【発明の詳細な説明】
カッパアゴニストとしてのピロリジニルおよび ピロリニルエチルアミン化合物 技術分野
本発明は、新規なピロリジニルおよびピロリニルエチルアミン化合物及びそれ
らの薬学的に許容することのできる塩、並びにそれらを含有する医薬組成物に関
する。本発明の薬学的に活性な化合物は、選択的カッパー受容体アゴニストとし
て用いることができる。
背景技術
モルヒネのようなオピオイド鎮痛薬は、治療上有用であるが、薬物依存および
乱用のような副作用があることから、それらの使用は、厳しく制限されている。
従って、有用性が高い、薬物依存を起こす傾向が少ない鎮痛薬が、望まれている
。かなりの薬理学的および生化学的研究が行われてオピオイドペプチド類および
オピオイド受容体が発見され、ヒトを含む種々の種におけるミュー(μ)、デル
タ(δ)、カッパ(κ)のようなサブタイプのオピオイド受容体の発見により、
新しい鎮痛薬の創出に向けてのスタートが切られた。モルヒネのようなオピオイ
ド鎮痛薬は、ミュー−受容体アゴニストとして作用すると考えられていることか
ら、カッパ−受容体アゴニストに基づく作用とミュー−受容体アゴニストに基づ
く作用との識別が、研究されてきた。最近、カッパ−選択アゴニスト(カッパー
アゴニスト)が、上記の観点から報告された、例えば、EMD−61753:A
.バーバー(A.Barber)等,Br.J.Pharmacol.,113巻,1317-1327頁,1994。そ
れらのいくつかは、実際、臨床試験で研究された(Med.Res.Rev.,12巻,525
頁,1992)。
ヨーロッパ特許EP 0254545 B1は、種々のエチレンジアミン化合物
を開示している。ヨーロッパ特許EP0483580A2は、鎮痛薬としての種
々のピロリジン化合物を開示している。国際公開WO96/30339は、選択
的カッパー受容体アゴニストとしての種々のピロリジニルヒドロキサム酸
化合物を開示している。発明の簡単な開示
本発明は、以下の一般式の化合物及びその塩を提供する:
[ここで、
Aは、水素、ハロ、ヒドロキシ、C1−C6(好ましくはC1−C4)アルキル、
ハロC1−C6(好ましくはC1−C4)アルキル、C1−C6(好ましくはC1−C4
)アルコキシ、ハロC1−C6(好ましくはC1−C4)アルコキシ、オキソ、Yが
ヒドロキシ保護基であるOYであるか、または存在せず;
破線は、任意の二重結合を表すが、但し、破線が二重結合である場合、Aは存
在せず;
Ar1は、ハロ、ヒドロキシ、C1−C4アルキル、C1−C4アルコキシ、C1−
C4アルコキシ−C1−C4アルコキシ、CF3、カルボキシ−C1−C4アルコキシ
およびC1−C4アルコキシ−カルボニル−C1−C4アルコキシから選ばれる1個
以上(好ましくは1個から2個)の置換基により任意に置換されたフェニルであ
り;
Ar2は、フェニル、ナフチル、ピリジル、チエニル、フリル、ピロリルおよ
びピリミジルから選ばれるアリールまたはヘテロアリールであり、このアリール
またはヘテロアリールは、ハロ、ヒドロキシ、アミノ、ニトロ、カルボキシ、C1
−C4アルキル、C1−C4アルコキシ、C1−C4アルキルアミノ、ジC1−C4ア
ルキルアミノ、ハロC1−C4アルキル、C1−C4アルキルチオおよびスルホニル
メチルから選ばれる1個以上(好ましくは1個から2個)の置換基により任意に
置換され;
R1は、水素、ヒドロキシ、C1−C4アルキル、C1−C4アルコキシ、または
Yがヒドロキシ保護基であるOYであり;そして
R2およびR3は、水素、ヒドロキシ、1個以上(好ましくは1個から5個)の
ヒドロキシもしくはハロにより任意に置換されたC1−C7アルキル、C3−C6シ
クロアルキル、C2−C6アルケニル、C2−C6アルキニル、C1−C7(好ましく
はC1−C5)アルコキシ、ハロにより任意に置換された(好ましくは1個もしく
は2個のハロゲン原子により置換された)フェニル、フェニルC1−C7(好まし
くはC1−C5)アルキル、ハロ置換されたフェニルC1−C7アルキル、および(
CH2)nX−R4{ここで、nは、1もしくは2であり、Xは、O、NHもしく
はSであり、R4は、C1−C3アルキルである}から独立に選ばれ、またはAr2
がフェニルである場合、−Ar2−C(=O)−N(R2)−は、フタルイミド基
であり、R3は、C1−C7アルキルであり、または
R2およびR3は、それらが結合している窒素原子と共に、C1−C3アルキルも
しくはハロにより任意に置換されたピロリジン、ピペリジンもしくはモルホリン
環を形成する]。
Ar2がフェニルである場合、R2R3N−C(=O)−は、好ましくは、2−
(A−ピロリジニル)−1−Ar1−エチル−N(R1)−に関してフェニル環上
のメタまたはパラの位置に存在する。オキソが、“A”基として選ばれる場合、
酸素原子が、二重結合を介してピロリジニル基に結合するのは明白である。
本発明の一般式(I)のピロリジニルおよびピロリニルエチルアミン化合物は
、良好なカッパー受容体アゴニスト活性を示し、従って、鎮痛薬、麻酔薬、抗−
炎症薬または神経保護薬として有用であり、また、哺乳類患者、特にヒト患者の
治療に、関節炎、卒中または、腹痛のような機能性腸疾患の治療にも有用である
。詳しくは、これらの化合物は、急性および慢性疼痛用鎮痛薬として有用である
。特に、これらの化合物は、哺乳類患者の中枢神経系での鎮痛薬として有用であ
る。また、これらの化合物は、この患者における、例えば熱傷(熱、酸または他
の薬物との接触により誘導された)、熱湯傷(高温液体または蒸気による接触に
より誘導された)、リウマチ等により引き起こされる末梢介在炎症性疼痛の鎮痛
薬としても有用である。
よって、本発明は、治療上効果的な量の一般式(I)の化合物および薬学的に
不活性な担体を含む、鎮痛薬、麻酔薬、抗−炎症薬または神経保護薬として有用
であり、上述の疾患の治療においても有用である医薬組成物を提供する。
又、本発明は、哺乳類患者に治療上効果的な量の一般式(I)の化合物を投与
することを含む、この患者における、オピオイドカッパー受容体に対するアゴニ
スト活性を必要とする医学的症状の治療法も提供する。
発明の詳細な開示
本明細書において、“ヒドロキシ保護基”とは、合成手法中の望ましくない反
応に対してヒドロキシ基を保護する官能基を意味し、それとしては、ベンジル、
ベンゾイル、メトキシメチル、テトラヒドロピラニルおよびトリアルキルシリル
が挙げられるが、これらに限定される訳ではない。
本明細書で用いる“C1−C6アルキル”とは、直鎖または分枝鎖のアルキルを
意味し、それとしては、メチル、エチル、n−プロピル、イソ−プロピル、n−
ブチル、sec−ブチル、tert−ブチル等が挙げられるが、これらに限定さ
れる訳ではない。
本明細書で用いる“C1−C6アルコキシ”とは、直鎖または分枝鎖の−OR(
Rは、C1−C6アルキル)を意味し、それとしては、メトキシ、エトキシ、プロ
ポキシ、イソプロポキシ、n−ブトキシ、イソ−ブトキシ、tert−ブトキシ
等が挙げられるが、これらに限定される訳ではない。
“ハロ”とは、F、Cl、BrまたはI、好ましくはFまたはClを意味する
。“ハロC1−C6アルキル”とは、直鎖または分枝鎖の1個から6個の炭素原子
のハロ−置換したアルキルを意味し、それとしては、1個から13個(好ましく
は1個から5個)のハロゲン原子により置換された、メチル、エチル、n−プロ
ピル、イソ−プロピル、n−ブチル、sec−ブチルおよびtert−ブチルが
挙げられるが、これらに限定される訳ではない。
“ハロC1−C6アルコキシ”とは、1個から13個(好ましくは1個から3個
)のハロゲン原子により置換されたC1−C6アルコキシを意味する。
“ハロ置換したフェニルC1−C7アルキル”とは、その末端の炭素原子に結合
したフェニル基を有し、このフェニル基が1個から5個(好ましくは1個から2
個)のハロゲン原子により置換されたC1−C7アルキルを意味する。
本発明の好ましい群の化合物としては、一般式(I)の化合物{ここで、
Aは、水素、ハロ、ヒドロキシ、オキソもしくはOYであるか;または破線が
二重結合である場合、Aは存在せず;
Ar1は、ハロ、ヒドロキシ、C1−C4アルコキシ、カルボキシC1−C4アル
コキシおよびC1−C4アルコキシ−カルボニル−C1−C4アルコキシから選ばれ
る1個から3個の置換基により任意に置換されたフェニルであり;
Ar2は、1個から2個のハロまたはC1−C4アルコキシにより任意に置換さ
れた、フェニル、ピリジルまたはチエニルであり;
R1は、水素、ヒドロキシまたはC1−C4アルキルであり;そして
R2およびR3は、水素、1個以上のヒドロキシもしくはハロにより任意に置換
されたC1−C7アルキル、C3−C6(好ましくはC3−C4)シクロアルキル、C2
−C6アルケニル、C2−C6(好ましくはC2−C3)アルキニル、C1−C4アル
コキシフェニルおよびハロ置換されたフェニルC1−C7アルキルから独立に選ば
れ、Ar2がフェニルである場合、−Ar2−C(=O)−N(R2)−は、フタ
ルイミド基であり、R3は、C1−C7アルキルであり、または
R2およびR3は、それらが結合している窒素原子と共に、ピロリジンまたはモ
ルホリン環を形成する}が挙げられる。
本発明の更に好ましい群としては、一般式(I)の化合物{ここで、
Aは、水素、フッ素、塩素、ヒドロキシまたはYがメトキシメチルもしくはテ
トラヒドロピラニルであるOYであるか;または破線が二重結合である場合、A
は存在せず;
Ar1は、塩素、ヒドロキシ、メトキシまたはカルボキシメトキシにより任意
に置換されたフェニルであり;
Ar2は、塩素、フッ素またはメトキシにより任意に置換された、フェニル、
ピリジルまたはチエニルであり;
R1は、C1−C4アルキルであり;
R2は、ヒドロキシもしくはフッ素により任意に置換されたC1−C7(好まし
くはC1−C5)アルキル、C2−C6(好ましくはC2−C3)アルケニル、ハロ置
換されたフェニルメチルまたはフェニルであり;そして
R3は、水素またはメチルであり;または
R2およびR3は、それらが結合している窒素原子と共に、ピロリジンまたはモ
ルホリン環を形成する}が挙げられる。
本発明の更に好ましい群としては、
Aが、ヒドロキシ、フッ素または塩素であるか;または破線が二重結合である
場合、Aが存在せず;Ar1が、カルボキシメトキシにより任意に置換されたフ
ェニルであり;Ar2が、メトキシにより任意に置換されたフェニルまたはピリ
ジルであり;R1が、C1−C4アルキルであり;R2が、ヒドロキシにより任意に
置換されたC1−C7アルキルであり;そして、R3が、水素である、一般式(I
)の化合物が挙げられる。
個々の好ましい化合物は:
4−{N−[2−(3−(S)−ヒドロキシピロリジン−1−イル)−1−(
S)−フェニルエチル]−N−メチルアミノ}−N’−プロピルベンズアミド;
4−{N−[2−(3−(S)−ヒドロキシピロリジン−1−イル)−1−(
S)−フェニルエチル]−N−メチルアミノ}−2−メトキシ−N’−プロピル
ベンズアミド;
6−{N−[2−(3−(S)−ヒドロキシピロリジン−1−イル)−1−(
S)−フェニルエチル]−N−メチルアミノ}−N’−プロピルニコチンアミド
;
4−{N−[1−(S)−(3−カルボキシメトキシフェニル)−2−(3−
(S)−ヒドロキシピロリジン−1−イル)−エチル]−N−メチルアミノ}−
N’−プロピルベンズアミド;
4−{N−[2−(3−(S)−フルオロピロリジン−1−イル)−1−(S
)−フェニルエチル]−N−メチルアミノ}−N’−プロピルベンズアミド;
4−{N−[2−(3−(S)−ヒドロキシピロリジン−1−イル)−1−(
S)−フェニルエチル]−N−メチルアミノ}−N’−(2−(S)−ヒドロキ
シプロピル)ベンズアミド;
5−{N−[2−(3−(S)−フルオロピロリジン−1−イル)−1−(S
)−フェニルエチル]−N−メチルアミノ}−N’−プロピルピコリンアミド;
4−{N−メチルアミノ−N−[2−(3−ピロリン−1−イル)−1−(S
)−フェニルエチル]}−N’−プロピルベンズアミド;および
4−{N−[2−(3−(S)−クロロピロリジン−1−イル)−1−(S)
−フェニルエチル]−N−メチルアミノ}−N’−(2−(S)−ヒドロキシプ
ロピル)ベンズアミドである。
他の個々の好ましい化合物は:
4−{N−[2−(3−(S)−ヒドロキシピロリジン−1−イル)−1−(
S)−フェニルエチル]−N−メチルアミノ}−N’−イソプロピルベンズアミ
ド;
3−{N−[2−(3−(S)−ヒドロキシピロリジン−1−イル)−1−(
S)−フェニルエチル]−N−メチルアミノ}−N’−プロピルベンズアミド;
2−クロロ−4−{N−[2−(3−(S)−ヒドロキシピロリジン−1−イ
ル)−1−(S)−フェニルエチル]−N−メチルアミノ}−N’−プロピルベ
ンズアミド;
4−{N−[2−(3−(S)−ヒドロキシピロリジン−1−イル)−1−(
S)−フェニルエチル]−N−メチルアミノ}−3−メトキシ−N’−プロピル
ベンズアミド;
3−クロロ−4−{N−[2−(3−(S)−ヒドロキシピロリジン−1−イ
ル)−1−(S)−フェニルエチル]−N−メチルアミノ}−N’−プロピルベ
ンズアミド;
4−{N−[1−(S)−(3−ヒドロキシフェニル)−2−(3−(S)−
ヒドロキシピロリジン−1−イル)−エチル]−N−メチルアミノ}−N’−プ
ロピルベンズアミド;
4−{N−[2−(3−(S)−ヒドロキシピロリジン−1−イル)−1−(
S)−(3−メトキシフェニル)−エチル]−N−メチルアミノ}−N’−プロ
ピルベンズアミド;
4−{N−[1−(S)−フェニル−2−(ピロリジン−1−イル)エチル]
−N−メチルアミノ}−N’−プロピルベンズアミド;
4−{N−[1−(S)−(3−クロロフェニル)−2−(3−(S)−ヒド
ロキシピロリジン−1−イル)−エチル]−N−メチルアミノ}−N’−プロピ
ルベンズアミド;
4−{N−[2−(3−(S)−ヒドロキシピロリジン−1−イル)−1−(
R)−フェニルエチル]−N−メチルアミノ}−N’−プロピルベンズアミド;
4−{N−[2−(3−(S)−ヒドロキシピロリジン−1−イル)−1−(
S)−フェニルエチル]−N−メチルアミノ}−ピロリジンベンズアミド;
4−{N−[2−(3−(S)−ヒドロキシピロリジン−1−イル)−1−(
S)−フェニルエチル]−N−メチルアミノ}−モルホリンベンズアミド;
4−{N−[2−(3−(S)−ヒドロキシピロリジン−1−イル)−1−(
S)−フェニルエチル]−N−メチルアミノ}−N’−(2−(R)−ヒドロキ
シプロピル)ベンズアミド;
4−{N−[2−(3−(S)−ヒドロキシピロリジン−1−イル)−1−(
S)−フェニルエチル]−N−メチルアミノ}−N’−イソブチルベンズアミド
;
4−{N−[2−(3−(S)−ヒドロキシピロリジン−1−イル)−1−(
S)−フェニルエチル]−N−メチルアミノ}−N’−アリルベンズアミド;
4−{N−[2−(3−(S)−ヒドロキシピロリジン−1−イル)−1−(
S)−フェニルエチル]−N−メチルアミノ}−N’−(3,3,3−トリフル
オロプロピル)ベンズアミド;
3−フルオロ−4−{N−[2−(3−(S)−ヒドロキシピロリジン−1−
イル)−1−(S)−フェニルエチル]−N−メチルアミノ}−N’−プロピル
ベンズアミド;
4−{N−[2−(3−(S)−ヒドロキシピロリジン−1−イル)−1−(
S)−フェニルエチル]−N−メチルアミノ}−N’−(2,2,3,3,3−
ペンタフルオロプロピル)ベンズアミド;
4−{N−[2−(3−(S)−ヒドロキシピロリジン−1−イル)−1−(
S)−フェニルエチル]−N−メチルアミノ}−N’−tert−アミルベンズ
アミド;
5−{N−[2−(3−(S)−ヒドロキシピロリジン−1−イル)−1−(
S)−フェニルエチル]−N−メチルアミノ}−N’−プロピルピコリンアミド
;
4−{N−[2−(3−(S)−フルオロピロリジン−1−イル)−1−(S
)−フェニルエチル]−N−メチルアミノ}−N’−(2−(S)−ヒドロキシ
プロピル)ベンズアミド;
2−クロロ−4−{N−[2−(3−(S)−フルオロピロリジン−1−イル
)
−1−(S)−フェニルエチル]−N−メチルアミノ}−N’−プロピルベンズ
アミド;および
4−{N−[2−(3−(S)−クロロピロリジン−1−イル)−1−(S)
−フェニルエチル]−N−メチルアミノ}−N’−プロピルベンズアミドである
。
他の好ましい化合物は:
4−{N−[2−(3−(S)−ヒドロキシピロリジン−1−イル)−1−(
S)−フェニルエチル]−N−メチルアミノ}−N’−メチルベンズアミド;
4−{N−[2−(3−(S)−ヒドロキシピロリジン−1−イル)−1−(
S)−フェニルエチル]−N−メチルアミノ}−N’−エチルベンズアミド;
4−{N−[2−(3−(S)−ヒドロキシピロリジン−1−イル)−1−(
S)−フェニルエチル]−N−メチルアミノ}−N’−ブチルベンズアミド;
4−{N−[2−(3−(S)−ヒドロキシピロリジン−1−イル)−1−(
S)−フェニルエチル]−N−メチルアミノ}−N’−ペンチルベンズアミド;
4−{N−[2−(3−(S)−ヒドロキシピロリジン−1−イル)−1−(
S)−フェニルエチル]−N−メチルアミノ}−N’−フェニルベンズアミド;
4−{N−[2−(3−(S)−ヒドロキシピロリジン−1−イル)−1−(
S)−フェニルエチル]−N−メチルアミノ}−N’−(2−クロロベンジル)
ベンズアミド;
4−{N−[2−(3−(S)−ヒドロキシピロリジン−1−イル)−1−(
S)−フェニルエチル]−N−メチルアミノ}−N’,N’−ジメチルベンズア
ミド;
4−{N−[2−(3−(S)−ヒドロキシピロリジン−1−イル)−1−(
S)−フェニルエチル]−N−メチルアミノ}−N’−メチル−N’−プロピル
ベンズアミド;
5−{N−[2−(3−(S)−ヒドロキシピロリジン−1−イル)−1−(
S)−フェニルエチル]−N−メチルアミノ}−N’−プロピル−2−チオフェ
ンカルボキサミド;
4−{N−[2−(3−(S)−ヒドロキシピロリジン−1−イル)−1−(
S)−フェニルエチル]アミノ}−N’−プロピルベンズアミド;
4−{N−[2−(3−(S)−ヒドロキシピロリジン−1−イル)−1−(
S)
−フェニルエチル]−N−メチルアミノ}−N’−プロピルフタルイミド;
4−{N−[2−(3−(S)−ヒドロキシピロリジン−1−イル)−1−(
S)−フェニルエチル]−N−メチルアミノ}−N’−エトキシベンズアミド;
4−{N−[2−(3−(S)−ヒドロキシピロリジン−1−イル)−1−(
S)−フェニルエチル]−N−メチルアミノ}−N’−(3−ヒドロキシプロピ
ル)ベンズアミド;
4−{N−[2−(3−(S)−ヒドロキシピロリジン−1−イル)−1−(
S)−フェニルエチル]−N−メチルアミノ}−N’−シクロプロピルベンズア
ミド;
4−{N−[2−(3−(S)−ヒドロキシピロリジン−1−イル)−1−(
S)−フェニルエチル]−N−メチルアミノ}−N’−(S)−sec−ブチル
ベンズアミド;
4−{N−[2−(3−(S)−ヒドロキシピロリジン−1−イル)−1−(
S)−フェニルエチル]−N−メチルアミノ}−N’−(R)−sec−ブチル
ベンズアミド;
4−{N−[2−(3−(S)−ヒドロキシピロリジン−1−イル)−1−(
S)−フェニルエチル]−N−メチルアミノ}−N’−プロパルギルベンズアミ
ド;
4−{N−[1−(R)−(3−カルボキシメトキシフェニル)−2−(3−
(S)−ヒドロキシピロリジン−1−イル)−エチル]−N−メチルアミノ}−
N’−プロピルベンズアミド;
4−{N−[2−(3−(S)−ヒドロキシピロリジン−1−イル)−1−(
S)−フェニルエチル]−N−メチルアミノ}−N’−tert−ブチルベンズ
アミド;
4−{N−ヒドロキシ−N−[2−(3−(S)−ヒドロキシピロリジン−1
−イル)−1−(S)−フェニルエチル]アミノ}−N’−プロピルベンズアミ
ド;
4−{N−[2−(3−(S)−フルオロピロリジン−1−イル)−1−(S
)−フェニルエチル]−N−ヒドロキシアミノ}−N’−プロピルベンズアミド
;
4−{N−[2−(3−(R)−フルオロピロリジン−1−イル)−1−(S
)
−フェニルエチル]−N−メチルアミノ}−N’−プロピルベンズアミド;
4−{N−[2−(3−(S)−フルオロピロリジン−1−イル)−1−(R
)−フェニルエチル]−N−メチルアミノ}−N’−プロピルベンズアミド;
4−{N−[2−(3−(S)−クロロピロリジン−1−イル)−1−(S)
−フェニルエチル]−N−メチルアミノ}−N’−(2−(R)−ヒドロキシプ
ロピル)ベンズアミド;および
4−{N−[2−(3−オキソピロリジン−1−イル)−1−(S)−フェニ
ルエチル]−N−メチルアミノ}−N’−プロピルベンズアミドである。
更に、本発明は、以下の一般式の化合物を提供する:{ここで、
Ar2aは、フェニル、ピリジルまたはチエニルであり;
Xは、水素、ハロまたはC1−C7アルコキシであり;
R1は、水素、任意に保護されたヒドロキシまたはC1−C4アルキルであり;
そして
R2およびR3は、独立に水素またはヒドロキシもしくはハロにより任意に置換
されたC1−C7アルキルである}。
一般式(VId)の個々の好ましい化合物は:
4−メチルアミノ−N’−プロピルベンズアミド;
5−N−メチルアミノ−N’−プロピルピコリンアミド;
2−クロロ−4−メチルアミノ−N’−プロピルベンズアミド;
4−メチルアミノ−N’−(2−(S)−ヒドロキシプロピル)ベンズアミド
;
4−メチルアミノ−N’−(2−(R)−ヒドロキシプロピル)ベンズアミド
;
4−メチルアミノ−N’−(2,2,3,3,3−ペンタフルオロプロピル)
ベンズアミド;および
4−メチルアミノ−N’−tert−アミルベンズアミドである。
更に、本発明は、
2−(3−(S)−フルオロピロリジン−1−イル)−1−(S)−フェニル
エタノール;
2−(3−(S)−フルオロピロリジン−1−イル)−2−(R)−フェニル
エタノール;
2−(R)−フェニル−2−(3−ピロリン−1−イル)エタノール;
2−(3−(R)−フルオロピロリジン−1−イル)−1−(S)−フェニル
エタノール;
2−(3−(R)−フルオロピロリジン−1−イル)−2−(R)−フェニル
エタノール;
2−(3−(S)−フルオロピロリジン−1−イル)−1−(R)−フェニル
エタノール;
2−(3−(S)−フルオロピロリジン−1−イル)−2−(S)−フェニル
エタノール;
2−(3−(S)−クロロピロリジン−1−イル)−1−(S)−フェニルエ
タノール;および
2−(3−(S)−クロロピロリジン−1−イル)−2−(R)−フェニルエ
タノールから選ばれる化合物を提供する。
更に、本発明は、反応に不活性な溶媒中で塩基の非存在下または存在下で、一
般式(VId)のアミド化合物:
と化合物(Va)、(Vb)および(Vc)ならびに化合物(Va)および(V
b)の混合物から選ばれるエタノール化合物:
とを反応させることを含む、一般式(I)の化合物を製造する方法を提供する。一般的合成法
本発明の一般式(I)のカッパアゴニスト(カッパー受容体アゴニスト)は、
以下の模式図で説明する通りに調製することができる。特に断らない限り、次の
反応模式図において、A、Ar1、Ar2、R1、R2およびR3は、上記の通りに
定義される。
模式図1a 上記模式図1aにおいて、任意に置換した酸化スチレン(II)または任意に
置換したフェニル−1,2−エタンジオール2−トシラート(III)を、K2
CO3のような塩基の非存在下または存在下で、ピロリジン化合物(IV)と反
応させて置換ピロリジニルエタノール(Va)および(Vb)の混合物を形成さ
せることができる。この反応は、反応に不活性な溶媒(例えば、メタノール(M
eOH)、エタノール(EtOH)、イソプロピルアルコール、テトラヒドロフ
ラン(THF)、ジオキサン、N,N−ジメチルホルムアミド(DMF)、ジメ
チルスルホキシド(DMSO)、塩化メチレン(CH2Cl2)、水、ベンゼン、
トルエン、n−ヘキサンまたはシクロヘキサン)の非存在下または存在下で行う
ことができる。この反応は、−78℃から溶媒の還流温度、好ましくは室温から
溶媒の還流温度までの温度で、5分間から48時間、好ましくは0.5から12
時間行うことができる。化合物(Va)または化合物(Va)と(Vb)の混合
物を、ジクロロエタンのような適切な溶媒中のトリエチルアミンのような塩基の
存在下で塩化メタンスルホニルで処理し、続いて一般式(VIa)のメチルエス
テル化合物とカップリングさせて中間化合物(VII)を得ることができる。こ
のカップリング反応は、水、EtOHまたはDMFのような適切な極性溶媒中で
、水素化ナトリウム(NaH)のような塩基の非存在下または存在下で、室温か
ら溶媒の還流温度で15分間から6時間行うことができる。
次いで、中間化合物(VII)を、0から100℃の温度で5分間から12時
間、メタノールのような反応に不活性な溶媒中でNaOHのような塩基で処理し
てカルボン酸化合物(VIII)を得ることができる。
カルボン酸(VIII)を、カルボジイミド化合物の存在下でアルキルアミン
と反応させてピロリジニルエチルアミン化合物(I)を得ることができる。都合
の良いカルボジイミド化合物は、1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピ
ル)カルボジイミド(WSC)である。この反応は、適切な溶媒中で、実質的に
同量のカルボン酸およびアルキルアミンと少し過剰量のカルボジイミドとを接触
させることにより行うことができる。適切な溶媒は、不活性な芳香族炭化水素、
エーテル類、ハロゲン化炭化水素、特にジクロロメタンである。反応は、−30
から100℃、通常0から30℃の範囲の温度で30分間から24時間、通常室
温で12時間から16時間行うことができる。その結果できた生成物を、標準技
法により単離し、精製することができる。
必要であれば、得られた化合物(I)のAのヒドロキシ保護基(即ち、−OY
のY)は、選択した特定の保護基に適した方法により除去することができる。例
えば、代表的保護基メトキシメチルは、HClのような酸触媒の存在下、酸が触
媒する加水分解により除去することができる。Aの更に好都合な保護基は、テト
ラヒドロピラニル基(THP)である。これは、やはり、酸が触媒する加水分解
により除去することができる。適切な酸触媒は、酢酸(AcOH)、p−トルエ
ンスルホン酸(p−TsOH)、塩酸(HCl)、および塩化ジメチルアルミニ
ウム(Me2AlCl)のような、有機酸、無機酸、またはルイス酸である。好
ましい酸触媒は、HClである。
Ar1が任意に置換されたフェニルである光学的に不活性な化合物(I)は、
相当する光学的に不活性な一般式(III)の1−フェニル−1,2−エタンジ
オール2−トシラートまたは1−フェニル−2−ピロリジニルエタノール(Vb
)を模式図1aで述べた反応に供することにより調製することができる。Ar1
が任意に置換されたフェニルである光学的に不活性な化合物(III)は、例え
ば、Tetrahedron,47巻,9861-9866頁,1991、Cehm.Rev.80巻,187-213頁,19
80またはJ.Org.Chem.,47巻,1229-1232頁,1982に記載の手法、続いて0℃で
ピリジン中で塩化p−塩化トルエンスルホニルとの反応のようなトシル化により
調製することができる。光学的に不活性な(Vb)は、例えば、Tetrahedron Le
tt.,35巻,1511-1514頁,1994に記載の手法、続いて従来の還元により調製する
ことができる。
Aがヒドロキシであり、R2がアルコキシであり、R3が水素である一般式(I
)の化合物は、Aがヒドロキシである一般式(VII)のメチルベンゾエートか
ら得ることができる。初めに、メチルベンゾエート化合物のヒドロキシ基を、t
ert−ブチルジメチルシリル基のような適切な保護基で保護することができる
。次に、ヒドロキシが保護されたメチルエステル化合物を、加水分解に供して相
当するカルボン酸を得ることができる。次いで、カルボン酸を、アミド化に供し
て化合物(I)を得ることができる。ヒドロキシ保護は、約0℃で1から6時間
、
DMF中の一般式(VII)の化合物をtert−ブチルジメチルシリルクロリ
ドおよびイミダゾール溶液との反応に供することにより実施することができる。
加水分解は、溶媒の約還流温度で1から10時間メタノールのような極性溶媒中
で水酸化ナトリウムのような塩基の存在下で行うことができる。アミド化は、室
温で1から24時間WSCのようなカルボジイミドの存在下で所望のO−アルキ
ルヒドロキシルアミンを用いて行うことができる。脱保護が必要であれば、従来
の手法を用いることができる。例えば、ヒドロキシ基がtert−ブチルジメチ
ルシリル基で保護されている場合、アミド化合物を、室温でTHFのような適切
な溶媒中でフッ化テトラブチルアンモニウムで処理することができる。
Aが存在せず、破線が二重結合である一般式(I)の化合物は、2−フェニル
−2−(3−ピロリン−1−イル)エタノール化合物(Vc)およびベンズアミ
ド化合物を模式図1aで具体的に説明したカップリング反応に供することによっ
ても調製することができる。
エタノール化合物(Vc)は、溶媒の還流温度で1から24時間、エタノール
のような反応に不活性な溶媒中でEt3Nのような塩基の存在下で相当するフェ
ニルグリシノールおよび1,4−ジクロロブテンを反応させることにより調製す
ることができる。
Aがオキソ(=O)である一般式(I)の化合物は、相当するピロリジノール
化合物の酸化により調製することができる。適した酸化は、スワーン(Swern)酸
化である。
更に、−Ar2−C(=O)−N(R2)−がフタルイミド基であろ一般式(I
)の化合物は、上述の模式図1aにおける化合物(VIa)の代わりに一般式(
VIb)の化合物:
を用いることにより調製することができる。
Ar2がチエニルである一般式(I)の化合物は、上述の模式図1aにおけ
る化合物(VIa)の代わりに一般式(VIc)のメチルアミノチオフェンカル
ボキサミド:
を用いることにより調製することができる。化合物(VIc)は、初めに、ニト
ロチオフェンカルボキサルデヒドとジョーンズ試薬とを反応させてニトロチオフ
ェンカルボン酸を得ることにより調製することができる。次いで、得られたカル
ボン酸を、一般式:NHR2R3の化合物との縮合、次いで鉄粉末および塩化アン
モニウムを用いたニトロ基の還元、続いてアミノ基のメチル化に供することがで
きる。
一般式(II)、(III)および(IV)の化合物は、公知の方法により製
造することのできる公知の化合物であるか、又は公知の方法と類似の方法により
調製することのできる公知の化合物の類似体であるかのいずれかである。
周知の手法または以下の手法に従い、相当するR、S配置を有する3−ピロリ
ジノールを供することにより、化合物(Va)および(Vb)のR、S配置を選
択的に決定することができる。
Aがフッ素であり、Ar1がフェニルである一般式(Va)および(Vb)の
化合物は、商業的に入手可能な1−ベンジル−3−ピロリジノールから調製する
ことができる。初めに、ピロリジノールのヒドロキシ基を、p−トルエンスルホ
ナートのような適切な脱離基に変換することができる。変換は、ピロリジノール
をピリジン中の塩化p−トルエンスルホニルとの反応に供することにより達成す
ることができる。次いで、THFのような反応に不活性な溶媒中のフッ化テトラ
ブチルアンモニウムのような好適なフッ素化剤との反応により、脱離基をフッ素
により置換することができる。次いで、この3−フルオロピロリジンを、水素化
、続いて一般式(II)の酸化スチレンとのカップリングに供することができる
。水素化は、0℃から室温で5分間から48時間、好ましくは12から36時間
、EtOHのような反応に不活性な溶媒中で、水素雰囲気下で、炭素担持水酸化
パラジウムのような適切な触媒の存在下で行うことができる。カップリング反応
は、EtOHのような反応に不活性な溶媒の非存在下または存在下で行うことが
できる。
Aが塩素であり、Ar1がフェニルである一般式(Va)および(Vb)の化
合物は、やはり、1−ベンジル−3−ピロリジノールから調製することができる
。例えば、1−ベンジル−3−ピロリジノールを塩素化に供して1−ベンジル−
3−クロロピロリジンを得ることができる。1−ベンジル−3−クロロピロリジ
ンのベンジル基は、1−ベンジル−3−クロロピロリジンをクロル蟻酸1−クロ
ルエチルでの処理、続いて一般式(II)の酸化スチレンとのカップリングによ
り除去することができる。1−ベンジル−3−ピロリジノールの塩素化は、従来
の条件下、例えば、室温でCCl4のような適切な溶媒中でトリフェニルホスフ
ィンのような適切な試薬の存在下で行うことができる。脱ベンジル化は、周知の
方法により行うことができる。脱ベンジル化は、代表的には、溶媒の還流温度で
5分間から3時間、ジクロロエタンのような反応に不活性な溶媒中で行う。次い
で、溶媒を蒸発させ、残分を、溶媒の還流温度で5分間から4時間、EtOHの
ような適切な溶媒中での酸化スチレンとのカップリング反応に供することができ
る。
Aがハロであり、Ar1が任意に置換されたフェニルである化合物(Va)お
よび(Ab)は、所望のN−保護3−ピロリジノール化合物から相当するN−保
護3−ハロピロリジンを経由して調製することができる。初めに、1−ベンジル
−3−ピロリジノールは、溶媒の還流温度で3から36時間、反応に不活性な溶
媒中の好適なハロゲン化試薬、例えば、CCl4中のトリフェニルホスフィンで
処理することができる。二番目に、この1−ベンジル−3−クロロピロリジンを
精製することができ、脱保護は、当業者に公知の条件(例えば、ジクロロエタン
中のクロル蟻酸1−クロルエチルを用い0℃で30分間から6時間)下で行うこ
とができる。三番目に、3−クロロピロリジンを、模式図1aで具体的に説明し
た手法により、酸化スチレン化合物で処理してエタノール(Va)および(Vb
)を得ることができる。
Ar2が任意に置換されたフェニルである一般式(VIa)のメチルエステル
化合物は、公知の化合物であるか、またはDMFのような反応に不活性な溶媒中
でNaHまたはNa2CO3のような塩基の存在下、置換4−アミノ安息香酸化合
物をハロゲン化アルキルで処理することにより調製することができる。
更に詳しくは、一般式(VIa)の化合物は、以下の方法により調製すること
ができる。
A: 一般式(VIa)の3−メチルアミノ安息香酸メチルは、初めに3−ア
セトアミド安息香酸をDMFのような反応に不活性な溶媒中でNaHのような塩
基の存在下でのメチル化、続いて濃硫酸(H2SO4)のような酸触媒の存在下で
の脱アセチル化に供することにより調製することができる。
B: Ar2がフッ素により置換され、R1が水素である一般式(VIa)の化
合物は、ニトロ安息香酸をエステル化、続いて還元に供することにより、ニトロ
安息香酸から調製することができる。エステル化は、溶媒の還流温度で1から1
2時間、MeOH中で硫酸のような酸触媒の存在下で達成することができる。還
元は、室温から60℃で0.5から6時間、酢酸のような好適な溶媒中で鉄粉末
のような還元剤の存在下で行うことができる。所望であれば、アミノ基は、周知
の方法によりアルキル化することができる。例えば、初めに、このメチルエステ
ルを、CH2Cl2のような適切な溶媒中でNa2CO3のような塩基の存在下で無
水トリフルオロ酢酸で処理することができ、次いで、ヨードメタンのような好適
なアルキル化剤でアルキル化することができる。Ar2が塩素により置換され、
R1がアルキルである一般式(VIa)の化合物は、クロル安息香酸からアルキ
ル化により調製することができる。アルキル化は、約0℃で1から24時間、D
MFのような反応に不活性な溶媒中で好適なハロゲン化アルキルを用いNaHの
ような塩基の存在下で行うことができる。
C: Ar2がピリジルであり、それぞれピリジン環の3の位置にメチルエス
テル基が存在し、6の位置にR1HN−が存在する一般式(VIa)の化合物は
、6−アミノニコチン酸のエステル化により調製することができる。得られたメ
チルエステルの粗製残分を、アミノ基のメチル化に供することができる。好適な
エステル化剤は、例えば、トリメチルシリルジアゾメタンである。アミノ基のメ
チル化は、化合物(VIa)の上述の調製法と同じ手法により行うことができる
。
あるいは、Ar2a、X、R1、R2およびR3が上記の通りに定義される一般式
(VId)のアミド化合物
を、化合物(Va)および(Vb)とのカップリング反応に供して化合物(I
)を直接得ることができる。このカップリング反応は、反応に不活性な溶媒中で
NaHのような塩基の非存在下または存在下で行うことができる。好ましい溶媒
としては、EtOHおよびDMFが挙げられる。反応は、−78℃から溶媒の還
流温度、好ましくは室温から還流温度の範囲の温度で、5分間から48時間、好
ましくは0.5から24時間行うことができる。
一般式(VId)のアミド化合物は、下記の手法により調製することができる
。
A: Ar2aがフェニルであり;R1がヒドロキシであり;Xが水素である一
般式(VId)の化合物は、公知のニトロN−アルキルベンズアミド化合物の還
元により得ることができる。好適な還元剤としては、例えば、亜鉛粉末が挙げら
れる。この還元は、約室温(例えば、20−25℃)で1から3時間、ニトロN
−アルキルベンズアミド化合物と塩化アンモニウムの混合物に還元剤を加えるこ
とにより行うことができる。
B: Ar2aがフェニルであり;R1が水素またはC1−C4アルキルであり;
R2がヒドロキシにより任意に置換されたC1−C7アルキルであり;R3が水素で
あり;Xが水素またはハロである一般式(VId)の化合物は、フェニル環が
ハロにより任意に置換された公知のアミノ安息香酸化合物から調製することがで
きる。この安息香酸は、模式図1aで具体的に説明したものと類似の条件下でア
ミド化に供することができる。所望であれば、得られたベンズアミド化合物のア
ミノ基をアルキル化することができる。例えば、好ましいアルキル化剤は、ハロ
ゲン化アルキルであり、このアルキル化は、約室温で12から24時間炭酸カリ
ウムのような塩基の存在下で行うことができる。
C: Ar2aがピリジルであり、それぞれピリジン環の5の位置に−NHR1
基が存在し、2の位置にアミド基が存在するアミド化合物(VId)は、アミノ
保護ピコリン酸を塩化オキサリルで処理し、続いて所望のアルキルアミンでアミ
ド化することにより調製することができる。5−保護−アミノピコリン酸および
塩化オキサリルの処理は、室温でトリエチルアミンのような塩基の存在下でCH2
Cl2またはDMF/CH2Cl2のような反応に不活性な溶媒中で実施すること
ができる。アミド化は、反応に不活性な溶媒中で塩基の存在下で行うことができ
る。塩基は、好ましくはトリエチルアミンであり、反応は、適切な溶媒、例えば
、ジクロロエタン中で約15℃で行うことができる。必要であれば、アミノ保護
基は、当業者等に公知の手法により除去することができる。
一般式(I)の化合物を調製する代替法を、以下の模式図1bで具体的に説明
する。模式図1b 化合物(Va)と(Vb)の混合物を、模式図1aに示したものと同様の方法
で塩化メタンスルホニルで処理し、続いてシアノ化合物(VIe)とカップリン
グすることにより一般式(VIIb)の化合物を得ることができる。このカップ
リング反応は、NaH、NaNH2または2,6−ルチジンのような塩基の存在
下または非存在下で、DMFまたはエタノールのような反応に不活性な溶媒中で
行うことができる。この反応は、室温から溶媒の還流温度で30分から12時間
行うことができる。
次いで、化合物(VIIb)は、t−BuOHのような極性溶媒中で水の存在
下でt−BuOKのような適切なアルコキシドと反応させることができる。この
反応は、溶媒の還流温度で5分間から6時間行うことができる。ついで、その結
果できた反応混合物に適切なハロゲン化アルキルを加えることができる。このよ
うに得られた混合物を5分間から5時間還流する。その結果できた反応混合物か
ら標準技法により標的化合物(I)を単離し精製することができる。
Ar2が置換フェニルである一般式(VIe)のシアノ化合物は、公知の置換
4−アミノベンゾニトリル化合物をNaHまたはK2CO3で処理し、続いてDM
Fのような反応に不活性な溶媒中でハロゲン化アルキルでアルキル化することに
より調製することができる。
本発明の一般式(I)の化合物は、塩基性であり、従って、酸付加塩を形成す
る。このような塩すべてが、本発明の範囲内にある。しかしながら、哺乳類に投
与するのに薬学的に許容することのできる酸付加塩を用いることが必要である。
酸付加塩は、標準法、例えば、水またはメタノールもしくはエタノールのような
有機溶媒、又はその混合物中で実質的に当量の割合で塩基性および酸性化合物を
接触させることにより調製することができる。塩は、溶媒の蒸発により単離する
ことができる。形成することのできる代表的塩は、塩酸塩、硝酸塩、硫酸塩、重
硫酸塩、燐酸塩、酢酸塩、乳酸塩、クエン酸塩、酒石酸塩、琥珀酸塩、マレイン
酸塩、フマル酸塩、グルコン酸塩、糖酸塩、安息香酸塩、メタンスルホン酸塩、
p−トルエンスルホン酸塩、蓚酸塩およびパモ酸塩(1,1’−メチレン−ビス
−(2−ヒドロキシ−3−ナフト酸塩))である。
Ar1が、カルボキシ−C1−C4アルコキシにより置換されたフェニルである
本発明の一般式(I)の化合物は、酸性であり、塩基塩を形成する。このような
塩すべてが、本発明の範囲内にある。しかしながら、哺乳類に投与するのに薬学
的に許容することのできる塩基塩を用いることが必要である。塩基塩は、標準法
、
例えば、水またはメタノールもしくはエタノールのような有機溶媒、又はその混
合物中で実質的に当量の割合で酸性および塩基性化合物を接触させることにより
調製することができる。形成することのできる塩は、ナトリウム、カリウム、カ
ルシウムおよびマグネシウム塩ならびに、エチルアミン、ジエチルアミン、シク
ロヘキシルアミン、ピペリジンもしくはモルホリン塩のようなアンモニアおよび
アミン類を有する塩である。
やはり本発明の範囲内に含まれるものは、一般式(I)のカッパアゴニスト化
合物の生体前駆体(プロドラッグとも呼ばれる)である。一般式(I)のカッパ
アゴニストの生体前駆体は、生物学的系において一般式(I)の親化合物に容易
に戻るその化学的誘導体である。特に、生体前駆体が、哺乳類対象者、例えば、
ヒト対象者に投与および吸収された後、一般式(I)のカッパアゴニストの生体
前駆体は、一般式(I)の親化合物に戻る。例えば、ヒドロキシ基のエステルを
作ることにより、AおよびR1の一方または両方がヒドロキシ基である本発明の
一般式(I)のカッパアゴニストの生体前駆体を作ることが可能である。Aおよ
びR1の一方のみがヒドロキシ基である場合、モノ−エステル類のみが可能であ
る。AおよびR1の両方がヒドロキシ基である場合、モノ−およびジ−エステル
類(同じでも又は異なっても良い)を作ることができる。代表的エステル類は、
酢酸エステル、プロピオン酸エステル、酪酸エステル等のような単純なアルカン
酸エステルである。更に、AまたはR1がヒドロキシ基である場合、ハロゲン化
アシルオキシメチル(例えば、塩化ピバロイルオキシメチル)との反応によりヒ
ドロキシ基をアシルオキシメチル誘導体(例えば、ピバロイルオキシメチル誘導
体)に変換することにより生体前駆体を作ることができる。
本発明の一般式(I)のカッパアゴニスト化合物は、オピオイドカッパ−受容
体に対する顕著なアゴニスト活性を示し、従って、鎮痛薬、麻酔薬、抗−炎症薬
または神経保護薬として有用であり、また、哺乳類患者、特にヒト患者の治療に
、関節炎、卒中または、腹痛のような機能性腸疾患の治療にも有用である。
本発明の一般式(I)のカッパ−アゴニスト化合物の活性は、オピオイド受容
体結合活性により示される。このような活性は、J.Receptor Res.,12巻,171-18
0頁,1992にレギナA.(Regina A.)等により述べられたように、モルモット
の脳全体から得たホモジネート中で測定することができる。要約すると、組織ホ
モジネートを、標識したリガンドおよび試験化合物の存在下、25℃で30分間
インキュベートする。ミュー部位を、1nMの(3H)−[D−Ala2,Me
Phe4,Gly−ol5]エンケファリン(DAMGO)により、デルタ部位
を1nMの(3H)−[D−Pen2,5]エンケファリン(DPDPE)によ
り、そしてカッパ部位を0.5nMの(3H)−CI−977により標識する。
1μMのCI−977(カッパ)、1μM(DAMGO)(ミュー)、1μM(
DPDPE)(デルタ)を用いることにより非特異的結合を測定する。データは
、チェン(Cheng)およびプルゾフ(Prusoff)等式を用いる非直線適合プログラムに
より得られるIC50値として表す。実施例で調製したいくつかの化合物は、0.
01から100nMの範囲でカッパ受容体に対する効力あるIC50値を示した。
中枢神経系におけるカッパ−アゴニスト化合物の鎮痛薬活性は、Psychopharma
cology,104巻,35-44頁,1991にホイーラー−アセトH.(Wheeler-Aceto H.)
等により述べられたホルマリン試験によっても示すことができる。この試験では
、雄性SDラット(80−100g)に、0.1%メチルセルロース生理食塩水
または賦形剤に溶解した試験化合物を皮下的に注射する。30分後、50μlの
2%ホルマリンを後ろ足に注射する。ホルマリン注射の15−30分後、観察時
間毎の注射した足をなめる回数を測定し、それぞれの賦形剤群と比較した%阻害
として表す。実施例で調製したいくつかの化合物は、経口投与で25mg/kg
未満の範囲で効力あるED50値を示した。
末梢性急性疼痛に対するカッパアゴニストの活性は、ランダル−セリト(Randa
ll-Selitto)測定(M.E.Planas,Pain,60巻,67-71頁,1995)により示すことが
できる。この試験において、雄性SDラット(100−120g)を用い、右足
における屈曲閾値を、ランダル−セリト(ユーゴベイジル(Ugo Basile))法によ
り測定した。測定条件への3日の環境順化後、実験を行った。1%溶液のカラゲ
ニンの0.1ml/右足の足底内注射により痛覚過敏を誘導した。くさび形のピ
ストンを介して右足底に痛みのある圧力を加え、カラゲニン注射後3.5および
4.5時間に応答の水準を測定した。下記で述べる通りに作業例で調製したいく
つかの化合物を、上記の手法により試験した処、急性疼痛に対する良好な活
性を示した(即ち、経口投与で10mg/kg未満のED50値)。
末梢における慢性疼痛に対するカッパアゴニストの活性は、Life Sciences,57
巻,371-378頁,1995に報告されたジュディスS.ワーカー(Judith S.Waker)
等により述べられた手法に従い、アジュバントが誘導する痛覚過敏により示すこ
とができる。この試験では、接種の時点での測定体重が180−230gの雄性
SDラットを用いた。アジュバント関節炎をもたらすために、ラットにエーテル
で麻酔をし、パラフィン油に懸濁したマイコバクテリウム・ブチリカム(Mycobac
terium butyricum)(2mg/ml)0.05mlを右後ろ足の足裏の肉に経皮
的に接種した。(上述したのと)同じランダル−セリト測定法を用い、足加圧試
験により屈曲閾値を評価し、浮腫を、足の幅として測定した。測定は、全期間を
通じて行った。
カッパアゴニストの沈静機能は、Br.J.Pharmacol.,79巻,731-736頁,1983に
ハイエスA.G.(Hayes A.G.)等により述べられたロータロッド(Rotarod)試
験により測定することができる。この試験では、6−10匹の雄性SDラット(
100−120g)の一群を、回転する棒(直径9cm、5r.p.m.の回転
速度)上でバランスをとる能力に基づいて選ぶ。次いで、選んだラットに、0.
1%メチルセルロース生理食塩水に溶解した試験化合物を皮下的に注射する。処
置の30分後、動物を、再度、試験し、150秒以内に2回より多く棒から落ち
るラットを運動障害を示すとみなし、動物のパフォーマンス(即ち、回転する棒
上の時間)を記録する。ED50値を、対照群で観察されるパフォーマンス時間を
有する薬物の量と定義した。下記のような作業例で調製したいくつかの化合物を
、上記手法により試験した。
カッパアゴニストの排尿過多機能は、バーバー(Barber)等,(Br.J.Pharmaco
l.,111巻,843-851頁,1994)により述べられた手法により測定することができ
る。下記で説明する通りの作業例で調製したいくつかの化合物を、上記手法によ
り試験した。
本発明の一般式(I)のカッパアゴニスト化合物は、経口、非経口または局所
経路のいずれかを通じて哺乳類に投与することができる。治療しようとする対象
者の体重および条件、治療しようとする病状ならびに選択した特定の投与経路に
依存して必然的に変形が生じるが、好ましい用量水準は、1日当たり体重kg当
たり0.01mgから10mgの範囲であってもよい。しかしながら、1回また
は分割量で1日当たり体重kg当たり0.01mgから1mgの範囲にある用量
水準が、ヒトにおける術後患者の疼痛および慢性疾患により引き起こされた痛覚
過敏のような疼痛の治療に最も望ましく用いられる。
本発明の化合物は、前に示した上記経路のいずれかにより単独で又は薬学的に
許容することのできる担体もしくは希釈剤と組み合わせて投与することができ、
このような投与は、1回または複数回量で行うことができる。更に詳しくは、本
発明の新規な治療薬は、種々の異なる剤形で投与することができる、即ち、錠剤
、カプセル剤、トローチ剤(lozenges)、トローチ剤(troches)、ハードキャ
ンディー剤、散剤、スプレー剤、クリーム剤、膏薬剤、坐剤、ゼリー剤、ゲル剤
、パスタ剤、ローション剤、軟膏剤、水性懸濁剤、注射用液剤、エリキシル剤、
シロップ剤等の形態で種々の薬学的に許容することのできる不活性な担体と組み
合わせることができる。このような担体としては、固形希釈剤または賦形剤、滅
菌水性媒体および種々の非毒性の有機溶媒等が挙げられる。更には、経口医薬組
成物は、適切に甘味および/または着香することができる。通常、本発明の治療
に有効な化合物は、このような剤形中に5から70重量%、好ましくは10から
50重量%の範囲の濃度水準で存在する。
経口投与には、デンプン、好ましくはトウモロコシ、バレイショまたはタピオ
カデンプン、アルギン酸および特定の複合珪酸塩類のような種々の崩壊剤、なら
びにポリビニルピロリドン、ショ糖、ゼラチンおよびアラビアゴムのような顆粒
化結合剤と共に微結晶セルロース、クエン酸ナトリウム、炭酸カルシウム、燐酸
二カリウムおよびグリシンのような種々の医薬品添加物を含有する錠剤を用いる
ことができる。更に、ステアリン酸マグネシウム、ラウリル硫酸ナトリウムおよ
びタルクのような滑沢剤は、しばしば、錠剤化目的には非常に有用である。同様
の型の固形組成物は、ゼラチンカプセル剤中の賦形剤として用いることもでき、
また、これに関連する好ましい材料としては、ラクトースまたは乳糖ならびに高
分子量ポリエチレングリコール類が挙げられる。経口投与用に水性懸濁剤および
/またはエリキシル剤を所望である場合、水、エタノール、プロピレングリコー
ル、グリセリン及びそれらの種々の組み合わせのような希釈剤と共に、種々の甘
味剤または着香剤、着色剤または染料、ならびに、そのように所望であれば、乳
化剤および/または懸濁化剤と有効成分を組み合わせることができる。
非経口投与には、ゴマもしくは落花生油のいずれか中、または水性プロピレン
グリコール中の本発明の化合物の液剤を用いることができる。水性液剤は、必要
であれば適切に緩衝化すべきであり(好ましくはpH>8)、液体希釈剤は、初
めに等張にすべきである。これらの水性液剤は、静脈注射目的に好適である。油
性液剤は、関節内、筋肉内および皮下注射目的に好適である。滅菌条件下でのこ
れら全ての液剤の調製は、当業者等に周知の標準製薬技法により容易に達成され
る。更に、皮膚の炎症症状を治療する場合、治療化合物を局所的に投与すること
も可能であり、これは、好ましくは、標準製薬慣習により、クリーム剤、ゼリー
剤、ゲル剤、パスタ剤、軟膏剤等によって行うことができる。
実施例及び調製例
以下の実施例および調製例により、本発明を具体的に説明する。しかしながら
、本発明が、これらの実施例および調製例の特定の細部に制限されるものではな
いことは当然のことである。融点は、ブッチ(Buchi)ミクロ融点計測装置で測定
し、未補正である。赤外線吸収スペクトル(IR)は、島津赤外分光計(IR−
470)により測定した。1Hおよび13C核磁気共鳴スペクトル(NMR)は、
特に断らない限り、JEOL NMR分光計(JNM−GX270,270MH
z)によりCDCl3中で測定し、ピークの位置は、テトラメチルシランからの
百万分率(ppm)下流磁場で表す。ピークの形状を以下の通りに示す:s、一
重線;d、二重線;t、三重線;m、多重線;br、幅広線。
調製例1 2−(3−(S)−メトキシメトキシピロリジン−1−イル)−2−(R)−フ ェニルエタノール
ピリジン(50ml)中の(S)−(−)−1,2,4−ブタントリオール(
10.61g、0.1モル)の攪拌溶液に、塩化p−トルエンスルホニル(38
.13g、0.2モル)を0℃で少しずつ加えた。14時間攪拌後、反応混合液
を、氷を入れた濃HCl水溶液に注ぎ入れ、pH2に酸性にした。混合液をエー
テル
で抽出した(100mlx3)。合わせた抽出液を食塩水で洗浄し、乾燥し(N
a2SO4)、濃縮して18.58gの無色油状物質を得た。CH2Cl2(50m
l)中のこの粗製ジトシラート(18.58g、45.7ミリモル)およびジメ
トキシメタン(50ml)の攪拌溶液に、P2O5を室温で少しずつ加え、26時
間攪拌した。CH2Cl2層を分離し、P2O5(50g)固形物をCH2Cl2で洗
浄した(50mlx4)。合わせたCH2Cl2層を飽和NaHCO3水溶液およ
び食塩水で洗浄した。乾燥(Na2SO4)後、溶媒を蒸発させて18.01gの
褐色の粘稠な油状物質を得た。エタノール(20ml)中のこの油状物質(18
.00g、40ミリモル)、R−(−)−2−フェニルグリシノール(4.80
g、35ミリモル)およびEt3N(11.3ml、80ミリモル)の混合物を
8時間攪拌しながら還流した。溶媒を蒸発させ、残分をCH3Cl2(200ml
)に溶解した。この溶液を飽和NaHCO3水溶液および食塩水で洗浄し、乾燥
し(Na2SO4)、濃縮して16.69gの褐色の粘稠な油状物質を得、カラム
クロマトグラフィー(シリカゲル200g、CH2Cl2/MeOH:20/1)に
より精製して5.13g(20.4%、全体の収率)の透明な褐色の粘稠な油状
物質を得た。IR(ニート):3450cm-1.
調製例2 2−(3−(S)−メトキシメトキシピロリジン−1−イル)−1−(S)−フ ェニルエタノールおよび2−(3−(S)−メトキシメトキシピロリジン−1− イル)−2−(R)−フェニルエタノール
EtOH(40ml)中の3−(S)−メトキシメトキシピロリジン(4.3
7g、33.3ミリモル)および酸化(S)−(−)−スチレン(4.00g、
33.3ミリモル)の混合物を2時間攪拌しながら還流した。溶媒の蒸発後、残
分を、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル:120g、CH2Cl2:MeO
H=40:1−20:1)により精製して4.91g(58.7%)の淡黄色油
状物質を標記化合物の0.65対0.35の混合物として得た。
調製例3 2−(3−(S)−メトキシメトキシピロリジン−1−イル)−1−(S)−フ ェニルエタノールおよび2−(3−(S)−メトキシメトキシピロリジン−1− イル)−2−(R)−フェニルエタノール
EtOH(80ml)中の3−(S)−メトキシメトキシピロリジン(6.1
0g、46.5ミリモル)、(S)−(+)−1−フェニル−1,2−エタンジ
オール−2−トシラート(13.6g、46.5ミリモル)およびK2CO3(7
.06g、51.1ミリモル)の混合物を4.5時間攪拌しながら還流した。溶
媒の蒸発後、残分にCH2Cl2を加え、飽和NaHCO3水溶液、食塩水で洗浄
し、乾燥し(Na2SO4)、濃縮して14.94gの粗生成物を得、カラムクロ
マトグラフィー(シリカゲル:150g、CH2Cl2/MeOH=50:1−2
0:1)により精製して7.75g(66.4%)の褐色油状物質を標記化合物
の0.65対0.35の混合物として得た。
調製例4 2−(R)−フェニル-2−(3−(S)−テトラヒドロピラン−2−イルオキ シピロリジン−1−イル)エタノールおよび1−(S)−フェニル−2−(3− (S)−テトラヒドロピラン−2−イルオキシピロリジン−1−イル)エタノー ル
これを、調製例2で述べたものと同様の手法により、3−(S)−テトラヒド
ロピラニルオキシピロリジン(3.00g、17.5ミリモル)および酸化(S
)−(−)−スチレン(2.10g、17.5ミリモル)から50%の収率で標
記化合物の0.35対0.65の混合物として調製した。
調製例5 2−(R)−フェニル-2−ピロリジン−1−イル−エタノールおよび1−(S )−フェニル−2−ピロリジン−1−イル−エタノール
これを、調製例2で述べたものと同様の手法により、ピロリジン(592mg
、8.32ミリモル)および酸化(S)−(−)−スチレン(1.00g、8.
32ミリモル)から96%の収率で標記化合物の0.3対0.7の混合物として
調製した。
調製例6 3−メトキシ−4−メチルアミノ安息香酸メチル
DMF(20ml)中のNaH(2.43g、60.7ミリモル)の懸濁液に
、DMF(20ml)中の4−アミノ−3−ヒドロキシ安息香酸(3.00g、
19.6ミリモル)の溶液を0℃で加えた。室温で1時間攪拌後、0℃でこの混
合液にヨードメタン(3.78ml、60.7ミリモル)を加え、室温で16時
間攪拌した。混合液を氷水に注ぎ入れ、nヘキサン:AcOEt:Et2O=1
:1:1(300ml)で抽出した。抽出液を、水、食塩水で洗浄し、乾燥し(
Na2SO4)、濃縮して褐色油状物質を得、カラムクロマトグラフィー(シリカ
ゲル190g、nヘキサン/AcOEt=10/1およびシリカゲル35g、C
H2
Cl2のみ)により精製して481mg(13%)の標記化合物を得た。
調製例7 2−メトキシ−4−メチルアミノ安息香酸メチル
これを、調製例6で述べたものと同様の手法により4−アミノ−2−ヒドロキ
シ安息香酸(3.00g、19.6ミリモル)から22%収率で調製した。 調製例8 2−クロロ−4−メチルアミノ安息香酸メチル
これを、調製例6で述べたものと同様の手法により4−アミノ−2−クロル安
息香酸(2.00g、11.7ミリモル)から13%収率で調製した。
調製例9 3−クロロ−4−メチルアミノベンゾニトリル
これを、調製例6で述べたものと同様の手法により4−アミノ−3−クロロベ
ンゾニトリル(2.00g、13.1ミリモル)から42%収率で調製した。
調製例10 6−メチルアミノニコチン酸メチル
MeOH(20ml)およびMeCN(10ml)中の6−アミノニコチン酸
(1.00g、7.24ミリモル)の懸濁液に、CH2Cl2(25ml)中のト
リメチルシリルジアゾメタンの10%溶液を室温で加えた。室温で0.5時間攪
拌後、溶媒を蒸発させて粗製6−アミノニコチン酸メチルを黄色固形物として得
た。標記化合物を、調製例6で述べたのと同様の手法により、この粗製6−アミ
ノニコチン酸メチルから17%収率で調製した。 調製例11 3−メチルアミノ安息香酸メチル
DMF(20ml)中のNaH(1.54g、38.5ミリモル)の懸濁液に
、DMF(20ml)中の3−アセトアミド安息香酸(3.00g、16.7ミ
リモル)の溶液を0℃で加えた。室温で0.5時間撹拌後、ヨードメタン(2.
40ml、38.5ミリモル)を、0℃でこの混合液に加え、室温で1.5時間
攪拌した。混合液を氷6N−HCl水溶液に注ぎ入れ、AcOEt:トルエン=
2:1で抽出した(200mlx3)。抽出液を水、食塩水で洗浄し、乾燥し(
Na2SO4)、濃縮して3.08gの褐色油状物質を得た。MeOH(30ml
)中のこの褐色油状物質と濃H2SO4(5ml)の混合物を、7時間攪拌しなが
ら還流した。室温に冷ました後、溶媒を蒸発させた。残分を、飽和NaHCO3
水溶液で塩基性にし、CH2Cl2で抽出した。抽出物を、水、食塩水で洗浄し、
乾燥し(Na2SO4)、濃縮して2.31g(84%)の褐色油状物質を得た。
調製例12 4−アミノ−N’−プロピルフタルイミド
DMF(10ml)中のNaH(493g、12.3ミリモル)の懸濁液に
、DMF(10ml)中の4−アミノフタルイミド(2.00g、12.3ミリ
モル)の溶液を0℃で加えた。室温で1時間攪拌後、ヨードプロパン(1.20
ml、12.3ミリモル)を、0℃でこの混合液に加え、室温で28時間攪拌し
た。
混合液を水に注ぎ入れ、AcOEt:トルエン=2:1で抽出した(150ml
x3)。抽出液を水、食塩水で洗浄し、乾燥し(Na2SO4)、濃縮して黄色固
形物を得、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル:130g、CH2Cl2のみ
からCH2Cl2/MeOH=75/1)により精製して1.14g(45%)の
黄色固形物を得た。
調製例13 4−メチルアミノ−N’−プロピルフタルイミド
これを、調製例12で述べたものと同様の手法により4−アミノ−N’−プロ
ピルフタルイミドから11%収率で調製した。
調製例14 5−ニトロ−2−チオフェンカルボン酸
アセトン(50ml)中の5−ニトロ−2−チオフェンカルボキサルデヒド(
1.00g、6.24ミリモル)の溶液に、ジョーンズ試薬(アセトン中の8N
、8.12ml、65ミリモル)を−20℃で加えた。1時間攪拌後、30ml
のイソプロパノールを混合液に加えた。H2Oを混合液に加え、CH2Cl2で抽
出した。抽出液を、水、食塩水で洗浄し、乾燥し(Na2SO4)、濃縮して96
7mg(90%)の黄色無定形物質を得た。
調製例15 5−ニトロ−N−プロピル−2−チオフェンカルボキサミド
DMF(0.745ml)およびCH2Cl2(4ml)中の5−ニトロ−2−
チオフェンカルボン酸(967mg、5.59ミリモル)の溶液に、0℃で塩化
オキサリルを加えた。室温で0.5時間攪拌後、溶媒を30℃未満で蒸発させて
黄色油状物質および固形物を得た。Et3N(1.87ml、13.4ミリモル
)およびCH2Cl2(25ml)中のn−プロピルアミン(0.551ml、6
.71ミリモル)の溶液に、20℃未満でCH2Cl2(10ml)中の粗製酸塩
化物の溶液を加えた。室温で4時間攪拌後、混合液を、水、飽和NaHCO3水
溶液、水、食塩水で洗浄し、乾燥し(Na2SO4)、濃縮して褐色固形物を得、
カラムクロマトグラフィー(シリカゲル50g、CH2Cl2/MeOH=100
/1−30/1)により精製して815mg(68%)の白色固形物を得た。
調製例16 5−アミノ−N’−プロピル-2−チオフェンカルボキサミド
EtOH(12ml)およびH2O(6ml)中の5−ニトロ−N−プロピル
−2−チオフェンカルボキサミド(815mg、3.81ミリモル)、鉄粉末(
1.06g、19.0ミリモル)およびNH4Cl(102mg、1.90ミリ
モル)の混合物を、2時間攪拌しながら還流した。反応混合物を濾過し、EtO
Hで洗浄した。合わせた濾液を蒸発させた。残分を、AcOEtに溶解し、水、
食塩水で洗浄し、乾燥し(Na2SO4)、濃縮して褐色無定形物質を得、カラム
クロマトグラフィー(シリカゲル40g、CH2Cl2/MeOH=40/1)に
より精製して411mg(59%)の褐色無定形物質を得た。
調製例17 5−メチルアミノ−N’−プロピル−2−チオフェンカルボキサミド
CH2Cl2(12ml)中の5−アミノ−N’−プロピル−2−チオフェン
カルボキサミド(411mg、2.23ミリモル)の溶液に、室温でNa2CO3
(710mg、6.70ミリモル)および無水トリフルオロ酢酸(0.631m
l、4.47ミリモル)を加えた。5時間攪拌後、固形物を濾去した。濾液を、
水および食塩水で洗浄し、乾燥し(Na2SO4)、濃縮して396mgの黄色油
状物質を得た。DMF(6.5ml)中のこの油状物質の溶液に、室温でNa2
CO3(2.35g、22.2ミリモル)およびヨードメタン(2.90ml4
6.6ミリモル)を加えた。22時間攪拌後、混合液を氷1N−HClに注ぎ入
れ、AcOEt:トルエン=2:1で抽出した。抽出液を、水、食塩水で洗浄し
、乾燥し(Na2SO4)、濃縮して298mgのオレンジ色の固形物を得た。M
eOH(3.5ml)中のこの固形物の溶液に、室温で7%K2CO3水溶液(1
.8ml)を加えた。18時間攪拌後、溶媒を蒸発させた。残分を、AcOEt
および水に溶解した。有機層を、水、食塩水で洗浄し、乾燥し(Na2SO4)、
濃縮して褐色油状物質を得、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル15g、C
H2Cl2/MeOH=60/1−40/1)により精製して122.5mg(4
4%)の標記化合物を得た。
調製例18 (S)−1−(3−メトキシメトキシフェニル)−1,2−エタンジオール
水(48ml)およびt−BuOH(48ml)中の3−メトキシメトキシス
チレン(標準法で3−ヒドロキシスチレンのメトキシメチル化により調製した)
(1.54g、9.39ミリモル)およびAD−mix−α(13.18g、9
.41ミリモル)の混合物を、0℃で6.5時間攪拌した。この反応混合物にN
a2SO3(14.13g)を加え、混合物を室温で1時間攪拌した。反応混合物
を酢酸エチルで抽出した。抽出物を食塩水で洗浄し、乾燥し(Na2SO4)、濃
縮して薄茶色油状物質を得、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル:90g、
酢酸エチル/ヘキサン:1/2−3/1)により精製して1.69g(91%)
の所望の生成物を無色油状物質として得た。
調製例19 (S)−1−(3−メトキシメトキシフェニル)−1,2−エタンジオール−2 −トシラート
ピリジン(20ml)中の(S)−1−(3−メトキシメトキシフェニル)
−1,2−エタンジオール(1.69g、8.54ミリモル)の攪拌溶液に、塩
化p−トルエンスルホニル(1.63g、8.54ミリモル)および4−ジメチ
ルアミノピリジン(1.04g、8.54ミリモル)を0℃で加え、反応混合液
を0℃から室温で16時間、60℃で1時間攪拌した。反応混合液を2NのHC
l水溶液で酸性にし、酢酸エチルで抽出した。抽出液を、水および食塩水で洗浄
し、乾燥し(Na2SO4)、濃縮して褐色油状物質を得、カラムクロマトグラフ
ィー(シリカゲル:150g、酢酸エチル/ヘキサン:1/2−2/1)により
精製して2.01g(67%)の所望の生成物を無色油状物質として得た。その
光学純度は、HPLCにより98%エナンチオマー過剰率であった。
調製例20 2−(R)−(3−メトキシメトキシフェニル)−2−(3−(S)−メトキシ メトキシピロリジン−1−イル)エタノールおよび1−(S)−(3−メトキシ メトキシフェニル)−2−(3−(S)−メトキシメトキシピロリジン−1−イ ル)エタノール
これを、調製例3で述べたものと同様の手法により、(S)−1−(3−メト
キシメトキシフェニル)−1,2−エタンジオール−2−トシラートから79%
の収率で標記化合物の0.25対0.75混合物として調製した。
調製例21 (S)−1−(3−クロロフェニル)−1,2−エタンジオール
これを、調製例18で述べたものと同様の手法により、3−クロロスチレンか
ら100%の収率で調製した。
調製例22 (S)−1−(3−クロロフェニル)−1,2−エタンジオール-2−トシラー ト
これを、調製例19で述べたものと同様の手法により、(S)−1−(3−ク
ロロフェニル)−1,2−エタンジオールから74%の収率で調製した。その光
学純度は、HPLCにより98%エナンチオマー過剰率であった。 調製例23 2−(R)−(3−クロロフェニル)−2−(3−(S)−メトキシメトキシピ ロリジン−1−イル)エタノールおよび1−(S)−(3−クロロフェニル)− 2−(3−(S)−メトキシメトキシピロリジン−1−イル)エタノール
これを、調製例3で述べたものと同様の手法により、(S)−1−(3−クロ
ロフェニル)−1,2−エタンジオール−2−トシラートから62%の収率で標
記化合物の0.15対0.85混合物として調製した。
調製例24 (R)−1−ベンジル−3−ピロリジノール−トシラート
ピリジン(30ml)中の(R)−1−ベンジル−3−ピロリジノール(1
.77g、10ミリモル)の攪拌溶液に、塩化p−トルエンスルホニル(9.5
3g、50ミリモル)を0℃で少しずつ加えた。室温で90時間攪拌後、反応混
合液に水を加え、混合液をエーテル(150ml)で抽出した。抽出液を、水、
食塩水で洗浄し、乾燥し(Na2SO4)、濃縮して3.06g(92%)の褐色
油状物質を得た。
調製例25 (S)−1-ベンジル-3−フルオロピロリジン
THF(30ml)中の(R)−1−ベンジル−3−ピロリジノール−トシ
ラート(3.06g、9.24ミリモル)の溶液に、THF中のフッ化テトラブ
チルアンモニウムの1.0M溶液(37.0ml、37.0ミリモル)を室温で
加えた。還流温度で1.5時間攪拌後、反応混合液に水(150ml)を加え、
混合液を酢酸エチルで抽出した(100mlx2)。合わせた抽出液を、水、食
塩水で洗浄し、乾燥し(Na2SO4)、濃縮して褐色油状物質を得、カラムクロ
マトグラフィー(シリカゲル:80g、CH2Cl2/MeOH:50/1)によ
り精製して1.18g(71%)の褐色油状物質を得た。
調製例26 2−(3−(S)−フルオロピロリジン−1−イル)−1−(S)−フェニルエ タノールおよび2−(3−(S)−フルオロピロリジン−1−イル)−2−(R )−フェニルエタノール
EtOH(20ml)中の(S)−1−ベンジル−3−フルオロピロリジン(
1.18g、6.58ミリモル)および炭素担持20%水酸化パラジウム(35
4mg)の懸濁混合物を、水素雰囲気下、室温で21.5時間攪拌した。セライ
ト濾過による触媒の除去後、この溶液に、EtOH(5ml)中の酸化(S)−
(−)−スチレン(791mg、6.58ミリモル)の溶液を加えた。混合液を
3.5時間攪拌しながら還流した。溶媒の蒸発後、残分を、カラムクロマトグラ
フィー(シリカゲル:80g、CH2Cl2:MeOH=40:1−30:1)に
より精製して713mg(51.8%)の黄色油状物質を標記化合物の0.7対
0.3混合物として得た。 調製例27 2−(3−(S)−メトキシメトキシピロリジン−1−イル)−1−(R)−フ ェニルエタノールおよび2−(3−(S)−メトキシメトキシピロリジン−1− イル)−2−(S)−フェニルエタノール
これを、調製例2で述べたものと同様の手法により、3−(S)−メトキシメ
トキシピロリジンおよび酸化(R)−(−)−スチレンから63%の収率で標記
化合物の0.7対0.3混合物として調製した。
調製例28 (R)−1−(3−メトキシメトキシフェニル)−1,2−エタンジオール
これを、調製例18で述べたものと同様の手法により3−メトキシメトキシス
チレンおよびAD−mix−βから100%収率で調製した。
調製例29 (R)−1−(3−メトキシメトキシフェニル)−1,2−エタンジオール−2 −トシラート
これを、調製例19で述べたものと同様の手法により(R)−1−(3−メト
キシメトキシフェニル)−1,2−エタンジオールから77%収率で調製した。
97%エナンチオマー過剰率(HPLCにより)
調製例30 2−(R)−フェニル−2−(3−ピロリン−1−イル)エタノール
これを、調製例1で述べたものと同様の手法によりR−(−)−2−フェニル
グリシノールおよびシス−1,4−ジクロロ−2−ブテンから58%収率で調製
した。
調製例31 (S)−1−ベンジル−3−ピロリジノール−トシラート
これを、調製例24で述べたものと同様の手法により(S)−1−ベンジル−
3−ピロリジノールおよび塩化p−トルエンスルホニルから98%収率で調製
した。
調製例32 (R)−1−ベンジル−3−フルオロピロリジン
これを、調製例25で述べたものと同様の手法により(S)−1−ベンジル−
3−ピロリジノール−トシラートから61%収率で調製した。 調製例33 2−(3−(R)−フルオロピロリジン−1−イル)−1−(S)−フェニルエ タノールおよび2−(3−(R)−フルオロピロリジン−1−イル)−2−(R )−フェニルエタノール
これを、調製例26で述べたものと同様の手法により(R)−1−ベンジル−
3−フルオロピロリジンから全体の収率76%で標記化合物の0.6対0.4混
合物として調製した。
調製例34 2−(3−(S)−フルオロピロリジン−1−イル)−1−(R)−フェニルエ タノールおよび2−(3−(S)−フルオロピロリジン−1−イル)−2−(S )−フェニルエタノール
これを、調製例26で述べたものと同様の手法により3−(S)−フルオロピ
ロリジンおよび酸化(R)−(+)−スチレンから72%収率で標記化合物の0
.
7対0.3混合物として調製した。
調製例35 (S)−1−ベンジル−3−クロロピロリジン
CCl4(20ml)中の(R)−1−ベンジル−3−ピロリジノール(88
6mg、5.0ミリモル)の攪拌溶液に、室温でトリフェニルホスフィン(1.
574g、6.0ミリモル)を加えた。還流温度で20時間攪拌後、溶媒を蒸発
させた。残分に飽和NaHCO3水溶液および水を加え、混合液をAcOEtで
抽出した。抽出液を食塩水で洗浄し、乾燥し(Na2SO4)、濃縮して褐色油状
物質を得、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル:100g、CH2Cl2/M
eOH:50/1−45/1)により精製して706mg(72%)の淡黄色油
状物質を得た。
調製例36 2−(3−(S)−クロロピロリジン−1−イル)−1−(S)−フェニルエタ ノールおよび2−(3−(S)−クロロピロリジン−1−イル)−2−(R)− フェニルエタノール
ジクロロエタン(10ml)中の(S)−1−ベンジル−3−クロロピロリジ
ン(695mg、3.55ミリモル)の攪拌溶液に、0℃でクロル蟻酸1−クロ
ロエチル(0.38ml、3.55ミリモル)を加えた。混合液を0℃で10分
間攪拌し、1.5時間還流した。室温に冷ました後、溶媒を蒸発させた。残分を
MeOH(5ml)に溶解し、1時間還流した。室温に冷ました後、溶媒を蒸発
させて787mgの褐色固形物を得た。
標記化合物を、調製例2で述べたものと同様の手法により上記固形物および酸化
(S)−(−)−スチレンから全体の収率39%で標記化合物の0.67対0.
33混合物として得た。 調製例37 3−フルオロ−4−ニトロ安息香酸メチル
MeOH(10ml)中の3−フルオロ−4−ニトロ安息香酸(2.07g、
11.2ミリモル)および濃H2SO4(0.5ml)の混合物を8時間還流した
。溶媒を蒸発させた。残分を、AcOEtに溶解し、飽和NaHCO3水溶液、
水、食塩水で洗浄し、乾燥し(Na2SO4)、濃縮して2.14g(96%)の
象牙色の固形物を得た。
調製例38 4−アミノ−3−フルオロ安息香酸メチル
酢酸(22ml)中の3−フルオロ−4−ニトロ安息香酸メチル(2.14g
、10.8ミリモル)および鉄粉末(2.63g)の混合物を50℃で2.5時
間攪拌した。室温に冷ました後、CH2Cl2(100ml)および水(300m
l)を混合物に加え、濾過して鉄粉末を除去した。有機層を分離し、水層をCH2
Cl2(70mlx2)で抽出した。CH2Cl2溶液を合わせ、水、食塩水で洗
浄し、乾燥し(Na2SO4)、濃縮して1.77g(97%)の薄茶色固形物を
得た。
調製例39 3−フルオロ−4−メチルアミノ安息香酸メチル
CH2Cl2(50ml)中の4−アミノ−3−フルオロ安息香酸メチル(1
.77g、10.5ミリモル)の溶液に、Na2CO3(3.33g、31.4ミ
リ
モル)および無水トリフルオロ酢酸(2.96ml、20.9ミリモル)を室温
で加えた。2.5時間攪拌後、固形物を濾去した。濾液を、水、食塩水で洗浄し
、乾燥し(Na2SO4)、濃縮して2.70g(97%)の白色固形物を得た。
DMF(48ml)中のこの固形物(2.70g、10.2ミリモル)の溶液に
、Na2CO3(16.9g、160ミリモル)およびヨードメタン(20.8m
l334ミリモル)を0℃で加えた。0℃で2時間、室温で1時間攪拌後、混合
物を、氷を入れた2NのHClに注ぎ入れ、AcOEt:トルエン=2:1で抽
出した(200mlx2)。抽出液を、水、食塩水で洗浄し、乾燥し(Na2S
O4)、濃縮して3.06g(定量的)の褐色油状物質を得た。この油状物質をM
eOH(25ml)に溶解し、7%K2CO3溶液(12.5ml)を0℃で加え
た。0℃で2時間、室温で4時間攪拌後、7%K2CO3溶液(12.5ml)を
加えた。室温で1.5時間攪拌後、混合液を5NのHClで酸性にし、MeOH
を蒸発させた。残分を、AcOEtで抽出した。抽出液を、水、食塩水で洗浄し
、乾燥し(Na2SO4)、濃縮して1.83g(98%)の薄茶色固形物を得た
。
調製例40 5−[N−(tert−ブトキシカルボニル)−N−メチルアミノ]−N’−プ ロピルピコリンアミド
DMF(0.678ml)およびCH2Cl2(14ml)中の5−[N−(t
ert−ブトキシカルボニル)−N−メチルアミノ]ピコリン酸(1.93g、
7.66ミリモル)およびトリエチルアミン(1.60ml、11.5ミリモル
)の溶液に、室温で塩化オキサリル(0.989ml、11.3ミリモル)を滴
下した。室温で30分間攪拌後、溶媒を蒸発させた。残分をCH2Cl2(14m
l)に溶解した。この溶液を、温度を15℃未満に維持しながらCH2Cl2(2
8ml)中のn−プロピルアミン(0.756ml、9.19ミリモル)および
トリエチルアミン(3.20ml、23.0ミリモル)の攪拌冷却溶液に滴下し
た。室温で15時間攪拌後、混合液を、水、食塩水で洗浄し、乾燥し(Na2S
O4)、
濃縮して褐色油状物質を得、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル;100g
、CH2Cl2/MeOH:60/1)により精製して1.82g(81%)の薄
茶色油状物質を得た。
調製例41 5−N−メチルアミノ−N’−プロピルピコリンアミド
トリフルオロ酢酸(30ml)中の5−[N−(tert−ブトキシカルボ
ニル)−N−メチルアミノ]−N’−プロピルピコリンアミド(1.82g、6
.21ミリモル)の溶液を0℃で2時間攪拌した。溶媒の除去後、残分を、CH2
Cl2および25%アンモニア溶液に溶解した。有機層を分離し、食塩水で洗浄
し、乾燥し(Na2SO4)、濃縮して1.20g(100%)の茶色固形物を得
た。
調製例42 4−N−ヒドロキシアミノ−N’−プロピルベンズアミド
EtOH(20ml)および水(10ml)中の4−ニトロ−N−プロピルベ
ンズアミド(2.75g、13.2ミリモル)および塩化アンモニウム(812
mg、15.2ミリモル)の溶液に、水冷しながら亜鉛粉末(1.70g、26
.0ミリモル)を少しずつ加えた。室温で30分間攪拌後、亜鉛粉末(0.50
g、7.65ミリモル)を混合物に加え、室温で30分間攪拌した。固形物を、
セライトを介して除去し、MeOHで洗浄した。濾液および洗浄液を合わせ、濃
縮して黄色固形物を得、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル;130g、C
H2Cl2/MeOH:25/1−10/1)により精製して2.06g(80%
)
の象牙色の固形物を得た。
調製例43 4−アミノ−2−クロロ−N’−プロピルベンズアミド
CH2Cl2(35ml)中の4−アミノ−2−クロル安息香酸(3.00g、
17.5ミリモル)、n−プロピルアミン(2.88ml、35.0ミリモル)
およびWSC(6.71g、35.0ミリモル)の混合物を室温で16時間攪拌
した。混合物を、水、食塩水で洗浄し、乾燥し(Na2SO4)、濃縮して褐色油
状物質を得、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル;180g、CH2Cl2/
MeOH:30/1−10/1)により精製して2.32g(62%)の薄象牙
色の固形物を得た。
調製例44 2−クロロ−4−メチルアミノ−N’−プロピルベンズアミド
DMF(50ml)中の4−アミノ−2−クロロ−N’−プロピルベンズアミ
ド(2.32g、10.9ミリモル)、ヨードメタン(0.68ml、10.9
ミリモル)およびK2CO3(1.51g、10.9ミリモル)の混合物を室温で
20時間攪拌した。混合物に水を加え、AcOEt:トルエン=1:1で抽出し
た。抽出液を、水、食塩水で洗浄し、乾燥し(Na2SO4)、濃縮して薄茶色固
形物を得、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル;120g、CH2Cl2/M
eOH:40/1)により精製して887mg(36%)の薄茶色固形物を得た
。
調製例45 4−メチルアミノ−N’−(2−(S)−ヒドロキシプロピル)ベンズアミド
これを、調製例43で述べたものと同様の手法により4−(メチルアミノ)安
息香酸および(S)−(+)−1−アミノ−2−プロパノールから22%収率で
調製した。
調製例46 4−メチルアミノ−N’−(2−(R)−ヒドロキシプロピル)ベンズアミド
これを、調製例43で述べたものと同様の手法により4−(メチルアミノ)安
息香酸および(R)−(−)−1−アミノ−2−プロパノールから41%収率で
調製した。
調製例47 4−メチルアミノ−N’−プロピルベンズアミド
これを、調製例43で述べたものと同様の手法により4−(メチルアミノ)安
息香酸およびn−プロピルアミンから82%収率で調製した。
調製例48 4−[N−(ベンジルオキシカルボニル)−N−メチルアミノ]−N’−(2, 2,3,3,3−ペンタフルオロプロピル)ベンズアミド
CH2Cl2(1ml)中の4−[N−(ベンジルオキシカルボニル)−N−メ
チルアミノ]安息香酸(100mg、0.351ミリモル)の溶液に、室温で塩
化オキサリル(0.122ml、1.40ミリモル)およびDMF(0.026
ml)を加えた。室温で4時間攪拌後、溶媒を蒸発させた。残分を、CH2Cl2
(10ml)に溶解した。この溶液に、2,2,3,3,3−ペンタフルオロプ
ロピルアミン(523mg、3.51ミリモル)およびトリエチルアミン(0.
372ml、2.67ミリモル)を室温で加えた。室温で18時間攪拌後、飽和
NaHCO3水溶液を混合液に加え、CH2Cl2で抽出した。抽出液を食塩水で
洗浄し、乾燥し(Na2SO4)、濃縮して褐色油状物質を得、カラムクロマトグ
ラフィー(シリカゲル;30g、CH2Cl2のみ−CH2Cl2/MeOH:50
/1)により精製して532mg(72%)の標記化合物を得た。
調製例49 4−[N−(ベンジルオキシカルボニル)−N−メチルアミノ]−N’−ter t−アミルベンズアミド
これを、調製例48で述べたものと同様の手法により4−[N−(ベンジルオ
キシカルボニル)−N−メチルアミノ]安息香酸およびtert−アミルアミン
から22%収率で調製した。
調製例50 4−[N−(ベンジルオキシカルボニル)−N−メチルアミノ]−N’−ter t−ブチルベンズアミド
これを、調製例48で述べたものと同様の手法により4−[N−(ベンジルオ
キシカルボニル)−N−メチルアミノ]安息香酸およびtert−ブチルアミン
から93%収率で調製した。
調製例51 4−メチルアミノ−N’−(2,2,3,3,3−ペンタフルオロプロピル)ベ ンズアミド
MeOH(5ml)中の4−[N−(ベンジルオキシカルボニル)−N−メチ
ルアミノ]−N’−(2,2,3,3,3−ペンタフルオロプロピル)ベンズア
ミド(532mg、1.28ミリモル)および10%パラジウム炭(41mg)
の懸濁混合物を、水素雰囲気下で室温で6時間攪拌した。触媒を、セライトを介
して除去し、MeOHで洗浄した。濾液および洗浄液を合わせ、濃縮して345
mg(96%)の標記化合物を得た。
調製例52 4−メチルアミノ−N’−tert−アミルベンズアミド
これを、調製例51で述べたものと同様の手法により4−[N−(ベンジルオ
キシカルボニル)−N−メチルアミノ]−N’−tert−アミルベンズアミド
から88%収率で調製した。
調製例53 4−メチルアミノ−N’−tert−ブチルベンズアミド
これを、調製例51で述べたものと同様の手法により4−[N−(ベンジルオ
キシカルボニル)−N−メチルアミノ]−N’−tert−ブチルベンズアミド
から100%収率で調製した。
実施例1 4−{N−[2−(3−(S)−メトキシメトキシピロリジン−1−イル)−1 −(S)−フェニルエチル]−N−メチルアミノ}−N’−プロピルベンズアミ ドの調製 (i)4−{N−[2−(3−(S)−メトキシメトキシピロリジン−1−イル )−1−(S)−フェニルエチル]−N−メチルアミノ}安息香酸メチル
CH2Cl2(35ml)中の2−(3−(S)−メトキシメトキシピロリジン
−1−イル)−1−(S)−フェニルエタノールおよび2−(3−(S)−メト
キシメトキシピロリジン−1−イル)−2−(R)−フェニルエタノールの混合
物(2.01g、8.00ミリモル)およびトリエチルアミン(1.34ml、
9.60ミリモル)の攪拌溶液に、0℃(氷浴)で塩化メタンスルホニル(0.
744ml、9.60ミリモル)を滴下した。室温で5.5時間攪拌後、反応混
合液を、飽和NaHCO3水溶液、食塩水で洗浄し、乾燥し(Na2SO4)、濃
縮して2.16gの褐色の粘稠な油状物質を得た。この油状物質に4−メチルア
ミノ安息香酸メチル(1.45g、8.80ミリモル)およびエタノール(16
ml)を加え、混合液を還流温度で1.5時間攪拌した。溶媒を蒸発させた。残
分を、CH2Cl2に溶解し、飽和NaHCO3水溶液および食塩水で洗浄し、乾
燥し(Na2SO4)、濃縮して褐色油状物質を得、カラムクロマトグラフィー(
シリカゲル;150g、CH2Cl2/MeOH:100/1−35/1)により
精製して1.99g(62.5%)の褐色油状物質を得た。
(ii)4−{N−[2−(3−(S)−メトキシメトキシピロリジン−1−イ ル)−1−(S)−フェニルエチル]−N−メチルアミノ}安息香酸
MeOH(35ml)中の4−{N−[2−(3−(S)−メトキシメトキシ
ピロリジン−1−イル)−1−(S)−フェニルエチル]−N−メチルアミノ}
安息香酸メチル(1.99g、5.00ミリモル)および4N−NaOH(12
.5ml、50.0ミリモル)の混合物を、75℃で3時間攪拌した。混合物を
0℃で5N−HClで中和した。溶媒を真空で蒸発させた。残分にCH2Cl2を
加え、不溶性固形物を濾過により除去した。濾液を濃縮して2.04g(定量的
)の薄茶色の無定形物質を得た。
(iii)4−{N−[2−(3−(S)−メトキシメトキシピロリジン−1− イル)−1−(S)−フェニルエチル]−N−メチルアミノ}−N’−プロピル ベンズアミド
CH2Cl2(35ml)中の4−{N−[2−(3−(S)−メトキシメト
キシピロリジン−1−イル)−1−(S)−フェニルエチル]−N−メチルアミ
ノ}安息香酸(2.04g、5.00ミリモル)およびn−プロピルアミン(0
.822ml、10.0ミリモル)の攪拌溶液に、1−エチル-3−(3−ジメ
チルアミノプロピル)カルボジイミド塩酸塩(1.92g、10ミリモル)を室
温で加えた。15.5時間攪拌後、反応混合物を、水および食塩水で洗浄し、乾
燥し(Na2SO4)、濃縮して褐色油状物質を得、カラムクロマトグラフィー(
シリカゲル;100g、CH2Cl2/MeOH:25/1)により精製して1.
52g(72%)の薄茶色無定形物質を得た。
実施例2 4−{N−[2−(3−(S)−ヒドロキシピロリジン−1−イル)−1−(S )−フェニルエチル]−N−メチルアミノ}−N’−プロピルベンズアミドの調 製
MeOH(25ml)中の4−{N−[2−(3−(S)−メトキシメトキ
シピロリジン−1−イル)−1−(S)−フェニルエチル]−N−メチルアミノ
}−N’−プロピルベンズアミド(1.52g、3.58ミリモル)および10
%HClの混合物を、室温で6時間攪拌した。溶媒を蒸発させた。残分を、25
%水酸化アンモニウムで塩基性にし、CH2Cl2で抽出した。抽出液を、食塩水
で洗浄し、乾燥し(Na2SO4)、濃縮して薄茶色無定形物質を得、カラムクロ
マトグラフィー(シリカゲル;65g、CH2Cl2/MeOH:20/1−15
/1)により精製して1.21g(89%)の薄茶色無定形物質を得た。
600mgのこの無定形物質を、MeOH(10ml)中の10%HClに溶
解した。溶媒を濃縮して625mgのHCl塩を薄茶色無定形物質として得た。
IR(KBr):3300,1610cm-1.
MS m/z:382(M+H)+.
C23H31N3O2・HCl・1.5H2Oから算定した理論値:C,62.08;H,7.93;N,9.44.
測定値:C,62.29;H,8.01;N,9.42.
実施例3 4−{N−[2−(3−(S)−メトキシメトキシピロリジン−1−イル)−1 −(S)−フェニルエチル]−N−メチルアミノ}−N’−メチルベンズアミド の調製
これを、実施例1の(iii)で述べたものと同様の手法により、4−{N−
[2−(3−(S)−メトキシメトキシピロリジン−1−イル)−1−(S)−
フェニルエチル]−N−メチルアミノ}安息香酸およびメチルアミン塩酸塩から
26%の収率で調製した。 実施例4 4−{N−[2−(3−(S)−ヒドロキシピロリジン−1−イル)−1−(S )−フェニルエチル]−N−メチルアミノ}−N’−メチルベンズアミドの調製
これを、実施例2で述べたものと同様の手法により、4−{N−[2−(3−
(S)−メトキシメトキシピロリジン−1−イル)−1−(S)−フェニルエチ
ル]−N−メチルアミノ}−N’−メチルベンズアミドから82%の収率で調製
した。
HCl塩:無定形固形物。
IR(KBr):3350,1610cm-1.
C21H27N3O2・HCl・1.2H2Oから算定した理論値:C,61.29;H,7.45;N,10.21.
測定値:C,61.68;H,7.84;N,10.20.
実施例5 4−{N−[2−(3−(S)−メトキシメトキシピロリジン−1−イル)−1 −(S)−フェニルエチル]−N−メチルアミノ}−N’−エチルベンズアミド の調製
これを、実施例1の(iii)で述べたものと同様の手法により、4−{N−
[2−(3−(S)−メトキシメトキシピロリジン−1−イル)−1−(S)−
フェニルエチル]−N−メチルアミノ}安息香酸およびエチルアミン塩酸塩から
33%の収率で調製した。
実施例6 4−{N−[2−(3−(S)−ヒドロキシピロリジン−1−イル)−1−(S )−フェニルエチル]−N−メチルアミノ}−N’−エチルベンズアミドの調製
これを、実施例2で述べたものと同様の手法により、4−{N−[2−(3−
(S)−メトキシメトキシピロリジン−1−イル)−1−(S)−フェニルエチ
ル]−N−メチルアミノ}−N’−エチルベンズアミドから43%の収率で調製
した。
HCl塩:無定形固形物。
IR(KBr):3350,1610cm-1.
C22H29N3O2・HCl・4H2Oから算定した理論値:C,55.72;H,7.70;N,8.97
測定値:C,55.51;H,8.05;N,8.83.
実施例7 4−{N−[2−(3−(S)−メトキシメトキシピロリジン−1−イル)−1 −(S)−フェニルエチル]−N−メチルアミノ}−N’−ブチルベンズアミド の調製
これを、実施例1の(iii)で述べたものと同様の手法により、4−{N−
[2−(3−(S)−メトキシメトキシピロリジン-1−イル)−1−(S)−
フェニルエチル]−N−メチルアミノ}安息香酸およびn−ブチルアミンから4
0%の収率で調製した。
実施例8 4−{N−[2−(3−(S)−ヒドロキシピロリジン−1−イル)−1−(S )−フェニルエチル]−N−メチルアミノ}−N’−ブチルベンズアミドの調製
これを、実施例2で述べたものと同様の手法により、4−{N−[2−(3−
(S)−メトキシメトキシピロリジン−1−イル)−1−(S)−フェニルエチ
ル]−N−メチルアミノ}−N’−ブチルベンズアミドから59%の収率で調製
した。
HCl塩:無定形固形物。
IR(KBr):3350,1610cm-1.
MS m/z:396(M+H)+.
C24H33N3O2・HCl・1.4H2Oから算定した理論値:C,63.05;H,8.11;N,9.19.
測定値:C,63.06;H,8.04;N,8.98.
実施例9 4−{N−[1−(S)−フェニル−2−(3−(S)−テトラヒドロピラン− 2−イルオキシピロリジン−1−イル)−エチル]−N−メチルアミノ}−N’ −ペンチルベンズアミドの調製
これを、実施例1の(i)−(iii)で述べたものと同様の手法により、2
−(R)−フェニル−2−(3−(S)−テトラヒドロピラン−2−イルオキシ
ピロリジン−1−イル)エタノールおよび1−(S)−フェニル−2−(3−(
S)−テトラヒドロピラン−2−イルオキシピロリジン−1−イル)エタノール
から全体の収率33%で調製した。
実施例10 4−{N−[2−(3−(S)−ヒドロキシピロリジン−1−イル)−1−(S )−フェニルエチル]−N−メチルアミノ}−N’−ペンチルベンズアミドの調 製
これを、実施例2で述べたものと同様の手法により、4−{N−[1−(S)
−フェニル-2−(3−(S)−テトラヒドロピラン−2−イルオキシピロリジ
ン−1−イル)エチル]−N−メチルアミノ}−N’−ペンチルベンズアミドか
ら98%の収率で調製した。
HCl塩:無定形固形物。
IR(KBr):3350,1610cm-1.
C25H35N3O2・HCl-0.25H2Oから算定した理論値:C,66.65;H,8.17;N,9.33.
測定値:C,66.57;H,8.47;N,9.31.
実施例11 4−{N−[2−(3−(S)−メトキシメトキシピロリジン−1−イル)−1 −(S)−フェニルエチル]−N−メチルアミノ}−N’−イソプロピルベンズ アミドの調製
これを、実施例1の(iii)で述べたものと同様の手法により、4−{N−
[2−(3−(S)−メトキシメトキシピロリジン−1−イル)−1−(S)−
フェニルエチル]−N−メチルアミノ}安息香酸およびイソプロピルアミンから
15%の収率で調製した。
実施例12 4−{N−[2−(3−(S)−ヒドロキシピロリジン−1−イル)−1−(S )−フェニルエチル]−N−メチルアミノ}−N’−イソプロピルベンズアミド の調製
これを、実施例2で述べたものと同様の手法により、4−{N−[2−(3−
(S)−メトキシメトキシピロリジン−1−イル)−1−(S)−フェニルエチ
ル]−N−メチルアミノ}−N’−イソプロピルベンズアミドから80%の収率
で調製した。
HCl塩:無定形固形物。
IR(KBr):3350,1610cm-1.
MS m/z:382(M+H)+.
C23H31N3O2・HCl・1.9H2Oから算定した理論値:C,61.09;H,7.98;N,9.29.
測定値:C,61.16;H,7.61;N,9.12.
実施例13 4−{N−[2−(3−(S)−メトキシメトキシピロリジン−1−イル)−1 −(S)−フェニルエチル]−N−メチルアミノ}−N’−フェニルベンズアミ ドの調製
これを、実施例1の(iii)で述べたものと同様の手法により、4−{N−
[2−(3−(S)−メトキシメトキシピロリジン−1−イル)−1−(S)−
フェニルエチル]−N−メチルアミノ}安息香酸およびアニリンから48%の収
率で調製した。
実施例14 4−{N−[2−(3−(S)−ヒドロキシピロリジン−1−イル)−1−(S ) −フェニルエチル]−N−メチルアミノ}−N’−フェニルベンズアミドの調製
これを、実施例2で述べたものと同様の手法により、4−{N−[2−(3−
(S)−メトキシメトキシピロリジン−1−イル)−1−(S)−フェニルエチ
ル]−N−メチルアミノ}−N’−フェニルベンズアミドから16%の収率で調
製した。
HCl塩:無定形固形物。
IR(KBr):3400,1600cm-1.
C26H29N3O2・HCl-H2Oから算定した理論値:C,66.44;H,6.86;N,8.94.
測定値:C,66.33;H,7.16;N,8.86.
実施例15 4−{N−[2−(3−(S)−メトキシメトキシピロリジン−1−イル)−1 −(S)−フェニルエチル]−N−メチルアミノ}−N’−(2−クロロベンジ ル)ベンズアミドの調製
これを、実施例1の(iii)で述べたものと同様の手法により、4−{N−
[2−(3−(S)−メトキシメトキシピロリジン−1−イル)−1−(S)−
フェニルエチル]−N−メチルアミノ}安息香酸および2−クロロベンジルアミ
ンから88%の収率で調製した。 実施例16 4−{N−[2−(3−(S)−ヒドロキシピロリジン−1−イル)−1−(S )−フェニルエチル]−N−メチルアミノ}−N’−(2−クロロベンジル)ベ ンズアミドの調製
これを、実施例2で述べたものと同様の手法により、4−{N−[2−(3−
(S)−メトキシメトキシピロリジン−1−イル)−1−(S)−フェニルエチ
ル]−N−メチルアミノ}−N’−(2−クロロベンジル)ベンズアミドから9
8%の収率で調製した。
HCl塩:無定形固形物。
IR(KBr):3300,1630,1605cm-1.
C27H30N3O2Cl・-HCl・H2O・0.3C3H8Oから算定した理論値:C,62.46;H,6.65;N,7.8
3.
測定値:C,62.51;H,7.02;N,7.94.
実施例17 4−{N−[2−(3−(S)−メトキシメトキシピロリジン−1-イル)−1 −(S)−フェニルエチル]−N−メチルアミノ}−N’,N’−ジメチルベン ズアミドの調製
これを、実施例1の(iii)で述べたものと同様の手法により、4−{N−
[2−(3−(S)−メトキシメトキシピロリジン−1−イル)−1−(S)−
フェニルエチル]−N−メチルアミノ}安息香酸およびジメチルアミン塩酸塩か
ら71%の収率で調製した。
実施例18 4−{N−[2−(3−(S)−ヒドロキシピロリジン−1−イル)−1−(S )−フェニルエチル]−N−メチルアミノ}−N’,N’−ジメチルベンズアミ ドの調製
これを、実施例2で述べたものと同様の手法により、4−{N−[2−(3−
(S)−メトキシメトキシピロリジン−1−イル)−1−(S)−フェニルエチ
ル]−N−メチルアミノ}−N’,N’−ジメチルベンズアミドから88%の収
率で調製した。
HCl塩:無定形固形物。
IR(KBr):3400,1610cm-1.
C22H29N3O2・HCl・H2Oから算定した理論値:C,62.62;H,7.64;N,9.96.
測定値:C,62.52;H,7.86;N,9.98.
実施例19 4−{N−[1−(S)−フェニル−2−(3−(S)−テトラヒドロピラン− 2−イルオキシピロリジン−1−イル)−エチル]−N−メチルアミノ}−N’ −メチル−N’−プロピルベンズアミドの調製
これを、実施例1の(i)−(iii)で述べたものと同様の手法により、2
−(R)−フェニル−2−(3−(S)−テトラヒドロピラン−2−イルオキシ
ピロリジン−1−イル)エタノールおよび1−(S)−フェニル−2−(3−(S
)−テトラヒドロピラン−2−イルオキシピロリジン−1−イル)エタノールか
ら
全体の収率32%で調製した。
実施例20 4−{N−[2−(3−(S)−ヒドロキシピロリジン−1−イル)−1−(S )−フェニルエチル]−N−メチルアミノ}−N’−メチル−N’−プロピルベ ンズアミドの調製
これを、実施例2で述べたものと同様の手法により、4−{N−[1−(S)
−フェニル−2−(3−(S)−テトラヒドロピラン−2−イルオキシピロリジ
ン−1−イル)エチル]−N−メチルアミノ}−N’−メチル−N’−プロピル
ベンズアミドから83%の収率で調製した。HCl塩:無定形固形物。
IR(KBr):3350,1610cm-1.
C21H33N3O2・HCl・0.75H2Oから算定した理論値:C,64.70;H,8.03;N,9.43.
測定値:C,64.68;H,8.39;N,9.49.
実施例21 3−{N−[2−(3−(S)−メトキシメトキシピロリジン−1−イル)−1 −(S)−フェニルエチル]−N−メチルアミノ}−N’−ブロピルベンズアミ ドの調製 (i) メチル−3−{N−[2−(3−(S)−メトキシメトキシピロリジン −1−イル)−1−(S)−フェニルエチル]−N−メチルアミノ}安息香酸エ ステル
これを、実施例1の(i)で述べたものと同様の手法により、2−(3−(S
)−メトキシメトキシピロリジン−1−イル)−2−(R)−フェニルエタノー
ルおよび3−メチルアミノ安息香酸メチルから78%の収率で調製した。
(ii) 3−{N−[2−(3−(S)−メトキシメトキシピロリジン−1− イル)−1−(S)−フェニルエチル]−N−メチルアミノ}安息香酸
これを、実施例1の(ii)で述べたものと同様の手法により、3−{N−[
2−(3−(S)−メトキシメトキシピロリジン−1−イル)−1−(S)−フ
ェニルエチル]−N−メチルアミノ}安息香酸メチルから100%の収率で調製
した。
(iii) 3−{N−[2−(3−(S)−メトキシメトキシピロリジン−1 −イル)−1−(S)−フェニルエチル]−N−メチルアミノ}−N’−プロピ ルベンズアミド
これを、実施例1の(iii)で述べたものと同様の手法により、3−{N−
[2−(3−(S)−メトキシメトキシピロリジン−1−イル)−1−(S)一
フェニルエチル]−N−メチルアミノ}安息香酸およびn−プロピルアミンから
78%の収率で調製した。
実施例22 3−{N−[2−(3−(S)−ヒドロキシピロリジン−1−イル)−1−(S )−フェニルエチル]−N−メチルアミノ}−N’−プロピルベンズアミドの調 製
これを、実施例2で述べたものと同様の手法により、3−{N−[2−(3−
(S)−メトキシメトキシピロリジン−1−イル)−1−(S)−フェニルエチ
ル]−N−メチルアミノ}−N’−プロピルベンズアミドから90%の収率で調
製した。
HCl塩:褐色粉末。
融点:105−114℃。
IR(KBr):3350,1635cm-1.
MS m/z:381(M+).
C23H31N3O2・HCl・0.7H2O・0.3C6H14Oから算定した理論値:C,64.58;11,8.22;N,9.11
.
測定値:C,64.42;H,8.54;N,9.34.
実施例23 2−クロロ−4−{N−[1−(S)−フェニル−2−(3−(S)−テトラヒ ドロピラン−2−イルオキシピロリジン−1−イル)エチル]−N−メチルアミ ノ}−N’−プロピルベンズアミドの調製 (i) 2−クロロ−4−{N−[1−(S)−フェニル−2−(3−(S)− テトラヒドロピラン−2−イルオキシピロリジン−1−イル)−エチル]−N− メチルアミノ}安息香酸メチル
これを、実施例1の(i)で述べたものと同様の手法により、2−(R)−フ
ェニル−2−(3−(S)−テトラヒドロピラン−2−イルオキシピロリジン−
1−イル)エタノールおよび1−(S)−フェニル−2−(3−(S)−テトラ
ヒドロピラン−2−イルオキシピロリジン−1−イル)エタノールおよび2−ク
ロロ−4−メチルアミノ安息香酸メチルから40%の収率で調製した。 (ii) 2−クロロ−4−{N−[1−(S)−フェニル−2−(3−(S) −テトラヒドロピラン−2−イルオキシピロリジン−1−イル)エチル]−N− メチルアミノ}安息香酸
これを、実施例1の(ii)で述べたものと同様の手法により、2−クロロ−
4−{N−[1−(S)−フェニル−2−(3−(S)−テトラヒドロピラン−
2−イルオキシピロリジン−1−イル)エチル]−N−メチルアミノ}安息香酸
メチルから100%の収率で調製した。
(iii) 2−クロロ−4−{N−[1−(S)−フェニル−2−(3−(S ) −テトラヒドロピラン−2−イルオキシピロリジン−1−イル)−エチル]−N −メチルアミノ}−N’−プロピルベンズアミド
これを、実施例1の(iii)で述べたものと同様の手法により、2−クロロ
−4−{N−[1−(S)−フェニル−2−(3−(S)−テトラヒドロピラン
−2−イルオキシピロリジン−1−イル)エチル]−N−メチルアミノ}安息香
酸およびn−プロピルアミンから68%の収率で調製した。 実施例24 2−クロロ−4−{N−[2−(3−(S)−ヒドロキシピロリジン−1−イル )−1−(S)−フェニルエチル]−N−メチルアミノ}−N’−プロピルベン ズアミドの調製
これを、実施例2で述べたものと同様の手法により、2−クロロ−4−{N−
[1−(S)−フェニル−2−(3−(S)−テトラヒドロピラン−2−イルオ
キシピロリジン−1−イル)−エチル]−N−メチルアミノ}−N’−プロピル
ベンズアミドから89%の収率で調製した。
HCl塩:無定形固形物。
IR(KBr):3350,1600cm-1.
C23H30N3O2Cl・HCl・0.2H2Oから算定した理論値:C,60.58;H,6.94;N,9.21.
測定値:C,60.29;H,7.13;N,9.13.
実施例25 2−メトキシ−4−{N−[2−(3−(S)−メトキシメトキシピロリジン− 1−イル)−1−(S)−フェニルエチル]−N−メチルアミノ}−N’−プロ ピルベンズアミドの調製 (i) 2−メトキシ−4−{N−[2−(3−(S)−メトキシメトキシピロ リジン−1−イル)−1−(S)−フェニルエチル]−N−メチルアミノ}安息 香酸メチル
これを、実施例1の(i)で述べたものと同様の手法により、2−(3−(S
)−メトキシメトキシピロリジン−1−イル)−1−(S)−フェニルエタノー
ルおよび2−(3−(S)−メトキシメトキシピロリジン−1−イル)−2−(
R)−フェニルエタノールおよび2−メトキシ−4−メチルアミノ安息香酸メチ
ルから41%の収率で調製した。
(ii) 2−メトキシ−4−{N−[2−(3−(S)−メトキシメトキシピ ロリジン−1−イル)−1−(S)−フェニルエチル]−N−メチルアミノ}安 息香酸
これを、実施例1の(ii)で述べたものと同様の手法により、2−メトキシ
−4−{N−[2−(3−(S)−メトキシメトキシピロリジン−1−イル)−
1−(S)−フェニルエチル]−N−メチルアミノ}安息香酸メチルから100
%の収率で調製した。
(iii) 2−メトキシ−4−{N−[2−(3−(S)−メトキシメトキシ ピロリジン−1−イル)−1−(S)−フェニルエチル]−N−メチルアミノ} −N’−プロピルベンズアミド
これを、実施例1の(iii)で述べたものと同様の手法により、2−メトキ
シ−4−{N−[2−(3−(S)−メトキシメトキシピロリジン−1−イル)
−1−(S)−フェニルエチル]−N−メチルアミノ}安息香酸およびn−プロ
ピルアミンから84%の収率で調製した。
実施例26 4−{N−[2−(3−(S)−ヒドロキシピロリジン−1−イル)−1−(S )−フェニルエチル]−N−メチルアミノ}−2−メトキシ-N’−プロピルベ ンズアミドの調製
これを、実施例2で述べたものと同様の手法により、2−メトキシ-4−{N
−[2−(3−(S)−メトキシメトキシピロリジン−1−イル)−1−(S)
−フェニルエチル]−N−メチルアミノ}−N’−プロピルベンズアミドから8
5%の収率で調製した。
HCl塩:無定形固形物。
IR(KBr):3400,1600cm-1.
C24H33N3O3・HCl・0.8CH4Oから算定した理論値:C,62.89;H,7.92;N,8.87.
測定値:C,63.16;H,8.32;N,9.20.
実施例27 3−メトキシ−4−{N−[2−(3−(S)−メトキシメトキシピロリジン− 1−イル)−1−(S)−フェニルエチル]−N−メチルアミノ}−N’−プロ ピルベンズアミドの調製 (i) 3−メトキシ−4−{N−[2−(3−(S)−メトキシメトキシピロ リジン−1-イル)−1−(S)−フェニルエチル]−N−メチルアミノ}安息 香酸メチル
これを、実施例1の(i)で述べたものと同様の手法により、2−(3−(S
)−メトキシメトキシピロリジン−1−イル)−1−(S)−フェニルエタノー
ルおよび2−(3−(S)−メトキシメトキシピロリジン−1−イル)−2−(
R)−フェニルエタノールおよび3−メトキシ−4−メチルアミノ安息香酸メチ
ルから60%の収率で調製した。
(ii) 3−メトキシ−4−{N−[2−(3−(S)−メトキシメトキシピ ロリジン−1−イル)−1−(S)−フェニルエチル]−N−メチルアミノ}安 息香酸
これを、実施例1の(ii)で述べたものと同様の手法により、3−メトキシ
−4−{N−[2−(3−(S)−メトキシメトキシピロリジン−1−イル)−
1−(S)−フェニルエチル]−N−メチルアミノ}安息香酸メチルから100
%の収率で調製した。
(iii) 3−メトキシ−4−{N−[2−(3−(S)−メトキシメトキシ ピロリジン−1−イル)−1−(S)−フェニルエチル]−N−メチルアミノ} −N’−プロピルベンズアミド
これを、実施例1の(iii)で述べたものと同様の手法により、3−メトキ
シ−4−{N−[2−(3−(S)−メトキシメトキシピロリジン−1−イル)
−1−(S)−フェニルエチル]−N−メチルアミノ}安息香酸およびn−プロ
ピルアミンから64%の収率で調製した。
実施例28 4−{N−[2−(3−(S)−ヒドロキシピロリジン−1−イル)−1−(S )−フェニルエチル]−N−メチルアミノ}−3−メトキシ−N’−プロピルベ ンズアミドの調製
これを、実施例2で述べたものと同様の手法により、3−メトキシ−4−{N
−[2−(3−(S)−メトキシメトキシピロリジン−1−イル)−1−(S)
−フェニルエチル]−N−メチルアミノ}−N’−プロピルベンズアミドから7
7%の収率で調製した。HCl塩:無定形固形物。
IR(KBr):3350,1630cm-1.
実施例29 3−クロロ−4−{N−[2−(3−(S)−メトキシメトキシピロリジン−1 −イル)−1−(S)−フェニルエチル]−N−メチルアミノ}−N’−プロピ ルベンズアミドの調製 (i) 3−クロロ−4−{N−[2−(3−(S)−メトキシメトキシピロリ ジン−1−イル)−1−(S)−フェニルエチル]−N−メチルアミノ}ベンゾ ニトリル
CH2Cl2(4ml)中の2−(3−(S)−メトキシメトキシピロリジン−
1−イル)−1−(S)−フェニルエタノールおよび2−(3−(S)−メトキ
シメトキシピロリジン−1−イル)−2−(R)−フェニルエタノールの混合物
(251mg、1.00ミリモル)ならびにトリエチルアミン(0.167ml
、1.20ミリモル)の攪拌溶液に、0℃(氷浴)で塩化メタンスルホニル(0
.093ml、1.20ミリモル)を滴下した。室温で15.5時間攪拌後、反
応混合液を、飽和NaHCO2水溶液、食塩水で洗浄し、乾燥し(Na2SO4)
、濃縮して238mgの褐色の粘稠な油状物質−(i)を得た。N,N−ジメチ
ルホルムアミド(2ml)中のNaH(48mg、1.20ミリモル)の懸濁液
に、3−クロロ−4−メチルアミノベンゾニトリル(200mg、1.20ミリ
モル)の溶液を室温で加えた。45分間攪拌後、この混合液に、N,N−ジメチ
ルホルムアミド(2ml)中の上記の褐色粘稠油状物質−(i)の溶液を室温で
加え、
混合物を室温で4.5時間攪拌した。この混合物にH2Oを加え、25%−NH4
OHで塩基性にし、CH2Cl2で抽出した。抽出液を、水、食塩水で洗浄し、乾
燥し(Na2SO4)、濃縮して褐色油状物質を得、カラムクロマトグラフィー(シ
リカゲル20g、CH2Cl2/MeOH:100/1−50/1)により精製し
て244mg(61%)の褐色油状物質を得た。
(ii) 3−クロロ−4−{N−[2−(3−(S)−メトキシメトキシピロ リジン−1−イル)−1−(S)−フェニルエチル]−N−メチルアミノ}−N ’−プロピルベンズアミド
t−BuOH(1.0ml)中のt−BuOK(381mg、3.05ミリ
モル)およびH2O(0.055ml、3.05ミリモル)の懸濁液に、t−B
uOH(1.0ml)中の3−クロロ−4−{N−[2−(3−(S)−メトキ
シメトキシピロリジン−1−イル)−1−(S)−フェニルエチル]−N−メチ
ルアミノ}ベンゾニトリル(244mg、0.611ミリモル)の溶液を室温で
加えた。0.5時間還流後、混合液を室温に冷ました。沃化n−プロピル(0.
298ml、3.05ミリモル)を混合液に加え、混合液を3時間還流した。室
温に冷ました後、溶媒を蒸発させた。残分を、CH2Cl2に溶解し、水および食
塩水で洗浄し、乾燥し(Na2SO4)、濃縮して薄茶色油状物質を得、カラムク
ロマトグラフィー(シリカゲル;15g、CH2Cl2/MeOH:80/1−5
0/1)により精製して206mg(73%)の象牙色の無定形物質を得た。
実施例30 3−クロロ−4−{N−[2−(3−(S)−ヒドロキシピロリジン−1−イル )−1−(S)−フェニルエチル]−N−メチルアミノ}−N’−プロピルベン ズアミドの調製
これを、実施例2で述べたものと同様の手法により、3−クロロ−4−{N−
[2−(3−(S)−メトキシメトキシピロリジン−1−イル)−1−(S)−
フェニルエチル]−N−メチルアミノ}−N’−プロピルベンズアミドから96
%の収率で調製した。
フマル酸塩:無定形固形物。
IR(KBr):3350,1630cm-1.
MSm/z:416,418(M+H)+.
C23H30N3O2Cl・C4H4O4・H2Oから算定した理論値:C,58.96;H,6.60;N,7.64.
測定値:C,59.35;H,6.64;N,7.55.
実施例31 6−{N−[2−(3−(S)−メトキシメトキシピロリジン−1−イル)−1 −(S)−フェニルエチル]−N−メチルアミノ}−N’−プロピルニコチンア ミドの調製 (i) 6−{N−[2−(3−(S)−メトキシメトキシピロリジン−1−イ ル)−1−(S)−フェニルエチル]−N−メチルアミノ}ニコチン酸メチル
これを、実施例29の(i)で述べたものと同様の手法により、2−(3−(
S)
−メトキシメトキシピロリジン−1−イル)−1−(S)−フェニルエタノール
および2−(3−(S)−メトキシメトキシピロリジン−1−イル)−2−(R
)−フェニルエタノールおよび6−メチルアミノニコチン酸メチルから60%の
収率で調製した。
(ii) 6−{N−[2−(3−(S)−メトキシメトキシピロリジン−1− イル)−1−(S)−フェニルエチル]−N−メチルアミノ}ニコチン酸
これを、実施例1の(ii)で述べたものと同様の手法により、6−{N−[
2−(3−(S)−メトキシメトキシピロリジン−1−イル)−1−(S)−フ
ェニルエチル]−N−メチルアミノ}ニコチン酸メチルから100%の収率で調
製した。
(iii) 6−{N−[2−(3−(S)−メトキシメトキシピロリジン−1 −イル)−1−(S)−フェニルエチル]−N−メチルアミノ}−N’−プロピ ルニコチンアミド
これを、実施例1の(iii)で述べたものと同様の手法により、6−{N−
[2−(3−(S)−メトキシメトキシピロリジン−1−イル)−1−(S)−
フェニルエチル]−N−メチルアミノ}ニコチン酸およびn−プロピルアミンか
ら65%の収率で調製した。
実施例32 6−{N−[2−(3−(S)−ヒドロキシピロリジン−1−イル)−1−(S )−フェニルエチル]−N−メチルアミノ}−N’−プロピルニコチンアミドの 調製
これを、実施例2で述べたものと同様の手法により、6−{N−[2−(3−
(S)−メトキシメトキシピロリジン−1−イル)−1−(S)−フェニルエチ
ル]−N−メチルアミノ}−N’−プロピルニコチンアミドから73%の収率で
調製した。
フマル酸塩:無定形固形物。
IR(KBr):3350,1630cm-1.
MS m/z:383(M+H)+.
C22H30N4O2・C4H4O4・1.5H2Oから算定した理論値:C,59.42;11,7.10;N,10.66.
測定値:C,59.50;H,7.43;N,10.73.
実施例33 4−{N−[1−(S)−(3−メトキシメトキシフェニル)−2−(3−(S )−メトキシメトキシピロリジン−1−イル)−エチル]−N−メチルアミノ} −N’−プロピルベンズアミドの調製 (i) 4−{N−[1−(S)−(3−メトキシメトキシフェニル)−2−( 3−(S)−メトキシメトキシピロリジン−1−イル)−エチル]−N−メチル アミノ}安息香酸メチル
これを、実施例1の(i)で述べたものと同様の手法により、2−(R)−(
3−メトキシメトキシフェニル)−2−(3−(S)−メトキシメトキシピロリ
ジン-1−イル)エタノールおよび1−(S)−(3−メトキシメトキシフェニ
ル)−2−(3−(S)−メトキシメトキシピロリジン-1−イル)エタノール
の混合物ならびに4−メチルアミノ安息香酸メチルから60%の収率で調製した
。
(ii) 4−{N−[1−(S)−(3−メトキシメトキシフェニル)−2− (3−(S)−メトキシメトキシピロリジン−1−イル)−エチル]−N−メチ ルアミノ}安息香酸
これを、実施例1の(ii)で述べたものと同様の手法により、4−{N−[
1−(S)−(3−メトキシメトキシフェニル)−2−(3−(S)−メトキシ
メトキシピロリジン−1−イル)−エチル]−N−メチルアミノ}安息香酸メチ
ルから100%の収率で調製した。 (iii) 4−{N−[1−(S)−(3−メトキシメトキシフェニル)−2 −(3−(S)−メトキシメトキシピロリジン−1−イル)−エチル]−N−メ チルアミノ}−N’−プロピルベンズアミド
これを、実施例1の(iii)で述べたものと同様の手法により、4−{N−
[1−(S)−(3−メトキシメトキシフェニル)−2−(3−(S)−メトキ
シメトキシピロリジン−1−イル)−エチル]−N−メチルアミノ}安息香酸お
よびn−プロピルアミンから80%の収率で調製した。
実施例34 4−{N−[1−(S)−(3−ヒドロキシフェニル)−2−(3−(S)−ヒ ドロキシピロリジン−1−イル)−エチル]−N−メチルアミノ}−N’−プロ ピルベンズアミドの調製
これを、実施例2で述べたものと同様の手法により、4−{N−[1−(S)
−(3−メトキシメトキシフェニル)−2−(3−(S)−メトキシメトキシピ
ロリジン−1−イル)−エチル]−N−メチルアミノ}−N’−プロピルベンズ
アミドから97%の収率で調製した。HCl塩:無定形固形物。
IR(KBr):3350,1610cm-1.
MS m/z:397(M+).
C23H31N3O3・HCl・2.3H2Oから算定した理論値:C,58.11;H,7.76;N,8.84.
測定値:C,57.82;H,8.06;N,9.24.
実施例35 4−{N−[2−(3−(S)−ヒドロキシピロリジン−1−イル)−1−(S )−(3−メトキシフェニル)−エチル]−N−メチルアミノ}−N’−プロピ ルベンズアミドの調製
MeOH(0.1ml)−CH3CN(0.9ml)中の4−{N−[1−(
S)−(3−ヒドロキシフェニル)−2−(3−(S)−ヒドロキシピロリジン
−1−イル)−エチル]−N−メチルアミノ}−N’−プロピルベンズアミド(
100mg、0.252ミリモル)の溶液に、CH2Cl2(0.6ml)中のN
,N−ジイソプロピルアミン(0.0641ml、0.353ミリモル)および
10%−トリメチルシリル−ジアゾメタンを室温で加えた。室温で22時間攪拌
後、25%−NH4OHを混合液に加え、CH2Cl2で抽出した。抽出液を食塩
水で洗浄し、乾燥し(Na2SO4)、濃縮して褐色油状物質を得、カラムクロマ
トグラフィー(シリカゲル5g、CH2Cl2/MeOH:30/1−10/1)
により精製して55.2mg(53%)の白色無定形物質を得た。HCl塩:無定形固形物。
IR(ニート、遊離アミン):3350,1610cm-1.
MS m/z:412(M+H)+.
C24H33N3O3・HCl・0.5H2Oから算定した理論値:C,63.08;H,7.72;N,9.19.
測定値:C,62.89;H,7.77;N,9.25.
実施例36 4−{N−[1−(S)−(3−t−ブトキシカルボニルメトキシフェニル)− 2−(3−(S)−ヒドロキシピロリジン−1−イル)−エチル]−N−メチル アミノ}−N’−プロピルベンズアミドの調製
DMF(1.5ml)中の4−{N−[1−(S)−(3−ヒドロキシフェニ
ル)−2−(3−(S)−ヒドロキシピロリジン−1−イル)−エチル]−N−
メチルアミノ}−N’−プロピルベンズアミド(100mg、0.252ミリモ
ル)、ブロモ酢酸t−ブチル(0.0409ml、0.277ミリモル)および
K2CO3(38.3mg、0.277ミリモル)の混合物を、室温で2時間攪拌
した。H2Oを混合物に加え、AcOEt/トルエン=2/1で抽出した。抽出
液を、水、食塩水で洗浄し、乾燥し(Na2SO4)、濃縮して薄茶色無定形物質
を得、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル6g、CH2Cl2/MeOH:3
0/1−10/1)により精製して80.1mg(62%)の白色無定形物質を
得た。 実施例37 4−{N−[1−(S)−(3−カルボキシメトキシフェニル)−2−(3−( S)−ヒドロキシピロリジン−1−イル)−エチル]−N−メチルアミノ}−N ’−プロピルベンズアミドの調製
トリフルオロ酢酸(1ml)およびCH2Cl2(0.5ml)中の4−{N−
[1−(S)−(3−t−ブトキシカルボニルメトキシフェニル)−2−(3−
(S)−ヒドロキシピロリジン−1−イル)−エチル]−N−メチルアミノ}−
N’−プロピルベンズアミド(80.1mg、0.157ミリモル)の溶液を、
室温で1.5時間攪拌した。溶媒を蒸発させた。残分をCH2Cl2に溶解し、ジ
エチルエーテル(1ml)中の1.0M塩化水素溶液を加えた。白色粉末を集め
、Et2Oで洗浄し、減圧下で45℃で6.5時間乾燥して86.2mg(定量
的)の白色粉末を得た。
HCl塩:白色粉末。
IR(KBr):3400,1730,1610cm-1.
MS m/z:456(M+H)+.
融点108−110℃
C25H33N3O5・HCl・3.5H2Oから算定した理論値:C,54.10;H,7.45;N,7.57.
測定値:C,54.07;H,7.49;N,7.39.
実施例38 4−{N−[1−(S)−フェニル−2−(ピロリジン−1−イル)エチル]− N−メチルアミノ}−N’−プロピルベンズアミドの調製 (i) 4−{N−[1−(S)−フェニル-2−(ピロリジン−1−イル)エ チル]−N−メチルアミノ}安息香酸メチル
これを、実施例1の(i)で説明したものと同様の手法により、2−(R)−
フェニル−2−(ピロリジン−1−イル)エタノールおよび1−(S)−フェニ
ル−2−(ピロリジン−1−イル)エタノールの混合物ならびに4−メチルアミ
ノ安息香酸メチルから52%の収率で調製した。
(ii) 4−{N−[1−(S)−フェニル−2−(ピロリジン−1−イル) エチル]−N−メチルアミノ}安息香酸
これを、実施例1の(ii)で説明したものと同様の手法により、4−{N−
[1−(S)−フェニル−2−(ピロリジン−1−イル)エチル]−N−メチル
アミノ}安息香酸メチルから100%の収率で調製した。
(iii) 4−{N−[1−(S)−フェニル−2−(ピロリジン−1−イル )エチル]−N−メチルアミノ}−N’−プロピルベンズアミド
これを、実施例1の(iii)で説明したものと同様の手法により、4−{N
−[1−(S)−フェニル−2−(ピロリジン−1−イル)エチル]−N−メチ
ルアミノ}安息香酸およびn−プロピルアミンから56%の収率で調製した。
HCl塩:無定形固形物。
IR(KBr):1610cm-1.
MS m/z:366(M+H)+.
C23H31N3O-HCl・0.5H2Oから算定した理論値:C,67.22;H,8.09;N,10.22.
測定値:C,67.48;H,8.37;N,10.32.
実施例39 4−{N−[2−(3−(S)−ヒドロキシピロリジン−1−イル)−1−(S )−フェニルエチル]−N−メチルアミノ}−N’−プロピルフタルイミドの調 製
これを、実施例1の(i)および2で述べたものと同様の手法により、2−(
R)−フェニル−2−(3−(S)−テトラヒドロピラン−2−イルオキシピロ
リジン−1−イル)エタノールおよび1−(S)−フェニル−2−(3−(S)
−テトラヒドロピラン−2−イルオキシピロリジン−1−イル)エタノールなら
びに4−メチルアミノ−N’−プロピルフタルイミドから全体で16%の収率で
調製した。
HCl塩:無定形固形物。
IR(KBr):3400,1760,1700,1620cm-1.
C24H29N3O3・HCl・0.5H2Oから算定した理論値:C,63.64;H,6.90;N,9.28.
測定値:C,63.99;H,7.18;N,9.00.
実施例40 5−{N−[2−(3−(S)−メトキシメトキシピロリジン−1−イル)−1 −(S)−フェニルエチル]−N−メチルアミノ}−N’−プロピル−2−チオ フェンカルボキミドの調製
これを、実施例1の(i)で述べたものと同様の手法により、2−(3−(S
)−メトキシメトキシキシピロリジン−1−イル)−1−(S)−フェニルエタ
ノールおよび2−(3−(S)−メトキシメトキシピロリジン−1−イル)−2
−(R)−フェニルエタノールならびに5−メチルアミノ−N’−プロピル−2
−チオフェンカルボキサミドから49%の収率で調製した。
実施例41 5−{N−[2−(3−(S)−ヒドロキシピロリジン−1−イル)−1−(S ) −フェニルエチル]−N−メチルアミノ}−N’−プロピル−2−チオフェンカ ルボキミドの調製
これを、実施例2で述べたものと同様の手法により、5−{N−[2−(3−
(S)−メトキシメトキシピロリジン−1−イル)−1−(S)−フェニルエチ
ル]−N−メチルアミノ}−N’−プロピル−2−チオフェンカルボキミドから
78%の収率で調製した。フマル酸塩:無定形固形物。
IR(KBr):3300,1610cm-1.
MS m/z=388(M+H)+
C21H29N3O2S・C4H4O4・0.5H2O・CH4Oから算定した理論値:C,57.34;H,7.03;N,7.71
測定値:C,57.37;H,7.31;N,7.79
実施例42 4−{N−[2−(3−(S)−メトキシメトキシピロリジン−1−イル)−1 −(S)−フェニルエチル]アミノ}−N’−プロピルベンズアミドの調製 (i) 4−{N−[2−(3−(S)−メトキシメトキシピロリジン−1−イ ル)−1−(S)−フェニルエチル]アミノ}安息香酸メチル
これを、実施例1の(i)で説明したものと同様の手法により、2−(3−(
S)−メトキシメトキシピロリジン−1−イル)−1−(S)−フェニルエタノ
ールおよび2−(3−(S)−メトキシメトキシピロリジン−1−イル)−2−
(R)−フェニルエタノールならびに4−アミノ安息香酸メチルから69%の収
率で調製した。
(ii) 4−{N−[2−(3−(S)−メトキシメトキシピロリジン−1− イル)−1−(S)−フェニルエチル]アミノ}安息香酸
これを、実施例1の(ii)で説明したものと同様の手法により、4−{N−
[2−(3−(S)−メトキシメトキシピロリジン−1−イル)−1−(S)−
フェニルエチル]アミノ}安息香酸メチルから100%の収率で調製した。
(iii) 4−{N−[2−(3−(S)−メトキシメトキシピロリジン−1 −イル)−1−(S)−フェニルエチル]アミノ}−N’−プロピルベンズアミ ド
これを、実施例1の(iii)で説明したものと同様の手法により、4−{N
−[2−(3−(S)−メトキシメトキシピロリジン−1−イル)−1−(S)
−フェニルエチル]アミノ}安息香酸およびn−プロピルアミンから62%の収
率で調製した。
実施例43 4−{N−[2−(3−(S)−ヒドロキシピロリジン−1−イル)−1−(S )−フェニルエチル]アミノ}−N’−プロピルベンズアミドの調製
これを、実施例2で述べたものと同様の手法により、4−{N−[2−(3−
(S)−メトキシメトキシピロリジン−1−イル)−1−(S)−フェニルエチ
ル]アミノ}−N’−プロピルベンズアミドから67%の収率で調製した。HCl塩:無定形固形物。
IR(KBr):3350,1610cm-1.
C22H29N3O2・HCl・1.1H2Oから算定した理論値:C,62.44;H,8.05;N,9.72
測定値:C,62.36;H,7.66;N,9.92.
実施例44 4−{N−[1−(S)−(3−クロロフェニル)−2−(3−(S)−メトキ シメトキシピロリジン−1−イル)一エチル]−N−メチルアミノ}−N’−プ ロピルベンズアミドの調製 (i) 4−{N−[1−(S)−(3−クロロフェニル)−2−(3−(S) −メトキシメトキシピロリジン−1−イル)−エチル]−N−メチルアミノ}安 息香酸メチル
これを、実施例1の(i)で説明したものと同様の手法により、2−(R)−
(3−クロロフェニル)−2−(3−(S)−メトキシメトキシピロリジン−1
−イル)エタノールおよび1−(S)−(3−クロロフェニル)−2−(3−(
S)−メトキシメトキシピロリジン−1−イル)エタノールの混合物ならびに4
−メチルアミノ安息香酸メチルから66%の収率で調製した。
(ii) 4−{N−[1−(S)−(3−クロロフェニル)−2−(3−(S )−メトキシメトキシピロリジン−1−イル)−エチル]−N−メチルアミノ} 安息香酸
これを、実施例1の(ii)で説明したものと同様の手法により、4−{N−
[1−(S)−(3−クロロフェニル)−2−(3−(S)−メトキシメトキシ
ピロリジン−1−イル)−エチル]−N−メチルアミノ}安息香酸メチルから9
6%の収率で調製した。
(iii) 4−{N−[1−(S)−(3−クロロフェニル)−2−(3−( S)−メトキシメトキシピロリジン−1−イル)−エチル]−N−メチルアミノ }−N’−プロピルベンズアミド
これを、実施例1の(iii)で説明したものと同様の手法により、4−{N
−[1−(S)−(3−クロロフェニル)−2−(3−(S)−メトキシメトキ
シピロリジン−1−イル)−エチル]−N−メチルアミノ}安息香酸およびn−
プロピルアミンから77%の収率で調製した。
実施例45 4−{N−[1−(S)−(3−クロロフェニル)−2−(3−(S)−ヒドロ キシピロリジン−1−イル)−エチル]−N−メチルアミノ}−N’−プロピル ベンズアミドの調製
これを、実施例2で述べたものと同様の手法により、4−{N−[1−(S)
−(3−クロロフェニル)−2−(3−(S)−メトキシメトキシピロリジン−
1−イル)−エチル]−N−メチルアミノ}−N’−プロピルベンズアミドから
83%の収率で調製した。
フマル酸塩:無定形固形物。
IR(KBr):3350,1610cm-1.
MS m/z:416(M+H)+ 実施例46 4−{N−[2−(3−(S)−フルオロピロリジン−1−イル)−1−(S) −フェニルエチル]−N−メチルアミノ}−N’−プロピルベンズアミドの調製 (i) 4−{N−[2−(3−(S)−フルオロピロリジン−1−イル)−1 −(S)−フェニルエチル]−N−メチルアミノ}安息香酸メチル
これを、実施例1の(i)で説明したものと同様の手法により、2−(3−(
S)−フルオロピロリジン−1−イル)−1−(S)−フェニルエタノールおよ
び2−(3−(S)−フルオロピロリジン−1−イル)−2−(R)−フェニル
エタノールならびに4−メチルアミノ安息香酸メチルから54%の収率で調製し
た。
(ii) 4−{N−[2−(3−(S)−フルオロピロリジン−1−イル)− 1−(S)−フェニルエチル]−N−メチルアミノ}安息香酸
これを、実施例1の(ii)で説明したものと同様の手法により、4−{N−
[2−(3−(S)−フルオロピロリジン-1−イル)−1−(S)−フェニル
エチル]−N−メチルアミノ}安息香酸メチルから100%の収率で調製した。
(iii) 4−{N−[2−(3−(S)−フルオロピロリジン−1−イル) −1−(S)−フェニルエチル]−N−メチルアミノ}−N’−プロピルベンズ アミド
これを、実施例1の(iii)で説明したものと同様の手法により、4−{N
−[2−(3−(S)−フルオロピロリジン−1−イル)−1−(S)−フェニ
ルエチル]−N−メチルアミノ}安息香酸およびn−プロピルアミンから73%
の収率で調製した。
HCl塩:無定形固形物。
IR(KBr):1605cm-1.
MS m/z384(M+H)+
C23H30N3OF・HCl・0.3H2O・CH4Oから算定した理論値:C,63.02;H,7.84;N,9.19.
測定値:C,62.69;H,8.17;N,9.57.
実施例47 4−{N−[2−(3−(S)−メトキシメトキシピロリジン−1−イル)−1 −(R)−フェニルエチル]−N−メチルアミノ}−N’−プロピルベンズアミ ドの調製 (i) 4−{N−[2−(3−(S)−メトキシメトキシピロリジン−1−イ ル)−1−(R)−フェニルエチル]−N−メチルアミノ}安息香酸メチル
これを、実施例1の(i)で説明したものと同様の手法により、2−(3−(
S)−メトキシメトキシピロリジン−1−イル)−1−(R)−フェニルエタノ
ールおよび2−(3−(S)−メトキシメトキシピロリジン−1−イル)−2−
(S)−フェニルエタノールならびに4−メチルアミノ安息香酸メチルから49
%の収率で調製した。
(ii) 4−{N−[2−(3−(S)−メトキシメトキシピロリジン−1− イル)−1−(R)−フェニルエチル]−N−メチルアミノ}安息香酸
これを、実施例1の(ii)で説明したものと同様の手法により、4−{N−
[2−(3−(S)−メトキシメトキシピロリジン−1−イル)−1−(R)−
フェニルエチル]−N−メチルアミノ}安息香酸メチルから100%の収率で調
製した。
(iii) 4−{N−[2−(3−(S)−メトキシメトキシピロリジン−1 −イル)−1−(R)−フェニルエチル]−N−メチルアミノ}−N’−プロピ ルベンズアミド
これを、実施例1の(iii)で説明したものと同様の手法により、4−{N
−[2−(3−(S)−メトキシメトキシピロリジン−1−イル)−1−(R)
−フェニルエチル]−N−メチルアミノ}安息香酸およびn−プロピルアミンか
ら60%の収率で調製した。
実施例48 4−{N−[2−(3−(S)−ヒドロキシピロリジン−1−イル)−1−(R )−フェニルエチル]−N−メチルアミノ}−N’−プロピルベンズアミドの調 製
これを、実施例2で述べたものと同様の手法により、4−{N−[2−(3−
(S)−メトキシメトキシピロリジン−1−イル)−1−(R)−フェニルエチ
ル]−N−メチルアミノ}−N’−プロピルベンズアミドから15%の収率で調
製した。
IR(ニート):3350,1610cm-1.
HCl塩:無定形固形物。
C23H31N3O2・HCl・1.9H2Oから算定した理論値:C,61.52;11,8.37;N,9.20.
測定値:C,61.33;H,7.97;N,9.33.実施例49 4−{N−[2−(3−(S)−メトキシメトキシピロリジン−1−イル)−1 −(S)−フェニルエチル]−N−メチルアミノ}−ピロリジンベンズアミドの 調製
これを、実施例1の(iii)で述べたものと同様の手法により、4−{N
−[2−(3−(S)−メトキシメトキシピロリジン−1−イル)−1−(S)
−フェニルエチル]−N−メチルアミノ}安息香酸およびピロリジンから77%
の収率で調製した。
実施例50 4−{N−[2−(3−(S)−ヒドロキシピロリジン−1−イル)−1−(S )−フェニルエチル]−N−メチルアミノ}−ピロリジンベンズアミドの調製
これを、実施例2で述べたものと同様の手法により、4−{N−[2−(3−
(S)−メトキシメトキシピロリジン−1−イル)−1−(S)−フェニルエチ
ル]−N−メチルアミノ}−ピロリジンベンズアミドから51%の収率で調製し
た。
IR(ニート):3400,1610cm-1.
HCl塩:無定形固形物。
C24H31N3O2・HCl・2H2Oから算定した理論値:C,61.65;H,8.08;N,8.83.
測定値:C,61.86;H,7.79;N,9.02.
実施例51 4−{N−[2−(3−(S)−tert−ブチルジメチルシリルオキシピロリ ジン−1−イル)−1−(S)−フェニルエチル]−N−メチルアミノ}−N’ −エトキシベンズアミドの調製 (i) 4−{N−[2−(3−(S)−ヒドロキシピロリジン−1−イル)− 1−(S)−フェニルエチル]−N−メチルアミノ}安息香酸メチル
これを、実施例2で説明したものと同様の手法により、4−{N−[2−(3
−(S)−メトキシメトキシピロリジン−1−イル)−1−(S)−フェニルエ
チル]−N−メチルアミノ}安息香酸メチルから100%の収率で調製した。
(ii) 4−{N−[2−(3−(S)−tert−ブチルジメチルシリルオ キシピロリジン−1−イル)−1−(S)−フェニルエチル]−N−メチルアミ ノ}安息香酸メチル
DMF(10ml)中の4−{N−[2−(3−(S)−ヒドロキシピロリジ
ン−1−イル)−(S)−フェニルエチル]−N−メチルアミノ}安息香酸メチ
ル(865mg、2.44ミリモル)の撹拌溶液に、イミダゾール(1.54g
、24.4ミリモル)および塩化tert−ブチルジメチルシリル(1.83g
、12.2ミリモル)を0℃で加えた。3時間攪拌後、飽和NaHCO3水溶液
を反応混合液に加え、CH2Cl2で抽出した。抽出液を水および食塩水で洗浄し
、乾燥し(Na2SO4)、濃縮して褐色油状物質を得、カラムクロマトグラフィ
ー(シリカゲル;40g、CH2Cl2/MeOH:100/1−50/1)によ
り精製して760mg(66%)の標記化合物を得た。 (iii) 4−{N−[2−(3−(S)−tert−ブチルジメチルシリル オキシピロリジン−1−イル)−1−(S)−フェニルエチル]−N−メチルア ミノ}安息香酸
これを、実施例1の(ii)で説明したものと同様の手法により、4−{N−
[2−(3−(S)−tert−ブチルジメチルシリルオキシピロリジン−1−
イル)−1−(S)−フェニルエチル]−N−メチルアミノ}安息香酸メチルか
ら32%の収率で調製した。
(iv) 4−{N−[2−(3−(S)−tert−ブチルジメチルシリルオ キシピロリジン−1−イル)−1−(S)−フェニルエチル]−N−メチルアミ ノ}−N’−エトキシベンズアミド
これを、実施例1−(iii)で説明したものと同様の手法により、4−{N
−[2−(3−(S)−tert−ブチルジメチルシリルオキシピロリジン−1
−イル)−1−(S)−フェニルエチル]−N−メチルアミノ}安息香酸および
O−エチルヒドロキシルアミンから41%の収率で調製した。 実施例52 4−{N−[2−(3−(S)−ヒドロキシピロリジン−1−イル)−1−(S )−フェニルエチル]−N−メチルアミノ}−N’−エトキシベンズアミドの調 製
THF(1ml)中の4−{N−[2−(3−(S)−tert−ブチルジメ
チルシリルオキシピロリジン−1−イル)−1−(S)−フェニルエチル]−N
−メチルアミノ}−N’−エトキシベンズアミド(44.7mg、0.0901
ミリモル)の攪拌溶液に、THF中のフッ化テトラブチルアンモニウムの1.0
M溶液(0.273ml、0.273ミリモル)を室温で加えた。18時間攪拌
後、飽和NaHCO3水溶液を反応混合液に加え、CH2Cl2で抽出した。抽出
液を水および食塩水で洗浄し、乾燥し(Na2SO4)、濃縮して褐色油状物質を
得、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル;20g、CH2Cl2/MeOH:
25/1−10/1)により精製して28.4mg(82%)の標記化合物を得
た。
HCl塩:無定形固形物。
C22H29N3O3・HCl・0.7H2Oから算定した理論値:C,58.04;H,8.00;N,8.46.
測定値:C,58.26;H,8.40;N,8.58.
実施例53 4−{N−[2−(3−(S)−メトキシメトキシピロリジン−1−イル)−1 −(S)−フェニルエチル]−N−メチルアミノ}−モルホリンベンズアミドの 調製
これを、実施例1の(iii)で説明したものと同様の手法により、4−{N
−[2−(3−(S)−メトキシメトキシピロリジン−1−イル)−1−(S)
−フェニルエチル]−N−メチルアミノ}安息香酸から54%の収率で調製した
。
実施例54 4−{N−[2−(3−(S)−ヒドロキシピロリジン−1−イル)−1−(S )−フェニルエチル]−N−メチルアミノ}−モルホリンベンズアミドの調製
これを、実施例2で説明したものと同様の手法により、4−{N−[2−(3
−(S)−メトキシメトキシピロリジン−1−イル)−1−(S)−フェニルエ
チル]−N−メチルアミノ}−モルホリンベンズアミドから76%の収率で調製
した。
IR(ニート):3400,1610cm-1.
HCl塩:無定形固形物。
MS m/z:410(M+H)+.
実施例55 4−{N−[2−(3−(S)−メトキシメトキシピロリジン−1−イル)−1 −(S)−フェニルエチル]−N−メチルアミノ}−N′−(3−ヒドロキシプ ロピル)ベンズアミドの調製
これを、実施例1の(iii)で説明したものと同様の手法により、4−{N
−[2−(3−(S)−メトキシメトキシピロリジン−1−イル)−1−(S)
−フェニルエチル]−N−メチルアミノ}安息香酸および3−アミノ−1−プロ
パノールから48%の収率で調製した。
実施例56 4−{N−[2−(3−(S)−ヒドロキシピロリジン−1−イル)−1−(S )−フェニルエチル]−N−メチルアミノ}−N’−(3−ヒドロキシプロピル )ベンズアミドの調製
これを、実施例2で説明したものと同様の手法により、4−{N−[2−(3
−(S)−メトキシメトキシピロリジン−1−イル)−1−(S)−フェニルエ
チル]−N−メチルアミノ}−N’−(3−ヒドロキシプロピル)ベンズアミド
から82%の収率で調製した。IR(ニート):3350,1610cm-1.
HCl塩:無定形固形物。
MS m/z:398(M+H)+.
実施例57 4−{N−[2−(3−(S)−メトキシメトキシピロリジン−1−イル)−1 −(S)−フェニルエチル]−N−メチルアミノ}−N’−(2−(R)−ヒド ロキシプロピル)ベンズアミドの調製
これを、実施例1の(iii)で説明したものと同様の手法により、4−{N
−[2−(3−(S)−メトキシメトキシピロリジン−1−イル)−1−(S)
−フェニルエチル]−N−メチルアミノ}安息香酸および(R)−(−)−1−
アミノ−2−プロパノールから83%の収率で調製した。
実施例58 4−{N−[2−(3−(S)−ヒドロキシピロリジン−1−イル)−1−(S )−フェニルエチル]−N−メチルアミノ}−N’−(2−(R)−ヒドロキシ プロピル)ベンズアミドの調製
これを、実施例2で説明したものと同様の手法により、4−{N−[2−(3
−(S)−メトキシメトキシピロリジン−1−イル)−1−(S)−フェニルエ
チル]−N−メチルアミノ}−N’−(2−(R)−ヒドロキシプロピル)ベン
ズアミドから84%の収率で調製した。
IR(ニート):3350,1610cm-1.
HCl塩:無定形固形物。
MS m/z:398(M+H)+.
C23H31N3O3・HCl・0.85CH4Oから算定した理論値:C,62.11;H,7.74;N,9.11
測定値:C,62.50;H,8.13;N,9.37.
実施例59 4−{N−[2−(3−(S)−メトキシメトキシピロリジン−1−イル)−1 −(S)−フェニルエチル]−N−メチルアミノ}−N’−イソブチルベンズア ミドの調製
これを、実施例1の(iii)で説明したものと同様の手法により、4−{N
−[2−(3−(S)−メトキシメトキシピロリジン−1−イル)−1−(S)
−フェニルエチル]−N−メチルアミノ}安息香酸およびイソブチルアミンから
72%の収率で調製した。 実施例60 4−{N−[2−(3−(S)−ヒドロキシピロリジン−1−イル)−1−(S )−フェニルエチル]−N−メチルアミノ}−N’−イソブチルベンズアミドの 調製
これを、実施例2で説明したものと同様の手法により、4−{N−[2−(3
−(S)−メトキシメトキシピロリジン−1−イル)−1−(S)−フェニルエ
チル]−N−メチルアミノ}−N’−イソブチルベンズアミドから86%の収率
で調製した。
IR(ニート):3350,1610cm-1.
HCl塩:無定形固形物。
MS m/z:396(M+H)+.
C24H33N3O2・HCl・0.5H2Oから算定した理論値:C,65.36;H,8.00;N,9.53.
測定値:C,65.58;H,8.17;N,9.48.
実施例61 4−{N−[2−(3−(S)−メトキシメトキシピロリジン−1−イル)−1 −(S)−フェニルエチル]−N−メチルアミノ}−N’−アリルベンズアミド の調製
これを、実施例1の(iii)で説明したものと同様の手法により、4−{N
−[2−(3−(S)−メトキシメトキシピロリジン−1−イル)−1−(S)
−フェニルエチル]−N−メチルアミノ}安息香酸およびアリルアミンから33
%の収率で調製した。
実施例62 4−{N−[2−(3−(S)−ヒドロキシピロリジン−1−イル)−1−(S )−フェニルエチル]−N−メチルアミノ}−N’−アリルベンズアミドの調製
これを、実施例2で説明したものと同様の手法により、4−{N−[2−(3
−(S)−メトキシメトキシピロリジン−1−イル)−1−(S)−フェニルエ
チル]−N−メチルアミノ}−N’−アリルベンズアミドから52%の収率で調
製した。
IR(ニート):3350,1610cm-1.
HCl塩:無定形固形物。
MS m/z:380(M+H)+.
C23H29N3O2・HCl・0.1H2O・CH4Oから算定した理論値:C,64.09;H,7.66;N,9.34.
測定値:C,63.86;H,7.85;N,9.32.
実施例63 4−{N−[2−(3−(S)−メトキシメトキシピロリジン−1−イル)−1 −(S)−フェニルエチル]−N−メチルアミノ}−N’−シクロプロピルベン ズアミドの調製
これを、実施例1の(iii)で説明したものと同様の手法により、4−{N
−[2−(3−(S)−メトキシメトキシピロリジン−1−イル)−1−(S)
−フェニルエチル]−N−メチルアミノ}安息香酸およびシクロプロピルアミン
から48%の収率で調製した。
実施例64 4−{N−[2−(3−(S)−ヒドロキシピロリジン−1−イル)−1−(S )−フェニルエチル]−N−メチルアミノ}−N’−シクロプロピルベンズアミ ドの調製
これを、実施例2で説明したものと同様の手法により、4−{N−[2−(3
−(S)−メトキシメトキシピロリジン−1−イル)−1−(S)−フェニルエ
チル]−N−メチルアミノ}−N’−シクロプロピルベンズアミドから76%の
収率で調製した。
IR(ニート):3350,1610cm-1.
HCl塩:無定形固形物。
MS m/z:380(M+H)+.
C23H29N3O2・HCl・0.8H2Oから算定した理論値:C,64.19;H,7.40;N,9.76.
測定値:C,64.04;H,7.50;N,9.83.
実施例65 4−{N−[2−(3−(S)−メトキシメトキシピロリジン−1−イル)−1 −(S)−フェニルエチル]−N−メチルアミノ}−N’−(S)−sec−ブ チルベンズアミドの調製
これを、実施例1の(iii)で説明したものと同様の手法により、4−{N
−[2−(3−(S)−メトキシメトキシピロリジン−1−イル)−1−(S)
−フェニルエチル]−N−メチルアミノ}安息香酸および(S)−sec−ブチ
ルアミンから18%の収率で調製した。
実施例66 4−{N−[2−(3−(S)−ヒドロキシピロリジン−1−イル)−1−(S )−フェニルエチル]−N−メチルアミノ}−N’−(S)−sec−ブチルベ ンズアミドの調製
これを、実施例2で説明したものと同様の手法により、4−{N−[2−(3
−(S)−メトキシメトキシピロリジン−1−イル)−1−(S)−フェニルエ
チル]−N−メチルアミノ}−N’−(S)−sec−ブチルベンズアミドから
100%の収率で調製した。
HCl塩:無定形固形物。
MS m/z:396(M+H)+.
C24H33N3O2・HCl・0.3H2O・CH4Oから算定した理論値:C,63.96;H,8.29;N,8.95.
測定値:C,64.14;H,8.01;N,8.70.
実施例67 4−{N−[2−(3−(S)−メトキシメトキシピロリジン−1−イル)−1 −(S)−フェニルエチル]−N−メチルアミノ}−N’−(R)−sec−ブ チルベンズアミドの調製
これを、実施例1の(iii)で説明したものと同様の手法により、4−{N
−[2−(3−(S)−メトキシメトキシピロリジン−1−イル)−1−(S)
−フェニルエチル]−N−メチルアミノ}安息香酸および(R)−sec−ブチ
ルアミンから18%の収率で調製した。
実施例68 4−{N−[2−(3−(S)−ヒドロキシピロリジン−1−イル)−1−(S )−フェニルエチル]−N−メチルアミノ}−N’−(R)−sec−ブチルベ ンズアミドの調製
これを、実施例2で説明したものと同様の手法により、4−{N−[2−(3
−(S)−メトキシメトキシピロリジン−1−イル)−1−(S)−フェニルエ
チル]−N−メチルアミノ}−N’−(R)−sec−ブチルベンズアミドから
95%の収率で調製した。
HCl塩:無定形固形物。
MS m/z:396(M+H)+.
C24H33N3O2・HCl・0.4H2O・CH4Oから算定した理論値:C,63.72;H,8.30;N,8.92.
測定値:C,63.96;H,8.08;N,9.08.
実施例69 4−{N−[2−(3−(S)−メトキシメトキシピロリジン−1−イル)−1 −(S)−フェニルエチル]−N−メチルアミノ}−N’−プロパルギルベンズ アミドの調製
これを、実施例1の(iii)で説明したものと同様の手法により、4−{N
−[2−(3−(S)−メトキシメトキシピロリジン−1−イル)−1−(S)
−フェニルエチル]−N−メチルアミノ}安息香酸およびブロパルギルアミンか
ら18%の収率で調製した。 実施例70 4−{N−[2−(3−(S)−ヒドロキシピロリジン−1−イル)−1−(S )−フェニルエチル]−N−メチルアミノ}−N’−プロパルギルベンズアミド の調製
これを、実施例2で説明したものと同様の手法により、4−{N−[2−(3
−(S)−メトキシメトキシピロリジン−1−イル)−1−(S)−フェニルエ
チル]−N−メチルアミノ}−N’−プロパルギルベンズアミドから77%の収
率で調製した。
IR(ニート):3300,1610cm-1.
HCl塩:無定形固形物。
MS m/z:378(M+H)+.
C23H27N3O2・HCl・0.8H2O・CH4Oから算定した理論値:C,62.61;H,7.36;N,9.13.
測定値:C,62.23;H,7.26;N,9.50.
実施例71 4−{N−[2−(3−(S)−メトキシメトキシピロリジン−1−イル)−1 −(S)−フェニルエチル]−N−メチルアミノ}−N’−(3,3,3−トリ フルオロプロピル)ベンズアミドの調製
これを、実施例1の(iii)で説明したものと同様の手法により、4−{N
−[2−(3−(S)−メトキシメトキシピロリジン−1−イル)−1−(S)
−フェニルエチル]−N−メチルアミノ}安息香酸および3,3,3−トリフル
オロプロピルアミンから39%の収率で調製した。
実施例72 4−{N−[2−(3−(S)−ヒドロキシピロリジン−1−イル)−1−(S )−フェニルエチル]−N−メチルアミノ}−N’−(3,3,3−トリフルオ ロプロピル)ベンズアミドの調製
これを、実施例2で説明したものと同様の手法により、4−{N−[2−(3
−(S)−メトキシメトキシピロリジン−1−イル)−1−(S)−フェニルエ
チル]−N−メチルアミノ}−N’−(3,3,3−トリフルオロプロピル)ベ
ンズアミドから69%の収率で調製した。
IR(ニート):3350,1610cm-1.
HCl塩:無定形固形物。
MS m/z:436(M+H)+.
C23H28N3O2F3・HCl・0.4H2Oから算定した理論値:C,57.65;H,6.27;N,8.77.
測定値:C,57.60;H,6.26;N,8.50.
実施例73 4−{N−[2−(3−(S)−メトキシメトキシピロリジン−1−イル)−1 −(S)−フェニルエチル]−N−メチルアミノ}−N’−(2−(S)−ヒド ロキシプロピル)ベンズアミドの調製
これを、実施例1の(iii)で説明したものと同様の手法により、4−{N
−[2−(3−(S)−メトキシメトキシピロリジン−1−イル)−1−(S)
−フェニルエチル]−N−メチルアミノ}安息香酸および(S)−(+)−1−
アミノ−2−プロパノールから55%の収率で調製した。
実施例74 4−{N−[2−(3−(S)−ヒドロキシピロリジン−1−イル)−1−(S )−フェニルエチル]−N−メチルアミノ}−N’−(2−(S)−ヒドロキシ プロピル)ベンズアミドの調製
これを、実施例2で説明したものと同様の手法により、4−{N−[2−(3
−(S)−メトキシメトキシピロリジン−1−イル)−1−(S)−フェニルエ
チル]−N−メチルアミノ}−N’−(2−(S)−ヒドロキシプロピル)ベン
ズアミドから81%の収率で調製した。IR(ニート): 3350,1610cm-1.
マレイン酸塩:無定形固形物。
MS m/z:396(M-H)-.
C23H31N3O3・C4H4O4・0.3H2Oから算定した理論値:C,62.49;H,6.91;N,8.10.
測定値:C,62.65;H,7.24;N,7.90.
実施例75 4−{N−[1−(R)−(3−メトキシメトキシフェニル)−2−(3−(S )−メトキシメトキシピロリジン−1−イル)−エチル]−N−メチルアミノ} −N’−プロピルベンズアミドの調製 (i) 4−{N−[1−(R)−(3−メトキシメトキシフェニル)−2−( 3−(S)−メトキシメトキシピロリジン−1−イル)−エチル]−N−メチル アミノ}安息香酸メチル
2−(S)−(3−メトキシメトキシフェニル)−2−(3−(S)−メトキ
シメトキシピロリジン−1−イル)エタノールおよび1−(R)−(3−メトキ
シメトキシフェニル)−2−(3−(S)−メトキシメトキシピロリジン−1−
イル)エタノールを、調製例3で説明したものと同様の手法により、(R)−1
−(3−メトキシメトキシフェニル)−1,2−エタンジオール−2−トシラー
トから58%の収率で混合物として調製した。標記化合物を、実施例1の(i)
で説明したものと同様の手法により、54%の収率で、2−(S)−(3−メト
キシメトキシフェニル)−2−(3−(S)−メトキシメトキシピロリジン−1
−イル)エタノールおよび1−(R)−(3−メトキシメトキシフェニル)−2
−(3−(S)−メトキシメトキシピロリジン−1−イル)エタノールの混合物
と4−メチルアミノ安息香酸メチルとを反応させることにより調製した。
(ii) 4−{N−[1−(R)−(3−メトキシメトキシフェニル)−2− (3−(S)−メトキシメトキシピロリジン−1−イル)−エチル]−N−メチ ルアミノ}安息香酸
これを、実施例1の(ii)で説明したものと同様の手法により、4−{N−
[1−(R)−(3−メトキシメトキシフェニル)−2−(3−(S)−メトキ
シメトキシピロリジン−1−イル)−エチル]−N−メチルアミノ}安息香酸メ
チルから91%の収率で調製した。
(iii) 4−{N−[1−(R)−(3−メトキシメトキシフェニル)−2 −(3−(S)−メトキシメトキシピロリジン−1−イル)−エチル]−N−メ チルアミノ}−N’−プロピルベンズアミド
これを、実施例1の(iii)で説明したものと同様の手法により、4−{N
−[1−(R)−(3−メトキシメトキシフェニル)−2−(3−(S)−メト
キシメトキシピロリジン−1−イル)一エチル]−N−メチルアミノ}安息香酸
およびn−プロピルアミンから71%の収率で調製した。 実施例76 4−{N−[1−(R)−(3−t−ブトキシカルボニルメトキシフェニル)− 2−(3−(S)−ヒドロキシピロリジン−1−イル)−エチル]−N−メチル アミノ}−N’−プロピルベンズアミドの調製
これを、実施例2および実施例36で説明したものと同様の手法により、4−
{N−[1−(R)−(3−メトキシメトキシフェニル)−2−(3−(S)−
メトキシメトキシピロリジン−1−イル)−エチル]−N−メチルアミノ}−N
’−プロピルベンズアミドから全体で11%の収率で調製した。
実施例77 4−{N−[1−(R)−(3−カルボキシメトキシフェニル)−2−(3−( S)−ヒドロキシピロリジン−1−イル)−エチル]−N−メチルアミノ}−N ’−プロピルベンズアミドの調製
これを、実施例37で説明したものと同様の手法により、4−{N−[1−(
R)−(3−t−ブトキシカルボニルメトキシフェニル)−2−(3−(S)−
ヒドロキシピロリジン−1−イル)−エチル]−N−メチルアミノ}−N’−プ
ロピルベンズアミドから86%の収率で調製した。
HCl塩:薄茶色固形物。
IR(KBr):3400,1730,1610cm-1.
MS m/z:456(M+H)+.
C25H33N3O5・HCl・3.5H2Oから算定した理論値:C,54.10;H,7.45;N,7.57.
測定値:C,54.49;H,7.85;N,7.76.
実施例78 3−フルオロ−4−{N−[2−(3−(S)−メトキシメトキシピロリジン− 1−イル)−1−(S)−フェニルエチル]−N−メチルアミノ}−N’−プロ ピルベンズアミドの調製 (i) 3−フルオロ−4−{N−[2−(3−(S)−メトキシメトキシピロ リジン−1−イル)−1−(S)−フェニルエチル]−N−メチルアミノ}安息 香酸メチル
これを、実施例29の(i)で説明したものと同様の手法により、2−(3−
(S)−メトキシメトキシピロリジン−1−イル)−1−(S)−フェニルエタ
ノールおよび2−(3−(S)−メトキシメトキシピロリジン−1−イル)−2
−(R)−フェニルエタノールならびに3−フルオロ−4−メチルアミノ安息香
酸メチルから52%の収率で調製した。 (ii) 3−フルオロ−4−{N−[2−(3−(S)−メトキシメトキシピ ロリジン−1−イル)−1−(S)−フェニルエチル]−N−メチルアミノ}安 息香酸
これを、実施例1の(ii)で説明したものと同様の手法により、3−フルオ
ロ−4−{N−[2−(3−(S)−メトキシメトキシピロリジン−1−イル)
−1−(S)−フェニルエチル]−N−メチルアミノ}安息香酸メチルから10
0%の収率で調製した。
(iii)3−フルオロ−4−{N−[2−(3−(S)−メトキシメトキシピ ロリジン−1−イル)−1−(S)−フェニルエチル]−N−メチルアミノ}− N’−プロピルベンズアミド
これを、実施例1の(iii)で説明したものと同様の手法により、3−フル
オロ−4−{N−[2−(3−(S)−メトキシメトキシピロリジン−1−イル
)−1−(S)−フェニルエチル]−N−メチルアミノ}安息香酸およびn−プ
ロピルアミンから80%の収率で調製した。 実施例79 3−フルオロ−4−{N−[2−(3−(S)−ヒドロキシピロリジン−1−イ ル)−1−(S)−フェニルエチル]−N−メチルアミノ}−N’−プロピルベ ンズアミド
これを、実施例2で説明したものと同様の手法により、3−フルオロ−4−{
N−[2−(3−(S)−メトキシメトキシピロリジン−1−イル)−1−(S
)−フェニルエチル]−N−メチルアミノ}−N’−プロピルベンズアミドから
40%の収率で調製した。
マレイン酸塩:無定形固形物。
IR(KBr):3350,1620cm-1.
MS:400(M + H)+.
C23H30N3O2F・C4H4O4・0.5H2Oから算定した理論値:C,61.82;H,6.72;N,8.01
.
測定値:C,61.52;H,6.70;N,8.02.
実施例80 4−{N−[2−(3−(S)−メトキシメトキシピロリジン−1−イル)−1 −(S)−フェニルエチル]−N−メチルアミノ}−N’−(2,2,3,3, 3−ペンタフルオロプロピル)ベンズアミドの調製
これを、実施例1の(i)で説明したものと同様の手法により、2−(3−(
S)−メトキシメトキシピロリジン−1−イル)−1−(S)−フェニルエタノ
ールおよび2−(3−(S)−メトキシメトキシピロリジン−1−イル)−2−
(R)−フェニルエタノールならびに4−メチルアミノ−N’−(2,2,3,
3,3−ペンタフルオロプロピル)ベンズアミドから32%の収率で調製した。
実施例81 4−{N−[2−(3−(S)−ヒドロキシピロリジン−1−イル)−1−(S )−フェニルエチル]−N−メチルアミノ}−N’−(2,2,3,3,3−ペ ンタフルオロプロピル)ペンズアミドの調製
これを、実施例2で説明したものと同様の手法により、4−{N−[2−(3
−(S)−メトキシメトキシピロリジン−1−イル)−1−(S)−フェニルエ
チル]−N−メチルアミノ}−N’−(2,2,3,3,3−ペンタフルオロプ
ロピル)ベンズアミドから97%の収率で調製した。
IR(ニート):3350,1610cm-1.
HCl塩:無定形固形物。
MS m/z:470(M - H)-.
C23H26N3O2F5・HCl-0.4CH4Oから算定した理論値:C,53.63;H,5.44;N,8.16.
測定値:C,53.90;H,5.33;N,7.79.
実施例82 4−{N−[2−(3−(S)−メトキシメトキシピロリジン−1−イル)−1 −(S)−フェニルエチル]−N−メチルアミノ}−N’−tert−アミルベ ンズアミドの調製
これを、実施例1の(i)で説明したものと同様の手法により、2−(3−(S)
−メトキシメトキシピロリジン−1−イル)−1−(S)−フェニルエタノール
および2−(3−(S)−メトキシメトキシピロリジン−1−イル)−2−(R
)−フェニルエタノールならびに4−メチルアミノ−N’−tert−アミルベ
ンズアミドから36%の収率で調製した。
実施例83 4−{N−[2−(3−(S)−ヒドロキシピロリジン−1−イル)−1−(S )−フェニルエチル]−N−メチルアミノ}−N’−tert−アミルベンズア ミドの調製
これを、実施例2で説明したものと同様の手法により、4−{N−[2−(3−
(S)−メトキシメトキシピロリジン−1−イル)−1−(S)−フェニルエチ
ル]−N−メチルアミノ}−N’−tert−アミルベンズアミドから88%の収
率で調製した。
IR(ニート):3350,1610cm-1.
HCl塩:無定形固形物。
MS m/z:410(M + H)+.
C25H35N3O2・HCl・0.2CH4Oから算定した理論値:C,66.78;H,8.16;N,9.35.
測定値:C,66.67;H,8.43;N,9.33.
実施例84 4−{N−[2−(3−(S)−メトキシメトキシピロリジン−1−イル)−1 −(S)−フェニルエチル]−N−メチルアミノ}−N’−tert−ブチルベ ンズアミドの調製
これを、実施例1の(i)で説明したものと同様の手法により、2−(3−(S)
−メトキシメトキシピロリジン−1−イル)−1−(S)−フェニルエタノール
および2−(3−(S)−メトキシメトキシピロリジン−1−イル)−2−(R
)−フェニルエタノールならびに4−メチルアミノ−N’−tert−ブチルベ
ンズアミドから66%の収率で調製した。
実施例85 4−{N−[2−(3−(S)−ヒドロキシピロリジン−1−イル)−1−(S )−フェニルエチル]−N−メチルアミノ}−N’−tert−ブチルベンズア ミドの調製
これを、実施例2で説明したものと同様の手法により、4−{N−[2−(3−
(S)−メトキシメトキシピロリジン−1−イル)−1−(S)−フェニルエチ
ル]−N−メチルアミノ}−N’−tert−ブチルベンズアミドから52%の収
率で調製した。
IR(ニート):3350,1610cm-1.
HCl塩:無定形固形物。
MS m/z:396(M + H)+.
C24H33N3O2・HCl・1.2H2Oから算定した理論値:C,63.55;H,8.09;N,9.26.
測定値:C,63.34;H,7.93;N,9.01.
実施例86 5−{N−[2−(3−(S)−ヒドロキシピロリジン−1−イル)−1−(S )−フェニルエチル]−N−メチルアミノ}−N’−プロピルピコリンアミドの 調製
これを、実施例1の(i)および実施例2で説明したものと同様の手法により
、2−(3−(S)−メトキシメトキシピロリジン−1−イル)−1−(S)−
フェニルエタノールおよび2−(3−(S)−メトキシメトキシピロリジン−1
−ィル)−2−(R)−フェニルエタノールならびに5−メチルアミノ−N’−
プ
ロピルピコリンアミドから全体で24%の収率で調製した。フマル酸塩:無定形固形物。
TR(KBr):3400,1650cm-1.
MS m/z:383(M + H)+.
C22H30N4O2・C4H4O4・0.5H2Oから算定した理論値:C,61.52;H,6.95;N,11.04.
測定値:C,61.75;H,7.09;N,10.95.
実施例87 4−{N−ヒドロキシ−N−[2−(3−(S)−メトキシメトキシピロリジン −1−イル)−1−(S)−フェニルエチル]アミノ}−N’−プロピルベンズ アミドの調製
これを、実施例1の(i)、(ii)および(iii)で説明したものと同様
の手法により、2−(3−(S)−メトキシメトキシピロリジン−1−イル)−
1−(S)−フェニルエタノールおよび2−(3−(S)−メトキシメトキシピ
ロリジン−1−イル)−2−(R)−フェニルエタノールならびに4−ヒドロキ
シアミノ安息香酸メチルから全体で33%の収率で調製した。
実施例88 4−{N−ヒドロキシ−N−[2−(3−(S)−ヒドロキシピロリジン−1− イル)−1−(S)−フェニルエチル]アミノ}−N’−プロピルベンズアミド の調製
これを、実施例2で説明したものと同様の手法により、4−{N−ヒドロキシ
−N−[2−(3−(S)−メトキシメトキシピロリジン−1−イル)−1−(
S)−フェニルエチル]アミノ}−N’−プロピルベンズアミドから63%の収
率で調製した。
フマル酸塩:無定形固形物。
IR(KBr):3300,1630cm-1.
MS m/z:384(M + H)+.
C22H29N3O3・C4H4O4・0.5H2Oから算定した理論値:C,61.40;H,6.74;N,8.26.
測定値:C,61.40;H,6.78;N,8.08.
実施例89 4−{N−[2−(3−(S)−フルオロピロリジン−1−イル)−1−(S) −フェニルエチル]−N−メチルアミノ}−N’−(2−(S)−ヒドロキシプ ロピル)ベンズアミドの調製
これを、実施例1の(iii)で説明したものと同様の手法により、4−{N
−[2−(3−(S)−フルオロピロリジン−1−イル)−1−(S)−フェニ
ルエチル]−N−メチルアミノ}安息香酸および(S)−(+)−1−アミノ−
2−プロパノールから38%の収率で調製した。
フマル酸塩:無定形固形物。
MS m/z:400(M + H)+.
C23H30N3O2F・C4H4O4・0.8CH4Oから算定した理論値:C,61.70;H,6.93;N,7.76
.
測定値:C,61.52;H,6.59;N,7.64.
実施例90 2−クロロ−4−{N−[2−(3−(S)−フルオロピロリジン−1−イル) −1−(S)−フェニルエチル]−N−メチルアミノ}−N’−プロピルベンズ アミドの調製
これを、実施例1の(i)で説明したものと同様の手法により、2−(3−(
S)−フルオロピロリジン−1−イル)−1−(S)−フェニルエタノールおよ
び2−(3−(S)−フルオロピロリジン−1−イル)−2−(R)−フェニル
エタノールならびに2−クロロ−4−メチルアミノ−N’−プロピルベンズアミ
ドから13%の収率で調製した。
フマル酸塩:無定形固形物。
MS m/z:418(M + H)+.
C23H29N3OFCl・C4H4O4・0.1H2Oから算定した理論値:C,60.52;H,6.25;N,7.84
.
測定値:C,60.16;H,6.61;N,7.64.実施例91 4−{N−[2−(3−(S)−フルオロピロリジン−1−イル)−1−(S) −フェニルエチル]−N−ヒドロキシアミノ}−N’−プロピルベンズアミドの 調製
これを、実施例1の(i)で説明したものと同様の手法により、2−(3−(
S)−フルオロピロリジン−1−イル)−1−(S)−フェニルエタノールおよ
び2−(3−(S)−フルオロピロリジン−1−イル)−2−(R)−フェニル
エタノールならびに4−ヒドロキシアミノ−N’プロピルベンズアミドから56
%の収率で調製した。
HCl塩:
融点:195−200℃
IR(KBr):1600cm-1.
MS m/z:384(M-H)-.
C22H28N3O2F・HClから算定した理論値:C,62.63;H,6.93;N,9.96.
測定値:C,62.23;H,7.10;N,9.79.
実施例92 5−{N−[2−(3−(S)−フルオロピロリジン−1−イル)−1−(S) −フェニルエチル]−N−メチルアミノ}−N’−プロピルピコリンアミドの調 製
これを、実施例1の(i)で説明したものと同様の手法により、2−(3−(
S)−フルオロピロリジン−1−イル)−1−(S)−フェニルエタノールおよ
び2−(3−(S)−フルオロピロリジン−1−イル)−2−(R)−フェニル
エタノールならびに5−メチルアミノ−N’−プロピルピコリンアミドから26
%の収率で調製した。 フマル酸塩:無定形固形物。
IR(KBr):1650cm-1.
MS m/z:385(M + H)+.
C22H29N4OF・C4H4O4・0.6H2Oから算定した理論値:C,61.07;H,6.74;N,10.96.
測定値:C,60.87;H,6.35;N,10.89.
実施例93 4−{N−メチルアミノ−N−[2−(3−ピロリン−1−イル)−1−(S) −フェニルエチル]}−N’−プロピルベンズアミドの調製
これを、実施例1の(i)で説明したものと同様の手法により、2−(R)−
フェニル−2−(3−ピロリン−1−イル)エタノールおよび4−メチルアミノ
−N’−プロピルベンズアミドから12%の収率で調製した。
IR(ニート):2950,1650cm-1.
HCl塩:無定形固形物。
MS m/z:363(M+).
C23H29N3O・HCl・0.1CH4O・O.9H2Oから算定した理論値:C,66.16;H,7.74;N,1
0.02.
測定値:C,66.56;H,7.64;N,9.65.
実施例94 4−{N−[2−(3−(S)−フルオロピロリジン−1−イル)−1−(S) −フェニルエチル]−N−メチルアミノ}−N’−プロピルベンズアミドの調製
これを、実施例1の(i)で説明したものと同様の手法により、2−(3−(
R)−フルオロピロリジン−1−イル)−1−(S)−フェニルエタノールおよ
び2
−(3−(R)−フルオロピロリジン−1−イル)−2−(R)−フェニルエタ
ノールならびに4−メチルアミノ−N’−プロピルベンズアミドから47%の収
率で調製した。
HCl塩:無定形固形物。
MS m/z:383(M+)
C23H30N3OF・HCl・0.5H2Oから算定した理論値:C,64.40;H,7.52;N,9.80.
測定値:C,64.51;H,7.74;N,9.46.
実施例95 4−{N−[2−(3−(S)−フルオロピロリジン−1−イル)−1−(R) −フェニルエチル]−N−メチルアミノ}−N’−プロピルベンズアミドの調製
これを、実施例1の(i)で説明したものと同様の手法により、2−(3−(
S)−フルオロピロリジン−1−イル)−1−(R)−フェニルエタノールおよ
び2−(3−(S)−フルオロピロリジン−1−イル)−2−(S)−フェニル
エタノールならびに4−メチルアミノ−N’−プロピルベンズアミドから28%
の収率で調製した。HCl塩:無定形固形物。
MS m/z:383(M+)
C23H30N3OF・HCI・2H2Oから算定した理論値:C,60.58;H,7.74;N,9.21.
測定値:C,60.59;H,7.36;N,9.23.
実施例96 4−{N−[2−(3−(S)−クロロピロリジン−1−イル)−1−(S)− フェニルエチル]−N−メチルアミノ}−N’−プロピルベンズアミドの調製
これを、実施例1の(i)で説明したものと同様の手法により、2−(3−(
S)−クロロピロリジン−1−イル)−1−(S)−フェニルエタノールおよび
2−(3−(S)−クロロピロリジン−1−イル)−2−(R)−フェニルエタ
ノールならびに4−メチルアミノ−N’−プロピルベンズアミドから40%の収
率で調製した。
HCl塩:無定形固形物。
MS m/z:399(M+)
C23H30N3OCl・HCl・2.5H2Oから算定した理論値:C,57.38;H,7.54;N,8.73.
測定値:C,57.10;H,7.42;N,8.48.
実施例97 4−{N−[2−(3−(S)−クロロピロリジン−1−イル)−1−(S)− フェニルエチル]−N−メチルアミノ}−N’−(2−(S)−ヒドロキシプロ ピル)ベンズアミドの調製
これを、実施例1の(i)で説明したものと同様の手法により、2−(3−(
S)−クロロピロリジン−1−イル)−1−(S)−フェニルエタノールおよび
2−(3−(S)−クロロピロリジン−1−イル)−2−(R)−フェニルエタ
ノールならびに4−メチルアミノ−N’−(2−(S)−ヒドロキシプロピル)
ベンズアミドから45%の収率で調製した。
HCl塩:無定形固形物。
MS m/z:415(M+)
実施例98 4−{N−[2−(3−(S)−クロロピロリジン−1−イル)−1−(S)− フェニルエチル]−N−メチルアミノ}−N’−(2−(R)−ヒドロキシプロ ピル)ベンズアミドの調製
これを、実施例1の(i)で説明したものと同様の手法により、2−(3−(
S)−クロロピロリジン−1−イル)−1−(S)−フェニルエタノールおよび
2−(3−(S)−クロロピロリジン−1−イル)−2−(R)−フェニルエタ
ノールならびに4−メチルアミノ−N−(2−(R)−ヒドロキシプロピル)ベ
ンズアミドから44%の収率で調製した。HCl塩:無定形固形物。
MS m/z:416(M + H)+.
C23H30N3O2Cl・HCl・H2Oから算定した理論値:C,58.72;H,7.07;N,8.93.
測定値:C,58.56;H,7.00;N,8.76.
実施例99 4−{N−[2−(3−オキソピロリジン−1−イル)−1−(S)−フェニル エチル]−N−メチルアミノ}−N’−プロピルベンズアミドの調製
CH2Cl2(15ml)中の塩化オキサリル(0.26ml、3.0ミリモル
)の攪拌溶液に、−78℃で、CH2Cl2(1ml)中のDMSO(0.29m
l、
4.0ミリモル)の溶液を加えた。反応混合液を10分間攪拌し、CH2Cl2(
5ml)中の4−{N−[2−(3−(S)−ヒドロキシピロリジン−1−イル
)−1−(S)−フェニルエチル]−N−メチルアミノ}−N’−プロピルベン
ズアミド(573mg、1.5ミリモル)の溶液を加え、攪拌を、更に−78℃
で15分間、−45℃で60分間継続した。トリエチルアミン(1.6ml、1
1.0ミリモル)を加え、次いで、反応混合液を室温に温めた。飽和NH4Cl
水溶液を加え、AcOEtで抽出した。抽出液を、水および食塩水で洗浄し、乾
燥し(Na2SO4)、濃縮して褐色油状物質を得、カラムクロマトグラフィー(
シリカゲル;70g、CH2Cl2/MeOH:50/1−40/1)により精製
して195mg(34%)の淡黄色油状物質を得た。HCl塩:無定形固形物。
MS m/z:379(M+).
実施例100 4−{N−[2−(3−(S)−ヒドロキシピロリジン−1−イル)−1−(S )−フェニルエチル]−N−メチルアミノ}−N’−プロピルベンズアミドの調 製
4−{N−[2−(3−(S)−メトキシメトキシピロリジン−1−イル)−
1−(S)−フェニルエチル]−N−メチルアミノ}−N’−プロピルベンズア
ミドを、実施例1の(i)で説明したものと同様の手法により、2−(3−(S
)−メトキシメトキシピロリジン−1−イル)−1−(S)−フェニルエタノー
ルおよび2−(3−(S)−メトキシメトキシピロリジン−1−イル)−2−(
R)−フェニルエタノールならびに4−メチルアミノ−N’−プロピルベンズア
ミドから調製した。標記化合物を、実施例2で説明したものと同様の手法により
、4−{N−[2−(3−(S)−メトキシメトキシピロリジン−1−イル)−
1−(S)−フェニルエチル]−N−メチルアミノ}−N’−プロピルベンズア
ミ
ドから全体で65%の収率で調製した。標記化合物は、実施例2で得られたもの
と同じであった。HCl塩:無定形固形物。
MS m/z:382(M + H)+.
C23H31N3O2・HCl・1.5H2O・CH4Oから算定した理論値:C,60.43;H,8.24;N,8.8
1.
測定値:C,60.23;H,8.62;N,9.03.
実施例1から100で調製した化合物の化学構造を、以下の表にまとめる。表
において、H−は水素を表し;Me−、Et−、Pr−、Bu−、Pe−および
Am−は、それぞれ、メチル、エチル、プロピル、ブチル、ペンチルおよびアミ
ルを表し;F−およびCl−は、それぞれ、フッ素および塩素を表し;All−
およびPrp−は、それぞれ、アリルおよびプロパルギルを表し;MeO−およ
びEtO−は、それぞれ、メトキシおよびエトキシを表し;HO−はヒドロキシ
を表し;Car−はカルボキシを表し;Ph−、Py−、Th−およびBn−は
、それぞれ、フェニル、ピリジル、チエニルおよびベンジルを表し;MOM−、
t−Boc−、2−THP−およびTBDMS−は、それぞれ、メトキシメチル
、t−ブトキシカルボニル、テトラヒドロピラン−2−イルおよびt−ブチルジ
メチルシリルを表し;トリ−F−Pr−、ペンタ−F−Pr−および2−HO−
Pr−は、それぞれ、3,3,3−トリフルオロプロピル、2,2,3,3,3
−ペンタフルオロプロピルおよび2−ヒドロキシプロピルを表し;O=はオキソ
を表し;そしてcycは環式を表す。
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フロントページの続き
(51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考)
A61K 31/4439 A61K 31/4439
31/5377 31/5377
A61P 1/06 A61P 1/06
19/02 19/02
23/00 23/00
25/04 25/04
25/28 25/28
29/00 29/00
C07D 207/10 C07D 207/10
401/12 401/12
403/12 403/12
405/12 405/12
409/12 409/12
(81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE,
DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L
U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF
,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,
SN,TD,TG),EA(AM,AZ,BY,KG,K
Z,MD,RU,TJ,TM),AU,BG,BR,C
A,CN,CZ,HU,IL,IS,JP,KR,LK
,LV,MX,NO,NZ,PL,RO,SG,SI,
SK,TR,UA,US,UZ,VN,YU