JP2017144367A - 塗布方法、及び、塗布装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】変化点に塗布されるべき塗布液の量と実際に変化点に塗布される塗布液の量とのずれを低減すること。【解決手段】プリント基板Pに部品を接着するための塗布液Qをプリント基板P上の複数の塗布点に順に塗布する塗布装置1を用いた塗布方法であって、各塗布点に塗布される塗布液Qの量が塗布順序に対応付けられて設定されている塗布量データから、直前の塗布点に設定されている量とは異なる量が設定されている塗布点である変化点を特定する特定工程(S301)と、変化点に設定されている量を、当該量と直前の塗布点に設定されている量とに応じた第1の補正値に基づいて補正する第1の補正工程(S308)と、第1の補正工程の後に、塗布量データに基づいて複数の塗布点に塗布液を塗布する塗布工程(S103)と、を含む、塗布方法。【選択図】図4

Description

本明細書で開示される技術は、塗布方法、及び、塗布装置に関する。
従来、プリント基板などの基板に部品を接着するための塗布液を基板上の塗布点に順に塗布する塗布装置を用いた塗布方法において、基板に塗布する塗布液の量を事前に補正するものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
具体的には、特許文献1に記載の塗布方法は、内部に貯留されたボンドを空気圧で加圧することによりノズルから吐出して基板に塗布するシリンジと、シリンジを基板に対して水平方向へ移動させる移動テーブルとを備えたボンドの塗布装置を用いた塗布方法であり、塗布装置には塗布量が異なる複数のシリンジが設けられている。一つのシリンジは実物基板上の複数の塗布点に同じ量のボンドを塗布するものであり、シリンジの移動距離や塗布タイミングなどの違いによってボンドの塗布量がばらついてしまうことから、ダミー基板に試し塗布するときに実物基板にボンドを塗布するときのシリンジの移動距離や塗布タイミングを再現し、塗布量が不合格となった塗布点に塗布する塗布量を事前に補正するようにしたものである。
特開平10−322001号公報
ところで、上述した特許文献1に記載の塗布方法は一つのシリンジが複数の塗布点に同じ量のボンドを塗布するものであるが、一つのシリンジで複数の塗布点に異なる量の塗布液を塗布したい場合もある。
一つのシリンジで複数の塗布点に異なる量の塗布液を塗布する場合は、直前の塗布点に塗布される量とは異なる量の塗布液が塗布される塗布点である変化点が生じる。従来はこのような変化点について十分に検討されておらず、変化点に塗布されるべき塗布液の量と実際に変化点に塗布される塗布液の量とがずれてしまう虞があった。
本明細書では、変化点に塗布されるべき塗布液の量と実際に変化点に塗布される塗布液の量とのずれを低減する技術を開示する。
本明細書で開示する塗布方法は、基板に部品を接着するための塗布液を前記基板上の複数の塗布点に順に塗布する塗布装置を用いた塗布方法であって、各前記塗布点に塗布される前記塗布液の量が塗布順序に対応付けられて設定されている塗布量データから、直前の前記塗布点に設定されている量とは異なる量が設定されている前記塗布点である変化点を特定する特定工程と、前記変化点に設定されている量を、当該量と直前の前記塗布点に設定されている量とに応じた第1の補正値に基づいて補正する第1の補正工程と、前記第1の補正工程の後に、前記塗布量データに基づいて前記複数の塗布点に前記塗布液を塗布する塗布工程と、を含む。
ノズルから塗布液を吐出させて塗布点に塗布液を塗布したとき、ノズルの先端には表面張力によって塗布液が先端からはみ出した状態で残る。このはみ出した状態で残る塗布液の量は塗布した量にほぼ正比例する。
ところで、ある塗布点にAという量の塗布液を塗布するとき、塗布装置はシリンジ内の塗布液を加圧してノズルから吐出させる加圧部をAに応じた制御量に従って駆動する。通常、このAに応じた制御量は、直前に塗布した塗布液の量もAであることを前提に決定されている。言い換えると、Aに応じた制御量は、Aという量の塗布液を塗布したときにノズルの先端に残る量の塗布液がノズルの先端に残っていることを前提に決定されている。
しかしながら、変化点には直前の塗布点に設定されている量とは異なる量が設定されているので、変化点にAという量が設定されているとき、直前の塗布点に設定されている量はAではない。このため上述した前提が崩れ、Aに応じた制御量に従って加圧部を駆動しても変化点に塗布される量がAにならない虞があった。すなわち、変化点に塗布されるべき塗布液の量と実際に変化点に塗布される塗布液の量とがずれてしまう虞があった。
上記の塗布方法によると、変化点に設定されている量を当該量と直前の塗布点に設定されている量とに応じた第1の補正値に基づいて補正する。このようにすると、直前の塗布点に塗布液を塗布したときにノズルの先端に残っている塗布液の量と、変化点に塗布液を塗布するときにノズルの先端に残っていると想定されている量(すなわち変化点に設定されている量の塗布液を塗布したときに残る量)との差によって生じるずれを補正することができる。これにより、変化点に塗布されるべき塗布液の量と実際に変化点に塗布される塗布液の量とのずれを低減することができる。
また、前記変化点の直前の前記塗布点に設定されている量の前記塗布液を試験用の基板に塗布する第1の試験塗布工程と、前記第1の試験塗布工程に続いて、前記変化点に設定されている量の前記塗布液を試験用の基板に塗布する第2の試験塗布工程と、前記第2の試験塗布工程で塗布された前記塗布液の量を検出部によって検出する検出工程と、前記変化点に設定されている量と前記検出工程で検出された量との差に基づいて前記第1の補正値を設定する第1の補正値設定工程と、を更に含んでもよい。
上記の塗布方法によると、変化点に設定されている量と直前の塗布点に設定されている量とから、ノズルの先端に残っている塗布液の量の差によって生じるずれを補正することのできる第1の補正値を設定することができる。
また、前記変化点の後に続く連続する規定数の前記塗布点であって変化点ではない前記塗布点に設定されている量を第2の補正値に基づいて補正する第2の補正工程を更に含んでもよい。
変化点に設定されている量を補正しても実際に塗布される量と本来塗布されるべき量(すなわち補正前の量)とが一致しないこともある。その場合、変化点の後に続く塗布点に塗布される塗布液の量も設定されている量とずれてしまう虞がある。
上記の塗布方法によると、変化点だけではなく、変化点に続く規定数の塗布点であって変化点ではない塗布点についてもその塗布点に設定されている量を補正するので、それら規定数の塗布点についても設定されている量と実際に塗布される量とのずれを低減することができる。
また、前記第2の補正工程は、前記第1の補正工程の後に、前記変化点の直前の前記塗布点に設定されている量の前記塗布液を試験用の基板に塗布する第3の試験塗布工程と、前記第3の試験塗布工程に続いて、前記変化点に設定されている補正後の量の前記塗布液を試験用の基板に塗布する第4の試験塗布工程と、前記第4の試験塗布工程の後に、前記変化点の直後の前記塗布点に設定されている量の前記塗布液を試験用の基板に塗布する工程と、当該工程で塗布された前記塗布液の量を検出部によって検出する工程とを、当該直後の塗布点に設定されている量と検出した量との差が許容範囲内になるまで繰り返す繰り返し工程と、前記差が許容範囲内になったときの繰り返し回数に基づいて前記規定数を設定する規定数設定工程と、を含んでもよい。
上記の塗布方法によると、変化点の後に続く塗布点に設定されている量と実際に塗布される量とのずれが許容範囲内となる最少の規定数を自動で決定することができる。これにより、補正が必要な塗布点に確実に補正を行いつつ、補正が必要ない塗布点に無駄に補正してしまうことを抑制することができる。
また、前記第2の補正工程は、前記変化点の直後の前記塗布点に設定されている量と前記繰り返し工程で検出された量との差に基づいて、前記変化点に続く連続する前記規定数の前記塗布点毎に前記第2の補正値を個別に設定する第2の補正値設定工程を更に含んでもよい。
上記の制御装置によると、変化点の後に続く規定数の塗布点毎に第2の補正値を個別に設定するので、それらの塗布点に設定されている量を一律に同じ第2の補正値に基づいて補正する場合に比べ、より精度よく補正することができる。
また、本明細書で開示する塗布装置は、基板に部品を接着するための塗布液を前記基板上の複数の塗布点に順に塗布する塗布装置であって、制御部を備え、前記制御部は、各前記塗布点に塗布される前記塗布液の量が塗布順序に対応付けられて設定されている塗布量データから、直前の前記塗布点に設定されている量とは異なる量が設定されている前記塗布点である変化点を特定する特定処理と、前記変化点に設定されている量を、当該量と直前の前記塗布点に設定されている量とに応じた第1の補正値に基づいて補正する第1の補正処理と、前記第1の補正処理の後に、前記塗布量データに基づいて前記複数の塗布点に前記塗布液を塗布する塗布処理と、を実行する。
上記の塗布装置によると、変化点に塗布されるべき塗布液の量と実際に変化点に塗布される塗布液の量とのずれを低減することができる。
本明細書で開示される技術によれば、変化点に塗布されるべき塗布液の量と実際に変化点に塗布される塗布液の量とのずれを低減することができる。
実施形態1に係る塗布装置の上面図 塗布装置の側面図 塗布装置の電気的構成を示すブロック図 塗布量データの一例を示す模式図 塗布方法のフローチャート 通常補正工程のフローチャート 20ミリ秒の塗布液を塗布した後にノズルの先端に残っている塗布液を示す模式図 40ミリ秒の塗布液を塗布した後にノズルの先端に残っている塗布液を示す模式図 20ミリ秒の塗布液を塗布した後に40ミリ秒の塗布液を連続して塗布したときの塗布液の直径の変化量、及び、40ミリ秒の塗布液を塗布した後に20ミリ秒の塗布液を連続して塗布したときの塗布液の直径の変化量を示すグラフ 20ミリ秒の塗布液を塗布した後に40ミリ秒の塗布液を連続して塗布したときの塗布液の直径の変化率、及び、40ミリ秒の塗布液を塗布した後に20ミリ秒の塗布液を連続して塗布したときの塗布液の直径の変化率を示すグラフ 変化点補正工程のフローチャート 実施形態2に係る20ミリ秒の塗布液を塗布した後に40ミリ秒の塗布液を塗布したときの塗布液の直径の変化率、及び、40ミリ秒の塗布液を塗布した後に20ミリ秒の塗布液を塗布したときの塗布液の直径の変化率を示すグラフ 塗布方法のフローチャート 塗布点補正工程のフローチャート
<実施形態1>
図1から図11を参照して実施形態1を説明する。以降の説明では図1に示す左右方向をX軸方向、前後方向をY軸方向、図1において紙面に垂直な方向をZ軸方向という。
(1−1)塗布装置の構成
本実施形態に係る塗布装置1は、図1に示す基台11、一対のコンベア12、ヘッド搬送部13、ヘッドユニット14、図3に示すエア供給回路15、図2に示す基板認識カメラ16(検出部の一例)などを備えている。
図1に示すように、基台11は平面視長方形状をなすとともに上面が平坦とされている。図1において二点鎖線で示す矩形枠Pは塗布液Q(図7参照)が塗布されるときの作業位置に位置しているプリント基板(基板の一例)を示している。
一対のコンベア12はY軸方向における基台11の略中央位置に配置されており、X軸方向に延伸している。後側のコンベア12は前側のコンベア12に対してY軸方向に移動可能に配置されており、作業者は両コンベア12の間隔をプリント基板Pのサイズに応じて調整することができる。プリント基板PはX軸方向の一方側(図1では右側)から一対のコンベア12によって基台11上の作業位置に搬入され、作業位置で停止して塗布液Qが塗布された後、一対のコンベア12によって他方側(図1では左側)に搬出される。
ヘッド搬送部13はヘッドユニット14を一定の可動領域内でX軸方向及びY軸方向に搬送するものである。ヘッド搬送部13はY軸方向に延びる一対のY軸ガイドレール17、Y軸ボールねじ18、Y軸ボールねじ18を軸周りに回転させるY軸サーボモータ19、Y軸ボールナット21、X軸方向に延びるヘッド支持体20、X軸ボールねじ22、X軸ボールねじ22を軸周りに回転させるX軸サーボモータ23、X軸ボールナット24などを備えている。
ヘッド支持体20はX軸方向の両端部がY軸ガイドレール17に摺動可能に支持されている。Y軸ボールナット21はヘッド支持体20に固定されており、Y軸ボールねじ18に螺合している。Y軸サーボモータ19が通電制御されるとY軸ボールナット21がY軸ボールねじ18に沿って進退し、ヘッド支持体20がY軸方向に移動する。
X軸ボールねじ22及びX軸サーボモータ23はヘッド支持体20に支持されている。X軸ボールナット24はヘッドユニット14に固定されており、X軸ボールねじ22に螺合している。X軸サーボモータ23が通電制御されるとX軸ボールナット24がX軸ボールねじ22に沿って進退し、ヘッドユニット14がX軸方向に移動する。
ヘッドユニット14は接着剤やクリームはんだ等の塗布液Qをプリント基板P上に塗布するものである。図2に示すように、ヘッドユニット14は塗布液Qをプリント基板P上に塗布するための2つのディスペンサヘッド25、Z軸サーボモータ27、R軸サーボモータ28などを有している。
2つのディスペンサヘッド25はX軸方向に並んで配置されており、それぞれZ軸方向に移動可能に、且つ、Z軸方向に平行なR軸回りに回転可能にヘッドユニット14に支持されている。ディスペンサヘッド25は塗布液Qを貯留するシリンジ25A、及び、シリンジ25A内の塗布液Qの吐出口となるノズル25Bを備えており、エア供給回路15(図3参照)から供給される圧縮空気がシリンジ25A内に導入されるのに応じて塗布液Qをノズル25Bから吐出させる。
Z軸サーボモータ27はディスペンサヘッド25をZ軸方向に移動させるためのものである。R軸サーボモータ28はディスペンサヘッド25をR軸方向に回転させるためのものである。
図3に示すように、エア供給回路15はコンプレッサ等からなるエア供給源30、エア供給源30から供給されるエアをシリンジ25Aに導入するためのエア配管31、エア配管31の途中に設置された電磁弁からなる切替バルブ32などを有している。
図2に示すように、基板認識カメラ16は撮像面が下を向く姿勢でヘッドユニット14の下端部に設けられている。基板認識カメラ16はプリント基板Pに塗布された塗布液Qを撮像するものである。
(1−2)塗布装置の電気的構成
次に、図3を参照して、塗布装置1の電気的構成について説明する。図3に示すように、塗布装置1は制御部33を備えている。制御部33にはY軸サーボモータ19、X軸サーボモータ23、Z軸サーボモータ27、R軸サーボモータ28、基板認識カメラ16、切替バルブ32などが接続されている。
制御部33はCPU、ROM、RAM、記憶部などを備えている。CPUはROMに記憶されている制御プログラムを実行して塗布装置1の各部を制御する。ROMにはCPUによって実行される制御プログラムなどが記憶されている。RAMはCPUが各種の処理を実行するための主記憶装置として用いられる。記憶部はハードディスクや書き換え可能な不揮発性メモリなどの外部記憶装置であり、基板データなどの各種のデータが記憶されている。
基板データには、塗布対象となるプリント基板Pの生産枚数に関する基板情報、プリント基板P上の塗布点の座標が塗布順序に対応付けられて設定されている塗布点データ、各塗布点に塗布される塗布液Qの量が塗布順序に対応付けられて設定されている塗布量データ等が含まれている。塗布量データについての説明は後述する。
以上のような構成とされた塗布装置1では、自動運転中において、一対のコンベア12によってプリント基板Pを基台11上の作業位置に搬送する搬送状態と、作業位置に搬送されたプリント基板P上の塗布点に塗布液Qを塗布する塗布状態とが交互に実行される。
(1−3)塗布量データ
次に、図4を参照して、前述した塗布量データについて説明する。ここで、本実施形態ではノズル25Bから吐出される塗布液Qの量は切替バルブ32を開いている時間にほぼ正比例する。このため、本実施形態では切替バルブ32を開く時間(ミリ秒)によって塗布液Qの量を表すものとする。
図4において最も左の量は1番最初の塗布点に塗布される塗布液Qの量を示しており、右に行くほど塗布順序が遅い塗布点に塗布される塗布液Qの量を表している。すなわち、本実施形態に係る塗布量データは左から右の順が塗布順序と対応している。
(1−4)塗布装置を用いた塗布方法
図5に示すように、本実施形態に係る塗布方法は通常補正工程(S101)、変化点補正工程(S102)、及び、塗布工程(S103)を含む。なお、通常補正工程及び変化点補正工程は塗布工程の前に毎回必ず行わなければならないものではなく、本実施形態ではプリント基板Pの品種が切り替わるときに行われるものとする。
(1−4−1)通常補正工程
塗布装置1では、経時変化などの種々の理由により、塗布量データに設定されている塗布液Qの量と実際に塗布される塗布液Qの量とがずれてしまうことがある。通常補正は各塗布点についてその塗布点に設定されている量と実際に塗布される量とのずれが低減されるように塗布量データを補正するものである。
図6を参照して、通常補正工程について具体的に説明する。
S201では、制御部33は塗布量データから塗布液Qの量を重複することなく抽出する。例えば図4に示す塗布量データには10ミリ秒が2つ、30ミリ秒が6つなどのように同じ量が複数設定されており、重複なく抽出すると10ミリ秒、20ミリ秒、30ミリ秒、及び、40ミリ秒の合計4つの量が抽出される。
S202では、制御部33は抽出した量を一つ選択する。
S203では、制御部33は選択した量の塗布液Qを試験用のプリント基板Pに塗布する。そして、制御部33はプリント基板Pに塗布された塗布液Qを基板認識カメラ16によって撮像して画像を生成し、その画像を解析して塗布液Qの直径を判断する。そして、制御部33はその直径を切替バルブ32が開かれていた時間に換算することにより、実際に塗布された塗布液Qの量(ミリ秒)を検出する。制御部33は選択した量についてこれを複数回繰り返し、その平均値を当該選択した量についての実際に塗布された塗布液Qの量として検出する。
S204では、制御部33はS203で検出した量から当該選択した量を減算した値を補正値として設定する。例えば選択した量が20ミリ秒であり、検出した量が21ミリ秒であったとすると、検出した量(21ミリ秒)から選択した量(20ミリ秒)を減じた値である1ミリ秒(=21ミリ秒−20ミリ秒)が補正値として設定される。
S205では、制御部33は塗布量データに設定されている全ての当該選択した量を、当該選択した量から補正値を減じた量に一律に補正する。例えば上述した例の場合、選択した量(20ミリ秒)から補正値(1ミリ秒)を減じた量は19ミリ秒(=20ミリ秒−1ミリ秒)であるので、塗布量データに設定されている全ての20ミリ秒が一律に19ミリ秒に補正される。
S206では、制御部33は抽出した全ての量を選択したか否かを判断し、全ての量を選択した場合は通常補正工程を終了し、まだ選択していない量がある場合はS202に戻って処理を繰り返す。
(1−4−2)変化点補正工程
先ず、図4を参照して、変化点について説明する。変化点とは、直前の塗布点に設定されている量とは異なる量が設定されている塗布点のことをいう。例えば塗布順序が2番目の塗布点に設定されている塗布液Qの量は10ミリ秒であり、3番目の塗布点に設定されている塗布液Qの量は30ミリ秒であるので、3番目の塗布点は変化点であることになる。同様に5番目、9番目、及び、11番目の塗布点も変化点である。
変化点では前述した通常補正を行っても設定されている量と実際に塗布される量とのずれが大きくなってしまう虞がある。以下、具体的に説明する。
図7は20ミリ秒の塗布液Qを塗布した後にノズル25Bの先端に残っている塗布液Qを示しており、図8は40ミリ秒の塗布液Qを塗布した後にノズル25Bの先端に残っている塗布液Qを示している。これらの図から判るように、塗布液Qを塗布したとき、ノズル25Bの先端には表面張力によって塗布液Qがはみ出した状態で残り、そのはみ出した状態で残る塗布液Qの量は塗布した量にほぼ正比例する。
ところで、本実施形態では、Aという量の塗布液Qを塗布するために切替バルブ32を開く時間(すなわちAに応じた制御量)は、直前に塗布した塗布液Qの量もAであることを前提に決定されている。言い換えると、当該時間は、Aという量の塗布液Qを塗布したときにノズル25Bの先端に残る量の塗布液Qがノズル25Bの先端に残っていることを前提に決定されている。
このため、例えば20ミリ秒の塗布液Qを塗布した後に40ミリ秒の塗布液Qを塗布した場合は、ノズル25Bの先端に残っている塗布液Qの量が想定されている量(すなわち40ミリ秒という量の塗布液Qを塗布したときにノズル25Bの先端に残る量)より少ないことにより、上述した前提が崩れ、実際に塗布される量が設定されている量より少なくなってしまう。
図9及び図10を参照してより具体的に説明する。図9において実線34は20ミリ秒の塗布液Qを塗布した後に40ミリ秒の塗布液Qを6回連続して塗布したときの塗布液Qの直径の変化量を示している。具体的には、図9では6回目に塗布された塗布液Qの直径を基準とし、6回目の塗布液Qの直径に対する1回目から5回目までの各塗布液Qの直径の差を示している。また、図10において実線35は6回目の塗布液Qの直径に対する1回目から5回目までの各塗布液Qの直径の比(変化率)を%で示している。
図9及び図10に示す例において1回目は直前に塗布された量が20ミリ秒であるため、1回目に塗布された塗布液Qの量は変化点に塗布された塗布液Qの量に相当する。これに対し、2回目から6回目は直前に塗布された塗布液Qの量が40ミリ秒であるので変化点ではない塗布点に塗布された塗布液Qの量に相当する。これらの図から判るように、1回目(すなわち変化点)は6回目との差が0.05mm(5%)程度小さくなっており、2回目から5回目(変化点ではない塗布点)に比べて6回目との差が大きくなっている。
逆に、例えば40ミリ秒の塗布液Qを塗布した後に20ミリ秒の塗布液Qを塗布した場合は、ノズル25Bの先端に残っている塗布液Qの量が想定されている量より多いことにより、上述した前提が崩れ、実際に塗布される量が設定されている量より多くなってしまう。
図9及び図10を参照してより具体的に説明する。図9において点線36は40ミリ秒の塗布液Qを塗布した後に20ミリ秒の塗布液Qを6回連続して塗布したときの塗布液Qの直径の変化量を示しており、図10において点線37は40ミリ秒の塗布液Qを塗布した後に20ミリ秒の塗布液Qを6回連続して塗布したときの塗布液Qの直径の変化率を示している。これらの図から判るように、1回目(変化点)は6回目との差が0.08mm(10%)程度大きくなっており、2回目から5回目(変化点ではない塗布点)に比べて6回目との差が大きくなっている。
このように、変化点では前述した通常補正を行っても変化点ではない塗布点に比べて設定されている量と実際に塗布される量とのずれが大きくなってしまう虞がある。変化点補正は、各変化点について、その変化点に設定されている量と実際に塗布される量とのずれが低減されるように塗布量データを補正するものである。
図11を参照して、変化点補正工程について具体的に説明する。
S301では、制御部33は塗布量データから変化点を特定する(特定工程の一例)。
S302では、制御部33は変化点における変化パターンを重複することなく抽出する。例えば図4に示す例の場合は「10ミリ秒から30ミリ秒」、「30ミリ秒から20ミリ秒」、「20ミリ秒から40ミリ秒」、及び、「40ミリ秒から30ミリ秒」の合計4つの変化パターンが抽出されることになる。
S303では、制御部33は抽出した変化パターンを一つ選択する。
S304では、制御部33は選択した変化パターンにおける変化前の量の塗布液Qを試験用のプリント基板Pに塗布する(第1の試験塗布工程の一例)。例えば選択した変化パターンが「20ミリ秒から40ミリ秒」である場合は、変化前の量は20ミリ秒である。
S305では、制御部33は上述したS304に続いて、選択した変化パターンにおける変化後の量の塗布液Qをプリント基板Pに塗布する(第2の試験塗布工程の一例)。例えば選択した変化パターンが「20ミリ秒から40ミリ秒」である場合は、変化後の量は40ミリ秒である。
S306では、制御部33はS305で塗布した塗布液Qを基板認識カメラ16によって撮像し、実際に塗布された塗布液Qの量を検出する(検出工程の一例)。
S307では、制御部33はS306で検出した量から変化点に設定されている量を減算した値を第1の補正値として設定する(第1の補正値設定工程の一例)。例えば抽出した変化パターンが「20ミリ秒から40ミリ秒」であり、検出した量が38ミリ秒であったとすると、検出した量(38ミリ秒)から変化点に設定されている量(40ミリ秒)を減算した値である−2ミリ秒(=38ミリ秒−40ミリ秒)が第1の補正値として設定される。
S308では、制御部33は変化パターンが選択した変化パターンと合致する全ての変化点について、当該変化点に設定されている量を、当該変化点に設定されている量から第1の補正値を減じた量に一律に補正する(第1の補正工程の一例)。例えば上述した例の場合、変化点に設定されている量(40ミリ秒)から第1の補正値(−2ミリ秒)を減じた量は42ミリ秒[=40ミリ秒−(−2ミリ秒)]であるので、変化パターンが「20ミリ秒から40ミリ秒」と合致する全ての変化点に設定されている量が一律に42ミリ秒に補正される。
S309では、制御部33は全ての変化パターンを選択したか否かを判断し、全ての変化パターンを選択した場合は変化点補正工程を終了し、まだ選択していない変化パターンがある場合はS303に戻って処理を繰り返す。
(1−4−3)塗布工程
塗布工程では前述した搬送状態と塗布状態とが交互に実行され、複数枚のプリント基板Pに塗布液Qが塗布される。そして、この塗布状態において、制御部33は塗布量データに設定されている量(ミリ秒)に応じて切替バルブ32を開くことにより、塗布量データに設定されている量の塗布液Qを各塗布点に塗布させる。
(1−5)実施形態の効果
以上説明した実施形態1に係る塗布装置1によると、変化点に設定されている量を当該量と直前の塗布点に設定されている量とに応じた第1の補正値に基づいて補正する。このようにすると、直前の塗布点に塗布液Qを塗布したときにノズル25Bの先端に残っている塗布液の量と、変化点に塗布液Qを塗布するときにノズル25Bの先端に残っていると想定されている量(すなわち変化点に設定されている量の塗布液Qを塗布したときに残る量)との差によって生じるずれを補正することができる。これにより、変化点に塗布されるべき塗布液Qの量と実際に変化点に塗布される塗布液Qの量とのずれを低減することができる。
更に、塗布装置1によると、第1の試験塗布工程、第2の試験塗布工程、検出工程、及び、第1の補正値設定工程を実行するので、変化点に設定されている量と直前の塗布点に設定されている量とから、ノズル25Bの先端に残っている塗布液Qの量の差によって生じるずれを補正することのできる第1の補正値を設定することができる。
<実施形態2>
次に、実施形態2を図12ないし図14によって説明する。
図12に示す実線38は20ミリ秒の塗布液Qを塗布した後に40ミリ秒の塗布液Qを6回連続して塗布したときの塗布液Qの直径の変化率を示しており、点線39は40ミリ秒の塗布液Qを塗布した後に20ミリ秒の塗布液Qを6回連続して塗布したときの塗布液Qの直径の変化率を示している。
ただし、前述した図9とは異なり、図12に示す1点目(すなわち変化点)は、その変化点に設定されている量を第1の補正値に基づいて補正した後の量の塗布液Qを塗布したものである。図12に示すように、変化点に設定されている量を補正しても、実際に塗布される量と本来塗布されるべき量(すなわち変化点に設定されていた補正前の量)とが完全には一致しないこともある。その場合、変化点の後に続く塗布点に塗布される塗布液Qの量も設定されている量とずれてしまう虞がある。
そこで、図13に示すように、実施形態2に係る制御部33は、前述した変化点補正工程(S102)の後、塗布工程(S103)の前に、塗布点補正工程(S401)を実行する。塗布点補正工程は、変化点の後に続く連続する規定数の塗布点(ただし変化点ではない塗布点)について、それらの塗布点に設定されている量を第2の補正値に基づいて補正するものである。
ところで、図12に示すように、変化点の後に続く塗布点はそれぞれ変化率が異なるので、それらの塗布点に設定されている量を一律に同じ第2の補正値に基づいて補正すると補正の精度が低下してしまう虞がある。そこで、制御部33は、塗布点補正工程において、変化点の後に続く規定数の塗布点についてそれぞれ個別に第2の補正値を設定し、塗布点毎にその塗布点に設定されている第2の補正値を用いて補正する。
(2−1)塗布点補正工程
図14を参照して、塗布点補正工程について具体的に説明する。
S501では、制御部33は変化パターンを一つ選択する。
S502では、制御部33は選択した変化パターンにおける変化前の量の塗布液Qを試験用のプリント基板Pに塗布する(第3の試験塗布工程の一例)。
S503では、制御部33はS502に続いて、選択した変化パターンにおける変化後の量(すなわち変化点に設定されている補正後の量)の塗布液Qを試験用のプリント基板Pに塗布する(第4の試験塗布工程の一例)。これは前述した1点目の塗布に相当する。
S504では、制御部33は繰り返し回数をカウントする変数iに初期値として1を設定する。
S505では、制御部33は変化点の直後の塗布点に設定されている量(すなわち変化点に設定されていた補正前の量と同じ量)の塗布液Qを試験用のプリント基板Pに塗布する(すなわち2点目以降を塗布する)。
S506は、制御部33はS505で塗布した塗布液Qを基板認識カメラ16によって撮像して塗布液Qの量を検出する。
S507では、制御部33は変化点の直後の塗布点に設定されている量と検出した量との差が許容範囲内であるか否かを判断し、許容範囲内ではない場合はS508に進み、許容範囲内である場合はS509に進む。
S508では、制御部33は繰り返し回数iに1を加算し、S505に戻る。上述したS504〜S508は繰り返し工程の一例である。
S509では、上述した差が許容範囲内になったときの繰り返し回数iから1を減じた数を規定数として設定する(規定数設定工程の一例)。
例えば、変化率を上述した差とし、差の許容範囲を±3%としたとする。その場合、図12に示す実線38は2回目の塗布で3%以内となっている。この場合は差が許容範囲内になったときの繰り返し回数iは1となり、繰り返し回数iから1を減じた数は0であるので、規定数として0が設定される。従ってこの場合は変化点の後に続く塗布点についてはいずれも第2の補正値を用いた補正は行われないことになる。
また、点線39は3回目の塗布で3%以内となっている。この場合は差が許容範囲内になったときの繰り返し回数iは2となり、繰り返し回数iから1を減じた数は1であるので、規定数として1が設定される。この場合は変化点の後に続く最初の1つの塗布点について第2の補正値を用いた補正が行われることになる。
S510では、制御部33は規定数の各塗布点について、S506で検出した量から当該塗布点に設定されている量(すなわち変化点に設定されていた補正前の量と同じ量)を減算することによって個別に差を求め、求めた差を、変化点の後に続く規定数の塗布点に適用される第2の補正値として個別に設定する(第2の補正値設定工程の一例)。
S511では、制御部33は選択した変化パターンと合致する変化パターンの全ての変化点について、その変化点の後に続く連続する規定数の塗布点に設定されている量からそれぞれ対応する第2の補正値を減算することによってそれらの量を補正する(第2の補正工程の一例)。
S512では、制御部33は全ての変化パターンを選択したか否かを判断し、全ての変化パターンを選択した場合は塗布点補正工程を終了し、まだ選択していない変化パターンがある場合はS501に戻って処理を繰り返す。
(2−2)実施形態の効果
以上説明した実施形態2に係る塗布装置によると、変化点だけではなく、変化点に続く規定数の塗布点についても前述した第2の補正値に基づいて補正するので、それら規定数の塗布点についても設定されている量と実際に塗布される量とのずれを低減することができる。
更に、実施形態2に係る塗布装置によると、設定されている量と実際に塗布される量とのずれが許容範囲内となる最少の規定数を自動で決定することができる。これにより、補正が必要な塗布点に確実に補正を行いつつ、補正が必要ない塗布点に無駄に補正してしまうことを抑制することができる。
更に、実施形態2に係る塗布装置によると、変化点の後に続く規定数の塗布点に適用される第2の補正値を個別に設定するので、それらの塗布点に設定されている量を一律に同じ第2の補正値に基づいて補正する場合に比べ、より精度よく補正することができる。
<他の実施形態>
本明細書で開示される技術は上記既述及び図面によって説明した各実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態ではプリント基板Pの品種が切り替わるときに変化点補正工程S102を行う場合を例に説明した。これに対し、品種の切り替わりとは関係なく、想定される変化パターン毎(あるいは想定される変化パターン毎、且つ、塗布液Qの種類毎)に第1の補正値を求めておいてもよい。そして、変化点補正工程S102では、変化点に設定されている量をその変化点の変化パターンに対応する第1の補正値に基づいて補正してもよい。
あるいは、工場出荷の段階で各変化パターンに応じた第1の補正値を記憶部に固定で記憶させておいてもよいし、外部のコンピュータから各変化パターンに応じた第1の補正値を取得する構成であってもよい。
(2)上記実施形態では切替バルブ32を開く時間を調整することによって塗布液Qの量を調整する場合を例に説明した。これに対し、例えば切替バルブ32を開く時間を常に一定とし、圧縮空気の圧力を変えることによって塗布液Qの量を調整してもよい。
(3)上記実施形態2では繰り返し工程(S504〜S508)を実行することによって規定数を設定する場合を例に説明した。これに対し、工場出荷の段階で記憶部に規定数を固定で記憶させておいてもよいし、ユーザが操作部を操作して規定数を任意に設定できる構成であってもよい。
1…塗布装置、13…ヘッド搬送部、15…エア供給回路、16…基板認識カメラ(検出部の一例)、25…ディスペンサヘッド、25A…シリンジ、25B…ノズル、P…プリント基板、Q…塗布液

Claims (6)

  1. 基板に部品を接着するための塗布液を前記基板上の複数の塗布点に順に塗布する塗布装置を用いた塗布方法であって、
    各前記塗布点に塗布される前記塗布液の量が塗布順序に対応付けられて設定されている塗布量データから、直前の前記塗布点に設定されている量とは異なる量が設定されている前記塗布点である変化点を特定する特定工程と、
    前記変化点に設定されている量を、当該量と直前の前記塗布点に設定されている量とに応じた第1の補正値に基づいて補正する第1の補正工程と、
    前記第1の補正工程の後に、前記塗布量データに基づいて前記複数の塗布点に前記塗布液を塗布する塗布工程と、
    を含む、塗布方法。
  2. 前記変化点の直前の前記塗布点に設定されている量の前記塗布液を試験用の基板に塗布する第1の試験塗布工程と、
    前記第1の試験塗布工程に続いて、前記変化点に設定されている量の前記塗布液を試験用の基板に塗布する第2の試験塗布工程と、
    前記第2の試験塗布工程で塗布された前記塗布液の量を検出部によって検出する検出工程と、
    前記変化点に設定されている量と前記検出工程で検出された量との差に基づいて前記第1の補正値を設定する第1の補正値設定工程と、
    を更に含む、請求項1に記載の塗布方法。
  3. 前記変化点の後に続く連続する規定数の前記塗布点であって変化点ではない前記塗布点に設定されている量を第2の補正値に基づいて補正する第2の補正工程を更に含む、請求項1又は請求項2に記載の塗布方法。
  4. 前記第2の補正工程は、
    前記第1の補正工程の後に、前記変化点の直前の前記塗布点に設定されている量の前記塗布液を試験用の基板に塗布する第3の試験塗布工程と、
    前記第3の試験塗布工程に続いて、前記変化点に設定されている補正後の量の前記塗布液を試験用の基板に塗布する第4の試験塗布工程と、
    前記第4の試験塗布工程の後に、前記変化点の直後の前記塗布点に設定されている量の前記塗布液を試験用の基板に塗布する工程と、当該工程で塗布された前記塗布液の量を検出部によって検出する工程とを、当該直後の塗布点に設定されている量と検出した量との差が許容範囲内になるまで繰り返す繰り返し工程と、
    前記差が許容範囲内になったときの繰り返し回数に基づいて前記規定数を設定する規定数設定工程と、
    を含む、請求項3に記載の塗布方法。
  5. 前記第2の補正工程は、前記変化点の直後の前記塗布点に設定されている量と前記繰り返し工程で検出された量との差に基づいて、前記変化点に続く連続する前記規定数の前記塗布点毎に前記第2の補正値を個別に設定する第2の補正値設定工程を更に含む、請求項4に記載の塗布方法。
  6. 基板に部品を接着するための塗布液を前記基板上の複数の塗布点に順に塗布する塗布装置であって、
    制御部を備え、
    前記制御部は、
    各前記塗布点に塗布される前記塗布液の量が塗布順序に対応付けられて設定されている塗布量データから、直前の前記塗布点に設定されている量とは異なる量が設定されている前記塗布点である変化点を特定する特定処理と、
    前記変化点に設定されている量を、当該量と直前の前記塗布点に設定されている量とに応じた第1の補正値に基づいて補正する第1の補正処理と、
    前記第1の補正処理の後に、前記塗布量データに基づいて前記複数の塗布点に前記塗布液を塗布する塗布処理と、
    を実行する、塗布装置。
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