JP2620332B2 - 磁気記録媒体 - Google Patents
磁気記録媒体Info
- Publication number
- JP2620332B2 JP2620332B2 JP63240501A JP24050188A JP2620332B2 JP 2620332 B2 JP2620332 B2 JP 2620332B2 JP 63240501 A JP63240501 A JP 63240501A JP 24050188 A JP24050188 A JP 24050188A JP 2620332 B2 JP2620332 B2 JP 2620332B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic
- magnetic recording
- recording medium
- average particle
- coating film
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は磁気記録媒体に係わり、さらに詳しくは磁性
層に添加する固形添加剤の改良に関する。
層に添加する固形添加剤の改良に関する。
従来、磁気記録媒体は、耐久性の向上を目的として、
モース硬度の大きなアルミナなどの固形添加剤を塗膜中
に含有させてきた。しかし、このモース硬度の大きな固
形添加剤は、媒体と摺接する磁気ヘッド、クリーニング
シート等に対する研磨材として働き、削り取られた磁気
ヘッド、クリーニーングシートなどの削りくずが磁性塗
膜上に付着して、ドロップアウトや出力変動の原因とな
ることが分ってきた。特に短波長用磁気記録媒体では、
磁性面の表面平滑性が良くしてあるため、小さな付着部
でも出力変動やドロップアウトの原因となる。
モース硬度の大きなアルミナなどの固形添加剤を塗膜中
に含有させてきた。しかし、このモース硬度の大きな固
形添加剤は、媒体と摺接する磁気ヘッド、クリーニング
シート等に対する研磨材として働き、削り取られた磁気
ヘッド、クリーニーングシートなどの削りくずが磁性塗
膜上に付着して、ドロップアウトや出力変動の原因とな
ることが分ってきた。特に短波長用磁気記録媒体では、
磁性面の表面平滑性が良くしてあるため、小さな付着部
でも出力変動やドロップアウトの原因となる。
この発明は、表面平滑性の良い短波長用磁気記録媒体
における使用中に出力変動、ドロップアウトの発生が増
加するという欠点を解決し、以って信頼性の高い高密度
記録用磁気記録媒体を提供することを目的とする。
における使用中に出力変動、ドロップアウトの発生が増
加するという欠点を解決し、以って信頼性の高い高密度
記録用磁気記録媒体を提供することを目的とする。
〔問題を解決するための手段〕 本発明者らは、かかる状況に鑑み鋭意検討した結果、
磁性塗膜中に含ませるモース硬度の大きな固形添加剤の
平均粒径を磁性塗膜の表面粗さの50倍以下にすれば使用
中の出力変動の増加が小さくなることを見出し、本発明
をなすに至った。これは固形添加剤の平均粒径が大きく
なると、塗膜表面から突出している固形添加剤の部分が
大きくなり、磁気記録媒体と摺接する磁気ヘッドやクリ
ーニングシートの削り取られる量が多くなるためと推定
される。
磁性塗膜中に含ませるモース硬度の大きな固形添加剤の
平均粒径を磁性塗膜の表面粗さの50倍以下にすれば使用
中の出力変動の増加が小さくなることを見出し、本発明
をなすに至った。これは固形添加剤の平均粒径が大きく
なると、塗膜表面から突出している固形添加剤の部分が
大きくなり、磁気記録媒体と摺接する磁気ヘッドやクリ
ーニングシートの削り取られる量が多くなるためと推定
される。
特に、金属磁性粉の如き、高密度記録に適した磁性粉
を用いた場合には、その性能をさらに良く発揮させるた
めに、磁性層表面の表面粗さを小さくしている。この場
合には磁性層表面に微小な異物が付着しても、出力変動
やドロップアウトの原因となるので極力、微小塵埃の発
生をも防止することが必要となり、そのため媒体をカー
トリッジケース内に収納し、しかも使用中常時媒体表面
の塵埃除去のためクリーニングシートと摺接させてい
る。このため磁気ヘッドやクリーニングシートを削り取
るようなことを出来る限り抑える必要がある。このよう
な高密度記録用媒体には、モース硬度の大きい固形添加
剤の選択が非常に大きい効果を示す。
を用いた場合には、その性能をさらに良く発揮させるた
めに、磁性層表面の表面粗さを小さくしている。この場
合には磁性層表面に微小な異物が付着しても、出力変動
やドロップアウトの原因となるので極力、微小塵埃の発
生をも防止することが必要となり、そのため媒体をカー
トリッジケース内に収納し、しかも使用中常時媒体表面
の塵埃除去のためクリーニングシートと摺接させてい
る。このため磁気ヘッドやクリーニングシートを削り取
るようなことを出来る限り抑える必要がある。このよう
な高密度記録用媒体には、モース硬度の大きい固形添加
剤の選択が非常に大きい効果を示す。
以下、実施例により、より詳細に説明する。
<磁気ディスクの作製> 金属磁性粉末(保磁力、1650Oe、SBET、55m2/g) 161部 塩ビ−酢ビ−ビニルアルコール共重合体(UCC社製、VAG
H) 19.8部 ポリウレタン樹脂(三菱化成工業社製、ME664) 11.8部 三官能性低分子量イソシアネート化合物(日本ポリウレ
タン社製、コロネートL) 7.8部 α−Al2O3(平均粒径Xμm) 32.2部 オレイルオレート 16.2部 シクロヘキサノン 240部 トルエン 240部 上記組成物中α−Al2O3の平均粒径Xμmを各実施
例、比較例によって第1表に示すように変化させた。
H) 19.8部 ポリウレタン樹脂(三菱化成工業社製、ME664) 11.8部 三官能性低分子量イソシアネート化合物(日本ポリウレ
タン社製、コロネートL) 7.8部 α−Al2O3(平均粒径Xμm) 32.2部 オレイルオレート 16.2部 シクロヘキサノン 240部 トルエン 240部 上記組成物中α−Al2O3の平均粒径Xμmを各実施
例、比較例によって第1表に示すように変化させた。
この組成物をボールミル中で96時間混練分散して磁性
塗料を調製し、これを75μm厚のポリエチレンテレフタ
レートフィルムの両面に、乾燥後の厚さが2.5μmとな
るように塗布、乾燥し、カレンダリング処理を行った
後、外径86mmの円盤状に打ち抜き磁気ディスクを作製し
た。磁気ディスクの表面平滑性はカレンダリング処理の
条件を変えることによって制御した。この磁気ディスク
を、内側にクリーニングシートを超音波溶着した、硬質
合成樹脂で形成されたカートリッジケース内に収納して
製品とした。
塗料を調製し、これを75μm厚のポリエチレンテレフタ
レートフィルムの両面に、乾燥後の厚さが2.5μmとな
るように塗布、乾燥し、カレンダリング処理を行った
後、外径86mmの円盤状に打ち抜き磁気ディスクを作製し
た。磁気ディスクの表面平滑性はカレンダリング処理の
条件を変えることによって制御した。この磁気ディスク
を、内側にクリーニングシートを超音波溶着した、硬質
合成樹脂で形成されたカートリッジケース内に収納して
製品とした。
上記各実施例、比較例によって得た磁気ディスクにつ
いては表面平滑性とα−Al2O3の平均粒径を測定し、製
品については、その出力レベル、初期の出力変動、45
℃、45%RHの環境下で96時間走行させた後の出力変動を
測定した。
いては表面平滑性とα−Al2O3の平均粒径を測定し、製
品については、その出力レベル、初期の出力変動、45
℃、45%RHの環境下で96時間走行させた後の出力変動を
測定した。
表面平滑性:Rが2μmの触針式表面粗さ計を用い、触針
速度0.03mm/sec、カットオフ0.08mmの条件で磁性塗膜の
表面粗さを求めた。
速度0.03mm/sec、カットオフ0.08mmの条件で磁性塗膜の
表面粗さを求めた。
α−Al2O3の平均粒径:塗膜の断面写真を50,000倍で撮
影し、α−Al2O3粒子1,000個の直径を測定し、これを重
量換算し、粒径の小さいものから積算し、この値が先に
測定した1,000個の粒子の合計重量の50%となったとき
の粒径を平均粒径とした。
影し、α−Al2O3粒子1,000個の直径を測定し、これを重
量換算し、粒径の小さいものから積算し、この値が先に
測定した1,000個の粒子の合計重量の50%となったとき
の粒径を平均粒径とした。
出力レベル:自社製高密度フロッピーディスク特性試験
機(磁気ヘッドとしてセンダスト製使用)を用い、35kf
ciの出力レベルを求めた。
機(磁気ヘッドとしてセンダスト製使用)を用い、35kf
ciの出力レベルを求めた。
出力変動:出力レベルを測定したのと同一試験機で300r
pmで500kHzの信号を各トラックに記憶し、70bit毎の平
均出力を求め、1つ手前の70bitの平均出力と比較し
て、その差の絶対値を求める。この差の絶対値の全トラ
ックでの平均値を出力変動とする。
pmで500kHzの信号を各トラックに記憶し、70bit毎の平
均出力を求め、1つ手前の70bitの平均出力と比較し
て、その差の絶対値を求める。この差の絶対値の全トラ
ックでの平均値を出力変動とする。
各測定結果を第1表に示す。
上記結果より、表面平滑性が0.015μm以上の磁気デ
ィスク(比較例1)では、出力レベルも低く、また初期
走行後の出力変動も大きい。また表面平滑性が0.015μ
m以下であっても、固形添加剤の平均粒子径が表面平滑
度の50倍以上の磁気ディスク(比較例2、3)では出力
レベル、初期の出力変動は小さいが走行後の出力変動が
大きくなり信頼性に欠けることが認められる。
ィスク(比較例1)では、出力レベルも低く、また初期
走行後の出力変動も大きい。また表面平滑性が0.015μ
m以下であっても、固形添加剤の平均粒子径が表面平滑
度の50倍以上の磁気ディスク(比較例2、3)では出力
レベル、初期の出力変動は小さいが走行後の出力変動が
大きくなり信頼性に欠けることが認められる。
以上説明したように、磁性塗膜の表面粗さが0.015μ
m以下で、この磁性塗膜中に添加する固形添加剤の平均
粒径が表面粗さの50倍以下とした高記録密度磁気記録媒
体は、出力レベルも高く、使用中の出力変動の増大も小
さい高信頼度の磁気記録媒体となることが明らかであ
る。
m以下で、この磁性塗膜中に添加する固形添加剤の平均
粒径が表面粗さの50倍以下とした高記録密度磁気記録媒
体は、出力レベルも高く、使用中の出力変動の増大も小
さい高信頼度の磁気記録媒体となることが明らかであ
る。
Claims (2)
- 【請求項1】表裏一対の殻と、前記殻の内面に支持され
たクリーニングシートから構成されたカートリッジケー
ス内に、磁性塗膜の表面粗さが0.015μm以下で、かつ
磁性層中に含ませるアルミナの平均粒径が、表面粗さの
50倍以下であり、ディスク状にして収納したことを特徴
とする磁気記録媒体。 - 【請求項2】磁性塗膜中に含まれる磁性粉が金属磁性粉
であることを特徴とする請求項1記載の磁気記録媒体
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63240501A JP2620332B2 (ja) | 1988-09-26 | 1988-09-26 | 磁気記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63240501A JP2620332B2 (ja) | 1988-09-26 | 1988-09-26 | 磁気記録媒体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0289220A JPH0289220A (ja) | 1990-03-29 |
| JP2620332B2 true JP2620332B2 (ja) | 1997-06-11 |
Family
ID=17060454
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63240501A Expired - Lifetime JP2620332B2 (ja) | 1988-09-26 | 1988-09-26 | 磁気記録媒体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2620332B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62241127A (ja) * | 1986-04-11 | 1987-10-21 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 磁気記録媒体 |
-
1988
- 1988-09-26 JP JP63240501A patent/JP2620332B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0289220A (ja) | 1990-03-29 |
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