JP2003195218A - 光アイソレータ及びその製造方法 - Google Patents
光アイソレータ及びその製造方法Info
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- JP2003195218A JP2003195218A JP2001400251A JP2001400251A JP2003195218A JP 2003195218 A JP2003195218 A JP 2003195218A JP 2001400251 A JP2001400251 A JP 2001400251A JP 2001400251 A JP2001400251 A JP 2001400251A JP 2003195218 A JP2003195218 A JP 2003195218A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 1対の偏光子同士の偏光面角度を高精度に調
整し、1対の偏光子とファラデー回転子とを、容易に且
つ高精度に磁石の内部空間に配設することが可能な構造
とされた光アイソレータを提供する。 【解決手段】 第1の偏光子14と、ファラデー回転子
15と、第2の偏光子16とを支持部材13によって支
持固定し、1対の偏光子同士の偏光面角度を調整した後
に、この支持部材13の全体を、筒状に形成された磁石
12の内部空間に挿通して固定する。 【効果】 本発明によれば、光アイソレータにおける1
対の偏光子同士の偏光面角度を容易に且つ高精度に調整
することができ、これによって高アイソレーション及び
低挿入損失を有する低コストな光アイソレータを実現す
ることができる。
整し、1対の偏光子とファラデー回転子とを、容易に且
つ高精度に磁石の内部空間に配設することが可能な構造
とされた光アイソレータを提供する。 【解決手段】 第1の偏光子14と、ファラデー回転子
15と、第2の偏光子16とを支持部材13によって支
持固定し、1対の偏光子同士の偏光面角度を調整した後
に、この支持部材13の全体を、筒状に形成された磁石
12の内部空間に挿通して固定する。 【効果】 本発明によれば、光アイソレータにおける1
対の偏光子同士の偏光面角度を容易に且つ高精度に調整
することができ、これによって高アイソレーション及び
低挿入損失を有する低コストな光アイソレータを実現す
ることができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光源から出射され
た光を各種光学素子や光ファイバに導入した際に生じる
戻り光を除去する目的で用いられる光アイソレータ及び
その製造方法に関し、より詳しくは、1対の偏光子の偏
光面角度の調整を容易とする光アイソレータ及びその製
造方法に関する。
た光を各種光学素子や光ファイバに導入した際に生じる
戻り光を除去する目的で用いられる光アイソレータ及び
その製造方法に関し、より詳しくは、1対の偏光子の偏
光面角度の調整を容易とする光アイソレータ及びその製
造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、例えば光通信システムや光コ
ンピュータ等の技術分野においては、レーザ光源等の光
源と、この光源から出射した光が導入される各種の光学
素子や光ファイバ等が利用されている。このとき、光学
素子や光ファイバに導入した光の一部は、これら光学素
子や光ファイバにおける端面や内部で反射や散乱によ
り、戻り光として光源に再び戻ってくるという現象が生
じる。このように光源に戻り光が入射すると、出射光と
戻り光が干渉し合って信号品質が劣化してしまうことな
どが問題となる。
ンピュータ等の技術分野においては、レーザ光源等の光
源と、この光源から出射した光が導入される各種の光学
素子や光ファイバ等が利用されている。このとき、光学
素子や光ファイバに導入した光の一部は、これら光学素
子や光ファイバにおける端面や内部で反射や散乱によ
り、戻り光として光源に再び戻ってくるという現象が生
じる。このように光源に戻り光が入射すると、出射光と
戻り光が干渉し合って信号品質が劣化してしまうことな
どが問題となる。
【0003】そこで、このような戻り光を除去する目的
で、光源から出射される光の光路上には、一般に、光ア
イソレータが配設されている。光アイソレータは、ファ
ラデー効果によって光の偏光面が回転する現象を利用し
たファラデー回転子を45°の相対角度で配置される2
個の偏光子間に配置し、第1の偏光子を通過した光はフ
ァラデー回転子により45°回転し、45°の角度をな
す第2の偏光子を通過することはできるが、通過した光
の戻り光は、第2の偏光子を通過するとファラデー回転
子によって更に45°回転するため、第1の偏光子を通
過することができず、戻り光を除去する役目を果たして
いる。
で、光源から出射される光の光路上には、一般に、光ア
イソレータが配設されている。光アイソレータは、ファ
ラデー効果によって光の偏光面が回転する現象を利用し
たファラデー回転子を45°の相対角度で配置される2
個の偏光子間に配置し、第1の偏光子を通過した光はフ
ァラデー回転子により45°回転し、45°の角度をな
す第2の偏光子を通過することはできるが、通過した光
の戻り光は、第2の偏光子を通過するとファラデー回転
子によって更に45°回転するため、第1の偏光子を通
過することができず、戻り光を除去する役目を果たして
いる。
【0004】ここで、従来の光アイソレータの構造を図
7を参照しながら説明する。従来の光アイソレータ10
0は、図7に示すように、非磁性金属材料によって形成
された磁石ホルダ101の内部に、筒状に形成された磁
石102が配設されてなる。磁石102の内部空間に
は、第1の支持部材103によって固定支持された第1
の偏光子104と第2の偏光子105とが配設され、こ
れら第1の偏光子104及び第2の偏光子105の間
に、第2の支持部材106によって支持されたファラデ
ー回転子107が配設されている。
7を参照しながら説明する。従来の光アイソレータ10
0は、図7に示すように、非磁性金属材料によって形成
された磁石ホルダ101の内部に、筒状に形成された磁
石102が配設されてなる。磁石102の内部空間に
は、第1の支持部材103によって固定支持された第1
の偏光子104と第2の偏光子105とが配設され、こ
れら第1の偏光子104及び第2の偏光子105の間
に、第2の支持部材106によって支持されたファラデ
ー回転子107が配設されている。
【0005】このような構造とされた従来の光アイソレ
ータ100は、ファラデー回転子107を第2の支持部
材106に組み付けた後に、この第2の支持部材10
6、第1の偏光子104、及び第2の偏光子105を第
1の支持部材103に組み付け、最終的にこの第1の支
持部材103を磁石102の内部空間に挿通して固定す
ることにより完成する。このとき、第1の偏光子104
と第2の偏光子105との偏光面角度は、第1の偏光子
104の偏光面角度に対し第2の偏光子105の偏光面
角度が45°をなすように調整して固定される。また、
各部材を固定するに際しては、圧入やネジ込みなどの固
着手法の他、接着剤を用いて固定する手法などが用いら
れている。
ータ100は、ファラデー回転子107を第2の支持部
材106に組み付けた後に、この第2の支持部材10
6、第1の偏光子104、及び第2の偏光子105を第
1の支持部材103に組み付け、最終的にこの第1の支
持部材103を磁石102の内部空間に挿通して固定す
ることにより完成する。このとき、第1の偏光子104
と第2の偏光子105との偏光面角度は、第1の偏光子
104の偏光面角度に対し第2の偏光子105の偏光面
角度が45°をなすように調整して固定される。また、
各部材を固定するに際しては、圧入やネジ込みなどの固
着手法の他、接着剤を用いて固定する手法などが用いら
れている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した構
造とされた従来の光アイソレータ100は、各部材を組
み付ける作業と、1対の偏光子同士の偏光面角度を調整
する作業とを同一工程で行うことが要求される。したが
って、複雑な作業が要求されることによって工数が嵩ん
でしまうばかりでなく、偏光面角度を高精度に調整する
ことが困難であるといった問題があった。また、例えば
圧入によって各部材を固定する場合には、各部材の寸法
誤差が製品全体の組み込み誤差として蓄積されてしま
い、高アイソレーション及び低挿入損失を有する製品を
製造することが困難である。
造とされた従来の光アイソレータ100は、各部材を組
み付ける作業と、1対の偏光子同士の偏光面角度を調整
する作業とを同一工程で行うことが要求される。したが
って、複雑な作業が要求されることによって工数が嵩ん
でしまうばかりでなく、偏光面角度を高精度に調整する
ことが困難であるといった問題があった。また、例えば
圧入によって各部材を固定する場合には、各部材の寸法
誤差が製品全体の組み込み誤差として蓄積されてしま
い、高アイソレーション及び低挿入損失を有する製品を
製造することが困難である。
【0007】そこで、本発明は、上述した従来の実情に
鑑みてなされたものであり、第1の偏光子とファラデー
回転子と第2の偏光子とを、容易に且つ高精度に磁石の
内部空間に配設することが可能な構造とされた光アイソ
レータを提供することを目的とする。また、第1の偏光
子とファラデー回転子と第2の偏光子とを、容易に且つ
高精度に磁石の内部空間に配設することが可能な光アイ
ソレータの製造方法を提供することを目的とする。
鑑みてなされたものであり、第1の偏光子とファラデー
回転子と第2の偏光子とを、容易に且つ高精度に磁石の
内部空間に配設することが可能な構造とされた光アイソ
レータを提供することを目的とする。また、第1の偏光
子とファラデー回転子と第2の偏光子とを、容易に且つ
高精度に磁石の内部空間に配設することが可能な光アイ
ソレータの製造方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
光アイソレータは、筒状に形成された磁石の内部に、第
1の偏光子と、ファラデー回転子と、第2の偏光子とが
順に配設されてなる光アイソレータにおいて、少なくと
も前記第1の偏光子と前記ファラデー回転子とを固定支
持する第1の支持部材を備え、前記第1の支持部材が前
記磁石の内部空間に挿通された構造とされていることを
特徴とするものである。
光アイソレータは、筒状に形成された磁石の内部に、第
1の偏光子と、ファラデー回転子と、第2の偏光子とが
順に配設されてなる光アイソレータにおいて、少なくと
も前記第1の偏光子と前記ファラデー回転子とを固定支
持する第1の支持部材を備え、前記第1の支持部材が前
記磁石の内部空間に挿通された構造とされていることを
特徴とするものである。
【0009】以上のように構成された本発明に係る光ア
イソレータによれば、少なくとも第1の偏光子とファラ
デー回転子とが第1の支持部材に固定された状態で磁石
の内部空間に挿通することができることから、第1の支
持部材と磁石とを組み付ける際に、1対の偏光子同士の
偏光面角度を高精度に調整することが容易となる。
イソレータによれば、少なくとも第1の偏光子とファラ
デー回転子とが第1の支持部材に固定された状態で磁石
の内部空間に挿通することができることから、第1の支
持部材と磁石とを組み付ける際に、1対の偏光子同士の
偏光面角度を高精度に調整することが容易となる。
【0010】このとき、第1の支持部材に第2の偏光子
も固定する構造とすることにより、第1の支持部材に組
み付けられた1対の偏光子同士の偏光面角度を調整した
後に磁石の内部空間に挿通することができ、偏光面角度
の調整を容易に行うことができる。
も固定する構造とすることにより、第1の支持部材に組
み付けられた1対の偏光子同士の偏光面角度を調整した
後に磁石の内部空間に挿通することができ、偏光面角度
の調整を容易に行うことができる。
【0011】また、第2の偏光子を第2の支持部材に固
定して、磁石の両端部からそれぞれ第1の支持部材と第
2の支持部材とを挿通する構造とし、第1の支持部材を
磁石に螺合する際に、偏光面角度の調整を行うことが可
能な構造としてもよい。
定して、磁石の両端部からそれぞれ第1の支持部材と第
2の支持部材とを挿通する構造とし、第1の支持部材を
磁石に螺合する際に、偏光面角度の調整を行うことが可
能な構造としてもよい。
【0012】また、本発明の請求項4に係る光アイソレ
ータの製造方法は、筒状に形成された磁石の内部に、第
1の偏光子と、ファラデー回転子と、第2の偏光子とが
順に配設されてなる光アイソレータの製造方法におい
て、前記第1の偏光子と前記ファラデー回転子と前記第
2の偏光子とを第1の支持部材に組み付ける工程と、前
記第1の偏光子と前記第2の偏光子との偏光面角度を調
整する工程と、前記第1の支持部材を前記磁石の内部空
間に挿通して固定する工程とを有することを特徴とする
ものである。
ータの製造方法は、筒状に形成された磁石の内部に、第
1の偏光子と、ファラデー回転子と、第2の偏光子とが
順に配設されてなる光アイソレータの製造方法におい
て、前記第1の偏光子と前記ファラデー回転子と前記第
2の偏光子とを第1の支持部材に組み付ける工程と、前
記第1の偏光子と前記第2の偏光子との偏光面角度を調
整する工程と、前記第1の支持部材を前記磁石の内部空
間に挿通して固定する工程とを有することを特徴とする
ものである。
【0013】さらに、本発明の請求項5に係る光アイソ
レータの製造方法は、筒状に形成された磁石の内部に、
第1の偏光子と、ファラデー回転子と、第2の偏光子と
が順に配設されてなる光アイソレータの製造方法におい
て、前記第1の偏光子と前記ファラデー回転子とを第1
の支持部材に組み付けるとともに、前記第2の偏光子を
第2の支持部材に組み付ける工程と、前記第2の支持部
材を前記磁石の内部空間に挿通して固定する工程と、前
記第1の支持部材を前記第2の支持部材を挿通する側と
は反対側から前記磁石の内部空間に挿通する工程と、前
記第1の支持部材を前記磁石に対して回転させることに
より、前記第1の偏光子と前記第2の偏光子との偏光面
角度を調整する工程とを有することを特徴とするもので
ある。
レータの製造方法は、筒状に形成された磁石の内部に、
第1の偏光子と、ファラデー回転子と、第2の偏光子と
が順に配設されてなる光アイソレータの製造方法におい
て、前記第1の偏光子と前記ファラデー回転子とを第1
の支持部材に組み付けるとともに、前記第2の偏光子を
第2の支持部材に組み付ける工程と、前記第2の支持部
材を前記磁石の内部空間に挿通して固定する工程と、前
記第1の支持部材を前記第2の支持部材を挿通する側と
は反対側から前記磁石の内部空間に挿通する工程と、前
記第1の支持部材を前記磁石に対して回転させることに
より、前記第1の偏光子と前記第2の偏光子との偏光面
角度を調整する工程とを有することを特徴とするもので
ある。
【0014】以上のように構成された本発明に係る光ア
イソレータの製造方法によれば、1対の偏光子同士の偏
光面角度調整作業と、磁石に対する各部材の組み付け作
業とを独立して行うことが可能であることから、第1の
偏光子とファラデー回転子と第2の偏光子とを、容易に
且つ高精度に磁石の内部空間に配設することが可能とな
る。
イソレータの製造方法によれば、1対の偏光子同士の偏
光面角度調整作業と、磁石に対する各部材の組み付け作
業とを独立して行うことが可能であることから、第1の
偏光子とファラデー回転子と第2の偏光子とを、容易に
且つ高精度に磁石の内部空間に配設することが可能とな
る。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照しながら詳細に説明する。以下では、ま
ず、第1の実施の形態として、図1に示す構造とされた
光アイソレータ10について説明する。
て、図面を参照しながら詳細に説明する。以下では、ま
ず、第1の実施の形態として、図1に示す構造とされた
光アイソレータ10について説明する。
【0016】光アイソレータ10は、図1に示すよう
に、非磁性金属材料によって形成された円筒形状の磁石
ホルダ11の内部に、筒状に形成された磁石12が配設
されてなる。また、磁石12の内径と略々同等の径を有
し、磁石12の内部空間に挿通される円筒形状の支持部
材13を備え、この支持部材13の内部に、第1の偏光
子14と、ファラデー回転子15と、第2の偏光子16
とが順に配設されてなる。支持部材13の一方端部に
は、磁石12の外径と同等の径を有するストッパー部1
3aが延在されている。
に、非磁性金属材料によって形成された円筒形状の磁石
ホルダ11の内部に、筒状に形成された磁石12が配設
されてなる。また、磁石12の内径と略々同等の径を有
し、磁石12の内部空間に挿通される円筒形状の支持部
材13を備え、この支持部材13の内部に、第1の偏光
子14と、ファラデー回転子15と、第2の偏光子16
とが順に配設されてなる。支持部材13の一方端部に
は、磁石12の外径と同等の径を有するストッパー部1
3aが延在されている。
【0017】光アイソレータ10においては、このスト
ッパー部13aが磁石12の端面に接合する位置まで、
支持部材13が磁石12の内部空間に挿通された状態
で、これら支持部材13と磁石12とが接着剤17によ
って固定される。また、この状態で、ファラデー回転子
15が磁石12により生じる磁界の中央部に配置される
構造とされており、最小限のサイズとされた磁石12に
よって磁界を効果的にファラデー回転子15に印加し
て、良好なファラデー効果を得ることが可能とされてい
る。
ッパー部13aが磁石12の端面に接合する位置まで、
支持部材13が磁石12の内部空間に挿通された状態
で、これら支持部材13と磁石12とが接着剤17によ
って固定される。また、この状態で、ファラデー回転子
15が磁石12により生じる磁界の中央部に配置される
構造とされており、最小限のサイズとされた磁石12に
よって磁界を効果的にファラデー回転子15に印加し
て、良好なファラデー効果を得ることが可能とされてい
る。
【0018】また、第1の偏光子14、ファラデー回転
子15、及び第2の偏光子16は、それぞれの周面で、
第1の固定部材14a、第2の固定部材15a、及び第
3の固定部材16aを介して支持部材13に固定されて
いる。このように各部が固定部材を介して支持部材13
に固定されていることにより、各部の組み付けを確実且
つ容易とすることができる。ただし、各部がそれぞれ固
定部材を介して支持部材13に固定された構造とせず
に、各部が直接支持部材13に組み付けられた構造とし
てもよい。
子15、及び第2の偏光子16は、それぞれの周面で、
第1の固定部材14a、第2の固定部材15a、及び第
3の固定部材16aを介して支持部材13に固定されて
いる。このように各部が固定部材を介して支持部材13
に固定されていることにより、各部の組み付けを確実且
つ容易とすることができる。ただし、各部がそれぞれ固
定部材を介して支持部材13に固定された構造とせず
に、各部が直接支持部材13に組み付けられた構造とし
てもよい。
【0019】以上のように構成された光アイソレータ1
0は、図2に示すように、第1の偏光子14、ファラデ
ー回転子15、及び第2の偏光子16を支持部材13に
取り付けた状態で、この支持部材13ごと磁石12の内
部空間に挿通することにより製造することができる。
0は、図2に示すように、第1の偏光子14、ファラデ
ー回転子15、及び第2の偏光子16を支持部材13に
取り付けた状態で、この支持部材13ごと磁石12の内
部空間に挿通することにより製造することができる。
【0020】したがって、支持部材13を磁石12に挿
通する前に、これら第1の偏光子14、ファラデー回転
子15、及び第2の偏光子16の取り付け位置を高精度
に調整することが容易であるばかりでなく、第1の偏光
子14と第2の偏光子16との偏光面角度を高精度に且
つ容易に調整することができる。
通する前に、これら第1の偏光子14、ファラデー回転
子15、及び第2の偏光子16の取り付け位置を高精度
に調整することが容易であるばかりでなく、第1の偏光
子14と第2の偏光子16との偏光面角度を高精度に且
つ容易に調整することができる。
【0021】すなわち、各部の取り付け位置や1対の偏
光子同士の偏光面角度を調整する作業と、各部を磁石1
2の内部空間に挿通して固定する作業とを独立して行う
ことができることから、光アイソレータ10は、高アイ
ソレーション及び低挿入損失を有する高品質な製品とす
ることが容易であり、製造時の不良率を低減して低コス
ト化を図ることができる。また、ファラデー回転子15
を磁石12の確実に中央部に配置することができるた
め、磁石12を小さくすることが可能となり、光アイソ
レータ10の小型化を図ることができる。
光子同士の偏光面角度を調整する作業と、各部を磁石1
2の内部空間に挿通して固定する作業とを独立して行う
ことができることから、光アイソレータ10は、高アイ
ソレーション及び低挿入損失を有する高品質な製品とす
ることが容易であり、製造時の不良率を低減して低コス
ト化を図ることができる。また、ファラデー回転子15
を磁石12の確実に中央部に配置することができるた
め、磁石12を小さくすることが可能となり、光アイソ
レータ10の小型化を図ることができる。
【0022】なお、支持部材13は、広い温度範囲にお
いて各部の取り付け位置を高精度に保つために、熱膨張
係数が低い材料で形成されていることが望ましく、磁石
12により生じる磁界を乱さないために、非磁性材料又
は軟磁性材料により形成されていることが望ましい。こ
のような特性を満足する材料として、例えば、インバー
(Fe−36Ni)、コバール(Fe−29Ni−17
Co)、NiCr合金、NiMo合金等を用いることが
できる。
いて各部の取り付け位置を高精度に保つために、熱膨張
係数が低い材料で形成されていることが望ましく、磁石
12により生じる磁界を乱さないために、非磁性材料又
は軟磁性材料により形成されていることが望ましい。こ
のような特性を満足する材料として、例えば、インバー
(Fe−36Ni)、コバール(Fe−29Ni−17
Co)、NiCr合金、NiMo合金等を用いることが
できる。
【0023】つぎに、本発明の第2の実施の形態とし
て、図3に示す構造とされた光アイソレータ20につい
て説明する。なお、以下の説明においては、上述した光
アイソレータ10と同等又は同一の部位については説明
を省略し、図中においては同一の符号を付すこととす
る。
て、図3に示す構造とされた光アイソレータ20につい
て説明する。なお、以下の説明においては、上述した光
アイソレータ10と同等又は同一の部位については説明
を省略し、図中においては同一の符号を付すこととす
る。
【0024】光アイソレータ20は、図3に示すよう
に、支持部材13が第1の固定部材14aを介して第1
の偏光子14とファラデー回転子15とを固定され、第
2の偏光子16が接着剤21によって直接ファラデー回
転子15に固定された構造とされている。
に、支持部材13が第1の固定部材14aを介して第1
の偏光子14とファラデー回転子15とを固定され、第
2の偏光子16が接着剤21によって直接ファラデー回
転子15に固定された構造とされている。
【0025】このような構造とされた光アイソレータ2
0においても、上述した第1の実施の形態と同様に、支
持部材13によって支持された各部の取り付け位置や変
更面角度を十分に調整した後に、この支持部材13ごと
磁石12の内部空間に挿通することができる。したがっ
て、光アイソレータ20は、第1の実施の形態で説明し
た光アイソレータ10と同様な効果を奏することとな
る。
0においても、上述した第1の実施の形態と同様に、支
持部材13によって支持された各部の取り付け位置や変
更面角度を十分に調整した後に、この支持部材13ごと
磁石12の内部空間に挿通することができる。したがっ
て、光アイソレータ20は、第1の実施の形態で説明し
た光アイソレータ10と同様な効果を奏することとな
る。
【0026】つぎに、本発明の第3の実施の形態とし
て、図4に示すような構造とされた光アイソレータ30
について説明する。なお、以下の説明においては、上述
した光アイソレータ10と同等又は同一の部位について
は説明を省略し、図中においては同一の符号を付すこと
とする。
て、図4に示すような構造とされた光アイソレータ30
について説明する。なお、以下の説明においては、上述
した光アイソレータ10と同等又は同一の部位について
は説明を省略し、図中においては同一の符号を付すこと
とする。
【0027】光アイソレータ30は、図4に示すよう
に、第1の偏光子14及びファラデー回転子15がそれ
ぞれ第1の固定部材14a及び第2の固定部材15aを
介して、第1の支持部材31に固定支持され、この第1
の支持部材31が磁石12の一方端部から挿通されると
ともに、第2の支持部材32を介して磁石12の内部空
間に配設された構造とされている。また、磁石12の他
方端部には、第2の偏光子16を第3の固定部材16a
を介して固定支持する第3の支持部材33が配設されて
いる。
に、第1の偏光子14及びファラデー回転子15がそれ
ぞれ第1の固定部材14a及び第2の固定部材15aを
介して、第1の支持部材31に固定支持され、この第1
の支持部材31が磁石12の一方端部から挿通されると
ともに、第2の支持部材32を介して磁石12の内部空
間に配設された構造とされている。また、磁石12の他
方端部には、第2の偏光子16を第3の固定部材16a
を介して固定支持する第3の支持部材33が配設されて
いる。
【0028】ここで、光アイソレータ30は、第1の支
持部材31と第2の支持部材32とが、それぞれの所定
の部位に形成されたネジ部によって互いに螺合される構
造とされている。
持部材31と第2の支持部材32とが、それぞれの所定
の部位に形成されたネジ部によって互いに螺合される構
造とされている。
【0029】以上のような構造とされた光アイソレータ
30は、図5に示すように、磁石12の両端部の位置
に、それぞれ第2の支持部材32と、第2の偏光子16
を支持する第3の支持部材33とが配設されるととも
に、第1の偏光子14及びファラデー回転子15を支持
する第1の支持部材31が第2の支持部材に螺合される
ことによって完成する。
30は、図5に示すように、磁石12の両端部の位置
に、それぞれ第2の支持部材32と、第2の偏光子16
を支持する第3の支持部材33とが配設されるととも
に、第1の偏光子14及びファラデー回転子15を支持
する第1の支持部材31が第2の支持部材に螺合される
ことによって完成する。
【0030】光アイソレータ30は、第1の偏光子14
及びファラデー部材15が、磁石12に対して螺合され
る構造とされていることから、第1の支持部材31が磁
石12に対して回転自在されている。したがって、例え
ば全体の組み立て後に1対の偏光子同士の偏光面角度に
ズレが生じた場合であっても、この偏光面角度を随時調
整することが容易とされている。
及びファラデー部材15が、磁石12に対して螺合され
る構造とされていることから、第1の支持部材31が磁
石12に対して回転自在されている。したがって、例え
ば全体の組み立て後に1対の偏光子同士の偏光面角度に
ズレが生じた場合であっても、この偏光面角度を随時調
整することが容易とされている。
【0031】なお、図4及び図5に示す例においては、
磁石12に固定される第2の支持部材32と、第1の偏
光子14及びファラデー回転子15を支持する第1の支
持部31とが螺合される構造とされた光アイソレータ3
0について説明したが、例えば図6に示すように、磁石
12の端部内周面に直接ネジ部を形成し、磁石12と第
1の支持部材31とを螺合する構造とすることによっ
て、第2の支持部材32を不要としてもよい。
磁石12に固定される第2の支持部材32と、第1の偏
光子14及びファラデー回転子15を支持する第1の支
持部31とが螺合される構造とされた光アイソレータ3
0について説明したが、例えば図6に示すように、磁石
12の端部内周面に直接ネジ部を形成し、磁石12と第
1の支持部材31とを螺合する構造とすることによっ
て、第2の支持部材32を不要としてもよい。
【0032】
【発明の効果】本発明に係る光アイソレータによれば、
少なくとも第1の偏光子とファラデー回転子とが第1の
支持部材に固定された状態で磁石の内部空間に挿通する
ことができることから、第1の支持部材と磁石とを組み
付ける際に、1対の偏光子同士の偏光面角度を高精度に
調整することが容易となる。
少なくとも第1の偏光子とファラデー回転子とが第1の
支持部材に固定された状態で磁石の内部空間に挿通する
ことができることから、第1の支持部材と磁石とを組み
付ける際に、1対の偏光子同士の偏光面角度を高精度に
調整することが容易となる。
【0033】本発明に係る光アイソレータの製造方法に
よれば、1対の偏光子同士の偏光面角度の調整作業と、
磁石に対する各部材の組み付け作業とを独立して行うこ
とが可能であることから、第1の偏光子とファラデー回
転子と第2の偏光子とを、容易に且つ高精度に磁石の内
部空間に配設することが可能となる。
よれば、1対の偏光子同士の偏光面角度の調整作業と、
磁石に対する各部材の組み付け作業とを独立して行うこ
とが可能であることから、第1の偏光子とファラデー回
転子と第2の偏光子とを、容易に且つ高精度に磁石の内
部空間に配設することが可能となる。
【0034】したがって、本発明によれば、光アイソレ
ータにおける1対の偏光子同士の偏光面角度を容易に且
つ高精度に調整することができ、これによって高アイソ
レーション及び低挿入損失を有する低コストな光アイソ
レータを実現することができる。また、ファラデー回転
子を確実に磁石の中央部に配置することができるため、
磁石を小さくすることが可能となり、光アイソレータの
小型化を図ることができる。
ータにおける1対の偏光子同士の偏光面角度を容易に且
つ高精度に調整することができ、これによって高アイソ
レーション及び低挿入損失を有する低コストな光アイソ
レータを実現することができる。また、ファラデー回転
子を確実に磁石の中央部に配置することができるため、
磁石を小さくすることが可能となり、光アイソレータの
小型化を図ることができる。
【図1】本発明の第1の実施の形態として示す光アイソ
レータの概略断面図である。
レータの概略断面図である。
【図2】同光アイソレータの組み立て作業について説明
するための模式図である。
するための模式図である。
【図3】本発明の第2の実施の形態として示す光アイソ
レータの概略断面図である。
レータの概略断面図である。
【図4】本発明の第3の実施の形態として示す光アイソ
レータの概略断面図である。
レータの概略断面図である。
【図5】同光アイソレータの組み立て作業について説明
するための模式図である。
するための模式図である。
【図6】同光アイソレータの別の構成例について示す概
略断面図である。
略断面図である。
【図7】従来構造とされた光アイソレータの概略断面図
である。
である。
10 光アイソレータ
11 磁石ホルダ
12 磁石
13 支持部材
14 第1の偏光子
15 ファラデー回転子
16 第2の偏光子
Claims (5)
- 【請求項1】 筒状に形成された磁石の内部に、第1の
偏光子と、ファラデー回転子と、第2の偏光子とが順に
配設されてなる光アイソレータにおいて、 少なくとも前記第1の偏光子と前記ファラデー回転子と
を固定支持する第1の支持部材を備え、 前記第1の支持部材が前記磁石の内部空間に挿通された
構造とされていることを特徴とする光アイソレータ。 - 【請求項2】 前記第1の支持部材には、前記第2の偏
光子が固定支持されることを特徴とする請求項1記載の
光アイソレータ。 - 【請求項3】 前記第2の偏光子を固定支持する第2の
支持部材をさらに備え、 前記第2の支持部材が前記第1の支持部材が挿通される
側とは反対側から前記磁石の内部空間に挿通され、 前記第1の支持部材と前記磁石とが螺合され、前記第1
の支持部材を回転させることにより前記第1の偏光子の
偏光面角度を調整自在とする構造とされていることを特
徴とする請求項1記載の光アイソレータ。 - 【請求項4】 筒状に形成された磁石の内部に、第1の
偏光子と、ファラデー回転子と、第2の偏光子とが順に
配設されてなる光アイソレータの製造方法において、 前記第1の偏光子と前記ファラデー回転子と前記第2の
偏光子とを第1の支持部材に組み付ける工程と、 前記第1の偏光子と前記第2の偏光子との偏光面角度を
調整する工程と、 前記第1の支持部材を前記磁石の内部空間に挿通して固
定する工程とを有することを特徴とする光アイソレータ
の製造方法。 - 【請求項5】 筒状に形成された磁石の内部に、第1の
偏光子と、ファラデー回転子と、第2の偏光子とが順に
配設されてなる光アイソレータの製造方法において、 前記第1の偏光子と前記ファラデー回転子とを第1の支
持部材に組み付けるとともに、前記第2の偏光子を第2
の支持部材に組み付ける工程と、 前記第2の支持部材を前記磁石の内部空間に挿通して固
定する工程と、 前記第1の支持部材を前記第2の支持部材を挿通する側
とは反対側から前記磁石の内部空間に挿通する工程と、 前記第1の支持部材を前記磁石に対して回転させること
により、前記第1の偏光子と前記第2の偏光子との偏光
面角度を調整する工程とを有することを特徴とする光ア
イソレータの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001400251A JP2003195218A (ja) | 2001-12-28 | 2001-12-28 | 光アイソレータ及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001400251A JP2003195218A (ja) | 2001-12-28 | 2001-12-28 | 光アイソレータ及びその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003195218A true JP2003195218A (ja) | 2003-07-09 |
Family
ID=27604933
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001400251A Pending JP2003195218A (ja) | 2001-12-28 | 2001-12-28 | 光アイソレータ及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003195218A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2021082553A1 (zh) * | 2019-10-31 | 2021-05-06 | 青岛海信宽带多媒体技术有限公司 | 一种光模块 |
| CN116243444A (zh) * | 2022-12-27 | 2023-06-09 | 成都优博创通信技术有限公司 | 光学组件安装治具及光学组件安装方法 |
| WO2025173705A1 (ja) * | 2024-02-15 | 2025-08-21 | 日本電気硝子株式会社 | 光アイソレータ |
| WO2025173706A1 (ja) * | 2024-02-15 | 2025-08-21 | 日本電気硝子株式会社 | 光アイソレータ |
-
2001
- 2001-12-28 JP JP2001400251A patent/JP2003195218A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2021082553A1 (zh) * | 2019-10-31 | 2021-05-06 | 青岛海信宽带多媒体技术有限公司 | 一种光模块 |
| CN116243444A (zh) * | 2022-12-27 | 2023-06-09 | 成都优博创通信技术有限公司 | 光学组件安装治具及光学组件安装方法 |
| WO2025173705A1 (ja) * | 2024-02-15 | 2025-08-21 | 日本電気硝子株式会社 | 光アイソレータ |
| WO2025173706A1 (ja) * | 2024-02-15 | 2025-08-21 | 日本電気硝子株式会社 | 光アイソレータ |
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