JP2000355239A - 車両用シートの格納構造 - Google Patents
車両用シートの格納構造Info
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- JP2000355239A JP2000355239A JP11165624A JP16562499A JP2000355239A JP 2000355239 A JP2000355239 A JP 2000355239A JP 11165624 A JP11165624 A JP 11165624A JP 16562499 A JP16562499 A JP 16562499A JP 2000355239 A JP2000355239 A JP 2000355239A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 製造や組立作業が容易な車両用シートの格納
構造をする。 【解決手段】 シート2を車幅方向で反転させて格納す
る構造にしたため、車体が前後方向での慣性力を受けて
もガタつきにくく、格納するためのレール7や回転軸
を、必要以上に高強度にする必要がない。従って、格納
構造の製造や組立が容易になる。
構造をする。 【解決手段】 シート2を車幅方向で反転させて格納す
る構造にしたため、車体が前後方向での慣性力を受けて
もガタつきにくく、格納するためのレール7や回転軸
を、必要以上に高強度にする必要がない。従って、格納
構造の製造や組立が容易になる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、車両用シートの
格納構造に関するものである。
格納構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車の後方に設置されるシートの場合
は、ラゲッジスペースを拡大したりするために、フロア
よりも低い位置に格納される場合がある(類似技術とし
て、実開平5−26610号公報参照)。この種のシー
トは、シートを前後方向で折りたたんだり、反転させた
りして、低い位置に格納される。そのため、フロアの下
部に、シートの一部を前後方向でスライド自在に支持す
るレールを設けたり、前後方向での回転軸を設けたりす
る構造になっている。
は、ラゲッジスペースを拡大したりするために、フロア
よりも低い位置に格納される場合がある(類似技術とし
て、実開平5−26610号公報参照)。この種のシー
トは、シートを前後方向で折りたたんだり、反転させた
りして、低い位置に格納される。そのため、フロアの下
部に、シートの一部を前後方向でスライド自在に支持す
るレールを設けたり、前後方向での回転軸を設けたりす
る構造になっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の技術にあっては、シートを前後方向でスライ
ドさせたり、折りたたんだりして格納する構造になって
いるため、そのシートを支持するレールや回転軸の剛性
を特別に高める必要がある。なぜならば、自動車におい
ては、急発進や急制動を行った場合において、前後方向
での慣性力が大きく作用するため、走行時におけるガタ
つきを防止するために、前後方向に可動させるポイント
となる箇所の強度を特別に高めておく必要がある。その
ため、格納構造の製造や組立作業が大変に面倒になって
いる。
うな従来の技術にあっては、シートを前後方向でスライ
ドさせたり、折りたたんだりして格納する構造になって
いるため、そのシートを支持するレールや回転軸の剛性
を特別に高める必要がある。なぜならば、自動車におい
ては、急発進や急制動を行った場合において、前後方向
での慣性力が大きく作用するため、走行時におけるガタ
つきを防止するために、前後方向に可動させるポイント
となる箇所の強度を特別に高めておく必要がある。その
ため、格納構造の製造や組立作業が大変に面倒になって
いる。
【0004】この発明は、このような従来の技術に着目
してなされたものであり、製造や組立作業が容易な車両
用シートの格納構造をするものである。
してなされたものであり、製造や組立作業が容易な車両
用シートの格納構造をするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
シートクッションの後部に折りたたみ自在なシートバッ
クを備えた構造のシートを左右に並べた状態で配置し、
各シートをそれぞれ車幅方向で反転させてフロアに形成
した凹部内に格納する車両用シートの格納構造であっ
て、前記凹部の前壁面と後壁面との上部に、それぞれ車
幅方向に沿うレールを設け、シートクッションの前面と
後面との車幅方向における一端側の対応壁面又はその周
辺部材にリンクの一端部を軸支すると共に、該リンクの
他端部をシートクッションの前面と後面における各中間
部の裏面側に軸支し、シートクッションの前面と後面の
他端側に、レールに対してスライド自在に係合するロー
ラを設けると共に、一端側に着座状態及び格納状態にお
いてシートクッションの一端側を他端側と略同じ高さ位
置に保持するストッパ機構を設けた。
シートクッションの後部に折りたたみ自在なシートバッ
クを備えた構造のシートを左右に並べた状態で配置し、
各シートをそれぞれ車幅方向で反転させてフロアに形成
した凹部内に格納する車両用シートの格納構造であっ
て、前記凹部の前壁面と後壁面との上部に、それぞれ車
幅方向に沿うレールを設け、シートクッションの前面と
後面との車幅方向における一端側の対応壁面又はその周
辺部材にリンクの一端部を軸支すると共に、該リンクの
他端部をシートクッションの前面と後面における各中間
部の裏面側に軸支し、シートクッションの前面と後面の
他端側に、レールに対してスライド自在に係合するロー
ラを設けると共に、一端側に着座状態及び格納状態にお
いてシートクッションの一端側を他端側と略同じ高さ位
置に保持するストッパ機構を設けた。
【0006】請求項1記載の発明によれば、シートを車
幅方向で反転させて格納する構造にしたため、車体が前
後方向での慣性力を受けてもガタつきにくく、格納する
ためのレールや回転軸を、必要以上に高強度にする必要
がない。従って、格納構造の製造や組立が容易になる。
幅方向で反転させて格納する構造にしたため、車体が前
後方向での慣性力を受けてもガタつきにくく、格納する
ためのレールや回転軸を、必要以上に高強度にする必要
がない。従って、格納構造の製造や組立が容易になる。
【0007】請求項2記載の発明は、前記ストッパ機構
が、レールの一端部をレールよりも凹部側に突出した上
面により下側から支持する脚部と、シートクッションの
一端部側に設けられ且つ着座状態で脚部の上面に載置さ
れるストッパ体と、該ストッパ体から突出して少なくと
も反転状態でレールと係合するスライダとから構成され
る。
が、レールの一端部をレールよりも凹部側に突出した上
面により下側から支持する脚部と、シートクッションの
一端部側に設けられ且つ着座状態で脚部の上面に載置さ
れるストッパ体と、該ストッパ体から突出して少なくと
も反転状態でレールと係合するスライダとから構成され
る。
【0008】請求項2記載の発明によれば、着座状態に
おいては、シートクッションの一端側を脚部の上面に載
せて支持し、且つ他端側ではローラをレールに係合させ
ているため、乗員が着座しても、十分な強度が得られ
る。格納状態では、スライダがレールに係合するため、
シートクッションのガタつきが確実に防止される。ま
た、シートクッションの車幅方向での位置がリンクによ
り規制されているため、隣接するシートとの干渉が回避
される。
おいては、シートクッションの一端側を脚部の上面に載
せて支持し、且つ他端側ではローラをレールに係合させ
ているため、乗員が着座しても、十分な強度が得られ
る。格納状態では、スライダがレールに係合するため、
シートクッションのガタつきが確実に防止される。ま
た、シートクッションの車幅方向での位置がリンクによ
り規制されているため、隣接するシートとの干渉が回避
される。
【0009】請求項3記載の発明は、シートクッション
の裏面に回転して突出する把手部を設けた。
の裏面に回転して突出する把手部を設けた。
【0010】請求項3記載の発明によれば、シートクッ
ションの裏面に回転して突出する把手部が設けられてい
るため、反転させた格納状態から着座状態に戻す操作が
容易である。
ションの裏面に回転して突出する把手部が設けられてい
るため、反転させた格納状態から着座状態に戻す操作が
容易である。
【0011】請求項4記載の発明は、凹部の壁面にシー
トベルト用のバックルが設けられている。
トベルト用のバックルが設けられている。
【0012】請求項4記載の発明によれば、凹部の壁面
にシートベルト用のバックルが設けられているため、シ
ートベルトからの入力をフロアの凹部で受け止めること
ができ、シートベルトによる乗員拘束性が向上する。ま
た、シートベルトの不使用時にはバックルを凹部内に隠
すことができるため、見映えの面からも好ましい。
にシートベルト用のバックルが設けられているため、シ
ートベルトからの入力をフロアの凹部で受け止めること
ができ、シートベルトによる乗員拘束性が向上する。ま
た、シートベルトの不使用時にはバックルを凹部内に隠
すことができるため、見映えの面からも好ましい。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、この発明の好適な実施形態
を図1〜図9に基づいて説明する。図1及び図2は、ワ
ゴン車のセカンドシート1とサードシート2を示した図
である。サードシート2は、同じ構造をしたものが左右
に並んで配置されている。すなわち、シートクッション
3の後部に、前側へ折りたたみ可能なシートバック4を
備えた構造になっている。シートクッション3は、前面
3aが後面3bよりも厚く形成され、表面が後傾状態に
なっている。従って、乗員が安定した状態で、シートク
ッション3上に着座できるようになっている。
を図1〜図9に基づいて説明する。図1及び図2は、ワ
ゴン車のセカンドシート1とサードシート2を示した図
である。サードシート2は、同じ構造をしたものが左右
に並んで配置されている。すなわち、シートクッション
3の後部に、前側へ折りたたみ可能なシートバック4を
備えた構造になっている。シートクッション3は、前面
3aが後面3bよりも厚く形成され、表面が後傾状態に
なっている。従って、乗員が安定した状態で、シートク
ッション3上に着座できるようになっている。
【0014】このサードシート2は、ラゲッジルームR
に設置され、ラゲッジルームRを広く利用する場合は、
両方のサードシート2とも、シートバック4を折りたた
んだ状態で、ラゲッジルームRのフロア5に形成された
凹部6内に格納される。
に設置され、ラゲッジルームRを広く利用する場合は、
両方のサードシート2とも、シートバック4を折りたた
んだ状態で、ラゲッジルームRのフロア5に形成された
凹部6内に格納される。
【0015】以下、サードシート2の格納構造を説明す
る。凹部6は、2つのサードシート2を格納可能なサイ
ズを有しており、その前壁面6aと後壁面6bとの上部
には、それぞれ車幅方向に沿うレール7が取付けられて
いる。このレール7は、凹部6の最上端でなく、それよ
りも若干低い上部位置に取付けられている。この実施形
態では、前後のレール7は同じ高さで、互いに向き合う
面に溝8を有する断面概略C形状を呈している。尚、レ
ール7の中央寄り位置には、それぞれ上面部の一部に切
欠部9が形成されている。各レール7の車幅方向端部
は、凹部6の底面から立設された脚部10の上面10a
により下側から支持されている。この脚部10の上面1
0aは、レール7よりも凹部6側へ突出している。
る。凹部6は、2つのサードシート2を格納可能なサイ
ズを有しており、その前壁面6aと後壁面6bとの上部
には、それぞれ車幅方向に沿うレール7が取付けられて
いる。このレール7は、凹部6の最上端でなく、それよ
りも若干低い上部位置に取付けられている。この実施形
態では、前後のレール7は同じ高さで、互いに向き合う
面に溝8を有する断面概略C形状を呈している。尚、レ
ール7の中央寄り位置には、それぞれ上面部の一部に切
欠部9が形成されている。各レール7の車幅方向端部
は、凹部6の底面から立設された脚部10の上面10a
により下側から支持されている。この脚部10の上面1
0aは、レール7よりも凹部6側へ突出している。
【0016】次に、この凹部6内に取付けられるサード
シート2の構造について説明する。左右のサードシート
2は、前述のように左右同じで、凹部6に対する取付け
方も左右対称であるので、以下、図3に基づいて、左側
のサードシート2におけるシートクッション3の前面3
aの取付け方を代表して説明する。
シート2の構造について説明する。左右のサードシート
2は、前述のように左右同じで、凹部6に対する取付け
方も左右対称であるので、以下、図3に基づいて、左側
のサードシート2におけるシートクッション3の前面3
aの取付け方を代表して説明する。
【0017】前記脚部10の上部には、リンク11の左
端が軸支されており、このリンク11の右端は、シート
クッション3の前面3aの中間部における裏面側に軸支
されている。このリンク11の左端付近は水平だが、途
中からは上側に折れ曲がり、そのまま傾斜した状態で右
端に至っている。シートクッション3の前面3aにおけ
る左端側にはフレーム12が内蔵され、その前端が前面
3aから突出している。このフレーム12の前端には、
下面にゴム製のストッパ体13が設けられ、着座状態に
おいて、前記脚部10の上面10aに載った状態とな
る。
端が軸支されており、このリンク11の右端は、シート
クッション3の前面3aの中間部における裏面側に軸支
されている。このリンク11の左端付近は水平だが、途
中からは上側に折れ曲がり、そのまま傾斜した状態で右
端に至っている。シートクッション3の前面3aにおけ
る左端側にはフレーム12が内蔵され、その前端が前面
3aから突出している。このフレーム12の前端には、
下面にゴム製のストッパ体13が設けられ、着座状態に
おいて、前記脚部10の上面10aに載った状態とな
る。
【0018】このストッパ体13の中央部は切り欠かれ
ており、そこからスライダ14が突出している。このス
ライダ14は、スプリング15により突出方向に付勢さ
れているが、図示せぬ解除レバーに連結されたワイヤ1
6を引くことにより、シートクッション3内に没入する
ようになっている。このスライダ14の先端の下側が傾
斜面14aになっており、レール7に対して上側から当
てることにより、この傾斜面14aにガイドされて、ス
ライダ14がいったん引っ込み、その後に、スプリング
15の付勢力により自動的にスライドレール7の溝8内
に係入する。溝8内に係入すると、スライダ14の先端
の上面が平坦ため、レール7の溝8と完全に係合し、上
方向への移動が規制される。この実施形態では、前述の
脚部10、ストッパ体13、スライダ14により「スト
ッパ機構」が形成されている。
ており、そこからスライダ14が突出している。このス
ライダ14は、スプリング15により突出方向に付勢さ
れているが、図示せぬ解除レバーに連結されたワイヤ1
6を引くことにより、シートクッション3内に没入する
ようになっている。このスライダ14の先端の下側が傾
斜面14aになっており、レール7に対して上側から当
てることにより、この傾斜面14aにガイドされて、ス
ライダ14がいったん引っ込み、その後に、スプリング
15の付勢力により自動的にスライドレール7の溝8内
に係入する。溝8内に係入すると、スライダ14の先端
の上面が平坦ため、レール7の溝8と完全に係合し、上
方向への移動が規制される。この実施形態では、前述の
脚部10、ストッパ体13、スライダ14により「スト
ッパ機構」が形成されている。
【0019】シートクッション3の前面3aにおける右
側にはレール7内にスライド自在に係合されるローラ1
7が設けられている。このローラ17がレール7に係合
していることと、ストッパ体13が脚部10の上面10
aに載っていることにおり、シートクッション3の水平
は保たれ、乗員の重さに耐え得る強度が得られる。
側にはレール7内にスライド自在に係合されるローラ1
7が設けられている。このローラ17がレール7に係合
していることと、ストッパ体13が脚部10の上面10
aに載っていることにおり、シートクッション3の水平
は保たれ、乗員の重さに耐え得る強度が得られる。
【0020】また、シートクッション3の裏面には、図
6に示すように、回転して突出する把手部18が設けら
れている。そして、フロア5に形成された凹部6の後壁
面6bには、シートベルト用のバックル19が設けられ
ている(図1参照)。従って、車体の側壁から引き出し
て乗員に掛けたシートベルトをこのバックル19に係合
させることにより、シートベルトからの入力を凹部6で
受け止めることができ、シートベルトによる乗員拘束性
が向上する。また、シートベルトの不使用時には、バッ
クル19を凹部6内に隠すことができるため、見映えの
面からも好ましい。
6に示すように、回転して突出する把手部18が設けら
れている。そして、フロア5に形成された凹部6の後壁
面6bには、シートベルト用のバックル19が設けられ
ている(図1参照)。従って、車体の側壁から引き出し
て乗員に掛けたシートベルトをこのバックル19に係合
させることにより、シートベルトからの入力を凹部6で
受け止めることができ、シートベルトによる乗員拘束性
が向上する。また、シートベルトの不使用時には、バッ
クル19を凹部6内に隠すことができるため、見映えの
面からも好ましい。
【0021】次に、このサードシート2を凹部6内に格
納する手順を説明する。まず、シートバック4を前側へ
折りたたみ、シートクッション3と重ね合わせた状態に
する(図7参照)。次に、図示せぬレバーを操作してワ
イヤ16を引き、スライダ14とレール7との係合状態
を解除する。そして、シートクッション3の左端を上側
に持ち上げると、図8に示すように、リンク11の右端
が持ち上がると共に、ローラ17が左側へスライドする
ことにより、シートクッション3がシートバック4ごと
車幅方向で回転する。シートクッション3を回転させる
際、シートクッション3の車幅方向での位置がリンク1
1により規制されているため、隣接するサードシート2
との干渉が回避される。隣接するサードシート2は、一
方を回転させた後に、同じ要領で回転される。
納する手順を説明する。まず、シートバック4を前側へ
折りたたみ、シートクッション3と重ね合わせた状態に
する(図7参照)。次に、図示せぬレバーを操作してワ
イヤ16を引き、スライダ14とレール7との係合状態
を解除する。そして、シートクッション3の左端を上側
に持ち上げると、図8に示すように、リンク11の右端
が持ち上がると共に、ローラ17が左側へスライドする
ことにより、シートクッション3がシートバック4ごと
車幅方向で回転する。シートクッション3を回転させる
際、シートクッション3の車幅方向での位置がリンク1
1により規制されているため、隣接するサードシート2
との干渉が回避される。隣接するサードシート2は、一
方を回転させた後に、同じ要領で回転される。
【0022】そして、上下反対になったスライダ14が
レール7の切欠部9内に入り込み、スライダ14の先端
における平坦な部分が、溝8の上縁に係合することで、
シートクッション3は完全な反転状態になり、サードシ
ート2は凹部6内に格納される(図9参照)。格納され
たシートクッション3の裏面と、フロア5の表面とは同
一面となり、ラゲッジルームRが拡大された状態にな
る。また、この反転状態において、ローラ17は左端付
近までスライドするが、リンク11が上側に折れ曲がっ
ているため、リンク11と干渉することはない。
レール7の切欠部9内に入り込み、スライダ14の先端
における平坦な部分が、溝8の上縁に係合することで、
シートクッション3は完全な反転状態になり、サードシ
ート2は凹部6内に格納される(図9参照)。格納され
たシートクッション3の裏面と、フロア5の表面とは同
一面となり、ラゲッジルームRが拡大された状態にな
る。また、この反転状態において、ローラ17は左端付
近までスライドするが、リンク11が上側に折れ曲がっ
ているため、リンク11と干渉することはない。
【0023】このように反転して格納した状態で、シー
トクッション3の左側ではローラ17がレール7に係合
し、右側ではスライダ14の先端の平坦な部分が、レー
ル7の溝8の上縁に係合するため、サードシート2の水
平状態は保たれ、荷物の重さに耐え得る強度が得られ
る。サードシート2を元に戻す場合は、把手部18を回
転させて、シートクッション3の裏面から突出させ、そ
の把手部18を上側に持ち上げれば良い。
トクッション3の左側ではローラ17がレール7に係合
し、右側ではスライダ14の先端の平坦な部分が、レー
ル7の溝8の上縁に係合するため、サードシート2の水
平状態は保たれ、荷物の重さに耐え得る強度が得られ
る。サードシート2を元に戻す場合は、把手部18を回
転させて、シートクッション3の裏面から突出させ、そ
の把手部18を上側に持ち上げれば良い。
【0024】この実施形態によれば、サードシート2を
車幅方向で反転させて格納する構造にしたため、車両の
走行中に前後方向での慣性力を受けてもガタつきにく
く、格納するためのレール7や回転軸を必要以上に高強
度にする必要がない。従って、格納構造の製造や組立が
容易になる。
車幅方向で反転させて格納する構造にしたため、車両の
走行中に前後方向での慣性力を受けてもガタつきにく
く、格納するためのレール7や回転軸を必要以上に高強
度にする必要がない。従って、格納構造の製造や組立が
容易になる。
【0025】尚、以上の実施形態では、シートクッショ
ン3の前側の厚さを増した状態にすると共に、前後のレ
ール7を同じ高さにして、シートクッション3の表面を
後傾状態にし、乗員の安定した着座状態を得るようにし
たが、シートクッションの厚さを前後均一にすると共
に、後側のレールを前側のレールよりも低くすることに
より、シートクッションの表面を後傾状態にしても良
い。
ン3の前側の厚さを増した状態にすると共に、前後のレ
ール7を同じ高さにして、シートクッション3の表面を
後傾状態にし、乗員の安定した着座状態を得るようにし
たが、シートクッションの厚さを前後均一にすると共
に、後側のレールを前側のレールよりも低くすることに
より、シートクッションの表面を後傾状態にしても良
い。
【0026】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、シートを
車幅方向で反転させて格納する構造にしたため、車体が
前後方向での慣性力を受けてもガタつきにくく、格納す
るためのレールや回転軸を、必要以上に高強度にする必
要がない。従って、格納構造の製造や組立が容易にな
る。
車幅方向で反転させて格納する構造にしたため、車体が
前後方向での慣性力を受けてもガタつきにくく、格納す
るためのレールや回転軸を、必要以上に高強度にする必
要がない。従って、格納構造の製造や組立が容易にな
る。
【0027】請求項2記載の発明によれば、着座状態に
おいては、シートクッションの一端側を脚部の上面に載
せて支持し、且つ他端側ではローラをレールに係合させ
ているため、乗員が着座しても十分な強度が得られる。
格納状態では、スライダがレールに係合するため、シー
トクッションのガタつきが確実に防止される。また、シ
ートクッションの車幅方向での位置がリンクにより規制
されているため、隣接するシートとの干渉が回避され
る。
おいては、シートクッションの一端側を脚部の上面に載
せて支持し、且つ他端側ではローラをレールに係合させ
ているため、乗員が着座しても十分な強度が得られる。
格納状態では、スライダがレールに係合するため、シー
トクッションのガタつきが確実に防止される。また、シ
ートクッションの車幅方向での位置がリンクにより規制
されているため、隣接するシートとの干渉が回避され
る。
【0028】請求項3記載の発明によれば、シートクッ
ションの裏面に回転して突出する把手部が設けられてい
るため、反転させた格納状態から着座状態に戻す操作が
容易である。
ションの裏面に回転して突出する把手部が設けられてい
るため、反転させた格納状態から着座状態に戻す操作が
容易である。
【0029】請求項4記載の発明によれば、凹部の壁面
にシートベルト用のバックルが設けられているため、シ
ートベルトからの入力をフロアの凹部で受け止めること
ができ、シートベルトによる乗員拘束性が向上する。ま
た、シートベルトの不使用時にはバックルを凹部内に隠
すことができるため、見映えの面からも好ましい。
にシートベルト用のバックルが設けられているため、シ
ートベルトからの入力をフロアの凹部で受け止めること
ができ、シートベルトによる乗員拘束性が向上する。ま
た、シートベルトの不使用時にはバックルを凹部内に隠
すことができるため、見映えの面からも好ましい。
【図1】サードシートの着座状態を示す車室内斜視図。
【図2】サードシートの格納状態を示す車室内斜視図。
【図3】シートクッションの前面の支持構造を示す斜視
図。
図。
【図4】図3中矢示DA方向から見た正面図。
【図5】図3中矢示SA−SA線に沿う断面図。
【図6】把手部を示す斜視図。
【図7】サードシートの着座状態を示す正面図。
【図8】サードシートの回転状態を示す正面図。
【図9】サードシートの格納状態を示す正面図。
2 サードシート 3 シートクッション 3a 前面 3b 後面 4 シートバック 5 フロア 6 凹部 6a 前壁面 6b 後壁面 7 レール 10 脚部(ストッパ機構) 10a 上面 11 リンク 13 ストッパ体(ストッパ機構) 14 スライダ(ストッパ機構) 17 ローラ 18 把手部 19 バックル R ラゲッジルーム
Claims (4)
- 【請求項1】 シートクッションの後部に折りたたみ自
在なシートバックを備えた構造のシートを左右に並べた
状態で配置し、各シートをそれぞれ車幅方向で反転させ
てフロアに形成した凹部内に格納する車両用シートの格
納構造であって、 前記凹部の前壁面と後壁面との上部に、それぞれ車幅方
向に沿うレールを設け、 前記シートクッションの前面と後面の車幅方向における
一端側の対応壁面又はその周辺部材に、リンクの一端部
を軸支すると共に、該リンクの他端部をシートクッショ
ンの前面と後面とにおける各中間部の裏面側に軸支し、 前記シートクッションの前面と後面との他端側に、前記
レールに対してスライド自在に係合するローラを設ける
と共に、一端側に着座状態及び格納状態においてシート
クッションの一端側を他端側と略同じ高さ位置に保持す
るストッパ機構を設けたことを特徴とする車両用シート
の格納構造。 - 【請求項2】 請求項1記載の車両用シートの格納構造
であって、 前記ストッパ機構が、レールの一端部をレールよりも凹
部側に突出した上面により下側から支持する脚部と、シ
ートクッションの一端部側に設けられ且つ着座状態で脚
部の上面に載置されるストッパ体と、該ストッパ体から
突出して少なくとも反転状態でレールと係合するスライ
ダとから構成されることを特徴とする車両用シートの格
納構造。 - 【請求項3】 請求項1又は請求項2記載の車両用シー
トの格納構造であって、 前記シートクッションの裏面に、回転して突出する把手
部を設けたことを特徴とする車両用シートの格納構造。 - 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか1項に記載の車
両用シートの格納構造であって、 前記凹部の壁面に、シートベルト用のバックルが設けら
れていることを特徴とする車両用シートの格納構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11165624A JP2000355239A (ja) | 1999-06-11 | 1999-06-11 | 車両用シートの格納構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11165624A JP2000355239A (ja) | 1999-06-11 | 1999-06-11 | 車両用シートの格納構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000355239A true JP2000355239A (ja) | 2000-12-26 |
Family
ID=15815910
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11165624A Pending JP2000355239A (ja) | 1999-06-11 | 1999-06-11 | 車両用シートの格納構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000355239A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN119969927A (zh) * | 2025-03-27 | 2025-05-13 | 广州兰韵医疗科技有限公司 | 一种稳定性高的肾镜机器人夹镜装置 |
-
1999
- 1999-06-11 JP JP11165624A patent/JP2000355239A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN119969927A (zh) * | 2025-03-27 | 2025-05-13 | 广州兰韵医疗科技有限公司 | 一种稳定性高的肾镜机器人夹镜装置 |
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