JP2000350558A - 金粉入り寿司およびその製造方法 - Google Patents

金粉入り寿司およびその製造方法

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JP2000350558A
JP2000350558A JP11165211A JP16521199A JP2000350558A JP 2000350558 A JP2000350558 A JP 2000350558A JP 11165211 A JP11165211 A JP 11165211A JP 16521199 A JP16521199 A JP 16521199A JP 2000350558 A JP2000350558 A JP 2000350558A
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gold powder
sushi
fish meat
gold
powder
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Shinichi Yamada
山田  信一
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 金粉により表わした文字や絵模様が安定して
保持される金粉入り寿司およびその製造方法を提供す
る。 【解決手段】 寿司飯の表面側に敷き並べて密着させた
具の表面に、金粉により表わした文字または絵模様を密
着させてある。 【効果】 例えば、紅色の鱒肉の上に美しい金色でくっ
きりとした表現となるために、特に、結婚式の引出物等
の祝いの寿司として最適であって、緑あざやかな笹の葉
を開くと、それと対称的な紅色と金色によって祝いの演
出がなされることになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、金粉により文字
または絵模様を表わした金粉入り寿司及びその製造方法
に関し、例えば、富山の名産として広く知られる鱒寿司
や鰤寿司、さらには鯛や海老等の具を敷き並べた寿司に
適用して好ましい金粉入り寿司およびその製造方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】金が化学的に非常に安定した金属である
とともに、金イオンが身体に良好に作用することから、
金粉入り日本酒、金粉入り抹茶等が提供されている。こ
のように、従来は、金粉が飲食品に不規則に混入された
状態であったから、形によって金の美しさを活かす点に
おいて欠けていた。これは、食品の表面に金粉で文字や
絵模様を表わすことは、粉の性質から非常に困難である
ことが原因していたと考えられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この点について、金粉
を食品に付着させることが非常に困難であるから、従
来、金箔を張り付けることにより、例えば、「祝」等の
文字が菓子に表わされることがあったが、金箔を同時に
食することには感覚的に抵抗があった。
【0004】また、手数を掛ければ金粉を菓子等に付着
させることも可能ではあるが、金粉文字や絵模様が不体
裁に剥げ落ちるという難点があり、また、剥げ落ちる
と、金粉が散らばって、付着した衣服等が異様にきらめ
くという不都合が生じたため、従来、食品に金粉により
文字や絵模様を表わすということはなかった。
【0005】本発明者においては、鋭意研究を重ねた結
果、ある種の食品においては、金粉により文字や絵模様
を不都合なく表わし得ることが分かった。
【0006】すなわち、この発明は、金粉により表わし
た文字や絵模様が安定して保持される金粉入り寿司およ
びその製造方法を提供することを目的とした。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、この発明は、寿司飯の表面側に敷き並べて密着さ
せた具の表面に、金粉により表わした文字または絵模様
を、密着させて成ることをその要旨としている。
【0008】特に、曲げもの容器に、寿司飯と薄切り魚
肉とを笹の葉で包んで蓋で押した寿司において、寿司飯
上に敷き並べた薄切り魚肉の上に、金粉により文字また
は絵模様を表わし、蓋押しに伴う笹の葉の締付けにより
金粉を魚肉の表面に密着させた金粉入り寿司は最適であ
る。
【0009】また、その製造方法は、曲げもの容器に、
笹の葉を放射状に並べた上に寿司飯を詰め、その上に薄
切り魚肉を敷き並べてから、その上に設けたスクリ−ン
を介して、金粉を散布することにより、スクリ−ンの抜
孔から魚肉の上に金粉を付着させ、スクリ−ンを外して
から、笹の葉を魚肉の上に折り返し、蓋の上から重しを
掛けることにより、笹の葉を介して金粉を魚肉に密着さ
せることを特徴としている。
【0010】この発明の実施例としては、富山の名産で
ある鱒寿司や鰤寿司に最適であるが、例えば、金粉の付
着力を鱒肉と笹の葉で比べて見た場合、鱒肉との付着力
がはるかに大きい。そこで、鱒肉の上に金粉を笹の葉で
押し締めると、鱒肉に金粉が密着し、笹の葉を剥がした
ときには、鱒肉の上に金粉による文字または絵模様がく
っきり浮かび上がって表出されている。
【0011】このように、金粉の付着に押寿司としての
押しを利用するために、製造が容易であり、単なるスク
リ−ンを用いても(請求項3)、鱒肉に金粉を強力に固
着させることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】この発明において、金粉の「粉」
とは、必ずしも金の粒子状のものを意味するものとは限
らなく、金箔を細かく粉砕した金粉が非常に都合良く使
用される。また、具(材料)としての魚肉は、鱒、鰤、
鯛、海老など、寿司飯上に薄く敷き並べられる魚肉であ
れば、その種類は限定されない。
【0013】例えば、鱒寿司の作り方については、金粉
6の付着工程を除けば、普通の鱒寿司の場合とほゞ同様
であって、鱒については、三枚におろし、皮を剥ぎ、骨
を取り除き、それを6cmずつ程度に横切りにして酢に
漬ける。寿司飯3については、炊き上げたご飯を酢、砂
糖、塩などで味つけする。このように、用いられる酢と
重しとによって、金イオンの溶出が促進されるので、健
康に良好に作用する。また、このよな味付けが金粉の口
からの摂取を抵抗なくさせる。また、鱒肉4の紅色に金
粉6の金文字等が色あざやかに調和するので、見た目に
もおいしく食することができる。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、金粉の付着が非常に良好であるために、それによっ
て文字や絵模様が安定して表わされた金粉入り寿司を提
供することに成功したものであって、例えば、紅色の鱒
肉の上に美しい金色でくっきりとした表現となるため
に、特に、結婚式の引出物等の祝いの寿司として最適で
あって、緑あざやかな笹の葉を開くと、それと対称的な
紅色と金色によって祝いの演出がなされることになる。
また、製造が容易であり、特にスクリ−ンを用いると、
金粉を文字や模様の形に容易に付着させることができ
る。
【0015】
【実施例】次に、この発明を結婚式の引出物として持ち
帰られる鱒寿司として実施した例について説明する、
【0016】曲げもの容器1の底に、多数枚の笹の葉
2、2、…を放射状に敷き、その上に寿司飯3を詰め
る。それから、スライス状の薄切り鱒肉4を寿司飯3の
上にぐるりと回るようにして均等に並べる。この状態で
は、並べ方に凹凸があるので、上から押し板(図示省
略)を当て、それによって均一にした鱒肉4の上にスク
リ−ン5を当てることにより金粉6を付着させる。
【0017】スクリ−ン5は、硬質または半硬質のプラ
スチックシートに、「寿」の文字を抜孔8によって形成
したもので、上から金粉をまき散らすように落とすと、
抜孔8の箇所において鱒肉4に金粉6が付着するので、
スクリ−ン5を外すと、図示の如く、「寿」の文字が金
粉により表われている。この時点では、金粉の付着が弱
く、容易に剥離するので、文字の境界がはっきりしなか
ったり、金粉が食み出ているときには、ヘラ等を使って
修正することができる。
【0018】スクリ−ン5を外した時点では、図示の如
く、笹の葉2の半分が容器1から食み出ているので、鱒
肉4の上に折り返してそれを金粉6と共に包んでから、
蓋9を被せる。このようにして作ったものを幾つか重ね
て石の重しを掛けてから、販売のための包装の重しに変
える。この重しによって日もちがすることになり、ま
た、味もなれてくる。
【0019】石に重しを取り外した時には、その重しに
より金粉6が鱒肉4の上に密着して固着しているが、包
装の重しによってもさらにそれが強化される。この包装
の重しについては、下と上とに2本づつ竹の割棒10,
10を渡して、上下一対において、両端に太めの輪ゴム
11,11を掛ける。
【0020】消費者において食する時に、笹の葉2を開
くと、鱒肉4の紅色の中央に「寿」の文字が金粉6によ
りくっきりと浮き出している。そこで、包丁を入れて中
心を通る幾つかの切れ目によって切り分けると、それぞ
れの一切れにはほぼ均等に金粉6が付着しているので、
各自がそれぞれ同じ量で金粉を摂取することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による金粉入り鱒寿司を製造手順にお
いて示す一部切欠した斜視図である。
【符号の説明】
1 曲げもの容器 2 笹の葉 3 寿司飯 4 薄切り鱒肉 5 スクリ−ン 6 金粉 8 抜孔 9 蓋

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 寿司飯の表面側に敷き並べて密着させた
    具の表面に、金粉により表わした文字または絵模様を、
    密着させて成ることを特徴とする金粉入り寿司。
  2. 【請求項2】 曲げもの容器に、寿司飯と薄切り魚肉と
    を笹の葉で包んで蓋で押した寿司において、寿司飯上に
    敷き並べた薄切り魚肉の上に、金粉により文字または絵
    模様を表わし、蓋押しに伴う笹の葉の締付けにより金粉
    を魚肉の表面に密着させたことを特徴とする金粉入り寿
    司。
  3. 【請求項3】 曲げもの容器に、笹の葉を放射状に並べ
    た上に寿司飯を詰め、その上に薄切り魚肉を敷き並べて
    から、その上に設けたスクリ−ンを介して、金粉を散布
    することにより、スクリ−ンの抜孔から魚肉の上に金粉
    を付着させ、スクリ−ンを外してから、笹の葉を魚肉の
    上に折り返し、蓋の上から重しを掛けることにより、笹
    の葉を介して金粉を魚肉に密着させることを特徴とする
    金粉入り寿司の製造方法。
JP11165211A 1999-06-11 1999-06-11 金粉入り寿司およびその製造方法 Pending JP2000350558A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2399543A (en) * 2003-03-20 2004-09-22 Adam John Cockerton Stencilling a design on to a foodstuff or drink surface

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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GB2399543A (en) * 2003-03-20 2004-09-22 Adam John Cockerton Stencilling a design on to a foodstuff or drink surface

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