JP2003165921A - 着色球状微粒子及び、これを含有した化粧料 - Google Patents

着色球状微粒子及び、これを含有した化粧料

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JP2003165921A JP2001368183A JP2001368183A JP2003165921A JP 2003165921 A JP2003165921 A JP 2003165921A JP 2001368183 A JP2001368183 A JP 2001368183A JP 2001368183 A JP2001368183 A JP 2001368183A JP 2003165921 A JP2003165921 A JP 2003165921A
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Masaaki Mizuguchi
正昭 水口
Kazuya Suzuki
和哉 鈴木
Osamu Kuroki
修 黒木
Masayasu Noguchi
正泰 野口
Minoru Ueda
稔 上田
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Suzukiyushi Industrial Corp
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】油や水に接しても、色相の変化がない着色微粒
子及びこれを含有する化粧料を開発すること 【解決手段】色相がマンセル記号2.5Y〜9Rの範囲
にある有機(又は)無機顔料を、無機質多孔性物質で包
接したほぼ完全な球状からなる着色微粒子、あるいはさ
らにこれを油剤、又はフッ素含有樹脂で処理した着色球
状微粒子を、化粧料組成物に含有せしめることにより解
決する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、メイクアップ化粧
料に於いて着色力や隠蔽力などに優れ、塗布時ののび広
がりに優れた化粧料であって経時に色相の変わらない優
れた化粧持続性を有する着色球状微粒子含有化粧料に関
する。
【0002】
【従来の技術】一般に、おしろい、ファンデーション等
のメイクアップ化粧品には、体質顔料と着色顔料を用い
てあらゆる色彩を表現している。これらは、酸化チタ
ン、酸化亜鉛などの白色顔料、べんがら、黄酸化鉄、黒
酸化鉄、群青、紺青などの無機着色顔料、タール色素な
どの有機着色顔料、などの顔料が使われて来た。しかし
ながら、これらの顔料は一般的に粒状または針状で、そ
れぞれ表面の性質が異なっていたり、粒径も0.001
〜1μm程度であり、その為、着色力や隠蔽力は充分に
あるものの、粒子の凝集力や付着力が大きいため、メイ
クアップ化粧料などに配合した場合、色むらなどを起こ
したり、塗布時ののびの悪さや、仕上がりが不自然にな
ったりすることがあった。また着色顔料は化粧動作後経
時的に皮脂や汗の分泌により濡れが進行し明度が低下し
て色のくすみを招いてしまったり化粧膜の色相を著しく
損ねたりして化粧崩れの要因になっていた。そのため無
機無孔質微粒子を、色素を含有する無機質多孔性材料層
で被包してなることを特徴とする化粧品顔料(特開平7
−258025)や、化粧料を肌にのせていっても明度
が落ちず、色しずみのしない化粧品顔料においても、発
色が彩やかで色むらがなく、適度な着色力や隠蔽力など
の化粧効果と塗布時ののびの良さを併せ持ち、かつ、経
時で色沈みしない等の化粧持続性の優れたメイクアップ
化粧料(特開平7−145021)が提案されている。
しかしながらこれらは、いずれもルチル型酸化チタンを
約50%包接した白色球状シリカ微粒子を配合したり赤
色226号シリカ処理球状化粧品顔料を配合して明度落
ちを改善しているものの色相の変化を押さえるには、何
ら効果が無かった。このため化粧後の経時変化により化
粧膜の色相が異なってしまっていた。このような色相の
変化は、化粧料においては大きな課題であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、油や水に接しても、色相の変化がない着色
微粒子及びこれを含有する化粧料を開発することであ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、このような色
相の変化に着目し色相がマンセル記号2.5Y〜9Rの
範囲にある有機及び(又は)無機顔料を、無機質多孔性
物質で包接したほぼ完全な球状からなる着色微粒子、あ
るいはさらにこれを油剤、又はフッ素含有樹脂で処理し
た着色球状微粒子を、化粧料組成物に含有せしめること
により解決される。
【0005】
【発明の実施の態様】本発明の化粧料は基本的には以下
の構成から成るものである。 (1)一種及び(又は)2種以上混合もしくは複合化し
た有機及び(又は)無機顔料で色相がマンセル記号2.
5Y〜9Rの範囲にある着色微粒子を (2)無機質多孔性物質で包接したほぼ完全な球状を呈
する着色球状微粒子を (3)必要に応じ更に油剤又はフッ素含有樹脂で処理を
し (4)これを化粧料組成物中に含有せしめることから成
る。
【0006】先ず本発明に於いて、目的物化粧料に配合
される着色球状微粒子について説明する。 本発明着色
球状微粒子は、色相がマンセル記号2.5Y〜9Rの範
囲にある有機及び(又は)無機顔料が無機質多孔性壁物
質で包接されたほぼ完全な球状を有する粒径が0.1〜
50μm程度のものである。この微粒子を製造する方法
としては、上記微粒子が製造できる方法であればよい
が、その代表例としては、特開平6−47273に開示
された顔料を金属酸化物ゾル及び(又は)アルコキシ金
属化合物のアルコール溶液に分散し、これに酸性物質又
は(又は)塩基性物質又は(又は)電解質を添加して、
顔料表面に水和金属酸化物を沈着させ、更にこれを、ア
ルカリ金属の珪酸塩、炭酸塩、リン酸塩、硫酸塩、アル
カリ土類金属のハロゲン化物、硝酸塩から選ばれた無機
化合物の少なくとも一種を含む水溶液に分散せしめ、有
機溶剤を添加混合して、W/O型乳化液とする前もしく
は後に、アルカリ土類金属のハロゲン化物、無機酸、有
機酸、無機酸のアンモニウム塩、有機酸のアンモニウム
塩及び、アルカリ金属の炭酸塩の少なくとも一種であっ
てかつ上記無機化合物との水溶液反応によって水不溶性
の沈殿を形成しうる化合物の水溶液を添加混合して製造
される。
【0007】この製造方法について更に詳しく説明すれ
ば以下の通りである。本発明の化粧料に配合される着色
球状微粒子に包接される無機顔料/有機顔料は、通常化
粧料に使われる酸化チタン、酸化亜鉛、酸化ジルコニウ
ム、酸化マグネシウム、べんがら、赤群青、黄酸化鉄、
群青、紺青、マンガンバイオレット、群青紫、黒酸化
鉄、チタンブラック、カーボンブラック、アルミニウム
粉、雲母チタン、オキシ塩化ビスマス、酸化鉄処理雲母
チタン、紺青処理雲母チタン、カルミン処理雲母チタ
ン、シリカ、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、沈降
性硫酸バリウム、アルミナ、タルク、マイカ、ベントナ
イト、カオリン、セリサイト等の無機顔料、赤色202
号、赤色203号、赤色204号、赤色205号、赤色
207号、赤色208号、赤色219号、赤色220
号、赤色221号、赤色226号、赤色228号、橙色
203号、橙色204号、黄色205号、青色201
号、青色204号、赤色404号、赤色405号、橙色
401号、黄色401号、青色404号等の有機顔料か
ら選ばれる一種または二種以上が挙げられる。
【0008】本発明に於いては、このような顔料を用い
て、所謂公知の界面反応法、あるいはたとえば特開平1
−103904号に記載のゾルよりゲルとする方法によ
り、該顔料を無機質多孔性物質により包接した着色球状
微粒子を製造することが出来る。また、無機無孔質微粒
子を、色材料が1重量%〜80重量%以下の含有量で封
じ込まれている無機質多孔性材料層で被包した球状微粒
子(特開平7−216256)や顔料に水和金属酸化物
の被覆を形成したもの(特開平6−47273)も使用
出来る。
【0009】界面反応法を用いる場合は、たとえば次の
様にして製造される。上記被覆顔料を、アルカリ金属の
珪酸塩、炭酸塩、リン酸塩、硫酸塩、アルカリ土類金属
のハロゲン化物、硝酸塩から選ばれた無機化合物の少な
くとも1種を含む水溶液に分散せしめ、(ii)水に対する
溶解度が8%以下の有機溶剤を添加混合してW/O型乳
化液とする前もしくは後に、(iii)アルカリ土類金属の
ハロゲン化物、無機酸、有機酸、無機酸のアンモニウム
塩、有機酸のアンモニウム塩及びアルカリ金属の炭酸塩
の少なくとも1種であって且つ上記無機化合物との水溶
液反応によって水不溶性の沈殿を形成しうる化合物の水
溶液を添加混合して無機質微小球体を製造する方法であ
る。
【0010】上記の手段については従来の方法がそのま
適用でき、例えば特公昭54−6251号や特公昭57
−55454号に開示の方法が例示できる。更に詳しく
は、アルカリ金属の珪酸塩、炭酸塩、リン酸塩、硫酸
塩、アルカリ土類金属のハロゲン化物、硝酸塩から選ば
れた無機化合物の少なくとも1種を含む濃度0.3mol/
l〜飽和の水溶液を調製する。次いで水に対する溶解度
が好ましくは8%以下の有機溶媒を混合してW/O型乳
濁液とする。
【0011】その後アルカリ土類金属のハロゲン化物、
無機酸、有機酸、無機酸のアンモニウム塩、有機酸のア
ンモニウム塩及びアルカリ金属の炭酸塩の少なくとも1
種であって且つ上記無機化合物との水溶液反応によって
水不溶性の沈殿を形成し得る化合物の水溶液(濃度0.
05mol/l)〜飽和濃度、好ましくは0.1〜2.0mol
/l)を、上記W/O型乳濁液100重量部に対し後者
等量〜20倍量の割合で混合する。
【0012】水に対する溶解度が8%以下の有機溶媒と
して好ましい具体例を挙げるとn−ヘキサン等の脂肪族
炭化水素類、シクロペンタンの如き脂環式炭化水素類、
ベンゼンの如き芳香族炭化水素類、プロピルエーテル等
のエーテル類、塩化メチレンの如きハロゲン化炭化水素
類、酢酸エチルの如きエステル類を例示できる。
【0013】これらの有機溶媒は、1種又は2種以上を
混合して使用できる。このW/O型乳化液を調製する際
には、得られる乳化液のW/O比が4/1〜1/5、好
ましくは2/1〜1/2程度とする。界面活性剤の使用
量は有機溶媒の10重量%程度以下が好ましく、特に
0.1〜3重量%程度が好ましい。使用する界面活性剤
としては、非イオン系の界面活性剤が使用される。
【0014】本発明の化粧料に配合される着色球状微粒
子は、粒径が0.1〜50μmのものが使用可能であ
り、好ましくは平均粒径を1〜5μmとすることによっ
て充分な着色力や隠蔽力を得ることができるので好まし
い。さらに、無機顔料/有機顔料の包接率は、着色球状
微粒子全重量に対して10重量%〜60重量%であるこ
とが必要である。包接率が10重量%未満では、包接さ
れる顔料濃度が低すぎて、着色力や隠蔽力が充分でなく
好ましくない。また、包接率60重量%を越えて、無機
顔料/有機顔料を包接することは困難である。本化粧料
においては、上記着色球状微粒子の色相がマンセル記号
2.5Y〜9Rの範囲ものが使用可能であり、2.5Y
より大きいと黄味が強くなりすぎ、9Rより小さくなる
と赤味が強くなり、化粧料が経時的に濡れが進行した場
合に、化粧色相の変化が大きくなり自然な化粧膜の持続
が出来なくなる。
【0015】本発明に於いては、上記の着色球状微粒子
をそのまま配合しても良く、更には、油剤又はフッ素含
有樹脂で処理して配合しても良い。この処理により、目
的物化粧料は、経時で色沈みしない等の化粧持続性、及
び肌のかさつきをより効果的に押さえることが出来る。
処理する油剤としては、通常化粧料に用いられている油
剤であれば何ら限定なく用いることができる。例えば、
流動パラフィン、スクワラン、ワセリン、パラフィンワ
ックス、マイクロクリスタリンワックス、ミツロウ、キ
ャンデリラワックス、ロジン酸ペンタエリスリットエス
テル、ジメチルポリシロキサン、メチルハイドロジェン
ポリシロキサン等である。
【0016】一方、本発明の化粧料に配合される着色球
状微粒子を処理する他の成分としては、フッ素含有樹
脂、例えばテフロン(登録商標)や下式で表されるフル
オロアルキルリン酸エステルエタノールアミン塩等が挙
げられる。なお、このフルオロアルキルリン酸エステル
エタノールアミン塩の市販品としては、アサヒガードA
G530(旭硝子社製)等がある。
【0017】
【化1】
【0018】
【化2】
【0019】(但し上記式中nは6〜18の整数であ
る)処理の手段自体は何等限定されず、適宜な手段が任
意選択使用され、その代表的な手段を例示すれば、着色
球状微粒子の1種または2種以上の混合物に水を加えて
スラリー状とし、一方フルオロアルキル基を有する化合
物に水を加え撹拌して0.1〜5重量%のエマルジョン
状態とした物を、前記スラリーに徐々に注加、混合した
後酸性とし、常温または高温静置等によってエマルジョ
ンを破壊して粉体の表面をフルオロアルキル基を有する
化合物の連続層で被覆させ、次いで洗浄、瀘過、乾燥す
ればよい。処理時の粉体の濃度は特に制限されないが、
例えば5〜20重量%の比較的高濃度でも充分な撹拌混
合が可能であり、小型装置で大量処理が可能である。ま
た、フルオロアルキル基を有する化合物は、粉体に対し
て0.1〜10重量%、特に0.5〜5重量%を用いるの
が好ましい。尚、これらの処理は、10〜35℃の大気
温度下で行うことが出来る。
【0020】本発明に配合される着色球状微粒子は、化
粧料の全重量に対して、0.1重量%〜50重量%使わ
れる。0.1重量%未満では、充分な効果が得られな
い。また、50重量%以上配合しても効果は変わらない
ばかりでなく、化粧料としての使用感の幅を狭めたり、
粉末プレス成型品などでは、製品の衝撃強度を弱めたり
することがあり好ましくない。
【0021】本発明の化粧料は、粉末状、液状、固形
状、ゲル状など種々の形態として提供され、その用途
は、パック、サンケアミルク、マーリンローション、ボ
ディーパウダー等の基礎化粧料や、白粉、ファンデーシ
ョン、コントロールカラー、化粧下地、アイシャドー、
チークカラー、口紅、アイライナー、アイブロウ、等の
メイクアップ化粧料である。
【0022】本発明の化粧料には、着色球状微粒子のほ
かに、通常化粧料で用いられる種々の基剤を、本発明の
効果を損なわない範囲で適宜選択して配合することが可
能である。かかる基剤としては、例えば無機顔料、有機
顔料、油剤、ゲル化剤、界面活性剤、低級アルコール
類、多価アルコール類、精製水、防腐剤、酸化防止剤、
紫外線吸収剤、保湿剤、加水分解剤、美容成分、香料な
どが挙げられる。
【0023】
【発明の効果】本発明の着色球状微粒子含有化粧料は、
特にその色相がマンセル記号2.5Y〜9Rの範囲にあ
る特定のものを選択的に使用するために、該着色微粒子
惹いてはこれを配合した化粧料が、水や油状物に接触し
ても、その色相が変化しにくいという極めて特異な作用
効果を発揮する。このために本発明の化粧料は水や油状
物に接触しても、いつまでも安定した色相を有するとい
う大きな特徴がある。加えて発色が彩やかで色むらがな
く、適度な着色力や隠蔽力などの化粧効果と塗布時のの
びの良さを併せ持ち、更には肌のかさつきを押さえ、そ
の上メイクアップ化粧料に於いては仕上がりの化粧膜が
自然で、かつ、経時で色沈みしない等の化粧持続性に優
れたものである。
【0024】
【実施例】次に、着色微粒子の製造例たる参考例、実施
例および比較例を示してさらに詳しく説明するが、これ
らは本発明を何ら限定するものではない。尚下記部にお
いて部又は%とあるは重量部又は重量%を表す。
【0025】[着色球状微粒子の製造例]
【参考例1】市販のルチル型酸化チタン(商品名「J
R」テイカ社製)111.6g、水和酸化鉄(商品名
「LEMON」チタン工業社製)7.2g及びベンガラ
(商品名「100ED」戸田工業社製)1.2gを混合
したもの(以下Aとする)4mol/リットルのJIS3
号ケイ酸ナトリウム溶液500mlを加え良く混合分散
し、これをソルビタンモノラウレートの15g/リット
ルのトルエン溶液に添加し11000rpmで撹拌を1分
間行い、W/O型乳濁液を得る。この乳濁液を、2mol
/リットルの硫酸アンモニウム水溶液1500mlに添加
し1時間撹拌反応を行う。その後、瀘過分離、水洗、ア
ルコール洗浄を行い105℃で24時間乾燥する。かく
して、Aを約50%包接した平均粒子径が約1μmのマ
ンセル色相5.4YRの肌色球状シリカ微粒子を約24
0g得た。
【0026】
【参考例2】参考例1で得られた肌色球状シリカ微粒子
100重量部を、イソプロピルアルコール100重量部
にメチルハイドロジェンポリシロキサン2重量部を溶解
させたものに分散してスラリー状とし、加温しながら減
圧乾燥し、焼付け処理をした後、粉砕することにより、
Aを包接した肌色球状微粒子「(シリコーン油処理)A
包接シリカカプセル」を製造した。
【0027】
【参考例3】参考例1で得られた肌色球状シリカ微粒子
50重量部に、水1000mlを加えてスラリー状態とし
た。一方、フルオロアルキルリン酸エステルジエタノー
ルアミン塩(アサヒガードAG530、旭硝子(株)製)
9gに水350mlを加えて撹拌してエマルジョンを得
た。上記スラリーに、このエマルジョンを徐々に注加
し、混合した後、室温で静置し、(アサヒガードAG5
30処理)A包接シリカカプセルを得た。
【0028】
【実施例1】表1に示すパウダーファンデーションを調
製し、その特性を測定した。色相を表2に化粧特性を表
3に示した。但し、表1〜3に於いては、比較のため
に、比較例1〜4として本発明以外の着色球状微粒子、
及び本発明着色粒子を所定量以上に用いた場合の結果を
併記した。
【0029】
【比較例1】4mol/リットルのJIS3号ケイ酸ナ
トリウム溶液500mlにソルビタンモノラウレートの
15g/リットルのトルエン溶液を添加し、11000
rpmで攪拌を1分間行い、W/O型乳濁液を得る。こ
の乳濁液を、2mol/リットルの硫酸アンモニウム水
溶液1500mlに添加し1時間攪拌反応を行う。その
後、濾過分離、水洗、アルコール洗浄を行い105℃で
24時間乾燥する。かくして、シリカよりなる多孔質微
粒子を得る。これに、市販のルチル型酸化チタン(商品
名「JR」テイカ社製)111.6g、水和酸化鉄(商
品名「LEMON」チタン工業社製)7.2g及びベン
ガラ(商品名「100ED」戸田工業者製)1.2gを
混合したもの(以下Aとする)を加え、表1の配合組成
にて、化粧品を調製した。
【0030】
【比較例2〜4】表1の配合組成にて、化粧料を調製し
た。
【0031】
【表1】
【0032】但し表1に於いて使用した着色料はすべて
2%メチルハイドロジエンで処理したものであり、また
2種の内包シリカはすべて5%メチルハイドロジエンで
処理した顔料を用いたものである。
【0033】
【表2】
【0034】但しこの色相測定は、各サンプル化粧料に
油分を添加した後と、添加しない時との色相を測定し、
油分添加後の色相の変化を求めたものである。
【0035】色相の変化は比較例1及び4は大きいが実
施例1は極めて小さいことが判明する。
【0036】
【表3】
【0037】
【実施例2】参考例1の着色微粒子、及びその他の4種
の着色微粒子A〜Dの色相を測定した。この結果は表4
に示す通りである。但し、4種の着色粒子A〜Dは、参
考例1に於いて、使用する顔料を表4に示す所定のもの
を使用し、その他は参考例1と同様に処理したものであ
る。そして、着色粒子A〜Dはいずれも本発明の色相の
範囲外のものである。また表2及び表4の色相の測定に
於いて濡れ状態の測定は、流動パラフィン(カネダ社
製、ハイコールK−350)にて測定したものである。
【0038】
【表4】
【0039】
【実施例3】表5に示す所定の成分を用いて、実施例1
と同様に化粧料を調製し、その特性を測定した。この結
果も表5に併記した。また、比較のために、本発明粒子
を全く使用しない比較例5の化粧料の結果も示した。
【0040】
【表5】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C09C 3/06 C09C 3/06 3/10 3/10 (72)発明者 黒木 修 大阪府大阪市東淀川区井高野2丁目1−37 鈴木樹脂工業株式会社内 (72)発明者 野口 正泰 大阪府大阪市東淀川区井高野2丁目1−37 鈴木樹脂工業株式会社内 (72)発明者 上田 稔 大阪府大阪市東淀川区井高野2丁目1−37 鈴木樹脂工業株式会社内 Fターム(参考) 4C083 AB172 AB232 AB242 AB432 AB442 AC022 AC242 AC332 AC342 AC422 AC482 AC542 AC912 AD021 AD022 AD072 AD152 AD162 AD492 AD512 BB11 BB23 BB24 BB25 CC01 CC11 CC12 4J037 AA02 AA05 AA09 AA10 AA15 AA16 AA17 AA18 AA22 AA25 AA26 CA05 CA15 CA16 CA18 CB22 CC03 CC14 CC28 EE03 EE04 EE14 EE43

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】着色有機及び(又は)無機顔料を無機質多
    孔性物質で包接した、色相がマンセル記号2.5Y〜9
    Rの範囲にある着色球状微粒子。
  2. 【請求項2】着色有機及び(又は)無機顔料を、無機質
    多孔性物質で包接した色相がマンセル記号2.5Y〜9
    Rの範囲にある着色球状微粒子を含有した化粧料。
  3. 【請求項3】粒径が0.1〜50μmである着色球状微
    粒子を含有した請求項2に記載の化粧料。
  4. 【請求項4】油剤又はフッ素含有樹脂で処理された着色
    球状微粒子を含有した請求項2に記載の化粧料。
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