JPH09159239A - クリーンルーム - Google Patents

クリーンルーム

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JPH09159239A
JPH09159239A JP31869595A JP31869595A JPH09159239A JP H09159239 A JPH09159239 A JP H09159239A JP 31869595 A JP31869595 A JP 31869595A JP 31869595 A JP31869595 A JP 31869595A JP H09159239 A JPH09159239 A JP H09159239A
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JP
Japan
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clean room
plate
air purifier
perforated plate
ceiling
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Application number
JP31869595A
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English (en)
Inventor
Osamu Fukazawa
修 深沢
Masaru Takaishi
優 高石
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 クリーンルームの汚染を最小限に抑え、かつ
低価格で清浄度を向上させる。 【解決手段】 作業室1の天井2に設置されかつULP
Aフィルタ3と小形送風機4とからなるFFU5と、天
井2の所定箇所に沿いかつFFU5と対向してFFU5
の送風口近傍に設置されたパンチング板付きルーバー6
と、FFU5から離れてFFU5とほぼ対向して設置さ
れたグレーティング床7とからなり、FFU5の設置箇
所17または未設置箇所18に応じて、孔による開口率
が異なったパンチング板付きルーバー6が設けられてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体製造工程ま
たは電子部品の検査工程などで使用するクリーンルーム
に関し、特に、トンネルベイ方式の作業室の清浄度を向
上させるクリーンルームに関する。
【0002】
【従来の技術】以下に説明する技術は、本発明を研究、
完成するに際し、本発明者によって検討されたものであ
り、その概要は次のとおりである。
【0003】半導体製造工程の検査工程などで使用され
るクリーンルームの内部の作業エリアの配置方式には、
半導体製造装置の重要部位が配置された作業室であるプ
ロセスエリアと、前記プロセスエリアのバックアップエ
リアであるサービスエリアとがトンネル方式で繰り返し
てレイアウトされたトンネルベイ方式と呼ばれるものが
ある。
【0004】なお、プロセスエリアは、半導体製造装置
などの処理装置が配置された生産領域と処理装置を操作
する作業者が配置された作業領域とからなり、作業領域
の天井付近には、ULPA(Ultra Low Penetration Ai
r)フィルタなどと小形送風機とからなる空気清浄器であ
るファンフィルタユニット(Fan Filter Unit,略してF
FUともいう)が設置されている。
【0005】さらに、ファンフィルタユニットには、そ
の未設置箇所に対してもクリーンエアーを吹き出すよう
に、横吹き出し口付きのスカート部材を取り付けてい
る。
【0006】ここで、ファンフィルタユニットが設置さ
れたクリーンルームについては、例えば、株式会社工業
調査会、1994年11月25日発行、「電子材料11
月号別冊、超LSI製造・試験装置ガイドブック<19
95年版>」、133〜140頁に記載されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記した技
術においては、ファンフィルタユニットから噴流されて
形成された気流が局所的にファンフィルタユニットの斜
め下方に向かうため、前記気流が層流(ファンフィルタ
ユニットから垂直方向に流れる)を形成せず、気流の巻
き込みを発生させるという問題が起こる。
【0008】そのため、ファンフィルタユニットの未設
置箇所に対しても他のファンフィルタユニットを増設し
なければならない。なお、増設するファンフィルタユニ
ットには、既存のものと同仕様のもの、もしくは特別注
文のものなどがある。
【0009】しかし、ファンフィルタユニットを増設す
るためには、クリーンルームの天井を切断し、開口工事
を行わなければならない。
【0010】この場合、天井切断時に大量の塵埃や金属
片が飛散し、クリーンルームを汚染するという問題が発
生する。
【0011】また、ファンフィルタユニットを増設しよ
うとすると、その本体の購入や前記した付帯工事が必要
となるため、費用が高くなるという問題が発生し、かつ
工事期間も長くなるため、その間製造ラインを停止させ
なければならないという問題も発生する。
【0012】本発明の目的は、汚染を最小限に抑え、か
つ低価格で清浄度を向上させるクリーンルームを提供す
ることにある。
【0013】本発明の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかに
なるであろう。
【0014】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
以下のとおりである。
【0015】すなわち、本発明のクリーンルームは、外
部雰囲気と遮断されかつ高清浄度な雰囲気を有する作業
室を備えたものであり、前記作業室の天井に設置されか
つフィルタと送風機とからなる空気清浄器と、前記天井
の所定箇所に沿いかつ前記空気清浄器と対向して前記空
気清浄器の送風口近傍に設置された多孔付き板状部材
と、前記空気清浄器から離れて前記空気清浄器とほぼ対
向して設置された排気手段とを有し、前記空気清浄器の
設置または未設置箇所に応じて、孔による開口率が異な
った前記多孔付き板状部材が設けられているものであ
る。
【0016】これにより、空気清浄器から噴流されて形
成される気流を制御することができるため、気流の巻き
込みや乱流などを防止することができる。
【0017】その結果、気流を層流とすることができる
ため、浮遊塵埃の溜り場が形成されないことにより、ク
リーンルーム内の清浄度を向上させることができ、さら
に、その雰囲気を維持することができる。
【0018】なお、本発明のクリーンルームは、前記多
孔付き板状部材の孔による開口率が前記孔の孔径によっ
て決定され、前記孔の孔径ごとに種類分けされた多孔付
き板状部材が、前記空気清浄器の設置または未設置箇所
に応じてそれぞれ設置されているものである。
【0019】さらに、本発明のクリーンルームは、前記
作業室の天井に沿って設置された種々の多孔付き板状部
材において、前記空気清浄器の設置箇所に応じた対向箇
所には小さな孔径の孔を有する多孔付き板状部材が配置
され、前記空気清浄器の未設置箇所に応じた非対向箇所
には大きな孔径の孔を有する多孔付き板状部材が配置さ
れているものである。
【0020】また、本発明のクリーンルームは、前記多
孔付き板状部材を支持するフレーム部材が設けられ、前
記多孔付き板状部材が前記フレーム部材上に着脱可能に
載置されているものである。
【0021】なお、本発明のクリーンルームは、前記多
孔付き板状部材の孔の孔径の種類ごとに前記多孔付き板
状部材を仕切る仕切り板が設けられているものである。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。
【0023】図1は本発明によるクリーンルームの構造
の実施の形態の一例を示す図であり、(a)は部分平面
図、(b)は(a)のAA断面を示す部分断面図、
(c)は(a)のBB断面を示す部分断面図、図2は本
発明によるクリーンルームの構造の実施の形態の一例を
示す部分斜視図、図3は本発明のクリーンルームに設置
された多孔付き板状部材の構造の実施の形態の一例を示
す斜視図、図4は本発明のクリーンルームに設置された
多孔付き板状部材の構造の実施の形態の一例を示す部分
斜視図、図5は本発明のクリーンルームにおける気流の
シミュレーションの実施の形態の一例を示すシミュレー
ションテスト図である。
【0024】なお、本実施の形態で説明するクリーンル
ームは、外部雰囲気と遮断されかつ高清浄度な雰囲気を
有するトンネルベイ方式の作業室1を備えたものであ
り、作業室1内で被処理物の一例である半導体ウェハの
検査などが行われる。
【0025】本実施の形態のクリーンルームの構成につ
いて説明すると、作業室1の天井2に設置されかつUL
PAフィルタ3(フィルタ)と小形送風機4(送風機)
とからなる空気清浄器であるファンフィルタユニット
(以降、FFUと略す)5と、天井2の所定箇所に沿い
かつFFU5と対向してFFU5の送風口5a近傍に設
置された多孔付き板状部材であるパンチング板付きルー
バー6と、FFU5から離れてFFU5とほぼ対向して
設置された排気手段であるグレーティング床7とからな
り、FFU5の設置箇所17または未設置箇所18に応
じてパンチング板付きルーバー6の孔6aによる開口率
が異なっているものである。
【0026】ここで、本実施の形態によるクリーンルー
ムの作業室1は、半導体ウェハに処理を行う処理装置で
ある半導体製造装置8が配置された生産領域1aと半導
体製造装置8を操作する作業者9が配置された作業領域
1bとからなり、パンチング板付きルーバー6が天井2
の所定箇所、すなわち作業領域1bの天井2に沿ってか
つFFU5と対向して設けられている。
【0027】なお、FFU5はトンネルベイ方式の作業
室1の奥方向16に向かってほぼ所定間隔(例えば、2
000mm程度の間隔)で、作業領域1bの天井2と生
産領域1aの天井2との両方に取り付けられている。た
だし、作業領域1bに取り付けられたFFU5の方が、
作業者9が作業を行い易いように高い位置に取り付けら
れている。
【0028】さらに、作業室1の側壁15には、ガラス
窓などの開閉自在(閉じた状態では密閉可能)なガラス
スクリーン15aが設けられている。
【0029】また、パンチング板付きルーバー6は、ト
ンネルベイ方式の作業室1における作業領域1bの天井
2の直下200mm程度の位置に作業室1の奥方向16
に向かって敷き詰められている。
【0030】ここで、本実施の形態による排気手段はグ
レーティング床7である。つまり、FFU5からの空気
の噴流によって形成された気流14は、2層構造(3層
以上でもよい)を有したグレーティング床7の床裏に排
気される。
【0031】したがって、作業室1内の全ての気流14
は、天井2からグレーティング床7に流れて排気され
る。
【0032】また、前記クリーンルームに設置されたパ
ンチング板付きルーバー6においては、パンチング板付
きルーバー6の孔6aによる開口率が孔6aの孔径によ
って決定され、孔6aの孔径ごとに種類分けされたパン
チング板付きルーバー6が、FFU5の設置箇所17ま
たは未設置箇所18に応じてそれぞれ設置されている。
【0033】さらに、作業室1の天井2に沿って設置さ
れた種々のパンチング板付きルーバー6において、FF
U5の設置箇所17に応じた対向箇所10(FFU5の
設置箇所17の直下)には小さな孔径の孔6aを有する
パンチング板付きルーバー6が配置され、FFU5の未
設置箇所18に応じた非対向箇所11(FFU5の未設
置箇所18の直下)には大きな孔径の孔6aを有するパ
ンチング板付きルーバー6が配置されている。
【0034】本実施の形態のクリーンルームに設置され
たパンチング板付きルーバー6(図3参照)の詳細構造
について説明すると、多孔付き板状部材であるパンチン
グ板付きルーバー6は、多孔付き薄板部材6bと格子状
を成すルーバー6cとからなる2層構造のものである。
【0035】ここで、多孔付き薄板部材6bは、例え
ば、樹脂などによって形成され、その厚さが1.5mm程
度である。さらに、多孔付き薄板部材6bは複数個の孔
6aを有しており、例えば、孔径4〜5mm程度の孔6
aである。
【0036】また、ルーバー6cは、例えば、樹脂など
によって形成され、その厚さが20mm程度である。さ
らに、ルーバー6cは格子状のものである。
【0037】つまり、パンチング板付きルーバー6は、
多孔付き薄板部材6bとルーバー6cとを接合した2層
構造のものである。
【0038】なお、本実施の形態によるパンチング板付
きルーバー6は、孔6aの大きさによって種類分けさ
れ、予め孔6aの大きさによって種々の開口率を有する
パンチング板付きルーバー6が用意されている。
【0039】また、本実施の形態によるクリーンルーム
には、パンチング板付きルーバー6を支持するフレーム
部材であるL形フレーム12が設けられ、パンチング板
付きルーバー6はL形フレーム12上に着脱可能に載置
されている。
【0040】ここで、L形フレーム12は、例えば、生
産領域1aに設置されたFFU5などにねじ止めされて
いる。
【0041】また、本実施の形態によるクリーンルーム
には、パンチング板付きルーバー6の孔6aの孔径の種
類ごとにパンチング板付きルーバー6を仕切る仕切り板
13が設けられている。
【0042】つまり、種々の開口率のパンチング板付き
ルーバー6が配置される際に、各々のパンチング板付き
ルーバー6が仕切り板13によって仕切られている。
【0043】なお、本実施の形態によるクリーンルーム
に設置されたパンチング板付きルーバー6は、FFU5
の設置箇所17または未設置箇所18に応じてその開口
率が異なっているものであり、その一例として、作業室
1の天井2に沿って設置された種々のパンチング板付き
ルーバー6において、FFU5の設置箇所17に応じた
対向箇所10(FFU5の設置箇所17の直下)には開
口率10〜20%のパンチング板付きルーバー6が配置
され、FFU5の未設置箇所18に応じた非対向箇所1
1(FFU5の未設置箇所18の直下)には開口率30
〜35%のパンチング板付きルーバー6が、それぞれ交
互に配置されている(図4参照)。
【0044】これは、図5に示すクリーンルームにおけ
る作業室1の気流14のシミュレーションテスト図によ
って求めたものである。
【0045】ここで、図5に示すクリーンルームにおけ
る作業室1の気流14のシミュレーションテスト図は、
孔6aによる開口率をパラメータとし、6つのケース
(ケース1〜ケース6)における気流14の状態をコン
ピュータを用いてシミュレーションしたものである。
【0046】これにより、ケース5に示す気流14の状
態が最も層流状態に近く、その場合の開口率の理論値が
コンピュータによって32.6%(非対向箇所11)およ
び16.6%(対向箇所10)というように算出されたた
め、それぞれの箇所に前記したような範囲の開口率を有
するパンチング板付きルーバー6を各々配置することが
好ましいという結果が得られた。
【0047】なお、本実施の形態のクリーンルームによ
れば、以下のような作用効果が得られる。
【0048】すなわち、クリーンルームの作業室1の天
井2の所定箇所(本実施の形態においては、作業領域1
bの天井2)に沿ってパンチング板付きルーバー6がF
FU5の送風口5a近傍に設置され、さらに、FFU5
とほぼ対向して排気手段であるグレーティング床7が設
置され、FFU5の設置箇所17または未設置箇所18
に応じてパンチング板付きルーバー6の孔6aによる開
口率が異なっていることにより、FFU5から噴流され
て形成される気流14を制御することができる。
【0049】これにより、気流14の巻き込みや乱流な
どを防止することができ、気流14を層流とすることが
できる。
【0050】その結果、浮遊塵埃の溜り場が形成されな
いため、クリーンルーム内の清浄度を向上させることが
でき、かつ、その雰囲気を維持することができる。
【0051】なお、開口率の異なったパンチング板付き
ルーバー6を設置することにより、作業室1の清浄度ク
ラスを、例えば、クラス100からクラス10に向上さ
せることができる。
【0052】また、FFU5を増設する必要がないた
め、製品製造ラインにおいて、天井2の切断や開口工事
も実施しなくて済むため、クリーンルーム内が汚染され
ることを防止でき、かつ少ない台数のFFU5によって
広範囲の空気清浄を行うことができる。
【0053】これにより、製品への悪影響を抑えること
ができ、さらに、クリーンルームの構造上、FFU5の
設置台数が制約される場所の清浄度をより向上させるこ
とができる。
【0054】また、FFU5を増設しないことにより、
前記工事を実施しないため、工事期間を短縮することが
でき、低価格でクリーンルーム内の清浄度を向上させる
ことができる。
【0055】なお、パンチング板付きルーバー6の孔6
aによる開口率が孔6aの孔径によって決定され、孔6
aの孔径ごとに種類分けされたパンチング板付きルーバ
ー6をFFU5の設置箇所17に応じてそれぞれ設置す
るため、予め種々の孔径の孔6aを有するパンチング板
付きルーバー6を準備することにより、開口率を細かく
設定および変更することができる。これにより、FFU
5の仕様(風量や風速など)によってパンチング板付き
ルーバー6の開口率を変えることができるため、天井2
の全面に対してのクリーンユニット化が図れる。
【0056】また、作業室1の天井2に沿って設置され
た種々のパンチング板付きルーバー6において、FFU
5の設置箇所17に応じた対向箇所10には小さな孔径
の孔6aを有するパンチング板付きルーバー6が配置さ
れ、FFU5の未設置箇所18に応じた非対向箇所11
には大きな孔径の孔6aを有するパンチング板付きルー
バー6が配置されていることにより、多様なトンネルベ
イ方式の作業室1に対しても、その清浄度を向上させる
ことができる。
【0057】さらに、パンチング板付きルーバー6を支
持するL形フレーム12が設けられ、パンチング板付き
ルーバー6がL形フレーム12上に着脱可能に載置され
ていることにより、パンチング板付きルーバー6を容易
に交換することができ、かつ、パンチング板付きルーバ
ー6の落下も防止することができる。
【0058】なお、L形フレーム12をねじ止めによっ
て固定することにより、パンチング板付きルーバー6の
作業領域1bの天井2からの設置距離を自由に設定する
ことができるため、グレーティング床7などの床面から
の高さ制限に対する対応を広くすることができる。
【0059】また、パンチング板付きルーバー6の孔6
aの孔径の種類ごとにパンチング板付きルーバー6を仕
切る仕切り板13が設けられていることにより、孔6a
の開口率の変更などによってパンチング板付きルーバー
6を交換する際にも、交換するパンチング板付きルーバ
ー6の設置位置を容易に判別することができる。
【0060】さらに、仕切り板13によってパンチング
板付きルーバー6同士の隣接方向に対する位置ずれを防
止することができる。
【0061】また、パンチング板付きルーバー6が多孔
付き薄板部材6bと格子状を成すルーバー6cとからな
る2層構造のパンチング板付きルーバー6であることに
より、その強度を向上させることができる。
【0062】以上、本発明者によってなされた発明を発
明の実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は
前記発明の実施の形態に限定されるものではなく、その
要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることは言う
までもない。
【0063】例えば、前記実施の形態においては、多孔
付き板状部材の種類が、孔の孔径によって分けられた場
合を説明したが、多孔付き板状部材の種類分けは、孔の
数などによってその開口率が変えられて分けられたもの
であってもよい。
【0064】また、孔の形状についても、円形だけでな
く、楕円や四角形などのように他の形状であってもよ
い。
【0065】さらに、多孔付き板状部材は2層構造に限
らず、多層構造であっても、また、その強度が保たれて
いれば、1層構造であってもよい。
【0066】また、前記実施の形態においては、クリー
ンルームが半導体製造工程における被処理物(半導体ウ
ェハ)の検査工程の場合を説明したが、前記クリーンル
ームは、他の半導体製造工程に用いられてもよく、さら
に、半導体以外の他の電子部品などの検査工程などで使
用されるものであってもよい。
【0067】
【発明の効果】本願によって開示される発明のうち、代
表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、
以下のとおりである。
【0068】(1).クリーンルームの作業室の天井の
所定箇所に沿って多孔付き板状部材が空気清浄器の送風
口近傍に設置され、さらに、空気清浄器とほぼ対向して
排気手段が設置され、空気清浄器の設置または未設置箇
所に応じて多孔付き板状部材の孔による開口率が異なっ
ていることにより、空気清浄器から噴流されて形成され
る気流を制御することができる。これにより、気流の巻
き込みや乱流などを防止することができ、気流を層流と
することができる。その結果、浮遊塵埃の溜り場が形成
されないため、クリーンルーム内の清浄度を向上させる
ことができ、かつ、その雰囲気を維持することができ
る。
【0069】(2).空気清浄器を増設する必要がない
ため、製品製造ラインにおいて、天井切断や開口工事も
実施しなくて済むため、クリーンルーム内が汚染される
ことを防止できる。これにより、製品への悪影響を抑え
ることができる。
【0070】(3).空気清浄器を増設しないことによ
り、前記工事を実施しないため、工事期間を短縮するこ
とができ、低価格でクリーンルーム内の清浄度を向上さ
せることができる。
【0071】(4).多孔付き板状部材の孔による開口
率が前記孔の孔径によって決定され、前記孔の孔径ごと
に種類分けされた多孔付き板状部材を空気清浄器の設置
箇所に応じてそれぞれ設置するため、予め種々の孔径の
孔を有する多孔付き板状部材を準備することにより、開
口率を細かく設定および変更することができる。
【0072】(5).作業室の天井に沿って設置された
種々の多孔付き板状部材において、空気清浄器の設置箇
所に応じた対向箇所には小さな孔径の孔を有する多孔付
き板状部材が配置され、空気清浄器の未設置箇所に応じ
た非対向箇所には大きな孔径の孔を有する多孔付き板状
部材が配置されていることにより、多様なトンネルベイ
方式の作業室に対しても、その清浄度を向上させること
ができる。
【0073】(6).多孔付き板状部材を支持するフレ
ーム部材が設けられ、多孔付き板状部材がフレーム部材
上に着脱可能に載置されていることにより、多孔付き板
状部材を容易に交換することができる。
【0074】(7).フレーム部材をねじ止めによって
固定することにより、多孔付き板状部材の作業領域の天
井からの設置距離を自由に設定することができるため、
床面からの高さ制限に対する対応を広くすることができ
る。
【0075】(8).多孔付き板状部材の孔の孔径の種
類ごとに多孔付き板状部材を仕切る仕切り板が設けられ
ていることにより、孔の開口率の変更などによって多孔
付き板状部材を交換する際にも、交換する多孔付き板状
部材の設置位置を容易に判別することができる。さら
に、仕切り板によって多孔付き板状部材同士の隣接方向
に対する位置ずれを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるクリーンルームの構造の実施の形
態の一例を示す図であり、(a)は部分平面図、(b)
は(a)のAA断面を示す部分断面図、(c)は(a)
のBB断面を示す部分断面図である。
【図2】本発明によるクリーンルームの構造の実施の形
態の一例を示す部分斜視図である。
【図3】本発明のクリーンルームに設置された多孔付き
板状部材の構造の実施の形態の一例を示す斜視図であ
る。
【図4】本発明のクリーンルームに設置された多孔付き
板状部材の構造の実施の形態の一例を示す部分斜視図で
ある。
【図5】本発明のクリーンルームにおける気流のシミュ
レーションの実施の形態の一例を示すシミュレーション
テスト図である。
【符号の説明】
1 作業室 1a 生産領域 1b 作業領域 2 天井 3 ULPAフィルタ(フィルタ) 4 小形送風機(送風機) 5 FFU(空気清浄器) 5a 送風口 6 パンチング板付きルーバー(多孔付き板状部材) 6a 孔 6b 多孔付き薄板部材 6c ルーバー 7 グレーティング床(排気手段) 8 半導体製造装置(処理装置) 9 作業者 10 対向箇所 11 非対向箇所 12 L形フレーム(フレーム部材) 13 仕切り板 14 気流 15 側壁 15a ガラススクリーン 16 奥方向 17 設置箇所 18 未設置箇所

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部雰囲気と遮断され、かつ高清浄度な
    雰囲気を有する作業室を備えたクリーンルームであっ
    て、 前記作業室の天井に設置され、かつフィルタと送風機と
    からなる空気清浄器と、 前記天井の所定箇所に沿い、かつ前記空気清浄器と対向
    して前記空気清浄器の送風口近傍に設置された多孔付き
    板状部材と、 前記空気清浄器から離れて前記空気清浄器とほぼ対向し
    て設置された排気手段とを有し、 前記空気清浄器の設置または未設置箇所に応じて、孔に
    よる開口率が異なった前記多孔付き板状部材が設けられ
    ていることを特徴とするクリーンルーム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のクリーンルームであっ
    て、前記多孔付き板状部材の孔による開口率が前記孔の
    孔径によって決定され、前記孔の孔径ごとに種類分けさ
    れた多孔付き板状部材が、前記空気清浄器の設置または
    未設置箇所に応じてそれぞれ設置されていることを特徴
    とするクリーンルーム。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のクリーンルームであっ
    て、前記作業室の天井に沿って設置された種々の多孔付
    き板状部材において、前記空気清浄器の設置箇所に応じ
    た対向箇所には小さな孔径の孔を有する多孔付き板状部
    材が配置され、前記空気清浄器の未設置箇所に応じた非
    対向箇所には大きな孔径の孔を有する多孔付き板状部材
    が配置されていることを特徴とするクリーンルーム。
  4. 【請求項4】 請求項1,2または3記載のクリーンル
    ームであって、前記作業室は被処理物に処理を行う処理
    装置が配置された生産領域と前記処理装置を操作する作
    業者が配置された作業領域とからなり、前記多孔付き板
    状部材が前記作業領域の天井に沿って設けられているこ
    とを特徴とするクリーンルーム。
  5. 【請求項5】 請求項1,2,3または4記載のクリー
    ンルームであって、前記多孔付き板状部材を支持するフ
    レーム部材が設けられ、前記多孔付き板状部材が前記フ
    レーム部材上に着脱可能に載置されていることを特徴と
    するクリーンルーム。
  6. 【請求項6】 請求項1,2,3,4または5記載のク
    リーンルームであって、前記多孔付き板状部材の孔の孔
    径の種類ごとに前記多孔付き板状部材を仕切る仕切り板
    が設けられていることを特徴とするクリーンルーム。
  7. 【請求項7】 請求項1,2,3,4,5または6記載
    のクリーンルームであって、前記作業室の天井に沿った
    多孔付き板状部材の設置箇所において、前記空気清浄器
    の設置箇所に応じた対向箇所には開口率10〜20%の
    多孔付き板状部材が設置され、前記空気清浄器の未設置
    箇所に応じた非対向箇所には開口率30〜35%の多孔
    付き板状部材が設置されていることを特徴とするクリー
    ンルーム。
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