JP2716112B2 - 車両用雨滴センサ - Google Patents
車両用雨滴センサInfo
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Description
【発明の詳細な説明】
[発明の目的]
(産業上の利用分野)
本発明は、車両外部に設置される車両用ミラーに付着
した雨滴の検出に用いられる車両用雨滴センサに関す
る。 (従来の技術) 例えば自動車においては、後方視認用としてドアミラ
ー或はフェンダーミラーが設けられているが、この種の
ミラーは雨滴の付着に応じて後方視認性が阻害されると
いう事情がある。そこで、従来では、ミラー本体に、そ
の表面に付着した水分を検出する雨滴センサを設け、こ
の雨滴センサが検出状態となったときに当該ミラー本体
の裏面に設けたヒータ或いは超音波振動子を駆動する構
成とすることにより、表面に付着した水分を除去するこ
とが行なわれている。 上記のような用途に使用される車両用雨滴センサとし
ては、静電容量の変化を利用したものが一般的になって
いる。即ち、静電容量式の車両用雨滴センサは、ミラー
本体の表面に、金属膜(通常はITO膜のような透明金属
膜)より成る一対の櫛歯状電極を互いの間に所定のギャ
ップが存した状態で形成し、その電極間ギャップに水滴
が付着したときの電極間静電量の変化を発振回路等を利
用して検出する構成とされる。 この場合、各電極から信号を取り出すための接続線
も、ミラー本体の表面に形成した金属膜で構成されるも
のであり、当該接続線は、ミラー本体の表面を当該ミラ
ー本体の外周縁部に引き出された後に、その外周縁部で
ミラー本体の裏面側に設けられたリード線等と接続され
る構成となっている。 (発明が解決しようとする問題点) 上記従来構成の雨滴センサでは、ミラー本体の表面側
と裏面側との間を電気的に接続するための構造部分が、
当該ミラー本体の外周縁部に設けられている関係上、以
下に述べるような問題点が存在した。 即ち、ミラー本体は、枠状のケース内に収納される構
成となっている関係上、この外周縁部がケースにより覆
われた状態になっているのが通常であるため、上記外周
縁部に表面張力等により入り込んだ水分の乾燥が遅れ気
味となって、その水分が残置されたままの状態が長引く
ことになる。ところが、このように残置された水分は、
前記ミラー本体の表面側と裏面側との間を電気的に接続
するための構造部分を通じて櫛歯状電極間の静電容量の
大きさに影響を与えることになるため、雨滴センサの検
出精度の低下原因になる虞があった。 櫛歯状電極及びこれから引き出される接続線は、比較
的細い形状とされるのが通常であるため、ミラー本体の
表面に対する異物の接触等により当該ミラー本体の一部
が傷付くような状況下において切断される可能性が高く
なる。このような切断状態が生じたときには、雨滴セン
サの検出精度の低下が避けられないばかりか、場合によ
っては水分検出機能が全く失われる虞が出てくるもので
あり、結果的に寿命に対する信頼性が低くなるという問
題点があった。 本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その
目的は、雨滴検出対象であるミラー本体の有効面積を拡
大できると共に、検出精度並びに寿命に対する信頼性の
向上を実現できるようになる車両用雨滴センサを提供す
ることにある。 [発明の構成] (問題点を解決するための手段) 本発明は、誘電体より成る透明基板の裏面側に反射膜
を有したミラー本体を枠状のケース内に収納して成る車
両用ミラーに設けられる車両用雨滴センサを対象とした
ものであり、第1の発明は、上記目的を達成するため
に、 前記透明基板の表面側に薄膜状に設けられ、互の間に
その透明基板の周縁部形状に沿った無端環形状の検出用
ギャップが形成された対をなす透明な検出用電極と、前
記透明基板の裏面側に、その透明基板1の表面側に設け
られた前記検出用電極と夫々当該透明基板を挟んで対向
するように設けられ、各々に対向する検出用電極と前記
透明基板を介してコンデンサ結合される対をなす補助電
極とを備えた上で、 前記対をなす検出用電極間に形成された検出用ギャッ
プが、前記ケースの内周縁部と対向した位置よりも前記
透明基板の中心部側へ片寄った位置に存するように構成
すると共に、前記対をなす補助電極間のインピーダンス
変化量に基づいて前記ミラー本体の表面に付着した水分
を検出するように構成したものである。 また、第2の発明は、前記目的を達成するために、前
記透明基板の表面側に薄膜状に設けられ、互の間にその
透明基板の周縁部形状に沿った無端環形状の検出用ギャ
ップが形成された対をなす透明な検出用電極と、前記透
明基板の裏面側に、その透明基板1の表面側に設けられ
た前記検出用電極と夫々当該透明基板を挟んで対向する
ように設けられ、一方が対向する検出用電極と前記透明
基板を介してコンデンサ結合され、且つ他方が対向する
検出用電極に対して前記透明基板の周縁部を介して直接
接続される対をなす補助電極とを備えた上で、 前記対をなす検出用電極間に形成された検出用ギャッ
プが、前記ケースの内周縁部と対向した位置よりも前記
透明基板の中心部側へ片寄った位置に存するように構成
すると共に、前記対をなす補助電極間のインピーダンス
変化量に基づいて前記ミラー本体の表面に付着した水分
を検出するように構成したものである。 (作用) ミラー本体の表面に、氷結、曇りが生じたり水滴が付
着したときには、これに伴う水分によって対をなす検出
用電極間のインピーダンスが変化するようになる。この
ときには、上記対をなす検出用電極の夫々に対して同じ
く対をなす補助電極がコンデンサ結合等によって接続さ
れているから、斯様な補助電極間のインピーダンスも変
化するようになる。このため、上記対をなす補助電極間
のインピーダンスが所定量変化するようになるから、斯
様なインピーダンス変化量に基づいてミラー本体の表面
に付着した水分を検出できるようになる。 この場合、ミラー本体の表面側と裏面側との間に電気
的な接続には対をなす信号経路が必要となるが、第1の
発明においては対をなす信号経路の双方、第2の発明に
おいては対をなす信号経路の一方が、表面側の検出用電
極と裏面側の補助電極との間のコンデンサ結合により行
なう構成となっているから、ミラー本体の外周縁部と、
これを覆うケースとの間に表面張力等により水分が残置
されたままの状態となった場合でも、その水分が前記対
をなす検出用電極間の静電容量の大きさに影響を与える
ことがなく、従って、従来構成のように検出精度の低下
を招くことがなくなる。 また、対をなす検出用電極間の検出用ギャップは、ケ
ースの内周縁部と対向した位置よりも透明基板の中心部
側へ片寄った位置に存するように構成されているから、
この検出用ギャップ部分に水分が残置されにくくなり、
結果的に検出精度の低下を未然に防止できるようにな
る。 さらに、対をなす検出用電極は、その占有面積を大き
くできるから、ミラー本体の表面に対する異物の接触等
により当該ミラー本体の一部が傷付くような状況下にお
いて、それら検出用電極に傷がついた場合でも検出精度
に対し影響が及ぶ虞がほとんどなく、また、検出用電極
間の検出用ギャップは、ミラー本体の基板の周縁部形状
に沿った無端環形状に形成されて、その有効長が比較的
長くなっているから、その検出用ギャップ部分に傷が付
いた場合でも、対をなす検出用電極間のインピーダンス
が若干変化する程度で済んで、従来構成のように水分検
出機能が失われる虞が全くなく、結果的に寿命に対する
信頼性が高くなる。 (実施例) まず、本発明の第1の実施例について第1図乃至第10
図を参照しながら説明する。 第1図において、1は誘電体である例えばガラスより
成る透明基板で、その裏面側に金属製反射膜2を真空蒸
着或はスパッタリング等により添設することによって、
その反射膜2で反射像を得る構成のミラー本体3が形成
されている。そして、上記ミラー本体3は、第3図に示
すように枠状のケース4内に収納されて回動可能に支持
されている。 5、6はミラー本体3の表面に設けられた対をなす検
出用電極で、これらは透明基板1の表面側にITO膜或はN
ESA膜等の透明電極材料を薄膜状に添設することによっ
て透明に形成されていると共に、第4図に示すように、
互の間に前記透明基板1の周縁部形状に沿った無端環形
状の検出用ギャップGが存するように構成されている。 特に、この場合、上記検出用ギャップGが無端環状に
形成されることにより、一方の検出用電極5が他方の検
出用電極6によって包囲されるような位置関係に設定さ
れている。また、検出用ギャップGは、前記ケース4の
内周縁部と対向した位置よりも前記透明基板1の中心部
側へ片寄った位置に存するように形成されている。そし
て、上記検出用電極5、6上には、透明な誘電体膜7が
前記検出用ギャップG部分も覆うようにして真空蒸着或
はスパッタリング等によって添設されている。このよう
に構成された結果、検出用電極5及び6間のインピーダ
ンスつまり静電容量C0(第1図参照)は、ミラー本体3
の表面に付着した水分の量に応じて大小変化するように
なる。 しかして、前記反射膜2には、第5図に示すように、
検出用ギャップGに略対応した形状(ミラー本体3の視
認性の妨げとならない程度の幅)のスリットFを形成す
ることにより、対をなす補助電極2a及び2bが夫々検出用
電極5及び6と透明基板1を挟んで対向するように形成
されている。このように補助電極2a及び2bが設けられた
結果、一方の補助電極2aは検出用電極5と一定の静電容
量C4(第1図参照)をもって静電結合され、また、他方
の補助電極2bも検出用電極6と一定の静電容量C2(第1
図参照)をもって静電結合される。 8は反射膜2上(つまり補助電極2a、2b上)に接着に
より添設された絶縁材料製の中間シートで、これの非接
着面側には、第6図に示すように、互の間に所定ギャッ
プEを存した状態の対をなす薄膜状の中間電極9、10が
真空蒸着或はスパッタリング等によって添設されてい
る。このとき、上記中間電極9、10は、全体として前記
補助電極2aと対応した形状となるように形成されてお
り、従って、各中間電極9及び10は、補助電極2aに対し
夫々一定の静電容量C5及びC3をもって静電結合された状
態となる。そして、各中間電極9及び10には、互に近接
した位置に夫々ターミナル9a、10aが突設されている。 11は中間シート8上に接着により添設された面状のヒ
ータであり、以下、これについて第7図及び第8図も参
照しながら説明する。 即ち、12は裏面に上記中間シート8との接着層13が設
けられた絶縁シートで、その表面には互に所定間隔を存
した1対の櫛歯状電極膜14、15が印刷等により添設され
ている。そして、各電極膜14、15上には、これらを覆う
ように例えばペースト状抵抗体を印刷することによって
発熱体16が添設されており、以て電極膜14、15間に通電
されたときに発熱体16が発熱するように構成されてい
る。このとき、一方の電極膜14は前記中間電極9と対向
するように位置され、且つ他方の電極膜15は上記中間電
極9及び前記補助電極2bの双方と対向するように位置さ
れている。この結果、電極膜14は、中間電極9に対して
一定の静電容量C7をもって静電結合され、電極膜15は、
前記補助電極2b及び中間電極9に対して夫々一定の静電
容量C1及びC6をもって静電結合された状態となる。 また、上記各電極膜14及び15には、互に近接した位置
に夫々ターミナル14a及びアース端子兼用のターミナル1
5aが突設されている。さらに、絶縁シート12には、前記
中間電極9、10の各ターミナル9a、10aを導出するため
の窓部17が設けられている。 尚、第2図には、上記第1図に示された積層構造の理
解を容易にするために、透明基板1、反射膜2、検出用
電極5及び6、誘電体膜7、中間シート8、中間電極9
及び10、ヒータ11の断面構造をモデル的に示した。 以上の結果、一方の検出用電極5は、中間電極10のタ
ーミナル10aに対して静電容量C4、C3を直列接続した状
態でコンデンサ結合され、他方の検出用電極6は、ヒー
タ11が有する電極膜15のターミナル15aに対して静電容
量C2、C1を直列接続した状態でコンデンサ結合される。 ここで、補助電極2a及び2b間のスリットFを介した静
電容量、中間電極9及び10間の静電容量、電極膜14及び
15間の静電容量を無視した場合には、次のことが言え
る。 つまり、第1図に示した静電容量C1、C2の各コンデン
サ、ミラー本体3の表面に付着した水分の量に応じて変
化する静電容量C0を有したコンデンサ、静電容量C4、C3
の各コンデンサは、第9図の電気回路図中に等価的に示
すように、電極膜15のターミナル15a(アース端子)と
中間電極10のターミナル10aとの間に、この順に直列接
続されていると考えて良い。 また、第1図に示した静電容量C5のコンデンサは、第
9図の電気回路図中に等価的に示すように、中間電極9
のターミナル9aとコンデンサC3及びC4の共通接続点(補
助電極2aに相当)との間に接続された状態となる。 第1図に示した静電容量C6のコンデンサは、第9図の
電気回路図中に等価的に示すように、電極膜15のターミ
ナル15aと中間電極9のターミナル9aとの間に接続され
た状態となる。 第1図に示した静電容量C7のコンデンサは、第9図の
電気回路図中に等価的に示すように、電極膜14のターミ
ナル14aと中間電極9のターミナル9aとの間に接続され
た状態となる。 上記第9図において、発振回路18は、バッテリのプラ
ス側電源端子+Bから給電されるオペアンプ18aを利用
して構成されている。この発振回路18は、可変周波数の
方形波発振器として周知の回路構成のもので、オペアン
プ18aの非反転入力端子(+)には、電源端子+Bの出
力電圧を分圧抵抗18b及び18cにより分圧した電圧入力が
与えられるようになっている。 また、オペアンプ18aの反転入力端子(−)は前記タ
ーミナル10aに接続されており、さらに、オペアンプ18a
の出力端子と非反転入力端子(+)及び反転入力端子
(−)との各間には、夫々帰還抵抗18d及び18eが接続さ
れている。これにより、発振回路18は、ターミナル10a
とターミナル15aとの間の静電容量を時定数用のキャパ
シタとしており、以て、発振周波数が静電容量C0の大き
さに応じて変化する構成となっている。尚、ターミナル
9aには、分圧抵抗18b及び18cによる分圧電圧が印加され
るようになっている。 上記発振回路10は、第10図に示すように、前記静電容
量C0が大きくなるほど(換言すればミラー本体3の表面
に対する付着水分の量が多い場合ほど)出力パルス信号
Psの周期Tが長くなるように構成されている。尚、第10
図において、Cdはミラー本体3の表面に水分がない状態
での静電容量C0の値を示し、Cwはミラー本体3の表面に
水分がある状態(ミラー本体3の表面に氷結、曇りが生
じたり水滴が付着した状態)での静電容量C0の値を示
す。 第9図において、前記発振回路18からの出力を受ける
ローパスフィルタ19は、抵抗19a及びコンデンサ19bによ
り構成されており、これの通過帯域特性は、発振回路10
からのパルス信号Psが、所定の設定周期τ(第10図参
照)以上のときのみ当該パルス信号Psの通過を許容する
ように構成されている。尚、上記パルス信号Psの設定周
期τは、ミラー本体3の表面に所定量以上の水分が付着
したときのパルス信号Psの周期に対応した値が選択され
る。 20は上記ローパスフィルタ19を通過したパルス信号Ps
を増幅する増幅回路で、この増幅出力によって前記ヒー
タ11に通電させるようになっている。尚、上記増幅回路
20は、npn型のトランジスタ20a、pnp型のトランジスタ2
0b、抵抗20c、20dを図示の如く接続することにより構成
されている。 上記構成によれば、ミラー本体3の表面に、氷結、曇
り生じたり水滴が付着したときには、検出用電極5、6
間の静電容量C0ひいてはターミナル10a、15a間の直列静
電容量が増加するようになる。斯様な静電容量の変化が
所定量を越えると、発振回路18から出力されるパルス信
号Psの周期Tが長くなり、その周期Tが設定周期τを越
えるようになると、上記パルス信号Psがローパスフィル
タ19を通過して増幅回路20に入力されるようになる。こ
の結果、増幅回路20の出力によってヒータ11に通電され
ようになるため、そのヒータ11の発熱によってミラー本
体3の表面に付着した水分が蒸発されて除去されるよう
になる。 即ち、本実施例によれば、ミラー本体3の表面の氷
結、曇り及び水滴が自動的に除去されるものである。ま
た、上述のようにミラー本体3の表面の水分が除去され
たときには、検出用電極5、6間の静電容量C0が低下し
てパルス信号Psの周期Tが設定周期τ以下に短くなるた
め、ローパスフィルタ19がパルス信号Psの通過を阻止す
るようになって増幅回路20によるヒータ11への通電が自
動的に停止される。従って、本実施例によれば、操作ス
イッチの戻し忘れによる無駄な電力消費を招くことがな
くなるものである。 また、ミラー本体3の水分の有無を示す検出信号(つ
まり、検出用電極5、6間の静電容量C0の変化に対応し
た信号)をミラー本体3の表面から裏面に伝えるため
に、透明基板1、補助電極2a、2b及び中間電極9、10等
を介してコンデンサ結合を利用する構成としたから、以
下に述べるような効果を奏することができる。 即ち、上記のようなコンデンサ結合を採用しない場合
には、ミラー本体3の表面側の検出用電極5、6とその
裏面側とを上記ミラー本体3の周縁部を介して継続する
必要があり、このため必然的に検出用電極5、6がミラ
ー本体3の周縁部に位置されることになる。ところが、
ミラー本体3の周縁部には、ケース4との間で作用する
表面張力等によって水滴が残置され易いと共にこれが比
較的乾燥しにくいため、その残置水分の影響により検出
用電極5、6が酸化する等耐久性が低下したり、或は検
出用電極5、6による検出静電容量C0に誤差を生ずる問
題点が惹起されるものであるが、上記のようなコンデン
サ結合を採用した場合には、このような残置水分による
影響を受けることがなくなって、耐久性並びにミラー本
体3の表面に付着した水分の検出信頼性が向上するよう
になる。 また、ミラー本体3の表面側と裏面側とを接続するた
めの構造部分をミラー本体3の外周縁部に設ける必要が
なくなるから、そのミラー本体3の外周縁部に余裕しろ
寸法を取る必要がなくて、その有効面積を拡大できる。 検出用電極5、6は、その占有面積を比較的大きくで
きるから、ミラー本体3の表面に対する異物の接触等に
より当該ミラー本体3の一部が傷付くような状況下にお
いて、それらの検出用電極5、6に傷が付いた場合でも
検出精度に対し影響が及ぶ虞がほとんどなく、また、検
出用電極5、6間の検出用ギャップGは、ミラー本体3
の透明基板1の周縁部形状に沿った無端環形状に形成さ
れて、その有効長が比較的長くなっているから、その検
出用ギャップG部分に傷が付いた場合でも、対をなす検
出用電極5、6間のインピーダンスが若干変化する程度
で済んで、従来構成のように水分検出機能が失われる虞
が全くなく、結果的に寿命に対する信頼性が高くなる。 しかも、本実施例によれば、上記検出用ギャップG
が、ケース4の内周縁部と対向した位置よりも透明基板
1の中心部側へ片寄った位置に存するように構成されて
いるから、この検出用ギャップG部分に水分が残置され
にくくなり、結果的に検出精度の低下を未然に防止でき
るようになる。また、検出用ギャップGの形状を、ミラ
ー本体3を構成する透明基板1の周縁部形状に沿った無
端環形状としたから、その検出用ギャップGの存在が、
ミラー本体3による反射像の状態に影響を及ぼす虞が小
さくなって、視認性の悪化を招くことがなくなるという
実用上において有益な効果を奏することもできる。 さらに、本実施例によれば、上述のようなコンデンサ
結合のための補助電極2a、2bを、ミラー本体3に元々設
けられている反射膜2を利用して形成したから、構造の
簡単化によるコストの低減を実現できるものである。 尚、上記実施例において設けられた中間電極9、10
は、補助電極2a、2bとヒータ11の電極膜14、15間に生ず
る不要な分布容量による影響を除去するために存在する
ものであり、これは必要に応じて設ければ良い。 第11図乃至第13図には、上記第1の実施例と同様の効
果を奏する本発明の第2の実施例が示されており、以下
これについて第1の実施例と異なる部分についてのみ説
明する。 即ち、この第2の実施例では、第11図及び第12図に示
すように、検出用電極5及び補助電極2a間のみをコンデ
ンサ結合させ、上記検出用電極5を包囲するように位置
された検出用電極6と補助電極2bとの間は、その検出用
電極6の周縁部全体を透明基板1の裏面まで延長した延
長部6a(第11図には部分的に破断した状態で示す)によ
り直接的に接続している。 このような構成の第2の実施例では、補助電極2bと検
出用電極6との間が短絡された状態になる関係上、前記
第1の実施例における静電容量C2が零(短絡状態)にな
るものであり、ターミナル15a及び10a間には、第13図の
電気回路図中に等価的に示すように、静電容量C1、C0、
C4、C3の各コンデンサが、この順に直列接続された状態
となる。 第14図乃至第16図には、本発明の第3の実施例が示さ
れており、以下これについて前記第1の実施例と異なる
部分についてのみ説明する。 即ち、この第3の実施例では、第14図及び第15図に示
すように、反射膜2が金属製であることを利用して、そ
の反射膜2の一部例えば補助電極2a部分をミラー本体加
熱用のヒータ21として兼用させることにより構造の簡単
化を図ったことに特徴を有する。 上記ヒータ21には、その両端にターミナル21a、21bが
一体に設けられる。また、補助電極2bにはターミナル2
b′が一体に設けられる。また、前記第1の実施例にお
けるヒータ11及び中間シート8(中間電極9、10も含
む)を除去された状態となる。 このような構成の第3の実施例では、前記第1の実施
例における静電容量C1、C3、C5、C6、C7が消失するもの
であり、ターミナル2b′、及び21b間には、第16図の電
気回路図中に等価的に示すように、静電容量C2、C0、C4
の各コンデンサが、この順に直列接続された状態とな
る。尚、この実施例の場合、ヒータ21のターミナル21a
はアース端子に接続することになる。 第17図乃至第19図には、本発明の第4の実施例が示さ
れており、以下これについて前記第1の実施例と異なる
部分についてのみ説明する。 即ち、この第4の実施例では、第17図及び第18図に示
すように、透明基板1の裏面側に非金属製の反射膜22を
設けた点に特徴を有する。上記反射膜22は、例えば二酸
化チタン(TiO2)薄膜22a、二酸化珪素(SiO2)薄膜22b
及び塗料膜22cを積層することにより形成されている。
また、反射膜22の表面(透明基板1の裏面側)に夫々検
出用電極5、6と対向するように補助電極23a、23bを添
設しており、これら補助電極23a、23bは、上記検出用電
極5、6に対し透明基板1及び反射膜22を介してコンデ
ンサ結合された状態なる。 この場合、一方の補助電極23aは検出用電極5と一定
の静電容量C4′(第17図参照)をもって静電結合させ、
また、他方の補助電極2bも検出用電極6と一定の静電容
量C2′(第17図参照)をもって静電結合された状態とな
る。 このような構成の第4の実施例では、第17図に示した
静電容量C1、C2′、C0、静電容量C4′、C3の各コンデン
サが、第19図の電気回路図中に等価的に示すように、電
極膜15のターミナル15aと中間電極10のターミナル10aと
の間に、この順に直列接続された状態となるものであ
り、静電容量C5、C6、静電容量C7の各コンデンサは、第
1の実施例と同様の接続状態(第9図参照)のままとな
る。 尚、上記各実施例では誘電体膜7を設けるようにした
が、これは必要に応じて設ければ良い。つまり、誘電体
膜7を設けない場合でも、検出用電極5、6のインピー
ダンスが水分の有無に応じて変化するから、その変化に
基づいて水分の検知を行うことができる。 その他、本発明は上記し且つ図面に示した各実施例に
限定されるものではなく、例えば自動車用ドアミラーに
設けられる雨滴センサに限らず、車両の外部に設置され
る車両用ミラーに設けられる雨滴センサ全般に広く適用
できる等、その要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実
施できるものである。 [発明の効果] 本発明によれば以上の説明によって明らかなように、
透明基板の裏面側に反射膜を有したミラー本体を枠状の
ケース内に収納して成る車両用ミラーに設けられる車両
用雨滴センサおいて、雨滴検出対象であるミラー本体の
有効面積を拡大できると共に、検出精度並びに寿命に対
する信頼性の向上を実現できるという有益な効果を奏す
るものである。
した雨滴の検出に用いられる車両用雨滴センサに関す
る。 (従来の技術) 例えば自動車においては、後方視認用としてドアミラ
ー或はフェンダーミラーが設けられているが、この種の
ミラーは雨滴の付着に応じて後方視認性が阻害されると
いう事情がある。そこで、従来では、ミラー本体に、そ
の表面に付着した水分を検出する雨滴センサを設け、こ
の雨滴センサが検出状態となったときに当該ミラー本体
の裏面に設けたヒータ或いは超音波振動子を駆動する構
成とすることにより、表面に付着した水分を除去するこ
とが行なわれている。 上記のような用途に使用される車両用雨滴センサとし
ては、静電容量の変化を利用したものが一般的になって
いる。即ち、静電容量式の車両用雨滴センサは、ミラー
本体の表面に、金属膜(通常はITO膜のような透明金属
膜)より成る一対の櫛歯状電極を互いの間に所定のギャ
ップが存した状態で形成し、その電極間ギャップに水滴
が付着したときの電極間静電量の変化を発振回路等を利
用して検出する構成とされる。 この場合、各電極から信号を取り出すための接続線
も、ミラー本体の表面に形成した金属膜で構成されるも
のであり、当該接続線は、ミラー本体の表面を当該ミラ
ー本体の外周縁部に引き出された後に、その外周縁部で
ミラー本体の裏面側に設けられたリード線等と接続され
る構成となっている。 (発明が解決しようとする問題点) 上記従来構成の雨滴センサでは、ミラー本体の表面側
と裏面側との間を電気的に接続するための構造部分が、
当該ミラー本体の外周縁部に設けられている関係上、以
下に述べるような問題点が存在した。 即ち、ミラー本体は、枠状のケース内に収納される構
成となっている関係上、この外周縁部がケースにより覆
われた状態になっているのが通常であるため、上記外周
縁部に表面張力等により入り込んだ水分の乾燥が遅れ気
味となって、その水分が残置されたままの状態が長引く
ことになる。ところが、このように残置された水分は、
前記ミラー本体の表面側と裏面側との間を電気的に接続
するための構造部分を通じて櫛歯状電極間の静電容量の
大きさに影響を与えることになるため、雨滴センサの検
出精度の低下原因になる虞があった。 櫛歯状電極及びこれから引き出される接続線は、比較
的細い形状とされるのが通常であるため、ミラー本体の
表面に対する異物の接触等により当該ミラー本体の一部
が傷付くような状況下において切断される可能性が高く
なる。このような切断状態が生じたときには、雨滴セン
サの検出精度の低下が避けられないばかりか、場合によ
っては水分検出機能が全く失われる虞が出てくるもので
あり、結果的に寿命に対する信頼性が低くなるという問
題点があった。 本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その
目的は、雨滴検出対象であるミラー本体の有効面積を拡
大できると共に、検出精度並びに寿命に対する信頼性の
向上を実現できるようになる車両用雨滴センサを提供す
ることにある。 [発明の構成] (問題点を解決するための手段) 本発明は、誘電体より成る透明基板の裏面側に反射膜
を有したミラー本体を枠状のケース内に収納して成る車
両用ミラーに設けられる車両用雨滴センサを対象とした
ものであり、第1の発明は、上記目的を達成するため
に、 前記透明基板の表面側に薄膜状に設けられ、互の間に
その透明基板の周縁部形状に沿った無端環形状の検出用
ギャップが形成された対をなす透明な検出用電極と、前
記透明基板の裏面側に、その透明基板1の表面側に設け
られた前記検出用電極と夫々当該透明基板を挟んで対向
するように設けられ、各々に対向する検出用電極と前記
透明基板を介してコンデンサ結合される対をなす補助電
極とを備えた上で、 前記対をなす検出用電極間に形成された検出用ギャッ
プが、前記ケースの内周縁部と対向した位置よりも前記
透明基板の中心部側へ片寄った位置に存するように構成
すると共に、前記対をなす補助電極間のインピーダンス
変化量に基づいて前記ミラー本体の表面に付着した水分
を検出するように構成したものである。 また、第2の発明は、前記目的を達成するために、前
記透明基板の表面側に薄膜状に設けられ、互の間にその
透明基板の周縁部形状に沿った無端環形状の検出用ギャ
ップが形成された対をなす透明な検出用電極と、前記透
明基板の裏面側に、その透明基板1の表面側に設けられ
た前記検出用電極と夫々当該透明基板を挟んで対向する
ように設けられ、一方が対向する検出用電極と前記透明
基板を介してコンデンサ結合され、且つ他方が対向する
検出用電極に対して前記透明基板の周縁部を介して直接
接続される対をなす補助電極とを備えた上で、 前記対をなす検出用電極間に形成された検出用ギャッ
プが、前記ケースの内周縁部と対向した位置よりも前記
透明基板の中心部側へ片寄った位置に存するように構成
すると共に、前記対をなす補助電極間のインピーダンス
変化量に基づいて前記ミラー本体の表面に付着した水分
を検出するように構成したものである。 (作用) ミラー本体の表面に、氷結、曇りが生じたり水滴が付
着したときには、これに伴う水分によって対をなす検出
用電極間のインピーダンスが変化するようになる。この
ときには、上記対をなす検出用電極の夫々に対して同じ
く対をなす補助電極がコンデンサ結合等によって接続さ
れているから、斯様な補助電極間のインピーダンスも変
化するようになる。このため、上記対をなす補助電極間
のインピーダンスが所定量変化するようになるから、斯
様なインピーダンス変化量に基づいてミラー本体の表面
に付着した水分を検出できるようになる。 この場合、ミラー本体の表面側と裏面側との間に電気
的な接続には対をなす信号経路が必要となるが、第1の
発明においては対をなす信号経路の双方、第2の発明に
おいては対をなす信号経路の一方が、表面側の検出用電
極と裏面側の補助電極との間のコンデンサ結合により行
なう構成となっているから、ミラー本体の外周縁部と、
これを覆うケースとの間に表面張力等により水分が残置
されたままの状態となった場合でも、その水分が前記対
をなす検出用電極間の静電容量の大きさに影響を与える
ことがなく、従って、従来構成のように検出精度の低下
を招くことがなくなる。 また、対をなす検出用電極間の検出用ギャップは、ケ
ースの内周縁部と対向した位置よりも透明基板の中心部
側へ片寄った位置に存するように構成されているから、
この検出用ギャップ部分に水分が残置されにくくなり、
結果的に検出精度の低下を未然に防止できるようにな
る。 さらに、対をなす検出用電極は、その占有面積を大き
くできるから、ミラー本体の表面に対する異物の接触等
により当該ミラー本体の一部が傷付くような状況下にお
いて、それら検出用電極に傷がついた場合でも検出精度
に対し影響が及ぶ虞がほとんどなく、また、検出用電極
間の検出用ギャップは、ミラー本体の基板の周縁部形状
に沿った無端環形状に形成されて、その有効長が比較的
長くなっているから、その検出用ギャップ部分に傷が付
いた場合でも、対をなす検出用電極間のインピーダンス
が若干変化する程度で済んで、従来構成のように水分検
出機能が失われる虞が全くなく、結果的に寿命に対する
信頼性が高くなる。 (実施例) まず、本発明の第1の実施例について第1図乃至第10
図を参照しながら説明する。 第1図において、1は誘電体である例えばガラスより
成る透明基板で、その裏面側に金属製反射膜2を真空蒸
着或はスパッタリング等により添設することによって、
その反射膜2で反射像を得る構成のミラー本体3が形成
されている。そして、上記ミラー本体3は、第3図に示
すように枠状のケース4内に収納されて回動可能に支持
されている。 5、6はミラー本体3の表面に設けられた対をなす検
出用電極で、これらは透明基板1の表面側にITO膜或はN
ESA膜等の透明電極材料を薄膜状に添設することによっ
て透明に形成されていると共に、第4図に示すように、
互の間に前記透明基板1の周縁部形状に沿った無端環形
状の検出用ギャップGが存するように構成されている。 特に、この場合、上記検出用ギャップGが無端環状に
形成されることにより、一方の検出用電極5が他方の検
出用電極6によって包囲されるような位置関係に設定さ
れている。また、検出用ギャップGは、前記ケース4の
内周縁部と対向した位置よりも前記透明基板1の中心部
側へ片寄った位置に存するように形成されている。そし
て、上記検出用電極5、6上には、透明な誘電体膜7が
前記検出用ギャップG部分も覆うようにして真空蒸着或
はスパッタリング等によって添設されている。このよう
に構成された結果、検出用電極5及び6間のインピーダ
ンスつまり静電容量C0(第1図参照)は、ミラー本体3
の表面に付着した水分の量に応じて大小変化するように
なる。 しかして、前記反射膜2には、第5図に示すように、
検出用ギャップGに略対応した形状(ミラー本体3の視
認性の妨げとならない程度の幅)のスリットFを形成す
ることにより、対をなす補助電極2a及び2bが夫々検出用
電極5及び6と透明基板1を挟んで対向するように形成
されている。このように補助電極2a及び2bが設けられた
結果、一方の補助電極2aは検出用電極5と一定の静電容
量C4(第1図参照)をもって静電結合され、また、他方
の補助電極2bも検出用電極6と一定の静電容量C2(第1
図参照)をもって静電結合される。 8は反射膜2上(つまり補助電極2a、2b上)に接着に
より添設された絶縁材料製の中間シートで、これの非接
着面側には、第6図に示すように、互の間に所定ギャッ
プEを存した状態の対をなす薄膜状の中間電極9、10が
真空蒸着或はスパッタリング等によって添設されてい
る。このとき、上記中間電極9、10は、全体として前記
補助電極2aと対応した形状となるように形成されてお
り、従って、各中間電極9及び10は、補助電極2aに対し
夫々一定の静電容量C5及びC3をもって静電結合された状
態となる。そして、各中間電極9及び10には、互に近接
した位置に夫々ターミナル9a、10aが突設されている。 11は中間シート8上に接着により添設された面状のヒ
ータであり、以下、これについて第7図及び第8図も参
照しながら説明する。 即ち、12は裏面に上記中間シート8との接着層13が設
けられた絶縁シートで、その表面には互に所定間隔を存
した1対の櫛歯状電極膜14、15が印刷等により添設され
ている。そして、各電極膜14、15上には、これらを覆う
ように例えばペースト状抵抗体を印刷することによって
発熱体16が添設されており、以て電極膜14、15間に通電
されたときに発熱体16が発熱するように構成されてい
る。このとき、一方の電極膜14は前記中間電極9と対向
するように位置され、且つ他方の電極膜15は上記中間電
極9及び前記補助電極2bの双方と対向するように位置さ
れている。この結果、電極膜14は、中間電極9に対して
一定の静電容量C7をもって静電結合され、電極膜15は、
前記補助電極2b及び中間電極9に対して夫々一定の静電
容量C1及びC6をもって静電結合された状態となる。 また、上記各電極膜14及び15には、互に近接した位置
に夫々ターミナル14a及びアース端子兼用のターミナル1
5aが突設されている。さらに、絶縁シート12には、前記
中間電極9、10の各ターミナル9a、10aを導出するため
の窓部17が設けられている。 尚、第2図には、上記第1図に示された積層構造の理
解を容易にするために、透明基板1、反射膜2、検出用
電極5及び6、誘電体膜7、中間シート8、中間電極9
及び10、ヒータ11の断面構造をモデル的に示した。 以上の結果、一方の検出用電極5は、中間電極10のタ
ーミナル10aに対して静電容量C4、C3を直列接続した状
態でコンデンサ結合され、他方の検出用電極6は、ヒー
タ11が有する電極膜15のターミナル15aに対して静電容
量C2、C1を直列接続した状態でコンデンサ結合される。 ここで、補助電極2a及び2b間のスリットFを介した静
電容量、中間電極9及び10間の静電容量、電極膜14及び
15間の静電容量を無視した場合には、次のことが言え
る。 つまり、第1図に示した静電容量C1、C2の各コンデン
サ、ミラー本体3の表面に付着した水分の量に応じて変
化する静電容量C0を有したコンデンサ、静電容量C4、C3
の各コンデンサは、第9図の電気回路図中に等価的に示
すように、電極膜15のターミナル15a(アース端子)と
中間電極10のターミナル10aとの間に、この順に直列接
続されていると考えて良い。 また、第1図に示した静電容量C5のコンデンサは、第
9図の電気回路図中に等価的に示すように、中間電極9
のターミナル9aとコンデンサC3及びC4の共通接続点(補
助電極2aに相当)との間に接続された状態となる。 第1図に示した静電容量C6のコンデンサは、第9図の
電気回路図中に等価的に示すように、電極膜15のターミ
ナル15aと中間電極9のターミナル9aとの間に接続され
た状態となる。 第1図に示した静電容量C7のコンデンサは、第9図の
電気回路図中に等価的に示すように、電極膜14のターミ
ナル14aと中間電極9のターミナル9aとの間に接続され
た状態となる。 上記第9図において、発振回路18は、バッテリのプラ
ス側電源端子+Bから給電されるオペアンプ18aを利用
して構成されている。この発振回路18は、可変周波数の
方形波発振器として周知の回路構成のもので、オペアン
プ18aの非反転入力端子(+)には、電源端子+Bの出
力電圧を分圧抵抗18b及び18cにより分圧した電圧入力が
与えられるようになっている。 また、オペアンプ18aの反転入力端子(−)は前記タ
ーミナル10aに接続されており、さらに、オペアンプ18a
の出力端子と非反転入力端子(+)及び反転入力端子
(−)との各間には、夫々帰還抵抗18d及び18eが接続さ
れている。これにより、発振回路18は、ターミナル10a
とターミナル15aとの間の静電容量を時定数用のキャパ
シタとしており、以て、発振周波数が静電容量C0の大き
さに応じて変化する構成となっている。尚、ターミナル
9aには、分圧抵抗18b及び18cによる分圧電圧が印加され
るようになっている。 上記発振回路10は、第10図に示すように、前記静電容
量C0が大きくなるほど(換言すればミラー本体3の表面
に対する付着水分の量が多い場合ほど)出力パルス信号
Psの周期Tが長くなるように構成されている。尚、第10
図において、Cdはミラー本体3の表面に水分がない状態
での静電容量C0の値を示し、Cwはミラー本体3の表面に
水分がある状態(ミラー本体3の表面に氷結、曇りが生
じたり水滴が付着した状態)での静電容量C0の値を示
す。 第9図において、前記発振回路18からの出力を受ける
ローパスフィルタ19は、抵抗19a及びコンデンサ19bによ
り構成されており、これの通過帯域特性は、発振回路10
からのパルス信号Psが、所定の設定周期τ(第10図参
照)以上のときのみ当該パルス信号Psの通過を許容する
ように構成されている。尚、上記パルス信号Psの設定周
期τは、ミラー本体3の表面に所定量以上の水分が付着
したときのパルス信号Psの周期に対応した値が選択され
る。 20は上記ローパスフィルタ19を通過したパルス信号Ps
を増幅する増幅回路で、この増幅出力によって前記ヒー
タ11に通電させるようになっている。尚、上記増幅回路
20は、npn型のトランジスタ20a、pnp型のトランジスタ2
0b、抵抗20c、20dを図示の如く接続することにより構成
されている。 上記構成によれば、ミラー本体3の表面に、氷結、曇
り生じたり水滴が付着したときには、検出用電極5、6
間の静電容量C0ひいてはターミナル10a、15a間の直列静
電容量が増加するようになる。斯様な静電容量の変化が
所定量を越えると、発振回路18から出力されるパルス信
号Psの周期Tが長くなり、その周期Tが設定周期τを越
えるようになると、上記パルス信号Psがローパスフィル
タ19を通過して増幅回路20に入力されるようになる。こ
の結果、増幅回路20の出力によってヒータ11に通電され
ようになるため、そのヒータ11の発熱によってミラー本
体3の表面に付着した水分が蒸発されて除去されるよう
になる。 即ち、本実施例によれば、ミラー本体3の表面の氷
結、曇り及び水滴が自動的に除去されるものである。ま
た、上述のようにミラー本体3の表面の水分が除去され
たときには、検出用電極5、6間の静電容量C0が低下し
てパルス信号Psの周期Tが設定周期τ以下に短くなるた
め、ローパスフィルタ19がパルス信号Psの通過を阻止す
るようになって増幅回路20によるヒータ11への通電が自
動的に停止される。従って、本実施例によれば、操作ス
イッチの戻し忘れによる無駄な電力消費を招くことがな
くなるものである。 また、ミラー本体3の水分の有無を示す検出信号(つ
まり、検出用電極5、6間の静電容量C0の変化に対応し
た信号)をミラー本体3の表面から裏面に伝えるため
に、透明基板1、補助電極2a、2b及び中間電極9、10等
を介してコンデンサ結合を利用する構成としたから、以
下に述べるような効果を奏することができる。 即ち、上記のようなコンデンサ結合を採用しない場合
には、ミラー本体3の表面側の検出用電極5、6とその
裏面側とを上記ミラー本体3の周縁部を介して継続する
必要があり、このため必然的に検出用電極5、6がミラ
ー本体3の周縁部に位置されることになる。ところが、
ミラー本体3の周縁部には、ケース4との間で作用する
表面張力等によって水滴が残置され易いと共にこれが比
較的乾燥しにくいため、その残置水分の影響により検出
用電極5、6が酸化する等耐久性が低下したり、或は検
出用電極5、6による検出静電容量C0に誤差を生ずる問
題点が惹起されるものであるが、上記のようなコンデン
サ結合を採用した場合には、このような残置水分による
影響を受けることがなくなって、耐久性並びにミラー本
体3の表面に付着した水分の検出信頼性が向上するよう
になる。 また、ミラー本体3の表面側と裏面側とを接続するた
めの構造部分をミラー本体3の外周縁部に設ける必要が
なくなるから、そのミラー本体3の外周縁部に余裕しろ
寸法を取る必要がなくて、その有効面積を拡大できる。 検出用電極5、6は、その占有面積を比較的大きくで
きるから、ミラー本体3の表面に対する異物の接触等に
より当該ミラー本体3の一部が傷付くような状況下にお
いて、それらの検出用電極5、6に傷が付いた場合でも
検出精度に対し影響が及ぶ虞がほとんどなく、また、検
出用電極5、6間の検出用ギャップGは、ミラー本体3
の透明基板1の周縁部形状に沿った無端環形状に形成さ
れて、その有効長が比較的長くなっているから、その検
出用ギャップG部分に傷が付いた場合でも、対をなす検
出用電極5、6間のインピーダンスが若干変化する程度
で済んで、従来構成のように水分検出機能が失われる虞
が全くなく、結果的に寿命に対する信頼性が高くなる。 しかも、本実施例によれば、上記検出用ギャップG
が、ケース4の内周縁部と対向した位置よりも透明基板
1の中心部側へ片寄った位置に存するように構成されて
いるから、この検出用ギャップG部分に水分が残置され
にくくなり、結果的に検出精度の低下を未然に防止でき
るようになる。また、検出用ギャップGの形状を、ミラ
ー本体3を構成する透明基板1の周縁部形状に沿った無
端環形状としたから、その検出用ギャップGの存在が、
ミラー本体3による反射像の状態に影響を及ぼす虞が小
さくなって、視認性の悪化を招くことがなくなるという
実用上において有益な効果を奏することもできる。 さらに、本実施例によれば、上述のようなコンデンサ
結合のための補助電極2a、2bを、ミラー本体3に元々設
けられている反射膜2を利用して形成したから、構造の
簡単化によるコストの低減を実現できるものである。 尚、上記実施例において設けられた中間電極9、10
は、補助電極2a、2bとヒータ11の電極膜14、15間に生ず
る不要な分布容量による影響を除去するために存在する
ものであり、これは必要に応じて設ければ良い。 第11図乃至第13図には、上記第1の実施例と同様の効
果を奏する本発明の第2の実施例が示されており、以下
これについて第1の実施例と異なる部分についてのみ説
明する。 即ち、この第2の実施例では、第11図及び第12図に示
すように、検出用電極5及び補助電極2a間のみをコンデ
ンサ結合させ、上記検出用電極5を包囲するように位置
された検出用電極6と補助電極2bとの間は、その検出用
電極6の周縁部全体を透明基板1の裏面まで延長した延
長部6a(第11図には部分的に破断した状態で示す)によ
り直接的に接続している。 このような構成の第2の実施例では、補助電極2bと検
出用電極6との間が短絡された状態になる関係上、前記
第1の実施例における静電容量C2が零(短絡状態)にな
るものであり、ターミナル15a及び10a間には、第13図の
電気回路図中に等価的に示すように、静電容量C1、C0、
C4、C3の各コンデンサが、この順に直列接続された状態
となる。 第14図乃至第16図には、本発明の第3の実施例が示さ
れており、以下これについて前記第1の実施例と異なる
部分についてのみ説明する。 即ち、この第3の実施例では、第14図及び第15図に示
すように、反射膜2が金属製であることを利用して、そ
の反射膜2の一部例えば補助電極2a部分をミラー本体加
熱用のヒータ21として兼用させることにより構造の簡単
化を図ったことに特徴を有する。 上記ヒータ21には、その両端にターミナル21a、21bが
一体に設けられる。また、補助電極2bにはターミナル2
b′が一体に設けられる。また、前記第1の実施例にお
けるヒータ11及び中間シート8(中間電極9、10も含
む)を除去された状態となる。 このような構成の第3の実施例では、前記第1の実施
例における静電容量C1、C3、C5、C6、C7が消失するもの
であり、ターミナル2b′、及び21b間には、第16図の電
気回路図中に等価的に示すように、静電容量C2、C0、C4
の各コンデンサが、この順に直列接続された状態とな
る。尚、この実施例の場合、ヒータ21のターミナル21a
はアース端子に接続することになる。 第17図乃至第19図には、本発明の第4の実施例が示さ
れており、以下これについて前記第1の実施例と異なる
部分についてのみ説明する。 即ち、この第4の実施例では、第17図及び第18図に示
すように、透明基板1の裏面側に非金属製の反射膜22を
設けた点に特徴を有する。上記反射膜22は、例えば二酸
化チタン(TiO2)薄膜22a、二酸化珪素(SiO2)薄膜22b
及び塗料膜22cを積層することにより形成されている。
また、反射膜22の表面(透明基板1の裏面側)に夫々検
出用電極5、6と対向するように補助電極23a、23bを添
設しており、これら補助電極23a、23bは、上記検出用電
極5、6に対し透明基板1及び反射膜22を介してコンデ
ンサ結合された状態なる。 この場合、一方の補助電極23aは検出用電極5と一定
の静電容量C4′(第17図参照)をもって静電結合させ、
また、他方の補助電極2bも検出用電極6と一定の静電容
量C2′(第17図参照)をもって静電結合された状態とな
る。 このような構成の第4の実施例では、第17図に示した
静電容量C1、C2′、C0、静電容量C4′、C3の各コンデン
サが、第19図の電気回路図中に等価的に示すように、電
極膜15のターミナル15aと中間電極10のターミナル10aと
の間に、この順に直列接続された状態となるものであ
り、静電容量C5、C6、静電容量C7の各コンデンサは、第
1の実施例と同様の接続状態(第9図参照)のままとな
る。 尚、上記各実施例では誘電体膜7を設けるようにした
が、これは必要に応じて設ければ良い。つまり、誘電体
膜7を設けない場合でも、検出用電極5、6のインピー
ダンスが水分の有無に応じて変化するから、その変化に
基づいて水分の検知を行うことができる。 その他、本発明は上記し且つ図面に示した各実施例に
限定されるものではなく、例えば自動車用ドアミラーに
設けられる雨滴センサに限らず、車両の外部に設置され
る車両用ミラーに設けられる雨滴センサ全般に広く適用
できる等、その要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実
施できるものである。 [発明の効果] 本発明によれば以上の説明によって明らかなように、
透明基板の裏面側に反射膜を有したミラー本体を枠状の
ケース内に収納して成る車両用ミラーに設けられる車両
用雨滴センサおいて、雨滴検出対象であるミラー本体の
有効面積を拡大できると共に、検出精度並びに寿命に対
する信頼性の向上を実現できるという有益な効果を奏す
るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第10図は本発明の第1の実施例を示すもの
で、第1図は要部を分解状態で示す斜視図、第2図は同
要部をモデル的に示す縦断面図、第3図は全体の外観を
示す斜視図、第4図は検出用電極部分の平面図、第5図
は補助電極部分の平面図、第6図は中間電極部分の平面
図、第7図はヒータ部分の平面図、第8図はヒータの一
部を示す断面図、第9図は電気回路図、第10図は検出用
電極間の静電容量の変化特性図である。 第11図、第12図及び第13図は本発明の第2の実施例を示
す夫々第1図、第2図及び第9図相当図である。第14
図、第15図及び第16図は本発明の第3の実施例を示す夫
々第1図、第2図及び第9図相当図である。第17図、第
18図及び第19図は本発明の第4の実施例を示す夫々第1
図、第2図及び第9図相当図である。 図中、1は透明基板、2、22は反射膜、2a、2b、23a、2
3bは補助電極、Fはスリット、3はミラー本体、4はケ
ース、5、6は検出用電極、Gは検出用ギャップ、7は
誘電体膜、8は中間シート、9、10は中間電極、9a、10
aはターミナル、11、21はヒータ、12は絶縁シート、13
は接着層、14、15は電極膜、14a、15aはターミナル、16
は発熱体、18は発振器、19はローパスフィルタ、20は増
幅回路を示す。
で、第1図は要部を分解状態で示す斜視図、第2図は同
要部をモデル的に示す縦断面図、第3図は全体の外観を
示す斜視図、第4図は検出用電極部分の平面図、第5図
は補助電極部分の平面図、第6図は中間電極部分の平面
図、第7図はヒータ部分の平面図、第8図はヒータの一
部を示す断面図、第9図は電気回路図、第10図は検出用
電極間の静電容量の変化特性図である。 第11図、第12図及び第13図は本発明の第2の実施例を示
す夫々第1図、第2図及び第9図相当図である。第14
図、第15図及び第16図は本発明の第3の実施例を示す夫
々第1図、第2図及び第9図相当図である。第17図、第
18図及び第19図は本発明の第4の実施例を示す夫々第1
図、第2図及び第9図相当図である。 図中、1は透明基板、2、22は反射膜、2a、2b、23a、2
3bは補助電極、Fはスリット、3はミラー本体、4はケ
ース、5、6は検出用電極、Gは検出用ギャップ、7は
誘電体膜、8は中間シート、9、10は中間電極、9a、10
aはターミナル、11、21はヒータ、12は絶縁シート、13
は接着層、14、15は電極膜、14a、15aはターミナル、16
は発熱体、18は発振器、19はローパスフィルタ、20は増
幅回路を示す。
フロントページの続き
(72)発明者 国分 貞雄
愛知県丹羽郡大口町大字豊田字野田1番
地 株式会社東海理化電機製作所内
(72)発明者 岩崎 幸雄
愛知県丹羽郡大口町大字豊田字野田1番
地 株式会社東海理化電機製作所内
(72)発明者 寺沢 範彦
愛知県丹羽郡大口町大字豊田字野田1番
地 株式会社東海理化電機製作所内
(72)発明者 林 茂
愛知県丹羽郡大口町大字豊田字野田1番
地 株式会社東海理化電機製作所内
(56)参考文献 特開 昭60−47745(JP,A)
特開 昭60−148740(JP,A)
特開 昭60−78841(JP,A)
実開 昭59−40147(JP,U)
実開 昭61−57067(JP,U)
実開 昭59−34354(JP,U)
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 1.誘電体より成る透明基板(1)の裏面側に反射膜
(2)を有したミラー本体(3)を枠状のケース(4)
内に収納して成る車両用ミラーに設けられる車両用雨滴
センサにおいて、 前記透明基板(1)の表面側に薄膜状に設けられ、互の
間にその透明基板(1)の周縁部形状に沿った無端環形
状の検出用ギャップ(G)が形成された対をなす透明な
検出用電極(5、6)と、 前記透明基板(1)の裏面側に、その透明基板1の表面
側に設けられた前記検出用電極(5、6)と夫々当該透
明基板(1)を挟んで対向するように設けられ、各々に
対向する検出用電極(5、6)と前記透明基板(1)を
介してコンデンサ結合される対をなす補助電極(2a、2
b)、(23a、23b)とを備え、 前記対をなす検出用電極(5、6)間に形成された検出
用ギャップ(G)が、前記ケース(4)の内周縁部と対
向した位置よりも前記透明基板(1)の中心部側へ片寄
った位置に存するように構成すると共に、 前記対をなす補助電極(2a、2b)(23a、23b)間のイン
ピーダンス変化量に基づいて前記ミラー本体(3)の表
面に付着した水分を検出するように構成したことを特徴
とする車両用雨滴センサ。 2.誘電体より成る透明基板(1)の裏面側に反射膜
(2)を有したミラー本体(3)を枠状のケース(4)
内に収納して成る車両用ミラーに設けられる車両用雨滴
センサおいて、 前記透明基板(1)の表面側に薄膜状に設けられ、互の
間にその透明基板(1)の周縁部形状に沿った無端環形
状の検出用ギャップ(G)が形成された対をなす透明な
検出用電極(5、6)と、 前記透明基板(1)の裏面側に、その透明基板1の表面
側に設けられた前記検出用電極(5、6)と夫々当該透
明基板(1)を挟んで対向するように設けられ、一方が
対向する検出用電極(5)と前記透明基板(1)を介し
てコンデンサ結合され、且つ他方が対向する検出用電極
(6)に対して前記透明基板(1)の周縁部を介して直
接接続される対をなす補助電極(2a、2b)、(23a、23
b)とを備え、 前記対をなす検出用電極(5、6)間に形成された検出
用ギャップ(G)が、前記ケース(4)の内周縁部と対
向した位置よりも前記透明基板(1)の中心部側へ片寄
った位置に存するように構成すると共に、 前記対をなす補助電極(2a、2b)(23a、23b)間のイン
ピーダンス変化量に基づいて前記ミラー本体(3)の表
面に付着した水分を検出するように構成したことを特徴
とする車両用雨滴センサ。 3.反射膜(2)は金属膜により形成され、 対をなす補助電極(2a、2b)(23a、23b)は、前記反射
膜(2)に検出用ギャップ(G)に対応した形状のスリ
ット(F)を形成することによりその反射膜(2)を利
用して設けられていることを特徴とする特許請求の範囲
第1項または第2項記載の車両用雨滴センサ。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61185612A JP2716112B2 (ja) | 1986-08-07 | 1986-08-07 | 車両用雨滴センサ |
| PCT/JP1987/000428 WO1988000143A1 (fr) | 1986-06-26 | 1987-06-26 | Dispositif optique de vision pour vehicules |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61185612A JP2716112B2 (ja) | 1986-08-07 | 1986-08-07 | 車両用雨滴センサ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6341257A JPS6341257A (ja) | 1988-02-22 |
| JP2716112B2 true JP2716112B2 (ja) | 1998-02-18 |
Family
ID=16173846
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61185612A Expired - Lifetime JP2716112B2 (ja) | 1986-06-26 | 1986-08-07 | 車両用雨滴センサ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2716112B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102862516A (zh) * | 2012-09-07 | 2013-01-09 | 俞钟晓 | 汽车后视镜雨滴消除贴 |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2785974B2 (ja) * | 1989-10-19 | 1998-08-13 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置及びバイアス電流の設定方法 |
| CN113286391B (zh) * | 2021-05-31 | 2022-04-01 | 华中科技大学 | 一种探除冰装置及方法 |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5934354U (ja) * | 1982-08-27 | 1984-03-03 | 株式会社東海理化電機製作所 | 雨滴センサー |
| JPS5940147U (ja) * | 1982-09-09 | 1984-03-14 | 市光工業株式会社 | ヒ−タ付ミラ− |
| JPS6047745A (ja) * | 1983-08-24 | 1985-03-15 | Nippon Soken Inc | 自動車用外部ミラ− |
| JPH0235015Y2 (ja) * | 1984-09-20 | 1990-09-20 |
-
1986
- 1986-08-07 JP JP61185612A patent/JP2716112B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102862516A (zh) * | 2012-09-07 | 2013-01-09 | 俞钟晓 | 汽车后视镜雨滴消除贴 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6341257A (ja) | 1988-02-22 |
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