JP2865743B2 - 車載情報表示方法 - Google Patents

車載情報表示方法

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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、車載情報機器における情報表示方法に関わ
る。
[従来の技術] 自動車搭乗者に様々な情報を提供するシステムが種々
検討されている。その中に第2図に示すようなシステム
がある。このシステムは、センタ1と、路上装置20,2
3、路上アンテナ21,24などで構成される。路上送信機2
0,23は交差点の手前の路側に設置され路上アンテナ21,2
4を介してからはデジタルデータにより変調された電波
を道路3に向けて放射する。この電波により比較的狭い
通信エリア22,25(10〜100m程度)が構成されている。
サービスされる情報内容は、渋滞情報のように時々刻々
変化するものについては、センタ1から通信回線7を介
し送られたもの、交差点の形状など変化の少ない情報の
みの場合については路上装置20,23の内部で記憶したデ
ータを用いる、車両4は、通信エリア22,25に進入する
と、路上装置20,23から送られてくる電波を受けること
ができる。アンテナ5により受けられた電波は、車載装
置6においてデータの復元が行われ、処理されて表示器
によりその情報内容を表示し運転者などに伝えることが
できる。
送信される情報内容の概要を第3図に示す。路上装置
20,23からはそれぞれの近傍の交差点などに関する情報
すなわち、交差点形状、交差点までの距離、交差点にお
けるそれぞれの行先別の地名、距離および路線名称など
が送信される。これらのデータは一定のフォーマットに
従って送信される。
第4図には、車両側の装置構成例を示す。アンテナ5
により受信された電波は、受信機60において、デジタル
データの形に復調される。さらに処理装置61ではそのデ
ータを加工して例えば第5図に示す如き画面にデータを
変換して表示器62に表示することにより運転者に伝え
る。運転者はこのような表示を参考に走行経路を決定す
ることができる。
なおこの種の装置に関連するものとして、特開昭63−
31231号公報記載のものがある。
[発明が解決しようとする課題] 上記情報は、ドライバが実際に運転中あるいは、停車
中に参考にして、進行方向などを決定するための助けを
目的としており、適切な時期に適切な形で運転者に提供
されなければならない。しかも運転中であれば、安全上
即座に判断できる形である必要がある。そのためには、
見易く、しかも直観的に理解できる必要がある。
また車載される表示装置は、大きさ、価格などに厳し
い制限が設けられるのが通常であり、屋内で使用される
コンピュータ装置の端末のような大画面で高精細な表示
装置を望むことは不可能である。従って、比較的小さな
(たとえば6インチ)画面の、しかも比較的分解能の悪
い表示器を使用することが前提になる。
従来上記のような情報を、限られた分解能、大きさの
表示器に、効率的にしかも直観的に理解し易い形で表示
することについては余り検討されてなかった。
本発明は以上の諸問題点を考慮したものであり、車両
内部で直観的に理解しやすい情報の表示方法を提供する
ことを目的とする。
[課題を解決するための手段] 上記目的は、通信手段を用いて外部から、あるいは、
内部の情報記憶手段から道路に関する情報を入手して処
理し、処理されたた情報内容を文字および図象の形で表
示する車載装置における情報表示方法において、前記道
路に関する情報は、車線に関する情報を含み、前記道路
が複数の道路に分岐する分岐点付近で、前記複数の道路
に至る各々の車線を区別して表示することによって達成
される。
[作用] 路上装置からの電波を、車上のアンテナで受信し、車
載装置でデータに復元される。受信されたデータから交
差点形状、分岐点の情報を使用する。
処理の過程において、複数の交差点、分岐点情報が含
まれている場合、交差点、分岐点までの距離、行先、車
線等の情報を使用し、あらかじめ、リードオンリーメモ
リ(ROM)等の記憶媒体に入れられたデータを組み合わ
せ、複雑な交差点・分岐点を表示する。これによって、
ドライバーに混乱なく、進行すべき方向を伝えられる。
[実施例] 以下、本発明の一実施例を第1図を用いて説明する。
第1図は、車載装置の全体の構成を示すものである。路
上装置からの電波を受信するアンテナ5、アンテナで受
信された信号を復調する受信機60、受信機の出力である
復調データおよび各種センサ、スイッチを読み込み処理
して、表示回路を制御する制御回路611、表示器62に表
示するデータのタイミングやその他の制御を行う表示制
御回路612、表示すべき画面データを記憶するメモリ(V
RAM)613、表示制御回路612が出力するデータを表示器6
2に適した形に変換するエンコーダ614、車両の方位を検
出する方位センサ615、車両の速度を検出する車速セン
サ616、車のライトを点灯するためのスイッチ617、方向
指示器を点灯するためのスイッチ618,619、車載装置61
の動作を設定する設定器(スイッチなど)64などから成
り立っている。
車速センサ616は車が一定の距離を走行する毎に電気
的なパルスを発生するものであり、一定時間のパルス数
を計数することにより車速を算出することができる。ま
た方位センサ616は地磁気を直交成分に成分に分解し
て、検知し、そのレベルを演算することにより方角を求
めるというものであり、公知の技術である。
今、第6図に示す如きデータが送られている通信エリ
アに車両が進入すると、例えば第7図に示す表示を表示
器62上に行う。この例では、受信されたデータを必ずし
も全て使用してはいない。道路形状は遠近法を応用した
形で表現してある。本線720は黄色で示し、分岐路722は
それと異なる色(緑)で表している。また、その上に車
線721を異なる色(白)の破線で表している。ここで本
線とは現在走行中の路線と同一の名称を持つものとして
いるが、図6に示したように、情報を受信した地点の路
線名と各分岐路線名とから容易に本線を識別できる。ま
た車線情報より車線721も容易に描くことができる。さ
らに第2分岐723がある場合、分岐路722の先に組合せて
表示してある。背景色は暗色系統とし、文字色は反対に
明色系統を用いている。本実施例では、背景色を黒、文
字色を白として表示してある。
以上の機能は制御回路611の内部のマイクロコンピュ
ータのソフト処理により実現が可能である。そのための
フローチャートを第8図に示す。電源が投入されるある
いはシステムがリセットされるとステップS10に入り、
所要の初期化を行う。初期化の内容は、メモリのクリ
ア、VRAM613のクリア、表示回路の初期設定などを含
み、回路全体が動作可能な状態にする。続いてステップ
S11において、データの受信を待機する。路上装置から
のデータが正常に受信できると、メモリにデータを取り
込む(ステップS12)。続いて、メモリに取り込まれた
データを元に描画を行う(ステップS13)。そして車速
センサ616で走行距離を算出し、交差点を通過を判定す
ると、表示をクリアしてステップS11において次のデー
タを受信を待つ。
第9図には、第8図に用いられた描写のフローチャー
トを示す。先ずステップS20において、交差点形状、車
線を読込み、描画の形状を判定する。判定が終ると、本
線、車線、分岐路の描画を行う(ステップS21〜S23)。
次にステップS24において第2分岐路があるか判定し、
ある場合はその方位を読込み、描画を行う(ステップS2
5,S26)。描画が終るとステップS27において交差点名
称、交差点までの距離、行先名称等を表示して出る。
地名、数字などの表示については、公知の技術であ
り、文字のコードに対するパターンを記憶したメモリと
表示制御用のLSIとにより容易に実現できる。同様に絵
の描画についても公知の技術であるが、ここに用いられ
た方法について詳しく説明する。第10図に、第7図に示
した道路の部分を4つのセグメントに分けたものを示
す。あらかじめこれらのデータをROMに入れておき、組
合せる形で表示する。受信したたデータから交差点形、
車線情報を抜き出し、それをもとにROMから描画データ
を読み出す。第7図の場合3車線であり、分岐路がその
うち2車線なので110の様な組合せとなる。次に車線を
示す破線をその上に書き加える(111)、次に第2分岐
路の情報を抜き出し、分岐路の先に組合せ描写を行う。
第12図に組合せを変えて、第2分岐路の形状を加えた例
を示す、描写の方法は同様の処理できる。描写は専用LS
I(例えば、日立製作所のACRTC HD63484)を用いて、
直接描写することも可能である。本実施例によれば、複
雑な形状の交差点,分岐路を表示できるので、第13図で
示すC地点が目的地であるとき、分岐点AでV方向に向
かってしまうことなく、分岐点Bまで行ってC方向に正
しく進むことができる。よって、よりドライバの立場に
立った正確な情報を提供することができる。
[発明の効果] 本発明によれば、運転者に分岐点付近での道路および
車線に対する情報を分かり易く提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における車載装置の構成を説
明するブロック図、第2図は車に情報を提供するシステ
ムの概念図、第3図は提供される情報例を説明する図、
第4図は車載情報装置の構成を説明する図、第5図は車
載表示装置への表示のイメージ図、第6図は提供データ
の具体例を示す図、第7図は本発明の一実施例による表
示例を示す図、第8図は実施例における制御装置の動作
を説明するフローチャート、第9図は第8図における描
画のサブルーチンの詳細フローチャート、第10図は、第
7図のセグメント図、第11図は、第7図の描画手順を示
す図、第12,13図はその他の表示例を示す図である。 符号の説明 5……アンテナ、60……受信機、611……制御部、612…
…表示回路、613……VRAM、614……エンコーダ、62……
表示器。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 荒木 宏 茨城県勝田市大字稲田1410番地 株式会 社日立製作所カーオーディオビジュアル 工場部内 (72)発明者 日向 敏郎 東京都国分寺市東恋ケ窪1丁目280番地 株式会社日立製作所デザイン研究所内 (56)参考文献 特開 平1−134210(JP,A) 特開 昭64−35313(JP,A) 特開 昭64−23110(JP,A) 特開 昭63−277921(JP,A) 特開 昭61−229199(JP,A) 特開 平3−150699(JP,A) 特開 平3−17799(JP,A) 特開 平2−108912(JP,A) 特開 平2−69617(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G09D 29/10 G01C 21/00 G08G 1/09

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】通信手段を用いて外部から、あるいは、内
    部の情報記憶手段から道路に関する情報を入手して処理
    し、処理された情報内容を文字および図象の形で表示す
    る車載装置のおける情報表示方法において、 前記道路に関する情報は、車線に関する情報を含み、 前記道路が複数の道路に分岐する分岐点付近で、前記複
    数の道路に至る各々の車線を区別して表示することを特
    徴とする車載装置における情報表示方法。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記複数の道路は、自
    車が走行中の路線の道路と前記自動車が走行中の路線と
    は別の路線の道路とからなることを特徴とする車載装置
    における情報表示方法。
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