JP2567390Y2 - 弾性ローラーの成形用金型 - Google Patents

弾性ローラーの成形用金型

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JP2567390Y2 JP1992038371U JP3837192U JP2567390Y2 JP 2567390 Y2 JP2567390 Y2 JP 2567390Y2 JP 1992038371 U JP1992038371 U JP 1992038371U JP 3837192 U JP3837192 U JP 3837192U JP 2567390 Y2 JP2567390 Y2 JP 2567390Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【従来の技術】この考案は、たとえばOA機器の給紙ロ
ーラーや現像ローラーなどに用いられる弾性ローラーを
成形するための金型の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の弾性ローラーを成形するための
金型として、特公昭59−372号公報に記載の金型が
提案されている。図5に示すように、金型10は、収容
タンク12内のローラー成形用原料液を、ピストン板1
3により押し上げ、下側型14の内部を貫通する注入路
14aを通して金型10内に注入するように構成され、
また注入路14aの途中には、原料液の逆流を阻止して
金型10内に保持するために逆止弁15が介設されてい
る。また、金型10は、弾性ローラーの内周面を成形す
る円筒状金型本体11と、この金型本体11の上下両端
に嵌合される上側型16および下側型14とからなる
が、それらの型部材(11・16・14)同士の結合お
よび金型10と収容タンク12の結合は、ネジによる螺
合関係で行われる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の金型では、次のような点で改良の余地がある。
【0004】すなわち、ローラーの成形用原料液には、
一般に、ウレタンゴムなどの粘度の高い液状物が使用さ
れる。この原料液を金型10内で硬化させてローラーに
成形されるが、繰り返し注型している間に、原料液の硬
化した滓が逆止弁15の付近に詰まって逆止弁15の閉
鎖が不完全になるおそれがある。また金型10の上端部
に設けられている空気等の低粘性物を通す箇所16(図
5)に、原料液の硬化した滓が詰まって空気の抜けが妨
げられ、ローラー中に気泡が混入したり、あるいは空気
抜き箇所16が完全に閉塞されると、原料液の金型10
内への注入が不可能になったりする。さらに前記逆止弁
15が,原料液の注入路14aに介在されていることを
含め、注入路14aの形状が複雑なため、注入路14a
を掃除しにくい。また、金型10を各型部材(11・1
6・14)に分解したり、型部材(11・16・14)
を一体に結合(型組み)したりするのに、ネジを用いて
いるので、手間がかかって作業性が悪いうえに、ネジ部
に原料液が入り込み硬化することがあるので、金型を分
解して成形終了後のローラーを取り出す際に、簡単には
金型を分解できないことがある。
【0005】この考案は上述の点に鑑みなされたもの
で、構造が簡単で安価に製造でき、金型の分解および型
組みが簡単にかつ短時間で行え、原料液がその注入通路
に詰まりにくく、また注入通路の掃除が容易でメンテナ
ンスに手間がかからず、ローラー内に気泡が混入しにく
い弾性ローラーの成形用金型を提供することを目的とし
ている。
【0006】また、弾性ローラー成形用の原料液の計量
が簡単に行える成形用金型を提供することを第2の目的
としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ためにこの考案の弾性ローラーの成形用金型は、a)弾性
ローラーの内周面を成形する円筒状金型本体と、この金
型本体の上下両端に相対回転可能に嵌め込む凹状部を有
する上側型および下側型と、この下側型の下面側を相対
回転可能に嵌め込む凹状部を有する円筒状のローラー成
形用原料液注入器とを備え、b)前記上側型および前記下
側型の中心部に、前記ローラーの芯金を金型本体の軸心
部に支持するための支持孔をそれぞれ穿設し、c)前記上
側型の支持孔の周囲に空気抜き孔を貫通して穿設すると
ともに、前記下側型の支持孔の周囲にローラー成形用原
料液の注入孔を貫通して穿設し、d)前記注入器には、そ
の内周壁に沿って摺動自在にピストン部材を嵌挿し、e)
前記金型本体の下部周囲に、リング体をその下面が金型
本体に結合した前記下側型に当接するように取り付け、
f)前記上側型にその下端から略L字状嵌合溝を開設し該
嵌合溝に嵌入可能な突起を金型本体の上端部に突設し、
前記下側型にその上端から略L字状嵌合溝を開設し該嵌
合溝に嵌入可能な突起を金型本体の下端部に突設し、前
記注入器の上部に略L字状嵌合溝を開設し該嵌合溝に嵌
入可能な突起を下側型の下端部に突設し、前記上側型の
略L字状嵌合溝の向きを、前記下側型および前記注入器
の略L字状嵌合溝と逆にすることにより、前記嵌合溝と
前記突起の係合時および係合解除時における金型本体に
対する上側型の回転方向、下側型に対する金型本体の回
転方向、ならびに注入器に対する下側型の回転方向を、
それぞれ同一方向にしている。
【0008】また請求項2記載のように、g)前記ピスト
ン部材を所定位置まで後退させた状態で前記注入器の上
部空間の容積を、弾性ローラーの1本分の成形に必要な
原料液量に設定するとともに、h)前記注入器には、外径
を下向きに漸次小さくした逆向きの截頭円錐台からなる
弾性体のピストン部材を摺動自在に嵌挿することが好ま
しい。
【0009】
【作用】上記の構成を有する本考案の弾性ローラーの成
形用金型によれば、上側型の支持孔および下側型の支持
孔に芯金の両端部を嵌挿し、金型本体に上側型と下側型
を嵌合し、一方の部材の突起部に他方の部材の嵌合溝を
嵌入して相対的に回転させることにより 芯金を金型本
体内の軸心部に配置して型組みする。また、ピストン部
材を下げた状態の注入器内に、原料液を注入する。そし
て、下側型に注入器を、突起部と嵌合溝との係合により
結合する。この状態で、注入器内のピストン部材を押し
上げ、下側型の注入孔より金型本体内に原料液を注入す
る。原料液は、金型内の下端より上方にかけ徐々に注入
され、同時に上側型の空気抜き孔から空気が抜け出して
いくので、原料液中に空気(気泡)が混入することがあ
っても、原料液中から空気が抜け出し、気泡が残存しな
い。このようにして金型内に注入される原料液が上側型
の空気抜き孔の下部付近まで達した状態で、ピストン部
材を保持し、原料液を金型内で硬化させる。そして、原
料液の硬化後に、金型を分解して芯金と一体のローラー
を取り出せば、注型作業が終了する。金型本体の下部周
囲にリング体を取り付けたので、下側型に金型本体を結
合して立設した状態で、金型本体が傾倒しようとすると
きに、リング体の下面が下側型の上端面に当接して金型
本体の傾倒を防止したり、またリング体を支持体に係止
させることにより、注入器内のピストン部材を押し上げ
る際にリング体がその反力を受けたり、さらに弾性ロー
ラーの成形後に、型ばらしし、金型本体内の弾性ローラ
ーの引き抜く際に弾性ローラーを押し出すため、金型本
体を別の支持体に係止させるときにリング体が有効に機
能したりする。また上側型、金型本体、下側型および注
入器の型組み、型ばらしの際の回転方向がそれぞれ同一
であるから、型組みおよび型ばらしが容易で生産効率が
向上する。
【0010】請求項2記載の成形用金型によれば、注入
器内のピストン部材を所定位置まで下げた状態で、その
上部空間に原料液をほぼ満杯状態まで注入することによ
り、弾性ローラーの成形に必要な量の原料液が注入され
る。このため、原料液の計量作業が省かれる。また、注
入器にはローラーの成形に必要な量の原料液しか注入さ
れないから、原料液の無駄が生じない。
【0011】
【実施例】以下、この考案にかかる弾性ローラーの成形
用金型の実施例を図面に基づいて説明する。
【0012】図1は本実施例にかかる成形用金型の縦断
面図で、成形用原料液の注入前の状態を示す。図2は図
1の成形用金型の縦断面図で、成形用原料液の注入後の
状態を示す。図3は図1の成形用金型の外観を示す側面
図である。図4は図1の成形用金型の一部を拡大した断
面図である。
【0013】図1および図2に示すように、金型1は、
弾性ローラーの内周面を形成する上下両端を開口した円
筒状金型本体2と、この本体2の上端に相対回転可能に
嵌合される上側型3と、本体2の下端に相対回転可能に
嵌合される下側型4と、下側型4の下面が相対回転可能
に嵌合される注入器5とから構成されている。本実施例
では、図2のように注入器5の上端部に下側型4の下面
を嵌め込む凹状部が、下側型4の上端部に本体2の下端
部を嵌め込み凹状部が、下向きにした上側型3の下端部
に本体2の上端部に嵌め込む凹状部がそれぞれ設けられ
ている。金型本体2の両端部には、一対のピン状突起2
aがそれぞれ相対向して側方に突設されている。なお、
金型本体2の内周面には、テフロン(商標名)加工が施
される。
【0014】上側型3は、図4に詳しく示すように、下
端を開口した浅い円筒体からなり、その中心部に、芯金
Bの小径部分を支持する支持孔3aが貫通して穿設さ
れ、また支持孔3aの周囲には、複数の空気抜き孔3b
がそれぞれ貫通して穿設されている。さらに上側型3の
側周壁には、図3のようにその下端から上向きに一定長
さ切り込み、続いて円周方向に一定長さ切り込んで形成
された略L字状の嵌合溝3cが、相対向して開設されて
いる。各嵌合溝3cは、前記ピン状突起2aが嵌入可能
な溝幅を有し、前記金型本体2に上側型3を嵌合すると
ともに、ピン状突起2aに嵌合溝3cを嵌入させた状態
で、金型本体2に上側型3を特定方向に回転させること
により、図3のように上側型3が金型本体2に結合され
る。
【0015】また上側型3の、金型本体2の端面と接合
される箇所には、環状の溝3dが形成され、この溝3d
にOリングなどのシール部材7が嵌着されている。さら
に上側型3の前記支持孔3aの周縁部から、環状の突起
片3eが延設されている。この突起片3eは、弾性ロー
ラーの弾性体A(図2)の端部において芯金Bの周囲に
間隙を形成するためのもので、弾性ローラーの成形後に
(弾性体Aの)端部を芯金Bに対し直角に切断して仕上
げ加工する際に、切断刃を芯金Bに接触させずに切断で
きるようにし、芯金Bに傷が付くのを防ぐためのもので
ある。
【0016】下側型4は、図1〜図3のように、上端を
開口した円筒体部分4-1と、この下側に一体に連設さ
れ、外径を大きくした円柱体部分4-2とからなり、円柱
体部分4-2の中心部に、芯金Bの小径部分を支持する支
持孔4aが、貫通しないで穿設されている。また支持孔
4aの周囲には、成形用原料液を注入するための複数の
注入孔4bがそれぞれ貫通して穿設されている。円筒体
部分4-1の側周壁には、図4のように前記嵌合溝3cと
同一構造で、向きが逆の略L字状の嵌合溝4cが相対向
して開設されている。さらに円柱体部分4-2の、金型本
体2の端面と接合される箇所には、環状の溝4dが形成
され、この溝4dにOリングなどのシール部材7が嵌着
されており、また上側型3と同様に、環状の突起片4e
が支持孔4cの周縁部から延設されている。円柱体部分
4-2の側周面の下端部には、金型本体2のピン状突起2
aと同様の、一対のピン状突起4fが、それぞれ相対向
して側方に突設されている。
【0017】注入器5は、図1および図2に示すよう
に、上下両端を開口した円筒体からなり、この内周壁面
に沿ってその上下方向に摺動可能なピストン部材6を備
えている。このピストン部材6は、外径を下向きに漸次
小さくした逆向きの截頭円錐台からなり、シリコンゴム
などの弾性体で形成されている。注入器5の内周壁の上
端部には口径をやや大きくした嵌合部5aを形成し、こ
の嵌合部5aに前記下側型4の円柱体部分4-2を嵌合で
きるようにしている。また、嵌合部5aの側周壁に、図
3のように、下側型4の嵌合溝4cと向きが同じで円周
方向の長さをやや長くした略L字状の嵌合溝5cが相対
向して開設され、円柱体部分4-2のピン状突起4fを嵌
入させて結合できるようにしている。さらに、嵌合部5
a内の、円柱体部分4-2の下端面と接合される箇所に
は、環状の溝5dが形成され、この溝5dにOリングな
どのシール部材8が嵌着されている。
【0018】本実施例では、注入器5を原料液の計量容
器として使用できるように、ピストン部材6を図1のよ
うに最下位置まで下げたときに、その上部空間Sの容積
(容量:嵌合部5aを除く)を、弾性ローラーの1本分
の成形に必要な容量に設定している。
【0019】ところで、本実施例では、金型本体2の下
部周囲に、リング体9を止ネジ9aにより固定してい
る。このリング体9は、図1〜図3に示すように、下側
型4に金型本体2を結合して立設した状態で、金型本体
2が傾倒しようとすると、リング体9の下面が下側型4
の円筒体部分4-1の上端面に当接し、金型本体2の傾倒
が防止される。また、後述のように、注入器5内のピス
トン部材6を押し上げる際にその反力を受けるため、リ
ング体9を支持体Dに係止させるときに使用される。さ
らに、弾性ローラーの成形後に、型ばらしし、金型本体
2内の弾性ローラーの引き抜く際に弾性ローラーを押し
出すため、金型本体2を(リング体9を介して)別の支
持体(図示せず)に係止させるときにも使用される。
【0020】次に、上記実施例の金型1による弾性ロー
ラーの注型作業について説明する。
【0021】図1において、まず、金型本体2、上側型
3、下側型4および注入器5に分解した状態で、ピン状
突起2aを嵌合溝4cに嵌入させて相対回転させること
により、金型本体2の下端部に下側型4を結合する。金
型本体2内に芯金Bの下端部を挿入しての支持孔4aに
嵌入し、芯金Bの上端部に上側型3の支持孔3aを挿入
し、ピン状突起2aを嵌合溝3cに嵌入させて相対回転
させることにより、金型本体2の上端部に上側型3を結
合する。この状態で、金型1が一体に組み立てられ、金
型本体2の軸心部に、芯金Bが装填される。
【0022】ここで、注入器5の上部空間S内に、原料
液としての例えばウレタンゴム液を注入する。そして、
下側型4の嵌合部5a内に円柱体部分4-2を嵌入し、ピ
ン状突起4fを嵌合溝5cに嵌入させて相対回転させる
ことにより両者を結合する。それから、本体2のリング
体9および下側型4の円柱体部分4-2の上面を所定の支
持体Dに係止させた状態で、ピストン部材6をシリンダ
装置(図示せず)等により所定の圧力Pで押し上げ、図
2のように注入孔4bから金型本体2内にウレタンゴム
液A’を注入する。そして、ピストン部材6が円柱体部
分4-2の下面に接した状態で、所定の圧力Pを作用させ
たままピストン部材6を定位置に保持することにより、
金型1内にウレタンゴム液A'が保持され、ウレタンゴ
ム液A'が硬化するので、その時点で下側型4から金型
本体2を、芯金Bと一体に形成された弾性ローラーとと
もに取り外し、さらに金型本体2から上側型3を取り外
す。それから、金型本体2内から芯金Bとともにローラ
ーを抜き出せばよい。なお、弾性ローラーの抜き出しを
容易にするため、金型本体2の内周面に離型剤をあらか
じめ塗布しておくのが望ましい。
【0023】なお、上記実施例では、注入器5を計量容
器として使用する際に持ち運びできるように固定してい
なかったが、注入器5を支持体に固定しておき、下側型
4を取り外した状態で、注入器5に原料液を注入するよ
うにしてもよい。この場合には、ピストン部材6を押し
上げる際にも下側型4の円柱体部分4-2を、図1のよう
に支持体Dに係止させる必要がない。
【0024】
【考案の効果】以上説明したことから明らかなように、
この考案の弾性ローラーの成形用金型は、次のような効
果を有する。
【0025】(1) 金型の構造が簡単で、安価に製造でき
る。また、ウレタンゴム液などの原料液がその注入通路
に詰まりにくく、注入通路の掃除が容易で、メンテナン
スに手間がかからず、生産効率が向上する。
【0026】(2) 金型を構成する各型部材の結合を、突
起部と嵌合溝の係合関係で行うようにしたので、ワンタ
ッチで着脱でき、金型の分解および組立が容易になる。
【0027】(3) 上側型に空気抜き孔を設け、原料液を
金型の下方より注入するようにしたので、ローラーに気
泡が混入せず、品質の優れたローラーを成形することが
できる。また、金型本体の下部周囲にリング体を取り付けたの
で、下側型に金型本体を結合して立設した状態で、金型
本体が傾倒しようとするときに、リング体の下面が下側
型の上端面に当接して金型本体の傾倒を防止したり、ま
たリング体を支持体に係止させることにより、注入器内
のピストン部材を押し上げる際にリング体がその反力を
受けたりする。 さらに上側型、金型本体、下側型および
注入器の型組み、型ばらしの際の回転方向がそれぞれ同
一であるから、型組みおよび型ばらしが容易で生産効率
が向上する。
【0028】(4) 請求項2記載の成形用金型では、原料
液の計量作業が省かれるうえに、原料液の無駄が生じな
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例にかかる弾性ローラーの成形用
金型の縦断面図で、成形用原料液の注入前の状態を示
す。
【図2】図1の成形用金型の縦断面図で、成形用原料液
の注入後の状態を示す。
【図3】図1の成形用金型の外観を示す側面図である。
【図4】図1の成形用金型の一部を拡大した断面図であ
る。
【図5】従来の弾性ローラーの成形用金型を示す縦断面
図である。
【符号の説明】 1 金型 2 金型本体 2a・4f ピン状突起 3 上側型 3a・4a 支持孔 3b 空気抜き孔 3c・4c・5c 嵌合溝 4 下側型 4b 注入孔 5 注入器 6 ピストン部材 B 芯金
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI B29L 31:32

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 弾性ローラーの内周面を成形する円筒状
    金型本体と、この金型本体の上下両端に相対回転可能に
    嵌め込む凹状部を有する上側型および下側型と、この下
    側型の下面側を相対回転可能に嵌め込む凹状部を有する
    円筒状のローラー成形用原料液注入器とを備え、 前記上側型および前記下側型の中心部に、前記ローラー
    の芯金を金型本体の軸心部に支持するための支持孔をそ
    れぞれ穿設し、 前記上側型の支持孔の周囲に空気抜き孔を貫通して穿設
    するとともに、前記下側型の支持孔の周囲にローラー成
    形用原料液の注入孔を貫通して穿設し、 前記注入器には、その内周壁に沿って摺動自在にピスト
    ン部材を嵌挿し、前記金型本体の下部周囲に、リング体をその下面が金型
    本体に結合した前記下側型に当接するように取り付け、 前記上側型にその下端から略L字状嵌合溝を開設し該嵌
    合溝に嵌入可能な突起を金型本体の上端部に突設し、前
    記下側型にその上端から略L字状嵌合溝を開設し該嵌合
    溝に嵌入可能な突起を金型本体の下端部に突設し、前記
    注入器の上部に略L字状嵌合溝を開設し該嵌合溝に嵌入
    可能な突起を下側型の下端部に突設し、前記上側型の略
    L字状嵌合溝の向きを、前記下側型および前記注入器の
    略L字状嵌合溝と逆にすることにより、前記嵌合溝と前
    記突起の係合時および係合解除時における金型本体に対
    する上側型の回転方向、下側型に対する金型本体の回転
    方向、ならびに注入器に対する下側型の回転方向を、そ
    れぞれ同一方向にした ことを特徴とする弾性ローラーの
    成形用金型。
  2. 【請求項2】 前記ピストン部材を所定位置まで後退さ
    せた状態で前記注入器の上部空間の容積を、弾性ローラ
    ーの1本分の成形に必要な原料液量に設定するととも
    に、前記注入器には、外径を下向きに漸次小さくした逆
    向きの截頭円錐台からなる弾性体のピストン部材を摺動
    自在に嵌挿した請求項1記載の弾性ローラーの成形用金
    型。
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