JP2811791B2 - 内燃機関用自励発振式無接点点火装置 - Google Patents

内燃機関用自励発振式無接点点火装置

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JP2811791B2 JP1222729A JP22272989A JP2811791B2 JP 2811791 B2 JP2811791 B2 JP 2811791B2 JP 1222729 A JP1222729 A JP 1222729A JP 22272989 A JP22272989 A JP 22272989A JP 2811791 B2 JP2811791 B2 JP 2811791B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は内燃機関用のコンデンサ放電型無接点点火装
置の改良に関し、特にDC−DCコンバータのトランスの1
次電流のオン・オフを繰り返してコンデンサを充電する
自励発振方式の無接点点火装置の1次電流を定電流遮断
することによりコンバータのエネルギ変換効率を向上す
ると共に設計自由度も大きく出来る構成の点火装置に関
する。
従来技術 トランスの1次コイルに流れる電流を断続して2次コ
イルに昇圧電圧を発生して、DC電源を昇圧して点火用主
放電コンデンサを充電するDC−DCコンバータを用いる内
燃機関用無接点点火装置には、例えば特開昭61−85577
号公報に開示される構成がある。第6図はこの特開昭に
よる構成を示し、エンジン回転速度を検出する電磁ピツ
クアツプMPUの1サイクル毎の出力に応答してDC−DCコ
ンバータのトランスの1次コイルに所定の大きさの1次
電流を流すことにより、2次側に発生する昇圧電圧で主
放電コンデンサ12を充電し、同コンデンサと直並列に点
火コイル10の1次コイル10a及びサイリスタ11を接続し
てMPUの各出力に応答してサイリスタゲートを駆動して
サイリスタを導通することにより、コンデンサの充電電
圧を放電させて点火コイルを駆動する。MPUの各1サイ
クルの出力毎に主放電コンデンサの充放電が行なわれる
構成においては点火コイルのコネクタはずれやサイリス
タの導通不良等が発生すると、放電コンデンサが放電し
ない状態で次のサイクルの充電が行なわれることにな
り、許容電圧を越える過充電状態を生じて回路素子の破
壊を生じるという問題があり、この特開昭の発明はこの
問題を回避することを目的としており、過電圧防止回路
20を設けて主放電コンデンサ12の充電電圧を監視するこ
とにより、充電電圧が所定電圧VA以上に充電されないよ
うにトランス2の1次電流の導通遮断を制御している。
即ち正常動作時においては、トランス2の1次コイルに
直列接続されたトランジスタ3に流れる1次電流I1を抵
抗7、比較器8により検出して所定の大きさの1次電流
が流れた時点で(MPUの出力によりセツト状態にある)R
Sフリツプフロツプ5をリセツトしてトランジスタ3を
遮断状態にする。この所定の大きさの1次電流により主
放電コンデンサ12には定格電圧VCが充電されるように設
計される。他方で主放電コンデンサやサイリスタの破壊
を回避出来る許容電圧をVDとするとき、VA 2<VD 2−VC 2
で与えられる所定電圧VAを過電圧防止回路20が検出する
とトランジスタ3のベースを接地して同トランジスタを
遮断して、主放電コンデンサへの充電を阻止する。換言
すれば、過充電を防止するために1次電流I1を検出して
所定の大きさに押えている。
上記特開昭の従来方式はエンジン1回転につき1回発
生する信号に応答してパワ・トランジスタ3を1回だけ
導通、遮断して、主放電コンデンサも1回だけ充・放電
する、言うなれば単発式動作をなす方式である。これに
対し、主放電コンデンサの1回の充・放電サイクルに対
しパワ・トランジスタを複数回に渡つて導通・遮断する
連続発振方式には、自励発振方式と他励発振方式とがあ
り、他励発振方式は外部発振回路を使用して回路が複
雑、高価になる。また単発式は1次電流の1回の遮断で
必要な昇圧充電電圧を得るためにトランスが大型化す
る。また自励発振方式はトランスは小型化出来るが、以
下に述べる如くDC−DCコンバータのエネルギ変換効率が
悪くまた設計自由度も小さくなる問題がある。本明細書
で設計自由度小とは「トランス1次電流の遮断値のばら
つきが大きいので、各回路のフアクタの調整の必要を生
じること、また、ばらつきが大きいので遮断値の設定が
容易でないこと」を意味する。これらの方式の特徴を比
較すると次表の如くなる。
つまり特開昭61−85577の方式(上表No.1)は、トラ
ンスを小さくすることができない、という大きな問題が
ある。そこでトランスを小型化するには、上表No.2かN
o.3を使うことになる。No.2は外部発振回路が必要とな
り回路が複雑化する。No.3は設計自由度が小さく、原理
的に効率の悪い、という問題がある。
従つて、従来の自励発振方式の上記問題点を第5図を
参照して検討する。
第5図は従来回路の関連部を示し、図中13はDC−DCコ
ンバータ部、14はCDI点火回路部、2は昇圧用トラン
ス、3は1次電流の導通遮断を制御するパワ・トランジ
スタ、4は主放電コンデンサ、5はサイリスタを示す。
本発明者の着目するところによると、以下に詳述するよ
うに、パワ・トランジスタ3のオン・オフの反復はトラ
ンス2の1次電流I1に対する3次巻線2cの正帰還作用で
生じるベース駆動電流I3によりトランジスタ3が飽和領
域から能動領域へ駆動される経過を反復して行なわれる
ので、パワ・トランジスタに生じる損失を含めてDC−DC
コンバータ部のエネルギ変換効率が悪い(約50%位)。
また、パワ・トランジスタの遮断タイミングにばらつき
を生じ、設計自由度が小となる。
発明が解決しようとする課題 上記特開昭の如き単発式DC−DCコンバータの欠点であ
るトランスの大型化を回避してトランスを小型化出来
て、しかも外部発振回路を必要としない自励発振式のDC
−DCコンバータのエネルギ変換効率を高め、また設計自
由度も大きくするという問題を解決して、これらを改良
したコンデンサ放電型無接点点火装置を本発明は提供す
る。ここでエネルギ変換効率の改良はパワ・トランジス
タ等に発生する熱損失の減少と、以下に述べる回路の時
間的使用効率の上昇も意味する。
課題を解決するための手段 点火信号に基づいて点火用スイッチング素子を導通さ
せることにより点火用の主放電コンデンサの電荷を放電
し、これにより点火栓に点火させる内燃機関用のコンデ
ンサ放電型無接点点火装置において、 直流電源からトランスの1次巻線に流れる電流をスイ
ッチング・トランジスタでオン、オフして2次巻線によ
り点火用の主放電コンデンサを充電し、1次電流に応答
するトランスの3次巻線の正帰還により自励発振するDC
−DCコンバータであって、前記スイッチング・トランジ
スタの飽和領域内の所定値のコレクタ電流またはエミッ
タ電流を検出して前記トランジスタをオフすることによ
り前記1次巻線電流をオフにして発振を繰り返すDC−DC
コンバータと、 点火信号に応答して前記DC−DCコンバータの自励発振
を停止する発振停止回路と を備えることを特徴とする内燃機関用自励発振式無接
点点火装置 が本発明により提供される。
作用 スイッチング・トランジスタ(パワ・トランジスタ)
がオフの初期状態において直流電源からのベース電流が
流れて同トランジスタがオンになるとトランスの1次電
流を流し3次巻線による正帰還作用によりベース電流を
供給されて、さらに1次電流を増加するが飽和領域内の
所定値に達すると強制的にベース電流をオフにしてスイ
ッチング・トランジスタをオフにし、1次電流をオフに
する。この結果トランスの2次巻線にはI2が流れ主放電
コンデンサを充電する。スイッチング・トランジスタが
オフされると3次巻線の正帰還作用によりベースには逆
バイアス電圧が印加されるが、I2が流れ終ると、初期状
態に復帰して実質的に連続発振動作を行う。また点火信
号に基づいて点火用スイッチング素子(SCR)を導通さ
せるに際して発振停止回路がDC−DCコンバータの自励発
振を一時的に停止して同スイッチング素子のターンオフ
をしやすくする。
実施例 第1図は本発明の1実施例を示す回路図であり、バツ
テリ1を入力電圧とした、DC−DCコンバータ13の出力13
aには200V程度に昇圧された電圧が現れる。これをCDI
(コンデンサ放電式)点火回路14の点火電源として使
う。DC−DCコンバータ13は、トランス2、トランス2の
1次巻線2aを流れる電流を断続するための1次巻線2aと
直列に接続された遮断用パワートランジスタ(以下パワ
Trと略称する)3、トランスの2次巻線2bの出力を整流
するためのダイオード12、トランスの3次巻線からパワ
Tr3のベースへフイードバツクをかけるための素子11、
トランス1次巻線2aを流れる電流を、所定値で遮断する
ための、定電流検出遮断回路9、等から成る。
定電流検出遮断回路9は、トランス1次電流を電圧に
変換するための抵抗9bや、この抵抗に発生した電圧を所
定の電圧VRと比較するためのコンパレータ9aとから成
る。
CDI点火回路14は、DC−DCコンバータの出力で充電さ
れる点火用主放電コンデンサ4、タイミングセンサ8に
発生した点火信号にてゲートトリガされる点火用SCR5、
SCR5が導通した時にコンデンサ4の電荷を放電する時の
負荷になるイグニシヨンコイル6、イグニシヨンコイル
2次側に接続された点火栓7から成る。
本実施例のDC−DCコンバータに於けるエネルギ変換効
率の向上を説明するために本発明のベースである第5図
(A)の従来構成の自励発振式DC−DCコンバータの動作
と第1図の構成の動作とを対比して以下に説明する。
本発明による定電流検出遮断回路9を持たない、第5
図(A)の従来回路において、まず、抵抗10を通してバ
ツテリ電圧VBによりパワTr3のベースに電流が流れる
と、パワTr3はオンの方向へ動く。即ちトランス2の1
次巻線2aを通して1次電流I1が流れはじめる。I1は第5
図(B)の様に直線的に増加しようとする。トランス2
の1次巻線2aにI1の電流が流れると、3次巻線2cにはI3
の向きで電流が流れる。フイードバツク素子11を通し
て、I3はトランジスタ3のベース電流になり、益々パワ
Tr3はオンの方向へ動く。即ち、3次巻線2cから正帰還
がかかつてパワTr3は動作する。
尚、抵抗10を流れる電流I10は、I3との大小関係が I10≪I3 となつているので、パワTr3のベース電流はほぼI3のみ
と考えてよい。ここでI3は次式で与えられるので、一定
値とみなせる。
一方、時間に対し直線的に上昇するI1は、 (パワTr3のhFE)×I3 ……*2 に達すると、それ以上増加することができない。そこで
その次の瞬間には、パワTr3の動作は能動領域に入りVCE
が大きくなる方向へ動く(それまではパワTrのON状態で
飽和状態にありVCE≒0)。1次巻線2aの両端に発生す
る電圧V2aは、 V2a=VB−VCE であるので、VCEが大きくなればV2aは小さくなる。V2a
に印加される電圧が小さくなれば、磁気的結合している
3次巻線2cに発生する電圧も小さくなる。そうなると、
I3も減る。能動領域でのベース電流I3の減少は益々VCE
を大きくすることになり、この正帰還により、パワTr3
はオフ方向へ動く(=遮断する)。このタイミングでト
ランス各巻線の極性は一気に反転する。(もちろん、3
次巻線にはトランジスタをオフさせる様な負の電圧が発
生する。) 極性が反転すると、それまで流れていなかつた2次巻
線2bに2次電流I2が流れる。I2は第5図(B)の様に直
線的に下降する特性となる。このI2により、主放電コン
デンサ4は充電される。I2が0になると、回路状態は初
期状態になり、再び抵抗10からの電流I10によりパワTr3
がON方向へ動くサイクルが始まる。
以上の動作を繰り返して、パワTrの発振が持続し、コ
ンデンサ4に電圧が充電されていく。点火時期になる
と、タイミングセンサ8に発生する信号により、SCR5の
ゲートがトリガされる。その結果コンデンサ4の電荷は
イグニシヨンコイル6に放電され、点火栓7には高電圧
が発生し点火する。
なお、第1図の回路に於ては、動作の途中で、コンデ
ンサ4の充電電圧が高くなりすぎた場合は過電圧検出回
路16,発振停止回路15により、トランジスタ3をOFFさせ
て、一時的に前記、パワTr3−トランス2による自励発
振動作を停止する。また、点火信号が入力した直後も発
振停止回路15により、パワTr3をOFFさせて、一時的に前
記自励発振を停止し、点火用SCR5のターンオフをしやす
くする。
発振停止回路15の動作;過電圧検出回路16の出力、又
は、タイミングセンサ8より点火信号が15に入力される
と、トランジスタ15aがONして、パワTr3のベース電圧を
0にして、発振停止させる。
従来回路の場合、I1の遮断電流値I5は、*1式、*2
式より、 と表すことができる。
次に第1図の本発明の回路では、1次電流I1が所定値
に達したら、遮断する様にした。即ち、定電流遮断検出
回路9により、1次電流が次式ICになつたら遮断する。
但しVRはコンパレータの参照電圧で、ICによりトランジ
スタ3の動作が飽和領域から能動領域に入らないよう に飽和領域内の適当な値にICが成るようにVRを適宜設定
する。従つて1次電流により、抵抗9に発生する電圧
が、コンパレータ9aの参照電圧VRになつたら、遮断する
(パワTr3がオン→オフになる)ことになる。この遮断
のタイミングを決める方式がちがう点を除けば、従来方
式と同じ動作をする。
上記構成による、本発明の発振方式の特徴は、以下の
効果を持つことである。
DC−DCコンバータのエネルギ変換効率。
パワTr3がオン→オフする時、従来方式では、パワTr
の動作領域が、飽和領域→能動領域へ移行する状態にな
り、パワTrで電力損失(コレクタ電流×VCE飽和電圧)
を生じる。しかし、本発明ではパワ・トランジスタは常
に飽和領域で使用するので、パワトランジスタのVCE
0で、パワトランジスタの電力損失が少なくできるた
め、トランス自励発振方式のDC−DCコンバータのエネル
ギ変換効率の向上に、大きく寄与するものである(従来
方式では50%程度であるが本方式により60%程度に向上
することが可能)。
遮断電流ICの設計・生産のしやすさ(設計自由度の
向上)。
1次電流の遮断値ICは、従来方式は*3式で、本方式
は*4式により設定される。両式の比較から明らかな様
に、従来方式は、トランジスタhFEの影響をうける(hFE
のばらつき、hFEの温度変化)。従つて、ICを所定の範
囲内に抑えるには、トランジスタ等回路部品の調整・選
別が必要となり、生産コストの上昇をまねく。
しかし、本方式では、*4式の様にICの設定は容易で
hFEのばらつきも考える必要がない。
以上、本発明による発振方式の特長を、トランス自
励発振方式の範ちゆうで考えたが、本発明の意義、効果
はまた他励発振方式との比較において、次の様に指摘出
来る。
(1) 他励発振方式は、パワTr3のオン−オフの繰り
返しを、独立した発振回路で行なうため、トランジスタ
3が、オン→オフに移行する時も、飽和領域動作をさせ
ることが可能なため電力損失が少なくエネルギ変換効率
がよい。遮断電流ICの設定も容易である。しかし、独立
した発振回路が必要となり、回路規模が増加する。
従つて、本方式を、他励発振方式と比べると、エネル
ギ変換効率の良さ・ICの設定容易さは同程度に向上する
が、複雑な発振回路を必要としないという優れた効果を
生じている。
(2) パワ・トランジスタがONからOFFに移行する際
の電力損失が本発明により減少されることが上述された
のであるが、これに加えて本発明は次に述べる如く、OF
FからONに移行する際に他励発振方式で生じ得る回路の
休止時間を生じることなくDC−DCコンバータの時間的使
用効率の高い自励発振方式の特長を有効に利用してエネ
ルギ変換効率の向上に寄与する。
第1図の回路の要部を抜粋して示す第2図(A)にお
いて、点火用コンデンサCに電圧が充電されている場合
(VC≠0)と、充電されていない場合(VC=0)とを比
べてみる。
第2図(B) VC≠0の場合…即ち一回の点火に対し、
パワTrは数10回〜100回程度の発振を行ない、同じ回数
の小パルスでCを充電するが、ある程度Cが充電されて
いる場合である。
第2図(C) VC=0の場合…即ち、数10回〜100回行
なう発振の1回目の場合である。
・ I1については、第2図(B)も第2図(C)も同じ
波形である。
・ I2については、ピーク値は第2図(B)も第2図
(C)も同じ、I2P(a)=I2p(b)。しかし、流れている時
間はVC≠0の方が短い、TOFF(a)<TOFF(b)
上の図はトランス式自励発振の場合を示している。し
かし、もしこれを他励発振で行なうと、(つまり、トラ
ンスの2次側負荷の状態とは無関係に発振周期が決まつ
ている、とすると)次の問題がある。
発振周期のうち、パワTrをOFFさせる時間をいかに設
定すべきか、ということである。他励発振の場合は、上
記トランス式自励発振の様に、VCの値に応じて、パワTr
のOFF時間TOFFが自動的に追従するということはできず
に、一定である。従つてもし、TOFF=TOFF(b)という様
に設定してしまうと、VCが充電されていつて、VC
状態になると、TOFF(a)は、TOFF(b)より短いので、{T
OFF(b)−TOFF(a)}という期間ではパワTrはOFFしている
が、I1もI2も流れていない、という何も仕事をしていな
い時間が発生する。
そこで今度は逆にTOFF<TOFF(a)という様にOFF時間を
設定すると、VC≒0の状態では本来、IonだけパワTrがO
Nしていれば、1度にTOFF(b)の期間に渡つて充電できる
だけのエネルギを、トランスに磁気エネルギとして蓄え
ているのに、TOFF(b)より短い時間しかOFFしていない。
従つて、トランスからエネルギをCに全部、移す前に次
の発振サイクルへ進んでしまう。
これが、CDI点火装置へ他励発振方式を適用する時の
問題である。CDIの場合の様に、トランス2次側の負荷
が0V〜300Vも大きく変わる場合は、OFF時間が、負荷状
態に応じて、自動追従できるトランス自励発振方式がマ
ツチしていると考える。
以上述べたように、他励発振回路と自励発振回路のメ
リツトに着目し、これらメリツトを効果的に結合し、デ
メリツトをなくした構成が本発明と言える。
第3図に、他の実施例を示す。定電流検出遮断回路9
は、抵抗9bと2つのダイオード9c,9dから成る。トラン
ジスタ3のベース電位V は、I1が増加していくと、V
=I1×(9bの抵抗値)+VBEで与えられる。この値
が、ダイオード9c,9dの順方向電圧降下の和=2×VF
越えると、ベース電流は、9c,9dの方へ流れてしまうの
で、遮断電流値ICは、 で決められる。(VBE≒VFと考える。) 第4図に更に他の実施例を示す。定電流検出遮断回路
9は、第4図(A)のように抵抗9bと、SCR9eとから成
る。遮断電流値ICは、 で決めることができる。また第4図(B)のようにSCR9
eの他にトランジスタ9fでもよい。
これ以外にも図示はしないが、必要な素子については
温度補償回路を追加する、等を行なってもよい。
発明の効果 コンデンサ放電式無接点点火装置において、トランス
の1次巻線電流をスイツチング・トランジスタでオン、
オフして2次巻線に接続された主放電コンデンサを充電
する際に、1次電流に応答する3次巻線の正帰還により
自励発振する同トランジスタを飽和領域内で定電流遮断
することにより、同トランジスタのオン時にもベース電
流を充分流すように設計できるので飽和電圧も小さく出
来る。また、点火信号に基づいて点火用スイッチング素
子(SCR)を導通させるに際して発振停止回路がDC−DC
コンバータのスイッチング・トランジスタの自励発振を
一時的に停止してスイッチング素子のターンオフをしや
すくする。従って簡単な構成でトランジスタの電力損失
を減少してエネルギ変換効率を向上し、トランスの小型
化も可能にする。更にまた、スイッチング・トランジス
タの飽和領域内の所定値のコレクタ電流またはエミッタ
電流を検出して同トランジスタをオフするために、電源
電圧の高低に係わらず同トランジスタを飽和領域と遮断
領域との間で動作可能に出来るので設計自由度が向上す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による点火装置の実施例を示す回路図で
あり、第2図は第1図の装置の特徴を説明するための原
理図であり、第3図、第4図は本発明の別の実施例の要
部回路図であり、第5図、第6図は従来例を示す回路図
である。 1……バツテリ 2……DC−DCコンバータ用トランス 3……遮断用パワTr 4……CDI用主放電コンデンサ 5……SCR 6……イグニシヨンコイル 7……点火栓 8……タイミングセンサ 9……定電流検出遮断回路 9a……コンパレータ 10……抵抗 11……3次巻線フイードバツク用素子 12……ダイオード 13……DC−DCコンバータ 14……CDI点火回路 15……発振停止回路 16……過電圧検出回路
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−204261(JP,A) 特開 昭59−58159(JP,A) 実開 昭57−95081(JP,U) 実開 平1−71172(JP,U) 米国特許3599616(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F02P 3/08 H02M 3/338

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】点火信号に基づいて点火用スイッチング素
    子を導通させることにより点火用の主放電コンデンサの
    電荷を放電し、これにより点火栓に点火させる内燃機関
    用のコンデンサ放電型無接点点火装置において、 直流電源からトランスの1次巻線に流れる電流をスイッ
    チング・トランジスタでオン、オフして2次巻線により
    点火用の主放電コンデンサを充電し、1次電流に応答す
    るトランスの3次巻線の正帰還により自励発振するDC−
    DCコンバータであって、前記スイッチング・トランジス
    タの飽和領域内の所定値のコレクタ電流またはエミッタ
    電流を検出して前記トランジスタをオフすることにより
    前記1次巻線電流をオフにして発振を繰り返すDC−DCコ
    ンバータと、 点火信号に応答して前記DC−DCコンバータの自励発振を
    停止する発振停止回路と を備えることを特徴とする内燃機関用自励発振式無接点
    点火装置。
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US3599616A (en) 1968-08-22 1971-08-17 Nippon Denso Co Ignition system for internal combustion engines

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