JP2000512677A - 制御された形態の両親媒性のセグメント化共重合体、及びそれから製造されるコンタクトレンズを含む眼用装具 - Google Patents

制御された形態の両親媒性のセグメント化共重合体、及びそれから製造されるコンタクトレンズを含む眼用装具

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Abstract

(57)【要約】 本発明の主題は、高い酸素透過性を有するセグメントの少なくとも1種、及び高いイオン及び水透過性を有するセグメントの少なくとも1種を含み、両セグメントは、非加水分解性結合及びに重合性不飽和基の少なくとも1種により一緒に結合されている、制御された形態の両親媒性セグメント化共重合体;共重合体の製法;該両親媒性セグメント化共重合体を更に重合させ、場合により架橋させることにより得られる、重合体の生成物;本発明の重合体の生成物を含む、成形品、特にコンタクトレンズ、及び他の眼用装具である。特に好適な実施態様において、本発明は、本発明の重合体の生成物を含む、長期の装用に適したコンタクトレンズに関する。

Description

【発明の詳細な説明】 制御された形態の両親媒性のセグメント化共重合体、及びそれから製造される コンタクトレンズを含む眼用装具 [発明の分野] 本発明は、高い酸素透過性を有するセグメントの少なくとも一つ、高いイオン 及び水透過性を有するセグメント(これらのセグメントは、非加水分解性結合、 及び重合性不飽和基の少なくとも一つと一緒に結合されている)の少なくとも一 つを含む、制御された形態の両親媒性のセグメント化共重合体;該共重合体を製 造する方法;該両親媒性セグメント化共重合体を更に重合させ、場合により架橋 させることにより得られる重合体の生成物;及び本発明の重合体の生成物を含む 成形品、特にコンタクトレンズ及びその他の眼用装具に関する。特に好適な実施 態様では、本発明は、長期間の装用に適した本発明の重合体の生成物を含むコン タクトレンズに関する。 [関連する技術の説明] 目の環境に用いようとするコンタクトレンズ及びその他の装具の製造に用いら れる材料は、「目に適合性」でなければならない。すなわち、接触の期間中に周 囲の目の組織や目の流体を実質的に損傷してはならない。 コンタクトレンズに対する目との適合性の一要件は、レンズは、長期間の角膜 の健康に充分な量で酸素が角膜に到達するのを許さなければならないことである 。コンタクトレンズは、酸素が周囲の空気から角膜に達するのを許さなければな らないが、それは、角膜は、他の組織のように血液の供給から酸素を受け取るの ではないからである。充分な酸素が角膜に達しないならば、角膜の腫脹が生じる 。酸素の長期間の枯渇は、角膜浮腫、及び角膜中の血管の望ましくない成長を生 起する。「ソフト」コンタクトレンズは、目の形状に密接に従うため、酸素は、 レンズを容易に迂回し得ない。このため、ソフトコンタクトレンズは、酸素がレ ンズの中を拡散して角膜に到達するのを許さなければならない。 ソフトコンタクトレンズに対する目との適合性のもう一つの要件は、レンズが 目に強く付着してはならないことである。明らかに、装用者は、消毒、洗浄又は 処分のために、レンズを目から容易に取り外せなければならない。しかし、レン ズは、レンズと目との間の涙の流れを促進するために、目の上を移動することも できなければならない。レンズと目との間の涙の流れは、砕片、例えば、外来の 微粒子、又は死んだ上皮細胞が、レンズの下から、そして究極的には涙液から掃 去されるのを許す。このため、コンタクトレンズは、目の上でのレンズの適切な 運動が阻害されるほど強く目に付着してはならない。 毎日装用されるソフトコンタクトレンズの設計の際に、目への適合性と装用者 の快適感という要件とをバランスさせるために、2−ヒドロキシエチルメタクリ レート(HEMA)の重合体及び共重合体が開発された。これらの疎水性重合体 は、目の上で充分に移動し、毎日の装用に充分な酸素透過性を与える。 改良された酸素透過性は、シラン含有重合体によって達成される。しかし、ポ リシロキサンは、代表的には、非常に親油性である。ポリシロキサンの親油性は 、レンズへの涙液中の脂質やタンパク質の付着を促進して曇りを生じ、それがレ ンズを通しての視力を妨害する。 HEMAのような単量体から形成される親水性重合体の、望ましい親水性の特 性を、シロキサン含有単量体から形成される重合体の、望ましい酸素透過性と混 合する試みは、無数に存在する。例えば、ドイツ国特許公開第4,113,29 2号公報は、ポリシロキサンとポリカーボネートエステルとの化学結合がSi− O−アリール結合を介して存在する、ポリジ有機シロキサン/ポリカーボネート エステルのブロック共重合体を開示している。この材料は、優れた機械的安定性 、柔軟性と寸法上の安定性、高い生体適合性を示すと言われ、容易に製造できる はずある。また、水を吸収せず、使い捨てコンタクトレンズを製造するのに適し ているとも言われる。しかし、この材料は、製造後に架橋されない可能性がある 。 ヨーロッパ特許公開第386,249号公報は、一般式A−B、A−B−A又 はB−A−Bのブロック共重合体からなる酸素透過性の成形品を開示しており、 セグメントAを構成する単量体単位の80%又はそれ以上が、アルキルメタクリ レートを含み、セグメントBを構成する単量体単位の80%又はそれ以上が、ケ イ素−ポリメタクリレートの単量体単位を含む。この成形品は、共重合体を溶媒 に溶解し、得られる溶液を注型し、次いで溶媒をそれから除去することによって 、それ以上の化学的修飾なしにブロック共重合体から製造される。この成形品は 、 高い酸素透過性を有するのが特徴的であると言われる。この成形品を、7.3〜 9.2cal1/2cm-3/2の溶解度パラメータを有する溶媒で調製した重合体溶液から 製造するならば、ブロック共重合体が微細相A及びBへと微細相分離を生じ、更 には、Bで構成される相(酸素透過性材料を含む)が、該成形品の一表面から他 方へと連続的に延伸する構造を創出することが可能である。しかし、これらのブ ロック共重合体の製造の際に、「テレケーリックな」共重合体を得るようにセグ メントの大きさを制御する教示が皆無である。ヨーロッパ特許公開第386,2 49号公報では、水及びイオン透過性は考察されていない。 ヨーロッパ特許公開第267,158号公報は、望ましい特性の好都合な混合 を有する、ポリシロキサン及びポリオキシアルキレンオキシドの単位を含むブロ ック共重合体の眼用装具、例えばコンタクトレンズや眼用移植物を開示している 。この文書によれば、末端ヒドロキシル基を有するポリジメチルシロキサン、並 びにジイソシアネート及びヒドロキシエチルメタクリレートとともに、末端ヒド ロキシル基を有するポリエチレンオキシドから製造されるブロック共重合体から 、コンタクトレンズを製造する。これらのブロック共重合体の、それぞれのブロ ックの正確な配置をはじめとする構造及び形態は、充分に明確ではない。 ヨーロッパ特許公開第330,615号、公開第330,616号、公開第3 30,617号及び公開第330,618号公報は、ポリシロキサン及びポリオ キシアルキレン単位を有するブロック共重合体を含む、数多くの有益な特性を有 する、濡らすことのできる酸素透過性コンタクトレンズを開示している。しかし 、このブロック共重合体は、それぞれのブロックの制御された、充分に明確な構 造を保有していない。 特開昭(61)289,323号公報は、ポリスチレンのような芳香族ビニル 化合物の末端ブロックと、ポリブタジエンのような共役ジエン重合体の中間ブロ ックとを含む、高い酸素透過性を有するソフトコンタクトレンズを開示している 。これらの三ブロック共重合体は、末端官能基を保有せず、不充分な酸素透過性 を有する。 特開昭(58)058,519号公報は、官能基、例えばビニル基を有するケ イ素樹脂単位と、官能基、例えばアリル基を有するポリエーテル単位と、他の構 成要素の官能基と反応し得る官能基を有するケイ素樹脂単位との共重合体を含む 、コンタクトレンズ材料を開示している。この共重合体については、それぞれの ブロックの構造的配置が充分に明確ではない。 米国特許第5,371,147号及び第5,314,961号明細書は、親水 性のアクリレート型単量体と、重合できる末端基を有する疎水性のケイ素型アク リレートとのブロック共重合体を開示している。線状の架橋結合生成物に加えて 、内部が疎水性であり、外部が親水性である星型重合体が開示されている。これ らのブロック共重合体は、親水性及び疎水性の相の双方の連続的な形態に導かな かった。 米国特許第5,115,056号明細書は、フッ素若しくはケイ素の基やその 他の共単量体を含むアクリレート又はメタクリレートとの、重合性末端ビニル基 を有するポリアルキレンオキシドの共重合体を開示している。得られるブロック 共重合体は、それぞれのブロックの明確に制御された配置を保有しない。 ヨーロッパ特許第294,416号、第290,109号、及び特開平(2) 004,225号公報は、ポリジメチルシロキサンとポリ(2−アルキル−2− オキサゾリン)とに基づくブロック及びグラフト共重合体を開示している。スル ホン酸塩又はアルキルハロゲン化物が、重合の開始剤として挙げられている。ス ルホン酸塩の中では、トシラートが好適とされるが、望みの生成物の合成の際は 、トリフルオロメタンスルホン酸塩(トリフラート)が、連続重合の速度に対す る開始の速度の比較的優れた比を示す。特開平(2)004,225号公報によ れば、陽イオン性末端基を、メルカプト又はアミノ基を有するポリシロキサンと 反応させる。得られる重合体は、有機ポリシロキサンに固有の特性を活用する界 面活性剤、化粧品原料、離型剤、曇り防止剤、帯電防止剤、消泡剤、繊維油、プ ラスチック改質剤、艶出し剤、又は潤滑剤として用い得る。 国際特許公開第94/29756号公報は、ポリシロキサン/ポリカーボネー トブロック共重合体とメチルメタクリレートとの貫入網目構造体を開示している 。 特開平(5)117,390号公報は、リビング末端基をNaOH/MeOH と反応させることによる、ポリオキサゾリンへの末端ヒドロキシル基の導入を開 示している。 2−アルキル−2−オキサゾリンを用いたジ−及びトリ−ブロック共重合体の 生産は、更に、Riffleら[I.Yilgor,R.S.Ward,J.S.Riffle,ACS Polymer Prep rints,28(2),369,1987;J.S.Riffle,I.Yilgor、米国特許第4,659,7 77号明細書(1987);Q.Liu,J.Bronk,A.Verma,J.Wilson,R.M.Davis, J.S.Riffle,Polymer Preprints,33(1),215(1992);W.Liu,G.R.Wilson,R.M.D avis,J.Riffle,Polymer 34, 3030(1993);J.S.Riffle,G.Sinai-Zingde,J .M.DeSimone,A.M.Hellstern,D.H.Chen,I.Yilgor,Polymer Preprints,29(2) ,93(1988)];Saegusaら[T.Saegusa,H.Ikeda,Macromolecules,6,805,(19 73)];Y.Chujo,E.Ihara,H.Ihara,T.Saegusa,S.Kobayashi,T.Saegusa,Mak romol.Chem.,Suppl.,12,11(1985)、及びLittら[M.H.Litt,X.Swamikannu, ACS Symp.Ser.,286,231(1985)]が開示している。ポリジメチルシロキサン及 びポリエチレンオキシドのブロック[S.Kobayashi,M.Kaku,T.Tsutani,T.Saeg usa,Pol.Bul.,9,196,(1983)]又はポリブタジエンのブロックが用いられて いる。 これらのブロック共重合体の末端基の機能化は、実施されていないか、又は厳 密には特性記述されていない。Riffleら[上記に引用]は、KOH/MeOHの 付加によってリビング末端基を転換したが、得られる末端基を特性記述していな い。その他の著者は、水又は水性炭酸ナトリウムを100℃で付加して末端ヒド ロキシル基を導入することによって、ポリオキサゾリンを修飾した。そうして、 これらのヒドロキシル基を、メタクリル酸又はアクリル酸の塩化物と反応させて いる。重合体鎖のリビング末端をアクリル酸若しくはメタクリル酸、又はそれら の塩若しくは活性化されたエステルと直接反応させて、ビニル基を得る方法も開 発されている。Kobayashiらは、リビング陽イオン性末端基を4−ビニルベンジ ルアルコラートと反応させて、ビニル性末端基を生成することを開示した[Y.Shi mano,K.Sato,S.Kobayashi,J.Polym.Sci.,Part A,33,2715(1995)]。グラ フトブロック共重合体も、モノアリル停止ポリ(2−オキサゾリン)、及びSi− H単位を有するポリシロキサンのヒドロシリル化によって生成された。成長より 速い開始も、p−ニトロベンゼンスルホン酸塩の利用によって可能であると思わ れる。 特開平(2)2,274,712号公報(Hokushin Kogyo K.K.)は、オ キサゾリンのリビング重合を終結するいくつかの反応を開示している。特開平( 4)085,335号公報は、ポリ有機シロキサンの末端基を形成する、第一級 、第二級又は第三級アミンとのポリ(2−アルキル又はアリール−2−オキサゾ リン)の陽イオン性末端の反応を開示している。 グラフト共重合体も、部分的にトリフラート化されたボリメチルフェニルシリ レンでのTHF、2−メチル−2−オキサゾリン又はポリイソブチルビニルエー テルの陽イオン性重合によって生成されている;Y.Hrkach et al.,Gov.Rep.A nnounce.Index(U.S.),1994,94(20),Abstract No.455,301,1994を参照され たい。 上記に示した従来の技術の概観は、酸素透過性の疎水性ブロック又はセグメン トと、水及びイオン透過性の親水性ブロック又はセグメントとを含む、眼用装具 、特にコンタクトレンズの製造に適すると言われる共重合体の材料に関連する、 非常に多くの文書が存在するが、眼用装具の従来の技術には、制御された長さの 疎水性及び親水性セグメントを有し、そのために、コンタクトレンズ材料の明確 な再現できる構造へと導く共重合体の明確な微細相の形態を与える、両親媒性の セグメント化共重合体の製造を指向する教示は皆無であることを示している。そ のような構造は、真の長期装用に適したレンズの高い酸素透過性並びに水及びイ オン透過性と、適切な目の上での動きの達成に不可欠である。 また、既知の一定のソフトポリ(HEMA)コンタクトレンズが、約6夜の終 夜装用及び7日の日中装用までの長期装用期間に対して認められているが、酸素 透過性が不充分であるため、装用者は、これらのレンズを7日又はそれ以上の長 期間安全かつ快適に装用することができない。これらのレンズの真の長期装用( すなわち7日又はそれ以上)は、少なくとも、角膜の腫脹、及び角膜の表面血管 の発達を招く可能性がある。 [発明の要約] したがって、眼用装具、特にソフトコンタクトレンズの製造に適した、その制 御された形態のために、貴重な特性、特に、高い酸素透過率、目に接しての優れ た動き、イオン及び水に対する高い透過性、比較的低い水取り込み量、力学的軟 らかさ及び柔軟性、低いクリープ、高い光学的透明度、加水分解及び熱に対する 高い安定性を示す新規材料を提供することが、本発明の目的である。更に、これ らの材料は、低コストでの急速な重合によって、容易に、かつ再現できるように 得られなければならない。 本発明のもう一つの目的は、そのような材料の製造法を提供することである。 本発明の更にもう一つの目的は、そのような材料を含む成形品、特に、コンタ クトレンズ及び生物医学的物品を含む、視力補正のための眼用装具、例えば眼内 レンズ、人工の角膜及び膜を提供することである。 本発明の更にもう一つの目的は、目の組織及び涙液と連続的かつ密接に接触し た長期間、例えば30日までの期間の装用に適したコンタクトレンズを提供する ことである。 驚異的にも、本発明の目的は、開始基、好ましくは以下に詳しく定義されるそ れを有する疎水性重合体の存在下での、親水性単量体、好ましくは以下に詳しく 定義されるそれの制御された重合、又はその逆、すなわち、開始基を有する親水 性重合体の存在下での、疎水性単量体の制御された重合によって、酸素透過性セ グメント、水及びイオン透過性セグメントを含む、両親媒性のセグメント化共重 合体を「仕立てる」ことができること、また、得られた両親媒性セグメント化共 重合体の内部又はその末端に、重合性不飽和基を与えることができ、それが、更 に重合及び/又は架橋させて、眼用装具、特に、長期間の装用に適したそれを含 むコンタクトレンズの製造に好都合にも用い得る重合体製品を与える道を開くと いう発見に基づいて、達成することができた。 したがって、本発明の一つの主題は、セグメントAの少なくとも一つ及びセグ メントBの少なくとも一つを含む両親媒性セグメント化共重合体であって、セグ メントAが、酸素透過性重合体(以下「オキシパーム重合体」と呼ぶ:下記の定 義を参照されたい)を含み、セグメントBが、水及びイオン透過性重合体(以下 「イオノパーム重合体」と呼ぶ:下記の定義を参照されたい)を含み、セグメン トA及びBが、非加水分解性結合によって一緒に結合されており、このコポリマ ーは、重合性不飽和基の少なくとも一つを有する共重合体である。 本説明及びクレームの文脈に用いられる限りで、「オキシパーム重合体」とは 、重合して、高い酸素透過性を有する重合体を形成できる、重合性材料の重合生 成 物のことである。これらの材料は、単量体、オリゴマー、マクロマーなど、及び それらの混合物を含み、重合性類似物か、又は異なる材料と重合して、その中で の酸素の比較的高い拡散速度を示す重合体を形成することができる。 同様に、「イオノパーム重合体」とは、重合して、高いイオン透過性を有する 重合体を形成できる、重合性材料の重合生成物のことである。これらの材料は、 単量体、オリゴマー、マクロマーなど、及びそれらの混合物を含み、重合性類似 物か、又は異なる材料と重合して、その中でのイオン若しくは水の比較的高い浸 透速度を示す重合体を形成することができる。 本発明のもう一つの主題は、上記に定義されたとおりの共重合体の製造法であ って、 (a)該共重合体中でセグメントA若しくはセグメントBとして役立つ化合物か らの末端又は懸垂の少なくとも一つの上で、熱的若しくは光化学的に活性化でき る陽イオン又はラジカルの開始基の少なくとも一つを準備する工程; (b)該セグメントB又はセグメントAがそれぞれ誘導される単量体を用いて、 該セグメントA又はセグメントBに存在する開始基でグラフト重合を実施する工 程; (c)場合により単量体を変え、セグメントA及びBを構成する単量体と同じで あるか又は異なる、疎水性若しくは親水性の単量体を用いて、更にグラフト重合 を実施して、更なる疎水性セグメントA'及び/又は更なる親水性セグメントB' を生成させる工程;及び もし重合性の最終的不飽和基が、成長セグメント末端に与えられるならば、 (d)こうして得られたセグメント化共重合体、又はそれからの適切な誘導体を 、重合性不飽和基を有する官能化された化合物と反応させる工程を含む製造法で ある。 本発明のもう一つの主題は、場合により、更なるビニル性共単量体、及び場合 により少なくとも二つの不飽和基を有する架橋剤の存在下で、重合性不飽和基( 類)によって、上記に定義されたとおりの共重合体を更に重合することによって 得られる、重合体の生成物である。 本発明の更にもう一つの主題は、上記に定義されたとおりの重合体の生成物を 基本的に含む成形品である。該成形品は、好ましくは、視力補正のための眼用装 具、特にコンタクトレンズである。 本発明の好適な主題は、目の組織及び涙液との長期間の連続接触に適した、目 に適合する、透明なレンズである。本発明の特に好適な実施態様は、取り外すこ とのない安全かつ快適な長期装用に適した長期装用視力補正レンズである。 本発明の更にもう一つの主題は、視力補正のための眼用装具、特にコンタクト レンズの製造のための、上記に定義されたとおりの両親媒性セグメント化共重合 体の用途、及び物品の表面を被覆するための、該共重合体、又は上記に定義され たとおりの重合体の生成物の用途である。 該両親媒性セグメント共重合体は、高い酸素透過性を有するセグメント及び高 いイオン及び水透過性を有するセグメントで構成される。これらのセグメントは 、当技術における独自の特徴として、制御された長さを有するが、それは、グラ フト形成のための基質として用いられる第一のセグメントの場合は、規定された 鎖長を有する商業的に入手できる製品、又は別個に生成した重合体を出発材料と して用いることができ、成長するセグメントに関しては、付加される単量体の量 、及び重合の条件によって、それらの鎖長が制御されるという事実に起因する。 本発明によれば、両親媒性セグメント化共重合体が得られ、それらは、互いに浸 透する連続相を有する、架橋していないフィルム、並びに架橋した最終生成物、 例えばコンタクトレンズに存在する、明確な微細相で分離された形態を有する材 料へと更に加工することができる。親水性及び疎水性ブロックのセグメントの長 さによって、微細領域の大きさ(光学的に透明な材料のためには<150nm)が 調整できるばかりでなく、微細相の、気体、水及びイオンの通路を含む浸透する 構造を制御できるように調整することもできる。このため、本発明の両親媒性セ グメント共重合体から得られる重合体の生成物、及び架橋した最終生成物(成形 品)は、オキシパームセグメントAが、角膜への酸素の適切な供給に不可欠であ る、成形品(例えばコンタクトレンズ)の厚さ全体を通しての高い酸素透過性を与 え、イオノパームセグメントBが、レンズの適切な目の上での動きに不可欠であ る高い水及びイオン透過性を与える、双連続性形態を示す。 本発明の両親媒性セグメント化共重合体において、親水性及び疎水性ブロック は、生成物の化学的安定性に寄与する、非加水分解性共有結合によって一緒に結 合されている。該共重合体は、重合性不飽和基の少なくとも一つを有し、このた め、場合によりその他のビニル性単量体と重合又は架橋剤との架橋反応を更に受 けることができる。該共重合体は、二つ以上の重合性不飽和基を有してもよく、 そうして、急速に硬化する材料を与える効率的な直接架橋を受けることができる 。 本発明による両親媒性セグメント化共重合体は、眼用装具、特にソフトコンタ クトレンズの製造に用い得る。更なる用途の非限定的な分野は、生物医学的材料 及び移植物、例えば、眼内レンズ、人工の角膜及び膜である。それらは、例えば 光ファイバーへの、被覆として、薬物送達系での技術的な膜として、異なる目的 のためのフィルム、シート材料、及び成形品として、眼用装具の分野外で用いて もよい。 上記のような用途のすべての分野で、本発明の両親媒性セグメント化共重合体 、並びに更なる重合及び/又は架橋によってそれらから得られる重合体の生成物 は、その制御された形態、改良された性能の様態、高い長期安定性、改良された 再現性、及び低い不良率のために、好都合に用いられる。 [発明の詳細な説明] 1.両親媒性セグメント化共重合体 本発明の両親媒性セグメント化共重合体は、下記に例示されるようなオキシパ ーム重合体、すなわちそれを通じての酸素の比較的高い拡散を示す重合体を含む 、セグメントAの少なくとも一つを含む。加えて、これらの材料は、目に適合す る。これらのオキシパーム重合体は、ポリシロキサン、ペルフルオロアルキルエ ーテル、特定の不飽和重合体、及びポリスルホンを含むが、これらに限定されな い。該オキシパーム重合体は、親水性の基を有してもよい。 本発明の一実施態様によれば、セグメントAのオキシパーム重合体は、式(I) : [式中、nは、5〜200の整数であり;Alkは、20個までの炭素原子を有 するアルキレンであり;基R1、R2、R3及びR4の80〜100%は、互いに独 立に、アルキルであり、そして基R1、R2、R3及びR4の0〜20%は、互いに 独立に、アルケニル、アリール、フルオロアルキル又はシアノアルキルである] で示される末端アルキレン基を有するポリシロキサンブロックを含む。 好適な意味において、nは、5〜120、特に好ましくは10〜100、特に 20〜80の整数である。 好適な意味において、基R1、R2、R3及びR4の80〜100%、好ましくは 85〜100%、特に90〜100%は、互いに独立に、8個までの炭素原子を 有する低級アルキル、特に好ましくは4個までの炭素原子を有する低級アルキル 、特に2個までの炭素原子を有する低級アルキルである。R1、R2、R3及びR4 の更に特に好ましい意味は、メチルである。 好適な意味において、R1、R2、R3及びR4の0〜20%、好ましくは0〜1 5%、特に0〜10%は、互いに独立に、低級アルケニル、非置換又は低級アル キル若しくは低級アルコキシで置換されたフェニル、フルオロ(低級アルキル)、 例えばトリフルオロプロピル又はシアノ(低級アルキル)である。 本発明のもう一つの実施態様によれば、セグメントAのオキシパーム重合体は 、式(II): [式中、 x+yは、10〜100の範囲の数であり;Zは、それぞれ、互いに独立に、 12個までの炭素原子を有する二価の基、又は結合であり;それぞれのEは、互 いに独立に、アルコキシ、例えば、qが統計的平均として0〜 2の値を有する−(OCH2CH2)q−であって、連結−Z−E−は、配列−Z−( OCH2CH2)q−を表わし;kは、0又は1である] で示されるペルフルオロアルキル−ポリエーテルブロックを含む。 Zは、好ましくは、結合、低級アルキレン、又はCO−部分がCF2基に結合 された−CONH−アリーレンである。Zは、特に好ましくは、低級アルキレン 、特にメチレンである。 式(II)中の指数x及びyを有するペルフルオロアルコキシ単位OCF2及び OCF2CF2は、ランダムな分布を有することができる。指数x+yの合計は、 好ましくは10〜50、特に好ましくは10〜30の範囲内の数である。比x: yは、好ましくは0.5〜1.5の範囲内、特に0.8〜1.2の範囲内である 。 本発明のもう一つの実施態様では、セグメントAのオキシパーム重合体は、式 (III)及び(IV): [上記式中、 R5は、水素、アルキル又はトリアルキルーシリルであり; R6は、非置換又はアルコキシ、アルコキシカルボニル、ヒドロキシ、カルボ キシ、ハロゲン若しくはアリールで置換されたアルキル;非置換又はアルコキシ 、アルコキシカルボニル、カルボキシ、ハロゲン若しくはアリールで置換された アルケニル;あるいは非置換又はアルコキシ、アルコキシカルボニル、カルボキ シ、ハロゲン若しくはアリールで置換されたアルキニルであり; R7及びR8は、互いに独立に、水素若しくはアリールであるか;又は R6とR7は、一緒になって、pが3〜5の整数である−(CH2)p−であるか、 又は R6とR7は、一緒になって、式(V): (式中、 r及びsは、互いに独立に、1〜3の整数であるが、同時に値1を有すること はない)で示される二価の残基であるか;又は R7とR8は、一緒になって、pが上記に定義のとおりである−(CH2)p−であ り; m及びoは、互いに独立に、10〜100,000の整数であり;そして m及びoの合計は、20〜100,010である] で示される単位から選ばれる繰返し単位を含む不飽和重合体を含む。 式(III)及び/又は(IV)の繰返し単位を含む不飽和重合体は、代表的には 、末端基として残基R5、R6、R7又はR8を含む。 式(III)及び/又は(IV)の単位中の残基R5、R6、R7及びR8は、好まし くは、該単位の少なくとも20%が不飽和炭素−炭素結合を含むようにして選ば れる。 R5は、好ましくは水素、又は8個までの炭素原子を有する低級アルキル、よ り好ましくは水素、又は4個までの炭素原子を有する低級アルキル、はるかに好 ましくは水素、又は2個までの炭素原子を有する低級アルキル、特に水素又はメ チルである。R5の更に好適な意味は、トリ低級アルキルシリル、特にトリメチ ルシリル、特にR5が式(IV)の単位に結合したときのそれである。 R6は、好ましくは、非置換又は低級アルコキシ、低級アルコキシカルボニル 、カルボキシ、ハロゲン若しくはフェニルで置換された、8個までの炭素原子を 有する低級アルケニル、より好ましくは、非置換又は低級アルコキシ、低級アル コキシカルボニル、カルボキシ、ハロゲン若しくはフェニルで置換された、4個 までの炭素原子を有する低級アルケニル、特に、非置換又はハロゲン若しくはフ ェニルで置換された、4個までの炭素原子を有する低級アルケニルである。 これに代えて、R6は、好ましくは、非置換又は低級アルコキシ、ヒドロキシ ル、ハロゲン若しくはフェニルで置換された、8個までの炭素原子を有する低級 アルキル、より好ましくは、非置換又は低級アルコキシ、ハロゲン若しくはフェ ニルで置換された、4個までの炭素原子を有する低級アルキル、特に、非置換又 はハロゲン若しくはフェニルで置換された、4個までの炭素原子を有する低級ア ルキルである。 R7は、好ましくは水素、又は8個までの炭素原子を有する低級アルキル、よ り好ましくは水素、又は4個までの炭素原子を有する低級アルキル、はるかに好 ましくは水素、又は2個までの炭素原子を有する低級アルキル、特に水素又はメ チルである。 R8は、R7とは独立に同じ意味及び好適性を有する。 好適な実施態様において、R6とR7は、一緒になって、pが3〜5の整数、好 ましくは3又は4である−(CH2)p−であり、より好ましくは、R6とR7は、一 緒になって、トリメチレンである。 R6とR7は、好適な意味では、一緒になって、rが、好ましくは1〜3の整数 であり、sが、好ましくは2である式(V)の二価の残基を形成してもよい。 好適な実施態様において、R7とR8は、一緒になって、pが3〜5の整数、好 ましくは3又は4である−(CH2)p−である。R7とR8は、一緒になって、好ま しくはトリメチレンである。 m及びoの好適な意味は、互いに独立に、10〜100,000、より好まし くは20〜10,000、特に25〜1,000の整数である。m及びoの合計 は、好ましくは、20〜100,010、より好ましくは20〜10,000、 特に25〜1,000の整数である。 好適な不飽和重合体は、R5、R7及びR8が水素であり、R6が低級アルケニル 、又はハロゲンで置換された低級アルケニルである式(III)及び(IV)の単位 から選ばれる繰返し単位を含む化合物である。 好適な不飽和重合体は、R5、R7及びR8が水素であり、R6が4個までの炭素 原子を有する低級アルケニルである式(III)及び(IV)の単位から選ばれる繰 返し単位を含む化合物である。 好適な不飽和重合体は、R5、R7及びR8が水素であり、R6が4個までの炭素 原子を有する低級アルケニルである式(III)の繰返し単位を含む化合物である。 好適な不飽和重合体は、R5がトリ(低級アルキル)シリルであり、R6が低級 アルキルである式(IV)の繰返し単位を含む化合物である。 好適な不飽和重合体は、R5、R7及びR8が水素であり、R6が4個までの炭素 原子を有する低級アルケニルである式(III)及び(IV)の交互に繰り返す単位 を含む化合物である。 不飽和重合体は、例えば、ハロゲン又は低級アルキルで置換されていてもよい 共役脂肪族若しくは脂環族ジエンの重合体、低級アルキル又はトリメチルシリル で置換されていてよいアルキン若しくはジアルキンの重合体、共役ジエンと親水 性若しくは疎水性ビニル単量体との共重合体、及び記載の化合物の部分的に水和 された誘導体である。 共役ジエンの好適な重合体の特定の例は、シス−、トランス−、イソ−又はシ ンジオタクチックポリ−1,2−ブタジエン、ポリ−1,4−ブタジエン若しく はポリイソプレン、ポリ−ペンテナマー、ポリ−クロロプレン、及びポリピペリ レンである。共重合体の好適な例は、親水性又は疎水性ビニル性単量体、例えば アクリロニトリル、スチレン、アクリル酸又はヒドロキシエチルメタクリレート とのブタジエン−若しくはイソプレン−共重合体である。ポリアルキンの例は、 ポリ−1−トリメチルシリルプロピンである。 特に好適な不飽和重合体は、シンジオタクチックなポリ−1,2−ブタジエン 、ポリ−1,4−ブタジエン及びポリイソプレンから選ばれる。 特に好適な不飽和重合体は、ポリ−1−トリメチルシリルプロピンである。 もう一つの特に好適な不飽和重合体は、ポリ−1,4−ブタジエンである。 本発明の更なる一つの実施態様において、セグメントAのオキシパーム重合体 は、(VIa)〜(VId): [式中、 構造要素(VIa)のRは、アルキレン又はアリーレンであり、そして 構造要素(VIb)、(VIc)及び(VId)のRは、アリーレン、特にフェニレン である]で示される構造要素の少なくとも一つを含むポリスルホンを含む。 本発明の一実施態様において、セグメントAのオキシパーム重合体は、上に例 示した重合体の一つを含んでよい。別の実施態様において、セグメントAのオキ シパーム重合体は、上に例示したような重合体のうち一種より多くを含んでよく 、例えば、ペルフルオロアルキレンポリエーテル又はポリブタジエンのサブセグ メント(a)とポリシロキサンのサブセグメント(b)とを含んでよい。 この場合、セグメントA中のサブセグメント(b)の数は、好ましくは、サブ セグメント(a)の数より多いか、又は等しい。 セグメントA中のサブセグメント(a)及び(b)の数の間の比は、好ましく は3:4、2:3、1:2又は1:1である。 セグメントA中のサブセグメント(a)及び(b)の数の間のモル比は、より 好ましくは2:3、1:2又は1:1である。 上に説明した限りでのセグメントAの平均分子量は、約1,000〜約50, 000の範囲内、好ましくは約3,000〜約15,000の範囲内、特に好ま しくは約5,000〜約12,000の範囲内にある。 セグメントA中のサブセグメント(a)及び(b)の総数は、好ましくは2〜 約11の範囲内、特に好ましくは2〜約9の範囲内、特に2〜約7の範囲内にあ る。最小のセグメントAは、好ましくは、一つのペルフルオロサブセグメン ト(a)、及び/又は一つのシロキサンサブセグメント(b)で構成される。 好ましくは上記の比率の組成を有するセグメントAの好適実施態様では、セグ メントAは、各末端がシロキサンサブセグメント(b)で停止する。 二価のセグメントAでの該組成は、平均の統計的組成の上下に常に対応する。 これは、例えば、最終的な平均の統計的組成が指定されたとおりである限りは、 同一の繰返し単位を有するそぞれのブロック共重合体の基さえもが含まれること を意味する。 オキシパーム重合体を含むセグメントAの少なくとも一つに加えて、本発明の 両親媒性セグメント化共重合体は、以下に例示するイオノパーム重合体、すなわ ち、それを通過する比較的高いイオン拡散率を示す重合体を含むセグメントBの 少なくとも一つを含む。加えて、これらの材料は、目に適合しなければならない 。 セグメントBは、非加水分解性結合によってセグメントAに結合された、親水 性単量体で構成される。セグメントBに適した親水性単量体の特定の例は、環状 イミノエーテル、ビニルエーテル、エポキシドを包含する環状エーテル、環状不 飽和エーテル、N−置換アジリジン、β−ラクトン及びβ−ラクタムである。更 に適切な単量体は、ケテンアセタール、酢酸ビニル及びホスホランを包含する。 セグメントBを構成するための親水性単量体として用いてよい環状イミノエー テルは、式(VII):[式中、 R9は、水素原子、22個までの炭素原子を有し、場合によりエーテル、エス テル若しくはウレタン基を含むアルキル、ヒドロキシアルキル又はアルケニル基 、シクロアルキル基、アラルキル基、又はアリール基を表わし;そして tは、2又は3である] で示される環状イミノエーテル化合物である。 適切かつ好適な環状イミノエーテルの特定の例は、R9が、アルキル若しくは アルケニル基、又は10個まで、より好ましくは4個までの炭素原子を有するヒ ドロキシアルキル基である、式(VII)の2−オキサゾリンである。やはり好ま しいのは、ヒドロキシアルキル基でのそれらの2−イソシアナトエチルメタクリ レート付加物である。2位にアルケニル基を有する2−オキサゾリンを親水性単 量体として用いるならば、重合性不飽和基が、両親媒性セグメント化共重合体の セグメントB内に(側鎖に)与えられ、それが、成形品、例えばコンタクトレン ズを製造するのに適した重合体の生成物を得るための最終重合に必要な、重合性 不飽和基又は成形品の製造の際の直接架橋の可能性を与える更なる重合性不飽和 基として役立ち得る。 セグメントBを製造するのに用いるられる最も好適な環状イミノエーテルは、 2−メチルオキサゾリンである。 セグメントBの製造の際に親水性単量体として用いるのに好ましい、その他の 化合物は、式(VIII): [式中、 R10は、1〜10個の炭素原子を有するアルキル又はアルコキシアルキルであ る] で示されるビニルエーテル、式(IX)(X)若しくは(XI): [式中、 uは、1〜3の整数であり、R11は、それぞれ、独立に、水素、又は22個ま での炭素原子を有し、場合によりエーテル、エステル若しくはウレタン基を含 むアルキル又はアルケニル基、シクロアルキル基、アラルキル基、又はアリール 基であり、そして R12は、4個までの炭素原子を有する、アルキル、アルケニル又はアルコキシア ルキル基である] で示されるジオキソラン、ジオキセタン又は環状エーテルである。 最も好適なビニルエーテルは、メチルビニルエーテル、エチルビニルエーテル 及びメトキシエチルビニルエーテルである。 好適な環状エーテルは、一方のR11が水素であり、他方が水素、又は1〜4個 の炭素原子を有するアルキルである式(X)のエポキシド、特にエチレンオキシ ド、プロピレンオキシド及びブチレンオキシドである。やはり好ましいのは、R11 が水素であり、R12がメチル、ビニル、アリル又はエトキシエチルである式( XI)の親水性グリシジルエーテルである。 本発明の両親媒性セグメント化共重合体では、セグメントAとセグメントBと は、非加水分解性結合を通じて一緒に結合している。「非加水分解性結合」は、 この用語が本発明の文脈に用いられる意味では、例えば酸性又は塩基性の条件下 で、通常の水性又は溶媒性加水分解反応によっては開裂されない共有結合である 。この意味で、「非加水分解性」は、例えば、下記式の結合である。上に説明された限りでの用語の意味で加水分解性結合の特定の例 は、エステル、アミド及びウレタン結合である。 2.両親媒性セグメント化共重合体の製造 本発明の両親媒性セグメント化共重合体のセグメントA及びB間の非加水分解 性結合は、本発明によれば、適切に官能化したセグメントAの存在下で、(セグ メントBを与える)適切な親水性単量体を、該親水性単量体の単位のブロックが 、セグメントAの官能化の部位から成長するように重合させることによってか、 又はこれに代えて、適切に官能化したセグメントBの存在下で、(セグメントA を与える)適切な疎水性単量体を、該疎水性単量体の単位のブロックが、セグメ ン トBの機能化の部位から成長するように重合させることによって、形成する。 官能化されたセグメントは、本明細書の文脈内では、「マクロ開始剤」とも呼 ばれる。それは、上に特定したオキシパーム又はイオノパーム重合体を含む重合 体化合物であって、官能化されたオキシパームセグメントAについて下記の模式 的な式: a) b) c)[式中、 Aは、セグメントAを意味し、 Iは、開始基を意味し、そして vは、0〜20である] で表わされるような末端及び/又は懸垂開始基I有する。 開始基I、熱的若しくは光化学的に活性化できる陽イオン又は熱的若しくは光 化学的に活性化できる基の開始基であってよい。光化学的に活性化できる好適な 陽イオン開始基の特定の例は、トリフラート(−O−SO2−CF3)、−I(ヨー ジド)、−O−メシル、−O−トシル及び−Cl+AgSbF6である。最も好適 な開始基は、トリフラート基である。 開始基は、それが与えられているセグメント(上の模式的な式ではセグメント A)に、該セグメントの末端の基と、両親媒性セグメント化共重合体を製造する ためのグラフト共重合の間に、出発セグメントに結合されている成長セグメント (下記の模式的な式ではセグメントB)を形成する第一の単量体との間に非加水 分解性共有結合を与えるようにして結合されている。グラフト化は、予め形成さ れた重合体上で、他の重合体鎖が、末端又は懸垂のいずれかの位置で単量体から 成長することを意味する。 開始基I、予め形成したポリマーに適切な方法で、例えば、出発セグメントに 存在する官能基との陽イオン又は熱的開始基の結合によって、導入してよい。懸 垂開始基(上の模式的な式の(c)を参照されたい)を与えるには、後者の方法 だけが適している。好適なトリフラート基は、例えば、(CF3SO)2Oのような 活性化されたトリフリル酸誘導体の末端又は懸垂ヒドロキシル官能基との反応に よって、導入することができる。 上記のような機能化されたセグメントAの存在下での適切な親水性単量体のグ ラフト重合が、両親媒性セグメント化共重合体を与えるが、それは、下記式: a) b) c) によって模式的に表わすことができる。 したがって、本発明の両親媒性セグメント化共重合体は、一つの実施態様では 、一つのセグメントAと一つのセグメントBとからのみ(A−B型;二ブロック )か、若しくは一つのセグメントAと、その両末端に結合した二つのセグメント Bから(B−A−B型;三ブロック)なるか、又はいくつかのセグメントBが一 つのセグメントA(当然、上の模式的な式(c)には示されていない一つ又は二 つの末端セグメントBを更に有してよい)から懸垂する、櫛型の構造を有しても よい。 もう一つの実施態様では、本発明の両親媒性セグメント化共重合体は、一つの セグメントBと、その両末端に結合した二つのセグメントAから(A−B−A型 ;三ブロック)なるか、又はいくつかのセグメントAが一つのセグメントB(当 然、一つ又は二つの末端セグメントAを更に有してよい)から懸垂する、櫛型の 構造を有してもよい。 グラフト重合の間に、例えば、予め形成した疎水性セグメントA上で第一の親 水性セグメントBを成長させ、次いで、疎水性単量体を用いることによって、疎 水性セグメントA’を、その前に製造したセグメントBの末端に結合するように 単量体を変えることが可能である。異なる親水性単量体を用いて、親水性セグメ ントBの末端に異なる親水性セグメントB’を生成させてもよい。やはり、本発 明の両親媒性セグメント化共重合体の別の実施態様を、官能化した親水性セグメ ントBから出発して製造してもよい。本明細書では、ときにはセグメントA及び A'、セグメントB及びB’を、それぞれ、単に「セグメントA」、「セグメント B」と呼ぶ。 出発セグメントAを構成する重合体は、通常、500〜25,000、好まし くは800〜15,000、より好ましくは1,000〜8,000の数平均分 子量Mnを有する。出発セグメント上でグラフト共重合させようとする、1種又 は2種以上のセグメントB、A’又はB’の長さは、グラフト重合に加える(親 水性又は疎水性の)単量体の量を制御することによって、容易に制御することが できる。この方法で、セグメントの大きさ及びそれらの比を容易に制御すること ができる。 適切な親水性又は疎水性単量体を出発セグメントにグラフトすることによって 得られる、セグメント化共重合体は、例えば、疎水性セグメントAがポリブタジ エン若しくはポリイソプレンのようなジエン重合体を含むか、又は親水性セグメ ントを作るのに用いた単量体が、不飽和側鎖、例えば2−アリルオキサゾリンを 含むならば、重合性不飽和基を該疎水性及び/又は親水性セグメント中に既に含 んでいてよい。重合性不飽和基が全く存在しないか、又はそのような基が存在し ても、例えば成長するセグメントの末端でか、又はそれから懸垂でかの、適切な 反応によって重合性不飽和基を導入することができる。このためには、適切な鎖 長が達成され、鎖端に存在する開始基を、例えば、ヒドロキシスチレン、アリル アルコール、HEMA、プロパルギルアルコール、アリルアミン及びプロパルギ ルアミンのような特異的試薬を用いるか、又は成長するセグメントの末端のOH 若しくはNH−基又は不飽和基を離脱させるKOH/EtOH若しくは第一級ア ミンを用いるかのいずれかによってキャッピングした後に、成長するセグメント のグラフト重合を終結させてよい。適切な共単量体、例えば2−ヒドロキシアル キルオキサゾリンをグラフト重合に用いることによって、ヒドロキシル基を共重 合体に導入してもよい。そうして、ヒドロキシル又はNH−基を、例えば重合性 不飽和基を有するイソシアネートと反応させてよい。そのような二官能性化合物 の好適な例は、特に好ましい2−イソシアナトエチルメタクリレート(IEM)、 及びイソシアン酸ビニル、イソシアン酸アリル、イソシアン酸アクリロイル、イ ソシアン酸スチレン、ビニルベンジルイソシアネート、イソシアン酸プロパルギ ル及び(メタ)アクリル酸無水物である。 このようにして、下記反応スキーム中の特定の実施態様に示したとおり、オキ シパームセグメントAとイオノパームセグメントBとが、非加水分解性結合で一 緒に結合された、重合性不飽和基の少なくとも一つを有する本発明の両親媒性セ グメント化共重合体を得ることができる。PDMS:ポリジメチルシロキサン Tf: トリフルオロメチルスルホニル IEM: 2−イソシアナトエチルメタクリラート 本発明の両親媒性セグメント化共重合体は、溶媒の存在又は不在下で製造する ことができる。実質的に不活性である溶媒、例えば反応に参加しないそれを用い るのが好都合である。その適切な例は、エーテル、例えばジエチルエーテル又は ジエチレングリコールジメチルエーテル、ハロゲン化炭化水素、例えばクロロホ ルム又は塩化メチレン、双極性非プロトン性溶媒、例えばアセトニトリル、アセ トン、ジメチルホルムアミド(DMF)又はジメチルスルホキシド(DMSO)、 炭化水素、例えばトルエン又はキシレン、更にはピリジン又はN−メチルモルホ リンである。セグメントA、及びセグメントBを形成する共単量体の溶解度特性 に応じて、溶媒の混合物の使用が、特に好都合なことがある。 本発明の両親媒性セグメント化共重合体の製造の際には、反応温度は、例えば 、−60〜150℃、好ましくは0〜80℃であることができる。反応時間は、 約15分〜7日の範囲内、好ましくは約2〜48時間の範囲内である。必要なら ば、保護気体としてのアルゴン又は窒素下で、反応を実施する。 ウレタンを形成する末端官能化反応においては、適切な触媒、例えばジラウリ ル酸ジブチルスズ(DBTDL)を加えるのが好都合である。 3.重合体の生成物 本発明は、更に、上に定義されたとおりの両親媒性セグメント化共重合体の少 なくとも1種類と、望むならば、ビニル性共単量体(a)の少なくとも1種類と の、更なる上の重合及び/又は架橋によって得られる、重合体の生成物に関する 。 好適な重合体の生成物において、両親媒性セグメント化共重合体の重量比は、 全重合体の生成物に基づいて、100〜50%の範囲内、特に100〜80%の 範囲内、好ましくは100〜90%の範囲内である。 該重合体の生成物は、適切な開始剤の存在下、共単量体の添加をせずに、両親 媒性セグメント化共重合体の直接的な更なる熱的若しくは光化学的重合又は架橋 反応によって、得ることができる。すなわち、好適な重合体の生成物は、少なく とも二つの架橋性基をそれぞれ有する、1種又は2種以上の両親媒性セグメント 化共重合体の共重合生成物である。 これに代えて、共単量体(a)及び/又は架橋剤、例えばポリ不飽和共単量体 (b)の添加で架橋を達成してもよい。上に例示したような二ブロック、三ブロ ック及び/又は櫛型の共重合体の混合物を、更に重合及び架橋させてもよい。 好適な重合体の生成物におて、共単量体(a)は不在であり、生成物は、独占 的に両親媒性セグメント化共重合体で構成される単独重合体又は重合体の網目構 造である。 該重合体の生成物中の共単量体(a)は、親水性若しくは疎水性、又はその混 合であることができる。適切な共単量体は、特に、コンタクトレンズ及び生物医 学用材料の製造に通常用いられるそれらである。 疎水性共単量体(a)は、代表的には、水に不溶であり、10重量%未満の水 を吸収できる単独重合体を与える単量体を意味すると解される。 同様に、親水性共単量体(b)は、代表的には、水溶性であり、10重量%以 上の水を吸収できる単独重合体を与える単量体を意味すると解される。 適切な疎水性共単量体(a)は、これを網羅的リストとすることなく、Cl〜 C18アルキル及びC3〜C18シクロアルキル=アクリレート及び=メタクリレー ト、C3〜C18アルキル=アクリルアミド及び=メタクリルアミド、アクリロニ トリル、メタクリロニトリル、ビニルC1〜C18アルカノアート、C2〜C18アル ケン、C2〜C18ハロアルケン、スチレン、(低級アルキル)スチレン、C4〜Cl2 アルキルビニルエーテル、C2〜C10ペルフルオロアルキル=アクリレート及 び=メタクリレート、並びに対応する部分的にフッ素化されたアクリレート及び メタクリレート、C3〜C12ペルフルオロアルキルエチルチオカルボニルアミノ エチル=アクリレート及び=メタクリレート、アクリルオキシ−及びメタクリル オキシ−アルキルシロキサン、N−ビニルカルバゾール、マレイン酸、フマル酸 、イタコン酸、メサコン酸などのC1〜C12アルキルエステルである。好ましい のは、例えば、アクリロニトリル、C1〜C4アルキルエステル、並びに3〜5個 の炭素原子を有するビニル性不飽和カルボン酸のペルフルオロアルキル及びシロ キサニルアルキルエステル、又は5個までの炭素原子を有するカルボン酸のビニ ルエステルである。 適切な疎水性共単量体(a)の例は、アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、 アクリル酸プロピル、アクリル酸イソプロピル、アクリル酸シクロヘキシル、2 −エチルヘキシルアクリレート、メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチル、メ タクリル酸プロピル、アクリル酸ブチル、酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル、酪 酸ビニル、吉草酸ビニル、スチレン、クロロプレン、塩化ビニル、塩化ビニリデ ン、アクリロニトリル、1−ブテン、ブタジエン、メタクリロニトリル、ビニル トル エン、ビニルエチルエーテル、ペルフルオロヘキシル=エチルチオカルボニルア ミノエチル=メタクリレート、メタクリル酸イソボルニル、トリフルオロエチル メタクリレート、ヘキサフルオロイソプロピルメタクリレート、ヘキサフルオロ ブチルメタクリレート、トリストリメチルシリルオキシシリルプロピルメタクリ レート(TRIS)及び3−メタクリルオキシプロピル=ペンタメチルジシロキ サン(DSPMA)である。 疎水性共単量体(a)の好適な例は、メタクリル酸メチル、TRIS及びアク リロニトリルである。 適切な親水性共単量体(a)は、これを網羅的リストとすることなく、ヒドロ キシル置換低級アルキル=アクリレート及び=メタクリレート、アクリルアミド 、メタクリルアミド、(低級アルキル)−アクリルアミド及びメタクリルアミド 、N,N−ジアルキルアクリルアミド、エトキシル化アクリレート及びメタクリ レート、ポリエチレングリコール−モノ(メタ)アクリレート及びポリエチレン グリコールモノメチルエーテル−(メタ)アクリレート、ヒドロキシル置換(低 級アルキル)−アクリルアミド及びメタクリルアミド、ヒドロキシル置換低級ア ルキルビニルエーテル、ビニルスルホン酸ナトリウム、スチレンスルホン酸ナト リウム、2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸、N−ビニルピロ ール、N−ビニル−2−ピロリドン、2−ビニルオキサゾリン、2−ビニル−4 ,4’−ジアルオキサゾリン−5−オン、2−及び4−ビニルピリジン、全部で 3〜5個の炭素原子を有するビニル性不飽和カルボン酸、アミノ(低級アルキル )[ここで、用語「アミノ」は、第4級アンモニウムも含む]、モノ(低級アルキ ルアミノ)(低級アルキル)=及びジ(低級アルキルアミノ)(低級アルキル) =アクリレートならびに=メタクリレート、アリルアルコールなどである。好ま しいのは、例えば、N−ビニル−2−ピロリドン、アクリルアミド、メタクリル アミド、ヒドロキシル置換低級アルキル=アクリレート及び=メタクリレート、 ヒドロキシル置換(低級アルキル)−アクリルアミド及びメタクリルアミド、並 びに全部で3〜5個の炭素原子を有するビニル性不飽和カルボン酸である。 適切な親水性共単量体(a)の例は、ヒドロキシエチルメタクリレート(HE MA)、ヒドロキシエチルアクリレート、ヒドロキシプロピルアクリレー ト、塩化3−トリメチルアンモニウム=2−ヒドロキシプロピルメタクリレート (例えば日本油脂からのBlemer,QA)、ジメチルアミノエチルメタクリレート(D MAEMA)、ジメチルアミノエチルメタクリルアミド、アクリルアミド、メタ クリルアミド、N,N−ジメチルアクリルアミド(DMA)、アリルアルコール、 ビニルピリジン、メタクリル酸グリセロール、N−1,1−ジメチル−3−オキ ソブチルアクリルアミド、N−ビニル−2−ピロリドン(NVP)、アクリル酸、 メタクリル酸などである。 好適な親水性共単量体(a)は、2−ヒドロキシエチルメタクリレート、ジメ チルアミノエチルメタクリレート、塩化トリメチルアンモニウム=2−ヒドロキ シプロピルメタクリレート、N,N−ジメチルアクリルアミド及びN−ビニル− 2−ピロリドンである。 重合体の網目構造は、所望ならば、架橋剤、例えばポリ不飽和共単量体(b) の添加によって強化することができる。この場合、架橋重合体という用語を用い る。したがって、本発明は、更に、両親媒性セグメント化共重合体の、所望なら ば共単量体(a)の少なくとも1種、及び架橋剤(b)の少なくとも1種との、 重合並びに架橋反応の生成物を含む架橋重合体の生成物に関する。 代表的な架橋剤(b)の例は、(メタ)アクリル酸アリル、低級アルキレング リコールジ(メタ)アクリレート、ポリ(低級アルキレン)グリコールジ(メタ )アクリレート、低級アルキレンジ(メタ)アクリレート、ジビニルエーテル、 ジビニルスルホン、ジ−及びトリ−ビニルベンゼン、トリメチロールプロパント リ(メタ)アクリレート、ペンタエリトリトールテトラ(メタ)アクリレート、 ビスフェノールAジ(メタ)アクリレート、メチレンビス(メタ)アクリルアミ ド、トリアリルフタレート及びジアリルフタレート、ビス(メタクリルオキシプ ロピル)テトラメチルジシロキサンのようなα,ω−ビス(メタクリルオキシア ルキル)−オリゴシロキサン、並びにペルフルオロアルキル−又はペルフルオロ アルキルエーテル−ビス(メタ)アクリレートである。 用いる架橋剤(b)の量は、全重合体に対する重量比で表され、20〜0.05 %の範囲内、特に10〜0.1%の範囲内、好ましくは5〜0.1%の範囲内で ある。 該重合体の生成物は、それ自体は知られた方法で、当業者に慣用の重合反応に よって、対応する単量体(ここで、単量体という用語は、両親媒性セグメント化 共重合体も包含する)から合成される。通常、上記単量体の混合物を、遊離基形 成剤を添加して加温する。そのような遊離基形成剤の例は、アゾイソブチロニト リル(AIBN)、ペルオキソ二硫酸カリウム、過酸化ジベンゾイル、過酸化水素 及び過炭酸ナトリウムである。例えば、該化合物を加温するならば、ホモリシス とともに遊離基が形成され、そうして、例えば重合を、開始することができる。 重合反応は、光開始剤を用いて特に好ましく実施することができる。この場合 、光重合という用語を用いる。光重合では、光を用いることによって遊離基重合 及び/又は架橋結合を開始できる、光開始剤を加えるのが適切である。その例は 、当業者には慣用的であり;適切な光開始剤は、特に、ベンゾインメチルエーテ ル、1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン、Darocure及びIrgacure製品 、好ましくはDarocure 1173(商品名)及びIrgacure 2959(商品名)である。 例えば、高重合体に組み込むか、又は特異的共単量体(a)として用いることが できる、反応性光開始剤も、適切である。その例は、ヨーロッパ特許第0 63 2 329号公報に示されている。次いで、化学放射線、例えば光、特に適切な 波長を有する紫外光によって、光重合を開始することができる。必要ならば、適 切な光増感剤の添加によって、スペクトル上の必要条件を適切に制御することが できる。 重合は、溶媒の存在又は不在下で実施することができる。適切な溶媒は、原則 として、用いられる単量体を溶解するすべての溶媒、例えば、水、アルコール、 例えば低級アルカノール、例えばエタノール又はメタノール、更にはカルボキサ ミド、例えばジメチルホルムアミド、双極性非プロトン性溶媒、例えばジメチル スルホキシド又はメチルエチルケトン、ケトン、例えばアセトン又はシクロヘキ サノン、炭化水素、例えばトルエン、エーテル、例えばTHF、ジメトキシエタ ン又はジオキサン、ハロゲン化炭化水素、例えばトリクロロエタン、また適切な 溶媒の混合物、例えば水とアルコールとの混合物、例えば水/エタノール又は水 /メタノール混合物である。 4.最終生成物 該重合体の生成物又は架橋重合体の生成物は、それ自体は知られた方法で、例 えば、適切なコンタクトレンズ成形用型中での重合体の生成物の重合又は光架橋 を実施することによって、成形品として、特にコンタクトレンズへと製造するこ とができる。したがって、本発明は、新規な重合体の生成物又は架橋重合体の生 成物を実質的に含む成形品にも関する。コンタクトレンズに加えて、成形品の更 なる例は、生物医学用物品、又は特に眼用成形品、例えば人工角膜、眼内レンズ 、眼帯、外科に用いられる成形品、例えば心臓弁及び人工血管、更には被覆、フ ィルム又は膜、例えば拡散制御用薄膜、情報記憶用の光構造性フィルム、又はホ トレジスト材料、例えば食刻レジスト若しくは遮蔽印刷用レジスト、更には粒子 、特に微粒子、カプセル、特にマイクロカプセル、薬物送達系用のフィルム及び プラスターである。 本発明の特定の実施態様は、本発明の両親媒性セグメント化共重合体を含む重 合体の生成物又は架橋重合体の生成物を実質的に含むか、又はそれらよりなるコ ンタクトレンズに向けられている。そのようなコンタクトレンズは、ある範囲の 異例で、極めて好都合な特性を有する。これらの特性のうちには、例えば、(必 要ならば適切な表面処理(被覆)後の)ヒトの角膜、及び涙液との優れた適合性 があるが、これは、含水量、酸素透過性、並びに力学的及び吸収特性の間の釣合 いがとれた比率に基づく。これは、高度の快適感をもたらし、刺激やアレルギー 性の影響をなくする。種々の塩、栄養素、水、その他涙液中の多様な成分、及び 気体(CO2及びO2)に対するそれらの有益な透過性という特性のため、本発明 のコンタクトレンズは、角膜での自然の代謝過程に対する影響は、皆無であるか 、又は実質的に皆無である。他の多くのシロキサン又はペルフルオロアルキル含 有コンタクトレンズとは対照的に、本発明の両親媒性セグメント化共重合体を基 本的成分として含有するコンタクトレンズには、望ましくない吸引カップ効果が ない。更に、該コンタクトレンズは、高い寸法安定性及び貯蔵寿命を有する。 本発明は、更に、本発明の重合体の生成物又は架橋重合体の生成物の一つを実 質的に含むコンタクトレンズに関し、それらは、含水ソフトコンタクトレンズ及 び眼内移植物である、コンタクトレンズに関する。 本発明は、更に、本発明の重合体の生成物又は架橋重合体の生成物の一つを基 本的に含む、低含水量、柔軟かつ気体透過性(RGP)であるコンタクトレンズ 及び眼用移植物である。 上記の利点はすべて、コンタクトレンズばかりでなく、本発明のその他の成形 品にも該当する。 本発明は、更に、基質、例えばガラス、セラミックス又は金属、好ましくは重 合体の基質、例えば、コンタクトレンズ、眼内レンズ又は眼帯のような目に用い 得る製品、及び、例えば外科若しくは製薬学的系で、医学上用い得る製品の被覆 のための、上記式の新規マクロマー、又はそれから製造され、かつ上記された、 重合体の生成物や架橋重合体の生成物の用途、好ましくは、親水性被覆に対する 後者の場合(目についての用途)に関する。 該重合体の生成物は、角膜移植物又は人工角膜として、更には細胞増殖基質と して、in vitroやinvivoで動物細胞を固定かつ培養する材料として、医用移植物 、例えば、移植性半透膜材料として、人工板として、整形外科用組織内移植物と して、軟骨の修復や置換用の材料として、ホルモン放出細胞、例えばランゲルハ ンス島細胞を含む移植物として、胸部内移植物として、又は人工関節としての用 途にも適する。 したがって、本発明は、更に、上記のように重合体の生成物から製造される角 膜移植物に関する。このタイプの角膜移植物は、コンタクトレンズの製造につい て上記したのと同じ方法を用いて製造することができる。該角膜移植物は、慣用 の外科的方法を用いて、例えば、角膜の上皮組織の下にか、中にか、若しくはそ れを貫いて、又は角膜の間質内にか、あるいは角膜のその他の組織層内に移植で きる。そのような移植物は、例えば、視力の欠陥を補正するという意味で、及び /又は目の外見、例えば瞳孔の着色を改変することによって、角膜の光学的特性 を改変する。角膜移植物は、移植の際に瞳孔を覆い、見る能力を与える光軸上の 部域、更には光軸の辺縁を囲む部域を被覆することができる。該移植物は、全域 にわたって同じ視覚的特性を有することができる。 組織液の、特に上皮細胞と間質細胞との間の、特に内皮の背後の角膜内移植物 による必須金属イオンの輸送を担当する、高分子量成分、例えば、タンパク質又 は糖タンパク質、例えば増殖因子、ペプチド、ホルモン若しくはタンパク質の流 れは、組織の生存と、角膜移植物の内外で組織が生存できることとの双方に重要 である。したがって、角膜移植物は、好ましくは、生理的流体に含まれる、10 ,000ダルトンを超える分子量を有する溶質を通過させ、そこで低分子量の栄 養成分、例えばグルコース、脂質若しくはアミノ酸、又は移植物の両側の細胞の 間の呼吸ガスの流れに加えて、組織液の成分の流れが確保されるのに充分な多孔 性を有するように製造される。 角膜移植物の多孔性は、それが製造される重合体材料によって与えられるか、 又は、例えば国際公開特許第90/07 575号、第91/07 687号公 報、米国特許第5 244 799号、第5 238 613号、第4 799 931号及び第5 214 721号明細書に記載されている、既知の数多く の方法の一つによって、細孔が新規重合体に追加的に導入できるかのいずれかで ある。 いずれの方法を用いて、新規移植物の必要な多孔性を形成するかに関わらず、 移植物は、好ましくは、タンパク質、及び10,000ダルトンまでか、又はそ れを超える分子量、例えば10,000〜1,000,000ダルトンの分子量 を有するその他の生物学的高分子を通過させるのに充分であるが、細胞全体が通 過し、移植物の光軸を覆う部域に浸透できるほど大きくはない多孔性を有する。 移植物の多孔性が、細孔によって確立される場合は、光軸を覆う部域は、多数の 細孔を有し、移植物の内外の領域間の組織成分の自由な流れを可能にするのに、 その数は限定されないが、充分でなければならない。 光軸の部域を覆う細孔は、好ましくは、視力補正に関して問題を生じるほどに は可視光の散乱を生じない。上記及び下記に用いられる細孔という用語は、幾何 学的限定はなく、規則的又は不規則的のいずれの形態も有する細孔を意味すると 解される。細孔径の記述は、すべての細孔が同じ直径を有することを意味するの ではなく、平均直径として解されなければならない。 光軸の外の部域では、該角膜移植物は、光軸を覆う部域でのと同じ多孔性を有 することができる。移植物のこの周辺部域は、光軸の部域を囲み、へりとも呼ば れる。光軸の領域とは対照的に、それは、角膜細胞が眼内で増殖し、また移植物 が目に接して滞留するのを許すことができる。 へりの多孔性は、へりを製造する材料の独立した特徴であることもできる。光 軸上の材料と同じ材料からへりを作るならば、異なる直径を有する細孔を、一方 ではへりに、他方では光軸に導入することができる。一方、光軸上の材料以外の 材料からへりを製造することができ、この場合は、上記のとおり、へりの多孔性 は、光軸上のそれより大きくなければならない。へりは、好ましくは、光軸上の それのように光学的に透明な重合体を含むが;へりは、光学的に透明でない材料 を含むか、又は光学的に透明でない多孔性材料から製造することもできる。 本発明の重合体の生成物又は架橋重合体の生成物は、組織細胞、例えば血管内 皮細胞、繊維芽細胞、又は骨で形成される細胞による転移増殖を支援できるが; 細胞付着及び細胞増殖を刺激するための特定の表面的性質が存在する必要はない 。これは、この方法のコストを廉価に保てることから、好都合である。一方、該 重合体の生成物は、既知の方法、例えば、米国特許第4 919 659号明細 書や国際公開特許第89/00220号公報に記載のような、例えば高周波グロ ー放電による表面のプラズマ処理、又は照射、化学的処理若しくは光化学的表面 移植によって、表面改質することができる。 本発明の重合体の生成物又は架橋重合体の生成物は、例えば、組織の成長を促 進するために、1種又はそれ以上の成分でその表面を被覆することができる。そ のような材料の例は、フィブロネクチン、コンドロイチン硫酸、コラーゲン、ラ ミニン、細胞付着タンパク質、低温不溶性グロブリン、コンドロネクチン、表皮 成長因子、筋繊維タンパク質、及び/又はそれらの誘導体、活性フラグメント及 び混合物である。フィブロネクチン、表皮成長因子、及び/又はそれらの誘導体 、活性フラグメント及び混合物は、特に役立つ。このタイプの表面被覆も、必要 ならば、上記の表面改質の後に実施できる。新規重合体は、好都合には、複数の 該特性、例えば良好な生体安定性を有する細胞の付着、及び沈澱に対する抵抗を 組合わせることができる。 本発明の重合体の生成物又は架橋重合体の生成物の力学的特性は、角膜移植物 として用いるのに適し、その材料は、好ましくは、0.5〜10MPaの弾性率を 有する。該範囲内の弾性率は、例えばボーマン膜の領域越しの、眼内への挿入を 可能にするのに適した柔軟性を角膜内移植物に与える。 本発明の重合体の生成物又は架橋重合体の生成物は、更に、細胞増殖基質とし て、例えば、細胞培養機器、例えば道具類、ビン類、皿類などとして、更には、 例えば貴重なタンパク質及びその他の細胞培養成分の生産の際の、バイオリアク ターに用いることができる。 5.長期装用コンタクトレンズ 重要な態様において、本発明は、本発明の両親媒性セグメント化共重合体を含 むコンタクトレンズであって、該共重合体の高い酸素透過率、優れた目の上での 動き、及びイオンや水に対する高い透過性を含む傑出した特性のために、例えば 30日までの長い装用期間に用いてよいコンタクトレンズに関する。 本明細書に用いられる限りで、レンズの「酸素透過率」は、酸素が特定の眼用 レンズを通過する率である。酸素透過率Dk/tは、barrers/mmという単位で慣 用的に表されるが、ここで、tは、測定しようとする部域にわたる材料の[mmの 単位での]厚さの平均であり、「barrers」は次のとおりに定義される: [(cm3酸素)(mm)/(cm2)(秒)(mmHg)]×10-9 レンズ材料の「酸素透過性」Dkは、レンズの厚さに依存しない。酸素透過性は 、酸素が材料を通過する率である。酸素透過性は、barrersという単位で慣用的 に表されるが、ここで、「barrers」は、次のとおりに定義される: [(酸素のcm3)(mm)/(cm2)(秒)(mmHg)]×10-10 これらは、当技術で共通に用いられる単位である。このため、当技術における 用法と一致させるためには、単位「barrers」は、上記に定義されたとおりの意 味を有することになる。例えば、90barrers(「酸素透過性barrers)のDk、 及び90ミクロン(0.090mm)の厚さを有するレンズは、100barrers/mm のDk/t(「酸素透過率barrers」/mm)を有すると思われる。 長期装用レンズの、外表面から内表面への酸素の透過率は、長期装用期間中の 角膜のいかなる実質的腫脹も防ぐのに充分でなければならない。角膜は、瞼が閉 じられる終夜の睡眠期間中に、酸素枯渇の結果として約3〜4%腫脹することが 知られている。慣用のコンタクトレンズを約8時間装用すること(終夜装用)は 、約11%の角膜腫脹を生じることも知られている。しかし、許容し得る長期装 用コンタクトレンズは、正常な睡眠期間を含む約24時間の装用後には、約8% 未 満、より好ましくは約6%未満、最も好ましくは約4%未満の角膜腫脹を生じる ことになる。好適な長期装用コンタクトレンズは、正常な睡眠期間を含む約7日 の装用後には、約10%未満、より好ましくは約7%未満、最も好ましくは約5 %未満の角膜腫脹を生じることになる。したがって、長期装用レンズは、角膜腫 脹に関連する上記の特性を得るための酸素拡散を生じるのに充分な量のオキシパ ーム重合体を保有しなければならない。好ましくは、長期装用レンズは、レンズ の外表面から内表面まで延伸するオキシパーム重合体の連続相を有する。 レンズの酸素透過性、及びレンズ材料の酸素透過率は、下記の手法によって決 定することができる。酸素流束(J)は、Dk1000という計器(Applied Des ign and Development Co.,Norcross,Georgiaから入手できる)、又は類似の分 析用機器を用いて、湿潤セル内(すなわち、気流が約100%の相対湿度に保た れる)で、34℃で測定する。既知百分率(例えば21%)の酸素を有する空気 流を、レンズの一方の側を約10〜20cm3/分の率で通しつつ、窒素流を、レン ズの反対側に約10〜20cm3/分の率で通す。この系を囲む気圧計の圧力Pmea sured を測定する。試験に曝される部域でのレンズの厚さ(t)を、Mitotoyaマ イクロメータVL−50、又は類似の計器で約10カ所を測定し、測定値を平均 することによって決定する。Dk1000の計器を用いて、窒素流中の酸素の濃 度(すなわち、レンズを通して拡散する酸素)を測定する。レンズ材料の酸素透 過性Dkは、下式: Dk=Jt(Poxygen) [式中、 J=酸素流束[O2のμl/cm2・分]、 Poxygen=(Pmeasured・Pwater vapor)×(空気流中O2の%)[mmHg] =空気流中の酸素分圧、 Pmeasured=気圧[mmHg]、 Pwater vapor=34℃で0mmHg(乾燥セル内)[mmHg]、 Pwater vapor=34℃で40mmHg(湿潤セル内)[mmHg]、 t=露出試験部域のレンズの平均の厚さ[mm]、 ここで、Dkは、barrersの単位、すなわち [(酸素のcc)(mm)/cm2]×[秒/mmHg]×10-10である] から決定される。 材料の酸素透過率(Dk/t)は、酸素透過性(Dk)をレンズの平均の厚さ( t)で除すことによって算出される。 本発明の長期装用レンズの酸素透過率(Dk/t)は、好ましくは少なくとも 70barrers/mm、より好ましくは少なくとも75barrers/mm、最も好ましくは少 なくとも87barrers/mmである。レンズ中央の厚さは、代表的には、約30μを 超え、好ましくは約30〜約200μ、より好ましくは約40〜約150μ、は るかに好ましくは約50〜約120μ、最も好ましくは約60〜100μである 。形態 レンズ材料の一要件は、レンズがレンズの外表面から内表面への高い可視光透 過を許すということである。大きく相分離した領域を有するレンズの形態は、可 視光透過を低下させ、望ましくない実質的な像の歪みを生じ、それによって視力 補正装具としてのレンズの価値を低めることになる。したがって、レンズは、少 なくとも約80%、より好ましくは約90%の可視光透過を許し、かついかなる 望ましくない有意の像の歪みを生じない形態を保有しなければならない。 一つの好適実施態様において、レンズ材料は、少なくとも二つの相を有する: すなわち、それらは、オキシパーム相の少なくとも一つ、及びイオノパーム相の 少なくとも一つを含む。二つの明確な相が存在し得るが、材料の組成、及び材料 の特性が、オキシパーム及びイオノパーム材料の混合となる、遷移相又は中間相 が存在し得ると考えられている。したがって、一つの明確なオキシパーム相、又 は複数の明確なオキシパーム相、一つの明確なイオノパーム相、又は複数の明確 なイオノパーム相、及びオキシパーム相とイオノパーム相の両交感性混合物又は 混合体が存在し得る。一つの好適実施態様において、オキシパーム相のガラス転 移温度(Tg)は、約−115℃未満である。 オキシパーム及びイオノパーム相の完全な混合体ではなく、別個のオキシパー ム及びイオノパーム相の存在が、酸素及びイオンの拡散を促進するのに好都合で あると考えられる。酸素は、主としてオキシパーム重合体を通じて拡散するが、 イオノパーム重合体は、酸素拡散に対して、より高い障壁を与える。同様に、イ オンはイオノパーム重合体を通じて充分に拡散するが、オキシパーム重合体は、 イオン拡散に対して、より高い抵抗を与える。したがって、一つの均質なオキシ パーム/イオノパーム相は、酸素及びイオン拡散の双方に対して望ましくない抵 抗を与えるが、二つの別個のオキシパーム及びイオノパーム相は、酸素及びイオ ン又は水の双方の透過のための低い抵抗の経路を与えると思われる。したがって 、理想的な長期装用レンズは、外表面から内表面への、それを経由する酸素の透 過のための一経路、又は一連の経路、並びにそれを経由する酸素の透過のための 同様な連続する一経路、又は一連の経路、及びそれを経由する水若しくはイオン の透過のための同様な連続する一経路、又は一連の経路を有する。特に好適な実 施態様では、レンズは、二つの共連続相、すなわち一方のオキシパーム相と他方 のイオノパーム相とを有して、レンズの前面及び基底曲線の間の水又はイオン及 び酸素の透過を許す。バルク含水量 含水量の測定は、付着した表面水滴をレンズのバルク含水量に影響させずに除 去するのが困難なため、困難である。加えて、水は、レンズ表面から速やかに蒸 発し、そのため、含水量を平衡のレベルから下げる可能性がある。したがって、 レンズのバルク含水量の考察が、含水量を決定するのに用いる測定手法の考察を 正当化する。 水和したレンズの好適なバルク含水量は、レンズの材料特性の関数になると思 われる。材料特性は、重合のマクロマー、単量体、及び重合条件に依存する。し たがって、フッ素含有オキシパーム材料を含むレンズに好ましい含水量は、シロ キサン含有オキシパーム材料を含むレンズのそれとは異なり得る。したがって、 本発明のより良い理解のために、バルク含水量についての一般的範囲を与えるが 、本発明は、特定のバルク含水量に一般的に限定されない。 本発明により形成されたレンズの含水量を測定する一つの方法は、本明細書で は「バルク手法」と称し、次のとおりである。初めに、レンズを生理食塩水溶液 中で、レンズ中の水が周囲の水と平衡に達するよう完全に水和する。次いで、糸 屑のない2枚の吸取り布の間でレンズを静かに吸水して、表面の水分を除去する 。レンズを素早くアルミニウムの秤量皿に載せ、第一湿潤重量W1を測定する。 次いで、レンズを有するアルミニウム皿を、36℃のオーブンに少なくとも24 時間入れる。熱処理の後、レンズを有する皿を取り出し、乾燥器に入れ、室温( 約22℃)まで冷えるに任せる。レンズを有する皿を再度秤量して、乾燥重量Wd を決定する。レンズを生理食塩水溶液中で再平衡させ、それについて第二の湿 潤重量をW2を決定する。湿潤重量(W1及びW2)を平均して、平均湿潤重量Ww を得る。バルク含水量は、下記の等式によって決定される: 含水量%=(Ww−Wd)/Ww×100 好適なレンズの「バルク手法」によって決定したバルク含水量は、約30%未 満である。より好ましくは、レンズは、レンズの総重量に対して約5〜30重量 %の含水量を有する。特に好適なレンズ含水量は、約10〜約20重量%、特に 約10〜15重量%である。相対的に低い含水量は、より高い酸素透過率を許す ため、明らかに好都合である。イオン及び水透過性 意外にも、レンズを通してのイオン透過性は、目の上での動きと充分に相関す ることが決定された。初めに考察したとおり、レンズの目の上での動きは、涙の 良好な交換を確保し、最終的には、角膜の良好な健康を確保するのに必要とされ る。本発明は、本明細書に提示された理論に拘束されないが、本発明を実施する 方法のより充分な理解のために、何らかの理論を考察することは、有用であり得 る。 透水性は、本明細書に開示されたようなオキシパーム重合体を含む、長期装用 レンズについての異例に重要な特徴である。シロキサン含有オキシパーム材料は 、目に強く接着し、そのため、目の上での動きを止める傾向がある。レンズを通 して水を通す能力は、シロキサン含有重合体のレンズが、目の上での動きを許し 、ここで、運動は、レンズから搾り出される水が発揮する力によって生じると考 えられる。レンズの透水性は、圧力が除去されたならばレンズ含水量を回復する のに重要であるとも考えられる。更に、イオンの透過性は、透水性に正比例する と考えられる。したがって、イオン透過性は目の上での動きの予知データである 。 しかしながら、透水性の理論が現実の目の上での動きの現象の正しい理解であ ると否とに関わらず、レンズの内表面から外表面への、又はその逆の、レンズ経 由でのイオン透過性の一定の閾値より上で、レンズは目の上を移動し、該閾値よ り下で、レンズは目に接着することになることが意外にも発見された。したがっ て、本発明の革新的な長期装用コンタクトレンズは、オキシパーム材料の相対的 に高い酸素透過性(及び付随する高い結合容量)の間の均衡に、イオノパーム材 料の低い結合容量(高い、目の上での動き)を与える。これは、レンズ経由での イオン及び水の運動のための複数の連続するイオン伝達経路を与えることによっ て、達成されると考えられる。 イオンは、多数の手段によって、これらのイオン経路を経由してレンズ内を移 動し得ることに注目しなければならない。例えば、イオンは、一方の表面から他 方への濃度の差のために、レンズ内を拡散し得る。イオンは、また、実質的には 水をレンズから搾り出す、レンズに対する圧縮力をそれと同時に伴う、瞬きの力 学的作用によって、イオン経路内を移動し得る。更に、表面の電荷の性質は、レ ンズ経由でのイオン透過を駆動する電動力を与え得る。ときには、これらの駆動 力の一つが、他のものより大きいことがあるが、別なときには、相対的な大きさ が逆転し得る。この考察は、本発明が、イオンがレンズ内を移動する方法又は駆 動力によって限定されないことを明らかにするために提示されている。 眼用レンズ経由での透水性又はイオン透過性の測定は、いずれも、当業界での 試験の慣用的事項であるとは思われない。したがって、好適なイオン又は水の透 過性の考察は、透過性を決定するのに用いられる測定手法の考察を正当化する。 レンズの透水性は、一つの表面から別の表面への、レンズを経由する水の透過 の率から決定し得る。レンズの透水性は、放射能標識した水(例えばトリチウム 化した水)の既知の、かつ異なる初期濃度を有する溶液を保持する二つの貯留槽 間にレンズを定置し、次いで、「受容」貯留槽(そちら向きの放射能標識した水 の正味の流れが正である)内の放射能標識した水の濃度を時間の関数として測定 することによって、決定し得る。 イオン透過の率から決定し得る、レンズの相対イオン透過性は、既知の、かつ 異なる初期イオン濃度を有する溶液を保持する二つの貯留槽間にレンズを定置し 、 次いで、「受容」貯留槽(そちら向きのイオンの正味の流れが正である貯留槽) 内の導電率を時間の関数として測定することによって、決定し得る。イオン、例 えばナトリウムの濃度は、pH計及びイオン選択性電極を用いて正確に測定するこ とができる。イオンは、専ら、レンズ内の水の経路を通じてのイオンの拡散によ って、レンズ内を内表面から外表面に、又はその逆に伝達されると考えられる。 レンズ経由でのイオン透過性は、レンズ経由での透水性に正比例すると考えられ る。イオノフラックス測定手法 下記の手法は、本明細書では「イオノフラックス手法」と称し、レンズのイオ ン透過性を決定するのに好適な方法である。この手法は、適切な目の上での動き の可能性を決定するのに用い得る。 「イオノフラックス手法」は、導電率計(LF2000/C、カタログ番号第 イツ国)、温度センサーを備えた電極(LR01/T、カタログ番号第302 520号、WTW)、塩溶液を含む供与室、脱イオン水約60mlを含む受容室、撹 拌棒及びサーモスタットの使用を要する。 供与室は、コンタクトレンズをそれに密閉するよう特別に設計してあるため、 供与液は、レンズの周囲を通過しない(すなわち、イオンは、レンズを通過する のみにすぎない)。供与室は、受容液に浸漬された末端にねじが切られたガラス 管で構成される。ガラス管は、中心に位置する直径約9mmの穴を有する。ガラス 管に合うようにねじが切られた蓋が、中心に位置する直径約8mmの穴を有するレ ンズ保持部材を固定する。レンズ保持部材は、レンズの内(凹)表面の縁にかみ 合い、かつそれを密閉するように適合させた雄部分、及びレンズの外(凸)表面 の縁にかみ合い、かつそれを密閉するように適合させた雌部分を有する。 測定しようとするレンズを、レンズ保持部材の雄部分と雌部分との間に入れる 。雄及び雌部分は、レンズと雄又は雌部分のそれぞれとの間に定置された、柔軟 な密閉リングを有する。レンズをレンズ保持部材に定置した後、レンズ保持部材 を、ねじが切られた蓋の中に入れる。 蓋をガラス管にねじ込んで、供与室を画定する。供与室を0.1モル濃度の NaCl溶液16mlで満たす。受容室を脱イオン水60mlで満たす。導電率計の リード線を受容室の脱イオン水に浸漬し、撹拌棒を受容室に加える。受容室をサ ーモスタットに入れ、温度を約35℃に保つ。最後に、供与室を受容室に浸潰す る。 導電率の測定は、受容室への供与室の浸漬の10分後に始めて、約3時間の間 20分ごとに実施する。イオノフラックス拡散定数Dは、フィックの法則を下記 のとおり適用することによって決定される: D=−n’/(A×dc/dx) [式中、 n’=イオン輸率[モル/分]、 A=レンズの接触面積[mm2]、 D=イオノフラックス拡散定数[mm2/分]、dc=濃度差[モル/リットル]、 dx=レンズの厚さ[mm] である]。 約6.4×10-6mm2/分より大きいイオノフラックス拡散定数が、充分な目 の上での動きを達成するのに好ましい。より好ましくは、イオノフラックス拡散 定数は、約2.6×10-6mm2/分より大きいが、最も好ましくは、イオノフラ ックス拡散定数は、約1.5×10-6mm2/分より大きい。イオノフラックス拡 散定数は、レンズ経由でのイオン透過性と相関し、そのために目の上での動きの 予知データとなることが強調されなければならない。 6.実施例 下記の実施例中の具体的な実施態様を参照して、本発明を更に説明するが、こ れは、クレームの範囲を限定すると解してはならない。温度は、すべて、摂氏で 示される。 A.高分子開始剤の調製 実施例A−1 分子ふるい(4Å)を満たした冷却器付きソックスレー抽出器と、第二すり合 わせジョイント上の隔壁とを備えた250ml入り丸底二つ口フラスコ内で、 α,ω−ビス(3−ヒドロキシプロピル)−ポリジメチルシロキサン(Wacker C hemie,Munich、ドイツ国によるIM 15、薄膜蒸発装置上で精製、0.43ミ リ当量OH/g、Mn=4,651) 29.5g(6.34ミリモル)をヘキ サン90mlに溶解し、窒素雰囲気中で還流下に17時間蒸留した。このとき、溶 液は、依然として21ppmの水を含有した。次いで、溶液をヘキサン60mlまで 濃縮し、0℃に冷却し、ピリジン3.60g(45.5ミリモル)を加えた。そ うして、トリフルオロメタンスルホン酸無水物(Fluka Chemie AG,Buchs、スイ ス国)12.4g(43.9ミリモル)を15分間にわたり加え、混合物を0℃ の温度で更に30分間撹拌した。クロロホルム(含水量<10ppm)20m1の添 加後、G4ガラス濾過器を用いて減圧下で、懸濁液を濾過し、次いで、高真空( 0.6〜2ミリバール)で蒸発させた。得られたのは、橙色の油18gであった 。次いで、この油を乾燥ヘキサン(含水量<10ppm)40mlに溶解し、活性炭 を加え、次いで、混合物を約2分間撹拌し、再度濾過した。溶液の蒸発後、得ら れたのは、透明な無色の油15.8gであった。 官能性:>95%(1H-NMRデータに基づく)、すなわち>0.40ミリ当量トリフ ラート/g。 実施例A−2 分子ふるい(4Å)を満たした冷却器付きソックスレー抽出器と、第二すり合 わせジョイント上に隔壁とを備えた250ml入り丸底二つ口フラスコ内で、α, ω−ビス(3−ヒドロキシプロピル)−ポリジメチルシロキサン(Wacker Chemi e,Munich、ドイツ国によるIM 15、薄膜蒸発装置上で精製、0.43ミリ当 量OH/g、Mn=4,651)25.6g(5.49ミリモル)をヘキサン9 0mlに溶解し、窒素雰囲気中で還流下に17時間蒸留した。このとき、溶液は、 依然として16ppmの水を含有した。次いで、溶液をヘキサン50mlまで濃縮し 、0℃に冷却し、ピリジン3.26g(41.2ミリモル)を加えた。そうして 、トリフルオロメタンスルホン酸無水物(Fluka Chemie AG,Buchs、スイス国) 10.25g(36.3ミリモル)を15分間にわたり加え、混合物を0℃ の温度で更に30分間撹拌した。クロロホルム(含水量<10ppm)20m1の添 加後、G4ガラス濾過器を用いて減圧下で、懸濁液を濾過し、次いで、高真空( 0.6〜2ミリバール)で蒸発させた。得られたのは、橙色の油15.5gであ った。次いで、この油を乾燥ヘキサン(含水量<6ppm)40m1に溶解し、活性 炭を加え、混合物を約2分間撹拌し、再度濾過した。溶液の蒸発後、得られたの は、透明な無色の油15.4gであった。 官能性:>95%(1H-NMRデータに基づく)、すなわち>0.40ミリ当量トリフ ラート/g。 実施例A−3 分子ふるい(4Å)を満たした冷却器付きソックスレー抽出器と、第二すり合 わせジョイント上に隔壁とを備えた250ml入り丸底二つ口フラスコ内で、α, ω−ビス(3−ヒドロキシプロピル)−ポリジメチルシロキサン(Wacker Chemi e,Munich、ドイツ国によるIM 11、薄膜蒸発装具上で精製、1.33ミリ当 量OH/g、Mn=1,503)30.9g(10.5ミリモル)をヘキサン7 0mlに溶解し、窒素雰囲気中で還流下に17時間蒸留した後、含水量は36ppm であった。次いで、乾燥1,2−ジクロロエタン(3.6ppm)を加え、混合物 を0℃の温度に冷却し、ピリジン7.7g(96.9ミリモル)を加えた。次い で、トリフルオロメタンスルホン酸無水物(Fluka Chemie AG,Buchs、スイス国 )23.4g(82.8ミリモル)、及び乾燥1,2−ジクロロエタン40mlを1 5分聞にわたり加え、混合物を0℃の温度で更に30分間撹拌した。綿フィルタ ーを用いて減圧下で、懸濁液を濾過し、次いで、高真空(0.6〜2ミリバール )で蒸発させた。得られたのは、油35.7gであった。次いで、この油を乾燥 ヘキサン(含水量<10ppm)に溶解し、活性炭を加え、混合物を約2分間撹拌 し、再度濾過した。溶液の蒸発後、得られたのは、透明な無色の油21.2gで あった。 官能性:>95%(1H-NMRデータに基づく)、すなわち>1.06ミリ当量トリフ ラート/g。 実施例A−4 隔壁を備えた、乾燥した100ml入り丸底三つ口フラスコ内の高度に精製した 乾燥クロロホルム(Fluka Chemie AG,Buchs、スイス国)100mlに、強く乾 燥した、1,146g/モルの平均分子量を有するヒドロキシエチル官能化ペル フルオロ重合体(Fomblin,ZDOL TX,Ausimont S.p.A.,Bollate)イタリア国 )28.7gを加えた。溶液を−60℃に冷却した。 次いで、無水ピリジン(Merck 7463、99.5%、Merck AG,Darmstadt、ド イツ国)を加え、次いで、トリフルオロメタンスルホン酸無水物(Fluka91737、 Fluka Chemie AG,Buchs、スイス国)15.55gを15分にわたって徐々に加 えた。得られた懸濁液を、−60℃の温度で25分間撹拌した。次いで、混合物 を室温まで加熱し、直ちに、G4ガラス濾過器を通じて濾過し、得られた塩を分 離した。ロータリーエバポレーターによるすべての揮発性成分の除去と、その後 の001ミリバールまでの真空排気とによって、黄色のやや油状の透明な液体を 得た。更に精製するため、この液体をクロロホルム80mlに溶解し、一つまみの 活性炭を加えた。5分間の撹拌の後、混合物をHyflo(Fluka Chemie AG,Buchs、 スイス国)越しに濾過し、溶媒を減圧下で完全に除去した。透明な無色の粘稠な 液体15.6gを得た。 実施例A−5 4.4ミリ当量OHに相当するポリブタジエンジオール(Aldrich No.19,079- 9;0.79ミリ当量−OH/g)5.6gを乾燥ヘキサン130mlに溶解した 。分子ふるい4Åを満たしたソックスレー抽出器上で、溶液を還流下に2時間乾 燥した。カール・フィッシャーによる滴定:水15ppm。次いで、ヘキサン80m lをソックスレー内で蒸留し、重合体溶液を氷浴にて冷却した。0〜5℃の温度 で、無水ピリジン2.6g(=33ミリモル)を加えた。次いで、トリフルオロ メタンスルホン酸無水物9.0g(=33ミリモル)を30分間滴下により加え たところ、糊状の沈澱を生じた。トルエン20ml及びクロロホルム20mlの添加 後、溶液を簡単に撹拌し、G4濾過器越しに濾過した。透明な溶液を蒸発させ、 高真空で乾燥した。透明な無色の粘稠な生成物を得た。次いで、トリフルオロメ タンスルホン酸エステルの含有量を、滴定によって決定した。 0.66ミリ当量/gは、理論値(0.71ミリ当量)の92.3%に相当する 。 実施例A−6 実施例A−5と同様に、約2,100の平均分子量を有するポリブタジエンジ オール(PolySciences No.06508;0.97ミリ当量−OH/g)を反応させた 。 実施例A−7 実施例A−5と同様に、ポリブタジエンジオール(Aldrich No.19,079-9)5 .6gをピリジン2.6g及びトリフルオロメタンスルホン酸9.0gと反応さ せた。トルエン/クロロホルムに代えて、純粋なクロロホルムを溶媒として用い た。ポリブタジエン−ビス−トリフタラートマクロマーの収率は、97%であっ た。 実施例A−8 7.90ミリ当量に相当するポリブタジエンジオール(Aldrich No.19,079-9 ;0.79ミリ当量−OH/g)10.0を乾燥ヘキサン130m1に溶解した。 分子ふるい4Åを満たしたソックスレー抽出器上で、溶液を還流下に2時間乾燥 した。カール・フィッシャーによる滴定:水15ppm。 次いで、溶液を、イソホロンジイソシアネート(M=222;7.90ミリモ ルに相当)1.76gとジラウリル酸ジブチルスズ10mgとの混合物に徐々に滴 下より加えた。反応が生じた後に、溶液を、15.8ミリ当量−OHに相当する ポリジメチルシロキサンジオール(信越化学KF−6001、1.07ミリ当量 −OH/g)14.80gに滴下より加え、室温で終夜撹拌した。次いで、得ら れた三ブロック共重合体をピリジン5.2g(65ミリモルに相当)に加えた。 0〜5℃の温度で、トリフルオロメタンスルホン酸無水物(M=282.13) 18.4g(65ミリモルに相当)を30分間にわたって加えた。これによって 、糊状の沈澱が生じた。トルエン20ml及びクロロホルム20mlの添加後、溶液 を簡単に撹拌し、G4濾過器越しに濾過した。透明な溶液をロータリーエバポレ ーターで蒸発させ、次いで、残留溶媒を、高真空で乾燥した。透明な無色の高度 に粘稠な生成物を得た。次いで、トリフルオロメタンスルホン酸エステルの含有 量を、滴定によって決定した:0.349ミリ当量トリフラート基/gは、理論 値の97.5%に相当する。 実施例A−9 1.)種々のサブセグメントよりなる疎水性ブロックの合成 アルゴン下で直前に蒸留したジイソシアネート22.2g(0.1モル)、及び ジラウリル酸ジブチルスズ50mgを、三つ口フラスコに満たした。滴下漏斗を、 1,030g/モルの平均分子量、末端基分析によれば1.96ミリ当量/gの ヒドロキシル基を有するペルフルオロポリエーテルであるFomblin,ZDOL(Ausim ont S.p.A.,Milanによる)51.5g(50ミリモル)で満たした。滴下漏斗 を三つ口フラスコに取り付け、撹拌下でこの容器を約20ミリバールまで減圧し 、次いでアルゴンで応力を解消した。これを2回反復した。次いで、ペルフルオ ロエーテルを2時間にわたって滴下により加えた。水浴中で冷却することによっ て、フラスコ内の温度を30℃に保った。室温で終夜撹拌した後、反応を完了し た。イソシアナート滴定は、1.40ミリ当量/gのNCO(理論値:1.35 ミリ当量/g)の内容を示した。 2,000g/モルの平均分子量を有するα,ω−ヒドロキシプロピル停止ポ リジメチルシロキサンである、信越化学によるKF−6001の202g(滴定 によれば1.00ミリ当量/gのヒドロキシル基)をフラスコに入れた。フラス コの内容を約0.1ミリバールまで減圧し、アルゴンで応力を解消した。これを 2回反復した。脱気したシロキサンを、アルゴン下で貯蔵した直前に蒸留したト ルエン202mlに溶解し、ジブチルスズジラウリル酸100mgを加えた。溶液の 完全に均質化した後、IPDIと反応させたペルフルオロエーテルの全量を、ア ルゴン下で加えた。室温で終夜撹拌後、反応は完了した。溶媒を、室温、高真空 で除去した。微量滴定は、0.37ミリ当量/gのヒドロキシル基を示した(理 論値:0.37ミリ当量/g)。 2.)ビストリフラートマクロ開始剤の合成 隔壁を有する乾燥した250ml入り丸底三つ口フラスコ内で、ヒドロキシ停止 ポリジメチルシロキサンペルフルオロポリエーテルの三ブロック共重合体33. 2gを、0.1ミリバールの圧力下、80℃の温度で脱気かつ乾燥した。室温ま で冷却した後、乾燥ヘキサン80mlを加え、溶液を0℃まで冷却した。次いで、 無水ピリジン2.45g(Merck 7463;99.5%)を加え、次いで、 トリフルオロメタンスルホン酸無水物(Fluka 91737)8.68gを15分にわ たって徐々に加えた。得られた粘稠な懸濁液を0℃で25分間撹拌した。次いで 、混合物を室温に加熱し、更に80mlのヘキサンで希釈し、G4ガラス濾過器で 直ちに濾過して、得られた塩を除いた。ロータリーエバポレーターで、すべての 揮発性成分を除去した後、0.01ミリバールで終了し、黄色で僅かに油状の透 明な液体を得た。 実施例A−10 分子ふるい(4Å)を満たした冷却器付きソックスレー抽出器と、第二すり合 わせジョイント上に隔壁とを備えた250ml入り丸底二つ口フラスコ内で、α, ω−ビス(3−ヒドロキシプロピロイルエチル)−ポリジメチルシロキサン(信 越化学、日本国によるKF6003、薄膜蒸発装置上で精製)33.85g(6 .69ミリモル)をヘキサンに溶解し、窒素雰囲気中で還流下に17時間蒸留し た。次いで、溶液をヘキサン85mlまで濃縮し、0℃に冷却し、無水ピリジン3 .88g(49.05ミリモル)を加えた。そうして、トリフルオロメタンスル ホン酸12.8g(44.23ミリモル)を15分にわたって加え、混合物を0 ℃の温度で更に30分間撹拌した。クロロホルム20ml、及びその後のヘキサン 8mlの添加後、G4ガラス濾過器を用いて減圧下で、懸濁液を濾過し、次いで、 高真空(0.6〜2ミリバール)で蒸発させた。得られた無色の油をヘキサン1 3mlに再度溶解し、活性炭を加え、混合物を再度濾過した。蒸発させた後、得ら れたのは、透明な無色の油20.6gであった。 官能性:>95%(1H-NMRデータに基づく)。 B.両親媒性セグメント化共重合体の製造 実施例B−1 2−メチル−2−オキサゾリン2.22g(26.1ミリモル)、及び実施例 A−1のマクロマー開始剤6.94g(1.4ミリモル)を、室温で1,2−ジ クロロエタン(含水量5ppm)に加えた。溶液を室温で1.5時間撹拌した後、 温度を40℃に上昇させた。48時間後、溶液を室温まで冷却し、0.5規定K OH/EtOH溶液5.5mlを加えた。次いで、この溶液を1時間撹拌し、その 後、高真空(0.6〜2ミリバール)で蒸発させた。官能性:OH滴定:0.40ミリ当量/g 残留陽イオン性末端基の滴定:0.02ミリ当量/g、 THF中でのGPC:低分子量側に肩を有する1ピーク、標準としてのポリスチ レンに基づき、約6,500に最高ピーク。 実施例B−2 25ml入り梨型フラスコ内で、実施例A−4で調製したマクロ開始剤3.1g (2.12ミリモル)を、無水クロロホルム(Fluka 25690,Fluka Chemie AG,B uchs、スイス国)7.1mlに溶解し、乾燥2−メチル−2−オキサゾリン1.8 g(21.2ミリモル)を加えた。混合物を40℃で終夜撹拌した。次いで、単 量体の完全な反応を、1H-NMRを用いて確認した。 実施例B−3 実施例A−5で調製した乾燥したマクロ開始剤0.5g(0.33ミリ当量の トリフラートに相当)を、乾燥1,2−ジクロロエタンに溶解した。次いで、2 −メチル−2−オキサゾリン1.0g(12ミリモルに相当)を加えた。溶液を 室温で30分間、次いで、60℃の温度で48時間撹拌した。溶媒を高真空下で 除去した後、白色、固体の三ブロック共重合体を得た。 実施例B−4 実施例B−3に記載したとおり、実施例A−8で得たポリブタジエン/ポリジ メチルシロキサンマクロ開始剤2.5g(トリフラート基0.873ミリ当量) を乾燥1,2−ジクロロエタン100mlに溶解し、2−メチル−2−オキサゾリ ン2.45g(28.8ミリモル)の添加後、溶液を70℃の温度で48時間撹 拌した。得られた溶液を30mlの総量まで蒸発させ、次いで、メタノール中で沈 澱させた。溶媒とともに未反応単量体を、粘稠な沈澱から高真空で除去した後、 透明で高度に粘稠な生成物4.8gを得た(理論値の97%)。 末端OH基を有する両親媒性セグメント化共重合体の製造 実施例B−5 実施例B−3と同様に、実施例A−5の乾燥したマクロ開始剤0.5gを、1 ,2−ジクロロエタンに代えて乾燥アセトニトリルに溶解し、2−メチル−2− オキサゾリンと反応させた。そうして、エタノールへの等モル濃度量の0.5規 定KOH溶液を加え、30分間撹拌し続けた。生成物を高真空で乾燥し、THF に溶解し、活性炭を加え、生成物を濾過かつ乾燥した。末端OH基を有する固体 、白色のOH末端共重合体を得た。 実施例B−6 実施例B−5に記載したとおり、実施例B−3で得たとおりの依然としてトリ フラート末端基を有する共重合体1gをジクロロエタンに溶解し、KOH/Et OHで処理した。処理し、記載の方法で洗浄した後、末端OH基を有する透明な 無色の共重合体0.96g(0.17ミリ当量−OH/g)を得た。 実施例B−7 500m1入り梨型フラスコ内で、実施例A−9で調製したマクロ開始剤15. 4g(2.85ミリモル)を、無水1,2−ジクロロエタン25mlに溶解し、乾 燥2−メチル−2−オキサゾリン5.82g(68.4ミリモル)を加えた。混 合物を40℃の温度で終夜撹拌した。次いで、単量体の完全な反応を、1H-NMRを 用いて調べた。水酸化カリウムの0.5モル濃度エタノール性溶液(KOH5. 7ミリモル)を溶液に加え、室温で1時間撹拌した。次いで、溶液を蒸発させ、 すべての揮発性成分を減圧下(0.01ミリバール)で除去した。 実施例B−8 実施例A−10のマクロ開始剤18.4gを乾燥1,2−ジクロロエタン60 mlに溶解した。次いで、2−メチル−2−オキサゾリン6.1gを加えた。溶液 を室温で30分間、次いで40℃で48時間撹拌した。次いで、KOH/MeO H11.6mlを加えた。室温で1時間後、120ミリトルで17時間、溶媒を蒸 発させた。 実施例B−9 実施例A−10と同様の回分からのマクロ開始剤6.9gを、乾燥1,2−ジ クロロエタン15mlに溶解した。次いで、2−メチル−2−オキサゾリン2.2 gを加えた。溶液を室温で30分間、次いで、70℃で2時間撹拌した。次いで 、KOH/MeOH(0.507規定)4mlを加えた。室温で1時間後、120 ミリトルで終夜、溶媒を蒸発させた。 C.官能化した両親媒性セグメント化共重合体の製造 実施例C−1 丸底フラスコ内で、実施例B−1で得た両親媒性セグメント化共重合体6.6 2g(2.64ミリ当量)を、乾燥酢酸エチル(含水量<10ppm)20m1に室 温で溶解し、2−イソシアナトエチルメタクリレート(IEM)420mg(2. 7ミリモル)、及びジラウリル酸ジブチルスズ約40mgを加えた。光の不在下で 、溶液を48時間撹拌し、次いで、高真空(0.6〜2ミリバール)、0℃の温度 で5時間蒸発させた。無色で固体の高重合体6.89gを得た。 官能性:OH滴定:0.11ミリ当量/g(OH基の27.5%が未反応であっ た)。 THF中でのGPC:2ピーク、標準としてのポリスチレンに基づき、400( 小ピーク)及び6,500に最高ピーク。 実施例C−2 丸底フラスコ内で、実施例B−1で得た両親媒性セグメント化共重合体18. 0g(6.48ミリ当量の−OH)を、乾燥酢酸エチル(含水量<20ppm)4 0mlに室温で溶解し、2−イソシアナトエチルメタクリレート(IEM)1.0 4mg(6.7ミリモル)、及びジラウリル酸ジブチルスズ約40mgを加えた。45 時間後と69時間後とに、それぞれ40mgのジラウリル酸ジブチルスズの2部分 を加えた。更に24時間後、メタノール2mlを溶液に加え、0.45μmの細孔 を有するマイクロフィルターを通して、溶液を濾過し、次いで、高真空(0.6 〜2ミリバール)、0℃の温度で蒸発させた。固体のマクロマー18.1gを得 た。 官能性:OH滴定:0.05ミリ当量/g 二重結合:0.37ミリ当量/g 実施例C−3 実施例B−2で得た反応混合物に、水酸化カリウムの0.5モル濃度のエタノ ール溶液8.5ml(KOH、4.24ミリモル)を加え、混合物を室温で1時間 撹拌した。次いで、高真空(0.01ミリバール)中で溶媒を蒸発させ、すべて の揮発性成分を除去した。滴定分析は、1.05ミリ当量/gのヒドロキシル基 の 濃度を示した。 次いで、得られた反応混合物を、無水ジクロロメタン14mlに溶解し、2−イ ソシアナトエチルメタクリレート0.6g(3.9ミリモル)、及びジラウリル酸 ジブチルスズ1滴を加えた。光の不在下、室温で終夜、混合物を撹拌した。赤外 線スペクトルは、溶液中のイソシアナト基の不在を示した。次いで、混合物をエ タノールで希釈し、活性レベルが5である酸化アルミニウム層を通して、徐々に 濾過した。0.01ミリバールで濾液を蒸発させ、すべての揮発性成分を除去し た。非常に固く、強靭な物質を得た。滴定分析は、0.95ミリ当量/gのC= C二重結合の量を示した。ヒドロキシル及びイソシアナト基の含有量は、0.0 1ミリ当量/gの特定限界未満であった。 実施例C−4 褐色ガラス製の丸底フラスコ内で、実施例B−6で得たHO−末端ブロック共 重合体15.53g(2.64ミリ当量HO−基)を、光の不在下で、乾燥酢酸 エチル50mlに溶解し、溶液を室温で撹拌しつつ、2−イソシアナトエチルメタ クリレート(IEM)420mg(2.7ミリモル)、及び触媒としてのジラウリル 酸ジブチルスズ40mgを加えた。48時間の反応時間の後、0℃の温度及び0. 6ミリバールの圧力下、全部で10時間で、溶媒及び過剰なIEMも混合物を除 去した。理論値の99%に相当する、透明で、非常に粘稠な生成物15.85g を得た。不飽和末端基の滴定は、0.16ミリ当量/gの値を与えた。 実施例C−5 実施例B−4に記載したとおり、中央のポリブタジエン/ポリシロキサンブロ ックと、二つの末端ポリ−2−メチル−2−オキサゾリンブロックよりなる両親 媒性セグメント化共重合体を製造した。しかし、メタノール中での沈澱に代えて 、高真空で、溶媒を生成物から完全に除去した。得られた生成物10gを、乾燥 ニトロメタン50mlに溶解し、次いで、リビングオキサゾリニウムトリフラート の末端基を、アクリル酸及び2,6−ルチジンと反応させた。このためには、文 献[M.Miyamoto et al.,Macromo1ecules 22,p.1604-1607 (1989)]に記載のと おり、ニトロメタン溶液を化学量論量の2倍のアクリル酸、及び6倍の量の 2,6−ルチジンと、70℃の温度で24時間反応させた。イオン交換樹脂を用 いて、記載のとおり処理した後に、末端アクリロイル基を有する、透明で、非常 に粘稠な生成物9.2gを得た。不飽和末端基の滴定は、理論値の82.3%に 相当する0.14ミリ当量/gの値を与えた。 実施例C−6 実施例B−7で得られた反応混合物を、無水ジクロロメタン30mlに溶解し、 2−イソシアナトエチルメタクリレート0.88g(5.7ミリモル)、及びジラ ウリル酸ジブチルスズ1滴を加えた。光の不在下に、室温で終夜、混合物を撹拌 した。赤外線スペクトルは、溶液中のイソシアナト基の不存在を示した。次いで 、混合物をエタノールで希釈し、活性レベルが5である酸化アルミニウム層越し に徐々に濾過した。0.01ミリバールで濾液を蒸発させ、すべての揮発性成分 を除去した。非常に固く、強靭な糊状物を得た。滴定分析は、0.25ミリ当量 /gのC=C二重結合の含有量を示した。ヒドロキシル及びイソシアナト基の含 有量は、0.01ミリ当量/gの特定限界未満であった。 こうして、実施例A−9、B−7及びC−6の反応序列を実施することによっ て、(疎水性ブロックが種々のサブセグメントよりなる、親水性セグメントに重 合性末端基を有する)両親媒性セグメント化共重合体を得ることができる。 実施例C−7 実施例B−8からの三ブロック共重合体を、クロロホルム72gに再溶解し、 2−イソシアナトエチルメタクリレート(IEM)0.92g(6.3ミリモル )を加えた。2日後、エタノール35mlを加え、溶液を1時間撹拌し、0.45 μmのフィルターを通して濾過し、150ミリトルでストリッピングした。 実施例C−8 実施例B−9からの三ブロック共重合体を、塩化メチレン30mlに再溶解し、 乾燥トリエチルアミン0.73g(7.2ミリモル)及び塩化アクリロイル0. 567g(6.3ミリモル)を加えた。室温で24時間後、懸濁液を0.45μ mのフィルターを通して濾過し、150ミリトルでストリッピングした。 D.フィルムの製造、及び形態の決定 実施例D−1 実施例C−1で得た官能化された両親媒性セグメント化共重合体4.14g、 及び1,3−ビス(3−メタクリルオキシプロピル)テトラメチルジシロキサン (架橋剤)0.26gを1−プロパノール4.4gに溶解し、0.45μmの細 孔を有するマイクロフィルターを通して加圧下で濾過した。濾液6.9gに光開 始剤(Darocur 1173,CIBA Specialty Chemicals Inc.,Basel、スイス国)16. 9mgを加えた。次いで、液体窒素中で溶液を3回凍結して脱気し、フラスコを高 真空(1.2ミリバール)で真空排気し、次いで室温まで加温した。次いで、ガ ラス表面に薄く伸展した溶媒を除去することによって、配合物からフィルムを成 形した。OsO4でコントラスト処理した後、光学的に透明なフィルムは、透過 電子顕微鏡写真で、ミクロン下の範囲(<100nm)での層状の微細相構造を示 す。 得られたフィルムを、乾燥し、減圧下で脱気し、次いで、シリカフラスコ内で 紫外光で照射した(15mW/cm2)。架橋の後、透明なフィルムをイソプロパノール で抽出した。抽出できる部分は、約30%に達した。透過電子顕微鏡測定は、二 つの重合体ブロックが互いに容易に識別できたことによる、層状形態を示した。 このPDMSの積層の厚さは、約10nmであり、ポリオキサゾリン積層のそれは 、約4nmであった。基質中の薄膜のミクロドメインの大きさは、1μm未満であ った。基質中のこれらのミクロドメインの三次元配置は、全体的な双連続の形態 を生じた。 E.コンタクトレンズの製造 実施例E−1 実施例C−1で得た官能化された両親媒性セグメント化共重合体4.14g、 及び1,3−ビス(3−メタクリルオキシプロピル)テトラメチルジシロキサン (架橋剤)0.26gを1−プロパノール4.4gに溶解し、0.45μmの細 孔を有するマイクロフィルターを通して加圧下で濾過した。濾液6.9gに光開 始剤(Darocur 1173,CIBA Specialty Chemicals Inc.,Basel、スイス国)16. 9mgを加えた。次いで、液体窒素中で溶液を3回凍結して脱気し、フラスコを高 真空(1.2ミリバール)で真空排気し、次いで室温まで加温した。窒素雰囲気 中(残 留酸素含量<3ppm)、ポリプロピレンのコンタクトレンズ成形用型内で、配合物 を15mW/cm2の紫外光で5分間照射した。得られた透明で無色のレンズを、イソ プロパノール中に放置して膨潤させ、イソプロパノール中で2日間抽出し、次い で、水中で再平衡させた。再平衡させたレンズを、121℃の温度で30分間オ ートクレーブ処理することによって滅菌した。オートクレーブ処理したレンズに ついて、物理的データを測定した。イオン拡散定数は、3.93x10-5mm2/ 分、又はAlsacon NC(標準として、決定については、上記37ページ(イオノフ ラックス測定手法)を参照されたい)に対しては:1.25(イオノフラックス ) O2k[barrers]:102 水とり込み量[体積%]:14 弾性率[MPa]:1.2 引裂き強度[MPa]:1.1 破断時の伸び率[%]:130 実施例E−2〜E−8 実施例E−1に従って、表1(表1a及び1b)に示したコンタクトレンズを 製造し、記載のとおりオートクレーブ処理し、特性を記述した: 表1a表1b *)配合中、溶媒として酢酸エチルを使用。o )Mn=1,500のPDMSセグメント E=弾性率 σR=引裂き強度 SR=破断時の伸び率 実施例C−7から作製したレンズについての表1a及び1bへの追加: 配合:高重合体;50体積%、1−プロパノール;50体積%、Darocur 117; 30.5体積% PMOXAの体積%:25 抽出可能物:9体積% 含水量:23体積% 弾性率:1.2MPa 破断時の伸び率:69% Dk:48ミクロンの厚さで56barrers イオノフラックス:3.8 実施例E−9 実施例C−2で得た官能化された共重合体1.17g、1,3−ビス(3−メ タクリルオキシプロピル)テトラメチルジシロキサン(架橋剤)66mg、及びDa rocur 1173(CIBA Specialty Chemicals Inc.,Basel、スイス国:光開始剤)9 mgを1−プロパノール1.21gに溶解した。配合物の半分を、液体窒素中で3 回凍結し、フラスコを高真空(1.2ミリバール)で真空排気し、次いで、閉鎖 したフラスコ内で室温まで加温(脱気)してから、ポリプロピレンのコンタクト レンズ成形用型に満たした。配合物の残り半分は、ポリプロピレンのコンタクト レンズ成形用型に未処理のまま満たした。両者の配合物を、22.5mW/cm2の紫 外光で10分間照射した。得られた無色の透明なレンズを、イソプロパノール中 に放置して膨潤させ、イソプロパノール中で少なくとも30時間抽出し、次いで 、水中で再平衡させた。再平衡させたレンズを、121℃の温度で30分間オー トクレーブ処理した。オートクレーブ処理したレンズで、物理的データを測定し 、表2に示す。 表2 実施例E−10 共単量体N,N−ジメチルアクリルアミド(DMA) 実施例E−5のそれと同様の配合物に、24体積%のN,N−ジメチルアクリ ルアミドを加えた。実施例E−1と同様に、配合物を照射かつ抽出した。レンズ は、42体積%の水とり込み量、17.58×10-5mm2/分(Alscon NCに対し ては5.6)のイオン透過性、33barrersのO2k、及び2.4MPaの弾性率と ともに105%の破断時の伸び率を示した。 実施例E−11 共単量体TRIS:実施例E−5のそれと同様の配合物に、24体積%の3−[ トリス(トリメチルシロキシ)シリル]プロピルメタクリレート(TRIS)を 加 えた。実施例E−1と同様に、配合物を照射かつ抽出した。レンズは、11.5 体積%の水とり込み量、0.63x10-5mm2/分(Alscon NCに対しては0.2 )のイオン透過性、132barrersのO2k、及び1.4MPaの弾性率とともに1 45%の破断時の伸び率を示した。 実施例E−12 代替架橋剤としてのEGDMA:実施例E−5に記載したとおりの配合物中で、 架橋剤を、架橋剤のエチレングリコールジメタクリレート(EGDMA)で置き 代えた。実施例E−1と同様にレンズを作製した。レンズは、9.8体積%の水 とり込み量、0.44×10-5mm2/分(Alscon NCに対しては0.14)のイオ ン透過性、115barrersのO2k、及び2.6MPaの弾性率とともに90%の破 断時の伸び率を示した。 実施例E−13 実施例C−3で得た官能化された共重合体1.56gをエタノール0.56g に溶解し、光開始剤であるDarocur 1173(CIBA Specialty Chemicals Inc.,Bas el、スイス国)10mgを加えた。雰囲気の酸素を除去するため、溶液を含むフラ スコを液体窒素中で凍結させ、0.01ミリバールまで真空排気し、室温に戻し た。この工程を2回反復した。その後、真空排気したフラスコを、窒素を満たし たグローブボックスに導入し、その中に、マクロマーの脱気された溶液を、ポリ プロピレンのコンタクトレンズ成形用型にピペットで計り入れた。成形用型を閉 鎖し、15mW/cm2の強さの紫外光で5分間照射した。成形用型をグローブボック スから取り出し、開いた。得られたコンタクトレンズを、イソプロパノール中で 24時間抽出し、リン酸緩衝塩化ナトリウム溶液中で平衡させ、121℃の温度 で30分間オートクレーブ処理することによって、滅菌した。 得られたコンタクトレンズは、ジクロロメタン中で3.1体積%の抽出可能部 分、24.5体積%の水とり込み量、及び6×10-5mm2/分のイオノフラック スのイオン透過性を有した。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】平成9年8月18日(1997.8.18) 【補正内容】 PDMS: ポリジメチルシロキサン R20: -CO-NH-CH2CH2-O -OC-C(CH3)=CH2 IEM: 2−イソシアナトエチルメタクリレート Tf: トリフルオロ メチルスルホニル 本発明の両親媒性セグメント化共重合体は、溶媒の存在又は不在下で製造する ことができる。実質的に不活性である溶媒、例えば反応に参加しないそれを用い るのが好都合である。その適切な例は、エーテル、例えばジエチルエーテル又は
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C08G 65/02 C08G 65/02 73/00 73/00 G02C 7/04 G02C 7/04 (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(GH,KE,LS,MW,S D,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG ,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM,AT ,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA, CH,CN,CU,CZ,DE,DK,EE,ES,F I,GB,GE,GH,HU,IL,IS,JP,KE ,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS, LT,LU,LV,MD,MG,MK,MN,MW,M X,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE ,SG,SI,SK,SL,TJ,TM,TR,TT, UA,UG,UZ,VN,YU,ZW (72)発明者 ヘプケン,イェンス ドイツ連邦共和国 デー―79540 レール ラッハ インツリンガー シュトラーセ 33 (72)発明者 リウ,クィン アメリカ合衆国 ジョージア 30136 ダ ルース リバー サミット トレイル 3250

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.セグメントAの少なくとも1種及びセグメントBの少なくとも1種を含む両 親媒性のセグメント化された共重合体であって、セグメントAが酸素透過性重合 体を含み、セグメントBが水及びイオン透過性重合体を含み、セグメントA及び セグメントBが、非加水分解性結合によって一緒に結合されており、共重合体が 重合性不飽和基の少なくとも1種を有する共重合体。 2.セグメントAが、式(I): [式中、 nは、5〜200の整数であり;Alkは、20個までの炭素原子を有するア ルキレンであり; 基R1、R2、R3及びR4の80〜100%は、互いに独立に、アルキルであり 、そして 基R1、R2、R3及びR4の0〜20%は、互いに独立に、アルケニル、アリー ル、フルオロアルキル又はシアノアルキルである] で示されるポリシロキサンを含む、請求項1記載の共重合体。 3.nが、5〜120、好ましくは10〜100、特に20〜80の整数である 請求項2記載の共重合体。 4.基R1、R2、R3及びR4の85〜100%、特に90〜100%が、互いに 独立に、8個までの炭素原子を有する低級アルキル、好ましくは4個までの炭素 原子を有する低級アルキル、特に2個までの炭素原子を有する低級アルキルであ る、請求項2記載の共重合体。 5.基R1、R2、R3及びR4の0〜15%、特に0〜10%が、互いに独立に、 低級アルケニル、非置換であるか、又は低級アルキル若しくは低級アルコキシで 置換されたフェニル、フルオロ(低級アルキル)、又はシアノ(低級アルキル) である、請求項2記載の共重合体。 6.セグメントAが、式(II): [式中、 x+yは、10〜100の範囲の数であり; Zは、それぞれ、互いに独立に、12個までの炭素原子を有する二価の基、又 は結合であり; それぞれのEは、互いに独立に、qが統計的平均として0〜2の値を有する− (OCH2CH2)q−であり; 連結−Z−E−は、配列−Z−(OCH2CH2)q−を表わし;そして kは、0又は1である] で示されるペルフルオロアルキルポリエーテルを含む、請求項1記載の共重合体 。 7.Zが、結合、低級アルキレン、又はCO−部分がCF2基に結合された−C ONH−アリーレンである、請求項6記載の共重合体。 8.Zが、低級アルキレンである、請求項6記載の共重合体。 9.指数x+yが、10〜50、好ましくは10〜30の範囲内の数である、請 求項6記載の共重合体。 10.比x:yが、0.5〜1.5の範囲内、特に0.8〜1.2の範囲内であ る、請求項6記載の共重合体。 11.セグメントAが、式(III)及び(IV): [式中、 R5は、水素、アルキル又はトリアルキル−シリルであり; R6は、非置換又はアルコキシ、アルコキシカルボニル、ヒドロキシ、カルボ キシ、ハロゲン若しくはアリールで置換されたアルキル;非置換又はアルコキシ 、 アルコキシカルボニル、カルボキシ、ハロゲン若しくはアリールで置換されたア ルケニル;あるいは非置換又はアルコキシ、アルコキシカルボニル、カルボキシ 、ハロゲン若しくはアリールで置換されたアルキニルであり; R7及びR8は、互いに独立に、水素又はアリールであるか;又は R6とR7は、一緒になって、pが3〜5の整数である−(CH2)p−であるか、 又は R6とR7は、一緒になって、式(V): (式中、 r及びsは、互いに独立に、1〜3の整数であるが、同時に値1を有すること はない)で示される二価の残基であるか;又は R7とR8は、一緒になって、pが上記に定義のとおりである−(CH2)p−であ り; m及びoは、互いに独立に、10〜100,000の整数であり;そして m及びoの合計は、20〜100,010である] で示される単位から選ばれる繰返し単位を含む不飽和重合体を含む、請求項1記 載の共重合体。 12.不飽和重合体が、R5、R7及びR8が水素であり、R6が低級アルケニル、 又はハロゲンで置換された低級アルケニル、好ましくは4個までの炭素原子を有 する低級アルキルである、式(III)及び(IV)の単位から選ばれる繰返し単位 を含む、請求項11記載の共重合体。 13.不飽和重合体が、R5が低級アルキルシリルであり、そしてR6が低級アル キルである式(IV)の繰返し単位を含む、請求項11記載の共重合体。 14.不飽和重合体が、R5、R7及びR8が水素であり、そしてR6が4個までの 炭素原子を有する低級アルキル又は低級アルケニルである、式(III)及び(IV ) の交互に繰り返す単位を含む、請求項11記載の共重合体。 15.不飽和重合体が、シンジオタクチックなポリ−1,2−ブタジエン、ポリ −1,4−ブタジエン及びポリイソプレンから選ばれる、請求項11記載の共重 合体。 16.セグメントAが、(VIa)〜(VId): [式中、 構造要素(VIa)のRは、アルキレン又はアリーレンであり、そして 構造要素(VIb)、(VIc)及び(VId)のRは、アリーレン、特にフェニレンで ある] の構造要素の少なくとも1種を含むポリスルホンを含む、請求項1記載の共重合 体。 17.セグメントAが、請求項2〜5に定義された式(I)のポリシロキサン、 請求項6〜10に定義された式(II)のペルフルオロアルキルポリエーテル、請 求項11〜15に定義された式(III)及び(IV)の繰返し単位を含む不飽和重 合体、並びに請求項16に定義されたポリスルホンから選ばれる2種又は3種以 上のサブセグメントを含む、請求項1記載の共重合体。 18.セグメントAが、ペルフルオロアルキルポリエーテル又はポリブタジエン のサブセグメント(a)及びポリシロキサンのサブセグメント(b)を含む、請 求項1〜17のいずれか1項記載の共重合体。 19.セグメントBが、式(VII): [式中、 R9は、水素、22個までの炭素原子を有し、場合によりエーテル、エステル 若しくはウレタン基を含む、アルキル、ヒドロキシアルキル又はアルケニル、シ クロアルキル、アラルキル、又はアリールであり;そして tは、2又は3である] で示される環状イミノエーテル化合物から誘導される、請求項1〜18のいずれ か1項記載の共重合体。 20.環状イミノエーテル化合物が、2−アルキル若しくは2−アルケニルオキ サゾリン、又は2−(ヒドロキシアルキル)オキサゾリン、あるいはそれらの2− イソシアナトエチルメタクリレート付加物である、請求項19記載の共重合体。 21.環状イミノエーテル化合物が、2−メチルオキサゾリン、2−(ヒドロキ シメチル)オキサゾリン又は2−(ヒドロキシエチル)オキサゾリンである、請 求項20記載の共重合体。 22.セグメントBが、式(VIII): [式中、 R10は、1〜10個の炭素原子を有するアルキル又はアルコキシアルキルである ] で示されるビニルエーテル;又は 式(IX)(X)若しくは(XI):[式中、 uは、1〜3の整数であり; R11は、それぞれ、独立に、水素、又は22個までの炭素原子を有し、場合に よりエーテル、エステル若しくはウレタン基を含むアルキル又はアルケニル、シ クロアルキル、アラルキル、又はアリールであり;そして R12は、4個までの炭素原子を有するアルキル、アルケニル又はアルコキシア ルキルである] で示されるジオキソラン、ジオキセタン、若しくは環状エーテルから誘導される 、請求項1〜18のいずれか1項記載の共重合体。 23.ビニルエーテルが、メチルビニルエーテル、エチルビニルエーテル又はメ トキシエチルビニルエーテルである、請求項22記載の共重合体。 24.環状エーテルが、オキセタンである、請求項22記載の共重合体。 25.環状エーテルが、エチレンオキシド又はプロピレンオキシドである、請求 項22記載の共重合体。 26.環状エーテルが、メチルグリシジルエーテル、ビニルグリシジルエーテル 、アリルグリシジルエーテル又はエトキシエチルグリシジルエーテルである、請 求項22記載の共重合体。 27.セグメントBが、N−置換アジリジン、β−ラクトン又はβ−ラクタムか ら誘導される、請求項1〜18のいずれか1項記載の共重合体。 28.セグメントAの1種及びセグメントBの1種を含む二ブロックである、請 求項1〜27のいずれか1項記載の共重合体。 29.セグメントAの一つ、及びその両末端に結合した二つのセグメントBを含 むか、又はセグメントBの一つ、及びその両末端に結合した二つのセグメントA を含む三ブロックである、請求項1〜27のいずれか1項記載の共重合体。 30.式(XII)又は(XII'): [式中、 セグメントBは、セグメントAから懸垂するか、又はセグメントAは、セグメ ントBから懸垂し;そして vは、0〜20の整数である] で示される櫛型の共重合体である、請求項1〜27のいずれか1項記載の共重合 体。 31.セグメントA及びセグメントBとして同一又は異なる単量体で構成される 、更なる疎水性セグメントA’及び/又は更なる親水性セグメントB’が、セグ メントA若しくはBの末端に結合している、請求項29又は30記載の共重合体 。 32.重合性不飽和基の少なくとも1種が、セグメントA、B、A’若しくはB ’のいずれか一つの内部又は末端セグメントの末端に存在する、請求項1〜31 のいずれか1項記載の共重合体。 33.請求項1〜32のいずれか1項記載の共重合体の製造法であって、 (a)共重合体中で、セグメントA若しくはセグメントBとして働く化合物の末 端の少なくとも一つ又はそれから懸垂して、熱的若しくは光化学的に活性化でき る陽イオン又はラジカル開始基の少なくとも一つを準備する工程; (b)該セグメントB又はセグメントAがそれぞれ誘導される単量体を用いて、 セグメントA又はセグメントBに存在する開始基で、グラフト重合を実施する工 程; (c)場合により単量体を変え、セグメントA及びBを構成する単量体と同一又 は異なる、疎水性若しくは親水性の単量体を用いて、更にグラフト重合を実施し て、更なる疎水性セグメントA'、及び/又は更なる親水性セグメントB’を生 成させる工程; もし、重合性最終的不飽和基が、成長するセグメントの末端に提供すべきである ならば、 (d)こうして得られたセグメント化共重合体、又はそれからの適切な誘導体を 、重合性不飽和基を有する官能化された化合物と反応させる工程; を含む方法。 34.場合により、更なるビニル性共単量体、及び場合により不飽和基を少なく とも二つ有する架橋剤の存在下で、重合性不飽和基を有する請求項1〜32のい ずれか1項記載の共重合体を、更に重合することにより得ることができる重合体 の生成物。 35.ビニル性共単量体が、疎水性共単量体の少なくとも1種を含む、請求項3 4記載の重合体の生成物。 36.疎水性共単量体が、メタクリル酸メチル、TRIS、DSPMA及びアク リロニトリルから選ばれる、請求項35記載の重合体の生成物。 37.ビニル性共単量体が、親水性共単量体の少なくとも1種を含む、請求項3 4記載の重合体の生成物。 38.ビニル性共単量体が、ヒドロキシエチルメタクリレート、N−ビニルピロ リドン、N,N−ジメチルアクリルアミド、(メタ)アクリル酸、ジヒドロキシ プロピルメタクリレート及びアクリルアミドから選ばれる、請求項37記載の重 合体の生成物。 39.ビニル性共単量体が、疎水性共単量体の少なくとも1種及び親水性の共単 量体の少なくとも1種を含む、請求項34記載の重合体の生成物。 40.少なくとも二つの不飽和基を有する架橋剤の存在下で、重合性不飽和基を 介して、請求項1〜32のいずれか1項記載の共重合体を更に重合させることに より得ることができる、請求項34記載の重合体の生成物。 41.ビニル性共単量体の少なくとも1種、及び架橋剤の少なくとも1種を含む 、請求項34記載の重合体の生成物。 42.実質的に、請求項34〜41のいずれか一項記載の重合体の生成物を含む 成形品。 43.視力矯正のための眼用装具である、請求項42記載の成形品。 44.コンタクトレンズである、請求項42記載の成形品。 45.含水ソフトコンタクトレンズである、請求項44記載の成形品。 46.低含水量、柔軟かつ気体透過性(RGP)のコンタクトレンズである、請 求項44記載の成形品。 47.有利な透水性、及び優れた目の上での動きを有する、高度にO2透過性の 長期装用レンズである、請求項44記載の成形品。 48.レンズの総重量に基づいて、5〜30重量%、好ましくは10〜20重量 %、特に10〜15重量%のバルク含水量を有する、請求項47記載の成形品。 49.眼内レンズである、請求項42記載の成形品。 50.レンズ形の角膜移植物(人工角膜)である、請求項42記載の成形品。 51.実質的に、請求項34〜41のいずれか1項記載の重合体の生成物を含む 生物医学用物品。 52.物品の表面を被覆するための、請求項1〜32のいずれか1項記載の共重 合体の用途。 53.物品の表面を被覆するための、請求項34〜41のいずれか1項記載の重 合体の生成物の用途。 54.成形品製造のための、請求項1〜32のいずれか1項記載の共重合体の用 途。 55.コンタクトレンズ製造のための、請求項1〜32のいずれか1項記載の共 重合体の用途。
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