JP2500162Y2 - 自動二輪車用倒立型緩衝器 - Google Patents
自動二輪車用倒立型緩衝器Info
- Publication number
- JP2500162Y2 JP2500162Y2 JP1988040989U JP4098988U JP2500162Y2 JP 2500162 Y2 JP2500162 Y2 JP 2500162Y2 JP 1988040989 U JP1988040989 U JP 1988040989U JP 4098988 U JP4098988 U JP 4098988U JP 2500162 Y2 JP2500162 Y2 JP 2500162Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- inner tube
- mud
- dust seal
- axle bracket
- shock absorber
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Axle Suspensions And Sidecars For Cycles (AREA)
- Fluid-Damping Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) 本考案は自動2輪車のフロントフォークに係り、特に
アンタチューブ内に下方からインナチューブが嵌合され
た自動二輪車用倒立型緩衝器に関する。
アンタチューブ内に下方からインナチューブが嵌合され
た自動二輪車用倒立型緩衝器に関する。
(従来の技術) 一般に、自動2輪車のフロントフォークには倒立型緩
衝器が備えられたものがある。この倒立型緩衝器は、第
5図に示すようにコイルスプリングやオイルダンパ等を
内部に収容したアウタチューブ1が備えられ、このアウ
タチューブ1内に下方からインナチューブ3が摺動自在
に嵌合され、このインナチューブ3がアウタチューブ1
から伸縮することにより前輪からの衝撃を吸収するよう
になっている。
衝器が備えられたものがある。この倒立型緩衝器は、第
5図に示すようにコイルスプリングやオイルダンパ等を
内部に収容したアウタチューブ1が備えられ、このアウ
タチューブ1内に下方からインナチューブ3が摺動自在
に嵌合され、このインナチューブ3がアウタチューブ1
から伸縮することにより前輪からの衝撃を吸収するよう
になっている。
(考案が解決しようとする課題) 従来の自動二輪車用倒立型緩衝器においては、インナ
チューブ3の前方側にフォークプロテクタ18が装着され
ているが、雨中走行時等においてはインナチューブ3の
外表面に泥が付着することが多い。そして、前輪からの
衝撃を吸収するためにインナチューブ3がアウタチュー
ブ1内に摺動しつつ挿入される際、第4図(C)にも示
すようにアウタチューブ1の下端に設けられたダストシ
ール2によりインナチューブ3の外表面に付着した泥4
が掻き落とされ、泥や水分がアウタチューブ1内に侵入
することが防止される。
チューブ3の前方側にフォークプロテクタ18が装着され
ているが、雨中走行時等においてはインナチューブ3の
外表面に泥が付着することが多い。そして、前輪からの
衝撃を吸収するためにインナチューブ3がアウタチュー
ブ1内に摺動しつつ挿入される際、第4図(C)にも示
すようにアウタチューブ1の下端に設けられたダストシ
ール2によりインナチューブ3の外表面に付着した泥4
が掻き落とされ、泥や水分がアウタチューブ1内に侵入
することが防止される。
ところが、従来ではインナチューブ3の下端に固定さ
れたアクスルブラケット5の固定部5aの上端面が平坦に
形成されていたため、ダストシール2により掻き落とさ
れた泥が上記固定部5aの上端面に圧縮されて堆積し易
く、インナチューブ3が最も圧縮された状態になると、
固定部5aの上端面に堆積した泥が固定部5aとダストシー
ル2との間に圧縮されて固化され、固化された泥がダス
トシール2を押圧してダストシール2を破損させたり、
ダストシール2の内側に泥や水分が侵入し、ダストシー
ルのシール機能を損う懸念があった。
れたアクスルブラケット5の固定部5aの上端面が平坦に
形成されていたため、ダストシール2により掻き落とさ
れた泥が上記固定部5aの上端面に圧縮されて堆積し易
く、インナチューブ3が最も圧縮された状態になると、
固定部5aの上端面に堆積した泥が固定部5aとダストシー
ル2との間に圧縮されて固化され、固化された泥がダス
トシール2を押圧してダストシール2を破損させたり、
ダストシール2の内側に泥や水分が侵入し、ダストシー
ルのシール機能を損う懸念があった。
また、このようにアクスルブラケット5の固定部5aの
上部に泥4が圧縮して堆積し易いため、堆積した泥4の
重量によってフロントフォーク全体の重量が増加し、ハ
ンドリング性能に影響が生じるおそれがあった。
上部に泥4が圧縮して堆積し易いため、堆積した泥4の
重量によってフロントフォーク全体の重量が増加し、ハ
ンドリング性能に影響が生じるおそれがあった。
本考案は上記の事情を考慮してなされたもので、アク
スルブラケットの上部とダストシールの下部に泥が堆積
するのを積極的に防止することにより、ダストシールの
破損や異物の侵入を防止してダストシールのシール機能
を良好に維持すると共に、フロントフォークの重量増を
防止してハンドリング性能の悪化を避けることができる
自動二輪車用倒立型緩衝器を提供することを目的とす
る。
スルブラケットの上部とダストシールの下部に泥が堆積
するのを積極的に防止することにより、ダストシールの
破損や異物の侵入を防止してダストシールのシール機能
を良好に維持すると共に、フロントフォークの重量増を
防止してハンドリング性能の悪化を避けることができる
自動二輪車用倒立型緩衝器を提供することを目的とす
る。
(課題を解決するための手段) 本考案に係る自動二輪車用倒立緩衝器は、フロントフ
ォークの回動部に上部が固定されたアウタチューブ内に
下方からインナチューブの上部が摺動自在に嵌合され、
このインナチューブの下端部にアクスルブラケットが固
定された倒立型緩衝器において、上記アウタチューブの
下端部に嵌合されるダストシールの下部を上記アクスル
ブラケットに向かって筒状に突出させるとともにその外
径を下方に向かうに従って窄める一方、上記アクスルブ
ラケット上部をダストシールに向って筒状に突出させる
とともにその外径を上方に向かうに従って窄め、上記イ
ンナチューブがアウタチューブ内に内挿された最大圧縮
時ダストシール下端とアクスルブラケット上端の対向部
間に、インナチューブ外表に付着した泥等の付着物を掻
き落し排出するため、径方向に上下両側が漸次拡開した
空間を形成したものである。
ォークの回動部に上部が固定されたアウタチューブ内に
下方からインナチューブの上部が摺動自在に嵌合され、
このインナチューブの下端部にアクスルブラケットが固
定された倒立型緩衝器において、上記アウタチューブの
下端部に嵌合されるダストシールの下部を上記アクスル
ブラケットに向かって筒状に突出させるとともにその外
径を下方に向かうに従って窄める一方、上記アクスルブ
ラケット上部をダストシールに向って筒状に突出させる
とともにその外径を上方に向かうに従って窄め、上記イ
ンナチューブがアウタチューブ内に内挿された最大圧縮
時ダストシール下端とアクスルブラケット上端の対向部
間に、インナチューブ外表に付着した泥等の付着物を掻
き落し排出するため、径方向に上下両側が漸次拡開した
空間を形成したものである。
(作用) このように構成された自動二輪車用倒立型緩衝器にお
いて、インナチューブがアウタチューブ側へ摺動する
と、インナチューブの外表面に付着している泥は、ダス
トシールのテーパ面で掻き落とされるか、或いは下方に
向かうに従って外径が窄まるダストシールの外周面に乗
り上げて上外方へ押し上げられる。このため、ダストシ
ールの下面に泥が堆積しにくい。
いて、インナチューブがアウタチューブ側へ摺動する
と、インナチューブの外表面に付着している泥は、ダス
トシールのテーパ面で掻き落とされるか、或いは下方に
向かうに従って外径が窄まるダストシールの外周面に乗
り上げて上外方へ押し上げられる。このため、ダストシ
ールの下面に泥が堆積しにくい。
また、ダストシールに掻き落とされた泥や、インナチ
ューブの外表面から自然落下した泥はアクスルブラケッ
ト上に落ちるが、アクスルブラケット上部の外径が上方
に向かうに従って窄まっているため、アクスルブラケッ
トの上面にも泥が堆積しにくい。
ューブの外表面から自然落下した泥はアクスルブラケッ
ト上に落ちるが、アクスルブラケット上部の外径が上方
に向かうに従って窄まっているため、アクスルブラケッ
トの上面にも泥が堆積しにくい。
このように、アクスルブラケットの上部およびダスト
シールの下部に泥が堆積しにくいため、インナチューブ
が最も圧縮された時、インナチューブの外表面に付着し
た泥はアクスルブラケット上部とダストシールとの間の
両側拡開形状により、圧縮されつつ径方向外方に積極的
に押し出されて掻き落される。したがって、ダストシー
ルが泥に押圧されて堆積したり、ダストシールの内側に
泥や水分が侵入し、ダストシールのシール機能が損われ
るという懸念がなくなると共に、泥の堆積によるフロン
トフォークの重量増が防止され、ハンドリング性能の悪
化が回避される。
シールの下部に泥が堆積しにくいため、インナチューブ
が最も圧縮された時、インナチューブの外表面に付着し
た泥はアクスルブラケット上部とダストシールとの間の
両側拡開形状により、圧縮されつつ径方向外方に積極的
に押し出されて掻き落される。したがって、ダストシー
ルが泥に押圧されて堆積したり、ダストシールの内側に
泥や水分が侵入し、ダストシールのシール機能が損われ
るという懸念がなくなると共に、泥の堆積によるフロン
トフォークの重量増が防止され、ハンドリング性能の悪
化が回避される。
(実施例) 本考案に係る自動二輪車用倒立型緩衝器の一実施例に
ついて添付図面を参照して説明する。
ついて添付図面を参照して説明する。
第2図および第3図に示すように、自動2輪車のフロ
ントフォーク10は、その上端部において棒ハンドル11と
連結され、下端部において前輪12が回転自在に取り付け
られる。フロントフォーク10には前輪12からの衝撃を吸
収する倒立型緩衝器13が備えられる。
ントフォーク10は、その上端部において棒ハンドル11と
連結され、下端部において前輪12が回転自在に取り付け
られる。フロントフォーク10には前輪12からの衝撃を吸
収する倒立型緩衝器13が備えられる。
倒立型緩衝器13にはコイルスプリングやオイルダンパ
を内部に収容した左右一対のアウタチューブ14が備えら
れており、このアウタチューブ14の上部はフロントフォ
ーク10の回動部であるアッパーブラケット8と、ロアー
ブラケット9とによって平行に固定されている。
を内部に収容した左右一対のアウタチューブ14が備えら
れており、このアウタチューブ14の上部はフロントフォ
ーク10の回動部であるアッパーブラケット8と、ロアー
ブラケット9とによって平行に固定されている。
アウタチューブ14内には下方からインナチューブ15の
上部が摺動自在に嵌合される。インナチューブ15の下端
部にはアクスルブラケット16が固定され、このアクスル
ブラケット16に図示しないアクスルを介して前輪12が回
転自在に支持される。
上部が摺動自在に嵌合される。インナチューブ15の下端
部にはアクスルブラケット16が固定され、このアクスル
ブラケット16に図示しないアクスルを介して前輪12が回
転自在に支持される。
アウタチューブ14の下端部にはダストシール17が嵌装
されている。このダストシール17はゴムや脂肪等の弾性
材料からなり、その内周部がインナチューブ15の外表面
に対して摺動可能に密着するようになっている。このた
め、インナチューブ15の外表面に泥が付着していても、
インナチューブ15がアウタチューブ14内へ挿入される時
にダストシール17により付着している泥が掻き落とさ
れ、泥や水分がアウタチューブ14内に侵入することが防
止される。
されている。このダストシール17はゴムや脂肪等の弾性
材料からなり、その内周部がインナチューブ15の外表面
に対して摺動可能に密着するようになっている。このた
め、インナチューブ15の外表面に泥が付着していても、
インナチューブ15がアウタチューブ14内へ挿入される時
にダストシール17により付着している泥が掻き落とさ
れ、泥や水分がアウタチューブ14内に侵入することが防
止される。
ダストシール17の下部は、前記アクスルブラケット16
に向かって筒状に突出しており、その外径が下方に向か
うに従って窄められている。本実施例では、ダストシー
ル17の下部に逆円錐状のテーパー面17aを形成すること
が外径を窄めているが、このようなテーパー面17aに限
らず、例えばダストシール17の下側の肩周部をR状に形
成することで、その外径を下方に向けて窄めてもよい。
に向かって筒状に突出しており、その外径が下方に向か
うに従って窄められている。本実施例では、ダストシー
ル17の下部に逆円錐状のテーパー面17aを形成すること
が外径を窄めているが、このようなテーパー面17aに限
らず、例えばダストシール17の下側の肩周部をR状に形
成することで、その外径を下方に向けて窄めてもよい。
一方、アクスルブラケット16の上部はダストシール17
に向って筒状に突出する一方、上記ダストシール17のテ
ーパー面17aと対向するアクスルブラケット16の上部位
の外径は、上方に向かうに従って窄められている。本実
施例では、アクスルブラケット16の上部に円錐状のテー
パー面16aを形成することで外径を窄めているが、この
ようなテーパー面16aに限らず、例えばアクスルブラケ
ット16の上側の肩周部をR状に形成することで、その外
径を上方に向けて窄めてもよい。
に向って筒状に突出する一方、上記ダストシール17のテ
ーパー面17aと対向するアクスルブラケット16の上部位
の外径は、上方に向かうに従って窄められている。本実
施例では、アクスルブラケット16の上部に円錐状のテー
パー面16aを形成することで外径を窄めているが、この
ようなテーパー面16aに限らず、例えばアクスルブラケ
ット16の上側の肩周部をR状に形成することで、その外
径を上方に向けて窄めてもよい。
なお、符号18は、雨中走行時等においてインナチュー
ブ15の外表面に泥が付着することを防止するためのフォ
ークプロテクタを示す。
ブ15の外表面に泥が付着することを防止するためのフォ
ークプロテクタを示す。
このように上記実施例によれば、第4図(A)に示す
ようにインナチューブ15の外表面に泥が4が付着し、こ
の状態で第4図(B)に示すようにインナチューブ15が
アウタチューブ14側へ摺動した場合、ダストシール17の
下端とアクスルブラケット16の上端の対向部間に径方向
に上下両側が拡開した空間が形成され、インナチューブ
15の外表面に付着している泥は、ダストシール17に掻き
落とされるか、或いは下方に向かうに従って外径が窄ま
るダストシール17の逆円錐状のテーパー面17aに乗り上
げて径方向外方へ押し上げられる。このため、ダストシ
ール17の下面に泥が堆積しにくい。
ようにインナチューブ15の外表面に泥が4が付着し、こ
の状態で第4図(B)に示すようにインナチューブ15が
アウタチューブ14側へ摺動した場合、ダストシール17の
下端とアクスルブラケット16の上端の対向部間に径方向
に上下両側が拡開した空間が形成され、インナチューブ
15の外表面に付着している泥は、ダストシール17に掻き
落とされるか、或いは下方に向かうに従って外径が窄ま
るダストシール17の逆円錐状のテーパー面17aに乗り上
げて径方向外方へ押し上げられる。このため、ダストシ
ール17の下面に泥が堆積しにくい。
また、ダストシール17により掻き落とされた泥や、イ
ンナチューブ15の外表面から自然落下した泥はアクスル
ブラケット16上に落ちるが、アクスルブラケット16上部
の外径が円錐状のテーパー面16aにより上方に向かうに
従って窄まっているため、このテーパー面16aの部分か
ら泥4が下方へ落ち易く、これによりアクスルブラケッ
ト16の上部に泥4が堆積するのが有効的に防止される。
このように、アクスルブラケット16の上部およびダスト
シール17の下部に泥が堆積しにくいため、インナチュー
ブ15が最も圧縮された時、インナチューブの外表面に付
着た泥はアクスルブラケット16の上部とダストシール17
との間の径方向の両側拡開形状により圧縮されつつ径方
向外方に積極的に押し出され、泥が圧縮されて堆積する
ことがない。また、万一泥が圧縮されても、アクスルブ
ラケット16の上端部とダストシール17の下端部が径方向
に拡開する両側拡開形状、例えば両側テーパ形状によ
り、圧縮されつつ径方向外方に押し出され掻き落される
ために、圧縮された泥がインナチューブ15の外表面にそ
のまま堆積することがない。したがってダストシール17
が堆積された泥に押圧されて破損したり、ダストシール
17の内側に泥や水分が侵入し、ダストシールのシール機
能が損われるという懸念がなくなると共に、泥の堆積に
よるフロントフォーク10の重量増が防止されてハンドリ
ング性能の悪化が回避される。
ンナチューブ15の外表面から自然落下した泥はアクスル
ブラケット16上に落ちるが、アクスルブラケット16上部
の外径が円錐状のテーパー面16aにより上方に向かうに
従って窄まっているため、このテーパー面16aの部分か
ら泥4が下方へ落ち易く、これによりアクスルブラケッ
ト16の上部に泥4が堆積するのが有効的に防止される。
このように、アクスルブラケット16の上部およびダスト
シール17の下部に泥が堆積しにくいため、インナチュー
ブ15が最も圧縮された時、インナチューブの外表面に付
着た泥はアクスルブラケット16の上部とダストシール17
との間の径方向の両側拡開形状により圧縮されつつ径方
向外方に積極的に押し出され、泥が圧縮されて堆積する
ことがない。また、万一泥が圧縮されても、アクスルブ
ラケット16の上端部とダストシール17の下端部が径方向
に拡開する両側拡開形状、例えば両側テーパ形状によ
り、圧縮されつつ径方向外方に押し出され掻き落される
ために、圧縮された泥がインナチューブ15の外表面にそ
のまま堆積することがない。したがってダストシール17
が堆積された泥に押圧されて破損したり、ダストシール
17の内側に泥や水分が侵入し、ダストシールのシール機
能が損われるという懸念がなくなると共に、泥の堆積に
よるフロントフォーク10の重量増が防止されてハンドリ
ング性能の悪化が回避される。
なお、第4図(C)は従来の自動二輪車用倒立型緩衝
器を示すもので、アクスルブラケット5の固定部5a上端
面が平面に形成されたため、アクスルブラケット5の固
定部5aの上部に泥4が堆積し易く、この泥4によりダス
トシール2が損傷を受けると共に、フロントフォーク10
の重量が増加してハンドリング性能に影響があった。
器を示すもので、アクスルブラケット5の固定部5a上端
面が平面に形成されたため、アクスルブラケット5の固
定部5aの上部に泥4が堆積し易く、この泥4によりダス
トシール2が損傷を受けると共に、フロントフォーク10
の重量が増加してハンドリング性能に影響があった。
以上説明したように、本考案に係る自動二輪車用倒立
型緩衝器は、アウタチューブの下端部に嵌合されるダス
トシールの下部をアクスルブラケットに向かって筒状に
突出させるとともにその外径を下方に向かうに従って窄
める一方、上記アクスルブラケット上部をダスシールに
向って筒状に突出させるとともにその外径を上方に向か
うに従って窄め、上記インナチューブがアウタチューブ
内に内挿された最大圧縮時ダストシール下端とアクスル
ブラケット上端の対向部間に、インナチューブ外表に付
着した泥等の付着物を掻き落し排出するため、径方向に
上下両側がテーパ状に漸次拡開した空間を形成したた
め、アクスルブラケットの上部およびダストシールの下
部に泥が堆積しにくく、インナチューブのストロークを
利用した緩衝作用により、インナチューブが最も圧縮さ
れた時にアクスルブラケット上部とダストシールとの間
に外径方向の両側拡開形状を形成し、インナチューブ外
表面の泥は圧縮されつつ径方向外方に押し出されて積極
的に掻き落される。インナチューブ外用面に泥が圧縮さ
れて堆積するのを有効的に防止できる。したがってダス
トシールが堆積された泥に押圧されて破損したり、ダス
トシールの内側に泥や水分が侵入するという懸念がなく
なると共に、泥が圧縮されて堆積することによるフロン
トフォークの重量増が防止され、ハンドリング性能の悪
化が回避される。
型緩衝器は、アウタチューブの下端部に嵌合されるダス
トシールの下部をアクスルブラケットに向かって筒状に
突出させるとともにその外径を下方に向かうに従って窄
める一方、上記アクスルブラケット上部をダスシールに
向って筒状に突出させるとともにその外径を上方に向か
うに従って窄め、上記インナチューブがアウタチューブ
内に内挿された最大圧縮時ダストシール下端とアクスル
ブラケット上端の対向部間に、インナチューブ外表に付
着した泥等の付着物を掻き落し排出するため、径方向に
上下両側がテーパ状に漸次拡開した空間を形成したた
め、アクスルブラケットの上部およびダストシールの下
部に泥が堆積しにくく、インナチューブのストロークを
利用した緩衝作用により、インナチューブが最も圧縮さ
れた時にアクスルブラケット上部とダストシールとの間
に外径方向の両側拡開形状を形成し、インナチューブ外
表面の泥は圧縮されつつ径方向外方に押し出されて積極
的に掻き落される。インナチューブ外用面に泥が圧縮さ
れて堆積するのを有効的に防止できる。したがってダス
トシールが堆積された泥に押圧されて破損したり、ダス
トシールの内側に泥や水分が侵入するという懸念がなく
なると共に、泥が圧縮されて堆積することによるフロン
トフォークの重量増が防止され、ハンドリング性能の悪
化が回避される。
第1図は本考案に係る自動二輪車用倒立型緩衝器の一実
施例を示す構成図、第2図は上記実施例を備えたフロン
トフォークを示す斜視図、第3図は上記実施例を示す側
面図、第4図(A),(B)は上記実施例の作用を示す
側面図、第4図(C)は従来の倒立型緩衝器のアクスル
ブラケット上部に泥が溜った状態を示す側面図、第5図
は従来の倒立型緩衝器を示す構成図である。 4……泥、8……フロントフォークの回動部であるアッ
パーブラケット、9……フロントフォークの回動部であ
るロアーブラケット、14……アウタチューブ、15……イ
ンナチューブ、16……アクスルブラケット、16a……テ
ーパー面、17……ダストシール、17a……テーパー面。
施例を示す構成図、第2図は上記実施例を備えたフロン
トフォークを示す斜視図、第3図は上記実施例を示す側
面図、第4図(A),(B)は上記実施例の作用を示す
側面図、第4図(C)は従来の倒立型緩衝器のアクスル
ブラケット上部に泥が溜った状態を示す側面図、第5図
は従来の倒立型緩衝器を示す構成図である。 4……泥、8……フロントフォークの回動部であるアッ
パーブラケット、9……フロントフォークの回動部であ
るロアーブラケット、14……アウタチューブ、15……イ
ンナチューブ、16……アクスルブラケット、16a……テ
ーパー面、17……ダストシール、17a……テーパー面。
Claims (1)
- 【請求項1】フロントフォークの回動部に上部が固定さ
れたアウタチューブ内に下方からインナチューブの上部
が摺動自在に嵌合され、このインナチューブの下端部に
アクスルブラケットが固定された倒立型緩衝器におい
て、上記アウタチューブの下端部に嵌合されるダストシ
ールの下部を上記アクスルブラケットに向かって筒状に
突出させるとともにその外径を下方に向かうに従って窄
める一方、上記アクスルブラケット上部をダストシール
に向って筒状に突出させるとともにその外径を上方に向
かうに従って窄め、上記インナチューブがアウタチュー
ブ内に内挿された最大圧縮時ダストシール下端とアクス
ルブラケット上端の対向部間に、インナチューブ外表に
付着した泥等の付着物を掻き落し排出するため、径方向
に上下両側が漸次拡開した空間を形成したことを特徴と
する自動二輪車用倒立型緩衝器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988040989U JP2500162Y2 (ja) | 1988-03-30 | 1988-03-30 | 自動二輪車用倒立型緩衝器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988040989U JP2500162Y2 (ja) | 1988-03-30 | 1988-03-30 | 自動二輪車用倒立型緩衝器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01144294U JPH01144294U (ja) | 1989-10-03 |
| JP2500162Y2 true JP2500162Y2 (ja) | 1996-06-05 |
Family
ID=31267441
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1988040989U Expired - Lifetime JP2500162Y2 (ja) | 1988-03-30 | 1988-03-30 | 自動二輪車用倒立型緩衝器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2500162Y2 (ja) |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5632385Y2 (ja) * | 1974-05-31 | 1981-08-01 | ||
| IT1109566B (it) * | 1978-09-29 | 1985-12-23 | Gilardini Spa | Forcella telescopica per motocicli |
| JPS55114674A (en) * | 1979-02-28 | 1980-09-04 | Kayaba Industry Co Ltd | Front folk |
| JP2775258B2 (ja) * | 1988-03-11 | 1998-07-16 | カヤバ工業株式会社 | フロントフォークのプロテクタ取付装置 |
-
1988
- 1988-03-30 JP JP1988040989U patent/JP2500162Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01144294U (ja) | 1989-10-03 |
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