JP2003272191A - 対物レンズ駆動装置 - Google Patents

対物レンズ駆動装置

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magnetic
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 製造コストを低減し、組立工程を簡単にする
と共に、対物レンズの傾きや振動を抑制できる対物レン
ズ駆動装置を提供する。 【解決手段】 対物レンズ駆動装置は、対物レンズ2を
保持するレンズホルダ1と、このレンズホルダ1を、対
物レンズ2の光軸と平行な支軸3を介して支持する固定
ベース9とを有する。固定ベース9には、固定ヨーク1
1及びマグネット8が取り付けられており、これらによ
り磁気回路が形成されている。レンズホルダ1には、フ
ォーカシングコイル4及びトラッキングコイル5a,5
bが取り付けられている。フォーカシングコイル4に電
流を流すと、マグネット8により生じた磁界との相互作
用により電磁力が発生し、レンズホルダ1が支軸3に沿
って直進移動する。トラッキングコイル5a,5bに電
流を流すと、マグネット8により生じた磁界との相互作
用により電磁力が発生し、レンズホルダ1が支軸3を中
心として回動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光学式情報記録再
生装置等において、光学式ディスク等の光学式記録媒体
に集光される光スポットの焦点ずれ及びトラックずれの
補正制御を行うための対物レンズ駆動装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】光学式情報記録再生装置等では、光学式
ディスク等の光学式情報記録媒体(以下、単に記録媒体
とする。)に対して情報の記録・再生を行うためには、
対物レンズの焦点を、情報が記録されているグルーブ又
はピットに合わせ、且つトラックから外れないようにし
なければならない。そのため、対物レンズを、光軸方向
及びトラックを横切る方向において正確に位置制御する
必要がある。特公平6−79383号公報には、このよ
うな対物レンズの位置制御を行うための対物レンズ駆動
装置が開示されている。
【0003】図16に、上記公報に開示された対物レン
ズ駆動装置を示す。この対物レンズ駆動装置では、対物
レンズ102は、レンズホルダ101によって保持され
ている。このレンズホルダ101は、対物レンズ102
の光軸と平行な支軸107に沿って移動可能に、且つこ
の支軸107を中心として回動可能に支持されている。
レンズホルダ101の外周面には、一対のフォーカシン
グコイル104及び一対のトラッキングコイル103が
取り付けられている。これら一対のフォーカシングレン
ズ104及び一対のトラッキングコイル103は、それ
ぞれ支軸107に対して対称な位置に対をなして配置さ
れている。
【0004】レンズホルダ101の周囲には、外ヨーク
109及び内ヨーク105が設けられており、外ヨーク
109の内周面には円弧状のマグネット106が固定さ
れている。マグネット106は、図17に拡大して示す
ように、中間部に溝106cが形成されており、この溝
106cを境にしてフォーカシング用マグネット部10
6aとトラッキング用マグネット106bに分割されて
いる。フォーカシング用マグネット106aは、N極と
S極とが支軸107と平行な方向に並ぶように分極着磁
されている。一方、トラッキング用マグネット106b
は、フォーカシング用マグネット106aの着磁方向に
対して直交する方向に分極着磁されている。
【0005】レンズホルダ101の外周縁部において、
フォーカシング用マグネット106aのN極及びS極の
境目に対向する位置には、磁性片110が固着されてい
る。磁性片110は、支軸107の方向に長く幅の狭い
長尺部材である。
【0006】光スポットの焦点ずれを補正する場合は、
フォーカシングコイル104に電流を流し、マグネット
106aにより生じる磁界との相互作用により電磁力を
発生させ、この電磁力によりレンズホルダ101を対物
レンズ102の光軸方向に駆動する。これにより、対物
レンズ102が光軸方向に移動し、焦点ずれの補正が行
われる。また、光スポットのトラックずれを補正する場
合は、トラッキングコイル103に電流を流し、マグネ
ット106bにより生じる磁界との相互作用により電磁
力を発生させ、この電磁力によりレンズホルダ101を
支軸107を中心として回動する。これにより、対物レ
ンズ102が記録媒体のトラックを横切る方向に移動
し、トラックずれの補正が行われる。
【0007】レンズホルダ101の移動や回動に伴い、
磁性片110には、フォーカシング用マグネット106
aによる磁気的な吸引力が作用する。この磁気的な吸引
力により、レンズホルダ101は、対物レンズ102の
光軸方向における基準位置、及び支軸107を中心とし
た周方向における基準位置に安定に保持される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような従来の対物レンズ駆動装置は、フォーカシング
用及びトラッキング用の2種類のマグネットを使用する
ため、マグネットの構造(着磁構造も含む)が複雑にな
る上、部品点数も多くなることから、製造コストが上昇
し、組立工程が複雑になるという問題点があった。
【0009】また、レンズホルダ101の軸受け部と支
軸107とのギャップのため、レンズホルダ101のが
たつきが発生し、対物レンズ102の傾きや振動を生じ
るという問題点もあった。
【0010】本発明は、上述のような課題を解決するた
めになされたもので、製造コストを低減し、組立工程を
簡単にすると共に、対物レンズの傾きや振動を抑制でき
る対物レンズ駆動装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく、
請求項1に係る対物レンズ駆動装置は、対物レンズを保
持する可動部としてのレンズホルダと、前記レンズホル
ダを、前記対物レンズの光軸方向に移動可能に、且つ前
記光軸に平行な軸線を回動中心として回動可能に支持す
る固定部と、前記レンズホルダ及び前記固定部のうちの
一方に設けられると共に、前記回動中心に向かう方向又
はその逆方向に分極着磁されたマグネットと、前記レン
ズホルダ及び前記固定部のうちの他方に設けられ、前記
光軸方向に略平行な辺を有するトラッキングコイルと、
前記レンズホルダ及び前記固定部のうちの前記他方に設
けられ、前記光軸方向及び前記分極着磁方向の何れにも
略直交する辺を有するフォーカシングコイルと、前記マ
グネットと組み合わされて、前記フォーカシングコイル
の前記辺及び前記トラッキングコイルの前記辺を通る磁
路を形成する磁路形成手段と、前記フォーカシングコイ
ル及び前記トラッキングコイルに電流を供給する給電手
段と、前記マグネットとの間で生じる磁力により、前記
レンズホルダを、前記光軸方向の基準位置及び前記回動
中心に対する周方向の基準位置に向けて付勢する付勢手
段とを有することを特徴とする。
【0012】請求項2に係る対物レンズ駆動装置は、前
記マグネットを前記固定部に設け、前記フォーカシング
コイル及び前記トラッキングコイルを前記レンズホルダ
に設けたものである。
【0013】請求項3に係る対物レンズ駆動装置は、前
記付勢手段を、前記マグネットとの間で磁力を生じるよ
う、前記レンズホルダに設けた磁性体で構成したもので
ある。
【0014】請求項4に係る対物レンズ駆動装置は、前
記フォーカシングコイル及び前記トラッキングコイル
を、前記レンズホルダの前記回動中心に対して前記対物
レンズと反対の側に設けたものである。
【0015】請求項5に係る対物レンズ駆動装置は、前
記フォーカシングコイルを、前記レンズホルダの前記回
動中心を囲むように巻き回すと共に、前記トラッキング
コイルを、前記回動中心に対して前記対物レンズと反対
の側に設けたものである。
【0016】請求項6に係る対物レンズ駆動装置は、前
記マグネットを、前記レンズホルダに設けると共に、前
記フォーカシングコイル及び前記トラッキングコイル
を、前記固定部に設けたものである。
【0017】請求項7に係る対物レンズ駆動装置は、前
記磁路形成手段を、前記付勢手段として機能する部分を
含むよう構成したものである。
【0018】請求項8に係る対物レンズ駆動装置は、前
記固定部を磁性材料により構成し、前記磁路形成手段と
して機能する部分を含むようにしたものである。
【0019】請求項9に係る対物レンズ駆動装置は、前
記磁路形成手段を、前記固定部に設けたヨークにより構
成し、当該ヨークが、前記マグネット、前記フォーカシ
ングコイルの前記辺及び前記トラッキングコイルの前記
辺を挟み込むよう配置された一対の壁部を有するように
したものである。
【0020】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1及び図2は、
本発明の実施の形態1に係る対物レンズ駆動装置をそれ
ぞれ上方及び下方から見た斜視図である。図3は、実施
の形態1に係る対物レンズ駆動装置の分解斜視図であ
り、図4は、実施の形態1に係る対物レンズ駆動装置の
可動部の斜視図である。実施の形態1に係る対物レンズ
駆動装置は、図示しない光ディスク装置等に搭載される
ものであって、図1に示すように、対物レンズ2を保持
するレンズホルダ1と、このレンズホルダ1を支持する
固定ベース(固定部)9とを有している。ここで、レン
ズホルダ1は、対物レンズ2を、その光軸方向(z方
向)が記録媒体の記録面に直交するように保持してい
る。以下の説明では、このz方向に直交するxy平面に
おいて、記録媒体のトラックを横切る方向に対応する方
向をy方向とし、このy方向に直交する方向をx方向と
する。
【0021】実施の形態1に係る対物レンズ駆動装置で
は、レンズホルダ1は、対物レンズ2の光軸に対して平
行に固定ベース9に取り付けられた支軸(回動中心)3
に沿って移動可能に、且つ支軸3を中心として回動可能
に支持されている。レンズホルダ1には、このレンズホ
ルダ1を移動及び回動するための駆動力を発生するコイ
ルが取り付けられており、固定ベース9には、磁気回路
を形成するためのマグネット8及び固定ヨーク11が取
り付けられている。これらの構成要素につき、順に説明
する。
【0022】固定ベース9は、一方向に長い略板状の部
材であり、その長手方向における中心部には、対物レン
ズ2の光軸と平行に延びた貫通孔10が形成されてい
る。この貫通孔10には、レンズホルダ1を支持するた
めの支軸3が圧入又は接着等により固定されている。支
軸3には、摩擦係数の小さなフッ素系樹脂等がコーティ
ングされている。
【0023】図2に示すように、固定ベース9の長手方
向一端部には、対物レンズ2に入射する光ビームを通過
させる開口部9dが形成されている。固定ベース9の貫
通孔10に対して開口部9dと反対の側には、長方形断
面を有する貫通孔9eが形成されている。さらに、固定
ベース9の側端面には、それぞれ球面の一部をなす球面
部9a,9b,9cが形成されている。球面9a,9
b,9cは、図示しない光ディスク装置等に設けられた
球状の凹面を有する部材と係合するもので、固定ベース
9の据付け角、すなわち支軸3の傾きの調整に利用され
る。
【0024】図3に示すように、固定ベース9には、固
定ヨーク(磁路形成手段)11が取り付けられている。
固定ヨーク11は、磁性材料により構成され、互いに平
行に延びた第1及び第2の壁部11a,11b及びこれ
らを連結する略板状の底部11cを有している。第1及
び第2の壁部11a,11bは、いずれも支軸3に対し
て平行に(すなわち対物レンズ2の光軸方向に)長く形
成されている。底部11cは、固定ベース9の底面にネ
ジ12a,12bにより固定されている。底部11cが
固定ベース9の底面に固定された状態で、第1の壁部1
1aは、固定ベース9の開口部9dと反対側の端部9f
に対向する。また、第2の壁部11bは、固定ベース9
に形成された貫通孔9eを貫通して上方(レンズホルダ
1側)に突出し、支軸3と第1の壁部11aとの間に位
置している。
【0025】図1及び図3に示したように、第1の壁部
11aの内側の面には、板形状のマグネット8が固定さ
れている。マグネット8は、厚さ方向に分極着磁されて
おり、その分極着磁の方向が、支軸3に向かう方向又は
その逆方向と一致するようになっている。マグネット8
は、レンズホルダ1の対物レンズ2と反対側の端部(後
述する固定面)1hに対向するよう配置されている。
【0026】図4に示すように、レンズホルダ1は、軽
量で高剛性なプラスチック材等で形成されたものであ
り、一方向に長い板状部分1aを有している。この板状
部分1aの長手方向一端には、対物レンズ2を装着する
レンズ装着部1gが形成されている。以下の説明では、
レンズホルダ1の対物レンズ2側(レンズ装着部1g
側)を「前方」とし、その反対側を「後方」として説明
する。板状部分1aの長手方向における中心部には、円
筒状部分1bが、下方(固定ベース9側)に向けて突出
形成されている。この円筒状部分1bには、円形断面を
有する貫通孔である軸受け部1eが形成されている。
【0027】板状部分1aの幅方向における両側端に
は、この板状部分1aの長手方向における中心部から後
端部にかけて延びた一対の壁状部分1cが形成されてい
る。壁状部分1cの長手方向における中心部には、フレ
キシブルプリント基板7(図3)を固定するための傾斜
面1jが形成されている。壁状部分1cの後端面は、次
に説明するトラッキングコイル5a,5bを固定するた
めの固定面1hとなっている。円筒状部分1bの後方に
隣接して、長方形断面を有する孔部1fが形成された直
方体状部分1dが、下側(固定ベース9側)に向けて突
出形成されている。この直方体状部分1dの孔部1fに
は、上述した固定ヨーク11の第2の壁部11bが挿入
されるようになっている。
【0028】レンズホルダ1の直方体状部分1dの外周
には、フォーカシングコイル4が固定されている。この
フォーカシングコイル4は、y方向の2辺とx方向の2
辺とを有するように、矩形形状に巻き回されている。こ
のフォーカシングコイル4は、直方体状部分1dの孔部
1fに挿入された(固定ヨーク11の)第2の壁部11
bの周囲を囲むようになっている。また、このフォーカ
シングコイル4の一部は、固定ヨーク11の第1の壁部
11aに固定されたマグネット8に対向している。
【0029】レンズホルダ1の壁状部分1cの固定面1
hには、トラッキングコイル5a,5bが固定されてい
る。このトラッキングコイル5a,5bは、いずれも、
y方向の2辺とz方向の2辺とを有するように矩形形状
に巻き回されている。トラッキングコイル5a,5b
は、固定ヨーク11の第1の壁部11aに固定されたマ
グネット8に対向している。
【0030】レンズホルダ1の直方体状部分1dには、
図3に示すように、フォーカシングコイル4を上下に挟
みこむように、一対の磁性板(付勢手段:磁性体)6
a,6bが取り付けられている。これら磁性板6a,6
bは、ステンレス鋼やニッケル等の磁性材により形成さ
れている。磁性板6a,6bは、支軸3と直交する平面
(xy平面)において矩形状であり、支軸3方向におけ
る寸法がマグネット8に比して充分に小さくなるように
形成されている。磁性板6a,6bのマグネット8に対
向する側の各辺の両端には、突出部61,62が形成さ
れている。突出部61,62は、レンズホルダ1の壁状
部分1cの固定面1hに固定されたトラッキングコイル
5a,5bの中空部分(巻き回されたコイルの内側)に
位置し、マグネット8と直接対向するようになってい
る。
【0031】フォーカシングコイル4及びトラッキング
コイル5a,5bは、フレキシブルプリント基板(給電
手段)7を介して、光ディスク装置等の固定部に電気的
に接続されている。このフレキシブルプリント基板7
は、その両端部7a、7bにおいて、レンズホルダ1の
一対の壁状部分1cの各傾斜面1jに固定されている。
【0032】図5(A)は、フォーカシングコイル4
と、固定ヨーク11及びマグネット8との位置関係を示
す概略図である。図5(A)に示すように、フォーカシ
ングコイル4は、y方向の辺4a,4c及びx方向の辺
4b,4dを有している。固定ヨーク11により形成さ
れる磁路のため、固定ヨーク11の第2の壁部11bと
マグネット8との間には、マグネット8の分極着磁方向
(支軸3に向かう方向又はその逆方向)の磁界Bが生じ
ている。この磁界B中には、フォーカシングコイル4の
辺4aが位置している。この辺4aを流れる電流と磁界
Bとは互いに直交しており、レンズホルダ1を支軸3に
沿う方向(すなわち、対物レンズ2の光軸方向)の電磁
力Fが発生する。
【0033】図5(B)は、トラッキングコイル5a,
5bと、固定ヨーク11及びマグネット8との位置関係
を示す概略図である。図5(B)に示したように、トラ
ッキングコイル5a,5bは、いずれも、z方向の辺5
1,53及びy方向の辺52、54を有している。固定
ヨーク11の第2の壁部11bとマグネット8との間の
磁界B中には、トラッキングコイル5a,5bの各辺5
1が位置している。この辺51を流れる電流と磁界Bと
は互いに直交しており、レンズホルダ1を支軸3を中心
として回動する方向の電磁力Fが発生する。
【0034】次に、このように構成された対物レンズ駆
動装置の動作について説明する。まず、焦点ずれを補正
する制御について説明する。焦点ずれを補正する場合
は、フォーカシングコイル4に電流を流し、マグネット
8により生じる磁界との相互作用により電磁力を発生さ
せ、この電磁力によりレンズホルダ1を支軸3に沿って
移動させる。レンズホルダ1の支軸3に沿う方向の位置
を制御することにより、対物レンズ2と記録媒体との間
隔を制御して、光スポットの焦点ずれを補正する。
【0035】一方、レンズホルダ1の移動に伴い、磁性
板6a,6bとマグネット8との間に作用する磁界の変
化が生じ、その移動量に応じて磁気的に復元力が生じ
る。すなわち、レンズホルダ1の移動方向において、マ
グネット8の中心部ほど磁束密度が高いため、磁性板6
a,6bの両方がマグネット8の中心部において安定に
保持されようとする復元力が生じる。従ってフォーカシ
ングコイル4に流れる電流を停止すると、レンズホルダ
1は、磁性板6a,6bの両方がマグネット8の中心部
に最も近づいた位置(すなわち、支軸方向における基準
位置)に復帰する。なお、磁性板6a,6bの形状及び
厚さは、対物レンズ2の焦点補正制御を行う範囲(一般
的に±1mm程度)においてリニアな復元力特性(すな
わち、変位と復元力とが比例するような特性)が得られ
るように決定する。
【0036】次に、トラックずれを補正する制御につい
て説明する。トラックずれを補正する場合は、トラッキ
ングコイル5a,5bに電流を流し、マグネット8によ
り生じる磁界との相互作用により電磁力を発生させ、こ
の電磁力によりレンズホルダ1を支軸3を中心として回
動する。これにより、対物レンズ2を記録媒体のトラッ
クを横切る方向に移動させ、光スポットのトラックに対
する位置ずれを補正する。
【0037】一方、レンズホルダ1の回動に伴い、磁性
板6a,6bとマグネット8との間に作用する磁界の変
化が生じ、レンズホルダ1の回動量に応じて磁気的に復
元力が生じる。すなわち、磁性板6a,6bは、その各
突出部61,62のマグネット8からの距離が等しくな
った状態で最も安定に保持されるため、レンズホルダ1
の回動に伴って各突出部61,62の距離が互いに異な
る状態となると、元の状態に戻すべく復元力が生じる。
従ってトラッキングコイル5a,5bに流れる電流を停
止すると、レンズホルダ1は、磁性板6a,6bの各突
出部61,62がマグネット8から等距離になる位置
(すなわち、周方向における基準位置)に復帰する。な
お、磁性板6a,6bの形状及び厚さは、対物レンズ2
のトラッキング補正制御を行う範囲(一般的に±0.5
mm程度)においてリニアな特性が得られるように決定
する。
【0038】磁性板6a,6bとマグネット8との間に
は、上述した復元力とは別に、x軸方向に磁気的な吸引
力が常に作用している。そのため、レンズホルダ1に
は、レンズホルダ1の軸受け部1eを支軸3に押し当て
る方向の力が作用し、軸受け部1eと支軸3とのギャッ
プに起因するレンズホルダ1のがたつきが防止される。
これにより、レンズホルダ1のがたつきに起因する対物
レンズ2の傾きや振動が抑制される。
【0039】以上説明したように、本実施の形態によれ
ば、単一種類のマグネットによりフォーカシング方向及
びトラッキング方向の駆動力を得ることが可能になる。
従って、着磁方向の異なる複数のマグネットを用いる必
要がなくなり、部品点数を低減することができる。ま
た、複雑形状のマグネットが不要になるため、部品単価
を低減することもできる。すなわち、対物レンズ駆動装
置の製造コストを低減し、組立工程を簡易にすることが
できる。
【0040】加えて、磁性板6a,6bとマグネット8
との間の吸引力を利用することにより、支軸3と軸受け
部1eとのギャップに起因するレンズホルダ1のがたつ
きを防止することができ、これにより対物レンズ2の傾
きや振動を抑制することができる。又、これら磁性板6
a,6bにより、レンズホルダ1が移動又は回動した際
の十分な復元力を得ることができる。
【0041】実施の形態2.図6は、本発明の実施の形
態2に係る対物レンズ駆動装置を示す斜視図であり、図
7は、実施の形態2に係る対物レンズ駆動装置の可動部
の斜視図である。図8は、実施の形態2に係る対物レン
ズ駆動装置の分解斜視図である。図6〜図8において、
図1〜図3に示した構成要素と同一又は相当する構成要
素には、同一の符号を付している。実施の形態2では、
図6に示したように、レンズホルダ1の構造が実施の形
態1と異なっている。固定ベース9及び固定ヨーク11
の構造は、実施の形態1と同様である。
【0042】図7に示したように、レンズホルダ1は、
実施の形態1と同様、一方向に長い板状部分1aを有し
ており、この板状部分1aの長手方向一端には、対物レ
ンズ2を装着するレンズ装着部1gが形成されている。
また、板状部分1aの幅方向両側端には、実施の形態1
と同様、一対の壁状部分1cが形成されている。板状部
分1aの長手方向における中心部から後端部にかけて、
直方体状部分21が下方(固定ベース9側)に突出形成
されている。この直方体状部分21には、実施の形態1
において説明した軸受け部1e及び孔部1fの両方が形
成されている。
【0043】フォーカシングコイル22は、直方体状部
分21の外周に固定されており、x方向の2辺とy方向
の2辺とを有するよう矩形形状に巻き回されている。す
なわち、このフォーカシングコイル22は、軸受け部1
e内に係合した支軸3(図8)と孔部1f内に挿入され
た第2の壁部11b(図8)とを周囲から囲んでいる。
トラッキングコイル5a,5bは、実施の形態1と同
様、レンズホルダ1の壁状部分1cの後端面である固定
面1hに固定されている。
【0044】図8に示すように、レンズホルダ1の直方
体状部分20には、フォーカシングコイル21を上下に
挟みこむように、ステンレス鋼やニッケル等の磁性材料
で矩形状に形成された一対の磁性板23a,23bが固
定されている。磁性板23a,23bのマグネット8に
対向する側の各辺の両端には、突出部24,25が形成
されている。突出部24,25は、レンズホルダ1の壁
状部分1cの固定面1hに固定されたトラッキングコイ
ル5a,5bの巻き回された部分の内側に位置し、マグ
ネット8と直接対向するようになっている。実施の形態
2に係る対物レンズ駆動装置のその他の構成及び動作
は、実施の形態1に係る対物レンズ駆動装置と同じであ
る。
【0045】このように、実施の形態2によれば、実施
の形態1の効果に加え、レンズホルダ1の長手方向の寸
法を短くできることから、可動部の小型化及び軽量化が
可能になり、従って、駆動に必要な消費電量を減少させ
ることができるという効果が得られる。
【0046】実施の形態3.図9は、本発明の実施の形
態3に係る対物レンズ駆動装置を示す斜視図であり、図
10は、実施の形態3に係る対物レンズ駆動装置の固定
ベースを示す斜視図である。図11は、図10に示した
固定ベースを含む固定部を示す斜視図である。図9〜図
11において、図1〜図3に示した構成要素と同一又は
相当する構成要素には、同一の符号を付している。
【0047】上述した実施の形態1及び2では、固定ベ
ース9と固定ヨーク11とが別体として構成されていた
のに対し(図3参照)、実施の形態3では、図9に示し
たように固定ベース31が固定ヨークとして機能する部
分を含むようになっている。図10に示した固定ベース
31は、磁性材料により形成された一方向に長い略板状
の部材である。固定ベース31の長手方向における略中
心部には、対物レンズ2の光軸と平行に延びた貫通孔3
2が設けられている。この貫通孔32には支軸3(図1
1)が圧入又は接着等により固定されている。
【0048】固定ベース31の長手方向一端には、対物
レンズ2に入射する光ビームを通過させる開口部35が
形成されている。固定ベース31の支軸3に対して開口
部35と反対の側には、一対の壁部31a,31bが折
曲形成されている。これら壁部31a,31bは、支軸
3と平行な方向に長い形状を有している。第1の壁部3
1aは、固定ベース31の支軸3に対して開口部35と
反対側の端部に位置しており、第2の壁部31bは、支
軸3と第1の壁部31aとの間に位置している。固定ベ
ース31の側端面には、それぞれ球面の一部をなす球面
部33a,33b,33cが形成されている。これら球
面部33a,33b,33cの機能は、実施の形態1に
おける球面部9a,9b,9cと同様である。
【0049】図11に示したように、固定ベース31の
第1の壁部31aの内側の面には、板形状のマグネット
8が固定されている。マグネット8は、厚さ方向に分極
着磁されており、その分極着磁の方向が支軸3に向かう
方向又はその逆方向と一致するようになっている。実施
の形態1と同様、マグネット8により生じた磁界はフォ
ーカシングコイル4の一辺4a(図5(A))及びトラ
ッキングコイル5a,5bの各一辺51(図5(B))
に及び、これらを流れる電流との相互作用により、レン
ズホルダ1を支軸3に沿って移動させる駆動力及び支軸
軸3を中心として回動させる駆動力が得られる。実施の
形態3に係る対物レンズ駆動装置のその他の構成及び動
作は、実施の形態1に係る対物レンズ駆動装置と同じで
ある。
【0050】このように、実施の形態3によれば、実施
の形態1の効果に加え、固定ベース31が固定ヨークを
兼用するようになっているため、別部材として固定ヨー
クを設ける必要がなくなり、従って製造コストをさらに
低減することができるという効果が得られる。
【0051】実施の形態4.図12及び図13は、本発
明の実施の形態4に係る対物レンズ駆動装置をそれぞれ
上方及び下方から見た斜視図である。図14は、実施の
形態4に係る対物レンズ駆動装置の分解斜視図である。
図12〜図14において、図1〜図3に示した構成要素
と同一又は相当する構成要素には、同一の符号を付して
いる。
【0052】上述した実施の形態1〜3では、マグネッ
トが固定ベースに直接又は固定ヨークを介して固定され
ていたのに対し、この実施の形態4では、図12に示す
ように、マグネット41がレンズホルダ1に固定されて
いる。
【0053】この実施の形態4では、レンズホルダ1
は、実施の形態1と同様、一方向に長い板状部分1a
と、この板状部分1aの長手方向における中心部に形成
された円筒状部分1bと、板状部分1aの長手方向一端
に形成されたレンズ装着部1gとを有している。実施の
形態1と同様、板状部分1aの対物レンズ2側(レンズ
装着部1g側)を「前方」とし、その反対側を「後方」
とする。板状部分1aにおいて円筒状部分1bの後方に
は、後述する固定ヨーク45の第2の壁部45bを挿入
するための長方形形状の孔部1iが形成されている。板
状部分1aの幅方向における両側には、一対の壁状部分
46が形成されている。この壁状部分46には、実施の
形態1の壁状部分1cにおける傾斜面(フレキシブルプ
リント基板を固定するための面)は形成されていない。
壁状部分46のさらに後方に連続して、板状のマグネッ
ト41を両側面から挟み込むように形成された一対の壁
状部分47が形成されている。また、マグネット41の
前側に位置するように、板状部分1aの幅方向に延びた
壁状部分48が形成されている。マグネット41は、そ
の分極着磁方向が、支軸3に向かう方向又はその逆方向
と一致するように、レンズホルダ1の一対の壁状部分4
7の間に固定されている。
【0054】図14に示すように、実施の形態4におけ
る固定ヨーク45は、磁性材料により構成され、互いに
対向する第1及び第2の壁部45a,45bとこれらを
連結する底部45cとを一体に備えている。第1の壁部
45aには、切り欠き部45dが形成されている。底部
45cは、固定ベース9にネジ46により固定される。
第1の壁部45aは、レンズホルダ1の後端部において
一対の壁状部分47の間に固定されたマグネット41に
対向する。第2の壁部45bは、レンズホルダ1の板状
部分1aに形成された孔部1iに挿入される。
【0055】フォーカシングコイル42は、固定ヨーク
45の第1の壁部45aの上端部に、y方向の2辺及び
x方向の2辺を有するように矩形形状に巻き回されてい
る。さらに、このフォーカシングコイル42には、トラ
ッキングコイル43a,43bが固定されている。トラ
ッキングコイル43a,43bは、いずれも、y方向の
2辺とz方向の2辺とを有するように矩形形状に巻き回
されている。
【0056】図15(A)は、フォーカシングコイル4
2と固定ヨーク45との位置関係を示す概略図である。
フォーカシングコイル42は、y方向の辺42a,42
c及びx方向の辺42b,42dを有している。マグネ
ット41(図14)及び固定ヨーク45が磁気回路を形
成するため、マグネット41と固定ヨーク45の第1の
壁部45aとの間には、マグネット41の分極着磁方向
(支軸3に向かう方向又はその逆方向)の磁界が生じて
いる。この磁界中には、フォーカシングコイル42の辺
42aが位置している。この辺42aを流れる電流と磁
界との相互作用により、レンズホルダ1を支軸3に沿う
方向の電磁力が発生する。
【0057】図15(B)は、トラッキングコイル43
a,43bと固定ヨーク45との位置関係を示す概略図
である。トラッキングコイル43a、43bは、いずれ
も、z方向の辺61,63及びy方向の辺62,64を
有している。マグネット41(図14)と固定ヨーク4
5の第1の壁部45aとの間の磁界中には、トラッキン
グコイル43a,43bの各辺61が位置している。こ
の辺61を流れる電流と磁界との相互作用により、レン
ズホルダ1を支軸3を中心として回動する方向の電磁力
が発生する。
【0058】焦点ずれを補正する場合は、フォーカシン
グコイル42に電流を流し、マグネット41により生じ
る磁界との相互作用により電磁力を発生させ、この電磁
力によりレンズホルダ1を支軸3に沿って移動させる。
レンズホルダ1の支軸3に沿う方向の位置を制御するこ
とにより、対物レンズ2と記録媒体との間隔を制御し
て、光スポットの焦点ずれを補正する。
【0059】固定ヨーク45の第1の壁45aの切り欠
き部45dはマグネット41に対向しているため、レン
ズホルダ1の移動に伴い、マグネット41と固定ヨーク
45の第1の壁間45aに作用する磁界の変化が生じ、
その移動量に応じて磁気的に復元力が生じる。切り欠き
部45dの形状は、対物レンズ2のフォーカシング補正
を行う範囲で(一般的に±1mm程度)リニアな特性が
得られるように決定されている。切り欠き部45dの対
物レンズ2の光軸方向における長さは、焦点補正制御の
ためのレンズホルダ1の移動範囲以上であることが必要
である。
【0060】トラッキングずれを補正する場合は、トラ
ッキングコイル43a,43bに電流を流し、マグネッ
ト41により生じる磁界との相互作用により電磁力を発
生させ、この電磁力により、支軸3を中心としてレンズ
ホルダ1を回動する。これにより、対物レンズ2を記録
媒体のトラックを横切る方向に移動させ、光スポットの
トラックに対する位置ずれを補正する。
【0061】レンズホルダ1の回動に伴い、マグネット
41と固定ヨーク45の第1の壁45aとの間に作用す
る磁界の変化が生じ、その移動量に応じて磁気的に復元
力が生じる。固定ヨーク45の第1の壁部45aの形状
は、対物レンズ2のトラッキング補正を行う範囲で(一
般的に±0.5mm程度)リニアな特性が得られるよう
に決定されている。
【0062】固定ヨーク45の第1の壁45aとマグネ
ット41との間には、上述した復元力とは別にx軸方向
に磁気的な吸引力が作用する。従って、レンズホルダ1
の軸受け部1eは常に支軸3に押し当てられ、軸受け部
1eと支軸3とのギャップに起因するレンズホルダのが
たつきが抑制される。
【0063】このように、実施の形態4によれば、いわ
ゆる可動マグネット方式の対物レンズ駆動装置において
も、製造コストを低減し組立工程を簡単化することがで
きるという効果が得られる。
【0064】なお、実施の形態4では、固定ベース9と
固定ヨーク45を別部品で構成しているが、実施の形態
3のように、固定ベースを固定ヨークとして機能させる
(すなわち固定ベースと固定ヨークとを一体構成とす
る)ことも可能である。
【0065】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に示すような効果を奏する。
【0066】請求項1に記載の発明によれば、対物レン
ズ駆動装置において、単一種類のマグネットを用いて対
物レンズをフォーカシング方向及びトラッキング方向に
移動させるよう構成したので、部品点数を低減できる
上、複雑形状のマグネットが不要になるため、部品単価
も低減できる。従って、対物レンズ駆動装置の製造コス
トを低減すると共に、組立工程を簡単にすることができ
る。加えて、付勢手段とマグネットとの間に作用する磁
気的吸引力により、レンズホルダを回動支持する部分に
ギャップがあっても、レンズホルダのがたつきを抑制す
ることができる。従って、レンズホルダのがたつきに起
因する対物レンズの傾きや振動を抑制することができ
る。
【0067】請求項2に記載の発明によれば、マグネッ
トを固定部に設け、フォーカシングコイル及びトラッキ
ングコイルをレンズホルダに設ける構成としたので、い
わゆる固定マグネット方式の対物レンズ駆動装置におい
て、製造コストを低減し組立工程を簡単にすることがで
きる。
【0068】請求項3に記載の発明によれば、付勢手段
として、マグネットとの間で磁力を生じる磁性体を利用
することとしたので、簡単な構成で、レンズホルダを基
準位置に復帰させるための付勢力を得ることができる。
【0069】請求項4に記載の発明によれば、フォーカ
シングコイル及びトラッキングコイルを、レンズホルダ
の回動中心に対して対物レンズと反対の側に取り付ける
ようにしたので、フォーカシングコイルの形状を小さく
することができる。これにより、フォーカシングコイル
の全長のうち駆動に寄与する部分の割合が増えるため、
少ない消費電力での駆動が可能になる。
【0070】請求項5に記載の発明によれば、フォーカ
シングコイルを、レンズホルダの回動中心を囲むように
巻き回すようにしたので、レンズホルダの長さを短くで
き、可動部の小型化及び軽量化が可能になる。これによ
り、駆動に必要な消費電量を減少させることができる。
【0071】請求項6に記載の発明によれば、マグネッ
トをレンズホルダに設け、フォーカシングコイル及びト
ラッキングコイルを固定部に設けるようにしたので、い
わゆる可動マグネット方式の対物レンズ駆動装置におい
て、製造コストの低減及び組立工程の簡単化が可能にな
る。
【0072】請求項7に記載の発明によれば、磁路形成
手段が付勢手段としても機能するようにしたので、部品
点数をさらに少なくし、製造コストをより低減すること
ができる。
【0073】請求項8に記載の発明によれば、磁性材料
よりなる固定部が磁路形成手段としても機能するように
したので、部品点数をさらに少なくし、製造コストをよ
り低減することができる。
【0074】請求項9に記載の発明によれば、磁路形成
手段を、一対の壁部を有するヨークにより構成したの
で、フォーカシングコイル及びトラッキングコイルに必
要な磁界を及ぼさせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1に係る対物レンズ駆動
装置を示す斜視図である。
【図2】 本発明の実施の形態1に係る対物レンズ駆動
装置を下側から見た斜視図である。
【図3】 本発明の実施の形態1に係る対物レンズ駆動
装置を示す分解斜視図である。
【図4】 本発明の実施の形態1に係る対物レンズ駆動
装置の可動部を示す斜視図である。
【図5】 フォーカシングコイル(A)及びトラッキン
グコイル(B)と固定ヨークとの位置関係を示す概略図
である。
【図6】 本発明の実施の形態2に係る対物レンズ駆動
装置を示す斜視図である。
【図7】 本発明の実施の形態2に係る対物レンズ駆動
装置の可動部を示す斜視図である。
【図8】 本発明の実施の形態2に係る対物レンズ駆動
装置を示す分解斜視図である。
【図9】 本発明の実施の形態3に係る対物レンズ駆動
装置を示す分解斜視図である。
【図10】 本発明の実施の形態3に係る対物レンズ駆
動装置の固定ベースを示す斜視図である。
【図11】 本発明の実施の形態3に係る対物レンズ駆
動装置の固定ベースを含む固定部を示す斜視図である。
【図12】 本発明の実施の形態4に係る対物レンズ駆
動装置を示す斜視図である。
【図13】 本発明の実施の形態4に係る対物レンズ駆
動装置を下側から見た斜視図である。
【図14】 本発明の実施の形態4に係る対物レンズ駆
動装置を示す分解斜視図である。
【図15】 フォーカシングコイル(A)及びトラッキ
ングコイル(B)と固定ヨークとの位置関係を示す概略
図である。
【図16】 従来の対物レンズ駆動装置を示す図であ
る。
【図17】 従来の対物レンズ駆動装置のマグネット構
成を示す図である。
【符号の説明】
1 レンズホルダ、1e 軸受け部、2 対物レンズ、
3 支軸、4,22,42 フォーカシングコイル、5
a,5b,43a,43b トラッキングコイル、6
a,6b 磁性板、7 中継基板、8,41 マグネッ
ト、9,31 固定ベース、9a,9b,9c 球面
部、10 貫通孔、11,45 固定ヨーク、12a,
12b ネジ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5D118 AA04 AA06 AA08 AA23 DC03 EA02 EA03 EB13 EB15 ED03 ED05 ED07 ED08 ED09 EF09 FA07

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対物レンズを保持する可動部としてのレ
    ンズホルダと、 前記レンズホルダを、前記対物レンズの光軸方向に移動
    可能に、且つ前記光軸に平行な軸線を回動中心として回
    動可能に支持する固定部と、 前記レンズホルダ及び前記固定部のうちの一方に設けら
    れると共に、前記回動中心に向かう方向又はその逆方向
    に分極着磁されたマグネットと、 前記レンズホルダ及び前記固定部のうちの他方に設けら
    れ、前記光軸方向に略平行な辺を有するトラッキングコ
    イルと、 前記レンズホルダ及び前記固定部のうちの前記他方に設
    けられ、前記光軸方向及び前記分極着磁方向の何れにも
    略直交する辺を有するフォーカシングコイルと、 前記マグネットによる磁界を、前記フォーカシングコイ
    ルの前記辺及び前記トラッキングコイルの前記辺に及ぼ
    させる磁路を形成する磁路形成手段と、 前記フォーカシングコイル及び前記トラッキングコイル
    に電流を供給する給電手段と、 前記マグネットとの間で生じる磁力により、前記レンズ
    ホルダを、前記光軸方向の基準位置及び前記回動方向の
    基準位置に向けて付勢する付勢手段とを有することを特
    徴とする対物レンズ駆動装置。
  2. 【請求項2】 前記マグネットは、前記固定部に設けら
    れており、 前記フォーカシングコイル及び前記トラッキングコイル
    は、前記レンズホルダに設けられていることを特徴とす
    る請求項1に記載の対物レンズ駆動装置。
  3. 【請求項3】 前記付勢手段は、前記マグネットとの間
    で磁力を生じるよう前記レンズホルダに設けられた磁性
    体により構成されていることを特徴とする請求項2に記
    載の対物レンズ駆動装置。
  4. 【請求項4】 前記フォーカシングコイル及び前記トラ
    ッキングコイルは、前記レンズホルダの前記回動中心に
    対して前記対物レンズと反対の側に設けられていること
    を特徴とする請求項2又は3に記載の対物レンズ駆動装
    置。
  5. 【請求項5】 前記フォーカシングコイルは、前記レン
    ズホルダの前記回動中心を囲むように巻き回されてお
    り、 前記トラッキングコイルは、前記回動中心に対して前記
    対物レンズと反対の側に設けられていることを特徴とす
    る請求項2又は3に記載の対物レンズ駆動装置。
  6. 【請求項6】 前記マグネットは、前記レンズホルダに
    設けられており、 前記フォーカシングコイル及び前記トラッキングコイル
    は、前記固定部に設けられていることを特徴とする請求
    項1に記載の対物レンズ駆動装置。
  7. 【請求項7】 前記磁路形成手段は、前記付勢手段とし
    て機能する部分を含むことを特徴とする請求項6に記載
    の対物レンズ駆動装置。
  8. 【請求項8】 前記固定部は、磁性材料により構成され
    ており、前記磁路形成手段として機能する部分を含むこ
    とを特徴とする請求項1乃至7の何れかに記載の対物レ
    ンズ駆動装置。
  9. 【請求項9】 前記磁路形成手段は、前記固定部に設け
    られたヨークにより構成され、当該ヨークが、前記マグ
    ネット、前記フォーカシングコイルの前記及び前記トラ
    ッキングコイルの前記辺を挟み込むよう配置された一対
    の壁部を有していることを特徴とする請求項1乃至8の
    何れかに記載の対物レンズ駆動装置。
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