JP2020101460A - 埋込み拡散層付きエピタキシャルシリコンウェーハにおけるシリコンエピタキシャル層の膜厚測定装置および膜厚測定方法、ならびに当該膜厚測定装置または当該膜厚測定方法を用いた埋込み拡散層付きエピタキシャルシリコンウェーハの製造方法 - Google Patents
埋込み拡散層付きエピタキシャルシリコンウェーハにおけるシリコンエピタキシャル層の膜厚測定装置および膜厚測定方法、ならびに当該膜厚測定装置または当該膜厚測定方法を用いた埋込み拡散層付きエピタキシャルシリコンウェーハの製造方法 Download PDFInfo
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(1)シリコン基板と、前記シリコン基板の表層に形成された埋込み拡散層と、前記埋込み拡散層上に形成されたシリコンエピタキシャル層と、を有する埋込み拡散層付きエピタキシャルシリコンウェーハにおける前記シリコンエピタキシャル層の膜厚を測定するための膜厚測定装置であって、
赤外光を出射する光源と、
前記赤外光の光路上に配置され、かつ、前記赤外光から、前記埋込み拡散層付きエピタキシャルシリコンウェーハに照射するための干渉光を生成する干渉計と、
前記干渉光の光路上に前記埋込み拡散層付きエピタキシャルシリコンウェーハが位置するように、前記埋込み拡散層付きエピタキシャルシリコンウェーハを載置するための測定ステージと、
前記干渉光が前記シリコンエピタキシャル層の表面で反射することによって生じる第1の反射光と、前記干渉光が前記シリコンエピタキシャル層を透過して、前記シリコンエピタキシャル層と前記埋込み拡散層との界面で反射することによって生じる第2の反射光と、の光路上に配置され、かつ、前記第1の反射光と前記第2の反射光を検出する検出器と、
前記検出器の出力に基づき、前記シリコンエピタキシャル層の膜厚を算出する制御部と、
を備え、
前記測定ステージは、前記赤外光のスペクトルのピーク波長における反射率が15%以下である材質からなることを特徴とする膜厚測定装置。
赤外光から干渉光を生成し、
測定ステージに載置された前記埋込み拡散層付きエピタキシャルシリコンウェーハに、前記干渉光を照射し、
前記干渉光が前記シリコンエピタキシャル層の表面で反射することによって生じる第1の反射光と、前記干渉光が前記シリコンエピタキシャル層を透過して、前記シリコンエピタキシャル層と前記埋込み拡散層との界面で反射することによって生じる第2の反射光とを検出し、
前記シリコンエピタキシャル層の膜厚を算出し、
前記測定ステージは、前記赤外光のスペクトルのピーク波長における反射率が15%以下である材質からなることを特徴とする膜厚測定方法。
その後、前記シリコン基板に対して、前記パターン付き酸化膜側から不純物を注入した後に、熱処理を施すことによって、前記シリコン基板の表層に埋込み拡散層を形成し、
その後、前記パターン付き酸化膜を除去し、
その後、前記埋込み拡散上に、シリコンエピタキシャル層を形成し、
その後、上記(1)〜(3)のいずれか一つに記載の装置または上記(4)〜(6)のいずれか一つに記載の方法を用いて前記シリコンエピタキシャル層の膜厚を測定することを特徴とする埋込み拡散層付きエピタキシャルシリコンウェーハの製造方法。
図1を参照して、本発明の一実施形態による膜厚測定装置1は、光源2と、干渉計3と、照射室4と、検出器5と、制御部(不図示)と、を備える。光源2は、ピーク波長が2.5〜25μmの範囲内に位置する赤外光を出射する。なお、光源2としては、例えば高輝度セラミックス光源を用いることができる。干渉計3は、光源2から出射した赤外光の光路上に配置され、光源2から出射した赤外光から干渉光L,L’を生成する。なお、干渉計3として、例えば公知のマイケルソン干渉計を用いることができる。照射室4には、干渉光L,L’の光路上に埋込み拡散層付きエピタキシャルシリコンウェーハWが位置するように、埋込み拡散層付きエピタキシャルシリコンウェーハWを載置するための測定ステージ6が配置される。検出器5は、埋込み拡散層付きエピタキシャルシリコンウェーハWからの第1,第2の反射光R1,R2の光路上に配置され、これらの反射光を検出する。検出器5として、例えばDTGSなどの焦電検知器を用いることができる。制御部は、検出器5の出力に基づき、シリコンエピタキシャル層18の膜厚を算出する。なお、制御部は、コンピュータ内部の中央演算処理装置(CPU)等によって実現することができる。
以下では、上述した膜厚測定装置1を用いて行うことが可能な、埋込み拡散層付きエピタキシャルシリコンウェーハWにおけるシリコンエピタキシャル層18の膜厚測定方法の一例を説明する。
図1を参照して、第1工程では、干渉計3を用いて、光源2から出射した赤外光から干渉光L,L’を生成する。ここで、赤外光のピーク波長は、2.5〜25μmの範囲から選択することができる。なお、干渉光L,L’を生成する方法は、特に限定されず、例えば公知のマイケルソン干渉計を用いて行うことができる。
図1を参照して、第2工程では、照射室4内の測定ステージ6に載置された埋込み拡散層付きエピタキシャルシリコンウェーハWに、干渉光L,L’を照射する。照射した干渉光Lは、第1の反射光R1と第2の反射光R2となって、埋込み拡散層付きエピタキシャルシリコンウェーハWから出射する。ここで、第1の反射光R1は、干渉光Lがシリコンエピタキシャル層18の表面で反射することによって生じる反射光である。第2の反射光R2は、干渉光Lがシリコンエピタキシャル層18を透過し、シリコンエピタキシャル層18と埋込み拡散層16との界面で反射することによって生じる反射光である。
図1を参照して、第3工程では、第2工程で生じた第1の反射光R1と第2の反射光R2とを検出器5にて検出する。そして、制御部(不図示)が、検出器5から出力された第1の反射光R1および第2の反射光R2のインタフェログラムのピーク波長と、第1の反射光R1および第2の反射光R2の光路差を公知のFTIR法を用いて解析する。これにより、シリコンエピタキシャル層18の膜厚が算出される。
以下、図2を参照して、上述した膜厚測定装置または膜厚測定方法を用いて行うことが可能な、埋込み拡散層付きエピタキシャルシリコンウェーハWの製造方法の一例を説明する。
第1工程では、シリコン基板10の表面に酸化膜12を形成した後に(図2(A),(B))、フォトリソグラフィ法により、酸化膜12をパターン付き酸化膜14とする(図2(B),(C))。酸化膜12の形成方法は、特に限定されず、公知の熱酸化法や化学気相成長(CVD:chemical vapor deposition)法などを好適に用いればよい。フォトリソグラフィ法は、特に限定されず、公知の方法を好適に用いればよい。なお、パターン付き酸化膜14のパターンは、デバイス形成工程にて埋込み拡散層16に形成する集積回路の回路パターンに応じて適宜設定することができる。また、シリコン基板10としては、チョクラルスキ法(CZ法)や浮遊帯域溶融法(FZ法)により育成した単結晶シリコンインゴットから得た単結晶シリコン基板に対して、B(ボロン)などのドーパントを1.3×1015〜2.8×1017atoms/cm3の濃度で添加したものを用いることができる。
第2工程では、シリコン基板10に対して、パターン付き酸化膜14側から不純物を注入した後に(図2(C),(D))、熱処理を施すことによって、シリコン基板10の表層に埋込み拡散層16を形成する(図2(D),(E))。不純物をPとする場合は、1.0×1012atoms/cm2以上のドーズ量で注入することが好ましく、不純物をBとする場合は、1.0×1013atoms/cm2以上のドーズ量で注入することが好ましく、不純物をAsまたはSbとする場合は、1.0×1014atoms/cm2以上のドーズ量で注入することが好ましい。これらの理由は既述の説明を援用する。また、シリコン基板10の表面全体に対する埋込み拡散層16の面積の割合を20〜99%として、埋込み拡散層16の厚さを1.0〜20.0μm(好ましくは2.0〜5.0μm)とする観点から、熱処理は、酸化雰囲気下、1000〜1250℃、1〜30時間とすることが好ましい。
第3工程では、パターン付き酸化膜14を除去する(図2(E),(F))。なお、パターン付き酸化膜14を除去する方法は、特に限定されず、例えばフッ酸などのエッチング液を好適に用いることができる。
第4工程では、埋込み拡散層16上にシリコンエピタキシャル層18を形成する(図2(F),(G))。例えば、CVD法により、キャリアガスを水素とし、原料ガスをジクロロシラン、トリクロロシラン等とし、基板温度を1000℃以上1150℃以下として、シリコンエピタキシャル層18を成長させることができる。なお、シリコンエピタキシャル層18の厚さは、0.5μm以上15μm以下の範囲から適宜選択すればよい。
図1も参照して、第5工程では、上述した膜厚測定装置または膜厚測定方法を用いてシリコンエピタキシャル層18の膜厚を測定する。これにより、シリコンエピタキシャル層18の膜厚を高精度に測定することができる。なお、詳細については、既述の説明を援用する。
本発明の効果を確かめるために、発明例として、以下に説明する埋込み拡散層付きエピタキシャルシリコンウェーハおよび膜厚測定装置を作製し、シリコンエピタキシャル層の膜厚を測定した。
CZ法により得たシリコン基板(ドーパント:ボロン、ドーパント濃度:1.3×1015atoms/cm3)の表面に、酸化膜を熱酸化法により形成した(図2(A),(B))。その後、フォトリソグラフィ法により、酸化膜をパターン付き酸化膜とした(図2(B),(C))。次に、シリコン基板に対して、パターン付き酸化膜側からSbを5×1014atoms/cm2のドーズ量で注入した(図2(C),(D))。その後、熱処理を施すことによって、埋込み拡散層を形成した(図2(D),(E))。なお、シリコン基板を平面視した場合において、シリコン基板の表面全体に対する埋込み拡散層の面積の割合は30%であり、埋込み拡散層の厚さは2.0μmであった。次に、フッ酸を用いて、パターン付き酸化膜を除去した(図2(E),(F))。次に、CVD法を用いて、キャリアガスを水素とし、ソースガスをジクロロシランとし、基板温度を1080℃として、埋込み拡散上にシリコンエピタキシャル層(ドーパント:リン、ドーパント濃度:5×1015atoms/cm3)を形成した(図2(F),(G))。このようにして埋込み拡散層付きエピタキシャルシリコンウェーハを得た。
図1に示す、光源と、干渉計と、測定ステージ(ウェーハ搬送用エンドエフェクタにおけるウェーハ保持部)が配置された照射室と、検出器と、制御部(不図示)と、を備える膜厚測定装置を作製した。光源として、出射する赤外光のスペクトルのピーク波長が12.5μmとなるもの用いた。測定ステージとして、アルミナセラミックスを母材として、当該母材の表面に導電性黒色テフロンを被覆したものを用いた。赤外光のスペクトルのピーク波長(12.5μm)における、アルミナセラミックスの反射率は8%であり、導電性黒色テフロンの反射率は7%であった。
この膜厚測定装置を用いて、上述した膜厚測定方法により、シリコンエピタキシャル層の膜厚を測定した。検出器によって検出したインタフェログラムを図4(A)に示す。
測定ステージとして、ステンレス鋼を母材して、当該母材の表面にテフロン(登録商標)を被覆したものを用いた以外は、発明例と同様の方法により、シリコンエピタキシャル層の膜厚を測定した。なお、赤外光のスペクトルのピーク波長(12.5μm)における、ステンレス鋼の反射率は70%であり、テフロン(登録商標)の反射率は7%であった。検出器によって検出したインタフェログラムを図4(B)に示す。
図4(B)に示す比較例では、シリコンエピタキシャル層の膜厚(13μm)に相当するピークと同程度の大きさのピークを複数有するノイズが発生した。これに対して、図4(A)に示す発明例では、図4(B)に示すようなノイズを低減することができており、シリコンエピタキシャル層の膜厚が13μmであることが正確にわかった。これは、発明例では、赤外光のスペクトルのピーク波長における、測定ステージの材質(すなわち、アルミナセラミックスとテフロン(登録商標))の反射率を15%以下にしたことによって、検出器に入射する第3の反射光の強度を弱めることができたことに起因する。
2 光源
3 干渉計
4 照射室
5 検出器
6,7 測定ステージ
10 シリコン基板
12 酸化膜
14 パターン付き酸化膜
16 埋込み拡散層
18 シリコンエピタキシャル層
W 埋込み拡散層付きエピタキシャルシリコンウェーハ
L,L’ 干渉光
R1 第1の反射光
R2 第2の反射光
Claims (7)
- シリコン基板と、前記シリコン基板の表層に形成された埋込み拡散層と、前記埋込み拡散層上に形成されたシリコンエピタキシャル層と、を有する埋込み拡散層付きエピタキシャルシリコンウェーハにおける前記シリコンエピタキシャル層の膜厚を測定するための膜厚測定装置であって、
赤外光を出射する光源と、
前記赤外光の光路上に配置され、かつ、前記赤外光から、前記埋込み拡散層付きエピタキシャルシリコンウェーハに照射するための干渉光を生成する干渉計と、
前記干渉光の光路上に前記埋込み拡散層付きエピタキシャルシリコンウェーハが位置するように、前記埋込み拡散層付きエピタキシャルシリコンウェーハを載置するための測定ステージと、
前記干渉光が前記シリコンエピタキシャル層の表面で反射することによって生じる第1の反射光と、前記干渉光が前記シリコンエピタキシャル層を透過して、前記シリコンエピタキシャル層と前記埋込み拡散層との界面で反射することによって生じる第2の反射光と、の光路上に配置され、かつ、前記第1の反射光と前記第2の反射光を検出する検出器と、
前記検出器の出力に基づき、前記シリコンエピタキシャル層の膜厚を算出する制御部と、
を備え、
前記測定ステージは、前記赤外光のスペクトルのピーク波長における反射率が15%以下である材質からなることを特徴とする膜厚測定装置。 - 前記測定ステージは、石英、フッ素樹脂、及びセラミックスのうちから選択される1つ以上の材質からなる、請求項1に記載の膜厚測定装置。
- 前記測定ステージは、ウェーハ搬送用エンドエフェクタにおけるウェーハ保持部である、請求項1または2に記載の膜厚測定装置。
- シリコン基板と、前記シリコン基板の表層に形成された埋込み拡散層と、前記埋込み拡散層上に形成されたシリコンエピタキシャル層と、を有する埋込み拡散層付きエピタキシャルシリコンウェーハにおける前記シリコンエピタキシャル層の膜厚を測定する膜厚測定方法であって、
赤外光から干渉光を生成し、
測定ステージに載置された前記埋込み拡散層付きエピタキシャルシリコンウェーハに、前記干渉光を照射し、
前記干渉光が前記シリコンエピタキシャル層の表面で反射することによって生じる第1の反射光と、前記干渉光が前記シリコンエピタキシャル層を透過して、前記シリコンエピタキシャル層と前記埋込み拡散層との界面で反射することによって生じる第2の反射光とを検出し、
前記シリコンエピタキシャル層の膜厚を算出し、
前記測定ステージは、前記赤外光のスペクトルのピーク波長における反射率が15%以下である材質からなることを特徴とする膜厚測定方法。 - 前記測定ステージは、石英、フッ素樹脂、及びセラミックスのうちから選択される1つ以上の材質からなる、請求項4に記載の膜厚測定方法。
- 前記測定ステージは、ウェーハ搬送用エンドエフェクタにおけるウェーハ保持部である、請求項4または5に記載の膜厚測定方法。
- シリコン基板の表面に酸化膜を形成した後に、フォトリソグラフィ法により前記酸化膜をパターン付き酸化膜とし、
その後、前記シリコン基板に対して、前記パターン付き酸化膜側から不純物を注入した後に、熱処理を施すことによって、前記シリコン基板の表層に埋込み拡散層を形成し、
その後、前記パターン付き酸化膜を除去し、
その後、前記埋込み拡散上に、シリコンエピタキシャル層を形成し、
その後、請求項1〜3のいずれか一項に記載の装置または請求項4〜6のいずれか一項に記載の方法を用いて前記シリコンエピタキシャル層の膜厚を測定することを特徴とする埋込み拡散層付きエピタキシャルシリコンウェーハの製造方法。
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| CN116313808A (zh) * | 2023-03-14 | 2023-06-23 | 上海华力集成电路制造有限公司 | 监控外延生长的嵌入式锗硅指标的方法 |
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