JP2561403Y2 - トラクタの油圧取出し装置 - Google Patents

トラクタの油圧取出し装置

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JP2561403Y2
JP2561403Y2 JP1991003500U JP350091U JP2561403Y2 JP 2561403 Y2 JP2561403 Y2 JP 2561403Y2 JP 1991003500 U JP1991003500 U JP 1991003500U JP 350091 U JP350091 U JP 350091U JP 2561403 Y2 JP2561403 Y2 JP 2561403Y2
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hydraulic
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hydraulic take
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  • Lifting Devices For Agricultural Implements (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、トラクタにおける油圧
取出し装置に係り、詳しくは油圧ポンプからの油圧を外
部に取出す油圧取出しカプラーの配置構造に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】一般に、トラクタは、モア、施肥作業機
等の油圧を必要とする作業機を機体後方に連結する場合
があり、トラクタの油圧ポンプからの油圧を油圧取出し
カプラーを介して作業機の油圧ホースに供給して、作業
機に油圧を伝達している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところで、油圧取出し
カプラーを備えたトラクタでは、小型トラクタの場合、
機体左右方向のスペースが制約されるため、油圧取出し
カプラーを取付ける適当なスペースがなく、機体左右方
向や上方に張り出して設置されていた。このため、油圧
取出しカプラーは取付状態において不格好で見苦しく、
また該カプラーに作業機の油圧ホースを着脱するのも面
倒であった。更に、トラクタ転倒時には、油圧取出しカ
プラーが地面に衝突して破損する虞れがあった。
【0004】そこで本考案は、油圧取出しカプラーの配
置を工夫することにより、上述課題を解決したトラクタ
の油圧取出し装置を提供することを目的とするものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案は、上述事情に鑑
みなされたものであって、例えば図1を参照して示す
と、前輪(2)及び後輪(3)により支持されている機
体(5)と、該後輪(3)をカバーするフェンダー(1
0)と、該機体後部に設けられた燃料タンク(13)
と、該機体後部に後方斜め上方に向けて立設された安全
フレーム(16)と、を有するトラクタ(1)におい
て、前記フェンダー(10)と燃料タンク(13)との
間に形成された空間部に、前記機体(5)に設けた油圧
ポンプからの油圧を外部に取出して機体(5)に連結さ
れた作業機に該油圧を伝達する少なくとも2つの油圧取
出しカプラー(30,31)を上下に近接して配置し、
これら上下の油圧取出しカプラー(30,31)に夫々
配設される配管(52,53)の相互干渉を防止すべ
く、前記上下の油圧取出しカプラー(30,31)を夫
々前後に離間して配置し、 更に、前記各油圧取出しカプ
ラー(30,31)は、正面視にて前記安全フレーム
(16)の機体左右方向内側で、かつ前記上部及び下部
の油圧取出しカプラー(30,31)の後端が、側面視
にて前記後輪タイヤ(3a)の後端と前記安全フレーム
(16)の後方上端を結ぶ線より前方で、かつ前記燃料
タンク(13)の後方に位置するよう配置してなる、こ
とを特徴とするものである。
【0006】
【作用】上述構成に基づき、油圧取出しカプラー(3
0,31)の後端に作業機の油圧ホースを接続し、作業
機に油圧を伝達する。そして、前記油圧取出しカプラー
(30,31)が合理的に配置されるように、フェンダ
ー(10)と燃料タンク(13)との間の空間部に油圧
取出しカプラー(30,31)を上下に近接して配置す
ると共に、これら上下の油圧取出しカプラー(30,3
1)を夫々前後に離間して配置することで、該油圧取出
しカプラー(30,31)に配設される配管(52,5
3)の相互干渉を防止している。また、油圧取出しカプ
ラー(30,31)の後端が、後輪タイヤ(3a)の後
端と安全フレーム(16)の後方上端を結ぶ線より前方
に位置するので、トラクタ(1)が転倒しても、油圧取
出しカプラー(30,31)は地面に衝突しない。
【0007】更に、油圧取出しカプラー(30,31)
の後端が、機体(5)後部に設けられた燃料タンク(1
3)の後方に位置するので、外部の油圧ホースを着脱す
る作業は障害がなくかつ容易である。
【0008】
【考案の効果】以上説明したように、本考案によれば、
油圧取出しカプラー(30,31)の後端が、後輪タイ
ヤ(3a)の後端と安全フレーム(16)の後方上端を
結ぶ線より前方に位置するので、トラクタ(1)が転倒
しても、油圧取出しカプラー(30,31)が地面に衝
突して破損することはなく、油圧取出しカプラー(3
0,31)を安全に保護することができる。
【0009】更に、油圧取出しカプラー(30,31)
の後端が、燃料タンク(13)の後方に位置するので、
外部の油圧ホースを支障なく容易に着脱することができ
る。しかも、前記油圧取出しカプラー(30,31)を
夫々前後に離間して配置したので、これら油圧取出しカ
プラー(30,31)に夫々配設される配管(52,5
3)の相互干渉を防止することができる。
【0010】なお、カッコ内の符号は、図面を参照する
ためのものであって、何等構成を限定するものではな
い。
【0011】
【実施例】以下、図面に沿って、本考案による実施例に
ついて説明する。
【0012】トラクタ1は、図1に示すように、前輪
2,2及び後輪3,3により支持されている機体5を有
しており、該機体5の前方部にはエンジン6が搭載され
ていると共に該エンジン6後方にはステアリング7が立
設されている。該後輪3のリムにはタイヤ3aが嵌入さ
れている。そして、該ステアリング7の後方にはシート
9が配設されており、該シート9の左右側方には後輪
3,3上方を覆うようにフェンダー10,10が配置さ
れている。更に、該シート9の後方には燃料タンク13
が載設されている。
【0013】また、図4及び図5に示すように、該左右
フェンダー10,10のシート9後方部位の上面にはブ
ラケット15,15が固定されており、該ブラケット1
5,15には安全フレーム16が前後に回動可能に支持
されている。該ブラケット15側方には穴15a,15
a,15aが開けられており、該穴15a,15a,1
5aの1つと安全フレーム16の穴にピン17を挿入す
ることにより、安全フレーム16の前後方向の回動角度
が調節され固定されるように構成されている。
【0014】また、図2及び図3に示すように、前記左
ブラケット15の右側にはボルト20によりブラケット
21が固設されており、該ブラケット21にはボルト2
2,22及びナット23,23により上下サポート2
6,27が固定されている。該上サポート26の内径部
分には上油圧取出しカプラー30の外筒部30aが固定
されており、該下サポート27の内径部分には下油圧取
出しカプラー31の外筒部31aが固定されている。そ
して、前述した図4に示すように、前記油圧取出しカプ
ラー30,31は、フェンダー10と燃料タンク13と
の間に形成された空間部に、上下に近接して配置されて
いる。更に、これら上下の油圧取出しカプラー30,3
1は、図2に示したように、夫々前後に離間して配置さ
れていて、これにより該油圧取出しカプラー30,31
に夫々配設される後述のホース52,53の相互干渉を
防止している。
【0015】また、該上油圧取出しカプラー30の後
端、即ち出口にはキャップ36が着脱自在に冠着されて
おり、該キャップ36にはリング37を介してチェン3
9の一端が接続されており、該チェン39の他端はリン
グ40を介して該カプラー30の後部に吊設されてい
る。該上油圧取出しカプラー30の前端、即ち入口には
ジョイント41が連結されており、該ジョイント41は
直角に屈曲して下方向に延設されている。
【0016】また、前記した油圧取出しカプラー31の
後端、即ち出口にはキャップ43が着脱自在に冠着され
ており、該キャップ43にはリング45を介してチェン
46の一端が接続されており、該チェン46の他端はリ
ング47を介して該カプラー31の後部に吊設されてい
る。該下油圧取出しカプラー31の前端、即ち入口には
ジョイント49が連結されており、該ジョイント49は
直角に屈曲して下方向に延設され、かつ前記ジョイント
41に対して側面視で間隔Cを保って後方に配置されて
いる。
【0017】そして、図4に示すように、上下油圧取出
しカプラー30,31は、正面視において安全フレーム
16の機体左右方向の内側に配置されている。また、図
1に示すように、上下の油圧取出しカプラー30,31
は、その後端が、側面視において後輪タイヤ3aの後端
と安全フレーム16の後方上端を結ぶ線より前方で、か
つ燃料タンク13の後方に位置するよう配置されてい
る。
【0018】また、図4及び図5に示すように、前記ジ
ョイント41,49にはそれぞれホース52,53の一
端が連結されており、該ホース52,53の他端はバル
ブ55に連結されている。該ホース52,53は、前記
フェンダー10と前記燃料タンク13の隙間に側面視で
前後方向に並列して配置されている。該バルブ55は油
圧ケース56の側方に固設されており、該油圧ケース5
6は前記機体5のシート9下方部位に固定されている。
そして、油圧取出しカプラー30,31、ジョイント4
1,49ホース52,53及びブラケット21等から油
圧取出し装置59が構成されている。
【0019】本実施例は、以上のような構成よりなるの
で、機体5に設けた油圧ポンプからの油圧は、バルブ5
5、ホース52,53、ジョイント41,49を経て上
下油圧取出しカプラー30,31に圧送される。そし
て、オペレータが、図2に示すように、キャップ36,
43を取外し、油圧取出しカプラー30,31の後端、
即ち出口に外部の油圧ホースのカプラーを嵌挿すると、
該カプラー30,31の内筒部30b,31bが矢印B
方向に移動し、該外部油圧ホースのカプラーの接続が完
了すると、矢印A方向に移動して元の位置に復帰する。
この際、間隔Cにより、カプラー30,31の内筒部3
0b,31bの移動に伴い、ジョイント41と49が接
触することはない。また、カプラー30,31は、外部
油圧ホースのカプラーが連結されない状態では油路が完
全に遮断され、連結されると完全に油路が開けられるよ
うに構成されている。
【0020】一方、油圧取出しカプラー30,31の後
端、即ち出口から外部油圧ホースのカプラーを取外す
と、該カプラー30,31の内筒部30b,31bが矢
印A方向に移動し、該外部油圧ホースのカプラーの取外
しが完了すると、矢印B方向に移動して元の位置に復帰
する。
【0021】また、トラクタ1が転倒すると、安全フレ
ーム16側方が地面に衝突するが、油圧取出しカプラー
30,31が、後輪タイヤ3aの後端と安全フレーム1
6の後方上端を結ぶ線より正面視で内側にかつ側面視で
前方に位置するので、油圧取出しカプラー30,31が
地面に衝突することはなく、従って破損することはな
く、該カプラー30,31をトラクタ転倒時に安全に保
護することができる。
【0022】更に、油圧取出しカプラー30,31の後
端が機体後方でかつ燃料タンク13の後方に突出してい
るので、外部油圧ホースのカプラーを支障なく容易に着
脱することができる。
【0023】また、油圧取出しカプラー30,31を上
下に配設し、かつ下油圧取出しカプラー31が上油圧取
出しカプラー30より後方に突出しているので、小スペ
ースにもかかわらず、外部油圧ホースのカプラーを簡易
に着脱することができる。
【0024】また、フェンダー10と燃料タンク13の
隙間にホース52,53を並列して配置したので、ホー
ス52,53が側面視で前後方向に位置規制されて、整
列してスッキリし見栄えがよくなると共に、ホース5
2,53の引っ掛かりを減少させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による油圧取出し装置を適用したトラク
タの全体側面図である。
【図2】本考案による油圧取出し装置の側面図である。
【図3】本考案による油圧取出し装置の背面図である。
【図4】油圧取出し装置及び燃料タンク部分の背面図で
ある。
【図5】油圧取出し装置及び油圧ケース部分の側面図で
ある。
【符号の説明】
1…トラクタ 、 2…前輪 、 3…後輪 、 3a
…後輪タイヤ 、 5…機体 、 10…フェンダー
、 13…燃料タンク 、 16…安全フレーム、
30…(上)油圧取出しカプラー 、 31…(下)油
圧取出しカプラー 、 59…油圧取出し装置 。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前輪及び後輪により支持されている機体
    と、該後輪をカバーするフェンダーと、該機体後部に設
    けられた燃料タンクと、該機体後部に後方斜め上方に向
    けて立設された安全フレームと、を有するトラクタにお
    いて、 前記フェンダーと燃料タンクとの間に形成された空間部
    に、前記機体に設けた油圧ポンプからの油圧を外部に取
    出して機体に連結された作業機に該油圧を伝達する少な
    くとも2つの油圧取出しカプラーを上下に近接して配置
    し、 これら上下の油圧取出しカプラーに夫々配設される配管
    の相互干渉を防止すべく、前記上下の油圧取出しカプラ
    ーを夫々前後に離間して配置し、 更に、前記各油圧取出しカプラーは、正面視にて前記安
    全フレームの機体左右方向内側で、かつ前記上部及び下
    部の 油圧取出しカプラーの後端が、側面視にて前記後輪
    タイヤの後端と前記安全フレームの後方上端を結ぶ線よ
    り前方で、かつ前記燃料タンクの後方に位置するよう配
    置してなる、 ことを特徴とするトラクタの油圧取出し装置。
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