JP2000512648A - ピペリジン酢酸誘導体および血栓障害の治療におけるそれらの使用 - Google Patents

ピペリジン酢酸誘導体および血栓障害の治療におけるそれらの使用

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Abstract

(57)【要約】 本発明は、式(I) (上記式中、Xは、CH2−CH2またはCH=CHであり、Yは、基 であり、R0は、SO2MeまたはCONH2であり、R1は、SO2Meである)を有する化合物、またはそれらの塩、溶媒和物、または生理学的機能誘導体、それらの製造法、これらの化合物を含む医薬組成物、およびそれらの医薬、特に血栓障害の治療における使用に関する。

Description

【発明の詳細な説明】 ピペリジン酢酸誘導体および血栓障害の治療におけるそれらの使用 本発明は、酢酸誘導体、それらの製造法、このような化合物を含む医薬組成物 、およびそれらの医薬での使用に関する。 糖タンパク質複合体GpIIb/IIIaは、血小板上でのフィブリノーゲン結合 部位であり、血小板凝集および血栓形成に要する粘着性機能を媒介することは、 広く受け入れられている。本発明者らは、フィブリノーゲンの推定上のフィブリ ノーゲンレセプターGpIIb/IIIa複合体への結合をブロックすることにより フィブリノーゲン依存性の血小板凝集を阻害する非ぺプチド性化合物の一群を見 出だした。 本発明の優先日の後に公表された同時係属出願WO96/20192号明細書 およびWO96/41803号明細書には、フィブリノーゲン依存性血小板凝集 の阻害剤として作用する化合物、それらの製造法、およびそれらの医薬での使用 が記載されている。 従って、本発明は、式(I) (上記式中、 Xは、CH2−CH2またはCH=CHであり、 Yは、基 であり、 R0は、SO2MeまたはCONH2であり、 R1は、SO2Meである)を有する化合物、またはそれらの塩、溶媒和物、また は生理学的機能誘導体を提供する。 もう一つの態様では、本発明は、式(Ia) (上記式中、 Xは、CH2−CH2またはCH=CHである)を有する化合物、またはそれらの 塩、溶媒和物、または生理学的機能誘導体を提供する。 更にもう一つの態様では、本発明は、式(Ib) (上記式中、 Xは、CH2−CH2またはCH=CHである)を有する化合物、またはそれら の塩、溶媒和物、または生理学的機能誘導体を提供する。 更にもう一つの態様では、本発明は、式(Ic) (上記式中、 Xは、CH2−CH2またはCH=CHである)を有する化合物、またはそれらの 塩、溶媒和物、または生理学的機能誘導体を提供する。 本発明の適当な化合物としては、 {4−[3−メタンスルホニル−5−(2−ピペリジン−4−イル−(E)−ビ ニル)−インダゾール−1−イル]−ピペリジン−1−イル}酢酸、 {4−[3−メタンスルホニル−5−(2−ピペリジン−4−イル−エチル)− インダゾール−1−イル]−ピペリジン−1−イル}−酢酸、および それらの塩、溶媒和物、または生理学的機能誘導体が挙げられる。 本発明の更に適当な化合物としては、 {4−[3−カルバモイル-5−(2−ピペリジン−4−イル−(E)−ビニル )−インダゾール−1−イル]−ピペリジン−1−イル}−酢酸、 {4−[3−カルバモイル−5−(2−ピペリジン−4−イル−エチル)−イン ダゾール−1−イル]−ピペリジン−1−イル}−酢酸、および それらの塩、溶媒和物、または生理学的機能誘導体が挙げられる。 本発明の更に一層好ましい化合物としては、 {4−[1−メタンスルホニル−6−(2−ピペリジン−4−イル−(E)−ビ ニル)−1H−インダゾール−3−イル]−ピペリジン−1−イル}−酢酸、 {4−[1−メタンスルホニル−6−(2−ピペリジン−4−イル−エチル)− 1−インダゾール−3−イル]−ピペリジン−1−イル}−酢酸、および それらの塩、溶媒和物、または生理学的機能誘導体が挙げられる。 本発明の好ましい化合物は、{4−[3−メタンスルホニル−5−(2−ピペ リジン−4−イル−エチル)−インダゾール−1−イル]−ピペリジン−1−イ ル}−酢酸、またはそれらの塩、溶媒和物、または生理学的機能誘導体である。 本発明の更に好ましい化合物は、{4−[3−カルバモイル−5−(2−ピペ リジン−4−イル−エチル)−インダゾール−1−イル]−ピペリジン−1−イ ル}−酢酸、またはそれらの塩、溶媒和物、または生理学的機能誘導体である。 本発明の更にもう一つの好ましい化合物は、{4−[1−メタンスルホニル− 6−(2−ピペリジン−4−イル−エチル)−1H−インダゾール−3−イル] −ピペリジン−1−イル}−酢酸、またはそれらの塩、溶媒和物、または生理学 的機能誘導体である。 本明細書の下記における「式(I)の化合物」または「本発明の化合物」などの 総ての表現は、上記の式(I)および式(Ia)〜(Ic)の化合物、およびそれらの塩、 溶媒和物、または生理学的機能誘導体を表す。 「生理学的機能誘導体」という用語は、式(I)の化合物の化学的誘導体であっ て、例えば主要部が式(I)の遊離化合物に転換可能であることによって、式(I)の 遊離化合物と同一の生理学的機能を有するものを意味する。本発明によれば、生 理学的機能誘導体の例としては、式(I)の化合物であって、カルボキシル官能基 がC1 〜6アルキルエステルのようなカルボン酸エステルとして修飾されているも のが挙げられる。 医薬に使用するのに適当な式(I)の化合物の塩および溶媒和物は、対イオンま たは関連溶媒が薬学上許容可能であるものである。しかしながら、薬学上許容可 能でない対イオンまたは関連溶媒を有する塩および溶媒和物は、式(I)の化合物 、およびそれらの薬学上許容可能な塩、溶媒和物、および生理学的に許容可能な 誘導体の製造における中間体として用いられる本発明の範囲内にある。 式(I)の化合物の適当な薬学上許容可能な塩としては、無機または有機酸で形 成される酸付加塩(例えば、塩酸塩、臭化水素酸塩、硫酸塩、リン酸塩、安息香 酸塩、ナフトエ酸塩、ヒドロキシナフトエ酸塩、p−トルエンスルホン酸塩、メ タンスルホン酸塩、スルファミン酸塩、アスコルビン酸塩、酒石酸塩、サリチル 酸塩、コハク酸塩、グルタル酸塩、グルタコン酸塩、酢酸塩、トリカルバリル酸 塩、クエン酸塩、フマル酸塩、およびマレイン酸塩)、およびアルカリ金属塩の ような無機塩基塩(例えば、ナトリウム塩)が挙げられる。式(I)の化合物の塩 酸塩が、所定の投与方式に好ましい。式(I)の化合物の他の塩としては、トリフ ルオロ酢酸で形成される塩が挙げられる。 式(I)の化合物の適当な薬学上許容可能な溶媒和物としては、水和物が挙げら れる。 基または基の部分としての「アルキル」という用語は、直鎖または分岐鎖アル キル基、例えばメチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、第 二ブチル、または第三ブチルを意味する。 本発明は、式(I)の化合物、およびそれらの塩、溶媒和物および生理学的機能 誘導体の総ての異性体、例えば総ての幾何異性体、互変異性体および光学的異性 体、およびそれらの混合物(例えば、ラセミ体混合物)を包含する。 「薬学上許容可能な誘導体」という用語は、上記で定義した通りの式(I)の化 合物の薬学上許容可能な塩、溶媒和物、または生理学的機能誘導体を意味する。 式(I)の化合物は、ボルン型の光学血小板凝集計を用いてヒトの洗浄して再懸 濁した血小板について行った検討によって示されるように、血小板凝集を阻害す る(Born,G.V.,1962,Nature,194,927-929)。 式(I)の化合物およびそれらの薬学上許容可能な誘導体はフィブリノーゲン拮 抗薬活性を有するので、ヒトおよび動物の医薬、特に血栓障害の治療に使用する 上で興味深いものである。血栓障害の特定の例は当該技術分野で知られており、 閉塞性血管疾患、例えば心筋梗塞、心臓疾患、狭心症、一過性脳虚血発作および 血栓性発作、動脈硬化症、血管壁疾患、末梢血管疾患、腎症、網膜症、術後血栓 症、肺塞栓症、深静脈血栓症、および網膜静脈血栓症が挙げられる。式(I)の化 合物およびそれらの薬学上許容可能な誘導体は、臓器移植(特に、心臓および腎 臓)、冠状動脈バイパス、末梢動脈バイパス、血管形成術、血栓症、および動脈 内膜切除後の術時および術後合併症の予防治療に使用するのにも興味深い。 式(I)の化合物およびそれらの薬学上許容可能な誘導体は、糖タンパク質複合 体GpIIb/IIIaまたは他のインテグリンレセプターが関係する他の症状の治 療にも有用なことがある。例えば、式(I)の化合物およびそれらの薬学上許容可 能な誘導体は、創傷治癒を促進し、また骨吸収によって引き起こされるまたは媒 介される骨症状の治療に用いられることもある。特に、骨疾患の例は当該技術分 野で知られており、骨粗鬆症、悪性疾患の高カルシウム血症、骨転移による骨減 少症、歯周病、上皮小体亢進症、慢性関節リウマチにおける関節周囲の侵食、パ ジェット病、固定化によって誘発される骨減少症、および糖質コルチコイド治療 が挙げられる。 式(I)の化合物およびそれらの薬学上許容可能な誘導体は、ある種の癌性疾患 の治療、例えば癌の転移を防止または遅延させるのにも用いることができる。 本発明のもう一つの態様によれば、ヒトまたは動物の医薬に用いる、特に血栓 障害の治療に用いる式(I)の化合物またはそれらの薬学上許容可能な誘導体が提 供される。 本発明のもう一つの態様によれば、糖タンパク質複合体GpIIb/IIIaまた は他のインテグリンレセプターによって伝達される症状の治療に用いる式(I)の 化合物またはそれらの薬学上許容可能な誘導体が提供される。 本発明のもう一つの態様によれば、糖タンパク質複合体GpIIb/IIIaまた は他のインテグリンレセプターによって伝達される症状に罹っているヒトまたは 動物患者の治療法であって、式(I)の化合物またはそれらの薬学上許容可能な誘 導体の有効量をその患者に投与することを含んでなる方法が提供される。 本発明のもう一つの態様によれば、血栓障害の治療のための治療薬の製造のた め、式(I)の化合物またはそれらの薬学上許容可能な誘導体の使用が提供される 。 本発明の更にもう一つの態様によれば、血栓障害に罹っているヒトまたは動物 患者の治療法であって、この患者に式(I)の化合物またはそれらの薬学上許容可 能な誘導体の有効量を投与することを含んでなる方法が提供される。 「治療」という表現は、特に断らない限り、発症した症状の治療および予防治 療の両方を包含するものと理解すべきである。 式(I)の化合物およびそれらの薬学上許容可能な誘導体は、1種類以上の他の 治療薬と有利に併用することができることが理解されるであろう。補助治療に適 した薬剤の例としては、血栓溶解剤、または血栓溶解またはフィブリン溶解を促 進する任意の他の化合物、および細胞毒性薬剤が挙げられる。本発明は、式(I) の化合物またはそれらの薬学上許容可能な誘導体を1種類以上の他の治療薬と組 み合わせて使用することを包含することを理解すべきである。 式(I)の化合物およびそれらの薬学上許容可能な誘導体は、医薬組成物の形態 で投与するのが好都合である。従って、本発明のもう一つの態様では、ヒトまた は動物の医薬に用いるのに適した式(I)の化合物またはそれらの薬学上許容可能 な誘導体を含んでなる医薬組成物が提供される。このような組成物は、通常の方 法で1種類以上の生理学的に許容可能なキャリヤーまたは賦形剤と混合して用い るために好都合に提供することができる。 式(I)の化合物およびそれらの薬学上許容可能な誘導体は、任意の適当な方法 で投与するために処方することができる。例えば、化合物は、局所投与または吸 入による投与用に、更に好ましくは経口、経皮または非経口投与に処方すること ができる。 経口投与には、医薬組成物は、例えば許容可能な賦形剤を用いて通常の方法に よって調製した錠剤、カプセル、粉末、溶液、シロップ、または懸濁液の形態を 採ることができる。 経皮投与には、医薬組成物は、経皮イオン導入パッチのような経皮パッチの形 態で提供することができる。好ましい態様では、本発明は、式(I)の化合物また はそれらの薬学上許容可能な誘導体、好ましくは薬学上許容可能なその塩、例え ば塩酸塩を含んでなるイオン導入送達装置(例えば、イオン導入パッチ)を提供 する。イオン導入装置および系は、それ自体で当該技術分野で知られており、例 えばWO−A9116946号明細書、WO−A9116944号明細書、WO −A9116943号明細書、WO−A9115261号明細書、WO−A91 15260号明細書、WO−A9115259号明細書、WO−A911525 8号明細書、WO−A9115257号明細書、WO−A9115250号明細 書、WO−A9109645号明細書、WO−A9108795号明細書、WO −A9004433号明細書、WO−A9004432号明細書、WO−A90 03825号明細書、EP−A254965号明細書、US4717378号明 細書、EP−A252732号明細書、およびGB−A2239803号明細書 に記載されており、上記特許明細書の内容は、その開示の一部として本明細書に 引用される。 非経口投与には、医薬組成物は、注射または連続輸液(例えば、静脈内、脈管 内、または皮下)として提供することができる。組成物は、油性または水性ビヒ クルの懸濁液、溶液またはエマルションのような形態を採ることができ、懸濁剤 、安定剤および/または分散剤のような処方剤を含むことができる。注射による 投 与には、これらは、単位投与薬剤または好ましくは防腐剤を加えた複数投与薬剤 の形態を採ることができる。 また、非経口投与には、活性成分は、適当なビヒクルで再構成するための粉末 形態とすることができる。 式(I)の化合物およびそれらの薬学上許容可能な誘導体は、貯蔵製剤(depot pr eparation)として処方することもできる。このような長期作用処方物は、移植( 例えば、皮下または筋肉内)によって、または筋肉内注射によって投与すること ができる。従って、例えば、化合物は、適当なポリマー性または疎水性材料(例 えば、許容可能な油状物質のエマルションとして)またはイオン交換樹脂を用い て、または貧溶性誘導体として、例えば貧溶性塩として処方することができる。 上記のように、式(I)の化合物およびそれらの薬学上許容可能な誘導体は、他 の治療薬と組み合わせて用いることもできる。従って、本発明は、もう一つの態 様では、式(I)の化合物またはそれらの薬学上許容可能な誘導体を、他の治療薬 、特に血栓溶解剤と共に含んでなる組み合わせを提供する。 上記の組み合わせは、医薬処方物の形態で用いるために提供するのが好都合で あり、従って上記で定義した組み合わせを薬学上許容可能なキャリヤーまたは賦 形剤と共に含んでなる医薬処方物は、本発明のもう一つの態様である。このよう な組み合わせの個々の成分は、別々のまたは合わせた医薬処方物で順次にまたは 同時に投与することができる。 式(I)の化合物またはそれらの薬学上許容可能な誘導体を、同じ疾患状態に対 して活性な第二の治療薬と組み合わせて用いるときには、それぞれの化合物の投 与量は、化合物を単独で用いるときの投与量とは異なることがある。適当な投与 量は、当業者には容易に理解されるであろう。 ヒトの治療用の式(I)の化合物の提案一日投与量は、0.01mg/kg〜 30mg/kgであり、これは1〜4回に分けて投与するのが好都合であること がある。用いられる正確な投与量は、患者の年齢および症状によって、また投与 経路によって変化する。従って、例えば0.1mg/kg〜10mg/kgの一 日投与量は、全身投与に適当なことがある。 式(I)の化合物およびそれらの塩、溶媒和物および生理学的機能誘導体は、類 似の構造の化合物の調製について当該技術分野で知られている任意の方法によっ て、例えば、下記の方法によって、調製することができる。 従って、第一の方法(A)によれば、式(I)の化合物は、式(II) (上記式中、Yは、式(I)について定義した通りであり、Rは、脱離基、例えば クロロ、ブロモ、またはヨードであるか、−OSO2CF3基である)の化合物、 またはその保護誘導体を、式(III) の化合物、またはその保護誘導体と、遷移金属触媒の存在下で、高温で反応させ ることによって調製することができる。適当な遷移金属触媒としては、パラジウ ム触媒、例えばパラジウムトリアリールホスフィン触媒が挙げられる。適当な温 度は、約20〜約160℃、例えば80〜120℃であるか、または溶媒の還流 温度である。反応は、第三アミンのような塩基の存在下にて、極性溶媒、例えば N,N−ジメチルホルムアミドのような溶媒中で行うのが好都合である。 もう一つの方法(B)によれば、式(I)の化合物は、式(I)の他の化合物を前駆体 として用いる相互転換によって調製することができる。 例えば、式(I)の化合物であって、XがCH2−CH2であるものは、式(I)の相 当する化合物またはその保護誘導体であって、XがCH=CHであるものから水 素化によって調製することができる。水素化は、ラネ-ニッケル、またはパラジ ウム、白金またはロジウム触媒のような遷移金属触媒の存在下にて行うことがで きる。反応は、アルコール(例えば、エタノール)のような溶媒中で行うのが好 都合である。 あるいは、水素化は、例えばジイミドを用いることによって化学的に行うこと ができる。ジイミドは、ジアゼンジカルボン酸、ニカリウム塩のような適当な塩 からインシトゥで生じ、反応は、酢酸のような酸、およびアルコール(例えば、 メタノール)のような溶媒の存在下で行う。 当業者であれば理解されるように、上記の工程の任意の段階で、分子中の1個 以上の感受性基を保護して、好ましくない副反応を防止することが必要または望 ましいことがある。 従って、式(I)の化合物を調製するためのもうーつの方法(C)は、式(IV) (上記式中、 XおよびYは、式(I)の化合物について定義した通りであり、 P’は、カルボキシル基または保護されたカルボキシル基であり、 P”は、水素またはアミノ保護基であり、但し、P’がカルボキシル基であると きには、P”は水素ではなく、P’が水素であるときには、P”はカルボキシル 基ではない)の化合物を脱保護することを含んでなる。 式(IV)の化合物は、上記のように方法(A)および(B)により、または実施例に記 載されるような任意の適当な方法を用いて、調製することができる。 方法(C)の特定の態様では、式(I)の化合物は、式(I)の化合物の保護されたカ ルボキシル誘導体、すなわち式(IV)の化合物であって、P’が保護されたカルボ キシル基であるものから調製することができる。この方法のもう一つの態様では 、式(I)の化合物は、式(I)の化合物の保護されたアミノおよび/またはカルボキ シル誘導体、すなわち式(IV)の化合物であって、P”がアミノ保護基であるもの から調製することができる。 式(I)の化合物の調製に用いる保護基は、通常の方法で用いることができる。 例えば、「有機合成における保護基(Protective Groups in Organic Synthesis) 」,Theodora W.Green,第2版(John Wiley and Sons,1991年)であって 、これらの基の除去法も記載されているものに記載の方法を参照されたい。 特定の保護されたカルボキシル基としては、例えばカルボン酸アルキルまたは アラールキルエステルのようなカルボン酸エステル基であって、例えばエステル 官能基のアルキルまたはアラールキル部分が、メチル、エチル、第三ブチル、メ トキシメチル、ベンジル、ジフェニルメチル、トリフェニルメチルまたはp−ニ トロベンジルであるものが挙げられる。エステルが未分岐アルキル(例えば、メ チル)エステルであるときには、脱保護は、例えば水酸化リチウムを用いる塩基 性加水分解、または塩酸を用いる酸性加水分解の条件かで行うことができる。第 三ブチルおよびトリフェニルメチルエステル基は、例えば室温でギ酸またはトリ フルオロ酢酸を用いまたは酢酸中で塩酸を用いる酸加水分解の条件下で外すこと ができる。ベンジル、ジフェニルメチルおよびニトロベンジルエステル基は、金 属触媒(例えば、パラジウム)の存在下で水素化分解によって外すことができる 。 特定のアミノ保護基としては、例えばベンジル、ジフェニルメチルまたはトリ フェニルメチル基のようなアラールキル基、およびN−ベンジルオキシカルボニ ル、第三ブトキシカルボニルまたはトリフルオロアセチル基のようなアシル基が 挙げられる。アシル基の除去は、上記のような標準的条件下で行うことができる 。 式(I)の化合物の特定の異性体形態が所望なときには、必要な異性体は、上記 の方法(A)〜(C)の最終的標記化合物に適用したまたは上記の方法の任意の最終的 な脱保護段階の前に適用した調製用の高性能液体クロマトグラフィー(hplc )を用いて好都合に分離することができる。 式(II)および(IV)の化合物、またはそれらの保護誘導体は、実施例に記載され ているような任意の適当な方法を用いて調製することができる。 上記のある種の中間体は新規化合物であり、本明細書における総ての新規な中 間体は本発明のもう一つの態様を形成することを理解すべきである。式(II)の化 合物、例えば[4−(5−ブロモ−3−メタンスルホニル−インダゾール−1− イル)−ピペリジン−1−イル]−酢酸第三ブチルエステル、および5−ブロモ −1−(1−第三ブトキシカルボニルメチル−ピペリジン−4−イル)−1H− インダゾール−3−カルボン酸メチルエステルは、重要な中間体であり、本発明 の特定の態様を表す。式(IV)の化合物は本発明の重要な態様でもあり、4−{2 −[1−(1−第三ブトキシカルボニルメチル−ピペリジン−4−イル)−3− メタン−スルホニル−1H−インダゾール−5−イル]−(E)−ビニル}−ピ ペリジン−1−カルボン酸第三ブチルエステル、1−(1−第三ブトキシカルボ ニルメチル−ピペリジン−4−イル)−5−[2−(1−第三ブトキシカルボニ ル−ピペリジン−4−イル)−(E)−ビニル]−1H−インダゾール−3−カ ルボン酸メチルエステル、4−{2−[1−(1−第三ブトキシカルボニルメチ ルーピペリジン−4−イル)−3−カルバモイル−1H−インダゾール−5−イ ル]−(E)−ビニル}−ピペリジン−1−カルボン酸第三ブチルエステル、お よび4−{2−[3−(1−第三ブトキシカルボニルメチル−ピペリジン−4− イル)−1−メタンスルホニル−1H−インダゾール−6−イル]−(E)−ビ ニル}−ピペリジン−1−カルボン酸第三ブチルエステルが挙げられる。 好都合には、本発明の化合物は、処理の後に、酸付加塩、例えばトリフルオロ 酢酸または塩酸塩として単離される。本発明の化合物の薬学上許容可能な酸付加 塩は、相当するトリフルオロ酢酸塩から、通常の手段を用いるイオンの交換によ って、例えば水酸化ナトリウム水溶液のような塩基を用いてトリフルオロ酢酸塩 を中和した後、適当な有機または無機酸、例えば塩酸を付加することによって調 製することができる。あるいは、薬学上許容可能な酸付加塩は、適当な有機また は無機酸、例えば塩酸で脱保護を行うことによって直接調製することができる。 本発明の化合物の無機塩基塩は、相当するトリフルオロ酢酸塩から水酸化ナトリ ウムのような適当な強塩基を付加することによっても調製することができる。 本発明の化合物の溶媒和物(例えば、水和物)は、上記工程段階の一つの処理 中に形成させることができる。 下記の実施例は、本発明を例示するものであるが、発明を制限するものではな い。総ての温度は℃である。薄層クロマトグラフィー(Tlc)は、シリカプレ ート上で行った。調製用の高性能液体クロマトグラフィー(hplc)は、特にを用い、(i)0.1%トリフルオロ酢酸/水と(ii)アセトニトリルからなる溶媒 の混合物で溶出し、溶離剤は溶媒混合物に含まれる(ii)の百分率で表し、流速が C18 8μM 25cm×4.6mm内径のカラムを用いて、(i)および(iii)0. 05%トリフルオロ酢酸/アセトニトリルからなる溶媒の混合物で溶出し、溶離 剤は溶媒混合物に含まれる(iii)の百分率で表し、流速が1ml/分で行った。 下記の略号を用いる:Me=メチル:Et=エチル;THF=テトラヒドロフラ ン;DMF=N,N−ジメチルホルムアミド;およびRT=hplcの保持時間 。実施例1 {4−[3−メタンスルホニル−5−(2−ピペリジン−4−イル−(E)−イ ンダゾール−1−イル]−ピペリジン−1−イル}−酢酸トリス(トリフルオロ アセテート)の合成 (i) 5−ブロモ−2−ニトロ−2H−インダゾール −5℃で攪拌した無水酢酸に、発煙硝酸(8.5ml)を滴加した。20分後 、溶液を−15℃に冷却し、温度を−15℃に維持しながら5−ブロモインダゾ ール1(7.70g)を滴加した。混合物を−15℃で2時間攪拌し、氷水(1 リットル)に加え、更に2時間激しく攪拌した。固形生成物を濾過によって集め 、ジエチルエーテルと5M水酸化ナトリウム水溶液とに分配した。水層をジエチ ルエーテルで抽出し、合わせた有機抽出物を乾燥し(Na2SO4)、真空留去し て、標記化合物をオレンジ色固形生成物(7.45g)として得た。 マススペクトル m/z243(MH+1 文献:C.Dell'Erba et al.,Tetrahedron,1994,50,3529.(ii) 5−ブロモ−3−メタンスルホニル−1H−インダゾール 5−ブロモ−2−ニトロ−2H−インダゾール(3.12g)とメタンスルフ ィン酸ナトリウム(2.89g)をDMF(20ml)中で混合したものを、2 0°で5時間攪拌した。混合物を真空濃縮し、残渣をジクロロメタンと飽和重炭 酸ナトリウム水溶液とに分配した。水層をジクロロメタンで抽出した。合わせた 有機抽出物を乾燥し(Na2SO4)、真空留去して、標記化合物を黄色固形生成 物(1.88g)として得た。 マススペクトル m/z294(MNH4 +(iii) 4−(5−ブロモ−3−メタンスルホニル−インダゾール−1−イル)− ピペリジン−1−カルボン酸第三ブチルエステル 5−ブロモ−3−メタンスルホニル−1H−インダゾール(1.20g)、 4−メタンスルホニルオキシ−ピペリジン−1−カルボン酸第三ブチルエステル2 (1.58g)、炭酸カリウム(1.81g)、およびN,N−ジメチルホル ムアミド(20ml)の攪拌混合物を、100°で18時間加熱した。冷却した 混合物を、真空濃縮した。残渣をシリカゲル(Merck 9385)上でフラッシュクロマ トグラフィーにより、精製し、酢酸エチル:シクロヘキサン1:5で溶出し、ク リーム色固形生成物(1.37g)として標記化合物を得た。 マススペクトル m/z459(MH+2 文献:EP−A−0560268A1号明細書。(iv) 5−ブロモ−3−メタンスルホニル−1−ピペリジン−4−イル−1H− インダゾール 4−(5−ブロモ−3−メタンスルホニル−インダゾール−1−イル)−ピペ リジン−1−カルボン酸第三ブチルエステル(1.36g)をトリフルオロ酢酸 (10ml)に溶解したものを、20°で1.5時間攪拌した。溶媒を真空留去 し、残渣をジクロロメタンと0.5M水酸化ナトリウム水溶液とに分配した。水 層をジクロロメタンで抽出し、合わせた有機抽出物を塩水で洗浄し、乾燥し(N a2SO4)、真空留去して、標記化合物をクリーム色固形生成物(0.90g)と して得た。 マススペクトル m/z360(MH+(v) [4−(5−ブロモ−3−メタンスルホニル−インダゾール−1−イル) −ピペリジン−1−イル]−酢酸第三ブチルエステル 5−ブロモ−3−メタンスルホニル−1−ピペリジン−4−イル−1H−イン ダゾール(0.90g)、第三ブチルブロモアセテート(0.390ml)およ び重炭酸ナトリウム(0.380g)をN,N−ジメチルホルムアミド (15.0ml)中で混合したものを、20°で20時間攪拌した。混合物を真 空濃縮し、残渣をジクロロメタンと水とに分配した。水層をジクロロメタンで抽 出し、合わせた有機層を真空濃縮した。残渣をシリカゲル(Merck 9385)上でフラ ッシュクロマトグラフィーにより精製し、酢酸エチル:シクロヘキサン(グラデ ィエント1:4〜1:3)で溶出し、クリーム色固形生成物(0.870g)と して標記化合物を得た。 マススペクトル m/z474(MH+(vi) 4−{2−[1−(1−第三ブトキシカルボニルメチル−ピペリジン−4 −イル)−3−メタンスルホニル−1H−インダゾール−5−イル]−(E)− ビニル}−ピペリジン−1−カルボン酸第三ブチルエステル [4−(5−ブロモ−3−メタンスルホニル−インダゾール−1−イル)−ピ ペリジン−1−イル]−酢酸第三ブチルエステル(0.350g)、4−ビニル −ピペリジン−1−カルボン酸第三ブチルエステル3(0.177g)、トリエ チルアミン(0.320ml)、酢酸パラジウム(II)(0.014g)、トリ− o−トリルホスフィン(0.037g)、およびN,N−ジメチルホルムアミド (2.50ml)の攪拌混合物を、窒素下で110°で16時間加熱した。冷却 した混合物を真空濃縮し、酢酸エチルと飽和重炭酸ナトリウム水溶液とに分配し た。水層を酢酸エチルで抽出し、合わせた有機層を真空濃縮した。残渣をシリカ ゲル(Merck 9385)上でフラッシュクロマトグラフィーにより精製し、ジクロロメ タン:エタノール:880アンモニア(80:18:2)で溶出し、白色固形生成 物(0.270g)として標記化合物を得た。 マススペクトル m/z603(MH+3 文献:PCT/EP95/05043号明細書。(vii) {4−[3−メタンスルホニル−5−(2−ピペリジン−4−イル−(E )−ビニル)−1−イル]−ピペリジン−1−イル}−酢酸トリフルオロアセテ ート塩 4−{2−[1−(1−第三ブトキシカルボニルメチル−ピペリジン−4−イ ル)−3−メタンスルホニル−1H−インダゾール−5−イル]−(E)−ビニ ル}−ピペリジン−1−カルボン酸第三ブチルエステル(0.270g)をトリ フルオロ酢酸(10ml)に溶解し、混合物を20°で5時間攪拌した。混合物 を真空濃縮し、残渣をジエチルエーテルで粉砕することによって精製した。生成 する固形生成物を濾過によって集め、真空乾燥して、クリーム色固形生成物とし て標記化合物を得た(0.170g)。 マススペクトルm/z447(MH+) 分析: 実測値: C,42.0;H,3.9;N,6.8;S,3.9 C223044S・3.2CF3CO2Hに対する計算値: C,42.0;H,4.1;N,6.9;S,3.95% 。実施例2 {4−[3−メタンスルホニル−5−(2−ピペリジン−4−イル−エチル)− インダゾール−1−イル]−ピペリジン−1−イル}−酢酸トリフルオロアセテ ート塩の合成 方法A {4−[3−メタンスルホニル−5−(2−ピペリジン−4−イル−(E)− ビニル)−インダゾール−1−イル]−ピペリジン−1−イル}−酢酸トリス( トリフルオロアセテート)(0.782g)を、室温室圧で、水:エタノール7 0:30中、10%パラジウム/炭素(50%ペースト,0.20g)上で6時 間水素化した。触媒を濾去し、溶媒を真空留去し、黄色油状生成物を得た(0. 577g)。調製用HPLC(グラディエント曲線10〜75%(ii)、20分、 検出250nM、RT 10.3分)によって精製し、生成するガム状生成物を 乾燥エーテルで粉砕し、白色固形生成物として標記化合物を得た (0.180g)。 マススペクトルm/z449(MH+) 分析: 実測値: C,44.6;H,5.2;N,7.8;S,4.3 C223244S・2.4CF3CO2Hに対する計算値: C,44.6;H,4.8;N,7.8;S,4.4。方法B (a) 4−ブロモ−(2−メチルチオメチル)アニリン ジメチルスルフィド(105ml)を、N−クロロスクシンイミド(139. 7g)をジクロロメタン(3750ml)に0〜−5℃で溶解攪拌したものに滴 加し、生成する懸濁液を−20℃に冷却した。これに、4−ブロモアニリン(1 50.0g)をジクロロメタン(300ml)に溶解したものを滴加し、懸濁液 を−20℃で0.5時間攪拌し、廠痕をトリエチルアミン(292ml)で希釈 した。瘢痕を周囲温度で58時間攪拌し、水、2N塩酸、8%(重量/重量)重 炭酸ナトリウム水溶液で洗浄し、乾燥し(MgSO4)、真空留去して、淡黄色 固形生成物として標記化合物を得た(162.0g)。 マススペクトルm/z232.9(MH+(b) 5−ブロモ−3−メチルスルファニル−1H−インダゾール 亜硝酸ナトリウム(48.4g)を水(100ml)に溶解したものを、4− ブロモ−(2−メチルチオメチル)アニリン(163.0g)およびフッ化ホウ 素酸(230ml,48%(重量/重量)水溶液)を水(815ml)に10〜 15℃で溶解攪拌したものに滴加した。生成する黄色懸濁液を周囲温度で1時間 攪拌し、固形生成物を濾別し、固形生成物を水およびジエチルエーテルで洗浄し 、最後にクロロホルム(4000ml)に懸濁した。攪拌懸濁液を酢酸カリウム (138.0g)および18−クラウン−6(9.30g)で処理し、周囲温度 で2時間攪拌した。瘢痕を濾過し、濾液を2N水酸化ナトリウムで洗浄し、乾燥 し(MgSO4)、真空留去して、淡黄色固形生成物として標記化合物を得た( 147.7g)。 マススペクトルm/z243.9(MH+(c) 5−ブロモ−3−メタンスルホニル−1H−インダゾール OxoneTM(182.2g)を、5−ブロモ−3−メチルスルファニル−1H− インダゾール(36.0g)をメタノール(450ml)および水(135ml )に懸濁攪拌したものに滴加した。瘢痕を周囲温度で3時間攪拌し、真空濃縮し 、生成する油状生成物を酢酸エチルと水とに分配した。二相混合物を分離し、水 相を酢酸エチルで抽出し、合わせた有機抽出物を8%(重量/重量)重炭酸ナト リウム水溶液および水で洗浄し、乾燥し(MgSO4)、真空留去して、灰白色 固形生成物として標記化合物を得た(38.8g)。 マススペクトルm/z293.9(MH+(d) 4−[3−メタンスルホニル−5−{1−(1−第三ブトキシカルボニ ルメチル−2−ピペリジン−4−イル−エチル)}−1H−インダゾール−1− イル]−1−ピペリジン酢酸第三ブチルエステル 4−{2−[1−(1−第三ブトキシカルボニルメチル−ピペリジン−4−イル )−3−メタンスルホニル−1H−インダゾール−5−イル]−(E)−ビニル }−1−ピペリジン酢酸第三ブチルエステル(77.0g)をエタノール(76 0ml)に溶解したものを、10%Pd/C(115.5g)をエタノール(7 7ml)および水(19ml)で予備水素化した懸濁液に加え、生成する攪拌懸 濁液を周囲温度で26時間水素化した。反応物をハイフロで濾過し、残渣をエタ ノールで洗浄し、合わせた濾液を真空留去し、淡緑色油状生成物を得て、これを Biotageクロマトグラフィーによって精製し、酢酸エチル:シクロヘキサン(1 :1)で溶出し、ガム−固形生成物として標記化合物を得た(46.8g)。 マススペクトルm/z605.3(MH+(e) 4−[3−メタンスルホニル−5−(2−ピペリジン−4−イル−エチ ル)−1H−インダゾール−1−イル]−1−ピペリジン酢酸二塩酸塩 4−[3−メタンスルホニル−5−{1−(1−第三ブトキシカルボニルメチ ル−2−ピペリジン−4−イル−エチル)}−1H−インダゾール−1−イル] −1−ピペリジン酢酸第三ブチルエステル(25.0g)をトリフルオロ酢酸( 250ml)に溶解したものを、周囲温度で4時間攪拌した。反応混合物を真空 留去し、残渣を調製用HPLCによって精製し、水:アセトニトリル:トリフル オロ酢酸(グラディエント90:10:0.1〜25:75:0,20分,検出 260nm,RT 13分)で溶出し、白色固形生成物を得て、これを2N塩酸 に溶解し、真空留去し、白色固形生成物を得た。塩酸処理は2回繰り返した。白 色固形生成物をアセトン(100ml)で粉砕し、懸濁液を真空留去した。固形 生成物を再度アセトン(100ml)で粉砕し、懸濁液を周囲温度で0.5時間 攪拌し、固形生成物を濾別し、アセトンで洗浄し、45℃で恒量になるまで真空 乾燥し、白色結晶性固形生成物として標記化合物を得た(10.03g)。 分析: 実測値: C,46.9;H,6.8;N,9.9 C223244S・2HCl・2H2Oに対する計算値: C,47.3;H,6.8;N,10.0。実施例3 {4−[3−カルバモイル−5−(2−ピペリジン−4−イル−(E)−ビニル )−インダゾール−1−イル]−ピペリジン−1−イル}一酢酸トリフルオロア セテートの合成 (a) 5−ブロモ−1−(1−第三ブトキシカルボニル−ピペリジン−4−イル −1H−インダゾール−3−カルボン酸メチルエステル 5−ブロモ−1H−インダゾール−3−カルボン酸4,メチルエステル(35 .8g)を、4−メタンスルホニルオキシ−ピペリジン−1−カルボン酸第三ブ チルエステル2(40.9g,153ミリモル)を含む乾燥THFに溶解したもの を、カリウム第三ブトキシド(15.75g,140ミリモル)で処理し、還流 温度で窒素下にて24時間攪拌した。冷却した後、混合物を真空濃縮し、残渣を 飽和塩化アンモニウム水溶液(400ml)で処理した。混合物を酢酸エチルで 抽出し、合わせて乾燥した(Na2SO4)有機抽出物をシリカゲル上に真空蒸発 させた。生成するシリカをシリカゲルのフラッシュカラムに栓として適用し、シ クロヘキサン:酢酸エチル(グラディエント19:1〜3:1)で溶出し、最初 に異性体を得た後、標記化合物を得た(22.8g)。 Tlc SiO2(シクロヘキサン:EtOAc,7:3),Rf0.29。 文献4 G.A.Bistrocchi et al.,Farmaco.Ed.Sci.,1981,36,315.(b) 5−ブロモ−1−ピペリジン−4−イル−1H−インダゾール−3−カ ルボン酸メチルエステルビス(トリフルオロアセテート) トリフルオロ酢酸(100ml)を、5−ブロモ−1−(1−第三ブトキシカ ルボニル−ピペリジン−4−イル)−1H−インダゾール−3−カルボン酸メチ ルエステル(22.75g)に23°で1分間でくわえた。1時間後、混合物を 真空蒸発させ、ジクロロメタンと共沸(co-evaporated)させ、淡黄色固形生成物 として標記化合物を得た(28.05g)。 Tlc SiO2(CH2Cl2:EtOH:880NH3,89:10:1),R f0.18。(c) 5−ブロモ−1−(1−第三ブトキシカルボニルメチル−ピペリジン− 4−イル)−1H−インダゾール−3−カルボン酸メチルエステル 5−ブロモ−1−ピペリジン−4−イル−1H−インダゾール−3−カルボン 酸メチルエステルビス(トリフルオロアセテート)(28.05g)および第三 ブチルブロモアセテート(7.3ml)をDMF(500ml)に溶解したもの を、ジイソプロピルエチルアミン(25.9ml)で窒素下で23°で攪拌しな がら処理し、4日間保持した。更に、第三ブチルブロモアセテート(1.4ml )に続いてジイソプロピルエチルアミン(5.0ml)を加え、攪拌を2時間継 続した。混合物を真空蒸発し、飽和重炭酸ナトリウム水溶液(400ml)で処 理し、酢酸エチルで抽出した。合わせて乾燥した(Na2SO4)有機抽出物を真 空蒸発させ、残渣を酢酸エチルから結晶させ、標記化合物を得た(13.43g )。 Tlc SiO2(シクロヘキサン:EtOAc,7:3),Rf0.17。(d) 1−(1−第三ブトキシカルボニルメチル−ピペリジン−4−イル)− 5−[2−(1−第三ブトキシカルボニル−ピペリジン−4−イル)−(E)− ビニル]−1H−インダゾール−3−カルボン酸メチルエステル 5−ブロモ−1−(1−第三ブトキシカルボニルメチル−ピペリジン−4−イ ル)−1H−インダゾール−3−カルボン酸メチルエステル(13.43g)、 4−ビニル−ピペリジン−1−カルボン酸第三ブチルエステル(6.90g)、 酢酸パラジウム(II)(666mg)、トリ−o−トリルホスフィン(1.81g )、トリエチルアミン(12.4ml,89.1ミリモル)、およびDMF(2 00ml)の混合物を、120°、窒素下にて15時間攪拌した。冷却した後、 混合物を真空蒸発させ、飽和重炭酸ナトリウム水溶液(200ml)で処理し、 酢酸エチルで抽出した。合わせて乾燥した(Na2SO4)有機抽出物を真空蒸発 させ、残渣をシリカゲル上でフラッシュクロマトグラフィーによって精製した。 ジクロロメタン:エタノール:880アンモニア(グラディエント989:10 :1〜978:20:2)でグラディエント溶出し、淡橙色フォーム状生成物と して標記化合物を得た(8.94g)。 Tlc SiO2(CH2Cl2:EtOH:880NH3'978:20:2), Rf0.14。(e) 4−{2−[1−(1−第三ブトキシカルボニルメチル−ピペリジン− 4−イル)−3−カルバモイル−1H−インダゾール−5−イル]−(E)−ビ ニル}−ピペリジン−1−カルボン酸第三ブチルエステル 1−(1−第三ブトキシカルボニルメチル−ピペリジン−4−イル)−5−[ 2−(1−第三ブトキシカルボニル−ピペリジン−4−イル)−(E)−ビニル ]−1H−インダゾール−3−カルボン酸メチルエステル(600mg)を、ア ンモニアで飽和したメタノール(20ml)に溶解したものを、80°で50時 間加熱した。冷却した溶液を真空蒸発させ、残渣をシリカゲル上でフラッシュク ロマトグラフィーによって精製した。ジクロロメタン:エタノール:0.88ア ンモニア(グラディエント989:10:1〜967:30:3)でグラディエ ント溶出し、白色フォーム状生成物として標記化合物を得た(373mg)。 Tlc SiO2(CH2Cl2:EtOH:880NH3'978:20:2), Rf0.08。(f) {4−[3−カルバモイル−5−(2−ピペリジン−4−イル−(E) −ビニル)−インダゾール−1−イル]−ピペリジン−1−イル}−酢酸トリフ ルオロアセテート 4−{2−[1−(1−第三ブトキシカルボニルメチル−ピペリジン−4−イ ル)−3−カルバモイル−1H−インダゾール−5−イル]−(E)−ビニル} −ピペリジン−1−カルボン酸第三ブチルエステル(292mg)をトリフルオ ロ酢酸(6ml)に溶解したものを、23°に2時間保持した。溶液を真空蒸発 させ、水(3ml)と共沸させ、ジエチルエーテルで粉砕し、白色固形生成物と して標記化合物を得た(311mg)。 マススペクトルm/z412(MH+) 分析: 実測値: C,45.0;H,4.8;N,9.4 C222953・2.8CF3CO2Hに対する計算値: C,45.4;H,4.4;N,9.6%。実施例4 {4−[3−カルバモイル−5−(2−ピペリジン−4−イル−エチル)−イン ダゾール−1−イル]−ピペリジン−1−イル}−酢酸トリフルオロアセテート の合成 方法A {4−[3−カルバモイル−5−(2−ピペリジン−4−イル−(E)−ビニ ル)−インダゾール−1−イル]−ピペリジン−1−イル}酢酸トリフルオロア セテート(100mg)を水(40ml)に溶解したものを、予備水素化した1 0%パラジウム/活性炭(70mg)を水(10ml)に懸濁したものに加え、 水素下にて4時間攪拌した。触媒を濾別し、洗浄して、濾液をトリフルオロ酢酸 (2滴)で処理した。溶液を真空蒸発させ、残渣をエーテルで粉砕し、微細な白 色結晶生成物として標記化合物を得た(74mg)。 マススペクトルm/z414.1(MH+) 分析HPLC RT9.2分 分析: 実測値: C,45.7;H,4.9;N,9.9 C223153・2.65CF3CO2Hに対する計算値: C,45.8;H,4.7;N,9.8%。方法B (a) 5−ブロモ−3−ホルミル−1H−インダゾール 5−ブロモインドール(100g)と亜硝酸ナトリウム(350g)とを1, 4−ジオキサン(3.5リットル)および水(18容)に溶解したものを、3N 塩酸(18リットル)を20〜25°で0.5時間かけて徐々に加えることによ ってpH2.5まで酸性にした。混合物を0.75時間攪拌した後、酢酸エチル で抽出した。合わせた有機抽出物を酢酸エチル(1リットル)で希釈し、水で洗 浄した。合わせた水洗浄液を、酢酸エチルで抽出した。有機層を水で洗浄し、主 有機抽出物と合わせて、蒸発させ、暗黒褐色固形生成物を得た。この固形生成物 を酢酸エチル(200ml)で1時間粉砕し、濾過し、フィルターケーキを酢酸 エチルで洗浄し、乾燥して、赤褐色固形生成物として標記化合物を得た(60. 8g)。 マススペクトルm/z223,225[M−H+-(b) 5−ブロモ−3−シアノ−1H−インダゾール 5−ブロモ−3−ホルミル−1H−インダゾール(143g)の懸濁液を、ヒ ドロキシルアミン−O−スルホン酸(93.4)を水(1.4リットル)に溶解 したものに65〜70°まで16時間加熱した。混合物を20°まで1時間かけ て冷却し、濾過して、フィルターケーキを水で洗浄し、45℃で乾燥して、固形 生成物(146g)を得た。この固形生成物をトルエン(3.65リットル)中 で還流温度で1時間加熱し、90℃で濾過した。濾液を再加熱して溶液を得て、 攪拌し、10°まで冷却した。懸濁液を濾過し、フィルターケーキをトルエンで 洗浄し、乾燥して、淡褐色固形生成物として標記化合物を得た(111g)。 マススペクトルm/z220,222[M−H+-(c) 4−(5−ブロモ−3−シアノ−1H−インダゾール−1−イル)−ピ ペリジン−1−カルボン酸第三ブチルエステル 5−ブロモ−3−シアノ−1H−インダゾール(111g)、1−第三ブトキ シカルボニル−4−メチルスルホン酸−ピペリジン(168g)、および炭酸カ リウム(193g)をDMF(1.1リットル)に懸濁させたものを、105〜 110°で6時間加熱し、蒸発乾固し、橙色残渣をジクロロメタンと水とに分配 した。水層をジクロロメタンで再抽出し、合わせた有機物を水で洗浄し、蒸発さ せて橙色残渣とした(130g)。この残渣をシクロヘキサンと酢酸エチルの混 合物(6:1,1.04リットル)で1時間粉砕し、濾過した。フィルターケー キをシクロヘキサンと酢酸エチルの混合物で洗浄し、乾燥して、淡黄色粉末とし て標記化合物を得た(125g)。 マススペクトルm/z405,407[MH+(d) 5−ブロモ−1−ピペリジン−4−イル−1H−インダゾール−3−カ ルボキサミド 4−(5−ブロモ−3−シアノ−1H−インダゾール−1−イル)−ピペリジ ン−1−カルボン酸第三ブチルエステル(62g)を、濃硫酸(620g)に2 0〜30°で1時間かけて徐々に加え、懸濁液を2時間攪拌した。混合物を凍り (1.24kg)に空けて、5N水酸化ナトリウム(2.44リットル)で20 〜30°で1.5時間かけてpH12まで塩基性にし、水(300ml)で希釈 し、濾過した。フィルターケーキを水で洗浄し、乾燥して、灰白色固形生成物と して標記化合物を得た(51.5g)。 マススペクトルm/z323,325[MH+(e) 4−(5−ブロモ−3−アミノカルボニル−1H−インダゾール−1イ ル)−1−ピペリジン酢酸第三ブチルエステル 第三ブロモアセテート(60.4g)を、5−ブロモ−1−ピペリジン−4− イル−1H−インダゾール−3−カルボキサミド(100g)およびトリエチル アミン(43.3ml)をDMF(1リットル)に20〜30°で溶解したもの に慎重に加え、混合物を2時間攪拌した。水(1.5リットル)を、<25°で 混合物に1時間かけて滴加し、懸濁液を1時間攪拌し、濾過した。フィルターケ ーキを水で洗浄し、乾燥して、淡黄色固形生成物として標記化合物を得た(12 1g)。 マススペクトルm/z437,439[MH+](f) 4−{2−[3−アミノカルボニル−1−(1−第三ブトキシカルボニ ルメチル−ピペリジン−4−イル)−1H−インダゾール−5−イル]−(E) −ビニル)−ピペリジン−1−カルボン酸第三ブチルエステル 4−(5−ブロモ−3−アミノカルボニル−1H−インダゾール−1−イル) −1−ピペリジン酢酸第三ブチルエステル(120g)、4−(E)−ビニル− ピペリジン−1−カルボン酸第三ブチルエステル(60.8g)、トリエチルア ミン(114.6ml)、トリ−オルト−トリルホスフィン(16.7g)、酢 酸パラジウム(6.2g)、およびハルボルライト(harborlite)J2フィルター助 剤(60g)の混合物を、105〜110°でDMF(2.4リットル)中で1 4時間加熱した。混合物を約35°まで冷却し、木炭(30g)を加え、混合物 を約35°で1時間攪拌した後、周囲温度まで冷却した。混合物を濾過紙、フィ ルターパッドをN,N−ジメチルホルムアミドおよびシクロヘキサンで洗浄した 。合わせた濾液を水(240ml)で希釈し、相を分離し、N,N−ジメチルホ ルムアミド/水抽出物をシクロヘキサンで洗浄し、濃縮して赤色ガム状生成物と した。ガム状生成物を水(600ml)中で1時間攪拌し、追加の水(1.8リ ットル)を加え、懸濁液を0.5時間攪拌して、濾過した。フィルターケーキを 水で洗浄し、乾燥して、黄橙色固形生成物として標記化合物を得た(153g) 。 マススペクトルm/z568[MH+(g) 4−{2−[3−アミノカルボニル−1−(1−第三ブトキシカルボニ ルメチル−ピペリジン−4−イル)−1H−インダゾール−5−イル]−エチル }−ピペリジン−1−カルボン酸第三ブチルエステル 10%パラジウム−炭素触媒(73.5g)を、4−{2−[3−アミノカル ボニル−1−(1−第三ブトキシカルボニルメチル−ピペリジン−4−イル)− 1H−インダゾール−5−イル]−(E)−ビニル)−ピペリジン−1−カルボ ン酸第三ブチルエステル(147g)をテトラヒドロフラン(2.94リットル )に溶解したものに加え、水素雰囲気下にて周囲温度で5時間攪拌した。10% パラジウム−炭素触媒(73.5g)およびテトラヒドロフラン(200ml) の第二の充填物を加え、懸濁液を水素下にて更に18時間攪拌した後、触媒(7 3.5g)およびテトラヒドロフラン(200ml)の第三の充填物を加え、懸 濁液を水素下にて更に20時間攪拌した。混合物を濾過し、テトラヒドロフラン で洗浄し、蒸発させて、粘稠な黒色油状生成物とした。この油状生成物を、シリ カゲル状でBiotageクロマトグラフィーによって精製し、酢酸エチル−シクロヘ キサン(1:1)で溶出した後、酢酸エチルで溶出し、白色結晶生成物として標 記化合物を得た(32.65g)。 マススペクトルm/z570[MH+(h) {4−[3−カルバモイル−5−(2−ピペリジン−4−イル−エチル )−インダゾール−1−イル]−ピペリジン−1−イル}−酢酸トリフルオロア セテート 4−{2−[3−アミノカルボニル−1−(1−第三ブトキシカルボニルメチ ル−ピペリジン−4−イル)−1H−インダゾール−5−イル]−エチル}−ピ ペリジン−1−カルボン酸第三ブチルエステル(32.65g)を2等分してト リフルオロ酢酸(330ml)に加え、溶液を周囲温度で3時間攪拌した。混合 物を100g重量まで濃縮し、調製用HPLC(Kromsil C8,10μm,逆相) によって精製し、水−アセトニトリル−トリフルオロ酢酸,90:10:0.1 %(容量/容量)(A)、および水−アセトニトリル,25:75(B)で溶出し 、白色固形生成物(26g)を得た。固形生成物(23.6g)をHPLC級水 (60ml)に溶解し、880アンモニア溶液(20ml)を20〜30°で0 .5時間かけて加えてpH10に調整した。乳白色懸濁液を20°で1.5時間 攪拌し、濾過した。それぞれの洗浄の間に、フィルターケーキを真空下で10分 間吸引しながら水で洗浄し、40°で18時間乾燥し、周囲条件下で4時間平衡 させ、白色粉末として標記化合物を得た(12.05g)。 マススペクトルm/z414[MH+]。実施例5 {4−[1−メタンスルホニル−6−(2−ピペリジン−4−イル−(E)−ビ ニル)−1H−インダゾール−3−イル]−ピペリジン−1−イル}−酢酸 (a) 1−[4−(2,4−ジブロモ−ベンゾイル)−ピペリジン−1−イル ]エタノン 1,3−ジブロモベンゼン(65ml)を、1−アセチル−ピペリジン−4− カルボニルクロリド塩酸塩5(21.8g)、および塩化アルミニウム(III)(3 4.5g)の攪拌混合物に加え、混合物を95〜100°で1.5時間加熱した 。冷却した後、混合物を、氷−水(50ml)の混合物に空けて、酢酸エチルで 抽出した。合わせて、乾燥した(Na2SO4)有機抽出物を真空蒸発させ、残渣 をシリカゲル(Merck 9385)上でフラッシュクロマトグラフィーによって精製した 。エーテル−エタノールでグラディエント溶出により、橙色油状生成物として、 標記化合物を得た(16.7g)。 Tlc SiO2(Et2O−EtOH,9:1),Rf0.27。 文献5 EP−A−0428437号明細書。(b) (2,4−ジブロモ−フェニル)−ピペリジン−4−イル−メタノン塩 酸塩 1−[4−(2,4−ジブロモ−ベンゾイル)−ピペリジン−1−イル]エタ ノン(11.00g)および5M塩酸(60ml)を、窒素下で5M臭化水素酸 (60ml)の攪拌混合物を、還流温度で窒素下で7時間加熱した。混合物を真 空蒸発させ、白色固形生成物として標記化合物を得た(10.8g)。 Tlc SiO2(CH2Cl2:EtOH:880NH3'89:10:1),R f=0.17。(c) (2,4−ジブロモ−フェニル)−ピペリジン−4−イル−メチレン− ヒドラジン (2,4−ジブロモ−フェニル)−ピペリジン−4−イル−メタノン塩酸塩( 7.04g)、ヒドラジン(6.0ml)、およびエタノール(150ml)の 攪拌溶液を、還流温度で窒素下にて16時間加熱した。冷却した溶液を真空蒸発 させ、1M炭酸ナトリウム水溶液(50ml)で処理し、エーテルで抽出し、合 わせて乾燥した(Na2SO4)有機抽出物を真空蒸発させた。残渣をフラッシュ クロマトグラフィーによって精製し、ジクロロメタン−エタノール−880アン モニア(グラディエント89:10:1〜835:150:15)で溶出し、ク リーム状固形生成物として標記化合物を得た(5.71g)。 Tlc SiO2(Et2O−EtOH−880NH3'78:20:2),Rf= 0.13(微量)およびRf=0.16(主要)。(d) 6−ブロモ−3−ピペリジン−4−イル−1H−インダゾール塩酸塩 (2,4−ジブロモ−フェニル)−ピペリジン−4−イル−メチレン−ヒドラ ジン(5.64g)、水素化ナトリウム(1.25g,油状生成物の60%分散 液)、および乾燥DMF(150ml)の攪拌混合物を、窒素下にて105°で 6.5時間加熱した。追加の水素化ナトリウム(200mg)を加え、加熱を2 時間継続した。混合物を真空蒸発させ、2M塩酸水溶液を加えてpH1まで酸性 にした後、1M炭酸ナトリウム水溶液を加えてpH8まで塩基性にした。混合物 をエーテルで抽出し、合わせて乾燥した(Na2SO4)有機抽出物を真空蒸発 させた。残渣をフラッシュクロマトグラフィー(Merck 9385)によって精製し、ジ クロロメタン−エタノール−880アンモニア(グラディエント89:10:1 〜78:20:2)で溶出し、クリーム−黄色固形生成物として標記化合物を得 た(2.50g)。 Tlc SiO2(CH2Cl2:EtOH:880NH3'78:20:2)Rf =0.6。(e) [4−(6−ブロモ−1H−インダゾール−3−イル)−ピペリジン− 1−イル]−酢酸第三ブチルエステル 6−ブロモ−3−ピペリジン−4−イル−1H−インダゾール塩酸塩(500 mg)、第三ブチルブロモアセテート(0.29ml)、重炭酸ナトリウム(1 50mg,1.87ミリモル)、およびDMF(10ml)を23°で窒素下に て18時間攪拌した。混合物を真空蒸発させ、飽和重炭酸ナトリウム水溶液(2 5ml)で処理し、酢酸エチル(50ml)で抽出した。乾燥した(Na2SO4 )有機層を、シリカゲル(Merck 7734)上に真空蒸発させた。フラッシュクロマト グラフィー(Merck 9385)により精製し、ジクロロメタン−エタノール−880ア ンモニア(グラディエント967:30:3〜945:50:5)で溶出し、微 細な白色結晶生成物として標記化合物を得た(347mg)。 Tlc SiO2(CH2Cl2−EtOH−880NH3'945:50:5)R f=0.27。(f) 4−{2−[3−(1−第三ブトキシカルボニルメチル−ピペリジン− 4−イル)−1H−インダゾール−6−イル]−(E)−ビニル}−ピペリジン −1−カルボン酸第三ブチルエステル [4−(6−ブロモ−1H−インダゾール−3−イル)−ピペリジン−1−イ ル]−酢酸第三ブチルエステル(1.34g)、4−ビニル−ピペリジン−1− カルボン酸第三ブチルエステル(0.75g)、トリエチルアミン(1.4ml ) 、酢酸パラジウム(II)(0.050g)、およびトリ(O−トリル)ホスフィン (0.210g)をDMF(60ml)中で混合したものを、120°で窒素下 にて16時間攪拌した。混合物を真空蒸発させ、フラッシュクロマトグラフィー (Merck 9385)、溶離剤酢酸エチル:シクロヘキサン:トリエチルアミン(50: 50:2〜100:0:2)によって精製し、黄色固形生成物として標記化合物 を得た(1.18g)。 Tlc SiO2(CH2Cl2:EtOH:880NH3'95:5:0.5)R f=0.32。(g) 4−{2−[3−(1−第三ブトキシカルボニルメチル−ピペリジン− 4−イル)−1−メタンスルホニル−1H−インダゾール−6−イル]−(E) −ビニル}−ピペリジン−1−カルボン酸第三ブチルエステル 4−{2−[3−(1−第三ブトキシカルボニルメチル−ピペリジン−4−イ ル)−1H−インダゾール−6−イル]−(E)−ビニル}−ピペリジン−1− カルボン酸第三ブチルエステル(0.211g)をDMF(10ml)に溶解し たものを、水素化ナトリウム(油状生成物の60%分散液,0.019g)で処 理し、23℃で窒素下にて0.5時間攪拌した。塩化メタンスルホニル(0.0 3ml)を加え、混合物を更に40時間攪拌した。溶媒を真空で蒸発させ、残渣 を水(20ml)と酢酸エチルとに分配した。抽出物を乾燥し(Na2SO4)、 真空蒸発させ、シリカゲル上で、溶離剤としてシクロヘキサン:エーテル:トリ エチルアミン50:50:2を用いてフラッシュクロマトグラフィーにより精製 し、無色ガム状生成物として標記化合物を得た(0.141g)。 マススペクトルm/z603(MH+)。(h) {4−[1−メタンスルホニル−6−(2−ピペリジン−4−イル−( E)−ビニル)−1H−インダゾール−3−イル]−ピペリジン−1−イル}− 酢酸トリフルオロアセテート 4−{2−[3−(1−第三ブトキシカルボニルメチル−ピペリジン−4−イ ル)−1−メタンスルホニル−1H−インダゾール−6−イル]−(E)−ビニ ル}−ピペリジン−1−カルボン酸第三ブチルエステル(0.138g)を、ト リフルオロ酢酸(3ml)で処理し、22℃で2時間攪拌した。溶媒を真空で蒸 発させ、残渣を調製用HPLC(グラディエント曲線20〜70%(ii)18分, Rf12.5分)によって精製した。エーテルで粉砕し、白色結晶性固形生成物 として標記化合物を得た(0.114g)。 マススペクトルm/z447.2(MH+) 分析: 実測値: C,44.5;H,4.7;N,7.7 C223044S・2.4C2HF32に対する計算値: C,44.7;H,4.5;N,7.8%。実施例6 {4−[1−メタンスルホニル−6−(2−ピペリジン−4−イル−エチル)− 1H−インダゾール−3−イル]−ピペリジン−1−イル}−酢酸の合成 方法A 4−[1−メタンスルホニル−6−(2−ピペリジン−4−イル−(E)−ビ ニル)−1H−インダゾール−3−イル]−ピペリジン−1−イル}−酢酸トリ フルオロアセテート(690mg)を水(90ml)に溶解したものを、10% パラジウム/炭素(600mg)を水(30ml)に懸濁攪拌したものに加え、 混合物を23°で窒素下にて6時間攪拌した。触媒を濾去し、濾液を真空で蒸発 させ、微細な白色結晶生成物として標記化合物を得た(420mg)。 マススペクトルm/z449(MH+) 分析: 実測値: C,42.6;H,4.9;N,7.2 C223244S・3C2HF32・0.3C410Oに対する計算値: C,42.4;H,4.6;N,6.8%。方法B (a) 4−{2−[1−メタンスルホニル−3−(1−第三ブトキシカルボニ ルメチル−ピペリジン−4−イル)−1H−インダゾール−6−イル]−エチル }−ピペリジン−1−カルボン酸第三ブチルエステル メタンスルホニルクロリド(7.6ml)を、4−{2−[3−(1−第三ブ トキシカルボニルメチル−ピペリジン−4−イル)−1H−インダゾール−6− イル]−エチル}−ピペリジン−1−カルボン酸第三ブチルエステル(40.1 g)および4−N,N−ジメチルアミノピリジン(0.96g)をピリジン(2 80ml)に溶解攪拌したものに周囲温度で滴加した。生成する褐色溶液を周囲 温度で18時間攪拌し、水(400ml)で希釈し、ジクロロメタン(400m l)で抽出した。合わせた有機抽出物を真空で蒸発させ、褐色残渣をエタノール (400ml)で希釈し、真空で蒸発させ、褐色油状生成物を得た。油状生成物 をエタノール(400ml)で粉砕し、真空で約200mlまで蒸発させ、懸濁 液を得た。生成する固形生成物を濾別し、エタノールで洗浄し、真空で45℃で 乾燥し、灰白色固形生成物として標記化合物を得た(37.6g)。 マススペクトルm/z605(MH+(b) {4−[1−メタンスルホニル−6−(2−ピペリジン−4−イル−エ チル)−1H−インダゾール−3−イル]−ピペリジン−1−イル}−酢酸 4−{2−[1−メタンスルホニル−3−(1−第三ブトキシカルボニルメチ ル−ピペリジン−4−イル)−1H−インダゾール−6−イル]−エチル}−ピ ペリジン−1−カルボン酸第三ブチルエステル(20g)を5N塩酸(200m l)に溶解したものを、周囲温度で5時間攪拌した。反応混合物を飽和炭酸カリ ウム(300ml)で中和し、イソプロパノールで抽出した。合わせた有機抽出 物を真空で蒸発させて油状生成物を得て、これをエタノール(300ml)で希 釈し、ロータリーエバポレーターで濃縮し、白色固形生成物を得た。灰白色固形 生成物をフラッシュクロマトグラフィー(Merck 9385)により精製し、エタノール :ジクロロメタン:0.88アンモニア(グラディエント:15:3:1〜15 :3:1.5)で溶出し、白色固形生成物として標記化合物を得た(10.1g )。 分析: 実測値: C,56.3;H,7.7;N,11.0% (C223244S・0.80H2O・0.83C26O)×0.984に対す る計算値: C,55.8;H,7.6;N,11.1%。実施例7 錠剤 a) 本発明の化合物 5.0mg ラクトース 95.0mg 微晶質セルロース 90.0mg 架橋ポリビニルピロリドン 8.0mg ステアリン酸マグネシウム 2.0mg 圧縮重量 200.0mg 本発明の化合物、微晶質セルロース、ラクトースおよび架橋ポリビニルピロリ ドンを500ミクロンの篩で整粒し、適当なミキサーで混合する。ステアリン酸 マグネシウムを250ミクロン篩で整粒し、活性混合物と混合した。この混合物 を、適当なパンチを用いて錠剤に圧縮する。 b) 本発明の化合物 5.0mg ラクトース 165.0mg 予備ゼラチン化澱粉 20.0mg 架橋ポリビニルピロリドン 8.0mg ステアリン酸マグネシウム 2.0mg 圧縮重量 200.0mg 本発明の化合物、ラクトースおよび微晶質澱粉を互いに混合し、水で造粒した 。湿ったマスを乾燥して、微粉砕する。ステアリン酸マグネシウムおよび架橋ポ リビニルピロリドンを250ミクロンの篩で整粒し、顆粒と混合する。生成する 混合物を、適当な錠剤パンチを用いて圧縮する。実施例8 カプセル a) 本発明の化合物 5.0mg 予備ゼラチン化澱粉 193.0mg ステアリン酸マグネシウム 2.0mg 充填重量 200.0mg 本発明の化合物と予備ゼラチン化澱粉を500ミクロンの篩で整粒し、互いに 混合して、ステアリン酸マグネシウム(250ミクロンの篩で整粒)で滑かにす る。混合物を、適当な大きさの硬質ゼラチンカプセルに充填する。 b) 本発明の化合物 5.0mg ラクトース 177.0mg ポリビニルピロリドン 8.0mg 架橋ポリビニルピロリドン 8.0mg ステアリン酸マグネシウム 2.0mg 充填重量 200.0mg 本発明の化合物およびラクトースを互いに混合し、ポリビニルピロリドンの溶 液で造粒する。湿ったマスを乾燥し、微粉砕する。ステアリン酸マグネシウムと 架橋ポリビニルピロリドンを250ミクロンの篩で整粒し、顆粒と混合する。生 成する混合物を、適当な大きさの硬質ゼラチンカプセルに充填する。実施例9 シロップ a) 本発明の化合物 5.0mg ヒドロキシプロピルメチルセルロース 45.0mg ヒドロキシ安息香酸プロピル 1.5mg ヒドロキシ安息香酸ブチル 0.75mg サッカリンナトリウム 5.0mg ソルビトール溶液 1.0mg 適当な緩衝剤 適量 適当な風味料 適量 精製水 総量を10.mlとする。 ヒドロキシプロピルメチルセルロースを、熱精製水の一部にヒドロキシ安息香 酸塩と共に分散させ、溶液を周囲温度まで冷却する。サッカリンナトリウム風味 料とソルビトール溶液を、バルク溶液に加える。本発明の化合物を残りの水の一 部に溶解し、バルク溶液に加える。適当な緩衝剤を加えて、pHを調整して安定 性が最大となる領域にすることができる。溶液を一定容量とし、濾過して、適当 な容器に充填する。実施例10 注射処方物 %(重量/容量) 本発明の化合物 1.00 注射用水、英国薬局方 総量を100.00とする。 塩化ナトリウムを加えて、溶液の張度を調整し、pHを調整して安定性が最大 となるpHにし、および/または希酸またはアルカリを用いてまたは適当な緩衝 塩を添加することによって本発明の化合物の溶解を促進することができる。酸化 防止剤および金属キレート化剤を挙げることもできる。溶液を透明にし、水で最 終容積として、pHを測定し、必要ならば、調整して、式(I)の化合物10m g/mlを提供するようにする。 溶液を、例えばアンプル、バイアルまたはシリンジに充填して密封することに よって、注射用に包装することができる。アンプル、バイアルまたはシリンジは 、無菌的に充填し(例えば、溶液を濾過殺菌し、滅菌アンプルに無菌条件下で充 填することができる)、および/または最終的に殺菌する(例えば、許容可能な サイクルの一つを用いてオートクレーブ中で加熱することによって)ことができ る。溶液を、窒素の不活性雰囲気下で包装することができる。 好ましくは、溶液をアンプルに充填し、ガラスを溶融して密封し、最終的に滅 菌する。 他の滅菌処方物は、式(I)の化合物0.5、2.0および5%(重量/容量) を含むものを同様な方法で調製し、式(I)の化合物をそれぞれ5、20および5 0mg/ml提供するようにする。生物学的データ 1. ヒト洗浄血小板分析法 本発明の化合物による血小板凝集の阻害は、架橋の手続きに従って決定した。 クエン酸を加えた全血(3.8%(重量/容量)クエン酸三ナトリウム1部,血 液9部)を供血前少なくとも10日間は医薬を服用しなかったヒト志願者から得 た。血液をアスピリン(0.1mM)およびプロスタサイクリン(0.06μM )で処理した後、遠心分離(1400g,4分,20℃)を行った。上清の結晶 万能度の高い血漿(PRP)を単離し、更に遠心分離(1400g,10分,2 0 ℃)して、血小板を沈降させた。上清を廃棄し、血小板ペレットを、pH6.4 に調整した生理塩溶液(HEPES 5mM,NaHCO312mM,NaCl 140mM,KH2PO40.74mM,D−グルコース5.6mMおよびKC l 2.82mM)に再懸濁した。この血小懸濁液を遠心分離(1400g,8 分,20℃)して、生成する血小板ペレットをpH7.4に調整した生理塩溶液 に再懸濁した。生成する洗浄血小板製剤を希釈して、最終的血小板数を3×108 /リットルとした。精製したヒトフィブリノーゲン(Knight,L.C.et al.,198 1,Thromb.Haemostasis,46,(3),593-596)、Ca2+およびMg2+を、洗浄血 小板製剤に加えて、それぞれ最終濃度を0.5mg/ml、1mMおよび0.5 mMとした。血小板凝集を、濁度測定法を用いて定量した。試験化合物を洗浄血 小板と(37℃)5分間インキュベーションした後、血小板凝集作動薬U-46619 (安定なトロンボキサンA2−ミメティック)1μMを添加した。試験化合物の 阻害力を、血小板凝集を50%だけ阻害するのに要する化合物の濃度として定義 されるIC50値として表した。下記のIC50値が、本発明の化合物について得ら れた。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (31)優先権主張番号 9613095.0 (32)優先日 平成8年6月21日(1996.6.21) (33)優先権主張国 イギリス(GB) (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(GH,KE,LS,MW,S D,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG ,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM,AT ,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA, CH,CN,CU,CZ,DE,DK,EE,ES,F I,GB,GE,GH,HU,IL,IS,JP,KE ,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS, LT,LU,LV,MD,MG,MK,MN,MW,M X,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE ,SG,SI,SK,SL,TJ,TM,TR,TT, UA,UG,US,UZ,VN,YU,ZW (72)発明者 ブライアン、デイビッド、ジュドキンス イギリス国ハートフォードシャー、スティ ーブニッジ、ガネルズ、ウッド、ロード、 グラクソ、ウェルカム、ピーエルシー内 (72)発明者 ウイリアム、レオナルド、ミッチェル イギリス国ハートフォードシャー、スティ ーブニッジ、ガネルズ、ウッド、ロード、 グラクソ、ウェルカム、ピーエルシー内

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 式(I) (上記式中、 Xは、CH2−CH2またはCH=CHであり、 Yは、基 であり、 R0は、SO2MeまたはCONH2であり、 R1は、SO2Meである)を有する化合物、またはそれらの塩、溶媒和物、また は生理学的機能誘導体。 2. 式(Ia) (上記式中、 Xは、CH2−CH2またはCH=CHである)を有する請求項1に記載の化合 物、またはそれらの塩、溶媒和物、または生理学的機能誘導体。 3. 式(Ib)(上記式中、 Xは、CH2−CH2またはCH=CHである)を有する請求項1に記載の化合物 、またはそれらの塩、溶媒和物、または生理学的機能誘導体。 4. 式(Ic) (上記式中、 Xは、CH2−CH2またはCH=CHである)を有する請求項1に記載の化合物 、またはそれらの塩、溶媒和物、または生理学的機能誘導体。 5. {4−[3−メタンスルホニル−5−(2−ピペリジン−4−イル−( E)−ビニル)−インダゾール−1−イル]−ピペリジン−1−イル}酢酸、 {4−[3−メタンスルホニル−5−(2−ピペリジン−4−イル−エチル)− インダゾール−1−イル]−ピペリジン−1−イル}−酢酸、 {4−[3−カルバモイル−5−(2−ピペリジン−4−イル−(E)−ビニル ) −インダゾール−1−イル]−ピペリジン−1−イル}−酢酸、 {4−[3−カルバモイル−5−(2−ピペリジン−4−イル−エチル)−イン ダゾール−1−イル]−ピペリジン−1−イル}−酢酸、 {4−[1−メタンスルホニル−6−(2−ピペリジン−4−イル−(E)−ビ ニル)−1H−インダゾール−3−イル]−ピペリジン−1−イル}−酢酸、 {4−[1−メタンスルホニル−6−(2−ピペリジン−4−イル−エチル)− 1H−インダゾール−3−イル]−ピペリジン−1−イル}−酢酸、およびそれ らの塩、溶媒和物、または生理学的機能誘導体。 6. {4−[3−メタンスルホニル−5−(2−ピペリジン−4−イル−エ チル)−インダゾール−1−イル]−ピペリジン−1−イル}−酢酸、 {4−[3−カルバモイル−5−(2−ピペリジン−4−イル−エチル)−イン ダゾール−1−イル]−ピペリジン−1−イル}−酢酸、 {4−[1−メタンスルホニル−6−(2−ピペリジン−4−イル−エチル)− 1H−インダゾール−3−イル]−ピペリジン−1−イル}−酢酸、またはそれ らの塩、溶媒和物、または生理学的機能誘導体。 7. 塩酸塩である、請求項1〜6のいずれか1項に記載の化合物。 8. 請求項1〜7のいずれか1項に記載の化合物、またはそれら薬学上許容 可能な誘導体を1種類以上の生理学的に許容可能なキャリヤーまたは賦形剤と混 合して含んでなる、医薬組成物。 9. ヒトまたは動物の医薬に用いるための、請求項1〜7のいずれか1項に 記載の化合物、またはそれらの薬学上許容可能な誘導体。 10. 血栓障害の治療用の治療薬の製造における、請求項1〜7のいずれか 1項に記載の化合物、またはそれらの薬学上許容可能な誘導体の使用。 11. 糖タンパク質複合体GpIIb/IIIaまたは他のインテグリンレセプタ ーによって伝達される症状に罹っているヒトまたは動物患者の治療法であって、 請求項1〜7のいずれか1項に記載の化合物またはそれらの薬学上許容可能な誘 導体の有効量をその患者に投与することを含んでなる方法。 12. 症状が血栓障害である、請求項11に記載の方法。 13. (A) 式(II) (上記式中、Yは、式(I)の化合物について定義した通りであり、Rは、脱離基 である)の化合物、またはその保護誘導体と、式(III) の化合物、またはその保護誘導体との反応、または (B) 式(I)の化合物またはその保護誘導体を前駆体として用いる相互転換、およ び/または (C) 式(IV) (上記式中、 XおよびYは、式(I)の化合物について定義した通りであり、 P’は、カルボキシル基または保護されたカルボキシル基であり、 P”は、水素またはアミノ保護基であり、但し、P’がカルボキシル基であると きには、P”は水素ではなく、P’が水素であるときには、P”はカルボキシル 基ではない)の化合物の脱保護、および/または場合によっては、 式(I)の生成する化合物をその薬学上許容可能な誘導体に転換することを含んで なる、請求項1〜7のいずれか1項に記載の化合物の製造法。
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