JP2500892Y2 - 可変型油圧アクチュエ―タ - Google Patents

可変型油圧アクチュエ―タ

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JP2500892Y2
JP2500892Y2 JP1989102570U JP10257089U JP2500892Y2 JP 2500892 Y2 JP2500892 Y2 JP 2500892Y2 JP 1989102570 U JP1989102570 U JP 1989102570U JP 10257089 U JP10257089 U JP 10257089U JP 2500892 Y2 JP2500892 Y2 JP 2500892Y2
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speed switching
passage
switching piston
hydraulic
casing
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和典 小川
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帝人製機株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、可変型油圧アクチュエータに関し、特に、
高低2速に可変可能な油圧モータまたは油圧ポンプとし
て使用できる可変型油圧アクチュエータに関する。
〔従来の技術〕
例えば、キャタピラにより走行するクローラ車両にあ
っては、高速および低速の2速の走行が要求される。こ
のような要求を満すため、例えば、特開昭59−79078号
公報には、ケーシングと、このケーシングに枢着された
回転軸と、この回転軸に連結されたシリンダブロック
と、このシリンダブロックに挿入されたプランジャに嵌
装されたシューが摺動自在に当接する斜板と、上記シリ
ンダブロックに隣接するようにケーシング内に装置され
たプレートからなる油圧アクチュエータにおいて、上記
斜板はシューの当接面を平滑面部とするとともに反対面
を垂直面部と斜面部としてケーシングに形成された押圧
部材により垂直面部あるいは斜面部の何れか一方をケー
シングに面接触させて、その傾斜角が変更されるように
した可変型油圧アクチュエータが提案されている。
〔考案が解決しようとする課題〕
上述した特開昭59−79078号公報に開示された可変型
油圧アクチュエータにおいては、2速切換用の押圧部材
に切換油圧を供給し、その圧力により押圧部材によって
斜板を押圧し、その速度を変えているが、押圧部材に供
給される圧力が設定値を越えている場合に押圧部材によ
り斜板を過度に強く押圧し、これにより斜板が過度に突
き出され、油圧モータが破損することがある。
上述のような問題を解決するために、押圧部材に供給
される2速切換圧力の設定圧力を厳密に制御することも
考えられるが、実際問題として過渡的に生ずる圧力等に
よって油圧モータ、油圧ポンプが破損することを完全に
防止することは困難である。
本考案者はこの対策として、押圧部材により斜板が傾
斜された場合に、その傾斜した斜板を停止させるための
機械的なストッパーを設けてこの斜板が傾斜を押圧する
ことを検討した。
しかしながら、このような機械的ストッパーをケーシ
ングの内部に設けることが、先ずストッパーの取付けの
ための工作が非常に難しく、組立て工数が多く、部品点
数が増加するという問題がある。更にまた、このような
ストッパーを設けていたとしても、押圧部材に過大圧力
が作用した場合には、ストッパーが過大圧力の作用によ
り壊れてしまうこともある。
〔考案の目的〕
本考案は、上述したような従来の2速切換型油圧アク
チュエータに付随する問題点を改良し、速度切換ピスト
ンの移動量が所定量を越えると2速切換ピストン室内の
作動油を前記ケーシング内に流出させて、ピストンの異
常な突き出しを自動的に防止して、油圧モータ、油圧ポ
ンプの破損を防止することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本考案においては上述した目的をケーシング、該ケー
シング内に設けられた斜板、該斜板に摺動自在に当接す
るヘッド部を具備したプランジャ、前記斜板の傾斜角を
変更する速度切換ピストンからなる可変型油圧アクチュ
エータにおいて、前記速度切換ピストン作動凹部の側面
に作動用油圧通路を開口して該作動用油圧通路から前記
速度切換ピストンの後端面に作動油圧を作用させ、該速
度切換ピストンの移動量が所定量を越えると前記速度切
換ピストン作動凹部内の作動油を前記ケーシング内に流
出させるドレーン通路が設けられていることを特徴とす
る可変型油圧アクチュエータにより達成する。
本考案の効果をより一層高めるためには、実施例に示
されているように、前記作動用油圧通路が該速度切換ピ
ストンにより閉塞されるようになっており、該速度切換
ピストンが作動用通路閉塞位置を越えて移動されたとき
に前記ドレーン通路が前記ピストン周面と後端面との間
に設けられた連通路に連通するようになっていることが
好ましい。
〔作用〕
本考案においては、速度切換ピストンに作用する油圧
により速度切換ピストンを移動させ、その移動量が予め
設定した値に達すると、ドレーン通路を経て作動油をケ
ーシング内に流出させるのでピストンの過度な移動が防
止され、油圧モータの破損が防止できる。
また、更に作動用油圧通路が該速度切換ピストンによ
り閉塞されるようになっており、ピストンが移動した場
合に、ピストン周面に形成しが連通路がドレーン通路と
連通するようにしておくことにより、上述のピストンの
遮断効果を一層高めることができる。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を参照して本考案を一層詳細に
説明する。
第1図は本考案に係る可変型油圧アクチュエータを油
圧モータに実施したものである。ケーシング1内に軸受
9、9′により回転軸2を回転可能に支承している。回
転軸2にシリンダブロック3をスプライン結合してお
り、シリンダブロック3内に形成した凹部には、プラン
ジャ6を軸方向に移動可能に装着している。プランジャ
6は、そのヘッド部としてのシュー7を介して斜板4に
押圧されている。なお、5はケーシング1の軸受9側に
位置決めされ固定されたプレートである。
斜板4の右端面には、第1図で下方に示す垂直面と垂
直面の上方に位置した傾斜面4aとが形成されている。斜
板4はボール軸受16により揺動可能にケーシング1に枢
着されている。後述のように速度切換ピストンにより、
斜板4は、第1図に示す斜板4の垂直端面がケーシング
1の右端内壁に密着した状態および斜面4aがケーシング
1の右端内壁に密着した状態を取れるようになってい
る。
ケーシング1には、前述したシリンダブロック3の凹
部へ圧油を給排する一対の給排通路11、11′およびシリ
ンダブロック3内の漏れ油を戻すためのドレーン油路12
が形成されている。
上記の構成は、従来公知の油圧アクチュエータと同様
であるので、これ以上の詳細な説明は省略する。
ケーシング1内には、上述した右端内壁の下方部にピ
ストン作動凹部10が穿設され、ピストン作動凹部10内に
は、速度切換ピストン8が摺動可能に密封嵌合されてい
る。速度切換ピストン8は、シュー15を介して斜板4を
押圧し、斜板4をボール軸受16の回りに揺動するように
なっている。
速度切換ピストン8の側面の周面には、その周方向に
環状凹部8aが形成されている。環状凹部8aは第1図に示
すように或る程度の幅を有しており、この環状凹部8aか
ら半径方向連通路8bが半径方向に延びており、半径方向
連通路8bと速度切換ピストン8の中心部に形成された軸
方向連通路8cが連通している。軸方向連通路8cは速度切
換ピストン8の後端面(第1図において右端面)に開口
している。
ケーシング1内には、更に速度切換ピストン8に切換
用作動油を供給するための作動用油圧通路14が設けられ
ている。作動用油圧通路14は、第1図に示すように速度
切換ピストン8が右端部まで移動した場合に、上述の環
状凹部8aと一部オーバーラップする位置に開口してい
る。
上述の構成からなる油圧アクチュエータにおいては、
給排通路11、11′の一方からシリンダブロック3へ供給
された油によりプランジャ6が突出され、それによりプ
ランジャ6は斜板4に沿って回転し、その回転が回転軸
2に伝えられ、シリンダブロック3に供給された油が他
方の給排通路11′、11から戻され、上記回転軸2の回転
が出力として取出される。
油圧モータの回転速度を切換える場合には、作動用油
圧通路14から切換油圧が速度切換ピストン8へ供給され
る。
作動用油圧通路14から供給された油圧は、速度切換ピ
ストン8の周面に形成された環状凹部8aから半径方向通
路8bおよび軸方向通路8cを経て、速度切換ピストン8の
右後端面に伝えられる。
この圧力により速度切換ピストン8は、第1図におい
て左方向に移動される。速度切換ピストン8の移動によ
り環状凹部8aと作動用油圧通路14の開口部とのオーバー
ラップ分がなくなると速度切換ピストン8には、それ以
上の圧力導入がされず、速度切換ピストン8は停止す
る。
更に、本考案においては、上記停止位置を越えた速度
切換ピストン8が更に左方に移動した場合に、環状凹部
8aと連通する位置にドレーン通路13を開口している。従
って、上記の位置を越えて速度切換ピストン8が移動し
た場合には、作動用油圧通路14から供給された圧力がド
レーン通路13、ケーシング1内およびドレーン油路12を
抜けて排出されるために速度切換ピストン8のそれ以上
の移動は防止される。
このような速度切換ピストン8の過度の移動を防止す
る他の手段として、ドレン通路13の一端部を図中に破線
13′で示すような位置に設けてもよい。この場合には、
ドレーン通路13の破線13′で示される一端部は、速度切
換ピストン8が停止位置を越えて該停止位置より更に左
方に移動した場合に、ピストン8の右端面とピストン作
動凹部10とで画成される室に開口する。従って、速度切
換ピストン8が停止位置を越えて移動した場合には、作
動用油圧通路14から供給された圧力がドレーン通路1
3′、13を抜けて排出され、このために速度切換ピスト
ン8のそれ以上の移動は防止される。
なお、作動用油圧通路14に供給される圧力を遮断した
場合には、シリンダブロック3に供給される油圧により
斜板4が押し戻され、これにより速度切換ピストン8は
第1図に示す位置に戻る。
〔考案の効果〕
本考案によれば、速度切換ピストンに作用する油圧に
より速度切換ピストンを移動させ、その移動量が予め設
定した値に達すると、ドレーン通路を経て作動油をケー
シング内に流出せるので、速度切換ピストンの過大スト
ロークが防止でき、過大ストロークによる油圧モータ、
油圧ポンプの破損が防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る油圧モータの断面図である。 1……ケーシング、2……回転軸、3……シリンダブロ
ック、4……斜板、6……プランジャ、8……速度切換
ピストン、8a……環状凹部、8b……半径方向連通路、8c
……軸方向連通路、10……ピストン作動凹部、13……ド
レーン通路、14……作動用油圧通路。

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ケーシング、該ケーング内に設けられた斜
    板、該斜板に摺動自在に当接するヘッド部を具備したプ
    ランジャ、前記斜板の傾斜角を変更する速度切換ピスト
    ンからなる可変型油圧アクチュエータにおいて、前記速
    度切換ピストン作動凹部の側面に作動用油圧通路を開口
    して該作動油圧通路から前記速度切換ピストンの後端面
    に作動油圧を作用させ、該速度切換ピストンの移動量が
    所定量を越えると前記速度切換ピストン作動凹部内の作
    動油を前記ケーシング内に流出させるドレーン通路が設
    けられていることを特徴とする可変型油圧アクチュエー
    タ。
  2. 【請求項2】前記作動用油圧通路が該速度切換ピストン
    により閉塞されるようになっており、該速度切換ピスト
    ンが作動用通路閉塞位置を越えて移動されたときに前記
    ドレーン通路が前記ピストン周面と後端面との間に設け
    られた連通路に連通することを特徴とする請求項1記載
    の可変型油圧アクチュエータ。
JP1989102570U 1989-08-31 1989-08-31 可変型油圧アクチュエ―タ Expired - Lifetime JP2500892Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0342072U (ja) 1991-04-22

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