JP2580082C - - Google Patents
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- JP2580082C JP2580082C JP2580082C JP 2580082 C JP2580082 C JP 2580082C JP 2580082 C JP2580082 C JP 2580082C
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- substrate
- processing liquid
- nozzle
- rotation
- supply
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Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、基板の現像処理前に基板表面に純水や希釈現像液の薄膜を形成して
おくプリウエット処理などのように、基板表面に処理液の薄膜を形成する際に用
いられる基板の回転処理装置に関する。 【0002】 【従来の技術】 基板の現像処理においては、現像液を回転基板に供給する前に、基板表面に純
水あるいは希釈した現像液の薄膜を予め形成して基板表面を湿潤状態にしておく
、いわゆるプリウエット処理を施すことが均一な現像を行う上で有効とされてお
り、例えば特開昭56−39540号公報で示されるように、回転する基板の中
心付近に表面湿潤用の処理液(公報ではリンス液と称される)を供給して拡散流
動させることで、基板表面に処理液の薄膜を形成する手段が提案されている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】 しかしながら、上述した従来装置は、単一のノズルを用いて表面湿潤用の処理 液を基板中心付近に供給するように構成されているので、次のような問題点があ
る。すなわち、回転する基板においては、基板中心から基板外周へ行くほど周速
度が速くなる。そのため、基板中心部では供給された処理液が外周部に比べて飛
散しにくく残留しやすいという傾向があり、逆に基板外周部では処理液が遠心力
で飛散し乾燥しやすいという傾向がある。このように、基板の内側と外側とでは
、処理液の拡散流動の傾向に差異があるので、基板中心部において均一な薄膜を
生成するために基板回転処理時間を長くすると、基板外周部において処理液が乾
燥してしまう。一方、基板外周部において均一な薄膜を生成するために基板回転
処理時間を短くすると、基板中心部に過剰の処理液が残留してしまうという不都
合を生じる。このように、従来装置によれば、基板表面の全体に均一な薄膜を生
成することが困難であった。 【0004】 本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、基板表面に処理液
の均一な薄膜を形成することができる基板の回転処理装置を提供することを目的
としている。 【0005】 【課題を解決するための手段】 上記目的を達成するために、本発明は次のような構成をとる。 すなわち、本発明は、回転台上に搭載保持されて回転する基板の表面に向けて
処理液を噴出供給して、基板表面にプリウエット処理液の薄膜を形成する基板の
回転処理装置において、 基板の回転中心付近に向かうノズルと、回転中心から外周側に離れた箇所に向
かうノズルを用いて、基板表面の半径方向の異なった複数箇所にプリウエット処
理液を噴出供給するよう構成するとともに、回転中心側のノズルから順にプリウ
エット処理液供給を停止するプリウエット処理液供給制御手段を備えたものであ
る。 【0006】 【作用】 本発明の作用は次のとおりである。 回転中心側のノズルから順に処理液の供給を停止することにより、処理液が残
留しやすい基板中心部では処理液の供給時間が比較的短くなり、一方、処理液が
飛散しやすい基板外周部では処理液の供給時間が比較的長くなる。すなわち、基
板各部の周速度に応じた量の処理液が供給される結果、基板全体に処理液の均一
な薄膜が形成される。 【0007】 【実施例】 以下、図面を参照して本発明に係る基板の回転処理装置の一実施例を説明する
。 図1は、本実施例に係る基板の回転処理装置、特にフォトレジスト塗布および
露光の終わった基板に対してプリウエット処理および現像処理を行うための装置
の縦断面図である。処理対象である半導体ウエハなどの基板1は、縦軸心P周り
に回転駆動される真空チャック式の回転台2に搭載保持される。回転台2の上方
には昇降可能な現像液供給ノズル3があり、また回転台2の周囲はガードハウジ
ング4で囲われている。 【0008】 ガードハウジング4の外側にはプリウエット用処理液を供給するための2つの
ノズル5,6がある。下方のノズル5は、ガードハウジング4に形成された開口
7を介してガードハウジング4内に噴出された処理液が基板1の回転中心である
前記縦軸心P付近に当たるように、その方向が設定されている。ここで、縦軸心
P付近とは必ずしも回転中心に限定しないという意味であり、8インチの半導体
ウエハの場合、好ましくは中心から5mm程度離れたところである。ただし、中
心からの最適離間距離は、処理液の吐出圧や流量、その方向によって多少変わる
ので、一概に特定できない。要するに、ノズル5から噴出されて基板1の表面に
広がった処理液の領域が回転中心を含んでいればよい。一方、上方のノズル6は
、ノズル5よりも半径方向の外方に離れた箇所に向かうように、その噴射方向が
設定されている。具体的には、ノズル6から噴出された処理液が基板の回転中心
と周縁の中間付近(8インチウエハの場合、中心から約50mmのところ)に当
たるように、ノズル6の方向が設定される。 【0009】 両ノズル5,6は、図3に示すように、それぞれが電磁開閉弁8,9を介して
処理液圧送装置10に配管接続されているとともに、各電磁開閉弁8,9が処理
液供給制御手段としての制御回路11によって開閉制御されるようになっている
。尚、電磁開閉弁8,9と各ノズル5,6との間にはフィルタ12がそれぞれ介
在されて、処理液中の異物を除去するようになっている。 【0010】 ノズル5,6を使ったプリウエット処理は次のように行われる。現像処理を行
う前に、電磁開閉弁8,9を同時的に開状態にしてノズル5,6からプリウエッ
ト用処理液としての純水(あるいは希釈した現像液)を基板1の表面に供給する
。このとき、基板1は500〜1000回転/分で回転されている。処理液の供
給時間は概ね5秒程度である。そして、制御回路11の制御によって、まずノズ
ル5からの処理液の供給を停止し、その後、0.5〜1秒遅れてノズル6からの
処理液の供給を停止する。ただし、ノズル5,6からの処理液供給の最適な停止
タイミングは、基板1の大きさや回転数、さらには処理液の種類によって異なる
。両ノズル5,6からの処理液の供給を停止した後、基板1を700〜2000
回転/分で約2秒間程度回転させて余剰の処理液を飛散させ、基板1の表面に処
理液の均一な薄膜を形成する。以上のプリウエット処理を終えた後に、現像液供
給ノズル3を下降して現像液を供給し、基板の回転現像処理を行う。 【0011】 尚、上記の実施例では、処理液供給用のノズルを2本用いる場合を示したが、
基板1の寸法によっては3本以上のノズルを利用してもよく、この場合も基板中
心側に向かうものから順に処理液の供給を停止するように制御する。 【0012】 【発明の効果】 以上の説明から明らかなように、本発明は、回転する基板の半径方向の異った
複数箇所に向けて処理液を噴出供給するとともに、その処理液供給の停止を中心
側から外周側に順に遅らせるようにしたので、周速度の遅い基板中心部では処理
液が残留するのが防止され、また周速度の速い基板外周部では処理液が過剰に飛 散するのが抑制され、もって基板表面全体に処理液を薄膜を均一に形成すること
ができる。
おくプリウエット処理などのように、基板表面に処理液の薄膜を形成する際に用
いられる基板の回転処理装置に関する。 【0002】 【従来の技術】 基板の現像処理においては、現像液を回転基板に供給する前に、基板表面に純
水あるいは希釈した現像液の薄膜を予め形成して基板表面を湿潤状態にしておく
、いわゆるプリウエット処理を施すことが均一な現像を行う上で有効とされてお
り、例えば特開昭56−39540号公報で示されるように、回転する基板の中
心付近に表面湿潤用の処理液(公報ではリンス液と称される)を供給して拡散流
動させることで、基板表面に処理液の薄膜を形成する手段が提案されている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】 しかしながら、上述した従来装置は、単一のノズルを用いて表面湿潤用の処理 液を基板中心付近に供給するように構成されているので、次のような問題点があ
る。すなわち、回転する基板においては、基板中心から基板外周へ行くほど周速
度が速くなる。そのため、基板中心部では供給された処理液が外周部に比べて飛
散しにくく残留しやすいという傾向があり、逆に基板外周部では処理液が遠心力
で飛散し乾燥しやすいという傾向がある。このように、基板の内側と外側とでは
、処理液の拡散流動の傾向に差異があるので、基板中心部において均一な薄膜を
生成するために基板回転処理時間を長くすると、基板外周部において処理液が乾
燥してしまう。一方、基板外周部において均一な薄膜を生成するために基板回転
処理時間を短くすると、基板中心部に過剰の処理液が残留してしまうという不都
合を生じる。このように、従来装置によれば、基板表面の全体に均一な薄膜を生
成することが困難であった。 【0004】 本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、基板表面に処理液
の均一な薄膜を形成することができる基板の回転処理装置を提供することを目的
としている。 【0005】 【課題を解決するための手段】 上記目的を達成するために、本発明は次のような構成をとる。 すなわち、本発明は、回転台上に搭載保持されて回転する基板の表面に向けて
処理液を噴出供給して、基板表面にプリウエット処理液の薄膜を形成する基板の
回転処理装置において、 基板の回転中心付近に向かうノズルと、回転中心から外周側に離れた箇所に向
かうノズルを用いて、基板表面の半径方向の異なった複数箇所にプリウエット処
理液を噴出供給するよう構成するとともに、回転中心側のノズルから順にプリウ
エット処理液供給を停止するプリウエット処理液供給制御手段を備えたものであ
る。 【0006】 【作用】 本発明の作用は次のとおりである。 回転中心側のノズルから順に処理液の供給を停止することにより、処理液が残
留しやすい基板中心部では処理液の供給時間が比較的短くなり、一方、処理液が
飛散しやすい基板外周部では処理液の供給時間が比較的長くなる。すなわち、基
板各部の周速度に応じた量の処理液が供給される結果、基板全体に処理液の均一
な薄膜が形成される。 【0007】 【実施例】 以下、図面を参照して本発明に係る基板の回転処理装置の一実施例を説明する
。 図1は、本実施例に係る基板の回転処理装置、特にフォトレジスト塗布および
露光の終わった基板に対してプリウエット処理および現像処理を行うための装置
の縦断面図である。処理対象である半導体ウエハなどの基板1は、縦軸心P周り
に回転駆動される真空チャック式の回転台2に搭載保持される。回転台2の上方
には昇降可能な現像液供給ノズル3があり、また回転台2の周囲はガードハウジ
ング4で囲われている。 【0008】 ガードハウジング4の外側にはプリウエット用処理液を供給するための2つの
ノズル5,6がある。下方のノズル5は、ガードハウジング4に形成された開口
7を介してガードハウジング4内に噴出された処理液が基板1の回転中心である
前記縦軸心P付近に当たるように、その方向が設定されている。ここで、縦軸心
P付近とは必ずしも回転中心に限定しないという意味であり、8インチの半導体
ウエハの場合、好ましくは中心から5mm程度離れたところである。ただし、中
心からの最適離間距離は、処理液の吐出圧や流量、その方向によって多少変わる
ので、一概に特定できない。要するに、ノズル5から噴出されて基板1の表面に
広がった処理液の領域が回転中心を含んでいればよい。一方、上方のノズル6は
、ノズル5よりも半径方向の外方に離れた箇所に向かうように、その噴射方向が
設定されている。具体的には、ノズル6から噴出された処理液が基板の回転中心
と周縁の中間付近(8インチウエハの場合、中心から約50mmのところ)に当
たるように、ノズル6の方向が設定される。 【0009】 両ノズル5,6は、図3に示すように、それぞれが電磁開閉弁8,9を介して
処理液圧送装置10に配管接続されているとともに、各電磁開閉弁8,9が処理
液供給制御手段としての制御回路11によって開閉制御されるようになっている
。尚、電磁開閉弁8,9と各ノズル5,6との間にはフィルタ12がそれぞれ介
在されて、処理液中の異物を除去するようになっている。 【0010】 ノズル5,6を使ったプリウエット処理は次のように行われる。現像処理を行
う前に、電磁開閉弁8,9を同時的に開状態にしてノズル5,6からプリウエッ
ト用処理液としての純水(あるいは希釈した現像液)を基板1の表面に供給する
。このとき、基板1は500〜1000回転/分で回転されている。処理液の供
給時間は概ね5秒程度である。そして、制御回路11の制御によって、まずノズ
ル5からの処理液の供給を停止し、その後、0.5〜1秒遅れてノズル6からの
処理液の供給を停止する。ただし、ノズル5,6からの処理液供給の最適な停止
タイミングは、基板1の大きさや回転数、さらには処理液の種類によって異なる
。両ノズル5,6からの処理液の供給を停止した後、基板1を700〜2000
回転/分で約2秒間程度回転させて余剰の処理液を飛散させ、基板1の表面に処
理液の均一な薄膜を形成する。以上のプリウエット処理を終えた後に、現像液供
給ノズル3を下降して現像液を供給し、基板の回転現像処理を行う。 【0011】 尚、上記の実施例では、処理液供給用のノズルを2本用いる場合を示したが、
基板1の寸法によっては3本以上のノズルを利用してもよく、この場合も基板中
心側に向かうものから順に処理液の供給を停止するように制御する。 【0012】 【発明の効果】 以上の説明から明らかなように、本発明は、回転する基板の半径方向の異った
複数箇所に向けて処理液を噴出供給するとともに、その処理液供給の停止を中心
側から外周側に順に遅らせるようにしたので、周速度の遅い基板中心部では処理
液が残留するのが防止され、また周速度の速い基板外周部では処理液が過剰に飛 散するのが抑制され、もって基板表面全体に処理液を薄膜を均一に形成すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る基板の回転処理装置の一実施例を示す縦断面図である。
【図2】 実施例の要部の斜視図である。
【図3】 処理液供給手段の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 基板
2 回転台
5,6 ノズル
11 制御回路(処理液供給制御手段)
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】 回転台上に搭載保持されて回転する基板の表面に向けて処理液
を噴出供給して、基板表面にプリウエット処理液の薄膜を形成する基板の回転処
理装置において、 基板の回転中心付近に向かうノズルと、回転中心から外周側に離れた箇所に向
かうノズルを用いて、基板表面の半径方向の異なった複数箇所にプリウエット処
理液を噴出供給するよう構成するとともに、回転中心側のノズルから順にプリウ
エット処理液供給を停止するプリウエット処理液供給制御手段を備えたことを特
徴とする基板の回転処理装置。
Family
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