JP2000353105A - プログラマブルコントローラおよび切替信号生成装置 - Google Patents

プログラマブルコントローラおよび切替信号生成装置

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JP2000353105A
JP2000353105A JP11162812A JP16281299A JP2000353105A JP 2000353105 A JP2000353105 A JP 2000353105A JP 11162812 A JP11162812 A JP 11162812A JP 16281299 A JP16281299 A JP 16281299A JP 2000353105 A JP2000353105 A JP 2000353105A
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signal
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Masahiko Takada
雅彦 高田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来のプログラマブルコントローラでは、そ
の中央処理装置ユニットを二重化しても、それぞれの間
で切替タイミングを設定する切替タイミング設定回路1
5が故障した場合には適当に切り替えることができない
などの課題があった。 【解決手段】 切替タイミング設定回路15を監視する
とともに、そこに異常が発生した場合にはタイミング調
整することなく切り替えを行うようにしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、プラントやファ
クトリオートメーションなどにおいて外部機器の制御を
行うために用いられるプログラマブルコントローラおよ
びそれの中央処理装置ユニットの多重化の際に用いられ
る切替信号生成装置に係り、特に、多重化した複数の中
央処理装置ユニットの間で運転系と待機系とを確実に切
り替え、これにより切替動作の信頼性を格段に向上させ
るための改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図7は従来のプログラマブルコントロー
ラの切替部分の構成を示すブロック図である。図におい
て、36はそれぞれ各系の中央処理装置ユニットと1対
1対応に設けられたシステム管理ユニット、37は外部
機器をこれら各系の中央処理装置ユニットに接続するた
めの系切替ユニットである。以下、系切替ユニット37
の左側のシステム管理ユニット36をA系、右側のシス
テム管理ユニット36をB系とよぶ。なお、このような
ユニット構成自体は、例えば「三菱汎用シーケンサ Q
4ARCPU ユーザーズマニュアル(詳細編)」(1
996年6月、三菱電機株式会社発行)の8−3頁に開
示されている。
【0003】また、9は運転系と待機系とを切り替える
ための情報を保持し、これに応じて動作状態指令信号を
出力する状態保持手段、10はこの動作状態指令信号を
反転させて反転動作状態指令信号として出力する第一イ
ンバータ、11はA系の中央処理装置ユニットに異常が
発生したらA系異常検出信号を出力するA系異常監視回
路、12はこのA系異常検出信号を反転させて反転A系
異常検出信号として出力するA系インバータ、13はB
系の中央処理装置ユニットに異常が発生したらB系異常
検出信号を出力するB系異常監視回路、14はこのB系
異常検出信号を反転させて反転B系異常検出信号として
出力するB系インバータである。
【0004】15はA系異常検出信号、B系異常検出信
号、反転動作状態指令信号などに基づいて運転系に指定
した系の異常検出信号が入力されたら切替タイミング信
号を出力する切替タイミング設定回路、38はA系異常
検出信号、反転B系異常検出信号、切替タイミング信号
およびA系に対する反転動作状態指令信号が入力され、
これらが全てハイレベルになったらA系切替信号を出力
するA系論理積素子、39は反転A系異常検出信号、B
系異常検出信号、切替タイミング信号およびB系に対す
る動作状態指令信号が入力され、これらが全てハイレベ
ルになったらB系切替信号を出力するB系論理積素子で
ある。
【0005】次に動作について説明する。A系を運転系
とする場合には、これに応じた情報が状態保持手段9に
設定され、ローレベルの動作状態指令信号が出力され
る。この状態で、A系の中央処理装置ユニットに異常が
発生し、これに基づいてA系異常監視回路11からハイ
レベルのA系異常検出信号が出力されると、切替タイミ
ング設定回路15からハイレベルの切替タイミング信号
が出力されるのに応じてA系論理積素子38からハイレ
ベルのA系切替信号が出力され、A系の中央処理装置ユ
ニットは動作を停止する。また、これとともにB系が運
転系として動作を開始し、状態保持手段9に保持される
情報も変更される。
【0006】逆に、B系を運転系としている状態で、B
系の中央処理装置ユニットに異常が発生し、B系異常監
視回路13からハイレベルのB系異常検出信号が出力さ
れると、切替タイミング設定回路15からハイレベルの
切替タイミング信号が出力されるのに応じてB系論理積
素子39からハイレベルのB系切替信号が出力され、B
系の中央処理装置ユニットは動作を停止する。また、こ
れとともにA系が運転系として動作を開始し、状態保持
手段9に保持される情報も変更される。
【0007】これにより、A系とB系とを運転系と待機
系とに切り替えて、いずれかの系に異常が発生したとし
ても、プログラマブルコントローラを継続して運転させ
ることができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来のプログラマブル
コントローラは以上のように構成されているので、切替
タイミング設定回路15自体が故障してしまった場合に
は、本来出力すべきタイミングにおいて切替タイミング
信号を出力することができなくなり、中央処理装置ユニ
ットを多重化したとしてもそれらの間で運転系と待機系
とを適切に切り替えることができなくなってしまうなど
の課題があった。
【0009】特に、この従来のプログラマブルコントロ
ーラでは上記切替タイミング設定回路15自体が多重化
されていないので切替動作自体の信頼性は低くならざる
を得ず、せっかく中央処理装置ユニットを多重化したと
してもプログラマブルコントローラ自体の信頼性を総合
的に向上させるものとはなっていなかった。
【0010】そして、プログラマブルコントローラのこ
のような切替部分は、運転系に指定された中央処理装置
ユニットが正常に動作している間は動作することがな
く、つまり実際に中央処理装置ユニットに異常状態が発
生した時にその切替が正常になされなかった場合におい
て初めてその異常が発見されるものであり、通常の動作
が行われている状況下においてはその切替部分自体が確
実に動作することを確認することが非常に難しかった。
【0011】具体的に説明する。図8はこの従来のプロ
グラマブルコントローラにおいて、切替要求と最終的な
切替後状態との対応関係を各運転モード毎に説明するた
めの真理値表の図である。そして、同図に示すように、
運転系であるA系が正常に動作している場合(No.
1)、運転系であるA系が異常となった場合(No.
2)、A系もB系も異常となった場合(No.4)には
切替タイミング設定回路15の異常/正常にかかわらず
所望の切替動作がなされるが、No.3に示すように切
替タイミング設定回路15が異常状態となると、運転系
であるA系が異常となってしまうとともに待機系のB系
が正常である場合であっても切替信号が出力されず、切
替を正常に行うことができない。また、No.5からN
o.8はNo.1からNo.4までのA系とB系とを入
れ替えた場合である。
【0012】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、切替タイミング設定回路自体に異
常が発生したとしてもその異常にかかわらず確実に、多
重化された中央処理装置ユニットの間で運転系と待機系
とを切り替えることができるプログラマブルコントロー
ラおよびそれに用いる切替信号生成装置を得ることを目
的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】この発明に係る切替信号
生成装置は、多重化用の複数の中央処理装置を監視し、
その内の1つを運転系として動作させるとともに残りを
待機系として動作させるように各中央処理装置に切替信
号を出力する切替信号生成装置において、唯一の中央処
理装置が運転系となるように複数の中央処理装置の運転
状態を保持するとともに、各中央処理装置に対応する動
作状態指令信号を出力する状態保持部と、各中央処理装
置と1対1対応に設けられ、それぞれ自系の中央処理装
置の異常があった場合には第一異常検出信号を出力する
複数の第一異常監視回路と、上記動作状態指令信号およ
び複数の第一異常検出信号が入力され、運転系の中央処
理装置の第一異常検出信号が入力されたら切替タイミン
グ信号を出力する切替タイミング設定部と、上記切替タ
イミング設定部の動作状態を監視し、異常があった場合
にはそれぞれの系に対して第二異常検出信号を出力する
第二異常監視部と、各中央処理装置と1対1対応に設け
られ、上記複数の第一異常検出信号、切替タイミング信
号および自系に対する動作状態指令信号が入力され、運
転系に指定された自系の第一異常検出信号が入力された
ら切替タイミング信号が入力されている期間において第
一切替信号を出力する第一論理演算素子と、各中央処理
装置と1対1対応に設けられ、上記複数の第一異常検出
信号、自系に対する第二異常検出信号および自系に対す
る動作状態指令信号が入力され、運転系に指定された自
系の第一異常検出信号が入力されるとともに自系に対す
る第二異常検出信号が入力されたら第二切替信号を出力
する第二論理演算素子と、各中央処理装置と1対1対応
に設けられ、上記第一切替信号および第二切替信号のう
ちのいずれか一方が入力されたら、自系の中央処理装置
に対して上記切替信号を出力する第三論理演算素子とを
備えるものである。
【0014】この発明に係る切替信号生成装置は、切替
タイミング設定部が、動作状態指令信号および複数の第
一異常検出信号が入力され、運転系の中央処理装置の第
一異常検出信号が入力されたら個別切替タイミング信号
を出力する複数の切替タイミング信号生成回路と、この
複数の切替タイミング信号生成回路から出力される複数
の個別切替タイミング信号が入力され、いずれか1つが
入力されたら切替タイミング信号を出力するタイミング
信号論理演算素子とを備えるものである。
【0015】この発明に係る切替信号生成装置は、第二
異常監視部が、切替タイミング設定部の動作状態を監視
し、異常があった場合にはそれぞれの系に対して第二異
常検出信号を出力する第二異常監視回路と、この第二異
常監視回路の異常検出に応じて点灯状態が変化する表示
ランプと、第二異常監視回路の異常検出状態を中央処理
装置で読み取り可能な入出力ポートとを備えるものであ
る。
【0016】この発明に係るプログラマブルコントロー
ラは、各種の演算処理を実行する中央処理装置を備えた
複数の中央処理装置ユニットと、唯一の中央処理装置ユ
ニットが運転系となるように複数の中央処理装置ユニッ
トの運転状態を保持するとともに、各中央処理装置ユニ
ットに対応する動作状態指令信号を出力する状態保持手
段、この動作状態指令信号が入力され、運転系の中央処
理装置ユニットに異常が生じたら切替タイミング信号を
出力する切替タイミング設定回路、および、この切替タ
イミング設定回路の動作状態を監視し、異常があった場
合にはそれぞれの系に対して第二異常検出信号を出力す
る第二異常監視回路を備え、上記複数の中央処理装置ユ
ニットと外部機器とを接続する系切替ユニットと、上記
中央処理装置ユニットと1対1対応に設けられ、自系の
中央処理装置ユニットの異常を監視して異常があった場
合には第一異常検出信号を出力する第一異常監視回路、
この第一異常検出信号、上記切替タイミング信号および
自系に対する動作状態指令信号が入力され、運転系に指
定された自系の第一異常検出信号が入力されたら切替タ
イミング信号が入力されている期間において第一切替信
号を出力する第一論理演算素子、上記第一異常検出信
号、自系に対する第二異常検出信号および自系に対する
動作状態指令信号が入力され、運転系に指定された自系
の第一異常検出信号が入力されるとともに自系に対する
第二異常検出信号が入力されたら第二切替信号を出力す
る第二論理演算素子、および、上記第一切替信号および
第二切替信号のうちのいずれか一方が入力されたら、自
系の中央処理装置ユニットに対してその運転状態を切り
替える切替信号を出力する第三論理演算素子とを備える
複数の故障検出ユニットとを備えるものである。
【0017】この発明に係るプログラマブルコントロー
ラは、各種の演算処理を実行する中央処理装置を備えた
複数の中央処理装置ユニットと、この中央処理装置ユニ
ットと1対1対応で設けられ、唯一の中央処理装置ユニ
ットが運転系となるようにそれぞれの動作状態を制御す
る複数の故障検出ユニットとを備えたプログラマブルコ
ントローラにおいて、上記故障検出ユニットが、唯一の
中央処理装置ユニットが運転系となるようにそれぞれ自
系の中央処理装置ユニットの運転状態を保持するととも
に、それに基づく動作状態指令信号を出力する状態保持
部と、自系の中央処理装置ユニットの異常があった場合
には第一異常検出信号を出力する第一異常監視回路と、
上記動作状態指令信号および他の故障検出ユニットから
の第一異常検出信号を含む複数の第一異常検出信号が入
力され、運転系の中央処理装置の第一異常検出信号が入
力されたら切替タイミング信号を出力する切替タイミン
グ設定回路と、この切替タイミング設定回路の動作状態
を監視し、異常があった場合には第二異常検出信号を出
力する第二異常監視部と、上記複数の第一異常検出信
号、切替タイミング信号および動作状態指令信号が入力
され、運転系に指定された自系の第一異常検出信号が入
力されたら切替タイミング信号が入力されている期間に
おいて第一切替信号を出力する第一論理演算素子と、上
記複数の第一異常検出信号、第二異常検出信号および動
作状態指令信号が入力され、運転系に指定された自系の
第一異常検出信号が入力されるとともに自系に対する第
二異常検出信号が入力されたら第二切替信号を出力する
第二論理演算素子と、上記第一切替信号および第二切替
信号のうちのいずれか一方が入力されたら、自系の中央
処理装置ユニットに対してその動作状態を切り替える切
替信号を出力する第三論理演算素子とを備えるものであ
る。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1によるプ
ログラマブルコントローラの構成を示すシステム構成図
である。図において、1は図示外の外部機器が接続され
るバス切替ユニット(系切替ユニット)、2はそれぞれ
各種の演算処理を実行する中央処理装置を備えた中央処
理装置ユニット(中央処理装置)、3はそれぞれ中央処
理装置ユニット2と1対1対応に設けられたシステム管
理ユニット(故障検出ユニット)、4はそれぞれネット
ワークユニット、5はそれぞれその他のユニットであ
る。そして、これらは図示外の1本のDINレール上に
一列に固定されるとともに、相互に通信可能に接続され
ている。また、この実施の形態1では2つの中央処理装
置ユニット2,2を設けた二重化構造となっており、以
下同図においてバス切替ユニット1の左側をA系、右側
をB系とよぶ。
【0019】また、6はそれぞれ電源ユニット、7は上
記バス切替ユニット1と接続される通信ユニット、8は
それぞれその他のユニットであり、これらも図示外の1
本のDINレール上に一列に固定されるとともに、相互
に通信可能に接続されている。
【0020】図2はこの発明の実施の形態1によるプロ
グラマブルコントローラの切替部分の構成を示すブロッ
ク図である。図において、9は2つの系のうちの一方を
運転状態とするとともに他方を待機状態に制御するため
の情報を例えばビットデータとして保持し、1つの動作
状態指令信号を出力する状態保持手段(状態保持部)、
10はこの動作状態指令信号を反転させて反転動作状態
指令信号として出力する第一インバータ(状態保持
部)、11はA系の中央処理装置ユニット2を監視し、
この自系の中央処理装置ユニット2に異常があった場合
にはA系異常検出信号を出力するA系異常監視回路(第
一異常監視回路)、12はこのA系異常検出信号を反転
させて反転A系異常検出信号として出力するA系インバ
ータ(第一異常監視回路)、13はB系の中央処理装置
ユニット2を監視し、この自系の中央処理装置ユニット
2に異常があった場合にはB系異常検出信号を出力する
B系異常監視回路(第一異常監視回路)、14はこのB
系異常検出信号を反転させて反転B系異常検出信号とし
て出力するB系インバータ(第一異常監視回路)であ
る。
【0021】15はA系異常検出信号、B系異常検出信
号、反転動作状態指令信号などが入力され、これらに基
づいて運転系に指定した系の異常検出信号が入力された
ら、例えば内部クロックなどの発振に基づいて所定のタ
イミングで切替タイミング信号を出力する切替タイミン
グ設定回路(切替タイミング設定部)、16はA系異常
検出信号、反転B系異常検出信号、切替タイミング信号
およびA系に対する反転動作状態指令信号が入力され、
これらが全てハイレベルになったらA系第一切替信号を
出力するA系第一論理積素子(第一論理演算素子)、1
7は反転A系異常検出信号、B系異常検出信号、切替タ
イミング信号およびB系に対する動作状態指令信号が入
力され、これらが全てハイレベルになったらB系第一切
替信号を出力するB系第一論理積素子(第一論理演算素
子)である。
【0022】18は切替タイミング設定回路15の動作
状態を監視し、異常があった場合には切替部異常検出信
号を出力する切替部異常監視回路(第二異常監視回路、
第二異常監視部)、19はこの切替部異常検出信号とと
もにA系異常検出信号、反転B系異常検出信号および反
転動作状態指令信号が入力され、これらが全てハイレベ
ルになったらA系第二切替信号を出力するA系第二論理
積素子(第二論理演算素子)、20は上記A系第一切替
信号およびこのA系第二切替信号が入力され、それらの
うちのいずれか一方が入力されたらA系の中央処理装置
ユニット2に対してローアクティブのA系切替信号を出
力するA系論理和素子(第三論理演算素子)、21は切
替部異常検出信号とともにB系異常検出信号、反転A系
異常検出信号および動作状態指令信号が入力され、これ
らが全てハイレベルになったらB系第二切替信号を出力
するB系第二論理積素子(第二論理演算素子)、22は
上記B系第一切替信号およびこのB系第二切替信号が入
力され、それらのうちのいずれか一方が入力されたらB
系の中央処理装置ユニット2に対してローアクティブの
B系切替信号を出力するB系論理和素子(第三論理演算
素子)である。
【0023】そして、状態保持手段9、第一インバータ
10、切替タイミング設定回路15および切替部異常監
視回路18はバス切替ユニット1に組み込まれ、A系異
常監視回路11、A系インバータ12、A系第一論理積
素子16、A系第二論理積素子19およびA系論理和素
子20はA系のシステム管理ユニット3に組み込まれ、
B系異常監視回路13、B系インバータ14、B系第一
論理積素子17、B系第二論理積素子21およびB系論
理和素子22はB系のシステム管理ユニット3に組み込
まれている。
【0024】次に動作について説明する。このようなプ
ログラマブルコントローラに電源を投入すると、電源投
入タイミングや図示外の設定スイッチなどに応じて一方
の系が運転系として動作を開始するとともに他方の系が
待機系に設定される。これとともに、この状態に対応し
た情報が状態保持手段9に設定され、この情報に応じて
A系を運転系とする場合にはローレベルの動作状態指令
信号が出力され、B系を運転系とする場合にはハイレベ
ルの動作状態指令信号が出力される。
【0025】また、両方の系の中央処理装置ユニット2
にも異常が無い状態では、A系異常監視回路11からロ
ーレベルのA系異常検出信号が、且つ、B系異常監視回
路13からローレベルのB系異常検出信号が出力され
る。また、A系インバータ12からはハイレベルの反転
A系異常検出信号が出力され、B系インバータ14から
はハイレベルの反転B系異常検出信号が出力される。
【0026】そして、A系を運転系としている状態で、
A系の中央処理装置ユニット2にウォッチドッグタイマ
のタイムアウトや電圧レベル変動などの異常が発生し、
これに基づいてA系異常監視回路11からハイレベルの
A系異常検出信号が出力されると、B系からはハイレベ
ルの反転B系異常検出信号が出力されるとともに反転動
作状態指令信号がハイレベルとなっているので、切替タ
イミング設定回路15からハイレベルの切替タイミング
信号が出力されるのに応じてA系第一論理積素子16か
らハイレベルのA系第一切替信号が出力され、これに基
づいてA系論理和素子20からハイレベルのA系切替信
号が出力され、このハイレベルのA系切替信号に基づい
てA系の中央処理装置ユニット2は動作を停止する。ま
た、これとともにB系が運転系として動作を開始し、状
態保持手段9に保持される情報も変更され、動作状態指
令信号および反転動作状態指令信号のレベルがそれぞれ
反転される。
【0027】なお、A系を運転系としている状態でB系
の中央処理装置ユニット2にウォッチドッグタイマのタ
イムアウトや電圧レベル変動などの異常が発生し、これ
に基づいてB系異常監視回路13からハイレベルのB系
異常検出信号が出力された場合、動作状態指令信号はロ
ーレベルに制御され、且つ、反転B系異常検出信号はロ
ーレベルに制御されるので、B系第一論理積素子17か
らB系第一切替信号が出力されてしまったり、A系第一
論理積素子16からA系第一切替信号が出力されてしま
ったりすることはない。
【0028】逆に、B系を運転系としている状態で、B
系の中央処理装置ユニット2にウォッチドッグタイマの
タイムアウトや電圧レベル変動などの異常が発生し、こ
れに基づいてB系異常監視回路13からハイレベルのB
系異常検出信号が出力されると、A系からはハイレベル
の反転A系異常検出信号が出力されるとともに反転動作
状態指令信号がハイレベルとなっているので、切替タイ
ミング設定回路15からハイレベルの切替タイミング信
号が出力されるのに応じてB系第一論理積素子17から
ハイレベルのB系第一切替信号が出力され、これに基づ
いてB系論理和素子22からハイレベルのB系切替信号
が出力され、このハイレベルのB系切替信号に基づいて
B系の中央処理装置ユニット2は動作を停止する。ま
た、これとともにA系が運転系として動作を開始し、状
態保持手段9に保持される情報も変更され、動作状態指
令信号および反転動作状態指令信号のレベルがそれぞれ
反転される。
【0029】なお、B系を運転系としている状態でA系
の中央処理装置ユニット2にウォッチドッグタイマのタ
イムアウトや電圧レベル変動などの異常が発生し、これ
に基づいてA系異常監視回路11からハイレベルのA系
異常検出信号が出力された場合、動作状態指令信号はロ
ーレベルに制御され、且つ、反転A系異常検出信号はロ
ーレベルに制御されるので、A系第一論理積素子16か
らA系第一切替信号が出力されてしまったり、B系第一
論理積素子17からB系第一切替信号が出力されてしま
ったりすることはない。
【0030】次に、A系を運転系としている状態で切替
タイミング設定回路15が故障などで異常となった場
合、切替部異常監視回路18が切替タイミング設定回路
15の異常を検出し、切替部異常検出信号を出力する。
そして、A系を運転系としている状態でこのような切替
部の異常状態が発生し、更にこのA系の中央処理装置ユ
ニット2おいて異常が発生した場合には、A系異常監視
回路11からハイレベルのA系異常検出信号が出力さ
れ、A系第二論理積素子19の全ての入力がハイレベル
となり、A系論理和素子20からハイレベルのA系切替
信号が出力され、このハイレベルのA系切替信号に基づ
いてA系の中央処理装置ユニット2は動作を停止し、ま
たB系の中央処理装置ユニット2が動作を開始する。ま
た、B系を運転系としている状態でこのような切替部の
異常状態が発生し、更にこのB系の中央処理装置ユニッ
ト2おいて異常が発生した場合には、B系異常監視回路
13からハイレベルのB系異常検出信号が出力され、B
系第二論理積素子21の全ての入力がハイレベルとな
り、B系論理和素子22からハイレベルのA系切替信号
が出力され、このハイレベルのB系切替信号に基づいて
B系の中央処理装置ユニット2は動作を停止し、またA
系の中央処理装置ユニット2が動作を開始する。
【0031】図3はこの発明の実施の形態1によるプロ
グラマブルコントローラにおいて、切替要求と最終的な
切替後状態との対応関係を各運転モード毎に説明するた
めの真理値表の図である。図において、No.1はA系
が運転系で正常に動作している場合であって、この場合
には切替タイミング設定回路15が異常となっても切替
信号は出力されず、そのままになる。No.2およびN
o.3はA系が運転系で異常状態となるとともに待機系
のB系が正常である場合であって、この場合には切替タ
イミング設定回路15の異常/正常にかかわらず切替信
号が出力され、正常に切替がなされる。No.4はA系
が運転系で異常状態となるとともに待機系のB系も異常
となった場合であって、この場合には切替タイミング設
定回路15の異常/正常にかかわらず切替信号は出力さ
れず、そのままになる。また、No.5からNo.8は
No.1からNo.4までのA系とB系とを入れ替えた
場合である。
【0032】そして、この表に示すように、この発明の
実施の形態1のプログラマブルコントローラでは、運転
系に異常が発生すれば、もう一方の待機系が異常状態で
ない限り切替タイミング設定回路15の異常/正常にか
かわらず切替が適切に行われる。
【0033】以上のように、この実施の形態1によれ
ば、二重化された2つの中央処理装置ユニット2,2を
監視し、その内の1つを運転系として動作させるととも
に残りを待機系として動作させるように各中央処理装置
ユニット2に切替信号を出力する切替信号生成装置にお
いて、この運転系と待機系との設定状態を保持する状態
保持手段9と、それぞれの中央処理装置ユニット2の異
常を検出する2つの異常監視回路11,13と、切替信
号の出力タイミングを制御する切替タイミング設定回路
15と、運転系において異常が発生した場合にはそのタ
イミングにて第一切替信号を出力する第一論理積素子1
6,17とともに、切替タイミング設定手段の動作状態
を監視し、異常があった場合にはそれぞれの系に対して
切替系異常検出信号を出力する切替部異常監視回路18
と、各中央処理装置ユニット2,2と1対1対応に設け
られ、この第二異常検出信号が出力されている場合には
運転系に異常が発生したらそれに応じて第二切替信号を
出力する第二論理積素子19,21と、各中央処理装置
ユニット2,2と1対1対応に設けられ、上記第一切替
信号および第二切替信号のうちのいずれか一方が入力さ
れたら、自系の中央処理装置ユニット2,2に対して上
記切替信号を出力する論理和素子20,22とを備える
ので、切替タイミング設定回路15が故障などにより異
常状態となってしまっても、それに応じて切替部異常監
視回路18から第二異常検出信号が出力され、更に運転
系に指定された自系の第一異常検出信号が入力されたら
第二論理積素子19,21から第二切替信号が出力さ
れ、これに基づいて論理和素子20,22から切替信号
を出力することができる。
【0034】従って、切替タイミング設定回路15自体
が故障してしまったとしてもその異常にかかわらず確実
に切替信号を出力することができ、二重化された中央処
理装置ユニット2,2の間で運転系と待機系とを適切に
切り替えることができ、その信頼性を格段に向上させる
ことができる効果がある。
【0035】この実施の形態1によれば、バス切替ユニ
ット1に状態保持手段9、切替タイミング設定回路15
および切替部異常監視回路18を配設するとともに、各
システム管理ユニット3,3に自系の異常監視回路1
1,13、第一論理積素子16,17、自系の第二論理
積素子19,21および論理和素子20,22を配設す
るようにしたので、これら中央処理装置ユニット2,2
やシステム管理ユニット3,3を多重化しないような場
合においてもそれぞれを独立して利用することができ、
しかも、構成部品の余計な重複もなく、プログラマブル
コントローラにおけるユニットとして最適な分割とする
ことができる効果がある。
【0036】実施の形態2.図4はこの発明の実施の形
態2によるプログラマブルコントローラの構成を示すシ
ステム構成図である。図において、23は切替部異常監
視回路18の異常検出に応じて点灯する表示ランプ、2
4は切替部異常監視回路18の異常検出状態を中央処理
装置ユニット2,2から読み取り可能な入出力ポートで
ある。これ以外の構成は実施の形態1と同様である。
【0037】次に動作について説明する。切替タイミン
グ設定回路15の動作状態に異常が生じると、これを監
視する切替部異常監視回路18は切替部異常検出信号を
出力する。これとともに、表示ランプ23はこの切替部
異常監視回路18の異常検出に応じて点灯する。
【0038】また、A系の中央処理装置ユニット2およ
びB系の中央処理装置ユニット2はそれぞれ、入出力ポ
ート24を介してこの切替部異常監視回路18にアクセ
スすることで、その切替部異常監視回路18が検出して
いる異常状態に関する情報を読み出すことができる。
【0039】以上のように、この実施の形態2によれ
ば、切替タイミング設定回路15の動作状態を監視し、
異常があった場合にはそれぞれの系に対して切替部異常
検出信号を出力する切替部異常監視回路18と、この切
替部異常監視回路18が異常を検出すると点灯する表示
ランプ23と、この切替部異常監視回路18の異常検出
状態を中央処理装置ユニット2,2が読み取ることがで
きる入出力ポート24とを備えるので、この表示ランプ
23の点灯や入出力ポート24から読み出した情報に基
づいて、通常の動作が行われている状況下において作業
者や中央処理装置ユニット2,2はその切替部分自体が
正常に動作しているか否かを確認することができる効果
がある。
【0040】実施の形態3.図5はこの発明の実施の形
態3によるプログラマブルコントローラの構成を示すシ
ステム構成図である。図において、25はA系異常検出
信号、B系異常検出信号、反転動作状態指令信号などが
入力され、これらに基づいて運転系に指定した系の異常
検出信号が入力されたら、例えば内部クロックなどの発
振に基づいて所定のタイミングでハイレベルとなる個別
第一切替タイミング信号を出力する第一切替タイミング
設定回路(切替タイミング信号生成回路、切替タイミン
グ設定部)、26はA系異常検出信号、B系異常検出信
号、反転動作状態指令信号などが入力され、これらに基
づいて運転系に指定した系の異常検出信号が入力された
ら上記第一切替タイミング設定回路25と同様に独自の
所定のタイミングでハイレベルとなる個別第二切替タイ
ミング信号を出力する第二切替タイミング設定回路(切
替タイミング信号生成回路、切替タイミング設定部)、
27はこの個別第一切替タイミング信号および個別第二
切替タイミング信号が入力され、これらの論理和演算を
行って第一切替タイミング信号を出力する第一タイミン
グ信号論理和素子(タイミング信号論理演算素子、切替
タイミング設定部)、28はこの個別第一切替タイミン
グ信号および個別第二切替タイミング信号が入力され、
これらの論理和演算を行って第二切替タイミング信号を
出力する第二タイミング信号論理和素子(タイミング信
号論理演算素子、切替タイミング設定部)である。そし
て、上記第一切替タイミング信号はA系第一論理積素子
16に入力され、上記第二切替タイミング信号はB系第
一論理積素子17に入力される。これ以外の構成は実施
の形態1と同様であり説明を省略する。
【0041】次に動作について説明する。第一切替タイ
ミング設定回路25は、状態保持手段9からの反転動作
状態指令信号が入力されている状態で、運転系に指定し
た系からのA系異常検出信号あるいはB系異常検出信号
が入力されると、例えば内部クロックなどの発振に基づ
いて所定のタイミングでハイレベルとなる個別第一切替
タイミング信号を出力する。
【0042】また、第二切替タイミング設定回路26
は、この第一切替タイミング設定回路25の動作とは独
自に、状態保持手段9からの反転動作状態指令信号が入
力されている状態で、運転系に指定した系からのA系異
常検出信号あるいはB系異常検出信号が入力されると、
例えば内部クロックなどの発振に基づいて所定のタイミ
ングでハイレベルとなる個別第二切替タイミング信号を
出力する。
【0043】そして、第一タイミング信号論理和素子2
7はこの個別第一切替タイミング信号および個別第二切
替タイミング信号のうちのいずれか一方がハイレベルと
なると、その論理和に相当する期間においてハイレベル
となる第一切替タイミング信号を出力し、これに応じて
A系のシステム管理ユニット3から中央処理装置ユニッ
ト2へ動作を停止させるためのローレベルの切替信号が
出力される。また、第二タイミング信号論理和素子28
はこの個別第一切替タイミング信号および個別第二切替
タイミング信号のうちのいずれか一方がハイレベルとな
ると、その論理和に相当する期間においてハイレベルと
なる第一切替タイミング信号を出力し、これに応じてB
系のシステム管理ユニット3から中央処理装置ユニット
2へ動作を停止させるためのローレベルの切替信号が出
力される。これ以外の動作は実施の形態1と同様であり
説明を省略する。
【0044】以上のように、この実施の形態3によれ
ば、動作状態指令信号および複数の第一異常検出信号が
入力され、運転系の中央処理装置ユニット2の第一異常
検出信号が入力されたら個別切替タイミング信号を出力
する切替タイミング設定回路25,26を2つ設けると
ともに、その2つの切替タイミング設定回路25,26
の論理和を第一タイミング信号論理和素子27あるいは
第二タイミング信号論理和素子28にて演算し、それを
各システム管理ユニット3,3への切替タイミング信号
としているので、切替タイミング設定回路25,26自
体が多重化され、少なくともそのうちの一方が正常に動
作していれば切替タイミング信号を確実に出力すること
ができる。従って、更に切替動作の信頼性を向上させる
ことができる効果がある。
【0045】実施の形態4.図6はこの発明の実施の形
態4によるプログラマブルコントローラの切替部分の構
成を示すブロック図である。図において、29はそれぞ
れ中央処理装置ユニットと1対1対応に設けられたシス
テム管理ユニット(故障検出ユニット)である。
【0046】A系のシステム管理ユニット29におい
て、30はA系の中央処理装置ユニット2の動作状態を
保持するとともにA系が運転系として指定された場合に
はハイレベルとなるA系動作状態指令信号を出力するA
系状態保持手段(状態保持部)、31はA系異常検出信
号およびA系動作状態指令信号が入力され、自系が運転
系に指定されている状態で異常となったら例えば内部ク
ロックなどの発振に基づいて所定のタイミングでA系切
替タイミング信号を出力するA系切替タイミング設定回
路(切替タイミング設定部)、32はA系切替タイミン
グ設定回路31の動作状態を監視し、異常があった場合
にはA系切替部異常検出信号を出力するA系切替部異常
監視回路(第二異常監視部)である。そして、このA系
動作状態指令信号はA系第一論理積素子16およびA系
第二論理積素子19に入力され、A系切替タイミング信
号はA系第一論理積素子16に入力され、A系切替部異
常検出信号はA系第二論理積素子19に入力される。
【0047】B系のシステム管理ユニット29におい
て、33はB系の中央処理装置ユニット2の動作状態を
保持するとともにB系が運転系として指定された場合に
はハイレベルとなるB系動作状態指令信号を出力するB
系状態保持手段(状態保持部)、34はB系異常検出信
号およびB系動作状態指令信号が入力され、自系が運転
系に指定されている状態で異常となったら例えば内部ク
ロックなどの発振に基づいて所定のタイミングでB系切
替タイミング信号を出力するB系切替タイミング設定回
路(切替タイミング設定部)、35はB系切替タイミン
グ設定回路34の動作状態を監視し、異常があった場合
にはB系切替部異常検出信号を出力するB系切替部異常
監視回路(第二異常監視部)である。そして、このB系
動作状態指令信号はB系第一論理積素子17およびB系
第二論理積素子21に入力され、B系切替タイミング信
号はB系第一論理積素子17に入力され、B系切替部異
常検出信号はB系第二論理積素子21に入力される。
【0048】また、A系状態保持手段30とB系状態保
持手段33とは互いに交信し、例えばハイレベルが運転
系、ローレベルが待機系と設定して、相手からの入力が
ハイレベルであれば自系を待機系と設定している。これ
以外の構成は実施の形態1と同様であり説明を省略す
る。
【0049】次に動作について説明する。このようなプ
ログラマブルコントローラに電源を投入すると、電源投
入タイミングや図示外の設定スイッチなどに応じて一方
の系が運転系として動作を開始するとともに他方の系が
待機系に設定される。これとともに、この状態に対応し
た情報がA系状態保持手段30およびB系状態保持手段
33に設定され、運転系からはハイレベルの動作状態指
令信号が出力され、待機系からはローレベルの動作状態
指令信号が出力される。
【0050】そして、A系を運転系としている状態で、
A系の中央処理装置ユニット2にウォッチドッグタイマ
のタイムアウトや電圧レベル変動などの異常が発生し、
これに基づいてA系異常監視回路11からハイレベルの
A系異常検出信号が出力されると、A系切替タイミング
設定回路31が正常であれば、それからハイレベルの切
替タイミング信号が出力されるのに応じてA系第一論理
積素子16からハイレベルのA系第一切替信号が出力さ
れ、A系論理和素子20からハイレベルのA系切替信号
が出力され、A系の中央処理装置ユニット2は動作を停
止する。また、これとともにB系が運転系として動作を
開始し、A系状態保持手段30およびB系状態保持手段
33に保持される情報も変更され、A系動作状態指令信
号およびB系動作状態指令信号のレベルがそれぞれ反転
される。なお、B系の場合にもA系の回路とB系の回路
とが逆に動作して運転系がB系からA系に切り替わる。
【0051】次に、A系を運転系としている状態でA系
切替タイミング設定回路31が故障などで異常となった
場合には、切替部異常監視回路18がA系切替タイミン
グ設定回路31の異常を検出し、切替部異常検出信号を
出力しているので、このような状態でA系の中央処理装
置ユニット2おいて異常が発生した場合には、A系異常
監視回路11からハイレベルのA系異常検出信号が出力
され、A系第二論理積素子19の全ての入力がハイレベ
ルとなり、A系論理和素子20からハイレベルのA系切
替信号が出力され、A系の中央処理装置ユニット2は動
作を停止する。また、B系の中央処理装置ユニット2が
動作を開始する。なお、B系の場合にもA系の回路とB
系の回路とが逆に動作して運転系がB系からA系に切り
替わる。これ以外の動作は実施の形態1と同様であり説
明を省略する。
【0052】そして、この実施の形態4によるプログラ
マブルコントローラも図3として示した対応表を満た
し、運転系に異常が発生すれば、もう一方の待機系が異
常状態でない限りいずれの切替タイミング設定回路3
1,34の異常/正常にかかわらず切替が適切に行われ
る。
【0053】以上のように、この実施の形態4によれ
ば、二重化した中央処理装置ユニット2,2を切り替え
るために用いられる2つのシステム管理ユニット29,
29それぞれに、状態保持手段30,33、中央処理装
置ユニット2の異常監視回路11,13、切替タイミン
グ設定回路31,34および第一論理積素子16,17
とともに、上記切替タイミング設定回路31,34の動
作状態を監視し、異常があった場合には切替部異常検出
信号を出力する切替部の異常監視回路32,35と、自
系が運転系に指定された状態で中央処理装置ユニット2
に異常が発生したら第二切替信号を出力する第二論理積
素子19,21と、上記第一切替信号および第二切替信
号のうちのいずれか一方が入力されたら、自系の中央処
理装置ユニット2に対してその動作状態を切り替える切
替信号を出力する論理和素子20,22とを設けたの
で、これら中央処理装置ユニット2やシステム管理ユニ
ット29を多重化しないような場合においてもそれぞれ
を独立して利用することができ、しかも、ユニットの数
を必要最小限に抑えることができる効果がある。
【0054】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、多重
化用の複数の中央処理装置を監視し、その内の1つを運
転系として動作させるとともに残りを待機系として動作
させるように各中央処理装置に切替信号を出力する切替
信号生成装置において、状態保持部、複数の第一異常監
視回路、切替タイミング設定部、第一論理演算素子とと
もに、上記切替タイミング設定部の動作状態を監視し、
異常があった場合にはそれぞれの系に対して第二異常検
出信号を出力する第二異常監視部と、各中央処理装置と
1対1対応に設けられ、上記複数の第一異常検出信号、
自系に対する第二異常検出信号および自系に対する動作
状態指令信号が入力され、運転系に指定された自系の第
一異常検出信号が入力されるとともに自系に対する第二
異常検出信号が入力されたら第二切替信号を出力する第
二論理演算素子と、各中央処理装置と1対1対応に設け
られ、上記第一切替信号および第二切替信号のうちのい
ずれか一方が入力されたら、自系の中央処理装置に対し
て上記切替信号を出力する第三論理演算素子とを備える
ので、切替タイミング設定部が故障などにより異常状態
となってしまったら、それに応じて第二異常監視部から
第二異常検出信号が出力され、更に運転系に指定された
自系の第一異常検出信号が入力されたら第二論理演算素
子から第二切り替え信号が出力され、これに基づいて第
三論理演算素子から切替信号が出力される。
【0055】従って、切替タイミング設定部自体が故障
してしまったとしてもその異常にかかわらず確実に切替
信号を出力することができ、多重化された中央処理装置
ユニットの間で運転系と待機系とを適切に切り替えるこ
とができ、その信頼性を格段に向上させることができる
効果がある。
【0056】この発明によれば、切替タイミング設定部
が、動作状態指令信号および複数の第一異常検出信号が
入力され、運転系の中央処理装置の第一異常検出信号が
入力されたら個別切替タイミング信号を出力する複数の
切替タイミング信号生成回路と、この複数の切替タイミ
ング信号生成回路から出力される複数の個別切替タイミ
ング信号が入力され、いずれか1つが入力されたら切替
タイミング信号を出力するタイミング信号論理演算素子
とを備えるので、切替タイミング設定回路自体が多重化
され、少なくともそのうちの一方が正常に動作していれ
ば切替タイミング信号を確実に出力することができる。
従って、更に切替動作の信頼性を向上させることができ
る効果がある。
【0057】この発明によれば、第二異常監視部が、上
記切替タイミング設定部の動作状態を監視し、異常があ
った場合にはそれぞれの系に対して第二異常検出信号を
出力する第二異常監視回路と、この第二異常監視回路の
異常検出に応じて点灯状態が変化する表示ランプと、こ
の第二異常監視回路の異常検出状態を中央処理装置で読
み取り可能な入出力ポートとを備えるので、通常の動作
が行われている状況下において作業者や中央処理装置ユ
ニットがその切替部分自体が正常に動作しているか否か
を確認することができる効果がある。
【0058】この発明によれば、複数の中央処理装置ユ
ニットと、系切替ユニットと、複数の故障検出ユニット
とを備えたプログラマブルコントローラにおいて、動作
状態保持手段、切替タイミング設定回路および第二異常
監視回路をこの系切替ユニットに配設するとともに、第
一異常監視回路、第一論理演算素子、第二論理演算素子
および第三論理演算素子を各故障検出ユニットに配設す
るようにしたので、これら中央処理装置ユニットや故障
検出ユニットを多重化しないような場合においてもそれ
ぞれを独立して利用することができ、しかも、構成部品
の余計な重複もなく、プログラマブルコントローラにお
けるユニットとして最適な分割とすることができる効果
がある。
【0059】この発明によれば、多重化の際に複数の中
央処理装置ユニットを切り替えるために用いられる故障
検出ユニットに、状態保持部、第一異常監視回路、切替
タイミング設定回路および第一論理演算素子とともに、
上記切替タイミング設定部の動作状態を監視し、異常が
あった場合には第二異常検出信号を出力する第二異常監
視部と、上記複数の第一異常検出信号、第二異常検出信
号および動作状態指令信号が入力され、運転系に指定さ
れた自系の第一異常検出信号が入力されるとともに自系
に対する第二異常検出信号が入力されたら第二切替信号
を出力する第二論理演算素子と、上記第一切替信号およ
び第二切替信号のうちのいずれか一方が入力されたら、
自系の中央処理装置ユニットに対してその動作状態を切
り替える切替信号を出力する第三論理演算素子とを設け
たので、これら中央処理装置ユニットや故障検出ユニッ
トを多重化しないような場合においてもそれぞれを独立
して利用することができ、しかも、ユニットの増加数を
必要最小限に抑えることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1によるプログラマブ
ルコントローラの構成を示すシステム構成図である。
【図2】 この発明の実施の形態1によるプログラマブ
ルコントローラの切替部分の構成を示すブロック図であ
る。
【図3】 この発明の実施の形態1によるプログラマブ
ルコントローラにおいて、切替要求と最終的な切替後状
態との対応関係を各運転モード毎に説明するための真理
値表の図である。
【図4】 この発明の実施の形態2によるプログラマブ
ルコントローラの構成を示すシステム構成図である。
【図5】 この発明の実施の形態3によるプログラマブ
ルコントローラの構成を示すシステム構成図である。
【図6】 この発明の実施の形態4によるプログラマブ
ルコントローラの切替部分の構成を示すブロック図であ
る。
【図7】 従来のプログラマブルコントローラの切替部
分の構成を示すブロック図である。
【図8】 従来のプログラマブルコントローラにおい
て、切替要求と最終的な切替後状態との対応関係を各運
転モード毎に説明するための真理値表の図である。
【符号の説明】
1 バス切替ユニット(系切替ユニット)、2 中央処
理装置ユニット(中央処理装置)、3 システム管理ユ
ニット(故障検出ユニット)、9 状態保持手段(状態
保持部)、10 第一インバータ(状態保持部)、11
A系異常監視回路(第一異常監視回路)、12 A系
インバータ(第一異常監視回路)、13B系異常監視回
路(第一異常監視回路)、14 B系インバータ(第一
異常監視回路)、15 切替タイミング設定回路(切替
タイミング設定部)、16 A系第一論理積素子(第一
論理演算素子)、17 B系第一論理積素子(第一論理
演算素子)、18 切替部異常監視回路(第二異常監視
回路、第二異常監視部)、19 A系第二論理積素子
(第二論理演算素子)、20 A系論理和素子(第三論
理演算素子)、21 B系第二論理積素子(第二論理演
算素子)、22 B系論理和素子(第三論理演算素
子)、23 表示ランプ、24 入出力ポート、25
第一切替タイミング設定回路(切替タイミング信号生成
回路、切替タイミング設定部)、26 第二切替タイミ
ング設定回路(切替タイミング信号生成回路、切替タイ
ミング設定部)、27 第一タイミング信号論理和素子
(タイミング信号論理演算素子、切替タイミング設定
部)、28 第二タイミング信号論理和素子(タイミン
グ信号論理演算素子、切替タイミング設定部)、29
システム管理ユニット(故障検出ユニット)、30 A
系状態保持手段(状態保持部)、31 A系切替タイミ
ング設定回路(切替タイミング設定部)、32 A系切
替部異常監視回路(第二異常監視部)、33 B系状態
保持手段(状態保持部)、34 B系切替タイミング設
定回路(切替タイミング設定部)、35 B系切替部異
常監視回路(第二異常監視部)。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多重化用の複数の中央処理装置を監視
    し、その内の1つを運転系として動作させるとともに残
    りを待機系として動作させるように各中央処理装置に切
    替信号を出力する切替信号生成装置において、 唯一の中央処理装置が運転系となるように複数の中央処
    理装置の運転状態を保持するとともに、各中央処理装置
    に対応する動作状態指令信号を出力する状態保持部と、 各中央処理装置と1対1対応に設けられ、それぞれ自系
    の中央処理装置の異常があった場合には第一異常検出信
    号を出力する複数の第一異常監視回路と、 上記動作状態指令信号および複数の第一異常検出信号が
    入力され、運転系の中央処理装置の第一異常検出信号が
    入力されたら切替タイミング信号を出力する切替タイミ
    ング設定部と、 上記切替タイミング設定部の動作状態を監視し、異常が
    あった場合にはそれぞれの系に対して第二異常検出信号
    を出力する第二異常監視部と、 各中央処理装置と1対1対応に設けられ、上記複数の第
    一異常検出信号、切替タイミング信号および自系に対す
    る動作状態指令信号が入力され、運転系に指定された自
    系の第一異常検出信号が入力されたら切替タイミング信
    号が入力されている期間において第一切替信号を出力す
    る第一論理演算素子と、 各中央処理装置と1対1対応に設けられ、上記複数の第
    一異常検出信号、自系に対する第二異常検出信号および
    自系に対する動作状態指令信号が入力され、運転系に指
    定された自系の第一異常検出信号が入力されるとともに
    自系に対する第二異常検出信号が入力されたら第二切替
    信号を出力する第二論理演算素子と、 各中央処理装置と1対1対応に設けられ、上記第一切替
    信号および第二切替信号のうちのいずれか一方が入力さ
    れたら、自系の中央処理装置に対して上記切替信号を出
    力する第三論理演算素子とを備えることを特徴する切替
    信号生成装置。
  2. 【請求項2】 切替タイミング設定部は、 動作状態指令信号および複数の第一異常検出信号が入力
    され、運転系の中央処理装置の第一異常検出信号が入力
    されたら個別切替タイミング信号を出力する複数の切替
    タイミング信号生成回路と、 この複数の切替タイミング信号生成回路から出力される
    複数の個別切替タイミング信号が入力され、いずれか1
    つが入力されたら切替タイミング信号を出力するタイミ
    ング信号論理演算素子とを備えることを特徴とする請求
    項1記載の切替信号生成装置。
  3. 【請求項3】 第二異常監視部は、 切替タイミング設定部の動作状態を監視し、異常があっ
    た場合にはそれぞれの系に対して第二異常検出信号を出
    力する第二異常監視回路と、 この第二異常監視回路の異常検出に応じて点灯状態が変
    化する表示ランプと、 上記第二異常監視回路の異常検出状態を中央処理装置で
    読み取り可能な入出力ポートとを備えることを特徴とす
    る請求項1または請求項2記載の切替信号生成装置。
  4. 【請求項4】 各種の演算処理を実行する中央処理装置
    を備えた複数の中央処理装置ユニットと、 唯一の中央処理装置ユニットが運転系となるように複数
    の中央処理装置ユニットの運転状態を保持するととも
    に、各中央処理装置ユニットに対応する動作状態指令信
    号を出力する状態保持手段、この動作状態指令信号が入
    力され、運転系の中央処理装置ユニットに異常が生じた
    ら切替タイミング信号を出力する切替タイミング設定回
    路、および、この切替タイミング設定回路の動作状態を
    監視し、異常があった場合にはそれぞれの系に対して第
    二異常検出信号を出力する第二異常監視回路を備え、上
    記複数の中央処理装置ユニットと外部機器とを接続する
    系切替ユニットと、 上記中央処理装置ユニットと1対1対応に設けられ、自
    系の中央処理装置ユニットの異常を監視して異常があっ
    た場合には第一異常検出信号を出力する第一異常監視回
    路、この第一異常検出信号、上記切替タイミング信号お
    よび自系に対する動作状態指令信号が入力され、運転系
    に指定された自系の第一異常検出信号が入力されたら切
    替タイミング信号が入力されている期間において第一切
    替信号を出力する第一論理演算素子、上記第一異常検出
    信号、自系に対する第二異常検出信号および自系に対す
    る動作状態指令信号が入力され、運転系に指定された自
    系の第一異常検出信号が入力されるとともに自系に対す
    る第二異常検出信号が入力されたら第二切替信号を出力
    する第二論理演算素子、および、上記第一切替信号およ
    び第二切替信号のうちのいずれか一方が入力されたら、
    自系の中央処理装置ユニットに対してその運転状態を切
    り替える切替信号を出力する第三論理演算素子とを備え
    る複数の故障検出ユニットとを備えたプログラマブルコ
    ントローラ。
  5. 【請求項5】 各種の演算処理を実行する中央処理装置
    を備えた複数の中央処理装置ユニットと、この中央処理
    装置ユニットと1対1対応で設けられ、唯一の中央処理
    装置ユニットが運転系となるようにそれぞれの動作状態
    を制御する複数の故障検出ユニットとを備えたプログラ
    マブルコントローラにおいて、 上記故障検出ユニットは、 唯一の中央処理装置ユニットが運転系となるようにそれ
    ぞれ自系の中央処理装置ユニットの運転状態を保持する
    とともに、それに基づく動作状態指令信号を出力する状
    態保持部と、 自系の中央処理装置ユニットの異常があった場合には第
    一異常検出信号を出力する第一異常監視回路と、 上記動作状態指令信号および他の故障検出ユニットから
    の第一異常検出信号を含む複数の第一異常検出信号が入
    力され、運転系の中央処理装置の第一異常検出信号が入
    力されたら切替タイミング信号を出力する切替タイミン
    グ設定回路と、 この切替タイミング設定回路の動作状態を監視し、異常
    があった場合には第二異常検出信号を出力する第二異常
    監視部と、 上記複数の第一異常検出信号、切替タイミング信号およ
    び動作状態指令信号が入力され、運転系に指定された自
    系の第一異常検出信号が入力されたら切替タイミング信
    号が入力されている期間において第一切替信号を出力す
    る第一論理演算素子と、 上記複数の第一異常検出信号、第二異常検出信号および
    動作状態指令信号が入力され、運転系に指定された自系
    の第一異常検出信号が入力されるとともに自系に対する
    第二異常検出信号が入力されたら第二切替信号を出力す
    る第二論理演算素子と、 上記第一切替信号および第二切替信号のうちのいずれか
    一方が入力されたら、自系の中央処理装置ユニットに対
    してその動作状態を切り替える切替信号を出力する第三
    論理演算素子とを備えることを特徴するプログラマブル
    コントローラ。
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