JP2004200364A - 排ガス処理装置および排ガス処理方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】ガス排気配管内への反応生成物の付着抑止効果を向上させる。
【解決手段】窒素ガスを輸送するN2ガス配管5を燃焼室2の外周に巻き付け、燃焼室2の発熱により加熱された窒素ガスを真空ポンプ3の希釈ガスとして真空ポンプ3内に送るとともに、プロセスガス排気管7内に送る。
【選択図】 図1
【解決手段】窒素ガスを輸送するN2ガス配管5を燃焼室2の外周に巻き付け、燃焼室2の発熱により加熱された窒素ガスを真空ポンプ3の希釈ガスとして真空ポンプ3内に送るとともに、プロセスガス排気管7内に送る。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は排ガス処理装置および排ガス処理方法に関し、特に、燃焼式除害装置または加熱式除害装置を持つ半導体製造装置に適用して好適なものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の排ガス処理装置では、半導体製造装置から排出される熱排気を利用して、ガス排気配管を加熱することにより、ガス排気配管内に反応生成物が付着することを抑える方法があった。
図3は、従来の排ガス処理装置の概略構成を示すブロック図である。
【0003】
図3において、半導体製造装置22にはチャンバ23が設けられ、チャンバ23内には、反応ガスが導入されて、CVDやドライエッチングなどのプロセスが行われる。
そして、チャンバ23から排出された排ガスは、ガス排気配管24を介して除害装置21に導入され、除害装置21にて、チャンバ23から排出された排ガスの除害処理が行われる。
【0004】
ここで、半導体製造装置22には熱排気管25が設けられ、熱排気管25は、ガス排気配管24の外周を覆うように構成されている。
そして、半導体製造装置から排出される熱排気は熱排気管25に排出され、ガス排気配管24の外周を通ってガス排気配管24を加熱した後、外部に排気される。
【0005】
そして、ガス排気配管24を加熱することにより、チャンバ23から排出された排ガスがガス排気配管24内で暖められ、ガス排気配管24内への反応生成物の付着を抑制することが可能となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の排ガス処理装置では、半導体製造装置22から排出される熱排気を利用して、ガス排気配管24の周囲を加熱するため、排ガスの加熱効果が必ずしも十分でなく、ガス排気配管24内への反応生成物の付着を必ずしも十分に抑えることができないという問題があった。
【0007】
そこで、本発明の目的は、ガス排気配管内への反応生成物の付着抑止効果を向上させることが可能な排ガス処理装置および排ガス処理方法を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上述した課題を解決するために、請求項1記載の排ガス処理装置によれば、熱源を有する除害装置と、前記熱源から生じる発熱を利用して、窒素ガスを加熱する加熱手段と、前記加熱された窒素ガスで希釈を行いつつ、プロセスガスを排気する真空ポンプと、前記真空ポンプで排気されたプロセスガスを前記除害装置に導入する排気管とを備えることを特徴とする。
【0009】
これにより、除害装置から生じる発熱を利用して、窒素ガスを加熱することが可能となり、除害装置から生じる発熱を有効利用することが可能となるとともに、加熱された窒素ガスを希釈ガスとして用いつつ、加熱された窒素ガスで排気管内を直接加熱することが可能となる。
このため、省エネルギー化を図りつつ、排気管内への反応生成物の付着抑止効果を向上させることが可能となり、排気管内の詰まりによるトラブルや排気管内のメンテナンスなどを削減することが可能となる。
【0010】
また、請求項2記載の排ガス処理装置によれば、熱源を有する除害装置と、前記熱源から生じる発熱を利用して、プロセスガスおよび窒素ガスを加熱する加熱手段と、前記加熱された窒素ガスで希釈を行いつつ、前記加熱されたプロセスガスを排気する真空ポンプと、前記真空ポンプで排気されたプロセスガスを前記除害装置に導入する排気管とを備えることを特徴とする。
【0011】
これにより、除害装置から生じる発熱を利用して、窒素ガスのみならず、プロセスガスも加熱することが可能となり、除害装置から生じる発熱の有効利用を図りつつ、排気管内への反応生成物の付着抑止効果を向上させることが可能となることから、排気管内の詰まりによるトラブルや排気管内のメンテナンスなどを削減することが可能となる。
【0012】
また、請求項3記載の排ガス処理装置によれば、熱源を有する除害装置と、前記熱源から生じる発熱を利用して、窒素ガスを加熱する加熱手段と、プロセスガスを排気する真空ポンプと、前記真空ポンプで排気されたプロセスガスを前記除害装置に導入する排気管と、前記加熱手段で加熱された窒素ガスを前記排気管に導入する導入管とを備えることを特徴とする。
【0013】
これにより、除害装置から生じる発熱の有効利用を図りつつ、加熱された窒素ガスで排気管内を直接加熱することが可能となり、省エネルギー化を図りつつ、排気管内への反応生成物の付着抑止効果を向上させることが可能となる。
また、請求項4記載の排ガス処理装置によれば、熱源を有する除害装置と、前記熱源から生じる発熱を利用して、プロセスガスおよび窒素ガスを加熱する加熱手段と、前記加熱されたプロセスガスプロセスガスを排気する真空ポンプと、前記真空ポンプで排気されたプロセスガスを前記除害装置に導入する排気管と、前記加熱手段で加熱された窒素ガスを前記排気管に導入する導入管とを備えることを特徴とする。
【0014】
これにより、除害装置から生じる発熱の有効利用を図りつつ、窒素ガスのみならず、プロセスガスも加熱することが可能となり、省エネルギー化を図りつつ、排気管内への反応生成物の付着抑止効果をより一層向上させることが可能となる。
また、請求項5記載の排ガス処理方法によれば、除害装置から生じる発熱を利用して、窒素ガスを加熱するステップと、前記加熱された窒素ガスを真空ポンプまたは前記真空ポンプの排気管に導入しながら、プロセスガスの排気を行うステップと、前記排気されたプロセスガスを前記除害装置で除害するステップとを備えることを特徴とする。
【0015】
これにより、除害装置から生じる発熱の有効利用を図りつつ、加熱された窒素ガスで排気管内を直接加熱することが可能となり、省エネルギー化を図りつつ、排気管内への反応生成物の付着抑止効果を向上させることが可能となる。
また、請求項6記載の排ガス処理方法によれば、除害装置から生じる発熱を利用して、プロセスガスおよび窒素ガスを加熱するステップと、前記加熱された窒素ガスを真空ポンプまたは前記真空ポンプの排気管に導入しながら、前記加熱されたプロセスガスの排気を行うステップと、前記排気されたプロセスガスを前記除害装置で除害するステップとを備えることを特徴とする。
【0016】
これにより、除害装置から生じる発熱の有効利用を図りつつ、窒素ガスのみならず、プロセスガスも加熱することが可能となり、省エネルギー化を図りつつ、排気管内への反応生成物の付着抑止効果をより一層向上させることが可能となる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態に係る排ガス処理装置について、図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の第1実施形態に係る排ガス処理装置の概略構成を示すブロック図である。
【0018】
図1において、燃焼式除害装置1には、除害ガスを燃焼させる燃焼室2が設けられ、真空ポンプ3の吸気側にはプロセスガス吸気管6が連結されるとともに、真空ポンプ3の排気側にはプロセスガス排気管7が連結され、プロセスガス排気管7は燃焼室2に連結されている。
また、窒素ガスを輸送するN2ガス配管5が燃焼室2の外周に巻き付けられるとともに、N2ガス分岐管5a、5bにより分岐され、N2ガス分岐管5aは真空ポンプ3に連結されるとともに、N2ガス分岐管5bはプロセスガス排気管7の入口側に連結されている。
【0019】
そして、プロセスガス吸気管6を介して真空ポンプ3に吸引されたプロセス排気は、プロセスガス排気管7を介して燃焼室2内に送られ、燃焼室2にてプロセスガスが燃焼される。
一方、N2ガス配管5に送出された窒素ガスは燃焼室2からの発熱により加熱され、加熱された窒素ガスの一部は、N2ガス分岐管5aを介して、真空ポンプ3の希釈ガスとして真空ポンプ3内に送られるとともに、加熱された窒素ガスの残りは、N2ガス分岐管5bを介して、プロセスガス排気管7内に送られる。
【0020】
そして、真空ポンプ3およびプロセスガス排気管7内に送られた窒素ガスは、プロセスガス排気管7内を通ることにより、プロセスガス排気管7内を加熱する。
これにより、燃焼室2から放出される発熱を利用して、窒素ガスを加熱することが可能となるとともに、加熱された窒素ガスを用いて、プロセスガス排気管7内を直接加熱することが可能となる。
【0021】
このため、省エネルギー化を図りつつ、プロセスガス排気管7内への反応生成物の付着抑止効果を向上させることが可能となり、プロセスガス排気管7内の詰まりによるトラブルやプロセスガス排気管7内のメンテナンスなどを削減することが可能となる。
図2は、本発明の第2実施形態に係る排ガス処理装置の概略構成を示すブロック図である。
【0022】
図2において、燃焼式除害装置11には、除害ガスを燃焼させる燃焼室12が設けられ、真空ポンプ13の排気側にはプロセスガス排気管17が連結されるとともに、プロセスガス排気管17は燃焼室12に連結されている。
また、窒素ガスを輸送するN2ガス配管15が燃焼室12の外周に巻き付けられるとともに、N2ガス分岐管15a、15bにより分岐され、N2ガス分岐管15aは真空ポンプ13に連結されるとともに、N2ガス分岐管15bはプロセスガス排気管17の入口側に連結されている。
【0023】
さらに、プロセスガス吸気管16は、燃焼室12の外周に巻き付けられ、真空ポンプ13の吸気側に連結されている。
そして、プロセスガス吸気管16に送出されたプロセス排気は、プロセスガス吸気管16を介して加熱された後、真空ポンプ13に吸引され、プロセスガス排気管17を介して燃焼室12内に送られ、燃焼室12にてプロセスガスが燃焼される。
【0024】
一方、N2ガス配管15に送出された窒素ガスは燃焼室12からの発熱により加熱され、加熱された窒素ガスの一部は、N2ガス分岐管15aを介して、真空ポンプ13の希釈ガスとして真空ポンプ13内に送られるとともに、加熱された窒素ガスの残りは、N2ガス分岐管15bを介して、プロセスガス排気管17内に送られる。
【0025】
そして、真空ポンプ13およびプロセスガス排気管17内に送られた窒素ガスおよびプロセスガスは、プロセスガス排気管17内を通ることにより、プロセスガス排気管17内を加熱する。
これにより、燃焼室12から放出される発熱を利用して、窒素ガスのみならず、プロセスガスも加熱することが可能となるとともに、加熱された窒素ガスおよびプロセスガスを用いて、プロセスガス排気管17内を直接加熱することが可能となる。
【0026】
このため、省エネルギー化を図りつつ、プロセスガス排気管17内への反応生成物の付着抑止効果をより一層向上させることが可能となり、プロセスガス排気管17内の詰まりによるトラブルやプロセスガス排気管17内のメンテナンスなどを削減することが可能となる。
なお、上述した実施形態では、燃焼式除害装置を例にとって説明したが、発熱源を有する除害装置なら何でもよく、例えば、ヒータ加熱式除害装置を用いるようにしてもよい。
【0027】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、除害装置から生じる発熱を利用して加熱された窒素ガスを用いて、排気管内を直接加熱することにより、省エネルギー化を図りつつ、排気管内への反応生成物の付着抑止効果を向上させることが可能となり、排気管内の詰まりによるトラブルや排気管内のメンテナンスなどを削減することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る排ガス処理装置の概略構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第2実施形態に係る排ガス処理装置の概略構成を示すブロック図である。
【図3】従来の排ガス処理装置の概略構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1、11 燃焼式除害装置、2、12 燃焼室、3、13 真空ポンプ、5、15 N2ガス配管、5a、5b、15a、15b N2ガス分岐管 6、16 プロセスガス吸気管、7、17 プロセスガス排気管
【発明の属する技術分野】
本発明は排ガス処理装置および排ガス処理方法に関し、特に、燃焼式除害装置または加熱式除害装置を持つ半導体製造装置に適用して好適なものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の排ガス処理装置では、半導体製造装置から排出される熱排気を利用して、ガス排気配管を加熱することにより、ガス排気配管内に反応生成物が付着することを抑える方法があった。
図3は、従来の排ガス処理装置の概略構成を示すブロック図である。
【0003】
図3において、半導体製造装置22にはチャンバ23が設けられ、チャンバ23内には、反応ガスが導入されて、CVDやドライエッチングなどのプロセスが行われる。
そして、チャンバ23から排出された排ガスは、ガス排気配管24を介して除害装置21に導入され、除害装置21にて、チャンバ23から排出された排ガスの除害処理が行われる。
【0004】
ここで、半導体製造装置22には熱排気管25が設けられ、熱排気管25は、ガス排気配管24の外周を覆うように構成されている。
そして、半導体製造装置から排出される熱排気は熱排気管25に排出され、ガス排気配管24の外周を通ってガス排気配管24を加熱した後、外部に排気される。
【0005】
そして、ガス排気配管24を加熱することにより、チャンバ23から排出された排ガスがガス排気配管24内で暖められ、ガス排気配管24内への反応生成物の付着を抑制することが可能となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の排ガス処理装置では、半導体製造装置22から排出される熱排気を利用して、ガス排気配管24の周囲を加熱するため、排ガスの加熱効果が必ずしも十分でなく、ガス排気配管24内への反応生成物の付着を必ずしも十分に抑えることができないという問題があった。
【0007】
そこで、本発明の目的は、ガス排気配管内への反応生成物の付着抑止効果を向上させることが可能な排ガス処理装置および排ガス処理方法を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上述した課題を解決するために、請求項1記載の排ガス処理装置によれば、熱源を有する除害装置と、前記熱源から生じる発熱を利用して、窒素ガスを加熱する加熱手段と、前記加熱された窒素ガスで希釈を行いつつ、プロセスガスを排気する真空ポンプと、前記真空ポンプで排気されたプロセスガスを前記除害装置に導入する排気管とを備えることを特徴とする。
【0009】
これにより、除害装置から生じる発熱を利用して、窒素ガスを加熱することが可能となり、除害装置から生じる発熱を有効利用することが可能となるとともに、加熱された窒素ガスを希釈ガスとして用いつつ、加熱された窒素ガスで排気管内を直接加熱することが可能となる。
このため、省エネルギー化を図りつつ、排気管内への反応生成物の付着抑止効果を向上させることが可能となり、排気管内の詰まりによるトラブルや排気管内のメンテナンスなどを削減することが可能となる。
【0010】
また、請求項2記載の排ガス処理装置によれば、熱源を有する除害装置と、前記熱源から生じる発熱を利用して、プロセスガスおよび窒素ガスを加熱する加熱手段と、前記加熱された窒素ガスで希釈を行いつつ、前記加熱されたプロセスガスを排気する真空ポンプと、前記真空ポンプで排気されたプロセスガスを前記除害装置に導入する排気管とを備えることを特徴とする。
【0011】
これにより、除害装置から生じる発熱を利用して、窒素ガスのみならず、プロセスガスも加熱することが可能となり、除害装置から生じる発熱の有効利用を図りつつ、排気管内への反応生成物の付着抑止効果を向上させることが可能となることから、排気管内の詰まりによるトラブルや排気管内のメンテナンスなどを削減することが可能となる。
【0012】
また、請求項3記載の排ガス処理装置によれば、熱源を有する除害装置と、前記熱源から生じる発熱を利用して、窒素ガスを加熱する加熱手段と、プロセスガスを排気する真空ポンプと、前記真空ポンプで排気されたプロセスガスを前記除害装置に導入する排気管と、前記加熱手段で加熱された窒素ガスを前記排気管に導入する導入管とを備えることを特徴とする。
【0013】
これにより、除害装置から生じる発熱の有効利用を図りつつ、加熱された窒素ガスで排気管内を直接加熱することが可能となり、省エネルギー化を図りつつ、排気管内への反応生成物の付着抑止効果を向上させることが可能となる。
また、請求項4記載の排ガス処理装置によれば、熱源を有する除害装置と、前記熱源から生じる発熱を利用して、プロセスガスおよび窒素ガスを加熱する加熱手段と、前記加熱されたプロセスガスプロセスガスを排気する真空ポンプと、前記真空ポンプで排気されたプロセスガスを前記除害装置に導入する排気管と、前記加熱手段で加熱された窒素ガスを前記排気管に導入する導入管とを備えることを特徴とする。
【0014】
これにより、除害装置から生じる発熱の有効利用を図りつつ、窒素ガスのみならず、プロセスガスも加熱することが可能となり、省エネルギー化を図りつつ、排気管内への反応生成物の付着抑止効果をより一層向上させることが可能となる。
また、請求項5記載の排ガス処理方法によれば、除害装置から生じる発熱を利用して、窒素ガスを加熱するステップと、前記加熱された窒素ガスを真空ポンプまたは前記真空ポンプの排気管に導入しながら、プロセスガスの排気を行うステップと、前記排気されたプロセスガスを前記除害装置で除害するステップとを備えることを特徴とする。
【0015】
これにより、除害装置から生じる発熱の有効利用を図りつつ、加熱された窒素ガスで排気管内を直接加熱することが可能となり、省エネルギー化を図りつつ、排気管内への反応生成物の付着抑止効果を向上させることが可能となる。
また、請求項6記載の排ガス処理方法によれば、除害装置から生じる発熱を利用して、プロセスガスおよび窒素ガスを加熱するステップと、前記加熱された窒素ガスを真空ポンプまたは前記真空ポンプの排気管に導入しながら、前記加熱されたプロセスガスの排気を行うステップと、前記排気されたプロセスガスを前記除害装置で除害するステップとを備えることを特徴とする。
【0016】
これにより、除害装置から生じる発熱の有効利用を図りつつ、窒素ガスのみならず、プロセスガスも加熱することが可能となり、省エネルギー化を図りつつ、排気管内への反応生成物の付着抑止効果をより一層向上させることが可能となる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態に係る排ガス処理装置について、図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の第1実施形態に係る排ガス処理装置の概略構成を示すブロック図である。
【0018】
図1において、燃焼式除害装置1には、除害ガスを燃焼させる燃焼室2が設けられ、真空ポンプ3の吸気側にはプロセスガス吸気管6が連結されるとともに、真空ポンプ3の排気側にはプロセスガス排気管7が連結され、プロセスガス排気管7は燃焼室2に連結されている。
また、窒素ガスを輸送するN2ガス配管5が燃焼室2の外周に巻き付けられるとともに、N2ガス分岐管5a、5bにより分岐され、N2ガス分岐管5aは真空ポンプ3に連結されるとともに、N2ガス分岐管5bはプロセスガス排気管7の入口側に連結されている。
【0019】
そして、プロセスガス吸気管6を介して真空ポンプ3に吸引されたプロセス排気は、プロセスガス排気管7を介して燃焼室2内に送られ、燃焼室2にてプロセスガスが燃焼される。
一方、N2ガス配管5に送出された窒素ガスは燃焼室2からの発熱により加熱され、加熱された窒素ガスの一部は、N2ガス分岐管5aを介して、真空ポンプ3の希釈ガスとして真空ポンプ3内に送られるとともに、加熱された窒素ガスの残りは、N2ガス分岐管5bを介して、プロセスガス排気管7内に送られる。
【0020】
そして、真空ポンプ3およびプロセスガス排気管7内に送られた窒素ガスは、プロセスガス排気管7内を通ることにより、プロセスガス排気管7内を加熱する。
これにより、燃焼室2から放出される発熱を利用して、窒素ガスを加熱することが可能となるとともに、加熱された窒素ガスを用いて、プロセスガス排気管7内を直接加熱することが可能となる。
【0021】
このため、省エネルギー化を図りつつ、プロセスガス排気管7内への反応生成物の付着抑止効果を向上させることが可能となり、プロセスガス排気管7内の詰まりによるトラブルやプロセスガス排気管7内のメンテナンスなどを削減することが可能となる。
図2は、本発明の第2実施形態に係る排ガス処理装置の概略構成を示すブロック図である。
【0022】
図2において、燃焼式除害装置11には、除害ガスを燃焼させる燃焼室12が設けられ、真空ポンプ13の排気側にはプロセスガス排気管17が連結されるとともに、プロセスガス排気管17は燃焼室12に連結されている。
また、窒素ガスを輸送するN2ガス配管15が燃焼室12の外周に巻き付けられるとともに、N2ガス分岐管15a、15bにより分岐され、N2ガス分岐管15aは真空ポンプ13に連結されるとともに、N2ガス分岐管15bはプロセスガス排気管17の入口側に連結されている。
【0023】
さらに、プロセスガス吸気管16は、燃焼室12の外周に巻き付けられ、真空ポンプ13の吸気側に連結されている。
そして、プロセスガス吸気管16に送出されたプロセス排気は、プロセスガス吸気管16を介して加熱された後、真空ポンプ13に吸引され、プロセスガス排気管17を介して燃焼室12内に送られ、燃焼室12にてプロセスガスが燃焼される。
【0024】
一方、N2ガス配管15に送出された窒素ガスは燃焼室12からの発熱により加熱され、加熱された窒素ガスの一部は、N2ガス分岐管15aを介して、真空ポンプ13の希釈ガスとして真空ポンプ13内に送られるとともに、加熱された窒素ガスの残りは、N2ガス分岐管15bを介して、プロセスガス排気管17内に送られる。
【0025】
そして、真空ポンプ13およびプロセスガス排気管17内に送られた窒素ガスおよびプロセスガスは、プロセスガス排気管17内を通ることにより、プロセスガス排気管17内を加熱する。
これにより、燃焼室12から放出される発熱を利用して、窒素ガスのみならず、プロセスガスも加熱することが可能となるとともに、加熱された窒素ガスおよびプロセスガスを用いて、プロセスガス排気管17内を直接加熱することが可能となる。
【0026】
このため、省エネルギー化を図りつつ、プロセスガス排気管17内への反応生成物の付着抑止効果をより一層向上させることが可能となり、プロセスガス排気管17内の詰まりによるトラブルやプロセスガス排気管17内のメンテナンスなどを削減することが可能となる。
なお、上述した実施形態では、燃焼式除害装置を例にとって説明したが、発熱源を有する除害装置なら何でもよく、例えば、ヒータ加熱式除害装置を用いるようにしてもよい。
【0027】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、除害装置から生じる発熱を利用して加熱された窒素ガスを用いて、排気管内を直接加熱することにより、省エネルギー化を図りつつ、排気管内への反応生成物の付着抑止効果を向上させることが可能となり、排気管内の詰まりによるトラブルや排気管内のメンテナンスなどを削減することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る排ガス処理装置の概略構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第2実施形態に係る排ガス処理装置の概略構成を示すブロック図である。
【図3】従来の排ガス処理装置の概略構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1、11 燃焼式除害装置、2、12 燃焼室、3、13 真空ポンプ、5、15 N2ガス配管、5a、5b、15a、15b N2ガス分岐管 6、16 プロセスガス吸気管、7、17 プロセスガス排気管
Claims (6)
- 熱源を有する除害装置と、
前記熱源から生じる発熱を利用して、窒素ガスを加熱する加熱手段と、
前記加熱された窒素ガスで希釈を行いつつ、プロセスガスを排気する真空ポンプと、
前記真空ポンプで排気されたプロセスガスを前記除害装置に導入する排気管とを備えることを特徴とする排ガス処理装置。 - 熱源を有する除害装置と、
前記熱源から生じる発熱を利用して、プロセスガスおよび窒素ガスを加熱する加熱手段と、
前記加熱された窒素ガスで希釈を行いつつ、前記加熱されたプロセスガスを排気する真空ポンプと、
前記真空ポンプで排気されたプロセスガスを前記除害装置に導入する排気管とを備えることを特徴とする排ガス処理装置。 - 熱源を有する除害装置と、
前記熱源から生じる発熱を利用して、窒素ガスを加熱する加熱手段と、
プロセスガスを排気する真空ポンプと、
前記真空ポンプで排気されたプロセスガスを前記除害装置に導入する排気管と、
前記加熱手段で加熱された窒素ガスを前記排気管に導入する導入管とを備えることを特徴とする排ガス処理装置。 - 熱源を有する除害装置と、
前記熱源から生じる発熱を利用して、プロセスガスおよび窒素ガスを加熱する加熱手段と、
前記加熱されたプロセスガスプロセスガスを排気する真空ポンプと、
前記真空ポンプで排気されたプロセスガスを前記除害装置に導入する排気管と、
前記加熱手段で加熱された窒素ガスを前記排気管に導入する導入管とを備えることを特徴とする排ガス処理装置。 - 除害装置から生じる発熱を利用して、窒素ガスを加熱するステップと、
前記加熱された窒素ガスを真空ポンプまたは前記真空ポンプの排気管に導入しながら、プロセスガスの排気を行うステップと、
前記排気されたプロセスガスを前記除害装置で除害するステップとを備えることを特徴とする排ガス処理方法。 - 除害装置から生じる発熱を利用して、プロセスガスおよび窒素ガスを加熱するステップと、
前記加熱された窒素ガスを真空ポンプまたは前記真空ポンプの排気管に導入しながら、前記加熱されたプロセスガスの排気を行うステップと、
前記排気されたプロセスガスを前記除害装置で除害するステップとを備えることを特徴とする排ガス処理方法。
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