JP2003015584A - プラズマディスプレイパネルの駆動方法 - Google Patents

プラズマディスプレイパネルの駆動方法

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JP2003015584A
JP2003015584A JP2001194800A JP2001194800A JP2003015584A JP 2003015584 A JP2003015584 A JP 2003015584A JP 2001194800 A JP2001194800 A JP 2001194800A JP 2001194800 A JP2001194800 A JP 2001194800A JP 2003015584 A JP2003015584 A JP 2003015584A
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Hideto Nakamura
英人 中村
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Pioneer Display Products Corp
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Pioneer Electronic Corp
Shizuoka Pioneer Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画素データ書込行程における放電セルの誤放
電を防止しつつ適切な選択放電を行うことによって高品
質な画像表示を行うことができるプラズマディスプレイ
パネルの駆動方法を提供する。 【解決手段】 発光維持行程にて印加される維持パルス
各々のうちの最後に印加される維持パルスの後エッジ部
が接地電位以下にアンダーシュートしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、マトリクス表示方
式のプラズマディスプレイパネルを駆動する駆動方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】近年、表示装置の大画面化にともない薄
型のものが要求され、各種の薄型表示デバイスが実用化
されている。交流放電型のプラズマディスプレイパネル
は、この薄型表示デバイスの1つとして着目されてい
る。図1は、プラズマディスプレイパネルと、これを駆
動する駆動装置とからなるプラズマディスプレイ装置の
概略構成を示している。
【0003】図1において、プラズマディスプレイパネ
ルとしてのPDP10は、データ電極としてのm個の列
電極D1〜Dmと、これら列電極各々と交叉して配列され
ている夫々n個の行電極X1〜Xn及び行電極Y1〜Yn
備えている。これら行電極X 1〜Xn及び行電極Y1〜Yn
は、一対の行電極Xi(1≦i≦n)及びYi(1≦i≦n)にてP
DPにおける表示ラインを担っている。これら列電極D
と、行電極X及びYは、放電ガスの封入された放電空間
を挟んで互いに対向して配置されており、この放電空間
を含む各行電極対と列電極との交差部に1画素に対応し
た放電セルが形成される構造となっている。
【0004】ここで、各放電セルは、放電現象を利用し
て発光を行うものである為、"発光"及び"非発光"の2つ
の状態のみを取りうる。すなわち、最低輝度(非発光状
態)と、最高輝度(発光状態)の2階調分の輝度のみを表
現するのである。そこで、駆動装置100は、このよう
なPDP10に対して、入力された映像信号に対応した
中間調の輝度表示を実現させるべく、サブフィールド法
を用いた階調駆動を行う。サブフィールド法では、入力
された映像信号を各画素毎に対応した例えば4ビットの
画素データに変換し、かかる画素データのビット桁各々
に対応させて1フィールドの表示期間を図2に示される
ように、4個のサブフィールドSF1〜SF4に分割す
る。尚、各サブフィールドには、図2中に記述されてい
るが如く、各サブフィールドの重み付けに対応した発光
回数(又は発光期間)が割り当てられている。
【0005】図3は、駆動装置100が、図2に示され
た各サブフィールド内において上記PDP10の行電極
対及び列電極に印加する各種駆動パルスと、その印加タ
イミングを示している。図3に示されるように、駆動装
置100は、先ず、正極性のリセットパルスRPXを行
電極X1〜Xn、負極性のリセットパルスRPYを行電極
1〜Ynに印加する。これらリセットパルスRPx及び
RPYの印加に応じて、PDP10の全ての放電セルが
リセット放電され、各放電セル内には一様に所定量の壁
電荷が形成される。これにより、PDP10における全
ての放電セルは"発光セル"の状態に初期化される(一斉
リセット行程Rc)。
【0006】次に、駆動装置100は、4ビットの上記
画素データにおける各ビット桁をサブフィールドSF1
〜SF4毎に分離し、そのビットの論理レベルに応じた
パルス電圧を有する画素データパルスを生成する。例え
ば、サブフィールドSF1の画素データ書込行程Wcで
は、駆動装置100は、上記画素データの第1ビットの
論理レベルに応じたパルス電圧を有する画素データパル
スを生成する。この際、駆動装置100は、この第1ビ
ット目の論理レベルが"1"である場合には高電圧のパル
ス電圧を有する画素データパルスを生成する一方、"0"
である場合には低電圧(0ボルト)のパルス電圧を有する
画素データパルスを生成する。そして、駆動装置100
は、かかる画素データパルスを、第1〜第n表示ライン
各々に対応した1表示ライン分毎の画素データパルス群
DP1〜DPnとして、図3に示されるように順次、列電
極D1〜Dmに印加して行く。更に、駆動装置100は、
各画素データパルス群DPの印加タイミングに同期して
図3に示されるが如き負極性の走査パルスSPを発生
し、これを行電極Y1〜Ynへと順次印加して行く。この
際、走査パルスSPが印加された表示ラインと、高電圧
の画素データパルスが印加された"列"との交差部の放電
セルのみに放電(選択消去放電)が生じて、その放電セル
内に形成されていた壁電荷が消滅する。これにより、上
記一斉リセット行程Rcにおいて"発光セル"の状態に初
期化された放電セルは、"非発光セル"の状態に推移す
る。一方、走査パルスSPが印加されながらも低電圧の
画素データパルスが印加された放電セルには上記選択消
去放電は生起されず、上記一斉リセット行程Rcにて初
期化された状態、つまり"発光セル"の状態が保持され
る。すなわち、PDP10における各放電セルは、入力
映像信号に対応した画素データに応じて、"発光セル"又
は"非発光セル"のいずれか一方の状態に設定されるので
ある(画素データ書込行程Wc)。
【0007】次に、駆動装置100は、図3に示される
が如き維持パルスIPX及びIPYを交互に繰り返し行電
極X1〜Xn及び行電極Y1〜Ynに印加する。尚、サブフ
ィールドSF1〜SF4各々の発光維持行程Icで印加
すべき維持パルスIPX及びIPYの回数(又は、印加し
つづける期間)は、サブフィールドSF1の発光維持期
間Icでの回数を"1"とした場合、図2に示されている
ように、 SF1:1 SF2:2 SF3:4 SF4:8 である。
【0008】この際、その放電空間内に壁電荷が残留し
ている放電セル、つまり"発光セル"のみが、これら維持
パルスIPX及びIPYが印加される度に放電(維持放電)
する。すなわち、上記画素データ書込行程Wcにおいて
選択消去放電の生起されなかった放電セルのみが、上述
した如く各サブフィールドに割り当てられている回数分
だけ上記維持放電に伴う発光を繰り返し、その発光状態
を維持するのである(発光維持行程Ic)。
【0009】そして、最後に駆動装置100は、図3に
示されるが如き消去パルスEPを行電極Y1〜Ynに同時
印加する。かかる消去パルスEPの印加により、PDP
10の全ての放電セルで消去放電が生起され、その放電
セル内に残存していた壁電荷が消滅する(消去行程E)。
上記一斉リセット行程Rc、画素データ書込行程Wc、発
光維持行程Ic、及び消去行程Eなる一連の動作を、図
2に示されるサブフィールドSF1〜SF4各々におい
て実行する。かかる駆動によれば、1フィールドの表示
期間を通して、入力映像信号の輝度レベルに対応した回
数だけ維持放電に伴う発光が為され、視覚的にはその発
光回数に応じた中間輝度が感じられるようになる。この
際、図2に示されるが如き4つのサブフィールドSF1
〜SF4に基づく階調駆動によれば、"0"〜"15"なる
中間輝度を16段階で表現(16階調)することが可能と
なる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】かかるサブフィールド
法を用いた表示装置においては、走査パルスSPの電圧
を上げると、列電極D1〜Dmと行電極Y1〜Ynとの間の
電位差が増大し、画素データ書込行程Wcにおいて、低
電圧の画素データパルスの印加により発光セルとなるべ
き放電セルでは選択放電が生じ易くなるが、高電圧の画
素データパルスの印加により非発光セルとなるべき放電
セルでは誤放電が生じる可能性がある。
【0011】一方、走査パルスSPの電圧を下げると、
列電極D1〜Dmと行電極Y1〜Ynとの間の電位差が減少
するので、画素データ書込行程Wcにおいて、高電圧の
画素データパルスの印加により非発光セルとなるべき放
電セルの誤放電が生じることはないが、低電圧の画素デ
ータパルスが印加される放電セルでは選択放電が生じ辛
くなる。
【0012】そこで、本発明の目的は、画素データ書込
行程における放電セルの誤放電を防止しつつ適切な選択
放電を行うことによって高品質な画像表示を行うことが
できるプラズマディスプレイパネルの駆動方法を提供す
ることである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明のプラズマディス
プレイパネルの駆動方法は、各対間に容量性負荷を有す
る複数の行電極対と、行電極対に交差して配列されてお
り各交差部にて放電セルを形成する複数の列電極とを有
するプラズマディスプレイパネルを映像信号に応じて階
調駆動する駆動方法であって、映像信号における1フィ
ールドの表示期間を複数のサブフィールドで構成し、サ
ブフィールド各々において、映像信号に対応してプラズ
マディスプレイパネルの放電セル各々について発光セル
及び非発光セルのうちのいずれか一方を示す画素データ
を作成し、走査パルスを行電極対の一方の行電極に順次
印加すると共に走査パルスに同期して画素データに対応
した画素データパルスを列電極に印加して放電セル各々
を画素データに対応した発光セル及び非発光セルのうち
のいずれか一方の状態にせしめる画素データ書込行程
と、画素データ書込行程にて発光セルの状態となった放
電セルのみに維持放電を生じさせるべく維持パルスをサ
ブフィールド各々の重み付けに対応した回数だけ複数の
行電極対に交互に印加する発光維持行程と、を実行し、
発光維持行程にて印加される維持パルス各々のうちの最
後に印加される維持パルスの後エッジ部が接地電位以下
にアンダーシュートしていることを特徴としている。
【0014】本発明のプラズマディスプレイパネルの駆
動方法は、各対間に容量性負荷を有する複数の行電極対
と、行電極対に交差して配列されており各交差部にて放
電セルを形成する複数の列電極とを有するプラズマディ
スプレイパネルを映像信号に応じて階調駆動する駆動方
法であって、映像信号における1フィールドの表示期間
を複数のサブフィールドで構成し、サブフィールド各々
において、映像信号に対応してプラズマディスプレイパ
ネルの放電セル各々について発光セル及び非発光セルの
うちのいずれか一方を示す画素データを作成し、走査パ
ルスを行電極対の一方の行電極に順次印加すると共に走
査パルスに同期して画素データに対応した画素データパ
ルスを列電極に印加して放電セル各々を画素データに対
応した発光セル及び非発光セルのうちのいずれか一方の
状態にせしめる画素データ書込行程と、画素データ書込
行程にて発光セルの状態となった放電セルのみに維持放
電を生じさせるべく維持パルスをサブフィールド各々の
重み付けに対応した回数だけ複数の行電極対に交互に印
加する発光維持行程と、を実行し、複数のサブフィール
ドのうちの少なくとも1のサブフィールドにおいて、画
素データ書込行程に先だって複数の行電極対の全ての行
電極にリセットパルスを印加してプラズマディスプレイ
パネルの全ての放電セル各々をリセット放電せしめてそ
の全ての放電セルを初期化するリセット行程を実行し、
リセット行程行程にて印加されるリセットパルス各々の
うちの最後に印加されるリセットパルスの後エッジ部が
接地電位以下にアンダーシュートしていることを特徴と
している。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面を参
照しつつ詳細に説明する。図4は、本発明の駆動方法を
適用した表示装置の概略構成を示している。この表示装
置は図4に示されるように、A/D変換器1、駆動制御
回路2、データ変換回路30、メモリ4、PDP(プラ
ズマディスプレイパネル)10、アドレスドライバ6、
第1及び第2サスティンドライバ7,8を備えている。
【0016】A/D変換器1は、駆動制御回路2から供
給されるクロック信号に応じて、アナログの入力映像信
号をサンプリングしてこれを1画素毎に例えば8ビット
の画素データ(入力画素データ)Dに変換し、これをデー
タ変換回路30に供給する。駆動制御回路2は、入力映
像信号中の水平及び垂直同期信号に同期して、A/D変
換器1に対するクロック信号、及びメモリ4に対する書
込・読出信号を発生する。更に、駆動制御回路2は、か
かる水平及び垂直同期信号に同期して、アドレスドライ
バ6、第1サスティンドライバ7及び第2サスティンド
ライバ8各々を駆動制御すべき各種タイミング信号を発
生する。
【0017】データ変換回路30は、かかる8ビットの
画素データDを、14ビットの変換画素データ(表示画
素データ)HDに変換し、これをメモリ4に供給する。
尚、かかるデータ変換回路30の変換動作については、
後述する。メモリ4は、駆動制御回路2から供給されて
くる書込信号に従って変換画素データHDを順次書き込
む。かかる書込動作により1画面(n行、m列)分の書
き込みが終了すると、メモリ4は、この1画面分の変換
画素データHD11〜HDnmを、各ビット桁毎に分割して
読み出し、これを1行分毎に順次アドレスドライバ6に
供給する。
【0018】アドレスドライバ6は、駆動制御回路2か
ら供給されたタイミング信号に応じて、かかるメモリ4
から読み出された1行分の変換画素データビット各々の
論理レベルに対応した電圧を有するm個の画素データパ
ルスを発生し、これらをPDP10の列電極D1〜Dm
夫々印加する。PDP10は、アドレス電極としての列
電極D1〜Dmと、これら列電極と直交して配列されてい
る行電極X1〜Xn及び行電極Y1〜Ynを備えている。P
DP10では、これら行電極X及び行電極Yの一対にて
1行分に対応した行電極を形成している。すなわち、P
DP10における第1行目の行電極対は行電極X1及び
1であり、第n行目の行電極対は行電極Xn及びYn
ある。行電極対及び列電極は放電空間に対して誘電体層
で被覆されており、各行電極対と列電極との交点にて画
素を担う放電セルが形成される構造となっている。
【0019】第1サスティンドライバ7及び第2サステ
ィンドライバ8各々は、駆動制御回路2から供給された
タイミング信号に応じて、以下に説明するように各種駆
動パルスを発生し、これらをPDP10の行電極X1
n及びY1〜Ynに印加する。かかる表示装置において
は、駆動制御回路2から供給されるタイミング信号に応
じてPDP10に対する駆動が、図5に示されるよう
に、1フィールドの表示期間を、14個のサブフィール
ドSF1〜SF14に分割して行なわれる。
【0020】図6は、かかるデータ変換回路30の内部
構成を示している。データ変換回路30は図6に示され
るように、ABL(自動輝度制御)回路31、第1データ
変換回路32、多階調化処理回路33及び第2データ変
換回路34を備えている。ABL回路31は、PDP1
0の画面上に表示される画像の平均輝度が所定の輝度範
囲内に収まるように、A/D変換器1から順次供給され
てくる各画素毎の画素データDに対して輝度レベルの調
整を行い、この際得られた輝度調整画素データDBLを第
1データ変換回路32に供給する。
【0021】かかる輝度レベルの調整は、上述の如くサ
ブフィールドの発光回数の比を非線形に設定して逆ガン
マ補正を行う前に行われる。よって、ABL回路31
は、画素データ(入力画素データ)Dに逆ガンマ補正を
施し、この際得られた逆ガンマ変換画素データの平均輝
度に応じて画素データDの輝度レベルを自動調整するよ
うに構成されている。これにより、輝度調整による表示
品質の劣化を防止するのである。
【0022】図7は、かかるABL回路31の内部構成
を示している。図7において、レベル調整回路310
は、後述する平均輝度検出回路311によって求められ
た平均輝度に応じて画素データDのレベルを調整して得
られた輝度調整画素データDBLを出力する。データ変換
回路312は、かかる輝度調整画素データDBLを図8に
示されるが如き非線形特性からなる逆ガンマ特性(Y=X
2.2)にて変換したものを逆ガンマ変換画素データDr
として平均輝度レベル検出回路311に供給する。すな
わち、データ変換回路312にて、輝度調整画素データ
BLに対して逆ガンマ補正を施すことにより、ガンマ補
正の解除された元の映像信号に対応した画素データ(逆
ガンマ変換画素データDr)を復元するのである。
【0023】平均輝度検出回路311は、各サブフィー
ルドでの発光期間(発光回数)を指定するために、例え
ば、図9に示されるが如き第1モード及び第2モードの
中から、上述の如く求めた平均輝度に応じた輝度にてP
DP10を発光駆動し得る輝度モードを選択し、この選
択した輝度モードを示す輝度モード信号LCを駆動制御
回路2に供給する。この際、駆動制御回路2は、図5に
示されるサブフィールドSF1〜SF14各々の維持発
光行程Icにおいて発光維持する期間、すなわち、各維
持発光行程Ic内において印加される維持パルスの数
を、図9に示されるが如き輝度モード信号LCにて指定
されたモード毎の発光回数比に従って設定する。すなわ
ち、入力画素データDの平均輝度レベルが所定値未満で
は、第1モードに設定され、平均輝度レベルが所定値以
上になったとき各サブフィールドの発光回数が第1モー
ドの場合よりも少ない第2モードに切り換わり、自動的
に輝度が制限される。
【0024】また、平均輝度検出回路311は、逆ガン
マ変換画素データDrからその平均輝度を求めてレベル
調整回路310に供給する。図6における第1データ変
換回路32は、図10に示されるが如き変換特性に基づ
いて256階調(8ビット)の輝度調整画素データDBL
を14×16/255(224/255)にした8ビッ
ト(0〜224)の変換画素データHDpに変換して多
階調化処理回路33に供給する。具体的には、8ビット
(0〜255)の輝度調整画素データDBLがかかる変換
特性に基づく変換テーブルに従って変換される。すなわ
ち、この変換特性は、入力画素データのビット数 、多
階調化による圧縮ビット数及び表示階調数に応じて設定
される。このように、後述する多階調化処理回路33の
前段に第1データ変換回路32を設けて、表示階調数、
多階調化による圧縮ビット数に合わせた変換を施し、こ
れにより輝度調整画素データDBLを上位ビット群(多階
調化画素データに対応)と下位ビット群(切り捨てられ
るデータ:誤差データ)をビット境界で切り分け、この
信号に基づいて多階調化処理を行うようになっている。
これにより、多階調化処理による輝度飽和の発生及び表
示階調がビット境界にない場合に生じる表示特性の平坦
部の発生(すなわち、階調歪みの発生)を防止すること
ができる。
【0025】なお、下位ビット群は切り捨てられるので
階調数が減少することになるが、その階調数の減少分
は、多階調化処理回路33の動作により擬似的に得られ
るようにしている。図11は、駆動制御回路2から供給
された各種タイミング信号に応じて、アドレスドライバ
6、第1サスティンドライバ7及び第2サスティンドラ
イバ8各々がPDP10の列電極D、行電極X及びYに
夫々印加する各種駆動パルスの印加タイミング(1フィ
ールド内での)を示している。
【0026】図11において、先ず、サブフィールドS
F1のみにおいて実行する一斉リセット行程Rcでは、
第1サスティンドライバ7及び第2サスティンドライバ
8が、図に示されるが如き負極性のリセットパルスRP
x1及び正極性のリセットパルスRPy1を行電極X1〜Xn
及びY1〜Ynに同時に印加する。これらリセットパルス
RPx1及びRPy1の印加により、PDP10中の全ての
放電セルがリセット放電され、各放電セル内には一様に
所定の壁電荷が形成される。これにより、PDP10に
おける全ての放電セルは、一旦、"発光セル"に初期設定
される。
【0027】各放電セル内に所定の壁電荷を形成させた
後、第1サスティンドライバ7は行電極X1〜Xnに対し
て正極性のリセットパルスRPx2を印加し、その印加
後、第2サスティンドライバ8が、行電極Y1〜Ynに対
して正極性のリセットパルスRPy2を印加する。詳しく
は後述するが、リセットパルスRPy2の立ち下がり部
(後エッジ部)ではそのパルス電圧は接地電位である0
V以下にアンダーシュートしている。
【0028】次に、各サブフィールドでの画素データ書
込行程Wcにおいて、アドレスドライバ6は、上述した
如くメモリから供給されたDB111〜DB1nm,……,
DB1411〜DB14nm各々から、その論理レベルに対応し
た電圧を有する画素データパルス群DB111〜DB
nm,……,DB1411〜DB14nmを生成する。アドレス
ドライバ6は、これら画素データパルス群DB111〜D
B1nm,……,DB1411〜DB14nm各々を、サブフィー
ルドSF1〜SF14に夫々割り当て、各サブフィール
ド毎にこれを1行分づつ順次列電極D1〜Dmに印加して
行く。例えば、サブフィールドSF1の画素データ書込
行程Wcでは、先ず、上記DB111〜DB1 nmの内から
第1行目に対応した分、つまりDB111〜DB11mを抽
出し、これらDB111〜DB11m各々の論理レベルに対
応したm個分の画素データパルスからなる画素データパ
ルス群DP11を生成して列電極D1〜Dmに印加する。
次に、DB111〜DB1nmの第2行目に対応したDB1
21〜DB12mを抽出し、これらDB121〜DB12m各々
の論理レベルに対応したm個分の画素データパルスから
なる画素データパルス群DP12を生成して列電極D1
mに同時印加する。以下、同様にして、サブフィール
ドSF1の画素データ書込行程Wcでは、1行分毎の画
素データパルス群DP13〜DP1nを順次列電極D1-m
に印加して行くのである。尚、アドレスドライバ6は、
DB1の論理レベルが例えば"1"である場合には高電圧
の画素データパルスを生成し、DB1の論理レベルが"
0"である場合には低電圧(0ボルト)の画素データパル
スを生成するものとする。又、サブフィールドSF2の
画素データ書込行程Wcでは、先ず、上記DB211〜D
B2nmの内から第1行目に対応した分、つまりDB211
〜DB21mを抽出し、これらDB211〜DB21m各々の
論理レベルに対応したm個分の画素データパルスからな
る画素データパルス群DP21を生成して列電極D1〜D
mに印加する。次に、DB211〜DB2nmの第2行目に
対応したDB221〜DB22mを抽出し、これらDB221
〜DB22m各々の論理レベルに対応したm個分の画素デ
ータパルスからなる画素データパルス群DP22を生成
して列電極D1〜Dmに印加する。以下、同様にして、サ
ブフィールドSF2の画素データ書込行程Wcでは、1
行分毎の画素データパルス群DP23〜DP2nを順次列
電極D1〜Dmに印加して行くのである。
【0029】アドレスドライバ6は、サブフィールドS
F3〜SF14各々の画素データ書込行程Wcにおいて
も前述した方法と同様に、DB311〜DB3nm,……,
DB1411〜DB14nm各々から画素データパルス群DP3
1〜DP3n,……,DP14 1〜DP14nを生成し、こ
れらを1行分毎に順次列電極D1〜Dmに印加して行く。
【0030】ここで、第2サスティンドライバ8は、上
述した如き画素データパルス群DPの各印加タイミング
と同一タイミングにて、図11に示されるが如き負極性
の走査パルスSPを発生してこれを行電極Y1〜Ynへと
順次印加して行く。この際、走査パルスSPが印加され
た"行"と、高電圧の画素データパルスが印加された"列"
との交差部の放電セルにのみ放電(選択消去放電)が生
じ、その放電セル内に残存していた壁電荷が選択的に消
去される。かかる選択消去放電により、一斉リセット行
程Rcにて"発光セル"の状態に初期化された放電セル
は、"非発光セル"に推移する。尚、低電圧の画素データ
パルスが印加された"列"に形成されている放電セルでは
放電が生起されず、一斉リセット行程Rcにて初期化さ
れた状態、つまり"発光セル"の状態が維持される。
【0031】次に、各サブフィールドでの発光維持行程
Icにおいては、第1サスティンドライバ7及び第2サ
スティンドライバ8は、行電極X1〜Xn及びY1〜Yn
対して、交互に正極性の維持パルスIPX(IPx1〜I
xi)及びIPY(IPy1〜IPyi)を印加する。尚、
各サブフィールド内の発光維持行程Icにおいて、これ
ら維持パルスIPX及びIPYが印加される回数i/2
(期間)は、サブフィールドSF毎に設定されている。例
えば、図5に示されたサブフィールドSF1〜SF14
において、サブフィールドSF1での発光回数を"4"と
した場合、SF1:4、SF2:12、SF3:20、
SF4:32、SF5:40、SF6:52、SF7:
64、SF8:76、SF9:88、SF10:10
0、SF11:112、SF12:128、SF13:
140、SF14:156なる回数(期間)の分だけ、各
サブフィールド内の発光維持行程Icにおいて、維持パ
ルスIP X及びIPYを印加するのである。かかる維持パ
ルスIPの印加により、画素データ書込行程Wcにて壁
電荷が残留したままとなっている放電セル、すなわち"
発光セル"は、維持パルスIPX及びIPYが印加される
度に維持放電し、各サブフィールド毎に割り当てられた
回数(期間)分だけその放電発光状態を維持する。よっ
て、サブフィールドSF1の発光維持行程Icによれ
ば、入力映像信号の低輝度成分に対する発光表示が為さ
れ、一方、サブフィールドSF14の発光維持行程Ic
によれば、高輝度成分に対する発光表示が為されるので
ある。
【0032】なお、後述するが、各サブフィールド内の
発光維持行程Icの最後に行電極Y1〜Ynに印加される
維持パルスIPyiの立ち下がり部(後エッジ部)ではそ
のパルス電圧は接地電位である0V以下にアンダーシュ
ートしている。また、図11に示されるが如く、最後尾
のサブフィールドSF14のみにおいて実施する消去行
程Eでは、アドレスドライバ6が、消去パルスAPを発
生してこれを列電極D1〜Dmの各々に印加する。第2サ
スティンドライバ8は、かかる消去パルスAPの印加タ
イミングと同時に消去パルスEPを発生してこれを行電
極Y1〜Yn各々に印加する。これら消去パルスAP及び
EPの同時印加により、PDP10における全放電セル
内において消去放電が生起され、全ての放電セル内に残
存している壁電荷が消滅する。すなわち、かかる消去放
電により、PDP10における全ての放電セルが"非発
光セル"になるのである。
【0033】図12は、図11に示されるが如き発光駆
動フォーマットに基づいて実施される発光駆動の全パタ
ーンを示している。図12に示されるように、サブフィ
ールドSF1〜SF14の内の1つのサブフィールドで
の画素データ書込行程Wcのみにおいて、各放電セルに
対して選択消去放電を実施する(黒丸にて示す)。すなわ
ち、一斉リセット行程Rcの実行によってPDP10の
全放電セル内に形成された壁電荷は、上記選択消去放電
が実施されるまでの間残留し、その間に存在するサブフ
ィールドSF各々での維持発光行程Icにおいて放電発
光を促す(白丸にて示す)。つまり、各放電セルは、1フ
ィールド期間内において選択消去放電が為されるまでの
間、発光セルとなり、その間に存在するサブフィールド
各々での維持発光行程Icにおいて、図5に示されるが
如き発光期間比にて発光を継続するのである。
【0034】図12に示されるように、各放電セルが発
光セルから非発光セルへと推移する回数は、1フィール
ド期間内において必ず1回以下となるようにしている。
すなわち、1フィールド期間内において一旦、非発光セ
ルに設定した放電セルを再び発光セルに復帰させるよう
な発光駆動パターンを禁止したのである。よって、画像
表示に関与していないにも拘わらず強い発光を伴う一斉
リセット動作を図5及び図11に示されるが如く、1フ
ィールド期間内において1回だけ実施しておけば良いの
で、コントラストの低下を抑えることが出来る。
【0035】また、1フィールド期間内において実施す
る選択消去放電は、図12の黒丸にて示されるが如く最
高でも1回なので、その消費電力を抑えることが可能と
なるのである。更に、図12に示されるように、1フィ
ールド期間内において発光状態にある期間と、非発光状
態となる期間とが互いに反転するような発光パターンは
存在しないので、偽輪郭を抑制出来る。
【0036】また、上記した走査パルスSPについて
は、そのパルス幅がサブフィールドSF1〜SF14の
順のうちの時間的に前に位置するサブフィールドほど大
きく設定されている。これは、次のような理由のためで
ある。選択消去動作が行なわれるサブフィールドより前
のサブフィールドが発光状態で十分に維持放電発光が繰
り返されている場合(高輝度の場合)には、放電空間内
に十分なプライミング粒子が存在して選択消去放電が確
実に行なわれる。一方、選択消去動作が行なわれるサブ
フィールドの前に発光状態となるサブフィールドがな
い、或いは発光状態となるサブフィールドがあって少な
い場合(サブフィールドSF1又はSF2にて選択消去
放電が行なわれる低輝度の場合)には、維持放電発光の
回数が少なく、放電空間内に十分なプライミング粒子が
存在しない。このように放電空間内に十分なプライミン
グ粒子が存在しない状態で選択消去動作のサブフィール
ドを迎えると、走査パルスSPを印加してから実際に選
択消去放電が起きるまでに時間的な遅れが生じてしま
い、選択消去放電が不安定となり、結果として維持放電
期間において誤放電が生じ表示品質が低下する。そこ
で、走査パルスSPのパルス幅をサブフィールドSF1
〜SF14の順のうちの時間的に前に位置するサブフィ
ールドほど大きく、すなわち、1フィールド期間内の先
頭のサブフィールドSF1(第1群のサブフィールド)
における走査パルスSPのパルス幅をサブフィールドS
F1に続くサブフィールドSF2(第2群のサブフィー
ルド)、サブフィールドSF3(第3群のサブフィール
ド)、……、サブフィールドSF14(第14群のサブ
フィールド)における走査パルスSPのパルス幅より大
きく設定することにより、走査パルスSPの印加中に選
択消去放電が必ず起きるようにすることができるので、
選択消去動作の安定を確保することができる。
【0037】また、各同一サブフィールドの走査パルス
SPのパルス幅は第1モードより第2モードの方が大と
なるように設定されている。これは、次のような理由の
ためである。上述のように、入力画素データDの平均輝
度レベルに応じて第1モード及び第2モードのいずれか
一方を選択し、各同一サブフィールドにおける維持放電
期間の発光回数(維持パルス数)を変更して輝度制御を
行なう場合、入力画素データDの平均輝度レベルが所定
値以上になると第2モードに切り換わる。この第2モー
ドでは、第1モードに比して各同一サブフィールドにお
ける維持放電発光の回数が減少するため、第1モードに
比して維持放電発光により放電空間内に励起されるプラ
イミング粒子が減少し、画素データ書込行程における選
択消去放電が不安定となり、結果として維持放電期間に
おいて誤放電が生じ表示品質が低下する。そこで、第2
モードにおける各サブフィールドの走査パルスSPのパ
ルス幅を第1モードよりも長く設定する(すなわち、走
査パルスSPのスキャンレートが長くなる)ことによ
り、走査パルスの印加期間中に選択消去放電が必ず起き
るようにして選択消去動作の安定性を確保している。
【0038】第2データ変換回路34は、かかる多階調
化画素データDSを図13に示されるが如き変換テーブ
ルに従って、サブフィールドSF1〜SF14各々に対
応した第1〜第14ビットからなる変換画素データ(表
示画素データ)HDに変換する。なお、多階調化画素デ
ータDSは、8ビット(256階調)の入力画素データ
Dを第1データ変換に従って224/225にし、更
に、例えば誤差拡散処理及びディザ処理の如き多階調化
処理により、夫々2ビット分が圧縮されて、計4ビット
(15階調)のデータに変換されたものである。
【0039】ここで、変換画素データHDにおける第1
〜第14ビットの内、論理レベル"1"のビットは、その
ビットに対応したサブフィールドSFでの画素データ書
込行程Wcにおいて選択消去放電を実施させることを示
すものである。ここで、PDP10の各放電セルに対応
した変換画素データHDは、メモリ4を介してアドレス
ドライバ6に供給される。この際、1放電セルに対応し
た変換画素データHDの形態は、必ず図13に示される
が如き15パターンの内のいずれか1となる。アドレス
ドライバ6は、変換画素データHD中の第1〜第14ビ
ット各々をサブフィールドSF1〜14各々に割り当
て、そのビット論理が論理レベル"1"である場合に限
り、該当するサブフィールドでの画素データ書込行程W
cにおいて高電圧の画素データパルスを発生し、これを
PDP10の列電極Dに印加する。これにより、選択消
去放電が生起されるのである。
【0040】以上の如く、データ変換回路30により8
ビットの画素データDは14ビットの変換画素データH
Dに変換されて、図13に示されるが如き15段階の階
調表示が実施されるようになるが、上述した如き多階調
化処理回路33の動作により、実際の視覚上における階
調表現は256階調になる。以上の如く、先ず、1フィ
ールド期間内における先頭のサブフィールドのみにおい
て全ての放電セルを発光セル(選択消去アドレス法を採
用した場合)の状態に初期化する放電を生起させる。次
に、いずれか1のサブフィールドでの画素データ書込行
程のみにおいて、各放電セルを画素データに応じて非発
光セル又は発光セルに設定する。更に、各サブフィール
ドでの発光維持行程では、発光セルのみをサブフィール
ドの重み付けに対応した発光期間だけ発光させるように
している。かかる駆動方法によれば、選択消去アドレス
法の場合には、表示すべき輝度の増加につれて1フィー
ルドの先頭のサブフィールドから順に発光状態となり、
一方、選択消去アドレス法の場合には、表示すべき輝度
の増加につれて1フィールドの最後尾のサブフィールド
から順に発光状態となる。
【0041】図14は第1及び第2サスティンドライバ
7,8の具体的構成を電極Xj及び電極Yjについて示し
ている。電極Xjは電極X1〜Xnのうちの第j行の電極
であり、電極Yjは電極Y1〜Ynのうちの第j行の電極
である。電極XjとYjとの間はコンデンサC0として作
用するようになっている。第1サスティンドライバ7に
おいては、2つの電源B1,B2が備えられている。電
源B1は電圧Vs1(例えば、170V)を出力し、電源
B2は電圧Vr1(例えば、190V)を出力する。電源
B1の正端子はスイッチング素子S3を介して電極Xj
への接続ライン11に接続され、負端子はアース接続さ
れている。接続ライン11とアースとの間にはスイッチ
ング素子S4が接続されている他、スイッチング素子S
1、ダイオードD1及びコイルL1からなる直列回路
と、コイルL2、ダイオードD2及びスイッチング素子
S2からなる直列回路とがコンデンサC1を共通にアー
ス側に介して接続されている。なお、ダイオードD1は
コンデンサC1側をアノードとしており、ダイオードD
2はコンデンサC1側をカソードとして接続されてい
る。また、電源B2の正端子はスイッチング素子S8及
び抵抗R1を介して接続ライン11に接続され、電源B
2の負端子はアース接続されている。
【0042】第2サスティンドライバ8においては、4
つの電源B3〜B6が備えられている。電源B3は電圧
s1(例えば、170V)を出力し、電源B4は電圧V
r1(例えば、190V)を出力し、電源B5は電圧V
off(例えば、140V)を出力し、電源B6は電圧Vh
(例えば、160V、Vh>Voff)を出力する。電源B
3の正端子はスイッチング素子S13を介してスイッチ
ング素子S15への接続ライン12に接続され、負端子
はアース接続されている。接続ライン12とアースとの
間にはスイッチング素子S14が接続されている他、ス
イッチング素子S11、ダイオードD3及びコイルL4
からなる直列回路と、コイルL4、ダイオードD4及び
スイッチング素子S12からなる直列回路とがコンデン
サC2を共通にアース側に介して接続されている。な
お、ダイオードD3はコンデンサC2側をアノードとし
ており、ダイオードD4はコンデンサC2側をカソード
として接続されている。
【0043】接続ライン12はスイッチング素子S15
を介して電源B6の負端子への接続ライン13に接続さ
れている。電源B4,B5各々の正端子はアース接続さ
れ、負端子はスイッチング素子S16、そして抵抗R2
を介して接続ライン13に接続されている。電源B5の
負端子はスイッチング素子S17を介して接続ライン1
3に接続されている。
【0044】電源B6の正端子はスイッチング素子S2
1を介して電極Yjへの接続ライン14に接続され、接
続ライン13と接続された電源B6の負端子はスイッチ
ング素子S22を介して接続ライン14に接続されてい
る。スイッチング素子S21にはダイオードD5が並列
に接続され、またスイッチング素子S22にはダイオー
ドD6が並列に接続されている。ダイオードD5は接続
ライン14側をアノードとし、ダイオードD6は接続ラ
イン14側をカソードとして接続されている。
【0045】上記のスイッチング素子S1〜S4、S
8、S11〜S17,21及びS22のオンオフは駆動
制御回路2によって制御される。図14の各スイッチン
グ素子の矢印が制御回路2からの制御信号端子である。
なお、第2サスティンドライバ8において電源B3、ス
イッチング素子S11〜S15、コイルL3、L4、ダ
イオードD3、D4及びコンデンサC2がサスティンド
ライバ部を構成し、電源B4、抵抗R2及びスイッチン
グ素子S16がリセットドライバ部を構成し、残りの電
源B5、B6、スイッチング素子S13、S17、S2
1、S22及びダイオードD5、D6がスキャンドライ
バ部を構成している。
【0046】次に、かかる構成の表示装置の動作につい
て図15のタイミングチャートを参照しつつ説明する。
図15のタイミングチャートは第1サブフィールドSF
1及びそれに続く第2サブフィールドの一部だけを示し
ている。表示装置の動作はリセット期間(リセット行
程)、アドレス期間(画素データ書込行程)及びサステ
ィン期間(発光維持行程)からなる。
【0047】先ず、リセット期間になると、第1サステ
ィンドライバ7のスイッチング素子S8がオンとなり、
第2サスティンドライバ8のスイッチング素子S16,
S22が共にオンとなる。その他のスイッチング素子は
オフである。スイッチング素子S16,S22のオンに
より電源B4の正端子からスイッチング素子S16、抵
抗R2及びスイッチング素子S22を介して電極Yj
電流が流れ、またスイッチング素子S8のオンにより電
極Xjから抵抗R1、スイッチング素子S8を介して電
源B2の負端子に電流が流れ込む。電極Xjの電位はコ
ンデンサC0と抵抗R1との時定数により徐々に低下し
てリセットパルスRPx1となり、電極Y jの電位はコン
デンサC0と抵抗R2との時定数により徐々に上昇して
リセットパルスRPy1となる。リセットパルスRPx1
最終的に電圧−Vr1となり、リセットパルスRPy1は最
終的に電圧Vr1となる。このリセットパルスRPx1は電
極X1〜Xnの全てに同時に印加され、リセットパルスR
y1も電極Y1〜Yn毎に生成されて電極Y1〜Yn全てに
同時に印加される。
【0048】これらリセットパルスRPx1及びRPy1
同時印加により、PDP10の全ての放電セルが放電励
起して荷電粒子が発生し、この放電終息後、全放電セル
の誘電体層には一様に所定量の壁電荷が形成される。ス
イッチング素子S8,S16はリセットパルスRPx1
びRPy1のレベルが飽和した後、オフとなる。また、こ
の時点にスイッチング素子S4、S14及びS15がオ
ンとなり、電極Xj及びYjは共にアースされる。これに
よりリセットパルスRPx1及びRPy1は消滅する。
【0049】リセットパルスRPx1及びRPy1の消滅
後、第1サスティンドライバ7では、スイッチング素子
S4のオンにより電極Xjの電位はほぼ0Vのアース電
位となる。そして、スイッチング素子S4がオンからオ
フに反転し、スイッチング素子S1がオンになると、コ
ンデンサC1に蓄えられている電荷によりコイルL1、
ダイオードD1、そしてスイッチング素子S1を介して
電流が電極Xjに達してコンデンサC0に流れ込み、コ
ンデンサC0を充電させる。このとき、コイルL1及び
コンデンサC0の時定数により電極Xjの電位は図15
に示されるように徐々に上昇する。
【0050】次いで、スイッチング素子S1がオフとな
り、スイッチング素子S3がオンとなる。これにより、
電極Xjには電源B1の正端子の電位VS1が印加され
る。その後、スイッチング素子S3がオフとなり、スイ
ッチング素子S2がオンとなり、コンデンサC0に蓄積
された電荷により電極XjからコイルL2、ダイオード
D2、そしてスイッチング素子S2を介してコンデンサ
C1に電流が流れ込む。このとき、コイルL2及びコン
デンサC1の時定数により電極Xjの電位は図15に示
されるように徐々に低下する。電極Xjの電位がほぼ0
Vに達すると、スイッチング素子S2がオフとなり、ス
イッチング素子S4がオンとなる。
【0051】かかる動作によって第1サスティンドライ
バ7は図15に示された如き正電圧のリセットパルスR
x2を電極Xjに印加する。第2サスティンドライバ8
では、リセットパルスRPx2が消滅するスイッチング素
子S4のオン時点の後に、スイッチング素子S11がオ
ンとなり、スイッチング素子S14がオフとなる。スイ
ッチング素子S14がオンであったときには電極Yj
電位はほぼ0Vのアース電位となっているが、スイッチ
ング素子S14がオフとなり、スイッチング素子S11
がオンになると、コンデンサC2に蓄えられている電荷
によりコイルL3、ダイオードD3、スイッチング素子
S11、スイッチング素子S15、そしてスイッチング
素子S22を介して電流が電極Yjに達してコンデンサ
C0に流れ込み、コンデンサC0を充電させる。このと
き、コイルL3及びコンデンサC0の時定数により電極
jの電位は図15に示されるように徐々に上昇する。
【0052】次いで、スイッチング素子S11がオフと
なり、スイッチング素子S13がオンとなる。これによ
り、電極Yjには電源B3の正端子の電位VS1がスイッ
チング素子S13,スイッチング素子S15、そしてス
イッチング素子S22を介して印加される。その後、ス
イッチング素子S13がオフとなり、スイッチング素子
S12がオンとなり、コンデンサC0に蓄積された電荷
により電極Yjからスイッチング素子S22、スイッチ
ング素子S15、コイルL4、ダイオードD4、そして
スイッチング素子S12を介してコンデンサC2に電流
が流れ込む。このとき、コイルL4及びコンデンサC2
の時定数により電極Yjの電位は図15に示されるよう
に徐々に低下する。電極Yjの電位がほぼ0Vに達する
と、スイッチング素子S17が短時間だけオンしてオフ
に戻る。これにより、電源B5の負端子の電位−Voff
による影響によって電極Yjの電位は図15に示される
ように0V以下にアンダーシュートして0Vに戻る。ス
イッチング素子S14及びS15が共にオンとなる。
【0053】かかる動作によって第2サスティンドライ
バ8は図15に示された如き正電圧のリセットパルスR
y2を電極Yjに印加し、そのリセットパルスRPy2
立ち下がり部には0V以下へのアンダーシュートが生じ
る。その後、スイッチング素子S14及びS15がオフ
となってリセット期間は終了する。
【0054】次に、アドレス期間が開始されると、スイ
ッチング素子S22がオフとなり、スイッチング素子S
17がオンとなり、同時にスイッチング素子S21がオ
ンとなる。これにより、電源B6と電源B5とが直列接
続された状態となるので、電源B6の正端子の電位はV
h−Voffとなる。この正電位がスイッチング素子S21
を介して電極Yjに印加される。
【0055】アドレス期間においてアドレスドライバ6
は映像信号に基づく各画素毎の画素データを、その論理
レベルに応じた電圧値を有する画素データパルスDP1
〜DPnに変換し、これを1行分毎に、上記列電極D1
mに順次印加する。図15に示されるように電極Yj
対しては画素データパルスDPjが印加される。第2サ
スティンドライバ8は、上記画素データパルス群DP1
〜DPn各々のタイミングに同期させて負電圧の走査パ
ルスSPを行電極Y1〜Ynに順次印加して行く。
【0056】アドレスドライバ6からの画素データパル
スDPjの印加に同期してスイッチング素子S21がオ
フとなり、スイッチング素子S22がオンとなる。これ
により電源B5の負端子の負電位−Voffがスイッチン
グ素子S17、そしてスイッチング素子S22を介して
電極Yjに走査パルスSPとして印加される。そして、
アドレスドライバ6からの画素データパルスDPjの印
加の停止に同期してスイッチング素子S21がオンとな
り、スイッチング素子S22がオフとなり、電源B6の
正端子の電位Vh−Voffがスイッチング素子S21を介
して電極Yjに印加される。その後、電極Yj+1について
も図8に示されるように、電極Yjと同様にアドレスド
ライバ6からの画素データパルスDPj+1の印加に同期
して走査パルスSPが印加される。
【0057】走査パルスSPが印加された行電極に属す
る放電セルの内では、正電圧の画素データパルスが更に
同時に印加された放電セルにおいて放電が生じ、その壁
電荷の大半が失われる。一方、走査パルスSPが印加さ
れたものの正電圧の画素データパルスが印加されなかっ
た放電セルでは放電が生じないので、上記壁電荷が残留
したままとなる。この際、壁電荷が残留したままとなっ
た放電セルは発光放電セル、壁電荷が消滅してしまった
放電セルは非発光放電セルとなる。
【0058】アドレス期間からサスティン期間に切り替
わる時には、スイッチング素子S17,S21はオフと
なり、代わってスイッチング素子S14、S15及びS
22がオンとなる。スイッチング素子S4のオン状態は
継続される。サスティン期間において、第1サスティン
ドライバ7では、スイッチング素子S4のオンにより電
極Xjの電位はほぼ0Vのアース電位となる。次に、ス
イッチング素子S4がオフとなり、スイッチング素子S
1がオンになると、コンデンサC1に蓄えられている電
荷によりコイルL1、ダイオードD1、そしてスイッチ
ング素子S1を介して電流が電極Xjに達してコンデン
サC0に流れ込み、コンデンサC0を充電させる。この
とき、コイルL1及びコンデンサC0の時定数により電
極Xjの電位は図15に示されるように徐々に上昇す
る。
【0059】次いで、スイッチング素子S1がオフとな
り、スイッチング素子S3がオンとなる。これにより、
電極Xjには電源B1の正端子の電位VS1が印加され
る。その後、スイッチング素子S3がオフとなり、スイ
ッチング素子S2がオンとなり、コンデンサC0に蓄積
された電荷により電極XjからコイルL2、ダイオード
D2、そしてスイッチング素子S2を介してコンデンサ
C1に電流が流れ込む。このとき、コイルL2及びコン
デンサC1の時定数により電極Xjの電位は図15に示
されるように徐々に低下する。電極Xjの電位がほぼ0
Vに達すると、スイッチング素子S2がオフとなり、ス
イッチング素子S4がオンとなる。
【0060】かかる動作によって第1サスティンドライ
バ7は図15に示された如き正電圧の維持パルスIPx1
(第1維持パルス)を電極Xjに印加する。第2サステ
ィンドライバ8では、維持パルスIPx1が消滅するスイ
ッチング素子S4のオン時に同時に、スイッチング素子
S11がオンとなり、スイッチング素子S14がオフと
なる。スイッチング素子S14がオンであったときには
電極Yjの電位はほぼ0Vのアース電位となっている
が、スイッチング素子S14がオフとなり、スイッチン
グ素子S11がオンになると、コンデンサC2に蓄えら
れている電荷によりコイルL3、ダイオードD3、スイ
ッチング素子S11、スイッチング素子S15、そして
スイッチング素子S22を介して電流が電極Yjに達し
てコンデンサC0に流れ込み、コンデンサC0を充電さ
せる。このとき、コイルL3及びコンデンサC0の時定
数により電極Yjの電位は図15に示されるように徐々
に上昇する。
【0061】次いで、スイッチング素子S11がオフと
なり、スイッチング素子S13がオンとなる。これによ
り、電極Yjには電源B3の正端子の電位VS1がスイッ
チング素子S13,スイッチング素子S15、そしてス
イッチング素子S22を介して印加される。その後、ス
イッチング素子S13がオフとなり、スイッチング素子
S12がオンとなり、コンデンサC0に蓄積された電荷
により電極Yjからスイッチング素子S22、スイッチ
ング素子S15、コイルL4、ダイオードD4、そして
スイッチング素子S12を介してコンデンサC2に電流
が流れ込む。このとき、コイルL4及びコンデンサC2
の時定数により電極Yjの電位は図15に示されるよう
に徐々に低下する。電極Yjの電位がほぼ0Vに達する
と、スイッチング素子S12がオフとなり、スイッチン
グ素子S14がオンとなる。
【0062】かかる動作によって第2サスティンドライ
バ8は図15に示された如き正電圧の維持パルスIPy1
を電極Yjに印加する。その維持パルスIPy1の電極Yj
への印加後のサスティン期間の残り部分においては、維
持パルスIPx2〜IPxiと維持パルスIPy2〜IPyi
が交互に生成して電極Xjと電極Yjとに交互に印加され
るので、上記壁電荷が残留したままとなっている発光放
電セルは放電発光を繰り返しその発光状態を維持する。
【0063】サスティン期間の最後に電極Yjに印加さ
れる維持パルスIPyiについては、上記したリセットパ
ルスRPy2と同様にアンダーシュートが生じる。すなわ
ち、維持パルスIPyiの立ち下がり部で電極Yjの電位
がほぼ0Vに達すると、スイッチング素子S17が短時
間だけオンしてオフに戻るので、電源B5の負端子の電
位−Voffによる影響によって電極Yjの電位は図15に
示されるように0V以下にアンダーシュートして0Vに
戻り、スイッチング素子S14及びS15が共にオンと
なる。これにより、図15に示された如き正電圧の維持
パルスIPyiを電極Yjに印加し、その維持パルスIP
yiの立ち下がり部には0V以下へのアンダーシュートが
生じる。
【0064】なお、維持パルスIPx1〜IPxi各々の電
極Xjへの印加タイミングは電極Xjに限らず行電極X1
〜Xnの全てに同時に印加され、維持パルスIPy1〜I
yi各々の行電極Yjへの印加タイミングは電極Yjに限
らず行電極Y1〜Ynの全てに同時に印加される。上記し
たようにアドレス期間である画素データ書込行程直前に
行電極Y1〜Ynに印加されるリセットパルスRPy2及び
維持パルスIPyi各々の立ち下がり部をアンダーシュー
トさせることにより、壁電荷量が調整される。すなわ
ち、立ち下がり放電により、行電極Y1〜Ynの壁電荷量
が減少されるので、選択消去アドレス法では走査パルス
SPの振幅電圧値を上げても放電セルでは誤放電が生じ
る可能性が減少する。
【0065】上記のリセットパルスRPy2及び維持パル
スIPyi各々の立ち下がり部のアンダーシュートの大き
さを走査パルスSPの振幅電圧値に応じて変化させても
良い。すなわち、走査パルスSPの電圧値を比較的低い
値に設定した場合には、アンダーシュート量を小さくす
ることにより、立ち下がり放電を比較的弱めとし、立ち
上がり放電による行電極Y1〜Ynにおける壁電荷の減少
量を少なくすることができる。一方、走査パルスSPの
電圧値を比較的高い値に設定した場合には、アンダーシ
ュート量を大きくすることにより、立ち下がり放電を比
較的強めとし、立ち上がり放電による行電極Y1〜Yn
おける壁電荷の減少量を多くすることができる。従っ
て、アンダーシュート量を大きくして立ち下がり放電を
比較的強めにすると、行電極Y1〜Ynにおける壁電荷量
が少なくなり、走査パルスSPの印加による誤放電が防
止される。
【0066】なお、上記した実施例において、各サブフ
ィールドのサスティン期間で最初に生成される第1維持
パルスIPx1はその後に生成される維持パルスIPx2
IP xi及びIPy1〜IPyiに比べて大なるパルス幅を有
する。また、上記した各実施例には、本発明を1リセッ
ト1選択消去アドレス法に適用した例を示したが、これ
に限らず、例えば、図2及び図3に示されたような従来
のN個のサブフィールドで2N階調表示を行う階調表示
にも適用することができる。また、画素データ書込行程
において画素データパルスに応じて選択的に各放電セル
内に壁電荷を形成させるようにした選択書込アドレス法
の場合にも本発明を適用することができる。
【0067】
【発明の効果】以上の如く、本発明によれば、画素デー
タ書込行程における放電セルの誤放電を防止しつつ適切
な選択放電を行うので、高品質なる画像表示を行うこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のPDP駆動方法を用いた表示装置の概略
構成を示す図である。
【図2】図1の装置の発光駆動フォーマットを示す図で
ある。
【図3】図1の装置のPDPの各電極に印加される各種
駆動パルスの印加タイミングを示す図である。
【図4】本発明の駆動方法を適用した表示装置の概略構
成を示す図である。
【図5】選択消去アドレス法を採用した際の発光駆動フ
ォーマットを示す図である。
【図6】データ変換回路30の内部構成を示す図であ
る。
【図7】ABL回路31の内部構成を示す図である。
【図8】データ変換回路312における変換特性を示す
図である。
【図9】輝度モードと各サブフィールドの維持発光行程
にて実施される発光回数比との対応関係を示す図であ
る。
【図10】第1データ変換回路32における変換特性を
示す図である。
【図11】PDPの各電極に印加される各種駆動パルス
の印加タイミングを示す図である。
【図12】図5の発光駆動フォーマットに基づいて実施
される発光駆動のパターンの一例を示す図である。
【図13】図5の発光駆動フォーマットに基づいて実施
される発光駆動の全パターン、及びこの発光駆動を実施
する際に第2データ変換回路34で用いられる変換テー
ブルの一例を示す図である。
【図14】第1及び第2サスティンドライバの具体的構
成を示す回路図である。
【図15】図14の回路の各部のタイムチャートであ
る。
【符号の説明】
2 駆動制御回路 6 アドレスドライバ 7 第1サスティンドライバ 8 第2サスティンドライバ 10 PDP 30 データ変換回路 31 ABL回路 32 第1データ変換回路 33 多階調化処理回路 34 第2データ変換回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C058 AA11 BA02 BA07 BA35 BB25 5C080 AA05 BB05 DD09 FF12 HH05 JJ02 JJ03 JJ04 JJ05

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各対間に容量性負荷を有する複数の行電
    極対と、前記行電極対に交差して配列されており各交差
    部にて放電セルを形成する複数の列電極とを有するプラ
    ズマディスプレイパネルを映像信号に応じて階調駆動す
    る駆動方法であって、 前記映像信号における1フィールドの表示期間を複数の
    サブフィールドで構成し、前記サブフィールド各々にお
    いて、 前記映像信号に対応して前記プラズマディスプレイパネ
    ルの放電セル各々について発光セル及び非発光セルのう
    ちのいずれか一方を示す画素データを作成し、走査パル
    スを前記行電極対の一方の行電極に順次印加すると共に
    前記走査パルスに同期して前記画素データに対応した画
    素データパルスを前記列電極に印加して前記放電セル各
    々を前記画素データに対応した発光セル及び非発光セル
    のうちのいずれか一方の状態にせしめる画素データ書込
    行程と、 前記画素データ書込行程にて発光セルの状態となった放
    電セルのみに維持放電を生じさせるべく維持パルスを前
    記サブフィールド各々の重み付けに対応した回数だけ前
    記複数の行電極対に交互に印加する発光維持行程と、を
    実行し、 前記発光維持行程にて印加される前記維持パルス各々の
    うちの最後に印加される維持パルスの後エッジ部が接地
    電位以下にアンダーシュートしていることを特徴とする
    駆動方法。
  2. 【請求項2】 各対間に容量性負荷を有する複数の行電
    極対と、前記行電極対に交差して配列されており各交差
    部にて放電セルを形成する複数の列電極とを有するプラ
    ズマディスプレイパネルを映像信号に応じて階調駆動す
    る駆動方法であって、 前記映像信号における1フィールドの表示期間を複数の
    サブフィールドで構成し、前記サブフィールド各々にお
    いて、 前記映像信号に対応して前記プラズマディスプレイパネ
    ルの放電セル各々について発光セル及び非発光セルのう
    ちのいずれか一方を示す画素データを作成し、走査パル
    スを前記行電極対の一方の行電極に順次印加すると共に
    前記走査パルスに同期して前記画素データに対応した画
    素データパルスを前記列電極に印加して前記放電セル各
    々を前記画素データに対応した発光セル及び非発光セル
    のうちのいずれか一方の状態にせしめる画素データ書込
    行程と、 前記画素データ書込行程にて発光セルの状態となった放
    電セルのみに維持放電を生じさせるべく維持パルスを前
    記サブフィールド各々の重み付けに対応した回数だけ前
    記複数の行電極対に交互に印加する発光維持行程と、を
    実行し、 前記複数のサブフィールドのうちの少なくとも1のサブ
    フィールドにおいて、前記画素データ書込行程に先だっ
    て前記複数の行電極対の全ての行電極にリセットパルス
    を印加して前記プラズマディスプレイパネルの全ての放
    電セル各々をリセット放電せしめてその全ての放電セル
    を初期化するリセット行程を実行し、 前記リセット行程にて印加される前記リセットパルス各
    々のうちの最後に印加されるリセットパルスの後エッジ
    部が接地電位以下にアンダーシュートしていることを特
    徴とする駆動方法。
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