JP2003252149A - 車線認識画像処理装置及びその処理を実行させるためのプログラム - Google Patents
車線認識画像処理装置及びその処理を実行させるためのプログラムInfo
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Abstract
比較により取捨選択し、本線側のレーンマーキングを正
しく認識する。 【解決手段】 前方を撮影する撮影手段により得られた
画像を一時記憶し、記憶された画像を読み出してレーン
マーキング探索範囲を設定し、レーンマーキング探索ウ
ィンドウ内よりレーンマーキング候補点を検出し、検出
したレーンマーキング候補点を候補点同士の傾き比較に
より取捨選択し、選択されたレーンマーキング候補点の
集合を数学的モデル式により近似してレーンマーキング
数学的モデル式を推定するようにした。
Description
全を目的とした車線逸脱警報や運転者の負担軽減を目的
としたレーンキープ操舵アシストなど、車両制御のため
の道路に対する車両位置情報を提供する車線認識画像処
理装置に関するものである。
例えば、特開2000−105898号公報や特開平1
1−232467号公報のように、左右レーンマーキン
グ間隔の増加、レーンマーキング幅の増加から分岐路を
判定する分岐判定手段を備えるものがある。
ようなナビゲーション装置との連携により分岐情報を得
るものがある。
特開平6−225308号公報のように、車両挙動から
レーンマーキングの検出パラメータやレーンマーキング
探索ウィンドウ位置を設定する方法がある。
に所定のモデルデータと比較することにより、レーンマ
ーキング候補が複数存在する場合でも自車線のレーンマ
ーキングを正しく認識するというものがある。
間隔の広がりから分岐路を判定する場合は、ナビゲーシ
ョン装置の経路案内における自車位置同定には有効であ
るが、車両制御を目的としたリアルタイム画像処理であ
る車線認識においては、既に出口側レーンマーキングを
誤認識していることを示し、事前に誤認識を回避するに
は適さない。
合は、車両にナビゲーション装置搭載が前提条件となる
うえ、自車位置同定において進行方向の誤差がなく、か
つ走行車線・追い越し車線いずれを走行中かを同定でき
なければ分岐情報を有効に活用することはできない。
より分岐路であることを判定する場合は、事前に分岐路
の存在を知ることができるが、画像処理装置内にモデル
データ格納用の大容量のメモリを搭載する必要があり、
またデータ比較のために膨大な処理時間を必要とするた
め、ハードウェア・ソフトウェア負荷が非常に大きくな
る。
ものに対して時間的な低周波数域フィルタ処理を施す
と、車線認識結果にフィルタ時定数分の位相遅れが生
じ、車両制御を行うためのリアルタイム性が崩れる。
時間的な低周波数域フィルタ処理を施すと、車線認識結
果の位相遅れは防ぐことができるが、車両の急な横移動
時にはレーンマーキングが探索ウィンドウ外になり検出
できなくなるため、急変時にはフィルタ処理をキャンセ
ルするという例外的処理を追加しなければならない。か
つ例外処理実施の判定には、左右いずれかのレーンマー
キングの横位置の動きを常にモニタする必要があり、し
たがってフィルタ処理を施すレーンマーキングは左右い
ずれかに限定される。
に誤検出点が混在すると、得られるモデル式の信頼性が
著しく低下する。特に、分岐路出口では出口側レーンマ
ーキングを誤検出すると、車両が進むにつれて、本来、
誤りである出口側レーンマーキング上の検出点数の割合
が増し、本線側レーンマーキングを見失うという悪循環
に陥る。
補点同士の傾き比較により取捨選択するという平易なア
ルゴリズムでソフトウェア的に処理し、分岐路通過時に
おいて、ナビゲーション装置などの他のインフラ情報の
助けを必要とせずに、本線側のレーンマーキングを正し
く認識しようとする車線認識画像処理装置及びその処理
を実行させるためのプログラムを得ることを目的とす
る。
識画像処理装置は、前方を撮影する撮影手段と、この撮
影手段により得られた画像を一時記憶する画像記憶手段
と、この画像記憶手段より読み出した画像に対してレー
ンマーキング探索範囲を設定するレーンマーキング探索
ウィンドウ設定手段と、このレーンマーキング探索ウィ
ンドウ内よりレーンマーキング候補点を検出するレーン
マーキング候補点抽出手段と、このレーンマーキング候
補点抽出手段により選択されたレーンマーキング候補点
の集合を数学的モデル式により近似してレーンマーキン
グ数学的モデル式を推定する車線認識手段を備え、上記
レーンマーキング候補点抽出手段は、これにより抽出さ
れたレーンマーキング候補点を候補点同士の傾き比較に
より取捨選択するレーンマーキング候補点選択手段を備
えるものである。
段は、水平線を1つの軸とする直交座標系において、レ
ーンマーキング候補点のうち既に有効となった隣接する
2点と、これから選択するか否かを決定する1点を端点
(すなわち選択対象)とする計3点を対象に、隣接する2
点間を結ぶ直線の傾きを求め、これらの傾きが同符号と
なる場合は選択対象の端点を有効とし、異符号となる場
合は選択対象の端点を無効にする処理を行うものであ
る。
段は、水平線を1つの軸とする直交座標系において、レ
ーンマーキング候補点のうち既に有効となった隣接する
2点と、これから選択するか否かを決定する1点を端点
(すなわち選択対象)とする計3点を対象に、隣接する2
点間を結ぶ直線の傾きを求め、これらの傾きのいずれか
一方の絶対値が所定閾値以下のときは、これらの傾きを
同符号として扱うように処理を行うものである。
段は、水平線を1つの軸とする直交座標系において、最
初の1点と消失点を結ぶ直線の傾きと最初の点とこれか
ら選択するか否かを決定する1点(すなわち選択対象)
を結ぶ直線の傾きを求め、これらの傾きが同符号となる
場合は選択対象の1点を有効とし、異符号となる場合は
選択対象の1点を無効にする処理を行うものである。
段を、左又は右レーンマーキングが特定の種類の場合に
動作させるようにしたものである。さらにまた、上記レ
ーンマーキング候補点選択手段を、ウィンカ・スイッチ
がオフの場合に動作させるようにしたものである。
を実行させるためのプログラムは、前方を撮影する撮影
手段により得られた画像を一時記憶し、記憶された画像
を読み出してレーンマーキング探索範囲を設定し、レー
ンマーキング探索ウィンドウ内よりレーンマーキング候
補点を検出し、検出したレーンマーキング候補点を候補
点同士の傾き比較により取捨選択し、選択されたレーン
マーキング候補点の集合を数学的モデル式により近似し
てレーンマーキング数学的モデル式を推定するようにし
たものである。
において、レーンマーキング候補点のうち既に有効とな
った隣接する2点と、これから選択するか否かを決定す
る1点を端点(すなわち選択対象)とする計3点を対象
に、隣接する2点間を結ぶ直線の傾きを求め、これらの
傾きが同符号となる場合は選択対象の端点を有効とし、
異符号となる場合は選択対象の端点を無効にする処理を
行うようにしたものである。
段は、水平線を1つの軸とする直交座標系において、レ
ーンマーキング候補点のうち既に有効となった隣接する
2点と、これから選択するか否かを決定する1点を端点
(すなわち選択対象)とする計3点を対象に、隣接する2
点間を結ぶ直線の傾きを求め、これらの傾きのいずれか
一方の絶対値が所定閾値以下のときは、これらの傾きを
同符号として扱うように処理を行うものである。さらに
また、水平線を1つの軸とする直交座標系において、最
初の1点と消失点を結ぶ直線の傾きと最初の点とこれか
ら選択するか否かを決定する1点(すなわち選択対象)
を結ぶ直線の傾きを求め、これらの傾きが同符号となる
場合は選択対象の1点を有効とし、異符号となる場合は
選択対象の1点を無効にする処理を行うようにしたもの
である。
実施の形態を図面とともに説明する。図中同一符号は同
一または相当する部分を示す。なお、この発明と関連す
る発明は、平成13年4月12日付けで出願した特願2
001−114488号明細書「車線認識のための画像
処理装置並びに画像処理法」に記載されている。図1
は、この発明の実施の形態1の車線認識画像処理装置の
構成を示すブロック図である。図2は、実施の形態1の
車線認識画像処理装置の処理フローを示すフローチャー
トである。
に設置され、車両前方の路面を撮影する。得られた画像
は画像処理ECU(Electronic Control Unit)2に入
力され画像処理される。画像処理ECU2からの信号
は,メインECU3に入力され、画像記憶手段4に一時
的に記憶される。一方、進行方向検出器としてのウイン
カ・スイッチ5からターンシグナルがメインECU3に
入力される。メインECU3は画像記憶手段4より読み
出した画像に対して、レーンマーキング探索ウィンドウ
設定手段6でレーンマーキング探索範囲を探索ウインド
ウとして設定する。このレーンマーキング探索ウィンド
ウ内よりレーンマーキング候補点抽出手段7でレーンマ
ーキング候補点を検出する。検出したレーンマーキング
候補点をレーンマーキング候補点選択手段8で、候補点
同士の傾き比較により取捨選択する。選択されたレーン
マーキング候補点の集合を車線認識手段9で、数学的モ
デル式により近似してレーンマーキング数学的モデル式
を推定する。これを車線認識結果出力部10に出力し、
舵角指示などに利用する。
この種の前述した従来例の車線画像処理装置と基本部分
のハードウェア構成は共通であるが、ステップS4’の
レーンマーキング候補点選択において、レーンマーキン
グ候補点を取捨選択する部分が大きく異なる。
に、車両12に取り付けたカメラ1により車両前方を撮
影する。得られた画像は図4に示すように、自車線の左
右レーンマーキング13,14が水平画角内に収まって
いるものとする。ステップS2において、図4に示すよ
うな画像を画像記憶手段(画像メモリ)4に取り込む。
ステップS3において、レーンマーキング候補点15,
16を探索する水平方向走査範囲を、図5に示すレーン
マーキング探索ウィンドウ19,20(破線で囲んだ部
分)により設定する。
垂直方向位置Vのライン25を、レーンマーキング探索
ウィンドウ19,20内で、水平H方向に走査し、画像
メモリ4より読み出した輝度分布を基に、○で表すレー
ンマーキング候補点15,16を検出する。このH方向
走査線であるレーンマーキング探索ライン25は、左右
共通のV座標で、 Vn n=0,1,----,N−1のN
本設定する。ステップS4’において、ステップS4で
得られたレーンマーキング候補点15,16の取捨選択
を行う。図6に示す左側分岐を例に、本線側レーンマー
キング21に対して出口側レーンマーキング22上の候
補点24を除去する手順について説明する。図6に示す
ように、候補点同士の傾きとは、水平座標/垂直座標=
△H/△Vを指す。この傾きを手前から比較し、同符号
ならば候補点有効、異符号ならば無効とする。
について説明する。nはレーンマーキング探索ラインN
o.を指す。ただし、便宜上、すべてのレーンマーキン
グ探索ライン上にレーンマーキング候補点が存在するも
のとして説明するが、実際は間欠白線の場合など候補点
が存在しない探索ラインNo.は以下の処理では欠番と
なる。ステップS-0では,図7(a)(b)に示すよ
うに、候補点n=0と消失点との傾き(0,f0e)と候
補点n=0,1の傾きを算出する。なお、この発明で
消失点とは画像上の走行車線の先端で消失する点をい
う。処理上では、近傍の候補点、例えば、n<8までの
候補点に対して左右それぞれ直線近似し、得られた左右
の近似直線の交点を消失点とする。傾き(0,f0e)と
傾きの符号を比較する。同符号のため、候補点n=1
は有効とする。
ら、候補点同士の傾きを算出する。ステップS-2で
は、傾きと傾きの符号を比較する。同符号のため、
候補点n=2は有効とする。ステップS-3では、候補
点n=2,3から、傾きを算出する。ステップS-4
では、傾きと傾きの符号を比較する。異符号のた
め、候補点n=3は無効とする。 ステップS-5では、候補点n=3が無効となったた
め、候補点n=2,4から、傾きを算出する。ステッ
プS-6では、傾きと傾きの符号を比較する。異符号
のため、候補点n=4は無効とする。 ステップS-7では、候補点n=4が無効となったた
め、候補点n=2,5から、傾きを算出する。ステッ
プS-8では、傾きと傾きの符号を比較する。同符号
のため、候補点n=5は有効とする。
有効となった候補点n−i(i<n)との傾き(n−
i,n)を算出し、候補点n−iに対して最も近くで有
効となった候補点n−i―j(i+j<n)との傾き
(n−i―j,n−i)と符号比較し、図8に示すよう
に、同符号ならば着目点nは有効、異符号ならば着目点
nは無効という手順を繰り返すことにより、図9に示す
ように、出口側レーンマーキング22上の候補点群24
を除去し、本線側レーンマーキング21上の候補点群2
3のみを選択する。
の符号判定において、傾きの積により同符号、異符号を
判定する。すなわち傾きの積が正ならば同符号、負なら
ば異符号とする。ただし、傾きの積0は同符号に含める
ものとする。なお、傾きの絶対値が所定の閾値以下なら
ば0とする。この閾値は、検出対象道路において分岐路
出口を除いて存在する最小曲率半径のカーブの候補点群
を用いて求められる傾きのうち、少なくとも1つが0と
判定されるように選べばよい。
たレーンマーキング候補点15,16の集合を基に、数
学的モデル式、例えば2次式で近似すると、図10に示
すように、車線を表すレーンマーキング数学的モデル式
17,18が得られる。S6において、レーンマーキン
グ数学的モデル式係数を車線認識結果として車両制御装
置へ例えば舵角指示として、送信出力する。
ンドウにおいては、前回の処理周期ステップS1〜S6
のステップS5のレーンマーキング数学的モデル式推定
で得られたレーンマーキング数学的モデル式を基準に、
レーンマーキング探索ウィンドウを設定する。前回の処
理周期において、レーンマーキング数学的モデル式が得
られなかった場合、すなわちレーンマーキング未検出の
場合は別途、広範囲なレーンマーキング探索ウィンドウ
を設定するものとする。
態1記載の車線認識画像処理装置のレーンマーキング候
補点選択処理に対する実施条件として、レーンマーキン
グ種類条件を付加したものである。レーンマーキング候
補点選択処理は、例えば、分岐直前のレーンマーキング
種類が「実線」であることに着目し、レーンマーキング
種類が「実線」である場合のみ実施とする。
補点検出点数の平均値により行う。図11に示すよう
に、左レーンマーキング種類が「実線」、右レーンマー
キング種類が「間欠白線」となる場合は、候補点数平均
値において明確な差が現れる。例えば、「実線」では9
0%以上、「間欠白線」では40%以下となる。レーン
マーキング候補点選択処理実施において、レーンマーキ
ング種類を限定することにより、図12のような導流レ
ーンなど特殊レーンマーキング時に、本処理が実行され
て車線認識が不安定になることを防ぐことができる。ま
た、レーンマーキング候補点選択処理実施において、レ
ーンマーキング種類を限定することにより、分岐の無い
区間を走行中の処理時間、あるいは左右いずれか分岐の
無い側の処理時間を削減できる。
形態1の車線認識画像処理装置のレーンマーキング候補
点選択処理の実施条件として、ウィンカ・スイッチ5の
ターンシグナルの条件を付加したものである。図2のフ
ローチャートに対し、図13のフローチャートに示すよ
うに、ステップS4”においてウィンカ・スイッチ5の
ターンシグナルのON/OFFを判定し、ウィンカ・ス
イッチ5のターンシグナルのOFFの場合のみステップ
S4’のレーンマーキング候補点選択処理を実施する。
ON操作時に、レーンマーキング候補点選択処理をキャ
ンセルとすることで、図14のように実際に自車が出口
側レーンに向かう場合、自車線のレーンマーキング候補
点を除去することなく、速やかに出口側レーンマーキン
グに移行できるものである。
にウィンカ・スイッチがONとなっていれば、レーンマ
ーキング候補点選択処理が実施されないため、出口側レ
ーンマーキング上の候補点はそのまま維持される。図1
4(b)において、前回の数学的モデル式を基準に次の
探索基準位置を設定するため、本線側レーンマーキング
は探索範囲外となり、出口側レーンマーキング上に候補
点が検出される。図14(c)において、本線側レーン
マーキング候補点はなくなり、出口側レーンマーキング
候補点のみとなる。図14(d)において、車両はほぼ
出口側レーンに移っており、左側レーンマーキングの認
識対象移行は完了している。右側レーンマーキングの移
行は左側レーンマーキング位置から車線幅分右へオフセ
ットした位置を探索基準位置とすることで行う。このよ
うに、実際に出口側レーンに向かう場合でもウィンカ・
スイッチ5のモニタにより速やかに出口側レーンマーキ
ングに移行することができる。
候補点同士の傾き比較により取捨選択し、分岐路判定を
行わないため、分岐路に限定されない。このため、図1
5に示すようにレーンマーキング以外の誤検出された候
補点除去に対しても有効である。これにより、レーンマ
ーキング数学的モデル式の信頼性をさらに高めることが
できる。
点の有効/無効を判定するため、分岐路出口以外の、極
点で傾きが符号反転するカーブに対しては、本線側レー
ンマーキング候補点が除去されることはない。この原理
について、以下、図15,16により説明する。図16
において、傾きと傾きは値が0となっている。これ
は、画素単位で同一H座標となって傾き0の場合と、実
施の形態1で述べた所定の閾値以下で0となった場合を
含む。このように、分岐路とは異なり、2次曲線で近似
できるカーブでは滑らかに形状が変化するため、傾き0
となる極点26が存在する。この極点により、傾きの積
による符号判定において、積が0すなわち「異符号では
ない」となり、同符号扱いで、候補点は有効となる。よ
って、傾きからに係る候補点は有効となる。このよ
うに、通常のカーブでは候補点選択処理により、本線上
のレーンマーキング候補点は無効とならない。
て、左カーブでの候補点の位置関係を表したものであ
る。レーンマーキング探索ラインn=0,1,2,---
の順に傾きの符号判定を行い、候補点を逐次、取捨選択
していく。n=4の候補点は傾き異符号となるため、除
去される。続いてn=8においてHは極大値をとる。こ
のように、カーブでは滑らかに形状が変化するため、傾
き0となる極点26が存在する。極点26の前後で傾き
の符号は反転するが、傾きの符号判定において傾きの積
0を同符号と同じ扱いとしているため、n=9,10,
11の候補点は無効とならない。
候補点同士の傾き比較により取捨選択するが、最初の基
準となる傾きは、消失点との傾きを用いるため、図17
に示すように、逆に出口側レーンマーキング候補点を選
択してしまうことを予め回避することができる。図17
について説明する。ただし、便宜上、手前から順に候補
点選択を行うものとして説明する。
n=0および次のn=1において、出口側レーンマーキ
ング候補点が検出されると、傾きは出口側を指す方向
にセットされる。次に、傾きと傾きの比較では異符
号となるため、候補点n=2は除去される。手前から遠
方に向かって、レーンマーキング候補点選択処理を繰り
返すと、傾きが出口側を指す限り本線側レーンマーキ
ング候補点群23(n=2,---,6)が除去され、出
口側レーンマーキング候補点群24のみが選択される。
このように、本来の目的とは逆の結果となってしまう。
本来、誤りである出口側レーンマーキング方向となるこ
とに原因があるため、レーンマーキング候補点選択処理
の開始点において、消失点との傾きとすることにより回
避することができる。このとき、開始点が出口側レーン
マーキング上にあったとしても、開始点1点のみとな
り、候補点数全体でみると、本線側レーンマーキング上
の候補点数が上回るため、影響は軽微で済む。
候補点同士の傾き比較により取捨選択するため、左右い
ずれの分岐に対しても有効であり、ソフトウェアを左側
通行ならば左側分岐専用、右側通行ならば右側分岐専用
というように使い分ける必要がなく、ソフトウェアを左
右共通とすることができる。
識画像処理装置によれば、前方を撮影する撮影手段と、
この撮影手段により得られた画像を一時記憶する画像記
憶手段と、この画像記憶手段より読み出した画像に対し
てレーンマーキング探索範囲を設定するレーンマーキン
グ探索ウィンドウ設定手段と、このレーンマーキング探
索ウィンドウ内よりレーンマーキング候補点を検出する
レーンマーキング候補点抽出手段と、このレーンマーキ
ング候補点抽出手段により選択されたレーンマーキング
候補点の集合を数学的モデル式により近似してレーンマ
ーキング数学的モデル式を推定する車線認識手段を備
え、上記レーンマーキング候補点抽出手段は、これによ
り抽出されたレーンマーキング候補点を候補点同士の傾
き比較により取捨選択するレーンマーキング候補点選択
手段を備えるものであるので、レーンマーキング候補点
を候補点同士の傾き比較により取捨選択するという平易
なアルゴリズムでソフトウェア的に処理するため、分岐
路通過時においてナビゲーション装置などの他のインフ
ラ情報の助けを必要とせず、本線側のレーンマーキング
を正しく認識することができるものである。
段は、水平線を1つの軸とする直交座標系において、レ
ーンマーキング候補点のうち既に有効となった隣接する
2点と、これから選択するか否かを決定する1点を端点
(すなわち選択対象)とする計3点を対象に、隣接する2
点間を結ぶ直線の傾きを求め、これらの傾きが同符号と
なる場合は選択対象の端点を有効とし、異符号となる場
合は選択対象の端点を無効にする処理を行うので、レー
ンマーキング候補点を候補点同士の傾き比較により取捨
選択するため、分岐路に限定されず、レーンマーキング
以外の誤検出された候補点除去に対しても有効である。
段は、水平線を1つの軸とする直交座標系において、レ
ーンマーキング候補点のうち既に有効となった隣接する
2点と、これから選択するか否かを決定する1点を端点
(すなわち選択対象)とする計3点を対象に、隣接する2
点間を結ぶ直線の傾きを求め、これらの傾きのいずれか
一方の絶対値が所定閾値以下のときは、これらの傾きを
同符号として扱うように処理を行うので、分岐路出口以
外の、極点で傾きが符号反転するカーブに対しても、本
線側レーンマーキング候補点が除去されることはない。
段は、水平線を1つの軸とする直交座標系において、最
初の1点と消失点を結ぶ直線の傾きと最初の点とこれか
ら選択するか否かを決定する1点(すなわち選択対象)
を結ぶ直線の傾きを求め、これらの傾きが同符号となる
場合は選択対象の1点を有効とし、異符号となる場合は
選択対象の1点を無効にする処理を行うので、最初の基
準となる傾きは消失点との傾きを用いるため、出口側レ
ーンマーキング候補点を選択してしまうことを回避する
ことができる。
段を、左又は右レーンマーキングが特定の種類の場合に
動作させるようにしたので、レーンマーキング候補点選
択処理実施において、レーンマーキング種類を限定する
ことにより、本処理が実行されて車線認識が不安定にな
ることを防ぐことができる。また、上記レーンマーキン
グ候補点選択手段を、ウィンカ・スイッチがオフの場合
に動作させるようにしたので、動作をより確実にするこ
とができる。
させるためのプログラムによれば、前方を撮影する撮影
手段により得られた画像を一時記憶し、記憶された画像
を読み出してレーンマーキング探索範囲を設定し、レー
ンマーキング探索ウィンドウ内よりレーンマーキング候
補点を検出し、検出したレーンマーキング候補点を候補
点同士の傾き比較により取捨選択し、選択されたレーン
マーキング候補点の集合を数学的モデル式により近似し
てレーンマーキング数学的モデル式を推定するようにし
たので、レーンマーキング候補点を候補点同士の傾き比
較により取捨選択するという平易なアルゴリズムでソフ
トウェア的に処理するため、分岐路通過時においてナビ
ゲーション装置などの他のインフラ情報の助けを必要と
せず、本線側のレーンマーキングを正しく認識すること
ができる。
において、レーンマーキング候補点のうち既に有効とな
った隣接する2点と、これから選択するか否かを決定す
る1点を端点(すなわち選択対象)とする計3点を対象
に、隣接する2点間を結ぶ直線の傾きを求め、これらの
傾きが同符号となる場合は選択対象の端点を有効とし、
異符号となる場合は選択対象の端点を無効にする処理を
行うようにしたので、レーンマーキング候補点を候補点
同士の傾き比較により取捨選択するため、分岐路に限定
されず、レーンマーキング以外の誤検出された候補点除
去に対しても有効である。
段は、水平線を1つの軸とする直交座標系において、レ
ーンマーキング候補点のうち既に有効となった隣接する
2点と、これから選択するか否かを決定する1点を端点
(すなわち選択対象)とする計3点を対象に、隣接する2
点間を結ぶ直線の傾きを求め、これらの傾きのいずれか
一方の絶対値が所定閾値以下のときは、これらの傾きを
同符号として扱うように処理を行うので、分岐路出口以
外の、極点で傾きが符号反転するカーブに対しても、本
線側レーンマーキング候補点が除去されることはない。
において、最初の1点と消失点を結ぶ直線の傾きと最初
の点とこれから選択するか否かを決定する1点(すなわ
ち選択対象)を結ぶ直線の傾きを求め、これらの傾きが
同符号となる場合は選択対象の1点を有効とし、異符号
となる場合は選択対象の1点を無効にする処理を行うよ
うにしたので、最初の基準となる傾きは消失点との傾き
を用いるため、出口側レーンマーキング候補点を選択し
てしまうことを回避することができる。
装置の構成を示すブロック図である。
フローを示すフローチャートである。
る。
る。
キング候補点検出の説明図である。
表す説明図である。
3点を対象とした傾きの説明図である。
の有効/無効を判定する際の傾きを表す図である。
位置関係を表す説明図である。
ンマーキング数学的モデル式を示す説明図である。
種類判定を行う説明図である。
理フローを示すフローチャートである。
ンへ移行するときの説明図である。
図である。
図である。
明図である。
ECU、3 メインECU、 4
画像記憶手段、5 ウインカ・スイッチ、6 レーンマ
ーキング探索ウィンドウ設定手段、7 レーンマーキン
グ候補点抽出手段、8 レーンマーキング候補点選択手
段、 9 車線認識手段、10 車線認識結果出力部、
12 車両、13 左レーンマーキング、
14 右レーンマーキング、15 レーン
マーキング候補点、 16 レーンマーキング候
補点、17 レーンマーキング数学的モデル式、18
レーンマーキング数学的モデル式、19 レーンマーキ
ング探索ウィンドウ、20 レーンマーキング探索ウィ
ンドウ、21 本線側レーンマーキング、 22
出口側レーンマーキング、23 本線側レーンマーキ
ング候補点群、24 出口側レーンマーキング候補点
群、25 レーンマーキング探索ライン、 26 極
点。
Claims (10)
- 【請求項1】 前方を撮影する撮影手段と、この撮影手
段により得られた画像を一時記憶する画像記憶手段と、
この画像記憶手段より読み出した画像に対してレーンマ
ーキング探索範囲を設定するレーンマーキング探索ウィ
ンドウ設定手段と、このレーンマーキング探索ウィンド
ウ内よりレーンマーキング候補点を検出するレーンマー
キング候補点抽出手段と、このレーンマーキング候補点
抽出手段により選択されたレーンマーキング候補点の集
合を数学的モデル式により近似してレーンマーキング数
学的モデル式を推定する車線認識手段を備え、上記レー
ンマーキング候補点抽出手段は、これにより抽出された
レーンマーキング候補点を候補点同士の傾き比較により
取捨選択するレーンマーキング候補点選択手段を備える
ことを特徴とする車線認識画像処理装置。 - 【請求項2】 上記レーンマーキング候補点選択手段
は、水平線を1つの軸とする直交座標系において、レー
ンマーキング候補点のうち既に有効となった隣接する2
点と、これから選択するか否かを決定する1点を端点
(すなわち選択対象)とする計3点を対象に、隣接する2
点間を結ぶ直線の傾きを求め、これらの傾きが同符号と
なる場合は選択対象の端点を有効とし、異符号となる場
合は選択対象の端点を無効にする処理を行うことを特徴
とする請求項1記載の車線認識画像処理装置。 - 【請求項3】 上記レーンマーキング候補点選択手段
は、水平線を1つの軸とする直交座標系において、レー
ンマーキング候補点のうち既に有効となった隣接する2
点と、これから選択するか否かを決定する1点を端点
(すなわち選択対象)とする計3点を対象に、隣接する2
点間を結ぶ直線の傾きを求め、これらの傾きのいずれか
一方の絶対値が所定閾値以下のときは、これらの傾きを
同符号として扱うように処理を行うことを特徴とする請
求項2記載の車線認識画像処理装置。 - 【請求項4】 上記レーンマーキング候補点選択手段
は、水平線を1つの軸とする直交座標系において、最初
の1点と消失点を結ぶ直線の傾きと最初の点とこれから
選択するか否かを決定する1点(すなわち選択対象)を
結ぶ直線の傾きを求め、これらの傾きが同符号となる場
合は選択対象の1点を有効とし、異符号となる場合は選
択対象の1点を無効にする処理を行うことを特徴とする
請求項1記載の車線認識画像処理装置。 - 【請求項5】 上記レーンマーキング候補点選択手段
を、左又は右レーンマーキングが特定の種類の場合に動
作させるようにしたことを特徴とする請求項1〜請求項
4のいずれか1項に記載の車線認識画像処理装置。 - 【請求項6】 上記レーンマーキング候補点選択手段
を、ウィンカ・スイッチがオフの場合に動作させるよう
にしたことを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか
1項に記載の車線認識画像処理装置。 - 【請求項7】 前方を撮影する撮影手段により得られた
画像を一時記憶し、記憶された画像を読み出してレーン
マーキング探索範囲を設定し、レーンマーキング探索ウ
ィンドウ内よりレーンマーキング候補点を検出し、検出
したレーンマーキング候補点を候補点同士の傾き比較に
より取捨選択し、選択されたレーンマーキング候補点の
集合を数学的モデル式により近似してレーンマーキング
数学的モデル式を推定するようにした車線認識画像処理
を実行させるためのプログラム。 - 【請求項8】 水平線を1つの軸とする直交座標系にお
いて、レーンマーキング候補点のうち既に有効となった
隣接する2点と、これから選択するか否かを決定する1
点を端点(すなわち選択対象)とする計3点を対象に、
隣接する2点間を結ぶ直線の傾きを求め、これらの傾き
が同符号となる場合は選択対象の端点を有効とし、異符
号となる場合は選択対象の端点を無効にする処理を行う
ようにした請求項7記載の車線認識画像処理を実行させ
るためのプログラム。 - 【請求項9】 上記レーンマーキング候補点選択手段
は、水平線を1つの軸とする直交座標系において、レー
ンマーキング候補点のうち既に有効となった隣接する2
点と、これから選択するか否かを決定する1点を端点
(すなわち選択対象)とする計3点を対象に、隣接する2
点間を結ぶ直線の傾きを求め、これらの傾きのいずれか
一方の絶対値が所定閾値以下のときは、これらの傾きを
同符号として扱うように処理を行うことを特徴とする請
求項8記載の車線認識画像処理を実行させるためのプロ
グラム。 - 【請求項10】 水平線を1つの軸とする直交座標系に
おいて、最初の1点と消失点を結ぶ直線の傾きと最初の
点とこれから選択するか否かを決定する1点(すなわち
選択対象)を結ぶ直線の傾きを求め、これらの傾きが同
符号となる場合は選択対象の1点を有効とし、異符号と
なる場合は選択対象の1点を無効にする処理を行うよう
にした請求項7記載の車線認識画像処理を実行させるた
めのプログラム。
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| JP2002056167A JP3626733B2 (ja) | 2002-03-01 | 2002-03-01 | 車線認識画像処理装置及びその処理を実行させるためのプログラム |
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