JP2520573Y2 - 熱電対と導線との接続構造 - Google Patents

熱電対と導線との接続構造

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JP2520573Y2
JP2520573Y2 JP1991024249U JP2424991U JP2520573Y2 JP 2520573 Y2 JP2520573 Y2 JP 2520573Y2 JP 1991024249 U JP1991024249 U JP 1991024249U JP 2424991 U JP2424991 U JP 2424991U JP 2520573 Y2 JP2520573 Y2 JP 2520573Y2
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JP
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thermocouple
resin layer
conductor
security
connection structure
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志津雄 稲葉
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Mitsubishi Motors Corp
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Mitsubishi Motors Corp
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、露出した素線相互を
樹脂層で包囲してなる熱電対と導線との接続構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】熱エネルギ−から動力を取り出す装置、
例えば燃焼熱をタ−ビンを介して動力として取り出すタ
−ビン装置では、安定した運転を継続するために、熱電
対を燃焼室内に配置して、燃焼室の温度を検知すること
が行われている。
【0003】熱電対は、2本の素線が挿通されたシ−ス
管内に絶縁物を充填してなる硬性構造が採用されてい
て、信号は熱電対に接続した保障導線を介して外部に出
力するようにしている。
【0004】こうした熱電対と保障導線との接続には、
図2に示されるように熱電対1の端部から露出した素線
1a,1aと保障導線2の端部から露出した素線2a,
2aとを取着し、この熱電対1と保障導線2との端部間
に硬質の樹脂層3を被覆して、露出した各素線1a,2
aを樹脂層3で包囲する構造が用いられている。具体的
には、接続した熱電対1の端部と保障導線2の端部との
間にキャップ4を被せ、このキャップ4の内部に樹脂を
充填することにより、熱電対1および保障導線2の端部
を、接続した素線1a,2aと共に固めている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】ところで、熱電対1お
よび樹脂層3は硬質で、保障導線2は柔軟なので、保障
導線2と樹脂層3との継ぎ目部分5は、硬度が急激に変
化する部位となる。つまり、同部分は据付等の取扱いの
際、応力が集中しやすい。
【0006】このため、応力集中により、同部分に亀裂
などが発生して保障導線2が折れることがあり、安定し
た性能を確保するうえでこの点の改善が要望されてい
る。なお、Aは折れた保障導線2の部分を示す。
【0007】この考案は、このような事情に着目してな
されたもので、その目的とするところは、応力集中を原
因とした導線の切れ、折れなどを未然に防ぐことができ
る熱電対と導線との接続構造を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
にこの考案の熱電対と導線との接続構造は、素線同士が
接続されている熱電対と導線との端部間に渡り硬質の樹
脂層を被覆して、露出した素線を前記樹脂層で包囲して
なる熱電対と導線との接続構造において、前記樹脂層の
外周面と、この外周面と連なる前記導線の端部近傍の
周面部分との継ぎ目部分に、複数の折止め層を、前記樹
脂層に対し硬度が前記導線の半径方向且つ軸線方向に
くなる順に被覆したことにある。
【0009】
【作用】この考案の熱電対と導線との接続構造による
と、樹脂層と導線との継ぎ目部分の半径方向および軸線
方向の硬度は、複数の折止め層の被覆によって、急激で
なく、滑らかに変化するようになる。
【0010】このことは、応力が集中しやすい部分であ
った導線と樹脂層との継ぎ目部分には、応力が集中しく
くなる。
【0011】したがって、応力集中による導線の切れ、
折れを未然に防げる。
【0012】
【実施例】以下、この考案を図1に示す一実施例にもと
づいて説明する。なお、図1において、先の「従来の技
術」の項で述べたものと同じ部分には同一符号を付して
その説明を省略し、この項では異なる部分(考案の要
部)について説明することにする。
【0013】本実施例は、保障導線2の端部近傍の外周
面部分と樹脂層3の外周面との継ぎ目部分5に、硬度の
異なる複数の折止め層10を硬さの低い順に被覆した点
で異なっている。
【0014】すなわち、折止め層10には樹脂層3の硬
度より低い、例えばテフロン部材11とシリコン部材1
2が用いられている。これら部材のうち、テフロン部材
11の硬度は、樹脂層1の硬度より若干低く、またシリ
コン部材12の硬度はさらにこのテフロン部材12の硬
度より若干低い性質を有している(樹脂>テフロン>シ
リコン)。また各部材は例えばキャップ状に成形されて
いる。
【0015】そして、保障導線2と樹脂層3との継ぎ目
部分5に、キャップ状に成形したテフトン部材11が被
覆され、さらにこのテフロン部材11の全体を覆うよう
にキャップ状に成形したシリコン部材12が被覆されて
いる。これにより、複数の折止め層10を継ぎ目部分5
に、樹脂層3に対し硬度が、保障導線2の半径方向且つ
軸線方向に低くなる順に被覆させている。なお、この被
覆は、熱電対1と保障導線2とを接続する前に、テフロ
ン部材11およびシリコン部材12を熱電対1あるいは
保障導線2に挿通しておき、その後、継ぎ目部分5へテ
フロン部材11、シリコン部材12を移動させて同部分
を覆うことによって行われる。
【0016】こうした継ぎ目部分5にテフロン部材1
1、シリンコン部材12(いずれも折止め層10)を被
覆する構造によると、樹脂層3と保障導線2との継ぎ目
部分5における径方向、軸線方向の硬度変化は、各テフ
ロン部材11、シリコン部材12の硬度によって、急激
でなく、滑らかに変化するようになる。
【0017】このことは、応力が集中しやすい部分であ
った保障導線2の継ぎ目部分5は応力が集中しくくな
り、同部分は切れにくくなる。
【0018】したがって、応力集中を原因とした保障導
線2の切れ、折れを未然に防ぐことができる。
【0019】なお、一実施例はキャップ状に成形したテ
フロン部材11、シリコン部材12を保障導線2と樹脂
層3との継ぎ目部分5に被覆したが、これに限らず、塗
布によって継ぎ目部分5の外周面にテフロン部材11,
シリコン部材12を順に被覆するようにしてもよい。む
ろん、一実施例では、折止め層10にテフロン部材1
1,シリコン部材12を用いたが、樹脂層3を構成する
樹脂よりも硬度が順に小さくなる関係が成立するもので
あれば、これに限らずの他の部材でもよい。
【0020】
【考案の効果】以上説明したようにこの考案によれば、
複数の折止め層によって、樹脂層と導線との継ぎ目部分
の径方向、軸線方向の硬度変化は、急激でなく、滑らか
変化するようになる。
【0021】したがって、応力が集中しやすい部分であ
った導線と樹脂層との継ぎ目部分は、応力が集中しくく
なり、応力集中を原因とした導線の切れ、折れを未然に
防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例の熱電対と保障導線との接
続構造を示す断面図。
【図2】従来の熱電対と保障導線との接続構造を示す断
面図。
【符号の説明】 1…熱電対、1a…素線、2…保障導線、2a…素線、
3…樹脂層、4…キャップ、5…継ぎ目部分、11…テ
フロン部材(折止め層)、12…シリコン部材(折止め
層)。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 素線同士が接続されている熱電対と導線
    との端部間に渡り硬質の樹脂層を被覆して、露出した素
    線を前記樹脂層で包囲してなる熱電対と導線との接続構
    造において、 前記樹脂層の外周面と、この外周面と連なる前記導線の
    端部近傍の外周面部分との継ぎ目部分に、複数の折止め
    層を、前記樹脂層に対し硬度が前記導線の半径方向且つ
    軸線方向に低くなる順に被覆したことを特徴とする熱電
    対と導線との接続構造。
JP1991024249U 1991-04-12 1991-04-12 熱電対と導線との接続構造 Expired - Lifetime JP2520573Y2 (ja)

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JPH04120343U JPH04120343U (ja) 1992-10-28
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JPS63269027A (ja) * 1987-04-25 1988-11-07 Sukegawa Denki Kogyo Kk シース型測温ケーブルの接続端子

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