JP2003019266A - 遊技機再生製造装置 - Google Patents

遊技機再生製造装置

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JP2003019266A JP2001205185A JP2001205185A JP2003019266A JP 2003019266 A JP2003019266 A JP 2003019266A JP 2001205185 A JP2001205185 A JP 2001205185A JP 2001205185 A JP2001205185 A JP 2001205185A JP 2003019266 A JP2003019266 A JP 2003019266A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 中古遊技機を利用して効率的に再生遊技機を
製造可能な遊技機再生製造装置を提供する。 【解決手段】 遊技機再生製造装置1は、フレーム状の
側枠11と該側枠11に枢支された本体部200とを有
する中古遊技機10から製造される再生遊技機に不要な
部品を取り外す部品取り外しステーション1009及び
新たな部品を組付ける部品組付けステーション1011
に中古遊技機10を搬送する台車移送レール1005
と、該台車移送レール1005に沿って中古遊技機10
を搬送するための該中古遊技機10の該本体部200を
着脱自在に保持する主保持部1003aと該主保持部1
003aに該本体部200が保持された状態で該本体部
200に対して開いた状態で該側枠11を支持する側枠
支持部1004とを有する台車1003とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、中古遊技機を利用
して再生遊技機を製造する遊技機再生製造装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、遊技店に設置されたパチンコ機
やスロットマシーン等のような遊技機は、所定期間使用
された後、まだ充分に使用可能な状態でもモデルチェン
ジ等の理由により新機種の遊技機に入れ替えられること
がある。この入れ替えに伴い、遊技店に設置されていた
古い遊技機は、店内の各遊技機席から取り外され、産業
廃棄物として指定業者を通じて廃棄される。
【0003】一方、廃棄される遊技機には、木材や金
属、ガラス、合成樹脂等の多種類の材料が用いられてお
り、制御基板や電線等の電気部品も装着されているの
で、遊技機ごと廃棄してしまうと環境に悪影響を及ぼす
おそれがある。このため、近年では、廃棄しようとする
遊技機を解体し、構成部品の種類ごとに分別して廃棄す
る手法が提案されている。また、解体によって生じた構
成部品を樹脂やセメント等の原料として再利用する手法
も提案されている(特開平9−122630号)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た遊技機の構成部品を原料として再利用する手法では、
原料として再利用できない構成部品については廃棄する
ことになり、遊技機の構成部品を広汎に再利用すること
ができなかった。
【0005】また、解体前の遊技機や解体によって生じ
た構成部品の中には、消耗の程度が低く、新品の遊技機
や新品の遊技機の部品としてまだ使用できるものもあ
る。こうした部品については、従来において、廃棄した
り、あるいは原材料レベルで再利用するにとどまってお
り、無駄が多かった。
【0006】一方、中古遊技機を新品の遊技機として再
生する場合には、不要な部品を取り外したり新たな部品
を組付ける等の再生に特有の工程が必要となるため、単
に製造設備を再生設備として転用しただけでは使い勝手
が悪く、生産効率の向上を図ることが困難であるという
問題がある。
【0007】本発明は、中古遊技機を利用して効率的に
再生遊技機を製造可能な遊技機再生製造装置を提供する
ことを解決すべき課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、請求項1に記載の遊技機再生製造装置は、フレーム
状の側枠と該側枠に枢支された本体部とを有する中古遊
技機から製造される再生遊技機に不要な部品を取り外す
取り外しステーション及び新たな部品を組付ける組付け
ステーションに該中古遊技機を搬送する搬送通路手段
と、該搬送通路手段に沿って該中古遊技機を搬送するた
めの該中古遊技機の該本体部を着脱自在に保持する主保
持部と該主保持部に該本体部が保持された状態で該本体
部に対して開いた状態で該側枠を支持する側枠支持部と
を有する台車とを備えたことを特徴とする。
【0009】従って、搬送通路手段は、中古遊技機を取
り外しステーション及び組付けステーションに搬送し、
台車は、主保持部において中古遊技機の本体部を着脱自
在に保持するとともに、側枠支持部において側枠を本体
部に対して開いた状態で支持する。
【0010】すなわち、中古遊技機の側枠と本体部とを
枢結したままの状態で、且つ側枠を開いた状態で、その
中古遊技機を台車上に横臥させて、取り外しステーショ
ンにおいて不要な部品を取り外したり、組付けステーシ
ョンにおいて新たな部品を組付ける等の作業を行なうこ
とができる。よって、中古遊技機から側枠の取り外しや
組付けを行なう工程を省略できるとともに、側枠と本体
部とを枢結したままの状態でも極めて作業がし易く、再
生遊技機の生産効率を大幅に向上させることができる。
【0011】また、請求項2に記載の遊技機再生製造装
置は、前記側枠支持部が、前記側枠をその枢支部分近傍
の前記側枠の厚さ程度離隔した位置において支持するよ
うに構成されたことを特徴とする。
【0012】よって、側枠の枢支部分に対向する台車端
部に側枠支持部を設けることにより、台車を大型化させ
ることなく側枠を支持可能に構成することができる。
【0013】また、請求項3に記載の遊技機再生製造装
置は、前記側枠支持部が、前記側枠を前記本体部に対し
て約90度開いた状態で支持するように構成されたこと
を特徴とする。
【0014】よって、側枠を本体部に対して約90度開
いた状態で、不要な部品を取り外したり、新たな部品を
組付ける等の作業を行なうことができるので、側枠が邪
魔になることがなく、極めて作業性に優れており、再生
遊技機の生産効率を向上させることができる。更に、側
枠が過剰に大きく開くことがないので、後続する別の台
車上に載置された中古遊技機を覆うことにより再生作業
の妨げになることが無く、しかも搬送される台車相互の
間隔を狭めてデッドスペースを可能な限り小さくするこ
とにより、中古遊技機の再生作業領域の省スペース化を
図ることができるとともに、台車が載置される搬送通路
手段に側枠が衝突して破損することを防止することがで
きる。
【0015】また、請求項4に記載の遊技機再生製造装
置は、前記側枠支持部が、衝撃吸収部材を有することを
特徴とする。
【0016】従って、側枠を開いて側枠支持部に当接さ
せる際に、衝撃吸収部材が衝撃を吸収するので、作業者
が誤って必要以上の力で側枠を開いて側枠支持部に当接
させた場合でも、側枠が破損することを防止することが
できる。
【0017】また、請求項5に記載の遊技機再生製造装
置は、前記中古遊技機が、前記本体部に対して回動可能
に取り付けられるとともに、閉鎖時には遊技板を把持固
定し、開放時には前記遊技板を取り外し可能とする基枠
を更に備え、前記側枠支持部により支持された前記側枠
側には、前記主保持部で支持された本体部に対して開放
された基枠を前記側枠の開放空間内にて収容可能とする
基枠回動開放領域が形成されたことを特徴とする。
【0018】従って、側枠を開放するとともに更に基枠
を基枠回動開放領域において開放した状態で、基枠に対
して遊技板、球タンク、球経路、球払出し装置等の取り
外しや組付け作業を容易に行うことができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した遊技機
再生製造装置1の実施形態について図面を参照しつつ説
明する。
【0020】遊技機再生製造装置1は、中古遊技機とし
ての中古のパチンコ遊技機が投入されると、不要部品や
不良部品を取り外し、新たな部品を組付けることにより
再生パチンコ遊技機を製造する装置である。
【0021】ここで、遊技機再生製造装置1へ投入され
る中古のパチンコ遊技機10の概略構成について、図2
乃至図4を参照しつつ説明する。
【0022】図2は、本実施形態のパチンコ遊技機の正
面図を示したものである。パチンコ遊技機10(以下、
単に遊技機という)は、パチンコ機本体側部を構成する
フレーム状の側枠11と、本体部200を構成するパチ
ンコ機前面部のベースとなる前枠12とを備え、その前
枠12の額縁状に形成された開口内周縁には金枠13が
嵌められると共に、その金枠13には遊技盤14の前面
を覆うガラス扉15が開閉可能に設けられる。
【0023】そしてガラス扉15の下方位置には、打球
発射装置に供給される遊技球を貯留するための上受け皿
16が取付けられ、更にその下方には賞品球の排出時に
上受け皿16から溢れた球を貯留する下受け皿17が設
けられている。尚、上受け皿16に設けられる球抜けボ
タン18の操作により上受け皿16内の遊技球が下受け
皿17に向けて抜き落とされる。
【0024】下受け皿17の中央には、下受け皿17に
貯留した球を遊技機10外に抜き落とす球抜きスライド
ボタン19が設けられる。そして下受け皿17の図中右
側位置には、遊技球を遊技盤14面に向けて弾発発射す
る発射レバー20が設けられ、この発射レバー20には
遊技球を一球毎に発射する為の単発スイッチ21が備え
られる。この発射レバー20を回動操作する量に応じて
遊技球を遊技盤14面に向けて弾発発射する程度が調整
されると共に、一定回動位置の検出により発射電源が投
入される。
【0025】又、前記前枠12の上辺縁から図中右側辺
縁には、合成樹脂製のレンズ体で構成される枠トップ飾
り23が設けられ、この枠トップ飾り23の内部には、
枠飾りランプ24,24や前記ガラス扉15開閉用の鍵
穴25の周囲を飾る鍵飾りランプを備えるサイド飾り2
6が設けられる。
【0026】前記前枠12の前面に設けられる遊技盤1
4は、金属製の内レール41、打球発射位置より弾発発
射された遊技球を盤面に向けて誘導する外レール42、
打球位置及び発射レールより転動し遊技盤面に至った球
の跳ね返り作用により再び打球が発射レールや打球位置
に戻ることを防止するファール止43、弾発発射された
遊技球の衝撃を吸収しつつ遊技盤面下に向けて落下させ
る返しゴム44等によりその周囲が構成され、その内側
に遊技領域が形成される。
【0027】図3は遊技機10の裏面を示した図であ
る。該遊技機10の裏面に設けられる基枠70面の上方
位置には、遊技場の島から供給される遊技球を一時貯留
する賞球タンク71が設けられると共に、該賞球タンク
71に連設されてタンクレール72が設けられ、このタ
ンクレール72の賞球流下下端部分に賞球払出機構部8
0が連設される。
【0028】前記タンクレール72には、前記賞球タン
ク71やタンクレール72上の遊技球の補給状態により
作動される補給スイッチ81が設けられ、又、賞球払出
機構部80の直前において賞球の球切れを検出し、払出
し機構の空動作を防止する空切り防止スイッチ82が設
けられる。更に、賞球払出機構部80により払出された
賞球が遊技機内において充満した場合に、これを検出す
る満タンスイッチ83或いは、機内に充満した遊技球に
より係動され満タンスイッチ83をONさせる満タンス
トッパ84等も備えられる。
【0029】ここで、図7で示すように前枠12より側
枠11を回動開放することにより賞球タンク71や賞球
払出機構部80等が遊技機10本体の側枠11に障害さ
れることなく、調整、取外し若しくは取り付け作業を行
うことが可能にされている。遊技機本体より分離された
賞球タンク71や賞球払出機構部80より各種の検出ス
イッチ例えばフォトセンサや近接スイッチ若しくは払出
し駆動用のパルスモーターや励磁ソレノイドが不良な場
合には脱着交換可能にされ、場合によっては再生調整さ
れ改めて遊技機10に組み付けられる。
【0030】又、基枠70には遊技盤14面の各入賞口
に入った入賞球(セーブ球)を一球毎に球切りして検出
するセーフ球排出機構部85が設けられ、このセーフ球
排出機構部85により検出されたセーブ球は、機外へ排
出される。遊技機10の遊技板裏面は中央カバー86に
覆われており、各入賞口に入ったセーフ球は、この中央
カバー86が覆設される機構板70下部に形成されたセ
ーフ球誘導路で集められてセーフ球排出機構部85へ導
出される。
【0031】ここで、図7で示すように前枠12より側
枠11を開放し更に基枠70を回動して開放することに
より遊技盤14からのセーフ球を処理するセーフ球排出
機構部85が基枠70に対する表面側よりあるいは裏面
側より再生調整可能にされるとともに取外し取り付け可
能にされる。セーフ球排出機構部85等に設けられた球
きり用のソレノイドやセーフ球検出スイッチが不良な場
合には交換処理できる。
【0032】更にこの基枠70には、各種制御基板が取
付けられている。例えば、プリペイドカードに係わる情
報の授受を行うCR外部接続端子基板87を含む外部接
続端子97、発生したセーフ球の種別に応じて一定個数
の賞球を賞球払出機構部80に払出し動作させる回路が
装着されたCR賞球払出制御基板88、該CR賞球払出
制御基板88とプリペイドカードに係る情報及び球貸し
情報に基づいてCR賞球払出制御部を制御する情報の入
出力を行うカードインターフェイス基板89が設けられ
る。
【0033】これらの基板は側枠11により部分的に保
護される状態にされるものであるが、側枠11等が基枠
12より開放離脱されることにより、基板相互間に配設
接続されたハーネスの具合やコネクタの接続不良を基板
を取外しあるいは取り外すことなくシンクロスコープや
テスター等様々な検査装置や計測器により調整すること
が可能にされる。そして異常が解消されない基板や基板
に装着された電気部品は交換回収される。
【0034】又、前記CR外部接続端子基板87、カー
ドインターフェイス基板89、CR賞球払出制御基板8
8の相互間においてカードデータ処理に係わる信号を中
継するCR中継基板90、遊技盤14面で発生したセー
フ球を検出して特別図柄表示装置2を駆動制御し、その
特別図柄の表示態様を設定制御すると共に入賞の種別に
応じて一定個数の賞球の払出し等を行う主制御基板を含
む制御基板ボックス91等がこの基枠70に取付けられ
ている。そして、これら独立した各種の基板が遊技機1
0に各々取付けられた後、コネクタ配線を用いて互いに
脱着可能に電気接続される。尚、遊技機10の外部に設
けられたプリペイドカードユニットと遊技機本体との間
の情報の入出力は、カードインターフェイス接続部92
を介して行われる。
【0035】これら特別図柄表示装置2や制御基板ボッ
クス91等は、基枠70に添着された装着ユニットを介
して着脱可能にされている基枠70が前枠12とともに
横臥して再生作業を待機するものとなれば荷重バランス
よく係着作業が実施できしかも対象とする取り付け部位
の把握がし易くなる。また荷重ある遊技板や基枠70を
遊技機10本体の前枠12より取り外すことも容易にさ
れる。
【0036】前記CR賞球払出制御基板88は、賞球の
球切れ及び供給状態、排出状態の異常を検出すると共に
払出し動作の停止と表示動作も行われるもので、ここで
は、CR賞球払出制御基板88や賞球払出機構部80等
の賞球払出制御機構において遊技球の球切れ、球詰ま
り、回路操作異常、ソフトエラー等の異常が発生した場
合にその旨を表示するエラー表示部93、或いはエラー
状態が解除された場合に前記エラー表示部93を初期状
態に復帰リセットさせるエラー表示リセットボタン94
が設けられる。
【0037】又、前記制御基板ボックス91には、特定
図柄表示装置2に発生する「当たり」の出現状態(確
率)を3個のLEDにて表示する設定表示LED95、
或いは前記当たりの出現確率を一定条件下のみ切替え可
能に設定する確率モード設定スイッチ96が設けられ
る。
【0038】遊技機10で発生した各種情報は、基枠7
0の上部片隅に設けられる外部接続端子97を介して遊
技機外部の遊技場管理装置へ出力される。特別図柄表示
装置2の図柄若しくは入賞装置の始動回数、一定図柄の
確定により発生する「大当たり」の発生回数、遊技者に
特別な利益状態を継続させる継続情報、当該パチンコ遊
技機における当たりの出現確率、不正検出信号等の各種
情報等が、この外部接続端子97を介して入出力され
る。
【0039】更に、基枠70の裏面下方位置には、前記
上受け皿16に供給された遊技球を遊技盤14面に向け
て弾発発射する打球発射装置100が備えられる。打球
発射装置100は打球発射モータ101の他、発射装置
制御回路、打球槌、弾発力調整装置等により構成され
る。又、タッチ感度調整ボリューム102は、遊技者が
発射レバー20に触れたことを検出して打球発射モータ
101の電源を投入するタッチスイッチ回路の検出感度
を調整し、遊技球発射調整ダイヤル103は、遊技盤1
4面へ向けての遊技球弾発力、飛走距離を調整設定す
る。
【0040】又、打球発射装置100に近接して発射装
置制御基板104が設けられ、これには打球発射モータ
101の駆動制御回路及びタッチスイッチ回路が含まれ
る。この打球発射モータ101の駆動制御回路では、モ
ータの回転速度、トルク、特に1分間に発射する打球間
隔、速度等が設定される。これら前枠12の裏面側に設
けられる打球発射装置100の打球発射モータ101や
発射装置制御回路や打球槌および弾発力調整装置等は、
長期間の遊技に伴って生じる衝撃や振動により打球槌の
ストロークエンドに発生する歪や、弾発力を附勢して設
定する引っ張りバネの劣化等によって異常が生じ易い一
方再調整や再組み付けには正確な作業が要求されるが、
側枠11を開放し、前枠12を横臥して、当該部品の取
外し若しくは取り付け作業を実施するようにすれば正確
かつ容易な位置決めと取り付け調整が可能とされる。
【0041】尚、この遊技機10は電源プラグ106を
介してAC100V電源に接続されている。又、前記外
部接続端子97より引き出されたリード線107の端末
にはコネクタ108が設けられ、このコネクタ108に
脱着可能に継がれる電源プラグ109側の電源入力線を
介してAC24V電源へ接続される。
【0042】なお、この電源プラグ106に対応して動
作調整ステーション1021,1023に電源ラインが
接続される。
【0043】図4は、遊技機10の分解斜視図である。
遊技機10は、上述したことからわかるように、フレー
ム状の側枠11と、枢支部202において枢支されて、
側枠11の前面に設けられた本体部200とから構成さ
れる。本体部200は、前枠12と、その前枠12の前
面に取り付けた遊技板14と、裏面側に各種の装置や制
御基板、そしてユニット等を一括して取り付ける基枠7
0と、遊技機10の動作を制御指示する主制御基板を有
する制御基板ボックス91等とから構成され、これらが
ビス止めや圧着等をもって固定されている。
【0044】遊技板14が取り付けられた前枠12に
は、前面側から上受け皿16が備えられるとともに、下
受け皿17の右端部に備えられた回転軸受け301に発
射レバー20が取り付けられて固定される。尚、前枠1
2に備えられたガラス扉15には、輸送中の破損を防止
するためにガラスは取り付けられておらず、ガラスは遊
技場に移送された後に取り付けられる。そのため、遊技
板14面を保護するための覆紙335が遊技板14とガ
ラス扉15との間に挟まれる。
【0045】図5は側枠11の平面図、図6は側枠11
の正面図である。側枠11の上の左隅角には上部ヒンジ
204が、下の左隅角には下部ヒンジ206が取り付け
られて枢支部202を形成している。上部ヒンジ204
は、前部先端に取り付け孔を有し、前枠12の筒状支軸
部208が直立状に一体形成されている。一方、下部ヒ
ンジ206は、前部先端の取り付け孔に筒状支軸部20
8と同一線上に支持軸210が固定されている。
【0046】図7は、側枠11を、前枠12に対して、
枢支部202を中心に開いた状態を下部方向から見た図
を示している。基枠70は、枢支部70aを中心に前枠
12に対して開放され、前面側からは内レール41,外
レール42等が取り付けられる遊技板14が取り付けら
れ、裏面側からは制御基板ボックス91が取り付けられ
る。このように、遊技機10は、側枠11が本体部20
0に装着されたままの状態で、枢支部202を中心に前
枠12に対して回動させて開放することにより、遊技板
14や制御基板ボックス91等の取り外し及び組付けが
可能な構造となっている。
【0047】次に、遊技機再生製造装置1の全体構成に
ついて、図1の全体構成図を参照しつつ説明する。
【0048】遊技機再生製造装置1は、図1に示すよう
に、投入口1001と、ローラコンベア1002と、台
車1003と、台車移送レール1005と、清掃ステー
ション1006と、品質確認ステーション1007と、
寝かせ装置1008と、部品取り外しステーション10
09と、部品組付けステーション1011と、起し装置
1013と、昇降装置1015と、回転振り分け装置1
017と、回転移送装置1019と、動作調整ステーシ
ョン1021、1023と、ローラコンベア1022、
1024、1026と、包装装置1025、1027
と、出荷口1029、1031とから構成されている。
尚、台車移送レール1005が本発明の搬送通路手段
に、部品取り外しステーション1009が取り外しステ
ーションに、部品組付けステーション1011が組付け
ステーションにそれぞれ相当するものである。
【0049】投入口1001は、遊技機再生製造装置1
の最も上流側に設けられ、中古の遊技機10をローラコ
ンベア1002上に載置するための作業ステーションで
ある。
【0050】ローラコンベア1002は、中古の遊技機
10を縦置き状態で搬送する装置であり、多数の摺動ロ
ーラを有するローラコンベアを上下一組として構成した
装置である。上下にローラコンベアを設けたのは、縦置
きにした遊技機10の上端部と下端部とを上下のローラ
コンベアで挟むことにより、遊技機10の転倒を防止し
ながら搬送するためである。
【0051】ここで、ローラコンベア1002には、図
8に示すように、遊技機10の作業面を表向きと裏返し
とに切り替える作業面切換装置600が備えられてい
る。作業面切換装置600は、下側には遊技機10の下
辺縁をガイドする誘導ローラ602が列設された固定台
604が円形の回転台606上に備えられ、この固定台
604の上側には、遊技機10の上辺縁を受止してガイ
ドする受枠部材608が備えられる。
【0052】更に該受枠部材604の中央位置には、遊
技機10の上辺縁中央部を前記固定台604に向けて押
圧する固定軸610が受枠部材608を貫挿して、図示
しないシリンダの作動により進退動自在に備えられる。
そして、このローラコンベア1002は、遊技機10を
載置したまま回転可能なように、遊技機10の幅毎に各
々独立して備えられている。
【0053】そして、遊技機10は、1台ずつこの作業
面切換装置600の固定台604と受枠部材608との
間にセットし、操作盤のスイッチ、或いはフットスイッ
チの操作をもって固定軸610を伸長させて遊技機10
を固定する。なお、この時に受枠部材608は上方へ回
避されるので、遊技機10は受枠部材608に妨げられ
ることなく、回転できる状態におかれる。
【0054】前記作業面切換装置600にセットされた
遊技機10は、その表面に上受け皿16を取付けると共
に、作業者によって裏面側に回転変動され、各種の制御
基板や制御装置等の部品の清掃や取り外しが行われる。
そして、1つの作業ステーションで部品の取付けが終了
すると、遊技機10を立てたままの状態で作業面切換装
置603の固定台604と受枠部材608との間を摺動
して次の作業ブロックへ移送する。
【0055】台車1003は、図9乃至図11に示すよ
うに、平面視矩形状の平板からなる台車本体1003a
と、台車本体1003a上面の複数箇所において立設
し、遊技機10の本体部202を水平に横臥させた状態
で支持する主保持部1003bと、矩形状の台車本体1
003aの搬送方向後方側(図では右側)の一辺より水
平方向に突出するように2箇所に設けられ、側枠11を
本体部202に対して開いた状態で支持する側枠支持部
1004と、台車本体1003a下面の四隅近傍にそれ
ぞれ設けられた車輪1003cとから構成される。
【0056】また、台車1003の上方、すなわち前記
側枠支持部1004により支持された前記側枠11側に
は、前記主保持部1003bで支持された本体部202
に対して開放された基枠70を前記側枠11の開放空間
内にて収容可能とする基枠回動開放領域1003dが形
成されている。よって、図7に示すように側枠11を開
放するとともに更に基枠70を基枠回動開放領域100
3dにおいて開放した状態で、基枠70に対して遊技板
14、賞球タンク71、球経路、賞球払出機構部80等
の取り外しや組付け作業を容易に行うことができる。
【0057】主保持部1003bは、遊技機10の本体
部200を位置決めしつつ保持するために台車本体10
03a上の複数箇所に立設されたゴム等の弾性体からな
る部材である。主保持部は1003bは、遊技機10の
前面部を構成する上受け皿16、下受け皿17、表示装
置2、ガラス扉15、前枠12周縁と固定支持するよう
に、本体部200の前面を下向きに横臥させた時に、こ
れらの各部材に対向する位置に設けられている。尚、主
保持部1003bが弾性体からできているのは、本体部
200を横臥させた際に発生する衝撃を吸収するためで
ある。
【0058】更に詳細には、図10において遊技機10
の網掛けを施した部分が、台車1003の主保持部10
03b−1〜5(黒色で塗りつぶした部分)に当接す
る。すなわち、主保持部1003b−1は、前枠12の
突出して形成された枠トップ飾り23の下端の縁に沿っ
て対設される。主保持部1003b−2は、ガラス扉1
5下端で上受け皿16の上縁に臨んで設置されている。
上記構成により台車1003に設置されかつ搬送される
遊技機10の上下方向の載置位置が案内され決定される
と共に、部品の取外し、組み付け作業時あるいは搬送時
に載置された遊技機10の台車1003上における位置
がずれることを防止する。主保持部1003b−3は、
前枠12の表面に形成された下受け皿17と上受け皿1
6との間隙で該前枠12の下方側面に当接される位置に
設けられている。これらにより主保持部1003bが台
車1003に設置された遊技機10の前枠12前面側全
体を覆設状態にはせず、台車1003と遊技機10前枠
12間に空スペースが形成されるようにしてある。作業
者は必要に応じて当該空きスペースを利用して遊技機1
0を持ち上げ操作したり前枠12に対する必要な作業を
することを可能としている。
【0059】主保持部1003b−4は、上受け皿16
左端の傾斜縁に当設される一方主保持部1003b−5
が上受け皿16右端の傾斜縁に当接される個所に設けら
れている。上記構成により台車1003に設置されかつ
搬送される遊技機10が左右方向に変移することが抑制
される。これにより台車1003上に載置された遊技機
10の側枠11を回動開放した場合に変移荷重を遊技機
10が受けて横方向に位置ずれし浮動することを防止し
ている。
【0060】なお、遊技機10を載置する台車1003
については車輪1003Cが設けられた構成とすること
なく搬送兼再生作業ユニットとして遊技機10を収容し
て移動可能にするものであればよくベルトコンベア上に
設置される搬送兼再生作業ユニットやレール上を車輪無
く滑走される搬送兼再生作業ユニットであってもよい。
【0061】側枠支持部1004は、図11に示すよう
に、台車本体1003aの搬送方向後方側の一辺におい
て、水平方向に張り出すように取り付けられた張り出し
部1004aと、張り出し部1004aの上面に立設さ
れた支持軸1004bと、その支持軸1004bにより
支持される円柱状の当接片1004cとから構成されて
いる。
【0062】張り出し部1004aは、図12(A)〜
(C)に示すように、当接片位置調製ビス用長孔100
4dに対する当接片位置調整ビス1004eが蝶着され
る位置を変更することにより、側枠11を係り受ける個
所や側枠11の形態に対応して適正に遊技機10より回
動開放された側枠11を係止する。尚、図12(A)
は、側枠支持部1004の平面図、(B)は当接片10
04cを後方寄りの位置に固定した状態の側面図、
(C)は当接片1004を前方寄りの位置に固定した状
態の側面図である。
【0063】当接片1004cはゴム等の弾性体により
形成されている。側枠11を開いて側枠支持部1004
に当接させた際に、当接片1004cが衝撃吸収部材と
しての作用するので、側枠11が破損することがない。
【0064】当接片1004cは、側枠11の重量によ
り押圧されて弾性変形するが、側枠11が略水平よりも
下がることがないように、支持軸1004bの長さ及び
当接片1004cの長さ及びゴム硬度が設定されてい
る。従って、側枠支持部1004により、側枠11は、
前記本体部200に対して約90度乃至約120度開い
た状態で支持される。よって、側枠11が充分に大きな
角度で開き、且つ保持されるので、本体部200におい
て部品の取り外しや組付け作業を容易に行なうことがで
きるだけでなく、側枠11が必要以上に開くことがない
ので、後続する別の台車1003上に載置された遊技機
10を覆うことにより再生作業の妨げになることが無
く、しかも搬送される台車1003相互の間隔を狭めて
デッドスペースを可能な限り小さくすることにより、作
業ステーションの省スペース化を図ることができるとと
もに、台車1003を載置する台車移送レール1005
に衝突して破損することがない。尚、側枠支持部100
4は、側枠11が本体部200に対して約90度開いた
状態で支持されるように構成されるのが、作業領域の省
スペース化の点では好ましい。
【0065】清掃ステーション1006は、エアコンプ
レッサ等が備えられ、投入口1001から投入された中
古遊技機10に圧縮空気を吹き付けることにより埃の除
去等の清掃作業を行なうための作業ステーションであ
る。パチンコ店より回収された中古遊技機10は、清掃
ステーション1006において清掃されるとともに、外
観不良部品が撤去される。
【0066】中古遊技機10を清掃するについては運設
された再生ラインに設けることとせず、清掃後のゴミや
塵等を吸収するバキューム装置が設置され隔離された清
掃室内において作業する再生工程を構成することとすれ
ば清掃作業により飛散する粉塵等により作業者の健康が
損なわれること無く中古遊技機が再び薄汚れする等の不
具合を解消する効果を生じる。
【0067】動作確認ステーション1007は、作業者
が清掃済みの中古遊技機10の動作確認を行なうための
作業ステーションであり、動作確認の結果、中古遊技機
10が再生可能かどうかが判別される。中古遊技機10
が再生不能であると判別された場合、後工程へ搬送され
ることなく、遊技機再生製造装置1外へ撤去される。ま
た、作業者は、上受け皿16、下受け皿17、発射レバ
ー20、枠トップ飾り23等の装飾部品、及び不要部品
を中古遊技機10より必要な場合は取り外す。
【0068】寝かせ装置1008は、起立状態の中古遊
技機10を横臥させつつ、台車1003上に載置させる
装置である。寝かせ装置1008が動作する様子を図1
3に示す。図13(A)、図13(C)は、それぞれ品
質確認ステーション1007と部品取り外しステーショ
ン1009との境界付近に配設されたローラコンベア1
002の立面、上面を示しており、図13(B)は、寝
かせ装置1008の一部縦断面を示す。
【0069】図13(A)及び(C)に示すように、投
入口1001から敷設されたローラコンベア1002
は、品質確認ステーション1007と部品取り外しステ
ーション1009との境界領域に至るまで敷設されてお
り、このコンベア1002終端の隣に寝かせ装置100
8が連接されている。この寝かせ装置1008の手前
に、部品取り外しステーション1009及び部品組付け
ステーション1011における搬送装置として、コンベ
ア1002よりも低い高さの台車移送レール1005が
配置される。一方、誘導レールは、コンベア1002の
終端よりもやや上流側の上方に至るまで敷設されてい
る。
【0070】図13(A)乃至(C)に示すように、寝
かせ装置1008は、寝かせ装置1008の動作を制御
する制御機構が収納された図示しない本体と、本体の上
方に取り付けられた回転軸1152と、回転軸1152
と嵌合された略L字形のアーム部1153と、アーム部
1153の上端面とスライド軸1154を介して接続さ
れた昇降部1155を備える。図13(B)に示すよう
に、昇降部1155の下面1155aには、前枠12の
上端面の二箇所を押圧するピン1155b、ピン115
5cが突設されている。また、アーム部1153の底面
1153aには、前枠12の下端面の二箇所を押圧する
ピン1153d、1153eが突設されている。
【0071】品質が次の再生工程へ搬送することが適当
でないと確認された遊技機10については、コンベア1
002終端において再生工程より外される。この後、作
業者は次段の再生工程へ搬送する遊技機10を寝かせ装
置1008方向に押し込み、アーム部1153の底面1
153aに載せる。これにより、遊技機10は、図13
(B)に示すように、アーム部1153の底面1153
a上において起立した状態となる。
【0072】この状態において、作業者によって本体1
151の所定の操作がなされると、スライド軸1154
の移動に伴って昇降部1155が下方向(図13
(B))において矢印Y1で示す方向)に移動する。移
動後の昇降部1155の状態を図13(B)において二
点鎖線で示す。これにより、ピン1155b、1155
c前枠12の上端面を押圧し、遊技機10は、昇降部1
155及びアーム部1153による上下からの挟持によ
って固定された状態となる。
【0073】この状態において、作業者によって本体1
151の所定の操作がなされると、アーム部1153
は、回転軸1152を中心として、台車移送レール10
05が敷設された方向(図13(B)において矢印Y2
で示す方向)に約90度回転する。回転後のアーム部1
153の状態を図13(C)に示す。図13(C)に二
点鎖線で示すように、昇降部1155及びアーム部11
53によって挟持された遊技機10は、台車移送レール
1005の台車1003上に前面を下にして寝かされた
状態となっている。
【0074】このような回転の後、寝かせ装置1150
は、ピン1153d、1153eをアーム部1153の
底面1153aよりも下方に引っ込めるとともに、昇降
部1155を上方向に移動する。これにより、ピン11
53d、1153eとピン1155b、1155cとに
よる押圧係合が解除される。この結果、遊技機10は、
台車1003上に寝かされた状態で台車移送レール5上
に配置される。この後、アーム部1153は、台車移送
レール1005から離れる方向に回転し、元に位置に戻
る。
【0075】以上のように、遊技機10は、寝かせ装置
1008によって台車移送レール1005上の台車10
03上に前面側を下にして寝かされた状態で、以降の取
り外しステーション1009に送り込まれる。従って、
起立した状態では分離が困難な部品を容易に取り外すこ
とが可能となる。また、起立した状態では確認作業や調
整作業が困難な部位について作業を円滑に行うことがで
きる。
【0076】台車移送レール1005は、図14(A)
に示すように、台車駆動ローラ1005aと、搬送レー
ン1005bと、台車位置検出センサ1005c−1〜
6とから構成されている。台車駆動ローラ1005a
は、台車移送方向の始端及び終端に設けられ、台車位置
検出センサ1005c−6により台車1003が検出さ
れると、モータが回転駆動され、台車駆動ローラ100
5a上に載置された台車1003を繰り出す作用をす
る。走行レーン1005bは、台車移送方向に沿って延
設され、作業者が、作業の進行状態により適宜、台車1
003を台車移送方向へ押動することにより、車輪10
03cが回動して搬送レーン1005b上を滑走する。
【0077】また、台車移送レール1005の下方に
は、図14(B)に示すように、台車移送レール100
5に平行して、ベルトコンベア駆動軸1010a、10
10bにより駆動される台車移送ベルトコンベア101
0が設けられている。台車移送レール1005及び台車
移送ベルトコンベア1010の搬送方向上流側端部及び
下流側端部には、それぞれ台車昇降体1010c、10
10dが設けられている。遊技機10が載置された台車
1003は、台車移送レール1005上を下流方向へ搬
送され、起し装置1013に遊技機10を渡すことによ
り、台車1003は空き状態となる。空きの台車100
3は、下流側の台車昇降体1010dにより回収されて
下降し、台車位置検出センサ1005c−1の検出動作
に基づき、台車押動体1010fによって押動されて台
車移送ベルトコンベア1010上へ繰り出される。台車
移送ベルトコンベア1010上に載置された台車100
3は、上流側へ搬送される。空きの台車1003が上流
側端部に到達すると、台車昇降体1010cにより上昇
され、台車押動体1010eにより押動されて台車移送
レール1005上へと繰り出されることにより初期位置
に戻る。台車1003は、このようにして、側枠開放作
業工程(部品取り外しステーション1009及び部品組
付けステーション1011)に沿って設けられた台車移
送レール1005及び台車移送ベルトコンベア1010
によって循環移送されるように構成されている。
【0078】部品取り外しステーション1009は、作
業者が、中古の遊技機10より遊技板14及び制御基板
ボックス91の取り外し作業を行なうために台車移送レ
ール1005上に設けられた作業ステーションである。
中古遊技機10は、側枠11を開放した状態で台車10
03上に横臥されて取り外し作業が行われる。取り外し
ステーション1009には、台車1003の停止位置に
合わせて、台車1003の搬送方向前端を係止する前ロ
ック1009a、後端を係止する後ロック1009bが
設けられている。前ロック1009aは、前記台車10
03より台車1003の厚さ程度前方において、後ロッ
ク1009bは、前記台車1003より台車1003の
厚さ程度後方においてそれぞれ係止するように配置され
ている。尚、取り外しステーション1009では、前述
したように側枠11が開放され力学的に不安定にされた
台車1003上に設置された遊技機10において、部品
の取り外し作業を支障なく円滑に実施するための構成を
なすものである。
【0079】該後ロック1009bは、図15に示すよ
うに、台車1003下端の進出を受けて図示しないコイ
ルバネにより常時回動軸1009cを中心として時計回
り方向に附勢された当接面1009dが押動された後、
台車1003の下端を引掛面1009eが係り止める構
成である。一方、前ロック1009aは、初期状態で係
入溝1009f内に収容され作業者の操作信号により駆
動されるソレノイドの励磁作用により上昇するアクチュ
エータに設けられた回転ローラー1009gが台車10
03の進行方向側を塞いで台車1003端縁に当接し拘
束する構造となっている。
【0080】部品組付けステーション1011は、作業
者が、新しい遊技板14、制御基板ボックス91、表示
装置2、発射レバー20、上受け皿16、下受け皿1
7、枠トップ飾り23等の飾り、及び不足部品を組付け
るとともに、不良部品を交換するための台車移送レール
1005上に設けられた作業ステーションである。組付
けステーション1011には、前述した取り外しステー
ション1009と同様に、台車1003の停止位置に合
わせて、台車1003の搬送方向前端を係止する前ロッ
ク1011a、後端を係止する後ロック1011bが設
けられている。尚、以下の説明においては、組付けステ
ーション1011で各種部品の組付けが完了した遊技機
10を、中古遊技機と区別するために適宜、再生遊技機
と称する。
【0081】なお、部品取り外しステーション1009
と取り付けステーション1011は取り外し取り付ける
部品点数や作業能率を考慮して必要により複数設置され
る場合も有る。
【0082】図16は、台車1003により搬送されて
きた遊技機10を横臥状態から立ち上げる(起立させ
る)起し装置1013の斜視図である。図16(A)は
起し装置1013が遊技機10を把持する状態を示し、
図16(B)はそれを立ち上げる状態を示している。起
し装置1013は、一方に図示しないシリンダのピスト
ンロッド198の伸長動により駆動されるローラ取付板
191に遊技機10の下端縁を支承する搬送ローラ19
7が列設されると共に、起し装置1013の他方には、
やはり図示しないシリンダのピストンロッド198の伸
長動により、遊技機10を前記搬送ローラ197列に向
けて挟持する挟持部材196が設けられる。そして、立
上駆動装置190の搬送ローラ197側の外部には、該
起し装置1013を傾倒、或いは起立させるシリンダ部
材(図示せず)が備えられている。
【0083】この起し装置1013によれば、遊技機1
0への部品の取付けが終了すると、遊技機10は台車1
003に載置されたまま起し装置1013まで摺動移動
する。そして、所定位置まで台車1003が進むと、図
示しないシリンダの伸長動により、起し装置1013が
遊技機10上に覆い被さるように傾倒し、別のシリンダ
の作動によりピストンロッド198が伸長動して、挟持
部材196及び搬送ローラ197の列壁をもって遊技機
10を把持する(図16(A))。そして把持された遊
技機10は、今度は逆にシリンダの収縮動により起し装
置1013が起立させられることにより、そのまま立ち
上げられる(図16(B))。
【0084】尚、起し装置1013は、台車移送レール
1005先端に配置された台車位置検出センサ1005
c−1が台車を検出すると、モーターにより回転駆動さ
れる台車駆動ローラー1005bにより起し装置101
3側に台車1003を迎えたことを台車位置検出センサ
1005c−2が検出することに同期して起動される。
【0085】ここで、遊技機10が立ち上げられた後、
空になった台車1003は、前述した図14(B)に示
す台車移送ベルトコンベア1010により循環移送され
る。
【0086】昇降装置1015は、図示しない昇降機構
と、ベルトコンベア1015aとから構成されている。
昇降装置1015は、起し装置1013により起立され
た遊技機10を、昇降機構により次工程である回転振り
分け装置1017の高さまで上昇させ、ベルトコンベア
1015aにより回転振り分け装置1017へ繰り出
す。ベルトコンベア1015aは、図17に示すよう
に、搬送ベルト1015bと、搬送ベルト駆動軸101
5cと、フォトカプラを有する位置検出ユニット101
5dとを備えて構成され、位置検出ユニット1015d
における遊技機10の検出に基づいて、搬送ベルト駆動
軸1015cが駆動され、搬送ベルト1015b上に縦
置きに載置された遊技機10が搬送される。
【0087】回転振り分け装置1017は、図18に示
すように、平面視円形状の回転円板1017aと、鉛直
方向に立設されて回転円板1017aを軸支する回転駆
動軸1017cと、回転円板1017a上に設けられ、
遊技機10を水平方向に搬送するベルトコンベア101
7bと、ロック機構1017dと、押動装置18とから
構成されている。回転振り分け装置1017は、昇降装
置1015のベルトコンベア1015aにより搬送され
た遊技機10を、分岐する2本の製造ライン、すなわ
ち、Aライン又はBラインのいずれかに振り分ける装置
である。
【0088】例えば、遊技機10をAラインへ送出する
際には、ベルトコンベア1017bの方向が図18にお
いて常に左向きとなるように回転円板1017aの回転
方向が設定され、ロック機構1017dによりロックさ
れる(図18(A))。ここで、図19(A)は、回転
振り分け装置1017に設けられたロック機構1017
d及び係合溝1017fの配置を示す平面図であり、図
19(B)はその側面図、図19(C)はロック機構1
7dの拡大図である。ロック機構1017dは、図19
(A)〜(C)に示すように、上下方向に出没可能な係
合ロッド17eと、回転円板1017a上に90度毎に
形成され、その係合ロッド1017eに係合可能な係合
溝1017fとから構成されている。回転動作実行中は
係合ロッド1017eが退避して回転円板1017aの
回転を許容し、回転動作終了後は、係合ロッド1017
eが係合溝1017fに係合することにより回転円板1
017aを所定角度においてロックするように作用す
る。
【0089】一方、遊技機10をBラインへ送出する場
合、ベルトコンベア1015aより搬送される際にはベ
ルトコンベア1017cが左向きであり、ベルトコンベ
ア1017bに載置された後、回転円板1017aが時
計回りに90度回転して図17の上向きに方向が転換さ
れる(図18(B))。
【0090】尚、AラインとBラインとは全く同様の処
理工程を有しているが、取り外しステーション1009
等の工程に比べて時間がかかるために、2本の作業ライ
ンを設けて生産性を向上させるように構成したものであ
る。
【0091】押動装置1018は、ベルトコンベア10
17bに縦置きに載置された遊技機10をローラコンベ
ア1022又は1024方向へ押動する装置である。押
動装置1018は、図20に示すように、伸縮自在なア
ーム1018aと、そのアーム1018aと水平面上で
直交する方向に伸びるエアシリンダ1018bとから構
成されている。アーム1018aは、常には収縮して退
避しており(図18(A))、遊技機10がベルトコン
ベア1017cにより搬送方向の長さの半分程度、ロー
ラコンベア1022又は1024上に搬送された時点
で、ベルトコンベア1017c上へ伸張し、エアシリン
ダ1018bを作動させることにより、その先端部を遊
技機10の右端面の中央に当接させ、ローラコンベア1
022又は1024の方向へ押動するのである(図2
0)。
【0092】ローラコンベア1022、1024、10
26は、それぞれ回転振り分け装置1017及び回転移
送装置1019の間、回転振り分け装置1017及び包
装装置1025の間、回転移送装置1019及び包装装
置1027の間に設けられて、遊技機10を縦置き状態
で搬送する装置である。ローラコンベア1022は、図
21に示すように、多数の回転ローラ1022aと、遊
技機10を搬送方向に案内するローラガイド1022b
とからなるローラコンベアを上下一組として構成した装
置である(ローラコンベア1024,1026も同
様)。上下にローラコンベアを設けたのは、縦置きにし
た遊技機10の上端部と下端部とを上下のローラコンベ
アで挟むことにより、遊技機10の転倒を防止しながら
搬送するためであり、搬送時には上部回転ローラ昇降槌
1022hが下降し、作業時には更に遊技機固定片10
22iが下降して遊技機10を上下に挟んで固定する
(図22〜図23)。ローラコンベア1022の幅方向
両側には、搬送状態を検出するための位置検出ユニット
1022jが備えられている。また、ローラコンベア1
022は、ベルトコンベア1022cと、ベルトコンベ
ア駆動軸1022dと、回転円板1022eと、回転駆
動軸1022fとを備え、作業面を表裏に切り換えるた
めの作業面切換装置1022gを備えている。
【0093】ローラコンベア1022、1026の搬送
方向上流部には、図1に示すように、遊技機10の有無
を検出するためのフォトセンサ1033、1035がそ
れぞれ設けられている。フォトセンサ1033、103
5はそれぞれ、ローラコンベア1022又は1026を
挟んで対向する一対の発光素子及び受光素子により構成
されている。フォトセンサ1033、1035における
検出結果が回転振り分け装置1017に入力され、Aラ
イン、Bラインにそれぞれ空きがあるかどうかが判断さ
れる。例えば、フォトセンサ1033が遊技機10を検
出しなかった場合には、Aラインに空きがあると判断さ
れてい、Aラインに遊技機10が搬送され、遊技機10
を検出した場合には、Aラインには空きがないと判断さ
れて、Bラインへ遊技機10が搬送される。
【0094】回転移送装置1019は、回転振り分け装
置1017と同様の構成を有する装置であり、平面視円
形状の回転円板1019aと、鉛直方向に立設されて回
転円板1019aを軸支する図示しない回転駆動軸と、
回転円板1019a上に設けられ、遊技機10を水平方
向に搬送するベルトコンベア1019cと、押動装置1
020とから構成されている。回転移送装置1019
は、回転振り分け装置1017よりローラコンベア10
24を介して搬送された遊技機10を回転円板1019
aにより方向転換させ、ベルトコンベア1019c及び
押動装置1020によりBラインのローラコンベア10
26上へ送出する。
【0095】動作調整ステーション1021、1023
は、作業者が再生遊技機10の動作確認及び調整を行な
うためにそれぞれAラインのローラコンベア1022又
はBラインのローラコンベア1026上に設けられた作
業ステーションである。動作調整ステーションでは、図
24(A)に示すように、遊技機10を起立させた状態
で側枠11をローラコンベア1022(1026)上に
載置させ、幅方向両端に設けられた一対のローラガイド
1022b(1026b)により側枠11の上端部及び
下端部が挟持される。すなわち、一対のローラガイド1
022b又は1026bの間隔は側枠11の厚みとほぼ
等しくなるように設定されている。一方、前枠12は、
枢支部202を中心に旋回・開放され(図24
(B))、更に基枠70は枢支部70aを中心に旋回・
開放される(図24(C))。このように前枠12及び
基枠70が開放された状態において、遊技板14の係入
や遊技機10の動作確認及び調整等の作業が円滑に行わ
れる(図24(D))。
【0096】詳しくは側枠に前枠を装着した遊技場に設
置される遊技機と同様に動作調整ステーション1021
に附設された図示しない脱着可能な電源ラインを遊技機
に接続すると共に、動作調整ステーション1021上端
側に附設された図示しない球補給樋よりテスト用の球を
遊技機の賞球タンク71に誘入する一方、動作調整ステ
ーション1021の下端側に設けられた図示しない球回
収樋よりテスト済球を誘出して遊技機の動作確認と調製
を行う。
【0097】動作が正常でない場合や必要とする場合に
は側枠11を挟持)した後(図24(A))、前枠12
を基枠70とともに開放回動して、打球発射装置100
若しくは賞球排出機構部80やセーフ球排出機構部8
5、制御基板ボックス91等についての調製作業を実施
する(図24(B)、(C))。また、先の動作確認ス
テーション1007や部品組付けステーション1011
では発見されなかった不良部品の交換と更に遊技板14
を基枠70より取り外し特別図柄表示装置2の表示動作
を調整し、必要により表示制御回路の基板を交換する
(図24(D))。
【0098】包装装置1025、1027は、それぞれ
Aライン又はBラインに設けられ、動作調整ステーショ
ン1021又は1023において動作確認及び調整が終
了した再生遊技機10を包装シートにより自動包装する
装置である。
【0099】出荷台1029、1031は、それぞれA
ライン又はBラインに設けられ、包装済みの再生遊技機
10を遊技機再生製造装置1から取り出して一時的に載
置する作業台である。出荷台1029、1031に取り
出され、載置された再生遊技機10は、直ちにトラック
等に積み込まれて出荷されるか、図示しない倉庫へ搬送
されて保管される。
【0100】次に、上述した遊技機再生製造装置1にお
いて、中古遊技機より再生遊技機を製造する過程につい
て、図25のフローチャートを参照しつつ説明する。
【0101】まず、中古の遊技機10が投入口2より投
入され、ローラコンベア1002上に縦置きに載置さ
れ、清掃ステーション1006に移送される(ステップ
1,以下、S1と略記する。尚、他のステップも同様で
ある)。作業者は、清掃ステーション1006におい
て、中古の遊技機10の清掃及び外観不良部品の除去を
行う(S2)。清掃された遊技機10は、品質確認ステ
ーション1007に移送され(S3)、遊技機10が再
生可能かどうかの品質確認が行われる(S4)。再生可
能でないと判断された場合には(S5:No)、遊技機
10が遊技機再生製造装置1外へ撤去される(S2
4)。一方、再生が可能であると判断された場合には
(S5:Yes)、必要な場合には上受け皿16、下受
け皿17、発射レバー20、飾り、不良部品が取り外さ
れた後(S6)、寝かせ装置1008に遊技機10をセ
ットして台車1003上に前面を下にして横臥状態で載
置させる(S7)。
【0102】尚、再生対象の状況によっては後段の起し
装置1013と同様に検出センサによって遊技機10を
検出した場合には駆動ローラーの起動に同期して寝かせ
装置1008を作動させるものとしてもよく、あるいは
品質確認ステーション1007において品質確認がなさ
れて遊技機10を再生工程より一旦離脱させ倉庫等にお
いて保管し再生出荷の要請に応じて部品(取外し)取り付
けステーション1009,1011に復帰させ、再生作
業を一旦中断し後りスタートする構成としもよい。ま
た、取外し作業のみを実行した後出荷待機倉庫へ一旦転
送し後再生出荷の要請に応じて再生工程を継続させる構
成としてもよい。
【0103】この時、遊技機10の本体部202は主保
持部1003bにより位置決めされ、支持されている。
遊技機10を載置させた台車1003は、台車移送レー
ル1005により、部品取り外しステーション1009
へ移送される(S8)。
【0104】作業者は、部品取り外しステーション10
09において、台車移送レール1005上の前ロック1
009a及び後ロック1009bにより台車1003を
固定した後、側枠11を上方へ開き、側枠11が台車1
003に設けられた側枠支持部1004の当接片100
4cに当接するまで旋回させて、開放状態とする(S
9)。この時、作業者が勢いよく側枠11を旋回させて
も、当接片1004cがゴム等の弾性体で形成されてい
るため、衝撃が吸収される。側枠11は、側枠支持部1
004により本体部202に対して約90度乃至約18
0度開かれた状態で支持される。このように遊技機10
が横臥し、且つ側枠11が本体部202に対して開放さ
れた状態で、作業者は、不要部品や不良部品の取り外し
作業を行なう(S10)。取り外し作業が終了すると、
作業者は前ロック1009a及び後ロック1009bの
ロックを解除して、手で台車1003を次工程である部
品組付けステーション1011側に押して移送する(S
11)。
【0105】部品組付けステーション1011では、台
車移送レール1005上の前ロック1011a及び後ロ
ック1011bに係合させて、再び台車1003を台車
移送レール1005上に固定した後、作業者は、新しい
遊技板14、制御基板ボックス91、表示装置2等の部
品を遊技機10に組付けるとともに、遊技機10の清掃
を行う(S12)。組付け及び清掃が完了すると、作業
者は、側枠11を本体部202側へ旋回させて閉鎖する
(S13)。そして、前ロック1009a及び後ロック
1009bのロックを解除した後、台車1003を押し
て起し装置1013へ設置し、起し装置1013により
遊技機10を縦置き状態とする(S14)。この時、空
き台車1003は、台車移送ベルトコンベア1010に
より回収され、台車移送レール1005の先頭に移送さ
れる(S15)。
【0106】昇降装置1015は、次工程である回転振
り分け装置1017の回転円板1017aの高さまで遊
技機10を上昇させ(S16)、ベルトコンベア101
5aを駆動させて回転振り分け装置1017へ送出する
(S17)。
【0107】回転振り分け装置1017は、後続するA
ライン、Bラインのうち、空いている作業ラインへ遊技
機10を繰り出す(S18)。
【0108】例えば、フォトセンサ1033によりAラ
インが空いていることが検出された場合には、図18
(A)のように回転円板1017aの方向を図の左方向
に固定して、ベルトコンベア1017bによりAライン
に連結されたローラコンベア1022に送出する。この
時、遊技機10が立設した状態で、遊技機10の搬送方
向における長さの半分程度がローラコンベア1022に
送られた時点で、押動装置1018により遊技機10を
搬送方向後方から押動し、ローラコンベア1022へ確
実に送出する(図20)。
【0109】遊技機10は、ローラコンベア1022に
より動作調整ステーション1021に搬送される(S1
9)。動作調整ステーション1021では、各種の調整
作業が行なわれた後(S20)、作業者が手で遊技機1
0を押し、ローラコンベア1022を介して包装装置1
025へと移送される(S21)。
【0110】包装装置1025では、再生された遊技機
10が包装シートにより自動包装される(S22)。包
装された再生遊技機10は、出荷台1029より取り出
され、直ちにトラック等に積み込まれて出荷されるか、
図示しない倉庫へ搬送されて保管される。
【0111】一方、S17のステップにおいて、Aライ
ン上には仕掛かり中の遊技機10が滞っていることがフ
ォトセンサ1033により検出され、Bラインが空いて
いることがフォトセンサ1035により検出された場合
には、ベルトコンベア1015aにより搬送される遊技
機10を図18(A)の状態でベルトコンベア1017
bに載置させた後、回転円板1017aを平面視時計回
りに90度回転させ、ベルトコンベア1017bにより
ローラコンベア1024へ送出する(図18(B))。
この時、押動装置1018により遊技機10を搬送方向
後方から押動し、ローラコンベア1024へ確実に送出
する。遊技機10がローラコンベア1024により回転
移送装置1019上まで搬送されると、回転移送装置1
019の回転円板1019aは平面視反時計回りに90
度回転する。そして、回転移送装置1019のベルトコ
ンベア1019bによりローラコンベア1026へ送出
される。この時、押動装置1020により遊技機10を
搬送方向後方から押動し、ローラコンベア1026へ確
実に送出する。以後、動作調整ステーション1023、
包装装置1025、出荷台1031では、Aラインと同
様の処理が行なわれる。
【0112】このように、本実施形態の遊技機再生製造
装置1によれば、遊技機10の側枠11と本体部202
とを枢結したまま横臥させ、且つ側枠11を開放させた
状態で、不要部品及び不良部品の取り外し作業や新しい
部品の組付け作業を行なうことができ、極めて効率的に
再生パチンコ機の製造を行なうことができるのである。
従って、各種部品の取り外しや組付け等の工程の前工程
として側枠11を取り外す工程や、後工程として側枠1
1を本体部202に枢結させる工程を設ける必要がな
く、再生遊技機の生産効率を大幅に向上させることがで
きる。
【0113】また、側枠支持部1004が、遊技機10
の枢支部202近傍であって側枠11の厚さ程度離隔し
た位置において側枠11を支持するように構成されてい
るので、台車1003を大型化させることなく、側枠1
1を開放した状態で遊技機10を支持することができ
る。
【0114】また、側枠支持部1004には、衝撃吸収
部材としてのゴム等の弾性体からなる当接片1004c
が設けられ、作業者が側枠11を開いて回動した際に、
当接片1004cにより衝撃を吸収しつつ支持するの
で、側枠11が破損することがない。
【0115】また、側枠支持部1004は、側枠11が
略水平な位置よりも下がらないように支持軸1004b
及び当接片1004cの高さが設定されているので、必
要以上に側枠11が開いて台車移送レール1005に衝
突して破損することがない。
【0116】尚、本発明は上述した各実施形態に限定さ
れるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で種
々の変更を施すことが可能である。
【0117】例えば、前記実施形態では、側枠支持部1
004を台車1003の一辺に2箇所設けたが、強度的
に充分であれば1箇所でもよく、勿論、2箇所以上に設
ける構成としても構わない。
【0118】また、遊技機10が、前枠12、側枠11
に加えて、前枠12又は側枠11に対して枢支された第
3の枠を備えている場合には、該第3の枠を開いた状態
で支持する枠支持部を更に設ける構成としてもよい。
【0119】また、前記実施形態では、当接片1004
cをゴム等の弾性部材により構成し、当接片1004c
を衝撃吸収部材として作用させる構成としたが、当接片
1004cを弾性体以外の材質により形成し、当接片1
004cと支持軸1004bとの間に衝撃吸収部材とし
てのコイルバネを介装する構成としてもよい。
【0120】また、前記実施形態では、中古のパチンコ
遊技機を投入して再生パチンコ遊技機を製造する例を示
したが、前枠と側枠とを備えたパチンコ機と同様の構成
を有する他の種類の中古遊技機を投入して再生遊技機を
製造するように構成してもよい。
【0121】また、前記各実施形態における各部材の大
きさ、形状、材質等は一例であり、必要に応じ、適宜変
更して実施可能であることは勿論である。
【0122】
【発明の効果】以上述べたように本発明の請求項1に記
載の遊技機再生製造装置によれば、中古遊技機の側枠と
本体部とを枢結したままの状態で、且つ側枠を開いた状
態で、その中古遊技機を台車上に横臥させて、取り外し
ステーションにおいて不要な部品を取り外したり、組付
けステーションにおいて新たな部品を組付ける等の作業
を行なうことができる。よって、中古遊技機から側枠の
取り外しや組付けを行なう工程を省略できるとともに、
側枠と本体部とを枢結したままの状態でも極めて作業が
し易く、再生遊技機の生産効率を大幅に向上させること
ができるという効果を奏する。
【0123】また、請求項2に記載の遊技機再生製造装
置によれば、側枠の枢支部分に対向する台車端部に側枠
支持部を設けることにより、台車を大型化させることな
く側枠を支持可能に構成することができるという効果を
奏する。
【0124】また、請求項3に記載の遊技機再生製造装
置によれば、側枠を本体部に対して約90度開いた状態
で、不要な部品を取り外したり、新たな部品を組付ける
等の作業を行なうことができるので、側枠が邪魔になる
ことがなく、極めて作業性に優れており、再生遊技機の
生産効率を向上させることができるという効果を奏す
る。更に、側枠が過剰に大きく開くことがないので、後
続する別の台車上に載置された中古遊技機を覆うことに
より再生作業の妨げになることが無く、しかも搬送され
る台車相互の間隔を狭めてデッドスペースを可能な限り
小さくすることにより、中古遊技機の再生作業領域の省
スペース化を図ることができるとともに、台車が載置さ
れる搬送通路手段に側枠が衝突して破損することを防止
することができるという効果を奏する。
【0125】また、請求項4に記載の遊技機再生製造装
置によれば、側枠を開いて側枠支持部に当接させる際
に、衝撃吸収部材が衝撃を吸収するので、作業者が誤っ
て必要以上の力で側枠を開いて側枠支持部に当接させた
場合でも、側枠が破損することを防止することができる
という効果を奏する。
【0126】また、請求項5に記載の遊技機再生製造装
置によれば、側枠を開放するとともに更に基枠を基枠回
動開放領域において開放した状態で、基枠に対して遊技
板、球タンク、球経路、球払出し装置等の取り外しや組
付け作業を容易に行うことができるという効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態の遊技機再生製造装置の全
体構成を示す全体構成図である。
【図2】 パチンコ遊技機の正面図である。
【図3】 図2に示したパチンコ遊技機の裏面図であ
る。
【図4】 図2に示したパチンコ遊技機の分解斜視図で
ある。
【図5】 側枠の平面図である。
【図6】 側枠の正面図である。
【図7】 側枠を開放した状態のパチンコ遊技機を示す
図である。
【図8】 作業面切換装置を示した斜視図である。
【図9】 側枠が開かれたパチンコ遊技機を保持する台
車の平面図である。
【図10】 パチンコ遊技機の各部材に当接する台車の
主保持部を説明する説明図である。
【図11】 側枠が開かれたパチンコ遊技機を保持する
台車の側面図である。
【図12】 A)は、側枠支持部1004の平面図、
(B)は当接片1004cを後方寄りの位置に固定した
状態の側面図、(C)は当接片1004を前方寄りの位
置に固定した状態の側面図である。
【図13】 寝かせ装置を示す説明図であり、(A)は
起立した遊技機をセットする前の状態を示す図、(B)
は遊技機を把持した状態を示す図、(C)は遊技機を寝
かせた状態を示す図である。
【図14】 台車移送レールの説明図であり、(A)は
平面図、(B)は台車移送ベルトコンベアを含む側面図
である。
【図15】 前ロック、後ロックの動作を説明する説明
図である。
【図16】 起し装置を示す説明図であり、(A)は台
車上に載置された遊技機を把持する様子を示す図であ
り、(B)は遊技機を立ち上げる様子を示す図である。
【図17】 ベルトコンベアの斜視図である。
【図18】 回転振り分け装置の作用を説明する説明図
であり、(A)はパチンコ機をAラインへ搬送する状態
を示しており、(B)はパチンコ機をBラインへ搬送す
る状態を示している。
【図19】 回転振り分け装置のロック機構を示す説明
図であり、(A)は回転円板の平面図、(B)は側面
図、(C)はロック機構の拡大図である。
【図20】 回転振り分け装置において、押動装置が作
動している状態を示す説明図である。
【図21】 ローラコンベアの側面図である。
【図22】 上部ローラコンベアが上昇する様子を示す
図である。
【図23】 上部ローラコンベアが下降して、遊技機を
把持する様子を示す図である。
【図24】 動作調整ステーションにおけるパチンコ遊
技機の状態を示す説明図であり、(A)前枠を閉鎖した
状態、(B)は前枠を開放した状態、(C)は基枠を開
放した状態、(D)は遊技板を係入する状態をそれぞれ
示している。
【図25】 遊技機再生製造装置における作業工程の流
れを説明するフローチャートである。
【符号の説明】
1 遊技機再生製造装置 10 パチンコ遊技機 11 側枠 14 遊技板 70 基枠 200 枢支部 202 本体部 1003 台車 1003b 主保持部 1003d 基枠回動開放領域 1004 側枠支持部 1004c 当接片 1005 台車移送レール 1009 部品取り外しステーション 1011 部品組付けステーション
フロントページの続き (72)発明者 山内 幸博 愛知県小牧市二重堀1588−1 双栄工機有 限会社内 (72)発明者 杉島 紀志男 愛知県名古屋市中区丸の内二丁目11番13号 株式会社サンセイアールアンドディ内 (72)発明者 服部 辰雄 愛知県名古屋市中区丸の内二丁目11番13号 株式会社サンセイアールアンドディ内 Fターム(参考) 2C088 DA06 DA11

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フレーム状の側枠と該側枠に枢支された
    本体部とを有する中古遊技機から製造される再生遊技機
    に不要な部品を取り外す取り外しステーション及び新た
    な部品を組付ける組付けステーションに該中古遊技機を
    搬送する搬送通路手段と、 該搬送通路手段に沿って該中古遊技機を搬送するための
    該中古遊技機の該本体部を着脱自在に保持する主保持部
    と該主保持部に該本体部が保持された状態で該本体部に
    対して開いた状態で該側枠を支持する側枠支持部とを有
    する台車とを備えたことを特徴とする遊技機再生製造装
    置。
  2. 【請求項2】 前記側枠支持部は、前記側枠をその枢支
    部分近傍の前記側枠の厚さ程度離隔した位置において支
    持するように構成されたことを特徴とする請求項1に記
    載の遊技機再生製造装置。
  3. 【請求項3】 前記側枠支持部は、前記側枠を前記本体
    部に対して約90度開いた状態で支持するように構成さ
    れたことを特徴とする請求項1又は2に記載の遊技機再
    生製造装置。
  4. 【請求項4】 前記側枠支持部は、衝撃吸収部材を有す
    ることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の
    遊技機再生製造装置。
  5. 【請求項5】 前記中古遊技機は、前記本体部に対して
    回動可能に取り付けられるとともに、閉鎖時には遊技板
    を把持固定し、開放時には前記遊技板を取り外し可能と
    する基枠を更に備え、 前記側枠支持部により支持された前記側枠側には、前記
    主保持部で支持された本体部に対して開放された基枠を
    前記側枠の開放空間内にて収容可能とする基枠回動開放
    領域が形成されたことを特徴とする請求項1乃至4のい
    ずれかに記載の遊技機再生製造装置。
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