JP2003199411A - 田植機 - Google Patents
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Abstract
伝動軸を、圃面からの飛び石との衝突による損傷や雑草
等の巻き付きを阻止する。 【構成】 苗植付機構9を備えた植付伝動ケース12を
複数個備え、各植付伝動ケース12を植付幅方向に沿っ
た横向き支持フレーム22に、夫々取付固定する。苗植
付機構9に動力を供給すべく、支持フレーム22に対し
て平行に配置した伝動軸を隣接する植付伝動ケース12
に亘って設け、伝動軸を覆う横向き伝動ケース13を隣
接する植付伝動ケース12に亘って設けてある。
Description
接地フロートを備えた苗植付装置を、走行機体に取り付
けてある田植機に関する。 【0002】 【従来の技術】例えば6条植えや8条植え等の多条植え
田植機においては、苗植付装置が横幅の広いものになる
ので、作業状態のままでは横幅が広すぎて左右の建物と
接触等する場合があり、路上を走行することができない
こともあり、さらには、田植機を運搬車等に搭載して運
送する際に、トラックの荷台幅よりはみ出したりするこ
とがあり、対応に苦慮していた。そこで、従来は、路上
走行をするに当たっては、例えば、実開昭60‐508
36号公報に示すように、苗植付装置を昇降リンクより
取り外し、その苗植付装置を横向きにした状態で再度昇
降リンクに係止し、路上走行を行っていた。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】このような構成のもの
であるので、苗植付装置を取り外して再度取り付けると
いった作業を行う必要があり、このことが作業者の負担
を大きくするとともに、苗植付装置の形態がその儘であ
るので、依然として、運搬車への搭載時に荷台よりはみ
出し得る点についての解決は図られてない。以上のよう
な欠点に鑑みて、その欠点を解消する手段として、苗植
付装置を二つに分割し、その分割苗植付装置部を枢支点
回りで略水平姿勢に揺動可能に構成して、非作業姿勢で
左右の分割苗植付装置部を走行機体の横側方に配置し、
分割苗装置部までの左右横幅を、作業姿勢の左右横幅に
比べて小さくでき、路上走行等において支障の少ない状
態のものにできる構成のものがある(例えば、特開昭5
3‐2220号公報)。したがって、路上走行時や運搬
車への積み込み時において従来あった欠点は解消できる
ものであるが、作業姿勢と非作業姿勢とに切り換えるそ
の機構において改善の余地が見られた。それは、つま
り、各分割苗植付装置部が昇降リンク機構の後端部にお
いて縦向き軸芯を枢支点として左右水平方向に揺動可能
に構成してあり、一点で揺動するものであるから、揺動
に連れて分割苗植付装置部同士が円弧状に相対移動する
ので、苗のせ台下端の摺動板等が干渉する虞れがあると
ころから、非作業姿勢に切り換える構造に一工夫を必要
としていた。また、単純に一点回りで揺動するので、揺
動半径が一定である為、揺動半径の設定如何によって
は、揺動時に大きな切り換えの為のスペースを必要とす
ることもある。本発明の目的は、苗植付装置に折り畳み
構造を導入し、作業時に比較してコンパクトに変形でき
乍ら、分割苗植付装置部の分割を支障なく行える田植機
を提供する点にある。 【0004】 【課題を解決するための手段】本発明による特徴構成
は、苗のせ台を備えた苗植付装置を、昇降リンク機構を
介して、走行機体に取り付けるとともに、前記苗のせ台
を複数個の分割苗のせ台部に分割可能に構成し、前記各
分割苗のせ台部に夫々苗植付機構、接地フロートを備え
て、前記分割苗植付装置部を構成するとともに、昇降リ
ンク機構に対して相対揺動可能に連結されている一対の
揺動リンク部材の遊端を、更に、前記各分割苗植付装置
部に相対揺動可能に連結して、前記昇降リンク機構に対
して前記各分割苗植付装置部を相対移動可能に構成し、
前記分割苗のせ台部の苗のせ面が機体横方向に連なるよ
うに隣接する作業姿勢に設定するとともに、前記作業姿
勢より両分割苗植付装置部を機体左右方向に所定間隔だ
け離間させた状態の後に、前記各分割苗のせ台部の前記
苗のせ面が機体前後方向に沿う状態で互いに向き合うよ
うに配置する非作業姿勢に切り換えるように構成してあ
る点にあり、その作用効果は次の通りである。 【0005】 【作用】つまり、走行機体に取り付けた状態で、苗植付
装置を各分割苗植付装置部に二分割が可能であり、その
二分割した各分割作業装置部を前記非作業姿勢に切り換
えることができるので、走行機体左右方向への専有幅を
小さくしながら、作業姿勢と非作業姿勢への切換えを行
えるが、各分割苗植付装置部を非作業姿勢に切り換え機
構として、揺動リンク部材を採用しているので、各分割
苗植付装置部を分離するのに、一旦両分割苗植付装置部
を機体左右方向に移動させることができるので、苗のせ
台等を干渉することなく分離できる。そして、一旦分離
した後は、非作業姿勢に切り換えることができる。この
場合にリンク揺動部材の自由度の高い構成によって、一
点揺動ではできない変化形態を採ることもできる。 【0006】 【発明の効果】その結果、姿勢の切換に要する作業負担
を軽減できるとともに、各分割苗植付装置部を非作業姿
勢に設定することによって、路上走行及び運搬車への搭
載を良好に行うことができる。しかも、リンク揺動部材
による姿勢切り換えを行うことができる為に、左右分割
苗植付装置部の分離を円滑に行え、姿勢切り換えの為の
分割苗植付装置部の移動形態を任意に選定できる良さも
ある。 【0007】 【実施例】図1に示すように、前後車輪1,2を備える
走行機体3に、原動部4及び運転部5、予備苗のせ部6
を配置し、走行機体3の後端に昇降リンク機構7を介し
て苗植付装置8を設けて、施肥装置Pを備えた乗用型田
植機を構成してある。 【0008】前記苗植付装置8を、一対の植付爪9Aを
有する苗植付機構9、マット状苗を載置する8条植えの
苗のせ台10、苗のせ台10の下方に配置された接地フ
ロート11、苗植付機構9を軸支する植付伝動ケース1
2、この植付伝動ケース12を支持する横向き伝動ケー
ス13、植付伝動ケース12に動力を供給すべく後記す
る分割苗植付装置部8A,8Bの横幅方向中点位置に位
置する植付フィードケース14とで構成してある。 【0009】苗植付装置8を、左右に二分割可能な分割
苗植付装置部8A,8Bに形成するとともに、分割苗植
付装置部8A,8Bを左右に隣接して配置する作業姿勢
に設定するとともに、苗のせ台10の苗のせ面10aが
機体前後方向に沿う状態で互いに向き合うように配置す
る非作業姿勢に切り換える構造について説明する。図2
に示すように、昇降リンク機構7の後端に、横向きブラ
ケット16を延出するとともに、この横向きブラケット
16に縦向き軸芯X周りで揺動可能に左右の第1リンク
17,17を連結するとともに、この第1リンク17,
17に、夫々、各分割苗植付装置部8A,8Bと一体に
取り付けてある第2リンク18,18を相対揺動可能に
連結してある。このようなリンク17,18に油圧アク
チュエータを組み合わせて、図5の作業姿勢より一旦左
右の分割苗植付装置部8A,8Bを左右に移動させて、
完全に分割した状態で、図7に示すように、苗植付機構
9を外向きになるように分割苗植付装置部8A,8Bを
回転させながら更に離間移動させて、苗のせ台10の上
端同志を対向させる状態にして、非作業姿勢に設定す
る。横向きブラケット16の中間部後面に被係合部とし
ての上下一対の張出部16A,16Aを形成するととも
に、この張出部16A,16Aの形成空間内に、係合部
としての第2リンク18,18先端部を互いに突き合わ
せ状態となるように嵌め込み可能に構成し、作業姿勢で
の分割苗植付装置部8A,8Bの位置ずれ等を抑えるこ
とができる。非作業姿勢においては、図7に示すよう
に、分割苗植付装置部8A,8Bの前端は後車輪2の回
転軸芯Yよりも後方に位置するようになっている。第
1、第2リンク部材17,18を揺動リンク部材と称す
る。次に、走行機体3の原動部4から各苗植付装置部8
A,8Bへの動力伝達構造について説明する。図2に示
すように、昇降リンク機構7の後端に中継伝動ケース2
1を設け、この中継伝動ケース21で原動部4からの動
力伝達を受ける。一方、各植付フィードケース14A,
14Bを横向き支持フレーム22,22に取り付け、中
継伝動ケース21の左右端部より各植付フィードケース
14A,14Bに向けて連結構造39,39を延出し、
その延出端を各植付フィードケース14A,14Bの入
力部14a,14bに連結してある。前記連結構造は、
連結解除自在に構成することも可能であるが、連結構造
の中間部に伸縮自在なスプライン連結部を有し、そのス
プライン連結部の一方にユニバーサルジョイントを設け
て、伸縮自在で分離する必要のない伝動構造に形成して
もよい。各植付フィードケース14A,14Bに伝達さ
れた動力は、横向き伝動ケース13,13を介して植付
伝動ケース12,12に至り、苗植付機構9を駆動す
る。 【0010】植付フィードケース14A,14Bを各分
割苗のせ台部10A,10Bの左右中央位置に配置して
あるので、作業姿勢及び非作業姿勢だけでなく、作業姿
勢より非作業姿勢に移動させる際に、重量バランスが良
好で、揺動リンク部材等のガタツキも少ない。次に、苗
のせ台10の往復横送り機構について説明する。図2に
示すように、左植付フィードケース14Aより横向きに
螺旋軸19を延出するとともに、この螺旋軸19にコマ
部材を介して連結ブラケット20を外嵌し、この連結ブ
ラケット20を一方の分割苗のせ台部10Aに取り付け
固定し、連結ブラケット20で分割苗のせ台部10Aを
横移動可能に構成する。分割苗のせ台部10A,10B
に亘って係止金具15,15を掛け渡して、両分割苗の
せ台部10A,10Bを一体で横移動可能に構成する。 【0011】ここで、施肥装置Pについて説明する。図
8に示すように、施肥用の粉粒体を貯留するホッパー2
3と、ホッパー23の下方に位置する繰り出し機構24
と、繰り出し機構24の下方に位置する流下パイプ25
と、流下パイプ25の下端に取り付けられている作溝器
26とで、施肥装置Pを構成してある。このような構成
になる施肥装置Pは、左右に位置する分割苗植付装置部
8A,8Bに夫々属する植付伝動ケース12,12よ
り、夫々、支持フレーム27,27を立設するととも
に、この各支持フレーム27,27に左右の分割施肥装
置部P',P'毎に取り付け支持している。そして、前記
した植付伝動ケース12,12に設けてある回転伝動ケ
ース28,28より、夫々、リンク連係機構29,29
を延出して回転伝動ケース28,28の回転動力を繰り
出し機構24,24に連動連係して、左右の分割施肥装
置部P',P'を左右独立して駆動できるようになってい
る。 【0012】図2及び図10に示すように、第2リンク
18の横側端に、パイプ状のガイド30を設けるととも
に、このパイプ状ガイド30に対して、線引きマーカー
32を取り付けるアングル状の線引きマーカー取り付け
アーム31の先端をスライド移動自在に収納してあり、
横側方に張り出す張出姿勢と、内側に引退する引退姿勢
とに切り換え可能に構成してある。分割苗植付装置部8
Aを非作業姿勢に設定する際に、取り付けアーム31を
引退姿勢に切り換えて、非作業姿勢への移行を円滑に行
えるようにしてある。図11及び図12に示すように、
線引きマーカー32の形態として、次ぎのような構成を
採ってもよい。第2リンク18に取り付けられた支持フ
レーム33の横端に回転円盤34を遊嵌し、この回転円
盤34の側面に周方向4か所にキック用ピン34Aを突
設してある。一方、支持フレーム33より回転円盤に沿
って支持アーム35を立設し、支持アーム35に横向き
軸を介して上下揺動自在に線引きマーカー32を取り付
けてある。この線引きマーカー32は、横向き軸に枢支
されるボス部より棒状フレーム32Aを延出し、その棒
状フレーム32Aの先端にチャンネル状の作用部32B
を取り付けて構成してある。以上のような構成によっ
て、田植機の移動によって、回転円盤34が回転する
と、キック用ピン34Aによって線引きマーカー32が
一旦持ち上げられとともに、キック用ピン34Aの支え
が無くなって落下する際に、耕盤に作用してマーカー孔
を形成する。これによって、田植機を運転する運転者が
視認し易くなる。
合させた状態を示す平面図 【図4】図3に対応した状態を示す縦断側面図 【図5】作業装置を作業姿勢に設定した状態を示す平面
図 【図6】作業装置を非作業姿勢に切り換える途中の状態
を示す平面図 【図7】作業装置を非作業姿勢に設定した状態を示す平
面図 【図8】作業装置を示す側面図 【図9】図7に対応する背面図 【図10】線引きマーカーの取り付け状態を示す背面図 【図11】線引きマーカーの別実施形態を示す背面図 【図12】図11における側面図 【図13】(イ) 揺動リンク部材を作業姿勢に設定し
た状態を示す平面図 (ロ) 揺動リンク部材を非作業姿勢に設定した状態を
示す平面図 【図14】作業装置を異なる非作業姿勢に設定した状態
を示す背面図 【符号の説明】 3 走行機体 7 昇降リンク機構 8 苗植付装置 8A,8B 分割苗植付装置部 9 苗植付機構 10 苗のせ台 10A,10B 分割苗のせ台部 10a 苗のせ面 11 接地フロート 16A 被係合部 18 係合部
【手続補正書】 【提出日】平成15年2月18日(2003.2.1
8) 【手続補正1】 【補正対象書類名】明細書 【補正対象項目名】全文 【補正方法】変更 【補正内容】 【書類名】 明細書 【発明の名称】 田植機 【特許請求の範囲】 【請求項1】 苗植付機構を備えた植付伝動ケースを複
数個備え、各植付伝動ケースを植付幅方向に沿った支持
フレームに、夫々取付固定するとともに、前記苗植付機
構に動力を供給すべく、前記支持フレームに対して略平
行に配置した伝動軸を隣接する植付伝動ケースに亘って
設け、前記伝動軸を覆うケースを隣接する前記植付伝動
ケースに亘って設けてある田植機。 【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は苗植付機構を備えた植付
伝動ケースを複数個備えてある田植機に関する。 【0002】 【従来の技術】従来、走行機体の原動部から動力伝達を
受ける植付フィードケースに対して、左右にパイプ状の
横向き伝動ケースを介して各植付伝動ケースを組み付け
る構成を採っていた(例えば、特開平3-147708
号)。 【0003】 【特許文献1】特開平3−147708号公報(図5) 【0004】 【発明が解決しようとする課題】上記従来構成において
は、隣接する植付条の間隔を維持するためには、植付ケ
ースの間隔が大きく成らざるを得ず、横向き伝動ケース
によって支持する構成を採る場合には、植付幅方向の両
端に位置する植付伝動ケースによって横向き伝動ケース
に可也りの曲げ荷重が作用するところから、横向き伝動
ケースに歪みや湾曲等が生ずる。そうすると、植付ケー
スの位置が所定位置よりも横ズレを起こすことになり、
植付条間が所定間隔を維持できない虞があった。この点
を抑制するには、横向き伝動ケースとして肉厚を厚くす
る等の機械的強度の向上を図る必要があるが、そうする
と、横向き伝動ケースが重いものとなり、このことが植
付部全体の重量増加を招来する欠点があった。 【0005】本発明の目的は、植付条間の維持が可能で
ありながら、植付部としての軽量化を達成し、かつ、各
植付伝動ケースに動力供給する伝動軸に対する保護機能
を発揮するものを提供する点にある。 【0006】 【課題を解決するための手段】本第発明による特徴構成
は、苗植付機構を備えた植付伝動ケースを複数個備え、
各植付伝動ケースを植付幅方向に沿った横向き支持フレ
ームに、夫々取付固定するとともに、前記苗植付機構に
動力を供給すべく、前記支持フレームに対して略平行に
配置した伝動軸を隣接する植付伝動ケースに亘って設
け、前記伝動軸を覆うケースを隣接する前記植付伝動ケ
ースに亘って設けてある点にあり、その作用効果は次の
通りである。 【0007】(作用効果)つまり、苗植付機構を備えた
植付伝動ケースを支持するのに、伝動軸を収納した伝動
ケースではなく、伝動軸を収納する必要のない支持フレ
−ムを植付幅方向に沿った状態で設けることによって、
植付幅方向の端部に位置する植付伝動ケースをも強固に
支持することができ、植付伝動ケースを所定位置に維持
することができる。これにより植付条間を適切に維持で
きる。一方、伝動軸を覆うケースは植付伝動ケースを支
持する機能を発揮する必要はなく、肉厚を厚くする等の
重量化を図る必要はなく、かつ、圃場面凸部との接触や
圃場面から伸びる雑草等の巻き付きを阻止することがで
きる。 【0008】 【実施例】図1に示すように、前後車輪1,2を備える
走行機体3に、原動部4及び運転部5、予備苗のせ部6
を配置し、走行機体3の後端に昇降リンク機構7を介し
て苗植付装置8を設けて、施肥装置Pを備えた乗用型田
植機を構成してある。 【0009】前記苗植付装置8を、一対の植付爪9Aを
有する苗植付機構9、マット状苗を載置する8条植えの
苗のせ台10、苗のせ台10の下方に配置された接地フ
ロート11、苗植付機構9を軸支する植付伝動ケース1
2、この植付伝動ケース12を支持する横向き伝動ケー
ス13、植付伝動ケース12に動力を供給すべく後記す
る分割苗植付装置部8A,8Bの横幅方向中点位置に位
置する植付フィードケース14とで構成してある。 【0010】苗植付装置8を、左右に二分割可能な分割
苗植付装置部8A,8Bに形成するとともに、分割苗植
付装置部8A,8Bを左右に隣接して配置する作業姿勢
に設定するとともに、苗のせ台10の苗のせ面10aが
機体前後方向に沿う状態で互いに向き合うように配置す
る非作業姿勢に切り換える構造について説明する。 【0011】図2に示すように、昇降リンク機構7の後
端に、横向きブラケット16を延出するとともに、この
横向きブラケット16に縦向き軸芯X周りで揺動可能に
左右の第1リンク17,17を連結するとともに、この
第1リンク17,17に、夫々、各分割苗植付装置部8
A,8Bと一体に取り付けてある第2リンク18,18
を相対揺動可能に連結してある。このようなリンク1
7,18に油圧アクチュエータを組み合わせて、図5の
作業姿勢より一旦左右の分割苗植付装置部8A,8Bを
左右に移動させて、完全に分割した状態で、図7に示す
ように、苗植付機構9を外向きになるように分割苗植付
装置部8A,8Bを回転させながら更に離間移動させ
て、苗のせ台10の上端同志を対向させる状態にして、
非作業姿勢に設定する。横向きブラケット16の中間部
後面に被係合部としての上下一対の張出部16A,16
Aを形成するとともに、この張出部16A,16Aの形
成空間内に、係合部としての第2リンク18,18先端
部を互いに突き合わせ状態となるように嵌め込み可能に
構成し、作業姿勢での分割苗植付装置部8A,8Bの位
置ずれ等を抑えることができる。非作業姿勢において
は、図7に示すように、分割苗植付装置部8A,8Bの
前端は後車輪2の回転軸芯Yよりも後方に位置するよう
になっている。第1、第2リンク部材17,18を揺動
リンク部材と称する。 【0012】次に、走行機体3の原動部4から各苗植付
装置部8A,8Bへの動力伝達構造について説明する。
図2に示すように、昇降リンク機構7の後端に中継伝動
ケース21を設け、この中継伝動ケース21で原動部4
からの動力伝達を受ける。一方、各植付フィードケース
14A,14Bを横向き支持フレーム22,22に取り
付け、中継伝動ケース21の左右端部より各植付フィー
ドケース14A,14Bに向けて連結構造39,39を
延出し、その延出端を各植付フィードケース14A,1
4Bの入力部14a,14bに連結してある。前記連結
構造は、連結解除自在に構成することも可能であるが、
連結構造の中間部に伸縮自在なスプライン連結部を有
し、そのスプライン連結部の一方にユニバーサルジョイ
ントを設けて、伸縮自在で分離する必要のない伝動構造
に形成してもよい。各植付フィードケース14A,14
Bに伝達された動力は、横向き伝動ケース13,13を
介して植付伝動ケース12,12に至り、苗植付機構9
を駆動する。 【0013】植付フィードケース14A,14Bを各分
割苗のせ台10A,10Bの左右中央位置に配置してあ
るので、作業姿勢及び非作業姿勢だけでなく、作業姿勢
より非作業姿勢に移動させる際に、重量バランスが良好
で、揺動リンク部材等のガタツキも少ない。次に、苗の
せ台10の往復横送り機構について説明する。図2に示
すように、左植付フィードケース14Aより横向きに螺
旋軸19を延出するとともに、この螺旋軸19にコマ部
材を介して連結ブラケット20を外嵌し、この連結ブラ
ケット20を一方の分割苗のせ台部10Aに取り付け固
定し、連結ブラケット20で分割苗のせ台部10Aを横
移動可能に構成する。分割苗のせ台部10A,10Bに
亘って係止金具15,15を掛け渡して、両分割苗のせ
台部10A,10Bを一体で横移動可能に構成する。 【0014】ここで、施肥装置Pについて説明する。図
8に示すように、施肥用の粉粒体を貯留するホッパー2
3と、ホッパー23の下方に位置する繰り出し機構24
と、繰り出し機構24の下方に位置する流下パイプ25
と、流下パイプ25の下端に取り付けられている作溝器
26とで、施肥装置Pを構成してある。このような構成
になる施肥装置Pは、左右に位置する分割苗植付装置部
8A,8Bに夫々属する植付伝動ケース12,12よ
り、夫々、支持フレーム27,27を立設するととも
に、この各支持フレーム27,27に左右の分割施肥装
置部P',P'毎に取り付け支持している。そして、前記
した植付伝動ケース12,12に設けてある回転伝動ケ
ース28,28より、夫々、リンク連係機構29,29
を延出して回転伝動ケース28,28の回転動力を繰り
出し機構24,24に連動連係して、左右の分割施肥装
置部P',P'を左右独立して駆動できるようになってい
る。 【0015】図2及び図10に示すように、第2リンク
18の横側端に、パイプ状のガイド30を設けるととも
に、このパイプ状ガイド30に対して、線引きマーカー
32を取り付けるアングル状の線引きマーカー取り付け
アーム31の先端をスライド移動自在に収納してあり、
横側方に張り出す張出姿勢と、内側に引退する引退姿勢
とに切り換え可能に構成してある。分割苗植付装置部8
Aを非作業姿勢に設定する際に、取り付けアーム31を
引退姿勢に切り換えて、非作業姿勢への移行を円滑に行
えるようにしてある。 【0016】図11及び図12に示すように、線引きマ
ーカー32の形態として、次ぎのような構成を採っても
よい。第2リンク18に取り付けられた支持フレーム3
3の横端に回転円盤34を遊嵌し、この回転円盤34の
側面に周方向4か所にキック用ピン34Aを突設してあ
る。一方、支持フレーム33より回転円盤に沿って支持
アーム35を立設し、支持アーム35に横向き軸を介し
て上下揺動自在に線引きマーカー32を取り付けてあ
る。この線引きマーカー32は、横向き軸に枢支される
ボス部より棒状フレーム32Aを延出し、その棒状フレ
ーム32Aの先端にチャンネル状の作用部32Bを取り
付けて構成してある。以上のような構成によって、田植
機の移動によって、回転円盤34が回転すると、キック
用ピン34Aによって線引きマーカー32が一旦持ち上
げられとともに、キック用ピン34Aの支えが無くなっ
て落下する際に、耕盤に作用してマーカー孔を形成す
る。これによって、田植機を運転する運転者が視認し易
くなる。 【図面の簡単な説明】 【図1】乗用型田植機の側面図 【図2】作業装置の分割構造を示す平面図 【図3】作業姿勢で第2リンクの係合部を被係合部に係
合させた状態を示す平面図 【図4】図3に対応した状態を示す縦断側面図 【図5】作業装置を作業姿勢に設定した状態を示す平面
図 【図6】作業装置を非作業姿勢に切り換える途中の状態
を示す平面図 【図7】作業装置を非作業姿勢に設定した状態を示す平
面図 【図8】作業装置を示す側面図 【図9】図7に対応する背面図 【図10】線引きマーカーの取り付け状態を示す背面図 【図11】線引きマーカーの別実施形態を示す背面図 【図12】図11における側面図 【図13】(イ) 揺動リンク部材を作業姿勢に設定し
た状態を示す平面図 (ロ) 揺動リンク部材を非作業姿勢に設定した状態を
示す平面図 【図14】作業装置を異なる非作業姿勢に設定した状態
を示す背面図 【符号の説明】 9 苗植付機構 12 植付伝動ケース 13 ケース 22 支持フレーム
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】 苗植付機構を備えた植付伝動ケースを複
数個備え、各植付伝動ケースを植付幅方向に沿った支持
フレームに、夫々取付固定するとともに、前記苗植付機
構に動力を供給すべく、前記支持フレームに対して平行
に配置した伝動軸を隣接する植付伝動ケースに亘って設
け、前記伝動軸を覆うケースを隣接する前記植付伝動ケ
ースに亘って設けてある田植機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2003015821A JP3693648B2 (ja) | 2003-01-24 | 2003-01-24 | 田植機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2003015821A JP3693648B2 (ja) | 2003-01-24 | 2003-01-24 | 田植機 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP30879793A Division JP3455259B2 (ja) | 1993-11-05 | 1993-12-09 | 田植機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003199411A true JP2003199411A (ja) | 2003-07-15 |
| JP3693648B2 JP3693648B2 (ja) | 2005-09-07 |
Family
ID=27656118
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2003015821A Expired - Fee Related JP3693648B2 (ja) | 2003-01-24 | 2003-01-24 | 田植機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3693648B2 (ja) |
-
2003
- 2003-01-24 JP JP2003015821A patent/JP3693648B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3693648B2 (ja) | 2005-09-07 |
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