μmがよ
り好ましい。更に、長直径と短直径との比が1.05〜
10のものが好ましく、1.05〜5のものがより好ま
しい。
が0.1〜100μmが好ましく、1〜100μmがよ
り好ましい。更に、長直径と短直径との比が1.05〜
10のものが好ましく、1.05〜5のものがより好ま
しい。
【0029】また、形状が円柱状の場合には、上下底面
の直径が0.5〜200μmが好ましく、3〜100μ
mがより好ましい。更に、円柱の高さの上記直径に対す
る比は、1〜50が好ましく、1〜10がより好まし
い。
の直径が0.5〜200μmが好ましく、3〜100μ
mがより好ましい。更に、円柱の高さの上記直径に対す
る比は、1〜50が好ましく、1〜10がより好まし
い。
【0030】このような構成からなる本発明の液晶表示
素子用スペーサは、液晶の配向を乱す等の液晶に悪影響
を与えることがない。また、本発明の上記液晶表示素子
用スペーサは、液晶表示素子に好適に用いることができ
る。上記液晶表示素子について、その要部断面図である
図1を参照しながら説明する。
素子用スペーサは、液晶の配向を乱す等の液晶に悪影響
を与えることがない。また、本発明の上記液晶表示素子
用スペーサは、液晶表示素子に好適に用いることができ
る。上記液晶表示素子について、その要部断面図である
図1を参照しながら説明する。
【0031】上記液晶表示素子は図1に示すように、偏
光シート1が一面に設けられ、偏光シート1が設けられ
た面と反対の面に絶縁膜3、透明電極4及び配向膜5が
順次積層され、配向膜5が対向するように配置された一
対の透明基板2と、対向する配向膜5の間に狭持された
液晶表示素子用スペーサ7と配向膜5の間に注入された
液晶6、周辺に形成されたシール材8とから構成されて
いる。
光シート1が一面に設けられ、偏光シート1が設けられ
た面と反対の面に絶縁膜3、透明電極4及び配向膜5が
順次積層され、配向膜5が対向するように配置された一
対の透明基板2と、対向する配向膜5の間に狭持された
液晶表示素子用スペーサ7と配向膜5の間に注入された
液晶6、周辺に形成されたシール材8とから構成されて
いる。
【0032】上記液晶表示素子は、例えば、以下の方法
を用いて作製することができる。まず、偏光シート1が
一面に設けられた2枚の透明基板2の偏光シート1が設
けられた面と反対側の面に、SiO2 等からなる絶縁膜
3を形成し、絶縁膜3の上にITO等からなる透明電極
4をフォトリソグラフィーによりパターンニングして形
成する。その後、それぞれの透明電極4上に、ポリイミ
ド等からなる配向膜5を形成し、1枚の透明基板2の配
向膜5上に液晶表示素子用スペーサ7を散布する。
を用いて作製することができる。まず、偏光シート1が
一面に設けられた2枚の透明基板2の偏光シート1が設
けられた面と反対側の面に、SiO2 等からなる絶縁膜
3を形成し、絶縁膜3の上にITO等からなる透明電極
4をフォトリソグラフィーによりパターンニングして形
成する。その後、それぞれの透明電極4上に、ポリイミ
ド等からなる配向膜5を形成し、1枚の透明基板2の配
向膜5上に液晶表示素子用スペーサ7を散布する。
【0033】その後、液晶表示素子用スペーサ7を散布
した基板に、他のスペーサが散布されていない基板を、
配向膜5が対向するように設置し、これらの基板の周囲
に、シール材8を用いて周辺部に接着層を形成し、液晶
表示素子用スペーサを散布した基板とスペーサが散布さ
れていない基板とを貼り合わせ、更に液晶6をこれら基
板間に注入することにより液晶セルを作製し、得られた
液晶セルに配線を設けることにより液晶表示素子10を
作製する。
した基板に、他のスペーサが散布されていない基板を、
配向膜5が対向するように設置し、これらの基板の周囲
に、シール材8を用いて周辺部に接着層を形成し、液晶
表示素子用スペーサを散布した基板とスペーサが散布さ
れていない基板とを貼り合わせ、更に液晶6をこれら基
板間に注入することにより液晶セルを作製し、得られた
液晶セルに配線を設けることにより液晶表示素子10を
作製する。
【0034】上記液晶表示素子用スペーサを基板上に散
布する際の、その散布密度は、10〜1000個/mm
2 が好ましい。散布密度が10個/mm2 未満では、液
晶セルのギャップが均一にならない場合があり、散布密
度が1000個/mm2 を超えると、液晶表示素子用ス
ペーサの存在により液晶表示素子のコントラストが低下
する場合がある。このような構成からなる液晶表示素子
は、高品位な表示性能を有する。上記液晶表示素子もま
た本発明の一つである。
布する際の、その散布密度は、10〜1000個/mm
2 が好ましい。散布密度が10個/mm2 未満では、液
晶セルのギャップが均一にならない場合があり、散布密
度が1000個/mm2 を超えると、液晶表示素子用ス
ペーサの存在により液晶表示素子のコントラストが低下
する場合がある。このような構成からなる液晶表示素子
は、高品位な表示性能を有する。上記液晶表示素子もま
た本発明の一つである。
【0035】
【実施例】以下に実施例を掲げて本発明を更に詳しく説
明するが、本発明はこれら実施例のみに限定されるもの
ではない。
明するが、本発明はこれら実施例のみに限定されるもの
ではない。
【0036】実施例1 (微球体の作製)ポリビニルアルコールの3%水溶液8
00重量部に、ジビニルベンゼン100重量部、過酸化
ベンゾイル2重量部の混合液を加え、ホモジナイザーに
て攪拌して粒度調整を行った。その後、攪拌しながら窒
素気流化にて、80℃まで昇温し、15時間反応を行っ
た。得られた微球体を熱イオン交換水及びメタノールに
て洗浄後、分級操作を行った。得られた微球体は、平均
粒径5.0μm、CV値5%であった。
00重量部に、ジビニルベンゼン100重量部、過酸化
ベンゾイル2重量部の混合液を加え、ホモジナイザーに
て攪拌して粒度調整を行った。その後、攪拌しながら窒
素気流化にて、80℃まで昇温し、15時間反応を行っ
た。得られた微球体を熱イオン交換水及びメタノールに
て洗浄後、分級操作を行った。得られた微球体は、平均
粒径5.0μm、CV値5%であった。
【0037】(微球体の表面重合処理)セパラブルフラ
スコに、上記操作で作製した微球体10重量部、イオン
交換水50重量部、ヒドロキシエチルメタクリレート3
0重量部を加え、撹拌を行った。次に、系に窒素ガスを
導入し、30℃にて3時間撹拌した。これに1Nの硝酸
水溶液で調製した0.1mol/Lの硝酸第二セリウム
アンモニウム溶液20重量部を添加し5時間反応させ
た。反応終了後、反応液を取り出し、孔径3μmのメン
ブレンフィルターにて、粒子と反応液を濾別した。得ら
れた微球体をエタノール及びアセトンにて洗浄し、真空
乾燥器にて、減圧乾燥した。
スコに、上記操作で作製した微球体10重量部、イオン
交換水50重量部、ヒドロキシエチルメタクリレート3
0重量部を加え、撹拌を行った。次に、系に窒素ガスを
導入し、30℃にて3時間撹拌した。これに1Nの硝酸
水溶液で調製した0.1mol/Lの硝酸第二セリウム
アンモニウム溶液20重量部を添加し5時間反応させ
た。反応終了後、反応液を取り出し、孔径3μmのメン
ブレンフィルターにて、粒子と反応液を濾別した。得ら
れた微球体をエタノール及びアセトンにて洗浄し、真空
乾燥器にて、減圧乾燥した。
【0038】乾燥終了後、微球体10重量部をテトラハ
イドロフラン1000mLに分散し、トリエチルアミン
5重量部を加えた。窒素還流下でラウリル酸クロライド
10重量部を滴下した後、60℃で3時間反応させた。
反応終了後、微球体をメチルアルコール1000mLに
分散し、孔径3μmのメンブレンフィルターで濾過し
た。このメチルアルコール及びテトラヒドロフランを用
いた操作を更に2回繰り返した後、真空乾燥器により減
圧乾燥を行い、表面重合処理された微球体を得た。得ら
れた微球体を固定相に用いて下記の評価方法により、N
値及び液晶分子Aの溶出容量を測定した。結果を表1に
示した。
イドロフラン1000mLに分散し、トリエチルアミン
5重量部を加えた。窒素還流下でラウリル酸クロライド
10重量部を滴下した後、60℃で3時間反応させた。
反応終了後、微球体をメチルアルコール1000mLに
分散し、孔径3μmのメンブレンフィルターで濾過し
た。このメチルアルコール及びテトラヒドロフランを用
いた操作を更に2回繰り返した後、真空乾燥器により減
圧乾燥を行い、表面重合処理された微球体を得た。得ら
れた微球体を固定相に用いて下記の評価方法により、N
値及び液晶分子Aの溶出容量を測定した。結果を表1に
示した。
【0039】[評価方法] (N値及び液晶分子Aの溶出容量の測定)内径6mm、
長さ75mmのステンレス製カラムに、液体クロマトグ
ラフィー用ポンプを用いてn−プロパノールを定圧(2
00kg/cm2 )で流しながら、得られた微球体を充
填し、評価用カラムとした。また、液晶分子B及び上記
液晶分子Aのそれぞれ0.01molをn−プロパノー
ル1000mLに溶解し、測定試料とした。
長さ75mmのステンレス製カラムに、液体クロマトグ
ラフィー用ポンプを用いてn−プロパノールを定圧(2
00kg/cm2 )で流しながら、得られた微球体を充
填し、評価用カラムとした。また、液晶分子B及び上記
液晶分子Aのそれぞれ0.01molをn−プロパノー
ル1000mLに溶解し、測定試料とした。
【0040】得られた測定試料を、図2に示す液体クロ
マトグラフィー装置により下記の測定条件で分析した。
液体クロマトグラフィー装置20では、送液ポンプ22
により送液される移動層21中に、測定試料がオートサ
ンプラー23で自動的に注入される。その後、測定試料
及び移動相21は、スペーサ充填カラム24に送り込ま
れて、更に、紫外線検出器25で検出され、レコーダ2
6でクロマトグラムを得ることができる。この得られた
クロマトグラムからN値及び上記液晶分子Aの溶出容量
を算出することができる。
マトグラフィー装置により下記の測定条件で分析した。
液体クロマトグラフィー装置20では、送液ポンプ22
により送液される移動層21中に、測定試料がオートサ
ンプラー23で自動的に注入される。その後、測定試料
及び移動相21は、スペーサ充填カラム24に送り込ま
れて、更に、紫外線検出器25で検出され、レコーダ2
6でクロマトグラムを得ることができる。この得られた
クロマトグラムからN値及び上記液晶分子Aの溶出容量
を算出することができる。
【0041】(測定条件) (1)移動相 移動相として、下記(1)〜(3)の3種類の移動相を
使用した。 移動相(1) n−プロパノール(溶解度パラメータ;
11.9):水=1:1 移動相(2) アセトニトリル(溶解度パラメータ;1
1.9):水=1:1 移動相(3) 1−ブタノール(溶解度パラメータ;1
1.4):水=1:1 (2)流量 1mL/分 (3)カラム温度 40℃ (4)紫外線検出に使用される波長 280nm
使用した。 移動相(1) n−プロパノール(溶解度パラメータ;
11.9):水=1:1 移動相(2) アセトニトリル(溶解度パラメータ;1
1.9):水=1:1 移動相(3) 1−ブタノール(溶解度パラメータ;1
1.4):水=1:1 (2)流量 1mL/分 (3)カラム温度 40℃ (4)紫外線検出に使用される波長 280nm
【0042】(液晶異常配向の評価)液晶の配位がそれ
ぞれSTN型液晶表示装置、TN型液晶表示装置、IP
S型液晶表示装置の指標になるよう、以下の3種類のモ
ードの簡易セルを作製して評価を行った。
ぞれSTN型液晶表示装置、TN型液晶表示装置、IP
S型液晶表示装置の指標になるよう、以下の3種類のモ
ードの簡易セルを作製して評価を行った。
【0043】(1)STNモードセル 一対の透明ガラス板(150mm×150mm)の一面
に、CVD法によりSiO2 膜を蒸着した後、SiO2
膜の表面全体にスパッタリングによりITO膜を形成し
て得たITO膜付きガラス基板に、スピンコート法によ
りポリイミド中間体(東レ社製、LP−64)を形成
し、280℃で90分間焼成することによりポリイミド
配向膜を形成した。このガラス板にラビング処理を行っ
た後、上記基板のうちの一枚の基板の配向膜の側に、合
成したスペーサを乾式散布機(日清エンジニアリング社
製、DISPA−μR)を用いて1mm2 当たり100
〜200個になるよう散布した。もう一方の基板の周辺
に周辺シール剤(主剤:SE4500、硬化剤:HAV
EN CHEMICAL社製)を形成した後、ラビング
方向(ツイスト角)が240°になるように対抗配置さ
せ、両者を張り合わせた後、160℃で90分間処理し
てシール材を硬化させ、空セルを作製した。得られた空
セルに、STN型液晶(メルク社製、S−811)を注
入した後、注入口を接着剤で塞いで液晶セルを作製し、
更に、120℃で30分間熱処理した。
に、CVD法によりSiO2 膜を蒸着した後、SiO2
膜の表面全体にスパッタリングによりITO膜を形成し
て得たITO膜付きガラス基板に、スピンコート法によ
りポリイミド中間体(東レ社製、LP−64)を形成
し、280℃で90分間焼成することによりポリイミド
配向膜を形成した。このガラス板にラビング処理を行っ
た後、上記基板のうちの一枚の基板の配向膜の側に、合
成したスペーサを乾式散布機(日清エンジニアリング社
製、DISPA−μR)を用いて1mm2 当たり100
〜200個になるよう散布した。もう一方の基板の周辺
に周辺シール剤(主剤:SE4500、硬化剤:HAV
EN CHEMICAL社製)を形成した後、ラビング
方向(ツイスト角)が240°になるように対抗配置さ
せ、両者を張り合わせた後、160℃で90分間処理し
てシール材を硬化させ、空セルを作製した。得られた空
セルに、STN型液晶(メルク社製、S−811)を注
入した後、注入口を接着剤で塞いで液晶セルを作製し、
更に、120℃で30分間熱処理した。
【0044】このようにして得られた液晶セルをノーマ
リブラック表示モードになるように2枚の偏光フィルム
で挟み込み、5Vの電圧を印加しながら顕微鏡で200
倍に拡大した写真を撮り、この写真による光抜けの状態
と、肉眼による表示ムラとを観察した。続いて、この液
晶セルの端部を頭がゴムの槌で100回強く叩き、光抜
けと表示ムラが増大するかどうかを同様にして観察し
た。
リブラック表示モードになるように2枚の偏光フィルム
で挟み込み、5Vの電圧を印加しながら顕微鏡で200
倍に拡大した写真を撮り、この写真による光抜けの状態
と、肉眼による表示ムラとを観察した。続いて、この液
晶セルの端部を頭がゴムの槌で100回強く叩き、光抜
けと表示ムラが増大するかどうかを同様にして観察し
た。
【0045】(2)TNモードセル STNセルと同様にして得たITO膜付きの一対の透明
ガラス板に、スピンコート法によりポリイミド配向膜
(日産化学社製、SE−7210)を配置し、同様に焼
成した後ラビング処理を行った。次に、合成したスペー
サをSTNセルと同様にして散布し、ラビング方向が9
0°になるように対向配置させ、同様のシール剤を用い
て両者を張り合わせた。この後、160℃で90分間処
理してシール材を硬化させ、空セルを作製した。得られ
た空セルに、TN型液晶(メルク社製、MLC−622
2)を注入した後、注入口を接着剤で塞いで液晶セルを
作製し、更に、120℃で30分間熱処理した。
ガラス板に、スピンコート法によりポリイミド配向膜
(日産化学社製、SE−7210)を配置し、同様に焼
成した後ラビング処理を行った。次に、合成したスペー
サをSTNセルと同様にして散布し、ラビング方向が9
0°になるように対向配置させ、同様のシール剤を用い
て両者を張り合わせた。この後、160℃で90分間処
理してシール材を硬化させ、空セルを作製した。得られ
た空セルに、TN型液晶(メルク社製、MLC−622
2)を注入した後、注入口を接着剤で塞いで液晶セルを
作製し、更に、120℃で30分間熱処理した。
【0046】このようにして得られた液晶セルをノーマ
リホワイト表示モードになるようクロスニコルに配置し
た偏光フィルムで挟み込み、7Vの電圧を印加しながら
顕微鏡を用いてSTNセルと同様に光抜けを観察した。
リホワイト表示モードになるようクロスニコルに配置し
た偏光フィルムで挟み込み、7Vの電圧を印加しながら
顕微鏡を用いてSTNセルと同様に光抜けを観察した。
【0047】(3)IPSモードセル TNセルと同様にして得たポリイミド配向膜を形成させ
たITO膜なしの一対のガラス板に、ラビング処理を行
い、合成したスペーサをSTNセルと同様にして散布
し、ラビング方向が180°になるように対向配置さ
せ、同様のシール剤を用いて両者を張り合わせた。この
後、160℃で90分間処理してシール材を硬化させ、
空セルを作製した。得られた空セルに、カイラル剤を含
んでいないIPS型液晶(チッソ社製、JC−501
4)を注入した後、注入口を接着剤で塞いで液晶セルを
作製し、更に、120℃で30分間熱処理した。
たITO膜なしの一対のガラス板に、ラビング処理を行
い、合成したスペーサをSTNセルと同様にして散布
し、ラビング方向が180°になるように対向配置さ
せ、同様のシール剤を用いて両者を張り合わせた。この
後、160℃で90分間処理してシール材を硬化させ、
空セルを作製した。得られた空セルに、カイラル剤を含
んでいないIPS型液晶(チッソ社製、JC−501
4)を注入した後、注入口を接着剤で塞いで液晶セルを
作製し、更に、120℃で30分間熱処理した。
【0048】このようにして得られた液晶セルをノーマ
リブラック表示モードになるようクロスニコルに配置し
た偏光フィルムで挟み込み、電圧印加せずに顕微鏡を用
いてSTNセルと同様に光抜けを観察した。
リブラック表示モードになるようクロスニコルに配置し
た偏光フィルムで挟み込み、電圧印加せずに顕微鏡を用
いてSTNセルと同様に光抜けを観察した。
【0049】実施例2 ラウリル酸クロライドに変えてステアリル酸クロライド
を用いた以外は、実施例1と同様にして微球体を得た。
得られた微球体を固定層に用いて実施例1と同様の評価
方法により、N値及び上記液晶分子Aの溶出容量を測定
した。また、上記微球体を液晶表示素子用スペーサに用
い液晶表示素子を作製し、実施例1と同様にして液晶の
配向状態を評価した。結果を表1に示した。
を用いた以外は、実施例1と同様にして微球体を得た。
得られた微球体を固定層に用いて実施例1と同様の評価
方法により、N値及び上記液晶分子Aの溶出容量を測定
した。また、上記微球体を液晶表示素子用スペーサに用
い液晶表示素子を作製し、実施例1と同様にして液晶の
配向状態を評価した。結果を表1に示した。
【0050】実施例3 (微球体の作製)実施例1と同様の方法により行った。 (微球体の表面重合処理)セパラブルフラスコに、上記
操作で作製した微球体10重量部、イオン交換水50重
量部、ラウリルメタクリレート25重量部を加え、攪拌
を行った。次に、系に窒素ガスを導入し、30℃にて3
時間攪拌を続けた。これに、1Nの硝酸水溶液で調製し
た0.1mol/Lの硝酸第二セリウムアンモニウム溶
液20重量部を添加し5時間反応させた。反応終了後、
反応液を取り出し、孔径3μmのメンブレンフィルター
にて粒子と反応液とを濾別した。得られた微球体をテト
ラヒドロフラン及びアセトンにて充分洗浄し、真空乾燥
機にて、減圧乾燥した。
操作で作製した微球体10重量部、イオン交換水50重
量部、ラウリルメタクリレート25重量部を加え、攪拌
を行った。次に、系に窒素ガスを導入し、30℃にて3
時間攪拌を続けた。これに、1Nの硝酸水溶液で調製し
た0.1mol/Lの硝酸第二セリウムアンモニウム溶
液20重量部を添加し5時間反応させた。反応終了後、
反応液を取り出し、孔径3μmのメンブレンフィルター
にて粒子と反応液とを濾別した。得られた微球体をテト
ラヒドロフラン及びアセトンにて充分洗浄し、真空乾燥
機にて、減圧乾燥した。
【0051】乾燥終了後、得られた微球体を固定相に用
いて実施例1と同様の評価方法により、N値及び上記液
晶分子Aの溶出容量を測定した。また、上記微球体を液
晶表示素子用スペーサに用い液晶表示素子を作製し、実
施例1と同様にして液晶の配向状態を評価した。結果を
表1に示した。
いて実施例1と同様の評価方法により、N値及び上記液
晶分子Aの溶出容量を測定した。また、上記微球体を液
晶表示素子用スペーサに用い液晶表示素子を作製し、実
施例1と同様にして液晶の配向状態を評価した。結果を
表1に示した。
【0052】比較例1 表面重合処理を行わなかった以外は、実施例1と同様に
して微球体を得た。得られた微球体を固定相に用いて実
施例1と同様の評価方法により、N値及び上記液晶分子
Aの溶出容量を測定した。また、上記微球体を液晶表示
素子用スペーサに用い液晶表示素子を作製し、実施例1
と同様にして液晶の配向状態を評価した。結果を表1に
示した。
して微球体を得た。得られた微球体を固定相に用いて実
施例1と同様の評価方法により、N値及び上記液晶分子
Aの溶出容量を測定した。また、上記微球体を液晶表示
素子用スペーサに用い液晶表示素子を作製し、実施例1
と同様にして液晶の配向状態を評価した。結果を表1に
示した。
【0053】
【表1】
【0054】
【発明の効果】本発明の液晶表示素子スペーサは、上述
した構成からなるので、液晶の配向を乱す等の液晶に悪
影響を与えることなく、高品位な表示性能を有する液晶
表示素子を得ることができる。また、本発明の液晶表示
素子用スペーサを用いれば、液晶の配向を乱す等の液晶
に悪影響を与えることなく、高品位な表示性能を有する
液晶表示素子が得られる。
した構成からなるので、液晶の配向を乱す等の液晶に悪
影響を与えることなく、高品位な表示性能を有する液晶
表示素子を得ることができる。また、本発明の液晶表示
素子用スペーサを用いれば、液晶の配向を乱す等の液晶
に悪影響を与えることなく、高品位な表示性能を有する
液晶表示素子が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の液晶表示素子用スペーサが用いられた
液晶表示素子を模式的に示した断面図である。
液晶表示素子を模式的に示した断面図である。
【図2】実施例で用いた液体クロマトグラフィー装置の
模式図である。
模式図である。
1 偏光シート 2 透明基板 3 絶縁膜 4 透明電極 5 配向膜 6 液晶 7 液晶表示素子用スペーサ 8 シール材 10 液晶表示素子 20 液体クロマトグラフィー 21 移動相 22 送液ポンプ 23 オートサンプラー 24 スペーサ充填カラム 25 紫外線検出器 26 レコーダ
Claims (3)
- 【請求項1】 液晶表示素子に用いられる液晶表示素子
用スペーサであって、前記液晶表示素子用スペーサをカ
ラムに充填して固定相に用い、溶解度パラメータが11
〜12.5(cal/cm3 )である液体と水との1:
1混合液を移動相に用いた系で、下記構造式(B)で表
される液晶分子を流入させた際、下記式(1)で表され
る値Nが100以上である条件下において、下記構造式
(A)で表される液晶分子の溶出容量が3mL以上であ
ることを特徴とする液晶表示素子用スペーサ。 N=16(V/W)2 (1) V:下記構造式(B)で表される液晶分子の溶出容量
(mL) W:下記構造式(B)で表される液晶分子のピーク幅
(分) 【化1】 【化2】 - 【請求項2】 溶解度パラメータが11〜12.5(c
al/cm3 )である液体は、n−プロピルアルコール
であり、かつ、構造式(A)で表される液晶分子の溶出
容量は、6mL以上であることを特徴とする請求項1記
載の液晶表示素子用スペーサ。 - 【請求項3】 請求項1又は2記載の液晶表示素子用ス
ペーサを用いてなることを特徴とする液晶表示素子。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000097593A JP2000347194A (ja) | 1999-04-02 | 2000-03-31 | 液晶表示素子用スペーサ及び液晶表示素子 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9665599 | 1999-04-02 | ||
| JP11-96655 | 2000-02-04 | ||
| JP2000097593A JP2000347194A (ja) | 1999-04-02 | 2000-03-31 | 液晶表示素子用スペーサ及び液晶表示素子 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000347194A true JP2000347194A (ja) | 2000-12-15 |
Family
ID=26437833
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000097593A Pending JP2000347194A (ja) | 1999-04-02 | 2000-03-31 | 液晶表示素子用スペーサ及び液晶表示素子 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000347194A (ja) |
-
2000
- 2000-03-31 JP JP2000097593A patent/JP2000347194A/ja active Pending
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060221 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060322 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060719 |