JP2002243233A - 空気清浄化装置 - Google Patents
空気清浄化装置Info
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Abstract
面流を形成し、より高清浄な空間を形成可能な空気清浄
化装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 四方が隔壁で囲まれた空間の上部にファ
ンフィルタユニットを設置し、該ユニットの吹き出し面
から前記空間に向かって清浄空気を吹き出し、前記空間
内を清浄に保つための空気清浄化装置において、前記空
間内に多数の開口を有する多孔板を配置し、該多孔板を
通して前記空間の下部に向かって清浄空気を流す構成と
したことを特徴とする。
Description
係り、特に、半導体処置装置等のウエハハンドリング空
間を局所的に高清浄な空間とする空気清浄化装置に関す
る。
積化が進むにつれ、クリーンルームには益々高い清浄度
が要求され、その設備費、維持費等のコストは増大の一
途をたどっている。そこで、クリーンルームに要するコ
スト削減を図るとともに、ウエハの接する雰囲気を一層
高清浄としデバイスの高性能・高集積化に対応可能とす
ることを目的に、処理装置のウエハハンドリング空間を
局所的に高清浄とする局所的空気清浄化装置を配置し、
これら処理装置間のウエハの搬送をSMIFポッドやF
OUP等の密閉式容器内に収納して行うミニエンバイロ
メント方式が注目されている。
図6に示す。空気清浄化装置1は、清浄空気を吹き出す
ファンフィルタユニットと清浄空間を分離する隔壁とか
ら構成され、具体的には、支柱2と支持フレーム3から
なる枠体の4側面にカバー4が取り付けられ、支持フレ
ーム3上にファンフィルタユニット5が吹き出し面を下
に向けて固定されている。ファンフィルタユニット5か
ら吹き出される清浄空気は下方に向かって流れ、このガ
ス流により枠体内部の空間はパーティクルの少ない清浄
雰囲気に保たれる。
面図(A)と背面図(B)に示すように、半導体処理装
置10とポッド12を載置したポッドステージ11との
間の空間、即ち、ウエハ移送ロボットが設置される空
間、に組み込まれる。なお、ポッドステージ側及び処理
室側のカバー4には、ウエハ移送のための開口13,1
4が形成されている。このような構成とすることによ
り、ウエハが移送される空間には常に清浄な空気が流れ
ており、ウエハ上へのパーティクル汚染を防止すること
ができる。
者が清浄度向上の検討を行う中で、従来の空気清浄化装
置には種々の問題があることが明らかになってきた。即
ち、装置の支持フレーム3の下は風量が得られず吹き溜
まりができることによって乱流が生じることになり、支
持フレームの下では気流が舞い上がって均一な下降面流
が得られないという問題点があることが明らかになっ
た。この気流の乱れは、パーティクルを巻き上げ、ウエ
ハを汚染する確率が高くなるため高集積化が更に進むと
重大な問題となる。
ットの側面で支持する装置構成の検討も行ったが、ファ
ンフィルタユニットの構造上、ユニット底面の周辺部に
は吹き出しのない部分があるため同様に吹き溜まりがで
き、乱流が生じることがが分かった。この問題は、ファ
ンフィルタユニットを複数個取り付ける場合にも同様に
起こり、装置内部全体の風量にばらつきが生じることに
なる。
し面の中心部では風量が強く、周辺では弱くなり、全体
的に風量のばらつきがあるという問題がある。この問題
はファンフィルタユニット内のファンとフィルタとの距
離を大きくすることにより、ある程度は解消されるが、
装置全体が大型化してしまうという問題が新たに生じる
ことになる。
の問題を解決し、風量をより均一化して均一な下降面流
を形成し、より高清浄な空間を形成可能な空気清浄化装
置を提供することを目的とする。また、さらにファンフ
ィルタユニットのコンパクト化した空気清浄化装置を提
供することを目的とする。
は、四方が隔壁で囲まれた空間の上部にファンフィルタ
ユニットを設置し、該ユニットの吹き出し面から前記空
間に向かって清浄空気を吹き出し、前記空間内を清浄に
保つための空気清浄化装置において、前記空間内に多数
の開口を有する多孔板を配置し、該多孔板を通して前記
空間の下部に向かって清浄空気を流す構成としたことを
特徴とする。このように、ファンフィルタユニットの吹
き出し口から所定の距離をもってガス流路全面に多孔板
を取り付けることにより、ファンフィルタユニット吹き
出し面の周辺部又は支持フレームの下部で乱流が発生し
ても、多孔板上での圧力は均一化され、多孔板の下流側
に均一な下降面流を形成することができる。この結果、
パーティクルの舞い上がりは防止され、何らかの原因で
混入してきたパーティクルも下降面流にのって空間外に
排出することができ、パーティクルフリーの高清浄な雰
囲気とすることが可能となる。
り付けることができ、また着脱可能に取り付け可能であ
る。従って、吹き出し面からの距離、開口率、孔位置、
孔径を適宜選択することにより、あらゆる要求条件に対
応することができる。また、従来装置のようにファンフ
ィルタユニット内のファンとフィルタとの間隔を大きく
とって風量を調節する必要がなくなり、コンパクトなフ
ァンフィルタユニットを実現でき、その結果、コスト削
減を図ることも可能となる。
孔板との距離を80mm以上とするのが好ましい。80
mm以下では、風速が変化した場合や支持フレームの幅
等によって吹き溜まり領域が増大し、均一流が得られな
くなる場合があるが、80mm以上とすることにより、
例えば、風速0.3〜0.6m/sにおいて均一な気流
を形成することができる。また、装置構成上、通常、5
00mm程度以下とされる。
とし、前記開口の孔径を2〜10mmとするのが好まし
く、開口率や孔径をこの範囲におさめることにより、多
孔板下流側での下降面流の均一性は一層向上する。
を参照して詳細に説明する。図1は、本発明の空気清浄
化装置の一例を示す模式的斜視図(A)及び断面図
(B)である。図1に示すように、空気清浄化装置1
は、支柱2と支持フレーム3からなる枠体、枠体の4側
面を囲むカバー(隔壁)4、支持フレーム3上に固定さ
れるファンフィルタユニット5、及びファンフィルタユ
ニット5と所定の間隔を開けて取り付けられる多孔板6
から構成される。
ステンレス板等に、多数の開口を形成したものが用いら
れ、ファンフィルタユニットのガス吹き出し面と所定の
間隔を開けて枠体に取り付けられる。ここで、多孔板の
開口率、孔の径、数、位置等は、要求される清浄度や風
速等に応じて適宜決定すれば良いが、開口率としては3
0〜75%、孔径としては2〜10mmが好適に用いら
れ、例えば格子状、千鳥状に配置される。また、多孔板
の取り付け位置は、風速、支持フレームの幅により定め
ればよいが、吹き出し面と80mm以上あけて取り付け
るのが好ましく、多孔板下流での風速の面内バラツキを
±15%以内に抑えることができる。なお、多孔板は、
取り外し可能に、また、高さ方向に移動可能に取り付け
てもよい。
ーボファン、プラグファン等の軸流ファンからなる送風
ファン5aとHEPAフィルタ、ULPAフィルタ等の
高性能フィルタ5bとを一体的に組み立てて構成され、
フィルタはファンモータ駆動の送風ファンの下流側に設
けられる。また、カバー4には、特に限定はないが、図
1の装置を図5に示したウエハ移送空間に組み込む場合
は、通常、ポッドステージ側に厚さ1.2〜2mm程度
のステンレス板、処理装置側には同様のステンレス板又
は厚さ5mm程度の塩化ビニル樹脂板が用いられる。
5を運転すると、送風ファン5aにより装置外部から空
気を吸い込み、フィルタ5bを通して多孔板6方向に吹
き出す。この際、フィルタ5bにより、空気中に含まれ
る塵埃や微粒子が除去され、清浄化された空気が装置内
部に吹き出される。ここで、ファンフィルタユニット5
の吹き出し面からの清浄空気の管理風速は通常0.3m
/secから0.6m/secの間で要求性能に応じて
適宜決定される。吹き出された清浄空気は、支持フレー
ム3下部で乱流が生じるため均一な気流とならないが、
多孔板の下流側では均一な下降面流となり、カバー4で
囲まれた空間内を高清浄化することができる。
流が形成できることを気流解析の結果を参照して説明す
る。この気流解析においては、、ファンフィルタユニッ
トの吹き出し口からの風速を0.5m/secとし、多
孔板の取り付け位置は吹き出し面から100mmとし
た。また、多孔板の開口は、図2に示すように、孔径
8.74mmの開口を10mmピッチで形成し、開口率
を57%とした。解析結果を図3に示す。図3におい
て、(A)は装置内の風速ベクトル図であり、ベクトル
の長さが風速の強さを表している。また、(B)はパー
ティクルの流線図である。なお、比較のため、多孔板を
配置しない従来の装置についても同様の解析を行い、こ
れを図4に示した。
装置の中心では風速が強く、端で弱くなり、風速にバラ
ツキを生じていることが分かる。また、支持フレームの
部分で吹き溜まりによる気流の舞い上がりが生じ、均一
な下降面流は得られないことが分かる。従って、パーテ
ィクルも気流に乗って空間内に滞留する量が増加し、ウ
エハ汚染の確率が高くなる。一方、多孔板を設置した図
3では、中心及び端でほぼ同じ風速が得られ、吹き出し
面と多孔板との間の装置端部で乱流が生じても、多孔板
の下流側では流れは均一化し、均一な下降面流が形成さ
れていることが分かる。このように、多孔板を配置する
ことにより、極めて高清浄な空間を作り出すことができ
る。
装置等に組み込む場合は、隔壁その他の部材を処理装置
の部材を兼用するようにしても良いことは言うまでもな
い。さらに、図1ではファンフィルタユニットと清浄化
すべき空間の水平方向断面積を同一としたが、空間断面
積の方が大きい場合でも、この断面積と同じ大きさの多
孔板を取り付けることにより、同様に均一化下降面流を
形成することができる。
を局所的に高清浄化する場合について述べてきたが、本
発明はクリーンルーム全体に適用することもできる。さ
らに、半導体製造用のクリーンルームまたは局所清浄化
装置にに限らず、バイオロジカルクリーンルームや、バ
イオハガード対策施設、海上コンテナ船の冷凍ユニッ
ト、病院のクリーンルームや分娩室等の種々のクリーン
ルーム及び局所清浄化装置に適用することも可能であ
る。
ち、ファンフィルタユニットの吹き出し面からある一定
の距離をもって下部全面に多孔板を取り付けることによ
って、吹き出し面周辺部又は支持フレームの下で乱流が
生じても、多孔板下部の気流は均一化され、さらには、
ファンフィルタユニットのコンパクト化も実現できると
いう優れた効果を奏し得るものである。さらに、既設の
清浄化装置に取り付けることができ、多孔板を着脱可能
に設けたので、取り付け自由度が高く、吹き出し口から
の距離や多孔板の開口率や孔の径、位置等を変えての後
付けも可能となり、各装置のあらゆる設定条件に対応す
ることができる。また、多孔板を設けることにより、フ
ァンフィルタユニットのコンパクト化が可能となり、ユ
ニットのコスト削減にも貢献する。
ある。
す模式図図である。
流れを示す模式図である。
式図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 四方が隔壁で囲まれた空間の上部にファ
ンフィルタユニットを設置し、該ユニットの吹き出し面
から前記空間に向かって清浄空気を吹き出し、前記空間
内を清浄に保つための空気清浄化装置において、 前記空間内に多数の開口を有する多孔板を配置し、該多
孔板を通して前記空間の下部に向かって清浄空気を流す
構成としたことを特徴とする空気清浄化装置。 - 【請求項2】 前記吹き出し面と前記多孔板との距離を
80mm以上としたことを特徴とする請求項1に記載の
空気清浄化装置。 - 【請求項3】 前記多孔板の開口率を30〜75%と
し、前記開口の孔径を2〜10mmとしたことを特徴と
する請求項1又は2に記載の空気清浄化装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001036318A JP2002243233A (ja) | 2001-02-14 | 2001-02-14 | 空気清浄化装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001036318A JP2002243233A (ja) | 2001-02-14 | 2001-02-14 | 空気清浄化装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002243233A true JP2002243233A (ja) | 2002-08-28 |
Family
ID=18899607
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001036318A Pending JP2002243233A (ja) | 2001-02-14 | 2001-02-14 | 空気清浄化装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002243233A (ja) |
Cited By (7)
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2001
- 2001-02-14 JP JP2001036318A patent/JP2002243233A/ja active Pending
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