JP2000516539A - 金属薄板成形用加圧装置 - Google Patents

金属薄板成形用加圧装置

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Abstract

(57)【要約】 装置の閉動作および開動作と一致して、任意の選ばれた時間で油圧システムにおける油の流れを遮断若しくは遅延するための、金属薄板成形用加圧装置である。装置が閉じるときに、弁(6)はこれにより圧縮された第1の油圧シリンダ/ピストンユニット(7)から蓄圧器(8)へ一方向に流れを許容する。第1の弁(9)は、蓄圧器(8)および第2の油圧シリンダ/ピストンユニット(10)間の流れを選択的に許容し、こうした流れの結果、圧縮された基本位置から伸ばされた位置に動かす。逆止弁(6)と並列な第2の弁(11)は、第1の油圧シリンダ/ピストンユニット(7)が装置を開くことにより減圧されているときに、蓄圧器(8)から、或いは、第1の弁(9)も開けられたときには、第2の油圧シリンダ/ピストンユニット(10)からも、第1の油圧シリンダ/ピストンユニット(7)への戻し流を選択的に許容し、その後、圧縮された基本位置に戻されるように設計される。

Description

【発明の詳細な説明】 金属薄板成形用加圧装置 本発明は、金属薄板成形用加圧装置に関し、この加圧装置の閉動作および開動 作と一致して、油圧システムにおける油の流れを遮断若しくは遅延するためのも のである。 金属薄板を成形する動作では、例えば、加圧装置に受動油圧システムを設ける のが通常である。これは、例えば同一の装置でさらに別の動作を行なうことがで きるように、加圧力のいくらかを別の位置および別の方向に変えることができる ようにして行われる。こうした加圧装置は、閉じたときにピストンがシリンダ内 に押圧されるような、下側部に第1の油圧シリンダ/ピストンユニットを配置す ることで達成される。したがって、第1の油圧シリンダ/ピストンユニットから 流れる油は、第2の油圧シリンダ/ピストンユニットの行程を生み出すのに利用 できる。前記行程のタイミングは、加圧装置を閉じるときと同時に起こる。 ある場合では、二次的な力/動きが作用されるべきときに、その点を自由に決 めることができるのが望ましい。したがって、上述の種類の受動装置が用いられ る場合は、第1および第2の油圧シリンダ/ピストンユニット間における油の流 れを遅延できることが望ましい。こうした流油の遅延動作手段はすでに公知であ る。この遅延動作は、上側半部に配置されるガス充填スプリングと反対に動作す るように、加圧装置の下側半部に第1の油圧シリンダ/ピストンユニットを配置 できるようにすることで達成される。第1および第2の油圧シリンダ/ピストン ユニット間の流れを選択的に許容するのに、弁が配置され設計される。加圧装置 が閉じようとしているときに、弁を閉じたまま保持することで、金属薄板成形装 置の上側部にあるガス充填スプリングが、油圧シリンダ/ピストンユニットのピ ストン棒に抗して圧縮される。加圧装置が閉ざされようとしているときだけでな く、決定された遅延の後で弁が開けられたときにも、前記ピストン棒はシリンダ に押圧されない。その後、油がシリンダから第2の油圧シリンダ/ピストンユニ ットへ流れるように、ガス充填スプリングがピストン棒をシリンダに押圧し、第 2の油圧シリンダ/ピストンユニットはその後、力と動きを供給する。上述の解 決法に対するある限界とは、満足する油の流れを得ることができるようにするの に、十分に閉じた位置に加圧装置がなければならないことである。これは、二次 的な力が作用することになる時間を、完全な自由度で決められないことを意味す る。 本発明の目的は、任意の選択された期間に、金属薄板成形用加圧装置の油圧シ ステムに流れる油を遮断若しくは遅延できる装置を作り出すことにある。 この目的は、加圧装置が閉ざされようとしているときに、これにより圧縮され た第1の油圧シリンダ/ピストンユニットから加圧された蓄圧器(アキュムレー タ)に一方向に流れを許容するのに設計される逆止弁と、蓄圧器および第2の油 圧シリンダ/ピストンユニット間の流れを選択的に許容するのに設計され、こう した流れの結果、第2の油圧シリンダ/ピストンユニットが圧縮された基本位置 から伸ばされた位置に動かすために設計される第1の弁と、逆止弁と並列で、第 1の油圧シリンダ/ピストンユニットが装置を開くことにより減圧されていると きに、蓄圧器から、或いは、第1の弁も開けられたときには、第2の油圧シリン ダ/ピストンユニットからも、第1の油圧シリンダ/ピストンユニットへの戻し 流を選択的に許容し得るように設計される第2の弁とからなり、第2の油圧シリ ンダ/ピストンユニットはその後圧縮された基本位置に戻るように設計され、そ こで蓄圧器は、双方の油圧シリンダ/ピストンユニットが圧縮されたときに装置 内に存在する油を調節するのに十分な大きさを有する本発明により、達成される 。 本発明特有の特徴によれば、蓄圧器内の圧力は、油圧システムの動作圧力と常 時等しいかあるいはそれよりも大きい。 さらに、本発明特有の特徴によれば、圧力発生手段から油を分離するピストン が蓄圧器内に配置される。 さらに、本発明特有の特徴によれば、圧力発生手段としてガスを用いる。 さらに、本発明特有の特徴によれば、圧力発生手段としてコイルスプリングを 用いる。 さらに、本発明特有の特徴によれば、ガス充填スプリングにより圧縮された基 本位置に戻るのに、第2の油圧シリンダ/ピストンユニットが設計される。 さらに、本発明特有の特徴によれば、コイルスプリングにより圧縮された基本 位置に戻るのに、第2の油圧シリンダ/ピストンユニットが設計される。 さらに、本発明特有の特徴によれば、圧力下にあるガスにより圧縮された基本 位置に戻るのに、第2の油圧シリンダ/ピストンユニットが設計される。 最後に、本発明特有の特徴によれば、蓄圧器内のピストンは、装置が軽負荷で はないときの停止に対して、そのままの状態に止まるように設計される。 従来技術および本発明の好ましい実施態様は、さらに添付図面を参照しながら 下記に説明されるであろう。 図1は、従来技術に基づく遅延装置を備えた受動油圧システムを示している。 図2は、本発明に基づく遅延装置を備えた受動油圧システムを示している。 図1において、1は、金属薄板を形成する加圧装置の下側半部に配置された第 1の油圧シリンダ/ピストンユニットを示している。第1の油圧シリンダ/ピス トンユニット1は、第2の油圧シリンダ/ピストンユニット2および各シリンダ を接続するフロー要素3と共に受動装置を形成する。受動装置は、それ自体の駆 動力を第1の油圧シリンダ/ピストンユニット1のピストン棒に向かう外部動作 から引き出す。この装置の主な機能は、ある点における一方向の力を、別な点に おける別な方向の力に変換することにある。フロー要素3は弁4を備えているが 、この弁は、第1および第2の油圧シリンダ/ピストンユニットの間で流れを選 択的に許容するのに設計される。 油の流れを遅延させるのは、弁4とガス充填スプリング5とにより達成され、 ガス充填スプリングは、加圧装置の上側部に配置されると共に、加圧装置が閉ざ されようとしているときに、第1の油圧シリンダ/ピストンユニット1のピスト ン棒と反対に動作するように設計される。伸ばされた位置のままになっている第 1の油圧シリンダ/ピストンユニット1のピストン棒に抗して、ガス充填スプリ ング5が圧縮されるために、加圧装置が閉じようとしているときには、弁4が閉 じたまま保持される。加圧装置が閉じられると、任意の時間で弁が開けられ、続 いて、ガス充填スプリング5のピストン棒が第1の油圧シリンダ/ピストンユニ ット1を内部に押圧し、第2の油圧シリンダ/ピストンユニット2のピストン棒 が外方に動くように、第1の油圧シリンダ/ピストンユニットから第2の油圧シ リンダ/ピストンユニット2に油が流れる。これを満足のいくように動作するた めには、弁4が開けられようとしているときに、加圧装置を完全に閉じなければ ならない。 図2は、油圧システムにおける油の流れを遮断若しくは遅延する本発明の装置 を示している。この実施態様における油圧システムは、図1と同じ種類の受動装 置である。第1の油圧システム/ピストンユニット7は、金属薄板を形成する加 圧装置の下側半部に配置され、遅延装置である第1のフロー接続部に接続される 。第2の油圧シリンダ/ピストンユニット10は、遅延装置である第2のフロー接 続部に接続され、同一の装置で別の動作を行なうのに設計される。逆止弁6は、 第1のフロー接続部から、例えばピストン蓄圧器のような加圧蓄圧器8に一方向 の流れを許容するのに設計される。第1の二方弁(two way valve)9は、蓄圧器 8と第2のフロー接続部との間の流れを選択的に許容するのに設計される。これ は、装置を閉じた後と、さらに装置が再び開けられた後のいつでも生じ得る。第 2の二方弁11は、逆止弁6と並列に配置されると共に、一定時間後すなわち第2 の油圧シリンダ/ピストンユニット10のピストン棒の位置が作動しているときに 、第1のフロー接続部に戻り流を選択的に許容するのに設計される。第2の油圧 シリンダ/ピストンユニット10は、ガス充填若しくはコイルスプリング手段によ り達成できる固有の復帰力を有する。 金属薄板形成装置の半部を閉じると、第1の油圧シリンダ/ピストンユニット 7のピストン棒がシリンダ内に向けて押圧される。油は、第1の油圧シリンダ/ ピストンユニット7から第1のフロー接続部を通過して流れる。通常は第2の二 方弁11が同時に閉じるので、油は逆止弁6を通過して加圧蓄圧器8に至る。油は 蓄圧器8に押し込まれるが、そこには圧力発生手段から油を分離するピストン12 がある。例えば、ガス充填若しくはコイルスプリングを圧力発生手段として供給 してもよい。ピストン12は、ピストン12により加圧される油により次第に押圧さ れる。加圧蓄圧器8の圧力は、油圧システムの動作圧力と同等かあるいはそれよ りも大きい。第2の二方弁11または第1の二方弁9の各々が閉じたまま保持され る限り、それらを通過して流れる油を蓄圧器8内で遮断し、若しくは遅延するこ とが可能になる。 第2の油圧シリンダ/ピストンユニット10から力を必要とするとき、蓄圧器8 および第2の油圧シリンダ/ピストンユニット10との間の流れを許容するように 、第1の二方弁9を開けることができる。蓄圧器8のピストン12によってオイル が押圧されると、第2の油圧シリンダ/ピストンユニットのピストン棒が外方に 動かされる。蓄圧器8は、ピストン棒が必要な若しくは望ましくない停止を受け た場合の過負荷保護としても動作する。これは、油圧シリンダ/ピストンユニッ ト7,10双方のピストン棒がシリンダ内で押圧されたときに、装置内に存在する 油を調節するように蓄圧器を設計することで可能になる。こうした場合、蓄圧器 8は装置内における余剰な油を取り上げることにより、望ましくない圧力増加を 起こらなくすることができる。第2の油圧シリンダ/ピストンユニット10がそれ 自体の行程を行なっていて、第1の油圧シリンダ/ピストンユニット7が減圧さ れるときに、装置を基本の位置に戻すことができる。加圧装置を閉じた後で、再 び直ぐに装置を開けることで、逃げ(リリーフ)がしばしばもたらされる。この 戻り行程は、復帰力を提供して第1の油圧シリンダ/ピストンユニット7に油を 押し戻す第2の油圧シリンダ/ピストンユニット10により、もたらされることが ある。戻し流は、第2の二方弁11も開かれた後で発生できる。こうして、装置は 新たな成形動作に再び備える。 本発明に基づく装置は、第2の油圧シリンダ/ピストンユニット10による行程 が望ましくない状況に適合することも可能である。この状況において、油は前述 したように、第1の油圧シリンダ/ピストンユニットから逆止弁6を通過して、 蓄圧器8に放出される。その後、加圧装置が開かれた後で、第2の二方弁11を開 くことにより、油は減圧された第1の油圧シリンダ/ピストンユニット7に戻っ て、非常に簡単に放出される。第1の二方弁9は、行程全体を通じて閉じられた まま保持される。この方法によれば、第2の油圧シリンダ/ピストンユニット10 の遮断が達成される。 蓄圧器8内のピストン12は、装置が軽負荷ではないときの停止に対して、その ままの状態に止まるように設計されることがある。これは、蓄圧器8外部の全て の部分において、無負荷の装置における圧力がゼロになることを意味する。蓄圧 器8も、油圧シリンダ/ピストンユニットのスプリング入りピストン棒により構 成できる。 金属薄板を成形する装置に関連して本発明を説明してきたが、遅延動作を必要 とするあらゆる油圧システムに適用することが可能である。 本発明は、例として上述した実施態様に限定されるものでないことは明らかで あるが、次の請求項に定義された発明の概念範囲のなかで、それ自体の変更を許 容するものである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.加圧装置の閉動作および開動作と一致して、油圧システムにおける油の流れ を遮断若しくは遅延するための、金属薄板成形用加圧装置において、加圧装 置が閉ざされようとしているときに、これにより圧縮された第1の油圧シリ ンダ/ピストンユニット(7)から加圧された蓄圧器(8)に一方向に流れ を許容するのに設計される逆止弁(6)と、蓄圧器(8)および第2の油圧 シリンダ/ピストンユニット(10)間の流れを選択的に許容するのに設計さ れ、こうした流れの結果、第2の油圧シリンダ/ピストンユニットが圧縮さ れた基本位置から伸ばされた位置に動かすために設計される第1の弁(9) と、逆止弁(6)と並列で、第1の油圧シリンダ/ピストンユニット(7) が装置を開くことにより減圧されているときに、蓄圧器(8)から、或いは 、第1の弁(9)も開けられたときには、第2の油圧シリンダ/ピストンユ ニット(10)からも、第1の油圧シリンダ/ピストンユニット(7)への戻 し流を選択的に許容し得るように設計される第2の弁(11)とからなり、第 2の油圧シリンダ/ピストンユニットはその後圧縮された基本位置に戻るよ うに設計され、そこで蓄圧器(8)は、双方の油圧シリンダ/ピストンユニ ットが圧縮されたときに装置内に存在する油を調節するのに十分な大きさを 有することを特徴とする金属薄板成形用加圧装置。 2.蓄圧器(8)内の圧力が、油圧システムの動作圧力と常時同等かあるいはそ れよりも大きいことを特徴とする請求項1の装置。 3.圧力発生手段から油を分離するピストン(12)が蓄圧器(8)内に配置され ることを特徴とする請求項2に記載の装置。 4.圧力発生手段としてガスを用いたことを特徴とする請求項3に記載の装置。 5.圧力発生手段としてコイルスプリングを用いたことを特徴とする請求項3に 記載の装置。 6.ガス充填スプリングにより圧縮された基本位置に戻るのに、第2の油圧シリ ンダ/ピストンユニット(10)が設計されたことを特徴とする請求項1から 5のいずれか一つに記載の装置。 7.コイルスプリングにより圧縮された基本位置に戻るのに、第2の油圧シリン ダ/ピストンユニット(10)が設計されたことを特徴とする請求項1から5 のいずれか一つに記載の装置。 8.圧力下にあるガスにより圧縮された基本位置に戻るのに、第2の油圧シリン ダ/ピストンユニット(10)が設計されたことを特徴とする請求項1から5 のいずれか一つに記載の装置。 9.蓄圧器(8)内のピストン(12)は、装置が軽負荷ではないときの停止に対 して、そのままの状態に止まるように設計されることを特徴とする請求項1 から8のいずれか一つに記載の装置。
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