JP2007192516A - 陶芸窯の炉壁の構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】 方形状の炉壁を備えた陶芸窯において、左右両側壁と背壁との接合部の耐久性を向上させ、長期にわたって高信頼性を維持できる炉壁の構造を提供することを目的とする。
【解決手段】 連結部Rにおける両側壁8、16と背壁18との端部が、相対向し焼成室Qの内方から外方に傾斜する斜面状に形成され、背壁18が両側壁8、16に向かってスライドして両側壁8、16の端部に背壁18の両端部が嵌合するように構成され、且つ、両側壁8、16と背壁18の斜面同士が圧着するように背壁18を両側壁8、16に向って付勢するボルト31を備え、ボルト31を回転して付勢力を調整できるように構成されている。
【選択図】 図3
【解決手段】 連結部Rにおける両側壁8、16と背壁18との端部が、相対向し焼成室Qの内方から外方に傾斜する斜面状に形成され、背壁18が両側壁8、16に向かってスライドして両側壁8、16の端部に背壁18の両端部が嵌合するように構成され、且つ、両側壁8、16と背壁18の斜面同士が圧着するように背壁18を両側壁8、16に向って付勢するボルト31を備え、ボルト31を回転して付勢力を調整できるように構成されている。
【選択図】 図3
Description
本発明は、陶芸作品を焼成する陶芸窯における炉壁の構造に関する。
従来、焼成室を備えた焼成炉において、焼成室の周壁が、複数の耐熱煉瓦をモルタールを介して積み重ね、接着して構成されたものがある(例えば、特許文献1、2参照)。また、この焼成炉において、焼成室が方形状に構成されて、周壁を構成する両側壁と背壁の互いの端部がモルタールで接着されているものがある。
そして、陶芸窯は、陶芸作品の素焼き、本焼き、上絵素焼き等の各種の焼成に用いられ、焼成炉を構成する炉壁に繰り返し熱負荷を受けるので、炉壁には熱負荷に対する耐久性が要求されている。
特開2003−193059号公報
特開2000−256715号公報
特開平6−147772号公報
しかしながら、側壁と背壁とをモルタルを用いて接着して方形状の炉壁を形成した陶芸窯によれば、陶芸作品の焼成に伴う熱負荷によって、側壁と背壁との接合を損なう虞があり、さらに改善の余地があった。
つまり、従来の陶芸窯は、特に方形状に形成された焼成炉において、焼成に伴って炉壁を構成する煉瓦に熱膨張や熱収縮が繰り返されて、側壁と背壁との接合部に剥離、亀裂、間隙等の損傷が生じる虞があった。
そこで、本発明は、方形状の炉壁を備えた陶芸窯において、左右両側壁と背壁との接合部の耐久性を向上させ、長期にわたって高信頼性を維持できる炉壁の構造を提供する。
かかる目的を達成するためになされた請求項1に記載の発明は、左右の両側壁と該両側壁に直交する背壁とを連結して方形状の焼成室を備えた陶芸窯の炉壁の構造において、前記連結部における前記両側壁と前記背壁との端部が、相対向し焼成室の内方から外方に傾斜する斜面状に形成され、前記背壁が前記両側壁に向かってスライドして前記両側壁の端部に前記背壁の両端部が嵌合するように構成され、且つ、前記両側壁と前記背壁の斜面同士が圧着するように前記背壁を前記両側壁に向って付勢する付勢部材を備え、前記付勢部材が前記付勢力を調整できるように構成されていることを特徴とする。
請求項1に記載の陶芸窯の炉壁の構造によれば、連結部における両側壁と背壁との端部が、相対向し焼成室の内方から外方に傾斜する斜面状に形成され、背壁が両側壁に向かってスライドして両側壁の端部に背壁の両端部が嵌合するように構成され、且つ、両側壁と背壁の斜面同士が圧着するように背壁を両側壁に向って付勢する付勢部材を備え、付勢部材が付勢力を調整できるように構成されているので、左右両側壁と背壁との接合部の耐久性を向上させ、長期にわたって高信頼性を維持できる。
つまり、請求項1に記載の陶芸窯の炉壁の構造によれば、背壁を両側壁に向って付勢する付勢力を調整できるので、両側壁と背壁との接合部に剥離、亀裂、間隙等の損傷が生じることがないように付勢力を調整し、接合部の耐久性を向上できる。また、請求項1に記載の陶芸窯の炉壁の構造によれば、繰り返して熱負荷を受けることによって両側壁と背壁との接合部に熱膨張及び収縮が発生しても、付勢部材の付勢力を調整して接合部の間隙や損傷の発生を低減することができる。
また、請求項1に記載の陶芸窯の炉壁の構造は、請求項2に記載の発明のように、前記両側壁の斜面と前記背壁の斜面との間に柔軟性を有する断熱材が備えることにより、両側壁と背壁との接合部の密閉度を向上できるとともに機械的応力を緩和でき、長期にわたって接合部及び炉壁の耐久性を維持できる。
また、請求項2に記載の陶芸窯の炉壁の構造は、請求項3に記載の発明のように、前記断熱材をセラミックファイバーから成るウール材で構成することにより、接合部における耐熱性及び断熱性を良好に維持できる。
また、前請求項1乃至請求項3の何れか記載の陶芸窯の炉壁の構造は、請求項4に記載の発明のように、前記背壁が、上下に積み重ねられた複数の煉瓦と、前記複数の煉瓦の外周面に積層された耐熱ボードとによって構成され、前記付勢部材が、前記耐熱ボードを前記両側壁に向かって付勢するように構成されていることにより、付勢部材によって直接煉瓦を付勢するよりも、付勢部材によって煉瓦に加えられる局部的な応力を緩和できて、炉壁の耐久性を良好に維持できる。
また、請求項4に記載の陶芸窯の炉壁の構造は、請求項5に記載の発明のように、前記付勢部材が、軸方向が前記耐熱ボードの外面に沿って配設された梁部材と、当該陶芸窯の本体に羅合して支持され、その先端が前記梁部材に対向する位置に設けられた複数のボルトとを備え前記ボルトを回転させることによって、前記梁部材を前記背壁に付勢するように構成されていることにより、背壁を両側壁に向かって付勢でき、その付勢力を自在に調整できる。
本発明の陶芸窯の炉壁の構造は、連結部における両側壁と背壁との端部が、焼成室の内方から外方に向かって広がる斜面を成して構成され、背壁が両側壁に向かってスライド自在に支持され、両側壁と背壁の斜面同士が当接するように、背壁を両側壁に向って付勢する付勢部材を備え、付勢部材が付勢力を調整できるように構成されているので、両側壁と背壁との接合部の耐久性を向上させ、長期にわたって高信頼性を維持できる。
つまり、本発明の陶芸窯の炉壁の構造は、背壁を前記両側壁に向って付勢する付勢力を調整できるので、両側壁と背壁との接合部に剥離、亀裂、間隙等の損傷が生じることがないように付勢力を調整し、接合部の耐久性を向上できる。また、本発明の陶芸窯の炉壁の構造は、、繰り返して熱負荷を受けることによって両側壁と背壁との接合部に熱膨張及び収縮が発生しても、付勢部材の付勢力を調整して接合部の間隙や損傷の発生を低減することができる。
また、本発明の陶芸窯の炉壁の構造は、両側壁の斜面と背壁の斜面との間に柔軟性を有する断熱材が備えることにより、両側壁と背壁との接合部における密閉度を向上できるとともに機械的応力を緩和でき、長期にわたって接合部及び炉壁の耐久性を維持できる。また、この際、断熱材をセラミックファイバーから成るウール材で構成することにより、接合部における断熱性及び耐熱性を良好に維持できる。
また、本発明の陶芸窯の炉壁の構造は、背壁が、上下に積み重ねられた複数の煉瓦と、複数の煉瓦の外周面に積層された耐熱ボードとによって構成され、付勢部材が、耐熱ボードを両側壁に向かって付勢するように構成されていることにより、付勢部材によって直接煉瓦を付勢するよりも、付勢部材によって煉瓦に加えられる局部的な応力を緩和できて、炉壁の耐久性を良好に維持できる。
また、本発明の陶芸窯の炉壁の構造は、付勢部材が、軸方向が耐熱ボードの外面に沿って配設された梁部材と、当該陶芸窯の本体に羅合して支持され、その先端が梁部材に対向する位置に設けられた複数のボルトとを備えボルトを回転させることによって、梁部材を前記背壁に付勢するように構成されていることにより、背壁を両側壁に向かって付勢でき、その付勢力を自在に調整できる。
次に、本発明の陶芸用電気窯の一実施例を図面にもとづいて説明する。図1は、本発明の一実施例の陶芸窯の扉の構造が適用された陶芸用電気窯の正面図、図2は、同実施例の陶芸用電気窯の右側面図、図3は、図1中のX−X断面図、図4は、同実施例の陶芸用電気窯の左側面図、図5は、同実施例の陶芸用電気窯における背面方向から外装部材を外して表した背面図、図6は、図5中のY−Y断面図である。
図1〜図4に表したように、陶芸用電気窯1は、正面側方を開口して方形状に形成された焼成炉2、焼成炉2の側部に開閉自在に装着された横扉(本発明における扉である。)3、横扉3内に収納されて焼成炉2内の温度を制御する温度制御装置4、焼成炉2を床面に支持する脚体5、ガス抜き孔9、焼成炉2内に還元ガスを噴射するバーナ装置50等を備えている。
焼成炉2は、その外周に沿って格子状に組まれた支柱24によって支持され、耐熱ボード22、23が、間隙Sを介して、外装部材27、28、29、30により覆われている。
また、図3に表したように、陶芸用電気窯1は、焼成炉2内に温度制御装置4を介して通電され、発熱して焼成炉2内を加熱する電気ヒータ6a、6b、6cを備えている。電気ヒータ6a、6b、6cは、アルムニウムとクロムの合金線(パイロマックス)を螺旋状に巻いて形成され、電気ヒータ6aが焼成炉2の側壁8、16に沿って配設され、電気ヒータ6bが焼成炉2の底壁に沿って配設され、電気ヒータ6cが横扉3の内壁に沿って配設されている。
図2、図4に表したように、外装部材27、28には、複数の通気孔27g、28g等が形成され、外装部材29、30にも図示されない通気孔が形成されている。また、図2に表したように、右側壁側における間隙S内には温度制御装置4を作動させるための電気回路部品32が収納され、電気回路部品32が、ケーブル33を介して、温度制御装置4に接続されている。
図2に表したように、横扉3は、一端が、焼成炉2に固定された上下二つの軸受け10、11に、支軸7を介して図3中R方向に揺動自在に係合し、他端側には、オペレータが扉3を開閉する際に把持する取手(図1中の符号12)が備えられている。
また、図1に表したように、横扉3は、焼成炉2の開口部を閉鎖する際に、ハンドル13、14によって、そのロック及び解除が成されるように構成されている。詳しくは、横扉3は、ハンドル13、14が支軸15に揺動自在(図3のU方向に揺動する。)に係合しており、オペレータが、焼成炉2の開口部の閉鎖位置において、ハンドル13、14を支軸15を支点にして前方向に揺動させ、横扉3から突出した係止片(図4中の符号20)にハンドル13、14を係合させることによりロックされ、一方、ハンドル13、14を後方向に揺動させることにより、ロックが解除されるように構成されている。
また、図3に表したように、横扉3は、厚み方向の内方に位置する第一の扉3Aと外方に位置する第二の扉3Bとによって構成され、第一の扉3Bの内壁に沿って電気ヒータ6cが装着されると共に、第二の扉3Bに温度制御装置4が装着されている。
第一の扉3Aは、圧延鋼板からなる金属枠17内に、耐熱ボード37、38が積層され、且つ、耐熱ボード37を介して焼成炉2側に、耐火煉瓦40が積層され、耐火煉瓦40に形成した溝に沿って電熱ヒータ6cが装着されている。また、この電熱ヒータ6cは、ケーブルを介して前述の電気回路部品(図2中の符号32)に接続されている。
また、第二の扉3Bが第一の扉3Aの外面を覆うように箱形に形成されて、温度制御装置4が、第二の扉3B内に収納されてその操作部(図1中の符号4a)が第二の扉3Bの表面から突出するように構成されている。また、第二の扉3Bの底壁及び上壁には、複数の通気孔3gが形成されている。
温度制御装置4は、取り付け金具及びボルトによって第二の扉3Bに着脱自在に固定されている。温度制御装置4は、回路基板が内蔵されて表面には操作部4aが設けられ、操作部4aには、各工程の温度を設定するための温度設定キー、各工程の時間設定キー、スタート/ストップキー等が設けられている。
また、第一の扉3A及び第二の扉3Bは、夫々の一端が焼成炉2に支持された共通の支軸7を介して、焼成炉2に回動自在に係合し、一端を支点に他端側が開放できるように構成されている。詳しくは、第一の扉3Aの一端が、第一の扉3Aに固定された金具3b、3c、3dを介して支軸7に係合し、第二の扉3Bの一端が、第二の扉3Bに固定された金具3e、3fを介して支軸7に回動自在に係合し、支軸7が焼成炉2に固定された軸受け10、11に回動自在に係合している。
また、第一の扉3A及び第二の扉3Bは、夫々の他端が互いにボルト53を介して着脱自在に固定されている。
次に、焼成炉2は、炉壁が左右の両側壁8、16と両側壁8、16に直交する背壁18とを備え、側壁8、16の端部と背壁18の端部とが連結部Rで連結されて、方形状の焼成室Qが構成されている。
また、側壁8、16及び背壁18は、上下に積み重ねられ複数の耐火煉瓦21a〜21gと耐火煉瓦21a〜21gの外面を二重に覆う耐熱ボード22a〜22c、23a〜23cとによって構成され、側壁8、16と背壁18の連結部Rにおいて、側壁8、16側の耐火煉瓦21a、21bの端部と背壁18側の耐火煉瓦21c、21dの端部が相対向し焼成室Qの内方から外方に傾斜する斜面状に形成され、背壁18が両側壁8、16に向かってスライドして両側壁8、16に嵌合するように構成されている。
また、両側壁8、16における耐火煉瓦21a、21bの斜面と背壁18における耐火煉瓦の斜面同士21c、21dが圧着するように、背壁18側の耐熱ボード23cが複数のボルト31によって両側壁8、16に向かって付勢されている。
また、両側壁8、16の耐火煉瓦21a、21bの端部と背壁18の耐火煉瓦21c、21の端部との間にはウール材19が挿入され、ウール材19を介して両側壁8、16の端部と背壁18の端部が嵌合するように構成されている。ウール材19は、セラミックファイバーから成り、柔軟性、断熱性、耐熱性を備えている(所謂、ウール材19は、本発明における柔軟性を有する断熱材である。)。
次に、図5、図6に表したように、陶芸窯1の背面側において、左右両側に支柱24に固定された一対の支持壁25、26と、この一対の支持壁25、26の夫々に固定され、水平方向に対向するように突出する一対の支持具35、36と、軸方向が耐熱ボード23cの外面に沿って水平に配設され、上辺の折り曲げ部34gの内面が支持具35、36に当接して支持された梁部材34と、支持具35、36に羅合してその先端が梁部材に34対向する位置に設けられ、梁部材34を付勢する複数のボルト31とを備え、ボルト31を回転させることによって、耐熱ボード23cを両側壁8、16に向かって付勢できるように構成されている。また、ボルト31は、支持具35、36、支持壁25、26を介して陶芸窯1の本体に羅合して支持されている。
また、梁部材34及び支持具35、36は、上下方向に所定の間隔で複数(本実施例では3ケである。)配設され、夫々に耐熱ボード23cを付勢するボルト31が備えられている。そして、ボルト31を回転させることによって、梁部材34を背壁18に付勢するとともに、その付勢力を調整できるように構成されている。また、図6に表したように、ボルト31には、支持具35、36を介して梁部材34とは反対側にナット39が羅合しており、ナット39を支持部材35、36に締め付けてボルト31の回転を係止できるように構成されている。尚、本発明の付勢部材は、ボルト31、梁部材34、支持具35、36、ナット39等によってその機能が発現される。
次に、前記実施例に記載の陶芸窯1の炉壁の構造の作用、効果を記載する。
実施例に記載の陶芸窯1の炉壁の構造によれば、側壁8、16と背壁18の連結部Rにおいて、側壁8、16側の耐火煉瓦21a、21bの端部と背壁18側の耐火煉瓦21c、21dの端部が相対向し焼成室Qの内方から外方に傾斜する斜面状に形成され、背壁18が両側壁8、16に向かってスライドして両側壁8、16に嵌合するように構成され、耐火煉瓦21a、21bと耐火煉瓦21c、21dの斜面同士が当接するように、背壁18を付勢するボルト31を備え、ボルト31を回転させることにより付勢力を調整できるように構成されているので、両側壁8、16と背壁18との接合部の耐久性を向上させ、長期にわたって高信頼性を維持できる。
つまり、実施例に記載の陶芸窯1の炉壁の構造によれば、ボルト31を介して、背壁18を両側壁8、16に向かって付勢する付勢力を調整できるので、両側壁8、16と背壁18との接合部に剥離、亀裂、間隙等の損傷が生じることがないように付勢力を調整し、接合部の耐久性を向上できる。また、陶芸窯1の炉壁の構造によれば、両側壁8、16と背壁18との連結部R(接合部である)に熱膨張及び収縮が発生しても、ボルト31を回転させて付勢力を調整し、連結部Rにおける間隙や損傷の発生を低減することができる。
また、実施例に記載の陶芸窯1の炉壁の構造によれば、両側壁8、16の斜面と背壁18の斜面との間に柔軟性を有するウール材19(断熱材)を備えているので、両側壁8、16と背壁18との接合部の密閉度を向上できるとともに機械的応力を緩和でき、長期にわたって接合部及び炉壁の耐久性を維持できる。
また、実施例に記載の陶芸窯1の炉壁の構造によれば、ウールがセラミックファイバーで構成されているので、接合部における耐熱性及び断熱性を良好に維持できる。
また、実施例に記載の陶芸窯1の炉壁の構造によれば、背壁18が、上下に積み重ねられた複数の耐火煉瓦21c、21d、21eと、耐火煉瓦21c、21d、21eの外周面に積層された耐熱ボード22c、23cとによって構成され、ボルト31が、耐熱ボード23cを両側壁8、16に向かって付勢するように構成されているので、ボルト31によって耐火煉瓦21c、21d、21eを直接付勢するよりも、ボルト31によって耐火煉瓦21c、21d、21eに加えられる局部的な応力を緩和できて、炉壁の耐久性を良好に維持できる。
また、実施例に記載の陶芸窯1の炉壁の構造によれば、軸方向が耐熱ボード23cの外面に沿って配設された梁部材34と、支持板35、36に羅合して支持され、その先端が梁部材34に対向する位置に設けられた複数のボルト31とを備え、ボルト31を回転させることによって、梁部材34を耐熱ボード23cに向かって付勢するように構成されているので、背壁18を両側壁8、16に向かって付勢でき、その付勢力を自在に調整できる。
1…陶芸用電気窯、2…焼成炉、3…横扉、3A…第一の扉、3B…第二の扉、3b,3c,3d,3e,3f…金具、4…温度制御装置、4a…操作部、5…脚体、6a,6b,6c…電気ヒータ、7…支軸、8,16…側壁、9…ガス抜き孔、10,11…軸受け、12…取手、13,14…ハンドル、15…支軸、17…金属枠、18…背壁、19…ウール材、20…係止片、21a〜21g,40…耐火煉瓦、22a〜22c,23a〜23c…耐熱ボード、24…支柱、25、26…支持壁、27〜30…外装部材、3g,27g,28g,29g,30g…通気孔、32…電気回路部品、31…ボルト、33…ケーブル、34…梁部材、34g…折り曲げ部、35,36…支持具、37,38…耐熱ボード、39…ナット、Q…焼成室、S…間隙、50…バーナ装置、53…ボルト。
Claims (5)
- 左右の両側壁と該両側壁に直交する背壁とを連結して方形状の焼成室を備えた陶芸窯において、
前記連結部における前記両側壁と前記背壁との端部が、相対向し焼成室の内方から外方に傾斜する斜面状に形成され、前記背壁が前記両側壁に向かってスライドして前記両側壁の端部に前記背壁の両端部が嵌合するように構成され、
且つ、前記両側壁と前記背壁の斜面同士が圧着するように前記背壁を前記両側壁に向って付勢する付勢部材を備え、
前記付勢部材が前記付勢力を調整できるように構成されている、
ことを特徴とする陶芸窯の炉壁の構造。 - 前記両側壁の斜面と前記背壁の斜面との間に、柔軟性を有する断熱材が備えられている、
ことを特徴とする請求項1に記載の陶芸窯の炉壁の構造。 - 前記断熱材が、セラミックファイバーから成るウール材である、
ことを特徴とする請求項2に記載の陶芸窯の炉壁の構造。 - 前記背壁が、上下に積み重ねられた複数の煉瓦と、前記複数の煉瓦の外周面に積層された耐熱ボードとによって構成され、
前記付勢部材が、前記耐熱ボードを前記両側壁に向かって付勢するように構成されている、
ことを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか記載の陶芸窯の炉壁の構造。 - 前記付勢部材が、
軸方向が前記耐熱ボードの外面に沿って配設された梁部材と、
当該陶芸窯の本体に羅合して支持され、その先端が前記梁部材に対向する位置に設けられた複数のボルトと、
を備え
前記ボルトを回転させることによって、前記梁部材を前記背壁に付勢するように構成されている、
ことを特徴とする請求項4に記載の陶芸窯の炉壁の構造。
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