JP2000508084A - 有機光受容体のためのペルフルオロエーテル剥離塗料 - Google Patents

有機光受容体のためのペルフルオロエーテル剥離塗料

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Abstract

(57)【要約】 本発明は、電気伝導性基材、電気伝導性基材表面の光導電層、および光導電層上の剥離層を含む光導電性要素である。剥離層は、A)二官能性ペルフルオロエーテル、B)ジイソシアネート、C)アミノ官能性シラン、およびD)要すればジオール連鎖延長剤を含む成分の反応生成物であるフルオロエーテルポリマーを含む。

Description

【発明の詳細な説明】 有機光受容体のためのペルフルオロエーテル剥離塗料 発明の分野 本発明は、トナー画像を受容体に転写できる光受容体要素に関する。より正確 には、本発明は光受容体要素のための剥離塗料に関する。 発明の背景 電子写真は、写真複写およびレーザー印刷をはじめとする、多様な既知の画像 形成工程の技術的基礎を形成する。基礎的な電子写真工程では、光受容体要素上 に一様な静電荷を配置して、光受容体要素を画像に露光し、それによって暴露面 内の電荷を散逸させて、結果的に得られる静電潜在画像をトナーで現像し、トナ ー画像を光受容体要素から、紙またはフィルムなどの最終的基材に直接転写によ り、または中間転写物質を経由して転写する。 光受容体要素の構造は、平板でも、回転ドラムでも、またはローラーによって 支持され循環される連続ベルトでもよい。あらゆる光受容体要素は、露光時のみ に電流を伝導する光導電層を有する。光導電層は一般に、電気伝導性支持体に固 定される。光導電体表面は、負または正のどちらかに荷電しているので、光導電 層に光が当たると、電荷はその領域で光導電体を通じて伝達され、照射された領 域で表面電位を中和する。光導電層上に任意のバリア層を使用して光導電層を保 護し、光導電層の実用寿命を延長することもできる。 典型的には、正に荷電したトナーが、画像への露出後に電荷を保持する光受容 体要素の区域に誘引されることで、静電潜在画像に対応するトナー画像を形成す る。トナーは正に荷電していなくてもよい。いくつかのトナーは、電荷が散逸し た光導電体要素の区域に誘引される。トナーは、ポリマーと、典型的には炭素で ある着色微粒子との配合物を含む粉末材料でも、または絶縁液中に分散した微粉 固体の液状材料でもよい。液体トナーが高解像度の画像を与えられるので、好ま しいことが多い。 トナー画像は、熱、圧力、熱および圧力の組み合わせ、または静電的補助手段 によって、基材または中間キャリアに転写することもできる。電子写真画像形成 のこの段階で生じる一般的な問題は、光導電体から受容体または中間キャリアへ の転写不良である。転写不良は、低転写効率および画像の低解像度によって明ら かになることもある。転写効率が低いと、薄いおよび/またはまだらな画像が生 じる。画像解像度が低いと、ぼやけた画像が生じる。これらの転写の問題は、剥 離塗料の使用によって軽減することができる。 剥離層は光導電層上に、あるいはバリア層が使用される場合はバリア層上に適 用される。剥離層は、接着剤の必要なしに、光導電層またはバリア層に良好に付 着しなくてはならない。さらに剥離層は、光導電体構造体の電荷輸送特性を著し く妨げてはならない。 電子写真技術で既知の典型的な剥離塗料としては、米国特許番号第4,600,673 号で開示されたものなどの、シリコーンポリマーが挙げられる。従来のシリコー ンポリマー剥離物質は、電子写真でキャリア液として使用される炭化水素溶剤中 で、著しく膨張しがちである。膨張したポリマーは一般に堅さが減少し、典型的 に良好な引張特性がないシロキサンは、膨張時には容易に掻き傷がつく。 溶剤抵抗性は、ポリマーに充填剤を添加することで、またはポリマーを架橋す ることで改善できることもある。しかし架橋または充填剤添加システムでは、表 面エネルギーが上昇しがちであり、剥離性能の低下を招く。 米国特許番号第4,996,125号では、ペルフルオロアルキルポリエーテル、およ びその誘導体の潤滑層としての使用を開示している。この特許には、電子写真光 受容体上にペルフルオロエーテル-ウレタンポリマー潤滑層を有する実施例が含 まれる。乾燥トナーを使用するコピー機であるFX 4300コピー機(Fuji Xerox Co .,Ltd.)を使用して、画像が形成された。しかし本発明者らが、液体トナーシス テムとともに同様の剥離塗料を試験したところ、このようなペルフルオロエーテ ル−ウレタンポリマー剥離コートは、液体トナーに対する抵抗性に劣り、剥離力 が比較的高いことが分かった。 1光受容体要素あたりの画像形成サイクルをより多くする要求が高まっている ために、良好な剥離特性を有する耐久性剥離層に対する要望がある。特に剥離層 は、光受容体要素に接触する多様なローラーおよびスクレーパの摩擦に耐えるよ うに、機械的に耐久性でなくてはならない。また剥離層は、トナーキャリア液体 に抵抗性でなくてはならない。 発明の要約 本発明は、電気伝導性基材と、光導電体層と、良好な剥離特性、ならびにトナ ーキャリア液体に対する良好な耐久性および抵抗性を示す剥離層とを含む光受容 体要素を提供する。剥離層は、シラン基を通じてケイ素原子(Si)を包含するペ ルフルオロエーテルウレタンを含む。 剥離層は、二官能性ペルフルオロエーテルと、ジイソシアネートと、アミノ官 能性シランと、要すればジオール連鎖延長剤との反応生成物である、ペルフルオ ロエーテルウレタンを含む。好ましくはペルフルオロエーテルウレタンは、構造 C-[B-A-B-D]x-[B-A]y-B-C (式中、A、B,C、およびDは、それぞれペルフルオロエーテル、ジイソシア ネート、アミノ官能性シラン、およびジオール連鎖延長剤によって定義され、x は0〜10の整数値であり、yは1〜10の整数値である)を有する。xを1よりも 大きくするジオール連鎖延長剤の使用は、剥離層のトナーキャリア液体に対する 抵抗性を増大させるので、任意ではあるが好ましい。 有機光導電体上のこの剥離層は、良好なトナー剥離性能を有し、トナーキャリ ア液体によるぬぐい取り、膨張、およびひび割れに対して良好な抵抗性を有する 。ペルフルオロエーテルウレタン剥離塗料は、液体トナーとともに使用する有機 光導電体のための耐久性上塗りとして使用できる。 発明の詳細な説明 本発明の光受容体要素は、少なくとも光導電体層および剥離層を支持する電気 伝導性基材を含む。本発明の光導電体は、ドラム型構造、ベルト構造、平板、ま たは技術分野で既知の他のいかなる構造でもよい。 光導電性システムのための電気伝導性基材は、技術分野では周知であり、2つ の一般的な種類がある。(a)導電金属またはその他の高度に導電性の物質の自 立層またはブロック。(b)蒸着アルミニウムなどの薄い導電塗料が適用された ポリマーシート、ガラス、 または紙などの絶縁物質(例、アルミニウム蒸着ポリテレフタル酸エチレン)。 光導電層は、結合剤中に分散した微粒子形態の無機光導電体物質、またはより 好ましくは有機光導電体物質を含めて、技術分野で既知のいかなるタイプでもよ い。光導電体層の厚さは、使用する物質に依存するが、典型的には5〜150μmの 範囲である。 有機光導電体物質を有する光受容体要素については、BorsenbergerおよびWeis sのPhotoreceptors:Organic Photoconductors、第9章Handbook of Imaging Materials、Arthur S.Diamond編、Marcel ekker,Inc.1991で検討されてい る。有機光導電体物質を使用する場合、光導電層は、電荷発生層と電荷輸送層か らなる二分子層構造でもよい。電荷発生層は典型的には厚さ約0.01〜20μmで、 染料または色素などの光を吸収して電荷キャリアを発生できる物質を包含する。 電荷輸送層は典型的には厚さ10〜20μmで、適切な結合剤中にポリ-N-ビニルカ ルバゾールまたはビス-(ベンゾカルバゾール)-フェニルメタン誘導体などの、 発生した電荷キャリアを輸送できる物質を包含する。 光受容体要素中の二分子層有機光導電体層中では、電荷発生層は典型的には、 導電性基材と電荷輸送層との間に位置する。このような光受容体要素は、通常は 導電性基材を電荷発生層の薄い被覆でコーティングし、電荷輸送層の比較的厚い 被覆で上塗りして形成される。操作中、光受容体要素表面は負に荷電する。画像 形成後、光の当たった区域では、電荷発生層/電荷輸送層の界面、またはその近 くに孔/電子対が形成する。電子は電荷発生層を通じて導電性基材へ移動する一 方、孔は電荷輸送層を通じて移動し表面の負の電荷を 中和する。このようにして電荷は、光の当たった区域で中和される。 代案としては、反転二分子層システムも使用できる。反転二分子層有機光導電 体物質を有する光導電体要素は、正の荷電を必要とする結果、光受容体表面の劣 化がより少なくなる。反転二分子層システムでは、導電性の基材は電荷輸送層の 比較的厚いコーティング(好ましくは5〜20μm)で覆われ、電荷発生層の比較 的薄い(好ましくは0.01〜5μm)コーティングで上塗りされる。操作中、光受 容体表面は正に荷電する。画像形成後、光の当たった区域では、電荷発生層/電 荷輸送層界面、またはその近くに孔/電子対が形成する。電子は電荷発生層を通 じて移動して、表面の正の電荷を中和する一方、孔は電荷輸送層を通じて導電性 基材に移動する。このようにしてここでもまた、電荷は光の当たった区域で中和 される。 また単層光導電層も一般的である。単層構造中では、電荷発生物質と電荷輸送 物質の混合物が、1つの層に組み込まれる。この層は電荷発生能力と電荷輸送能 力の双方を有する。単層有機光導電層の例は、米国特許番号第4,853,310号、第5 ,087,540号、および第3,816,118号に述べられている。単層構造の不都合な点は 、繰り返すサイクルに疲労しがちで、高速システムに使用できないことである。 単層光導電体そして/または二分子層光導電体の、電荷発生層中で使用するの に適した電荷発生物質としては、アゾ色素、ペリレン色素、フタロシアニン色素 、スクアライン色素、および二相アグリゲート物質が挙げられる。二相アグリゲ ート物質は、無定形マトリックス中に分散した光感応繊維状結晶相を含む。 電荷輸送物質は、フィルム本体を通じて電荷(孔または電子)を発生部位から 輸送する。電荷輸送物質は、典型的には分子的にドー プされたポリマー、または活性輸送ポリマーのどちらかである。適切な電荷輸送 物質としては、エナミン、ヒドラゾン、オキサジアゾール、オキサゾール、ピラ ゾリン、トリアリルアミン、およびトリアリルメタンが挙げられる。適切な活性 輸送ポリマーは、ポリビニルカルバゾールである。特に好ましい輸送物質は、ポ リ(N-ビニルカルバゾール)およびアクセプタ添加ポリ(N-ビニルカルバゾー ル)などのポリマーである。物質は他にも、BorsenbergerおよびWeissのPhotore ceptors:Organic Photoconductors、第9章Handbook of Imaging Materials 、Arthur S.Diamond編、Marcel Dekker,Inc.1991で開示されている。 有機光導電体物質のための適切な結合剤樹脂としては、ポリエステル、ポリ酢 酸ビニル、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリカーボネート、ポリビニ ルブチラール、ポリビニルアセトアセタール、ポリビニルホルマール、ポリアク リロニトリル、ポリメタクリル酸メチル、ポリアクリレート、ポリビニルカルバ ゾール、上述のポリマーで使用されるモノマーのコポリマー、塩化ビニル/酢酸 ビニル/ビニルアルコールターポリマー、塩化ビニル/酢酸ビニル/マレイン酸 ターポリマー、エチレン/酢酸ビニルコポリマー、塩化ビニル/塩化ビニリデン コポリマー、セルロースポリマーおよびそれらの混合物が挙げられる。有機光導 電体物質コーティング中で使用するのに適した溶剤としては、ニトロベンゼン、 クロロベンゼン、ジクロロベンゼン、トリクロロエチレン、テトラヒドロフラン などが挙げられる。 絶縁結合剤中に分散された、例えば酸化亜鉛、二酸化チタン、硫化カドミウム 、および硫化アンチモンなどの無機光導電体は、技術分野では周知であり、必要 ならば増感染料を添加してそれらの従来 のバージョン中で使用できる。好ましい結合剤は、スチレンブタジエンコポリマ ー、変成アクリルポリマー、酢酸ビニルポリマー、スチレン−アルキド樹脂、大 豆-アルキル樹脂、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、アクリロニトリル、 ポリカーボネート、ポリアクリルおよびメタクリルエステル、ポリスチレン、ポ リエステル、およびそれらの組み合わせなどの樹脂状物質であるが、これに限定 されるものではない。 本発明の剥離層は好ましくは、構造 C-[B-A-B-D]x-[B-A]y-B-C (式中、Aは二官能性ペルフルオロエーテルから誘導され、Bはジイソシアネー トから誘導され、Cはアミノ官能性シランから誘導され、Dはジオール連鎖延長 剤から誘導され、xは0〜10の整数値であり、yは1〜10の整数値であり、好ま しくはxは1〜5であり、yは1〜3である)を有するペルフルオロウレタンを 含む。好ましくはAは、式 -O-Ra-(RF)m-Ra-O- (式中、各Raは二価の結合基であり、各RFは独立に炭素原子1〜5個、より好 ましくは1〜2個のペルフルオロ化オキシアルキレン基であり、mは5〜50の整 数値である)を有する。より好ましくはAは、式 (式中mは5〜25の整数値であり、nは5〜25の整数値であり、pは0〜3の整 数値である)を有する。 好ましくはBは、式 (式中、Rbは二価の有機結合基である)を有する。好ましくはCは、式 (式中、R1、R2、およびR3は、独立に水素、好ましくは炭素原子1〜5個の アルキル基、アリール基、および好ましくは炭素原子1〜5個のアルコキシ基で あり、ただしR1、R2、およびR3の少なくとも1つは水素、またはより好まし くはアルコキシ基であり、 Rは、アルキレン基、アルケニレン基、またはアリーレン基であり、 R4は、水素、炭素原子1〜5個のアルキル基、またはアリール基であり、 dは10までの、好ましくは1〜5の整数値であり、 好ましくはDは、式 -O-Rd-O- (式中、Rdは二価の有機結合基である)を有する)を有する。 発明の剥離層は、はじめにペルフルオロエーテルジオールなどの二官能性ペル フルオロエーテルを、ジイソシアネートとともに反応させて形成できる。次にア ミノシランを混合物に添加して、反応を完結させる。好ましくはシラン添加の前 に、ペルフルオロエーテルジオールおよびジイソシアネートを、ジオール連鎖延 長剤とさらに反応させる。好ましくは反応物の当量比は、二官能性ペルフルオロ エーテル1当量:ジイソシアネート2当量:アミノ官能性シラン1.5〜1.9当量: ジオール連鎖延長剤0.1〜0.5当量である。 適切なペルフルオロエーテルジオールは、式 HO-R a-(RF)m-Ra-OH (式中、Raは二価の結合基、好ましくは炭素原子1〜5個の置換または非置換 アルキレン基、または炭素酸素結合であり、各RFは独立に炭素原子1〜5個、 より好ましくは1〜2個のペルフルオロ化オキシアルキレン基であり、mは5〜 50の整数値である)を有するものであるが、これに限定されるものではない。ペ ルフルオロエーテルジオールの好ましい1つの種類は、式 HO―CH2(CH2)pCF2(OCF2)m(OCF2CF2)nOCF2―OH (式中、mは5〜25の整数値であり、nは5〜25の整数値であり、pは0〜3の 整数値である)を有する。 あらゆる既知のジイソシアネートが使用できる。適切なジイソシアネートとし ては、1,3-ビス(1-イソシアナト-1-メチルエチル)-ベンゼン、1,12-ジイソシ アナト-ドデカン、4,4'-メチレンビス(シクロヘキシルイソシアネート)、4,4' -メチレンビス(フェニルイソシアネート)、4,4'-メチレンビス(2,6-ジエチル フェニルイソシアネート)、3,3'-ジメトキシ-4,4'-ビフェニレンジイソシアネ ート、3,3'-ジメチルジフェニルメタン-4,4'-ジイソシアネート、1,4-フェニレ ンジイソシアネート、1,4-ジイソシアナトブタン、1,3.フェニレンジイソシアネ ート、m-キシレンジイソシアネート、1,8-ジイソシアナトオクタン、トランス- 1,4-シクロヘキシレンジイソシアネート、1,6-ジイソシアナトヘキサン、トルエ ン2,6-ジイソシアネート、および5-ジイソシアナト-2-メチルペンタンが挙げら れるが、これに限定されるものではな い。特に好ましいジイソシアネートは、2,4-トルエンジイソシアネートである。 適切なシランとしては、式 (式中、R1、R2、およびR3は、独立に水素、好ましくは炭素原子1〜5個の アルキル基、アリール基、および好ましくは炭素原子1〜5個のアルコキシ基で あり、ただしR1、R2、およびR3の少なくとも1つは水素、またはより好まし くはアルコキシ基であり、 Rは、アルキレン基、アルケニレン基またはアリーレン基であり、 R4は、水素、炭素原子1〜5個のアルキル基、またはアリール基であり、 dは10までの、好ましくは1〜5の整数値である)を有するものが挙げられる 。 トリアルコキシシリル-アミノアルカンが好ましい。特に好ましいシランは、1 -トリエトキシシリル-3-N-メチルアミノプロパンである。 適切な鎖延長ジオールとしては、アルキレンジオール、アリーレンジオール、 アルケニレンジオールが挙げられる。炭素原子1〜10個のアルキレンジオールが 好ましい。 上記の剥離層は、機械的に耐久性であり、典型的にトナーキャリア液の役割を する炭化水素に対する耐性が高い。好ましくは剥離層の厚さは少なくとも0.1μ mである。最大厚さは光導電体物質に左右されるが、好ましくは0.3〜3μm、 より好ましくは0.5〜1.0μmである。 要すれば、本発明の光受容体要素は、光導電体層と剥離層の間にさらにバリア 層を含んでもよい。バリア層は、光導電体トナーを破損するかもしれないキャリ ア液やその他の化合物から、光導電体層を保護する。バリア層はまた、光受容体 要素の高電圧コロナによる荷電によって起きるかもしれない破損から、光導電層 を保護する。バリア層は剥離層と同じく、光受容体要素の電荷放散特性を著しく 妨害してはならず、接着剤の必要なしに光導電層と剥離層に良好に付着しなけれ ばならない。バリア層は、米国特許番号第4,439,509号、第4,606,934号、第4,59 5,602号、第4,923,775号、第5,124,220号、第4,565,760号、およびWO95/0285 3で開示されたもののような既知のバリア層のいずれでもよい。 技術分野で既知の下塗り層、基材ブロッキング層などのその他の層が、光受容 体要素中に含まれてもよい。 この分野で周知のように、置換は許容できるのみならず、得策であることが多 く、本発明で使用される化合物では置換が期待される。特定の置換基の議論と列 挙を単純にするために、「基」および「部分」という用語を使用して、置換でき る化学種とそのように置換できないものとを区別する。したがって置換基を記述 するために「基」または「アリール基」という用語を使用する場合、置換基には 基礎的な基の文字通りの定義を超えた、付加的な置換基の使用が含まれる。置換 基を記述するために「部分」という用語を使用する場合、非置換の基のみを含め ることが意図される。例えば「アルキル基」というフレーズは、メチル、エチル 、プロピル、t-ブチル、シクロヘキシル、イソ-オクチル、オクタデシルなどの 純粋な炭化水素アルキル鎖のみならず、ヒドロキシ.ル、アルコキシ、フェニル 、ハロゲン原子(F、Cl、Br、およびI)、シアノ、ニトロ、ア ミノ、カルボキシなどの既知の置換基が付いたアルキル鎖を含めることが意図さ れる。例えばアルキル基は、エーテル基(例、CH3-CH2-CH2-O-CH2-)、 ハロアルキル、ニトロアルキル、カルボキシアルキル、ヒドロキシアルキル、ス ルホアルキルなどを含む。これに反して「アルキル部分」というフレーズは、メ チル、エチル、プロピル、t-ブチル、シクロヘキシル、イソ-オクチル、オクタ デシルなどの純粋な炭化水素アルキル鎖のみの包含に限定される。非常に求電子 性が高いまたは酸化置換基など、活性成分と反応する置換基はもちろん、通常の 技能を有する当業者によって、不活性または無害ではないとして除外される。 アルキレン基とは、水素原子2個を結合で置換して形成する、付着点が2つあ るアルキル基を意味する(例、メタンからメチレン)。アルケニレン基とは、水素 原子2個を結合で置換して形成する、付着点が2つあるアルケン基を意味する( 例、ブテンからブテニレン)。アリーレン基とは、水素原子2個を結合で置換し て形成する、付着点が2つある芳香族基を意味する(例、ベンゼンからフェニレ ン)。オキシアルキレン基とは、アルキレン基と酸素原子を含む原子鎖を意味す る。 以下の請求の範囲で定義される発明の精神と範囲を逸脱することなく、前述の 開示の適当な修正または変更が可能である。ここで以下の実施例によって本発明 の目的と利点を例証するが、これらの実施例で述べるそれらの特定物質と量、な らびにその他の条件と詳細は、本発明の範囲を不当に制限するものではない。 実施例 以下の実施例で使用されるあらゆる物質は、特に断りのない限りウィスコンシ ン州ミルウォーキーのAldrich Chemical Co.な どの標準的販売元から容易に入手できる。百分率は特に断りのない限り全て重量 %である。以下の付加的な用語と物質を使用した。 FC-113は、ミネソタ州セントポールの3M Companyから入手できるフルオロケ ミカル溶剤である。 Daracurc 1173触媒は、UV光重合開始剤でありMerckから入手できる。 Desoto 952は、UV-硬化性多官能性アクリレートモノマーであり、イリノイ 州のDesoto Corporationから入手できる。 Dow Corning 176はスズ触媒であり、Dow Corning Corpから入手できる。 1-トリエトキシシリル-3-N-メチルアミノプロパンは、以下に示す式を有し、 ここで述べる化合物のC部分の前駆体である。これはHul Companyからカタログ 品目番号M8620として入手された。 1,3-ブタンジオールは以下に示す式を有し、ここで述べる化合物のD部分の前 駆体である。 使用したペルフルオロエーテルジオールは分子量1850を有し、以下に示す構造 を有する。 HO-CH2CF2(OCF2)15(OCF2CF2)13OCF2-OH 使用したペルフルオロエーテルジエステルは、分子量2000を有し、以下に示す 構造を有する。 C25OOCCH2CF2(OCF2)15(OCF2CF2)13OCF2COOC25 2,4-トルエンジイソシアネートは、以下に示す式を有する。 実施例1 Dow CorningからのSyl-OffTM 23をベースにした米国特許番号第4,600,673号で開 示された剥離塗料調合物 比較フルオロウレタン(実施例2)の合成 比較実施例として、従来のUV-硬化性アクリレートポリマーに、アクリレー ト終端フルオロケミカルポリマーを組み込んだ調合物について調査した。 以下は、これらのUV-硬化サンプルを調製するための普遍的な製法である。 5重量%のDesoto 952(1.5g)、フルオロ変性アクリレートウレタン(3.5g) 、および95gのイソプロピルアルコールの溶液を調製した。次にこの原液にDara cure 1173触媒(0.1g)を添加した。溶液を#8メーヤーバーで、3M Digital MatchprintTM有機光受容体基材(標準シリコーン上塗りなし)切片上に塗布した 。窒素中で中圧水銀灯を使用し、塗布サンプルを100フィート/分(30.5m/分 )測度で通過させて硬化した。 化合物B-A-Bの合成(実施例3-比較) 20gのフルオロケミカル溶剤FC-113、8.27gのペルフルオロエーテルジオール 、1.6gの2,4−トルエンジイソシアネート、および1滴(0.02g)のジブチルス ズジラウレートの溶液を混合 し、一晩(約15時間)室温で攪拌して、化合物B-A-Bを33%固形分溶液として 形成した。引き続くコーティングで使用するために溶液を保存した。化合物-(A-B)x-(実施例4-比較)の合成 40gのフルオロケミカル溶剤FC-113、16.54gのペルフルオロエーテルジオー ル、1.6gの2,4-トルエンジイソシアネート、および1滴(0.02g)のジブチル スズジラウレートの溶液を混合し、一晩(約15時間)室温で攪拌して、ポリマー 化合物-(A-B)x-を31.2%固形分溶液として形成した。溶液のIR分光分析は、未 反応イソシアネート基の不在を示した。引き続くコーティングで使用するために 溶液を保存した。 化合物C-A'-C(実施例5-比較)の合成 20gのフルオロケミカル溶剤FC-113に溶解した20gのペルフルオロエーテルジ エステル溶液を、20gのFC-113に溶解した3.86g(2当量)の1-トリエトキシシ リル-3-N-メチルアミノプロパン溶液にゆっくりと添加した。添加は室温で行っ た。反応混合 物を一晩室温で攪拌して、化合物C-A'-Cを37.5%溶液として形成した。IR分 光分析を使用して反応の進行を測定し、エステル基(〜1800cm-1)のアミド基 (〜1715cm-1)による完全な置換を確認した。引き続くコーティングで使用す るために溶液を保存した。ペルフルオロエーテル化合物C-B-A-B-C(実施例6)の合成 15gのフルオロケミカル溶剤FC-113、5.0gのペルフルオロエーテルジオール 、0.89gの2,4-トルエンジイソシアネート、および1滴(0.02g)のジブチルス ズジラウレートの溶液を調製し、一晩(約15時間)室温で撹攪した。5.0gのFC- 113中の1-トリエトキシシリル-3-N-メチルアミノプロパン0.97gの溶液を、上 記溶液に添加した。撹拌を1時間継続した。溶液のIR分光分析で未反応イソシア ネート基の不在を確認した。引き続くコーティングで使用するために溶液(25.5 4%固形分)を保存した。 ペルフルオロエーテル化合物C-[B-A-B-D]X-B-A-B-C(実施例7)の合 成 上述のように1,3-ブタンジオール添加の結果として、鎖延長オリゴマーが形成 される。鎖延長オリゴマーは、x=1〜10で調製される。 20gのフルオロケミカル溶剤FC-113、8.27gのペルフルオロエーテルジオール 、1.6gの2,4-トルエンジイソシアネート、および1滴(0.02g)のジブチルス ズジラウレートの溶液を調製し、一晩(約15時間)室温で攪拌した。濁った溶液 に1,3-ブタンジオール(0.07g)を添加した。撹拌を0.5時間継続した後、1.468 gの1-トリエトキシシリル-3-N-メチルアミノプロパンを溶液に添加した。撹拌 をさらに1時間持続した。溶液のIR分光分析によって、未反応イソシアネート基 の不在を確認した。引き続くコーティングで使用するために溶液(36.33%固形 分)を保存した。 ペルフルオロエーテル溶液の塗布 上記各ポリマー原液をFC-113の必要量で希釈して、5重量%溶液を調製した。 これらの5%溶液にDow Corning 176スズ触媒の1滴(0.01g)を添加した。次 に♯8メーヤーバーで、溶液を有機光受容体の切片上に塗布した。光受容体(米 国特許番号第5,124,220号参照)は、アルミニウム蒸着フィルムベース、VitelTM PE-207ポリエステル樹脂(Goodyear)中のビス-5,5'-(N-エチル-ベンゾ[ザ] カルバゾイル)フェニルメタン(BBCPM)を有する光導電層、およびヘプタメチ ンインドシアニン色素を有した。1,3-ビス(3-[2,2,2-トリアリーロイロキシメ チル)エトキシ-2-ヒドロキシプロピル]-5,5-ジメチル-2,4-イミジクスゾリジネ ジオンの中間層、IrgacureTM 184光重合開始剤 (Ciba-Geigy)、およびエタノール中のフルオロカーボン界面活性剤を光導電層 上に塗布して、乾燥硬化した。上塗りした光導電体シートを80〜90℃で5〜10分 間熱硬化し、試験前に室温で2日間エージングした。計算上のコーティング厚は 、約0.9μmである。 上で製造した光導電体構造体に対して以下の試験を行った。 Isopar L抵抗性 剥離剤上塗りの耐久性を測定するために、Isopar Lに浸したQ-tipで、剥離剤 を上塗りした有機光導電体を何度かこすった。こすった領域に3M透過原稿用水 性ペンで記入した。ペンのインクのディウェッティングが、剥離剤上塗りの存在 を示す一方、ウェッティングは、上塗りが有機光導電体からこすり落とされたこ とを示した。 剥離力 剥離特性を評価するために、1インチ(2.54cm)幅の3M 202マスキングテー プを剥離剤塗布有機光導電体構造の表面に、15ポンド(6.8kg)のローラーで貼 った。テープを90度の角度で、20インチ/分(50.8cm/分)の測度で10秒間かけ て剥がしながら、テープと剥離剤上塗り間の剥離力を測定した。 トナー転写 中間転写物質へのトナー転写を調べるために、剥離剤上塗り有機光導電体の1. 25インチx4インチ(3.175cmx10.16cm)の切片上に、マゼンタトナーを電気メ ッキした(500ボルト、30秒間)。マゼンタトナーは、その内容(全体)を本明 細書に引用し たものとする、米国特許4,925,766号、明細書9欄49〜56行に述べられた可溶化 ベースを含んだ。これはSun Pigment Red 48:2マゼンタ色素を使用して、0.03g Zr HEXCEM/g色素の電荷方向レベルで、オルガノゾル/色素比4で作成された。 オルガノゾルは、PS 429(Pctrarch System,Inc.,トリメチルシロキシ終端でメ タクリロキシプロピルメチル基0.5〜0.6%のポリジメチルシロキサン)と、アク リル酸エチル70%およびメタクリル酸メチル30%を含むコアとを用いて、コア/ シェル比3で作成された。オルガノゾルの平均径は239nmであり、オルガノ塩は1 0%固形分で作られた。空気乾燥した切片をトナー側を下にして、DowCorning 73 0フルオロシリコーンのあらかじめ被覆した表面にのせ、室温で手で押さえた。 次に上塗りした有機光導電体を剥がして、トナー転写の質を観察した。 以下の表に示す結果は、本発明の剥離層(実施例6および7)が、Isopar Lへ の良好な抵抗性、良好な耐久性、および良好な剥離特性の望ましい組み合わせを 有することを示す。サンプル7は、Isopar L摩擦抵抗性(多くの摩擦回数)、低 剥離力(良好な剥離、および良好なトナー転写の最良の組み合わせを有する。サ ンプル6は、2番目に良好な特性の組み合わせを有する。要するに、本発明のペ ルフルオロエーテル-ウレタン-シランシステムは、より良い耐久性とともに良好 な剥離性を有する。 サンプル2のフルオロウレタンのIsopar L摩擦抵抗性は、サンプル1よりも改 善されているが、高い剥離力は剥離性に劣ることを示している。サンプル1およ び5は、低い剥離力(良好な剥離)を有するがIsopar L摩擦抵抗性に劣る。最後 に、米国特許番号第4,996,125号が述べたのと同様の組成と.調合物を有する、2 つのペルフルオロエーテル-ウレタンシステム(実施例3および4)を評 価した。サンプル4に関して得られた結果は、高剥離力に対応して劣るトナー転 写性であり、他方サンプル3はIsopar L摩擦抵抗性に劣った。 *A=ペルフルオロエーテルジオール、A’=ペルフルオロエーテルジエステル、 B=2,4-トルエンジイソシアネート、D=1,3-ブタンジオール、C=N-メチルアミ ノプロピルトリエトキシシラン 請求の範囲で定義される本発明の精神と範囲を逸脱することなく、前述の開示 の適当なな変更および修正が可能である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 電気伝導性基材と、光導電体層と、 a) 二官能性ペルフルオロエーテル、 b) ジイソシアネート、 c) アミノ官能性シラン、および d) 要すれば、ジオール連鎖延長剤 を含む反応物の反応生成物であるペルフルオロエーテルウレタンを含む剥離層と を含む光受容体要素。 2. 反応物が、1当量の二官能性ペルフルオロエーテル:2当量のジイソシア ネート:1.5〜1.9当量のアミノ官能性シラン:0.1〜0.5当量の連鎖延長剤ジオー ルの当量比で使用される請求項1に記載の要素。 3. ペルフルオロエーテルウレタンが、構造 C-[B-A-B-D]x-[B-A]y-B-C (式中、Aは式 -O-Ra-(RF)m-Ra-O- (式中、各Raは二価の結合基であり、各RFは独立に炭素原子1〜5個のペルフ ルオロオキシアルキレン基であり、mは5〜50の整数値である)を有し、 Bは、式 (式中、Rbは二価の有機結合基である)を有し、 Cは、式 (式中、R1、R2、およびR3は、独立に水素、好ましくは炭素原子1〜5個の アルキル基、アリール基、好ましくは炭素原子1〜5個のアルコキシ基であり、 ただしR1、R2、およびR3の少なくとも1つは水素、またはより好ましくはア ルコキシ基であり、 Rはアルキレン基、アルケニレン基またはアリーレン基であり、 R4は水素、炭素原子1〜5個のアルキル基、またはアリール基であり、 dは10までの、好ましくは1〜5の整数値である)を有し、 Dは、式 -O-Rd-O- (式中、Rdは二価の有機結合基である)を有し、 xは0〜10の整数値であり、yは、1〜10の整数値である)を有する請求項1に 記載の要素。 4. xが1〜5およびyが1〜3である請求項3に記載の要素。 5. 二官能性ペルフルオロエーテルが、式 HO-Ra-(RF)m-Ra-OH (式中、各Raは独立に二価の結合基であり、各RFは独立に炭素原子1〜5個の ペルフルオロオキシアルキレン基であり、mは5〜50の整数値である)を有する 請求項1に記載の要素。 6. Raが炭素原子1〜5個の置換または非置換アルキレン基、または炭素酸 素結合である請求項5に記載の要素。 7. ジイソシアネートが、1,3-ビス(1-イソシアナト-1-メチルエチル)-ベン ゼン、1,12-ジイソシアナトドデカン、4,4'-メチレンビス(シクロヘキシルイソ シアネート)、4,4'-メチレンビス(フェニル イソシアネート)、4,4'-メチレ ンビス(2,6-ジエチルフェニルイソシアネート)、3,3'-ジメトキシ-4,4'-ビフ ェニレンジイソシアネート、3,3'-ジメチルジフェニルメタン-4,4'-ジイソシア ネート、1,4-フェニレンジイソシアネート、1,4-ジイソシアナトブタン、1,3-フ ェニレンジイソシアネート、m-キシレンジイソシアネート、1,8-ジイソシアナ トオクタン、トランス-1,4-シクロヘキシレンジイソシアネート、1,6-ジイソシ アナトヘキサン、トリレン2,6-ジイソシアネート、1,5-ジイソシアナト-2-メチ ルペンタン、および2,4-トルエンジイソシアネートからなる群より選択される請 求項1に記載の要素。 8. シランが式 (式中、R1、R2、およびR3は、独立に水素、好ましくは炭素原子1〜5個の アルキル基、アリール基、好ましくは炭素原子1〜5個のアルコキシ基であり、 ただしR1、R2、およびR3の少なくとも1つは水素、またはより好ましくはア ルコキシ基であり、 Rはアルキレン基、アルケニレン基またはアリーレン基であり、 R4は水索、炭素原子1〜5個のアルキル基、またはアリール基であり、 dは10までの、好ましくは1〜5の整数値である)を有する請求項1に記載の 要素。 9. シランがトリアルコキシシリルアミノアルカンである請求項1に記載の要 素。 10.ジオール連鎖延長剤が、アルキレンジオール、アルケニレンジオール、お よびアリーレンジオールからなる群より選択される請求項1に記載の要素。 11.ジオール連鎖延長剤が、炭素原子1〜10個のアルキレンジオールである請 求項1に記載の要素。 12.二官能性ペルフルオロエーテルが、ジオールである請求項1に記載の要素 。 13.剥離層が0.1〜3μmの厚さである請求項1に記載の要素。 14.光導電体層と剥離層の間にバリア層をさらに含む請求項1に記載の要素。 15.電気伝導性基材、光導電体層、および構造 C-[B-A-B-D]x-[B-A]y-B-C (式中、Aは式 -O-Ra-(RF)m-Ra-O- (式中、各Raは二価の結合基であり、各RFは独立に炭素原子1〜5個のペルフ ルオロオキシアルキレン基であり、mは5〜50の整数値である)を有し、 Bは式、 (式中、Rbは二価の有機結合基である)を有し、 Cは、式 (式中、R1、R2、およびR3は、独立に水素、好ましくは炭素原子1〜5個の アルキル基、アリール基、好ましくは炭素原子1〜5個のアルコキシ基であり、 ただしR1、R2、およびR3の少なくとも1つは水素、またはより好ましくはア ルコキシ基であり、 Rはアルキレン基、アルケニレン基またはアリーレン基であり、 R4は水素、炭素原子1〜5個のアルキル基、またはアリール基であり、 dは10までの、好ましくは1〜5の整数値である)を有し、 Dは、式 -O-Rd-O- (式中、Rdは二価の有機結合基である)を有し、 xは0〜10の整数値であり、yは1〜10の整数値である)を有するペルフルオロ エーテルウレタン含む剥離層を含む光受容体要素。
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