JP2555863Y2 - 建物用伸縮継手装置 - Google Patents
建物用伸縮継手装置Info
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- JP2555863Y2 JP2555863Y2 JP1990069879U JP6987990U JP2555863Y2 JP 2555863 Y2 JP2555863 Y2 JP 2555863Y2 JP 1990069879 U JP1990069879 U JP 1990069879U JP 6987990 U JP6987990 U JP 6987990U JP 2555863 Y2 JP2555863 Y2 JP 2555863Y2
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Landscapes
- Building Environments (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、間隔をあけて隣接する建築構造物などの各
躯体の前記間隔をカバープレートによって塞ぐように構
成された建物用伸縮継手装置に関する。
躯体の前記間隔をカバープレートによって塞ぐように構
成された建物用伸縮継手装置に関する。
従来の技術 第7図は典型的な先行技術の鉛直断面図である。建築
構造物などの床であるコンクリート製躯体1,2は、間隔
Lを有する隙間3をあけて離間しており、地震あるいは
地盤沈下などによって各躯体1,2が相互に近接し、ある
いは離反する方向に変位しても隙間3を塞いだ状態に維
持するために、伸縮継手装置4が設けられている。この
伸縮継手装置4は、各躯体1,2にアンカーボルト5,6によ
って固定された縁材7,8と、各縁材7,8間にわたって乗載
される平坦なカバープレート9と、カバープレート9よ
りも隙間3の内方、すなわち第7図の下方に載置される
ゴムなどの可撓性材料から成る止水板10とを含み、前記
カバープレート9の幅方向(第7図の左右方向)の両側
部にはガスケット11,12が設けられている。
構造物などの床であるコンクリート製躯体1,2は、間隔
Lを有する隙間3をあけて離間しており、地震あるいは
地盤沈下などによって各躯体1,2が相互に近接し、ある
いは離反する方向に変位しても隙間3を塞いだ状態に維
持するために、伸縮継手装置4が設けられている。この
伸縮継手装置4は、各躯体1,2にアンカーボルト5,6によ
って固定された縁材7,8と、各縁材7,8間にわたって乗載
される平坦なカバープレート9と、カバープレート9よ
りも隙間3の内方、すなわち第7図の下方に載置される
ゴムなどの可撓性材料から成る止水板10とを含み、前記
カバープレート9の幅方向(第7図の左右方向)の両側
部にはガスケット11,12が設けられている。
このような先行技術では、各躯体1,2が地震などによ
って相互に近接する方向に変位したとき、ゴムなどの可
撓性および弾発性を有する材料から成る前記ガスケット
11,12がカバープレート9によって押圧される。躯体1,2
が高層ビルなどの床などである場合には地震などによる
各躯体1,2の変位も大きく、たとえばL=0.5〜1.0m程度
の比較的大きな間隔で離間されている。したがって各躯
体1,2の相対的な変位量が大きい場合には、その変位に
伴ってカバープレート9の変位量も大きくなって、カバ
ープレート9によって押圧されるガスケット11,12が弾
性変形しただけではそのカバープレート9の変位を吸収
することができなくなる場合がある。このような場合に
は、ガスケット11,12がカバープレート9の押圧力によ
って破損してしまうおそれがあり、このような先行技術
では、各躯体1,2が変位して間隔Lが大きくかつ急激に
変化したときに、隙間3をカバープレート9によって塞
いだ状態に維持することはできない。
って相互に近接する方向に変位したとき、ゴムなどの可
撓性および弾発性を有する材料から成る前記ガスケット
11,12がカバープレート9によって押圧される。躯体1,2
が高層ビルなどの床などである場合には地震などによる
各躯体1,2の変位も大きく、たとえばL=0.5〜1.0m程度
の比較的大きな間隔で離間されている。したがって各躯
体1,2の相対的な変位量が大きい場合には、その変位に
伴ってカバープレート9の変位量も大きくなって、カバ
ープレート9によって押圧されるガスケット11,12が弾
性変形しただけではそのカバープレート9の変位を吸収
することができなくなる場合がある。このような場合に
は、ガスケット11,12がカバープレート9の押圧力によ
って破損してしまうおそれがあり、このような先行技術
では、各躯体1,2が変位して間隔Lが大きくかつ急激に
変化したときに、隙間3をカバープレート9によって塞
いだ状態に維持することはできない。
考案が解決しようとする課題 したがって本考案の目的は、各躯体の変位に伴ってカ
バープレートが大きく変位しても、そのカバープレート
の変位を許容して各躯体間の間隔を常に塞いだ状態に維
持することができるようにした建物用伸縮継手装置を提
供することである。
バープレートが大きく変位しても、そのカバープレート
の変位を許容して各躯体間の間隔を常に塞いだ状態に維
持することができるようにした建物用伸縮継手装置を提
供することである。
課題を解決するための手段 本考案は、間隔をあけて隣接する一対の躯体にそれぞ
れ設けられた縁材と、縁材間にわたって配置され、前記
間隔を塞ぐカバープレートと、カバープレートの側部に
揺動自在に設けられた揺動部材と、を具備する建物用伸
縮継手装置において、縁材には揺動部材の遊端部を躯体
の表面に向けて案内する傾斜面が設けられ、揺動部材の
遊端部には縁材の傾斜面に対応する案内面が設けられ、
カバープレートには、これを外部に向けて案内する案内
片が設けられ、一対の躯体が相互に近接する方向に変位
すると、縁材の傾斜面と揺動部材の案内面との作用によ
って揺動部材の遊端部が躯体の表面に案内され、一対の
躯体が前記近接する方向にさらに変位すると、案内片の
作用によってカバープレートが外部の方向に案内され、
これによって躯体とカバープレートとの当接が回避され
ることを特徴とする建物用伸縮継手装置である。
れ設けられた縁材と、縁材間にわたって配置され、前記
間隔を塞ぐカバープレートと、カバープレートの側部に
揺動自在に設けられた揺動部材と、を具備する建物用伸
縮継手装置において、縁材には揺動部材の遊端部を躯体
の表面に向けて案内する傾斜面が設けられ、揺動部材の
遊端部には縁材の傾斜面に対応する案内面が設けられ、
カバープレートには、これを外部に向けて案内する案内
片が設けられ、一対の躯体が相互に近接する方向に変位
すると、縁材の傾斜面と揺動部材の案内面との作用によ
って揺動部材の遊端部が躯体の表面に案内され、一対の
躯体が前記近接する方向にさらに変位すると、案内片の
作用によってカバープレートが外部の方向に案内され、
これによって躯体とカバープレートとの当接が回避され
ることを特徴とする建物用伸縮継手装置である。
作用 本考案に従えば、間隔をあけて隣接する一対の躯体に
は縁材がそれぞれ設けられ、各縁材間にわたってカバー
プレートが前記間隔を塞ぐように配置される。カバープ
レートの側部には揺動部材が揺動自在に設けられ、縁材
には傾斜面が、また揺動部材には案内面が設けられてい
るので、一対の躯体が相互に近接する方向に変位したと
き、揺動部材の遊端部は傾斜面および案内面の作用によ
って躯体の表面に導かれる。したがって揺動部材が躯体
を避けた位置に移動し、この揺動部材が躯体とカバープ
レートとの間に挟まれて破損することがない。さらにカ
バープレートの内面には、これを外部に向けて案内する
案内片が設けれているので、一対の躯体が相互に近接す
る方向にさらに大きく変位したとき、案内片がたとえば
縁材の一部に作用してカバープレートを外部に向けて案
内する。したがってカバープレートは外部に移動し、躯
体とカバープレートとの当接が回避され、カバープレー
トが破損することがない。
は縁材がそれぞれ設けられ、各縁材間にわたってカバー
プレートが前記間隔を塞ぐように配置される。カバープ
レートの側部には揺動部材が揺動自在に設けられ、縁材
には傾斜面が、また揺動部材には案内面が設けられてい
るので、一対の躯体が相互に近接する方向に変位したと
き、揺動部材の遊端部は傾斜面および案内面の作用によ
って躯体の表面に導かれる。したがって揺動部材が躯体
を避けた位置に移動し、この揺動部材が躯体とカバープ
レートとの間に挟まれて破損することがない。さらにカ
バープレートの内面には、これを外部に向けて案内する
案内片が設けれているので、一対の躯体が相互に近接す
る方向にさらに大きく変位したとき、案内片がたとえば
縁材の一部に作用してカバープレートを外部に向けて案
内する。したがってカバープレートは外部に移動し、躯
体とカバープレートとの当接が回避され、カバープレー
トが破損することがない。
実施例 第1図は本考案の一実施例の水平断面図であり、第2
図は第1図のセクションIIの拡大断面図である。たとえ
ば高層ビルの壁などであるコンクリート製躯体20a,20b
は、相互に対向する各内面21a,21bが間隔Lを有する隙
間22をあけて離間している。この隙間22の間隔Lはたと
えば0.5〜1.0m程度の比較的大きな距離を有する。各躯
体20a,20bの外部23に臨む表面24a,24bには段差面25a,25
bを介して内部25側に凹んだ取付面26a,26bが形成されて
おり、各取付面26a,26bにはアルミニウムまたはステン
レス鋼製の縁材27a,27bがアンカーボルト28a,28bによっ
て固定される。これらの縁材27a,27bは、鉛直方向、す
なわち第1図の紙面に垂直方向に沿って延びる。
図は第1図のセクションIIの拡大断面図である。たとえ
ば高層ビルの壁などであるコンクリート製躯体20a,20b
は、相互に対向する各内面21a,21bが間隔Lを有する隙
間22をあけて離間している。この隙間22の間隔Lはたと
えば0.5〜1.0m程度の比較的大きな距離を有する。各躯
体20a,20bの外部23に臨む表面24a,24bには段差面25a,25
bを介して内部25側に凹んだ取付面26a,26bが形成されて
おり、各取付面26a,26bにはアルミニウムまたはステン
レス鋼製の縁材27a,27bがアンカーボルト28a,28bによっ
て固定される。これらの縁材27a,27bは、鉛直方向、す
なわち第1図の紙面に垂直方向に沿って延びる。
各縁材27a,27b上には、前記隙間22を塞ぐように平坦
なカバープレート29が配置される。このカバープレート
29は、たとえばアルミニウム製である。カバープレート
29の第1図の左右方向両側部30a,30bには、金属製の嵌
合部材31a,31bがリベット32a,32bによって固着される。
各嵌合部材31a,31bは、第1図および第2図の紙面に垂
直方向に延び、その長手方向に沿って嵌合孔33a,33bが
それぞれ形成されている。嵌合孔33a,33bには、可撓性
を有する金属形材などの材料から成る揺動部材34a,34b
の基端部35a,35bが嵌合される。各基端部35a,35bは、大
略的に直円柱状に形成されている。揺動部材34a,34bを
嵌合部材31a,31bに取付ける際には、嵌合孔33a,33bに長
手方向に沿って基端部35a,35bを挿入する。このような
揺動部材34a,34bもまた、嵌合部材31a,31bの長手方向に
沿って延びる。
なカバープレート29が配置される。このカバープレート
29は、たとえばアルミニウム製である。カバープレート
29の第1図の左右方向両側部30a,30bには、金属製の嵌
合部材31a,31bがリベット32a,32bによって固着される。
各嵌合部材31a,31bは、第1図および第2図の紙面に垂
直方向に延び、その長手方向に沿って嵌合孔33a,33bが
それぞれ形成されている。嵌合孔33a,33bには、可撓性
を有する金属形材などの材料から成る揺動部材34a,34b
の基端部35a,35bが嵌合される。各基端部35a,35bは、大
略的に直円柱状に形成されている。揺動部材34a,34bを
嵌合部材31a,31bに取付ける際には、嵌合孔33a,33bに長
手方向に沿って基端部35a,35bを挿入する。このような
揺動部材34a,34bもまた、嵌合部材31a,31bの長手方向に
沿って延びる。
前記嵌合部材31(総称する場合には添字a,bを省略し
て示す)は、前記リベット32が挿通する基部36と、基部
36に連なり前記嵌合孔33を構成する受け部37、38とを有
する。各受け部37,38の遊端部は間隔T1をあけて離間し
ており、間隔T1は前記揺動部材34の基端部35の直径Dよ
りも小さく選ばれており、これによって嵌合孔33からの
基端部35が抜出してしまうことを防止している。また前
記間隔T1は基端部35の付け根39付近ののど厚T2よりも大
きく選ばれており、これによって前記揺動部材34は基端
部35の軸線を回転中心として前記間隔T1の範囲内で矢符
C1,C2方向に角変位自在である。
て示す)は、前記リベット32が挿通する基部36と、基部
36に連なり前記嵌合孔33を構成する受け部37、38とを有
する。各受け部37,38の遊端部は間隔T1をあけて離間し
ており、間隔T1は前記揺動部材34の基端部35の直径Dよ
りも小さく選ばれており、これによって嵌合孔33からの
基端部35が抜出してしまうことを防止している。また前
記間隔T1は基端部35の付け根39付近ののど厚T2よりも大
きく選ばれており、これによって前記揺動部材34は基端
部35の軸線を回転中心として前記間隔T1の範囲内で矢符
C1,C2方向に角変位自在である。
揺動部材34の遊端部40は、前記基端部35側に屈曲して
形成されており、この遊端部40は内部25から外部23にな
るにつれて隙間22に関して両側方、すなわち第1図の左
右方向外方に傾斜した案内面41が形成される。この案内
面41は、前記縁材27の各一側端部に形成された突部42の
傾斜面43に当接している。この傾斜面43は、内部25から
外部23側になるにつれて隙間22から両側方へ遠去かる方
向に傾斜している。これによってカバープレート29が各
躯体20a,20bのいずれか一方に対して第1図の右方ある
いは左方に変位したときに揺動部材34が傾斜面43に沿っ
て上方に押上げられる。このような突部42の両側方には
躯体20の表面24に塗着されたセメントモルタルなどであ
る仕上げ材44が設けられる。
形成されており、この遊端部40は内部25から外部23にな
るにつれて隙間22に関して両側方、すなわち第1図の左
右方向外方に傾斜した案内面41が形成される。この案内
面41は、前記縁材27の各一側端部に形成された突部42の
傾斜面43に当接している。この傾斜面43は、内部25から
外部23側になるにつれて隙間22から両側方へ遠去かる方
向に傾斜している。これによってカバープレート29が各
躯体20a,20bのいずれか一方に対して第1図の右方ある
いは左方に変位したときに揺動部材34が傾斜面43に沿っ
て上方に押上げられる。このような突部42の両側方には
躯体20の表面24に塗着されたセメントモルタルなどであ
る仕上げ材44が設けられる。
前記カバープレート29には、縁材27の隙間22側の端部
から距離L1をあけて案内片47が設けられる。この案内片
47は、たとえばステンレス板材等であって、前記揺動部
材34の案内面41と同一方向に傾斜した案内面48を有す
る。前記距離L1は、嵌合部材31が縁材27から突部42まで
の距離L2よりも小さく選ばれており、これによってカバ
ープレート29が左右方向へ変位した際にその突部42に嵌
合部材31が当接するまでに案内片47の案内面48が縁材27
の端部49に当接し、したがってカバープレート29は外部
23側(第1図の上方)に押上げられる。これによってカ
バープレート29は、各躯体20a,20bが相互に近接する方
向に変位したときに揺動部材34が表面24上に乗り上げ
て、各躯体20a,20bのうちカバープレート29が移動する
側の躯体に対して距離L2以上の変位を円滑に行うことが
できる。これによって各躯体20a,20bの変位を許容して
隙間22を塞いだ状態に保つことができる。
から距離L1をあけて案内片47が設けられる。この案内片
47は、たとえばステンレス板材等であって、前記揺動部
材34の案内面41と同一方向に傾斜した案内面48を有す
る。前記距離L1は、嵌合部材31が縁材27から突部42まで
の距離L2よりも小さく選ばれており、これによってカバ
ープレート29が左右方向へ変位した際にその突部42に嵌
合部材31が当接するまでに案内片47の案内面48が縁材27
の端部49に当接し、したがってカバープレート29は外部
23側(第1図の上方)に押上げられる。これによってカ
バープレート29は、各躯体20a,20bが相互に近接する方
向に変位したときに揺動部材34が表面24上に乗り上げ
て、各躯体20a,20bのうちカバープレート29が移動する
側の躯体に対して距離L2以上の変位を円滑に行うことが
できる。これによって各躯体20a,20bの変位を許容して
隙間22を塞いだ状態に保つことができる。
第3図は、カバープレート29を縁材27に保持するため
の構成を示す分解斜視図である。前記カバープレート29
の幅方向(第1図の左右方向)中央位置には、ボルト51
が挿通する挿通孔52が形成され、この挿通孔52が形成さ
れた内部22側の表面には直円筒状のスリーブ53が固着さ
れる。このスリーブ53内には圧縮コイルばね54が収納さ
れ、前記ボルト51の軸部が挿通する。こうして圧縮コイ
ルばね54に挿通されたボルト51の軸部はばね54の他端部
が当接する当接片54aを挿通して各縁材27a,27b間にわた
って配置される連結杆55の挿通孔56に挿通され、さらに
圧縮コイルばね57およびばね受け片57の挿通孔58を挿通
してナット59が螺着される。
の構成を示す分解斜視図である。前記カバープレート29
の幅方向(第1図の左右方向)中央位置には、ボルト51
が挿通する挿通孔52が形成され、この挿通孔52が形成さ
れた内部22側の表面には直円筒状のスリーブ53が固着さ
れる。このスリーブ53内には圧縮コイルばね54が収納さ
れ、前記ボルト51の軸部が挿通する。こうして圧縮コイ
ルばね54に挿通されたボルト51の軸部はばね54の他端部
が当接する当接片54aを挿通して各縁材27a,27b間にわた
って配置される連結杆55の挿通孔56に挿通され、さらに
圧縮コイルばね57およびばね受け片57の挿通孔58を挿通
してナット59が螺着される。
前記連結杆55は、略直角断面が逆U字状に形成されて
おり、その長手方向両端部には各縁材27a,27bに形成さ
れた嵌合溝60a,60bに嵌まり込む嵌合突部61a,61bが立設
される。このような構成によってカバープレート29と連
結杆55とは相互に近接する方向に付勢されており、連結
杆55は各嵌合突部61a,61bが縁材27a,27bの各嵌合溝60a,
60bに嵌まり込んだ状態で各縁材27a,27b上に支持され
る。
おり、その長手方向両端部には各縁材27a,27bに形成さ
れた嵌合溝60a,60bに嵌まり込む嵌合突部61a,61bが立設
される。このような構成によってカバープレート29と連
結杆55とは相互に近接する方向に付勢されており、連結
杆55は各嵌合突部61a,61bが縁材27a,27bの各嵌合溝60a,
60bに嵌まり込んだ状態で各縁材27a,27b上に支持され
る。
以上のような構成によって、各躯体20a,20b間にわた
ってカバープレート29が取付けられ、たとえば地震など
によって各躯体20a,20bが相互に近接する方向、すなわ
ち間隔Lを小さくする方向に急激に変位した状態におい
て、たとえばカバープレート29が一方の躯体20a側に移
動した状態は第4図に示される。まず、各躯体20a,20b
の変位に伴ってカバープレート29が第1図の左方へ移動
を開始すると、揺動部材34aの案内面41aは縁材27aの傾
斜面43aに沿って案内され、これによって揺動部材34aは
基端部35aの軸線を回転中心として矢符C1方向に角変位
し、さらにカバープレート29が第1図の左方へ変位する
と、揺動部材34aの遊端部40aは仕上げ部材44aの表面45
上に乗上げる。そして、さらにカバープレート29が左方
へ変位すると、縁材27aの端部49aに案内片47aの案内面4
8aが当接し、カバープレート29は連結杆55との間隔L3を
増加させながら外部23側に押上げられ、さらにカバープ
レート29が左方へ変位すると、案内片47aの下端部50aは
縁材27aの外部23側の表面62a上に乗載される。
ってカバープレート29が取付けられ、たとえば地震など
によって各躯体20a,20bが相互に近接する方向、すなわ
ち間隔Lを小さくする方向に急激に変位した状態におい
て、たとえばカバープレート29が一方の躯体20a側に移
動した状態は第4図に示される。まず、各躯体20a,20b
の変位に伴ってカバープレート29が第1図の左方へ移動
を開始すると、揺動部材34aの案内面41aは縁材27aの傾
斜面43aに沿って案内され、これによって揺動部材34aは
基端部35aの軸線を回転中心として矢符C1方向に角変位
し、さらにカバープレート29が第1図の左方へ変位する
と、揺動部材34aの遊端部40aは仕上げ部材44aの表面45
上に乗上げる。そして、さらにカバープレート29が左方
へ変位すると、縁材27aの端部49aに案内片47aの案内面4
8aが当接し、カバープレート29は連結杆55との間隔L3を
増加させながら外部23側に押上げられ、さらにカバープ
レート29が左方へ変位すると、案内片47aの下端部50aは
縁材27aの外部23側の表面62a上に乗載される。
このようにして案内片47aによってカバープレート29
はその変位が距離L1以上になると外部23側に案内され、
これによってさらにカバープレート29が躯体20a側に変
位しても、嵌合部材31aが縁材27aの突部42aなどに当接
して係止されてしまうおそれはなく、円滑にカバープレ
ート29を縁材上で案内することができる。したがって各
躯体20a,20bの相対的な変位が大きい場合であっても、
カバープレート29が破損してしまうおそれはなく、隙間
22を塞いだ状態に維持することができる。
はその変位が距離L1以上になると外部23側に案内され、
これによってさらにカバープレート29が躯体20a側に変
位しても、嵌合部材31aが縁材27aの突部42aなどに当接
して係止されてしまうおそれはなく、円滑にカバープレ
ート29を縁材上で案内することができる。したがって各
躯体20a,20bの相対的な変位が大きい場合であっても、
カバープレート29が破損してしまうおそれはなく、隙間
22を塞いだ状態に維持することができる。
本考案の他の実施例として、第5図に示されるよう
に、揺動部材63に凹所64を形成してこの凹所64内に仕上
げ材65を充填するようにしてもよい。このようにするこ
とによって、躯体20の表面24に塗着されている仕上げ材
44と、カバープレート29の表面に塗着されている仕上げ
部材66と、揺動部材63に塗着されている仕上げ材65とを
ほぼ平坦状にすることができ、外見上違和感がなく、美
感の向上を図ることができる。
に、揺動部材63に凹所64を形成してこの凹所64内に仕上
げ材65を充填するようにしてもよい。このようにするこ
とによって、躯体20の表面24に塗着されている仕上げ材
44と、カバープレート29の表面に塗着されている仕上げ
部材66と、揺動部材63に塗着されている仕上げ材65とを
ほぼ平坦状にすることができ、外見上違和感がなく、美
感の向上を図ることができる。
前述の実施例では、躯体20a,20bは建物の壁であつた
けれども、床などに関しても本考案を好適に実施するこ
とができる。
けれども、床などに関しても本考案を好適に実施するこ
とができる。
第6図は、本考案のさらに他の実施例の水平断面図で
ある。間隔Lを有する隙間22をあけて一対の躯体70a,70
bが配置される。一方の躯体70bの外部23に臨む表面71は
他方の躯体70aの隙間22に臨む内面72に対してほぼ垂直
をなしており、各躯体70a,70bには縁材73a,73bが固定さ
れる。縁材73aには捩りばね74の一端部が固定され、捩
りばね74の他端部はカバープレート75に固定される。カ
バープレート75にはまた、ゴムあるいは合成樹脂などの
材料から成るパッキン76,77が嵌着されており、これら
のパッキン76,77によって前記カバープレート75は厚み
方向両側から挟持されている。このカバープレート75
は、前記捩りばね74のばね力によって矢符F1方向にばね
付勢されている。このようなカバープレート75には取付
部材78が当接し、この取付部材78には連結杆79の一端部
が溶接などによって固定される。連結杆79とカバープレ
ート75とはボルト80およびナット81によって間隔をあけ
た状態で連結されており、この間隔内において前記ボル
ト80の軸部が挿通された圧縮コイルばね82が介在され
る。この圧縮コイルばね82のばね力によって、カバープ
レート75と連結杆79とは相互に離反する方向にばね付勢
される。カバープレート75にはまた、躯体70b寄りに案
内片83が固定される。この案内片83は、前述した実施例
の案内片47と同様に傾斜した案内面83aを有し、カバー
プレート75が第6図の右方に変位したときに縁材73bの
隙間22側の端部84に当接してそのカバープレート75を上
方に持上げる。
ある。間隔Lを有する隙間22をあけて一対の躯体70a,70
bが配置される。一方の躯体70bの外部23に臨む表面71は
他方の躯体70aの隙間22に臨む内面72に対してほぼ垂直
をなしており、各躯体70a,70bには縁材73a,73bが固定さ
れる。縁材73aには捩りばね74の一端部が固定され、捩
りばね74の他端部はカバープレート75に固定される。カ
バープレート75にはまた、ゴムあるいは合成樹脂などの
材料から成るパッキン76,77が嵌着されており、これら
のパッキン76,77によって前記カバープレート75は厚み
方向両側から挟持されている。このカバープレート75
は、前記捩りばね74のばね力によって矢符F1方向にばね
付勢されている。このようなカバープレート75には取付
部材78が当接し、この取付部材78には連結杆79の一端部
が溶接などによって固定される。連結杆79とカバープレ
ート75とはボルト80およびナット81によって間隔をあけ
た状態で連結されており、この間隔内において前記ボル
ト80の軸部が挿通された圧縮コイルばね82が介在され
る。この圧縮コイルばね82のばね力によって、カバープ
レート75と連結杆79とは相互に離反する方向にばね付勢
される。カバープレート75にはまた、躯体70b寄りに案
内片83が固定される。この案内片83は、前述した実施例
の案内片47と同様に傾斜した案内面83aを有し、カバー
プレート75が第6図の右方に変位したときに縁材73bの
隙間22側の端部84に当接してそのカバープレート75を上
方に持上げる。
カバープレート75のさらに躯体70b側の側部には、前
述の実施例と同様な構成によって嵌合部材85と、この嵌
合部材85に揺動可能に嵌合する揺動部材86とが設けられ
る。揺動部材86の遊端部には案内面87が形成されてお
り、縁材74bの突部88に形成されている傾斜面89に沿っ
て案内される。
述の実施例と同様な構成によって嵌合部材85と、この嵌
合部材85に揺動可能に嵌合する揺動部材86とが設けられ
る。揺動部材86の遊端部には案内面87が形成されてお
り、縁材74bの突部88に形成されている傾斜面89に沿っ
て案内される。
このような第6図に示される構成によってもまた、各
躯体70a,70bが相互に近接する方向に急激に変位して
も、揺動部材86の案内面87が傾斜面89に沿って案内され
て上方へ角変位する。さらにカバープレート75が躯体70
b側に変位すると、案内片83の案内面83aが端部84に当接
した状態で案内され、そのカバープレート75は上方へ持
上げられる。このようにしてカバープレート75の一側部
にだけ揺動部材86を設けて、各躯体70a,70bが相互に近
接する方向に変位したときにカバープレート75を円滑に
躯体70bの表面71に案内してその変位を許容することが
できる。
躯体70a,70bが相互に近接する方向に急激に変位して
も、揺動部材86の案内面87が傾斜面89に沿って案内され
て上方へ角変位する。さらにカバープレート75が躯体70
b側に変位すると、案内片83の案内面83aが端部84に当接
した状態で案内され、そのカバープレート75は上方へ持
上げられる。このようにしてカバープレート75の一側部
にだけ揺動部材86を設けて、各躯体70a,70bが相互に近
接する方向に変位したときにカバープレート75を円滑に
躯体70bの表面71に案内してその変位を許容することが
できる。
考案の効果 本考案によれば、カバープレートの側部には揺動部材
が揺動自在に設けられ、縁材には傾斜面が、また揺動部
材の遊端部には案内面が設けられているので、一対の躯
体が相互に近接する方向に変位したとき、揺動部材の遊
端部は傾斜面および案内面の作用によって躯体の表面に
導かれる。したがって揺動部材が躯体を避けた位置に移
動し、この揺動部材が躯体とカバープレートとの間に挟
まれて破損することがない。
が揺動自在に設けられ、縁材には傾斜面が、また揺動部
材の遊端部には案内面が設けられているので、一対の躯
体が相互に近接する方向に変位したとき、揺動部材の遊
端部は傾斜面および案内面の作用によって躯体の表面に
導かれる。したがって揺動部材が躯体を避けた位置に移
動し、この揺動部材が躯体とカバープレートとの間に挟
まれて破損することがない。
また、カバープレートの内面には、これを外部に向け
て案内する案内片が設けれているので、一対の躯体が相
互に近接する方向にさらに大きく変位したとき、案内片
がたとえば縁材の一部に作用してカバープレートを外部
に向けて案内する。したがってカバープレートは外部に
移動し、躯体とカバープレートとの当接が回避され、カ
バープレートが破損することがない。
て案内する案内片が設けれているので、一対の躯体が相
互に近接する方向にさらに大きく変位したとき、案内片
がたとえば縁材の一部に作用してカバープレートを外部
に向けて案内する。したがってカバープレートは外部に
移動し、躯体とカバープレートとの当接が回避され、カ
バープレートが破損することがない。
第1図は本考案の一実施例の水平断面図、第2図は第1
図のセクションIIの拡大断面図、第3図はカバープレー
ト29と縁材27とを保持するための構成を示す分解斜視
図、第4図はカバープレート29が変位した状態を説明す
るための一部の断面図、第5図は本考案の他の実施例の
拡大断面図、第6図は本考案のさらに他の実施例の水平
断面図、第7図は典型的な先行技術の水平断面図であ
る。 20a,20b;70a,70b……躯体、22……隙間、27a,27b,73a,7
3b……縁材、34,86……揺動部材、55,79……連結杆、2
9,75……カバープレート
図のセクションIIの拡大断面図、第3図はカバープレー
ト29と縁材27とを保持するための構成を示す分解斜視
図、第4図はカバープレート29が変位した状態を説明す
るための一部の断面図、第5図は本考案の他の実施例の
拡大断面図、第6図は本考案のさらに他の実施例の水平
断面図、第7図は典型的な先行技術の水平断面図であ
る。 20a,20b;70a,70b……躯体、22……隙間、27a,27b,73a,7
3b……縁材、34,86……揺動部材、55,79……連結杆、2
9,75……カバープレート
Claims (1)
- 【請求項1】間隔をあけて隣接する一対の躯体にそれぞ
れ設けられた縁材と、前記縁材間にわたって配置され、
前記間隔を塞ぐカバープレートと、前記カバープレート
の側部に揺動自在に設けられた揺動部材と、を具備する
建物用伸縮継手装置において、 前記縁材には前記揺動部材の遊端部を躯体の表面に向け
て案内する傾斜面が設けられ、 前記揺動部材の前記遊端部には前記縁材の前記傾斜面に
対応する案内面が設けられ、 前記カバープレートには、これを外部に向けて案内する
案内片が設けられ、 前記一対の躯体が相互に近接する方向に変位すると、前
記縁材の前記傾斜面と前記揺動部材の前記案内面との作
用によって前記揺動部材の前記遊端部が前記躯体の表面
に案内され、前記一対の躯体が前記近接する方向にさら
に変位すると、前記案内片の作用によって前記カバープ
レートが外部の方向に案内され、これによって前記躯体
と前記カバープレートとの当接が回避されることを特徴
とする建物用伸縮継手装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990069879U JP2555863Y2 (ja) | 1990-06-29 | 1990-06-29 | 建物用伸縮継手装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990069879U JP2555863Y2 (ja) | 1990-06-29 | 1990-06-29 | 建物用伸縮継手装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0428505U JPH0428505U (ja) | 1992-03-06 |
| JP2555863Y2 true JP2555863Y2 (ja) | 1997-11-26 |
Family
ID=31605563
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1990069879U Expired - Lifetime JP2555863Y2 (ja) | 1990-06-29 | 1990-06-29 | 建物用伸縮継手装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2555863Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20220145946A (ko) * | 2021-04-20 | 2022-10-31 | (주)에스앤휴먼 | 건축용 신축이음 장치 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6311211Y2 (ja) * | 1981-04-01 | 1988-04-01 | ||
| JPS5823909U (ja) * | 1981-08-10 | 1983-02-15 | 株式会社長谷川工務店 | エキスパンシヨンジヨイント |
| JPS60138910U (ja) * | 1984-02-27 | 1985-09-13 | 株式会社日本アルミ | 建物の伸縮継手装置 |
-
1990
- 1990-06-29 JP JP1990069879U patent/JP2555863Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20220145946A (ko) * | 2021-04-20 | 2022-10-31 | (주)에스앤휴먼 | 건축용 신축이음 장치 |
| KR102533153B1 (ko) * | 2021-04-20 | 2023-05-18 | (주)에스앤휴먼 | 건축용 신축이음 장치 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0428505U (ja) | 1992-03-06 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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| EXPY | Cancellation because of completion of term |