JP2020200047A - スタンディングパウチ - Google Patents
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Description
プラスチックフィルムの積層体からなる、電子レンジによる内容物の加熱調理が可能なパウチであって、
積層体は、パウチ最外層側のプラスチックフィルム層のほか、中間フィルム層、およびパウチ最内層側のシーラント層から構成され、
パウチは前側胴部、後ろ側胴部、およびそれらの間に配置された、底フィルムによって、内容物を収容可能に製袋されており、
パウチは、電子レンジによる加熱調理において、内容物から発生する水蒸気をパウチ外部に排出することが可能な、自動蒸気抜き機構を備えており、
前側胴部と、後ろ側胴部とは、四辺を有して、シーラント層同士を対向させて配置されており、
この四辺のうち、胴部の左右両端部はシールされて、パウチの両端部は密封されており、
胴部下部において、前側胴部および後ろ側胴部との間に、底フィルムが折りたたまれて配置され、パウチの下端部は、底フィルムが底面を形成可能に、胴部とシールされて密封されており、
胴部上部において、前側胴部および後ろ側胴部とは、内容物を収容後、パウチの上端部でシールされて、パウチ全体の密封が可能であり、
胴部の両端部のシール部の、少なくとも一方には切込みが設けられて、この切込みを起点として、パウチの表裏の胴部の、水平方向の直線が開封予定線であり、
積層体の最外層側のプラスチックフィルム層は、ポリエチレンテレフタレートフィルムを用いており、
積層体の中間フィルム層は、シーラント層に隣接する層であって、パウチ胴部の水平方向に直線カット性を有するポリエチレンテレフタレートフィルムを用いており、
積層体の最内層側のシーラント層は、パウチ胴部の水平方向に直線カット性を有するポリプロピレン樹脂層であることを特徴とする、スタンディングパウチである。
前記切込みは、内容物収容後、パウチを自立させた状態において、内容物の表面の高さと、パウチ上端部のシール部との間の位置に設けられていることを特徴とする、請求項1に記載の、スタンディングパウチである。
前記シーラント層は、パウチ胴部の水平方向に直線カット性を有する、ポリプロピレン樹脂フィルムを積層していることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の、スタンディングパウチである。
前記自動蒸気抜き機構は、電子レンジによる加熱調理において、内容物からの水蒸気発
生によって、パウチのシール部の一部が剥離して通蒸することを特徴とする、請求項1〜請求項3のいずれかに記載のスタンディングパウチである。
前記積層体のプラスチックフィルム層のポリエチレンテレフタレートフィルムには、表面に無機化合物蒸着被膜が設けられていることを特徴とする、請求項1〜請求項4のいずれかに記載のスタンディングパウチである。
前記積層体の中間フィルム層には、パウチ胴部の水平方向に直線カット性を有するポリアミドフィルムをさらに含むことを特徴とする、請求項1〜請求項5のいずれかに記載のスタンディングパウチである。
前記積層体の中間フィルム層のポリエチレンテレフタレートフィルムには、パウチ胴部の前記開封予定線に沿って、傷加工線が設けられていることを特徴とする、請求項1〜請求項6のいずれかに記載のスタンディングパウチである。
前記傷加工線は、ミシン目、もしくはハーフカット線で設けられていることを特徴とする、請求項1〜請求項7のいずれかに記載のスタンディングパウチである。
前記傷加工線は、ミシン目、もしくはハーフカット線で設けられていることを特徴とする、請求項8に記載のスタンディングパウチである。
る。
の中間フィルム層は、シーラント層に隣接する層であって、パウチ胴部の水平方向に直線カット性を有するポリエチレンテレフタレートフィルムを用いており、積層体の最内層側のシーラント層は、パウチ胴部の水平方向に直線カット性を有するポリプロピレン樹脂層であることを特徴としている。
また、積層体のプラスチックフィルム層のポリエチレンテレフタレートフィルムには、表面に無機化合物蒸着被膜を設けることが可能である。
ガスバリア層として有効ではあるが、電子レンジでの加熱調理には、高周波によるスパークなどが発生するために不適当である。
アミドフィルムをさらに設けることが可能である。
すなわち、スタンディングパウチの寸法は
縦158mm×横150mm
とした。
・電子レンジ加熱調理適性
・開封時のカット性
・開封時の又裂きの有無:(中程度以上を×評価とした)
・開封後の外観。
図4は、本発明に関わるスタンディングパウチの実施例1を説明するための、パウチを構成する積層体の部分断面模式図である。
透明無機化合物蒸着被膜付きポリエチレンテレフタレートフィルム(厚さ12μm)(30)/直線カット性を有するポリエチレンテレフタレートフィルム(厚さ12μm)(33)/直線カット性耐熱無延伸ポリプロピレン樹脂層(厚さ60μm)(34)。
図5は、本発明に関わるスタンディングパウチの実施例2を説明するための、パウチを構成する積層体の部分断面模式図である。
透明無機化合物蒸着被膜付きポリエチレンテレフタレートフィルム(厚さ12μm)(30)/直線カット性を有するポリエチレンテレフタレートフィルム(厚さ12μm)ミシン加工付き(35)/直線カット性耐熱無延伸ポリプロピレン樹脂層(厚さ60μm)(34)。
図6は、本発明に関わるスタンディングパウチの実施例3を説明するための、パウチを構成する積層体の部分断面模式図である。
透明無機化合物蒸着被膜付きポリエチレンテレフタレートフィルム(厚さ12μm)(30)/直線カット性を有するポリアミドフィルム(厚さ15μm)(40)/直線カット性を有するポリエチレンテレフタレートフィルム(厚さ12μm)(33)/直線カット性耐熱無延伸ポリプロピレン樹脂層(厚さ60μm)(34)。
図7は、本発明に関わるスタンディングパウチの実施例4を説明するための、パウチを構成する積層体の部分断面模式図である。
透明無機化合物蒸着被膜付き中取りポリエチレンテレフタレートフィルム(厚さ12μm)(36)/直線カット性を有するポリエチレンテレフタレートフィルム(厚さ12μm)(33)/直線カット性耐熱無延伸ポリプロピレン樹脂層(厚さ60μm)(34)。
図8は、本発明に関わるスタンディングパウチの比較例1を説明するための、パウチを構成する積層体の部分断面模式図である。
透明無機化合物蒸着被膜付きポリエチレンテレフタレートフィルム(厚さ12μm)(30)/ポリアミドフィルム(厚さ15μm)(41)/直線カット性耐熱無延伸ポリプロピレン樹脂層(厚さ60μm)(34)。
図9は、本発明に関わるスタンディングパウチの比較例2を説明するための、パウチを構成する積層体の部分断面模式図である。
透明無機化合物蒸着被膜付きポリエチレンテレフタレートフィルム(厚さ12μm)(30)/直線カット性を有するポリアミドフィルム(厚さ15μm)(40)/耐熱無延伸ポリプロピレン樹脂層(厚さ60μm)(39)。
直線カット性を有するポリエチレンテレフタレートフィルム(厚さ12μm)、および直線カット性耐熱無延伸ポリプロピレン樹脂層(厚さ60μm)を有していることによって、開封時のカット性、開封時の又裂き、開封後の外観において、優れる結果を得られたと考えられる。
直線カット性を有するポリエチレンテレフタレートフィルム(厚さ12μm)ミシン加工付き/直線カット性耐熱無延伸ポリプロピレン樹脂層(厚さ60μm)を有していることによって、開封時のカット性、開封時の又裂き、開封後の外観において、優れる結果を得られたと考えられる。
直線カット性を有するポリアミドフィルム(厚さ15μm)/直線カット性を有するポリエチレンテレフタレートフィルム(厚さ12μm)/直線カット性耐熱無延伸ポリプロピレン樹脂層(厚さ60μm)を有しており。これらは各々直線カット性を有するので、開封時のカット性、開封時の又裂き、開封後の外観において、優れる結果を得られたと考えられる。
中取り透明無機化合物蒸着被膜付きポリエチレンテレフタレートフィルム(厚さ12μm)を用いており、実施例1に加えてさらに、中取りポリエチレンテレフタレートフィルム(厚さ12μm)によって、安定した直線カット性を実現し、その効果が出たものと考えられる。したがって、開封時のカット性、開封時の又裂き、開封後の外観において、優れる結果を得られたと考えられる。
ポリアミドフィルム(厚さ15μm)を含んでおり、この層には直線カット性は付与されていないために、積層体全体として、開封時の又裂きが発生しその結果、開封後の外観を損ねたものと考えられる。
シーラント層に当たる部分が、耐熱無延伸ポリプロピレン樹脂層(厚さ60μm)を用いたものであり、この層自体には直線カット性は付与されていないために、積層体全体として、開封時の又裂きが発生し、その結果開封後の外観を損ねたものと考えられる。
ことが可能な自動蒸気抜き機構を備え、開封に際しては開封が容易で、かつ切り口の直線性に優れ、また開封口の開口形状の保持が可能な、スタンディングパウチの提供が可能であることを検証することができた。
2・・・両端部
3・・・下端部
4・・・上端部
5・・・開封予定線
6・・・折り線
7・・・後ろ側胴部
8・・・切込み
10・・・底フィルム
11・・・開封予定線
12・・・自動蒸気抜き機構
14・・・内容物
20・・・開口部
30・・・透明無機化合物蒸着被膜付きポリエチレンテレフタレートフィルム(厚さ12μm)
31・・・ポリエチレンテレフタレートフィルム
32・・・透明無機化合物蒸着被膜
33・・・直線カット性を有するポリエチレンテレフタレートフィルム(厚さ12μm)34・・・直線カット性耐熱無延伸ポリプロピレン樹脂層(厚さ60μm)
35・・・直線カット性を有するポリエチレンテレフタレートフィルム(厚さ12μm)ミシン加工付き
36・・・透明無機蒸着被膜付き中取りポリエチレンテレフタレートフィルム(厚さ12μm)
37・・・中取りポリエチレンテレフタレートフィルム
38・・・ミシン加工
39・・・耐熱無延伸ポリプロピレン樹脂層(厚さ60μm)
40・・・直線カット性を有するポリアミドフィルム(厚さ15μm)
41・・・ポリアミドフィルム(厚さ15μm)
50・・・積層体
51・・・積層体
52・・・積層体
53・・・積層体
54・・・積層体
55・・・積層体
90・・・パウチ上部
100・・・スタンディングパウチ
Claims (9)
- プラスチックフィルムの積層体からなる、電子レンジによる内容物の加熱調理が可能なパウチであって、
積層体は、パウチ最外層側のプラスチックフィルム層のほか、中間フィルム層、およびパウチ最内層側のシーラント層から構成され、
パウチは前側胴部、後ろ側胴部、およびそれらの間に配置された、底フィルムによって、内容物を収容可能に製袋されており、
パウチは、電子レンジによる加熱調理において、内容物から発生する水蒸気をパウチ外部に排出することが可能な、自動蒸気抜き機構を備えており、
前側胴部と、後ろ側胴部とは、四辺を有して、シーラント層同士を対向させて配置されており、
この四辺のうち、胴部の左右両端部はシールされて、パウチの両端部は密封されており、
胴部下部において、前側胴部および後ろ側胴部との間に、底フィルムが折りたたまれて配置され、パウチの下端部は、底フィルムが底面を形成可能に、胴部とシールされて密封されており、
胴部上部において、前側胴部および後ろ側胴部とは、内容物を収容後、パウチの上端部でシールされて、パウチ全体の密封が可能であり、
胴部の両端部のシール部の、少なくとも一方には切込みが設けられて、この切込みを起点として、パウチの表裏の胴部の、水平方向の直線が開封予定線であり、
積層体の最外層側のプラスチックフィルム層は、ポリエチレンテレフタレートフィルムを用いており、
積層体の中間フィルム層は、シーラント層に隣接する層であって、パウチ胴部の水平方向に直線カット性を有するポリエチレンテレフタレートフィルムを用いており、
積層体の最内層側のシーラント層は、パウチ胴部の水平方向に直線カット性を有するポリプロピレン樹脂層であることを特徴とする、スタンディングパウチ。 - 前記切込みは、内容物収容後、パウチを自立させた状態において、内容物の表面の高さと、パウチ上端部のシール部との間の位置に設けられていることを特徴とする、請求項1に記載の、スタンディングパウチ。
- 前記シーラント層は、パウチ胴部の水平方向に直線カット性を有する、ポリプロピレン樹脂フィルムを積層していることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の、スタンディングパウチ。
- 前記自動蒸気抜き機構は、電子レンジによる加熱調理において、内容物からの水蒸気発生によって、パウチのシール部の一部が剥離して通蒸することを特徴とする、請求項1〜請求項3のいずれかに記載のスタンディングパウチ。
- 前記積層体のプラスチックフィルム層のポリエチレンテレフタレートフィルムには、表面に無機化合物蒸着被膜が設けられていることを特徴とする、請求項1〜請求項4のいずれかに記載のスタンディングパウチ。
- 前記積層体のプラスチックフィルム層のポリエチレンテレフタレートフィルムは、中取りポリエチレンテレフタレートフィルムであることを特徴とする、請求項1〜請求項5のいずれかに記載のスタンディングパウチ。
- 前記積層体の中間フィルム層には、パウチ胴部の水平方向に直線カット性を有するポリアミドフィルムをさらに含むことを特徴とする、請求項1〜請求項6のいずれかに記載の
スタンディングパウチ。 - 前記積層体の中間フィルム層のポリエチレンテレフタレートフィルムには、パウチ胴部の前記開封予定線に沿って、傷加工線が設けられていることを特徴とする、請求項1〜請求項7のいずれかに記載のスタンディングパウチ。
- 前記傷加工線は、ミシン目、もしくはハーフカット線で設けられていることを特徴とする、請求項8に記載のスタンディングパウチ。
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