JP2010256830A - ドラムユニット及びこれを搭載した画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】製造コストの低廉化及び省スペース化を達成可能なドラムユニット及びこれを搭載した画像形成装置を提供する。
【解決手段】その駆動によって画像形成面(76)に潜像を形成し、潜像がトナーで現像されてトナー像を形成し、転写位置にてトナー像を媒体(12)に転写するドラムユニット(17)であって、画像形成面よりも外側の非画像形成面(78)にて、現像器側との隙間を設定する規制部(26)に当接される感光体ドラム(18)と、非画像形成面に対峙しており、感光体ドラムの回転方向で視て転写位置の下流側にてユニットに設置され、その長手方向が媒体の移動方向に沿って延びた板ばね部材(60)と、板ばね部材にカシメにより固定されており、非画像形成面に付着したトナーを落とすブレード部(70)とを具備する。
【選択図】図6

Description

本発明は、トナー像を媒体に出力するドラムユニット及びこれを搭載した画像形成装置に関するものである。
この種の画像形成装置では電子写真方式が用いられており、帯電器が感光体ドラムを予め帯電し、露光器がドラムの画像形成面に光を照射すると、この画像形成面には静電潜像が形成される。また、現像器はトナーを担持しており、このトナーが静電潜像に付着してトナー像が形成される。そして、このトナー像が用紙に転写及び定着される。
ここで、画像形成装置で次回のトナー像を用紙に転写するためには、前回の転写後に画像形成面を清掃し、残留したトナーを画像形成面から除去する必要がある。
具体的には、感光体ドラムの回転方向で視て媒体との転写位置の下流側には、クリーニングブレードが設けられており、当該ブレードが画像形成面に当接すると、残留したトナーが画像形成面から除去可能になる(例えば、特許文献1参照)。また、この種のクリーニングブレードは現像器にも適用可能である(例えば、特許文献2参照)。
特開平9−258624号公報 特開平8−137248号公報
しかしながら、仮に上記従来の各技術を組み合わせてみても、製造コストの低廉化や省スペース化が困難である。
詳しくは、上記技術のクリーニングブレードは、金属製等の支持部材とゴム製のブレードとで構成されているが、特許文献1によれば、これらの固定には両面テープや瞬間接着剤を用いており、固定までに所定の放置時間やブレードの固定強度の管理を要するからである。なお、これら支持部材とブレードとを熱溶着によって固定する場合にも、やはり予備加熱等の作業期間が別途必要になる。
一方、特許文献2によれば、これらの固定にはビスやスペーサなどが別途必要になって部品点数が増えるし、また、当該構成は、ローラの上方から下方に向けて配置されているため、ユニットの大型化を招く。
さらに、感光体ドラムのうち画像形成面よりも外側には、幅狭の非画像形成面があり、この狭い領域にもトナーが付着する。しかし、当該領域のトナーは幅広の画像形成面の残留トナーとは性質が異なっており、上述したクリーニングブレードを単に利用できず、何等かの措置が別途必要になる。
そこで、本発明の目的は、上記課題を解消し、製造コストの低廉化及び省スペース化を達成可能なドラムユニット及びこれを搭載した画像形成装置を提供することである。
上記目的を達成するための第1の発明は、その駆動によって画像形成面に潜像を形成し、潜像がトナーで現像されてトナー像を形成し、転写位置にて該トナー像を媒体に転写するドラムユニットであって、画像形成面よりも外側の非画像形成面にて、現像器側との隙間を設定する規制部に当接される感光体ドラムと、非画像形成面に対峙しており、感光体ドラムの回転方向で視て転写位置の下流側にてユニットに設置され、その長手方向が媒体の移動方向に沿って延びた板ばね部材と、板ばね部材にカシメにより固定されており、非画像形成面に付着したトナーを落とすブレード部とを具備する。
第1の発明によれば、ドラムユニットの感光体ドラムでは、画像形成面に潜像を形成し、この潜像がトナーで現像されてトナー像を形成するが、この画像形成面よりも外側の非画像形成面は規制部に当接され、現像器側との隙間が設定されている。そして、転写位置にてトナー像を媒体に転写する。
ここで、この非画像形成面には現像器側からのトナーが飛散して付着することがあり、規制部と感光体ドラムとの間に飛散したトナーが入り込んで、現像器と感光体ドラムとの隙間が設定値よりも大きくなってしまう。そのため、この非画像形成面を清掃する必要がある。
そこで、ブレード部が非画像形成面に付着したトナーを落とすものの、このブレード部は、非画像形成面に対峙した板ばね部材にカシメにより固定されているので、熱溶着等によって接着させた従来に比して製造工数が少なくて済むし、ブレード部の固定強度の管理もカシメ状態の寸法管理で済み、製造コストの低廉化を達成可能になる。
しかも、この板ばね部材は、その長手方向が、感光体ドラムの回転方向で視て転写位置の下流側にて、媒体の移動方向に沿って延びているため、従来に比して転写位置の周囲のスペースも少なくて済む。さらに、ブレード部をカウンタ方向で非画像形成面に当接させるため、非画像形成面に付着したトナーを確実に落とすことができる。
第2の発明は、第1の発明の構成において、板ばね部材は、ブレード部の両側面を把持する把持部と、把持部の先端にそれぞれ配置されて対峙した先細り形状の爪部とを備え、把持部及び爪部をブレード部に食い込ませることを特徴とする。
第2の発明によれば、第1の発明の作用に加えてさらに、板ばね部材が先細り形状の爪部を備えていれば、ブレード部を固定し易いし、また、把持部や爪部の双方をブレード部に食い込ませれば、非画像形成面からの反力が作用するブレード部を確実に固定することができる。
第3の発明は、第2の発明の構成において、把持部及び爪部は、ブレード部を保持しつつ、非画像形成面から離間した位置にて板ばね部材に備えられてことを特徴とする。
第3の発明によれば、第2の発明の作用に加えてさらに、把持部や爪部が、ブレード部を固定しつつ、非画像形成面から遠い位置に設けられると、板ばね部材との接触によるドラムの損傷との懸念もない。
第4の発明は、第1から第3の発明の構成において、板ばね部材は、ステンレス製であり、ブレード部は、ポリウレタンゴム製であることを特徴とする。
第4の発明によれば、第1から第3の発明の作用に加えてさらに、板ばね部材がステンレス製であれば、その撓りを利用でき、また、ブレード部がポリウレタンゴム製であれば、非画像形成面に付着したトナーを確実に落とせる。
第5の発明は、第1から第4の発明の構成において、感光体ドラムは、画像形成面に非晶質シリコン系の層を有した感光体ドラムであることを特徴とする。
第5の発明によれば、第1から第4の発明の作用に加えてさらに、非晶質シリコン系の層を有した感光体ドラムは長寿命であるとの長所を有するが、上記板ばね部材及びブレード部によれば、この感光体ドラムの特性を長期間に亘って維持可能になり、この長所を確実に活かすことができる。
第6の発明は、第1から第5の発明のドラムユニットを搭載した画像形成装置であることを特徴とする。
第6の発明によれば、第1から第5の発明の作用に加えてさらに、上述したドラムユニットを搭載すれば、製造コストの低廉化及び省スペース化を図れるので、画像形成装置の製造コストの低廉化及び小型化にも寄与する。
本発明によれば、画像形成面の外側に位置する非画像形成面では、ブレード部が略水平方向に延びた板ばね部材でカシメ固定されているため、製造コストの低廉化及び省スペース化の双方を達成可能なドラムユニット及びこれを搭載した画像形成装置を提供することができる。
本実施例のプリンタの概略構成図である。 図1のドラムユニットの外観斜視図である。 図2のIII−III線から視た矢視断面図である。 図3の現像器と感光体ドラムとの位置説明図である。 図2の両端用クリーニングブレード周辺の拡大図である。 図2の両端用クリーニングブレードの斜視図であり、(a)はそのカシメ前の状態を、(b)はカシメ後の状態を示す図である。 図6(b)のVII−VII線から視た矢視断面図である。
以下、本発明の好適な実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1には、画像形成装置の一例であるカラー印刷可能なプリンタ1の構造が概略的に示されている。同図に示された断面はプリンタ1の左側面からみたものである。このため、プリンタ1の前面は同図中の右側に、背面は左側にそれぞれ位置する。
同図に示されるように、プリンタ1の装置本体2の上方には排紙トレイ36が設けられ、このトレイ36の近傍には、使用者の各種操作に供される複数の操作キーや、各種情報を表示する画面を配置したフロントカバー5が設けられている。
また、この装置本体2の下方には給紙カセット4が配置され、その収容部40には、枚葉の用紙が積層された状態で収納されている。同図で視て収容部40の右上方にはローラ46が設けられる。
そして、用紙は、同図においてカセット4の右上方に向けて送出され、この送出された用紙は、装置本体2の内部でプリンタ1の前面に沿って上方に向けて搬送される。
また、カセット4は、プリンタ1の前面側、つまり、図1において右方向に向けて引き出し可能に構成されており、この引き出した状態にて、カセット4内に新たな用紙を補充したり、用紙を別の種類の用紙に入れ替え可能となる。
装置本体2の内部には、カセット4からの用紙搬送方向で見て下流側に搬送ローラ10、レジストローラ14、画像形成部16及び転写部30が順番に配置されている。
画像形成部16には4個のドラムユニット17が並設され、各ユニット17には感光体ドラム18がそれぞれ設けられている(図2)。このドラム18は回転自在に設置され、図示しない駆動モータによって図1の時計回りにそれぞれ駆動する。また、本実施例のドラム18は、その表面に非晶質シリコン系の層を有したa−Siドラムである。
また、このドラム18とカセット4との間には露光器15が備えられており、この露光器15からは、レーザ光が各ドラム18に向けてそれぞれ照射される(図1,3)。そして、これら図1,3にも示されるように、各ドラム18の周囲の適宜位置には、帯電器20、現像器24、中間転写ローラ13やクリーニング部50がそれぞれ設けられている。なお、この図3では構造の説明上、ドラムユニット17の他、中間転写ベルト(媒体)12や現像器24も示されている。
この帯電器20は、ドラム18に接する帯電ローラ21、及びローラ21の表面を研磨摺擦することによりクリーニングするブラシを備えたローラ22を有し、図2に示されたユニット17のハウジング47の下部に位置し、ドラム18の画像形成面76を一様に帯電させる。
また、図3で視て、現像器24はユニット17の左方にそれぞれ配置され、現像ローラ25を有している。この現像ローラ25は図示しない駆動モータによって同図の反時計回りに駆動する。
再び図1に戻り、中間転写ベルト12は各ドラム18の上方に配置され、この転写ベルト12とトレイ36との間には4個のトナーコンテナ23が配設されている。これら各コンテナ23は、プリンタ1の背面側から前面側に向けて、マゼンタ用、シアン用、イエロー用、そして、ブラック用の順に配設され、このブラック用のコンテナの容量が最も大きく構成されている。
転写部30には転写ローラ31が備えられ、このローラ31は中間転写ベルト12に対して斜め下方から圧接可能に構成されている。
そして、これらベルト12とローラ31とは、4個の各トナーコンテナ23から供給されたトナーを用い、トナー像を用紙に転写するためのニップ部を形成させる。
また、用紙搬送方向で見て転写部30の下流側には、定着部32、排出分岐部34及びトレイ36が順番に配置されている。
本実施例では、転写部30と手差しトレイ3との間に両面印刷ユニット38が形成されている。このユニット38は、排出分岐部34から装置本体2の前面側で分岐して下方に向けて延び、レジストローラ14の上流側に連結している。
ここで、本実施例のクリーニング部50は、図3に示されるように、ドラム18の回転方向で視て中間転写ローラ13との転写位置の下流側にて、画像領域用クリーニングブレード52、摺擦ローラ56、両端用クリーニングブレード58やトナー回収部80を有する。
このローラ56は、図示しない駆動モータによって同図の反時計回りに駆動し、トナー像が転写された後の画像形成面76をトレール方向で摺擦研磨する。
これにより、このローラ56は、画像形成面76の非晶質シリコン系の層に付着する残留トナーなどを除去する。
画像領域用クリーニングブレード52は、ハウジング47に固定される亜鉛鋼板の本体や、この本体に熱溶着されたポリウレタンゴム製のブレード部からなり、ドラム18の回転方向で視てローラ56の下流側にて、ドラム18の回転軸線に沿って配置されており(図3,4)、このブレード部がカウンタ方向で接し、画像形成面76に付着した残留トナーなどを掻き取っている。なお、この図4では摺擦ローラ56やトナー回収部80の図示を省略している。
これら画像領域用クリーニングブレード52や摺擦ローラ56によって画像形成面76から掻き取られた残留トナーは、トナー回収部80のケーシング81に溜まり(図3)、ドラム18の回転軸線方向に沿って延びたスクリュー88によって搬送され、図示しない回収容器に集められる。
なお、画像領域用クリーニングブレード52の長手方向の両側には、フェルトやスポンジのサイドシール部材74がそれぞれ設けられており(図3,4)、このブレード52の掻き取りによって飛散した残留トナーを吸着している。
ところで、上述した画像形成面76は、図3の中間転写ベルト12側から視ると、図4にて矢印で示された領域であり、その外側には非画像形成面78,78がドラム18の全周に亘って存在し、上記のサイドシール部材74は非画像形成面78に対峙している。
一方、この図4に示されるように、現像ローラ25とドラム18とのギャップは、この現像ローラ25に設けられ、ドラム18に連れ回るギャップ規制コロ(規制部)26と非画像形成面78との接触によって設定される。
つまり、非画像形成面78のうち図4に点線で示された領域は、規制コロ26に接する箇所になり、当該箇所にもトナーを付着させないための工夫が必要になる。
そこで、本実施例では両端用クリーニングブレード58,58を設け、非画像形成面78,78に付着したトナーをそれぞれ掻き取っている。
具体的には、現像器24から視て左側に位置する両端用クリーニングブレード58を示した図5の如く、まず、ハウジング47には、ケーシング81の両端付近から水平方向に延びた板状の支持部48が形成され、これらケーシング81と支持部48との境界部分には、垂直方向に延びてからドラム18から離間するように延びた逆L字状の突起部49が形成されている。
一方、この図5の他、現像器24から視て右側に位置する両端用クリーニングブレード58を示した図6のように、本実施例の両端用クリーニングブレード58は、板ばね材として使用され、その厚みが約0.2mm程度のステンレス製のホルダー(板ばね部材)60と、ポリウレタンゴム製のブレード部70と、断面コ字状の係止金具75とで構成されている(図5)。
ホルダー60は、根元部61、可撓部63、及び先端部64からなり、その長手方向が中間転写ベルト12の移動方向(言い換えれば用紙の移動方向)に沿って延び、根元部61の下面は図5の支持部48の上面に対峙している。また、図6で視て根元部61の奥端には、支持部48の後端面に当接する位置決め片62が設けられる。
可撓部63は、この位置決め片62とは反対側の位置で根元部61に連なり、この根元部61の幅よりも狭い幅で形成される。
また、この可撓部63は、逆L字状の突起部49を受容可能であり、可撓部63より幅広で根元部61と同程度の幅を有する先端部64に連なっている。
この先端部64には、ブレード部70が取り付けられる。詳しくは、本実施例のブレード部70は直方体状に形成され、非画像形成面78に接する先端73を有し、この先端73は後端71に対峙しており、これら先端73と後端71とは側面72,72で連なる。
ここで、ホルダー60の先端部64は、ブレード部70の先端73ではなく、後端71の近傍位置にて側面72,72を把持する把持部65,65をそれぞれ有し、この把持部65には先細り形状の爪部66,66が形成されている。これら把持部65は先端部64の長手方向面に対して予め曲げられ、また、爪部66も把持部65に対して予め曲げられている。
そして、図6(a)に示されるように、ブレード部70を把持部65の間に挿入して把持部65の近傍に後端71を配置するように位置を合わせ、把持部65を先端部64の長手方向面からブレード部70に向けてさらに折り曲げる(同図(b))。
次いで、爪部66もまた把持部65からブレード部70に向けてさらに折り曲げて爪部66,66の先端を対峙させ、図7に示される如く、把持部65や爪部66はブレード部70に食い込ませると、ブレード部70は接着剤等を用いることなくカシメのみによりホルダー60に固定される。
続いて、この両端用クリーニングブレード58を、突起部49の側面で可撓部63の側面を案内するように、突起部49の上方から下ろし、次いで、位置決め片62が支持部48に当接するまで図5の左方向に向けて移動させると、突起部49と根元部61とが係合する。
その後、係止金具75を上方から下ろし、この係止金具75で支持部48と位置決め片62とを係止すれば、ブレード部70の先端73が、ドラム18の回転方向で視て上記転写位置よりも下流側の適宜位置にて、非画像形成面78にカウンタ方向で接する。これにより、ブレード部70は、非画像形成面78に付着したトナーを掻き取ることができる。
上記ドラムユニット17を搭載したプリンタ1が印刷を行う際は、カセット4からローラ46により用紙が1枚ずつ分離して送出される。送出された用紙はレジストローラ14に到達する。このローラ14は、用紙の斜め送りを矯正しつつ、画像形成部16で形成されるトナー画像との画像転写タイミングを計りながら、用紙を所定の給紙タイミングにて転写部30へと送出する。
一方、各感光体ドラム18に対しては、まず、各イレーサランプ19が点灯し(図3)、帯電器20がドラム18の画像形成面76をそれぞれ帯電する。次いで、露光器15が画像形成面76にレーザ光をそれぞれ照射すると、各画像形成面76には静電潜像が作られ、この静電潜像から各色のトナー像が形成される。
各トナー画像は転写部30にて用紙に転写される。なお、トナー像の形成時などに非画像形成面78に飛散したトナーや、画像形成面76に残留したトナーはクリーニング部50で除去される。
その後、用紙は未定着トナー画像を担持した状態で定着部32に向けて送られ、この定着部32にて加熱及び加圧され、トナー像が定着される。次いで、定着部32から送出された用紙は排出ローラ35を介して排紙トレイ36に排出され、高さ方向に積層される。
この片面印刷に対し、両面印刷を行う場合には、定着部32から排出された用紙は、排出分岐部34でその搬送方向が切り替えられる。つまり、片面に印刷された用紙は装置本体2内に引き戻され、両面印刷ユニット38に搬送される。続いて、この用紙はレジストローラ14の上流側に向けて送出され、転写部30に向けて再び送られる。これにより、用紙の未だ印刷がされていない方の面にトナー像が転写される。
以上のように、本実施例によれば、ドラムユニット17の感光体ドラム18では、画像形成面76に潜像を形成し、この潜像がトナーで現像されてトナー像を形成されるが、この画像形成面76よりも外側の非画像形成面78はギャップ規制コロ26に当接され、現像ローラ25とのギャップが設定されている。そして、転写位置にてトナー像を中間転写ベルト12に転写する。
ここで、この非画像形成面78には現像ローラ25からのトナーが飛散して付着するし、また、画像形成面76を画像領域用クリーニングブレード52で清掃すると、残留トナーが非画像形成面78に飛散し得ることがあり、このままでは、コロ26とドラム18との間に飛散したトナーが入り込んで、現像器24とドラム18とのギャップが設定値よりも大きくなり、濃度低下や濃度ムラを用紙に生じさせる。そのため、この非画像形成面78を清掃する必要がある。
一方、非画像形成面78は、画像形成面76とは異なり、トナーを常時供給する箇所ではなく、画像領域用クリーニングブレード52を単に非画像形成面78にも延長すると、例えば濡れていないガラスをゴムのブレードで触れた場合と同様に、ブレード鳴きが生じ、ユニット17の信頼性に影響を及ぼす。
そこで、両端用クリーニングブレード58を別途設け、そのブレード部70が非画像形成面78に付着したトナーを掻き落とすものの、このブレード部70は、非画像形成面78に対峙したホルダー60に接着剤等を用いることなくカシメにより固定されている。したがって、熱溶着等によって接着させた従来に比して放置期間等が不要になって製造工数が少なくて済み、ユニット17の製造コストの低廉化を達成可能になる。
また、カシメのみのブレード部70の固定強度は、このカシメ状態を寸法管理することで対応できるのに対し、接着剤を使用した場合は、作業工程の管理や引き剥がし試験が必要になり、手間がかかる。つまり、本実施例によれば、この点もユニット17の製造コストの削減になる。
しかも、このホルダー60は、その長手方向が、ドラム18の回転方向で視て転写位置の下流側にて、中間転写ベルト12の移動方向に沿って延びているため、転写位置の上方に配置させた従来に比して、転写位置の特に上側のスペースも少なくて済み、ユニット17の省スペース化も達成できる。さらに、ブレード部70をカウンタ方向で非画像形成面78に当接させるため、非画像形成面78に付着したトナーを確実に掻き落とすことができる。
また、ホルダー60が先細り形状の爪部66を備えていれば、ブレード部70を固定し易いし、また、把持部65や爪部66の双方をブレード部70に食い込ませれば、非画像形成面78とブレード部70の先端73との接触によって生じた反力が作用するブレード部70を確実に固定することができる。
さらに、把持部65や爪部66が、ブレード部70を固定しつつ、非画像形成面78から遠い位置に設けられると、ホルダー60との接触によるドラム18の損傷との懸念もない。
さらにまた、ホルダー60がステンレス製であれば、その撓りを利用でき、また、ブレード部70がポリウレタンゴム製であれば、非画像形成面78に付着したトナーを確実に掻き落とせる他、画像形成面76を清掃する画像領域用クリーニングブレード52の材料とも一致する。よって、この点も製造コストの低廉化に寄与する。
また、a−Siドラムは長寿命であるとの長所を有するが、上記ホルダー60及びブレード部70によれば、この感光体ドラムの特性を長期間に亘って維持可能になり、この長所を確実に活かすことができる。
さらに、上述したドラムユニット17を搭載すれば、製造コストの低廉化及び省スペース化を図れるので、プリンタ1の製造コストの低廉化及び小型化にも寄与する。
本発明は、上記実施例に限定されず、特許請求の範囲を逸脱しない範囲で種々の変更を行うことができる。
例えば、上記実施例では、トナー像が転写位置にて中間転写ベルトに転写しているものの、このトナー像は、転写位置で用紙に転写するものであっても良い。
また、この実施例では画像形成装置としてプリンタに具現化した例を示しているが、本発明の画像形成装置は、複合機、複写機やファクシミリ等にも当然に適用可能である。
そして、これらいずれの場合にも上記と同様に、製造コストの低廉化及び省スペース化を達成できるとの効果を奏する。
1 プリンタ(画像形成装置)
12 中間転写ベルト(媒体)
17 ドラムユニット
18 感光体ドラム
24 現像器
25 現像ローラ
26 ギャップ規制コロ(規制部)
47 ハウジング
50 クリーニング部
58 両端用クリーニングブレード
60 ホルダー(板ばね部材)
65 把持部
66 爪部
70 ブレード部
71 後端
72 側面
76 画像形成面
78 非画像形成面

Claims (6)

  1. その駆動によって画像形成面に潜像を形成し、該潜像がトナーで現像されてトナー像を形成し、転写位置にて該トナー像を媒体に転写するドラムユニットであって、
    前記画像形成面よりも外側の非画像形成面にて、現像器側との隙間を設定する規制部に当接される感光体ドラムと、
    前記非画像形成面に対峙しており、前記感光体ドラムの回転方向で視て前記転写位置の下流側にて前記ユニットに設置され、その長手方向が前記媒体の移動方向に沿って延びた板ばね部材と、
    該板ばね部材にカシメにより固定されており、前記非画像形成面に付着したトナーを落とすブレード部と
    を具備することを特徴とするドラムユニット。
  2. 請求項1に記載のドラムユニットであって、
    前記板ばね部材は、前記ブレード部の両側面を把持する把持部と、該把持部の先端にそれぞれ配置されて対峙した先細り形状の爪部とを備え、前記把持部及び前記爪部を前記ブレード部に食い込ませることを特徴とするドラムユニット。
  3. 請求項2に記載のドラムユニットであって、
    前記把持部及び前記爪部は、前記ブレード部を保持しつつ、前記非画像形成面から離間した位置にて前記板ばね部材に備えられてことを特徴とするドラムユニット。
  4. 請求項1から3のいずれか一項に記載のドラムユニットであって、
    前記板ばね部材は、ステンレス製であり、前記ブレード部は、ポリウレタンゴム製であることを特徴とするドラムユニット。
  5. 請求項1から4のいずれか一項に記載のドラムユニットであって、
    前記感光体ドラムは、前記画像形成面に非晶質シリコン系の層を有した感光体ドラムであることを特徴とするドラムユニット。
  6. 請求項1から5のいずれか一項に記載のドラムユニットを搭載したことを特徴とする画像形成装置。
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