JP2001027202A - 旋回油圧モータのブレーキ回路装置 - Google Patents
旋回油圧モータのブレーキ回路装置Info
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Landscapes
- Operation Control Of Excavators (AREA)
- Fluid-Pressure Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 低温時にあっても、旋回油圧モータの制動解
除を応答性良く実施可能とした旋回油圧モータのブレー
キ回路装置を提供する。 【解決手段】 旋回油圧モータのブレーキ回路装置は、
旋回油圧モータ14がブレーキ装置68,70により制
動されているとき、ブレーキ解除シリンダ70の圧力室
72を所定の設定圧まで予圧する給排制御弁80を備
え、給排制御弁80はその予圧位置(イ)にてパイロッ
ト油圧源50からの圧油を減圧して供給する絞り82を
有する。
除を応答性良く実施可能とした旋回油圧モータのブレー
キ回路装置を提供する。 【解決手段】 旋回油圧モータのブレーキ回路装置は、
旋回油圧モータ14がブレーキ装置68,70により制
動されているとき、ブレーキ解除シリンダ70の圧力室
72を所定の設定圧まで予圧する給排制御弁80を備
え、給排制御弁80はその予圧位置(イ)にてパイロッ
ト油圧源50からの圧油を減圧して供給する絞り82を
有する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば油圧ショベ
ル等の建設機械の旋回油圧モータを制動するためのブレ
ーキ装置を対象とし、特にブレーキ装置による制動及び
非制動の動作を制御する旋回油圧モータのブレーキ回路
装置に関する。
ル等の建設機械の旋回油圧モータを制動するためのブレ
ーキ装置を対象とし、特にブレーキ装置による制動及び
非制動の動作を制御する旋回油圧モータのブレーキ回路
装置に関する。
【0002】
【関連する背景技術】この種の旋回油圧モータのブレー
キ回路装置は例えば特公平6-74034号公報に開示されて
いる。この公報によるブレーキ回路装置は旋回油圧モー
タを制動する機械式ブレーキ装置にブレーキ解除シリン
ダを取り付け、このブレーキ解除シリンダとその油圧源
との間に旋回油圧モータおよびアームシリンダの駆動及
び停止に連動して切換作動される切換弁を介挿して構成
されている。
キ回路装置は例えば特公平6-74034号公報に開示されて
いる。この公報によるブレーキ回路装置は旋回油圧モー
タを制動する機械式ブレーキ装置にブレーキ解除シリン
ダを取り付け、このブレーキ解除シリンダとその油圧源
との間に旋回油圧モータおよびアームシリンダの駆動及
び停止に連動して切換作動される切換弁を介挿して構成
されている。
【0003】切換弁が旋回油圧モータ又はアームシリン
ダの駆動に連動してその供給位置に切換作動されると、
ブレーキ解除シリンダは油圧源から切換弁を通じてパイ
ロット圧の供給を受け、機械式ブレーキ装置による旋回
油圧モータの制動を強制的に解除する。一方、旋回油圧
モータおよびアームシリンダが停止され、これに連動し
て切換弁が供給位置から排出位置に切換作動されると、
ブレーキ解除シリンダ内の圧油は切換弁を通じて排出さ
れ、これにより、ブレーキ解除シリンダは機械式ブレー
キ装置による旋回油圧モータの制動を許容する。
ダの駆動に連動してその供給位置に切換作動されると、
ブレーキ解除シリンダは油圧源から切換弁を通じてパイ
ロット圧の供給を受け、機械式ブレーキ装置による旋回
油圧モータの制動を強制的に解除する。一方、旋回油圧
モータおよびアームシリンダが停止され、これに連動し
て切換弁が供給位置から排出位置に切換作動されると、
ブレーキ解除シリンダ内の圧油は切換弁を通じて排出さ
れ、これにより、ブレーキ解除シリンダは機械式ブレー
キ装置による旋回油圧モータの制動を許容する。
【0004】それ故、旋回油圧モータは旋回油圧モータ
およびアームシリンダの停止時、機械式ブレーキ装置に
より制動された状態にあるから、旋回台の不用意な旋回
を確実に防止でき、そして、旋回油圧モータ又はアーム
シリンダの駆動開始に伴い機械式ブレーキ装置による制
動が解除される結果、旋回油圧モータの円滑な駆動が保
証されるとともに、アーム駆動時に外力が作用しても旋
回動力伝動系統部品の破損が防止される。
およびアームシリンダの停止時、機械式ブレーキ装置に
より制動された状態にあるから、旋回台の不用意な旋回
を確実に防止でき、そして、旋回油圧モータ又はアーム
シリンダの駆動開始に伴い機械式ブレーキ装置による制
動が解除される結果、旋回油圧モータの円滑な駆動が保
証されるとともに、アーム駆動時に外力が作用しても旋
回動力伝動系統部品の破損が防止される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述したブレーキ回路
装置の場合、切換弁はパイロット圧の有無に基づき切換
作動され、そのパイロット圧は旋回油圧モータ又はアー
ムシリンダ等の所定の操作に連動して油圧源から得られ
るものとなっている。それ故、切換弁の切換作動に関
し、その応答性は圧油の温度に大きく左右されるため、
寒冷地や冬季等にて圧油の温度が低く、その粘性が高い
状態では、旋回油圧モータの駆動が開始されても、パイ
ロット圧の立ち上げやその伝達に時間がかかり、切換弁
の排出位置から供給位置への切換作動に遅れが生じる。
このような場合には機械式ブレーキ装置による制動を受
けたまま、旋回油圧モータが駆動されることになり、機
械式ブレーキ装置の破損を招くことにもなる。
装置の場合、切換弁はパイロット圧の有無に基づき切換
作動され、そのパイロット圧は旋回油圧モータ又はアー
ムシリンダ等の所定の操作に連動して油圧源から得られ
るものとなっている。それ故、切換弁の切換作動に関
し、その応答性は圧油の温度に大きく左右されるため、
寒冷地や冬季等にて圧油の温度が低く、その粘性が高い
状態では、旋回油圧モータの駆動が開始されても、パイ
ロット圧の立ち上げやその伝達に時間がかかり、切換弁
の排出位置から供給位置への切換作動に遅れが生じる。
このような場合には機械式ブレーキ装置による制動を受
けたまま、旋回油圧モータが駆動されることになり、機
械式ブレーキ装置の破損を招くことにもなる。
【0006】本発明は上述の事情に基づいてなされたも
ので、その目的とするところは、圧油の温度が低い状態
でも、機械式ブレーキ装置による旋回油圧モータの制動
解除を迅速且つ確実に行うことができる旋回油圧モータ
のブレーキ回路装置を提供することにある。
ので、その目的とするところは、圧油の温度が低い状態
でも、機械式ブレーキ装置による旋回油圧モータの制動
解除を迅速且つ確実に行うことができる旋回油圧モータ
のブレーキ回路装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明(請求項1)は、ブレーキ装置のブレーキ
解除シリンダと油圧源との間を接続し、少なくとも旋回
油圧モータの作動に連動してブレーキ解除シリンダに供
給されるパイロット圧油の流れを制御するパイロット圧
出力手段と、このパイロット圧出力手段の作動に基づき
ブレーキ解除シリンダに対する圧油の供給及び排出を行
う給排回路とを備えた旋回油圧モータのブレーキ回路装
置において、ブレーキ装置による制動を維持した状態
で、ブレーキ解除シリンダのシリンダ圧を所定の設定圧
に予圧する予圧付与手段を備えたことを特徴とする。
めに、本発明(請求項1)は、ブレーキ装置のブレーキ
解除シリンダと油圧源との間を接続し、少なくとも旋回
油圧モータの作動に連動してブレーキ解除シリンダに供
給されるパイロット圧油の流れを制御するパイロット圧
出力手段と、このパイロット圧出力手段の作動に基づき
ブレーキ解除シリンダに対する圧油の供給及び排出を行
う給排回路とを備えた旋回油圧モータのブレーキ回路装
置において、ブレーキ装置による制動を維持した状態
で、ブレーキ解除シリンダのシリンダ圧を所定の設定圧
に予圧する予圧付与手段を備えたことを特徴とする。
【0008】上述のブレーキ回路装置によれば、旋回油
圧モータの制動時、ブレーキ解除シリンダのシリンダ圧
は既に所定の設定圧まで予圧されており、この状態から
少なくとも旋回油圧モータの駆動開始に伴い、ブレーキ
解除シリンダは給排回路を介して圧油の供給を受け、ブ
レーキ装置による旋回油圧モータの制動を解除する。予
圧付与手段は、給排回路中にブレーキ解除シリンダ側の
回路圧を所定の設定圧に調圧する調圧手段を含むことが
できる(請求項2)。この場合、調圧手段は油圧源から
の圧油を利用してブレーキ解除シリンダ内を予圧する。
具体的には、調圧手段は弁や絞り等により形成される。
圧モータの制動時、ブレーキ解除シリンダのシリンダ圧
は既に所定の設定圧まで予圧されており、この状態から
少なくとも旋回油圧モータの駆動開始に伴い、ブレーキ
解除シリンダは給排回路を介して圧油の供給を受け、ブ
レーキ装置による旋回油圧モータの制動を解除する。予
圧付与手段は、給排回路中にブレーキ解除シリンダ側の
回路圧を所定の設定圧に調圧する調圧手段を含むことが
できる(請求項2)。この場合、調圧手段は油圧源から
の圧油を利用してブレーキ解除シリンダ内を予圧する。
具体的には、調圧手段は弁や絞り等により形成される。
【0009】更に、予圧付与手段は調圧手段の設定圧を
圧油の温度に応じて調整可能な可変手段を含むことがで
きる(請求項3)。この場合、圧油の温度が低ければ低
い程、調圧手段の設定圧、即ち、ブレーキ解除シリンダ
内の予圧が高くなり、旋回油圧モータの制動解除に関
し、その応答性をより安定して維持可能となる。
圧油の温度に応じて調整可能な可変手段を含むことがで
きる(請求項3)。この場合、圧油の温度が低ければ低
い程、調圧手段の設定圧、即ち、ブレーキ解除シリンダ
内の予圧が高くなり、旋回油圧モータの制動解除に関
し、その応答性をより安定して維持可能となる。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は建設機械の一例として油圧
ショベルを示し、油圧ショベルは左右一対のクローラ2
を有する走行体の上部に旋回台4を備えている。旋回台
4には作業機6及びキャビン7が設けられている。作業
機6は起伏ブーム8、アーム10及びバケット12と、
アクチュエータとしての油圧シリンダ等から構成されて
いる。
ショベルを示し、油圧ショベルは左右一対のクローラ2
を有する走行体の上部に旋回台4を備えている。旋回台
4には作業機6及びキャビン7が設けられている。作業
機6は起伏ブーム8、アーム10及びバケット12と、
アクチュエータとしての油圧シリンダ等から構成されて
いる。
【0011】図2に示すように旋回台4の旋回を行う旋
回用油圧回路は、旋回油圧モータ14を備え、一対の管
路16,18によりコントロールバルブ20に接続され
ている。コントロールバルブ20は4ポート3位置の方
向切換弁からなり、その4ポートのうちの2つのm1,
m2が管路16,18にそれぞれ接続されている。残り
2つのポートのうち、一方のポートpはポンプ吐出管路
22を介してメイン油圧ポンプ24に接続され、他方の
ポートtは戻り管路26を介してタンク28に接続され
ている。メイン油圧ポンプ24は吸い込み管路30を介
してタンク28に接続され、エンジン(図示しない)な
どにより回転駆動される。なお、図示されていないが、
ポンプ吐出管路22はリリーフ弁を備えたリリーフ管路
を介して圧油タンク28に接続されている。
回用油圧回路は、旋回油圧モータ14を備え、一対の管
路16,18によりコントロールバルブ20に接続され
ている。コントロールバルブ20は4ポート3位置の方
向切換弁からなり、その4ポートのうちの2つのm1,
m2が管路16,18にそれぞれ接続されている。残り
2つのポートのうち、一方のポートpはポンプ吐出管路
22を介してメイン油圧ポンプ24に接続され、他方の
ポートtは戻り管路26を介してタンク28に接続され
ている。メイン油圧ポンプ24は吸い込み管路30を介
してタンク28に接続され、エンジン(図示しない)な
どにより回転駆動される。なお、図示されていないが、
ポンプ吐出管路22はリリーフ弁を備えたリリーフ管路
を介して圧油タンク28に接続されている。
【0012】コントロールバルブ20はスプールの移動
により、中立位置、左旋回位置及び右旋回位置に切換わ
る。スプールの移動はパイロット圧によりなされる。こ
のため、コントロールバルブ20はその両端にパイロッ
ト圧を受ける受圧部32,34を有し、パイロット管路
36,38によりパイロット弁40,42の出力ポート
にそれぞれ接続されている。パイロット弁40,42は
三方弁からなり、これらパイロット弁の供給ポート同士
及び戻りポート同士は接続管路44,46を介して相互
に接続されている。一方の接続管路44は供給管路48
を介してパイロット油圧源50に接続されており、他方
の接続管路46は戻り管路52を介してタンク28に接
続されている。パイロット油圧源50は例えばエンジン
により回転駆動されるサブ油圧ポンプ、リリーフ弁及び
タンク28から構成され、所定圧の圧油を吐出すること
ができる。更に、パイロット管路36,38は連通管路
54を通じて相互に接続されており、この連通管路54
にはコントロールバルブ20と並列にしてシャトル弁5
6が介挿されている。
により、中立位置、左旋回位置及び右旋回位置に切換わ
る。スプールの移動はパイロット圧によりなされる。こ
のため、コントロールバルブ20はその両端にパイロッ
ト圧を受ける受圧部32,34を有し、パイロット管路
36,38によりパイロット弁40,42の出力ポート
にそれぞれ接続されている。パイロット弁40,42は
三方弁からなり、これらパイロット弁の供給ポート同士
及び戻りポート同士は接続管路44,46を介して相互
に接続されている。一方の接続管路44は供給管路48
を介してパイロット油圧源50に接続されており、他方
の接続管路46は戻り管路52を介してタンク28に接
続されている。パイロット油圧源50は例えばエンジン
により回転駆動されるサブ油圧ポンプ、リリーフ弁及び
タンク28から構成され、所定圧の圧油を吐出すること
ができる。更に、パイロット管路36,38は連通管路
54を通じて相互に接続されており、この連通管路54
にはコントロールバルブ20と並列にしてシャトル弁5
6が介挿されている。
【0013】パイロット弁40,42はキャビン7内の
旋回レバー58により選択的に操作される。例えば、旋
回レバー58の操作により、一方のパイロット弁42が
図示の状態から切り換えられ、その供給ポートと出力ポ
ートとが連通すると、パイロット油圧源50からの圧油
はパイロット管路38を通じてコントロールバルブ20
の受圧部34にパイロット圧として供給され、コントロ
ールバルブ20は中立位置から右旋回側に作動される。
この結果、メイン油圧ポンプ24から旋回油圧モータ1
4に圧油が一方向に供給され、旋回油圧モータ14はそ
の駆動により旋回台4を右方向に旋回させる。なお、こ
の状態では、パイロット管路36はパイロット弁40お
よび戻り管路52を介してタンク28に連通しているた
め、コントロールバルブ20の受圧部32はほぼタンク
圧に等しい圧力となっている。また、パイロット管路3
6とパイロット管路38はそれぞれシャトル弁56に接
続され、シャトル弁56により高圧側側のパイロット圧
が選択され、後述する管路86に導かれている。
旋回レバー58により選択的に操作される。例えば、旋
回レバー58の操作により、一方のパイロット弁42が
図示の状態から切り換えられ、その供給ポートと出力ポ
ートとが連通すると、パイロット油圧源50からの圧油
はパイロット管路38を通じてコントロールバルブ20
の受圧部34にパイロット圧として供給され、コントロ
ールバルブ20は中立位置から右旋回側に作動される。
この結果、メイン油圧ポンプ24から旋回油圧モータ1
4に圧油が一方向に供給され、旋回油圧モータ14はそ
の駆動により旋回台4を右方向に旋回させる。なお、こ
の状態では、パイロット管路36はパイロット弁40お
よび戻り管路52を介してタンク28に連通しているた
め、コントロールバルブ20の受圧部32はほぼタンク
圧に等しい圧力となっている。また、パイロット管路3
6とパイロット管路38はそれぞれシャトル弁56に接
続され、シャトル弁56により高圧側側のパイロット圧
が選択され、後述する管路86に導かれている。
【0014】一方、旋回レバー58の操作により、他方
のパイロット弁40が図示の状態から切換作動される
と、この場合にはコントロールバルブ20の受圧部32
にパイロット圧が供給される結果、コントロールバルブ
20は中立位置から左旋回側に作動される。この場合、
旋回油圧モータ14は圧油の供給を逆向きに受けて駆動
され、旋回台4を左旋回させる。
のパイロット弁40が図示の状態から切換作動される
と、この場合にはコントロールバルブ20の受圧部32
にパイロット圧が供給される結果、コントロールバルブ
20は中立位置から左旋回側に作動される。この場合、
旋回油圧モータ14は圧油の供給を逆向きに受けて駆動
され、旋回台4を左旋回させる。
【0015】旋回油圧モータ14に連なる管路16,1
8間は2本の連通管路60,62を介して相互に接続さ
れ、これら連通管路60,62にはリリーフ弁64,6
6がそれぞれ介挿されている。これらリリーフ弁64,
66は旋回油圧モータ14に過大な圧力の圧油が供給さ
れるのを防止する。そして、旋回油圧モータ14には機
械式ブレーキ68が備えられており、本実施の形態で
は、この機械式ブレーキ68は旋回油圧モータ14が停
止状態にあるとき、ばね等の付勢手段からの付勢力によ
り旋回油圧モータ14の回転軸(図示しない)に制動力
を付与すべく構成されている。
8間は2本の連通管路60,62を介して相互に接続さ
れ、これら連通管路60,62にはリリーフ弁64,6
6がそれぞれ介挿されている。これらリリーフ弁64,
66は旋回油圧モータ14に過大な圧力の圧油が供給さ
れるのを防止する。そして、旋回油圧モータ14には機
械式ブレーキ68が備えられており、本実施の形態で
は、この機械式ブレーキ68は旋回油圧モータ14が停
止状態にあるとき、ばね等の付勢手段からの付勢力によ
り旋回油圧モータ14の回転軸(図示しない)に制動力
を付与すべく構成されている。
【0016】一方、機械式ブレーキ68はブレーキ解除
シリンダ70を備えており、このブレーキ解除シリンダ
70はその圧力室72に圧油の供給を受けると、復帰ば
ね74の付勢力に抗して収縮し、機械式ブレーキ68に
よる旋回油圧モータ14の制動を解除する。逆に圧力室
72から圧油が排出されると、ブレーキ解除シリンダ7
0は復帰ばね74の付勢力を受けて伸長し、機械式ブレ
ーキ68による旋回油圧モータ14の制動を許容する。
シリンダ70を備えており、このブレーキ解除シリンダ
70はその圧力室72に圧油の供給を受けると、復帰ば
ね74の付勢力に抗して収縮し、機械式ブレーキ68に
よる旋回油圧モータ14の制動を解除する。逆に圧力室
72から圧油が排出されると、ブレーキ解除シリンダ7
0は復帰ばね74の付勢力を受けて伸長し、機械式ブレ
ーキ68による旋回油圧モータ14の制動を許容する。
【0017】ブレーキ解除シリンダ70に対して圧油の
給排を行うため、ブレーキ解除シリンダ70と前述した
パイロット油圧源50との間は給排回路76を介して接
続されている。給排回路76は供給管路48から分岐さ
れた分岐供給管路78を備え、この分岐供給管路78が
ブレーキ解除シリンダ70の圧力室72に接続されてい
る。
給排を行うため、ブレーキ解除シリンダ70と前述した
パイロット油圧源50との間は給排回路76を介して接
続されている。給排回路76は供給管路48から分岐さ
れた分岐供給管路78を備え、この分岐供給管路78が
ブレーキ解除シリンダ70の圧力室72に接続されてい
る。
【0018】分岐供給管路78にはパイロット圧出力手
段としての給排制御弁80が介挿されており、この給排
制御弁80は例えば3ポート2位置の方向切換弁からな
る。給排制御弁80は予圧位置(イ)及び供給位置
(ロ)を有し、通常は復帰ばね81の付勢力を受けて予
圧位置(イ)に位置付けられる。予圧位置(イ)にて、
給排制御弁80の入口ポートa及び出口ポートbはその
内部の弁通路を通じて分岐供給管路78の上流側管路7
8aと下流側管路78bとの間を接続する一方、前記弁
通路は絞り82を介して戻りポートcに接続されてい
る。そして、戻りポートcは戻り管路84を介してタン
ク28に接続されている。これに対し、供給位置(ロ)
にあるとき給排制御弁80は弁通路を通じて入口ポート
aと出口ポートbとの間のみを連通させ、戻りポートc
を遮断した状態にある。
段としての給排制御弁80が介挿されており、この給排
制御弁80は例えば3ポート2位置の方向切換弁からな
る。給排制御弁80は予圧位置(イ)及び供給位置
(ロ)を有し、通常は復帰ばね81の付勢力を受けて予
圧位置(イ)に位置付けられる。予圧位置(イ)にて、
給排制御弁80の入口ポートa及び出口ポートbはその
内部の弁通路を通じて分岐供給管路78の上流側管路7
8aと下流側管路78bとの間を接続する一方、前記弁
通路は絞り82を介して戻りポートcに接続されてい
る。そして、戻りポートcは戻り管路84を介してタン
ク28に接続されている。これに対し、供給位置(ロ)
にあるとき給排制御弁80は弁通路を通じて入口ポート
aと出口ポートbとの間のみを連通させ、戻りポートc
を遮断した状態にある。
【0019】給排制御弁80は供給位置(ロ)側に受圧
部80aを有し、この受圧部80aはパイロット管路8
6を介して前述したシャトル弁56に接続されている。
従って、前述した旋回レバー58の操作によりパイロッ
ト弁40又は42を介して連通管路54内にパイロット
圧が立ち上げられると、このパイロット圧はシャトル弁
56及びパイロット管路86を介して給排制御弁80の
受圧部80aにも加わり、給排制御弁80を予圧位置
(イ)から供給位置(ロ)に切換作動させる。
部80aを有し、この受圧部80aはパイロット管路8
6を介して前述したシャトル弁56に接続されている。
従って、前述した旋回レバー58の操作によりパイロッ
ト弁40又は42を介して連通管路54内にパイロット
圧が立ち上げられると、このパイロット圧はシャトル弁
56及びパイロット管路86を介して給排制御弁80の
受圧部80aにも加わり、給排制御弁80を予圧位置
(イ)から供給位置(ロ)に切換作動させる。
【0020】更に、下流側管路78bにはブレーキ解除
シリンダ70側にのみ圧油の供給を許容する逆止弁90
が介挿され、また、逆止弁90の下流位置からは戻り管
路92が延設され、この戻り管路92はタンク28に接
続されている。戻り管路92には絞り94が介挿されて
おり、この絞り94の開度は給排制御弁80の予圧位置
(イ)に組み込まれた絞り82の開度よりも十分に小さ
く設定されている。なお、ブレーキ解除シリンダ70の
復帰ばね室にはドレン管路96が接続され、このドレン
管路96は絞り94よりも下流側にて戻り管路92に接
続されている。
シリンダ70側にのみ圧油の供給を許容する逆止弁90
が介挿され、また、逆止弁90の下流位置からは戻り管
路92が延設され、この戻り管路92はタンク28に接
続されている。戻り管路92には絞り94が介挿されて
おり、この絞り94の開度は給排制御弁80の予圧位置
(イ)に組み込まれた絞り82の開度よりも十分に小さ
く設定されている。なお、ブレーキ解除シリンダ70の
復帰ばね室にはドレン管路96が接続され、このドレン
管路96は絞り94よりも下流側にて戻り管路92に接
続されている。
【0021】給排制御弁80が図示の予圧位置(イ)に
あるとき、パイロット油圧源50から吐出された圧油は
分岐供給管路78及び給排制御弁80を通じ、分岐供給
管路78の下流側管路78bに供給される一方、その一
部は前述した絞り82を通じてタンク28に戻される。
従って、給排制御弁80はパイロット油圧源50の圧油
を減圧して下流側管路78bに供給する。更に、下流側
管路78b内の圧油はブレーキ解除シリンダ70の圧力
室72に供給される一方、その一部が戻り管路92の絞
り94を通じてタンク28に逃がされる。従って、ブレ
ーキ解除シリンダ70の圧力室72には更に減圧された
パイロット圧が供給され、圧力室72の内圧、即ち、シ
リンダ圧は所定の設定圧PSまで立ち上げられる。ここ
で、設定圧PSは前述した絞り82,94により決定さ
れ、これら絞り82,94がブレーキ解除シリンダ70
のための予圧付与手段を構成している。
あるとき、パイロット油圧源50から吐出された圧油は
分岐供給管路78及び給排制御弁80を通じ、分岐供給
管路78の下流側管路78bに供給される一方、その一
部は前述した絞り82を通じてタンク28に戻される。
従って、給排制御弁80はパイロット油圧源50の圧油
を減圧して下流側管路78bに供給する。更に、下流側
管路78b内の圧油はブレーキ解除シリンダ70の圧力
室72に供給される一方、その一部が戻り管路92の絞
り94を通じてタンク28に逃がされる。従って、ブレ
ーキ解除シリンダ70の圧力室72には更に減圧された
パイロット圧が供給され、圧力室72の内圧、即ち、シ
リンダ圧は所定の設定圧PSまで立ち上げられる。ここ
で、設定圧PSは前述した絞り82,94により決定さ
れ、これら絞り82,94がブレーキ解除シリンダ70
のための予圧付与手段を構成している。
【0022】ブレーキ解除シリンダ70が設定圧PSに
て予圧されていると、ブレーキ解除シリンダ70は機械
式ブレーキ68による旋回油圧モータ14の制動力、即
ち、そのブレーキトルクを図4に示すように減少させる
が、この減少に拘わらず、機械式ブレーキ68は旋回油
圧モータ14の制動に要求されるブレーキトルクを十分
に発揮する。
て予圧されていると、ブレーキ解除シリンダ70は機械
式ブレーキ68による旋回油圧モータ14の制動力、即
ち、そのブレーキトルクを図4に示すように減少させる
が、この減少に拘わらず、機械式ブレーキ68は旋回油
圧モータ14の制動に要求されるブレーキトルクを十分
に発揮する。
【0023】このような状況にて、前述した旋回レバー
58の操作に伴いコントロールバルブ20がパイロット
圧により、中立位置から左又は右旋回側に作動される
と、そのパイロット圧は給排制御弁80の受圧部80a
にも作用し、給排制御弁80をその予圧位置(イ)から
供給位置(ロ)に切換作動させる。この供給位置(ロ)
では、パイロット油圧源50から吐出される圧油が給排
制御弁80によって減圧されることなくブレーキ解除シ
リンダ70側に供給される。従って、ブレーキ解除シリ
ンダ70の圧力室72にはパイロット油圧源50の元圧
に近い圧力を有した圧油が供給され、そのシリンダ圧は
図3に示されるように操作レバー58の操作に伴い設定
圧PSからその許容最大圧まで急速に立ち上げられ、そ
して、ブレーキ解除シリンダ70は図4に示されるよう
に機械式ブレーキ68のブレーキトルク、即ち、旋回油
圧モータ14の制動力を直ちに解除する。この結果、コ
ントロールバルブ20の作動に伴い旋回油圧モータ14
が実質的に駆動される前に、その制動力を解除できるか
ら、機械式ブレーキ68の過負荷を防止し、旋回油圧モ
ータ14の円滑な駆動が可能となる。
58の操作に伴いコントロールバルブ20がパイロット
圧により、中立位置から左又は右旋回側に作動される
と、そのパイロット圧は給排制御弁80の受圧部80a
にも作用し、給排制御弁80をその予圧位置(イ)から
供給位置(ロ)に切換作動させる。この供給位置(ロ)
では、パイロット油圧源50から吐出される圧油が給排
制御弁80によって減圧されることなくブレーキ解除シ
リンダ70側に供給される。従って、ブレーキ解除シリ
ンダ70の圧力室72にはパイロット油圧源50の元圧
に近い圧力を有した圧油が供給され、そのシリンダ圧は
図3に示されるように操作レバー58の操作に伴い設定
圧PSからその許容最大圧まで急速に立ち上げられ、そ
して、ブレーキ解除シリンダ70は図4に示されるよう
に機械式ブレーキ68のブレーキトルク、即ち、旋回油
圧モータ14の制動力を直ちに解除する。この結果、コ
ントロールバルブ20の作動に伴い旋回油圧モータ14
が実質的に駆動される前に、その制動力を解除できるか
ら、機械式ブレーキ68の過負荷を防止し、旋回油圧モ
ータ14の円滑な駆動が可能となる。
【0024】この点、ブレーキ解除シリンダ70のシリ
ンダ圧が設定圧PSまで予圧されておらず、しかも、圧
油の温度が低い状態にあっては、操作レバー58を操作
しても図3中破線で示されているようにシリンダ圧の立
ち上げに時間がかかり、機械式ブレーキ68による制動
解除の遅れTDが大となる。この場合には、その制動が
解除される前に旋回油圧モータ14が駆動され、機械式
ブレーキ68の破損を招く場合がある。
ンダ圧が設定圧PSまで予圧されておらず、しかも、圧
油の温度が低い状態にあっては、操作レバー58を操作
しても図3中破線で示されているようにシリンダ圧の立
ち上げに時間がかかり、機械式ブレーキ68による制動
解除の遅れTDが大となる。この場合には、その制動が
解除される前に旋回油圧モータ14が駆動され、機械式
ブレーキ68の破損を招く場合がある。
【0025】また、給排制御弁80が予圧位置(イ)に
あっても、パイロット油圧源50からの圧油はブレーキ
解除シリンダ70に供給され続け、パイロット油圧源5
0とブレーキ解除シリンダ70との間を循環しているの
で、パイロット管路系をも含めてブレーキ回路装置内の
圧油の温度を高めることができる。この結果、旋回油圧
モータ14の制動解除に関し、その応答性がより改善さ
れる。
あっても、パイロット油圧源50からの圧油はブレーキ
解除シリンダ70に供給され続け、パイロット油圧源5
0とブレーキ解除シリンダ70との間を循環しているの
で、パイロット管路系をも含めてブレーキ回路装置内の
圧油の温度を高めることができる。この結果、旋回油圧
モータ14の制動解除に関し、その応答性がより改善さ
れる。
【0026】この後、旋回レバー58の休止位置への復
帰操作により、旋回油圧モータ14が停止されると、今
まで給排制御弁80に作用していたパイロット圧もまた
タンク28に戻され、給排制御弁80は供給位置(ロ)
から予圧位置(イ)に戻される。この際、ブレーキ解除
シリンダ70と逆止弁90との間の圧油は絞り94を通
じてのみタンク28に戻されるから、圧力室72内の圧
力、即ち、そのシリンダ圧が急激に低下することはな
い。従って、ブレーキ解除シリンダ70は機械式ブレー
キ68による旋回油圧モータ14の制動力を徐々に増大
させることになり、その停止の際、旋回油圧モータ14
に急激な制動力が加わることはない。この後、ブレーキ
解除シリンダ70と逆止弁90との間の圧力が給排制御
弁80で決定される圧力以下に低下すると、パイロット
油圧源50からの圧油が給排制御弁80を通じて同様に
供給され、ブレーキ解除シリンダ70のシリンダ圧は設
定圧PSに復帰する。
帰操作により、旋回油圧モータ14が停止されると、今
まで給排制御弁80に作用していたパイロット圧もまた
タンク28に戻され、給排制御弁80は供給位置(ロ)
から予圧位置(イ)に戻される。この際、ブレーキ解除
シリンダ70と逆止弁90との間の圧油は絞り94を通
じてのみタンク28に戻されるから、圧力室72内の圧
力、即ち、そのシリンダ圧が急激に低下することはな
い。従って、ブレーキ解除シリンダ70は機械式ブレー
キ68による旋回油圧モータ14の制動力を徐々に増大
させることになり、その停止の際、旋回油圧モータ14
に急激な制動力が加わることはない。この後、ブレーキ
解除シリンダ70と逆止弁90との間の圧力が給排制御
弁80で決定される圧力以下に低下すると、パイロット
油圧源50からの圧油が給排制御弁80を通じて同様に
供給され、ブレーキ解除シリンダ70のシリンダ圧は設
定圧PSに復帰する。
【0027】本発明は上述の一実施例に制約されるもの
ではなく、種々の変形が可能である。例えば図5には、
給排制御弁80の代わりに開閉弁からなる給排制御弁1
00を使用したブレーキ回路装置が示されている。この
場合、分岐供給管路78には逆止弁90の下流位置から
タンク28に延びる戻り管路102が接続され、この戻
り管路102に給排制御弁80内の絞り82および給排
制御弁100が順次介挿されている。そして、前述の絞
り94を有する戻り管路92は絞り82の上流位置にて
戻り管路102に接続されている。図5から明らかなよ
うに給排制御弁100は前述したパイロット圧を受けた
とき、開位置(ハ)から閉位置(ニ)に切換作動される
常開弁である。
ではなく、種々の変形が可能である。例えば図5には、
給排制御弁80の代わりに開閉弁からなる給排制御弁1
00を使用したブレーキ回路装置が示されている。この
場合、分岐供給管路78には逆止弁90の下流位置から
タンク28に延びる戻り管路102が接続され、この戻
り管路102に給排制御弁80内の絞り82および給排
制御弁100が順次介挿されている。そして、前述の絞
り94を有する戻り管路92は絞り82の上流位置にて
戻り管路102に接続されている。図5から明らかなよ
うに給排制御弁100は前述したパイロット圧を受けた
とき、開位置(ハ)から閉位置(ニ)に切換作動される
常開弁である。
【0028】図5のブレーキ回路装置にあっても、前述
の実施例の場合と同様に旋回油圧モータ14の停止時、
開位置にある給排制御弁100は絞り82,94と協働
し、ブレーキ解除シリンダ70のシリンダ圧を設定圧P
Sまで立ち上げる。一方、給排制御弁100がパイロッ
ト圧を受けて閉じられると、パイロット油圧源50から
ブレーキ解除シリンダ70までは閉回路となり、ブレー
キ解除シリンダ70の圧力室72にはパイロット油圧源
50の元圧が供給され、機械式ブレーキ68による旋回
油圧モータ14の制動はより迅速に解除される。
の実施例の場合と同様に旋回油圧モータ14の停止時、
開位置にある給排制御弁100は絞り82,94と協働
し、ブレーキ解除シリンダ70のシリンダ圧を設定圧P
Sまで立ち上げる。一方、給排制御弁100がパイロッ
ト圧を受けて閉じられると、パイロット油圧源50から
ブレーキ解除シリンダ70までは閉回路となり、ブレー
キ解除シリンダ70の圧力室72にはパイロット油圧源
50の元圧が供給され、機械式ブレーキ68による旋回
油圧モータ14の制動はより迅速に解除される。
【0029】また、図6を参照すると、図2の給排制御
弁80のみを電磁比例弁からなる給排制御弁106に置
換したブレーキ回路装置が示されている。この場合、給
排制御弁106は給排制御弁80の場合と同様に予圧位
置(ホ)及び供給位置(ヘ)の2位置を有するが、予圧
位置(ホ)から供給位置(ヘ)に向けて切換作動される
際、その出口ポートbの開度、即ち、給排制御弁106
の弁開度を線形的に増加させるものとなっている。
弁80のみを電磁比例弁からなる給排制御弁106に置
換したブレーキ回路装置が示されている。この場合、給
排制御弁106は給排制御弁80の場合と同様に予圧位
置(ホ)及び供給位置(ヘ)の2位置を有するが、予圧
位置(ホ)から供給位置(ヘ)に向けて切換作動される
際、その出口ポートbの開度、即ち、給排制御弁106
の弁開度を線形的に増加させるものとなっている。
【0030】給排制御弁106の弁開度を制御するにあ
たり、そのソレノイド108はコントローラ110に電
気的に接続されており、コントローラ110は給排制御
弁106の切換位置、即ち、その弁開度を決定する制御
信号をソレノイド108に出力する。この制御信号の生
成のため、コントローラ110に圧力センサ112及び
油温センサ114からのセンサ信号を入力する。圧力セ
ンサ112はコントロールバルブ20へのパイロット圧
を検出して、その検出信号をコントローラ110に送信
する。また、油温センサ114は圧油の温度を検出し、
その油温信号をコントローラ110に送信する。なお、
圧力センサ112及び油温センサ114は例えばシャト
ル弁56、パイロット管路36,38,タンク28にそ
れぞれ配置することができる。
たり、そのソレノイド108はコントローラ110に電
気的に接続されており、コントローラ110は給排制御
弁106の切換位置、即ち、その弁開度を決定する制御
信号をソレノイド108に出力する。この制御信号の生
成のため、コントローラ110に圧力センサ112及び
油温センサ114からのセンサ信号を入力する。圧力セ
ンサ112はコントロールバルブ20へのパイロット圧
を検出して、その検出信号をコントローラ110に送信
する。また、油温センサ114は圧油の温度を検出し、
その油温信号をコントローラ110に送信する。なお、
圧力センサ112及び油温センサ114は例えばシャト
ル弁56、パイロット管路36,38,タンク28にそ
れぞれ配置することができる。
【0031】パイロット圧が低い状態、つまり、旋回油
圧モータ14が停止状態にあるとき、コントローラ11
0は図7に示されているように油温センサ114にて検
出した油温が低ければ低い程、給排制御片106のソレ
ノイド108に供給する電流値をその許容範囲内にて減
少させ、給排制御弁106の弁開度を減少させる。これ
に対し、旋回油圧モータ14が駆動されてパイロット圧
が立ち上がり、圧力センサ112からのセンサ信号が増
加すると、コントローラ110は給排制御弁116のソ
レノイド108に最大の供給電流を供給し、給排制御弁
106を完全に供給位置に切換作動させ、その弁開度を
最大にする。
圧モータ14が停止状態にあるとき、コントローラ11
0は図7に示されているように油温センサ114にて検
出した油温が低ければ低い程、給排制御片106のソレ
ノイド108に供給する電流値をその許容範囲内にて減
少させ、給排制御弁106の弁開度を減少させる。これ
に対し、旋回油圧モータ14が駆動されてパイロット圧
が立ち上がり、圧力センサ112からのセンサ信号が増
加すると、コントローラ110は給排制御弁116のソ
レノイド108に最大の供給電流を供給し、給排制御弁
106を完全に供給位置に切換作動させ、その弁開度を
最大にする。
【0032】従って、図6のブレーキ回路装置にあって
は、旋回油圧モータ14の停止時、ブレーキ解除シリン
ダ70のシリンダ圧、即ち、設定圧PSが油温に応じて
調整され、油温が低くても設定圧PSを一定に保つこと
ができる。これにより、旋回メカブレーキ力を保持する
とともに旋回油圧モータ14が停止状態から駆動される
際、その制動解除の応答性をより改善することができ
る。
は、旋回油圧モータ14の停止時、ブレーキ解除シリン
ダ70のシリンダ圧、即ち、設定圧PSが油温に応じて
調整され、油温が低くても設定圧PSを一定に保つこと
ができる。これにより、旋回メカブレーキ力を保持する
とともに旋回油圧モータ14が停止状態から駆動される
際、その制動解除の応答性をより改善することができ
る。
【0033】更にまた給排制御弁80に代えて、図8に
示す給排制御弁116を使用することも可能である。こ
の給排制御弁116は3ポート2位置のリリーフ弁であ
り、パイロット油圧源50からの油圧をブレーキ解除シ
リンダ70に直接送油する供給位置(チ)と、ブレーキ
解除シリンダ70の圧力室72をタンク28に接続する
排出位置(リ)とを有する。給排制御弁116はその供
給位置(チ)側にて復帰ばね118の付勢力を受ける一
方、連通管路86からのパイロット圧を受けることがで
き、そして、その排出位置(リ)側にて下流側の圧力、
すなわち、圧力室72の圧力を受けるようになってい
る。つまり、排出位置(リ)側の受圧部は管路120を
介して給排制御弁116よりも下流側の圧力をリリーフ
圧として受ける。このような給排制御弁116は復帰ば
ね118の付勢力とリリーフ圧との平衡作用によりその
供給位置(チ)と排出位置(リ)との間で釣り合い、そ
の開度に応じパイロット油圧源50からの圧油が絞られ
る。従って、前述の絞り82の場合と同様な減圧作用を
発揮する。なお、以上の実施の形態では旋回動作に応じ
て旋回油圧モータの制動が解除される例をあげて説明し
たが、例えば特開平4-44650号公報に示されるように旋
回動作の他、ブーム、アーム、バケット等の作業機、つ
まり、フロント装置の動作に応じて旋回油圧モータの制
動が解除される形態にも本発明が適用可能である。
示す給排制御弁116を使用することも可能である。こ
の給排制御弁116は3ポート2位置のリリーフ弁であ
り、パイロット油圧源50からの油圧をブレーキ解除シ
リンダ70に直接送油する供給位置(チ)と、ブレーキ
解除シリンダ70の圧力室72をタンク28に接続する
排出位置(リ)とを有する。給排制御弁116はその供
給位置(チ)側にて復帰ばね118の付勢力を受ける一
方、連通管路86からのパイロット圧を受けることがで
き、そして、その排出位置(リ)側にて下流側の圧力、
すなわち、圧力室72の圧力を受けるようになってい
る。つまり、排出位置(リ)側の受圧部は管路120を
介して給排制御弁116よりも下流側の圧力をリリーフ
圧として受ける。このような給排制御弁116は復帰ば
ね118の付勢力とリリーフ圧との平衡作用によりその
供給位置(チ)と排出位置(リ)との間で釣り合い、そ
の開度に応じパイロット油圧源50からの圧油が絞られ
る。従って、前述の絞り82の場合と同様な減圧作用を
発揮する。なお、以上の実施の形態では旋回動作に応じ
て旋回油圧モータの制動が解除される例をあげて説明し
たが、例えば特開平4-44650号公報に示されるように旋
回動作の他、ブーム、アーム、バケット等の作業機、つ
まり、フロント装置の動作に応じて旋回油圧モータの制
動が解除される形態にも本発明が適用可能である。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように本発明の旋回油圧モ
ータのブレーキ回路装置(請求項1,2)によれば、旋
回油圧モータがブレーキ装置により制動されていると
き、ブレーキ解除シリンダの圧力室を予め予圧しておく
ようにしたので、圧油の温度が低い状態にあっても、旋
回油圧モータの制動解除に関してその応答性を高めるこ
とができ、この結果、ブレーキ装置の破損を防止し且つ
旋回油圧モータの円滑な駆動が保証される。
ータのブレーキ回路装置(請求項1,2)によれば、旋
回油圧モータがブレーキ装置により制動されていると
き、ブレーキ解除シリンダの圧力室を予め予圧しておく
ようにしたので、圧油の温度が低い状態にあっても、旋
回油圧モータの制動解除に関してその応答性を高めるこ
とができ、この結果、ブレーキ装置の破損を防止し且つ
旋回油圧モータの円滑な駆動が保証される。
【0035】また、圧油の温度に基づきブレーキ解除シ
リンダの圧力室に付加すべき予圧を一定に調整すれば
(請求項3)、ブレーキ力を保持しつつ、その制動解除
の応答性を高めることができる。
リンダの圧力室に付加すべき予圧を一定に調整すれば
(請求項3)、ブレーキ力を保持しつつ、その制動解除
の応答性を高めることができる。
【図1】油圧ショベルの概略側面図である。
【図2】ブレーキ解除シリンダの給排回路を含む旋回油
圧回路図である。
圧回路図である。
【図3】ブレーキ解除シリンダにおけるシリンダ圧の立
ち上げ応答を示したグラフである。
ち上げ応答を示したグラフである。
【図4】シリンダ圧と機械式ブレーキのブレーキトルク
との関係を示したグラフである。
との関係を示したグラフである。
【図5】変形例のブレーキ回路装置を示した図である。
【図6】別の変形例であるブレーキ回路装置の一部を示
した図である。
した図である。
【図7】圧油の温度と給排制御弁のソレノイドに供給さ
れる供給電流との関係を示したグラフである。
れる供給電流との関係を示したグラフである。
【図8】更に別の給排制御弁を示した図である。
14 旋回油圧モータ 50 パイロット油圧源 54 シャトル弁 68 機械式ブレーキ 70 ブレーキ解除シリンダ 80 給排制御弁 86 連通管路 100 給排制御弁 110 コントローラ 112 圧力センサ 114 油温センサ 116 給排制御弁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中村 剛志 茨城県土浦市神立町650番地 日立建機株 式会社土浦工場内 Fターム(参考) 2D003 AA01 AB02 BA08 CA03 DA03 DA04 DB02 DB06 3H089 AA90 BB15 BB21 CC08 DA02 DB04 DB46 DB49 EE07 EE13 EE14 EE17 EE22 GG02 JJ01
Claims (3)
- 【請求項1】 建設機械の旋回油圧モータを機械的に制
動するブレーキ装置に備えられ、パイロット圧の供給に
より前記ブレーキ装置の制動を解除するブレーキ解除シ
リンダと、 前記ブレーキ解除シリンダにパイロット圧を供給する油
圧源と、 少なくとも前記旋回油圧モータの駆動に連動して前記油
圧源から前記ブレーキ解除シリンダに供給されるパイロ
ット圧油の流れを制御するパイロット圧出力手段と、 前記ブレーキ解除シリンダと前記油圧源とを接続すると
ともに、前記パイロット圧出力手段の作動に基づき前記
ブレーキ解除シリンダに対するパイロット圧油の供給及
び排出を行うための給排回路とを備えた旋回油圧モータ
のブレーキ回路装置において、 前記ブレーキ装置による制動を維持した状態で、前記ブ
レーキ解除シリンダのシリンダ圧を所定の設定圧に予圧
する予圧付与手段を具備したことを特徴とする旋回油圧
モータのブレーキ回路装置。 - 【請求項2】 前記予圧付与手段は、前記給排回路中に
前記ブレーキ解除シリンダ側の回路圧を前記所定の設定
圧に調圧する調圧手段を含むことを特徴とする請求項1
に記載の旋回油圧モータのブレーキ回路装置。 - 【請求項3】 前記予圧付与手段は、前記調圧手段の前
記設定圧を圧油の温度に応じた調整可能な可変手段を更
に含むことを特徴とする請求項2に記載の旋回油圧モー
タのブレーキ回路装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11201533A JP2001027202A (ja) | 1999-07-15 | 1999-07-15 | 旋回油圧モータのブレーキ回路装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11201533A JP2001027202A (ja) | 1999-07-15 | 1999-07-15 | 旋回油圧モータのブレーキ回路装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001027202A true JP2001027202A (ja) | 2001-01-30 |
Family
ID=16442635
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11201533A Pending JP2001027202A (ja) | 1999-07-15 | 1999-07-15 | 旋回油圧モータのブレーキ回路装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001027202A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6732513B2 (en) | 2001-09-28 | 2004-05-11 | Kobelco Construction Machinery Co., Ltd. | Rotating control circuit |
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