JP2005102785A - 回動角度調整装置とそれを備えた座椅子 - Google Patents

回動角度調整装置とそれを備えた座椅子 Download PDF

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Abstract

【課題】 反時計回りまたは時計回りのいずれの方向にも可動部材を回動させて角度を調整して固定することが可能な回動角度調整装置を提供することである。
【解決手段】 回動角度調整装置1はシャフト10と棒状プレート20とリベット30とレバー部材40と係止部材50と引張ばね60とを備える。シャフト10は外周に歯車13を有する。棒状プレート20はシャフト10の周りに回動自在に連結されている。リベット30は棒状プレート20に取り付けられている。レバー部材40はリベット30の周りに回動することができるように連結されている。係止部材50はシャフト10の歯車13を係止することができるように配置された第1と第2の係止爪51と52を有し、リベット30の周りに回動することができるように連結されている。棒状プレート20はストッパ部21と22とを含む。引張ばね60はレバー部材40と係止部材50との間に配置されている。
【選択図】 図1

Description

この発明は、回動角度調整装置とそれを備えた座椅子に関し、たとえば、座椅子の座部と背もたれ部との間の開閉角度を調整するために用いられる回動角度調整装置に関するものである。
この種の回動角度調整装置は、従来から、図7に示されるような構造を有する。図7に示されるように、和室で使用される座椅子には、座部100に対して背もたれ部200の傾斜角度を調整することができるように角度調整装置2が設けられている。角度調整装置2は、座部100の両側部を支持するように設けられたパイプ201と背もたれ部200の両側部を支持するように設けられたパイプ202との端部を接続するように構成されている。
角度調整装置2に適用される開閉角度調節機構は、たとえば、特開平9−299173号公報、特開平11−37139号公報、特開2001−349351号公報等に開示されているようにラチェット機構を採用している。
このような開閉角度調節機構においては、通常、座椅子の使用者が背もたれ部200を座部100に対して所望の角度に固定して使用している状態では、背もたれ部200は座部100の設置面側(図7では下面側)に向かう方向に(図7では時計回りの方向に)回動せず、座部100の座面側(図7では上面側)に向かう方向(図7では反時計回りの方向に)のみ回動できるように構成されている。この状態で背もたれ部200を座部100の座面側に回動させると、ラチェット歯の溝と係止爪とが順次係合して背もたれ部200の所望の傾斜角度を得ることができる。そして、さらに背もたれ部200を座部100の座面側に倒していくと、ラチェット機構が解除される。ラチェット機構が解除されると、背もたれ部200は、図7において反時計回り、または時計回りのいずれの方向にも回動自在になる。しかし、背もたれ部200を座部100の設置面側に向かう方向に大きく回動させていくと、ラチェット機構が作用するようになる。そして、もとの状態と同じようにして、背もたれ部200を座部100の座面側に回動させながら、所望の角度でラチェット歯の溝と係止爪とが係合して傾斜角度を固定させることができる。
しかしながら、このような従来の開閉角度調節機構の場合、背もたれ部200を座部100の座面側に向かう方向にのみ回動させて背もたれ部200の傾斜角度を順次調整することができるだけである。このため、一度、背もたれ部200を座部100の座面側に近づけるように傾斜角度を調整し固定してしまうと、背もたれ部200を座部100の設置面側に近づけた元の傾斜角度に戻したい場合には、一旦、背もたれ部200を座部100の座面側に倒してラチェット機構を解除する必要がある。さらに、背もたれ部200を座部100の設置面側に向かう方向に大きく回動させてラチェット機構が作用するようにしなければならない。そして、背もたれ部200を座部100の座面側に回動させながら、元の傾斜角度に調整する必要がある。このように、従来の開閉角度調節機構では、反時計回り、または時計回りのいずれの方向にも背もたれ部200を回動させて任意の所望の角度に調整して固定することができないという問題があった。
特開平9−299173号公報 特開平11−37139号公報 特開2001−349351号公報
そこで、この発明の一つの目的は、反時計回り、または時計回りのいずれの方向にも可動部材を回動させて角度を調整して固定することが可能な回動角度調整装置を提供することである。
また、この発明のもう一つの目的は、背もたれ部を反時計回り、または時計回りのいずれの方向にも回動させてその傾斜角度を調整して固定することができるとともに、座椅子の座部と背もたれ部との間の開閉角度を調整するのに適した回動角度調整装置を提供することである。
この発明に従った回動角度調整装置は、第1と第2の回動軸と、第1と第2の可動部材と、係止部材と、付勢部材とを備える。第1の回動軸は外周に歯車を有する。第1の可動部材は、第1の回動軸の周りに回動自在に第1の回動軸に連結されている。第2の回動軸は第1の可動部材に取り付けられている。第2の可動部材は、第2の回動軸の周りに回動することができるように第2の回動軸に連結されている。係止部材は、第1の回動軸の歯車を係止することができるように配置された第1と第2の係止爪を有する。また、係止部材は、第2の回動軸の周りに回動することができるように第2の回動軸に連結されている。第1の可動部材は、第2の可動部材に当接して第2の可動部材の一方向への回動を阻止する第1の停止部と、第2の可動部材に当接して一方向と逆の反対方向への第2の可動部材の回動を阻止する第2の停止部とを含む。付勢部材は、第2の可動部材と係止部材との間に配置されている。第2の可動部材が第2の回動軸の周りに一方向へ回動して第1の停止部に当接して停止するとき、第1の係止爪が第1の回動軸の歯車を係止することによって一方向と逆の反対方向への第1の可動部材の回動を阻止するとともに第1の可動部材の一方向への回動を許容するように付勢部材が係止部材を付勢する。また、第2の可動部材が第2の回動軸の周りに一方向と逆の反対方向へ回動して第2の停止部に当接して停止するとき、第2の係止爪が第1の回動軸の歯車を係止することによって第1の可動部材の一方向への回動を阻止するとともに一方向と逆の反対方向への第1の可動部材の回動を許容するように付勢部材が係止部材を付勢する。
この発明に従った回動角度調整装置は上述のように構成されているので、第2の可動部材を一方向に回動させて停止させた場合、第1の係止爪が第1の回動軸の歯車を係止することによって第1の可動部材を一方向に回動させることができるが、一方向と逆の反対方向には回動させることができない。また、第2の可動部材を反対方向に回動させて停止させた場合、第2の係止爪が第1の回動軸の歯車を係止することによって第1の可動部材を反対方向に回動させることができるが、一方向には回動させることができない。このため、第2の可動部材の回動方向を切り替えることによって、第1の可動部材の回動可能方向を切り替えることができるので、一方向または反対方向のいずれの方向にも第1の可動部材を回動させて角度を調整することができる。このとき、第1の可動部材の回動可能方向と逆の方向には第1の可動部材を回動させることができないので、一度、第1の可動部材を回動可能方向に回動させて所定の角度に調整すると、回動可能方向と逆の方向には戻らないように第1の可動部材を所定の角度位置に固定することができる。したがって、反時計回り、または時計回りのいずれの方向にも可動部材を回動させて360度の範囲で角度を調整して固定することが可能となる。
また、第1の可動部材の回動角度の停止位置は、第1または第2の係止爪が第1の回動軸の歯車を係止することによって定めることができる。したがって、歯車の歯のピッチに応じて調整可能な回動角度の間隔を適宜設定することができる。
この発明の回動角度調整装置においては、第1の可動部材は、第1の回動軸の中心と第2の回動軸の中心との間を結ぶ直線に沿って延びるように形成された棒状部材であるのが好ましい。この場合、回動される対象部材の側部等に第1の可動部材を取り付けることができ、装置をコンパクトに構成することができる。
また、この発明の回動角度調整装置においては、係止部材は、第1の回動軸の中心と第2の回動軸の中心との間に配置され、かつ、棒状部材の上の領域の範囲内で回動することができるように設けられているのが好ましい。この場合、第2の可動部材の回動方向の切り替えに伴って移動する係止部材を第1の可動部材の領域の範囲内に収めることができるので、装置をさらにコンパクトに構成することができる。
さらに、この発明の回動角度調整装置においては、係止部材は、第1の回動軸の歯車の歯に近接することができるように互いに間隔をあけて第1と第2の係止爪が形成された一方端部と、第2の回動軸に連結された他方端部とを有するのが好ましい。このようにして、係止部材を第1と第2の回動軸の間に延びるように構成することによって、第2の回動軸に連結された第2の可動部材の回動範囲を相対的に大きくすることができる。このため、係止部材における第1または第2の係止爪の係止または解除に伴う係止部材の相対的に小さな回動範囲を第2の可動部材の相対的に大きな回動範囲に変換することができるので、第2の可動部材を手動で回動させる場合において、より明確な感触で回動方向の切り替えを確認することができる。
この発明の回動角度調整装置においては、第1と第2の係止爪の各々は、第1の回動軸の歯車の一つの歯を挟みかつ二つの歯底に入り込むように形成された少なくとも二つの突出端部を含むのが好ましい。この場合、第1または第2の係止爪が第1の回動軸の歯車を係止する際の強度を高めることができる。したがって、係止部材の耐久性を高めることができる。
この発明の回動角度調整装置においては、第1の可動部材の一方向への回動の許容は、第1の回動部材の歯車の回転が付勢部材による係止部材の付勢に対抗して第1の係止爪を移動させることによって行なわれ、一方向と逆の反対方向への第1の可動部材の回動の許容は、第1の回動部材の歯車の回転が付勢部材による係止部材の付勢に対抗して第2の係止爪を移動させることによって行なわれるのが好ましい。
この発明の回動角度調整装置においては、第1の回動軸と第1の可動部材とはほぼ直交するように配置され、第1と第2の回動軸はほぼ平行になるように配置されているのが好ましい。この場合、座椅子等の側部等の限られた細長い空間に装置を収容して構成することができる。
この発明の回動角度調整装置においては、付勢部材は、一方端が第2の可動部材に取り付けられ、他方端が係止部材に取り付けられた引張ばねであるのが好ましい。
この発明の回動角度調整装置においては、引張ばねの一方端は第2の可動部材の回動につれて第1の可動部材の上の領域の範囲内で移動するように取り付けられ、引張ばねの他方端は係止部材の第1と第2の係止爪との間に取り付けられているのが好ましい。この場合、第2の可動部材の回動方向の切り替えに伴って移動する係止部材を第1の可動部材の領域の範囲内に収めることができるので、装置をコンパクトに構成することができる。
この発明に従った座椅子は、座部と、背もたれ部と、第1と第2の回動軸と、第1と第2の可動部材と、係止部材と、付勢部材とを備える。第1の回動軸は、座部または背もたれ部の一方に取り付けられ、かつ、外周に歯車を有する。第1の可動部材は、座部または背もたれ部の他方に取り付けられ、かつ、第1の回動軸の周りに回動自在に第1の回動軸に連結されている。第2の回動軸は第1の可動部材に取り付けられている。第2の可動部材は、第2の回動軸の周りに回動することができるように第2の回動軸に連結されている。係止部材は、第1の回動軸の歯車を係止することができるように配置された第1と第2の係止爪を有する。また、係止部材は、第2の回動軸の周りに回動することができるように第2の回動軸に連結されている。第1の可動部材は、第2の可動部材に当接して第2の可動部材の一方向への回動を阻止する第1の停止部と、第2の可動部材に当接して一方向と逆の反対方向への第2の可動部材の回動を阻止する第2の停止部とを含む。付勢部材は、第2の可動部材と係止部材との間に配置されている。第2の可動部材が第2の回動軸の周りに一方向へ回動して第1の停止部に当接して停止するとき、第1の係止爪が第1の回動軸の歯車を係止することによって一方向と逆の反対方向への第1の可動部材の回動を阻止するとともに第1の可動部材の一方向への回動を許容するように付勢部材が係止部材を付勢する。また、第2の可動部材が第2の回動軸の周りに一方向と逆の反対方向へ回動して第2の停止部に当接して停止するとき、第2の係止爪が第1の回動軸の歯車を係止することによって第1の可動部材の一方向への回動を阻止するとともに一方向と逆の反対方向への第1の可動部材の回動を許容するように付勢部材が係止部材を付勢する。
この発明の座椅子においては、反時計回りまたは時計回りのいずれの方向にも座部または背もたれ部を回動させて360度の範囲で角度を調整して固定することが可能となる。
以上のように、この発明によれば、反時計回り、または時計回りのいずれの方向にも可動部材を回動させて360度の範囲で角度を調整して固定することが可能な回動角度調整装置を得ることができる。
また、反時計回り、または時計回りのいずれの方向にも座部または背もたれ部を回動させて360度の範囲で角度を調整して固定することが可能な座椅子を得ることができる。
図1は本発明の一つの実施の形態として回動角度調整装置を示す分解斜視図、図2と図3は一方向へ回動可能な状態の回動角度調整装置を示す正面図と側面図、図4と図5は一方向と逆の反対方向へ回動可能な状態の回動角度調整装置を示す正面図と側面図である。
図1に示すように、回動角度調整装置1は、第1の回動軸としてのシャフト10と、第1の可動部材としての棒状プレート20と、第2の回動軸としてのリベット30と、第2の可動部材としてのレバー部材40と、係止部材50と、付勢部材としての引張ばね60とから構成されている。
第1の回動軸としてのシャフト10は円柱状の歯車軸11と円筒状のパイプ12とから構成される。歯車軸11の外周面には歯車13が形成されている。歯車軸11は棒状プレート20の上面から円形の軸穴24に挿入され、棒状プレート20の下面に接するように配置されたパイプ12に挿入されている。歯車軸11の外周面は、たとえば、スポット溶接により、パイプ12の内周面に固着されている。このようにして、第1の可動部材としての棒状プレート20は第1の回動軸としてのシャフト10の周りに回動自在にシャフト10に連結されている。歯車軸11は、たとえば、ボルトを利用してボルトの頭部に歯車13を形成することによって構成してもよい。
第2の回動軸としてのリベット30は、第2の可動部材としてのレバー部材40の円形の軸穴43、係止部材50の円形の軸穴53、間隔プレートとしてのワッシャ70の円形の軸穴73、円形の軸穴23に順に挿入されて、第1の可動部材としての棒状プレート20に取り付けられている。このようにして、第2の可動部材としてのレバー部材40は、第2の回動軸としてのリベット30の周りに回動することができるようにリベット30に連結されている。係止部材50は、第2の回動軸としてのリベット30の周りに回動することができるようにリベット30に連結されている。穴あき円板状のワッシャ70が棒状プレート20と係止部材50との間に配置されることによって、係止部材50が棒状プレート20の上で間隙をあけて円滑に回動できるように構成されている。
棒状プレート20は、第1の回動軸としてのシャフト10の中心、すなわち、円形の軸穴24の中心と、第2の回動軸としてのリベット30の中心、すなわち、円形の軸穴23の中心との間を結ぶ直線に沿って延びるように形成されている。シャフト10と棒状プレート20とはほぼ直交するように配置されている。第1の回動軸としてのシャフト10と第2の回動軸としてのリベット30とはほぼ平行になるように配置されている。
係止部材50は、第1の回動軸としてのシャフト10の中心、すなわち、円形の軸穴24の中心と、第2の回動軸としてのリベット30の中心、すなわち、円形の軸穴23の中心との間に配置されている。係止部材50は、棒状プレート20の上の領域内で回動することができるように設けられている。係止部材50においては、第1の係止爪51と第2の係止爪52とはシャフト10の歯車13を係止することができるように配置されている。係止部材50は、ほぼ二等辺三角形状のプレートから形成され、その二等辺三角形の底辺に相当する一方端部と、頂点に相当する他方端部とを有する。係止部材50の一方端部には、第1の係止爪51と第2の係止爪52とが、歯車13の歯に近接することができるように互いに間隔をあけて形成されている。係止部材50の他方端部は、円形の軸穴53を通じてリベット30に連結されている。第1の係止爪51と第2の係止爪52の各々には、二つの突出部が歯車13の一つの歯を挟み、二つの歯底に入り込むように形成されている。
第1の停止部としてのストッパ部21と第2の停止部としてのストッパ部22とが第1の可動部材としての棒状プレート20の上面から突出するように棒状に形成されている。第2の可動部材としてのレバー部材40の下面のほぼ中央には、板状の当接部41が下方に突出するように形成されている。ストッパ部21は、当接部41に当接してレバー部材40の一方向への回動(図1においては反時計回りの方向への回動)を阻止するように作用する。ストッパ部22は、当接部41に当接して一方向と逆の反対方向へのレバー部材40の回動(図1においては時計回りの方向への回動)を阻止するように作用する。レバー部材40の一方端部にはリベット30を挿入して連結するための円形の軸穴43が平面状のプレートに形成され、他方端部には平面状のプレートに対してほぼ垂直に延びるように形成された操作部45が設けられ、中央部には平面状のプレートの上面から突出した棒状のばね取り付け部44と下面から突出した板状の当接部41とが形成されている。
付勢部材としての引張ばね60はレバー部材40と係止部材50との間に配置されている。引張ばね60の一方端はレバー部材40の上面から突出した棒状のばね取り付け部44に取り付けられ、他方端は係止部材50の上面から突出した棒状のばね取り付け部54に取り付けられている。引張ばね60の一方端が取り付けられたばね取り付け部44は、レバー部材40の回動につれて棒状プレート20の上の領域の範囲内で移動するように設けられている。引張ばね60の他方端が取り付けられたばね取り付け部54は第1の係止爪51と第2の係止爪52との間に位置付けられている。
上述のように構成された回動角度調整装置1を用いて回動角度を調整する場合の動作について説明する。
図2と図3に示すように、第2の可動部材としてのレバー部材40を矢印Qで示す方向(図2において反時計回りの方向)に回動させると、当接部41が第1の停止部としてのストッパ部21に当接して停止する。このとき、レバー部材40の回動に伴って、レバー部材40と係止部材50との間に取り付けられた付勢部材としての引張ばね60が図2に示すように移動する。これは、ばね取り付け部44が第2の回動軸としてのリベット30を中心にして所定の半径で矢印Qに示す方向に回動し、レバー部材40が回動するとともに、ばね取り付け部54が引張ばね60に引っ張られてリベット30を中心にして所定の半径で矢印Pに示す方向(図2において時計回りの方向)に回動し、それによって係止部材50が回動するためである。このとき、係止部材50は矢印Pで示す方向に回動しようとするが、第1の係止爪51が歯車13の歯に係合することにより、その回動が停止する。すなわち、第1の係止爪51が第1の回動軸としてのシャフト10の歯車13を係止する。これにより、歯車13が矢印Qで示す方向に回動することができないので、第1の可動部材としての棒状プレート20は第1の回動軸としてのシャフト10の周りで反対方向の矢印Pで示す方向に回動することができない。この状態で、第1の係止爪51の二つの突出部は歯車13の一つの歯を挟み、かつ、二つの歯底に入り込んでいる。
一方、引張ばね60による係止部材50の付勢に対抗して、第1の回動軸としてのシャフト10の歯車13を矢印Pで示す方向に回転させると、第1の係止爪51を矢印Qで示す方向に回動させることができ、すなわち、係止部材50を矢印Qで示す方向に回動させることができる。歯車13を一つの歯分だけ回転させると、今、第1の係止爪51と噛み合っている歯の頂部が第1の係止爪51を移動させ、隣の歯の頂部が第1の係止爪51に噛み合うようになる。このようにして、歯車13のピッチ分だけ、歯車13を矢印Pで示す方向に回転させることができる。これにより、第1の可動部材としての棒状プレート20は第1の回動軸としてのシャフト10の周りで矢印Qに示す方向に回動することができる。しかし、元の回動位置に戻そうとしても、上述したように歯車13が矢印Qで示す方向に回動することができないので、第1の可動部材としての棒状プレート20は第1の回動軸としてのシャフト10の周りで反対方向の矢印Pで示す方向に回動することができない。
このようにして、第2の可動部材としてのレバー部材40が第2の回動軸としてのリベット30の周りに矢印Qで示す方向へ回動して第1の停止部としてのストッパ部21に当接して停止するとき、第1の係止爪51が第1の回動軸としてのシャフト10の歯車13を係止することによって逆の矢印Pで示す方向への第1の可動部材としての棒状プレート20の回動を阻止するとともに棒状プレート20の矢印Qで示す方向への回動を許容するように付勢部材としての引張ばね60が係止部材50を付勢する。
図4と図5に示すように、第2の可動部材としてのレバー部材40を矢印Pで示す方向(図4において時計回りの方向)に回動させると、当接部41が第2の停止部としてのストッパ部22に当接して停止する。このとき、レバー部材40の回動に伴って、レバー部材40と係止部材50との間に取り付けられた付勢部材としての引張ばね60が図4に示すように移動する。これは、ばね取り付け部44が第2の回動軸としてのリベット30を中心にして所定の半径で矢印Pに示す方向に回動し、レバー部材40が回動するとともに、ばね取り付け部54が引張ばね60に引っ張られてリベット30を中心にして所定の半径で矢印Qに示す方向(図4において反時計回りの方向)に回動し、それによって係止部材50が回動するためである。このとき、係止部材50は矢印Qで示す方向に回動しようとするが、第2の係止爪52が歯車13の歯に係合することにより、その回動が停止する。すなわち、第2の係止爪52が第1の回動軸としてのシャフト10の歯車13を係止する。これにより、歯車13が矢印Pで示す方向に回動することができないので、第1の可動部材としての棒状プレート20は第1の回動軸としてのシャフト10の周りで反対方向の矢印Qで示す方向に回動することができない。この状態で、第2の係止爪52の二つの突出部は歯車13の一つの歯を挟み、かつ、二つの歯底に入り込んでいる。
一方、引張ばね60による係止部材50の付勢に対抗して、第1の回動軸としてのシャフト10の歯車13を矢印Qで示す方向に回転させると、第2の係止爪52を矢印Pで示す方向に回動させることができ、すなわち、係止部材50を矢印Pで示す方向に回動させることができる。歯車13を一つの歯分だけ回転させると、今、第2の係止爪52と噛み合っている歯の頂部が第2の係止爪52を移動させ、隣の歯の頂部が第2の係止爪52に噛み合うようになる。このようにして、歯車13のピッチ分だけ、歯車13を矢印Qで示す方向に回転させることができる。これにより、第1の可動部材としての棒状プレート20は第1の回動軸としてのシャフト10の周りで矢印Pに示す方向に回動することができる。しかし、元の回動位置に戻そうとしても、上述したように歯車13が矢印Pで示す方向に回動することができないので、第1の可動部材としての棒状プレート20は第1の回動軸としてのシャフト10の周りで反対方向の矢印Qで示す方向に回動することができない。このようにして、第2の可動部材としてのレバー部材40が第2の回動軸としてのリベット30の周りに矢印Pで示す方向へ回動して第2の停止部としてのストッパ部22に当接して停止するとき、第2の係止爪52が第1の回動軸としてのシャフト10の歯車13を係止することによって逆の矢印Qで示す方向への第1の可動部材としての棒状プレート20の回動を阻止するとともに棒状プレート20の矢印Pで示す方向への回動を許容するように付勢部材としての引張ばね60が係止部材50を付勢する。
この発明の回動角度調整装置1は上述のように構成されているので、第2の可動部材としてのレバー部材40を矢印Qで示す方向に回動させて停止させた場合、第1の係止爪51が第1の回動軸としてのシャフト10の歯車13を係止することによって第1の可動部材としての棒状プレート20を矢印Qで示す方向に回動させることができるが、逆の矢印Pで示す方向には回動させることができない。また、レバー部材40を矢印Pで示す方向に回動させて停止させた場合、第2の係止爪52がシャフト10の歯車13を係止することによって棒状プレート20を矢印Pで示す方向に回動させることができるが、矢印Qで示す方向には回動させることができない。このようにして、レバー部材40の回動方向を切り替えることによって、棒状プレート20の回動可能方向をレバー部材40の回動方向と同一の方向に切り替えることができるので、矢印Pで示す方向または矢印Qで示す方向のいずれの方向にも棒状プレート20を回動させて角度を調整することができる。このとき、棒状プレート20の回動可能方向と逆の方向には棒状プレート20を回動させることができないので、一度、棒状プレート20を回動可能方向に回動させて所定の角度に調整すると、回動可能方向と逆の方向には戻らないように棒状プレート20を所定の角度位置に固定することができる。したがって、反時計回り、または時計回りのいずれの方向にも可動部材を回動させて360度の範囲で角度を調整して固定することが可能となる。
また、棒状プレート20の回動角度の停止位置は、第1の係止爪51または第2の係止爪52が歯車13を係止することによって定めることができる。したがって、歯車13の歯のピッチに応じて調整可能な回動角度の間隔を適宜設定することができる。上記の実施の形態の場合、歯車13の歯のピッチ角度は15°であるので、360°の範囲内で24段階に回動角度を調整することができる。
上記の実施の形態の回動角度調整装置1においては、第1の可動部材としての棒状プレート20は第1の回動軸としてのシャフト10の中心と第2の回動軸としてのリベット30の中心との間を結ぶ直線に沿って延びるように形成されている。このため、回動される対象部材、たとえば、座椅子の座部または背もたれ部の枠材、側部等に棒状プレート20を取り付けることができ、装置をコンパクトに構成することができる。
また、上記の実施の形態の回動角度調整装置1においては、係止部材50は第1の回動軸としてのシャフト10の中心と第2の回動軸としてのリベット30の中心との間に配置され、棒状プレート20の上の領域の範囲内で回動することができるように設けられている。このため、第2の可動部材としてのレバー部材40の回動方向の切り替えに伴って移動する係止部材50を棒状プレート20の領域の範囲内に収めることができ、装置をさらにコンパクトに構成することができる。
さらに、上記の実施の形態の回動角度調整装置1においては、係止部材50は、第1の回動軸としてのシャフト10の歯車13の歯に近接することができるように互いに間隔をあけて第1の係止爪51と第2の係止爪52が形成された一方端部と、第2の回動軸としてのリベット30に連結された他方端部とを有する。このようにして、係止部材50を第1と第2の回動軸の間に延びるように構成することによって、第2の回動軸に連結された第2の可動部材としてのレバー部材40の回動範囲を相対的に大きくすることができる。このため、係止部材50における第1の係止爪51または第2の係止爪52の係止または解除に伴う係止部材50の相対的に小さな回動範囲をレバー部材40の相対的に大きな回動範囲に変換することができるので、レバー部材40を手動で回動させる場合において、より明確な感触で回動方向の切り替えを確認することができる。
上記の実施の形態の回動角度調整装置1においては、第1の係止爪51と第2の係止爪52の各々は、第1の回動軸としてのシャフト10の歯車13の一つの歯を挟みかつ二つの歯底に入り込むように形成された少なくとも二つの突出端部を含む。これにより、第1の係止爪51または第2の係止爪52が歯車13を係止する際の強度を高めることができる。したがって、係止部材50の耐久性を高めることができる。
上記の実施の形態の回動角度調整装置1においては、第1の回動軸としてのシャフト10と第1の可動部材としての棒状プレート20とはほぼ直交するように配置され、第1の回動軸としてのシャフト10と第2の回動軸としてのリベット30はほぼ平行になるように配置されている。このように構成することによって、座椅子等の座部または背もたれ部の軸部、枠部、側部等の限られた細長い空間に装置を収容して構成することができる。
上記の実施の形態の回動角度調整装置1においては、付勢部材としての引張ばね60は、一方端が第2の可動部材としてのレバー部材40に取り付けられ、他方端が係止部材50に取り付けられている。引張ばね60の一方端はレバー部材40の回動につれて棒状プレート20の上の領域の範囲内で移動するように取り付けられ、引張ばね60の他方端は係止部材50の第1の係止爪51と第2の係止爪52との間に取り付けられている。このように構成することによって、レバー部材40の回動方向の切り替えに伴って移動する係止部材50を棒状プレート20の領域の範囲内に収めることができるので、装置をコンパクトに構成することができる。
上記の実施の形態では、当接部41とばね取り付け部44とをレバー部材40の中央部に設けているが、一方端部または他方端部に設けてもよい。また、当接部41は、レバー部材40を構成する平板状のプレートを一方端部または他方端部で下方に折り曲げることによって形成してもよい。さらに、操作部45をレバー部材40の他方端部に設けているが、一方端部または中央部に設けてもよい。操作部45を平板状のプレートの上面から上方にほぼ垂直に延びるように形成しているが、下方に延びるように形成してもよく、平板状のプレートを第2の回動軸としてのリベット30の中心から離れるように延ばして形成してもよい。いずれにしても、回動角度調整装置1を取り付ける対象の部材、器具、装置等の形状に応じて、レバー部材40の形状を変更すればよい。
上記の実施の形態では、係止部材50をほぼ二等辺三角形状に形成したが、これに限定されるものではない。また、第1の回動軸としてのシャフト10を円柱状の歯車軸11と円筒状のパイプ12から構成しているが、一体物の軸材に歯車13をキー等で固着してもよく、回動角度調整装置1を取り付ける対象の部材、器具、装置等の形状に応じて、シャフト10の構成、形状を変更すればよい。さらに、第2の回動軸はリベット30を採用しているが、その周りを回動可能なピン等の種々の棒状部材であればよい。
図6は、上述のように構成された回動角度調整装置1を適用した一つの例として座椅子の回動部のみを示す概略的な側面図である。
図6に示すように、第1の回動軸としてのシャフト10は座部100に取り付けられている。第1の可動部材としての棒状プレート20は背もたれ部200に取り付けられている。図6においては第2の可動部材としてのレバー部材40を矢印Qで示す方向に回動されているので、背もたれ部200の表背もたれ面210を座部100の表座面110に向かう方向に回動させることができ、所望の位置で固定することができる。この状態でレバー部材40を矢印Pで示す方向に回動させると、背もたれ部200の裏背もたれ面220を座部100の裏座面120に向かう方向に回動させることができ、所望の位置で固定することができる。
したがって、座椅子において、反時計回りまたは時計回りのいずれの方向にも座部100または背もたれ部200を回動させて360度の範囲で角度を調整して固定することが可能となる。また、一度、背もたれ部200を座部100の表座面110側に近づけるように傾斜角度を調整し固定してしまっても、レバー部材40の回動方向を切り替えることによって、背もたれ部200の表背もたれ面210を座部100の表座面110から遠ざけた元の傾斜角度に容易に戻すことができる。さらに、表座面110と表背もたれ面210を同種の一つの色またはデザイン等、または互いに調和のとれた色またはデザイン等で構成し、裏座面120と裏背もたれ面220を上記と異なる色またはデザイン等、または上記と異なる互いに調和のとれた色またはデザイン等で構成することにより、表座面110と表背もたれ面210とが向かい合う方向で座椅子を使用することができるとともに、裏座面120と裏背もたれ面220とが向かい合う方向でも座椅子を使用することもできる。すなわち、いわゆるリバーシブルの形態で座椅子を構成することができる。これにより、360度の範囲内でいかなる傾斜角度でも座椅子を使用することができる。
なお、上記の実施の形態では、本発明の回動角度調整装置の適用例として座椅子の座部と背もたれ部との間の開閉角度を調整するために用いた例を示したが、これに限定されるものではない。本発明の回動角度調整装置は、折り曲げ動作、開閉動作、回動角度の調整動作を伴う種々の機械、器具、装置等に適用することができる。
以上に開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考慮されるべきである。本発明の範囲は、以上の実施の形態ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての修正や変形を含むものである。
本発明の一つの実施の形態として回動角度調整装置を示す分解斜視図である。 一方向へ回動可能な状態の回動角度調整装置を示す正面図である。 一方向へ回動可能な状態の回動角度調整装置を示す側面図である。 一方向と逆の反対方向へ回動可能な状態の回動角度調整装置を示す正面図である。 一方向と逆の反対方向へ回動可能な状態の回動角度調整装置を示す側面図である。 回動角度調整装置を適用した一つの例として座椅子の回動部のみを示す概略的な側面図である。 従来の一般的な座椅子を示す斜視図である。
符号の説明
1:回動角度調整装置、10:第1の回動軸としてのシャフト、13:歯車、20:第1の可動部材としての棒状プレート、21:第1の停止部としてのストッパ部、22:第2の停止部としてのストッパ部、30:第2の回動軸としてのリベット、40:第2の可動部材としてのレバー部材、41:当接部、44:ばね取り付け部、50:係止部材、51:第1の係止爪、52:第2の係止爪、54:ばね取り付け部、60:付勢部材としての引張ばね、100:座部、200:背もたれ部。

Claims (10)

  1. 外周に歯車を有する第1の回動軸と、
    前記第1の回動軸の周りに回動自在に前記第1の回動軸に連結された第1の可動部材と、
    前記第1の可動部材に取り付けられた第2の回動軸と、
    前記第2の回動軸の周りに回動することができるように前記第2の回動軸に連結された第2の可動部材と、
    前記第1の回動軸の歯車を係止することができるように配置された第1と第2の係止爪を有し、かつ、前記第2の回動軸の周りに回動することができるように前記第2の回動軸に連結された係止部材とを備え、
    前記第1の可動部材は、前記第2の可動部材に当接して前記第2の可動部材の一方向への回動を阻止する第1の停止部と、前記第2の可動部材に当接して前記一方向と逆の反対方向への前記第2の可動部材の回動を阻止する第2の停止部とを含み、さらに、
    前記第2の可動部材と前記係止部材との間に配置された付勢部材とを備え、
    前記第2の可動部材が前記第2の回動軸の周りに前記一方向へ回動して前記第1の停止部に当接して停止するとき、前記第1の係止爪が前記第1の回動軸の歯車を係止することによって前記一方向と逆の反対方向への前記第1の可動部材の回動を阻止するとともに前記第1の可動部材の前記一方向への回動を許容し、かつ、前記第2の可動部材が前記第2の回動軸の周りに前記一方向と逆の反対方向へ回動して前記第2の停止部に当接して停止するとき、前記第2の係止爪が前記第1の回動軸の歯車を係止することによって前記第1の可動部材の前記一方向への回動を阻止するとともに前記一方向と逆の反対方向への前記第1の可動部材の回動を許容するように、前記付勢部材が前記係止部材を付勢する、回動角度調整装置。
  2. 前記第1の可動部材は、前記第1の回動軸の中心と前記第2の回動軸の中心との間を結ぶ直線に沿って延びるように形成された棒状部材である、請求項1に記載の回動角度調整装置。
  3. 前記係止部材は、前記第1の回動軸の中心と前記第2の回動軸の中心との間に配置され、かつ、前記棒状部材の上の領域の範囲内で回動することができるように設けられている、請求項2に記載の回動角度調整装置。
  4. 前記係止部材は、前記第1の回動軸の歯車の歯に近接することができるように互いに間隔をあけて前記第1と第2の係止爪が形成された一方端部と、前記第2の回動軸に連結された他方端部とを有する、請求項3に記載の回動角度調整装置。
  5. 前記第1と第2の係止爪の各々は、前記第1の回動軸の歯車の一つの歯を挟みかつ二つの歯底に入り込むように形成された少なくとも二つの突出端部を含む、請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載の回動角度調整装置。
  6. 前記第1の可動部材の前記一方向への回動の許容は、前記第1の回動部材の歯車の回転が前記付勢部材による前記係止部材の付勢に対抗して前記第1の係止爪を移動させることによって行なわれ、前記一方向と逆の反対方向への前記第1の可動部材の回動の許容は、前記第1の回動部材の歯車の回転が前記付勢部材による前記係止部材の付勢に対抗して前記第2の係止爪を移動させることによって行なわれる、請求項1から請求項5までのいずれか1項に記載の回動角度調整装置。
  7. 前記第1の回動軸と前記第1の可動部材とはほぼ直交するように配置され、前記第1と第2の回動軸はほぼ平行になるように配置されている、請求項1から請求項6までのいずれか1項に記載の回動角度調整装置。
  8. 前記付勢部材は、一方端が前記第2の可動部材に取り付けられ、他方端が前記係止部材に取り付けられた引張ばねである、請求項1から請求項7までのいずれか1項に記載の回動角度調整装置。
  9. 前記引張ばねの一方端は前記第2の可動部材の回動につれて前記第1の可動部材の上の領域の範囲内で移動するように取り付けられ、前記引張ばねの他方端は前記係止部材の第1と第2の係止爪との間に取り付けられている、請求項8に記載の回動角度調整装置。
  10. 座部と背もたれ部とを備えた座椅子であって、
    前記座部または前記背もたれ部の一方に取り付けられ、かつ、外周に歯車を有する第1の回動軸と、
    前記座部または前記背もたれ部の他方に取り付けられ、かつ、前記第1の回動軸の周りに回動自在に前記第1の回動軸に連結された第1の可動部材と、
    前記第1の可動部材に取り付けられた第2の回動軸と、
    前記第2の回動軸の周りに回動することができるように前記第2の回動軸に連結された第2の可動部材と、
    前記第1の回動軸の歯車を係止することができるように配置された第1と第2の係止爪を有し、かつ、前記第2の回動軸の周りに回動することができるように連結された係止部材とを備え、
    前記第1の可動部材は、前記第2の可動部材に当接して前記第2の可動部材の一方向への回動を阻止する第1の停止部と、前記第2の可動部材に当接して前記一方向と逆の反対方向への前記第2の可動部材の回動を阻止する第2の停止部とを含み、さらに、
    前記第2の可動部材と前記係止部材との間に配置された付勢部材とを備え、
    前記第2の可動部材が前記第2の回動軸の周りに前記一方向へ回動して前記第1の停止部に当接して停止するとき、前記第1の係止爪が前記第1の回動軸の歯車を係止することによって前記一方向と逆の反対方向への前記第1の可動部材の回動を阻止するとともに前記第1の可動部材の前記一方向への回動を許容し、かつ、前記第2の可動部材が前記第2の回動軸の周りに前記一方向と逆の反対方向へ回動して前記第2の停止部に当接して停止するとき、前記第2の係止爪が前記第1の回動軸の歯車を係止することによって前記第1の可動部材の前記一方向への回動を阻止するとともに前記一方向と逆の反対方向への前記第1の可動部材の回動を許容するように、前記付勢部材が前記係止部材を付勢する、座椅子。
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