JP2015134687A - テープ供給方法及びテープ供給装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明のテープ供給方法は、第1レコード巻きテープ10A及び第2レコード巻きテープのうちの一方のレコード巻きテープの外側のテープ端12Aと他方のレコード巻きテープの内側のテープ端12Bとを、テープの表裏を一致させて接続する接続工程と、前記接続工程後に、前記第2レコード巻きテープに接続された側とは反対側の前記第1レコード巻きテープのテープ端12Aから、前記第1レコード巻きテープ及び前記第2レコード巻きテープのテープを供給する供給工程とを有する。
【選択図】図5
Description
このようなテープ供給方法によれば、一度に供給できるテープ長を長くしつつ、レコード巻きテープからテープを直接的に供給できる。
このようなテープ供給装置によれば、一度に供給できるテープ長を長くしつつ、レコード巻きテープからテープを直接的に供給できる。
図1Aは、レコード巻きテープ10の説明図である。
レコード巻きテープ10は、テープ11の側辺(テープ11の幅方向の端)が揃った状態で重ねて巻き回されたテープである。レコード巻きテープ10は、テープ幅と同程度の幅の芯材にテープ11をレコード巻きすることによって製造される場合や、幅広の芯材に幅広の原反を巻き付けたものを所定幅にスリット(裁断)して製造される場合などがある。テープ11は、例えば紙、不織布、樹脂フィルムなどの材質から構成されているが、テープ11の材質はこれらに限られるものではない。
<(1)概要>
図2Aは、第1実施形態のテープ端12の接続方法の説明図である。ここでは、レコード巻きテープ10の載置台20(後述)については考慮しないことにする。以下の説明では、上側のレコード巻きテープ10に関する符号には添字「A」を付し、下側のものには添字「B」を付けることがある。
2個のレコード巻きテープ10を接続した後、上側のレコード巻きテープ10Aの内側のテープ端12A(下側のレコード巻きテープ10Bに接続された側とは反対側のテープ端12A)を上に引き出すことによって、上側のレコード巻きテープ10Aの内側からテープ11Aが供給される。そして、上側のレコード巻きテープ10Aが無くなると、下側のレコード巻きテープ10Bの内側のテープ端12B(上側のレコード巻きテープ10Aに接続されたテープ端12B)が上に引き出され、下側のレコード巻きテープ10Bの内側からテープ11Bが供給される。
図3A〜図3Cは、第1実施形態のテープ端12の接続手順の説明図である。
まず、作業者は、図4A及び図4Bに示すように、上側の載置台20Aにレコード巻きテープ10Aを載置する。このとき、作業者は、図4Aに示すように、このレコード巻きテープ10Aの外側のテープ端12Aを引き出し、このテープ端12Aを上側の載置台20Aの開口部21に通しながら、図4Bに示すように、外側から引き出されたテープ11Aを下面で挟むようにレコード巻きテープ10Aを上側の載置台20Aに載置する。
また、図4Cに示す接続作業では、載置台20の中央付近(開口部21の辺り)で行われることになる。このため、図4Cに示す接続作業では、前述の接続作業(図3C参照)と比べると、載置台20の外側にいる作業者は載置台20の中央付近まで手を伸ばして遠い場所で接続作業を行わねばならないので、作業者に負担がかかる。
このため、図4A〜図4Cに示す接続手順よりも、図3A〜図3Cに示す接続手順を採用する方が望ましい。
図5A〜図5Cは、第1実施形態のテープ11の供給方法の説明図である。ここでは、2個のレコード巻きテープ10は図3Cに示す状態であるが、図4Cに示す状態であっても良い。
このとき、図5Cに示すように、下側のレコード巻きテープ10Bのテープ11Bは、上側の載置台20Aの外側を経由せずに、上側の載置台20Aの内側(開口部21)を通じて供給される。このため、この供給方法によれば、図中の点線で示すように、レコード巻きテープ10の外側に支持部材22を配置して、上側の載置台20Aを下側の載置台20Bで支持することが可能である。
図6は、テープ供給装置30の説明図である。テープ供給装置30は、送出機構32と、載置台20と、回転機構34と、捻れ検出部36と、コントローラー38とを有する。
なお、レコード巻きテープ10からテープ11を引き出す力を、送出ローラー32Aよりも下流側の引張装置(不図示)から付与する代わりに、送出ローラー32Aの回転力から直接的に付与しても良い。この場合、コントローラー38は、送出モーター32Cを駆動して送出ローラー32Aの回転量を制御することによって、テープ11の供給量や供給速度を制御することになる。
図8は、繰り出し距離と許容捻れ回転数との関係を示すグラフである。横軸の繰り出し距離は、レコード巻きテープ10から送出ローラー32Aまでの距離である。縦軸の許容捻れ回転数は、送出ローラー32Aから上流側に捻れが送り出されずに済む回転数である。ここでは、幅20mm、厚さ0.25mmの不織布が用いられている。グラフに示す通り、許容捻れ回転数は、繰り出し距離が長くなるほど、多くなる。この傾向は、テープ11の材質や形状(幅、厚さ)が変更されても、同様である。
このように、送出機構32の上流側でのテープ11の捻れは、ある程度許容されるので、捻れ検出部36による捻れの検出に対する載置台20の回転の応答の遅れは、ある程度許容されている。この結果、送出機構32の上流側のテープ11にある程度の捻れができることがある。但し、送出機構32の送出ローラー32Aと従動ローラー32Bとの間にテープ11が挟まれているため、捻れたテープ11が送出機構32の下流側に供給されることは防止できる。
図9は、テープ11を有する光ケーブル1の断面図である。図10は、テープ供給装置30を用いた光ケーブル1の製造装置40(製造ライン)の工程図である。
上記のケーブル製造方法において、テープ供給装置30に3個のレコード巻きテープ10(押え巻きテープ11)をセットし、上側のレコード巻きテープ10Aの外側のテープ端12Aと下側のレコード巻きテープ10Bの内側のテープ端12Bとをテープ11の表裏を一致させて予め接続した。1個のレコード巻きテープ10は、幅20mm×厚さ0.2mmの不織布で構成されており、テープ長は約4000mであった。これにより、1度に約12000m(=4000m×3個)の押え巻きテープ11をレコード巻きテープ10から直接的に供給できた。
<(2)概要>
図11Aは、第2実施形態のテープ端12の接続方法の説明図である。ここでは、レコード巻きテープ10の載置台20については考慮しないことにする。
2個のレコード巻きテープ10を接続した後、上側のレコード巻きテープ10Aの外側のテープ端12A(下側のレコード巻きテープ10Bに接続された側とは反対側のテープ端12A)を上に引き出すことによって、上側のレコード巻きテープ10Aの外側からテープ11Aが供給される。そして、上側のレコード巻きテープ10Aが無くなると、下側のレコード巻きテープ10Bの外側のテープ端12B(上側のレコード巻きテープ10Aに接続されたテープ端12B)が上に引き出され、下側のレコード巻きテープ10Bの外側からテープ11Bが供給される。
図12A〜図12Cは、第2実施形態のテープ端12の接続手順の説明図である。
まず、作業者は、図12Aに示すように、下側の載置台20Bにレコード巻きテープ10Bを載置する。下側の載置台20Bの中央には上側の載置台20Aを支持するための支持部材23が形成されており、この支持部材23がレコード巻きテープ10Bの中空部を貫通するように、作業者は、下側の載置台20Bにレコード巻きテープ10Bを載置する。レコード巻きテープ10Bの載置後、作業者は、下側の載置台20Bの支持軸に上側の載置台20Aを載置させて支持させる。
図13A及び図13Bは、第2実施形態のテープ11の供給方法の説明図である。
図14A〜図14Cは、第3実施形態のテープ11の供給方法の説明図である。なお、2個のレコード巻きテープ10は、前述の図12A〜図12Cと同様に載置台20に載置されており、予めテープ端12同士が接続されている。
このとき、図14Bに示すように載置台20を上側に移動して、移動前の上側の載置台20Aの高さまで下側の載置台20Bを移動させることが望ましい。つまり、テープ供給装置は、不図示の移動機構によって、上側のレコード巻きテープ10Aのあった位置まで下側のレコード巻きテープ10Bを移動させることが望ましい。これにより、図14Cに示すように、テープ11の供給元の位置が一定になり、テープ11に斜めのクセが付かずに供給できる。
また、第3実施形態によれば、引き出されるテープ11の長さ(テープ11の供給量)に相当する分だけレコード巻きテープ10が確実に回転するため、第1実施形態及び第2実施形態と比べて、テープ11の捻れを確実に生じさせないという利点がある(これに対し、第1実施形態及び第2実施形態では、テープ11の供給量に対するレコード巻きテープ10の回転量に遅れが生じることがあり、テープ11に捻れが生じることがある)。
上記の実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更・改良され得ると共に、本発明には、その等価物が含まれることは言うまでもない。
前述のテープ供給装置は、光ケーブル1の製造に用いられる押え巻きテープ11を供給していた。但し、テープ供給装置は、他の用途に用いられても良い。例えば、テープ供給装置は、包装体の製造に用いられる包装用テープを供給しても良いし、チップ部品の製造に用いられるテープ状のチップ型電子部品収納台紙を供給しても良い。
前述の載置台は、それぞれのレコード巻きテープ10に対して1個ずつ設けられていた。但し、1個の載置台に2以上のレコード巻きテープ10を載置しても良い。この場合、例えば図2Aの上側のレコード巻きテープ10Aを下側のレコード巻きテープ10Bの上面に載置することによって、レコード巻きテープ10を積み重ねると良い。このようにレコード巻きテープ10を直接積み重ねても、図2Bに示す場合と同様に、連続的にテープを供給することが可能である。
3 光ファイバテープ、4 識別糸、
5 抗張力体、6 引き裂き紐、7 外被、
10 レコード巻きテープ(押え巻きテープ)、
11 テープ、12 テープ端、
20 載置台、21 開口部、
22 支持部材、23 支持部材、
30 テープ供給装置、32 送出機構、
32A 送出ローラー、32B 従動ローラー、
32C 送出モーター、34 回転機構、
36 捻れ検出部、36A 案内軸、
36B 案内環、36C 検出センサー、
38 コントローラー、
40 製造装置、41 渦巻き管、
42 SZ分線盤、43 ボビン、
44 バンドル装置、47 押出し装置、48 ドラム
Claims (12)
- 第1レコード巻きテープ及び第2レコード巻きテープのうちの一方のレコード巻きテープの外側のテープ端と他方のレコード巻きテープの内側のテープ端とを、テープの表裏を一致させて接続する接続工程と、
前記接続工程後に、前記第2レコード巻きテープに接続された側とは反対側の前記第1レコード巻きテープのテープ端から、前記第1レコード巻きテープ及び前記第2レコード巻きテープのテープを供給する供給工程と、
を有するテープ供給方法。 - 請求項1に記載のテープ供給方法であって、
前記接続工程において、前記第1レコード巻きテープの外側の前記テープ端と前記第2レコード巻きテープの内側の前記テープ端とを接続し、
前記供給工程において、前記第1レコード巻きテープの内側の前記テープ端から、前記第1レコード巻きテープの前記テープを供給する
ことを特徴とするテープ供給方法。 - 請求項2に記載のテープ供給方法であって、
前記接続工程において、
下側の載置台に載置された前記第2レコード巻きテープの内側から引き出されたテープ端を、上側の載置台の開口部に通し、
前記開口部に通した前記第2レコード巻きテープの前記テープ端を前記第1レコード巻きテープの下面から外側に出した状態で、前記第2レコード巻きテープの前記テープを挟んで前記上側の載置台に前記第1レコード巻きテープを載置し、
前記第1レコード巻きテープの外側の前記テープ端と、前記第1レコード巻きテープの下面から外側に出ている前記第2レコード巻きテープの内側の前記テープ端とを接続する
ことを特徴とするテープ供給方法。 - 請求項1〜3のいずれかに記載のテープ供給方法であって、
前記供給工程において、前記第1レコード巻きテープ及び前記第2レコード巻きテープを回転させながら、前記テープを供給する
ことを特徴とするテープ供給方法。 - 請求項4に記載のテープ供給方法であって、
前記供給工程において、
前記第1レコード巻きテープの上下の面に垂直な方向に引き出された前記テープの捻れを検出し、
前記捻れの検出結果に応じて前記第1レコード巻きテープ及び前記第2レコード巻きテープを回転させる
ことを特徴とするテープ供給方法。 - 請求項5に記載のテープ供給方法であって、
前記第1レコード巻きテープ及び前記第2レコード巻きテープの中空部を貫通する案内軸と、前記案内軸の周囲を囲むように配置された環状の案内環との間に形成された環状の隙間を通じて前記テープが供給されており、
前記環状の隙間における前記テープを検出することによって、前記テープの捻れを検出する
ことを特徴とするテープ供給方法。 - 請求項5又は6に記載のテープ供給方法であって、
前記第1レコード巻きテープ又は前記第2レコード巻きテープから引き出された前記テープを一対のローラーで挟むことによって、前記テープに捻れが生じたときに前記ローラーの上流側に前記捻れを蓄積させる
ことを特徴とするテープ供給方法。 - 請求項4に記載のテープ供給方法であって、
前記供給工程において、
前記第1レコード巻きテープ及び前記第2レコード巻きテープを回転させつつ、前記第1レコード巻きテープの外側から前記第1レコード巻きテープの上下の面に平行な方向に前記テープを引き出し、
前記第1レコード巻きテープが無くなった後、前記第1レコード巻きテープのあった位置まで前記第2レコード巻きテープを移動し、前記第2レコード巻きテープを回転させつつ、前記第2レコード巻きテープの外側から前記テープを引き出す
ことを特徴とするテープ供給方法。 - 第1レコード巻きテープ及び第2レコード巻きテープを載置する載置台と、
テープを送り出す送出機構と
を備えたテープ供給装置であって、
前記載置台に載置された前記第1レコード巻きテープ及び前記第2レコード巻きテープのうちの一方のレコード巻きテープの外側のテープ端と他方のレコード巻きテープの内側のテープ端とが、テープの表裏を一致させて接続されており、
前記送出機構は、前記第2レコード巻きテープに接続された側とは反対側の前記第1レコード巻きテープのテープ端から、前記第1レコード巻きテープ及び前記第2レコード巻きテープのテープを供給する
ことを特徴とするテープ供給装置。 - 請求項9に記載のテープ供給装置であって、
前記第1レコード巻きテープ及び前記第2レコード巻きテープの中空部を貫通する案内軸と、
前記案内軸の周囲を囲むように配置された案内環と、
前記案内軸と前記案内環との間に形成された環状の隙間における前記テープを検出するセンサーと、
前記第1レコード巻きテープ及び前記第2レコード巻きテープを回転させる回転機構と
を備え、
前記第1レコード巻きテープの上下の面に垂直な方向に前記テープを引き出しつつ、前記センサーの検出結果に応じて前記回転機構を駆動して、前記テープの捻れを解消する方向に前記第1レコード巻きテープ及び前記第2レコード巻きテープを回転させる
ことを特徴とするテープ供給装置。 - 請求項9又は請求項10に記載のテープ供給装置であって、
前記第1レコード巻きテープ又は前記第2レコード巻きテープから引き出された前記テープを挟む一対のローラーを備え、前記ローラーを回転させて前記テープを供給する
ことを特徴とするテープ供給装置。 - 請求項9に記載のテープ供給装置であって、
前記第1レコード巻きテープ及び前記第2レコード巻きテープを回転させる回転機構と、
前記第2レコード巻きテープの位置を移動させる移動機構と
を備え、
前記回転機構によって前記第1レコード巻きテープ及び前記第2レコード巻きテープを回転させつつ、前記第1レコード巻きテープの外側から前記第1レコード巻きテープの上下の面に平行な方向に前記テープを引き出し、
前記第1レコード巻きテープが無くなった後、前記移動機構によって前記第1レコード巻きテープのあった位置まで前記第2レコード巻きテープを移動し、前記回転機構によって前記第2レコード巻きテープを回転させつつ、前記第2レコード巻きテープの外側から前記テープを引き出す
ことを特徴とするテープ供給装置。
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