JP2000503065A - 浸漬剤組成物 - Google Patents

浸漬剤組成物

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JP2000503065A JP10515963A JP51596398A JP2000503065A JP 2000503065 A JP2000503065 A JP 2000503065A JP 10515963 A JP10515963 A JP 10515963A JP 51596398 A JP51596398 A JP 51596398A JP 2000503065 A JP2000503065 A JP 2000503065A
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Abstract

(57)【要約】 ソルビタンエステルを、エトキシル化ジアミン、エトキシル化ポリアミン、エトキシル化アミン重合体およびそれらの混合物からなる群から選択された汚れ懸濁化剤との組合せで含んでなる浸漬組成物を開示する。該組成物を水で希釈して浸漬液を形成する。本発明は、その最も一般的な実施態様で、布地の浸漬方法であって、該布地を、水および有効量の、その様な汚れ懸濁化剤を含んでなる組成物を含んでなる浸漬液に、1時間以上浸漬し、次いで該浸漬液から取り出す方法に関する。本発明は、シルトや粘土の様な粒子状汚れ、ならびに酵素系の染みを布地から除去するのに特に有効である。

Description

【発明の詳細な説明】 浸漬剤組成物 G.ARDIA 技術分野 本発明は、浸漬条件下、すなわち水および洗剤成分を含んでなる浸漬液中に布 地を浸漬した状態にする条件下での、典型的な洗濯操作の前の第一工程として、 または単一の工程として、布地を洗浄する方法に関する。 発明の背景 布地の浸漬操作は、この分野で開示されている。その様な浸漬操作では、布地 を浸漬液と、典型的には1時間を超え、一晩、あるいは24時間もの長い時間、 接触させたままにする。この洗濯方法には、布地と浸漬液の重要な活性成分の接 触時間を最大限にするという利点がある。この方法には、機械的な攪拌を必要と する典型的な洗濯操作の必要性を少なくするか、または無くす、あるいは、後に 続く典型的な洗濯操作の効率を改善する、という利点もある。 その様な浸漬操作は、布地から頑固な屋外の汚れ、例えば泥、シルトおよび/ または粘土の様な粒子状汚れ、を除去するのに一般的に望ましい。例えば、粘土 は通常、微結晶性鉱物構造(例えばイライト、モンモリロン石、カオリナイト、 等の水和ケイ酸アルミニウム)を有し、有機画分の存在を伴う。有機画分は、様 々な化合物(例えば、フミン酸、フルボ酸、植物/動物バイオマス、等)を含む 。粘土は、ある種の金属(例えばマグネシウム、カルシウム、カリウム、鉄、等 )も含む。しかし、その様な粒子状汚れは、布地から除去するのが特に困難であ る。事実、粘土やシルトの様な非常に細かい、典型的には0.002mm未満の大 きさ の汚れ粒子は、布地の繊維間に入り込み、繊維の表面に堅く付着すると考えられ ている。この問題は、シルトや粘土が最も付着し易い靴下で特に顕著である。ま た、その様な浸漬操作は、酵素系の染み除去性能に関してはあまり満足できるも のではない。酵素系の染みは、典型的には炭水化物や血液の様なタンパク質系の 汚れである。酵素系の染みは、布地上の粒子状汚れに対して接着剤として作用し 、そのため、その様な酵素系の染みを除去することにより、粒子状汚れを布地か ら除去し易くなることが分かった。 そこで、本発明の目的は、粒子状汚れ、特にシルト、泥および/または粘土、 ならびに酵素系の染みを、浸漬操作で布地から効果的に除去することである。 この目的は、以下に説明するエトキシル化ジアミン、エトキシル化ポリアミン 、エトキシル化アミン重合体およびそれらの混合物からなる群から選択された汚 れ懸濁化剤を含んでなる、有効量の浸漬洗剤組成物を含んでなる水性浸漬液に布 地を浸漬することにより達成される。実際、浸漬組成物中のその様な汚れ懸濁化 剤は、その様な汚れ懸濁化剤を含まない同じ組成物により与えられる染み除去性 能と比較して、浸漬条件下で(すなわち、典型的には1時間〜24時間の長い時 間、接触させたままにした時)、粒子状汚れの様な頑固な屋外汚れおよび/また は酵素系の染みに対して改良した染み除去性能を付与することが分かった。そこ で本発明は、その最も一般的な態様において、水および有効量の、ここに説明す る汚れ懸濁化剤を含んでなる組成物を含んでなる浸漬液に布地を1時間以上浸漬 し、次いで該浸漬液から取り出す、布地の浸漬方法を包含する。 さらに、浸漬洗剤組成物中で、該汚れ懸濁化剤を、以下に説明するソルビタン エステルと組み合わせることにより、粒子状汚れおよび/または酵素系の染みに 対する染み除去性能がさらに改良されることが分かった。そこで本発明は、ソル ビタンエステルおよびここに説明する汚れ懸濁化剤を含んでなる浸漬洗剤組成物 、ならびに該浸漬洗剤組成物で形成された浸漬液中に布地を浸漬する方法を包含 す る。 本発明の利点は、改良された粒子状汚れ除去性能を付与するだけではなく 、長時間の浸漬条件下での布地上への汚れ再付着が防止されることである。さら に、ソルビタンエステルおよびその様な汚れ懸濁化剤を含んでなる本発明の浸漬 組成物は、油脂性の染み、例えば汚れたモーター油、スパゲッティソース、の様 な他の種類の染み、および茶および/またはコーヒーの様な漂白可能な染みに対 しても、効果的な除去性能を発揮する。 背景技術 ヨーロッパ特許第EP−A−112593号明細書は、粘土汚れ除去/再付着 防止剤としてエトキシル化モノ−またはジアミン、エトキシル化ポリアミンおよ び/またはエトキシル化アミン重合体を含んでなる洗濯用洗剤組成物(pH=6 〜8.5)を開示している。ソルビタンエステルは記載されていない。 ヨーロッパ特許出願第95870028.8号明細書は、ソルビタンエステル を、クエン酸またはクエン酸塩、ケイ酸塩、ゼオライト、ポリカルボン酸塩、リ ン酸塩およびそれらの混合物から選択された化合物を含んでなる大量のビルダー および汚れ懸濁化系との組合せで含んでなる浸漬組成物を開示している。エトキ シル化ジアミン、エトキシル化ポリアミンまたはエトキシル化アミン重合体は記 載されていない。 米国特許第3755201号明細書は、青色染料、界面活性剤、およびビルダ ー、充填材、溶剤および補助成分の群から選択された化合物を含む洗濯製品を開 示している。これらの組成物は、予備浸漬洗濯製品中に使用することができる。 ポリオキシエチレンソルビタンモノステアレートが記載されている。エトキシル 化ジアミン、エトキシル化ポリアミンまたはエトキシル化アミン重合体は記載さ れていない。 米国特許第3762859号明細書は、界面活性剤および特定の染料を含んで なる洗濯用洗剤組成物を開示している。ソルビタンモノラウレート、ソルビタン モノ−オレエートおよびマンニタン(mannitan)モノパルミテートの様なソルビタ ンエステルが記載されている。エトキシル化ジアミン、エトキシル化ポリアミン またはエトキシル化アミン重合体は記載されていない。 発明の概要 本発明は、ソルビタンエステルと、汚れ懸濁化剤とを含んでなる浸漬組成物で あり、ソルビタンエステルは 式C692(C24 O)x123 で表されるものであり[式中、x は0〜40の整数であり、R1、R2 は、独立して、OHまたは (Cnn+1 )COOであり、R3 は(Cnn+1 )COO基であり、nは11 〜17の整数である]、および 汚れ懸濁化剤は (1)下記式を有するエトキシル化ジアミン、 または (X−L−)2−N−R1 −N−(R22 (2)下記式を有するエトキシル化ポリアミン、 (3)下記一般式を有するエトキシル化アミン重合体、および (4)それらの混合物 からなる群から選択されるものである、組成物を包含する。 上記式中、A1RはHまたはC1 〜C4 アルキルまたはヒドロキシアルキルであり、R1 はC2 〜C12アルキレン、ヒドロキシアルキレン、アルケニレン、アリーレンまたはア ルカリーレン、または2〜20個のオキシアルキレン単位を有するC2 〜C3 オ キシアルキレン部分であり、そしてO−N結合は形成されず、各R2 はC1 〜C4 アルキルまたはヒドロキシアルキルであり、−L−X部分、または2個のR2 が一緒に−(CH2r−A2 −(CH2s−部分を形成し、ここでA2は−O −または−CH2 −であり、rは1または2であり、sは1または2であ り、r+sは3または4であり、Xは非イオン基、陰イオン基またはそれらの混 合物であり、R3 は置換された、p置換箇所を有するC3 〜C12アルキル、ヒド ロキシアルキル、アルケニル、アリール、またはアルカリール基であり、R4 は C1 〜C12アルキレン、ヒドロキシアルキレン、アルケニレン、アリーレンまた はアルカリーレン、または2〜20個のオキシアルキレン単位を有するC2 〜C3 オキシアルキレン部分であり、そしてO−OまたはO−N結合は形成されず、 Lは、ポリオキシアルキレン部分−[(R5 O)m(CH2 CH2 O)n]−を含 む親水性鎖であり、R5 はC3 〜C4 アルキレンまたはヒドロキシアルキレンで あり、mおよびnは、部分−(CH2 CH2 O)n−が該ポリオキシアルキレン 部分の少なくとも50重量%を含んでなり、該ジアミンに対して、mは0〜3で あり、nは、R1 がC2 〜C3 アルキレンヒドロキシアルキレン、またはアルケ ニレンである場合には少なくとも6であり、R1 がC2 〜C3 アルキレン、ヒド ロキシアルキレンまたはアルケニレン以外である場合には少なくとも3であり、 該ポリアミンおよびアミン重合体に対して、mは0〜10であり、nは少なくと も3であり、pは3〜8であり、qは1または0であり、tは1または0であり 、そしてqが1である場合にはtは1であり、wは1または0であり、x+y+ zは少なくとも2であり、y+zは少なくとも2である。 本発明は、水および有効量の、上記の組成物を含んでなる浸漬液に布地を有効 な時間浸漬し、次いで該浸漬液から取り出す、布地の浸漬方法をさらに包含する 。 本発明は、その最も一般的な態様で、水および有効量の、ここに説明する汚れ 懸濁化剤を含んでなる組成物を含んでなる浸漬液に布地を1時間以上浸漬し、次 いで該浸漬液から取り出す、布地の浸漬方法を包含する。 発明の詳細な説明 本発明は、布地浸漬の組成物および方法を包含する。この組成物は、以下、浸 漬組成物と呼び、この浸漬方法に使用する。A−組成物 本発明は、ソルビタンエステル、およびここに規定する汚れ懸濁化剤を含んで なる組成物を包含する。ソルビタンエステル 従って、本発明の組成物の第一の必須成分は、下記の式で表されるソルビタン エステルである。 C692(C24 O)x123 上記式中、xは0〜40の整数であり、R1、R2 は、独立して、OHまたは( Cnn+1 )COOであり、R3は(Cnn+1 )COO基であり、nは11〜 17の整数である。 ここで好ましい組成物では、xは0または20であり、ここで最も好ましい組 成物は、ポリエトキシル化(20)ソルビタントリステアレート、すなわちC692(C24 O)20(C1735COO)3、またはポリエトキシル化(20 )ソルビタンモノステアレート、すなわちC692(C24 O)20(OH )2(C1735COO)、またはソルビタンモノステアレート、すなわちC69 2(OH)2(C1735COO)、またはソルビタンモノパルミテート、すな わちC692(OH)2(C1531COO)、またはそれらの混合物である。 これらの材料はすべて幾つかの商品名で、例えばLonza からGlycosperse TS 2 0(ポリエトキシル化ソルビタントリステアレート)、Lonza からGlycosperseS 20(ポリエトキシル化ソルビタンモノステアレート)、FinaからRadiasurf 7145 (ソルビタンモノステアレート)、FinaからRadiasurf 7135(ソルビタンモノパ ルミテート)、AkzoからArmotan MP(ソルビタンモノパルミテート)として市販 されている。 さらに、エトキシル化ソルビタンエステルを非エトキシル化ソルビタンエステ ルと組み合わせることにより、どちらかの単独種よりも優れた性能が付与される ことが分かった。 本発明の浸漬組成物中には、0.01%〜10%、好ましくは0.01%〜5 %、最も好ましくは0.5%〜5%の該ソルビタンエステルまたはそれらの混合 物が存在すべきである。汚れ懸濁化剤 本発明の組成物の第二の必須成分は、前に説明したエトキシル化ジアミン、エ トキシル化ポリアミン、エトキシル化アミン重合体、およびそれらの混合物から 選択された汚れ懸濁化剤である。実際、該汚れ懸濁化剤の存在は、本発明の組成 物の優れた洗浄特性に貢献する。ここで使用する汚れ懸濁化剤の上記の式中、R1 は分岐鎖 最も好ましくは直鎖(例えば−CH2 CH2 −、−CH2 CH2 −CH2 −)の アルキレン、ヒドロキシアルキレン、アルケニレン、アルカリーレンまたはオキ シアルキレンである。R1 は、エトキシル化ジアミンおよびアミン重合体にはC2 〜C6 アルキレンが好ましい。エトキシル化ジアミンには、好適な汚れ除去/ 再付着防止特性に必要な最小エトキシル化度は、C2 〜C3 アルキレン(エチレ ン、プロピレン)からヘキサメチレンに向かうにつれて減少する。しかし、エ トキシル化アミン重合体、特にエトキシル化ポリアルキレンアミンおよびポリア ルキレンイミン、に関して、特に高分子量では、C2 〜C3 アルキレン(エチレ ン、プロピレン)がR1 にとって好ましく、エチレンが最も好ましい。各R2 は 好ましくは−L−X部分である。 上記の式中、親水性鎖Lは通常、主としてポリオキシアルキレン部分 −[(R5 O)m(CH2 CH2 O)n]−からなる。ポリオキシアルキレン部分 の−(R5 O)m−および−(CH2 CH2 O)n−部分は、混合されていてもよ いが、好ましくは−(R5 O)m−および−(CH2 CH2 O)n−部分のブロッ クを形成する。R5 は好ましくはC36(プロピレン)である。エトキシル化 ポリアミンおよびアミン重合体に関しては、mは好ましくは0〜5である。本発 明のすべてのエトキシル化アミンに関して、mは好ましくは0である、すなわち ポリオキシアルキレン部分が主とし−(CH2 CH2 O)n−部分からなる。− (CH2 CH2 O)n−部分は、好ましくはポリオキシアルキレン部分の少なく とも85重量%、最も好ましくは100重量%(Mは0である)を構成する。 上記の式中、Xはすべての相容性のある非イオン基、陰イオン基、またはそれら の混合物でよい。好適な非イオン基には、C1 〜C4 アルキルまたはヒドロキシ アルキルエステルまたはエーテル基、好ましくはそれぞれアセテートまたはメチ ルエーテル、水素(H)、またはそれらの混合物が挙げられる。特に好ましい非 イオン基はHである。陰イオン基に関して、PO3 -2 およびSO3 -が好適である 。特に好ましい陰イオン基はSO3 -である。非イオン基に対する陰イオン基の百 分率は、エトキシル化アミンにより与えられる汚れ除去/再付着防止特性にとっ て重要であることが分かった。陰イオン基0〜30%および非イオン基70〜1 00%の混合物が好ましい特性を与える。陰イオン基5〜10%および非イオン 基90〜95%の混合物が最も好ましい特性を与える。通常、陰イオン基0〜8 0%および非イオン基20〜100%の混合物が好適な汚れ除去/再付着 防止特性を与える。 好ましいエトキシル化ジアミンは下記の式を有する。 式中、Xおよびnは前に定義した通りであり、aは1であり、bは0〜4である 。好ましいエトキシル化ジアミンに関して、nは少なくとも12であり、典型的 には12〜42である。 エトキシル化ジアミンの製造方法は、例えばヨーロッパ特許第EP−A−11 2593号明細書に記載されている。 エトキシル化ポリアミンに関する上記の式中、R3(直鎖、分岐鎖、または環 状)は好ましくはC3 〜C6 アルキル、ヒドロキシアルキルまたはアリール基で 置換されており、A1 は好ましくは であり、nは好ましくは少なくとも12、典型的には12〜42であり、pは好 ましくは3〜6である。R3 が置換されたアリールまたはアルカリール基である 場合、qは好ましくは1であり、R4 は好ましくはC2 〜C3 アルキレンである 。R3 がアルキル、ヒドロキシアルキル、またはアルケニル基であり、qが0で ある場合、R1 は好ましくはC2 〜C3 オキシアルキレン部分であり、qが1で ある場合、R4 は好ましくはC2 〜C3 アルキレンである。 これらのエトキシル化ポリアミンは、ポリアミノアミド、例えばから誘導することができる。 これらのエトキシル化ポリアミンはポリアミノプロピレン−オキシド誘導体、 例えば からも誘導することができ、式中、各cは2〜20の数である。 好ましいエトキシル化アミン重合体は、エトキシル化C2 〜C3 ポリアルキレ ンアミンおよびポリアルキレンイミンである。特に好ましいエトキシル化ポリア ルキレンアミンおよびポリアルキレンイミンは、エトキシル化ポリエチレンアミ ン(PEA)およびポリエチレンイミン(PEI)である。これらの好ましい化 合物は、下記の一般式を有する単位を含んでなる。 式中、X、w、x、y、zおよびnは前に定義した通りである。 エトキシル化の前に、本発明の化合物の製造に使用するPEAは下記の一般式 を有する。式中、x+y+zは2〜9であり、y+zは2〜9であり、wは0または1であ る(分子量100〜400)。各窒素原子に付加した各水素原子は、後に続くエ トキシル化のための活性箇所を表す。好ましいPEAでは、y+zは3〜7(分 子量140〜310)であり、最も好ましくは3〜4(分子量140〜200) である。これらのPEAは、アンモニアおよび二塩化エチレンが関与する反応に 続いて分別蒸留により得ることができる。得られる一般的なPEAはトリエチレ ンテトラミン(TETA)およびテトラエチレンペンタミン(TEPA)である 。ペンタミンより上、すなわちヘキサミン、ヘプタミン、オクタミンおよび可能 ならノナミン、では、一般的に誘導される混合物は蒸留により分離できるとは思 われず、他の物質、例えば環状アミンおよび特にピペラジン、を含むことがある 。窒素原子が見られる側鎖を含む環状アミンも存在し得る。PEAの製造を記載 している米国特許第2,792,372号明細書、Dickson、1957年5月14 日公布、参照。 好ましい汚れ除去/再付着防止性能に必要な最低エトキシル化度は、PEA中 の単位の数により異なる。y+zが2または3である場合、nは好ましくは少な くとも約6である。y+zが4〜9である場合、nが少なくとも3である場合に 好適な特性が達成される。最も好ましいエトキシル化PEAでは、nは少なくと も12、典型的には12〜42である。 本発明の化合物の製造に使用するPEIは、エトキシル化前の分子量が少なく とも440であり、これは少なくとも10単位を表す。これらの化合物の製造に 使用する好ましいPEIは、分子量が600〜1800である。これらのPEI の重合体骨格は下記の一般式により代表される。 式中、x、y、およびzの合計は、上記の分子量を有する重合体を得るのに十分 な大きさの数を表す。直鎖重合体骨格は可能であるが、分岐鎖も存在し得る。重 合体中に存在する第1級、第2級および第3級アミン基の相対的な比は、製造様 式により変えることができる。典型的なアミン基の分布は下記の通りである。 PEIの各窒素原子に付加した各水素原子は、後に続くエトキシル化のための 活性箇所を表す。これらのPEIは、例えば触媒、例えば二酸化炭素、重亜硫酸 ナトリウム、硫酸、過酸化水素、塩酸または酢酸、の存在下で、エチレンイミン を重合させることにより製造することができる。PEIの具体的な製造方法は、 米国特許第2,182,306号、Ulrich et al.、1939年12月5日公布 、米国特許第3,033,746号、Mayle et al.、1962年5月8日公布、 米国特許第2,208,095号、Esselmann et al.、1940年7月16日公 布、米国特許第2,806,839号、Crowther,1957年9月17日公布、 およ び米国特許第2,553,696号、Wilson,1951年5月21日公布、に記 載されている。 上記の式中に規定されている様に、エトキシル化PEIに関してはnは少なく とも3である。しかし、好適な汚れ除去/再付着防止性能に必要な最低エトキシ ル化度は、PEIの分子量の増加と共に増加することができ、特に1800をは るかに超えることに注意すべきである。また、好ましい化合物に対するエトキシ ル化度も、PEIの分子量増加と共に増加する。分子量が少なくとも600であ るPEIには、nは好ましくは少なくとも12、典型的な12〜42である。分 子量が少なくとも1800であるPEIには、nは好ましくは少なくとも24、 典型的な範囲は24〜42である。 典型的には、本発明の組成物は、組成物全体の0.01〜20重量%、好まし くは0.1〜15重量%、より好ましくは0.2〜8重量%、最も好ましくは0 .5〜5重量%の、その様な汚れ懸濁化剤またはそれらの混合物を含んでなる。任意の成分 任意としても、ただし非常に好ましい成分として、本発明の組成物は酸素漂白 剤をさらに含んでなることができる。実際、酸素漂白剤は多くの利点、例えば染 みの漂白、消臭、ならびに殺菌、を与え、本発明のソルビタンエステルは、酸素 漂白剤による酸化に対して耐性があるというもう一つの特別な利点がある。組成 物中の酸素漂白剤は、様々な供給源、例えば過酸化水素または過酸化水素のすべ ての付加化合物、または有機過酸化物、またはそれらの混合物、から得ることが できる。過酸化水素の付加化合物とは、過酸化水素が第二の化合物に付加するこ とにより形成される化合物を意味するが、その第二の化合物は、例えば付加化合 物を得るための無機塩、尿素または有機カルボキシレートでよい。過酸化水素の 付加化合物の例は、無機過水和物塩、過酸化水素が有機カルボキシレート、尿素 と形成する化合物、および過酸化水素が包接されている化合物が挙げられる。 他の好適な酸素漂白剤は、過硫酸塩、特に過硫酸カリウムK228 および過 硫酸ナトリウムNa228、を包含する。無機過水和物塩の例には、過ホウ 酸塩、過炭酸塩、過リン酸塩および過ケイ酸塩が挙げられる。無機過水和物塩は 通常アルカリ金属塩である。 アルカリ金属の過炭酸塩、過ホウ酸塩またはそれらの混合物がここで使用する のに好適な無機過水和物塩である。好ましいアルカリ金属の過炭酸塩は過炭酸ナ トリウムである。 本発明の浸漬組成物は、組成物全体の0.01〜80重量%、好ましくは5〜 45重量%、より好ましくは10〜40重量%、の酸素漂白剤またはそれらの混 合物を含んでなることができる。 本発明の浸漬組成物が酸素漂白剤を含んでなる場合、それらの組成物は、組成 物全体の30重量%までの漂白剤活性剤をさらに含んでなるのが好ましい。この 種の好適な化合物の例は、英国特許第GB1586769号明細書および第GB 2143231号明細書に開示されている。その様な化合物の好ましい例は、テ トラアセチルエチレンジアミン(TAED)、3,5,5トリメチルヘキサノイ ルオキシベンゼンスルホン酸ナトリウム、例えば米国特許第4818425号明 細書に記載されているジペルオキシドデカン酸および例えば米国特許第4259 201号明細書に記載されているペルオキシアジピン酸のノニルアミドおよびn −ノナノイルオキシベンゼンスルホネート(NOBS)、およびヨーロッパ特許 出願第91870207.7号明細書に記載されている様なクエン酸アセチルト リエチル(ATC)である。また、置換された、または置換されていないベンゾ イルカプロラクタム、オクタニルカプロラクタム、ノナノイルカプロラクタム、 ヘキサノイルカプロラクタム、デカノイルカプロラクタム、ウンデカノイルカプ ロラクタム、ホルミルカプロラクタム、アセチルカプロラクタム、プロパノイル カプロラクタム、ブタノイルカプロラクタム、ペンタノイルカプロラクタムから なる群から選択されたN−アシルカプロラクタムも特に好ましい。本発明の浸漬 組成物は、該漂白剤活性剤の混合物も含んでなることができる。 ここで好ましい漂白剤活性剤の混合物は、n−ノナノイルオキシベンゼンスル ホネート(NOBS)を、過酸化ジアシルを発生する傾向は低いが、主として過 酸を形成する第二の漂白剤活性剤と共に含んでなる。該第二漂白剤活性剤には、 テトラアセチルエチレンジアミン(TAED)、クエン酸アセチルトリエチル( ATC)、アセチルカプロラクタム、ベンゾイルカプロラクタム、等、またはそ れらの混合物が挙げられる。実際、n−ノナノイルオキシベンゼンスルホネート および該第二漂白剤活性剤を含んでなる漂白剤活性剤混合物は、粒子状汚れ洗浄 性能を強化し、同時に過酸化ジアシルに敏感な汚れ(例えばベーターカロテン) および過酸に敏感な汚れ(例えば身体の汚れ)に対して良好な性能を発揮するこ とが分かった。 そこで、本発明の浸漬組成物は、組成物全体の0〜15重量%、好ましくは1 〜10重量%、より好ましくは3〜7重量%、のn−ノナノイルオキシベンゼン スルホネートおよび組成物全体の0〜15重量%、好ましくは1〜10重量%、 より好ましくは3〜7重量%、の該第二漂白剤活性剤を含んでなる。 本発明の組成物は、好ましい任意の成分の中で酸性化系を含んでなることがで きる。該酸性化系の目的は、使用可能な酸素の供給源および洗浄溶液中に存在す るアルカリ性化合物により発生するアルカリ度を調整することである。該系は、 無水形態で製品中に配合する必要があり、酸化性環境中で良好な安定性を有する 必要がある無水酸性化剤、またはそれらの混合物、を含んでなる。ここで使用す るのに好適な無水酸性化剤は、カルボン酸、例えばクエン酸、アジピン酸、グル タル酸、3ケトグルタル酸、シトラマル酸、酒石酸およびマレイン酸、またはそ れらの塩またはそれらの混合物である。他の好適な酸性化剤は、重炭酸ナトリウ ム、セスキ炭酸ナトリウムおよびケイ酸が挙げられる。ここで使用するのに非常 に好ましい酸性化系は、クエン酸および/またはクエン酸ナトリウムを含んでな る。事実、クエン酸は、その酸形態またはその塩(一、二、三塩)の形態で、お よびそのすべての無水および水和形態、またはそれらの混合物で使用することが できる。クエン酸はさらにビルダーおよびキレート化剤として作用することもで き、生物分解性である。本発明の組成物は、組成物全体の20重量%まで、好ま しくは5〜15重量%、最も好ましくは約10重量%の無水クエン酸を含んでな る。 本発明の組成物は、好ましい任意の成分の中で、ケイ酸アルカリ金属塩、また はそれらの混合物、を含んでなることができる。ここで使用するのに好適なケイ 酸アルカリ金属塩はケイ酸ナトリウムである。ここで好ましい、浸漬組成物が酸 素漂白剤を含んでなる実施態様では、浸漬組成物の溶解により浸漬液中に形成さ れる有用な酸素の分解は、該浸漬液中に少なくとも100万分の40部のケイ酸 ナトリウムが存在することにより減少することが分かった。結晶形態ならびに無 定形の該ケイ酸アルカリ金属塩またはそれらの混合物を包含するあらゆる種類の ケイ酸アルカリ金属塩をここで使用できる。 使用するのに好適な結晶形態のケイ酸ナトリウムは、下記の一般式を有する結 晶性層状ケイ酸塩、またはそれらの混合物である。 NaMSix2x+1.yH2 O 式中、Mはナトリウムまたは水素であり、xは1.9〜4の数であり、yは0〜 20の数である。この種の結晶性層状ケイ酸ナトリウムはヨーロッパ特許第EP −A−164514号明細書に記載されており、それらの製造方法は独国特許第 DE−A−3417649号明細書およびDE−A−3742043号明細書に 記載されている。本発明の目的には、上記一般式中のxは2、3または4の値を 有し、好ましくは2である。より好ましくは、Mはナトリウムであり、yは0で あり、この式の好ましい例は、a、b、gおよびd形態のNa2 Si25 を含 んでなる。これらの材料はHoechst AG、ドイツ連邦共和国、からそれぞれNaSKS- 5、NaSKS-7、NaSKS-11およびNaSKS-6 として市販されている。最も好ましい材料 はd−Na2 Si25、NaSKS-6 である。結晶性層状ケイ酸塩は、本発明の浸 漬組成物中に、乾燥混合固体として、または他の成分を含む凝集物の固体成分と して配合する。 ここで使用するのに好適な無定形ケイ酸ナトリウムは下記の一般式を有するか 、またはそれらの混合物である。 NaMSix2x+1 式中、Mはナトリウムまたは水素であり、xは1.9〜4の数である。無定形の Si25 Na2 Oがここで使用するのに好適である。 ここで使用するのに好適なゼオライトは、下記の実験式を有する物質を包含す るアルミノケイ酸塩である。 Mz(zAlO2.ySiO2) 式中、Mはナトリウム、カリウム、アンモニウムまたは置換されたアンモニウム であり、zは約0.5〜約2であり、yは1であり、この材料は無水アルミノケ イ酸塩1グラムあたり少なくとも約50ミリグラム当量のCaCO3 硬度のマグ ネシウムイオン交換容量を有する。好ましいゼオライトは下記の式を有する。 Nazi(AlO2)z(SiO2)yu.xH2O 式中、zおよびyは少なくとも6の整数であり、z対yのモル比は1.0〜約0 .5であり、xは約15〜約264の整数である。 有用な材料は市販されている。これらのアルミノケイ酸塩は、結晶性または無 定形構造でよく、天然のアルミノケイ酸塩でも合成品でもよい。アルミノケイ酸 塩イオン交換材料の製造方法は、米国特許第3,985,669号明細書、Krum mel et al.、1976年10月12日公布、に記載されている。本発明に有用な 好ましい合成結晶性アルミノケイ酸塩イオン交換材料は、ゼオライトA、ゼオラ イトP(B)、およびゼオライトXの名称で入手できる。特に好ましい実施態様 では、結晶性アルミノケイ酸塩イオン交換材料は下記の式を有する。 Na12i(AlO2)12(SiO2)12u.xH2O 式中、xは20〜30、特に約27である。この材料はゼオライトAと呼ばれて いる。好ましくは、アルミノケイ酸塩は粒子径が直径で約0.1〜10ミクロン である。 典型的には、本発明の組成物は、組成物全体の0.5〜15重量%、 好ましくは1〜10重量%、より好ましくは2〜7重量%、のケイ酸アルカリ金 属塩またはそれらの混合物を含んでなることができる。 本発明の組成物は、好ましい任意の成分の中で、ビルダーも含んでなることが できる。当業者には公知のすべてのビルダーをここで使用できる。ここで使用す るのに好適なリン酸塩ビルダーは、トリポリリン酸、ピロリン酸、重合度が約6 〜約21である重合体状メタリン酸、およびオルトリン酸のナトリウム塩および カリウム塩が挙げられる。他の燐ビルダー化合物は、ここに参考として含める米 国特許第3,159,581号明細書、第3,213,030号明細書、第3, 422,021号明細書、第3,422,137号明細書、第3,400,17 6号明細書および第3,400,148号明細書に記載されている。 ここで使用するのに好適なポリカルボン酸塩ビルダーは、Bergの米国特許第3 ,128,287号明細書、1964年4月7日公布、およびLamberti et al. の米国特許第3,635,830号明細書、1972年1月18日公布、に記載 されている様な、オキシジコハク酸塩を包含するエーテルポリカルボン酸塩を包 含する。米国特許第4,663,071号明細書、1987年5月5日Bush et al.に公布、に記載されている「TMS/TDS」ビルダーも参照。好適なエー テルポリカルボン酸塩は、環状化合物、特に脂環式化合物、例えば米国特許第3 ,923,679号明細書、第3,835,163号明細書、第4,120,8 74号明細書および第4,102,903号明細書に開示されている化合物が挙 げ られる。 他の有用な洗剤用ビルダーは、エーテルヒドロキシポリカルボキシレート、1 ,3,5−トリヒドロキシベンゼン−2,4,6−トリスルホン酸、およびカル ボキシメチルオキシコハク酸、ポリ酢酸(例えばエチレンジアミンテトラ酢酸お よびニトリロトリ酢酸)の各種のアルカリ金属、アンモニウムおよび置換アンモ ニウム塩、ならびにポリカルボキシレート、例えばメリト酸、コハク酸、オキシ ジコハク酸、ポリマレイン酸、ベンゼン−1,3,5−トリカルボン酸、カルボ キシメチルオキシコハク酸、およびそれらの可溶性塩が挙げられる。 本発明の洗剤組成物には、米国特許第4,566,984号明細書、Bush、1 986年1月29日に公布、に記載されている3,3−ジカルボキシ−4−オキ サ−1,6−ヘキサンジオエートおよび関連する化合物も好適である。有用なコ ハク酸ビルダーは、C5 〜C20アルキルおよびアルケニルコハク酸およびそれら の塩が挙げられる。この種の特に好ましい化合物はドデセニルコハク酸である。 サクシネートビルダーの具体例には、ラウリルサクシネート、ミリスチルサクシ ネート、パルミチルサクシネート、2−ドデセニルサクシネート(好ましい)、 2−ペンタデセニルサクシネート、等が挙げられる。ラウリルサクシネートは、 この群の好ましいビルダーであり、ヨーロッパ特許出願第86200690.5 /0,200,263号明細書、1986年11月5日公開、に記載されている 。 他の好適なポリカルボキシレートビルダーは、米国特許第4,144,226 号明細書、Crutchfield et al.1979年3月13日公布、および米国特許第 3,308,067号明細書、Diehl、1967年3月7日公布、に記載されて いる。Diehl の米国特許第3,723,322号明細書も参照。 ここで使用するのに好適なポリカルボキシレートビルダーは、下記の式を有す るビルダー、またはそれらの混合物を包含する。 式中、Yはコモノマーまたはコモノマー混合物であり、R1 およびR2 は漂白 剤およびアルカリに対して安定した重合体末端基であり、R3 はH、OHまたは C1-4 アルキルであり、MはH、アルカリ金属、アルカリ土類金属、アンモニウ ムまたは置換アンモニウムであり、pは0〜2であり、nは少なくとも10であ る。 ここで使用するのに好ましい重合体は、2つの区分に分けられる。第一区分は 、第一モノマーとして不飽和ポリカルボン酸、例えばマレイン酸、シトラコン酸 、イタコン酸、メサコン酸、およびそれらの塩、および第二モノマーとして不飽 和モノカルボン酸、例えばアクリル酸またはアルファーC1-4 アルキルアクリル 酸、から形成された共重合体状重合体の群に属する。上記の式Iに関して、該第 一区分に属する重合体は、pが0ではなく、Yが上に挙げた酸から選択された重 合体である。この区分の好ましい重合体は、上記の式Iに従い、Yがマレイン酸 である重合体である。また、好ましい実施態様では、R3 およびMがHであり、 nが重合体の分子量が1000〜400000原子質量単位になる様な値である 。 ここで使用するのに好ましい重合体の第二区分は、上記の式Iに関して、pが 0であり、R3 がHまたはC1-4 アルキルである重合体の群に属する。好ましい 実施態様では、nが、重合体の分子量が1000〜400000原子質量単位に なる様な値である。非常に好ましい実施態様では、R3 およびMがHである。 上記式I中のアルカリに対して安定した重合体末端基R1 およびR2 は、アル キル基、オキシアルキル基およびアルキルカルボン酸基およびそれらの塩および エステルが挙げられる。 上記式中、重合体の重合度nは、重合体の重量平均分子量を後者のモノマーの 平均分子量で割ることにより、決定することができる。例えば、重量平均分子量 が15,500であり、30モル%のマレイン酸に由来する単位を含んでなるマ レイン酸−アクリル酸共重合体では、nは182[すなわち15,500/(1 16×0.3+72×0.7)]である。 ポリスチレンスルホン酸ナトリウム重合体標準に対して40℃で温度制御され たカラムはPolymer Laboratories Ltd.,Shropshire,UK から入手でき、重合体 標準は、80/20水/アセトニトリル中、pH7.0で0.15Mリン酸二水 素ナトリウムおよび0.02M水酸化テトラメチルアンモニウムである。 上記のすべての中で、ここで使用するのに非常に好ましい重合体は第一区分の 、nが平均で100〜800、好ましくは120〜400である重合体である。 ここで使用するのに好ましいビルダーは、マレイン酸またはアクリル酸の重合 体、またはマレイン酸とアクリル酸の共重合体である。 典型的には、本発明の組成物は、組成物全体の50重量%まで、好ましくは0 .1〜20重量%、より好ましくは0.5〜11重量%のビルダーまたはそれら の混合物を含んでなる。 本発明の浸漬組成物が酸素漂白剤を含んでなる場合、浸漬液中の遊離重金属イ オンの量を調整できるキレート化剤をさらに含んでなり、それによって利用でき る酸素の該供給源により放出された酸素の急速な分解を避けるのが好ましい。こ こで使用できる好適なアミノカルボン酸塩には、ジエチレントリアミンペンタ酢 酸、エチレンジアミンテトラ酢酸塩(EDTA)、N−ヒドロキシエチルエチレ ンジアミントリ酢酸塩、ニトリロトリ酢酸塩、エチレンジアミンテトラプロピオ ン酸塩、トリエチレンテトラアミンヘキサ酢酸塩、およびエタノールジグリシン 、それらのアルカリ金属、アンモニウムおよび置換アンモニウム塩、またはそれ ら の混合物が挙げられる。他の好適なキレート化剤には、エチレンジアミン−N, N’−ジコハク酸(EDDS)またはそれらのアルカリ金属、アルカリ土類金属 、アンモニウム、または置換アンモニウム塩が挙げられる。特に好適なEDDS 化合物は、遊離酸形態およびナトリウムまたはマグネシウム塩またはそれらの錯 体である。他の好適なキレート化剤は有機ホスホネートであり、アミノアルキレ ンポリ(アルキレンホスホネート)、アルカリ金属エタン1−ヒドロキシジホス ホネート、ニトリロトリメチレンホスホネート、エチレンジアミンテトラメチレ ンホスホネートおよびジエチレントリアミンペンタメチレンホスホネートが挙げ られる。ホスホネート化合物は、それらの酸形態またはそれらのアルカリ金属塩 の形態で存在できる。有機ホスホネート化合物は、それらのマグネシウム塩の形 態で存在するのが好ましい。 そこで、本発明の浸漬組成物は、組成物全体の0〜5重量%、好ましくは0〜 3重量%、より好ましくは0.05〜2重量%の該キレート化剤を含んでなるこ とができる。 本発明の組成物は、無機充填材塩の様な充填材、例えばアルカリ金属の炭酸塩 、重炭酸塩および硫酸塩、をさらに含んでなることができる。その様な充填材、 例えば重炭酸ナトリウム、は以下に説明する様に酸性化剤としても作用すること ができる。従って、重炭酸ナトリウムおよび硫酸ナトリウムはここで使用するの に好ましい充填材である。 典型的には、本発明の浸漬組成物は、組成物全体の50重量%まで、好ましく は0.1〜20重量%、より好ましくは0.5〜10重量%の充填材またはそれ らの混合物を含んでなることができる。 本発明の浸漬組成物は他の任意の成分、例えば界面活性剤、光学ブライトナー 、酵素、他のキレート化剤、分散剤、汚れ遊離剤、光活性化漂白剤、例えばZn フタロシアニンスルホネート、染料、染料移動防止剤、顔料、香料、等をさらに 含 んでなることができる。 本発明の組成物は、固体、好ましくは顆粒状、あるいは液体形態にでも製造で きる。B−方法 本発明は布地の浸漬方法を包含する。実際、本発明は、布地の浸漬方法であっ て、該布地を、水および有効量の上記組成物を含んでなる浸漬液に、有効な時間 浸漬し、次いで該浸漬液から取り出す方法を包含する。 ここで使用する「布地の浸漬方法」の表現は、水および上記組成物を含んでな る浸漬液に布地を、該布地を洗浄するのに十分な時間、浸漬しておく行為を意味 する。洗濯機を使用する典型的な洗濯操作と対照的に、本発明の浸漬方法は、布 地と浸漬液を、典型的には24時間までの長時間接触させる。浸漬工程は、他の 工程、例えば典型的な洗濯操作、から独立して、あるいは第二の、典型的な洗濯 工程の前の第一工程として行なうことができる。本発明の好ましい浸漬方法では 、布地を10分間〜24時間、好ましくは30分間〜24時間、より好ましくは 1時間〜24時間、さらに好ましくは2時間〜24時間、最も好ましくは4時間 〜24時間浸漬しておく。該浸漬液に布地を十分な時間浸漬した後、布地を取り 出し、水で濯ぐことができる。布地を浸漬した後、通常の洗濯操作で洗浄するこ ともでき、浸漬操作と、その後に続く洗濯操作の間に水で濯いでも、濯がなくて もよい。 本発明の浸漬方法では、上記の浸漬組成物を適量の水で希釈し、浸漬液を製造 する。好適な使用量は、水3.5〜5リットルに浸漬組成物45〜50グラムか ら、水20〜45リットルに浸漬組成物90〜100グラムまでの範囲でよい。 濃縮浸漬(バケツ/流し)に典型的な1回の使用量は、水3.5〜5リットルに 対して45〜50グラムである。洗濯機で浸漬する場合の使用量は水20(ヨー ロッパ)〜45(米国)リットルに90〜100グラムである。次いで浸漬すべ き布地が浸漬液に適切な時間浸漬される。粒子状の土/汚れに対する本方法の全 体的な成果に影響し得るファクターがある。その様なファクターは、長い浸漬時 間を包含する。実際、布地を浸漬する時間が長い程、最終結果がより優れている 。理想的には、浸漬時間は一晩、すなわち8時間〜24時間、好ましくは12時 間〜24時間である。もう一つのファクターは、初期の加熱温度である。実際、 浸漬液の初期温度が高い程、より大きな成果が確保される。 本発明の方法は、様々な布地の洗浄に好適であるが、シルトや粘度が特に付着 し易い靴下の浸漬に使用するのが好ましい。 本発明は、その最も一般的な態様において、布地の浸漬方法であって、該布地 を、水と、ここに規定するエトキシル化ジアミン、エトキシル化ポリアミン、エ トキシル化アミン重合体およびそれらの混合物からなる群から選択された汚れ懸 濁化剤とを含んでなる有効量の組成物を含んでなる浸漬液に、1時間以上、好ま しくは2時間〜24時間、より好ましくは4時間〜24時間浸漬され、次いで該 浸漬液から取り出す方法も包含する。実際、その様な汚れ懸濁化剤を組成物に加 えることにより、粒子状汚れがより効果的に除去されること、および/または酵 素系の染みがより効果的に除去されることが分かった。染み除去性能の試験方法 浸漬条件下における、特定組成物の、汚れた布地に対する染み除去性能は、下 記の試験方法により評価することができる。浸漬液は、例えば本発明の浸漬組成 物45gを水3.78リットルで、または浸漬組成物90gを水45リットルで 希釈することにより形成する。次いで、得られた浸漬液に布地を1時間〜18時 間浸漬する。最後に、布地を浸漬液から取り出し、水で濯ぎ、通常の洗浄方法、 手洗いまたは洗濯機で、通常の洗剤で、浸漬液を使用するか、または使用せずに 、洗濯し、次いで布地をそのまま乾燥させる。 例えば、この染み除去性能試験に使用する典型的な汚れた布地、例えば粘土、 草、スパゲッティソース、肉汁、汚れたモーター油、メーキャップ、バーベキュ ーソース、茶、血液、を2種類の異なった基材、綿(CW120)およびポリコットン (PCW28)に付けた布地、がEMC(Empirical Manufacturing Company)Cincinnati 、オハイオ州、米国、から市販されている。 染み除去性能は、汚れた布地を、本発明の組成物、および比較組成物、例えば 本発明のその様な汚れ懸濁化剤を含まない以外は同じ組成を有する組成物、で前 処理し、横に並べて比較することにより評価することができる。目視による等級 尺度を使用し、審査員スコア単位(psu)で違いを0〜4で査定することがで きる。 下記の例により本発明をさらに説明する。 諸例 下記の成分を下記の比率で混合することにより、組成物を製造する。 浸漬液は、その都度、上記の組成物45gを3.5リットル〜5.0リットル の水で希釈することにより形成する。次いで、0.5〜2kgの布地を該浸漬液に 10分間〜24時間浸漬する。上記の組成物3を含んでなる浸漬液では、本発明 の浸漬方法による浸漬時間は1時間を超え、好ましくは4〜24時間である。最 後に、布地を浸漬液から取り出し、水で濯ぎ、通常の洗濯方法、手洗いまたは洗 濯機で、通常の洗剤で、浸漬液を再度使用するか、または使用せずに、洗濯し、 次いで該布地をそのまま乾燥させる。泥/粘土の染み、酵素系の染み、油脂性の 染み、漂白可能な染み、等を包含する様々な染みに対して、これらの組成物で優 れた染み除去性能が得られる。
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Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. ソルビタンエステルと、汚れ懸濁化剤とを含んでなる浸漬組成物であっ て、 ソルビタンエステルが式C692 (C24 O)x123 で表され るものであり [式中、xは0〜40の整数であり、R1、R2 は、独立して、OHまたは(Cn n+1)COOであり、R3 は(Cnn+1)COO基であり、nは11〜17の 整数である]、および 汚れ懸濁化剤が、 (1)下記式を有するエトキシル化ジアミン、 または (X−L−)2−N−R1−N−(R22 (2)下記式を有するエトキシル化ポリアミン、 (3)下記一般式を有するエトキシル化アミン重合体、および (4)それらの混合物 からなる群から選択されるものであり、 [上記式中、A1RはHまたはC1 〜C4 アルキルまたはヒドロキシアルキルであり、R1 はC2 〜C12アルキレン、ヒドロキシアルキレン、アルケニレン、アリーレンまたはア ルカリーレン、または2〜20個のオキシアルキレン単位を有するC2 〜C3 オ キシアルキレン部分であり、そしてO−N結合は形成されず、各R2 はC1 〜C4 アルキルまたはヒドロキシアルキルであり、−L−X部分、または2個のR2 が一緒に−(CH2r−A2 −(CH2s−部分を形成し、ここでA2は−O −または−CH2 −であり、rは1または2であり、sは1または2であり、r +sは3または4であり、Xは非イオン基、陰イオン基またはそれらの混合物で あり、R3 は置換された、p置換箇所を有するC3 〜C12アルキル、ヒド ロキシアルキル、アルケニル、アリール、またはアルカリール基であり、R4 は C1 〜C12アルキレン、ヒドロキシアルキレン、アルケニレン、アリーレンまた はアルカリーレン、または2〜20個のオキシアルキレン単位を有するC2 〜C3 オキシアルキレン部分であり、そしてO−OまたはO−N結合は形成されず、 Lは、ポリオキシアルキレン部分 −[(R5 O)m(CH2 CH2 O)n]−を含む親水性鎖であり、R5 はC3〜 C4 アルキレンまたはヒドロキシアルキレンであり、mおよびnは、部分−(C H2 CH2 O)n−が前記ポリオキシアルキレン部分の少なくとも50重量%を 含んでなり、前記ジアミンに対して、mは0〜3であり、nは、R1 がC2 〜C3 アルキレンヒドロキシアルキレン、またはアルケニレンである場合には少なく とも6であり、R1 がC2 〜C3 アルキレン、ヒドロキシアルキレンまたはアル ケニレン以外である場合には少なくとも3であり、前記ポリアミンおよびアミン 重合体に対して、mは0〜10であり、nは少なくとも3であり、pは3〜8で あり、qは1または0であり、tは1または0であり、そしてqが1である場合 にはtは1であり、wは1または0であり、x+y+zは少なくとも2であり、 y+zは少なくとも2である] エマルションまたはマイクロエマルションとして処方してなる、浸漬組成物。 2. 前記汚れ懸濁化剤がエトキシル化アミン重合体であり、R1 がC2 〜C3 アルキレン、好ましくはエチレンであり、Lが全体的に−(CH2 CH2 O) −部分からなり、nが少なくとも12である、請求項1に記載の組成物。 3. 前記エトキシル化アミン重合体が、エトキシル化前の分子量が140〜 310であるエトキシル化ポリエチレンアミンである、請求項2に記載の組成物 。 4. 前記汚れ懸濁化剤がエトキシル化15−18テトラエチレンペンタミン である、請求項1〜3のいずれか1項に記載の組成物。 5. 前記エトキシル化アミン重合体が、エトキシル化前の分子量が600〜 1800であるエトキシル化ポリエチレンイミンである、請求項2に記載の組成 物。 6. 組成物全体の0.01〜20重量%、好ましくは0.1〜10重量%、 より好ましくは0.2〜4重量%、最も好ましくは0.5〜2重量%の、前記汚 れ懸濁化剤またはそれらの混合物を含んでなる、請求項1〜5のいずれか1項に 記載の組成物。 7. 前記ソルビタンエステルが、ポリエトキシル化(20)ソルビタントリ ステアレート、またはポリエトキシル化(20)ソルビタンモノステアレート、 またはソルビタンモノステアレート、またはソルビタンモノパルミテート、また はそれらの混合物である、請求項1〜6のいずれか1項に記載の組成物。 8. 非エトキシル化ソルビタンエステルおよびエトキシル化ソルビタンエス テルを含んでなる、請求項1〜7のいずれか1項に記載の組成物。 9. 0.01〜10%、好ましくは0.01〜5%、最も好ましくは0.5 〜5%の、前記ソルビタンエステルまたはそれらの混合物を含んでなる、請求項 1〜8のいずれか1項に記載の組成物。 10. 酸性化剤、ケイ酸アルカリ金属塩、ビルダー、汚れ懸濁化性ポリアミ ン重合体、充填材、界面活性剤、光学ブライトナー、酵素、キレート化剤、分散 剤、汚れ遊離剤、染料、染料移動防止剤、顔料、香料、およびそれらの混合物か らなる群から選択された少なくとも1種の任意の成分をさらに含んでなる、請求 項1〜9のいずれか1項に記載の組成物。 11. 酸素漂白剤を、組成物全体の0.01〜80重量%、好ましくは5〜 45重量%、より好ましくは10〜40重量%の量でさらに含んでなる、請求項 1〜10のいずれか1項に記載の組成物。 12. 前記漂白剤用の活性剤を、組成物全体の30重量%までの量で含んで なる、請求項11に記載の組成物。 13. 前記布地を、水および有効量の、請求項1〜12のいずれか1項に記 載の組成物を含んでなる浸漬液に、有効な時間浸漬し、次いで前記浸漬液から取 り出すことを含んでなる、布地の浸漬方法。 14. 前記時間が、10分間〜24時間、好ましくは30分間〜24時間、 より好ましくは1時間〜24時間、最も好ましくは4時間〜24時間である、請 求項13に記載の方法。 15. 布地を浸漬液中に漬し、次いで前記浸漬液から取り出すことを含んで なる布地浸漬方法であって、前記浸漬液が、水および有効量の、汚れ懸濁化剤を 含んでなり、前記汚れ懸濁化剤が、 (1)下記式を有するエトキシル化ジアミン、 または (X−L−)2−N−R1 −N−(R22 (2)下記式を有するエトキシル化ポリアミン、 (3)下記一般式を有するエトキシル化アミン重合体、および (4)それらの混合物 からなる群から選択されるものであり、 [上記式中、A1RはHまたはC1 〜C4 アルキルまたはヒドロキシアルキルであり、R1 はC2 〜C12アルキレン、ヒドロキシアルキレン、アルケニレン、アリーレンまたはア ルカリーレン、または2〜20個のオキシアルキレン単位を有するC2 〜C3 オ キシアルキレン部分であり、そしてO−N結合は形成されず、各R2はC1 〜C4 アルキルまたはヒドロキシアルキルであり、−L−X部分、または2個のR2 が一緒に−(CH2r−A2 −(CH2s−部分を形成し、ここでA2は−O −または−CH2 −であり、rは1または2であり、sは1または2であり、r +sは3または4であり、Xは非イオン基、陰イオン基またはそれらの混合物で あり、R3 は置換された、p置換箇所を有するC3 〜C12アルキル、ヒドロキシ アルキル、アルケニル、アリール、またはアルカリール基であり、R4 はC1 〜 C12アルキレン、ヒドロキシアルキレン、アルケニレン、アリーレンまたはアル カリーレン、または2〜20個のオキシアルキレン単位を有するC2 〜C3 オキ シアルキレン部分であり、そしてO−OまたはO−N結合は形成されず、Lは、 ポリオキシアルキレン部分 −[(R5 O)m(CH2 CH2O)n]−を含む親水性鎖であり、R5 はC3〜C4 アルキレンまたはヒドロキシアルキレンであり、mおよびnは、部分−(CH2 CH2 O)n−が前記ポリオキシアルキレン部分の少なくとも50重量%を含 んでなり、前記ジアミンに対して、mは0〜3であり、nは、R1 がC2 〜C3 アルキレンヒドロキシアルキレン、またはアルケニレンである場合には少なくと も6であり、R1 がC2 〜C3 アルキレン、ヒドロキシアルキレンまたはアルケ ニレン以外である場合には少なくとも3であり、前記ポリアミンおよびアミン重 合体に対して、mは0〜10であり、nは少なくとも3であり、pは3〜8であ り、qは1または0であり、tは1または0であり、そしてqが1である場合に はtは1であり、wは1または0であり、x+y+zは少なくとも2であり、y +zは少なくとも2である] 布地を前記浸漬液中に1時間以上、好ましくは2時間〜24時間、より好まし くは4時間〜24時間浸漬するものである、方法。
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