JP2002281002A - データ再送方法及び通信システム - Google Patents

データ再送方法及び通信システム

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 データの再送効率を高める。 【解決手段】 送信側装置1は、伝送データを回線3の
複数のチャンネルに振り分けて送出する送信手段12〜
14と、再送要求が求めるフレーム番号及びチャンネル
番号の分割データを保管手段17から取り出して再送す
る再送手段14〜16とを有する。受信側装置2は、受
信した複数の分割データのエラーを検出するエラー検出
手段23と、エラーを検出したフレーム番号及びチャン
ネル番号の分割データの再送を要求する再送要求手段2
4と、再送された分割データと、再送以前に送信され
た、再送された分割データと同一フレーム番号の正常な
分割データとを合成する合成手段22とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばPHSやI
SDN等で用いられる複数回線を同時に使用して伝送速
度をあげるバルク通信方式に係り、特に受信側でエラー
が発生したときのデータ再送効率を高めることができる
データ再送方法及び通信システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、受信データにエラーが検出さ
れると、受信側から送信側にデータの再送を要求し、再
送要求を受けた送信側が受信側にデータを再送すること
が行われている。従来のデータ再送方法を図3を用いて
説明する。送信側装置は、2回線バルク通信のために、
フレーム番号Xの送信データ列201を分割データ列2
02−1,202−2の2つに分割し、この分割データ
列202−1,202−2にフレーム番号がXであるこ
とを示すフラグ203を付加した上で、分割データ列2
02−1を第1の回線に送出し、分割データ列202−
2を第2の回線に送出する。
【0003】受信側装置は、第1,第2の回線から受信
した分割データ列202−1,202−2を結合して受
信データ列204を合成し、この受信データ列204の
エラーを検出する。ここで、分割データ列202−2中
のデータCが第2の回線上で破壊されたとすると、受信
側装置は、データCのエラーを検出したとき、受信デー
タ列204を廃棄して、フレーム番号Xのデータの再送
要求205を送信側装置に送る。
【0004】受信側装置から再送要求205を受信した
送信側装置は、要求されたフレーム番号Xの送信データ
列201と同じX番目の再送データ列206を分割デー
タ列207−1,207−2の2つに分割し、この分割
データ列207−1,207−2に前述のフラグ203
を付加した上で、分割データ列207−1を第1の回線
に送出し、分割データ列207−2を第2の回線に送出
する。受信側装置は、第1,第2の回線から受信した分
割データ列207−1,207−2を結合して受信デー
タ列208を得る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来のデ
ータ再送方法では、送信データ列を2分割して、2つの
分割データ列を2回線を使って一度に送信したとき、1
回線側だけでエラーが起きた場合でも、送信データ列全
体を再送しなければならず、その結果、エラーが発生し
ていないデータも再送しているという問題点があった。
このような問題が起きる理由は、フレーム番号でデータ
列を管理しているためである。なお、このような問題
は、2回線に限らず、送信データ列を複数に分割して複
数回線を使って一度に送信する場合にも、同様に発生す
る。本発明は、上記課題を解決するためになされたもの
で、再送効率を高めることができるデータ再送方法及び
通信システムを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のデータ再送方法
は、送信すべき伝送データを回線(3)のチャンネル数
分に分割して、分割した複数の分割データを送信側装置
(1)から前記回線の対応するチャンネルに振り分けて
送出し、前記回線を介して受信側装置(2)で受信した
前記複数の分割データのエラーを検出し、エラーを検出
したフレーム番号及びチャンネル番号の分割データの再
送要求を前記受信側装置から前記送信側装置に送信し、
前記再送要求が求めるフレーム番号及びチャンネル番号
の分割データを前記送信側装置から前記受信側装置に再
送し、前記再送された分割データと、前記再送以前に送
信された、前記再送された分割データと同一フレーム番
号の正常な分割データとを前記受信側装置で合成し、フ
レーム単位の前記伝送データを再生するようにしたもの
である。
【0007】また、本発明の通信システムにおいて、送
信側装置(1)は、送信すべき伝送データを回線(3)
のチャンネル数分に分割して、分割した複数の分割デー
タを前記回線の対応するチャンネルに振り分けて送出す
る送信手段(12〜14)と、前記回線への送出と同時
に前記複数の分割データを蓄積する保管手段(17)
と、受信側装置(2)から再送要求を受信したとき、こ
の再送要求が求めるフレーム番号及びチャンネル番号の
分割データを前記保管手段から取り出して、この分割デ
ータを前記受信側装置に再送する再送手段(14〜1
6)とを有し、受信側装置は、前記回線を介して前記送
信側装置から受信した前記複数の分割データのエラーを
検出するエラー検出手段(23)と、エラーを検出した
フレーム番号及びチャンネル番号の分割データの再送要
求を前記送信側装置に送信する再送要求手段(24)
と、前記送信側装置から再送された分割データと、前記
再送以前に送信された、前記再送された分割データと同
一フレーム番号の正常な分割データとを合成して、フレ
ーム単位の前記伝送データを再生する合成手段(22)
とを有するものである。なお、データを再送する際は、
前記再送要求が求めるフレーム番号及びチャンネル番号
の分割データを前記再送手段から前記送信手段に渡し
て、前記送信手段に再送を指示してもよい。この場合、
送信手段は、再送手段から渡されたデータを前記回線の
チャンネル数分に分割して、分割した複数の分割データ
を前記回線の対応するチャンネルに振り分けて送出す
る。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明は、PHSやISDNに見
られる2回線を同時に使用して伝送速度をあげるバルク
通信方式において、回線区間で生じるデータエラーの再
送効率を高めるものである。以下、本発明の実施の形態
について図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明
の実施の形態となる通信システムの構成を示すブロック
図である。本実施の形態の通信システムは、送信側装置
1と、受信側装置2と、送信側装置1と受信側装置2と
を接続する回線3とから構成されている。
【0009】送信側装置1のデータ入力部11から入力
された送信データ列は、データ分割部12によって回線
3の回線数分のデータに分割される。本実施の形態で
は、回線数を2としている。分割された2つの分割デー
タ列には、データのフレーム番号と回線のチャンネル
(以下、chと略する)番号とを示すフラグがフレーム
番号付加部13によって付加される。すなわち、フレー
ム番号付加部13は、データ分割部12から出力された
2つの分割データ列が回線3の1chに出力されるデー
タか2chに出力されるデータかを区別して、データの
フレーム番号とデータが送出される回線のch番号とを
示すフラグを分割データ列に付加する。
【0010】回線インターフェース部14は、ch番号
1を示すフラグが付加された分割データ列を回線3の1
chに送出すると同時に、ch番号2を示すフラグが付
加された分割データ列を回線3の2chに送出する。エ
ラー再送認識部15は、データの再送要求を受信側装置
2から受信したときに再送手順に入る。データ認識部1
6は、データ再送に備えてデータ保管部17に蓄積され
た分割データ列とフレーム番号及びch番号との対応関
係を記憶しておく。
【0011】受信側装置2の回線インターフェース部2
1は、回線3から分割データ列を受信する。データ合成
部22は、受信した分割データ列を結合し、エラー検出
部23は、データ合成部22から出力された受信データ
列のエラーを検出する。再送要求部24は、エラー検出
部23でエラーが検出されたとき、エラーが検出された
分割データ列の再送を送信側装置1に要求する。
【0012】以下、本実施の形態の通信システムの動作
を図2を用いて説明する。送信側装置1のデータ分割部
12は、データ入力部11から入力されたフレーム番号
Xの送信データ列101をバルク通信用の回線3に出力
するため、回線3の1chに出力する分割データ列10
2−1と回線3の2chに出力する分割データ列102
−2の2つに分割する。
【0013】フレーム番号付加部13は、回線3の1c
hに出力される分割データ列102−1にフレーム番号
Xの1chデータであることを示すフラグ103−1を
付加し、回線3の2chに出力される分割データ列10
2−2にフレーム番号Xの2chデータであることを示
すフラグ103−2を付加する。
【0014】回線インターフェース部14は、ch番号
1を示すフラグ103−1が付加された分割データ列1
02−1を回線3の1chに送出すると同時に、ch番
号2を示すフラグ103−2が付加された分割データ列
102−2を回線3の2chに送出する。回線3への送
出と同時に、分割データ列102−1,102−2はデ
ータ保管部17に蓄積される。データ認識部16は、フ
レーム番号及びch番号とデータ保管部17に蓄積され
た分割データ列との対応関係を記憶しておく。
【0015】受信側装置2の回線インターフェース部2
1は、回線3の1ch,2chから分割データ列102
−1,102−2を受信する。データ合成部22は、受
信した分割データ列102−1,102−2を結合して
受信データ列104を合成し、エラー検出部23は、受
信データ列104のエラーを検出する。
【0016】ここでは、分割データ列102−2中のデ
ータCが回線3の2ch上で破壊されたとする。データ
合成部22は、エラー検出部23によってデータCのエ
ラーが検出されたとき、エラーを検出した分割データ列
102−2を廃棄して、正常な分割データ列102−1
だけを残す。そして、再送要求部24は、回線インター
フェース部21を介してフレーム番号Xの2chデータ
の再送要求105を送信側装置2に送る。
【0017】送信側装置1のエラー再送認識部15は、
回線インターフェース部14を介して受信側装置2から
の再送要求105を受信すると、この再送要求105の
内容を認識して、再送要求されたデータのフレーム番号
とch番号とをデータ認識部16に送る。データ認識部
16は、再送要求されたフレーム番号とch番号とを基
に、データ保管部17に蓄積されたフレーム番号Xの2
chデータを識別し、このデータを出力するようデータ
保管部17に指示する。データ保管部17は、データ認
識部16の指示に従ってデータを出力する。
【0018】データ分割部12は、データ保管部17か
ら出力されたフレーム番号Xの2chの再送データ列1
06を回線3の1chに出力する分割データ列107−
1と回線3の2chに出力する分割データ列107−2
の2つに分割する。フレーム番号付加部13は、回線3
の1chに出力される分割データ列107−1にフレー
ム番号Xの1chデータであることを示すフラグ108
−1を付加し、回線3の2chに出力される分割データ
列107−2にフレーム番号Xの2chデータであるこ
とを示すフラグ108−2を付加する。
【0019】回線インターフェース部14は、ch番号
1を示すフラグ108−1が付加された分割データ列1
07−1を回線3の1chに送出すると同時に、ch番
号2を示すフラグ108−2が付加された分割データ列
107−2を回線3の2chに送出する。
【0020】受信側装置2の回線インターフェース部2
1は、回線3の1ch,2chから分割データ列107
−1,107−2を受信する。データ合成部22は、受
信した分割データ列107−1,107−2を結合して
データ列109を合成し、エラー検出部23は、データ
列109のエラーを検出する。そして、データ合成部2
2は、このエラー検出により、データ列109にエラー
がないことを確認した上で、先に受信した分割データ列
102−1とデータ列109とを結合して受信データ列
110を合成する。
【0021】このように、本実施の形態では、送信デー
タに対しフレーム番号とch番号の両方を付加すること
により、再送に必要などちらか一方のchのデータのみ
を再送することが可能となる。これにより、再送するデ
ータを最小限にすることができる。
【0022】なお、本実施の形態では、PHSやISD
Nに見られる2回線を同時に使用して伝送速度をあげる
バルク通信方式を例に挙げて説明したが、これに限るも
のではなく、PHSやISDN以外の回線を使用した場
合、あるいは2回線以上の複数回線にデータを分割して
送信する場合でも、同様に再送効率を高めることができ
るのは言うまでもない。
【0023】
【発明の効果】本発明によれば、複数の分割データを送
信側装置から回線の対応するチャンネルに振り分けて送
出し、エラーを検出したフレーム番号及びチャンネル番
号の分割データの再送要求を受信側装置から送信側装置
に送信し、再送要求が求めるフレーム番号及びチャンネ
ル番号の分割データを送信側装置から受信側装置に再送
し、再送された分割データと、再送以前に送信された、
再送された分割データと同一フレーム番号の正常な分割
データとを受信側装置で合成するようにしたことによ
り、伝送データをフレーム番号だけでなく、分割したと
きのチャンネル番号で管理するようにしたので、エラー
が発生したフレーム全体を再送することなく、エラーが
発生したチャンネル番号の分割データだけを再送するこ
とができ、再送するデータを最小限にして、再送効率を
高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態となる通信システムの構
成を示すブロック図である。
【図2】 本発明の実施の形態におけるデータ再送方法
を説明するための説明図である。
【図3】 従来のデータ再送方法を説明するための説明
図である。
【符号の説明】
1…送信側装置、2…受信側装置、3…回線、11…デ
ータ入力部、12…データ分割部、13…フレーム番号
付加部、14、21…回線インターフェース部、15…
エラー再送認識部、16…データ認識部、17…データ
保管部、22…データ合成部、23…エラー検出部、2
4…再送要求部。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信すべき伝送データを回線のチャンネ
    ル数分に分割して、分割した複数の分割データを送信側
    装置から前記回線の対応するチャンネルに振り分けて送
    出し、 前記回線を介して受信側装置で受信した前記複数の分割
    データのエラーを検出し、エラーを検出したフレーム番
    号及びチャンネル番号の分割データの再送要求を前記受
    信側装置から前記送信側装置に送信し、 前記再送要求が求めるフレーム番号及びチャンネル番号
    の分割データを前記送信側装置から前記受信側装置に再
    送し、 前記再送された分割データと、前記再送以前に送信され
    た、前記再送された分割データと同一フレーム番号の正
    常な分割データとを前記受信側装置で合成し、フレーム
    単位の前記伝送データを再生することを特徴とするデー
    タ再送方法。
  2. 【請求項2】 送信側装置と、回線を介して前記送信側
    装置と接続された受信側装置とからなる通信システムに
    おいて、 前記送信側装置は、 送信すべき伝送データを回線のチャンネル数分に分割し
    て、分割した複数の分割データを前記回線の対応するチ
    ャンネルに振り分けて送出する送信手段と、 前記回線への送出と同時に前記複数の分割データを蓄積
    する保管手段と、 前記受信側装置から再送要求を受信したとき、この再送
    要求が求めるフレーム番号及びチャンネル番号の分割デ
    ータを前記保管手段から取り出して、この分割データを
    前記受信側装置に再送する再送手段とを有し、 前記受信側装置は、 前記回線を介して前記送信側装置から受信した前記複数
    の分割データのエラーを検出するエラー検出手段と、 エラーを検出したフレーム番号及びチャンネル番号の分
    割データの再送要求を前記送信側装置に送信する再送要
    求手段と、 前記送信側装置から再送された分割データと、前記再送
    以前に送信された、前記再送された分割データと同一フ
    レーム番号の正常な分割データとを合成して、フレーム
    単位の前記伝送データを再生する合成手段とを有するこ
    とを特徴とする通信システム。
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