JP2003015248A - 乳 剤 - Google Patents

乳 剤

Info

Publication number
JP2003015248A
JP2003015248A JP2002178704A JP2002178704A JP2003015248A JP 2003015248 A JP2003015248 A JP 2003015248A JP 2002178704 A JP2002178704 A JP 2002178704A JP 2002178704 A JP2002178704 A JP 2002178704A JP 2003015248 A JP2003015248 A JP 2003015248A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
emulsion
sample
formate
silver
photographic
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002178704A
Other languages
English (en)
Inventor
Jon Nathan Eikenberry
ネイサン エイケンベリー ジョン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Eastman Kodak Co
Original Assignee
Eastman Kodak Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Eastman Kodak Co filed Critical Eastman Kodak Co
Publication of JP2003015248A publication Critical patent/JP2003015248A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03CPHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
    • G03C1/00Photosensitive materials
    • G03C1/005Silver halide emulsions; Preparation thereof; Physical treatment thereof; Incorporation of additives therein
    • G03C1/015Apparatus or processes for the preparation of emulsions
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03CPHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
    • G03C1/00Photosensitive materials
    • G03C1/005Silver halide emulsions; Preparation thereof; Physical treatment thereof; Incorporation of additives therein
    • G03C1/06Silver halide emulsions; Preparation thereof; Physical treatment thereof; Incorporation of additives therein with non-macromolecular additives
    • G03C1/08Sensitivity-increasing substances
    • G03C1/10Organic substances

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Spectroscopy & Molecular Physics (AREA)
  • Silver Salt Photography Or Processing Solution Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 安価で、容易に入手可能で、化学的に簡単な
添加物を用いてさらに光効率のよい乳剤を提供するこ
と。 【解決手段】 化学増感され分光増感されたハロゲン化
銀粒子の表面にギ酸塩を有する当該粒子を含んでなる乳
剤。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は写真要素に関し、特
に、ギ酸塩で表面処理することによって得られる改良さ
れたハロゲン化銀に関する。
【0002】
【従来の技術】写真業界では、フィルム感度を増加し、
同時に粒状度を小さくする方法に関して実験が継続され
ている。ハロゲン化銀に基づくシステムにおいて写真感
度を増加させる最も直接的な方法は、粒子をより大きく
形成させることによってハロゲン化銀粒子の光感受性を
高めることである。しかし、そのような方法は、顧客が
不快と感じる粒状度の増加に直接結びつく。これに対
し、粒径を変えることなしに乳剤粒子の固有の光効率を
増加できるならば、粒状度を大きくすることなくより大
きな感度が得られる。
【0003】粒子感度を変えるための添加剤を用いる別
の形態は、添加の時期である。乳剤を調製し、完全に増
感した後に、乳剤を処理することができるならば、フィ
ルム内の特定の色記録の作製が非常に簡単になる。写真
フィルムは予想できない様式で相互作用する場合がある
多くの化学成分を含んでおり、フィルム作製を非常に経
験的なものにするか又は「試行錯誤」プロセスとしてい
る。所定の乳剤に必要とされる正確な写真感度を予測す
ることは、不可能であることが多い。むしろ、先ず乳剤
を作製して、多層写真フィルムの複雑な環境に置いて、
その効果を測定することが好ましい。例えば、新しいフ
ィルムの開発では、広範囲の露光のラチチュードにわた
って、直線的な光レスポンスを得ることに多大の労力が
費やされている。
【0004】このような状況下で、正確な正しい写真感
度を有する乳剤を得て、低感度乳剤もしくは高感度乳剤
又は両方を組み合わせて、露光領域を拡大することがで
きることが非常に好ましい。このプロセスを「特性曲線
の編成」といい、目的の色記録において、露光量の対数
に対して光学濃度をプロットして得られる曲線形状に関
する。ここでのねらいは、個々の乳剤の有効領域間に線
形遷移を生成し、それによってバラツキのない調子再現
を提供することである。もし、乳剤を改造したり再増感
したりすることなく乳剤の感度を変えることができるな
らば、新しいフィルムの開発コストは大きく低減される
であろう。
【0005】光効率を高めることができるその能力のた
めに、多くの物質が試験されてきた。注目に値する例
は、チオ尿素(米国特許第3,458,318号)、スルホン酸
誘導体(米国特許第2,937,089号及び同第3,706,567
号)、トリアジン化合物(米国特許第2,875,058号及び
同第3,695,888号)、メルカプト化合物(米国特許第3,4
57,078号)、ピリミジン誘導体(米国特許第3,615,632
号)、ジヒドロピリジン化合物(米国特許第5,192,654
号)、アミノトリアゾール(米国特許第5,306,612
号)、ヒドラジン(米国特許第2,419,975号、同第5,45
9,052号及び同第4,971,890号、欧州特許出願公開第5548
56号A1)、プロパルギル及びブチニルベンゾオキサゾー
ル(米国特許第4,378,426号、同第4,451,557号及び同第
5,500,333号)、フラグメント化可能な電子供与体(米
国特許第5,747,235号、同第5,747,236号及び同第6,010,
841号)、並びに有機ホール捕獲ドーパント(De Keyzer
等の欧州特許出願公開第0922994号A2)である。これら
の化合物における欠点には、相対的に小さい感度効果、
カブリ増加、乳剤安定性の低下、法外なコスト、製造時
又は増感時における乳剤処理の必要性、及び添加物の相
対的に複雑な化学構造に由来する好ましくない相互作用
が含まれる。
【0006】従って、安価で、容易に入手可能で、化学
的に簡単な添加物を利用して得られるさらに光効率の高
い乳剤の必要性が依然としてある。カブリ影響が最小で
望ましくない相互作用がほとんどなく、大きな感度利得
を生じる添加物がよい。更なる利点は、乳剤が完全に調
製され分光増感された後に、この乳剤を処理できるかど
うかということである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は安価
で、容易に入手可能で、化学的に簡単な添加物を用いて
さらに光効率のよい乳剤を提供することである。本発明
のもう一つの目的は、カブリ増加又は乳剤の劣った保存
特性等の好ましくない副作用がほとんど無い添加物を提
供することである。さらに本発明の目的は、完全に調製
され分光増感された乳剤に関して利用可能な添加物を提
供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、化
学増感され分光増感されたハロゲン化銀粒子の表面にギ
酸塩を有する当該粒子を含んでなる乳剤によって達成さ
れる。
【0009】本発明は増加した光効率を有するハロゲン
化銀乳剤を得る手段を提供する。安価で、容易に入手可
能で、化学的に簡単な添加物を用いて、これを達成す
る。この添加物は乳剤を作製し、分光増感した後に用い
ることができ、それによって、新しいフィルムの作製を
簡単にしてコストを低減することができる。この乳剤の
光効率の増加は、カブリ増加又は保存特性の悪化等の副
作用が最小限である。
【0010】本発明は写真乳剤を調製する従来の方法を
超える多くの利点を有する。本発明は、より高い写真感
度及び/又は改良された粒状度を有する写真フィルムを
製造するために用いることができる増加した光効率を有
する乳剤を提供する。増加した光効率を生成する添加物
は、完全に作製され分光増感された乳剤に添加され、複
数乳剤を有するフィルム層の構築を簡単にする。正しい
感度を有する乳剤を選定する経験的又は「試行錯誤」に
よる方法のため、乳剤を改造したり再増感したりするこ
となく乳剤の感度を変えることができることは、新写真
フィルムを構築するコストを大きく節約する。さらに、
この添加物は安価であり入手が容易である。写真フィル
ム中に見受けられる多くの化学成分との間に、好ましく
なく且つ予想できない相互作用がほとんど無いことを予
測するものは、すべての有機薬剤の中の最も簡単なもの
である。これらの利点は以下の説明から明らかとなるで
あろう。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明は、前もって分光増感され
たカラーネガ用途に通常用いられるタイプの乳剤に銀イ
オンをした後のギ酸塩添加を用いる。
【0012】Mydlarz等の米国特許第5,849,470号明細書
に記載されているような問題点に対する別の解決方法
は、光効率の損失の結果によって乳剤感度を低下させる
物質を用いる。さらに、De Keyzer等の欧州特許出願公
開第0922994号A2明細書に記載されているような物質
が、増感プロセス前又は増感プロセス中に用いられるの
が好ましい。反対に、本発明は、使用するために完全に
調製され増感された乳剤の光効率を増加させることによ
って写真感度を変える方法を提供する。さらに少量か又
は大量の添加物を用いることにより、完全に増感された
乳剤の感度を正しい感度に調節して、それによって線形
の特性曲線形状を提供することができる。この方法はド
ーパントとしてギ酸塩を用い、乳剤製造中に添加すると
いう、De Keyzer等の欧州特許出願公開第0922994号A2明
細書記載の教示からは遠い。
【0013】本発明に用いる写真乳剤は、一般的に、当
該技術分野における通常の方法によってコロイドマトリ
ックス中にハロゲン化銀結晶を析出させることによって
調製される。コロイドは典型的には親水性のフィルム形
成性試薬、例えば、ゼラチン、アルギン酸、又はそれら
の誘導体である。ハロゲン化銀乳剤は、塩化物、臭化
物、及びヨウ化物並びにそれらの組合せからなることが
でき、最も有用な乳剤は、臭ヨウ化銀からなり、この組
合せが一般的に最も効率のよい写真乳剤を生成する。
【0014】析出工程で形成された結晶を洗浄し、その
後分光増感色素及び化学増感剤を添加し、乳剤温度を、
典型的に40℃〜70℃に上げて一定時間維持する加熱
工程にかけて化学増感及び分光増感する。本発明に用い
る乳剤の調製に使用する析出法並びに分光及び化学増感
法は、当該技術分野で公知の方法となることができる。
【0015】分光増感は一種以上の色素を使って達成さ
れ、可視又は赤外スペクトル内の意図する波長範囲に設
計される。処理の前及び処理の後の両方にそのような色
素を添加することが知られている。
【0016】典型的な化学増感は、通常の中間カルコゲ
ン(即ち、イオウ、セレン、テルル)増感剤及び/又は
金化合物等の貴金属増感剤を用いて行われる。還元増感
を単独又は組み合わせて用いることが特に考えられる。
【0017】化学増感の通常の方法の概略はリサーチデ
ィスクロージャー、アイテム38957、セクションIIIに見
ることができる。Kofron等の米国特許第4,439,520号明
細書は平板状粒子乳剤に対するこれらの増感の適用を具
体的に説明しており、また化学増感を生じる加熱工程
(仕上げ)の前に、乳剤に分光増感色素を導入するとい
う「仕上げ時の色素」の利点も記載する。有用な分光増
感色素のさらなる説明はリサーチディスクロージャー、
1989年12月、アイテム38957、セクションIV「分光増感
及び減感」、A.「分光増感色素」に見ることができ
る。
【0018】特定のドーパント、例えば、銅、タリウ
ム、鉛、ビスマス、カドミウム及び第8族の貴金属が、
本発明に用いられるプロセス中又は写真要素の乳剤層に
用いられるハロゲン化銀粒子の調製中に存在することが
できる。他のドーパントには、米国特許第4,981,781
号、同第4,937,180号及び同第4,933,272号明細書に記載
されるような遷移金属錯体が含まれる。
【0019】完全に増感された乳剤を、ナトリウム塩、
カリウム塩、アンモニウム塩、好適なカチオンを含有す
る他の塩類のような任意の供給源から誘導される種々の
量のギ酸塩で処理することができる。ギ酸を使用し、そ
の後水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、又は水酸化ア
ンモニウム等の適当な塩基で中和することも考えられ
る。増感された乳剤の処理は、乳剤表面にギ酸塩が添加
される条件下で行われる。撹拌している乳剤を硝酸銀溶
液等の適当な供給源に由来する銀イオンで処理し、ギ酸
塩を添加し、そしてこの乳剤を臭化ナトリウム溶液等の
適当な臭化物供給源で処理することによって行うことが
できる。
【0020】あるいは、銀イオンの前にギ酸塩を添加す
ることができる。過剰の臭化物を最初に添加して、次に
ギ酸及び銀イオンを添加することができるが、いずれの
場合であってもハロゲン化銀が乳剤粒子上に堆積すると
きにギ酸塩が存在することが好ましい。ギ酸塩の存在下
での表面処理プロセスはいくつかの工程で行うことがで
きる。しかし、この銀イオン添加は乳剤をカブらせる金
属銀の生成を避けるために一定の範囲内で行うことを要
する。銀イオンを添加しているとき、pBr(−log
[臭化物濃度])によって測定される臭化物濃度が1
0.5を超えないのがよい。好ましい操作範囲はpBr
が3.55〜8.69である。
【0021】この写真乳剤をカラーネガ又はカラーリバ
ーサル写真要素に導入することができる。また、この写
真要素は、透明支持体の裏面の磁気粒子を含有する層の
ような透明磁気記録層を有することができる。磁気層は
リサーチディスクロージャー、アイテム34390、1992年1
1月、(Kenneth Mason Publications, Ltd., Dudley Ann
ex, 12a North Street, Emsworth, Hampshire PO10 7D
Q, England によって出版)に記載されている。この要
素は、典型的に、約5〜約30μmの合計厚(支持体を
除く)を有する。
【0022】さらに、この写真要素は、発明技報No.94-
6023(1994年3月15日発行、日本特許庁及び国会図書
館)に記載されるようなアニールされたポリエチレンナ
フタレンフィルムベースを有してもよく、また、リサー
チディスクロージャー、1994年6月、アイテム36230に記
載されるような小フォーマットシステム、及び例えばKo
dak ADVANTIXフィルム又はカメラに使用することもでき
る。
【0023】次の表の文献は、以下のものである: (1)リサーチディスクロージャー、1978年12月、アイ
テム17643、(2)リサーチディスクロージャー、1989
年12月、アイテム308119、(3)リサーチディスクロー
ジャー、1994年9月、アイテム36544、及び(4)リサー
チディスクロージャー、1996年9月、アイテム38957、(K
enneth Mason Publications, Ltd., Dudley Annex, 12a
North Street, Emsworth, Hampshire PO10 7DQ, Engla
nd によって出版) 。この表及び表中に引用した文献
は、本発明に従う写真要素に用いるのに好適な特定の成
分を説明するものとして理解すべきである。また、この
表及び表中に引用した文献は、要素を調製、露光、処理
及び操作するのに好適な方法並びにそれに含まれる画像
を記載している。本発明の写真要素の用途に特に適した
成分は、リサーチディスクロージャー、1995年2月、ア
イテム37038に記載されている。
【0024】 文献番号 セクション 主題 1 I,II 粒子組成、形態及び調製;硬膜 2 I,II,IX,X, 剤、塗布助剤、添加物等を含む XI,XII,XIV,XV 乳剤調製 3&4 I,II,III,IX A&B 1 III,IV 化学増感及び分光増感/減感 2 III,IV 3&4 IV,V 1 V UV色素、蛍光増白剤、 2 V 蛍光色素 3&4 VI 1 VI カブリ防止剤及び安定化剤 2 VI 3&4 VII 1 VIII 吸収及び散乱材料;帯電防止層 2 VIII,XIII,XVI ;艶消し剤 3&4 VIII,IX C&D 1 VII 画像カプラー及び画像改質カプ 2 VII ラー;色素安定化剤及び色相改 3&4 X 良剤 1 XVII 支持体 2 XVII 3&4 XV 3&4 XI 特定層配列 3&4 XII,XIII ネガ型乳剤;直接陽画乳剤 2 XVIII 露光 3&4 XVI 1 XIX,XX 化学処理;現像主薬 2 XIX,XX,XXII 3&4 XVIII,XIX,XX 3&4 XIV 走査及びディジタル処理方法
【0025】本発明の写真要素を、繰り返し使用を目的
とする露光構造、又はシングルユースカメラ、レンズ付
きフィルム、もしくは感光性材料パッケージユニットと
して種々呼称されている限定使用を目的とする露光構造
に組み込むことができる。
【0026】本発明の写真要素を、電磁スペクトルの紫
外領域、可視領域及び赤外領域、並びに電子ビーム、β
線、γ線、X線、α粒子、中性子線及び粒子の他の形
態、並びにレーザー等で生成される非コヒーレント(ラ
ンダム位相)形態又はコヒーレント(同位相)形態の波
状放射エネルギーを含む種々の形態のエネルギーで露光
することができる。この写真要素をX線で露光すること
を意図する場合は、それは通常の放射線写真要素に見ら
れる特徴を含むことができる。
【0027】写真要素を好ましくは、化学線、典型的に
はスペクトルの可視領域に露光して潜像を形成させ、そ
の後処理して可視色素像を形成させる。現像の後は、漂
白、定着又は銀もしくはハロゲン化銀を除去する漂白−
定着、洗浄、そして乾燥の通常の工程が続く。
【0028】分光増感及び化学増感の後、乳剤を支持体
上に塗布する。種々の塗工技法には、ディップコーティ
ング、エアナイフコーティング、カーテンコーティン
グ、及び押出しコーティングが含まれる。
【0029】
【実施例】次の例は本発明を具体的に説明したものであ
る。これらの例は本発明の可能な全てのバリエーション
を網羅したものではない。特に断らないかぎり、部又は
パーセンテージは質量による。乳剤調製 この乳剤は、反応容器にヨウ化銀シード乳剤をダンプ
し、その後銀過剰で運転して、製造の約68%のところ
でヨウ化物を全て急に添加した、平板状のダンプヨウ化
物、臭ヨウ化銀タイプである。十分に撹拌し、酸化ライ
ム処理された骨ゼラチン184g、臭化ナトリウム32
2g、及び消泡剤を含有する40℃の蒸留水46Lを入
れた反応容器に、0.84Mの硝酸銀溶液を350mL
/分の速度で7.5分間添加した。核生成の後、4.5
モルのアンモニアを用い、pH10のところで1分間ア
ンモニア熟成を行った。蒸留水30L中の、追加の酸化
ライム処理された骨ゼラチン2220g、臭化ナトリウ
ム114g、及び追加の消泡剤を加え、pHを5.8に
調節した。pBrを1.71に維持しながら、ダブルジ
ェット様式で、等モル量の臭化ナトリウム溶液と一緒に
0.84Mの硝酸銀を添加して成長を開始させた。
【0030】硝酸銀流量は73mL/分で開始し、15
分かけて262mL/分まで増加させた。そして硝酸銀
溶液を3.0Mに変え、73mL/分から1533mL
/分に流量を傾斜的に増加させて46分間成長を継続さ
せた。成長の最後のところで、反応容器に128μgの
4Ru(CN)6を添加した。流れを止め、3.7Mの
臭化ナトリウム4Lを加え、次にKSeCNを24.9
mg、そしてヨウ化銀シードを5.65モル加えた。4
00mL/分の流量で28.2分間3.0Mの硝酸銀を
添加して、銀過剰操作を行った。臭化ナトリウム流をバ
ランスさせて、臭化物濃度低下をpBr2.70までに
限定した。限外濾過で過剰の塩を除去すると、平均4.
5%のヨウ化物を含有し、粒子サイズ0.78×0.0
99μm、表面積550m2/モルの乳剤を125.5
モル生じた。
【0031】試料調製 試料1(比較) この乳剤を、カブリ防止剤AF−1;チオシアン酸ナト
リウム;仕上げ改良剤FM;イエロー分光増感色素SD
−1及びSD−2(モル比1:3);イオウ増感剤SS
−1;金増感剤GS−1で順次処理し、そして55℃で
20分間加熱し、40℃に冷却し、カブリ防止剤AF−
2を添加した。40℃で測定した最終pBrは3.38
であった。
【0032】試料2(比較) 40℃で溶融し、撹拌している試料1に、シュウ酸ナト
リウム1000mg/Agモルを添加した。この混合物
をさらに5分間撹拌し、そして蒸留水で希釈し塗工用に
調製した。
【0033】試料3(比較) 40℃で溶融し、撹拌している試料1に、ギ酸ナトリウ
ム1000mg/Agモルを添加した。この混合物をさ
らに5分間撹拌し、そして蒸留水で希釈し塗工用に調製
した。
【0034】試料4(比較) 40℃で溶融し、撹拌している試料1のpBrを硝酸銀
で6.97に調節した。この混合物をさらに5分間撹拌
し、そして臭化ナトリウムを添加して開始pBrまで戻
した。この操作によって、6.98μモル/m2の臭化
銀が乳剤表面に付着した。最終的に、この混合物を蒸留
水で希釈し塗工用に調製した。
【0035】試料5(比較) 硝酸銀で処理した直後に100mg/Agモルのシュウ
酸ナトリウム(乳剤表面に1.36μモル/m2)を添
加した以外は、試料4と同様にこの試料を処理した。
【0036】試料6(比較) 硝酸銀で処理した直後に1000mg/Agモルのシュ
ウ酸ナトリウム(乳剤表面に13.6μモル/m2)を
添加した以外は、試料4と同様にこの試料を処理した。
【0037】試料7(比較) 硝酸銀で処理した直後に100mg/Agモルのギ酸ナ
トリウム(乳剤表面に2.68μモル/m2)を添加し
た以外は、試料4と同様にこの試料を処理した。
【0038】試料8(本発明) 硝酸銀で処理した直後に1000mg/Agモルのギ酸
ナトリウム(乳剤表面に26.8μモル/m2)を添加
した以外は、試料4と同様にこの試料を処理した。
【0039】試料9(比較) pBrを8.68に調節した以外は、試料4と同様にこ
の試料を処理した。この操作によって、10.5μモル
/m2の臭化銀が乳剤表面に付着した。
【0040】試料10(比較) 硝酸銀で処理した直後に100mg/Agモルのシュウ
酸ナトリウム(乳剤表面に1.36μモル/m2)を添
加した以外は、試料9と同様にこの試料を処理した。
【0041】試料11(比較) 硝酸銀で処理した直後に1000mg/Agモルのシュ
ウ酸ナトリウム(乳剤表面に13.6μモル/m2)を
添加した以外は、試料9と同様にこの試料を処理した。
【0042】試料12(本発明) 硝酸銀で処理した直後に100mg/Agモルのギ酸ナ
トリウム(乳剤表面に2.68μモル/m2)を添加し
た以外は、試料9と同様にこの試料を処理した。
【0043】試料13(比較) 硝酸銀で処理した直後に1000mg/Agモルのギ酸
ナトリウム(乳剤表面に26.8μモル/m2)を添加
した以外は、試料9と同様にこの試料を処理した。
【0044】
【化1】
【0045】
【化2】
【0046】写真評価 増感した乳剤試料を、当該乳剤及び画像形成カプラーC
−1を含有する層で被覆された、ハレーション防止バッ
キングを備えた酢酸セルロースフィルム支持体上のゼラ
チンパッドからなる簡単な単層フォーマットに塗布し
た。この乳剤層を硬膜剤を含有するゼラチンオーバーコ
ートによって摩耗から保護した。層構造の詳細な説明は
次のとおりである。
【0047】 単層フォーマット 塗布した層 組成 保護オーバーコート ゼラチン2.69g/m2 乳剤/カプラー ゼラチン3.23g/m2 Ag0.81g/m2 カブリ防止剤(AF−3)0.007g/m2 カプラー(C−1)1.61g/m2 ゼラチンパッド ゼラチン4.89g/m2 支持体 酢酸セルロース
【0048】フィルム細片を100℃及び50%RHで
1週間保持して、加速させた保存調査を行った。この細
片をインキュベーションの後、露光し直ぐに処理して、
生フィルムの特性を測定した。最初にこの細片を露光
し、その後インキュベートすることによって潜像特性を
測定した。各ケースにおいて、インキュベートした細片
の特性は、0℃及び50%RHで保持した細片に対して
引用した。
【0049】例1 この例は、相対的に低pBrで乳剤を処理するのに用い
た場合、シュウ酸塩及びギ酸塩が有効でないことを説明
する。
【0050】
【表1】
【0051】例2 中程度に高いpBrのところで、ギ酸塩がDminにほと
んど影響を与えないで写真感度の増加に有効となること
ができることを説明する。このpBrのところでは、感
度効果を得るためには高濃度のギ酸塩が必要であること
に留意されたい。また、シュウ酸塩濃度が高くても本質
的に感度に対する影響が見られないことも留意された
い。
【0052】
【表2】
【0053】例3 この例では、より高いpBr調節の後、乳剤を処理した
場合、シュウ酸塩ではなくギ酸塩が、非常に有効である
ことを説明する。このpBrのところでは、低濃度のギ
酸塩が有効であり、高濃度では過剰のカブリを起こすこ
とに留意されたい。シュウ酸塩は依然として有効でな
い。
【0054】
【表3】
【0055】上記例から、記載した条件設定で使用した
場合に、明らかにギ酸塩が乳剤効率改善のすばらしい好
機を提供することがわかる。
【0056】例4 この例では、本発明の実用性をさらに具体的に説明する
ために、加速された保存条件下でインキュベートされた
種々の試料のレスポンスを表にした。試料8では、対照
試料1に見られた潜像感度低下が除かれている。試料1
2では生フィルム及び潜像の両方の感度変化がほとんど
ゼロになった。このようにギ酸塩はフレッシュ感度の増
加だけでなく、保存時の利点も同様に提供することがで
きる。
【0057】
【表4】
【0058】一定の好ましい態様を特に引用して本発明
を詳細に説明したが、本発明の精神及び範囲内で種々の
変更及び変形が有効となることができることは理解され
よう。本発明で使用した乳剤は、化学増感され分光増感
された粒子表面上にギ酸塩を有する、ハロゲン化銀粒子
を含む。好ましいハロゲン化銀は臭ヨウ化銀を含んでな
る。ギ酸ナトリウムは、好ましくは、1〜50μモル/
2の量で粒子表面上に存在し、好ましくはギ酸ナトリ
ウムを構成する。ギ酸ナトリウムと共に表面上に追加の
臭化銀を含んでもよく、1〜100μモル/m2の量で
存在する。ハロゲン化銀粒子は好ましくはイオウ及び金
で化学増感され、そして青色素で分光増感される。
【0059】ハロゲン化銀乳剤の製造方法はハロゲン化
銀粒子を含む乳剤を用意すること、前記粒子を化学増感
及び分光増感することによってこの粒子を仕上げるため
に処理すること、順に、前記仕上げた粒子の乳剤に硝酸
銀を適用し、前記乳剤にギ酸塩を適用し、そして前記乳
剤に臭化物を適用して、仕上げた乳剤を再被覆すること
を含んでなり、このハロゲン化銀乳剤はギ酸ナトリウム
を有するギ酸塩を含み、1〜50μモル/m2の量で粒
子表面に適用され、そして臭化物は臭化カリウム又は臭
化ナトリウムを含む。ハロゲン化銀粒子は、臭ヨウ化銀
となることができ、1〜100μモル/m2の量で表面
に適用される。仕上げた粒子の乳剤に対する硝酸銀の適
用は1〜100μモル/m2の量である。さらに、仕上
げには金及びイオウ化学増感を用いる。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 化学増感され分光増感されたハロゲン化
    銀粒子の表面にギ酸塩を有する当該粒子を含んでなる乳
    剤。
  2. 【請求項2】 ハロゲン化銀粒子を含む乳剤を用意する
    こと、前記粒子を化学増感及び分光増感することによっ
    て、当該粒子を仕上げるために処理すること、順に、前
    記仕上げた粒子の乳剤に硝酸銀を適用し、前記乳剤にギ
    酸塩を適用し、そして前記乳剤に臭化物を適用して、仕
    上げた乳剤を再被覆することを含んでなるハロゲン化銀
    乳剤の製造方法。
JP2002178704A 2001-06-20 2002-06-19 乳 剤 Pending JP2003015248A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US09/885,751 US6514682B1 (en) 2001-06-20 2001-06-20 Speed addendum for photographic emulsions
US09/885751 2001-06-20

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003015248A true JP2003015248A (ja) 2003-01-15

Family

ID=25387611

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002178704A Pending JP2003015248A (ja) 2001-06-20 2002-06-19 乳 剤

Country Status (3)

Country Link
US (1) US6514682B1 (ja)
EP (1) EP1271233A1 (ja)
JP (1) JP2003015248A (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7390748B2 (en) * 2004-08-05 2008-06-24 International Business Machines Corporation Method of forming a polishing inhibiting layer using a slurry having an additive

Family Cites Families (25)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2419975A (en) 1943-08-26 1947-05-06 Eastman Kodak Co Increasing speed and contrast of photographic emulsions
US2875058A (en) 1955-10-12 1959-02-24 Eastman Kodak Co Supersensitization of photographic emulsions using triazines
BE556149A (ja) 1956-03-30
DE1447577B1 (de) 1964-03-11 1970-05-14 Agfa Ag Stabilisierte Supersensibilisierung von Halogensilberemulsionen
US3458318A (en) 1965-08-02 1969-07-29 Eastman Kodak Co Supersensitized silver halide emulsions
US3547638A (en) 1967-06-20 1970-12-15 Eastman Kodak Co N,n-disubstituted amino-methylthiocarboxylic acids and use thereof as antifoggants in photographic emulsions
US3695888A (en) 1970-05-28 1972-10-03 Eastman Kodak Co Photographic supersensitized silver halide emulsions
US3706567A (en) 1970-11-17 1972-12-19 Eastman Kodak Co Supersensitized photographic emulsions
GB1367459A (en) 1970-12-21 1974-09-18 Agfa Gevaert Photographic recording material
US4128428A (en) 1974-04-10 1978-12-05 Fuji Photo Film Co., Ltd. Heat developable light-sensitive material
US4378426A (en) 1981-11-12 1983-03-29 Eastman Kodak Company Photographic speed increasing and latent image stabilizing compounds, silver halide emulsions, and photographic elements
JP2724590B2 (ja) 1988-05-11 1998-03-09 富士写真フイルム株式会社 ハロゲン化銀写真感光材料
JPH0227327A (ja) * 1988-07-18 1990-01-30 Konica Corp ハロゲン化銀写真感光材料
US5306612A (en) 1988-10-18 1994-04-26 Minnesota Mining And Manufacturing Company Supersensitization of red sensitized, silver halide emulsions with 5-substituted-amino-1,2,3,4-thiatriazoles
US5192654A (en) 1989-04-11 1993-03-09 Fuji Photo Film Co., Ltd. Silver halide photographic emulsions
JP2559281B2 (ja) 1989-12-18 1996-12-04 富士写真フイルム株式会社 ハロゲン化銀写真乳剤およびそれを用いた感光材料
AU8417091A (en) 1990-08-20 1992-03-17 Novo Nordisk A/S Biologically active compound, a process for the preparation thereof and use of the same
JP2787630B2 (ja) 1992-02-06 1998-08-20 富士写真フイルム株式会社 ハロゲン化銀感光材料
US5500333A (en) 1993-12-16 1996-03-19 Eastman Kodak Company Class of compounds which increases and stabilizes photographic speed
US6010841A (en) 1996-01-26 2000-01-04 Eastman Kodak Company Silver halide light sensitive emulsion layer having enhanced photographic sensitivity
US5747235A (en) 1996-01-26 1998-05-05 Eastman Kodak Company Silver halide light sensitive emulsion layer having enhanced photographic sensitivity
US5747236A (en) 1996-01-26 1998-05-05 Eastman Kodak Company Silver halide light sensitive emulsion layer having enhanced photographic sensitivity
US5763151A (en) 1997-01-24 1998-06-09 Eastman Kodak Company Robust process for preparing high Br low COV tabular grain emulsions
EP0922994B1 (en) 1997-12-11 2009-08-19 Centre National De La Recherche Scientifique (Cnrs) A photosensitive silver halide element with increased photosensitivity
US6277549B1 (en) * 1997-12-11 2001-08-21 Agfa-Gevaert Photosensitive silver halide element with increased photosensitivity

Also Published As

Publication number Publication date
US6514682B1 (en) 2003-02-04
EP1271233A1 (en) 2003-01-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2761028B2 (ja) ハロゲン化銀写真乳剤
CH660239A5 (fr) Produit radiographique aux halogenures d'argent.
JP3045315B2 (ja) ハロゲン化銀中のニトロシルリガンドを有する遷移金属錯体ドーパント及びイリジウムドーパントの組合せ
JPH08234340A (ja) 写真プリント要素
US4350758A (en) Photographic emulsion containing copper halide host crystals
JP2003015248A (ja) 乳 剤
JP3095192B2 (ja) セレン増感塩化銀大粒子含有写真要素
JPH08328182A (ja) 輻射線感性乳剤
US5968724A (en) Silver halide photographic elements with reduced fog
JPS6343734B2 (ja)
JPH08339047A (ja) 写真要素
JPS63305344A (ja) 経時カブリ等の少ない改良されたハロゲン化銀写真感光材料
JP3461406B2 (ja) ハロゲン化銀乳剤ならびにハロゲン化銀写真感光材料
JP3240539B2 (ja) ハロゲン化銀写真乳剤
US5441864A (en) Light-sensitive silver halide color photographic material with high sensitivity and superior stability
JP2838533B2 (ja) ハロゲン化銀写真感光材料
JPH08101472A (ja) 輻射線感性乳剤及び写真要素
JP3191193B2 (ja) ハロゲン化銀写真乳剤の製造方法
JP3116974B2 (ja) ハロゲン化銀写真乳剤
JP3160790B2 (ja) 感光性ハロゲン化銀写真乳剤、ハロゲン化銀写真感光材料及びハロゲン化銀写真感光材料の処理方法
JP2603168B2 (ja) ハロゲン化銀写真乳剤の製造方法
JP3824710B2 (ja) ハロゲン化銀写真乳剤
EP0376500A1 (en) Process for the spectral sensitisation of a silver halide emulsion
JPH1184558A (ja) ハロゲン化銀写真乳剤
JPH06308641A (ja) 写真乳剤の製造方法及びそれにより製造された感光性乳剤