JP2004201876A - 厨房家具用キャビネット - Google Patents

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JP2004201876A
JP2004201876A JP2002373555A JP2002373555A JP2004201876A JP 2004201876 A JP2004201876 A JP 2004201876A JP 2002373555 A JP2002373555 A JP 2002373555A JP 2002373555 A JP2002373555 A JP 2002373555A JP 2004201876 A JP2004201876 A JP 2004201876A
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Susumu Sugawara
晋 菅原
Hideo Kodama
英男 児玉
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Takara Standard Co Ltd
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Takara Standard Co Ltd
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Abstract

【課題】厨房家具用キャビネットの引出し内に米びつを体裁良く、かつ、他の物の収納の妨げにならないように設置する。また、米の取り出し操作が容易に行えるようにする。
【解決手段】引出し式の開閉扉6を有する厨房家具用キャビネット1の前記開閉扉6の後側の引出し本体9上に、薄型の米びつ10を設置し、この米びつ10の計量機構部12を操作する操作釦14とトレイ13cの引出し部13を、その上面あるいは開閉扉の前面に設けることとした。
【選択図】 図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、米の収納機能を備えたコンロ台や流し台などの厨房家具用キャビネットに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、このような引出し式の開閉扉内に米びつを一体的に組み込んだ厨房家具用キャビネットは見られなかった。
【0003】
そのため、利用者の側において、適宜、図7や図8に示すような米びつ22,23を、開閉扉20の後側の引出し本体21内に収納したり、あるいは、図9に示すようなタッパと称される蓋24a付きの収納容器24内に米を入れ、これを引出し本体21内に収納したりしていた。
【0004】
図7に示した米びつ22は、一般載置形のものであり、前面上部に開閉式の米の投入口22aが設けられると共に、中程に計量操作用の複数の操作レバー22bが設けられ、下部に計量された米を取り出すトレイ22cが挿脱可能に設けられたものであり、米を取り出すには、必要な量に対応した操作レバー22bを押し下げ、米をトレイ2cに落下させた後、このトレイ22cを米びつ22から前方に引出し、取り出すようにしていた。
【0005】
また、図8に示した米びつ23は、上面に米の投入口23aと、計量用の操作釦23bが設けられた薄型のものであり、米は米びつ23の側面の下端寄りに設けられたトレイ23cを米びつ23の側方に引き出すことにより、行うようになっている。
【0006】
さらに、図9に示したタッパと称される収納容器24を米の収納に用いた場合、米を取り出すには、蓋24aを開けた後、収納された米を升などを用いて掬い取るようにしていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
上述した従来の厨房家具用キャビネットのうち、図7や図8に示すような米びつを収納したものは、米びつの前方あるいは側方に操作用の空間が必要なため、ここに物を置くことができず、引出し内の収納量が減少するという問題点があった。
【0008】
また、図9に示したタッパと称される収納容器を用いた場合は、米を取り出す際、一々、収納容器の蓋を開け、升などを用いてこの容器内に収納された米を掬い取らなくてはならず、煩わしく、作業も行い難いという問題点があった。また、このタッパの上側には物が置けないので、収納スペースの無駄が多く、キャビネット内の収納量が少なくなるという問題点もあった。
【0009】
さらにまた、上述したものは何れも米を取り出す際、まずキャビネットの開閉扉を開放しなくてはならず、開閉扉を閉めたまま、直接、米を取り出すことができず、この面からも操作性が悪いという問題点も有していた。
【0010】
本発明は、上記従来の厨房家具用キャビネットが有していた問題点の解決を課題とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、本発明のうち、請求項1記載の発明は、略箱形で前面に引出し式の開閉扉を備えたコンロ台や流し台などの厨房家具用キャビネットにおいて、上記開閉扉の内側の引出し本体上に、米を収納保管する収納部と、この収納部の下方に連続し、規定量の米を計量落下させる計量機構部と、計量機構部から落下した米を受けるトレイとを具備した米びつを一体的に取り付けた。そして、この米びつを、上面に計量機構部の操作釦が設けられると共に、米びつの下端寄りに装填されるトレイを挿脱する引出し部が上下方向に出没可能に設けらたものとしたことを特徴とする。
【0012】
請求項2記載の発明は、略箱形で前面に引出し式の開閉扉を備えたコンロ台や流し台などの厨房家具用キャビネットにおいて、上記開閉扉の内側の引出し本体上に、米を収納保管する収納部と、この収納部の下方に連続し、規定量の米を計量落下させる計量機構部と、計量機構部から落下した米を受けるトレイとを具備した米びつを一体的に取り付け、開閉扉の前面に、前記計量機構部を操作する操作釦を設けると共に、前記トレイを挿脱可能な開口を設けたことを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を図示した実施の形態に基づき詳細に説明する。
【0014】
図1は、本発明に係る厨房家具用キャビネットの実施形態を示した要部簡略正面図、図2は、図1のA−A線の断面図である。
【0015】
図示したように、このキャビネット1は、ワークトップと称せられる天板2と、左右両側の側板3、背面板4、および底板5とで前面(図2において右面)が開放された箱形に形成されたものであり、前面の開放部分には、引出し式に前方に引き出される開閉扉6が設けられている。この開閉扉6は、図4に示すように、上面が開放された引出し本体9の前面板を兼ねるものであり、その前面上部には、開閉操作用の把手6aが設けられている。
【0016】
なお、図において符号8は、キャビネット1の下端の蹴込みとなる台輪部、7は、開閉扉6の上側前面を塞いだ幕板を示す。
【0017】
ここにおいて本発明の厨房家具用キャビネット1では、開閉扉6の裏面に一体に設けられた引出し本体9の片側に、薄型で奥行きが引出し本体9の奥行き寸法とほぼ等しい米びつ10を一体的に取り付けている。この米びつ10は、前側(図2や図3において右側)の上下方向に空洞部10aが設けられると共に、内部の中程に設けられた傾斜案内板10b,10cで上下に区分されたものであり、上面に設けられた投入口10dから投入された米Rは、この傾斜案内板10b,10cの上側にストックされるようになっている。また、傾斜案内板10b,10cの下側には、この傾斜案内板10b,10cを滑り落ちた米Rを計量し、その下側のシュート10eに排出する計量機構部12が設けられ、この計量機構部12は、米びつ10の上面に設けられた操作釦14で操作されるようになっている。また、米びつ10の前側に設けられた空洞部10aには、図3に示すように、シュート10eの下端が臨むと共に、下端にトレイ13cが設けられた縦長の引出し部13が、挿脱可能に装填されるようになっている。なお、この引出し部13は、角筒形で少なくともその一側が開放され、この開放された下側部分を容器状のトレイ13cとしたものであり、上端には手かがりとなるスリット状の開口13aが設けられている。また、その内部は、傾斜した仕切り部13bで上下に区分され、引出し部13が空洞部10aに装填された際、トレイ13cが外部に露呈しないようにしている。なお、この装填時、引出し部13の開放された側(図3において左側)が、計量機構部12が設けられた側に面し、トレイ13cはシュート10eの下端より下方に位置している。
【0018】
なお、図2〜4において、符号11は、米の投入口10dを塞いだ蓋を示す。
【0019】
本発明の厨房家具用キャビネット1は、上記の構成を有している。
【0020】
次に、このキャビネット1に一体的に組み込まれた米びつ10の使用法について述べると、まず、米Rを収納するには、開閉扉6をキャビネット1の前方(図3において右方)に引き出し、現れた米びつ本体10の上面に設けられた投入口10dの蓋11を開放し、この投入口10dから米Rを内部に投入すれば良く、このことで米Rは、図3に示すように傾斜案内板10b,10cの上側の収納部10fに入り、ここで収納保管される。そして、米Rの投入後は、投入口10dの蓋11を閉じ、開閉扉6を閉めれば良い。
【0021】
次に、この米びつ10に収納された米Rを取り出すには、まず開閉扉6を前方(図3において右方)に引き出し、現れた米びつ10の上面に設けられた操作釦14を押せば、傾斜案内板10b,10cを滑り落ちて計量機構部12に投入された一定容積の米Rが、この計量機構部12から落下排出され、この落下排出された米Rは、シユート10eを介して空洞部10a内に位置した引出し部13のトレイ13cで受けられるようになっている。なお、一回の操作釦14の操作で排出される米Rの量は、規定の最少単位量に設定されている。従って、多量の米粒を必要とする場合は、操作釦14を必要な回数だけ操作すれば良い。
【0022】
このようにして、必要量の米Rの排出が完了すると、次に図3に矢印で示すように、引出し部13を米びつ10の上側に引き開ければ良く、このことで規定量の米Rが外部に取り出されるものである。
【0023】
そして、トレイ13cから米Rを取り出した後、空になった引出し部13を空洞部10a内に挿入すれば、トレイ13cはシュート10eから排出された米Rを受けることができる待機位置にセットされるので、開閉扉6を閉めれば、作業が完了する。
【0024】
以上のように本発明の厨房家具用キャビネット1では、米びつ10の上面から必要な米Rの投入や取り出しが行えるので、その周囲に他の物を置いても作業の妨げにならない。よって、引出し本体9上に米びつ10を設置しても、その収納量の減少は、最小限に抑えられるものである。
【0025】
以上のようにして本発明の厨房家具用キャビネット1では、米Rの収納と取り出しが行えるものである。
【0026】
なお、上記の実施の形態では、引出し部13の下端にトレイ13cを一体的に設けたものを例示したが、トレイ13cは引出し部13と別体に形成され、引出し部13の下端に着脱可能に取り付けられるようになったものであっても良い。
【0027】
図5と図6は、本発明の他の実施形態を示した要部正面側と、その要部断面図である。図示したようにこの場合は、米びつ10が設けられた前側の開閉扉6に、計量機構部12を操作する操作釦14と、トレイ13dを計量機構部12の下側に挿入するための開口6bとを設けている。
【0028】
従って、上述した米びつ10に設けられていた空洞部10aに相当するものはなく、米びつ10の上半部分は全て米Rの収納部10fとされている。また、計量機構部12の下側のシュート10eに相当するものも設けられていない。そして、この場合、トレイ13dは上面が開放された細長い引出し状に形成されており、計量機構部12から落下した米Rは、その下側に設けられた開口13eからこのトレイ13d内に落下するようになっている。その他の構成は、上記実施形態のものと全く同じである。
【0029】
この実施形態のキャビネット1に収納された米Rを取り出すには、まず開閉扉6の前面に設けられた操作釦14を押し込み、このことで、傾斜案内板10b,10cを滑り落ちて計量機構部12に投入された一定容積の米Rを計量機構部12から下方のトレイ13dに落下させる。なお、この時、一回の操作で排出される米Rの量は一定なので、必要とする米Rの量が多い場合は、複数回、操作釦14を押すこととする。このことで、必要な量の米Rがトレイ13dに落下して溜まるので、今度は、このトレイ13dを開閉扉6の前面に設けられた開口6bから前方に引き出せば良い。
【0030】
このようにして米Rが取り出され、空になったトレイ13dを開口6bから挿入すれば、このトレイ13dは、計量機構部12から落下排出された米Rを受け取り可能な待機位置にセットされるものである。
【0031】
このように、この実施形態のキャビネット1では、開閉扉6を開閉しなくてもその前面から容易に必要な量の米Rを取り出すことができる。また、米びつ10の前部に引出し部13を挿脱するための空洞部13aを設ける必要がないので、米Rの収納部10fの容積を大きくでき、同じ外寸の場合、その収納容量を大きくすることができる。なお、この米びつ10への米Rの収納や補充は、前記実施形態のものと同様に、開閉扉6を開けた後、米びつ10の上面に設けられた投入口10dから行うものである。
【0032】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のうち、請求項1記載の発明では、キャビネットの引出し内に設置される米びつの上面に、計量機構部の操作釦とトレイの引出し部を設けたので、米の取り出し操作が全て米びつの上面から行える。よって、米びつの周囲に操作用の空間を要さず、収納スペースを最大限利用して米を体裁良く、キャビネット内に収納できるという効果がある。
【0033】
また、請求項2記載の発明は、キャビネット前面の開閉扉に、内装された米びつの計量機構部の操作釦と、この米びつのトレイを挿脱可能な開口を設けたので、米の取り出し操作が開閉扉を開放することなく、全てキャビネットの外側から行える。よって、上記請求項1記載の発明の効果に加え、一層の操作性の向上がはかられることとなる。また、トレイを上方引出しするもののように、米びつの前側に空洞部を設ける必要がないので、米びつの内部に無駄なスペースがなくなり、米の収納容量が大きくなるという効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る厨房家具用キャビネットの実施形態の要部正面図である。
【図2】図1のA−A線の断面図である。
【図3】図1に示したキャビネットの使用状態説明図である。
【図4】引出し部分の斜視図である。
【図5】他の実施形態の要部正面図である。
【図6】図5のB−B線の断面図である。
【図7】従来例による使用状態説明図である。
【図8】他の従来例による使用状態説明図である。
【図9】さらに他の従来例を示した要部正面図である。
【符号の説明】
1 キャビネット
2 天板
3 側板
4 背板
5 底板
6 開閉扉
6b 開口
9 引出し本体
10 米びつ
10a 空洞部
10f 米の収納部
12 計量機構部
13 引出し部
13c,13d トレイ
14 操作釦

Claims (2)

  1. 略箱形で前面に引出し式の開閉扉を備えたコンロ台や流し台などの厨房家具用キャビネットにおいて、
    上記開閉扉の内側の引出し本体上に、米を収納保管する収納部と、この収納部の下方に連続し、規定量の米を計量落下させる計量機構部と、計量機構部から落下した米を受けるトレイとを具備した米びつが一体的に取り付けられ、かつ、この米びつの上面には、計量機構部の操作釦が設けられると共に、米びつの下端寄りに装填されるトレイを挿脱する引出し部が上下方向に出没可能に設けられていることを特徴とする厨房家具用キャビネット。
  2. 略箱形で前面に引出し式の開閉扉を備えたコンロ台や流し台などの厨房家具用キャビネットにおいて、
    上記開閉扉の内側の引出し本体上に、米を収納保管する収納部と、この収納部の下方に連続し、規定量の米を計量落下させる計量機構部と、計量機構部から落下した米を受けるトレイとを具備した米びつが一体的に取り付けられ、開閉扉の前面に、前記計量機構部を操作する操作釦が設けられると共に、前記トレイを挿脱可能な開口が設けられたことを特徴とする厨房家具用キャビネット。
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