JP2000510960A - 導電性ポリマー層を有する画像要素 - Google Patents
導電性ポリマー層を有する画像要素Info
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Abstract
(57)【要約】
カラー画像を形成するために有用な電子写真画像要素(10)について述ベられている。この要素は、画像層構造(12)及び保持構造(14)を有している。保持構造(14)は、重合可能なエチレン性不飽和アンモニウム前駆体と、重合可能なエチレン性不飽和オルガノ−シリコン前駆体と、少なくとも2種の重合可能なエチレン性不飽和官能基を有する重合可能な前駆体と、付加的に、少なくとも1つのカルボン酸基を有する重合可能なエチレン性不飽和酸性前駆体と、及び付加的に、1つの重合可能なエチレン性不飽和官能基を有する単官能性前駆体と、によって形成されている電気伝導性ポリマー離型層(16)を有している。この要素は特に、例えば、旗、看板、及びその他の野外での広告として必要とされる、大きいサイズの画像を形成するのに有用である。
Description
【発明の詳細な説明】
導電性ポリマー層を有する画像要素
発明の分野
本発明は、電子写真画像の要素に関する。特に、本発明は電気伝導性ポリマー
離型層を含む電子写真画像の要素、及びカラー画像を形成する際のそれらの使用
に関する。
発明の背景
電子写真画像においては、電荷による潜像がキャリアの表面に形成される。
トナー粒子がその電荷に引き付けられ、キャリアの表面に塗布され、潜像を目に
見える画像に変える。色付けされた画像は、トナー粒子をキャリアの表面に融か
すか、又は最初に色付けされた画像をレセプタに転写して、粒子をレセプタに融
かすか、或いはそうでなければ不変的に添付するか、のいずれかによって固定さ
れる。
潜像は電荷の画像様の堆積によってキャリア表面に形成される。典型的には、
可動静電表面の幅に沿った直線配列中に配置された、帯電した針が用いられて、
潜像が形成される。これらの過程は、例えばヘルムバーガー(Helmberg
er)の米国特許番号4,007,489、ドゲット(Doggett)の米国
特許番号4,731,542及びセントジョン(St.John)の米国特許番
号4,569,584に開示されている。
キャリアの表面に潜像が形成されると、トナーが塗布され、色付けされた画像
が形成される。トナーはキャリアの表面に熱融合によって、又は、トナーが液体
中に分散している場合は、乾燥して、それから付加的に熱融合によって固定され
る。固定を乾燥だけによって行うと、画像は比較的壊れやすくなり、物理的接触
、侵食等によって損傷する。
カラー電子写真法においては導電性保持体上に静電層を持つキャリアが必要で
あるだけなので、当初から、例えば店舗画像、ポスター、サイン、旗及びその他
の野外の広告等の、大型の画像が必要となる応用例に用いられてきた。このよう
な応用例においては、画像の保護が大変必要である。その結果、カラー
電子写真技術においては、当初から、画像を保護することに努力が注がれてきた
。
よく知られている画像保護方法の一つに、画像を永久透明保護フィルムでオー
バーラミネートし、キャリアー、画像、及び透明保護フィルム、をこの順で有す
るラミネートを形成する方法がある。この方法では、画像が、1ステップで本来
のキャリアと透明保護フィルムとの間に固定されると共に保護される。
オーバーラミネートする際は、本来のキャリアは最終生成物にとって不可欠な
要素となる。典型的にキャリアは導電性のベースペーパーを含む。導電性のベー
スペーパーは透明保護フィルムのオーバーラミネートによって保護されている場
合であっても野外での使用には適さない。そのため、オーバーラミネート化は、
一般的に野外で適用する画像の作成には適さない。
最終生成物の一部に導電性のベースを持たないその他の画像を用いる方法とし
て、画像を形成するトナー上にレセプタをラミネートし、その後本来のキャリア
を除去して捨てるという方法がある。第二のステップで、永久透明保護フィルム
を画像とレセプタにラミネートし、レセプタ、トナー画像及び永久透明保護フィ
ルムを含む要素を形成する。トナー画像は2ステップでレセプタと永久透明保護
フィルムとの間に固定されると共に保護される。この過程はチョー(Chou)
の米国特許番号5,262,259に記載されている。
最終生成物の一部に導電性のベースを含まないようにする代替の方法として、
画像を形成するトナーを含む静電層の表面にレセプタをラミネートする方法があ
る。その後、導電性ベースを除去して捨て、静電層を残す。この方法によって、
レセプタ、トナー画像及び静電層を有する製品が形成される。ここで静電層は保
護層として働く。画像は1ステップで、静電層とレセプタの間に固定されると共
に保護される。この過程で有用な電子写真要素がカヒル(Cahill)の米国
特許番号5,414,502及び5,483,321に開示されている。
もし画像化され、色付けされた静電層が、画像の保護層に転じるのであれば、
静電層は導電性ベースから離型されなければならない。離型しやすくするため、
非導電性離型層が静電層と導電性ベースとの間に備えられてきたが、それにより
コスト及び製造過程の複雑化が増し、画像の濃度が低下する。そのため、製
造コストを押さえ、画像濃度を改善するために、離型層を別個に持たない電子写
真画像要素が必要である。
発明の簡単な説明
本発明は保持構造及び画像層構造を有する画像要素に関し、保持構造は画像層
構造に脱着可能に接着されており、保持構造は目的に合致した光学的及び表面離
型特性を持つ、電気伝導性ポリマー離型層を有している。電気伝導性離型層は、
重合された形態で、
(A)1〜80重量比の重合可能なエチレン性不飽和アンモニウム前駆体と、
(B)0.1〜10重量比の重合可能なエチレン性不飽和オルガノ−シリコン
前駆体と、
(C)5〜95重量比の、少なくとも2つ以上の重合可能なエチレン性不飽和
官能基を有する重合可能な多官能性前駆体と、
(D)0〜60重量比の、少なくとも1つのカルボン酸基を有する重合可能な
エチレン性不飽和酸性前駆体と、
(E)0〜90重量比の、1つの重合可能なエチレン性不飽和官能基を有する
単官能性前駆体と、
を有している。
電気伝導性ポリマー離型層は、厚さが約1〜20ミクロンで、電気抵抗率が約
1×105Ω/□と1×108Ω/□の間で、表面エネルギーが20ダイン/cm2
と40ダイン/cm2の間である。
別の実施形態では、本発明は本発明に係る画像要素を用いて、画像を形成する
方法に関する。
図面の簡単な説明
図1は本発明に係る画像要素の模式図である。
図2a及び2bは本発明に係る電子写真画像要素の保持層構造の模式図である
。
図3a及び3bは本発明に係る電子写真画像要素の画像層構造の模式図である
。
図4は本発明に係る好ましい電子写真画像要素の模式図である。発明の詳細な説明
画像要素
本発明は電子写真画像に適切な画像要素に関する。その要素は、光沢コーティ
ング又はつや消しコーティングに形成され得る電気伝導性ポリマー層を含む。
図面に基づき、本発明に係る画像要素について以下に説明する。明細書中で同
様の構成要素はどの図面においても同様の参照記号を用いている。
図1によると、画像要素10は画像層構造12及び保持構造14を有している
。画像層構造12はその表面に画像が形成される画像表面24を有している。保
持構造14は電気伝導性ポリマー離型層を有している。画像層構造12と保持構
造14の詳細な構造は、画像形成方法及び目的とする適用例に依存し、以下に述
べられている。
電子写真画像要素
保持構造
一つの具現例として、本発明は電子写真画像要素として用いられるのに適切な
要素に関する。図2aによると、電子写真画像要素10の保持構造14は電気伝
導性ポリマー離型層16とベース18を有している。
電気伝導性ポリマー離型層
電気伝導性ポリマー離型層16は目的に合致した光学的性質、電気的性質及び
表面離型特性を持っている。この層はベース18にしっかり付着しており、高い
光沢性の表面又はつや消し状態の表面を持ち、典型的な表面抵抗率が約1×105
Ω/□であり、容易に離型される。3種以上の重合可能成分の濃度を適切に選
択することにより、表面離型特性に不都合な影響を与えることなく、表面導電性
を広範囲、即ち電気抵抗率を約1×105Ω/□と約1×1012Ω/□の間、に
亘って変えることができる。電子写真画像物質としては、電気抵抗率は約1×1
05Ω/□と約1×107Ω/□の間であることが好ましい。好ましくは、この層
は表面エネルギーが20ダイン/cm2と40ダイン/cm2の間である。
電気伝導性ポリマー離型層16は、3種以上のフリーラジカル重合可能物質の
放射線誘導によるフリーラジカル共重合によって準備される。この方法において
は、この方法によらなければ比相溶性で、傷のないコーティングを与えることの
できない個々のポリマーを形成する重合可能物質が、共重合過程を介し
て、好都合に単一層に変換される。そのため「外因的な」相溶性を得ると同時に
成分の移動によって引き起こされるあらゆる問題を避けることができる。
電気伝導性ポリマー離型層16は3種以上の自由ラジカル重合可能物質であっ
て、1つ以上のエチレン性不飽和官能基を有する物質を含む液体混合物から重合
される。形成されるポリマーの重量に基づいて、液体混合物は、1〜80重量比
、好ましくは約60〜80重量比の重合可能な、エチレン性不飽和、4級炭素の
アンモニウム前駆体と、0.1〜10重量比、好ましくは約0.2〜2重量比の
重合可能な、エチレン性不飽和、オルガノ−シリコン前駆体と、及び5〜95重
量比の、少なくとも2種の重合可能なエチレン性不飽和官能基を有する、多官能
性重合可能前駆体を含んでいる。ここで、多官能性重合可能前駆体は、多官能性
の単体物質、オリゴマー物質、又はそれらの組合わせである。(質量比は、重量
%と同等である)。好ましくは、重合可能な、エチレン性不飽和な、オルガノ−
シリコン前駆体はポリオキシアルキレン変性オルガノ−シリコンで、中程度〜高
い親水性/親油性比(HLB)及び分散能を有している。化学技術辞典(Enc
yclopedia of ChemicalTechnology)、カーク−オ
スマー(Kirk−Othmer)、第三版、8巻、911頁で定義されているよ
うに、中程度のHLBとは8〜5で、高いHLBとは13〜18である。
付加的に、液体混合物は60重量比までの重合可能な、エチレン性不飽和酸前
駆体であって、生成ポリマーの導電性を高めるために少なくとも一つのカルボン
酸基を有する前駆体と、及び50重量比までのその他の単官能性前駆体であって
、例えば、ガラス転移温度、及び屈曲性等の、ポリマー特性をさらに調整するた
めに、一つの重合可能なエチレン性不飽和官能基を有する前駆体とを含む。好ま
しくは、酸前駆体は、酸価が約100〜約900である。重合可能化合物が紫外
線によって重合される場合は、液体混合物は典型的に10重量%までの光開始剤
システムを有している。
「前駆体」とは、重合可能な、エチレン性不飽和である、単体物質、オリゴマ
ー物質又はその他の類似成分である。そのため、電気伝導性ポリマー離型層16
を形成するために用いられる前駆体は、自由ラジカル、付加重合可能単体物資、
オリゴマー物資又はその他の類似成分である。ここで、各前駆体は、一
つ以上のエチレン性不飽和官能基を有している。各成分については、以下の段落
で詳しく説明する。
A)エチレン性不飽和アンモニウム前駆体:
「アンモニウム前駆体」とは、エチレン性不飽和な4級炭素のアンモニウム塩
化合物で、アンモニウムカチオンと無機又は有機のアニオン塩とを有している。
ポリマーの電気伝導性は、反応性アンモニウム前駆体を用いることによって得ら
れる。反応性アンモニウム前駆体とは、(3−(メタクリロイルアミノ)−プロ
ピル)トリメチルアンモニウムクロライド(MAPTAC)、ジメチルアミノエチ
ルメタクリレートジメチル硫酸4級炭素(エージフレックス(登録
リレートメチルクロライド4級炭素(エージフレックス(登録商標)(Age
1Q75MC)、ジメチルアミノエチルアクリレートジメチル硫酸4級炭素(エ
チルアミノエチルアクリレートジメチル硫酸4級炭素(エージフレックス(登
ニウムクロライド(DMDAC)、及びビニルベンジルトリメチルアンモニウムク
ロライド等で、これらの前駆体は全て、水溶性で、典型的に、50重量%までの
水と共に提供される。結果として、これらの4級炭素成分は、以下に述べられる
カップリング溶媒が用いられない限り、数少ない非常に親水性の高い前駆体とし
か溶解できない。
「4級炭素塩前駆体」は、典型的に以下のような構造を持つ。 ここで、R1は、H(水素)、メチル又はエチル;Yは、−O−(酸素)、又は−
(NR3)−で、R3は、H(水素)、又はC1−C4アルキル;mは1〜4までの整
数で、各R2はそれぞれC1−C4アルキル基;及び[X]-はアニオンである。
好ましくは、4級炭素塩前駆体は以下の化合物から成るグループから選択され
たカチオンを有する。このグループには、(3−(メタクリロイルアミノ)−プ
ロピル)トリメチルアンモニウム、(2−(メタクリロイルオキシ)−エチル)
トリメチルアンモニウム、(2−(アクリロイルオキシ)−エチル)トリメチル
アンモニウム、(2−(メタクリロイルオキシ)−エチル)メチルジエチルアン
モニウム、4−ビニルベンジルトリメチルアンモニウム、ジメチルジアリルアン
モニウム及びこれらの混合物、が含まれる。アニオンは、これらの4級炭素塩に
慣用的に用いられる、どのような無機塩又は有機塩のアニオンであってもよい。
例えば塩化物イオン、メト硫酸塩、硝酸塩等である。被覆物の導電性(又は抵抗
率)は、その中に存在する4級炭素塩の重量モル濃度(1kg当たりのモル数、
全ての濃度がほぼ均一)に大きく(全面的にではないが)依存することに注意し
たい。この理由から、最も好ましい4級炭素構造は、最も分子量が低い2−アク
リロイルオキシエチルトリメチルアンモニウムクロライドで、これはメタクリレ
ートよりも重合しやすいという期待もできる。
B)エチレン性不飽和、オルガノ−シリコン前駆体:
エチレン性不飽和、オルガノ−シリコン前駆体は電気伝導性ポリマー離型層1
6に表面離型特性を与える。驚くべきことに、この前駆体をたった0.1〜10
重量比加えるだけで、層16に十分な表面離型特性を与える。
上述したエチレン性不飽和アンモニウム前駆体と対照的に、エチレン性不飽和
オルガノ−シリコン化合物は典型的に、水に不混和である。ここで「不混和」と
は、従来通りの意味である。即ち、2層の液体混合物で、各層はそれぞれ他層に
不溶又は一部のみ可溶で、各分離液層は、懸濁液、分散層、コロイド等の、通常
の液―液界面によって互いに分離されている。
典型的には、重合可能な、エチレン性不飽和のオルガノ−シリコンは、アクリ
レート化オキシアルキレン−シリコン等のアクリレート化シリコンである。ここ
で、アルキレンはエチレン、プロピレン又はこれらの組合わせで、界面活
性剤としての性質を持つことで知られている、例えばエベクリル(登録商標)
1360等である。これらの曇り点作用、水溶性、及び赤外線スペクトルから、
エベクリル350(登録商標)及びエベクリル1360(登録商標)はアクリレ
ート化ポリオキシアルキレンシリコン共重合体で、水溶性のポリエーテル部位は
ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール又はこの2種のポリエーテ
ルの混合物に由来している。より単純な、ゴールドシュミット(Goldsch
midt)RC−726等のアクリレート化ポリジメチルシロキサンが、通常離
型被覆工業に用いられるが、これは水溶性ではない。しかしながら、このような
アクリレート化ポリジメチルシロキサンは特に、エベクリル350(登録商標)
及びエベクリル1360(登録商標)等のアクリレート化界面活性剤タイプのシ
リコンポリマーと同時に用いられると、利用することができる。
「アクリレート化オキシアルキレン−シリコン」とは、1つ以上のアクリレー
ト基又はメタクリレート基が結合していて、1つ以上のオキシアルキレン基を取
り込むか、ペンダントしているオルガノ−シリコン前駆体のことである。
オキシアルキレン基は以下のような構造である:
−(CH2CHR)−O−
ここで、Rは水素又はメチルである。
このようなアクリレート化オキシアルキレン−シリコンは単独で用いられても
よく、アクリレート化シリコンと共に用いられてもよい。このタイプのアクリレ
ート化オキシアルキレンシリコンは、25℃での粘性が200〜300センチポ
イズのポリアクリレートポリジメチルシロキサンポリエーテル共重合体(エベク
リル350(登録商標));25℃での粘性が1000〜3000センチポイズの
ポリジメチルシロキサンポリエーテルのヘキサアクリレート(エベ
酸基エンドキャップ化ポリジメチルシロキサンポリエーテル共重合体のアクリレ
ート誘導体を含む。化合物のアクリレート化シリコンクラス(例えばアクリレー
ト化ポリジメチルシロキサン)は、水混和性がなく、4級炭素にも対応で
きないが、アクリレート化オキシアルキレン−シリコンは、シロキサン−g−ポ
リエーテルタイプのアクリレート化界面活性剤で、さらに、十分高い親水性/親
油性比を持ち、顕著な水溶性を示すことが示された。従って、このようなアクリ
レート化シリコン界面活性剤が4級炭素を含む被覆混合物中に取り入れられる時
、ある調合(前駆体リッチ調合、特にカップリング溶媒共存下、例7参照)では
溶液が得られ、他の調合(調合がオリゴマーアクリレートを含み、硬化速度及び
物理特性を改善する、例8参照)では有効で安定な分散が得られる。どちらの場
合でも、容易に硬化され、乾燥フィルムができる。
1〜4重量%程度の微量なこのようなアクリレート化シリコン界面活性剤は、
活性な感圧性接着剤に、離型特性を与える点において、顕著な有効性を示す。ア
クリレート化シリコン離型特性の有効性は4級炭素塩の濃度に影響され、28〜
30重量%存在する時の方が20〜25重量%存在する時よりも高くなることに
注意したい。そしてアクリレート化シリコン、エベクリル(登録商標)350は
、これが1〜4重量%存在するだけで、よい離型性を示し、エベクリル(登録商
標)1360を用いても、分散タイプの混合物の安定性を増す以外は特に有効性
に変化は見られなかったことにも注意したい。またエベクリル(登録商標)13
60アクリレート化シロキサン(高いHLBシロキサン−g−ポリエーテル界面
活性剤として知られている)は、エベクリル(登録商標)350を用いた類似し
た調合と比べて、顕著で望ましくない粘着性の上昇(2400センチポイズ対1
400センチポイズ)を引き起こすことにも注意したい。
C)多官能性重合可能前駆体:多官能性重合可能前駆体は、自由ラジカル橋架
け剤として働き、ポリマーの重合過程において、ポリマーの成長を促進する。多
官能性重合可能前駆体は多官能性単体物質、多官能オリゴマー物質又はこれらの
組合わせである。ここで「多官能性」とは、自由ラジカル付加重合が可能な、2
つ以上のエチレン性不飽和官能基のことである。これより以下「単体物質」は「
モノマー」という。「オリゴマー」又は「オリゴマーの」とは、従来通りの意味
を持ち、1つ又はいくつかの繰り返し部位の添加によってその特性が変わるポリ
マーのことである。このようなオリゴマーはエチレン基を持つポリマー前駆体と
して機能し、さらに重合することが可能である。「オリゴマー物質」は以下「オ
リゴマー」という。
電気伝導性ポリマー離型層16を形成するのに有用な典型的な多官能性モノマ
ーは、例えば、トリメチロールプロパントリアクリレート、ペンタエリスリトー
ルトリアクリレート、ペンタエリスリトールテトラアクリレート、ペンタエリス
リトールテトラメタクリレート、エトキシレート化トリメチロールプロパントリ
アクリレート、グリセロールプロポキシトリアクリレート、エチレングリコール
ジアクリレート、トリプロピレングリコールジアクリレート及びテトラエチレン
グリコールジアクリレートである。特に有用なモノマーは、エトキシレート化ト
リメチロールプロパントリアクリレート(TMPEOTA)等の、エトキシレー
ト化前駆体である。
典型的にオリゴマーは、ポリマー生産性と対応するよう速い硬化速度を得るた
めに被覆分散液に用いられる。有用なオリゴマーを選ぶための基準は:粘性、相
溶性、ガラス転移温度(Tg)、官能基の数及び被覆光沢性である。このようなオ
リゴマーの実例は、以下の表に列記されている市販製品である。電気伝導性ポリ
マー離型層16を形成するのに有用な典型的なオリゴマーは、これに限定されな
いが、アクリレート化ウレタン、アクリレート化ポリエステル、アクリレート化
ポリエポキシド及びアクリル酸である。
有用なアクリレート化ウレタンには、脂肪族ウレタンであるエベクリル(登
サンジオールジアクリレートであるエベクリル(登録商標)(Ebecril
及び25%トリプロピレングリコールジアクリレートであるエベクリル(登録
4830、脂肪族ウレタン及び10%N−ビニル−2−ピロリドンであるエベ
N−ビニル−2−ピロリドンであるエベクリル(登録商標)(Ebecril
レタン及び15%トリプロピレングリコールジアクリレートであるエベクリル
ロピレングリコールジアクリレート及び8%エトキシエトキシエチルアクリレ
3を含む。これらの製品の特性は表1に示されている。 1.粘性は「10ポイズ」単位及び温度は「℃」で示されている。
2.分子量は生の未希釈のオリゴマーに基づいている。
3.「基」とはエチレン性官能基の数である。
4.「Tg」とはガラス転移温度で、℃で示されている
有用なポリエステルオリゴマーには、脂肪酸変性ポリエステルであるエベク
のトリプロピレングリコールジアクリレートであるエベクリル(登録商標)(E
509、酸変性ポリエステル及び30%の1,6−ヘキサンジオールジアクリ
エステル及び40%のトリプロピレングリコールジアクリレートであるエベク
の1,6−ヘキサンジオールジアクリレートであるエベクリル(登録商標)(E
85、4官能性ポリエステルアクリレートであるエベクリル(登録商標)(Eまれる。これらの製品の特性は表2に示されている。
1.粘性は「10ポイズ」単位で、及び温度は「℃」で示されている。
2.分子量は生の未希釈のオリゴマーに基づいている。
3.「基」とはエチレン性官能基の数である。
4.「Tg」とはガラス転移温度で、℃で示されている
有用なポリエポキシオリゴマーには、ビスフェノールAエポキシジアクリレー
ト及び25%トリプロピレングリコールジアクリレートであるエベクリル
ー及び25%トリメチロールプロパントリアクリレートであるエベクリル(登
ジアクリレート及び20%のプロポキシレート化グリセロールトリアクリレー
香族のアクリレート化エポキシレジンの混合物であるエベクリル(登録商標)
ビスフェノールAエポキシレジンであるエベクリル(登録商標)(Ebecr
チロール−プロパントリアクリレートであるエベクリル(登録商標)(Ebe
オリゴマー及び20%トリメチロールプロパントリアクリレートであるエベク
00が含まれる。これらの製品の特性は表3に示されている。
1.粘性は「10ポイズ」単位で、及び温度は「℃」で示されている。
2.分子量は生の未希釈のオリゴマーに基づいている。
3.「基」とはエチレン性官能基の数である。
4.「Tg」とはガラス転移温度で、℃で示されている
有用なアクリル酸オリゴマーには、アクリル酸オリゴマー及び23%1,6−
ヘキサンジオールジアクリレート及び23%トリプロピレン−グリコールジ
リル酸オリゴマー及び30%1,6−ヘキサンジオールジアクリレートであるー及び35%トリプロピレングリコールジアクリレートであるエベクリル(登
4に示されている。
1.粘性は「10ポイズ単位」で、及び温度は「℃」で示されている。
2.分子量は生の未希釈のオリゴマーに基づいている。
3.「基」とはエチレン性官能基の数である。
4.「Tg」とはガラス転移温度で、℃で示されている。
上述した、様々なオリゴマー物質の一般的な特性及び特徴を鑑みると、エポキ
シオリゴマーは硬化速度の速度が速く、高光沢を与えることから有用であること
が示された。しかしながら、エポキシオリゴマーの大半が室温で比較的高い粘性
(例えば10,000〜150,000cps.)と約55〜67℃のガラス転
移温度(Tg)を示すので、被覆性の目的からは、十分な融通性を保持するため
、低いTgを持つ、粘性の低い希釈剤を含む必要があると考えられる。そのため
、オリゴマーの20〜40重量%の2官能性、又は3官能性の希釈剤溶液が有用
である。より複雑でない調合では、ガラス転移温度(Tg)が0℃で25℃の粘
性が400〜700cpsの4官能性脂肪族ポリエステル
オリゴマーが選択される。
D)エチレン性不飽和酸性前駆体:酸性前駆体は、ポリマー物質の電気伝導性
をさらに高めるよう機能する。電気伝導性ポリマー離型層16を形成するのに有
用な典型的な酸性前駆体は、これに限定されないが、アクリル酸、イタコン酸、
β−カルボキシエチルアクリレート、2−(アクリロイルオキシ)エチル−o−
フタレート、2−(アクリロイルオキシ)エチルマレイン酸エステル、2−(ア
クリロイルオキシ)エチル−コハク酸エステル、2−(メタクリロイ
ルオキシ)エチルコ−ハク酸エステル、2−(メタクリロイルオキシ)エチル−
マレイン酸エステル、及び2−(アクリロイルオキシ)プロピルマレイン酸エス
テル、及び100〜900の酸価を持つカルボン酸エステル化添加剤であ
酸性マレイン酸エステル及びコハク酸エステルアクリル酸前躯体は、以下のよ
うな構造である。
ここで、R1はH(水素),メチル又はエチル;mは1〜4の整数;..A..は炭
素−炭素の二重結合又は単結合で、nが1の時は二重結合で、nが2の時は単結
合である。
これらの物質はポリマー物質を形成するのに特に有用な前駆体である。より好
ましい酸性前駆体としては、低分子量の酸性アクリル酸前駆体で、β−カルボキ
シエチルアクリレート及び2−(アクリロイルオキシ)エチルマレイン酸エステ
ルがある。酸性前駆体がポリマー物質の形成に用いられる時、典型的に約6〜6
0重量比の酸性前駆体がポリマー中に存在する。
E)その他の単官能性前駆体:その他の単官能性前駆体は、一つの重合可能な
エチレン性不飽和官能基を有している。これは、例えば融通性及びガラス転移温
度等の層16の特性を調整するためであったり、層を形成するために用いられる
重合可能な液体混合物の成分の重合可能な共溶媒として機能する。ここで、「そ
の他の単官能性前駆体」とは、アンモニウム前駆体、オルガノ−シリコン前駆体
及び酸性前駆体を除き、各前駆体はそれぞれただ一つのみの重合可能なエチレン
性不飽和官能基を有している。
その他の単官能性前駆体は、一般的に粘性の低い液体である。重合可能な混合
物が溶液として被覆される時、その他の単官能前駆体は典型的に親水性基を有し
ている。典型的に、有用なその他の単官能前駆体は、例えば、N−ビニルピロリ
ドン、2−ヒドロキシエチルアクリレート、テトラハイドロフルフリル
アクリレート、2−ヒドロキシエチルメタクリレート、テトラハイドロフルフリ
ルメタクリレート、2−ヒドロキシプロピルアクリレート、2−(2−エトキシ
エトキシ)エチルアクリレート、2−シアノエチルアクリレート及び2−ヒドロ
キシプロピルメタクリレートである。ポリマー物質の調整にその他の単官能前駆
体が用いられる時、約10〜50重量比の物質がポリマー中に存在する。
F)その他の成分:この組成は、混合物の共重合を促進するために光開始剤を
含んでいてもよい。重合可能な混合物が紫外線の照射によって硬化される時、紫
外線によって活性化され得る自由ラジカル発生開始システムを有していてもよい
。混合物が、電子線の照射によって硬化される時は光開始剤システムは必要ない
。
適切な光開始剤システムは、ビー・エム・モンロー(B.M.Monroe)
及びジー・シー・ウィード(G.C.Weed)によるChem.Rev.93
、435〜448(1993)の「フリーラジカルにより開始される光画像シス
テムのための光開始剤(Photoinitiators for Free−R
adical−Initiated Photoimaging System)
」及びケー・ケー・ダイエットライカーによる「被覆、インク、及びペイントの
ためのUV及びEB構成の化学及び技術(Chemistry and Tech
nology of UV and EB Formulation for Coa
tings,Inks,and Paints)」(ピー・ケー・ティーオールドリ
ング、エド、シタテクノロジーリミテッド、ロンドン、1991、ボリューム3
、59〜525頁(P.K.T.Oldring,ed,SITA Techno
logy Ltd.,London,1991,Col.3,pp.59−525
))の「自由ラジカル重合化(Free Radical Polymerizat
ion)」に述べられている。
好ましい自由ラジカル光開始剤は、ベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−2−メ
チル−1−フェニルプロパン−1−オン(ダロカー(登録商標)(Daro
メトキシ−2−フェニルアセトフェノン(ベンジルジメチルケタール、BDK、
ル]−2−モルホリノプロパノン−1(イルガキュア(登録商標)(Irgac
メトキシベンゾリル)−2,4,4−トリメチルペンチルホスフィンオキシド及
びこれらの組合わせ、である。
好ましい光開始剤混合物は、2−ヒドロキシ−2−メチル−1−フェニルプロ
パン−1−オン及び2,4,6−トリメチルベンゾリルジフェニルホスフィ
265)と、ビス(2,6−ジメトキシベンゾリル)−2,4,4−トリメチル
ペンチルホスフィンオキシド及び2−ヒドロキシ−2−メチル−1−フェニルプ
ロパン−1−オンの25:75混合物(CGI1700)である。
光照射前に、未重合物質は、重合可能物質の全量に対して、光開始剤を典型的
に1〜10重量比、より典型的には3〜8重量比有している。
この成分は導電性層につや消し処理を施すため、つや消し剤の粒子を含んでい
てもよい。粒子の平均径は約1μmから約15μmであるのが適している。
典型的に、1〜20重量%、好ましくは5〜15重量%のつや消し剤が成分に含
まれている。好ましいつや消し剤はアモルファスシリカである。
ベース
ベース18は、上に重ねて置かれる層の土台として働く。これは適度な融通性
、寸法の安定性、及び電気伝導性ポリマー離型層16への接着性を有しているど
のようなウェブ又はシート素材でもよい。このベースは典型的に1〜30メガΩ
/□の抵抗率を有している。
ベースとして適切なウェブ又はシート素材は、ポリエチレンテレフタレートフ
ィルム、又は電気伝導性又は半導電性を持つよう施されたペーパーシート等のフ
ォルアミナス(foraminous)素材等のフレキシブルなポリマーフィル
ムである。その他の適切な素材は、金属フォイル、金属コーティングをその上に
施したポリエチレンテレフタレートフィルム等の、金属化されたポリマーフィル
ム、導電性ペーパーシート等である。ウェブ又はシートは望ましい
表面特性を高めるような物質で表面処理、又は表面コートされていてもよい。
裏面の導電性層
保持構造は、さらに裏面導電性層を有していてもよい。図2bによると、保持
構造14は電気伝導性ポリマー離型層16と、ベース18と、及び付加的な裏面
導電性層20を有している。好ましくは、裏面導電性層20はフィルムを形成す
る物質を有している。この物質は、例えば、電気抵抗率が約1〜30メガΩ/□
であるカチオンタイプのスチレン−メタクリレート共重合体等の有機物質であっ
てもよい。その他の適切なフィルム形成有機物質は、重合可能な4級炭素アンモ
ニウム化合物、ポリスチレンスルフォン酸、無機電解質をイオン化することので
きるポリマーマトリックス等を含む。フィルムを形成する、有機物質は単独で用
いられてもよく、又は導電性の無機物質及び/又はその中で分散している金属、
例えば酸化すず、アルミニウム等と共に用いられてもよい。
画像層構造
図3aによると、電子写真画像要素の画像層構造12は画像表面24を持つ接
着層13と、静電層15と、及び保護層17を有している。
接着層
接着層13は、静電気の潜像の形成と、色付けして画像を現像した後、その画
像をレセプタに永久的に接着するよう機能する。接着層13は実質的に粘着性の
ない熱接着剤で、画像要素の形成前の通常の周辺圧力及び温度よりも高い圧力及
び温度で活性化されるものである。この接着剤は従来の多様な熱接着物質の中か
ら選択されてもよい。典型的には、温度によって活性化される接着物質は、熱可
塑性の、ポリウレタン、ポリカプロラクトン、アクリル酸コポリマー、及びこれ
らの組合わせ、からなっている。代表的な熱活性化接着物質には
ートンインターナショナル(Morton International))、
レジン(ユニオンカーバイド(Union Carbide))、及びエルバッ
等が含まれる。接着層13は可視光領域の少なくとも一つの領域で透明で、典型
的には全ての可視光領域で透明である。接着層13は典型的に約2〜6μm、
好ましくは3〜4μmの厚さである。
接着層13は紫外線による損傷からこの層とその下に配置された画像を保護す
る光安定剤を含んでいてもよい。典型的には、光安定剤は、2−ヒドロキシベン
ゾフェノン、オキサルアニリド、アリールエステル等の紫外線を強力に吸収する
物質と、ビス(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジニル)セ
70)等の阻害されたアミン光安定剤と、その組合わせを有している。スペクト
ルの可視光領域で強力に吸収しない物質が好ましい。
接着層13の画像表面14は、画像処理中の針のバー下の要素のパッセージ中
に電荷が行き来しやすいように粗くてもよい。この粗さは、層の表面に不規則性
を与える程度に十分大きい粒子を層の中に含むことによって得られる。適切な粒
子径は約1μm〜約15μmの範囲である。粒子の組成及び大きさは層に適切な
表面地形と研磨特性を与えるのと同様に、望ましい誘電率を与えるように選択さ
れる。
静電層
静電層15は、誘電率が約2〜約5である従来のどのようなフィルム形成素材
でもよい。静電層は、典型的にポリビニルアセテート、ポリビニルクロライド、
ポリビニルブチラール、ポリメチルメタクリレート、スチレン化アクリル酸、ス
チレンアクリロニトリル、及び類似物質の中から選択された一つ以上のポリマー
を有している。その他の含有物は、ワックス、ポリエチレン、アルキドレジン、
ニトロセルロース、エチルセルロース、セルロースアセテート、シェラック、エ
ポキシレジン、スチレン−ブタジエンコポリマー、塩素化ゴム、ポリアクリレー
ト等の中から選択されてもよい。静電層15は、典型的に約1μm〜約20μm
の厚さで、好ましくは約3μm〜約10μmの厚さである。
静電/接着結合層
より好ましい具現例では、電子写真画像要素は、周辺温度で実質的に接着性が
なく、周辺温度より高い温度でその接着特性が活性化される静電/接着結合層を
含んでいる。図3bによると、電子写真画像要素の画像層構造12は、静電/接
着結合層11と、保護層17を有している。結合層11は典型的に一つ以上のポ
リエステル、ポリウレタン、ポリアミド、ポリオレフィン、ポリカー
ボネート、ポリスチレン、及び/又はアクリル酸又はメタクリル酸、それらのエ
ステル、アミド等のポリマー又はコポリマー、(例えばポリメチルメタクリレー
ト)、スチレン、アクリロニトリル、ビニルエステル、アルキド置換ビニルエス
テル、ビニルアルコール、ビニルアセタールのポリマー又はコポリマー、(例え
ばポリビニルブチラール)、ビニルクロライド、ビニルフルオライド、ビニリデ
ンクロライド、1,4−ジエン(例えばブタジエン、イソプレン等)のポリマー
又はコポリマー、エチレン/ビニルアルコールコポリマー、アクリル酸及びメタ
クリル酸モノマーとスチレンのコポリマー、セルロースアセテート及びセルロー
スアセテートブチレート等の変性セルロースレジン、ブロックコポリマー熱可塑
性プラスチックゴム(例えばスチレン/エチレン/ブチレン/スチレンブロック
コポリマー)、及びこれらの混合物を含む。静電/接着結合層を含む要素につい
て、カヒル(Cahill)の米国特許番号5,483,321に開示されてい
る。上述したように、静電/接着結合層は可視吸収スペクトルのうち少なくとも
一つの領域で透明であり、約1μm〜約15μmの間の光安定剤及び/又は粒子
を有していてもよい。層11は典型的に約1μm〜約20μmの厚さを有し、好
ましくは約3μm〜約10μmの厚さである。
保護層
保護層17は環境成分及び環境汚染への耐性と同様、傷及び侵食への耐性があ
るポリマーのフィルム物質である。これは静電層15又は静電/接着結合層11
に永久的に接着され、電気伝導性ポリマー離型層16に脱着可能に接着されてい
る。
保護層17は可視光領域の少なくとも一つの領域で透明で、典型的には全ての
可視光領域で透明である。この層を形成するのに有用なポリマー物質は、ポリビ
ニルクロライド、ポリビニルブチラール、セルロースアセテートプロプリオネー
ト、セルロースアセテートブチレート、ポリエステル、アクリル、ポリウレタン
、スチレン/アクリロニトリル等のスチレンコポリマー、フルオロポリマー、及
びこれらの組合わせを含む。保護層17は、さらに上述したような光安定剤を含
んでいてもよい。保護層を通して見た時にその下の画像に歪みが生じないように
、スペクトルの可視光領域を強く吸収しない物質が好まれる。
時によって、表面処理の範囲は高い光沢性からつや消し状態まで提供される
のが望ましい。これは、保護層17の最も外側の表面を制御することによって行
われる。本明細書中で後述するように、この表面は、ラミネート化と分離に先立
って保護層と接触している離型層の表面を複写する。そのため離型層が粗い構造
を有している場合、又は他の起伏パターンを含んでいたら、最終的な画像はつや
消しされた状態で、離型層表面構造が滑らかであれば、最終画像は光沢を有する
。
代替的に、保護層17はつや消しされた表面であってもよい。このつや消し表
面は、層に表面不規則性を与える程度に十分大きい粒子を層に含ませることによ
って得ることができる。約1μm〜約15μmまでの平均径を有する粒子が適切
である。この層は典型的に約0.5μm〜約10μmまでの厚さを有しており、
好ましくは約1μm〜約4μmの厚さである。好ましいつや消し剤は、アモルフ
ァスシリカである。
好ましい保護層は本質的にフルオロポリマー及びアクリルポリマーを含んでい
る。フルオロポリマーとは、炭素原子に共有結合したフッ素原子を持つ構造を有
するポリマーのことである。このようなポリマーは、当業者にはよく知られてい
るように、テトラフルオロエチレン、ヘキサフルオロプロピレン、ビニリデンフ
ルオライド、パーフルオロビニルエーテル、及びビニルフルオライド等のフルオ
ロ化したモノマーを、それぞれと、及び/又はエチレン等のフルオロ化されてい
ないモノマーと重合させることによって得られる。
保護層に用いられるフルオロポリマーは、均一溶液から被覆され得る、比較的
低い表面エネルギーを有するものである。フルオロポリマーとアクリルポリマー
を含む均一溶液を形成するよう、フルオロポリマーは被覆溶媒に十分に溶解しな
ければならない。被覆溶媒は揮発性でなければならない。つまり、十分高い蒸気
圧を有していて、保護層の被覆後すぐに除去されるものでなければならない。好
ましい被覆溶媒は、アセトン、メチルエチルケトン、メチルプロピルケトン、メ
チルブチルケトン、メチルi−ブチルケトン、及びシクロヘキサノン等の揮発性
ケトンである。フルオロポリマーとアクリルポリマーを含む均一被覆溶液を形成
する溶媒の能力が不都合な影響を与えないという条件において、少量の揮発性共
溶媒が用いられてもよい。
フルオロポリマーは表面エネルギーが16〜30ダイン/cmである。この
表面エネルギーは、層に望ましい保護特性を与えるのに十分低いものである。
ビニリデンフルオライド及びテトラフルオロエチレンのコポリマーが用いられて
もよい。ビニリデンフルオライドを高い含有量(言い換えると、30重量%以上
)有するフルオロポリマーは有機溶媒中で高安定性を示す。結果として、密着シ
ーリングフィルムの適用及び形成は、要素の下層に損傷を与えることなく促進さ
れる。好ましいフルオロポリマーは、ビニリデンフルオライドとテト
ズ、ウィルミントン、DE)という商品名で市販されているパーフルオロビニル
エーテルのポリマーもまた用いられてもよい。
ある濃度のアクリルポリマーとの結合によって、フルオロポリマーは電子写真
画像要素の静電/接着結合層に、保護特性に明白な低下を与えることなく、よい
接着特性を達成する。アクリルポリマーはフルオロポリマーと共存できるもので
ある。有用なアクリルポリマーは、メチルアクリレート、メチルメタクリレート
、エチルアクリレート、エチルメタクリレート、プロピルアクリレート、プロピ
ルメタクリレート、ブチルアクリレート、ブチルメタクリレート、及び同類のモ
ノマー等の、アクリル酸エステル及びメタクリル酸エステルのポリマー及びコポ
リマーを含む。これらの物質は当業者によく知られている重合
ーム・アンド・ハース(Rohm and Haas))及びエルバサイト(登
いる。好ましいアクリルポリマーはメチルメタクリレートアクリルポリマーであ
るアクリロイド(登録商標)A−101である。
フルオロポリマー対アクリルポリマーの重量比が約65:35〜約85:15
であるフルオロポリマー及びアクリルポリマーの混合物を含んでいる保護層は、
よい粘着性を与えると共に、損傷に対して十分な保護を与える。フルオロポリマ
ー対アクリルポリマーが約75:25であるのが望ましい。保護層は、典型的に
乾燥した厚さが0.5〜5μmで、好ましくは1.0〜2.0μmである。保護
層は表面エネルギーが50ダイン/cmより小さく、好ましくは45ダイン/c
mより小さく、より好ましくは40ダイン/cmより小さい値で
ある。
図4によると、電子写真画像プロセスに適切な、画像要素10の好ましい具現
例は、静電/接着結合層11及びフルオロポリマー/アクリル保護層17により
構成される画像層構造12と、及び電気伝導性ポリマー離型層16及びベース1
8により構成される保持構造14とを有している。
要素準備
電子写真要素の準備について、図4に示された好適な具現例に基づいて説明す
る。当業者は以下の手順に適切な修正を加えることによって、付加的な又は異な
る層を有する要素が準備できることを容易に理解できるであろう。
電気伝導性ポリマー離型層16は、前駆体を含む液体混合物をベース18に被
覆し、被覆後、その層を紫外線又は電子線のどちらかを照射することによって硬
化させて準備される。
液体前駆体混合物は、典型的に被覆溶媒中の成分の溶液、又は分散物として被
覆される。液体混合物が分散物として被覆される時、被覆された分散物はかすん
でいる。被覆された分散物は、硬化されると、典型的に透明な、連続した、傷の
無い、ポリマーフィルムを形成する。さらに付け加えると、成分の分離時間が1
時間以内で、分散物が被覆前及び被覆中に攪拌される時は、準安定性分散物が用
いられる。
ある例では、もし必要であれば、溶液を形成するようカップリング溶媒が加え
られてもよく、そのため液体混合物が溶液として被覆される。典型的に、約40
重量比までの、揮発性カップリング溶媒が液体混合物に加えられてもよい。「揮
発性カップリング溶媒」とは、水、水混和性有機溶媒、又はそれらの混合物で、
硬化後はなくなるものである。溶媒が溶液の成分の大部分を形成する溶媒ベース
の被覆溶液と異なり、被覆溶液は限られた量のカップリング溶媒を必要とし、単
層溶液を形成する。典型的には、カップリング溶媒は硬化中、又は硬化後に被覆
膜から除去される。有用なカップリング溶媒は、ジエチレングリコールモノエチ
ルエーテル、ジエチレングリコールモノブチルエーテル、テトラハイドロフルフ
リルアルコール、γ−ブチロラクトン、1−メトキシ−2−プロパノール、及び
これらの組合わせを含む。
液体混合物は様々な公知の技術によって被覆できる。例えば、実験室での手
動の被覆、及びワイヤワウンド(wound)又はスムーズ(#0)マイヤーロ
ッドを用いたフルスケール製造機械コーティングによる被覆、0.2〜5g/m2
の単位の非常に低い被覆重量を置くのに特に有用な、直接グラビア、又はオフ
セットグラビア、及びロール、スロット、スプレー、ディップ及びカーテン被覆
等である。被覆方法によって液体混合物の粘性が多様に変わり得るが、典型的に
、25℃での被覆粘性は約300〜2000cpsである。
「硬化」とは、エチレン性不飽和前駆体の自由ラジカル付加重合による重合、
及び/又は橋架け重合のことである。硬化は、被覆液を含む光開始剤を強烈な紫
外線光源に曝すことによって達成される。強烈な紫外線光源は、イーテックイン
ターナショナル(AETEKInternational)(プレインフィール
ド、IL)又はヒュージョン・ユー・ヴー・キュアリングシステムインコーポレ
ーション(Fusion U.V.Curing Systems、Inc.)(ロ
ックビル、MD)で購入可能である。露光はイーテックラボラトリーユニットで
行われるようにシート状で行われても、被覆ヘッドに後続する紫外線硬化ステー
ションを持つ生産スケール被覆機械で行われるように連続したウェブ状で行われ
てもよい。硬化によって、完全に、触ってもつかない状態を得るための条件は、
存在するアンモニア前駆体の性質及び量、オリゴマー含有物、橋架け前駆体濃度
、その他の存在する重合可能な成分の性質及び量、存在する光開始剤の性質及び
量、被覆厚、走査速度及びランプ強度、及び不活性気体の存否等の、多様なファ
クターに依存する。
保護層17は硬化した静電/離型層16の上に被覆される。フルオロポリマー
/アクリルレジン層保護被覆が揮発性溶媒を用いて適用される。アセトン及びそ
の他の揮発性ケトンと同様、エチルアセテート等のその他の溶媒も用いられ得る
が、適切な揮発性溶媒は、メチルエチルケトンである。
静電/接着結合層11は、保護層17の上に被覆される。代替的に、保護層を
含まない要素が望まれる時は、静電/接着結合層11は硬化された電気伝導性ポ
リマー離型層16の上に直接被覆されてもよい。静電/接着結合層を含む要素の
準備については、カヒル(Cahill)の米国特許番号5,483,321に
述べられている。
画像形成
図1によると、画像は、画像要素10の画像表面24上に電荷による潜像を形
成し、その潜像を色付けし、レセプタを画像表面24にラミネートし、そして保
持構造14を除去することによって形成され、画像層構造12、色付けされた画
像、及びレセプタをこの順で有する画像を形成する。図4に示した好適な電子写
真要素を参照して画像形成について述べる。
まず、潜像は静電/接着結合層11の表面に電荷配置することによって形成さ
れる。その後、潜像は適切なトナーにより色付けされる。あらゆる従来の電子写
真プロセスが用いられてもよく、このような画像を形成し、トナー粒子を適用す
る。電子写真プロセス及び関連する装置について、ヘルムバーガー(Helmb
erger)による米国特許番号4,007,489、ドゲット(Dogget
t)による米国特許番号4,731,542、及び及びセントジョン(St.J
ohn)による米国特許番号4,569,584に開示されている。
多色画像が望まれる時、画像処理ステップ及び色付けステップは、異なる色の
付加的なトナーを用いて、繰り返し行われる。これらのステップは、連続して配
置された画像処理及び色付けステーションによるか、又は要素を同じ画像処理ス
テーションの下を通し、色付けステーションのトナーを入れ替えることによるか
、のいずれかの方法で行われる。色彩再生は、通常3種、好ましくは4種の異な
る色彩のトナーが必要とされ、オリジナルのカラー画像の満足で正確な複写を行
う。トナー色の選択について、及び組み合わせると、オリジナル画像の正確な複
製となる種々の画像を形成する方法について、は従来よく知られている。
画像が形成されると、0.5kg/cm2(7p.s.i.)〜100kg/c
m2(1422p.s.i.)、又はそれ以上の圧力において、レセプターが画像を
含む電子写真要素の表面にラミネートされ、ベース18、ポリマー離型層16、
保護層17、静電/接着結合層11、色付けされた画像、及びレセプタをこの順
に含む要素が形成される。圧力をかけるための適切な手段は、圧盤プレッサ、平
衡なダブルロールのラミネート装置、走査シングルロールラミネート装置、真空
ラミネート装置、等を含む。レセプタが空気非浸透性の表面を有している時、画
像とレセプタの間に補足された空気を容易に小さくするため、
ロールラミネート装置が好まれる。真空は補足された空気を取り除くために用い
られる。レセプタが剛直で、ロールラミネート装置が用いられた時、画像表示電
子写真要素は典型的にレセプタに圧力によりラミネートされる。
レセプタは典型的に、画像表示電子写真要素の最終的な保持体として機能する
。レセプタは電子写真画像が望まれるどのような表面であってもよい。典型的に
は、これは構造安定性と、静電/接着結合層11の活性化された接着特性に対し
て、接着する性質を有するウェブ又はシート素材である。これは、ポリエチレン
テレフタレートフィルム等のフレキシブルなポリマーフィルム、紙又は織った布
等のフォルアミナス(foraminous)素材、アルミニウム、スチール、
ブリキ等の金属フィルム又はウェブ、又はこれらのどのような混合物又は重ね合
わせであってもよい。レセプタはさらに、剛直な又は半剛直な金属、ガラス、セ
ラミック、プラスチック、厚紙、又はこれらのあらゆる混合物又は重ね合わせに
よるシート又は板等の、シート又は板であってもよい。これは、例えば約30c
m2又はそれより小さい大きさの写真プリントから、約70m2又はそれより大き
い大きさの旗及び掲示板まで、大きさが様々に変わる。レセプタは望ましい表面
特性を促進するために物質によって表面処理又は被覆化される。
ラミネート化によって、色付けされた電子写真要素とレセプタとの強い接着が
形成される。ラミネート化の間、静電/接着結合層11の温度を、実質的に粘着
性のない周辺温度(例えば室温)から接着特性が活性化される温度まで高くする
よう熱が使われる。熱は、圧力の適用の前及び/又はそれと同時に適用される。
例えば、静電/接着結合層11とレセプタは照射又は接触ヒータによって加熱さ
れ、熱いうちにラミネート化される。代替的には、ホットロールラミネータ等の
ように、加圧手段それ自身がヒータとして機能してもよく、また前もって行う加
熱と及び同時に行う加熱を組み合わせて行われてもよい。好ましくは、ラミネー
ト化の温度は約100℃以上である。
次に、ベース18及び電気伝導性ポリマー離型層16を含む保持構造はラミネ
ート化によって形成された要素である露出保護層17から除去される。典型的に
、ベース18は、保護層18の表面から90°以上の角度方向の離脱力によって
離脱される。離脱速度及び離脱力は臨界ではなく、好ましい値は導電性
物質及びキャリア物質の性質に依存する。保持構造が保護層から離脱する温度は
電気伝導性ポリマー離型層16の特性に依存する。保持構造は、ラミネート化後
、保護層又は他の成分層のデラミネート化を起こすことなく、1分間以下で離脱
でき、好ましくは約1秒〜約20秒の間に離脱できる。
最終画像の準備において、時として、保存及び処理期間を通じて、保持構造を
画像表示写真要素の上に配置しておくことが望ましい。その下の層に損傷を与え
たり、結合させないためである。ベース層の除去は保護された電子写真画像の準
備と積み重ねにおいて、最終的なステップである。この例で、保持構造は室温で
の保護層のデラミネート化によって除去される。
当業者はこの手順に適切な修正を加えることによって、付加的な又は異なる層
を有する要素が準備できることを容易に理解できるであろう。例えば、要素が図
3aに示されている要素のように、静電/接着結合層11の代りに接着層13と
、静電層15を有している時は、潜像は接着層13の画像表面24に電荷を配置
し、潜像を色付けし、レセプタを画像表面24にラミネートしてペース18、ポ
リマー離型層16、保護層17、静電層15、接着層13、色付けされた画像、
及びレセプタをこの順で有する要素を形成することによって形成される。保持構
造14を除去することによって保護層17、静電層15、接着層13、色付けさ
れた画像、及びレセプタをこの順で含む画像を形成する。
工業的応用化
この要素は、画像の形成に有用であり、特に電子写真プロセスによるカラー画
像の形成に有用である。電子写真画像は特に旗、看板、及びその他の屋外広告と
して用いられる大型の画像を形成するのに有用である。
例
用語解説
ポリマー特性
ポリマーの電気伝導性はベースの上に被覆されたポリマー物質のフィルムの表
面抵抗率により表され、「スクエアあたりのオーム」(Ω/□)として表される
。特に特定されない場合は、以下の手順はポリマー物質の特性を得るために用い
られる。
表面抵抗率測定は、TAPPI条件下で行われた。つまり、50%の相対湿度
で、73°F(23℃)において、ジェネラルレイディオ1864メガオームメ
ーターに接続された2つの0.5(インチ)2(約3.2cm2)四角形の断面ブ
ラスバーの間に6.0インチ(約15.2cm)×6.0インチ(約15.2c
m)のエリアを有するプローブによって測定された。各ポリマー被覆物は、プロ
ーブの外寸に合うように切断され、測定が行われる前に50%の相対湿度で、7
3°F(23℃)の条件下に約1〜2時間放置された。
10テープ)(3M、セントポール、MN)感圧接触接着テープ(フィルム接着性
テストに広く用いられている基準物)及びベース上に被覆されたポリマー物質の
フィルムを用いて行われた。表面離型測定は以下のように行われた。8インチ(
20.3cm)の長さで、1インチ(2.54cm)の幅のストリップである6
10テープを被覆されたポリマーシートの表面に接着し、余分なシートは接着し
たシートの周囲から切り取った。テープは被覆したポリマーシートから180°
の角度で、約25cm/分の速度で、インストロンテスター(Instron
tester)及び望まれる力を用いて離脱された。代替的に、量的測定が必要
ない時は、テープは手動で180°の角度で比較的容易に離脱された。各例にお
いて、ポリマー被覆物の表面及び剥がされたテープの接着表面は、接着物質が被
覆表面についていないか、又はポリマー物質がテープについていないかについて
検査された。
被覆されたポリマー物質の表面地形は、いくつかのファクターに依存する。例
えば、被覆液体の粘性、被覆厚、ベースの粗さ、浸透力、及び特定の用いられた
被覆方法等である。表面地形はポリマー物質のフィルムの反射率、つまりその光
沢レベル、に影響する。表面光沢測定は、表面平面から75°の角度で表面に光
線が投射されている状態で、表面からの光線の反射率の量を測定する、ガードナ
ーラボラトリーグロスガード1175°グロスメーター(Gardner La
boratory Glossgard II75° Glossmeter)を用
いて行われた。シェフィールド表面粗さは、ギディネスアンドルイススムースチ
ェック装置(Giddiness & Luis Smoothcheck App
aratus)を用いて測定された。
粘性測定は、ブロックフィールドLVT粘度計(Brookfield LV
T Viscometer)をNo.3の針と共に用いて、30rpmで、約7
2°F(22℃)で行われた。
例1
本例は、電子写真要素の準備及び画像処理について述べる。
電気伝導性ポリマー離型結合層16を得るために、ライトニン(登録商標)
導電性/離型被覆成分が得られた。 これらの組成を63g/m2の光沢のない導電性ペーパー(OLP製、オーテ
ィス(Otis)特性紙、ジェイ(Jay)、ME)の上に、被覆重量3.0g/
m2で、反転グラビアによって被覆した。被覆物は2つの300ワット/インチ
(約125ワット/cm)水銀ランプの下で、100フィート/分(約50cm
/秒)ワンパスを用いて硬化された。電気伝導性離型層16とベース18から成
る要素が製造された。電気伝導性離型層16は、相対湿度50%、温度23℃で
、90〜95%の75°の光沢と、1.5MΩ/□の表面抵抗率を有していた。
表面エネルギーは約23ダイン/cmであった。
透明な静電/接着結合層11は以下の原料から準備された。
上記リストの最初の3成分をキャディ(Kady)圧搾機に入れ、攪拌しなが
らブトバー(登録商標)も加えた。15分攪拌後、アクリルレジン及びポリスチ
レンを添加した。さらに5分攪拌後、炭酸カルシウム及びアモルファスシリカを
加え、10分間攪拌を続けた。得られた混合物は、反転ロール被覆によって、電
気伝導性離型層16に塗布され、115〜130°F(約46〜54℃)で乾燥
され、5g/m2の乾燥被覆重量を与えた。ベース18、電気伝導性離型層16
、及び透明静電/接着結合層11を含む要素が製造された。シェフィールド表面
粗さは75〜80秒/100mLであった。静電被覆は、ス
コッチ(登録商標)ブランドマジックテープ(810テープ)(スリーエム(3M
)、セントポール(St.Paul)、MN)で軽く引っ張るだけで、電気伝導性
離型層16から完全に除去された。
電子写真要素は約6重量%のレベルまで湿らされ、ラスターグラフィックスD
CS5400プリンタ(ラスターグラフィックス、サンジョセ、CA)と標準ト
ナー及び標準のプロットコンディションを用いて、透明静電/接着結合層11上
に4色のカラー画像層が置かれた。
画像表示要素は、先ず色付けされた画像をレセプタシートと接触させた状態
(スリーエムコマーシャルグラフィックス、セントポール、MN)のレセプタシ
ート上に、画像表示電子写真要素を積むことによってレセプタ上にラミネー
トニップラミネータ(プローテクエンジニアリング、マディソン、WI)のホッ
トニップに、2フィート/分(0.61m/分)の速度で、240°F(116
℃)で、100psi(7.03Kg/cm2)のシリンダー圧で、通した。保
持ベースは、ラミネート化された組成物がホットニップから除去された後約10
秒で除去された。色付けされた画像は完全に転写された。これは80〜90%の
75°の光沢を有していた。
例2
本例は、電子写真要素の準備及び画像処理について述べる。電気伝導性離型層
16は、減酸素雰囲気下で硬化され、光沢のある製品を製造した。
例1で示された電気伝導性離型被覆成分が、60g/m2の光沢のない導電性
ペーパー(DRベース製、オーティス(Otis)特性紙、ジェイ(Jay)、M
E)の上に、被覆重量3.1g/m2で、200RBHグラビアシリンダを用い
て、反転グラビアによって被覆された。被覆物は600ワット/インチ(約25
0ワット/cm)の紫外線照射によって、900フィート/分(約460cm/
秒)で、不活性ガス雰囲気下(50ppmより低い酸素濃度で)で、硬化された
。電気伝導性離型層16とベース18から成る要素が製造された。電気伝導性離
型層16は、相対湿度50%、温度23℃で、92〜95%の75°の光沢と、
1.6Mオーム/□の表面抵抗率を有していた。表面エネルギーは
約23ダイン/cmであった。
例1で述べたように透明静電/接着結合層11が準備され、電気伝導性離型層
16上に#16メイヤーロッドを用いて被覆され、ベース18と、導電性/離型
結合層16と、及び透明静電/接着結合層11と、から成る要素が形成された。
静電被覆は、810テープで軽く引っ張るだけで容易に電気伝導性離型層16か
ら除去された。
電子写真要素のロールは約6〜7重量%のレベルまで湿らされた。バルサテ
クスカラーグラフXシステム、サンジョセ、CA)と標準トナー及び標準の被覆
コンディションを用いて、透明静電/接着結合層11上に4色のカラーに色付け
された画像層が置かれた。
画像表示要素は、例1で示したスコッチカル(ScotchCal)7725
感圧ビニールのレセプタシート上に、ラミネートされた。色付けされた画像は完
全に転写された。
例3
本例は、光沢ある表面に仕上げる導電性離型被膜を用いた画像要素の準備及び
画像処理について述べる。
以下の組成を準備し、研究室スケールのウェブコーターを用いて、オーティス
(Otis)OLP導電性ペーパー上に反転グラビアによって被覆させた。被覆
物は2つの300ワット紫外線ランプ(約120ワット/cm)で、約18〜2
0cm/秒で硬化された。 表面抵抗率は3.9×106Ω/□であった。光沢は、91%で、シェルフィ
ールド表面粗さは50秒/100mLであった。表面エネルギーは約23ダイン
/cmであった。
例1で述べた静電/接着層11が、例1で述べたように、導電性層上に被覆さ
れた。白黒の画像が準備され、例2で述べたように接着基板に転写された。
色付けされた画像は完全に転写された。この画像は許容しうる画像濃度、光沢、
及び美的特性を有していた。
例4
本例は、つや消しした表面に仕上げる導電性離型被膜を用いた画像要素の準備
及び画像処理について述べる。
以下の組成を準備し、被覆し、例3で述べた手順で評価した。
表面抵抗率は5.3×106Ω/□であった。光沢は、75°で27%で、シ
ェフィールド表面粗さは80秒/100mLであった。表面エネルギーは約23
ダイン/cmであった。導電性被覆はさらに静電層によって被覆され、画像化さ
れ、例3で述べたように画像が転写された。色付けされた画像は完全に転写され
た。この画像は許容しうる画像濃度、光沢、及び美的特性を有していた。
例5
本例は、電子写真要素の準備及び画像処理について述べる。電気伝導性離型層
16は、減酸素雰囲気下で硬化され、つや消し製品を製造した。
例2で示した電気伝導性離型被覆成分が、60g/m2の光沢のない導電性ペ
ーパー(DRベース製品、オーティス(Otis)特性紙、ジェイ(Jay)、M
E)の上に、被覆重量2.3g/m2で、180RBHグラビアシリンダを用い
て、直接グラビアによって被覆された。被覆物は300ワット/インチ(約12
5ワット/cm)の紫外線照射によって、500フィート/分(約250cm/
秒)で、不活性化雰囲気下(50ppmより低い酸素濃度)で、硬化された。電
気伝導性離型層16とベース18から成る要素が製造された。電気伝導性ポリマ
ー離型層16は、相対湿度50%、温度23℃で、45〜50%の75°の光沢
と、1.4Mオーム/□の表面抵抗率を有していた。表面エネルギーは約23ダ
イン/cmであった。
例1で述べたように透明静電/接着結合層11が準備され、電気伝導性離型層
16上に#16メイヤーロッドを用いて被覆され、ベース18と、電気伝導性離
型層16と、及び透明静電/接着結合層11と、から成る要素が形成された。静
電被覆は、810テープで軽く引っ張るだけで容易に電気伝導性離型層16から
除去された。
例4で述べられたように、透明静電/接着結合層11上に4色カラーの色付け
された画像層が置かれた。画像表示要素は、例1で示したスコッチカル(登
ラミネートされた。色付けされた画像は完全に転写された。
例6
本例は、電子写真要素の準備及び画像処理について述べる。電気伝導性離型層
16は、減酸素雰囲気下で電子線により硬化され、つや消し製品を製造した。
例1で示した電気伝導性離型被覆成分が、60g/m2の光沢のない導電性ペ
ーパー(DRベース製品、オーティス(Otis)特性紙、ジェイ(Jay)、M
E)の上に、被覆重量1.3g/m2で、200RBHグラビアシリンダを用い
て、直接グラビアによって被覆された。被覆物は0.5Mradの電子線照射に
よって、1000フィート/分(約500cm/秒)で、不活性化雰囲気下(5
0ppmより低い酸素濃度)で、硬化された。電気伝導性ポリマー離型層16と
ベース18から成る要素が製造された。電気伝導性ポリマー離型層16は、19
〜20%の75℃の光沢と、1.5Mオーム/□の表面抵抗率を有していた。表
面エネルギーは約23ダイン/cmであった。
例4で述べられたように、透明静電/接着結合層11上に4色カラーの色付け
された画像層が置かれた。画像表示要素は、例1で示したスコッチカル(登
ラミネートされた。鮮明に形成された色付けされた画像は完全に転写された。
例7
本例は、電気伝導性ポリマー離型層16を形成するのに用いられ得るカップリ
ング溶媒を含む前駆体リッチな組成について述べる。
以下の組成はきれいな被覆溶液を与える。被覆溶液は、DRベース上に#16
メイヤーロッドを用いて被覆され、RPC実験用紫外線プロセッサ中で、3
00ワット/インチ(約125ワット/cm)水銀ランプの下で、100フィー
ト/分(50cm/秒)往復走行で硬化された。
テープ610から容易に離型されるフィルム表面が製造された。表面抵抗率は
1.5〜2.0×106Ω/□であった(基板ペーパーのみでは2.5×106Ω
/□であった)。光沢は、75°で77%であった。
例8
本例は、硬化速度及び物理的性質を向上させるためにオリゴマーアクリレート
を含み、電気伝導性ポリマー離型層16を形成するのに用いられ得る、組成につ
いて述べる。
被覆組成は以下の成分から準備される。 被覆組成は激しくかき混ぜられ、分散させた。分散物は、DRベースペーパー
上に#16メイヤーロッドを用いて被覆され、2つの400ワット/インチ(約
160ワット/cm)水銀ランプの下で、100フィート/分(約50cm/秒
)の速度で、往復走行で硬化された。硬化された被覆物は、光沢が75°で89
〜92%で、表面抵抗率は1.5〜2.0×106Ω/□で、テープ610から
容易に離型された。
例9
本例は、電気伝導性ポリマー離型層16を形成するのに用いられ得る組成につ
いて述べる。以下の成分から安定したきれいな被覆が準備された。
組成は、DRベースに#0メイヤーロッドを用いて被覆され、往復走行で、1
00フィート/分(50cm/秒)の速度で、2つの300ワット/インチ(1
25ワット/cm)水銀ランプを用いて硬化された。光沢のある、乾いた、粘着
性のない被覆が得られた。この被覆の抵抗率は5.3×105Ω/□で、容易に
離型されたテープ610が得られた。
溶液は非導電性ポリエチレンテレフタレートフィルム(PET)上に#36メ
イヤーロッドを用いて被覆され、3パスで、100フィート/分(50cm/秒
)の速度で、2つの300ワット/インチ(125ワット/cm)水銀ランプを
用いて硬化された。乾いた、光沢のある、0.056mmの厚さの透明な被覆が
得られた。この被覆の抵抗率は5.3×105Ω/□であった。
例10
本例は、電気伝導性ポリマー離型層16を形成するのに用いられ得る組成につ
いて述べる。以下の成分からほぼ透き通った被覆溶液が準備された。
組成は、DRベースシート上に#14メイヤーロッドを用いて被覆され、往復
走行で、100フィート/分(50cm/秒)の速度で、2つの400ワッ
ト/インチ(約160ワット/cm)水銀ランプを用いて硬化された。硬化され
た被覆は、光沢が75°で94%で、表面抵抗率は0.7〜0.8×106Ω/
□で、テープ610からよく、完全に離型された。
例11
本例は、水混和性前駆体の組合わせで、濃縮4級炭素前駆体水溶液と不混和で
、水による希釈が限定され、離型と分散の両方の目的で界面活性剤タイプのアク
リレート化シロキサンが用いられた場合に電気伝導性ポリマー離型層16を形成
するのに用いられ得る、組成について述べる。被覆混合物は以下の成分から準備
される。 混合物は激しくかき混ぜられ、分散させた。分散物は、DRベースペーパー上
に#6メイヤーロッドを用いて被覆され、実施例10と同様に硬化された。硬化
された被覆物は、光沢が75°で89〜92%で、表面抵抗率は1.5〜2.0
×106Ω/□で、テープ610から容易に離型された。
例12
本例は、電気伝導性ポリマー離型層16を形成するのに用いられ得る、透き通
った薄い層を提供するために、余分な水を含まない、分散物の組成について述べ
る。被覆混合物は以下の成分から準備される。
被覆混合物は、DRベース上に#0メイヤーロッドを用いて被覆され、実施例
10と同様に硬化された。硬化された被覆物は、光沢が75°で80%で、表面
抵抗率は2.5〜4.5×106Ω/□で、テープ610から容易に離型
350が用いられた、同様の組成もよい性能を示した。
例13
本例は、非常に高い重量レベルの4級炭素塩前駆体を使用して、電気伝導性ポ
リマー離型層16を形成するのに用いられ得る、層の形成ついて述べる。被覆混
合物は以下の成分から準備される。
もやのかかった混合物は、非導電性のチャンピオン60−1bリソペーパー上
に#0メイヤーロッドを用いて被覆され、実施例10と同様に硬化された。硬化
された被覆物は、表面抵抗率が1.3×105Ω/□であった。
例14
本例は、フォト開始剤なしで、電子線を用いて典型的な分散ラッカーを容易に
重合させ、電気伝導性ポリマー離型層16を形成するのに用いられ得る、層の形
成ついて述べる。被覆混合物は以下の成分から準備される。
分散物は、DRベースペーパー上に#0のメイヤーロッドを用いて被覆され、
30ppmの酸素下で、放射線量レベルを4段階で下げて、硬化された。最も
低い放射線量でも完全に乾いた硬化が得られた。この被覆されていないDRベー
スペーパーの抵抗率は2.5×106Ω/□であった。
放射線量(メガラド) 抵抗率(Ω/□)
3 0.7〜0.8×106
2 0.6〜0.8×106
1 0.6〜0.8×106
0.5 0.6〜0.8×106
例15
本例は、4級炭素塩導電性試剤と共にカルボキシレート化前駆体を使用するこ
とについて述べる。被覆混合物は以下の成分から準備される。
分散物は、DRベースペーパー上に滑らかな(#0)メイヤーロッドを用いて
被覆され、1パスで、300フィート/分(150cm/秒)の速度で、2つの
300ワット/インチ(約120ワット/cm)水銀ランプを用いて硬化された
。
混合粘性:440cps
抵抗率:0.6×106Ω/□
離脱力:15〜25g/in(38〜64g/cm)
例16
本例は、非アクリル酸エチレン性不飽和自由ラジカル重合可能な4級炭素塩前
駆体を被覆混合物として用いることについて述べる。比較例として、例15
ル量のDMDACが用いられた。被覆混合物は以下の成分から準備される。 もやのかかった分散物は、DRベースペーパー上に#0メイヤーロッドを用い
て、及びポリエチレンテレフタレートフィルム上に#36メイヤーロッドを用い
て被覆され、2つの300ワット/インチ(約120ワット/cm)水銀ランプ
を用いて、1パスで200フィート/分(100cm/秒)の速度で、及び往復
走行で100フィート/分(50cm/秒)の速度で、硬化された。硬化された
被覆はどちらとも光沢があり、触ると乾いていた。フィルム上の被覆はもやがか
かっていたが透明だった。どちらとも610テープをよく離脱した。ペーパーの
被覆は抵抗率が5×105Ω/□だった。フィルム被覆は抵抗率が10×106Ω
/□だった
以上、発明について述べてきたが、以下の同様の内容を請求する。
【手続補正書】
【提出日】平成11年3月18日(1999.3.18)
【補正内容】
請求の範囲
1. 保持構造及び画像層構造を有する画像要素であって、
前記保持構造が脱着可能に前記画像層構造に接着されており、
前記保持構造が、目的に合致した光学的及び表面離型特性を持つ電気伝導
性ポリマー離型層であって、重合した形状で、
(A)1〜80重量比の重合可能なエチレン性不飽和アンモニウム前駆体と、
(B)0.1〜10重量比の重合可能なエチレン性不飽和オルガノ−シリコン
前駆体と、
(C)5〜95重量比の、少なくとも2つ以上の重合可能なエチレン性不飽和
官能基を有する重合可能な多官能性前駆体と、
(D)0〜60重量比の、少なくとも1つのカルボン酸基を有する重合可能な
エチレン性不飽和酸性前駆体と、
(E)0〜90重量比の、1つの重合可能なエチレン性不飽和官能基を有する
単官能性前駆体と、を含む電気伝導性ポリマー離型層を有することを特徴とする
画像要素。
2. 前記電気伝導性ポリマー離型層が約1ミクロンから約20ミクロンの間の
厚さと、約1×105Ω/□から1×108Ωの間の電気抵抗率と、を有すること
を特徴とする請求項1記載の画像要素。
3. 前記電気伝導性ポリマー離型層が、20〜40ダイン/cm2の表面エネ
ルギーを有することを特徴とした請求項2記載の画像要素。
4. 前記重合可能なエチレン性不飽和アンモニウム前駆体が、(3−(メタク
リロイルアミノ)プロピル)トリエチルアンモニウムと、(2−(メタクリロイ
ルオキシ)エチル)トリメチルアンモニウムと、(2−(アクリロイルオキシ)
エチル)トリメチルアンモニウ
ムと、(2−(メタクリロイルオキシ)エチル)メチルジエチルアンモニウムと
、4−ビニルベンジルトリメチルアンモニウムと、ジメチルジアリルアンモニウ
ムと、及びこれらの混合物と、から構成されたグループから選択されたカチオン
を含むことを特徴とする請求項1記載の画像要素。
5. 前記アンモニウム前駆体が2−(アクリロイルオキシ)−エチルトリメチ
ルアンモニウムクロライドであることを特徴とする請求項4記載の画像要素。
6. 前記重合可能なエチレン性不飽和オルガノ−シリコン前駆体が、アクリレ
ート化オキシアルキレンシリコン前駆体で、前記アルキレンがエチレン、プロピ
レン又はこれらの組合わせであることを特徴とする請求項1記載の画像要素。
7. 前記重合可能な多官能性前駆体が、多官能性単体物質、オリゴマ−物質、
又はその組合わせであることを特徴とする請求項6記載の画像要素。
8. 前記要素が電子写真画像要素であることを特徴とする請求項1記載の画像
要素。
9. 前記要素が電子写真画像要素であって、前記保持構造が、
(1)ベースと、及び
(2)前記電気伝導性ポリマー離型層と、をこの順で有し、
並びに前記画像層構造が、
(3)保護層と、
(4)静電層と、及び
(5)接着層と、をこの順で有し、
前記電気伝導性ポリマー離型層が前記保護層に脱着可能に接着されている
ことを特徴とする請求項7記載の画像要素。
10. 前記電気伝導性ポリマー離型層が、約1ミクロンから約20ミクロンの間
の厚さと、約1×105Ω/□から1×108Ω/□の間の電気抵抗率と、を有す
ることを特徴とする請求項9記載の画像要素。
11. 前記電気伝導性ポリマー離型層が、20〜40ダイン/cm2の表面エネ
ルギーを有することを特徴とした請求項10記載の画像要素。
12. 前記静電層と前記接着層を結合して単一な静電/接着層にし、該静電/接
着層の誘電率が約2〜5で、該静電/接着層の接着特性が周辺温度よりも高い温
度において活性化されることを特徴とする請求項11記載の画像要素。
13. 前記静電/接着層が、ポリウレタンと、ポリアミドと、ポリオレフィンと
、ポリカーボネートと、ポリスチレンと、アクリル酸のポリマー又はコポリマー
と、メタクリル酸のポリマー又はコポリマーと、アクリル酸エステルのポリマー
又はコポリマーと、メタクリル酸エステルのポリマー又はコポリマーと、アクリ
ル酸アミドのポリマー又はコポリマーと、メタクリル酸アミドのポリマー又はコ
ポリマーと、スチレンのポリマー又はコポリマーと、アクリロニトリルのポリマ
ー又はコポリマーと、ビニルエステルのポリマー又はコポリマーと、アルキド置
換ビニルエステルのポリマー又はコポリマーと、ビニルアルコールのポリマー又
はコポリマーと、ビニルアセタールのポリマー又はコポリマーと、ビニルクロラ
イドのポリマー又はコポリマーと、ビニルフルオライドのポリマー又はコポリマ
ーと、ビニリデンクロライドのポリマー又はコポリマーと、1,4ジエン
のポリマー又はコポリマーと、エチレン/ビニルアルコールコポリマー、スチレ
ンとアクリル酸モノマー及びメタクリル酸モノマーとのコポリマーと、変形セル
ロースレジン、及びブロックコポリマー熱可塑性プラスティックゴムと、から成
るグループから選択された1つ以上の物質を含むことを特徴とする請求項12記
載の画像要素。
14. 前記保護層が本質的にフルオロポリマー及びアクリル酸ポリマーを含むこ
とを特徴とする請求項12記載の画像要素。
15. 前記電気伝導性ポリマー離型層が約1ミクロンから約20ミクロンの間の
厚さと、約1×105Ω/口から1×108Ω/□の間の電気抵抗率と、20〜4
0ダイン/cm2の表面エネルギーと、を有することを特徴とする請求項14記
載の画像要素。
16. 前記重合可能な、エチレン性不飽和オルガノ−シリコン前駆体がアクリレ
ート化オキシアルキレンーシリコン前駆体で、前記アルキレンがエチレン、プロ
ピレン、又はその組合わせであることを特徴とする請求項15記載の画像要素。
17. 前記保持構造が、付加的に第二の電気伝導性ポリマー離型層を有し、前記
保持構造が、前記第二の電気伝導性ポリマー離型層、前記ベース、及び前記電気
伝導性ポリマー離型層をこの順に有することを特徴とする請求項9記載の画像要
素。
18. 前記前駆体(A)〜(C)と、存在する場合は、前駆体(D)及び(E)
とを含む液体前駆体混合物が、被覆されて被覆された液体前駆体混合物を形成し
、被覆された後に、前記被覆された液体前駆体混合体が硬化されて前記重合した
導電性/離型層を形成することを特徴とする請求項1記載の画像要素。
19. 前記液体前駆体混合物がカップリング溶媒に溶解していることを特徴とす
る請求項18記載の画像要素。
20. 前記カップリング溶媒が、水、水混和性有機溶媒、及びそれらの混合物の
中から選択されることを特徴とする請求項19記載の画像要素。
21. 前記水混和性有機溶媒が、ジエチレングリコールエチルエーテルと、ジエ
チレングリコールブチルエーテルと、テトラヒドロフルフリルアルコールと、γ
−ブチロラクタンと、及び1−メトキシ−2−プロパノールと、から成るグルー
プから選択されることを特徴とする請求項20記載の画像要素。
22. 前記前駆体混合物が安定で、均一に液体に分散することを特徴とする請求
項18記載の画像要素。
23. 液体の前駆体混合物が、電子線の照射によって硬化され、前記重合した導
電性/離型層を形成することを特徴とする請求項18記載の画像要素。
24. 液体の前駆体混合物が、紫外線の照射によって硬化され、前記重合した導
電性/離型層を形成することを特徴とする請求項18記載の画像要素。
25. 前記電気伝導性ポリマー離型層が、60〜80重量比の前記エチレン性不
飽和アンモニウム前駆体と、0.2〜2重量%の重合可能な、エチレン性不飽和
オルガノ−シリコン前駆体と、を含むことを特徴とする請求項7記載の画像要素
。
26. 前記エチレン性不飽和アンモニウム前駆体が、
で、R1が水素、メチル、又はエチルで、Yが−O−又はー(NR3)−で
、R3が水素又はC1−C4アルキルで、mが1〜4までの整数で、各R2がそれぞ
れC1−C4アルキル基で、及び[X]-がアニオンであることを特徴とする請求項
25記載の画像要素。
27. 前記電気伝導性ポリマー離型層が付加的に、重合可能物質の総合重量に対
して、1〜20重量比のアモルファスシリカを有することを特徴とする請求項2
5記載の画像要素。
28. 画像を形成する方法が、順に、
(1)保持構造と画像層構造とを有する画像要素の、前記画像層構造の表面に静
電荷による潜像を形成し、
ここで、前記保持構造が前記画像層構造に脱着可能に接着されており、及
び、
ここで、前記保持構造が、目的に合致した光学的及び表面離型特性を持つ
電気伝導性ポリマー離型層であって、重合した形状で、
(A)1〜80重量比の重合可能なエチレン性不飽和アンモニウム前駆体と、
(B)0.1〜10重量比の重合可能なエチレン性不飽和オルガノ−シリコン前
駆体と、
(C)5〜95重量比の、少なくとも2つ以上の重合可能なエチレン性不飽和官
能基を有する重合可能な多官能性前駆体と、
(D)0〜60重量比の、少なくとも1つのカルボン酸基を有する重合可能なエ
チレン性不飽和酸性前駆体と、
(E)0〜90重量比の、1つの重合可能なエチレン性不飽和官能基を
有する単官能性前駆体と、
を含む電気伝導性ポリマー離型層を有しており、
(2)前記潜像を色付けして前記画像層構造の表面に色付けした画像を形成し、
(3)前記画像層構造の前記表面にレセプタをラミネートして、前記レセプタ、
前記色付けした画像、前記画像層構造、及び前記保持構造をこの順番に有する要
素を生産し、
(4)前記保持構造を除去して、前記レセプタ、前記色付けされた画像、及び前
記画像層構造をこの順番に有する前記画像を生産し、
ここで、前記電気伝導性ポリマー離型層が約1ミクロンから約20ミクロ
ンの間の厚さと、約1×105Ω/□から1×108Ω/□の間の電気抵抗率と、
20〜40ダイン/cm2の表面エネルギーと、を有していることを特徴とする
画像を形成する方法。
29. 前記画像要素が、電子写真要素で、
前記保持構造が、
(1)ベースと、及び
(2)前記電気伝導性ポリマー離型層と、をこの順で有し、
並びに前記画像層構造が、
(3)保護層と、
(4)静電層と、及び
(5)接着層と、をこの順で有し、
前記電気伝導性ポリマー離型層が前記保護層に脱着可能に接着されている
ことを特徴とする請求項25記載の画像を形成する方法。
30. 前記静電層及び前記接着層を結合して単一の静電/接着層にし、該静電/
接着層の誘電率が約2〜5で、該静電/接着層の接着特性が周辺温度よりも高い
温度において活性化されることを特徴とする請求項26記載の画像形成方法。31 . 電気伝導性ポリマー離型素材であって、重合した形状で (A)1〜80重量比の重合可能なエチレン性不飽和アンモニウム前駆体と、 (B)0.1〜10重量比の重合可能なエチレン性不飽和オルガノ−シリコン前 駆体と、 (C)5〜95重量比の、少なくとも2つ以上の重合可能なエチレン性不飽和官 能基を有する多官能性単体物質、多官能性オリゴマー物質又はこれらの組合わせ である多官能性前駆体である、重合可能な多官能性前駆体と、 (D)0〜60重量比の、少なくとも1つのカルボン酸基を有する重合可能なエ チレン性不飽和酸性前駆体と、 (E)0〜50重量比の、1つの重合可能なエチレン性不飽和官能基を有するそ の他の単官能性前駆体と、を含むポリマーを有し、 前記ポリマーが約1×105Ω/□から1×1012Ω/□の間の電気抵抗 率を持つ表面を有することを特徴とする電気伝導性ポリマー離型素材 32 . 前記エチレン性不飽和アンモニウム前駆体が、 で、R1が水素、メチル、又はエチルで、Yが−O−又は−(NR3)−で、R3 が水素又はC1−C4アルキルで、mが1〜4までの整数で、各R2がそれぞれC1 −C4アルキル基で、及び[X]-がアニオンである請求項31記載の電気伝導性ポ リマー離型素材。 33 .前記ポリマーが10重量比以上の前記酸性前駆体を有し、前記酸性前駆体が 、アクリル酸、イタコン酸、β−カルボキシエチルアクリレート、2−(アクリ ロイルオキシ)エチル−o−フタレート、2 −(アクリロイルオキシ)エチルマレイン酸エステル、2−(アクリロイルオキ シ)エチル−コハク酸エステル、2−(メタクリロイルオキシ)エチル−コハク 酸エステル、2−(メタクリロイルオキシ)エチル−マレイン酸エステル、及び 2−(アクリロイルオキシ)プロピルマレイン酸エステルと、から構成されるグ ループから選択される前記請求項31又は32のいずれかに記載の電気伝導性ポ リマー離型素材。 34 .前記ポリマーが10重量比以上の前記その他の単官能性前駆体を有し、前記 その他の単官能性前駆体が、N−ビニルピロリドン、2−ヒドロキシエチルアク リレート、テトラハイドロフルフリルアクリレート、2−ヒドロキシエチルメタ クリレート、テトラハイドロフルフリルメタクリレート、2−ヒドロキシプロピ ルアクリレート、2−(2−エトキシエトキシ)エチルアクリレート、2−シア ノエチルアクリレート及び2−ヒドロキシプロピルメタクリレートと、から構成 されるグループから選択される前記請求項31乃至33のいずれかに記載の電気 伝導性ポリマー離型素材。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 ベネット エベレット ウィマン
アメリカ合衆国 マサチューセッツ
01027 イーサンプトン パーク ストリ
ート 210
(72)発明者 シー ウェイトン
アメリカ合衆国 コネチカット 06033
グラストンバリー バーリントン ウェイ
ティー5
(72)発明者 スポーバート エドワード ウィリアム
アメリカ合衆国 マサチューセッツ
01020 チコピー ペンデルトン アベニ
ュー 633 アパートメント シー
(72)発明者 タイラー アラン リチャード
アメリカ合衆国 マサチューセッツ
01008 ブランドフォード オールド チ
ェスター ロード 2
(72)発明者 タイラー ディーン ハーベイ
アメリカ合衆国 ペンシルバニア 18938
ニュー ホープ オールド ヨーク ロ
ード 101
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1. 保持構造及び画像層構造を有する画像要素であって、 前記保持構造が脱着可能に前記画像層構造に接着されており、 前記保持構造が、目的に合致した光学的及び表面離型特性を持つ電気伝導 性ポリマー離型層であって、重合した形状で、 (A)1〜80重量比の重合可能なエチレン性不飽和アンモニウム前駆体と、 (B)0.1〜10重量比の重合可能なエチレン性不飽和オルガノ−シリコン 前駆体と、 (C)5〜95重量比の、少なくとも2つ以上の重合可能なエチレン性不飽和 官能基を有する重合可能な多官能性前駆体と、 (D)0〜60重量比の、少なくとも1つのカルボン酸基を有する重合可能な エチレン性不飽和酸性前駆体と、 (E)0〜90重量比の、1つの重合可能なエチレン性不飽和官能基を有する 単官能性前駆体と、を含む電気伝導性ポリマー離型層を有することを特徴とする 画像要素。 2. 前記電気伝導性ポリマー離型層が約1ミクロンから約20ミクロンの間の 厚さと、約1×105Ω/□から1×108Ωの間の電気抵抗率と、を有すること を特徴とする請求項1記載の画像要素。 3. 前記電気伝導性ポリマー離型層が、20〜40ダイン/cm2の表面エネ ルギーを有することを特徴とした請求項2記載の画像要素。 4. 前記重合可能なエチレン性不飽和アンモニウム前駆体が、(3−(メタク リロイルアミノ)プロピル)トリエチルアンモニウムと、(2−(メタクリロイ ルオキシ)エチル)トリメチルアンモニウムと、(2−(アクリロイルオキシ) エチル)トリメチルアンモニウムと、(2−(メタクリロイルオキシ)エチル) メチルジエチルアンモニウムと、4−ビニルベンジルトリメチルアンモニウムと 、ジメチルジアリルアンモニウムと、及びこ れらの混合物と、から構成されたグループから選択されたカチオンを含むことを 特徴とする請求項1記載の画像要素。 5. 前記アンモニウム前駆体が2−(アクリロイルオキシ)−エチルトリメチ ルアンモニウムクロライドであることを特徴とする請求項4記載の画像要素。 6. 前記重合可能なエチレン性不飽和オルガノ−シリコン前駆体が、アクリレ ート化オキシアルキレンシリコン前駆体で、前記アルキレンがエチレン、プロピ レン又はこれらの組合わせであることを特徴とする請求項1記載の画像要素。 7. 前記重合可能な多官能性前駆体が、多官能性単体物質、オリゴマー物質、 又はその組合わせであることを特徴とする請求項6記載の画像要素。 8. 前記要素が電子写真画像要素であることを特徴とする請求項1記載の画像 要素。 9. 前記要素が電子写真画像要素であって、前記保持構造が、 (1)ベースと、及び (2)前記電気伝導性ポリマー離型層と、をこの順で有し、 並びに前記画像層構造が、 (3)保護層と、 (4)静電層と、及び (5)接着層と、をこの順で有し、 前記電気伝導性ポリマー離型層が前記保護層に脱着可能に接着されている ことを特徴とする請求項7記載の画像要素。 10. 前記電気伝導性ポリマー離型層が、約1ミクロンから約20ミクロンの間 の厚さと、約1×105Ω/□から1×108Ω/□の間の電気抵抗率と、 を有することを特徴とする請求項9記載の画像要素。 11. 前記電気伝導性ポリマー離型層が、20〜40ダイン/cm2の表面エネ ルギーを有することを特徴とした請求項10記載の画像要素。 12. 前記静電層と前記接着層を結合して単一な静電/接着層にし、該静電/接 着層の誘電率が約2〜5で、該静電/接着層の接着特性が周辺温度よりも高い温 度において活性化されることを特徴とする請求項11記載の画像要素。 13. 前記静電/接着層が、ポリウレタンと、ポリアミドと、ポリオレフィンと 、ポリカーボネートと、ポリスチレンと、アクリル酸のポリマー又はコポリマー と、メタクリル酸のポリマー又はコポリマーと、アクリル酸エステルのポリマー 又はコポリマーと、メタクリル酸エステルのポリマー又はコポリマーと、アクリ ル酸アミドのポリマー又はコポリマーと、メタクリル酸アミドのポリマー又はコ ポリマーと、スチレンのポリマー又はコポリマーと、アクリロニトリルのポリマ ー又はコポリマーと、ビニルエステルのポリマー又はコポリマーと、アルキド置 換ビニルエステルのポリマー又はコポリマーと、ビニルアルコールのポリマー又 はコポリマーと、ビニルアセタールのポリマー又はコポリマーと、ビニルクロラ イドのポリマー又はコポリマーと、ビニルフルオライドのポリマー又はコポリマ ーと、ビニリデンクロライドのポリマー又はコポリマーと、1,4ジエンのポリ マー又はコポリマーと、エチレン/ビニルアルコールコポリマー、スチレンとア クリル酸モノマー及びメタクリル酸モノマーとのコポリマーと、変形セルロース レジン、及びブロックコポリマー熱可塑性プラスティックゴムと、から成るグル ープから選択された1つ以上の物質を含むことを特徴とする請求項12記載の画 像要素。 14. 前記保護層が本質的にフルオロポリマー及びアクリル酸ポリマーを含むこ とを特徴とする請求項12記載の画像要素。 15. 前記電気伝導性ポリマー離型層が約1ミクロンから約20ミクロンの間の 厚さと、約1×105Ω/□から1×108Ω/□の間の電気抵抗率と、20〜4 0ダイン/cm2の表面エネルギーと、を有することを特徴とする請求項14記 載の画像要素。 16. 前記重合可能な、エチレン性不飽和オルガノ−シリコン前駆体がアクリレ ート化オキシアルキレン−シリコン前駆体で、前記アルキレンがエチレン、プロ ピレン、又はその組合わせであることを特徴とする請求項15記載の画像要素。 17. 前記保持構造が、付加的に第二の電気伝導性ポリマー離型層を有し、前記 保持構造が、前記第二の電気伝導性ポリマー離型層、前記ベース、及び前記電気 伝導性ポリマー離型層をこの順に有することを特徴とする請求項9記載の画像要 素。 18. 前記前駆体(A)〜(C)と、存在する場合は、前駆体(D)及び(E) とを含む液体前駆体混合物が、被覆されて被覆された液体前駆体混合物を形成し 、被覆された後に、前記被覆された液体前駆体混合体が硬化されて前記重合した 導電性/離型層を形成することを特徴とする請求項1記載の画像要素。 19. 前記液体前駆体混合物がカップリング溶媒に溶解していることを特徴とす る請求項18記載の画像要素。 20. 前記カップリング溶媒が、水、水混和性有機溶媒、及びそれらの混合物の 中から選択されることを特徴とする請求項19記載の画像要素。 21. 前記水混和性有機溶媒が、ジエチレングリコールエチルエーテルと、ジエ チレングリコールブチルエーテルと、テトラヒドロフルフリルアルコー ルと、γ−ブチロラクタンと、及び1−メトキシ−2−プロパノールと、から成 るグループから選択されることを特徴とする請求項20記載の画像要素。 22. 前記前駆体混合物が安定で、均一に液体に分散することを特徴とする請求 項18記載の画像要素。 23. 液体の前駆体混合物が、電子線の照射によって硬化され、前記重合した導 電性/離型層を形成することを特徴とする請求項18記載の画像要素。 24. 液体の前駆体混合物が、紫外線の照射によって硬化され、前記重合した導 電性/離型層を形成することを特徴とする請求項18記載の画像要素。 25. 前記電気伝導性ポリマー離型層が、60〜80重量比の前記エチレン性不 飽和アンモニウム前駆体と、0.2〜2重量%の重合可能な、エチレン性不飽和 オルガノーシリコン前駆体と、を含むことを特徴とする請求項7記載の画像要素 。 26. 前記エチレン性不飽和アンモニウム前駆体が、 で、R1が水素、メチル、又はエチルで、Yが−O−又は−(NR3)−で、R3 が水素又はC1−C4アルキルで、mが1〜4までの整数で、各R2がそれぞれC1 −C4アルキル基で、及び[X]-がアニオンであることを特徴とする請求項25 記載の画像要素。 27. 前記電気伝導性ポリマー離型層が付加的に、重合可能物質の総合重量に対 して、1〜20重量比のアモルファスシリカを有することを特徴とする請求項2 5記載の画像要素。 28. 画像を形成する方法が、順に、 (1)保持構造と画像層構造とを有する画像要素の、前記画像層構造の表面に静 電荷による潜像を形成し、 ここで、前記保持構造が前記画像層構造に脱着可能に接着されており、及 び、 ここで、前記保持構造が、目的に合致した光学的及び表面離型特性を持つ 電気伝導性ポリマー離型層であって、重合した形状で、 (A)1〜80重量比の重合可能なエチレン性不飽和アンモニウム前駆体と、 (B)0.1〜10重量比の重合可能なエチレン性不飽和オルガノ−シリコン前 駆体と、 (C)5〜95重量比の、少なくとも2つ以上の重合可能なエチレン性不飽和官 能基を有する重合可能な多官能性前駆体と、 (D)0〜60重量比の、少なくとも1つのカルボン酸基を有する重合可能なエ チレン性不飽和酸性前駆体と、 (E)0〜90重量比の、1つの重合可能なエチレン性不飽和官能基を有する単 官能性前駆体と、 を含む電気伝導性ポリマー離型層を有しており、 (2)前記潜像を色付けして前記画像層構造の表面に色付けした画像を形成し、 (3)前記画像層構造の前記表面にレセプタをラミネートして、前記レセプタ、 前記色付けした画像、前記画像層構造、及び前記保持構造をこの順番に有する要 素を生産し、 (4)前記保持構造を除去して、前記レセプタ、前記色付けされた画像、及び前 記画像層構造をこの順番に有する前記画像を生産し、 ここで、前記電気伝導性ポリマー離型層が約1ミクロンから約20ミクロ ンの間の厚さと、約1×105Ω/□から1×108Ω/□の問の電気抵抗率と、 20〜40ダイン/cm2の表面エネルギーと、を有していることを特徴とする 画像を形成する方法。 29. 前記画像要素が、電子写真要素で、 前記保持構造が、 (1)ベースと、及び (2)前記電気伝導性ポリマー離型層と、をこの順で有し、 並びに前記画像層構造が、 (3)保護層と、 (4)静電層と、及び (5)接着層と、をこの順で有し、 前記電気伝導性ポリマー離型層が前記保護層に脱着可能に接着されている ことを特徴とする請求項25記載の画像を形成する方法。 30. 前記静電層及び前記接着層を結合して単一の静電/接着層にし、該静電/ 接着層の誘電率が約2〜5で、該静電/接着層の接着特性が周辺温度よりも高い 温度において活性化されることを特徴とする請求項26記載の画像形成方法。
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