JP2507149B2 - 多チャネルadコンバ―タ読込方式 - Google Patents

多チャネルadコンバ―タ読込方式

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【発明の詳細な説明】 [概要] 複数のアナログ信号の中からマルチプレクサのチャネ
ル選択で選んだアナログ信号をバッファアンプを介して
ADコンバータでデジタル変換し、バッファアンプのセト
リング時間経過後にADコンバータの出力をプロセッサに
読込む多チャネルADコンバータ読込方式に関し、 プロセッサによる読込時間を短縮することを目的と
し、 前回のチャネル番号と今回のチャネル番号が一致した
時には、セトリング時間を待たずにADコンバータの出力
をプロセッサに読込むように構成する。
[産業上の利用分野] 本発明は、複数のアナログ信号の中からマルチプレク
サのチャネル選択で選んだアナログ信号をバッファアン
プを介してADコンバータでデジタル信号に変換した後に
プロセッサに読込む多チャネルADコンバータ読込方式に
関する。
マルチプレクサのチャネル選択により得られたアナロ
グ信号をバッファアンプを介してADコンバータでデジタ
ル信号に変換して読込む場合、チャネル切替えによる信
号変動を回避するため、バッファアンプのセトリング時
間を待って読込む。
しかし、同じチャネルを繰り返し選択する際にはセト
リング時間を待つ必要はなく、この点を考慮した高速読
込みが望まれる。
[従来の技術] 従来、光ディスク装置等のプロセッサにより例えば各
種のサーボ制御を行う装置では、複数のセンサからのア
ナログ信号をマルチプレクサに入力し、プロセッサによ
るチャネル選択で必要なアナログ信号を選択し、バッフ
ァアンプを介してDAコンバータによりデジタル信号に変
換して読込むようにしている。マルチプレクサでチャネ
ル切替えが行われてからバッファアンプの出力が安定す
るまでに所定のセトリング時間を必要とする。そこでプ
ロセッサはチャネル選択を行なった後、セトリング時間
を待ってADコンバータの出力を読込む用にしている。
即ち、第5図の処理フローに示すように、AD変換する
マルチプレクサのチャネル番号Aの設定に対し、まずス
テップS1(以下「ステップ」は省略)でマルチプレクサ
のチャネル番号Aをセレクトし、次にS2でバッファアン
プのセトリング時間を待ち、最終的にS3でADコンバータ
で変換されたアナログ電圧をプロセッサに読込む。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、従来の読込方式にあっては、チャネル
が同じか否かには関係なく、チャネル選択から常にセト
リング時間の経過を待ってADコンバータの出力を読込む
ようにしており、同一チャネルを繰り返し選択すること
で実際にチャネル切替えが行われていないにも関わら
ず、セトリング時間を待っており、このためADコンバー
タの読込時間が長くなってしまう問題があった。
本発明は、このような従来の問題点に鑑みてなされた
もので、プロセッサによる読込時間を短縮して処理性能
を向上するようにした多チャネルADコンバータ読込方式
を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 第1図は本発明の原理説明図である。
まず本発明は、複数のアナログ信号を入力したマルチ
プレクサ10と、マルチプレクサ10のチャネル選択で出力
された任意のアナログ信号を増幅するバッファアンプ12
と、バッファアンプ12の出力信号をデジタル信号に変換
するADコンバータ14と、マルチプレクサ10をチャネル選
択した後にバッファアンプ12のセトリング時間の経過を
待ってADコンバータ14の出力を読込むプロセッサ16とを
備えた多チャネルADコンバータ読込方式を対象とする。
このような多チャネルADコンバータ読込方式につき本
発明にあっては、プロセッサ16で前回の選択チャネルと
今回の選択チャネルとの一致を判別した時には、セトリ
ング時間を待たずにADコンバータ14の出力を直ちに読込
ように構成する。
[作用] このような構成を備えた本発明の多チャネルADコンバ
ータ読込方式によれば、マルチプレクサの同一チャネル
を繰り返し選択している場合には、チャネル番号が同じ
になることから、バッファアンプの出力を安定させるセ
トリング時間を待つ必要はなく、チャネル選択でADコン
バータの出力を直ちに読込むことができ、ADコンバータ
の読込時間を短縮し、結果としてプロセッサによるプロ
グラム処理速度を向上することができる。
[実施例] 第2図は光磁気ディスク装置を例にとって本発明の一
実施例を示した実施例構成図である。
まず第2図の光磁気ディスク装置に用いられる光学ヘ
ッドを第3図を参照して説明する。
第3図において、光学ヘッドは装置筺体に固定された
固体光学系20−1と、VCMポジショナにより駆動される
キャリッジ22に搭載されて光磁気ディスク18のトラック
を横切る方向に移動される移動光学系20−2で構成され
る。
固定光学系20−1には波長780〜789nmのリードビーム
Aを発射する半導体レーザ30と、波長836〜845nmのライ
トビームBを発射する半導体レーザ40と、ライトビーム
Aと同じ波長836〜845nmのイレーズビームCを発射する
半導体レーザ46が設けられる。
半導体レーザ30からのリードビームAはガルバノミラ
ー32を介して移動光学系20−2側に出射され、キャリッ
ジ30に搭載されたレンズアクチュエータ24−1に設けて
いる対物レンズ26−1を通って光磁気ディスク18に照射
される。光磁気ディスク18からのリードビームAの戻り
光は対物レンズ10−1を通って固定光学系20−1に戻
り、ガルバノミラー32で反射された後に分離され、リー
ドビームのトラッキング信号TES1の検出及びRF1信号の
再生を同時に行なう2分割受光素子を用いたトラッキン
グエラー検出器36に入射され、更にFR2信号再生用の受
光器38にも入射される。
半導体レーザ40からのライトビームBは固定光学系20
−1から移動光学系20−2のレンズアクチュエータ24−
1に設けた対物レンズ26−1を通って光磁気ディスク18
に照射され、光磁気ディスク18からの戻り光は同じ経路
を経て固定光学系20−1に戻り、分離された後にトラッ
キングエラー検出信号TES2を検出するためのトラッキン
グエラー検出器42、及びフォーカスエラー信号FES1を検
出するための受光器44に入射される。
更に、半導体レーザ46からのイレーズビームCは移動
光学系20−2のキャリッジ22に独立して設けたイレーズ
用のレンズアクチュエータ24−2の対物レンズ26−2を
通して光磁気ディスク18に照射され、戻り光は固定光学
系20−1内で分離されてイレーズ用のトラッキングエラ
ー信号TES3を検出するトラッキングエラー検出器48、及
びフォーカスエラー信号FES2を検出するための受光器50
に入射される。
移動光学系20−2のキャリッジ22に搭載されたレンズ
アクチュエータ24−1,24−2は、この実施例にあっては
対物レンズ26−1,26−2を、光磁気ディスク18のトラッ
クを横切る方向とディスク面に対し遠ざけたり近づけた
りする方向の2方向に移動できる二次元揺動型のレンズ
アクチュエータを使用している。
尚、レンズアクチュエータ24−1,24−2にはレンズ位
置を検出するレンズ位置検出器28−1,28−2が設けら
れ、またガルバノミラー32にもガルバノ位置検出器34が
設けられている。
再び第2図を参照するに、10はマルチプレクサであ
り、マルチプレクサ10に対しては第3図のリードビーム
光学系に設けたトラッキングエラー信号検出器36、ガル
バノ位置検出器34、ライトビーム光学系に設けたトラッ
キングエラー検出器42、レンズ位置検出器28−1、フォ
ーカスエラー検出器44、更にイレーズビーム光学系に設
けたトラッキングエラー検出器48、フォーカスエラー検
出器50の各アナログ検出電圧が入力されている。マルチ
プレクサ10でチャネル選択されたいずれか1つのアナロ
グ電圧信号はバッファアンプ12でバッファ増幅を受けた
後、ADコンバータ14によりデジタル信号に変換され、プ
ロセッサ16に伝えられる。プロセッサ16は第3図に示し
たリードビームA、ライトビームB、あるいはイレーズ
ビームCを光磁気ディスク18のトラックに追従させるた
めのトラッキング制御、あるいは上位コントローラから
シーク指示を受けた際にビームを目標トラックに移動さ
せるシーク動作を行なう。具体的には、リードビームサ
ーボ制御部52を介してガルバノミラー32のガルバノコイ
ル54を駆動する。またライトビームサーボ制御部56を介
してレンズアクチュエータ24−1のトラッキングコイル
58、キャリッジ22を移動するVCMポジショナ60、対物レ
ンズ26−1を光軸方向に移動するフォーカスコイル62を
駆動する。更にイレーズビームサーボ制御部64を介して
レンズアクチュエータ24−2のトラッキングコイル66と
フォーカスコイル68を駆動する。
プロセッサ16は各種のビーム制御に対応するセンサ信
号を得るためにマルチプレクサ10のチャネル選択を制御
しており、マルチプレクサ10に対し新たなチャネル選択
を指令した際にはバッファアンプ12のセトリング時間を
待ってADコンバータ14の出力を読込むことを基本とす
る。しかし本発明にあっては、プロセッサ16において前
回のマルチプレクサ10に対するチャネル選択番号をメモ
リに記憶しておき、今回、マルチプレクサ10に対しチャ
ネル選択を行なうチャネル選択番号が得られた場合に、
メモリに記憶された前回のチャネル選択番号と今回のチ
ャネル選択番号を比較し、両者が一致したときにはセト
リング時間を待たずにADコンバータ14の出力を読込み、
一方、不一致であればセトリング時間を待ってADコンバ
ータ14の出力を取り込む。
第4図は第2図の実施例における本発明の多チャネル
ADコンバータ読込制御の処理フロー図である。
第4図において、まずプロセッサ16において新たにAD
コンバータ14から読込もうとするチャネル番号Aが決ま
ると処理が開始され、まずS1でメモリに記憶している前
回のチャネル番号Bを取り出し、続いてS2でマルチプレ
クサ10に対する今回のチャネル番号Aのセレクト動作を
指令し、続いてS3で今回のチャネル番号Aとメモリから
読出した前回のチャネル番号Bとが一致するか否か判定
する。前回のチャネル番号Bと今回のチャネル番号Aと
が一致していた場合には、S5に進んでADコンバータ14の
出力電圧を直ちに読込み、S6で次回の処理のために今回
のチャネル番号Aをメモリに記憶する。
一方、S3で前回のチャネル番号Bと今回のチャネル番
号Aが一致していなかった場合にはS4に進み、バッファ
アンプ12のセトリング時間を待ってS5に進んでADコンバ
ータ14の出力を読込む。
尚、上記の実施例は光磁気ディスク装置のサーボ制御
部における各種センサ信号の多チャネルADコンバータに
よる読込みを例にとるものであったが、これ以外に光磁
気ディスク装置におけるレーザダイオードの発光調整の
ための光パワーのアナログ検出信号のAD変換による読込
み等についても同様に適用することができる。また本発
明は光磁気ディスク装置に限定されず、センサ等からの
複数のアナログ信号をマルチプレクサでセレクトしてAD
変換後にプロセッサに読込んでプログラム処理を実行す
る適宜の装置につき、そのまま適用することができる。
[発明の効果] 以上説明してきたように本発明によれば、マルチプレ
クサで繰り返し同一チャネルを選択している際のADコン
バータからの読込時間を短縮できるので、プログラム処
理速度を高速化することができる。特に、光磁気ディス
ク装置や光ディスク装置におけるサーボパラメータの自
動調整プログラム、光磁気ディスク装置のレーザダイオ
ードの発光調整プログラム等のプログラム処理性能の向
上に大きく寄与する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理説明図; 第2図は本発明の実施例構成図; 第3図は本発明の光学ヘッド構成図; 第4図は本発明の処理フロー図; 第5図は従来放棄の処理フロー図である。 図中、 10:マルチプレクサ 12:バッファアンプ 14:ADコンバータ 16:プロセッサ(MPU) 18:媒体(光磁気ディスク) 20−1:固定光学系 20−2:移動光学系 22:キャリッジ 24−1,24−2:レンズアクチュエータ 26−1,26−2:対物レンズ 28−1,28−2:レンズ位置検出器 30:半導体レーザ(リード用LD) 32:ガルバノミラ 34:ガルバノ位置検出器 36,42,48:トラッキングエラー検出器 40:半導体レーザ(ライト用LD) 44,50:フォーカスエラー検出器 52:リードビームサーボ制御部 54:ガルバノコイル 56:ライトビームサーボ制御部 58,66:トラッキングコイル 60:VCMポジショナ 62,68:フォーカスコイル 64:イレーズビームサーボ制御部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のアナログ信号を入力したマルチプレ
    クサ(10)と、該マルチプレクサ(10)のチャネル選択
    で出力された任意のアナログ信号を増幅するバッファア
    ンプ(12)と、該バッファアンプ(12)の出力信号をデ
    ジタル信号に変換するADコンバータ(14)と、前記マル
    チプレクサ(10)をチャネル選択した後に前記バッファ
    アンプ(12)のセトリング時間の経過を待って前記ADコ
    ンバータ(14)の出力を読込むプロセッサ(16)とを備
    えた多チャネルADコンバータ読込方式に於いて、 前記プロセッサ(16)は、前回の選択チャネルと今回の
    選択チャネルが一致した時には、前記セトリング時間を
    待たずにADコンバータ(14)の出力を読込むことを特徴
    とする多チャネルADコンバータ読込方式。
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