JP2001237457A - 発光素子 - Google Patents

発光素子

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JP2001237457A JP2000353833A JP2000353833A JP2001237457A JP 2001237457 A JP2001237457 A JP 2001237457A JP 2000353833 A JP2000353833 A JP 2000353833A JP 2000353833 A JP2000353833 A JP 2000353833A JP 2001237457 A JP2001237457 A JP 2001237457A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 Inを含む窒化物半導体からなる活性層を有
する発光素子、特に長波長(550nm以上)の光を発
光する発光素子の発光出力を向上させる。 【解決手段】 n型半導体層とp型半導体層の間に活性
層が形成された発光素子であって、活性層は、Inを含
むInx1Ga1-x1N(x1>0)からなる井戸層と、そ
の井戸層上に形成されるAlを含むAly2Ga1-y2
(y2>0)からなる第1障壁層とを含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はLED(発光ダイオー
ド)、LD(レーザダイオード)等の発光デバイスに利
用される窒化物半導体層(たとえばInxAlyGa
1-x-yN、0≦x、0≦y、x+y≦1)を有する発光
素子に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、青色LED、LD等に代表される
ように窒化物半導体層を有する発光素子が注目を集めて
いる。窒化物半導体から構成される素子はその融点が高
く比較的熱に強いという特徴を有することから温度依存
性が小さいために、発光素子のみならず各種素子への応
用が期待されている。
【0003】また、LEDは、低消費電力および長寿命
という極めて優れた特徴を有し、消費電力の節約および
メンテナンスの頻度の低減に効果があることから、信号
機用の発光源としても有望視されており、屋外において
も十分な視認性が得られるよう高輝度なLEDの開発が
望まれている。また、黄色領域の光は、前述の信号機以
外においても、自動車の方向指示器、道路交通情報掲示
板等、人に対して注意を促す表示に用いられることが多
く、幅広い用途がある。
【0004】黄色領域の波長の光を発光する高輝度LE
Dとしては、すでにAlGaInPからなるLEDが実
用化されている。しかしながら、AlGaInPからな
るLEDは温度依存性が大きく、特に高温における発光
出力の低下が著しいという問題点があった。こうした高
温における発光出力の低下は、屋外に設置される表示器
においては特に大きな問題となる。なぜなら、一般に、
太陽光線が強い夏場といった時期あるいは熱帯といった
地域においては表示器内の温度が非常に高温となり、太
陽光線が強い状況下での発光出力の低下は視認性の低下
につながるからである。このことは、人に対して注意を
促す表示に用いられることが多い黄色領域の光を発光す
る表示器においては極めて大きな問題となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】窒化物半導体層(たと
えばInxAlyGa1-x-yN、0≦x、0≦y、x+y
≦1)を有する発光素子で、たとえば信号機の黄色に相
当するような黄色領域の波長の光を発光させるには、活
性層をインジウム(In)を含む混晶とし、そのインジ
ウムの混晶比xを大きくしバンドギャップエネルギーを
小さくすることによって、発光波長を長波長化できるこ
とが知られている。しかしながら、窒化物半導体層を有
する発光素子によって黄色領域の波長の発光を得るため
に、活性層のインジウムの混晶比を大きくしていくこと
によって発光波長を長波長化した場合、インジウム混晶
比を大きくしていくにしたがい発光出力が低下していく
という問題点がある。この発光出力の低下は発光波長λ
dが550nmあたりから著しくなる。さらに、590
nmあたりの発光波長を得るために必要な量のインジウ
ム(In)を含む活性層においてはその表面状態が極度
に悪くなり、その上に形成する半導体層を結晶性よく形
成することができないという問題点があった。
【0006】本発明は、このような問題点を解決するた
めになされたものであり、Inを含む窒化物半導体から
なる活性層を有する発光素子、特に黄色領域の波長より
も長波長(550nm以上)の光を発光する発光素子の
発光出力を向上させることを目的とする。さらに、黄色
領域の波長の光を発光する窒化物半導体層の上に形成さ
れる半導体層の結晶性を向上することを他の目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る発光素子は、n型半導体層とp型半導
体層の間に活性層が形成された発光素子であって、前記
活性層は、Inを含むInx1Ga1-x1N(x1>0)か
らなる井戸層と、前記井戸層上に形成されるAlを含む
Aly2Ga1-y2N(y2>0)からなる第1障壁層とを
含むことを特徴とする。
【0008】このように構成された本発明の発光素子
は、窒化物半導体発光素子、特に黄色領域の波長よりも
長波長の光を発光する窒化物半導体層を有する発光素子
の発光出力を向上させることができる。また、井戸層お
よび第1障壁層の上に形成される半導体層の結晶性を向
上させることができる。また、本発明に係る発光素子で
は、井戸層をInx1Ga1-x1N(0.6≦x1≦1)か
らなる3元混晶としているので、井戸層およびその上に
形成される第1障壁層の結晶性を向上させることがで
き、第1障壁層の上に形成される半導体層の結晶性をさ
らに向上させることができる。尚、本発明に係る発光素
子において、前記井戸層は隣接する層から拡散されたA
lを含んでいてもよい。また、本発明に係る発光素子に
おいて、前記第1障壁層は隣接する層から拡散されたI
nを含んでいてもよい。
【0009】また、本発明に係る発光素子において、井
戸層のInの混晶比x1が0.6以上として構成するこ
とによって、黄色の波長領域、またはそれ以上の長波長
の発光を得ることができる。また、本発明に係る発光素
子では、前記井戸層のIn混晶比x1は、該井戸層にお
いて530nm以上の波長の光を発光するように設定さ
れていることが好ましい。
【0010】さらに、本発明に係る発光素子において、
第1障壁層のAl混晶比y2が0.1以上とすることが
好ましく、これによって、特に黄色領域又はそれ以上の
長波長の光を発光する素子の発光出力を向上させること
ができる。また、第1障壁層のAl混晶比y2を0.1
5以上とすることがさらに好ましく、よりいっそう好ま
しくは、第1障壁層のAl混晶比y2を0.2以上とす
る。このように、第1障壁層のAl混晶比y2を大きく
すると発光素子の閾値電圧を低減することができる。
【0011】また、本発明に係る発光素子において、前
記活性層は、Inx3Aly3Ga1-x3 -y3N(0≦x3≦
0.3、0≦y3≦0.1、x3+y3≦0.3)から
なる第2障壁層を含むことが好ましく、これによって、
その上に形成される井戸層の結晶性を向上させることが
できる。また、本発明に係る発光素子において、第2障
壁層をInx3Ga1-x3N(0≦x3≦0.3)からなる
3元混晶あるいはx3=0に相当するGaNからなる2
元混晶とすることがさらに好ましく、これにより、井戸
層との格子定数差による結晶欠陥を低減しつつかつIn
の高混晶化に伴う第2障壁層自体の結晶性の劣化を抑制
することができ、井戸層の結晶性をより向上させること
ができる。
【0012】また、本発明に係る発光素子は、前記第2
障壁層、前記井戸層、前記第1障壁層を含むことにより
Inの混晶比が大きい場合においても、前記活性層を結
晶性よく形成することができるため、多重量子井戸構造
を有する活性層により適している。
【0013】また、本発明に係る発光素子において、前
記n型半導体層はキャリアを前記活性層に閉じ込めるた
めのn型クラッド層を有しかつ前記p型半導体層はキャ
リアを前記活性層に閉じ込めるためのp型クラッド層を
有してなり、前記活性層と前記n型クラッド層との間
に、Inを含む窒化物半導体からなるn側第2クラッド
層を有し、前記活性層と前記p型クラッド層との間に、
Inを含む窒化物半導体からなるp側第2クラッド層を
有することが好ましい。このように構成された発光素子
において、前記n側第2クラッド層及び前記p側第2ク
ラッド層は、前記n型クラッド層と前記p型クラッド層
との格子定数の違いに起因して前記活性層に生じる結晶
性の悪化及び不要な歪の発生等を防止することができる
ので、発光出力を向上させることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1に本発明を発
光ダイオードに適用した実施の形態1の構造を模式的に
示す。本実施の形態1の発光ダイオードは、基板101
上にバッファ層102、アンドープGaN層103、n
型コンタクト層104、n型クラッド層105、活性層
106、p型クラッド層107、p型コンタクト層10
8が順に積層され、n型コンタクト層104およびp型
コンタクト層108にはそれぞれn電極111およびp
電極112が形成されて構成される。
【0015】基板101は所望の窒化物半導体層(In
xAlyGa1-x-yN、x≧0、y≧0、x+y≦1)を
成長させるためのものであり、適宜選択される。バッフ
ァ層102は、基板101と窒化物半導体(InxAly
Ga1-x-yN、x≧0、y≧0、x+y≦1)との格子
定数不正を緩和するために形成される層である。アンド
ープGaN層103は、その上に成長させるn型コンタ
クト層104の結晶性を良好にするための層である。n
型コンタクト層104は、n電極111とオーミック接
触を実現させるための層である。n型クラッド層105
は、キャリアを活性層106に閉じ込めるための層であ
る。活性層106は、発光を行う層である。p型クラッ
ド層107は、n型クラッド層105と同じくキャリア
を活性層106に閉じ込めるための層である。p型コン
タクト層108はp電極112とオーミック接触を実現
させるための層である。
【0016】上記発光素子の基板101、バッファ層1
02、アンドープGaN層103はその上の各層が形成
されたのち、発光出力の向上や光の内部吸収の低減等を
目的にエッチング等を用いて選択的に適宜取り除いても
よい。尚、本明細書においては、各層の成長方向を上と
して説明する。従って、本実施の形態1ではn型半導体
層から見てp型半導体層方向が上となる。
【0017】以下に本発明に係る実施の形態1の窒化物
半導体発光ダイオードにおける各構成要素について詳細
に説明する。
【0018】基板101にはC面を主面とするサファイ
アの他、R面、A面を主面とするサファイア、その他、
スピネル(MgA124)のような絶縁性の基板101
の他、SiC(6H、4H、3Cを含む)、ZnS、Z
nO、GaAs、GaN等の半導体基板101を用いる
ことができる。
【0019】バッファ層102は基板101と窒化物半
導体(InxAlyGa1-x-yN、x≧0、y≧0、x+
y≦1)との格子定数不正を緩和するために形成される
層であり、たとえばAlN、GaN、AlGaN、In
GaN等を用いることができる。バッファ層102は好
ましくは900℃以下の温度で成長させて、膜厚10Å
〜500Åに形成される。
【0020】アンドープGaN層103は、不純物を添
加せずに成長させるGaN層であり、本実施の形態1の
ようにバッファ層102上にさらにアンドープGaN層
103を成長させると、そのアンドープGaN層103
の上に成長させるn型コンタクト層104の結晶性を良
好にできる。
【0021】n型コンタクト層104はSi等のn型不
純物が、通常、3×1018/cm2以上、好ましくは5
×1018/cm2以上の濃度にドープされてなる。n型
コンタクト層104の組成は、Inx5Aly5Ga
1-x5-y5N(0≦x5、0≦y5、x5+y5≦1)で
構成でき、本発明はその組成により限定されるものでは
ないが、GaN又は、y値0.2以下のAlyGa1-yN
とすることが好ましく、これにより結晶欠陥の少ない窒
化物半導体層が得られる。n型コンタクト層104の膜
厚は、以下の範囲に限定されるものではないが、n電極
111を形成する層であるので0.1〜20μm、好ま
しくは0.5〜10μm、より好ましくは1〜5μmに
設定する。
【0022】次に、n型クラッド層105は、アンドー
プのn型クラッド第1層、n型不純物ドープのn型クラ
ッド第2層、アンドープのn型クラッド第3層の少なく
とも3層から構成することが好ましい。また、n型クラ
ッド層105は上記第1層〜第3層以外のその他の層を
さらに有していてもよい。またn型クラッド層105
は、活性層106と接していても、活性層106の間に
他の層を有していてもよい。
【0023】これらn型クラッド第1層〜第3層を構成
する窒化物半導体としては、(In xAlyGa
1-x-yN、x≧0、y≧0、x+y≦1)で表される種
々の組成の窒化物半導体を用いることができるが、Ga
Nからなる半導体を用いることが好ましい。またn型ク
ラッド層105の第1〜第3の各層は組成が互いに同一
であっても異なっていてもよい。n型クラッド層105
の膜厚は、特に以下の範囲に限定されるものではない
が、好ましくは175〜12000Å、より好ましくは
1000〜10000Å、よりいっそう好ましくは20
00〜6000Åである。n型クラッド層105の膜厚
が上記範囲であるとVfの最適化が図れかつ静電耐圧を
向上させることができる。
【0024】上記範囲の膜厚を有するクラッド層の膜厚
の調整は、n型クラッド第1層、第2層、及び第3層の
各膜厚を適宜調整して、n型クラッド層105の総膜厚
を上記の範囲とすることが好ましい。上記n型クラッド
層105を構成する各層の組成は、(InxAlyGa
1-x-yN、x≧0、y≧0、x+y≦1)で表される組
成の半導体から選択することができるが、好ましくはI
n及びAlの割合が小さい組成とし、より好ましくはG
aNからなる層とする。
【0025】また、本実施の形態1において、n型クラ
ッド層105上には図2に示す単一量子井戸構造の活性
層106が形成される。活性層106は、井戸層12の
下に形成される第2障壁層11と、キャリアの再結合に
より発光を行う井戸層12と、井戸層12の上に形成さ
れる第1障壁層13とを有してなり、第1障壁層13の
上にはさらにp型クラッド層107を結晶性よく成長さ
せるための最上部層14が形成される。
【0026】第2障壁層11は、たとえばインジウム
(In)、アルミニウム(Al)、ガリウム(Ga)お
よび窒素(N)の2種以上からなる一般式Inx3Aly3
Ga1- x3-y3N(0≦x3、0≦y3、x3+y3≦
0.1)で表される窒化物半導体から構成される。この
第2障壁層11は、次に形成される黄色領域の波長の発
光を行うために必要なInの混晶比の大きい窒化物半導
体からなる井戸層12の結晶性を良好とするように、I
nあるいはAlの混晶比x3、y3をx3≦0.3、y
3≦0.1でかつx3+y3≦0.3とすることが好ま
しい。特に、Inx3Ga1-x3N(x3≦0.3)の3元
混晶あるいはGaNからなる2元混晶とすることが、第
2障壁層11と井戸層12との格子定数差に起因する結
晶欠陥を低減しつつかつInの高混晶化に伴う下部障壁
11層自体の結晶性の劣化を抑制することができ、その
上に形成される井戸層12の結晶性をより向上させるこ
とができることからより好ましい。膜厚は10Å以上1
00Å以下とすることが、井戸層12を結晶性良く成長
させる上で好ましい。
【0027】井戸層12は、たとえばインジウム(I
n)、アルミニウム(Al)、ガリウム(Ga)および
窒素NからなるInx1Aly1Ga1-x1-y1N(x1>
0、y1≧0、x1+y1≦1)から構成される。イン
ジウム(In)、アルミニウム(Al)、ガリウム(G
a)の混晶比は、黄色の発光として有効な波長領域であ
るλdが550nm〜610nmの範囲あるいはそれ以
上の長波長域に発光のピーク波長λdが得られるように
決定される。特に、井戸層12のインジウム(In)の
混晶比x1がx1≧0.6とすることによって黄色とし
て好ましい発光波長が得られる。
【0028】しかし、Inの混晶比x1を大きくするに
したがい、格子定数が大きくなることから、他の層との
格子不整合が大きくなる。このため井戸層12はその井
戸層12との格子定数差が比較的小さく、かつ結晶性の
よい結晶からなる層上に形成する必要がある。本発明で
は、上述した第2障壁層11との組み合わせで井戸層1
2を形成しているので、井戸層12を結晶性良く形成す
ることができ、さらにその結晶性の良い井戸層12上に
は、その井戸層12とは格子定数差が大きい結晶からな
る層であっても結晶性よく形成することが可能になる。
また、井戸層12はInx1Ga1-x1Nの3元混晶、ある
いはInNの2元混晶として構成することが、結晶性良
く成長させる上より好ましい。井戸層12の膜厚は10
Å以上100Å以下とすることが好ましい。
【0029】第1障壁層13は、たとえばインジウム
(In)、アルミニウム(Al)、ガリウム(Ga)お
よび窒素NからなるInx2Aly2Ga1-x2-y2N(x2
≧0、y2>0、x2+y2≦1)から構成される。こ
の第1障壁層13は、アルミニウム(Al)を必須の構
成要素としており、それにより井戸層12において発光
される黄色領域波長の発光出力を向上させることができ
る。また、上述の組成とすることにより、第1障壁層1
3の上に形成される最上部層14の結晶性を向上するこ
とができる。さらに第1障壁層13はAly2Ga1-y2
の3元混晶として構成することが結晶性をより良好にす
る上で好ましい。また、より好ましくはAlの混晶比y
2≧0.1とし、さらに好ましくはy2≧0.15とす
る。また、本発明において、第1障壁層13のバンドギ
ャップエネルギーは第2障壁層11よりも大きくするこ
とが好ましい。第1障壁層13の膜厚は10Å以上10
0Å以下することが好ましい。
【0030】最上部層14は、たとえばインジウム(I
n)、アルミニウム(Al)、ガリウム(Ga)および
窒素NからなるInx4Aly4Ga1-x4-y4N(0≦x
4、0≦y4、x4+y4≦0.1)から構成される。
この最上部層14は、次に形成されるp型クラッド層を
結晶性よく成長させるために、InあるいはAlの混晶
比x4、y4を0≦x4、y4≦0.1でかつx4+y
4≦0.1に設定することが好ましい。さらに、Aly4
Ga1-y4Nの3元混晶あるいはGaNからなる2元混晶
とすることが、その上に形成されるp型クラッド層10
7を結晶性よく成長させる上でより好ましい。膜厚は1
0Å以上100Å以下とすることが好ましい。また、こ
の最上部層14は第2障壁層11と同じ構成としてもよ
い。
【0031】以上説明した活性層106の各層は、不純
物を含まないアンドープ層、Siなどのn型不純物をド
ープしたn型ドープ層や、Mgなどのp型不純物をドー
プしたp型ドープ層のうちから適宜選択して構成するこ
とができる。
【0032】本実施の形態1では、活性層106を、n
型クラッド層105上に第2障壁層11、井戸層12、
第1障壁層13、最上部層14を順に形成することによ
り構成した。しかしながら、本発明はこれに限られるも
のではなく、活性層106に代えて、図3に示すよう
に、第1障壁層13、第2障壁層11、井戸層12、第
1障壁層13、最上部層14を順に形成された活性層1
06aを用いて構成してもよい。このように井戸層12
のn型クラッド層105側に、第2障壁層11よりもバ
ンドギャップエネルギーの大きい第1障壁層13を形成
することで、井戸層12へのキャリアをより効果的に閉
じ込めることができる。
【0033】また、第1障壁層13とp型クラッド層1
07との格子整合がとれる範囲であれば、活性層106
に代えて、図4に示すように、最上部層14を省略した
活性層106bを用いて構成することもできる。もちろ
ん、活性層を第1障壁層13、第2障壁層11、井戸層
12、第1障壁層13として構成することも可能であ
る。すなわち、本発明は少なくとも1つの井戸層の上に
Alを含む第1障壁層13を備えていればよく、その最
小限の条件を満足するようにして種々の変形が可能であ
る。
【0034】活性層106上にはp型クラッド層107
が形成される。p型クラッド層107は、バンドギャッ
プエネルギーの大きなp型クラッド第1層と、p型クラ
ッド第1層よりもバンドギャップエネルギーの小さなp
型クラッド第2層とを積層することにより多層膜として
も良いし、p型不純物を含有するAlbGa1-bN(0≦
b≦1)からなる単一層としてもよい。また、多層膜と
する場合、p型クラッド第1層とp型クラッド第2層と
は互いにp型不純物濃度が異なっていてもよいし、同一
であってもよい。
【0035】次に、まず、p型クラッド層107を多層
膜構造(超格子構造)とした場合について詳細に説明す
る。
【0036】多層膜であるp側クラッド層107を構成
するp型クラッド第1層及びp型クラッド第2層の膜厚
は、100Å以下、さらに好ましくは70Å以下、最も
好ましくは10〜40Åの膜厚に調整され、p型クラッ
ド第1層とp型クラッド第2層の膜厚は、互いに同一で
も異なっていてもよい。多層膜構造の各膜厚を上記範囲
に設定すると、各窒化物半導体層が弾性臨界膜厚以下と
なり、厚膜で成長させる場合に比較して結晶性の良い窒
化物半導体層を成長させることができ、また窒化物半導
体層の結晶性を良くすることができるので、p型不純物
を添加した場合にキャリア濃度が大きく抵抗率の小さい
p型層が得られ、素子のVf、閾値を低下させることが
できる。このような膜厚を有する2種類の層を1ペアと
して複数回積層して多層膜層を形成する。そして、p型
多層膜クラッド層の総膜厚の調整は、このp型クラッド
第1層、p型クラッド第2層の各膜厚を調整し積層回数
を調整することにより行う。p型多層膜クラッド層の総
膜厚は、特に限定されないが、2000Å以下、好まし
くは1000Å以下、より好ましくは500Å以下であ
る。
【0037】p型クラッド第1層は少なくともAlを含
む窒化物半導体、好ましくはAlnGa1-nN(0<n≦
1)を成長させることが望ましく、p型クラッド第2層
は好ましくはAlpGa1-pN(0≦p<1、n>p)、
InrGa1-rN(0≦r≦1)のような2元混晶、3元
混晶の窒化物半導体を成長させることが望ましい。
【0038】p型クラッド層107のp型クラッド第1
層、p型クラッド第2層とのp型不純物濃度は異なり、
一方の層の不純物濃度を大きく、もう一方の層の不純物
濃度を小さくする。n型クラッド層105と同様に、バ
ンドギャップエネルギーの大きなp型クラッド第1層の
方のp型不純物濃度を大きくして、バンドギャップエネ
ルギーの小さなp型クラッド第2層のp型不純物濃度を
小さくすることが好ましい。また、バンドギャップの小
さなp型クラッド第2層は、アンドープとすることが好
ましい。しかしながら、本発明は上述の構成に限定され
るものではなく、バンドギャップエネルギーの大きなp
型クラッド第1層のp型不純物濃度を小さくして、バン
ドギャップエネルギーの小さなp型クラッド第2層のp
型不純物濃度を大きくしても良い。
【0039】p型クラッド第1層への好ましいドープ量
としては1×1018/cm3〜1×1021/cm3、さらに好
ましくは1×1019/cm3〜5×1020/cm3の範囲に調
整する。1×1018/cm3よりも少ないと、キャリア濃
度が小さくなり、また1×1021/cm3よりも多いと、
結晶性が悪くなるからである。一方、p型クラッド第2
層のp型不純物濃度は、p型クラッド第1層よりも少な
ければ良く、好ましくは1/10以上少なくすることが
望ましい。p型クラッド第2層は、移動度を高くするた
めには、アンドープとすることが最も好ましい。しかし
ながら、p型クラッド第2層は、膜厚が薄いため、p型
クラッド第1層側から拡散してくるp型不純物があり、
p型クラッド第2層のp型不純物濃度は、拡散されたp
型不純物を含めて、1×1020/cm3以下でかつp型ク
ラッド第1層より小さくすることが望ましい。また、バ
ンドギャップエネルギーが大きいp型クラッド第1層に
p型不純物を少なくドープして、バンドギャップエネル
ギーが小さいp型クラッド第2層にp型不純物を多くド
ープする場合も同様である。
【0040】p型不純物としてはMg、Zn、Ca、B
e等の周期律表第IIA族、IIB族元素を選択し、好まし
くはMg、Ca等をp型不純物とする。
【0041】さらにまた多層膜であるp型クラッド層1
07を構成する各窒化物半導体層において、不純物が高
濃度にドープされる層は、厚さ方向に対し、半導体層中
心部近傍の不純物濃度が大きく、両端部近傍の不純物濃
度が小さい(好ましくはアンドープ)とすることが、抵
抗率を低下させるのに望ましい。
【0042】次に、p型クラッド層107を、p型不純
物を含みAlbGa1-bN(0≦b≦1)よりなる単一層
により構成する場合について説明する。p側クラッド層
107の膜厚は、2000Å以下、好ましくは1000
Å以下、より好ましくは100〜500Åに設定する。
【0043】また、単一膜層のp型クラッド層107
は、前記多層膜構造のp型クラッド層107に比べ、結
晶性はやや劣るものの、多層膜構造を有するn型クラッ
ド層105と組み合わせることにより、結晶性良く成長
させることができる。更に、このように単一膜としても
その他の層構成と組み合わせにより素子の性能の低下を
少なくでき、しかも単一膜であるので、製造工程の簡易
化が可能となり、量産には適している。
【0044】単一層のp型クラッド層107のp型不純
物の濃度は1×1018〜1×1021/cm3、好ましくは
5×1018〜5×1020/cm3、より好ましくは5×1
19〜1×1020/cm3に設定する。不純物濃度が上記
範囲であると、良好なp型膜ができ好ましい。
【0045】次に、本発明において、p型コンタクト層
108は、Mgドープとし、その組成をIn、Alを含
まない二元混晶の窒化物半導体であるGaNとすること
が好ましい。仮にIn、Alを含有していると、p電極
112と良好なオーミック接触が得られなくなり、発光
効率が低下する。p側コンタクト層108の膜厚は、
0.001μm〜0.5μm、好ましくは0.01μm
〜0.3μm、より好ましくは0.05μm〜0.2μ
mである。膜厚が0.001μmよりも薄いとp電極1
12がp型GaAlNクラッド層と電気的に短絡しやす
くなり、p側コンタクト層108のコンタクト層として
の機能が低下する。また、三元混晶のGaAlNクラッ
ド層の上に、組成の異なる二元混晶のGaNコンタクト
層を積層するため、その膜厚を0.5μmよりも厚くす
ると、結晶間のミスフィットによる格子欠陥がp側Ga
Nコンタクト層9中に発生しやすく、結晶性が低下する
傾向にある。なお、発光効率の点から言えば、コンタク
ト層の膜厚は薄いほどVfを低下させ発光効率を向上さ
せることができる。また、このp型GaNコンタクト層
9のp型不純物はMgであることが好ましく、これによ
りp型特性が得られ易く、またオーミック接触が得られ
易くなる。Mgの濃度は、1×1018〜1×1021/cm
3、好ましくは5×1019〜3×1020/cm3、より好ま
しくは1×10 20/cm3程度に設定する。
【0046】また、p型コンタクト層108を、アンド
ープGaNからなるp型コンタクト第1層とMgドープ
GaNからなるp型コンタクト第2層から形成してもよ
い。
【0047】n電極111はn型コンタクト層104上
に、p電極112はMgドープp型GaNコンタクト層
9上にそれぞれ形成されている。本発明は、n電極11
1及びp電極112の材料により特に限定されるもので
はないが、例えばn電極111としてはW/Al、p電
極112としてはNi/Auなどを用いることができ
る。
【0048】以上の実施の形態1の発光ダイオードは、
活性層16において、井戸層の上に第1障壁層が形成さ
れているので、井戸層にキャリアをより効果的に閉じ込
めることができ、発光効率を向上させることができる。
【0049】実施の形態2.次に、本発明に係る実施の
形態2の発光ダイオードについて説明する。本発明は、
上述したように、井戸層12および第1障壁層13の上
に形成される層の結晶性を向上させることができるた
め、多重量子井戸構造に好適である。すなわち、本発明
に係る実施の形態2の発光素子は、実施の形態1の発光
素子における活性層106に代えて、図5に示す多重量
子井戸構造の活性層106cを用いて構成した発光ダイ
オードであり、それ以外は実施の形態1と同様に構成さ
れる。本実施の形態2の発光素子において、多重量子井
戸構造の活性層106cは、図5に示すように、第2障
壁層11、井戸層12、第1障壁層13がこの順に繰り
返し形成されている。この場合、最も上部の第1障壁層
13が形成されたあと、最上部層14が形成される。こ
こで、活性層106cにおいて、第2障壁層11、井戸
層12、第1障壁層13および最上部層14は、実施の
形態1と同様に構成される。
【0050】このように構成された実施の形態2の発光
素子は、以下のような優れた特徴を有する。すなわち、
Alを含む第1障壁層13を有していない従来の黄色発
光素子においては、活性層を複数の井戸層を有する多重
量子井戸構造にすることによって結晶性の劣化が顕著と
なり発光出力が低下していた。しかしながら、本発明の
Alを必須とする第1障壁層13を有する黄色発光素子
においては、井戸層12を複数とした多重量子井戸構造
にすることによって、従来とは逆に発光出力を向上させ
ることができる。
【0051】ここでは、n型クラッド層105上に、第
2障壁層11、井戸層12、第1障壁層13がこの順に
繰り返し形成され、最後に最上部層14を形成する場合
を示した。しかしながら、本発明では図6に示すように
n型クラッド層105上にまず第1障壁層13を形成し
たのち、図5と同様にして第2障壁層11、井戸層1
2、第1障壁層13をこの順に繰り返し形成し、最後に
最上部層14を形成してなる活性層106dを用いて構
成してもよい。このように最初の井戸層12のn型クラ
ッド層105側において、第2障壁層11よりもバンド
ギャップエネルギーの大きい第1障壁層13を形成する
ことで、最初の井戸層12へのキャリアをより効果的に
閉じ込めることができる。
【0052】また、第1障壁層13とp型クラッド層1
07との格子整合がとれる範囲であれば、図7に示すよ
うに、図6の活性層106dにおいて最上部層14を省
略することができる。尚、このようにして構成した活性
層を、図7では106eの符号を付して示している。も
ちろん、n型クラッド層105上にまず第1障壁層13
を形成したのち同様に第2障壁層11、井戸層12、第
1障壁層13が順次繰り返し形成された活性層106d
の最上部層14を省略することもできる。
【0053】以上のように本発明に係る発光素子では、
少なくとも1つの井戸層の上にAlを含む第1障壁層を
形成するという、最小限の条件を条件を満たした上で種
々の変形が可能である。従って、本発明は、次に説明す
るようにレーザ素子に適用することもできる。
【0054】実施の形態3.以下、本発明をレーザ素子
に適用した本発明に係る実施の形態3の発光素子につい
て説明する。図8に、本実施の形態3の発光素子である
窒化物半導体レーザ素子の構成を模式的に示す。本実施
の形態3の窒化物半導体レーザ素子は、基板201上に
バッファ層202、n型コンタクト層203、n型クラ
ッド層204、n型光ガイド層205、活性層206、
p型光ガイド層207、p型クラッド層208、p型コ
ンタクト層209が順に積層され、n型コンタクト層2
04およびp型コンタクト層208にはそれぞれn電極
211およびp電極212が形成されている。
【0055】基板201、バッファ層202、n型コン
タクト層203およびn型クラッド層は204は、実施
の形態1、2と同様に構成される。ここで、本実施の形
態3では、バッファ層202とn型コンタクト層203
の間に、実施の形態1、2と同様、アンドープGaN層
を形成してもよい。
【0056】n型光ガイド層205は、活性層206と
ともに光導波路を構成するものである。したがって、n
型光ガイド層205は活性層206と屈折率差が小さ
く、n型クラッド層204と十分屈折率差が設けられる
組成として構成される。
【0057】本実施の形態3において、活性層206
は、実施の形態1と同様に構成される。しかしながら、
本発明はこれに限られるものではなく、実施の形態2と
同様の多重量子井戸構造としてもよく、多重量子井戸構
造にすると高出力化を実現することができる。
【0058】p型光ガイド層207は、n型光ガイド層
105と同様、活性層206とともに光導波路を構成す
るものである。したがって、p型光ガイド層207は活
性層206と屈折率差が小さく、p型クラッド層208
と十分屈折率差が設けられる組成として構成される。
【0059】p型クラッド層208およびp型コンタク
ト層209は、実施の形態1、2と同様に構成される
が、レーザの場合p型クラッド層208およびp型コン
タクト層209はp型光ガイド層207の境界面付近ま
でエッチングを行い、幅1.5μmのストライプ状の導
波路を形成する。このように、活性層206よりも上部
にある層において、ストライプ状のリッジ(ストライプ
リッジ)を形状することによって、活性層206の発光
がストライプリッジの下に集中することになって閾値を
低下させることができる。特にp型クラッド層以上の層
をリッジ形状とすることが好ましい。
【0060】n電極211およびp電極212は、実施
の形態1、2と同様に構成され、さらに、レーザの外面
は絶縁膜230が形成される。
【0061】以上のように構成された実施の形態3の窒
化物半導体レーザ素子は、実施の形態1及び2と同様、
井戸層の上にAlを含む第1障壁層を有しているので、
閾値を低くすることができる。
【0062】実施の形態4.本発明に係る実施の形態4
の発光素子(発光ダイオード)は、図13に示すよう
に、実施の形態1の発光ダイオードにおいて、活性層1
06に代えて、詳細後述する活性層106fを有しかつ
その活性層106fとn型クラッド層105の間にn型
多層膜105aをさらに備えた以外は、実施の形態1の
発光ダイオードと同様に構成される。尚、図13におい
て、実施の形態1と同様のものには同様の符号を付して
示している。
【0063】本実施の形態4の発光素子において、活性
層106fは、図19に示すように、n型多層膜105
aの上に、第2障壁層11、井戸層12及び第1障壁層
13をこの順に複数回繰り返し、最後(最上層)に第2
障壁層11を形成することにより構成している。そし
て、本実施の形態4では、特に第1障壁層13の組成を
AlZGa1-ZNにおいてAlの混晶比を0.30以上と
することにより、この第1障壁層13を設ける効果がさ
らに顕著に現れるようにしたことを特徴としている。す
なわち、本実施の形態4は、本発明において、第1障壁
層13を設けることの効果は、AlZGa1-ZN(0.3
0≦Z≦1)で表される第1障壁層13を成長させた
後、第2障壁層11の成長温度まで温度を上昇させたと
きにより顕著に表れることを見出しLED素子に適用し
たものである。
【0064】また、この第1の障壁層13を設けること
により得られる効果は、以下に説明するように第1障壁
層13の表面形態と大きな関連があることもわかった。
図14〜図17は第1障壁層13を820℃で形成後、
温度を1050℃まで昇温した際の第1障壁層13の表
面形態をAFM(原子間力顕微鏡)で観察したものであ
る。図14はAlの混晶比Z=0.15、図15はZ=
0.30、図16はZ=0.45、図17はZ=0.6
0であり、図を見てもわかるようにAlの混晶比がZ≧
0.30になると、第1障壁層13は表面が陥没または
層を貫通する複数の領域を有する網目構造となる。これ
は第1障壁層13であるAlGaNを低温で形成してい
るため、このAlGaNの結晶性および膜厚が不均一で
あり、第1障壁層13を成長後、第2障壁層11の成長
温度まで温度を上昇させたとき、AlGaNの結晶性の
悪いところまたは膜厚の薄いところで井戸層12の一部
のInが分解してしまい、第1障壁層13の表面が陥没
または層が貫通し、井戸層12の表面の一部などが露出
したものである。さらにこの陥没または貫通した領域は
第1障壁層13の表面積の1割以上となるAl混晶比Z
が0.30以上の時、駆動電圧が大きく低下させること
がわかった。この結果を図18のグラフに示す。図18
のグラフは、本発明の窒化物半導体LED素子における
Al混晶比に対する駆動電圧の変化を示すものである。
【0065】なお、本発明の実施の形態4における活性
層の各層の好ましい膜厚等は実施の形態1と同様であ
る。
【0066】尚、本実施の形態4では、多重量子井戸構
造について説明するが、この活性層106fの効果は単
一量子井戸の場合であっても同様に得られる。
【0067】本実施の形態4の活性層106fにおい
て、第1障壁層13のバンドギャップエネルギーは、図
20に示すように第2障壁層11のバンドギャップエネ
ルギーより大きく設定されかつ、第1障壁層13はかな
らず井戸層12を形成した後、井戸層12に接して形成
されている。なお、本実施の形態4では、最も好ましい
例として、第1障壁層13を全ての井戸層12の上にそ
れぞれ形成するようにしたが、本発明はこれに限られる
ものではなく、井戸層12と第2障壁層11の間の少な
くとも1箇所に第1障壁層13を含んでいればよい。
【0068】また、第1障壁層13の膜厚は第2障壁層
11の膜厚より薄く、一原子層以上100オングストロ
ーム以下とすることが好ましい。100オングストロー
ムより厚くなると、第1障壁層13と井戸層12との間
でミニバンドが形成されてしまい発光効率が悪くなって
しまうからである。従って、この第1障壁層13はでき
るだけ薄いことが望ましい。
【0069】また、第2障壁層11の膜厚は10オング
ストローム以上400オングストローム以下とすること
ができ、また井戸層12の膜厚は10オングストローム
以上70オングストローム以下にすることが好ましい。
【0070】また、本実施の形態4において、多層膜第
2クラッド層105aは、例えば、アンドープGaN層
とアンドープInGaN層からなる超格子構造のアンド
ープ層であり、発光出力を高くする目的で形成される。
n型クラッド層105は、実施の形態1と同様に構成す
ることにより、静電耐圧を向上させることができる。こ
のように、実施の形態4では、n側のクラッド層を、n
型クラッド層105と多層膜第2クラッド層105aに
よって構成することにより、発光出力を高くでき、かつ
静電耐圧を向上させることができる。
【0071】以上説明したように、本実施の形態4の発
光ダイオードは、活性層106fにおいて、第2障壁層
よりバンドギャップの大きいAlを比較的多く含む第1
障壁層を設けることにより、駆動電圧を下げることがで
き、n側のクラッド層を、n型クラッド層105とn型
第2クラッド層105aによって構成することにより、
発光出力を高くでき、かつ静電耐圧を向上させることが
できる。
【0072】以上の実施の形態4では、窒化物半導体L
ED素子を例に説明したが、本発明はLED素子に限ら
れるものではなく、窒化物半導体レーザ素子に適用して
同様の効果が得られる。
【0073】実施の形態5.次に、本発明に係る実施の
形態5の発光ダイオードについて説明する。本実施の形
態5の発光ダイオードは、図21に示すように、実施の
形態2の発光ダイオードにおいてさらに、n型クラッド
層105と活性層106cの間にInを含む窒化物半導
体からなるn側第2クラッド層21を形成し、p型クラ
ッド層107と活性層106cの間にInを含む窒化物
半導体からなるp側第2クラッド層22を形成した以外
は、実施の形態2の発光ダイオードと同様に構成され
る。
【0074】この実施の形態5において、n側第2クラ
ッド層21及びp側第2クラッド層22は、図21に示
すように活性層106cの両側に形成され、n型クラッ
ド層105とp型クラッド層107との格子定数の違い
に起因して活性層106cに生じる結晶性の悪化及び不
要な歪の発生等を防止している。従って、n側第2クラ
ッド層21及びp側第2クラッド層22は、n型クラッ
ド層105とp型クラッド層107との間で格子定数の
差がより大きい比較的Inの比率が高い活性層を形成す
る場合に特に効果的である。
【0075】より具体的に説明すると、n側第2クラッ
ド層21は、井戸層12を成長させるときに、Inが均
一になるように成長させるように作用し、これにより井
戸層における組成のゆらぎを低減させる効果がある。こ
れにより、特に、Inを比較的多く含む必要がある高混
晶の井戸層を含む活性層を有する発光素子の発光出力の
低下を防止することができる。この効果は、Inの比率
が比較的高い高混晶の井戸層12を繰り返し形成する必
要がある多重量子井戸構造の活性層106cを成長させ
るときに特に顕著である。ここで、n側第2クラッド層
21は、Inを含む一般式Inx6Ga1-x6Nで表される
窒化物半導体で構成することができ、上述の作用をより
効果的に発揮させるために、x6は、0.0025≦x
6≦0.1の範囲に設定することが好ましく、膜厚は、
1000Å〜5000Åの範囲に設定することが好まし
い。
【0076】また、p側第2クラッド層22は、活性層
106cの上にp型クラッド層107を形成した時に、
活性層106cとp型クラッド層107との格子定数の
差に起因して、活性層の井戸層に不要な歪が生じるのを
緩和する作用がある。この作用により、特に、Inを比
較的く含む必要がある高混晶の井戸層を含む活性層を有
する発光素子の発光出力の低下を防止することができ
る。この効果は、Inの比率が比較的高い高混晶の井戸
層12を繰り返し形成する必要がある多重量子井戸構造
の活性層106cを成長させるときに特に顕著である。
ここで、p側第2クラッド層21は、Inを含む一般式
Inx7Ga1-x7Nで表される窒化物半導体で構成するこ
とができ、上述の作用をより効果的に発揮させるため
に、x7は、0.005≦x7≦0.1の範囲に設定す
ることが好ましく、膜厚は、100Å〜1000Åの範
囲に設定することが好ましい。
【0077】図23は、本発明に係る実施の形態5の発
光ダイオードの波長λd(nm)に対する発光出力Po
(mW)を表すグラフであり、従来の発光ダイオードと
比較して示している。図23のグラフから明らかなよう
に、本実施の形態5の構成によれば、535nm以上の
波長領域において、発光出力の低下を防止できる。ここ
で、本発明の発光ダイオード及び従来の発光ダイオード
はそれぞれ、以下のように構成された素子を用いて評価
した。
【0078】本願発明の発光ダイオードの層構成は、 (1)バッファ層102;アンドープAlxGa1-xN,
100Å、 (2)アンドープGaN層103;GaN,1.5μ
m、 (3)n型コンタクト層104;SiドープGaN,
4.165μm、 (4)n型クラッド層105;アンドープGaN(30
00Å)/SiドープGaN(300Å)/アンドープ
GaN(50Å)の3層構造、 (5)n側第2クラッド層21;In0.005Ga
0.995N,3500Å、 (6)活性層106c;(GaNからなる第2障壁層7
0Å/InGaNからなる井戸層30Å/AlGaNか
らなる第1障壁層40Å)×4サイクル+GaNからな
る最上部層70Å、 (7)p側第2クラッド層22;MgドープIn0.014
Ga0.986N,200Å、 (8)p型クラッド層107;アンドープAl0.042
0.958N,2500Å、 (9)p型コンタクト層108;MgドープGaN,1
200Å、 からなる。
【0079】従来例の発光ダイオードの層構成は、 (1)バッファ層;アンドープAlxGa1-xN,100
Å、 (2)アンドープGaN層;GaN,1.5μm、 (3)n型コンタクト層;SiドープGaN,4.16
5μm、 (4)n型クラッド層;アンドープGaN(3000
Å)/SiドープGaN(300Å)/アンドープGa
N(50Å)の3層構造、 (5)バッファ超格子層;(GaN40Å/In0.13
0.87N20Å)×10+GaN40Å (6)活性層106c;(GaNからなる障壁層200
Å/InGaNからなる井戸層30Å)×4サイクル+
GaNからなる障壁層200Å、 (7)p側クラッド層;(MgドープAl0.16Ga0.84
N:40Å/MgドープIn0.03Ga0.97N:25Å)
×5+MgドープAl0.16Ga0.84N:40Å、 (8)アンドープAlGaN;アンドープAl0.05Ga
0.95N,2800Å、 (9)p型コンタクト層;MgドープGaN,1200
Å、 からなる。
【0080】以上の実施の形態5の発光ダイオードで
は、n側第2クラッド層21の上に、第2障壁層を最初
に形成するようにして活性層106cを形成したが、本
発明は、図22に示すように、n側第2クラッド層21
の上に、第1障壁層を最初に形成するようにした活性層
106dを用いて構成してもよい。以上のようにしても
実施の形態5と同様の作用効果が得られる。
【0081】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。念
のために言うが、本発明は以下の実施例に限定されるも
のではない。
【0082】(実施例1)実施例1の素子を作製するに
あたって、主表面がC面であるサファイア基板を基板1
01として用い、各層は有機金属気相成長方法(MOC
VD法)により成長が行われ、III族ガス源として、ト
リメチルガリウム(TMG)、トリエチルガリウム(T
EG)、トリメチルインジウム(TMI)およびトリメ
チルアルミニウム(TMA)がそれぞれGa,In,A
lの原料として用いられ、V族ガス源として、アンモニ
ア(NH3)がNの原料として用いられている。n型ド
ーパント源としてモノシラン(SiH4)が、p型ドー
パント源としてビスシクロペンタジエニルマグネシウム
(Cp2Mg)が各々用いられ、キャリアガスおよび副
流ガスとしてH2とN2が用いられる。まず、MOCVD
装置内にサファイアからなる異種基板101をセット
し、基板101をH2中で基板温度が約1140℃にな
るように加熱し、基板101の表面処理を行う。
【0083】基板の表面処理した後、基板101温度を
約510℃まで下げ、反応ガスにTMG、NH3を用
い、GaNからなるバッファ層102を約200Åの膜
厚で基板101上に形成する。
【0084】バッファ層102を形成した後、基板温度
を約1150℃まで上昇させ、反応ガスとしてTMG、
NH3を用い、アンドープGaN層103を約1.5μm
の膜厚でバッファ層102上に形成する。
【0085】さらに、アンドープGaN層103を形成
した後、反応ガスとしてTMG、NH3を用い、ドーパ
ントのSi源としてSiH4を用い、Siを5×1018
/cm 3ドープしたGaNよりなるn型コンタクト層1
04を約2μmの膜厚で形成する。
【0086】次に、n型コンタクト層104上にn型ク
ラッド層105を形成する。n型クラッド層105は、
n型クラッド第1層、第2層および第3層から構成され
る。n型クラッド第1層および第3層としてはアンドー
プGaN層を、反応ガスにTMG、NH3を用いて形成
する。n型クラッド第2層についてはSiを5×101 8
/cm3ドープしたSiドープGaN層を、ドーパント
のSi源としてSiH4をさらに用いて形成する。n型
クラッド第1層、第2層および第3層の膜厚は、それぞ
れ3000Å、300Å、50Åとする。
【0087】次に、基板温度を1000℃まで低下さ
せ、TMGの代わりに新たにTEG40cc/min、
NH3約3リットル/minを供給する。これにより、
膜厚約50ÅのアンドープGaNからなる第2障壁層1
1がn型コンタクト層104上に成長される。尚、第2
障壁層11をInx3Ga1-x3Nの3元混晶として形成す
る場合は、さらにTMAを適宜供給する。
【0088】次に、基板温度を750℃まで低下させ、
TEG4.5cc/min、NH3約3リットル/mi
n、さらにTMI40cc/minを供給する。これに
より、膜厚約35ÅのIn0.75Ga0.25Nからなる井戸
層12が第2障壁層11上に形成される。
【0089】そしてその後、基板温度を800℃に上昇
させ、第1障壁層13を成長させる。TEGを18cc
/min、NH3約3リットル/min、さらにTMA
4.5cc/minを供給する。これにより、膜厚約3
0ÅのAl0.2Ga0.8Nからなる第1障壁層13を井戸
層12上に成長させる。
【0090】上記の第1障壁層11、井戸層12、第1
障壁層13の成長工程を4回繰り返したのち、最後に、
基板温度を1000℃まで上昇させ、TEG40cc/
min、NH3約3リットル/minを供給する。これ
により、膜厚約50ÅのアンドープGaNからなる最上
部層14を最も上の第1障壁層13上に成長させる。こ
のようにして、多重量子井戸構造(MQW)の活性層1
06を形成する。
【0091】次に、最上部層14を形成した後、同温度
にて、反応ガスとしてTEG、NH 3、TMA、ドーパ
ント源としてCp2Mgを用い、MgドープAl0.1Ga
0.9Nからなるp型クラッド層107が約200Åの膜
厚で活性層106上に形成される。次に、950℃に温
度を下げて、反応ガスとしてTMG、NH3を用い、ア
ンドープGaNからなるp型コンタクト第1層をクラッ
ド層上に約1300Åの膜厚で形成させる。
【0092】さらに、p型のドーパント源のCp2Mg
を加え、MgドープGaNからなるp型コンタクト第2
層を約200Åの膜厚でp型コンタクト第1層上に形成
する。そして、反応装置内をN2で置換し約600℃の
温度にて5分間熱アニーリングを行う。この熱アニーリ
ングによりp型クラッド層107、p型コンタクト層1
08を高いキャリア濃度のp型層に変化させる。
【0093】次にn電極111を形成するため、n型コ
ンタクト層104が露出するまでエッチングを行い、エ
ッチングされたウェハ上の所定の位置にn電極111お
よびp電極112をそれぞれ形成する。
【0094】このようにして得られたIn0.75Ga0.25
Nからなる井戸層106を有し、発光色が黄色の発光ダ
イオードは、順方向電流(If)=20mAのもとで、
発光ピーク波長λd=590nm、半値幅=45nm、
発光出力=1.8mW、駆動電圧=3.2Vの測定結果
が得られた。
【0095】(実施例2)実施例2の発光ダイオード
は、活性層を以下のようにした以外は実施例1と同様で
ある。すなわち、実施例2では、n型クラッド層105
形成後、基板温度を1000℃まで低下させ、TMGの
代わりに新たにTEG40cc/min、NH3約3リ
ットル/minを供給する。これにより、膜厚約50Å
のアンドープGaNからなる第2障壁層11をn型コン
タクト層104上に成長させる。
【0096】次に、基板温度を750℃まで低下させ、
TEG4.5cc/min、NH3約3リットル/mi
n、さらにTMI40cc/minを供給する。これに
より、膜厚約35ÅのIn0.75Ga0.25Nからなる井戸
層12を第2障壁層11上に成長させる。
【0097】そして、基板温度を800℃に上昇させ、
第1障壁層13を成長させる。TEGを18cc/mi
n、NH3約3リットル/min、さらにTMA4.5
cc/minを供給する。これにより、膜厚約30Åの
Al0.2Ga0.8Nからなる第1障壁層13を井戸層12
上に成長させる。
【0098】その後、基板温度を1000℃まで上昇さ
せ、TEG40cc/min、NH 3約3リットル/m
inを供給する。これにより、膜厚約50Åのアンドー
プGaNからなる最上部層14を第1障壁層13上に成
長させる。このようにして、単一井戸構造の活性層10
6を形成する。
【0099】最上部層14形成後は、実施例1と同様
に、p型クラッド層107以降の層が順次形成される。
【0100】以上のようにして作製された実施例2の発
光ダイオードは、実施例1と同様の結果が得られた。
【0101】(第1障壁層に関する詳細説明)次に、多
重量子井戸構造を有する実施例1の発光ダイオードにお
いて、第1障壁層をAly2Ga1-y2NとしたときのAl
の混晶比を順次変化させた場合について説明する。図9
は、この時の混晶比y2に対する駆動電圧Vfとの関係
を示した図である。尚、ここでいう駆動電圧とは、発光
ダイオードを順方向電流If=20mAで駆動させるた
めに必要な駆動電圧をいう。図からわかるように発光素
子を電流値20mAで駆動させるために必要な電圧は、
y2<0.15では減少傾向にあるが、y2≧0.15
ではほぼ一定値になることがわかる。このことから第1
障壁層のAl混晶比増加による駆動電圧の低減への効果
は、y2≧0.15では飽和傾向にあることがわかる。
【0102】次に、図10に、多重量子井戸構造を有す
る上記実施例1の発光ダイオードにおける第1障壁層を
Aly2Ga1-y2NとしたときのAlの混晶比y2に対す
る発光出力の関係を示した図である。図からわかるよう
に、y2≧0.1の領域から、発光出力が大きく向上す
ることがわかる。
【0103】一般に、AlGaAsおよびInGaAs
Pのダブルヘテロ構造のレーザダイオードにおけるキャ
リア閉じ込めに必要なバンドギャップエネルギー差ΔE
g(=Eg1−Eg2)は、ΔEg≧0.3eVとされて
いる(光通信素子工学−受光・発光素子−、72頁8行
目〜14行目(米津宏雄氏著、工学図書株式会社出
版)。
【0104】また、特開平6−164055号公報にお
いて、InxAlyGa1-x-yN(0≦x、0≦y、x+
y≦1)からなる井戸層と障壁層(バリア層)を有する
半導体レーザも同様に、両者のバンドギャップエネルギ
ー差ΔEgは0.3eV以上とすることが好ましいと記
載されている。
【0105】これに対し、本実施例の発光ダイオードの
バンドギャップエネルギー差ΔEgをInxAlyGa
1-x-yNとしたときのバンドギャップエネルギーEgを下
式 Eg = 3.4 − 1.45x + 2.8y (eV) によって近似して概算すると、GaNからなる第2障壁
層11とIn0.75Ga0. 25Nからなる井戸層12とした
ときのΔEgは約1.1eVであり、さらにIn 0.75
0.25Nからなる井戸層12とAl0.2Ga0.8Nからな
る第1障壁層13としたときのΔEgに至っては約1.
6eVである レーザダイオードのキャリア閉じ込めは発光ダイオード
よりも高密度で行う必要があることから、レーザダイオ
ードに必要なΔEgは発光ダイオードに必要なΔEgよ
りも大きいことを考慮すると、本発明の発光ダイオード
における第2障壁層11および第1障壁層13は、井戸
層12に対し、一般に用いられている障壁層に比べて極
めて大きなバンドギャップエネルギー差を有しているこ
とがわかる。
【0106】第1障壁層13と井戸層12の間のΔEg
は、第1障壁層13のAlの混晶比y2および井戸層1
2のInの混晶比x1の値が小さい場合の組み合わせに
おいて最小となるが、発光出力の向上に大きな効果が見
られる下限値y2=0.1と、黄色として好ましい発光
波長を得るためのIn混晶比x1の下限値x1=0.6
としたx1、y2それぞれの下限値の組み合わせにおい
てもΔEgは約1.2eVと依然極めて大きいことがわ
かる。さらに、閾値電圧の低減に効果が見られる下限値
y2=0.15と、黄色として好ましい発光波長を得る
ためのIn混晶比x1の下限値x1=0.6としたx
1、y2それぞれの下限値の組み合わせにおいてもΔE
gは約1.3eVとさらに大きな値となる。
【0107】Inの混晶比x1が大きい井戸層12の上
にAlの混晶比y2が大きい第1障壁層13を形成する
ことによって、発光ダイオードの発光出力が大きく向上
する理由は、井戸層と障壁層との極めて大きなバンドギ
ャップエネルギー差によるものと考えられる。そこで、
我々は、種々の他の要因を取り除いて評価することを目
的とし、活性層106を第2障壁層11、井戸層12お
よび第1障壁層13を一層ずつ形成した段階のp型半導
体層のない中間的な素子状態でPL評価を行った。図1
1に示す通り、第1障壁層のAlの混晶比y2に対する
PL発光出力の関係においても、y2の値が0.12付
近から向上が見られた。このことから、本発明の黄色領
域の波長の光を発光する窒化物半導体層を有する発光ダ
イオードの発光出力を向上させるという効果は、井戸層
上にAlの混晶比y2を高く設定した第1障壁層を形成
することによって主に達成されていると考えられる。言
い換えれば、活性層における井戸層と障壁層との極めて
大きなバンドギャップエネルギー差による効果と言うこ
ともできる。
【0108】さらに、先の特開平6−164055号公
報において、InxAlyGa1-x-yN(0≦x、0≦
y、x+y≦1)からなる井戸層と障壁層(バリア層)
を有する半導体レーザの井戸層と障壁層(バリア層)と
の格子定数差は1%以下であることが好ましいと記載さ
れている。これに対し、井戸層In0.6Ga0.4Nと第1
障壁層Al0.1Ga0.9Nのそれぞれの格子定数は3.4
02Å、3.181Åであり、井戸層の格子定数に対す
る第1障壁層の格子定数差の比率は約6.5%となり、
特開平6−164055号公報において好ましいとされ
る格子定数差1%に比較して極めて大きい値となる。ま
た、井戸層In0.6Ga0.4Nと第1障壁層Al0.2Ga
0.8Nのそれぞれの格子定数は3.402Å、3.17
4Åであり、その格子定数差の比率は約6.7%とな
り、さらに大きい値となる。しかしながら、本発明者ら
は、本発明に係る第2障壁層を設けることによって、そ
の第2障壁層上に形成される井戸層の結晶性をより向上
させることができ、その井戸層上に格子定数差の大きい
第1障壁層を結晶性よく形成可能であることを見出さし
た。さらに、その第1障壁層上に再度第2障壁層を形成
することによって、結晶性を損なうことなく多重量子井
戸構造を形成することが可能となった。また、本発明を
別な側面から見れば、井戸層と第1障壁層との大きな格
子定数差に起因する格子歪みの効果ということもでき
る。
【0109】次に、本発明の黄色領域の光を発光する窒
化物半導体層を有する発光ダイオードと従来のAlGa
InPからなる発光ダイオードとの温度特性の比較を図
12に示す。図12中の窒化物半導体層を有する発光ダ
イオードは、本実施例に示したアンドープGaNからな
る第2障壁層11、In0.75Ga0.25Nからなる井戸層
と、Al0.2Ga0.8Nからなる第1障壁層13によって
多重量子井戸構造として構成される活性層106を有す
る発光ダイオードの例である。図12の温度特性は、駆
動電流If=20mAとしたときの発光出力として示さ
れている。図から本発明の窒化物半導体からなる発光ダ
イオードの方が、AlGaInPからなる発光ダイオー
ドと比較して、高温における発光出力の低下が小さいこ
とがわかる。
【0110】発光ダイオードから構成される信号機など
の表示器を屋外で用いる場合、太陽光線が強い状況にお
いて、発光ダイオードは視認性上大きな発光出力を確保
する必要がある。一般に、太陽光線が強い夏場といった
時期あるいは熱帯といった地域においては表示器内の温
度が非常に高温となることから、屋外で用いられる表示
器では高温にさらされた場合であっても発光出力の低下
が小さい発光素子によって構成されることが好ましい。
屋外の使用においては表示器内の温度が75℃に達する
ことも稀ではなく、AlGaInPからなる発光ダイオ
ードでは75℃における発光出力が室温である25℃の
約50%まで低下するが、本発明の窒化物半導体からな
る発光ダイオードでは、75℃における発光出力が25
℃における発光出力の80%以上を維持しており、発光
出力の低下を抑えることができる。
【0111】このことから、本発明の窒化物半導体から
なる発光素子は、同じ黄色領域の光を発光するAlGa
InPからなる発光ダイオードと比較して、優れた温度
特性を有していると言える。
【0112】(実施例3)図13は本発明の一実施例に
係る窒化物半導体LED素子の構造を示す模式的な断面
図である。以下、この図を元に実施例3について説明す
る。なお本発明の発光素子は図13の構造に限定される
ものではない。 (バッファ層202)2インチφ、C面を主面とするサ
ファイア上に公知の方法によって得られたGaN基板1
01(サファイア基板でもよい)をMOVPEの反応容
器内にセットし、TMGとアンモニアを用い、GaN基
板101上にGaNよりなるバッファ層102を約20
0オングストロームの膜厚で成長させる。
【0113】(アンドープGaN層103)バッファ層
102成長後、TMGのみ止めて、温度を1050℃ま
で上昇させる。1050℃になったら、同じく原料ガス
にTMG、アンモニアガスを用い、アンドープGaN層
103を1μmの膜厚で成長させる。
【0114】(n型コンタクト層104)続いて105
0℃で、同じく原料ガスにTMG、アンモニアガス、不
純物ガスにシランガスを用い、Siを3×1019/cm
3ドープしたGaNよりなるn型コンタクト層104を
4μmの膜厚で成長させる。
【0115】(n型クラッド層105)次にシランガス
のみを止め、1050℃で、TMG、アンモニアガスを
用い、アンドープGaNからなる第1層を3000オン
グストロームの膜厚で成長させ、続いて同温度にてシラ
ンガスを追加しSiを4.5×1018/cm3ドープし
たGaNからなる第2層を300オングストロームの膜
厚で成長させ、更に続いてシランガスのみを止め、同温
度にてアンドープGaNからなる第3層を50オングス
トロームの膜厚で成長させ、3層からなる総膜厚335
0オングストロームのn型クラッド層105を成長させ
る。
【0116】(n型多層膜層105a)次に、同様の温
度で、アンドープGaNよりなる第2の窒化物半導体層
を40オングストローム成長させ、次に温度を800℃
にして、TMG、TMI、アンモニアを用い、アンドー
プIn0.13Ga0.87Nよりなる第1の窒化物半導体層を
20オングストローム成長させる。そしてこれらの操作
を繰り返し、第2+第1の順で交互に10層づつ積層さ
せ、最後にGaNよりなる第2の窒化物半導体層を40
オングストローム成長さた超格子構造の多層膜よりなる
n型多層膜層105aを640オングストロームの膜厚
で成長させる。
【0117】(活性層106f)TMG、TMI、アン
モニア、シランガスを用い、1050℃でSiを5×1
17/cm3ドープしたIn0.1Ga0.9Nよりなる第2
障壁層11を200オングストロームの膜厚で成長さ
せ、続いて温度を820℃にして、TMG、TMI、ア
ンモニアを用い、In0.3Ga0.7Nよりなる井戸層12
を30オングストロームの膜厚で成長させる。さらにT
MG、TMA、アンモニアを用い、アンドープのAl
0.3Ga0.7Nよりなる第1障壁層13を10オングスト
ロームの膜厚で成長させる。この第2障壁層11、井戸
層12、第1障壁層13の3層構造をさらに4回繰り返
して積層し、最後に第2障壁層11を形成して、総膜厚
1400オングストロームの多重量子井戸(MQW)か
らなる活性層106fを成長させる。
【0118】(p型クラッド層107)次に、温度10
50℃でTMG、TMA、アンモニア、Cp2Mg(シ
クロペンタジエニルマグネシウム)を用い、Mgを5×
1019/cm3ドープしたp型Al0.2Ga0.8Nよりな
る第3の窒化物半導体層を40オングストロームの膜厚
で成長させ、続いて温度を800℃にして、TMG、T
MI、アンモニア、Cp 2Mgを用いMgを5×1019
/cm3ドープしたIn0.02Ga0.98Nよりなる第4の
窒化物半導体層を25オングストロームの膜厚で成長さ
せる。そしてこれらの操作を繰り返し、第3+第4の順
で交互に5層ずつ積層し、最後に第3の窒化物半導体層
を40オングストロームの膜厚で成長させた超格子構造
の多層膜よりなるp型クラッド層107を365オング
ストロームの膜厚で成長させる。
【0119】(p型コンタクト層108)続いて105
0℃で、TMG、アンモニア、Cp2Mgを用い、Mg
を1×1020/cm3ドープしたp型GaNよりなるp
型コンタクト層108を700オングストロームの膜厚
で成長させる。
【0120】反応終了後、温度を室温まで下げ、さらに
窒素雰囲気中、ウェーハを反応容器内において、700
℃でアニーリングを行い、p型層をさらに低抵抗化す
る。さらにアニーリング後、ウェーハを反応容器から取
り出し、最上層のp型コンタクト層108の表面に所定
の形状のマスクを形成し、RIE(反応性イオンエッチ
ング)装置でp型コンタクト層側からエッチングを行
い、図13に示すようにn型コンタクト層104の表面
を露出させる。
【0121】エッチング後、最上層にあるp型コンタク
ト層108のほぼ全面に膜厚200オングストロームの
NiとAuを含む透光性のp側電極210と、エッチン
グにより露出させたn型コンタクト層104の表面には
WとAlを含むn側電極211を形成してLED素子と
した。
【0122】このLED素子は順方向電圧20mAにお
いて、470nmの青色発光を示し、駆動電圧は3.0
Vであった。また、障壁層の成長温度まで昇温時の第1
障壁層13の表面形態は図15であった。
【0123】[比較例1]実施例3と比較するために活
性層を以下のようにしてLED素子を作製した。 (活性層)TMG、TMI、アンモニア、シランガスを
用い、1050℃でSiを5×1017/cm3ドープし
たIn0.1Ga0.9Nよりなる障壁層を200オングスト
ロームの膜厚で成長させ、続いて温度を820℃にし
て、TMG、TMI、アンモニアを用い、In0.3Ga
0.7Nよりなる井戸層を30オングストロームの膜厚で
成長させる。さらにこの障壁層、井戸層を4回繰り返し
て積層し、最後に障壁層を形成して、総膜厚1350オ
ングストロームの多重量子井戸(MQW)からなる活性
層を成長させる。以上のようにした他は実施例3と同様
に作製したところ発光ピークはブロードしており、駆動
電圧は3.8Vであった。
【0124】(比較例2)実施例3と比較するために活
性層を以下のようにしてLED素子を作製した。 (活性層)TMG、TMI、アンモニア、シランガスを
用い、1050℃でSiを5×1017/cm3ドープし
たIn0.1Ga0.9Nよりなる障壁層を200オングスト
ロームの膜厚で成長させ、続いて温度を820℃にし
て、TMG、TMI、アンモニアを用い、In0.3Ga
0.7Nよりなる井戸層を30オングストロームの膜厚で
成長させる。さらにバンドギャップエネルギーが障壁層
と井戸層との間にあるアンドープのIn0.15Ga0.85
よりなる第1障壁層13を10オングストロームの膜厚
で成長させる。この障壁層、井戸層、第1障壁層13の
3層構造をさらに4回繰り返して積層し、最後に障壁層
を形成して、総膜厚1400オングストロームの多重量
子井戸(MQW)からなる活性層を成長させる。以上の
ように第1障壁層13のバンドギャップエネルギーを障
壁層より小さく、井戸層よりも大きくした他は実施例3
と同様に作製したところ、駆動電圧は下がることなく
4.0Vであった。
【0125】(実施例4)実施例3において、活性層1
06fの第1障壁層13をAl0.45Ga0.55Nとした他
は同様にしてLED素子を作製した。このLED素子は
順方向電圧20mAにおいて、470nmの青色発光を
示し、駆動電圧は3.0Vであった。また、障壁層の成
長温度まで昇温時の第1障壁層13の表面形態は図16
であった。
【0126】(実施例5)実施例3において、活性層1
06fの第1障壁層13をAl0.60Ga0.40Nとした他
は同様にしてLED素子を作製した。このLED素子は
順方向電圧20mAにおいて、470nmの青色発光を
示し、駆動電圧は2.8Vであった。また、障壁層の成
長温度まで昇温時の第1障壁層13の表面形態は図17
であった。
【0127】(実施例6)実施例3において、活性層1
06fの第1障壁層13をAl0.15Ga0.85Nとした他
は同様にしてLED素子を作製した。このLED素子は
順方向電圧20mAにおいて、470nmの青色発光を
示し、駆動電圧は3.6Vであった。また、障壁層の成
長温度まで昇温時の第1障壁層13の表面形態は図14
であった。
【0128】(実施例7)実施例3において、活性層1
06fを以下のようにした。 (活性層207)TMG、TMI、アンモニア、シラン
ガスを用い、1050℃でSiを5×1017/cm3
ープしたIn0.1Ga0.9Nよりなる第2障壁層11を2
00オングストロームの膜厚で成長させ、続いて温度を
820℃にして、TMG、TMI、アンモニアを用い、
In0.8Ga0.2Nよりなる井戸層12を30オングスト
ロームの膜厚で成長させる。さらにTMG、TMA、ア
ンモニアを用い、アンドープのAl0.3Ga0.7Nよりな
る第1障壁層13を10オングストロームの膜厚で成長
させる。この第2障壁層11、井戸層12、第1障壁層
13の3層構造をさらに4回繰り返して積層し、最後に
第2障壁層11を形成して、総膜厚1400オングスト
ロームの多重量子井戸(MQW)からなる活性層207
を成長させる。以上のように井戸層12のInの混晶比
を0.8とした他は実施例3と同様にしてLED素子を
作製したところ、順方向電圧20mAにおいて、570
nmの黄色発光を示し、駆動電圧は2.9Vと、同条件
で第1障壁層13を形成しないときの駆動電圧3.7V
と比べて大きな低下が見られた。
【0129】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明を用いること
によって、窒化物半導体発光素子、特に黄色領域の波長
よりも長波長(550nm以上)の光を発光する窒化物
半導体発光素子の発光出力を向上することができる。さ
らに、黄色領域の波長の光を発光する窒化物半導体層の
上に形成される半導体層の結晶性を向上することができ
る。
【0130】特に上記効果は、第1障壁層におけるAl
の混晶比y2がy2≧0.1において顕著に現れる。さ
らに、y2≧0.15、より好ましくはy2≧0.2と
することで発光素子の閾値電圧の低減にも効果が見られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る実施の形態1の発光ダイオード
の模式的な断面図である。
【図2】 実施の形態1の活性層の構成を示す模式的な
断面図である。
【図3】 実施の形態1における一変形例の活性層の構
成を示す模式的な断面図である。
【図4】 実施の形態1における他の変形例の活性層の
構成を示す模式的な断面図である。
【図5】 本発明に係る実施の形態2の活性層の構成を
示す模式的な断面図である。
【図6】 実施の形態2における一変形例の活性層の構
成を示す模式的な断面図である。
【図7】 実施の形態2における他の変形例の活性層の
構成を示す模式的な断面図である。
【図8】 本発明に係る実施の形態3のレーザダイオー
ドの構成を示す模式的な断面図である。
【図9】 本発明に係る発光ダイオードにおける、第1
障壁層のAl混晶比y2に対する閾値電圧を示すグラフ
である。
【図10】 本発明に係る発光ダイオードにおける、第
1障壁層のAl混晶比y2に対する発光出力を示すグラ
フである。
【図11】 本発明に係る発光ダイオードの中間的な素
子状態における、第1障壁層のAl混晶比y2に対する
PL発光出力を示すグラフである。
【図12】本発明に係る発光ダイオードの温度特性と、
従来のAlGaInPからなる発光ダイオードの温度特
性とを比較して示すグラフである。
【図13】 本発明に係る実施の形態4の発光ダイオー
ドの構成を示す模式的な断面図である。
【図14】 本発明に係る発光ダイオードの第1障壁層
13(Al混晶比0.15)の表面形態を示したAFM
像である。
【図15】 本発明に係る発光ダイオードの第1障壁層
13(Al混晶比0.30)の表面形態を示したAFM
像である。
【図16】 本発明に係る発光ダイオードの第1障壁層
13(Al混晶比0.45)の表面形態を示したAFM
像である。
【図17】 本発明に係る発光ダイオードの第1障壁層
13(Al混晶比0.60)の表面形態を示したAFM
像である。
【図18】 本発明に係る発光ダイオードにおける、A
l混晶比Zに対する駆動電圧を示すグラフである。
【図19】 本発明に係る実施の形態4の発光ダイオー
ドの活性層の構成を模式的に示す断面図である。
【図20】 本発明に係る実施の形態4の発光ダイオー
ドの活性層とその近傍のエネルギーレベルを示す図であ
る。
【図21】 本発明に係る実施の形態5の発光ダイオー
ドの活性層の構成を模式的に示す断面図である。
【図22】 本発明に係る実施の形態5の変形例の活性
層の構成を模式的に示す断面図である。
【図23】 本発明に係る実施の形態5の発光ダイオー
ドにおける、波長に対する発光出力を示すグラフであ
る。
【符号の説明】
11・・・第2障壁層、 12・・・井戸層、 13・・・第1障壁層、 14・・・最上部層、 21・・・n側第2クラッド層、 22・・・p側第2クラッド層、 101、201・・・基板、 102、202・・・バッファ層、 103・・・アンドープGaN層、 104、203・・・n型コンタクト層、 105、204・・・n型クラッド層、 106、206・・・活性層、 107、208・・・p型クラッド層、 108、209・・・p型コンタクト層、 111、211・・・n電極、 112、212・・・p電極、 205・・・n型光ガイド層、 207・・・p型光ガイド層、 230・・・絶縁膜。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】n型半導体層とp型半導体層の間に活性層
    が形成された発光素子であって、 前記活性層は、Inを含むInx1Ga1-x1N(x1>
    0)からなる井戸層と、前記井戸層上に形成されるAl
    を含むAly2Ga1-y2N(y2>0)からなる第1障壁
    層とを含むことを特徴とする発光素子。
  2. 【請求項2】前記井戸層のIn混晶比x1が、0.6以
    上である請求項1の発光素子。
  3. 【請求項3】前記井戸層のIn混晶比x1は、該井戸層
    において530nm以上の波長の光を発光するように設
    定されている請求項1の発光素子。
  4. 【請求項4】前記第1障壁層のAl混晶比y2が0.1
    以上である請求項1乃至3のうちのいずれか1項に記載
    の発光素子。
  5. 【請求項5】前記第1障壁層のAl混晶比y2が0.1
    5以上である請求項1乃至3のうちのいずれか1項に記
    載の発光素子。
  6. 【請求項6】前記第1障壁層のAl混晶比y2が0.2
    以上である請求項1乃至3のうちのいずれか1項に記載
    の発光素子。
  7. 【請求項7】前記活性層は、Inx3Aly3Ga1-x3-y3
    N(0≦x3≦0.3、0≦y3≦0.1、x3+y3
    ≦0.3)からなる第2障壁層を含み、前記井戸層は前
    記第2障壁層上に形成される請求項1乃至6のうちのい
    ずれか1項に記載の発光素子。
  8. 【請求項8】前記第2障壁層はInx3Ga1-x3N(0≦
    x3≦0.3)からなる請求項7の発光素子。
  9. 【請求項9】前記活性層は、前記第2障壁層、前記井戸
    層、前記第1障壁層が複数層繰り返し形成された多重量
    子井戸構造である請求項7または8に記載の発光素子。
  10. 【請求項10】前記n型半導体層はキャリアを前記活性
    層に閉じ込めるためのn型クラッド層を有しかつ前記p
    型半導体層はキャリアを前記活性層に閉じ込めるための
    p型クラッド層を有してなり、 前記活性層と前記n型クラッド層との間に、Inを含む
    窒化物半導体からなるn側第2クラッド層を有し、 前記活性層と前記p型クラッド層との間に、Inを含む
    窒化物半導体からなるp側第2クラッド層を有する請求
    項1乃至9のうちのいずれか1項に記載の発光素子。
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