JP2500135B2 - カテコ―ル類の製造方法 - Google Patents

カテコ―ル類の製造方法

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  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はカテコール類の製造方法
に関するものである。さらに詳しくは、本発明は2−ハ
ロフェノール類をアルカリ水溶液中、銅化合物触媒の存
在下、加水分解することによりカテコール類を製造する
方法の改良に関するものである。本発明により製造され
る3−イソブテニルカテコールは、2,2−ジメチル−
2,3−ジヒドロベンゾ−7−フラニルメチルカルバメ
ート、すなわち、カルボフランの名で知られている殺虫
剤原体の中間体として重要な化合物である。
【0002】
【従来の技術】従来、3−イソブテニルカテコールなど
のカテコール類の製法として、対応する2−ハロフェノ
ール類を塩化第一銅よりなる触媒の存在下、苛性ソーダ
水溶液で加水分解する方法が知られている。しかしなが
ら、当該方法では、2−ハロフェノール類の加水分解反
応速度が遅く170〜180℃の高い反応温度を必要と
し、かつ、銅化合物触媒を多量に使用する必要があるた
め、高温反応によるカテコール類の選択性の低下が起こ
り、また、高い反応圧力等の問題があり、さらには銅使
用量が多いことによる経済性の低下など工業的に必ずし
も有利な方法とはいえない。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、2−ハロ
フェノール類を銅化合物触媒の存在下、加水分解してカ
テコール類を製造する方法について鋭意検討した結果、
特定のアミノピリジン類を存在させることにより、加水
分解反応速度を著しく増大させることができることを見
いだし、本発明を完成するに至った。
【0004】すなわち、本発明の要旨は、2−ハロフェ
ノール類をアルカリ水溶液中、銅化合物触媒の存在下、
加水分解することによりカテコール類を製造する方法に
おいて、銅に対して、0.00001〜10倍モルの、
4位および/または5位に低級アルキル基を有する2−
アミノピリジンを反応系に存在させることを特徴とする
カテコール類の製造方法に存する。
【0005】以下、本発明をさらに詳細に説明する。本
発明の反応原料となる2−ハロフェノール類としては、
2位に塩素原子、臭素原子またはフッ素原子を有するフ
ェノール類であり、このフェノール類は加水分解反応に
影響を受けない置換基を有していてもよい。この際の置
換基としては、例えば、アルケニル基、アルキル基、カ
ルボキシル基などが挙げられ、カルボフランを合成する
ための中間体を得るためには2−ハロ−6−アルケニル
フェノールが用いられる。2−ハロ−6−アルケニルフ
ェノールの具体例としては、下記一般式(I)で表され
る。
【0006】
【化1】
【0007】(式中、Xはハロゲン原子、R1 、R2
よびR3 はそれぞれ独立して水素原子、C1 〜C2 のア
ルキル基を表す)一般式(I)で表される化合物の具体
例としては、2−クロロ−6−イソブテニルフェノー
ル、2−ブロモ−6−イソブテニルフェノール、2−ク
ロロ−6−ビニルフェノール、2−ブロモ−6−ビニル
フェノール、2−クロロ−6−プロペニルフェノール、
2−ブロモ−6−プロペニルフェノール、2−クロロ−
6−ブテニルフェノール、2−ブロモ−6−ブテニルフ
ェノール、2−クロロ−6−(2−メチル−1−ブテニ
ル)フェノール、2−ブロモ−6−(2−メチル−1−
ブテニル)フェノール、2−クロロ−6−(2−エチル
−1−ブテニル)フェノール、2−ブロモ−6−(2−
エチル−1−ブテニル)フェノール、2−クロロ−6−
(1−メチル−1−ブテニル)フェノール、2−ブロモ
−6−(1−メチル−1−ブテニル)フェノール、2−
クロロ−6−(1−エチル−イソブテニル)フェノー
ル、2−ブロモ−6−(1−エチル−イソブテニル)フ
ェノール等が挙げられるが、好ましくはアルケニル基の
炭素数が2〜6で、Xが塩素原子または臭素原子のもの
であり、特に、2−クロロ−6−イソブテニルフェノー
ルが好ましい。
【0008】本発明で触媒として使用する銅化合物は一
価銅化合物、二価銅化合物のいずれでもよく、例えば、
硫酸銅、硝酸銅、塩化第二銅、塩化第一銅、酸化第二
銅、亜酸化銅、水酸化銅、塩基性炭酸銅などが挙げられ
る。これらの銅化合物の使用量は、通常、2−ハロフェ
ノール類1モルに対して、銅として0.001〜1グラ
ム原子、好ましくは0.01〜0.2グラム原子であ
る。
【0009】加水分解反応はアルカリ水溶液中で行われ
るが、アルカリとしては、通常、水酸化ナトリウム、水
酸化カリウム、水酸化カルシウム等が用いられ、中でも
水酸化ナトリウム、水酸化カリウムが好ましい。その使
用量は2−ハロフェノール類に対して、通常、2〜8倍
モル、好ましくは2〜4倍モルである。アルカリは通
常、アルカリ水溶液として反応系に添加するが、添加す
るアルカリ水溶液の濃度は通常、0.5〜20重量%で
あり、好ましくは2〜10重量%である。
【0010】本発明では、2−ハロフェノール類、銅化
合物触媒およびアルカリ水溶液からなる反応系に、4位
および/または5位に低級アルキル基を有する2−アミ
ノピリジンを存在させることを必須の要件とする。この
場合の低級アルキル基としては、例えばメチル基、エチ
ル基、プロピル基などのC1 4 のアルキル基が挙げら
れる。これらの化合物の具体例としては、例えば、2−
アミノ−4−メチルピリジン、2−アミノ−5−メチル
ピリジン、2−アミノ−4−エチルピリジン、2−アミ
ノ−5−エチルピリジン、2−アミノ−4−プロピルピ
リジン、2−アミノ−5−ブチルピリジンが挙げられ、
中でも、2−アミノ−4−メチルピリジンおよび2−ア
ミノ−5−メチルピリジンが好ましい。
【0011】なお、低級アルキル基で置換されていない
2−アミノピリジン、または、3位または6位に低級ア
ルキル基を有する2−アミノピリジンの場合には、反応
向上効果はある程度あるものの、本発明で期待するよう
な十分な効果は得られない。本発明の特定の2−アミノ
ピリジンの使用量は銅に対して、0.00001〜10
倍モル、好ましくは0.0001〜1倍モルである。こ
の使用量が0.00001倍モル未満では加水分解の反
応速度を十分に向上させることができず、また、10倍
モルを越えて用いても効果に変わりはなく経済的でな
い。
【0012】本発明の加水分解反応は、通常、100〜
200℃、好ましくは130〜170℃で行われる。圧
力は反応混合物を液相に保持することができる圧力であ
ればよく、通常、約1〜17kg/cm2 である。反応
温度があまり低くすぎると反応速度が遅く、逆にあまり
高すぎるとカテコール類の収率が低下するので好ましく
ない。また、反応時間は通常、0.5〜10時間程度で
ある。
【0013】反応終了後の混合物は通常、金属銅が析出
していればこれを分離し、混合物のpHを4以下にする
ことにより、カテコール類を含む結晶またはオイル層お
よび水層を形成させ、次いでこれを分離した後、結晶ま
たはオイル層は必要に応じて、再結晶または蒸溜するこ
とにより目的とするカテコール類を回収することができ
る。
【0014】
【実施例】次に、本発明を実施例によりさらに詳細に説
明するが、本発明はその要旨を超えない限り以下の実施
例に限定されるものではない。 実施例1 1リットルのSUS製加圧反応器中で4%水酸化ナトリ
ウム水溶液880gに73.04gの2−クロロ−6−
イソブテニルフェノールと2−アミノ−4−メチルピリ
ジン0.0865gとを溶解させ、次いで亜酸化銅2.
86gを添加し、反応器内部を窒素で置換した後、攪拌
しながら160℃に加熱して加水分解反応を行った。
【0015】160℃−4時間反応後の反応液を液体ク
ロマトグラフィーで定量して生成物を確認した。 実施例2 実施例1において、2−アミノ−4−メチルピリジンの
添加量を0.00865gに変更すること以外は実施例
1と同様に反応を実施した。 実施例3 実施例1において、2−アミノ−4−メチルピリジンを
2−アミノ−5−メチルピリジン0.0865gに変更
すること以外は実施例1と同様に反応を実施した。 比較例1 実施例1において、2−アミノ−4−メチルピリジンの
添加を行わないこと以外は実施例1と同様に反応を実施
した。 比較例2 実施例1において、2−アミノ−4−メチルピリジンを
2−アミノピリジン0.0753gに変更すること以外
は実施例1と同様に反応を実施した。 比較例3 実施例1において2−アミノ−4−メチルピリジンを2
−アミノ−3−メチルピリジン0.0865gに変更す
ること以外は実施例1と同様に反応を実施した。 比較例4 実施例1において2−アミノ−4−メチルピリジンを2
−アミノ−6−メチルピリジン0.0865gに変更す
ること以外は実施例1と同様に反応を実施した。
【0016】以上、得られた結果をまとめて下記表1に
示す。
【0017】
【表1】
【0018】
【発明の効果】本発明によれば、高転換率および高収率
で目的とするカテコール類を取得することが可能であ
り、その工業的価値は高い。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 成田 研一 北九州市八幡西区大字藤田2447番地の1 三菱化成株式会社黒崎工場内 (72)発明者 玉井 哲也 北九州市八幡西区大字藤田2447番地の1 三菱化成株式会社黒崎工場内 (56)参考文献 特開 昭62−258331(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2−ハロフェノール類をアルカリ水溶液
    中、銅化合物触媒の存在下、加水分解することによりカ
    テコール類を製造する方法において、銅に対して、0.
    00001〜10倍モルの、4位および/または5位に
    低級アルキル基を有する2−アミノピリジンを反応系に
    存在させることを特徴とするカテコール類の製造方法。
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