JP2517355B2 - 複合フォ―ム物品及びその製造方法 - Google Patents
複合フォ―ム物品及びその製造方法Info
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- JP2517355B2 JP2517355B2 JP63094709A JP9470988A JP2517355B2 JP 2517355 B2 JP2517355 B2 JP 2517355B2 JP 63094709 A JP63094709 A JP 63094709A JP 9470988 A JP9470988 A JP 9470988A JP 2517355 B2 JP2517355 B2 JP 2517355B2
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C67/00—Shaping techniques not covered by groups B29C39/00 - B29C65/00, B29C70/00 or B29C73/00
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- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Molding Of Porous Articles (AREA)
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、自動車の内装のための複合フォーム物品
(「複合フォーム物品」、「複合フォーム構造部品」と
も称する)、及び、その製造方法に関し、特に、外殻
と、自動車の車体の内部に結合するための仕上げ表面を
画定する挿入体と、外殻と挿入体の間に介設されたフォ
ーム材とから成る複合フォーム物品、及び、その製造方
法に関する。
(「複合フォーム物品」、「複合フォーム構造部品」と
も称する)、及び、その製造方法に関し、特に、外殻
と、自動車の車体の内部に結合するための仕上げ表面を
画定する挿入体と、外殻と挿入体の間に介設されたフォ
ーム材とから成る複合フォーム物品、及び、その製造方
法に関する。
従来の技術 外殻と、その内部に形成されたウレタンフォームのよ
うなフォーム材とから成る自動車内装用部品は、周知で
ある。そのような部品には、それを自動車の内部の構造
部材に結合するための取付け部位を構成する挿入体が設
けられている。そのような複合フォーム部品の一例は、
米国特許第3,123,403号に記載されている。同特許に開
示された自動車のアームレストは、その両端部分をねじ
によって自動車の車体内部に結合するようになされてい
る。その取付け部位即ち結合点は、アームレストの内部
に設けられた挿入体である。
うなフォーム材とから成る自動車内装用部品は、周知で
ある。そのような部品には、それを自動車の内部の構造
部材に結合するための取付け部位を構成する挿入体が設
けられている。そのような複合フォーム部品の一例は、
米国特許第3,123,403号に記載されている。同特許に開
示された自動車のアームレストは、その両端部分をねじ
によって自動車の車体内部に結合するようになされてい
る。その取付け部位即ち結合点は、アームレストの内部
に設けられた挿入体である。
この種の複合フォーム構造部品においては、仕上され
た外殻部材がセル状フォームから成る裏当層によって挿
入体に結合されている。製造に当っては、外殻と挿入体
の両方を互いに離隔させて金型装置内に位置づけして両
者の間にキャビテイを画定し、そのキャビテイ内へフォ
ーム先駆物質を注入して反応させ、外殻のための裏当フ
ォーム層を形成するとともに、挿入体と外殻を接合す
る。その場合、このようにして成型された成型部品の挿
入体及び、又は外殻に別個の裏当プレートを適当な締着
手段によって結合し、内外両面ともに仕上げ表面とされ
た物品を完成する。自動車のコンソールの扉やグローブ
ボックスの扉のような複合構造部品の場合、その外殻
は、他の自動車内装部品の画材と調和する可撓ポリ塩化
ビニル面材で形成される。裏面プレートは、挿入体及び
外殻のむきだし、即ち未処理縁を被覆する。それによっ
て、扉を開けたままにしておいても、衣服等に引掛かる
ようなむきだし縁やフォームのバリが露出しないように
なされている。
た外殻部材がセル状フォームから成る裏当層によって挿
入体に結合されている。製造に当っては、外殻と挿入体
の両方を互いに離隔させて金型装置内に位置づけして両
者の間にキャビテイを画定し、そのキャビテイ内へフォ
ーム先駆物質を注入して反応させ、外殻のための裏当フ
ォーム層を形成するとともに、挿入体と外殻を接合す
る。その場合、このようにして成型された成型部品の挿
入体及び、又は外殻に別個の裏当プレートを適当な締着
手段によって結合し、内外両面ともに仕上げ表面とされ
た物品を完成する。自動車のコンソールの扉やグローブ
ボックスの扉のような複合構造部品の場合、その外殻
は、他の自動車内装部品の画材と調和する可撓ポリ塩化
ビニル面材で形成される。裏面プレートは、挿入体及び
外殻のむきだし、即ち未処理縁を被覆する。それによっ
て、扉を開けたままにしておいても、衣服等に引掛かる
ようなむきだし縁やフォームのバリが露出しないように
なされている。
その他、米国特許第3,620,566号は、溶接によって所
定位置に保持されたベースプレートを有する乗用車の座
席アームレストを開示している。米国特許第3,773,875
号は、フォーム物品を製造する方法を開示している。し
かし、それらの特許は、いずれも、複合フォーム構造部
品のむきだし縁を覆うために挿入体自体を使用すること
を教示していない。
定位置に保持されたベースプレートを有する乗用車の座
席アームレストを開示している。米国特許第3,773,875
号は、フォーム物品を製造する方法を開示している。し
かし、それらの特許は、いずれも、複合フォーム構造部
品のむきだし縁を覆うために挿入体自体を使用すること
を教示していない。
発明の目的及び作用 本発明は、上述した従来技術におけるように別個の裏
当プレートを必要とせず、従ってそのような裏当プレー
トをねじ等の適当な締着手段によって複合フォーム物品
の外及び挿入体に固定する必要のない、自動車内装用複
合フォーム物品、及びその製造方法を提供することを目
的とする。
当プレートを必要とせず、従ってそのような裏当プレー
トをねじ等の適当な締着手段によって複合フォーム物品
の外及び挿入体に固定する必要のない、自動車内装用複
合フォーム物品、及びその製造方法を提供することを目
的とする。
より具体的にいえば、本発明は、例えばポリ縁化ビニ
ルのような可撓性材料で形成された外殻とそれを補強す
る挿入体の間の空間(キャビテイ)にフォーム先駆物質
を注入反応させて形成されたセル状即ちフォーム状コア
を有する型式の、自動車の扉パネル、クラスター、アー
ムレスト、コンソール、計器パネルパッド等の内装部品
に関する。本発明は、上記目的を達成するために、挿入
体自体を外殻のむきだし縁を覆って外殻に係合させ、セ
ル状コア(フォーム)にも接合された裏面部材を構成す
るようにし、それによって別個の裏当プレートおよその
締着手段の必要性を排除する。
ルのような可撓性材料で形成された外殻とそれを補強す
る挿入体の間の空間(キャビテイ)にフォーム先駆物質
を注入反応させて形成されたセル状即ちフォーム状コア
を有する型式の、自動車の扉パネル、クラスター、アー
ムレスト、コンソール、計器パネルパッド等の内装部品
に関する。本発明は、上記目的を達成するために、挿入
体自体を外殻のむきだし縁を覆って外殻に係合させ、セ
ル状コア(フォーム)にも接合された裏面部材を構成す
るようにし、それによって別個の裏当プレートおよその
締着手段の必要性を排除する。
本発明のもう1つの目的は、上述のような自動車内装
用複合フォーム物品を製造する方法であって、 可撓ポリマー材のような可撓材で未処理(むきだし
の)外周縁を有する外殻を予め成型する外殻成型段階
と、 前記外殻の未処理外周縁によって囲まれた開口全体を
横切って延在する平面状部分と、外殻の未処理外周縁に
対応する外周縁を有し、後成形可能なフランジを有する
挿入体を金型成型によって準備する挿入体準備段階と、 キャビテイ画定金型部分と金型カバーを有し、両者の
間にフォーム成型用キャビテイを画定するようにした金
型装置の中に前記外殻と挿入体を位置づけする外殻及び
挿入体位置づけ段階と、 前記フォーム成型用キャビテイ内へフォーム先駆物質
を注入して前記挿入体と外殻との間に充填し、該フォー
ム先駆物質を反応させて弾性フォーム層を外殻の裏側に
形成し、それによって該挿入体を外殻に接合するフォー
ム形成段階と、 前記挿入体の前記フランジを後成形して該フランジが
外殻の前記未処理外周縁を覆い、かつ、外殻と挿入体の
間に形成されたフォームをネットアウトする後成形段階
とから成る複合フォーム物品製造方法を提供する。
用複合フォーム物品を製造する方法であって、 可撓ポリマー材のような可撓材で未処理(むきだし
の)外周縁を有する外殻を予め成型する外殻成型段階
と、 前記外殻の未処理外周縁によって囲まれた開口全体を
横切って延在する平面状部分と、外殻の未処理外周縁に
対応する外周縁を有し、後成形可能なフランジを有する
挿入体を金型成型によって準備する挿入体準備段階と、 キャビテイ画定金型部分と金型カバーを有し、両者の
間にフォーム成型用キャビテイを画定するようにした金
型装置の中に前記外殻と挿入体を位置づけする外殻及び
挿入体位置づけ段階と、 前記フォーム成型用キャビテイ内へフォーム先駆物質
を注入して前記挿入体と外殻との間に充填し、該フォー
ム先駆物質を反応させて弾性フォーム層を外殻の裏側に
形成し、それによって該挿入体を外殻に接合するフォー
ム形成段階と、 前記挿入体の前記フランジを後成形して該フランジが
外殻の前記未処理外周縁を覆い、かつ、外殻と挿入体の
間に形成されたフォームをネットアウトする後成形段階
とから成る複合フォーム物品製造方法を提供する。
ここで、「ネットアウト」とは、2つの部材の間に両
者の間を覆うようにして跨り、即ち両者を橋渡しし、両
者を結合することをいう。
者の間を覆うようにして跨り、即ち両者を橋渡しし、両
者を結合することをいう。
本発明の一実施例によれば、前記後成形段階は、前記
外殻とフォームと挿入体から成る構造体を雌受台内に位
置づけし、該挿入体の前記後成形可能なフランジに熱及
び圧力を加えて該フランジを外殻の前記未処理外周縁に
重なるように後成形することから成り、それによって該
フランジが該挿入体と外殻の外周縁の間の露出フォーム
及び挿入体の未処理外周縁を覆い、挿入体は、複合フォ
ーム物品の仕上げ裏面を形成するようにする。
外殻とフォームと挿入体から成る構造体を雌受台内に位
置づけし、該挿入体の前記後成形可能なフランジに熱及
び圧力を加えて該フランジを外殻の前記未処理外周縁に
重なるように後成形することから成り、それによって該
フランジが該挿入体と外殻の外周縁の間の露出フォーム
及び挿入体の未処理外周縁を覆い、挿入体は、複合フォ
ーム物品の仕上げ裏面を形成するようにする。
上記挿入体は、熱変型可能なプラスチックで製造する
ことが好ましい。
ことが好ましい。
実施例 以下に、本発明の複合フォーム物品及びその製造方法
を、自動車の車体内装に使用するためのグローブボック
スの扉又はコンソールの扉等に適用した場合に関連して
説明する。
を、自動車の車体内装に使用するためのグローブボック
スの扉又はコンソールの扉等に適用した場合に関連して
説明する。
先ず、第4図を参照すると、本発明による代表的な型
式のグローブボックスの扉10が示されている。扉10は、
例えば米国特許4,562,032号に記載された方法によって
形成することができるしぼ付又はざら目の外面14を有す
る可撓ポリ塩化ビニル製の外殻又は外被12と、扉の裏面
を構成する挿入体16と、それら両者の間に介設されたフ
ォーム層とから成る。
式のグローブボックスの扉10が示されている。扉10は、
例えば米国特許4,562,032号に記載された方法によって
形成することができるしぼ付又はざら目の外面14を有す
る可撓ポリ塩化ビニル製の外殻又は外被12と、扉の裏面
を構成する挿入体16と、それら両者の間に介設されたフ
ォーム層とから成る。
第4図に示された本発明の複合フォーム物品は、第1
〜3図に示された金型装置を用いて成型された中間複合
構造体42(第6図)に、第7図、又は第8図に示された
装置を用いて後成形を施すことによって製造されたもの
である。
〜3図に示された金型装置を用いて成型された中間複合
構造体42(第6図)に、第7図、又は第8図に示された
装置を用いて後成形を施すことによって製造されたもの
である。
第1〜3図を参照して説明すると、予め成型された外
殻12をキャビテイ画定金型部分20内に装填する。やはり
予め成型された挿入体16は、金型装置の金型カバー18に
よってキャビテイ画定金型部分20から離隔させて支持す
る。あるいは、別法として、挿入体16は、第1図に点線
16aで示されるように、金型部分20内に予め装填してお
いてもよい。
殻12をキャビテイ画定金型部分20内に装填する。やはり
予め成型された挿入体16は、金型装置の金型カバー18に
よってキャビテイ画定金型部分20から離隔させて支持す
る。あるいは、別法として、挿入体16は、第1図に点線
16aで示されるように、金型部分20内に予め装填してお
いてもよい。
詳述すれば、挿入体16(第1、5図)は、外殻12の未
処理(むき出しの)外周縁28によって画定される開口26
の面積とほぼ等しい面積の平面状部分24を有するプラス
チック部品である。挿入体16は、金型カバー18によって
外殻の未処理外周縁28に近接した位置に位置づけされる
外周縁30をを有している。未処理外周縁28は、第2、3
図に示されるように、枢動自在の工具及び、又はスライ
ド兼カバー32によって挿入体の外周縁30を覆うように内
方へ折曲げられる。挿入体16の外側面には、外殻12の未
処理外周縁28に近接するようにして後成形可能なフラン
ジ34が挿入体の平面状部分24に対してほぼ垂直に一体に
形成されている。フランジ34は、挿入体の両側に位置す
る側部分34aと、挿入体の両端に位置する端部分34bを有
する。次いで、第3図に示されるように、スライド兼カ
バー32をキャビテイ画定金型部分20に対して密封状態に
閉じる。挿入体16は、フォーム注入ノズル38から供給さ
れるフォーム先駆物質(プレカーサ)を外殻12と挿入体
との間に画定されるキャビテイ40内へ導入するための開
口36を有している。フォーム先駆物質は、キャビテイ40
内で反応し、挿入体の外周縁30と外殻の外周縁との間に
画定された空間内へも流入する。かくして、外殻と挿入
体との間にフォーム層が形成されるとともに、外殻と挿
入体がフォーム層によって互いに接合され、中間複合構
造体42(第6図)が得られる。
処理(むき出しの)外周縁28によって画定される開口26
の面積とほぼ等しい面積の平面状部分24を有するプラス
チック部品である。挿入体16は、金型カバー18によって
外殻の未処理外周縁28に近接した位置に位置づけされる
外周縁30をを有している。未処理外周縁28は、第2、3
図に示されるように、枢動自在の工具及び、又はスライ
ド兼カバー32によって挿入体の外周縁30を覆うように内
方へ折曲げられる。挿入体16の外側面には、外殻12の未
処理外周縁28に近接するようにして後成形可能なフラン
ジ34が挿入体の平面状部分24に対してほぼ垂直に一体に
形成されている。フランジ34は、挿入体の両側に位置す
る側部分34aと、挿入体の両端に位置する端部分34bを有
する。次いで、第3図に示されるように、スライド兼カ
バー32をキャビテイ画定金型部分20に対して密封状態に
閉じる。挿入体16は、フォーム注入ノズル38から供給さ
れるフォーム先駆物質(プレカーサ)を外殻12と挿入体
との間に画定されるキャビテイ40内へ導入するための開
口36を有している。フォーム先駆物質は、キャビテイ40
内で反応し、挿入体の外周縁30と外殻の外周縁との間に
画定された空間内へも流入する。かくして、外殻と挿入
体との間にフォーム層が形成されるとともに、外殻と挿
入体がフォーム層によって互いに接合され、中間複合構
造体42(第6図)が得られる。
フォーム層が形成された後、中間複合構造体42を第1
図の金型装置から取出す。中間複合構造体42は、第6図
に示されるように、外殻12によって画定される外表面14
を有し、該構造体の裏面では、外殻12の未処理外周縁28
と、フォーム層の露出縁が挿入体16の垂直フランジ34に
近接してその周りを囲繞している。
図の金型装置から取出す。中間複合構造体42は、第6図
に示されるように、外殻12によって画定される外表面14
を有し、該構造体の裏面では、外殻12の未処理外周縁28
と、フォーム層の露出縁が挿入体16の垂直フランジ34に
近接してその周りを囲繞している。
次に、この中間複合構造体42を後成形のために第7図
に示される加熱されたダイ組立体44内に装填する。詳述
すれば、外殻12の外表面14をダイ組立体44の雌受台48の
内表面上に座着させる。雌受台48は、後成形工程中外殻
の外表面14が傷つけられたり汚されたりしないように外
殻の外表面14を支持するように賦形されている。次い
で、ダイ組立体の加熱されたダイ50を挿入体のフランジ
34に押し当てて該フランジを垂直位置から外方へ屈曲さ
せる。ダイ50は、雌受台48に向って押し進められたとき
フランジ34の先端に係合する湾曲表面52を有しており、
湾曲表面52はフランジ34を外殻の未処理外周縁28に重ね
るように漸次外方へ変形させ、フランジ34の面54を外殻
12の外周縁の表面56に圧接させる。加熱ダイ50は、フラ
ンジ34に対して熱及び圧力を一定時間維持し、フランジ
を外殻12にまでネットアウトさせ、それによって、中間
複合構造体42の未処理外周縁28及び露出したフォーム部
分59を覆う連続した(切れめ目のない)フランジ58を形
成する。挿入体のフォーム注入開口36は、装飾プラグ60
(第4図)によって閉鎖する。
に示される加熱されたダイ組立体44内に装填する。詳述
すれば、外殻12の外表面14をダイ組立体44の雌受台48の
内表面上に座着させる。雌受台48は、後成形工程中外殻
の外表面14が傷つけられたり汚されたりしないように外
殻の外表面14を支持するように賦形されている。次い
で、ダイ組立体の加熱されたダイ50を挿入体のフランジ
34に押し当てて該フランジを垂直位置から外方へ屈曲さ
せる。ダイ50は、雌受台48に向って押し進められたとき
フランジ34の先端に係合する湾曲表面52を有しており、
湾曲表面52はフランジ34を外殻の未処理外周縁28に重ね
るように漸次外方へ変形させ、フランジ34の面54を外殻
12の外周縁の表面56に圧接させる。加熱ダイ50は、フラ
ンジ34に対して熱及び圧力を一定時間維持し、フランジ
を外殻12にまでネットアウトさせ、それによって、中間
複合構造体42の未処理外周縁28及び露出したフォーム部
分59を覆う連続した(切れめ目のない)フランジ58を形
成する。挿入体のフォーム注入開口36は、装飾プラグ60
(第4図)によって閉鎖する。
あるいは、別法として、フォーム注入開口36の代わり
に、図には示されていないが、外殻12の縁に切欠を形成
し、その切欠に整合するように挿入体16に穴61(第2A
図)を穿設することによってフォーム先駆物質を注入す
るための端部ゲートを形成することができる。その場
合、端部ゲードは、後成形によって外方へ折曲げられる
フランジ34の下に隠されるので、装飾プラグ(外観を整
えるためのプラグ)60を省除することができる。
に、図には示されていないが、外殻12の縁に切欠を形成
し、その切欠に整合するように挿入体16に穴61(第2A
図)を穿設することによってフォーム先駆物質を注入す
るための端部ゲートを形成することができる。その場
合、端部ゲードは、後成形によって外方へ折曲げられる
フランジ34の下に隠されるので、装飾プラグ(外観を整
えるためのプラグ)60を省除することができる。
後成形されたフランジ58の長手方向の一部分(一辺)
64には、例えばねじ(図示せず)によって第1図ヒンジ
プレート66を取付けることができる。そのようなねじ
は、フランジ58にだけではなく、それを貫通してその下
の挿入体16にまで螺着させることができる。第1ヒンジ
プレート66に螺着された第2ヒンジプレート69には複数
個の穴が穿設されており、それらの穴に適当な締着部材
を通すことによって第2ヒンジプレートを自動車内部の
構造部分に結合し、複合フォーム物品である扉10をグロ
ーブボックスに対して開閉自在に取付けることができ
る。
64には、例えばねじ(図示せず)によって第1図ヒンジ
プレート66を取付けることができる。そのようなねじ
は、フランジ58にだけではなく、それを貫通してその下
の挿入体16にまで螺着させることができる。第1ヒンジ
プレート66に螺着された第2ヒンジプレート69には複数
個の穴が穿設されており、それらの穴に適当な締着部材
を通すことによって第2ヒンジプレートを自動車内部の
構造部分に結合し、複合フォーム物品である扉10をグロ
ーブボックスに対して開閉自在に取付けることができ
る。
第8A〜8D図は、本発明の後成形工程の別の実施例を示
す。この実施例では、先ず、フランジ34を成形可能状態
になるまでブロア70からの熱風によって加熱する。次い
で、一連のローラ72をフランジ34に圧接転動させ、フラ
ンジを上述したように外殻12のむきだし縁28を覆うよう
にして後成形する。
す。この実施例では、先ず、フランジ34を成形可能状態
になるまでブロア70からの熱風によって加熱する。次い
で、一連のローラ72をフランジ34に圧接転動させ、フラ
ンジを上述したように外殻12のむきだし縁28を覆うよう
にして後成形する。
発明の効果 本発明に従って製造されたグローブボックスの扉10
は、むきだしの縁をもたない仕上げ表面を有する。従っ
て、本発明の構成によれば、別個の裏当プレートを設け
る必要性、並びに、そのような別個の裏当プレートを挿
入体に固定するための締着部材の必要性が排除される。
しかも、本発明の後成形可能なフランジ34から後成形さ
れたフランジ58は、外殻12のむきだし縁及びフォーム層
の露出縁を覆って挿入体16を外殻に結合し、仕上された
裏面を提供するのみならず、ヒンジ組立体62を自動車の
内装構造体に連結するための取付け構造部材としても機
能する。
は、むきだしの縁をもたない仕上げ表面を有する。従っ
て、本発明の構成によれば、別個の裏当プレートを設け
る必要性、並びに、そのような別個の裏当プレートを挿
入体に固定するための締着部材の必要性が排除される。
しかも、本発明の後成形可能なフランジ34から後成形さ
れたフランジ58は、外殻12のむきだし縁及びフォーム層
の露出縁を覆って挿入体16を外殻に結合し、仕上された
裏面を提供するのみならず、ヒンジ組立体62を自動車の
内装構造体に連結するための取付け構造部材としても機
能する。
以上、本発明を実施例に関連して説明したが、本発明
は、ここに例示した実施例の構図及び形態に限定される
ものではなく、本発明の精神及び範囲から面脱すること
なく、いろいろな実施形態が可能であり、いろいろな変
更及び改変を加えることができることを理解されたい。
は、ここに例示した実施例の構図及び形態に限定される
ものではなく、本発明の精神及び範囲から面脱すること
なく、いろいろな実施形態が可能であり、いろいろな変
更及び改変を加えることができることを理解されたい。
第1〜3図は、本発明の中間複合構造体を成型するため
の金型装置及びその順序作動示す概略断面図、第2A図
は、本発明の別法として設けられる端部ゲートの部分概
略図、第4図は、本発明の複合フォーム物品の透視図、
第4A図は、第4図の複合フォーム物品の隅部分の部分
図、第5図は、第1〜3図の装置によって成型された本
発明の中間複合構造体の挿入体の断面図、第6図は、第
1〜3図の装置によって成型された本発明の中間複合構
造体の断面図、第7図は、第6図の中間複合構造体のフ
ランジを後成形するためのダイ組立体の断面図、第8A〜
8D図は、第6図の中間複合構造体のフランジを後成形す
る方法の別の実施例に使用するための装置及びその順序
作動を示す概略断面図である。 10:複合フォーム物品 12:外殻 16:挿入体 18……金型カバー 20:キャビテイ画定金型部分 22:平面状部分 28:未処理(むきだしの)外周縁 30:外周縁 34:後成形フランジ 36:開口 38:フォーム注入ノズル 40:キャビテイ 42:中間複合構造体 44:ダイ組立体 48:雌受台 50:ダイ 60:装飾プラグ 62:ヒンジ組立体 66、69:ヒンジプレート 70:熱風ブロア 72:ローラ
の金型装置及びその順序作動示す概略断面図、第2A図
は、本発明の別法として設けられる端部ゲートの部分概
略図、第4図は、本発明の複合フォーム物品の透視図、
第4A図は、第4図の複合フォーム物品の隅部分の部分
図、第5図は、第1〜3図の装置によって成型された本
発明の中間複合構造体の挿入体の断面図、第6図は、第
1〜3図の装置によって成型された本発明の中間複合構
造体の断面図、第7図は、第6図の中間複合構造体のフ
ランジを後成形するためのダイ組立体の断面図、第8A〜
8D図は、第6図の中間複合構造体のフランジを後成形す
る方法の別の実施例に使用するための装置及びその順序
作動を示す概略断面図である。 10:複合フォーム物品 12:外殻 16:挿入体 18……金型カバー 20:キャビテイ画定金型部分 22:平面状部分 28:未処理(むきだしの)外周縁 30:外周縁 34:後成形フランジ 36:開口 38:フォーム注入ノズル 40:キャビテイ 42:中間複合構造体 44:ダイ組立体 48:雌受台 50:ダイ 60:装飾プラグ 62:ヒンジ組立体 66、69:ヒンジプレート 70:熱風ブロア 72:ローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B68G 7/06 B68G 7/06 A B29K 75:00 B29K 75:00 105:04 105:04 B29L 31:58 B29L 31:58
Claims (8)
- 【請求項1】複合フォーム物品を製造する方法であっ
て、 未処理の外周縁を有する可撓材製の外殻を成型する外殻
成型段階と、 平面状部分と、前記外殻の未処理外周縁に対応する外周
縁を有し、後成形可能なフランジを有する挿入体を準備
する挿入体準備段階と、 キャビテイ画定金型部分と金型カバーを有し、両者の間
にフォーム成型用キャビテイを画定するようにした金型
装置の中に前記外殻と挿入体を位置づけする外殻及び挿
入体位置づけ段階と、 前記フォーム成型用キャビテイ内へフォーム先駆物質を
注入して前記挿入体と外殻との間に充填し、該フォーム
先駆物質を反応させて弾性フォーム層を外殻の裏側に形
成し、それによって該挿入体を外殻に接合するフォーム
形成段階と、 前記挿入体の前記フランジを後成形して該フランジが外
殻の前記未処理外周縁を覆い、かつ、外殻と挿入体の間
に形成されたフォームをネットアウトする後成形段階と
から成る複合フォーム物品製造方法。 - 【請求項2】前記挿入体準備段階は、挿入体の平面状部
分に対して実質的に垂直に延長した後成形可能なフラン
ジを有する挿入体を準備することから成り、前記外殻及
び挿入体位置づけ段階において前記外殻の未処理外周縁
を前記挿入体の周りに前記フランジに密に近接する位置
に位置づけし、前記後成形段階は、前記フランジを後成
形して前記外殻を該フランジと前記挿入体の外周縁の間
に締付け、それによって該挿入体と後成形されたフラン
ジが該物品の仕上り表面を構成るるようにすることから
成ることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の複合
フォーム物品製造方法。 - 【請求項3】前記後成形段階は、前記外殻とフォームと
挿入体から成る構造体を雌受台内に位置づけし、該挿入
体の前記後成形可能なフランジに熱及び圧力を加えて該
フランジを外殻の前記未処理外周縁に重なるように後成
形し、それによって挿入体及び外殻の外周縁の周りに該
挿入体の外周縁と外殻の外周縁の間をネットアウトする
仕上げ縁を形成することから成ることを特徴とする特許
請求の範囲第2項記載の複合フォーム物品製造方法。 - 【請求項4】自動車の内装用複合フォーム物品であっ
て、未処理の連続した外周縁を有する可撓材製外殻と、
該外殻との間にキャビテイを形成するように該外殻に対
して離隔関係をなして配置されており、外殻の未処理外
周縁に対して内方に離隔関係をなして配置された外周縁
を有する挿入体と、前記キャビテイ及び前記未処理外周
縁と前記挿入体の外周縁との間の空間を満たしたフォー
ム材とから成り、該挿入体の外側面にフランジが形成さ
れており、該フランジは、前記外殻の外表面に重なるよ
うに加熱操作によって後成形されて、外殻及び挿入体の
全外周縁の周りに仕上げ表面を形成し、それによって、
該フランジは、挿入体を外殻に結合し、挿入体及びフォ
ーム材を支持するための露出した裏面を外殻上に形成し
ていることを特徴とする複合フォーム物品。 - 【請求項5】前記挿入体は、フォーム先駆物質を前記キ
ャビテイ内へ注入するための開口と、該開口を閉鎖した
装飾プラグを有しており、該挿入体の前記後成形された
フランジの長手方向の一部分に重ねて取付けられた第1
ヒンジ部材と、該第1ヒンジ部分に蝶着された第2ヒン
ジ部分とから成るヒンジ手段と、該ヒンジ手段を該フラ
ンジの長手方向の前記一部分に固定するための締着手段
が設けられていることを特徴とする特許請求の範囲第4
項記載の複合フォーム物品。 - 【請求項6】前記後成形段階は、加熱されたダイを前記
フランジに押し当てて圧縮力を加えることによって該フ
ランジを前記外殻の未処理縁を覆う状態に後成形するこ
とから成ることを特徴とする特許請求の範囲第3項記載
の複合フォーム物品製造方法。 - 【請求項7】前記後成形段階は、熱風を前記フランジに
吹付けてフランジを加熱し、ローラによってフランジに
圧力を加え、それによって、該フランジを前記外殻の未
処理縁を覆う状態に後成形することから成ることを特徴
とする特許請求の範囲第3項記載の複合フォーム物品製
造方法。 - 【請求項8】前記外殻及び挿入体位置づけ段階は、前記
挿入体を前記キャビテイ画定金型部分に予め装填してお
くことによって該挿入体を前記外殻に対して位置づけす
ることから成ることを特徴とする特許請求の範囲第1項
記載の複合フォーム物品製造方法。
Applications Claiming Priority (2)
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|---|---|---|---|
| US3968087A | 1987-04-20 | 1987-04-20 | |
| US039680 | 1987-04-20 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63307918A JPS63307918A (ja) | 1988-12-15 |
| JP2517355B2 true JP2517355B2 (ja) | 1996-07-24 |
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Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63094709A Expired - Lifetime JP2517355B2 (ja) | 1987-04-20 | 1988-04-19 | 複合フォ―ム物品及びその製造方法 |
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Families Citing this family (2)
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|---|---|---|---|---|
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