JP2002158708A - スイッチ装置、通信装置及び通信システム - Google Patents

スイッチ装置、通信装置及び通信システム

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JP2002158708A
JP2002158708A JP2001196919A JP2001196919A JP2002158708A JP 2002158708 A JP2002158708 A JP 2002158708A JP 2001196919 A JP2001196919 A JP 2001196919A JP 2001196919 A JP2001196919 A JP 2001196919A JP 2002158708 A JP2002158708 A JP 2002158708A
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士郎 瓜生
Hiroshi Tomonaga
博 朝永
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 大容量で高速なルーティングを行う。 【解決手段】 マトリクススイッチ21は、パケット内
に設けられた、出力方路情報を含むタグにもとづいて、
パケットのセルフルーティングを行う。セレクタ22−
1〜22−nは、マトリクススイッチ21のN個の出力
ポートP#1〜P#Nに対応して配置され、N:1のセ
レクト制御を行う。設定レジスタ23−1〜23−n
は、セレクタ22−1〜22−nが信号選択を行うため
のセレクト情報を保持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スイッチ装置、通
信装置及び通信システムに関し、特にパケットのルーテ
ィングを行うスイッチ装置、マルチキャスト通信を行う
通信装置及び多数の回線を収容して、通信制御を行う通
信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、インタ―ネットの急激な普及に伴
って、大容量で効率的なIP(Internet Protocol)ト
ラフィックの需要が急増しており、高速かつ大容量のル
ーティング装置の実現が望まれている。
【0003】ルーティング装置では、ネットワ―ク上の
目的アドレスまでの転送経路を選択する際、マルチキャ
スト通信などを行う場合には、パケットコピーの動作を
伴う。
【0004】従来のパケットコピー技術では、まず、受
信したパケットを一度バッファへ蓄積する。そして、パ
ケット内の識別子をキ―に、あらかじめ用意してあるル
ーティングテーブルから出力方路を検索する。その後、
取得した出力方路情報にしたがってバッファからの読み
出しを行うことで、1つのパケットを複数の出力方路へ
送信していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のような
従来のパケットコピーを行うルーティング装置では、大
容量のトラフィックを高速で処理する場合、非常に多数
の回線を収容する必要があるため、パケットタイプや出
力方路毎に装備するキュ―が膨大な数になり、また、ル
ーティングテーブルも大規模になってしまうといった問
題があった。
【0006】一方、IPフレームのルーティングを行う
場合、可変長のフレームが入力するため、Packet by Pa
cketの処理ではなく、フレームを意識した処理を行わな
ければならない。
【0007】すなわち、ATMの固定長パケット(セ
ル)を対象にするPacket by Packetの処理では、セルに
は最初から行き先アドレスが示されているので、ルーテ
ィング時に送信順序の逆転が生じてもよく、セルを独立
に扱うことができる。
【0008】ところが、IPトラフィックの場合、可変
長フレームを固定長パケットに分割してルーティングす
る際に、分割時のパケットの順序を保証する必要がある
ため、パケットを独立して扱うことができない。
【0009】このように、IPトラフィックのマルチキ
ャスト等の処理を行う場合、装置内では、可変長フレー
ムを固定長パケットに分割して扱うために、バッファへ
の蓄積・読み出し時に、フレーム生成時のパケットの連
続性を保証する必要がある。さらに、その上にマルチキ
ャスト通信等を考慮すると、従来技術ではバッファのア
ドレス管理が非常に複雑になってしまい、高速処理の妨
げになるといった問題があった。
【0010】本発明では、このような点に鑑みてなされ
たものであり、大容量で高速なルーティングを行うスイ
ッチ装置を提供することを目的とする。また、本発明の
他の目的は、効率よく再帰的なマルチキャストを行う通
信装置を提供することを目的とする。
【0011】さらに、本発明の他の目的は、大容量で高
速なルーティングを行い、かつ効率よく再帰的なマルチ
キャストを行う通信システムを提供することを目的とす
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明では上記課題を解
決するために、図1に示すような、パケットのルーティ
ングを行うスイッチ装置2において、パケット内に設け
られた、出力方路情報を含むタグにもとづいて、パケッ
トのセルフルーティングを行うマトリクススイッチ21
と、マトリクススイッチ21のN個の出力ポートP#1
〜P#Nに対応して配置したN:1のセレクタ22−1
〜22−nと、セレクタ22−1〜22−nが信号選択
を行うためのセレクト情報を保持する設定レジスタ23
−1〜23−nと、から構成されるパケットコピー部2
0と、を有することを特徴とするスイッチ装置2が提供
される。
【0013】ここで、マトリクススイッチ21は、パケ
ット内に設けられた、出力方路情報を含むタグにもとづ
いて、パケットのセルフルーティングを行う。セレクタ
22−1〜22−nは、マトリクススイッチ21のN個
の出力ポートP#1〜P#Nに対応して配置したN:1
のセレクタである。設定レジスタ23−1〜23−n
は、セレクタ22−1〜22−nが信号選択を行うため
のセレクト情報を保持する。
【0014】また、図7に示すような、パケット通信を
行う通信装置50において、入力した可変長のフレーム
を固定長の複数のパケットに分割し、フレームのマルチ
キャストを行う場合には、先頭パケットのみに、マルチ
キャストを行う旨のマルチキャスト識別情報を、マルチ
キャスト情報として付与するマルチキャスト情報付与手
段11と、入力回線側からのパケットまたはループバッ
クされたパケットのいずれかを選択するパケット選択手
段12と、選択されたパケットのマルチキャスト識別情
報を認識して出力方路を検索し、出力方路情報を含むタ
グの変換を行うタグ変換手段13と、から構成される入
力回線インタフェース部1と、パケットを格納するパケ
ットバッファに対し、フレーム連続性を保証するスケジ
ューリングを行って、パケットの書き込み及び読み出し
を行うスケジューリング処理手段32と、パケットバッ
ファから読み出されたパケットを、入力回線インタフェ
ース部1へループバックするループバック手段33と、
パケットを結合してフレームを生成し、該当する出力方
路から出力するパケット結合手段34と、から構成され
る出力回線インタフェース部3と、を有することを特徴
とする通信装置50が提供される。
【0015】ここで、マルチキャスト情報付与手段11
は、入力した可変長のフレームを固定長の複数のパケッ
トに分割し、フレームのマルチキャストを行う場合に
は、先頭パケットのみに、マルチキャストを行う旨のマ
ルチキャスト識別情報を、マルチキャスト情報として付
与する。パケット選択手段12は、入力回線側からのパ
ケットまたはループバックされたパケットのいずれかを
選択する。タグ変換手段13は、選択されたパケットの
マルチキャスト識別情報を認識して出力方路を検索し、
出力方路情報を含むタグの変換を行う。スケジューリン
グ処理手段32は、パケットを格納するパケットバッフ
ァに対し、フレーム連続性を保証するスケジューリング
を行って、パケットの書き込み及び読み出しを行う。ル
ープバック手段33は、パケットバッファから読み出さ
れたパケットを、入力回線インタフェース部1へループ
バックする。パケット結合手段34は、パケットを結合
してフレームを生成し、該当する出力方路から出力す
る。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は本発明のスイッチ装置の原
理図である。スイッチ装置2は、マトリクススイッチ2
1とパケットコピー部20から構成され、パケットのル
ーティングを行う。
【0017】マトリクススイッチ21は、N×Nのマト
リクス状のスイッチであり、N本の入力ラインiL#1
〜iL#Nと接続し、N個の出力ポートP#1〜P#N
を持つ。
【0018】そして、入力ラインiL#1〜iL#Nか
ら送られてきた入力パケットに対し、パケット内に設定
された、出力方路情報(パケットが向かうべき、1つの
出力先が示された情報)を含むタグ(TAG)にもとづい
て、パケットのセルフルーティングを行い、該当するポ
ートP#1〜P#Nからパケットを出力する。
【0019】パケットコピー部20は、セレクタ22−
1〜22−nと設定レジスタ23−1〜23−nから構
成される。セレクタ22−1〜22−nは、マトリクス
スイッチ21のN個の出力ポートP#1〜P#Nに対応
して配置しており、入力数:出力数がN:1のセレクタ
である。すなわち、各セレクタの入力側は、ポートP#
1〜P#Nのすべてと接続し、各セレクタの出力側は、
出力ラインoL#1〜oL#Nのそれぞれと接続する。
【0020】設定レジスタ23−1〜23−nは、セレ
クタ22−1〜22−nが信号選択を行うためのセレク
ト情報を保持し、セレクタ22−1〜22−nに対して
信号選択指示を行う。なお、セレクト情報は、上位のソ
フトウェアから指示される。
【0021】このように、パケットコピー部20では、
ポートP#1〜P#Nから入力されたパケットを、N列
に配置したすべてのセレクタ22−1〜22−nに入力
し、上位からの指示にもとづいて、各セレクタにてポー
トを選択してパケットを出力する。
【0022】このようなスイッチ装置2の構成により、
入力するすべてのパケットに対してコピーを行うことが
可能になる。例えば、ポートP#1からのパケットを、
出力ラインoL#1〜oL#3から出力する場合、設定
レジスタ23−1〜23−3では、上位から指示された
ポートP#1の識別子を保持する。
【0023】そして、セレクタ22−1〜22−3は、
この設定にしたがって、信号を選択することにより、マ
トリクススイッチ21にてポートP#1にセルフルーテ
ィングされたすべてのパケットが、パケットコピー部2
0にて出力ラインoL#1〜oL#3から出力されるこ
とになる。
【0024】次にスイッチ装置2が実現するAPS(Au
tomatic Protection Switching)制御について説明す
る。APSとは、第1の系と第2の系の両系から入力さ
れるデータに対し、1つの共通制御部(ここではスイッ
チ装置2に該当)でいずれか一方の系のデータだけを取
り込んで処理し、第1の系と第2の系の両系から、処理
後のデータを出力する機能のことをいう。
【0025】図2はPer−Line収容時のAPSを示す図
である。スイッチ装置2に対し、入力側のWorkingとPro
tectionそれぞれに回線インタフェース部100a、1
00bが設けられ、出力側のWorkingとProtectionそれ
ぞれに回線インタフェース部300a、300bが設け
られる。そして、ラインL#1(ACT)はWorking
に、ラインL#1(SBY)はProtectionに収容されて
いる。
【0026】このような構成上でのAPS制御では、ま
ずラインL#1(SBY)からのパケットは、回線イン
タフェース部100bによって廃棄され、スイッチ装置
2にはラインL#1(ACT)からのパケットのみが入
力される。
【0027】その後、スイッチ装置2内で、セルフルー
ティング、パケットコピーが実行されて、Workingの回
線インタフェース部300a及びProtectionの回線イン
タフェース部300bから同一パケットが出力される。
【0028】図3はMulti−Line収容時のAPSを示す
図である。Multi−Line収容として、4回線収容の場合
を示している。スイッチ装置2に対し、入力側のWorkin
gとProtectionそれぞれに回線インタフェース部100
c、100dが設けられ、出力側のWorkingとProtectio
nそれぞれに回線インタフェース部300c、300d
が設けられる。
【0029】ラインL#1(ACT)、ラインL#2
(SBY)、ラインL#3(ACT)、ラインL#4
(SBY)はWorkingに、ラインL#1(SBY)、ラ
インL#2(ACT)、ラインL#3(SBY)、ライ
ンL#4(ACT)はProtectionに収容されている。
【0030】このような構成上でのAPS制御では、ラ
インL#2(SBY)とラインL#4(SBY)からの
パケットは、回線インタフェース部100cによって廃
棄され、WorkingからはラインL#1(ACT)とライ
ンL#3(ACT)からのパケットのみが入力される。
【0031】また、ラインL#1(SBY)とラインL
#3(SBY)からのパケットは、回線インタフェース
部100dによって廃棄され、Protectionからはライン
L#2(ACT)とラインL#4(ACT)からのパケ
ットのみが入力される。
【0032】その後、スイッチ装置2内で、セルフルー
ティング、パケットコピーが実行されて、Workingの回
線インタフェース部300c及びProtectionの回線イン
タフェース部300dから同一パケットが出力される。
【0033】このように、Per−Line収容、Multi−Line
収容にかかわらず、コピーされたパケットを、入力側で
廃棄した系と同一の出力側の系にも出力することで、A
PS制御が実現される。
【0034】次に装置二重化制御について説明する。上
記のAPSでは回線インタフェース部の入力段でパケッ
トが廃棄されているが、装置二重化制御ではスイッチ装
置2の入力段でパケットが廃棄される。
【0035】図4は装置二重化制御を示す図である。ス
イッチ装置2に対し、入力側のWorkingとProtectionそ
れぞれに回線インタフェース部101−1〜101−
m、102−1〜102−mが設けられ、出力側のWork
ingとProtectionそれぞれに回線インタフェース部30
1−1〜301−m、302−1〜302−mが設けら
れる。
【0036】Protection配下のラインからのパケット
は、スイッチ装置2の入力段で廃棄される。そして、Wo
rking配下のラインのパケットに関してのみ、スイッチ
装置2へ入力される。
【0037】その後、スイッチ装置2内で、セルフルー
ティング、パケットコピーが実行されて、Workingの回
線インタフェース部301−1〜301−m及びProtec
tionの回線インタフェース部302−1〜302−mか
らパケットが出力される。
【0038】次にスイッチ装置2が実現するSNOP
(Snooping of Outgoing Port)制御について説明す
る。SNOPとは、共通制御部で処理を行った後、通常
の出力方路の他に、試験機へつながる方路にもパケット
を出力する機能のことをいう。このSNOP制御によ
り、運用中に装置の動作状態を把握することができる。
【0039】図5はSNOPを示す図である。スイッチ
装置2に対し、入力方路側に回線インタフェース部10
3−1〜103−nが設けられ、出力方路側に回線イン
タフェース部303−1〜303−nが設けられる。ま
た、回線インタフェース部304の出力は試験機310
へと接続している。
【0040】このような構成に対し、全入力N方路から
のパケットは、スイッチ装置2に入力し、スイッチ装置
2内で、セルフルーティング、パケットコピーが実行さ
れる。そして、回線インタフェース部303−1〜30
3−nから出力N方路へパケットが出力される。また、
回線インタフェース部304を介して、コピーされたパ
ケットが試験機310へ送信される。
【0041】以上説明したように、本発明のスイッチ装
置2は、N×Nのマトリクススイッチ21とパケットコ
ピー部20を設けて、セルフルーティング及びパケット
コピー処理を行う構成とした。
【0042】これにより、多数の回線を収容した場合で
も、大規模なキュ―やルーティングテーブルを設置する
必要がないので、ハードウェア量を軽減でき、高速かつ
大容量のルーティングを行うことが可能になる。また、
本発明のスイッチ装置2の構成により、APS制御、装
置二重化制御、SNOP制御を容易に実現することが可
能になる。
【0043】次に本発明の通信システムについて説明す
る。図6は通信システムの構成を示す図である。通信シ
ステム5は、入力回線インタフェース部1−1〜1−n
(総称して、入力回線インタフェース部1)と、入力バ
ッファ41−1〜41−n(総称して、入力バッファ4
1)と、出力回線インタフェース部3−1〜3−n(総
称して、出力回線インタフェース部3)と、出力バッフ
ァ42−1〜42−n(総称して、出力バッファ42)
と、スイッチ部2(上述のスイッチ装置2に該当)とか
ら構成される。
【0044】なお、入力回線インタフェース部1−1〜
1−nはそれぞれ、入力方路iHW#1〜iHW#Nと
接続し、出力回線インタフェース部3−1〜3−nはそ
れぞれ、出力方路oHW#1〜oHW#Nと接続する。
【0045】図7は入力/出力回線インタフェース部の
構成を示す図である。同一番号の入力方路と出力方路に
対する、入力回線インタフェース部と出力回線インタフ
ェース部は、ハードウェアの構成上、同じ1つのLSI
(本発明の通信装置に該当する)上に展開される。
【0046】例えば、図6で、入力回線インタフェース
部1−1と出力回線インタフェース部3−1は、1つの
LSI中に含まれる。他の回線インタフェース部も同様
である。
【0047】通信装置50の入力回線インタフェース部
1に対し、マルチキャスト情報付与手段11は、入力し
た可変長のフレームを固定長の複数のパケットに分割
し、フレームのマルチキャストを行う場合には、先頭パ
ケットのみにマルチキャスト情報として、マルチキャス
トを行う旨のマルチキャスト識別情報を付与する(マル
チキャストを行うか否かの1ビット情報である)。
【0048】パケット選択手段12は、マルチキャスト
情報付与手段11から出力されたパケット、または出力
回線インタフェース部3からループバックされてきたパ
ケットのいずれか一方を選択し、タグ変換手段13へ送
信する。
【0049】タグ変換手段13は、パケット選択手段1
2から出力されたマルチキャスト対象のパケット(以
下、マルチキャストパケットと呼ぶ)に対し、マルチキ
ャスト識別情報を認識し、出力方路を後述の検索テーブ
ルを用いて検索する。そして、パケットのタグを、検索
した出力方路情報を含むタグに変換する(すなわち、旧
タグが付いていたらこれを落とし、次の出力先の出力方
路を示す新タグをあらたに付加するということ)。
【0050】通信装置50の出力回線インタフェース部
3に対し、ヘッダ抽出手段31は、スイッチ部2でルー
ティングやコピー処理されたパケットを受信して、パケ
ットからヘッダを抽出する。
【0051】スケジューリング処理手段32は、パケッ
トを格納するパケットバッファを有し、フレーム連続性
(フレーム生成時のパケットの連続性)を保証するスケ
ジューリングを行って、パケットの書き込み及び読み出
しを行う。このスケジューリング処理により、パケット
のインターリーブを回避できる。
【0052】ループバック手段33は、パケットバッフ
ァから読み出されたパケットを、入力回線インタフェー
ス部1へループバックする。パケット結合手段34は、
パケットを結合してフレームを生成し、該当する出力方
路からパケットを出力する。
【0053】次にマルチキャスト情報付与手段11につ
いて説明する。図8はマルチキャスト情報付与手段11
の構成を示す図である。マルチキャスト情報付与手段1
1は、分岐手段11a、分割バッファ手段11b、ヘッ
ダ生成手段11c、パケット生成手段11dから構成さ
れる。
【0054】分岐手段11aは、入力方路iHWから送
られてきた可変長フレーム(マルチキャスト対象のフレ
ームとする)を受信し、ペイロード部分とヘッダ部分に
分岐する。そして、ペイロード部分は、分割バッファ手
段11bへ、ヘッダ部分はヘッダ生成手段11cへ送信
する。なお、以降では、マルチキャスト対象のフレーム
をマルチキャストフレームと呼ぶ。
【0055】分割バッファ手段11bは、ペイロードを
蓄積し、分割して出力する。ここで、ペイロードの分割
バッファ手段11bへの書き込みは、パリティチェッ
ク、フレーム長チェックが正常確認された後に書き込み
完了となり、完了時にはバッファ書き込み完了フラグを
セットする。
【0056】ヘッダ生成手段11cは、バッファ書き込
み完了フラグがセットされた時に、ヘッダ内にあるパケ
ットを識別するためのパケット識別子(以下、PID)
を検索キーとして、マルチキャスト識別テーブルT1よ
り、1ビットのマルチキャスト識別情報mIDを獲得す
る。また、これらの処理と並行して、ヘッダ内の各種情
報にもとづいて、固定長パケット用のヘッダを生成す
る。
【0057】パケット生成手段11dは、分割バッファ
手段11bで分割されたペイロードと、ヘッダ生成手段
11cから送信される固定長パケット用のヘッダ及びマ
ルチキャスト識別情報mIDを受信して、固定長のパケ
ットを生成する。
【0058】また、マルチキャスト識別情報mIDは、
先頭パケットのみに付与し(先頭パケットのペイロード
領域に格納させる)、フレームの先頭パケットを示す識
別子はパケットのヘッダ内に格納される。
【0059】次にタグ変換手段13について説明する。
図9はタグ変換の様子を示す図である。タグ変換手段1
3は、マルチキャスト対象のフレームを分割して生成さ
れた1フレームを構成する固定長パケット群(固定長パ
ケットPKとする)を受信する。また、このときの先頭
パケットから、マルチキャスト識別情報mIDを取得す
る。
【0060】タグ変換手段13は、マルチキャスト識別
情報mIDにより、マルチキャストパケット(マルチキ
ャストフレーム)であることを認識すると、タグ変換手
段13内に設置された検索テーブルT2を用いて、固定
長パケットPKが出力されるべき出力方路を検索する。
【0061】この場合、受信した固定長パケットPKが
何番の回線番号から流れてきたものかは、上位からタグ
変換手段13に通知されるので、検索動作としては、タ
グ変換手段13は最初に、自回線番号より後ろの最若番
回線から検索を開始する。例えば、自回線番号が#7な
らば検索テーブルT2の回線番号#8以降から検索を開
始する。
【0062】そして、マルチキャスト対象フラグに
“1”が立っている回線番号が、出力方路となる。例え
ば、図では回線番号#82に“1”が立っているので、
固定長パケットPKは、回線番号#82の出力方路から
出力されることになる。
【0063】タグ変換手段13は、上記のような検索を
して得た出力方路情報である新しいタグを、固定長パケ
ットPKに付与する。ここでは、TAG=82の出力方
路情報を含むタグを固定長パケットPKに付与する。
【0064】また、検索手順としては、自回線番号より
後ろの最若番回線から検索を順に開始した後は、最後に
自回線番号に戻るようにする。例えば、自回線番号が#
7なら、回線番号#8から#Nまで順に検索を開始し、
次に回線番号#1に戻って最後に自回線番号#7の検索
を行う。
【0065】さらに、検索テーブルT2を引いての検索
処理は、マルチキャスト識別情報mIDを含む先頭パケ
ットを認識した時のみに行えばよく、後続の分割パケッ
トには、検索して得た結果を含むタグを、順次書き換え
ていけばよい。
【0066】このように、上記の説明では、マルチキャ
スト情報付与手段11がマルチキャスト識別情報mID
を付与し、タグ変換手段13が検索テーブルT2を用い
て出力方路を検索することで、マルチキャスト方路にパ
ケットを転送する構成とした。
【0067】次にマルチキャスト方路にパケットを転送
する他の実施の形態について説明する。他の実施の形態
では、マルチキャスト情報付与手段11が、マルチキャ
スト情報として、マルチキャスト識別情報mIDに加え
て、マルチキャストすべき方路が示されたマルチキャス
ト方路情報を付与する。マルチキャスト方路情報とは、
検索テーブルT2の内容と同じであり、マルチキャスト
すべき出力方路にビットが立っているビットマップ情報
のことである。
【0068】このマルチキャスト方路情報を、マルチキ
ャスト元の入力回線インタフェース部1で、先頭パケッ
トに最初の段階で付与する。そして、通過ブロックでの
タグ変換手段13では、このマルチキャスト方路情報に
もとづいてタグ変換していく。このような構成により、
マルチキャスト方路にパケットを転送する制御を行って
もよい。
【0069】また、このような制御を行う場合、転送中
にマルチキャスト方路情報に誤りが発生する可能性があ
る。したがって、マルチキャスト方路情報の付与時に
は、CRC(Cyclic Redundancy Check)等の誤り訂正
符号も同時に付与する。これにより、タグ変換手段13
では、マルチキャスト方路情報の正常性をチェックする
ことができる。
【0070】次にヘッダ抽出手段31について説明す
る。図10はヘッダ抽出手段31の動作手順を示すフロ
ーチャートである。 〔S1〕受信したマルチキャストフレームの先頭パケッ
トから、ペイロード領域に格納されているマルチキャス
ト識別情報mIDを取得する。 〔S2〕取得したマルチキャスト識別情報mIDに対し
て、ビット=1であるならば、マルチキャストフラグを
セットし、後述の書き込み制御手段にマルチキャスト識
別情報等が含まれるヘッダ情報を転送する。 〔S3〕同一フレーム内の先頭以外のパケットについて
は、マルチキャストフラグにしたがって、書き込み制御
手段にヘッダ情報を転送する。
【0071】次にスケジューリング処理手段32につい
て説明する。図11はスケジューリング処理手段32の
構成を示す図である。スケジューリング処理手段32
は、パケットバッファ32a、書き込み制御手段32
b、フレーム組立て手段32c、読み出し制御手段32
dから構成される。
【0072】また、書き込み制御手段32bは、空きア
ドレスキューQ1を含み、フレーム組立て手段32c
は、ユニキャスト用キューQ2とマルチキャスト用キュ
ーQ3を含み、読み出し制御手段32dは、ユニキャス
ト用キューQ4とマルチキャスト用キューQ5を含む。
なお、ここでのユニキャスト用とは回線出力側を、マル
チキャスト用とはループバック側を対象にしたものであ
る。
【0073】書き込み制御手段32bは、ヘッダ抽出手
段31から送信されたヘッダ情報にもとづいて、パケッ
トバッファ32aへのパケット書き込みが可能であるか
否かを判断する。書き込み可能であれば、空きアドレス
キューQ1よりWA(WriteAddress)を取得し、パケッ
トバッファ32aと、フレーム組立て手段32cへWA
を送信する。
【0074】パケットバッファ32aは、受信したWA
にしたがって、ヘッダ抽出手段31から送信されたパケ
ットを書き込む。フレーム組立て手段32cは、空きア
ドレスキューQ1からのWAにしたがって、ユニキャス
ト用キューQ2においてWAのチェーンを形成させる。
そして、1フレーム分のWAのキューイングが完了した
時点で、組立て情報を読み出し制御手段32dへ送信す
る。すなわち、1フレーム分の各パケットのWAがキュ
ーイングされたら、1フレームの組立てが完了したもの
として、これらのWAを組立て情報として送信する。
【0075】読み出し制御手段32dは、組立て情報を
受信すると、ループバックを行う場合、マルチキャスト
用キューQ5において、SGRP(scheduling group)
毎に、組立て情報であるWAにもとづいて、WAチェー
ンを形成させる。
【0076】そして、ユニキャスト用キューQ4からの
RA(Read Address)の発行がなく、かつ後述のループ
バック手段33からのバックプレッシャ通知(後述のル
ープバックFIFOがfullの時に出力される信号)
がない場合に、マルチキャスト用キューQ5は、パケッ
トバッファ32aへRAを送信する。
【0077】すなわち、マルチキャスト用キューQ5で
形成したWAチェーンをRAとして用いることで、パケ
ットバッファ32aに書き込まれた1フレーム分のパケ
ットの読み出し制御を行う。また、このRAを、パケッ
トバッファ32aから読み出し制御を行ったことを示す
読み出し情報として、フレーム組立て手段32cへ送信
する。
【0078】パケットバッファ32aは、マルチキャス
ト用キューQ5からのRAにしたがって、パケットの読
み出しを行い、ループバック手段33へパケットとルー
プバック情報(ループバックされたパケットであるか否
かを知らせる信号)を送信する。なお、この場合のパケ
ットは、ループバック・パケットである。
【0079】フレーム組立て手段32cは、読み出し情
報を受信すると、マルチキャスト用キューQ3におい
て、SGRP毎に、読み出し情報であるRAを再度WA
としてWAのチェーンを形成させる。そして、1フレー
ム分のWAのキューイングが完了した時点で、これを組
立て情報として読み出し制御手段32dへ送信する 読み出し制御手段32dは、組立て情報を受信すると、
ユニキャストを行う場合、ユニキャスト用キューQ4に
おいて、組立て情報であるWAからWAチェーンを形成
させる。そして、WAチェーンの形成後、ユニキャスト
用キューQ4は、WAチェーンをRAとして、パケット
バッファ32aへ送信する。また、このRAを読み出し
情報として書き込み制御手段32bへ送信する。
【0080】パケットバッファ32aは、読み出し制御
手段32dから受信したRAにしたがって、パケットの
読み出しを行い、ループバック手段33へパケットとル
ープバック情報を送信する。
【0081】書き込み制御手段32bでは、読み出し情
報を受信すると、1フレーム分のパケットの回線側出力
及びループバック側出力のそれぞれに対するスケジュー
リング制御が完了したものとして、該当するRAに対応
するWAの解放を行う。そして、空きアドレスキューQ
1のWAチェーンを更新する。
【0082】なお、読み出し制御手段32dは、ループ
バック手段33からバックプレッシャ通知を受信した場
合には、パケットバッファ32aからのパケット読み出
しを停止する。これにより、後述のループバックFIF
Oの輻輳を軽減できる。
【0083】なお、スケジューリング処理手段32は、
上記で説明したスケジューリング処理を、QOS(Qual
ity Of Service)クラスにしたがって、優先度の高いも
のから行うことで、QOSを保証した制御を行うことも
可能である。
【0084】次にループバック手段33について説明す
る。図12はループバック手段33の構成を示す図であ
る。ループバック手段33は、振り分け手段33a、ル
ープバックFIFO33b、フレームカウンタ33cか
ら構成される。
【0085】振り分け手段33aは、スケジューリング
処理手段32からのループバック情報にもとづいて、パ
ケットをループバックFIFO33b、または後述のパ
ケット結合手段34のいずれかへ送信する。
【0086】例えば、ループバック情報が“1”なら
ば、受信したパケットが、ループバックされたものであ
ることを示し、振り分け手段33aは、ループバックF
IFO33bへ送信する。また、ループバック情報が
“0”ならば、受信したパケットが、ループバックされ
たものでないことを示し、パケット結合手段34へ送信
する。
【0087】ループバックFIFO33bは、パケット
を受信すると、フレームの先頭パケット及び中間パケッ
トに対しては、FIFOへ書き込む際に、WP(Write
Pointer)とRP(Read Pointer)との比較により、FI
FOのfull状態をチェックする。そして、full
状態の場合には、FIFO−fullフラグをセット
し、スケジューリング処理手段32へバックプレッシャ
通知を送信する。また、full状態でなければFIF
Oへ書き込む。
【0088】一方、フレームの最終パケットを書き込む
場合は、上記のfull状態時の動作のほかに、フレー
ムエンドフラグ及び存在フラグをセットして、後述のパ
ケット選択手段12へそれらを送信し、フレームカウン
タ33cをインクリメントする。
【0089】ループバックFIFO33bからのパケッ
トの読み出しについては、後述のパケット選択手段12
からのフレーム読み出し許可通知を契機に、1フレーム
分のパケットを連続的に読み出す。
【0090】また、フレームの先頭パケット及び中間パ
ケットの読み出し時では、フレームエンドフラグをリセ
ットし、RPとWPとの比較により、FIFOのful
l状態をチェックし、full状態でなければFIFO
のfullフラグをリセットする。
【0091】フレームの最終パケットを読み出す場合
は、RPの更新/full状態チェックは先頭/中間パ
ケットと同様に行い、さらにフレームエンドフラグをセ
ットして、パケット選択手段12へフレームエンド通知
を送信する。また、フレームカウンタ33cをデクリメ
ントし、カウント値が0になれば存在フラグ(ループバ
ック・パケットの存在を示すフラグ)をリセットし、パ
ケット選択手段12への存在通知を解除する。
【0092】次にパケット選択手段12について説明す
る。図13はパケット選択手段12の構成を示す図であ
る。パケット選択手段12は、マルチキャスト・スケジ
ューリング処理手段12aとパケットセレクタ12bか
ら構成される。
【0093】マルチキャスト・スケジューリング処理手
段12aは、分割バッファ手段11b(図8で上述)に
1フレーム分のデータが蓄積された時点で、マルチキャ
スト情報付与手段11から送信されるパケット送出要求
を受信する。さらに、ループバックFIFO33b(図
12で上述)に1フレーム分のデータが蓄積された時点
で、ループバック手段33から送信される存在通知を受
信する。
【0094】すると、マルチキャスト・スケジューリン
グ処理手段12aでは、マルチキャスト情報付与手段1
1から送信されたパケット(回線ハイウェイ・パケッ
ト)と、ループバック手段33から送信されたパケット
(ループバック・パケット)の調停制御を行って、いず
れのパケットを選択するかの選択信号を生成する。ま
た、マルチキャスト情報付与手段11とループバック手
段33それぞれへ、パケット送信許可通知及びフレーム
読み出し許可通知を送信する。
【0095】なお、調停制御は、通常、回線ハイウェイ
・パケットを最優先とし、1フレーム分のパケットを読
み出した後は、再度調停制御を行う。一方、マルチキャ
スト情報付与手段11よりパケット送出要求がなく、フ
レームエンド通知があり、かつループバック手段33か
らの読み出し要求がある場合は、ループバック手段33
へフレーム読み出し許可通知を送信し、フレームエンド
通知があるまで、1フレーム分のループバック・パケッ
トを選択しつづける。
【0096】なお、ループバック手段33からの読み出
し要求が継続し、1フレーム分のループバック・パケッ
トを読み出し終わったときに、マルチキャスト情報付与
手段11よりパケット送出要求があれば、回線ハイウェ
イ・パケットを選択する。
【0097】次にパケット結合手段34について説明す
る。受信したパケットが、マルチキャストフレームの先
頭パケットであれば、ペイロード領域からマルチキャス
ト識別情報mIDを除いたデータをバッファへ書き込
む。
【0098】また、中間パケットまたは最終パケットで
あれば、ペイロード領域の全データをバッファに書き込
む。なお、最終パケットを書き込む場合には、エンドフ
ラグをセットし、フレームカウンタをインクリメントす
る。
【0099】一方、フレームカウンタが1以上の値を示
している場合、先頭からエンドフラグがセットされてい
るアドレスまで読み出しつづける。そして、エンドフラ
グがセットされているアドレスのデータを読み出すと、
エンドフラグをリセットし、フレームカウンタをデクリ
メントする。このような処理によりパケットをフレーム
化して出力することができる。
【0100】次に再帰マルチキャスト時のパケットの流
れについて例を用いて説明する。図14は再帰マルチキ
ャストの一例を示す図である。入力回線インタフェース
部1−7では、入力方路iHW#7から入力したフレー
ムをパケット分割し、マルチキャスト識別情報mIDを
付与し、タグ情報の変換を行う(TAG=82)。
【0101】TAG=82のパケットは、入力バッファ
41−7を介してスイッチ部2へ送信され、HW#82
へのルーティング処理が行われる(ユニキャストと同様
の処理)。
【0102】TAG=82のパケットは、出力バッファ
42−82を介して出力回線インタフェース部3−82
へ送信される。出力回線インタフェース部3−82は、
TAG=82のパケットを出力方路oHW#82へ出力
し、かつ入力回線インタフェース部1−82へループバ
ックさせる。
【0103】入力回線インタフェース部1−82は、入
力方路iHW#82からのパケットと、ループバックさ
れてきたパケットの調停を行って、ループバックされて
きたパケットを選択する。そして、タグ情報の変換を行
う(TAG=87)。
【0104】TAG=87のパケットは、入力バッファ
41−82を介してスイッチ部2へ送信され、HW#8
7へのルーティング処理が行われる(ユニキャストと同
様の処理)。
【0105】TAG=87のパケットは、出力バッファ
42−87を介して出力回線インタフェース部3−87
へ送信される。出力回線インタフェース部3−87は、
TAG=87のパケットを出力方路oHW#87へ出力
し、かつ入力回線インタフェース部1−87へループバ
ックさせる。
【0106】入力回線インタフェース部1−87は、入
力方路iHW#87からのパケットと、ループバックさ
れてきたパケットの調停を行って、ループバックされて
きたパケットを選択する。そして、タグ情報の変換を行
う(TAG=7)。
【0107】TAG=7のパケットは、入力バッファ4
1−87を介してスイッチ部2へ送信され、HW#7へ
のルーティング処理が行われる(ユニキャストと同様の
処理)。
【0108】TAG=7のパケットは、出力バッファ4
2−7を介して出力回線インタフェース部3−7へ送信
される。出力回線インタフェース部3−7は、TAG=
7のパケットを出力方路oHW#7へ出力する。
【0109】以上説明したように、本発明の通信装置5
0及び通信システム5は、入力回線側で、フレームをパ
ケットに分割して、マルチキャスト識別情報の付与及び
パケットのタグ変換を行い、出力回線側では、パケット
のループバック及びループバックの際のスケジュ―リン
グを行い、該当の出力方路からパケットを結合して出力
する構成とした。
【0110】これにより、効率よく再帰的なマルチキャ
ストを実現することが可能になり、複雑なアドレス管理
が不要となる。また、ハードウェアの回路規模も削減さ
れ、LSI開発工程を短縮することが可能になる。
【0111】次にパケット転送停止手段について説明す
る。パケット転送停止手段は、回線障害等が検出された
場合に、マルチキャスト方路情報の対応するビット情報
をディセーブルにする。そして、障害発生した回線への
パケット転送を停止する。これにより、正常な回線への
パケット転送のみを継続することが可能になる。
【0112】次に再帰マルチキャスト時におけるフレー
ムの逆順発生について説明する。図15はフレームの逆
順発生を示す図である。入力方路iHW#7から、フレ
ームf1→フレームf2→フレームf3の順に複数のフ
レームが入力し、フレームf1〜f3が出力方路oHW
#82→oHW#87→oHW#7へマルチキャストさ
れる場合を考える。
【0113】このようなマルチキャストツリーに対し、
フレームf1が位置Lpb1でループバックされた後
に、HW#82が、回線障害等の理由でマルチキャスト
対象から抜けたとする(oHW#82からのフレーム出
力が閉鎖される)。すると、フレーム転送の流れとして
は、フレームf1は、iHW#7→oHW#82→oH
W#87→oHW#7の順に転送されるが、パケット転
送停止手段の制御により、後続のフレームf2、f3
は、iHW#7→oHW#87→oHW#7の順に転送
されることになる。
【0114】このような場合、フレームf1がループバ
ックしている間に(図中、A)、oHW#87へ向かっ
てフレームf2が流れるために、フレームf2はフレー
ムf1よりも先に到着する可能性があり(図中、P
点)、oHW#87へはフレームf2、f1、f3の順
序で出力されることになる。その後、フレームf2、f
1、f3の順で、位置Lpb2でループバックされて、
oHW#7からもフレームf2、f1、f3の順序で出
力されることになる。
【0115】このように、マルチキャストの実行中、マ
ルチキャストツリーが何らかの要因で変更してしまう
と、フレームの輻輳状態によって、フレームの逆順が発
生してしまうおそれがあった。
【0116】次にフレーム逆順発生を防止する本発明の
フレーム転送について説明する。図16はフレームの逆
順発生を防止した本発明のフレーム転送を示す図であ
る。図15で上述したマルチキャストツリーに対し、フ
レームf1が位置Lpb1でループバックされた後に、
HW#82がマルチキャスト対象から抜けた場合、本発
明では、HW#82の回線側から出力されないフレーム
f2を、HW#82へダミーとして一旦転送して位置L
pb1でループバックさせる。これにより、P点に対
し、フレームf1→フレームf2→フレームf3の順に
到着させることができ、フレーム逆順の発生を防止する
ことができる。
【0117】すなわち、HW#82がマルチキャストツ
リーから抜けたときに、元のマルチキャスト情報である
oHW#82→oHW#87→oHW#7から、即座に
変更後のマルチキャスト情報であるoHW#87→oH
W#7に従うと、図15で示したようなフレーム逆順が
発生してしまう。
【0118】したがって、本発明では、マルチキャスト
ツリーが変更した以後の、ある一定時間の間は、元のマ
ルチキャスト情報の出力方路の流れに従うように制御す
ることで、フレーム逆順発生を防止する。
【0119】次に本発明のフレーム順序保証制御手段に
ついて上述の例にもとづいて説明する。図17、図18
はフレーム順序保証制御を説明するための図である。図
に示すフレームの状態は、入力回線インタフェース部1
−7のiHW#7におけるフレーム到着時の状態を示し
ている。図17ではフレームf1とフレームf2のバー
スト間隔が短く、図18ではフレームf1とフレームf
2のバースト間隔が長くなっている状態を示している。
【0120】ここで、フレームの先頭パケットに付与さ
れているPID(パケットID)を参照して、図19で
後述するテーブルにアクセスすることで、マルチキャス
ト方路情報を認識することができる。このため、PID
を参照した後に、該当フレームのルーティング制御(マ
ルチキャスト制御)が実行されることになる。
【0121】したがって、フレームf1のPID1の参
照時間と、フレームf2のPID2の参照時間との間隔
である参照間隔時間trefは、フレームf1のルーテ
ィング制御が開始されてから、次にフレームf2がルー
ティング制御されるまでの時間間隔となる。
【0122】ここで図17で、マルチキャスト変更要求
時間tcが図の位置で発生し、時間tloopをフレー
ムf1のループバックにかかる所要時間とした場合に
は、マルチキャスト情報参照間隔時間tref1が、時
間(tc+tloop)よりも小さくなるので、図15
で示したようにP点で、フレームf1とフレームf2の
順序逆転の可能性が生じてくる(フレームf1が巡回し
ているときに、フレームf2のルーティング制御が実行
されてしまうから)。
【0123】一方、図18のように、マルチキャスト情
報参照間隔時間tref2が、時間(tc+tloo
p)よりも大きいときは、図15で示したP点で、フレ
ームf1とフレームf2の順序逆転が生じることはない
(フレームf1の巡回が終了したときに、フレームf2
のルーティング制御が実行されるから)。
【0124】したがって、フレームf1のPID1を参
照した後に、マルチキャストツリー変更要求があった場
合、時間trefと時間(tc+tloop)を比較
し、比較結果がtref<(tc+tloop)のとき
は、フレームf2のマルチキャストを、変更後のoHW
#87→oHW#7とはせずに、フレームf1で行った
oHW#82→oHW#87→oHW#7でフレームf
2をマルチキャストする(変更前の古いタイプのマルチ
キャスト情報を適用する)。また、tref>(tc+
tloop)のときは、フレームf2のマルチキャスト
を、変更後のHW#82→oHW#87→oHW#7で
マルチキャストする(変更後の新規のマルチキャスト情
報を適用する)。
【0125】次に時間算出の一般式について説明する。
マルチキャスト情報参照間隔時間をtref、マルチキ
ャスト変更要求時間をtc、回線削減数をK(最初のマ
ルチキャストツリーから抜けた回線の数のこと。上記の
例では、HW#82の1回線が抜けたのでK=1であ
る)、1回線当たりのループバック時間をtloopと
した場合に、以下の式で表される。
【0126】
【数1】 tref>(tc+K×tloop) …(1) を満たさない場合には、フレーム逆転順序が生じる可能
性ありとして、マルチキャストツリー変更後のフレーム
に対し、元のマルチキャスト情報の出力方路の流れに従
うように制御する。また、式(1)を満たす場合には、
フレーム逆転順序が生じる可能性なしとして、マルチキ
ャストツリー変更後のフレームに対し、変更後のマルチ
キャスト情報でのフレーム転送を行う。
【0127】また、時間tloopの算出式は、各構成
要素(入力回線インタフェース部1、スイッチ部2、出
力回線インタフェース部3など)での信号伝搬の固定遅
延時間の累積値をD1、フレームがバッファに滞留する
際の最大の滞留フレームサイズをD2(ワーストケース
を考える)、バッファから該当のフレームを読み出す際
のフレーム読み出しレートをD3とした場合に、以下の
【0128】
【数2】 tloop=D1+(D2/D3) …(2) で求められる。
【0129】図19は時間管理テーブル及び時刻設定レ
ジスタを示す図である。時間管理テーブルT3は、マル
チキャスト対象回線フラグT3a、前PID参照時刻T
3b、マルチキャスト変更要求時刻T3c、回線削減数
T3d、マルチキャストツリー抜け対象回線フラグT3
eから構成され、各PID毎にそれぞれの情報が記載さ
れる。
【0130】マルチキャスト対象回線フラグT3aは、
マルチキャストすべき回線を示すフラグからなるビット
マップ情報である。前PID参照時刻T3bは、前回の
フレームのPIDの参照時刻が示される。例えば、フレ
ームf2の時間管理を行っている場合には、フレームf
1のPID1を参照した時刻がこの欄に示される。マル
チキャスト変更要求時刻T3cは、上述したマルチキャ
スト変更要求時間tcのことである。回線削減数T3d
は、上述したマルチキャスト抜けの回線削減数Kのこと
である。マルチキャストツリー抜け対象回線フラグT3
eは、マルチキャスト抜けの回線を示すフラグからなる
ビットマップ情報である。
【0131】また、現在時刻設定レジスタR1は、装置
内のタイマが一定周期でカウントしているカウント値を
時刻として格納するレジスタであり、この値はPID参
照時刻やマルチキャスト変更要求時刻として用いられ
る。時刻設定レジスタR2は、上述した1回線当たりの
ループバック時間tloopの時刻値を格納するレジス
タである。
【0132】ここで、これらのテーブル値を用いて、上
述した例の場合を考えると、フレームf1とフレームf
2のマルチキャスト情報参照間隔時間trefは、(現
在時刻レジスタR1の設定値)−(前PID参照時刻T
3bの値)により、tref=5000(=5000−
0)、マルチキャスト変更要求時間tcはtc=10、
回線削減数KはK=1、1回線当たりのループバック時
間tloopは時刻設定レジスタR2の値である409
6である。
【0133】したがって、5000<10+1×409
6(=5006)となるので、式(1)は満たされず、
フレーム逆転順序が生じる可能性ありとして、元のマル
チキャスト情報の出力方路の流れに従うようにフレーム
f2のルーティング制御(この例では、HW#82へフ
レームf2をダミーとして転送する)を行うことにな
る。
【0134】なお、上記の例ではフレーム逆順の防止策
を説明するために、フレームf1→フレームf2→フレ
ームf3の順に回線側から入力がある場合に、マルチキ
ャストツリーの変更時に、フレームf2→フレームf1
→フレームf3と逆順するものとして、フレームf1と
フレームf2に対するフレーム逆順防止について説明し
たが、フレーム輻輳状態によってフレームf2→フレー
ムf3→フレームf1と逆順するような場合でも、本発
明のフレーム順序保証制御をフレームf1〜f3に行え
ば、同様にしてフレーム逆順の防止を図ることができ
る。
【0135】また、上記の説明では、式(1)の条件を
満たすまで、ダミーとしてのフレームを転送するので、
スイッチ部2でのスイッチ内帯域リソースが必要であ
る。一方、他の実施の形態として、式(1)の条件が満
たす場合にのみ、上位からのマルチキャストツリーの変
更要求を受け付ける構成にしてもよい。このようにすれ
ばダミーフレームが不要なため、スイッチ内の帯域リソ
ースが不要となる。ただし、この場合、式(1)の条件
が満たされるまで、マルチキャストツリーの変更要求情
報を保持しておく必要がある。
【0136】次に図11で説明したスケジューリング処
理手段32の、他の実施の形態について説明する。図2
0はスケジューリング処理手段32の他の実施の形態を
示す図である。スケジューリング処理手段32−1は、
パケットバッファ32a−1、書き込み制御手段32b
−1、フレーム組立て手段32c−1、読み出し制御手
段32d−1から構成される。
【0137】また、書き込み制御手段32b−1は、空
きアドレスキューQ1−1(ユニキャスト用)、Q1−
2(マルチキャスト用)を含み、フレーム組立て手段3
2c−1は、ユニキャスト用キューQ2−1とマルチキ
ャスト用キューQ3−1を含み、読み出し制御手段32
d−1は、ユニキャスト用キューQ4−1とマルチキャ
スト用キューQ5−1を含む。
【0138】書き込み制御手段32b−1は、受信した
パケットがマルチキャストパケットである場合(回線出
力及びループバックを行う場合)、ヘッダ抽出手段31
から送信されたヘッダ情報にもとづいて、パケットバッ
ファ32a−1へのパケット書き込みが可能であるか否
かを判断する。書き込み可能であれば、空きアドレスキ
ューQ1−1、Q1−2より2つのWAを取得し、パケ
ットバッファ32a−1と、フレーム組立て手段32c
−1へWAを送信する。
【0139】パケットバッファ32a−1は、ヘッダ抽
出手段31から送信された1つのパケットを、受信した
2つのWAに書き込む。フレーム組立て手段32c−1
は、空きアドレスキューQ1−1からのWAにしたがっ
て、ユニキャスト用キューQ2−1においてWAのチェ
ーンを形成させる。また、空きアドレスキューQ1−2
からのWAにしたがって、マルチキャスト用キューQ3
−1においてWAのチェーンを形成させる。
【0140】そして、1フレーム分のWAのキューイン
グが完了した時点でそれぞれ独立に、読み出し制御手段
32d−1のユニキャスト用キューQ4−1及びマルチ
キャスト用キューQ5−1へ組立て情報を送信する。
【0141】ユニキャスト用キューQ4−1は、組立て
情報を受信すると、WAチェーンをRAとして、パケッ
トバッファ32a−1へ送信する。また、このRAを読
み出し情報として書き込み制御手段32b−1へ送信す
る。
【0142】一方、マルチキャスト用キューQ5−1
は、組立て情報を受信すると、ループバック手段33か
らのバックプレッシャ通知がない場合に、WAチェーン
をRAとして、パケットバッファ32a−1へ送信す
る。また、このRAを読み出し情報として書き込み制御
手段32b−1へ送信する。
【0143】パケットバッファ32a−1は、ユニキャ
スト用キューQ4−1から受信したRAにしたがって、
パケットの読み出しを行い、ループバック手段33へパ
ケットとループバック情報を送信する。さらに、マルチ
キャスト用キューQ5−1から受信したRAにしたがっ
て、パケットの読み出しを行い、ループバック手段33
へパケットとループバック情報を送信する。
【0144】書き込み制御手段32b−1では、読み出
し情報を受信すると、1フレーム分のパケットの回線側
出力及びループバック側出力のそれぞれに対するスケジ
ューリング制御が完了したものとして、該当するRAに
対応するWAの解放を行う。そして、空きアドレスキュ
ーQ1−1、Q1−2のWAチェーンを更新する。
【0145】以上説明したように、変形例であるスケジ
ューリング処理手段32−1では、ユニキャスト用キュ
ーとマルチキャスト用キューとを独立に制御する構成と
した。これにより、図11で上述したスケジューリング
処理手段32のようなユニキャスト用キューとマルチキ
ャスト用キューとを連携して制御した場合に比べて、処
理の複雑さがなくなり、バッファ量は多くなるが処理を
簡易に行うことが可能になる。
【0146】次に本発明の通信システム5(通信制御部
5とする)を多段接続して大規模スイッチを構成した多
段スイッチシステムについて説明する。図21は多段ス
イッチシステムの構成を示す図である。図中、INF部
は、入力回線インタフェース部1または出力回線インタ
フェース部3に対応し、BUF部(バッファ部)は、入
力バッファ41または出力バッファ42に対応し、N×
N_SWは、入力/出力がN回線のスイッチ部2に対応
する。ただし、このBUF部には、マルチキャスト制御
を行う機能を持たせてある。
【0147】多段スイッチシステム60aは、通信制御
部5を伝送媒体で複数接続した大規模スイッチシステム
である。図の例では、3段構成となっており、各段の通
信制御部5の台数がM台あるため、1段目の回線数はM
×N本、3段目の回線数はN×M本である。
【0148】このような構成では、2段目と3段目の入
力側のINF部において、各々受信したパケットに対し
てマルチキャスト情報(マルチキャスト識別情報及びマ
ルチキャスト方路情報を含む)の付与を行う。そして、
マルチキャスト情報が付与されたマルチキャストパケッ
トは、スイッチングされて、対応する出回線へコピーさ
れて出力される。
【0149】例えば、入回線iHW#1から入力された
パケットを、グループGaの出回線oHW#1A、oH
W#2A、oHW#3Aに出力させる場合には、2段目
でマルチキャストを行うことで、コピーされたパケット
がoHW#1A、oHW#2A、oHW#3Aから出力
される。
【0150】また、入回線iHW#1から入力されたパ
ケットを、グループGbの出回線oHW#1B、oHW
#2B、oHW#3Bに出力させる場合には、2段目で
のマルチキャストは必要なく、3段目でマルチキャスト
を行うことで、コピーされたパケットがoHW#1B、
oHW#2B、oHW#3Bから出力される。
【0151】次に多段スイッチシステムの変形例につい
て説明する。図22は多段スイッチシステムの変形例の
構成を示す図である。多段スイッチシステム60bは、
入回線/出回線側のみにINF部を持ち、BUF部を介
してスイッチ部が多段(図の例は3段)接続された構成
となっている。
【0152】多段スイッチシステム60bは、INFマ
ルチキャスト及BUFマルチキャストを行う。INFマ
ルチキャストとは、INF部で行う上記で説明してきた
マルチキャストのことである。BUFマルチキャストと
は、多段スイッチシステム60bでのBUF部で行うマ
ルチキャストのことである。
【0153】図23はマルチキャスト設定テーブルを示
す図である。マルチキャスト設定テーブルT4は、PI
D毎に、INFマルチキャストを行うか否かを示す識別
子(UENと呼ぶ)と、BUFマルチキャストを行うか
否かを示す識別子(USPと呼ぶ)と、ループバックを
行うか否かを示す識別子(DENと呼ぶ)と、の項目か
ら構成される。
【0154】ここで、UEN=1のときはINFマルチ
キャストが実行される。USP=1のときはBUFマル
チキャストが実行される。また、DEN=1のときはル
ープバックが実行される。ただし、DENの識別子情報
は、BUFマルチキャスト対象のパケットに対して設定
される。そして、これらの識別子の値は、上位からのソ
フトウェア指示で設定される。
【0155】図24は多段スイッチシステム60bの動
作の一例を示す図である。 〔S10〕INF部5aは、入回線iHW#1から入力
したパケットを受信する。そして、このパケットがマル
チキャストすべきパケットである場合、このパケットの
PIDにもとづいて、マルチキャスト設定テーブルT4
を参照し、INFマルチキャストまたはBUFマルチキ
ャストのいずれを行うのかを判断する。
【0156】INFマルチキャストを行う場合には(U
EN=1)、パケットにマルチキャスト方路情報及びタ
グを付与し、さらにマルチキャスト識別情報としてIN
Fマルチキャストである旨を示す情報を付与して転送す
る。
【0157】一方、BUFマルチキャストを行う場合に
は(USP=1)、INF部5aでは、BUF部4aで
マルチキャスト方路情報等を付与するための空き領域の
確保のみ行い、マルチキャスト方路情報は付与しない。
そして、マルチキャスト識別情報としてBUFマルチキ
ャストである旨を示す情報を付与して転送する。 〔S11〕BUF部4aは、INF部5aからマルチキ
ャストパケットを受信すると、マルチキャスト識別情報
からこのパケットがBUFマルチキャスト対象であるこ
とを認識したとする。すると、マルチキャスト方路情報
を設定して、BUF部4aからマルチキャストを行う
(図では2方路から転送されている)。
【0158】なお、マルチキャストは1段目で一括して
行うのではなく、2、3段目で分散して行うことによ
り、各段でのコピーによるスループットの劣化を抑制し
てもよい。
【0159】また、マルチキャスト識別情報からINF
マルチキャストと認識した場合、コピーはせずに、ユニ
キャストパケットとして、タグを参照してスイッチング
を行って転送する。 〔S12〕INF部5b、5cは、転送されてきたパケ
ットを受信すると、マルチキャスト識別情報を参照し
て、BUFマルチキャストされたパケットであることを
認識する。そして、INF部5b、5cは、マルチキャ
スト設定テーブルT4を参照し、このパケットをループ
バックすべきか否かの判断を行う。
【0160】ここで、DEN=1と設定されているもの
とすると、INF部5b、5cは、パケットをそれぞれ
出回線oHW#1a、1bから出力すると同時に、折り
返し転送として、タグを付与してループバックする。さ
らに、ここでは、マルチキャスト識別情報をINFマル
チキャストに変換する。なお、DEN=0の場合には、
出回線oHW#1a、1bへ出力のみ行い、ループバッ
クは行わない。
【0161】一方、INF部5b、5cは、転送されて
きたパケットを受信して、マルチキャスト識別情報か
ら、INFマルチキャストあることを認識した場合、マ
ルチキャスト方路情報を参照し、自回線以外のビットが
立っていたら(oHW#1a、1b以外の回線にビット
が立っていたら)、タグを付与してループバック処理を
行い、折り返して転送する。 〔S13〕BUF部4b、4cは、ループバックされた
パケットを受信すると、マルチキャスト識別情報からI
NFマルチキャストであることを認識し、ユニキャスト
と同様にタグを付与して転送する。なお、マルチキャス
ト識別情報がBUFマルチキャストであれば、BUF部
4b、4cでマルチキャストされることになる。 〔S14〕ルーティングの一方の側のBUF部4d、4
eは、マルチキャスト識別情報によらず、受信したパケ
ットをユニキャストと同様にタグを付与して転送し、パ
ケットは回線oHW#1cから出力される。
【0162】また、他方のルーティング側のBUF部4
f、4gは、マルチキャスト識別情報によらず、受信し
たパケットをユニキャストと同様にタグを付与して転送
する。 〔S15〕INF部5dは、ループバックされてきたパ
ケットに対して、ステップS12と同様な処理行い、パ
ケットを回線oHW#1dから出力すると同時に、折り
返しが必要な場合にはループバック処理を行う。以降同
様にしてパケットのルーティング制御を行う。
【0163】このように、本発明の多段スイッチシステ
ムでは、通信制御部5を多段に接続して、上記のような
ルーティング制御を行う構成とした。これにより、大規
模なスイッチング制御及びマルチキャスト制御を高速に
行うことが可能になる。
【0164】(付記1) パケットのルーティングを行
うスイッチ装置において、パケット内に設けられた、出
力方路情報を含むタグにもとづいて、パケットのセルフ
ルーティングを行うマトリクススイッチと、前記マトリ
クススイッチのN個の出力ポートに対応して配置した
N:1のセレクタと、前記セレクタが信号選択を行うた
めのセレクト情報を保持する設定レジスタと、から構成
されるパケットコピー部と、を有することを特徴とする
スイッチ装置。
【0165】(付記2) 第1の系と第2の系の両系か
ら入力したパケットに対し、いずれか一方の系のパケッ
トのルーティング及びパケットコピーの処理を行なっ
て、前記第1の系と前記第2の系の両系から、処理後の
パケットを出力するAPS制御または装置二重化制御を
行うことを特徴とする付記1記載のスイッチ装置。
【0166】(付記3)パケットのルーティング及びパ
ケットコピーを行なって、通常の出力方路の他に、試験
機へつながる方路にもパケットを出力するSNOP制御
を行うことを特徴とする付記1記載のスイッチ装置。
【0167】(付記4) パケット通信を行う通信装置
において、入力した可変長のフレームを固定長の複数の
パケットに分割し、フレームのマルチキャストを行う場
合には、先頭パケットのみに、マルチキャストを行う旨
のマルチキャスト識別情報を、マルチキャスト情報とし
て付与するマルチキャスト情報付与手段と、入力回線側
からのパケットまたはループバックされたパケットのい
ずれかを選択するパケット選択手段と、選択されたパケ
ットの前記マルチキャスト識別情報を認識して出力方路
を検索し、出力方路情報を含むタグの変換を行うタグ変
換手段と、から構成される入力回線インタフェース部
と、パケットを格納するパケットバッファに対し、フレ
ーム連続性を保証するスケジューリングを行って、パケ
ットの書き込み及び読み出しを行うスケジューリング処
理手段と、前記パケットバッファから読み出されたパケ
ットを、前記入力回線インタフェース部へループバック
するループバック手段と、パケットを結合してフレーム
を生成し、該当する出力方路から出力するパケット結合
手段と、から構成される出力回線インタフェース部と、
を有することを特徴とする通信装置。
【0168】(付記5) 多数の回線を収容して、通信
制御を行う通信システムにおいて、入力した可変長のフ
レームを固定長の複数のパケットに分割し、フレームの
マルチキャストを行う場合には、先頭パケットのみに、
マルチキャストを行う旨のマルチキャスト識別情報を、
マルチキャスト情報として付与するマルチキャスト情報
付与手段と、入力回線側からのパケットまたはループバ
ックされたパケットのいずれかを選択するパケット選択
手段と、選択されたパケットの前記マルチキャスト識別
情報を認識して出力方路を検索し、出力方路情報を含む
タグの変換を行うタグ変換手段と、から構成される入力
回線インタフェース部と、前記タグにもとづいて、パケ
ットのセルフルーティングを行うマトリクススイッチ
と、前記マトリクススイッチのN個の出力ポートに対応
して配置したN:1のセレクタ及び前記セレクタが信号
選択を行うためのセレクト情報を保持する設定レジスタ
を含むパケットコピー部と、から構成されるスイッチ部
と、前記スイッチ部から出力されたパケットを格納する
パケットバッファに対し、フレーム連続性を保証するス
ケジューリングを行って、パケットの書き込み及び読み
出しを行うスケジュ―リング処理手段と、前記パケット
バッファから読み出されたパケットを、前記入力回線イ
ンタフェース部へループバックするループバック手段
と、パケットを結合してフレームを生成し、該当する出
力方路から出力するパケット結合手段と、から構成され
る出力回線インタフェース部と、を有することを特徴と
する通信システム。
【0169】(付記6) 前記タグ変換手段は、前記マ
ルチキャスト識別情報を認識して出力方路を検索する
際、自回線番号以降の最若番の回線番号から順番に検索
を始めて、最後に前記自回線番号を検索することを特徴
とする付記5記載の通信システム。
【0170】(付記7) 前記マルチキャスト情報付与
手段は、先頭パケットのみに、マルチキャストすべき方
路が示されたマルチキャスト方路情報を、前記マルチキ
ャスト情報として、マルチキャスト元で付与することを
特徴とする付記5記載の通信システム。
【0171】(付記8) 前記マルチキャスト情報付与
手段は、前記マルチキャスト方路情報を付与する際は、
誤り訂正符号を付与することを特徴とする付記7記載の
通信システム。
【0172】(付記9) 前記タグ変換手段は、前記マ
ルチキャスト方路情報を持つパケット転送に対しては、
出力方路の検索をせずに、前記マルチキャスト方路情報
にしたがってタグ変換を行うことを特徴とする付記7記
載の通信システム。
【0173】(付記10) 前記スケジューリング処理
手段は、パケットバッファと、ユニキャスト用キュー
と、マルチキャスト用キューとを有し、ユニキャストパ
ケットとマルチキャストパケットに対して、前記ユニキ
ャスト用キュー及び前記マルチキャスト用キューが連携
した制御を行って、前記パケットバッファのアドレスを
共用して、前記スケジューリング処理を行うことを特徴
とする付記5記載の通信システム。
【0174】(付記11) 前記スケジューリング処理
手段は、ループバック用に読み出した読み出しアドレス
を、再度書き込みアドレスとして、キュー内に前記書き
込みアドレスのチェーンを形成することを特徴とする付
記10記載の通信システム。
【0175】(付記12) 前記スケジューリング処理
手段は、パケットバッファと、ユニキャスト用キュー
と、マルチキャスト用キューとを有し、ユニキャストパ
ケットとマルチキャストパケットに対して、前記ユニキ
ャスト用キュー及び前記マルチキャスト用キューが独立
した制御を行って、前記パケットバッファのアドレスを
個別に用いて、前記スケジューリング処理を行うことを
特徴とする付記5記載の通信システム。
【0176】(付記13) 前記スケジューリング処理
手段は、QOS毎に前記スケジューリング処理を行うこ
とを特徴とする付記5記載の通信システム。 (付記14) 前記ループバック手段は、ループバック
すべきパケットを格納するメモリを有し、前記メモリが
full状態の時には、前記full状態であることを
通知する信号を、前記スケジューリング処理手段へ送信
することを特徴とする付記5記載の通信システム。
【0177】(付記15) 前記パケット選択手段は、
入力回線側からのパケットまたはループバックされたパ
ケットのいずれかを選択する際に、フレーム単位での調
停制御を行うことを特徴とする付記5記載の通信システ
ム。
【0178】(付記16) 障害が検出された場合に
は、マルチキャスト方路情報の対応するビット情報をデ
ィセーブルにし、障害発生した回線へのパケット転送を
停止するパケット転送停止手段をさらに有することを特
徴とする付記5記載の通信システム。
【0179】(付記17) 前記入力回線インタフェー
ス部は、マルチキャストツリーの変更要求時に、フレー
ム逆順発生を防止するフレーム順序保証制御手段をさら
に有し、前記フレーム順序保証制御手段は、フレームの
ルーティング制御間隔であるマルチキャスト情報参照間
隔時間をtref、マルチキャスト変更要求時間をt
c、回線削減数をK、1回線当たりのループバック時間
をtloopとした場合に、以下の算出式、 tref>(tc+K×tloop) を満たさない場合には、フレーム逆順が生じる可能性あ
りとして、変更要求前のマルチキャスト方路情報にもと
づいてルーティング制御を行い、満たす場合には、変更
要求後のマルチキャスト方路情報にもとづいてルーティ
ング制御を行うことを特徴とする付記5記載の通信シス
テム。
【0180】(付記18) 前記フレーム順序保証制御
手段は、前記算出式が満たされるまで、変更要求前のマ
ルチキャスト方路情報にもとづくルーティング制御とし
て、前記マルチキャストツリーから抜けた回線に、ダミ
ーとしてのフレームを転送することで、フレーム逆順発
生を防止することを特徴とする付記17記載の通信シス
テム。
【0181】(付記19) 前記フレーム順序保証制御
手段は、前記算出式が満たされる場合にのみ、前記マル
チキャストツリーの変更要求を受け付けて、変更要求後
のマルチキャスト方路情報にもとづいてルーティング制
御を行うことで、フレーム逆順発生を防止することを特
徴とする付記17記載の通信システム。
【0182】(付記20) 多数の回線を収容して、通
信制御を行う多段スイッチシステムにおいて、入力した
可変長のフレームを固定長の複数のパケットに分割し、
フレームのマルチキャストを行う場合には、先頭パケッ
トのみに、マルチキャストを行う旨のマルチキャスト識
別情報を付与するマルチキャスト情報付与手段と、入力
回線側からのパケットまたはループバックされたパケッ
トのいずれかを選択するパケット選択手段と、選択され
たパケットの前記マルチキャスト識別情報を認識して出
力方路を検索し、出力方路情報を含むタグの変換を行う
タグ変換手段と、から構成される入力回線インタフェー
ス部と、前記タグにもとづいて、パケットのセルフルー
ティングを行うマトリクススイッチと、前記マトリクス
スイッチのN個の出力ポートに対応して配置したN:1
のセレクタ及び前記セレクタが信号選択を行うためのセ
レクト情報を保持する設定レジスタを含むパケットコピ
ー部と、から構成されるスイッチ部と、前記スイッチ部
から出力されたパケットを格納するパケットバッファに
対し、フレーム連続性を保証するスケジューリングを行
って、パケットの書き込み及び読み出しを行うスケジュ
―リング処理手段と、前記パケットバッファから読み出
されたパケットを、前記入力回線インタフェース部へル
ープバックするループバック手段と、パケットを結合し
てフレームを生成し、該当する出力方路から出力するパ
ケット結合手段と、から構成される出力回線インタフェ
ース部と、から構成される通信制御部と、前記通信制御
部を多段に接続する伝送媒体と、を有することを特徴と
する多段スイッチシステム。
【0183】(付記21) 前記通信制御部は、スイッ
チング前またはスイッチング後のパケットのバッファリ
ング制御及びマルチキャスト制御を行うバッファ部をさ
らに有することを特徴とする付記20記載の多段スイッ
チシステム。
【0184】(付記22) 前記通信制御部は、前記入
力回線インタフェース部及び前記出力回線インタフェー
ス部を用いてのマルチキャストであるINFマルチキャ
スト、または前記バッファ部を用いてのマルチキャスト
であるBUFマルチキャストの少なくとも一方のマルチ
キャストを行うことを特徴とする付記21記載の多段ス
イッチシステム。
【0185】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のスイッチ
装置は、出力方路情報を含むタグにもとづいて、パケッ
トのセルフルーティングを行うマトリクススイッチと、
マトリクススイッチのN個の出力ポートに対応して配置
したN:1のセレクタと、で構成した。これにより、大
規模なルーティングテーブルなどを用意することなく、
大容量で高速なルーティングが可能になる。
【0186】また、本発明の通信装置は、入力回線側
で、フレームをパケットに分割して、マルチキャスト識
別情報の付与及びパケットのタグ変換を行い、出力回線
側では、パケットのループバック及びループバックの際
のスケジュ―リングを行い、該当の出力方路からパケッ
トを結合して出力する構成とした。これにより、効率の
よい高品質なマルチキャストを行うことが可能になる。
【0187】さらに、本発明の通信システムは、スイッ
チ部は、出力方路情報を含むタグにもとづいて、パケッ
トのセルフルーティングを行うマトリクススイッチと、
マトリクススイッチのN個の出力ポートに対応して配置
したN:1のセレクタと、で構成し、入力回線側では、
フレームをパケットに分割して、マルチキャスト識別情
報の付与及びパケットのタグ変換を行い、出力回線側で
は、パケットのループバック及びループバックの際のス
ケジュ―リングを行い、該当の出力方路からパケットを
結合して出力する構成とした。これにより、大規模なル
ーティングテーブルなどを用意することなく、大容量で
高速なルーティングが可能になり、かつ効率のよい高品
質なマルチキャストを行うことが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のスイッチ装置の原理図である。
【図2】Per−Line収容時のAPSを示す図である。
【図3】Multi−Line収容時のAPSを示す図である。
【図4】装置二重化制御を示す図である。
【図5】SNOPを示す図である。
【図6】通信システムの構成を示す図である。
【図7】入力/出力回線インタフェース部の構成を示す
図である。
【図8】マルチキャスト情報付与手段の構成を示す図で
ある。
【図9】タグ変換の様子を示す図である。
【図10】ヘッダ抽出手段の動作手順を示すフローチャ
ートである。
【図11】スケジューリング処理手段の構成を示す図で
ある。
【図12】ループバック手段の構成を示す図である。
【図13】パケット選択手段の構成を示す図である。
【図14】再帰マルチキャストの一例を示す図である。
【図15】フレームの逆順発生を示す図である。
【図16】フレームの逆順発生を防止した本発明のフレ
ーム転送を示す図である。
【図17】フレーム順序保証制御を説明するための図で
ある。
【図18】フレーム順序保証制御を説明するための図で
ある。
【図19】時間管理テーブル及び時刻設定レジスタを示
す図である。
【図20】スケジューリング処理手段の他の実施の形態
を示す図である。
【図21】多段スイッチシステムの構成を示す図であ
る。
【図22】多段スイッチシステムの変形例の構成を示す
図である。
【図23】マルチキャスト設定テーブルを示す図であ
る。
【図24】多段スイッチシステムの動作の一例を示す図
である。
【符号の説明】
2 スイッチ装置 20 パケットコピー部 21 マトリクススイッチ 22−1〜22−n セレクタ 23−1〜23−n 設定レジスタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 瓜生 士郎 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 朝永 博 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 松岡 直樹 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 Fターム(参考) 5K030 GA01 HA10 HB14 JA05 KA03 KA15 KX09 KX28 LB05 LD02 LE14 MD02

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パケットのルーティングを行うスイッチ
    装置において、 パケット内に設けられた、出力方路情報を含むタグにも
    とづいて、パケットのセルフルーティングを行うマトリ
    クススイッチと、 前記マトリクススイッチのN個の出力ポートに対応して
    配置したN:1のセレクタと、前記セレクタが信号選択
    を行うためのセレクト情報を保持する設定レジスタと、
    から構成されるパケットコピー部と、 を有することを特徴とするスイッチ装置。
  2. 【請求項2】 第1の系と第2の系の両系から入力した
    パケットに対し、いずれか一方の系のパケットのルーテ
    ィング及びパケットコピーの処理を行なって、前記第1
    の系と前記第2の系の両系から、処理後のパケットを出
    力するAPS制御または装置二重化制御を行うことを特
    徴とする請求項1記載のスイッチ装置。
  3. 【請求項3】 パケット通信を行う通信装置において、 入力した可変長のフレームを固定長の複数のパケットに
    分割し、フレームのマルチキャストを行う場合には、先
    頭パケットのみに、マルチキャストを行う旨のマルチキ
    ャスト識別情報を、マルチキャスト情報として付与する
    マルチキャスト情報付与手段と、入力回線側からのパケ
    ットまたはループバックされたパケットのいずれかを選
    択するパケット選択手段と、選択されたパケットの前記
    マルチキャスト識別情報を認識して出力方路を検索し、
    出力方路情報を含むタグの変換を行うタグ変換手段と、
    から構成される入力回線インタフェース部と、 パケットを格納するパケットバッファに対し、フレーム
    連続性を保証するスケジューリングを行って、パケット
    の書き込み及び読み出しを行うスケジューリング処理手
    段と、前記パケットバッファから読み出されたパケット
    を、前記入力回線インタフェース部へループバックする
    ループバック手段と、パケットを結合してフレームを生
    成し、該当する出力方路から出力するパケット結合手段
    と、から構成される出力回線インタフェース部と、 を有することを特徴とする通信装置。
  4. 【請求項4】 多数の回線を収容して、通信制御を行う
    通信システムにおいて、 入力した可変長のフレームを固定長の複数のパケットに
    分割し、フレームのマルチキャストを行う場合には、先
    頭パケットのみに、マルチキャストを行う旨のマルチキ
    ャスト識別情報を、マルチキャスト情報として付与する
    マルチキャスト情報付与手段と、入力回線側からのパケ
    ットまたはループバックされたパケットのいずれかを選
    択するパケット選択手段と、選択されたパケットの前記
    マルチキャスト識別情報を認識して出力方路を検索し、
    出力方路情報を含むタグの変換を行うタグ変換手段と、
    から構成される入力回線インタフェース部と、 前記タグにもとづいて、パケットのセルフルーティング
    を行うマトリクススイッチと、前記マトリクススイッチ
    のN個の出力ポートに対応して配置したN:1のセレク
    タ及び前記セレクタが信号選択を行うためのセレクト情
    報を保持する設定レジスタを含むパケットコピー部と、
    から構成されるスイッチ部と、 前記スイッチ部から出力されたパケットを格納するパケ
    ットバッファに対し、フレーム連続性を保証するスケジ
    ューリングを行って、パケットの書き込み及び読み出し
    を行うスケジュ―リング処理手段と、前記パケットバッ
    ファから読み出されたパケットを、前記入力回線インタ
    フェース部へループバックするループバック手段と、パ
    ケットを結合してフレームを生成し、該当する出力方路
    から出力するパケット結合手段と、から構成される出力
    回線インタフェース部と、 を有することを特徴とする通信システム。
  5. 【請求項5】 前記タグ変換手段は、前記マルチキャス
    ト識別情報を認識して出力方路を検索する際、自回線番
    号以降の最若番の回線番号から順番に検索を始めて、最
    後に前記自回線番号を検索することを特徴とする請求項
    4記載の通信システム。
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