JP2596366B2 - 入出力保護素子 - Google Patents
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Landscapes
- Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
- Insulated Gate Type Field-Effect Transistor (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は入出力保護素子に関し、
さらに詳しくは、MIS(もしくはMOS)FET及び
バイポーラトランジスタ動作素子を利用して静電破壊か
ら半導体集積回路装置を保護する入出力保護素子に関す
るものである。
さらに詳しくは、MIS(もしくはMOS)FET及び
バイポーラトランジスタ動作素子を利用して静電破壊か
ら半導体集積回路装置を保護する入出力保護素子に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】最近の半導体集積回路装置は微細化、プ
ロセスの多様化が進み、利用分野の拡大や装置使用環境
の多様化に伴って静電破壊に対する信頼性の向上が必要
になってきている。従来、入出力保護素子としては、図
4に示すようなMOSFETのゲートをソースに接続し
たいわゆるBVDSタイプの保護素子(図中、(a)は保
護回路図、(b)は保護素子の断面図、(c)は保護素
子の平面図である。)、図5に示すような素子分離酸化
膜であるフィールド酸化膜を用いた厚いゲート酸化膜を
有するMOSFET(図中、(a)は保護回路図、
(b)は保護素子の断面図、(c)は保護素子の平面図
である。)、および図6に示すようなバイポーラ動作素
子(図中、(a)は保護回路図、(b)は保護素子の断
面図、(c)は保護素子の平面図である。)があり、こ
れらの静電破壊(以下、ESDと略す。)耐量の向上策
として、以下のようなことが知られている。例えば、特
開昭62−69661号公報には、図7に示すように、
ゲート54を接地したMOSFETの保護素子のドレイ
ン拡散層52回りの基板濃度を高くし、高濃度不純物領
域55を形成した構造が開示されている。これは、ドレ
イン52−基板51間の接合耐圧を下げることにより、
寄生バイポーラ(ソース→エミッタ,基板→ベース,ド
レイン→コレクタ)トランジスタの能力を高め、保護効
果を高めたものである。また、特開平3−30476号
公報には、図8に示すように、同様なMOSFETの保
護素子において、ドレイン拡散層のフィールド端部の不
純物濃度を高くして高濃度不純物領域65を形成した構
造が開示されている。これは、PN接合ブレークダウン
電圧を低くし、また、ブレークダウン領域を広くしたこ
とによって、ブレークダウン時の電流密度を低くしてE
SD耐量を向上させたものである。
ロセスの多様化が進み、利用分野の拡大や装置使用環境
の多様化に伴って静電破壊に対する信頼性の向上が必要
になってきている。従来、入出力保護素子としては、図
4に示すようなMOSFETのゲートをソースに接続し
たいわゆるBVDSタイプの保護素子(図中、(a)は保
護回路図、(b)は保護素子の断面図、(c)は保護素
子の平面図である。)、図5に示すような素子分離酸化
膜であるフィールド酸化膜を用いた厚いゲート酸化膜を
有するMOSFET(図中、(a)は保護回路図、
(b)は保護素子の断面図、(c)は保護素子の平面図
である。)、および図6に示すようなバイポーラ動作素
子(図中、(a)は保護回路図、(b)は保護素子の断
面図、(c)は保護素子の平面図である。)があり、こ
れらの静電破壊(以下、ESDと略す。)耐量の向上策
として、以下のようなことが知られている。例えば、特
開昭62−69661号公報には、図7に示すように、
ゲート54を接地したMOSFETの保護素子のドレイ
ン拡散層52回りの基板濃度を高くし、高濃度不純物領
域55を形成した構造が開示されている。これは、ドレ
イン52−基板51間の接合耐圧を下げることにより、
寄生バイポーラ(ソース→エミッタ,基板→ベース,ド
レイン→コレクタ)トランジスタの能力を高め、保護効
果を高めたものである。また、特開平3−30476号
公報には、図8に示すように、同様なMOSFETの保
護素子において、ドレイン拡散層のフィールド端部の不
純物濃度を高くして高濃度不純物領域65を形成した構
造が開示されている。これは、PN接合ブレークダウン
電圧を低くし、また、ブレークダウン領域を広くしたこ
とによって、ブレークダウン時の電流密度を低くしてE
SD耐量を向上させたものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】入出力保護素子として
MOSFET(厚い酸化膜を有するMOSFETを含
む。)を用いる場合、一般に保護素子として動作するた
めには、ドレイン拡散層でのPN接合のブレークダウン
が起こり、それがトリガ(発生した基板電流により寄生
バイポーラトランジスタのベースがバイアスされる。)
となって寄生バイポーラトランジスタがONする。一般
に、ドレイン拡散層のPN接合ブレークダウンが保護素
子の働きを決定する上で重要な要素である。本発明者ら
は、図4に示すようなNMOSFETのドレインに正電
圧を印加して、PN接合の逆バイアス時における発光検
出(PHOTON計測)を行った。このPHOTON計
測は、PN接合電界強度が高いほど発光強度も強くなる
ことを利用したものである。その結果、最も実効電界の
高い所は、ゲートと拡散層がクロスする所、即ち図4
(c)のa’,g’の箇所であり、次に電界の高い所
は、ドレイン拡散層の素子分離端のコーナ部である図4
(c)のc’,e’の箇所である。逆に言えば、PN接
合の耐圧の低い所から順に並べるとa’,g’<c’,
e’<b’,d’,f’の順である。このような構造の
MOSFETを入出力保護素子に用いた場合、図4の
a’,g’,c’,e’付近で、電子が素子分離領域の
酸化膜中に注入され、素子のリーク原因となる。このよ
うな問題点を解決する方法として、前記したごとく、ド
レイン拡散層回りの基板濃度を高くしたり(特開昭62
−69661号公報)、ドレイン拡散層の不純物濃度を
高くした構造(特開平3−30476号公報)がある。
しかしながらこのような従来例においては、ドレイン拡
散層のコーナ部については何も考慮されておらず、コー
ナ部で電界が強くなることに変わりはなかった。そのた
め、やはり素子のリーク原因となっていた。本発明は、
このような従来の問題点を解決してドレイン拡散層のブ
レークダウンを拡散層コーナ部で起こりにくくし、かく
して静電破壊に強い入出力保護素子を提供することにあ
る。
MOSFET(厚い酸化膜を有するMOSFETを含
む。)を用いる場合、一般に保護素子として動作するた
めには、ドレイン拡散層でのPN接合のブレークダウン
が起こり、それがトリガ(発生した基板電流により寄生
バイポーラトランジスタのベースがバイアスされる。)
となって寄生バイポーラトランジスタがONする。一般
に、ドレイン拡散層のPN接合ブレークダウンが保護素
子の働きを決定する上で重要な要素である。本発明者ら
は、図4に示すようなNMOSFETのドレインに正電
圧を印加して、PN接合の逆バイアス時における発光検
出(PHOTON計測)を行った。このPHOTON計
測は、PN接合電界強度が高いほど発光強度も強くなる
ことを利用したものである。その結果、最も実効電界の
高い所は、ゲートと拡散層がクロスする所、即ち図4
(c)のa’,g’の箇所であり、次に電界の高い所
は、ドレイン拡散層の素子分離端のコーナ部である図4
(c)のc’,e’の箇所である。逆に言えば、PN接
合の耐圧の低い所から順に並べるとa’,g’<c’,
e’<b’,d’,f’の順である。このような構造の
MOSFETを入出力保護素子に用いた場合、図4の
a’,g’,c’,e’付近で、電子が素子分離領域の
酸化膜中に注入され、素子のリーク原因となる。このよ
うな問題点を解決する方法として、前記したごとく、ド
レイン拡散層回りの基板濃度を高くしたり(特開昭62
−69661号公報)、ドレイン拡散層の不純物濃度を
高くした構造(特開平3−30476号公報)がある。
しかしながらこのような従来例においては、ドレイン拡
散層のコーナ部については何も考慮されておらず、コー
ナ部で電界が強くなることに変わりはなかった。そのた
め、やはり素子のリーク原因となっていた。本発明は、
このような従来の問題点を解決してドレイン拡散層のブ
レークダウンを拡散層コーナ部で起こりにくくし、かく
して静電破壊に強い入出力保護素子を提供することにあ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、MISFET若しくはバイポーラトラン
ジスタ動作を利用した入出力保護素子であって、前記入
出力保護素子は第1導電型の半導体基板に形成された4
辺形の第2導電型ドレイン若しくはコレクタ領域を有
し、前記ドレイン若しくはコレクタ領域は外部端子と接
続されるとともに、素子分離端である4辺形の直線部に
おける前記半導体基板との耐圧は、そのコーナ部におけ
る耐圧より低いことを特徴とする。ここで素子分離端と
は、一導電形の半導体基板上に選択的に形成された素子
分離領域の端部を指し、この素子分離領域のない半導体
基板上にソース領域とドレイン領域が形成され、同ソー
ス領域とドレイン領域の間の半導体基板表面にゲート絶
縁膜とゲート電極が積層されているものとする。また、
本発明の入出力保護端子は、コーナ部以外の素子分離端
における基板不純物濃度が、コーナ部の素子分離端にお
ける基板不純物濃度よりも濃いものであるか、コーナ部
以外の素子分離端における拡散層不純物濃度が、コーナ
部の素子分離端における拡散層不純物濃度よりも濃いも
のであるか、あるいはMISFET及びバイポーラトラ
ンジスタ動作素子が、LDD構造、DDD構造または二
重ドレイン拡散層形成構造であり、素子分離端拡散層の
コーナ部には低濃度不純物層が形成され、素子分離端拡
散層のコーナ部以外の領域には、低濃度不純物層が形成
されていない構造であることを好適とする。
成するために、MISFET若しくはバイポーラトラン
ジスタ動作を利用した入出力保護素子であって、前記入
出力保護素子は第1導電型の半導体基板に形成された4
辺形の第2導電型ドレイン若しくはコレクタ領域を有
し、前記ドレイン若しくはコレクタ領域は外部端子と接
続されるとともに、素子分離端である4辺形の直線部に
おける前記半導体基板との耐圧は、そのコーナ部におけ
る耐圧より低いことを特徴とする。ここで素子分離端と
は、一導電形の半導体基板上に選択的に形成された素子
分離領域の端部を指し、この素子分離領域のない半導体
基板上にソース領域とドレイン領域が形成され、同ソー
ス領域とドレイン領域の間の半導体基板表面にゲート絶
縁膜とゲート電極が積層されているものとする。また、
本発明の入出力保護端子は、コーナ部以外の素子分離端
における基板不純物濃度が、コーナ部の素子分離端にお
ける基板不純物濃度よりも濃いものであるか、コーナ部
以外の素子分離端における拡散層不純物濃度が、コーナ
部の素子分離端における拡散層不純物濃度よりも濃いも
のであるか、あるいはMISFET及びバイポーラトラ
ンジスタ動作素子が、LDD構造、DDD構造または二
重ドレイン拡散層形成構造であり、素子分離端拡散層の
コーナ部には低濃度不純物層が形成され、素子分離端拡
散層のコーナ部以外の領域には、低濃度不純物層が形成
されていない構造であることを好適とする。
【0005】
【作用】本発明の保護素子に過電圧が印加された場合、
素子分離端のコーナ部でない領域でブレークダウンが生
じる為、コーナ部での電界が緩和され、コーナ部付近の
素子分離絶縁膜中へのキャリアの注入がなくなり、微少
リークの発生を抑制できる。また、コーナ部でない領域
でブレークダウンが生じるので、電流密度が小さくな
り、接合破壊耐量が増す。
素子分離端のコーナ部でない領域でブレークダウンが生
じる為、コーナ部での電界が緩和され、コーナ部付近の
素子分離絶縁膜中へのキャリアの注入がなくなり、微少
リークの発生を抑制できる。また、コーナ部でない領域
でブレークダウンが生じるので、電流密度が小さくな
り、接合破壊耐量が増す。
【0006】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。 実施例1 図1は、本発明による入出力保護素子の一例であるNM
OSFETのBVDSタイプ入出力保護素子の平面図であ
る。図2(a)は図1のb,d,f部の要部断面図、図
2(b)は、図1のa,c,e,g部の要部断面図であ
る。図1および図2において、1はP型基板(Pウエ
ル)、2はドレイン(N+拡散層)、3はソース、4は
ゲート、6はガードリング用P+層、5はガードリング
層6の一部をさらに高濃度(P++)にしたP+拡散層、
7は素子分離絶縁膜(SiO2)を示す。図1及び図2
に示したごとく、ドレイン拡散層2のコーナ部(a,
c,e,g部)以外の素子分離端(b,d,f部)の基
板不純物濃度が高くなっている。このため、このb,
d,f領域のジャンクション耐圧が低くなり、高電圧が
印加された場合、最初にb,d,fでブレークダウンが
生じ、コーナ部ではブレークダウンが起こらない。b,
d,f部のコーナ部以外でブレークダウンが起こると、
コーナ部でブレークダウンが生じた時に比べて、電界が
弱くなるとともに、降伏電流密度も小さくなる。このた
め、ドレイン拡散層の破壊や素子分離絶縁膜への電子注
入が抑制され、この部分でのリークがなくなる。本実施
例によれば、MOSFETのサイズを変更しないで、降
伏電流密度を小さくすることが可能である。本実施例に
おいて、200pFのコンデンサをチャージした後、デ
バイスの入力端子にチャージを印加する実験を行ったと
ころ、次のような効果があった。即ち、図4に示す従来
構造の入出力保護素子では、コンデンサに印加する(デ
バイスに印加される。)電圧が300V以上になると、
端子リークが1μA以上になるが、本実施例の構造で
は、400Vまで端子リークがなかった。
る。 実施例1 図1は、本発明による入出力保護素子の一例であるNM
OSFETのBVDSタイプ入出力保護素子の平面図であ
る。図2(a)は図1のb,d,f部の要部断面図、図
2(b)は、図1のa,c,e,g部の要部断面図であ
る。図1および図2において、1はP型基板(Pウエ
ル)、2はドレイン(N+拡散層)、3はソース、4は
ゲート、6はガードリング用P+層、5はガードリング
層6の一部をさらに高濃度(P++)にしたP+拡散層、
7は素子分離絶縁膜(SiO2)を示す。図1及び図2
に示したごとく、ドレイン拡散層2のコーナ部(a,
c,e,g部)以外の素子分離端(b,d,f部)の基
板不純物濃度が高くなっている。このため、このb,
d,f領域のジャンクション耐圧が低くなり、高電圧が
印加された場合、最初にb,d,fでブレークダウンが
生じ、コーナ部ではブレークダウンが起こらない。b,
d,f部のコーナ部以外でブレークダウンが起こると、
コーナ部でブレークダウンが生じた時に比べて、電界が
弱くなるとともに、降伏電流密度も小さくなる。このた
め、ドレイン拡散層の破壊や素子分離絶縁膜への電子注
入が抑制され、この部分でのリークがなくなる。本実施
例によれば、MOSFETのサイズを変更しないで、降
伏電流密度を小さくすることが可能である。本実施例に
おいて、200pFのコンデンサをチャージした後、デ
バイスの入力端子にチャージを印加する実験を行ったと
ころ、次のような効果があった。即ち、図4に示す従来
構造の入出力保護素子では、コンデンサに印加する(デ
バイスに印加される。)電圧が300V以上になると、
端子リークが1μA以上になるが、本実施例の構造で
は、400Vまで端子リークがなかった。
【0007】本実施例におけるプロセス工程は、通常の
MOSFETを作製する工程に対し、一工程の追加で作
製することができる。即ち、例えばチャンネルストッパ
ーのガードリング層形成のためのボロンを100〜15
0KeVで1E13cm-2程度イオン注入した後、所定
のマスクを用意して、図1のb,d,f部にのみ、ボロ
ンを40KeV〜70KeVで1E14〜1E15cm
-2イオン注入する。またここでのイオン注入条件は、フ
ィールド酸化膜の膜厚や基板(ウエル)の濃度等を考慮
して決定する。本実施例では、イオン注入工程のみの1
工程の追加で良い。また、本実施例における別の方法と
して、図1のb,d,fの領域のみ、N+濃度を高くし
ても良い。この場合は、ソース,ドレイン形成のための
As又はP等のN型ドーパントをイオン注入後、b,
d,f領域以外をマスクして、As又はP等のN型ドー
パントを先のソース,ドレイン領域注入ドーズ(Dos
e)量よりさらに1〜2割多くなるようにイオン注入す
る。
MOSFETを作製する工程に対し、一工程の追加で作
製することができる。即ち、例えばチャンネルストッパ
ーのガードリング層形成のためのボロンを100〜15
0KeVで1E13cm-2程度イオン注入した後、所定
のマスクを用意して、図1のb,d,f部にのみ、ボロ
ンを40KeV〜70KeVで1E14〜1E15cm
-2イオン注入する。またここでのイオン注入条件は、フ
ィールド酸化膜の膜厚や基板(ウエル)の濃度等を考慮
して決定する。本実施例では、イオン注入工程のみの1
工程の追加で良い。また、本実施例における別の方法と
して、図1のb,d,fの領域のみ、N+濃度を高くし
ても良い。この場合は、ソース,ドレイン形成のための
As又はP等のN型ドーパントをイオン注入後、b,
d,f領域以外をマスクして、As又はP等のN型ドー
パントを先のソース,ドレイン領域注入ドーズ(Dos
e)量よりさらに1〜2割多くなるようにイオン注入す
る。
【0008】実施例2 次に実施例1とは異なる別の実施例を説明する。本実施
例におけるb,d,f領域の要部断面図を図3(a)
に、a,c,e,g付近の要部断面図を図3(b)に示
す。本実施例では、LDD構造を有するMOSFETに
おいて、図1のb,d,f領域に Lightly Dopeイオン
注入(本実施例では、n-拡散層にPを40KeVで2
E13cm-2イオン注入する。)を行わない。このよう
にすることによって、n-拡散層15は、b,d,f領
域には存在しない。このため、AsとPの拡散定数は、
Pの方が大きく、N+層を囲む形で、n-層が存在しない
ので、b,d,f領域の接合耐圧は、N+層濃度で決ま
り、他の領域より低くなる。本実施例においては、製造
工程の増加はなく、通常のLDDプロセスそのままで良
いという利点もある。LDD構造の他に、DDD構造、
二重As−P注入ドレイン構造など、複数の不純物濃度
構造を有する素子に適用できる。
例におけるb,d,f領域の要部断面図を図3(a)
に、a,c,e,g付近の要部断面図を図3(b)に示
す。本実施例では、LDD構造を有するMOSFETに
おいて、図1のb,d,f領域に Lightly Dopeイオン
注入(本実施例では、n-拡散層にPを40KeVで2
E13cm-2イオン注入する。)を行わない。このよう
にすることによって、n-拡散層15は、b,d,f領
域には存在しない。このため、AsとPの拡散定数は、
Pの方が大きく、N+層を囲む形で、n-層が存在しない
ので、b,d,f領域の接合耐圧は、N+層濃度で決ま
り、他の領域より低くなる。本実施例においては、製造
工程の増加はなく、通常のLDDプロセスそのままで良
いという利点もある。LDD構造の他に、DDD構造、
二重As−P注入ドレイン構造など、複数の不純物濃度
構造を有する素子に適用できる。
【0009】なお、本発明の実施例としてNMOSFE
TのBVDSモードの保護素子について説明してきたが、
本発明をフィールド酸化膜をゲート絶縁膜として用いた
図5の構造のものに適用しても良いことは言うまでもな
い。さらに出力回路を構成する出力用MOSFETに本
発明を適用しても良く、NMOSFETだけでなく、P
MOSFETに対しても適用できる。その他、ゲートを
有しない図6に示すようなN+PN+素子やP+NP+素子
にも適用できる。
TのBVDSモードの保護素子について説明してきたが、
本発明をフィールド酸化膜をゲート絶縁膜として用いた
図5の構造のものに適用しても良いことは言うまでもな
い。さらに出力回路を構成する出力用MOSFETに本
発明を適用しても良く、NMOSFETだけでなく、P
MOSFETに対しても適用できる。その他、ゲートを
有しない図6に示すようなN+PN+素子やP+NP+素子
にも適用できる。
【0010】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、入出力保
護素子の素子分離端において、コーナ部以外の領域の基
板(又はウエル)との接合耐圧を低くしたので、コーナ
部が先にブレークダウンすることはなく、コーナ部の素
子分離絶縁膜中へのキャリア注入がなくなり、この部分
での微少リーク不良がなくなる。同時に、ブレークダウ
ン電流(降伏電流)が主としてコーナ部以外の所で流れ
るため、電流密度が小さくなり、ジャンクション破壊に
も強くなる。また、本発明を実施するに当っては、製造
工程の増加はないか、増加させてもイオン注入工程の1
工程の追加で対処できるので、製造上も有利である。
護素子の素子分離端において、コーナ部以外の領域の基
板(又はウエル)との接合耐圧を低くしたので、コーナ
部が先にブレークダウンすることはなく、コーナ部の素
子分離絶縁膜中へのキャリア注入がなくなり、この部分
での微少リーク不良がなくなる。同時に、ブレークダウ
ン電流(降伏電流)が主としてコーナ部以外の所で流れ
るため、電流密度が小さくなり、ジャンクション破壊に
も強くなる。また、本発明を実施するに当っては、製造
工程の増加はないか、増加させてもイオン注入工程の1
工程の追加で対処できるので、製造上も有利である。
【図1】本発明による入出力保護素子の一実施例の平面
図である。
図である。
【図2】図1の入出力保護素子の素子分離端の要部断面
図である。
図である。
【図3】本発明による入出力保護素子の別の実施例の素
子分離端の要部断面図である。
子分離端の要部断面図である。
【図4】従来例による入出力保護素子の一例の回路図、
断面図および平面図である。
断面図および平面図である。
【図5】従来例による入出力保護素子の一例の回路図、
断面図および平面図である。
断面図および平面図である。
【図6】従来例による入出力保護素子の一例の回路図、
断面図および平面図である。
断面図および平面図である。
【図7】従来例による入出力保護素子の静電破壊耐量の
改善方法の一例の素子断面図である。
改善方法の一例の素子断面図である。
【図8】従来例による入出力保護素子の静電破壊耐量の
改善方法の一例の素子平面図である。
改善方法の一例の素子平面図である。
1 P型基板 2 ドレイン 3 ソース 4 ゲート 5 P+拡散層 6 ガードリング用P+層 7 素子分離絶縁膜 11 P型基板 12 ドレイン 15 N-拡散層 16 ガードリング用P+層 17 素子分離絶縁膜 31 P型基板 32 ドレイン 33 ソース 34 ゲート 41 P型基板 42 ドレイン 43 ソース 44 Alゲート 47 絶縁膜 51 P型基板 52 ドレイン 53 ソース 54 ゲート 55 高濃度不純物領域 62 ドレイン 63 ソース 64 ゲート 65 高濃度不純物領域 71 P型基板 72 コレクタ 73 エミッタ 77 絶縁膜
Claims (5)
- 【請求項1】 MISFET若しくはバイポーラトラン
ジスタ動作を利用した入出力保護素子であって、前記入
出力保護素子は第1導電型の半導体基板に形成された4
辺形の第2導電型ドレイン若しくはコレクタ領域を有
し、前記ドレイン若しくはコレクタ領域は外部端子と接
続されるとともに、素子分離端である4辺形の直線部に
おける前記半導体基板との耐圧は、そのコーナ部におけ
る耐圧より低いことを特徴とする入出力保護素子。 - 【請求項2】 コーナ部以外の素子分離端における基板
不純物濃度が、コーナ部の素子分離端における基板不純
物濃度よりも濃いものである請求項1記載の入出力保護
素子。 - 【請求項3】 コーナ部以外の素子分離端における拡散
層不純物濃度が、コーナ部の素子分離端における拡散層
不純物濃度よりも濃いものである請求項1記載の入出力
保護素子。 - 【請求項4】 MISFET及びバイポーラトランジス
タ動作素子が、LDD構造、DDD構造または二重ドレ
イン拡散層形成構造であり、素子分離端拡散層のコーナ
部には低濃度不純物層が形成され、素子分離端拡散層の
コーナ部以外の領域には、低濃度不純物層が形成されて
いない請求項1記載の入出力保護素子。 - 【請求項5】 入出力保護素子が出力トランジスタに適
用されるものである請求項1〜4のいずれかに記載の入
出力保護素子。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5341836A JP2596366B2 (ja) | 1993-12-13 | 1993-12-13 | 入出力保護素子 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5341836A JP2596366B2 (ja) | 1993-12-13 | 1993-12-13 | 入出力保護素子 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07169959A JPH07169959A (ja) | 1995-07-04 |
| JP2596366B2 true JP2596366B2 (ja) | 1997-04-02 |
Family
ID=18349131
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5341836A Expired - Fee Related JP2596366B2 (ja) | 1993-12-13 | 1993-12-13 | 入出力保護素子 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2596366B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010021577A (ja) * | 2009-10-20 | 2010-01-28 | Renesas Technology Corp | 半導体装置および入力保護回路 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS55125660A (en) * | 1979-03-22 | 1980-09-27 | Toshiba Corp | Production of semiconductor device |
-
1993
- 1993-12-13 JP JP5341836A patent/JP2596366B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH07169959A (ja) | 1995-07-04 |
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|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |